特許第6981684号(P6981684)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6981684
(24)【登録日】2021年11月22日
(45)【発行日】2021年12月17日
(54)【発明の名称】壁掛型エアコン室内機及びエアコン
(51)【国際特許分類】
   F24F 13/20 20060101AFI20211206BHJP
【FI】
   F24F1/0007 401A
   F24F1/0007 401E
【請求項の数】15
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-563128(P2019-563128)
(86)(22)【出願日】2019年10月22日
(65)【公表番号】特表2021-517624(P2021-517624A)
(43)【公表日】2021年7月26日
(86)【国際出願番号】CN2019112438
(87)【国際公開番号】WO2020177329
(87)【国際公開日】20200910
【審査請求日】2019年11月14日
(31)【優先権主張番号】201910159184.9
(32)【優先日】2019年3月3日
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201920267967.4
(32)【優先日】2019年3月3日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517335189
【氏名又は名称】広東美的制冷設備有限公司
【氏名又は名称原語表記】GD MIDEA AIR−CONDITIONING EQUIPMENT CO.,LTD.
(73)【特許権者】
【識別番号】512237419
【氏名又は名称】美的集団股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】MIDEA GROUP CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100203297
【弁理士】
【氏名又は名称】橋口 明子
(74)【代理人】
【識別番号】100175824
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100135301
【弁理士】
【氏名又は名称】梶井 良訓
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲華▼▲軍▼
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 小波
(72)【発明者】
【氏名】▲呂▼ 建▲華▼
【審査官】 石田 佳久
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−187379(JP,A)
【文献】 特開2007−040701(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第108931046(CN,A)
【文献】 中国実用新案第207268479(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 13/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースとフレームとを含み、前記ベースには送風口を有する風道が形成され、前記送風口の長さ方向における一側には取付板が設けられている筐体と、
前記取付板の前記送風口から背を向けている側に設けられているモータアセンブリと;
前記ベースに設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在し、前記モータアセンブリの上方に位置する第一延伸板であって、前記第一延伸板、取付板及び前記フレームの間に一つの格納空間が囲まれて形成され、前記格納空間は前記取付板と対向する一つの開放口を有する第一延伸板と、
前記フレームの内表面に設けられ、後ろへ延在して、前記開放口を少なくとも部分的に遮って、前記送風口との間に前記モータアセンブリが位置する防鼠板と、
を含む壁掛型エアコン室内機。
【請求項2】
前記モータアセンブリと前記フレームとの間の最小隙間は10mm以下である請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項3】
前記防鼠板と前記モータアセンブリとの間の隙間は10mm以下である請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項4】
前記第一延伸板と前記防鼠板との間の隙間は10mm以下である請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項5】
前記第一延伸板は後に向かって且つ下へ偏って延在している請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項6】
前記壁掛型エアコン室内機は、
前記ベースに設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在し、前記モータアセンブリの後方に位置する第二延伸板と、
前記取付板に設けられ、前記第一延伸板と第二延伸板を接続する移行板と、
をさらに含む請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項7】
前記移行板は前記モータアセンブリへ突出して設けられている階段状をしている請求項6に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項8】
前記階段は、
前記第一延伸板に接続され、下へ延在している第一階段面と、
前記第一階段面と前記第二延伸板を接続し、下へ向かって且つ後に偏って延在している第二階段面と、
を含む請求項7に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項9】
前記第二延伸板と前記フレームとの間の最小隙間は10mm以下である請求項6に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項10】
前記ベースはさらに:前記取付板と前記第一延伸板を接続し、前記取付板の前記モータアセンブリに近い側に位置し、前記第一延伸板の前方に位置するベース端板を含む請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項11】
前記防鼠板と前記ベース端板との間の隙間は10mm以下である請求項10に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項12】
前記防鼠板と前記フレームとの接続場所には補強リブが設けられている請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項13】
壁掛型エアコン室内機は更に換気モジュールを含み、前記換気モジュールは前記筐体内に設けられ、前記換気モジュールは前記第一延伸板の風道から遠く離れた側に位置する請求項1に記載の壁掛型エアコン室内機。
【請求項14】
壁掛型エアコン室内機を含むエアコンであって、前記壁掛型エアコン室内機は、 ベースとフレームを含み、前記ベースには送風口を有する風道が形成され、 前記送風口の長さ方向における一側には取付板が設けられている筐体と;
前記取付板の前記送風口から背を向けている側に設けられているモータアセンブリと、
前記ベースに設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在し、前記モータアセンブリの上方に位置する第一延伸板であって、前記第一延伸板、取付板及び前記フレームの間に一つの格納空間が囲まれて形成され、前記格納空間は前記取付板と対向する一つの開放口を有する第一延伸板と、
前記フレームの内表面に設けられ、後ろへ延在して、前記開放口を少なくとも部分的に遮って、前記送風口との間に前記モータアセンブリが位置する防鼠板と、を含む
エアコン。
【請求項15】
壁掛型エアコン室内機を含むエアコンであって、前記壁掛型エアコン室内機は、
ベースとフレームとを含み、
前記ベースには送風口を有する風道が形成され、前記送風口の長さ方向における一側には取付板が設けられている筐体と、
前記取付板の前記送風口から背を向けている側に設けられているモータアセンブリと、
前記ベースに設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在し、前記モータアセンブリの上方に位置する第一延伸板であって、前記第一延伸板、取付板及び前記フレームの間に一つの格納空間が囲まれて形成され、前記格納空間は前記取付板と対向する一つの開放口を有する第一延伸板と、
前記フレームの内表面に設けられ、後ろへ延在して、前記開放口を少なくとも部分的に遮って、前記送風口との間に前記モータアセンブリが位置する防鼠板を含み、
前記壁掛型エアコン室内機は更に電気制御ボックスを含み、前記電気制御ボックスと前記モータアセンブリはそれぞれ前記風道の両側に位置するエアコン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本願は2019年3月3日に出願された、出願番号201910159184.9、発明名称「壁掛型エアコン室内機及びエアコン」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容を引用により本願に組み入れる。そして2019年3月3日に出願された、出願番号201920267967.4、発明名称「壁掛型エアコン室内機及びエアコン」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容を引用により本願に組み入れる。
【0002】
本願は壁掛型エアコン室内機の分野に関し、特に壁掛型エアコン室内機及びエアコンに関する。
【背景技術】
【0003】
従来の壁掛型エアコン室内機には通常では、導風構造を駆動するモータアセンブリが設けられており、壁掛型エアコン室内機のベースとフレームの取り付け後、通常では比較的大きい通り穴或いは隙間が存在するため、壁掛型エアコン室内機の倉庫保管、運送及び取り付けや使用の過程において、鼠、虫及びゴキブリ等がこの通り穴或いは隙間からモータアセンブリの取付空間に入ることになりやすく、深刻の場合には、導線或いは他の材料、部品が噛み切られて、最終的には漏電或いは発火等の事故を起こして、使用者の身の安全をひどく脅かしてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願の主な目的は、鼠がモータアセンブリの取付場所に入ることを阻止して、モータアセンブリとモータアセンブリを接続する配線の安全性を向上させるための壁掛型エアコン室内機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本願が提供する壁掛型エアコン室内機は:
ベースとフレームとを含み、前記ベースには送風口を有する風道が形成され、前記送風口の長さ方向における一側には取付板が設けられている筐体と、
前記取付板の前記送風口から背を向けている側に設けられているモータアセンブリと、
前記ベースに設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在し、前記モータアセンブリの上方に位置する第一延伸板であって、前記第一延伸板、前記取付板及び前記フレームの間に一つの格納空間が囲まれて形成され、前記格納空間は前記取付板と対向する一つの開放口を有する第一延伸板と、
前記フレームの内表面に設けられ、後ろへ延在して、前記開放口を少なくとも部分的に遮って、前記送風口との間に前記モータアセンブリが位置する防鼠板と、を含む。
【0006】
好ましくは、前記モータアセンブリと前記フレームとの間の最小隙間は10mm以下である。
好ましくは、前記防鼠板と前記モータとの間の隙間は10mm以下である。
【0007】
好ましくは、前記第一延伸板と前記防鼠板との間の隙間は10mm以下である。
【0008】
好ましくは、前記第一延伸板は後に向かって且つ下へ偏って延在している。
【0009】
好ましくは、前記壁掛型エアコン室内機はさらに:
前記ベースに設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在し、前記モータアセンブリの後方に位置する第二延伸板と、
前記取付板に設けられ、前記第一延伸板と第二延伸板を接続する移行板と、を含む。
【0010】
好ましくは、前記移行板は前記モータアセンブリへ突出して設けられている階段状をしている。
【0011】
好ましくは、前記階段は:
前記第一延伸板に接続され、下へ延在している第一階段面と、
前記第一階段面と前記第二延伸板を接続し、下へ向かって且つ後に偏って延在している第二階段面と、を含む。
【0012】
好ましくは、前記第二延伸板と前記フレームとの間の最小隙間は10mm以下である。
【0013】
好ましくは、前記ベースは、前記取付板と前記第一延伸板を接続し、前記取付板の前記モータアセンブリに近い側に位置し、前記第一延伸板の前方に位置するベース端板をさらに含む。
【0014】
好ましくは、前記防鼠板と前記ベース端板との間の隙間は10mm以下である。
【0015】
好ましくは、前記防鼠板と前記フレームとの接続場所には補強リブが設けられている。
【0016】
好ましくは、前記壁掛型エアコン室内機は更に換気モジュールを含み、前記換気モジュールは前記筐体内に設けられ、前記換気モジュールは前記第一延伸板の風道から遠く離れた側に位置する。
【0017】
本願ではさらに上記の壁掛型エアコン室内機を含むエアコンを提供する。
【0018】
本願の技術案によれば、第一延伸板、取付板及び前記フレームがモータアセンブリを囲んで設けられ、且つ前記第一延伸板が前記モータアセンブリの上方に位置するようにすることで、鼠が前記モータアセンブリの上方から前記格納空間に入るのを阻止する効果がある。本願の技術案はさらに、防鼠板を利用して格納空間の開放口を少なくとも部分的に遮ることにより、防鼠板に鼠が前記開放口から前記格納空間に入るのを阻止する効果を持たせる。これにより虫や鼠がモータアセンブリの取付空間に入るのを減少し、鼠がモータアセンブリ、導線等のエアコンの部品を破壊するのを阻止するのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本願実施例の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例の説明に必要とされる添付図面を簡単に紹介する。下記説明における添付図面は本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な努力を行わないことを前提に、これらの添付図面が示される構造により他の図面を得ることができる。
図1】本願の壁掛型エアコン室内機の一実施例の構造模式図である。
図2図1における壁掛型エアコン室内機のAにおいての部分拡大図である。
図3図1における壁掛型エアコン室内機のベースとモータアセンブリの構造模式図である。
図4図1における壁掛型エアコン室内機のパネルとモータアセンブリの構造模式図である。添付図面を参照しながら、実施例と合わせて本願目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本願実施例における添付図面と合わせて、本願実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本願の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な努力を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本願の保護する範囲に属す。
【0021】
もし本願実施例で方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後…)に関わる場合、当該方向性指示はある特定の姿勢(添付図面に示す)における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明すべきである。
【0022】
また、本願実施例において「第一」、「第二」等の説明に関わる場合、当該「第一」、「第二」等の説明は、説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定されている特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、当業者が実現できることを前提として、各実施例の技術案は互いに組み合わせることができる。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在しない、且つ本願が請求する保護範囲にないと理解すべきである。
【0023】
本願では壁掛型エアコン室内機を提供する。
【0024】
図1から図4に示されるように、本願実施例において、当該壁掛型エアコン室内機は:ベース100とフレーム200を含み、前記ベース100上には送風口を有する風道が形成され、前記送風口の長さ方向における一側には取付板が設けられている筐体と;前記取付板の前記送風口から背を向けている側に設けられているモータアセンブリ300と;前記ベース100に設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在し、前記モータアセンブリ300の上方に位置する第一延伸板110であって、前記第一延伸板110、取付板及び前記フレーム200の間に一つの格納空間が囲まれて形成され、前記格納空間は前記取付板と対向する一つの開放口を有する第一延伸板110と;前記フレーム200の内表面に設けられ、後ろへ延在して、前記開放口を部分的に遮って、前記送風口との間に前記モータアセンブリが位置する防鼠板210を含む。前記壁掛型エアコン室内機は通常では前記風道内の送風を案内するための導風構造を持ち、前記モータアセンブリ300は導風構造に接続して、当該導風構造を駆動する。前記モータアセンブリ300は本実施例において、モータと減速アセンブリを含む。前記モータアセンブリ300は前記格納空間内に設けられ、しかも当該格納空間の内部には前記モータアセンブリ300を接続する導線も有し、鼠がフレーム200とベース100との間の隙間を通ってモータアセンブリ300の取付場所に入った後では、導線が鼠に噛み切られるおそれがある。
【0025】
本願の技術案によれば、前記第一延伸板110、取付板及び前記フレーム200の間に一つの格納空間を囲んで形成し、前記モータアセンブリ300を当該格納空間の中に設けして、前記第一延伸板110が前記モータアセンブリ300の上方に位置するようにすることで、鼠が前記モータアセンブリ300の上方から前記格納空間に入るのを阻止する効果がある。そして防鼠板210を利用して格納空間の開放口を部分的に遮ることにより、防鼠板210に鼠が前記開放口から前記格納空間に入るのを阻止する効果を持たせる。
【0026】
具体的に、本願では、前記第一延伸板110を前記取付板と接続されることにより、前記第一延伸板110と前記取付板との間に隙間を残さないようにして、前記第一延伸板110の防鼠防虫機能を強化する。
【0027】
本実施例の前記防鼠板は上記の技術案に限定されず、他の実施例では、前記防鼠板が前記開放口を閉じるようにカバーすることで、鼠が前記開放口から前記格納空間の内部に入るのを阻止して、鼠が格納空間内のエアコン部品を破壊するのを避ける。
【0028】
さらに、本実施例では、図2に示されるように、前記モータアセンブリ300と前記フレーム200との間の最小隙間は10mm以下であり、隙間が10mm以下である時、鼠はこの隙間から通ることはできない。前記フレーム200と前記モータアセンブリ300との間の隙間を0〜10mmにコントロールすることで、鼠が前記フレーム200と前記モータアセンブリ300との間の隙間から通るのを有効的に防止できる。
【0029】
さらに、本実施例では、図2に示されるように、前記防鼠板210と前記モータとの間の隙間は10mm以下である。前記防鼠板210と前記モータとの間の隙間が小さい場合、鼠が前記防鼠板210と前記モータとの間の隙間から通るのを有効的に阻止できる。前記モータのハウジングは前記防鼠板210と共同で鼠を止める効果があり、鼠がモータの後方及び前記風道から遠く離れた側から防鼠板210と取付板との間の空間内に入るのを防止できる。前記モータアセンブリ300の配線は防鼠板210と取付板との間の空間に取り付けて、鼠が前記モータアセンブリ300の配線をかじったり噛んだりするのを避けることができる。
【0030】
さらに、本実施例では、図2に示されるように、前記第一延伸板110と前記防鼠板210との間の隙間は10mm以下である。前記第一延伸板110と前記防鼠板210との間の隙間が小さい場合、鼠が前記第一延伸板110と前記防鼠板210との間の隙間から通るのを有効的に阻止でき、防鼠板210と前記第一延伸板の鼠を止める効果を実現する。前記防鼠板210と前記第一延伸板110の間に隙間を設けるので、前記防鼠板210と前記第一延伸板110の間の嵌合精度への要求は低く、防鼠板210の加工難易度を低減するのに有利である。本実施例は上記の技術案に限定されず、他の実施例では、前記防鼠板の前記第一延伸板に近い縁部には封着ゴムストリップが設けられ、前記封着ゴムストリップは前記第一防鼠板に当接されることにより、前記防鼠板と前記第一延伸板との間の隙間を取り除いて、前記防鼠板の防虫効果を強化してもよい。
【0031】
さらに、本実施例では、図2に示されるように、前記第一延伸板110は後に向かって且つ下へ偏って延在している。前記第一延伸板110は前記モータアセンブリ300の上方に位置するため、前記第一延伸板110は下へ偏って延在しるのは、前記モータアセンブリ300と前記第一延伸板110との間の最小隙間を減少して、モータアセンブリ300のハウジングと前記第一延伸板110とが組み合わされて、鼠を止める効果を強化するのに有利である。
【0032】
さらに、本実施例では、図2に示されるように、前記壁掛型エアコン室内機はさらに:前記取付板に設けられ、前記送風口の長さ方向に沿って延在して、前記モータアセンブリ300の後方に位置する第二延伸板120と;前記取付板に設けられ、前記第一延伸板110と第二延伸板120を接続する移行板130を含む。前記第二延伸板120は鼠がモータアセンブリ300の後方から前記格納空間に入る路線を阻止するためのものであり、前記移行板130は前記第一延伸板110と前記第二延伸板120との間の隙間を封鎖して、鼠を止める効果を強化する。一方では、前記第二延伸板120と前記移行板130は同時に前記第一延伸板110の機械強度を強化することも可能となる。
【0033】
さらに、本実施例では、図2図3に示されるように、前記移行板130は前記モータアセンブリ300へ突出して設けられている階段状をしており、前記移行板130が前記モータアセンブリ300へ突出しているのは、前記移行板130と前記モータアセンブリ300との間の隙間を減少して、鼠が移行板と前記モータアセンブリ300の間を通り抜けにくくして、前記移行板130により強い鼠を止める効果を持たせるのに有利である。
【0034】
さらに、本実施例では、図2図3に示されるように、前記階段は:前記第一延伸板110に接続され、下へ延在している第一階段面131と;前記第一階段面と前記第二延伸板120を接続し、下へ向かって且つ後に偏って延在している第二階段面132を含む。前記第二階段面132が前へ向かって且つ下へ傾いて設けられる方式は同時に第二階段面132と第二延伸板120が接続される場所のモータアセンブリ300からの距離を小さくして、前記移行板130と前記第二延伸板120の鼠を止める効果を向上させるのに有利である。
【0035】
本実施例の前記第一延伸板110、第二延伸板120及び移行板130は上記の技術案に限定されず、他の実施例では、前記移行板が弧形を呈して、前記移行板が前記第一延伸板と前記第二延伸板を円滑に移行させてもよい。前記第一延伸板と前記移行板が接続される場所のモータアセンブリからの距離を小さくすると同時に、移行板と第二延伸板が接続される場所のモータアセンブリからの距離を小さくして、鼠を止める効果を向上させるのに有利である。
【0036】
さらに、本実施例では、図2に示されるように、前記第二延伸板120と前記フレーム200との間の最小隙間は10mm以下であり、前記フレーム200と前記第二延伸板120を組み合わせて鼠を止める。前記フレーム200と前記ベース100を組み立てた後、第二延伸板120とフレーム200との間の最小隙間が小さいため、鼠が前記フレーム200と前記第二延伸板120との間の隙間から通ることは不可能になる。
【0037】
さらに、本実施例では、図2図3に示されるように、前記ベース100はさらに:前記取付板と前記第一延伸板110を接続し、前記取付板の前記モータアセンブリ300に近い側に位置し、前記第一延伸板110の前方に位置するベース端板140を含む。前記ベース端板140は前記第一延伸板110と接続されて、鼠を止める範囲を増大させた。本実施例において、前記ベース端板140、前記第一延伸板110、前記移行板130、前記第二延伸板120及びフレーム200が前記モータアセンブリ300を囲んで設けられて、保護リングを形成して、鼠を止める角度が全面的であるという利点を有する。
【0038】
さらに、本実施例では、図2に示されるように、前記防鼠板210と前記ベース端板140との間の隙間は10mm以下である。前記防鼠板210は前記ベース端板140の下方に位置し、前記防鼠板210が前記フレーム200の内側面から延在しると共に、鼠が防鼠板210とベース端板140との間の隙間から通り抜けるのを防止するために、防鼠板210と前記ベース端板140との間の隙間を10mm以下であるようにコントロールする。本実施例では、前記防鼠板210が前記フレーム200に接続され、前記ベース端板140が前記ベース100に位置するため、前記ベース端板140と前記防鼠板210の間に隙間を設けることは、ベース端板140と前記防鼠板210の間の組み合わせの精度を低減させて、防鼠板の加工精度を低減させると同時に、前記フレーム200と前記ベース100との組み立てを便利にするのに有利である。本実施例の前記防鼠板210と前記ベース100端板との間は上記の技術案に限定されず、他の実施例では、前記防鼠板の前記ベース端板に近い縁部には封着ゴムストリップが設けられ、前記封着ゴムストリップが前記ベース端板に当接されることにより、防鼠板とベース端板との間の隙間を取り除いて、防鼠板の防虫効果を強化してもよい。
【0039】
さらに、本実施例では、前記防鼠板210と前記フレーム200との接続場所には補強リブが設けられ、前記補強リブは前記防鼠板210の機械強度を強化する効果があり、前記補強リブは防鼠板210の鼠が押したり突いたりするのに抵抗する性能を強化して、前記防鼠板210の信頼性を強化するのに有利である。
【0040】
さらに、本実施例において、前記壁掛型エアコン室内機は更に電気制御ボックスを含み、前記電気制御ボックスと前記モータアセンブリ300はそれぞれ前記風道の両側に位置する。本実施例では、導風構造を駆動するためのモータアセンブリ300は、壁掛型エアコン室内機の取付空間を合理的に利用するために、モータアセンブリ300と電気制御ボックスをそれぞれ風道の両側に設けると同時に、エアコン送風口の位置を壁掛型エアコン室内機の中心により近いようにすることで、壁掛型エアコン室内機の外観をより美しくするのに有利である。
【0041】
さらに、本実施例において、前記壁掛型エアコン室内機は更に換気モジュールを含み、前記換気モジュールは前記筐体内に設けられ、前記換気モジュールは前記第一延伸板110の風道から遠く離れた側に位置する。前記換気モジュールは室内に新鮮な空気を取り入れるためのものであるが、換気モジュールの存在は、鼠が前記換気モジュールからモータアセンブリ300に通りやすくしてしまう。このため、前記防鼠板210が換気モジュールを有する壁掛型エアコン室内機においてより重要な役割を果たす。
【0042】
本実施例では、図2図4に示されるように、前記防鼠板210は後ろへモータアセンブリ300の一側まで延在したらすぐに停止しており、続けて前記第二延伸板120へ延在していない。本実施例では防鼠板210とモータのハウジングを共同で鼠を止めるように利用すると同時に、防鼠板210の長さが長すぎることによるその機械強度の低下を避けると共に、防鼠板210を製造する材料消費と製造のコストを低減できるように、防鼠板210の長さをコントロールする。
【0043】
本願は更に、壁掛型エアコン室内機を含むエアコンを提供した。当該壁掛型エアコン室内機の具体的な構造については、上記実施例を参照する。本エアコンは上記全ての実施の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての特徴を有し、ここでは逐一贅言しない。
【0044】
以上に述べたことは本願の好ましい実施例に過ぎず、それによって本願の特許の範囲を制限するわけではない。本願の発明構想の下で、本願の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた均等な構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的な応用は、何れも本願の特許の保護範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0045】
100 ベース
110 第一延伸板
120 第二延伸板
130 移行板
131 第一階段面
132 第二階段面
140 ベース端板
200 フレーム
210 防鼠板
300 モータアセンブリ
図1
図2
図3
図4