(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記インターフェース発生器はさらに、表示されたアイテムに関係する販売促進を受け入れるオプションをユーザに提供するように設計されている、請求項1記載のシステム。
前記アクティビティタイプは、ソーシャルメディアパブリケーション、ユーザコメント、ビュー、フェイバリット、ウィッシュリストへの追加、パーチェス、オーダ、およびシェアのうちの1つである、請求項3記載のシステム。
ユーザから、ユーザのフェイバリット、フレンドアクティビティ、およびスポンサー付きメッセージを識別およびアップデートする情報を受領するように設計されているパーソナライゼーションエンジンをさらに含んでおり、前記インターフェース発生器は、受領した情報に基づいてトレンド情報を表示するように設計されている、請求項1から6のいずれかに記載のシステム。
前記インターフェース発生器は、前記プログラムコンテンツからのパフォーマ、オンスクリーンパーソネル、アニメーションキャラクタ、またはミュージシャンの画像を含んでおり、販売促進に応じられる、パフォーマ、オンスクリーンパーソネル、アニメーションキャラクタ、またはミュージシャンによって使用または着用されたアイテムへのリンクを提供するように設計されている、請求項1から7のいずれかに記載のシステム。
前記のパフォーマ、オンスクリーンパーソネル、アニメーションキャラクタ、またはミュージシャンの画像は画像のスクロールウィンドウに表示される、請求項8記載のシステム。
関心の対象のパフォーマ、オンスクリーンパーソネル、アニメーションキャラクタ、またはミュージシャンを識別する情報をユーザから受領するように設計されたパーソナライゼーションエンジンをさらに含んでおり、前記インターフェース発生器はさらに、それら関心の対象のパフォーマ、オンスクリーンパーソネル、アニメーションキャラクタ、またはミュージシャンに基づくトレンド情報を表示するように設計されている、請求項8または9に記載のシステム。
関心の対象のセットまたはオンスクリーン画像を識別する情報をユーザから受領するように設計されているパーソナライゼーションエンジンをさらに含んでおり、前記インターフェース発生器はさらに、該関心の対象のセットまたはオンスクリーン画像に基づいてトレンド情報を表示するように設計されている請求項1記載のシステム。
前記インターフェース発生器は、前記検索したプログラムコンテンツまたはビュー内のプロダクション情報の1以上の要素を含んでいるアイテムを擬似ランダム式に表示するように設計されている、請求項1から11のいずれかに記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0025】
プログラムコンテンツは益々、収入の追加的なストリーム(流れ)としてコンテンツ内でのプロダクトプレースメント(配置)に依存するようになっている。特に、テレビプログラム(番組)は他のタイプのプログラム構成またはマルチメディアコンテンツと共々、デジタルビデオレコーダ(DVR)またはオンラインを介してビューするために活用が可
能であり、コマーシャル(広告)を見ることなくビューアにコンテンツを消費させることができる。これはコンテンツのビューアに到達する販売促進材料の量の減少の結果を招いた。
【0026】
広告および販売促進のためのビュー頻度を増加させる1つの方法はプロダクトプレースメントである。プロダクトプレースメントには、ビューアがプログラムコンテンツの衣装棚、セッティング、ロケーション、等々の一部として必然的にプロダクトを見るようにプログラムコンテンツ内にプロダクトが含まれることが関与する。しかし、プロダクトプレースメントは限定的であり、ビューアはプロダクトの特定ブランドまたは特定製造業者に気付かないかも知れず、よって、特定プログラムコンテンツにおける販売促進のために含まれるプロダクトアイデンティティ、ファッションスタイリング、ルームステージング、ロケーション情報、アーティスト、スタイリスト、またはトータルルック(例:パフォーマによって着用される全アイテム)等のアイテムに関する情報をロケート(位置特定)できないかも知れない。よってビューアはプロダクトを購入できず、またプロダクトの販売促進に関わることができず、潜在的な販売の不成立または顧客の印象の喪失に帰結するであろう。
【0027】
好きなTVショーまたは映画でアイテムを見て、自身でそれを購入することを願うビューアの存在を考えてみる。そのアイテムは最新映画で特定映画女優が履いた新デザイナーシューズであるか、またはアパートのテーブル上に置かれた花瓶であるかも知れない。今日の消費者はそれらアイテムのブランドおよび入手可能性を推測することを余儀なくされている。本発明の実施態様はプロダクションコンテンツで使用されるアイテムを消費者に結び付ける公式情報源システムを提供する。このシステムは気楽なウィンドウショッピング、インスピレーションブラウジング、標的情報リサーチおよびアイテム購入を可能にする。この説明した特徴はさらに放送者に、例えば、プログラムコンテンツに含まれるアイテムのためにインテラクティブ(相互交流)販売促進を含ませることによってプログラムコンテンツの価値を増強させる。プログラムコンテンツのインテラクティブ性を強化することはビューアの関与を改善する1つの方法である。
【0028】
実施態様によっては、エンターテイメントコンテンツにおいて使用されるコンテンツのための公式データベースおよびEコマースサイトが含まれる。プログラムコンテンツのプロバイダおよびデザイナー/リテーラとのインテラクションを通じて、エンターテイメント媒体で使用されるアイテムに関するタイムリーな情報が受領され、維持される。説明したシステム、方法およびデバイス(装置)は消費者に対して直接的にプロダクトおよびサービスの販売促進を彼らのプログラムコンテンツ環境内で提供できる。説明した使用はまた、実際のショーおよび、ショーが消費しているプログラムに言及することでユーザにそれらプロダクトを購入させることができる。
【0029】
従って、実施態様には、プログラムコンテンツに現れるプロダクツの販売促進と販売のためにプログラムコンテンツプロバイダ、オンラインおよびブリックアンドモルタル(店舗販売)ビジネス並びにエンターテイメント情報を共にコヒーシブ(凝集)システムにリンクさせるシステムが含まれる。プロダクション会社は、どの衣装、アクセサリおよびアイテムが、そのシーンが公開される前にプログラムの各シーンに登場するであろうことを予め知る。この情報はシステムの一部としてアクセス可能であるデータベースにおいて入手が可能である。これで販売促進に応じることができる承認されたアイテムのために、ビューアにネットワークおよびブラウザを介してシステムを訪問させる。システムにリンクされたオンライン販売ビジネスには、顧客に対して直接的に履行して発送できるようにオーダが送られる。あるいはオーダの受領後にさらにポピュラーなアイテムをローカル倉庫からビューアに直送できる。
【0030】
このシステムは、どのアイテムが最も人気があるかをモニターし、その人気度をビューアに表示するように設計することもできる。人気度の調査は特定アクター(タレント)または特定ショーに起因する特定アイテムの販売数を調査することで可能である。また人気度はオンライン購買者に所定の方法で自身の購入物を評価するように依頼することでも知ることができる。それによりシステムは、それぞれのショー、映画、デザイナー、衣装、履物、キャラクタ、家具、セットアイテム、ミュージックビデオ、トランク、アクセサリ、アーティスト、ペット、エピソード、シーン、リテーラ、ウィッシュリスト、プロダクトカテゴリ、年代、価格、楽曲、ディレクタ、プロデューサ、ビデオゲーム、コマーシャル、メイキャップ、タツー、ヘアケア、ボディケア、レコードレーベル、配給業者、スタジオ、ジャンル、アップロードデート、パフォーマンス、サービス、ロケーション、セッティング、芳香、グルーミング技術、ファッションスタイル、放送スポーツイベント、予告編、ニュースプログラム、情報プログラミング、ビルボード、コントリビュータ、広告、スポンサー付きプロダクト、スポンサー付きメッセージ、または広告主のごとき人気度トレンドを発生させるために購入データあるいは評価データからトレンドをモニターすることができる。
【0031】
ビューアへのサービスに加えて、上述した形態は効果的なプロダクトプレースメントに関する貴重な情報処理方法も提供する。説明した態様は、設計形態によっては、プログラムコンテンツ(例えば、テレビ、映画、ミュージックビデオ、ビデオゲーム、ライブ放送、等々)の全ての主要な形態からのプロダクトを消費者に結び付けるビジネスのための新媒体を提供し、さらに、消費者のために情報および販売促進のためのオプションを添付する。プログラムコンテンツプロバイダ、リテーラ、およびデザイナーには、露出、認識および制御を獲得し、ビューアとの関係を構築するように販売促進用チャンネルが提供される。このシステムと方法はアイテムおよびプログラムコンテンツに関連する様々な人口統計的情報を収集する。この情報は、存在する対象者を特定、及び/又は新規の対象者を発見することができるプログラムコンテンツプロバイダに対して非常に貴重である。
【0032】
本発明の実施例には、データベースおよびコンテンツに表示されるプロダクトに関連する情報の購入または発見を可能にするために、プログラムコンテンツのビューアをコンテンツプロバイダ、リテーラおよびデザイナーと結び付けるコミュニケーションシステムが含まれる。それら実施例はビューア、コンテンツプロバイダ、リテーラおよびデザイナーの間の仲介者として機能し、ビューアにプログラムコンテンツで使用されたプロダクトを正確に発見させ、ビューアを、それらプロダクトを購入できるロケーションにまで導き、あるいはプロダクトについてさらに学習させる。
【0033】
このシステムの1つの非限定的な利点は、それがビューアと、表示されたプロダクトとの間の接続を簡略化し、ビューアにプログラムコンテンツ内で示されたプロダクトを競合プロダクトの代わりに購入させ、またはさらに学習させることである。プロダクトの購入ロケーションをロケート(位置確認)することの容易性、及び/又は対応するオンラインまたはプロダクトを取り扱うブリックアンドモルタルリテーラを検索することの容易性のおかげで、ビューアが販売促進されたプロダクトを購入または、それをさらに学習する蓋然性は高くなるであろう。
【0034】
本発明の実施態様によっては、システムにアクセスするビューアに関する情報を収集するためのシステムが含まれる。この情報は、例えば、登録データに基づいた人口統計学的データ、並びにページビュー、ライクス(好きなもの)、フェイバリット(例:ショー、キャラクタ、エピソード、等々をフェイバリットとして特定)、シェア、パーチェス(購入物)、等々のごときビューアによるシステムの利用に関する情報を含むことができる。この情報は、産業の投資者に有益なビューアのプロフィールを開発するのに利用でき、さらに以下で詳細に説明するトレンド指標の発生にも利用できる。
【0035】
解説した技術によって解消する1つの技術的な問題は、1つのユーザデバイス(装置)によってプログラムコンテンツに関係するプロダクトまたはアイテムを集成する際の効率の欠如である。例えばプログラムコンテンツに関係するアイテムを購入するために、ユーザデバイスはまず、例えば第1サーバを介在させて、どのアイテムが所与のプログラムコンテンツと関係するかを決定しなければならない。続いてユーザデバイスは購入を目指して、どこでそれぞれの特定アイテムが入手できるかを決定するために第2サーバをロケートして接触しなければならない。そのためには、比較的に多量の帯域幅が必要である。なぜなら、ユーザデバイスは、どのアイテムがプログラムコンテンツと関係しているか、およびどこでアイテムが入手できるかを決定するために利用が可能なリテーラサーバを検索しなければならないからである。1つの態様では、説明した技術は、データベースを維持することで、プログラムコンテンツと関係するアイテムをロケートし、どこでそのアイテムが購入できるかをロケートする速度も高める。さらに、ユーザデバイスは、そのアイテムを販売に供するリテーラをサーチする必要がないので、ユーザに使用される帯域幅は縮減が可能である。
【0036】
ここで使用されている用語「プロダクト」および「アイテム」とは、非限定的に、販売促進、広告、内部プレースメント、その他プログラムコンテンツと関連するする商品、サービス、またはロケーションを意味する。例えば、プロダクトまたはアイテムは、アクターによって着用された衣装、背景の家具またはアクセサリ、あるいはプログラムコンテンツ内のシーンが撮影された撮影場所を意味する。他の例においては、プロダクトまたはアイテムはプログラムコンテンツの形態を説明する情報のことであり、例えば、アクターによって表現される特定の外見の達成手段のごときものである。プロダクトまたはアイテムは、プログラムコンテンツ内で単に言及されたものでも、あるいはそれと関連した商品、サービスまたはロケーションのことでもよい。
【0037】
ここで使用されている表現、アイテムまたはプロダクトを販売促進するとは、非限定的に、アイテムまたはプロダクトの情報を表示し、購入し、サービスをオーダし、販売を申し出、広告し、リースを申し出、賃貸を申し出、インセンティブ(例:クーポン、無料ダウンロード)を提供し、あるいはその他の方法で関心を引き付け、及び/又はプログラムコンテンツに含まれるアイテムあるいはプロダクトを入手するメカニズムを提供することである。
【0038】
ここで使用する「プログラムコンテンツ」とは、非限定的に、テレビプログラム等のマルチメディアコンテンツ、映画、コマーシャル、ミュージックビデオ、ニュース、ビデオゲーム、等々、並びに、他の形態のメディア、広告、あるいは、新聞を含んだ印刷媒体のごとき販売促進材料、広告、ビルボード、等々のことである。プログラムコンテンツはコンサート、コンベンション、パネル、授賞ショー、等々のライブイベントのことでもある。
【0039】
ここで使用される「プログラムコンテンツプロバイダ」とは、非限定的に、プログラムコンテンツ創作者、配給者、放送者、スタジオ、およびアーティスト、並びにコンサート現場、ビデオゲームパビリオン、WebCAM、グーグルグラス、仮想現実装置(例:オキュラスリフト)等々のごとき他のプログラムコンテンツソースのことである。実施形態によっては、リテーラまたはデザイナーとはプログラムコンテンツプロバイダのことである。
【0040】
新規なシステム、装置および方法の様々な態様が添付の図面を利用して以下においてさらに詳細に説明されている。しかし、教示内容は様々な異なる態様で具現化され、本明細書を通じて開示されている特定の構成または機能に限定されると解釈されるべきではない。それどころか、これら態様は、この開示内容が完全なものとなるように提供されており、当該分野の専門家に開示内容のスコープ(カバー範囲)が十分に伝わるように提供されている。ここの教示内容に基づいて、当該分野の専門家は、開示内容のスコープが、独立的に実行されようと、他の態様と組み合わされて実行されようと、システム、装置および方法の全ての態様を含むことが意図されていると理解すべきである。例えば、装置あるいは方法はここで説明されている任意の数の態様を利用して実現または実行できる。さらに、本発明のスコープは、ここに記述されている開示内容に加えて、またはそれら以外の態様に加えて、他の構成、機能性、あるいは構成と機能性を利用して実施される装置または方法を含むことが意図されている。ここで開示されている全ての態様は1請求項の1以上の要素によって具現化できることは理解されるべきである。
【0041】
ここでは特定の態様が説明されているが、これら態様の多数の変形および配置転換は本発明のスコープ内のものである。好適態様の一部の利益および利点が説明されているが、本発明のスコープは特定の利益、活用または目的に限定されることは意図されていない。それどころか、本発明の態様は異なる無線技術、システム形態、ネットワーク、およびトランスミッションプロトコルに幅広く適用が可能であることが意図されており、それらの一部は図面および好適実施態様の以下の説明において解説されている。詳細な説明および図面は本発明を限定するものではなく単に説明しているだけであり、本発明のスコープは添付の請求の範囲およびその均等物によって定義される。
【0042】
図1は本発明の1実施例によるプログラムコンテンツに関連するアイテムを販売促進および発見するためのシステムのブロック図である。
図1のシステム100はネットワーク115に接続された複数のユーザデバイス105を含んでいる。ユーザデバイスはネットワークに接続できる任意の電子ユーザデバイス105でよい。例えば、ユーザデバイス105はパソコン、スマートフォン、スマートウォッチ、グーグルグラス、タブレット、ラップトップ、等々でよい。プログラムコンテンツプロバイダ120、リテーラ130、デザイナー150およびプログラム販売促進サーバ200もそれぞれネットワーク115に接続されている。ネットワーク115は1以上のセルラーネットワーク、データネットワーク、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、メッシュネットワーク、インターネット、パブリックスイッチ式テレフォンネットワーク、プライベートネットワーク、サテライトネットワーク、または他の標準的電子あるいはデジタルコミュニケーションネットワークを含むことができる。ネットワーク115を介したコミュニケーションは有線及び/又は無線手段を介して実現できる。コミュニケーションはHTTP802.11のごときプロトコルベースのものでよい。
【0043】
図1の実施例において、プログラムコンテンツプロバイダ120はプロダクション情報データベース125に接続されている。プロダクション情報データベース125は、プログラムコンテンツプロバイダ120によって創出された個別プログラムコンテンツに含まれるプロダクトまたはアイテムに関連するプロダクト情報を保存する。加えて、リテーラ130はリテール情報データベース135に接続されている。リテール情報データベース135はリテーラ130からの販売促進のために利用が可能なプロダクトに関連するリテール情報を保存する。リテーラ130は、販売オンライン、インストア(すなわち、ブリックアンドモルタルのロケーションを介する)あるいはそれら両方のためにプロダクトを利用可能にできる。プロダクトがサービスまたはロケーションである場合には、リテール情報は、どこでサービスまたはロケーションを発見でき、ユーザ110がサービス及び/又はロケーションをオーダできるかを示すことができる。リテール情報はさらにコンテンツ内の特定サービスまたはロケーションを特定する情報(例:サロンでのブレード加工された眉毛、または特定のダイニングルームあるいはレストランでの料理)でもよい。
図1では図示しないが、複数のコンテンツプロバイダ120とリテーラ130がネットワーク115を介してプログラム販売促進サーバ200に接続できる。
【0044】
システム100はデザイナー情報データベース155に接続されたデザイナー150も含む。デザイナー情報データベース155は、以下で説明するように、プログラム販売促進サーバ200を介してユーザ110によってアクセスできるデザイナー150にデザインされたプロダクトまたはアイテムに関連する情報を含む。その情報がデザイナー情報データベース155に保存されているアイテムはオンラインまたはブリックアンドモルタルストア、あるいはその両方でリテーラ130を介して購入が可能である。デザイナー150はネットワーク115を介してリテーラ130とコミュニケーションすることもできる。例えば、デザイナー150はリテーラ130が特定アイテムを提供することを承認することができる。これでデザイナー150に、だれにアイテムまたはアイテムに関する情報を提供させるかをコントロールさせることができる。
【0045】
プログラム販売促進サーバ200はユーザデバイス105、プログラムコンテンツプロバイダ120、デザイナー150、およびリテーラ130のそれぞれにネットワーク115を介して接続されている。プログラム販売促進サーバ200はさらにウェブサイトデータベース140およびコンテンツエンジン145に接続されている。ウェブサイトデータベース140は、ユーザデバイスの1つに表示されるビューまたはインターフェースを発生させるためにプログラム販売促進サーバ200によって使用される情報を保存する。ユーザ110は、プログラム販売促進サーバ200によって創出される複数のビューを通じてナビゲーションすることにより購入、オーダ、あるいはその情報を入手することを希望するアイテム、サービス、ファッションスタイル/ルックス、プロダクト、またはロケーションを発見および選択することができる。このことは以下で詳細に説明する。
図1で示される実施例に較べて、ウェブサイトデータベース140とコンテンツエンジン145のそれぞれはプログラム販売促進サーバ200内のメモリ内で実行できる。
【0046】
ユーザデバイス105に表示されたビューにはコンテンツエンジン145に保存された情報が加えられる。コンテンツエンジン145は、ユーザ110による承認のために利用が可能な販売促進オプションを有したアイテムに関連する情報を保存する。この情報はプログラム販売促進サーバ200によってコンテンツエンジン145に入力できる。
図1の実施例においては、プログラム販売促進サーバ200はプログラムコンテンツプロバイダ120からアイテムとロケーションの情報を受領し、リテーラ130及び/又はデザイナー150から販売促進情報を受領する。コンテンツエンジン145は階層内にアイテム情報とリテール情報を保存し、プログラム販売促進サーバ200によって、ユーザデバイス105に送られるビューにそれぞれのユーザデバイス105から受領するクエリーに関連するアイテム情報およびリテール/デザイナー情報を加えることができる。
【0047】
プログラム販売促進サーバ200はさらに、情報をコンテンツエンジン145に保存する前にプロダクト情報とリテール情報を処理する。特に、プログラム販売促進サーバ200は、販売促進情報に基づいて、プロダクト情報内のアイテム、サービス、ファッションスタイル/ルックス、ロケーションまたはプロダクトのそれぞれを、アイテム、サービス、ファッションスタイル/ルックスまたはプロダクトを販売促進するリテーラまたはデザイナーとマッチングさせる。従って、コンテンツエンジン145に保存される情報は、アイテム、サービス、ファッションスタイル/ルックスまたはプロダクトを掲載する特定プログラムコンテンツ、シーン、アクター、等々のごときプロダクション情報に加えて、アイテム、サービス、ファッションスタイル/ルックスまたはプロダクトのそれぞれが入手可能であるリテールロケーション(オンラインまたはブリックアンドモルタル)を含むことができる。
【0048】
別実施例においては、プロダクトとリテールの情報は、ネットワーク115を介してはプログラムコンテンツプロバイダ120とリテーラ130から受領されない。この実施例では、プロダクトと販売促進の情報は入力インターフェース(図示せず)を介して、人手によってコンテンツエンジン145に入力される。しかし、本発明は、コンテンツエンジン145内に情報を加える前述の方法には限定されず、プロダクトおよび販売促進の情報をコンテンツエンジン145に送る他の方法でも本発明の教示を逸脱せずに利用できる。
【0049】
図1の実施例に戻ると、コンテンツエンジン145内に保存されるプロダクト情報によって特定されるそれぞれのプロダクトは、アイテム識別子によって特定される。アイテム識別子はプログラムコンテンツ識別子と関係している。プログラムコンテンツ識別子はどのプログラムコンテンツにプロダクツが提示されているかを特定し、プロダクトが複数のプログラムコンテンツ内に提示されているとき、それぞれのアイテム識別子が複数のプログラムコンテンツ識別子と関係できる。関係するプログラムコンテンツのタイプおよびプロダクトのタイプに応じて、アイテム識別子はさらにキャラクタ識別子、セット識別子、シーズン識別子、エピソード識別子、シーン識別子、等々と関係できる。
【0050】
それぞれのプロダクトは、プロダクトの入手先並びにアイテム詳細情報が表示されるリテーラ識別子及び/又はデザイン識別子と追加的に関係できる。アイテム詳細情報は、色彩、寸法、匂い、カット、材料、サービスプロバイダ(例:スタイリスト、タツーアーティスト、メイキャップアーティスト、ヘアドレッサー)およびアイテムのロケーションのごとき販売に利用が可能なアイテムの異なる特性に関連する情報を含む。プロダクトを販売に供することができないときは、プロダクトは、その代わりに、そのロケーション、プロダクトが購入できるブリックアンドモルタルリテーラ、プロダクトまたはファッションルックスの入手方法、バックオーダプロセスまたはプレオーダプロセスのごときプロダクトに関する情報と関係することができる。
【0051】
しかし、コンテンツエンジン145内に保存されるプロダクト情報は前述の構成には限定されず、プログラムコンテンツまたは他の特定用の基準に基づいてプロダクトを分類させることができる任意の方法でコンテンツエンジン145内に保存できる。
【0052】
アイテム識別子はさらに、どこからプロダクトが購入できるか、あるいはどこにサービスまたはロケーションがロケートされるかを示すプロバイダまたはリテーラ識別子を含んでいる。
図1の実施例では、アイテム識別子を含んだプロダクト情報は、コンテンツエンジン145内に保存するためにプログラムコンテンツプロバイダ120からプログラム販売促進サーバ200で受領される。プロバイダまたはリテーラ識別子はプログラムコンテンツプロバイダ120から受領することもでき、あるいはリテーラ130から受領することができる。
【0053】
上述の識別子に加えて、コンテンツエンジン145内に保存されるプロダクト情報はそれぞれのプロダクトの画像も含むことができる。プロダクトが衣装またはアクセサリであるときには、画像はスクリーン上のパーソナリティ(例:タレント、アーティスト、動物、動画キャラクタ)がアイテムを着用しているプログラムコンテンツからのスチール(静止画)でよい。画像はユーザデバイス105に送ることができ、ユーザ110はアイテムをプレビューできる。プロダクトが家具または他の背景プロダクトであるときには、画像はプログラムコンテンツからのスチールあるいはプロダクトを示す他の画像でよい。
【0054】
図2は
図1のプログラム販売促進サーバを詳細に示している。
図2において、プログラム販売促進サーバ200はインターフェース発生器210、プロダクション情報レシーバ220、トレンド分析器230、アイテム情報コレクタ240、販売促進プロセッサ250、およびパーソナライゼーションエンジン260を含む。実施態様よっては、プログラム販売促進サーバ200は他のインターフェースまたは処理モジュール、あるいは
図2で示すインターフェースと処理モジュールのサブセットを含むことができる。プログラム販売促進サーバ200はさらにネットワーク115、ウェブサイトデータベース120およびコンテンツエンジン145への接続のためにインターフェース(図示せず)を含む。
【0055】
インターフェース発生器210はユーザデバイス105に送られるユーザインターフェースを発生させる。それぞれのユーザインターフェースはユーザが選択した基準に基づいてプロダクトを分類するために複数のオプションをユーザ110に提供する。例えば、プロダクトはプロダクションフォーマット(すなわち、プログラムコンテンツのタイプ)、プログラムコンテンツ、キャラクタ、セット、シーン、等々によって分類できる。ユーザ110による購入のためのプロダクトの分類を説明する1実施例は
図3に図示されており、以下で詳細に説明されている。
【0056】
プロダクション情報レシーバ220は、プログラムコンテンツプロバイダ120からプロダクト情報を受領するインターフェースである。プロダクト情報はオプションで処理され、コンテンツエンジン145内に保存される。
【0057】
トレンド分析器230は、プログラム販売促進サーバ200でユーザアクティビティに基づいてプロダクトのそれぞれのカテゴリのためのトレンド指標を発生させる。1実施例では、
図4で示されており、以下で詳細に説明されているように、異なるユーザアクティビティがトレンド指標を発生させるために重み(加重)処理されている。
【0058】
アイテム情報コレクタ240は、リテーラ130及び/又はデザイナー150からリテール及び/又はデザイナーの情報を受領するインターフェースである。リテール情報は処理され、どこでプロダクトが購入できるか(オンラインまたはブリックアンドモルタルのロケーションを介して)またはどこにサービスあるいはロケーションがロケートしているかに関する情報、またはプロダクトに関係する他の情報がユーザデバイス105を介してユーザ110に伝達できるよう、対応するプロダクト情報に関係させられる。同様に、リクエストされると、デザイナーに関する情報がユーザ110にユーザデバイス105を介して送られるよう、デザイナー情報は処理され、対応するプロダクト情報と関係させられる。
【0059】
販売促進プロセッサ250はユーザデバイス105から購入情報を受領し、示されたプロダクトの購入を実行する。購入プロセッサ250はユーザ110のために自動的に1または複数のリテーラ130からプロダクトまたはプロダクト群の購入を完了することができる。購入の完了後、購入プロセッサ250はユーザ110にその購入を通知する。
【0060】
パーソナライゼーションエンジン260はユーザ110の個人的プレファレンス(好み)に関する情報を各ユーザ110のために収集する。パーソナライゼーションエンジン260はユーザ110から関心が寄せられたアイテムまたはカテゴリを特定する情報を受領することができる。パーソナライゼーションエンジン260は、関心が寄せられた特定のアイテムまたはカテゴリに基づいてトレンド指標を表示するか、インターフェース発生器210に表示させる。例えば、パーソナライゼーションエンジン260は、関心が寄せられたタレント、キャラクタ、あるいはセットを特定する情報を受領することもでき、表示されたトレンド指標は特定されたアクターまたはキャラクタに基づくトレンド指標を含む。
【0061】
パーソナライゼーションエンジン260は、ユーザに対して表示されるインターフェースにインターフェース発生器210を加えるとき、コンテンツエンジン145から特定の情報を選択するのに使用することもできる。例えば、もしユーザが、特定のプログラムコンテンツまたはアクターに関心を示したら、パーソナライゼーションエンジン260は、そのプログラムコンテンツまたはアクターに緊密に関連するアイテムあるいはトレンド指標を選択する蓋然性が高い。パーソナライゼーションエンジン260は、ユーザ間の友好関係、フォロワー関係あるいは他の関係を通じてのごときユーザ110に関係するプロダクトまたはアイテムを選択することもできる。
【0062】
図3はプログラムコンテンツに関連するアイテムを販売促進および発見する方法の1例を示すフロー図である。方法300は
図1と
図2で示すようにユーザデバイス105の1つとプログラム販売促進サーバ200との間で実行できる。
図2の実施例においては、この方法はプログラム販売促進サーバ200のインターフェース発生器210によって始動される。
【0063】
ステップ305においてユーザ110はプロダクションタイプを選択する。ユーザ110によって選択されたプロダクションタイプは、ユーザがビューすることを望むプログラムコンテンツのタイプである。実施態様によっては、ユーザ110はユーザデバイス105でプログラム販売促進サーバ200から催促メッセージを受領することでプロダクションタイプを選択することを催促される。続いてユーザ110は催促メッセージからプロダクションタイプ(例えば、ショー、映画、ミュージックビデオ、コマーシャル、予告編、等々)を選択し、ユーザデバイス105は選択されたプロダクションタイプをプログラム販売促進サーバ200に戻す。
【0064】
ステップ310において、プログラム販売促進サーバ200は選択されたプロダクションタイプのためのホームページを検索する。これにはウェブサイトデータベース140からホームページをリクエストすること、およびホームページにコンテンツエンジン145からの情報を加えることが関与するであろう。続いて、このホームページはユーザデバイス110に表示され、複数のプロダクションを含むか、または選択されたプロダクションタイプのプログラムコンテンツを含む。
【0065】
ステップ315においてユーザ110はプロダクションの1つをホームページから選択する。ステップ320においてユーザ110はプログラム販売促進サーバ200によって、プロダクション内でプロダクトを分類する方法を選択するように催促される。分類のための利用が可能な方法はプロダクションのタイプに基づいて決定できる。従って、特定のプロダクションタイプのため、ステップ320がプログラム販売促進サーバ200によって自動的に実行できる。3つの異なる分類法が
図3に示されているが、プロダクトとプロダクションの様々な形態との間の関係に基づく他の多くのプロダクトの分類方法が本発明の教示から逸脱せずに実行できる。
【0066】
ステップ325においてプロダクトはステップ320で選択された分類法に基づいてキャラクタにより分類される。あるいは、ステップ330においてプロダクトはセットによって分類される。ステップ325とステップ320のそれぞれはオプションのステップ360にて以下で説明するように継続する。
【0067】
ステップ335において、ステップ320からユーザ110が選択した分類法に基づいてプロダクトはシーンにより分類される。続いてプログラム販売促進サーバ200はステップ340において、選択されたプロダクションがショーであるか否かを決定する。もしプロダクションがショーであれば、方法はステップ345にて継続し、そこでユーザ110はシーズンを選択し、ステップ350にてユーザはエピソードを選択する。ステップ345とステップ350のそれぞれでのデフォルト選択は最新に放映されたショーのシーズンとエピソードであり得る。
【0068】
ステップ350の後、あるいは、もしプロダクションがステップ340にてショーではないと決定されたら、ユーザはステップ355でシーンを選択するように促される。ステ
ップ355、ステップ325、およびステップ330のそれぞれの後に方法はオプションでステップ360を含むことができる。ステップ360においてユーザ110はキャラクタを選択する。実施態様によっては、その代わり、ユーザ110はキャラクタの代わりにタレントを選択できる。選択する前に、キャラクタまたはタレントは画像のスクロールウィンドウとしてユーザデバイス105で表示できる。
【0069】
次に、ステップ365において、プログラム販売促進サーバ200は前述のステップ305からステップ360での選択と関係する全てのプロダクトのリストを作成する。例えば、もしユーザ110がショーのプロダクションのために特定シーンのキャラクタを選択していたなら、作成されたリストはその特定シーンの当該キャラクタに着用された衣装とアクセサリのアイテムを含んでいたであろう。実施態様によってはリスト内のアイテムはユーザデバイス105に擬似ランダムの順番に表示される。
【0070】
最後に、ステップ370においてユーザ110には、ステップ365で発生されたリストの全部のプロダクト、あるいは任意のサブセットのプロダクトの販売促進を受け入れるオプションが与えられる。販売促進を受け入れる例には、1以上のアイテムを購入またはオーダすること、その1以上のアイテムに関する情報を確認すること、およびその1以上のアイテムのためのクーポンまたは他のインセンティブを入手することが含まれる。ユーザ110が販売促進を受け入れることを決定したら、取引を完成させるため、
図2で示す販売促進プロセッサ250のごとき販売促進プロセッサによってプロセスは継続できるであろう。
【0071】
発生されたリストから、どのアイテムを購入するかの選択に基づいて、プログラム販売促進サーバ200はさらにユーザ110に対して購入額を示す価格を表示する。実施態様によっては、購入額から2つの部分が分割され、それぞれ、プログラムコンテンツのプロデューサと、手数料としてプログラム販売促進サーバ200とに配分される。リテーラ130及び/又はデザイナー150に配分されるように別部分を購入額から分割することもできる。他の実施態様では、プログラム販売促進サーバ200は、アイテムをユーザデバイス105に販売するオンラインリテーラへのリンクを提供する。
【0072】
図3の実施例で説明したように、システム100のユーザ110は選択したプロダクションで使用されている任意のプロダクトのために検索することができる。プロダクション内で販売促進されるプロダクト、サービス、またはロケーションはプログラムコンテンツプロバイダ120から検索されてコンテンツエンジン145に保存されるので、ユーザ110は購入されるアイテムがプログラムコンテンツをプロデュースするのに使用されたものであることに確信が持てる。さらに、ユーザ110はプロダクションの特定の形態と関係するアイテムのセット全体を購入することができる。例えば、キャラクタを選択することで、ユーザ110はキャラクタに着用された衣装全部を購入でき、さらに、キャラクタが特定のシーンで食事した際にその衣装を着用したテーブルをレストランで予約できる。従ってユーザ110は、異なるリテーラまたはリテーラの部門で、それぞれの個別アイテムを発見する必要なく、アイテムのセット全体を発見して購入できる。
【0073】
ユーザデバイス110での表示のためにインターフェース発生器210によって発生された実施例のインターフェースが
図5から
図12において図示され、それら図面に関連付けてさらに詳細に説明されている。これら実施例のインターフェースは
図3の方法において様々な箇所で発生できる。
【0074】
別な実施例はプログラムコンテンツに関連するアイテムの情報を入手する方法である。この実施例では、デザイナーは、彼らのプロダクトがオンラインストアで入手可能になることを願わないかも知れない。あるいは、アイテムはオンラインリテーラを介しては販売できないサービスまたはロケーションであるかも知れない。よって、この実施例では、
図3のステップ370のようにユーザにアイテムのリストを購入するオプションを供与する代わりに、アイテムのリストに関連する情報がユーザデバイス105を介してユーザ110に表示される。従って、ユーザはリストから1以上のアイテムを選択でき、それらアイテムに関連する情報を入手できる。例えばユーザは、映画で示される店のロケーションはどこか、またはプログラムコンテンツのためにサービスを提供する際に使用されるサービスベンダーのロケーションがどこであるかに関する情報を入手できる。別実施例では、ユーザに表示される情報は、プログラムコンテンツのキャラクタに結合するファッションルックスの入手方法をユーザに教える。
【0075】
ユーザ110に表示されるアイテムがロケーションまたはサービスである場合には、ユーザデバイス105はさらに、ユーザ110がジオタギング処理を介してロケーションまたはサービスを発見する際に補助するように設計できる。ジオタギング処理とはユーザ110を所定のロケーションに表示またはガイドする方法のことである。従って、1実施例において、ユーザデバイス105はユーザ110に選択されたアイテムに関係するロケーションへの方向性を示すマップを表示する。別実施例では、ユーザデバイス105はウィッシュリストのアイテム及び/又はフェイバリットであるアイテムがいつ提供可能になるか、あるいは入手可能になるかをユーザに知らせるであろう。
【0076】
本発明の別な実施態様はシステム内でのユーザアクティビティのトラッキングである。トラッキングされたユーザアクティビティはトレンド指標を発生させるのに利用でき、あるいは集積して消費者のサイコグラフィクスに関する情報を発生させるのに使用できる。
図4はユーザアクティビティに基づいてトレンド指標を創出する方法を説明する実施例である。
【0077】
方法400はプログラム販売促進サーバ200のトレンド分析器230によって実施できる。
図4の方法400はステップ410から開始し、そこでトレンド分析器230はカテゴリ内のアイテムに関連する複数のユーザアクティビティを示すデータを受領する。それぞれのカテゴリは購入可能または選択可能なアイテムあるいはプロダクトのコレクションに該当する。例示的カテゴリには、アパレル、アクセサリ、キャラクタ、セットアイテム、エピソード、あるいは関係するアイテムの任意の他のカテゴリが含まれる。ユーザアクティビティは、例えば、ページビュー、ライクス、フェイバリット、シェア、及び/又はパーチェスを含むことができる。
【0078】
ステップ420において、それぞれのユーザアクティビティはトレンド指標上のユーザアクティビティの所望インパクト(影響度)に基づいて、それぞれのアイテムのために重み(加重化)処理される。実施態様によっては、パーチェスユーザアクティビティは、パーチェスが他のユーザアクティビティよりも大きくトレンド指標にインパクトを与えるように、他のユーザアクティビティよりも重く重み処理される。
【0079】
ステップ430において、カテゴリ内のそれぞれのアイテムのためのトレンド指標は、それぞれのユーザアクティビティの数と、それぞれのユーザアクティビティの重みに基づいて創出される。ステップ410からステップ430は、所与のビューで表示されるそれぞれのカテゴリのために反復できる。
【0080】
トレンド指標は、ユーザデバイス105に送られるそれぞれのビューのために発生でき、ユーザデバイス105に送られるビューのコンテンツに基づいている。例えば、ユーザがステップ315(
図3参照)でプロダクションタイプホームページからプロダクションを選択しているとき、ユーザデバイス105に送られた次のビューに含まれるトレンド指標は、選択されたプロダクションに関係するカテゴリまたはアイテムのトレンドを含むであろう。実施態様によっては、アイテムのためにシステム全体のトレンドを特定するユニバーサルトレンド指標を含むことも望ましいであろう。さらに、もしユーザが未だ選択していなかったら、当初のビューに含まれるトレンド指標はプログラム販売促進サーバ200の全体からのカテゴリを反映する。
【0081】
本発明の1実施例を以下で説明する。この実施例で使用されるトレンドは、システム100内に取り上げられたコンテンツの人気度が上昇、及び/又は変化する一般的な方向性をユーザがビューするのに最も容易な方法である。アイテムのトレンドの重みは、ライクス、ビュー、シェア、コメント、フェイバリット、オーダ、およびウェブサイトからのパーチェスの個別の数に基づく。トレンドは2つのサブカテゴリ(ユニバーサルトレンドおよびローカルトレンド)に分割される。“ユニバーサル”トレンドは全体システム100のファクト(状況)を紹介し、“ローカル”トレンドはユーザが現在的にビューしているページに特定であるトレンド(非限定的に、特定ショー、キャラクタ、デザイナー、ウィッシュリスト、プロダクトカテゴリ、アーティスト、レコードレーベル、スタジオ/プロダクションレーベル、プログラムコンテンツプロバイダ、配給業者、ジャンル、およびアップロードデートを含む)となるであろう。トレンドは毎ページに示され、リアルタイムに更新される(緑の上方矢印はアイテムの人気度が上昇したことを示し、青のハイフォンは中立(停滞状態)を示し、赤の下方矢印は人気度が降下したことを示す)。トレンドは、いくつかのカテゴリで構成された“ユニバーサル”トレンドを表示する。例えば、(a)ユーザ110のウィッシュリストのアイテムのユニバーサルトレンドに対する人気度の比較、(b)ウィッシュリスト、(c)ショー、(d)映画、(e)デザイナー、(f)アパレル、(g)履物、(h)キャラクタ、(i)セットアイテム、(j)ミュージックビデオ、(k)トランク(例:販売促進のために利用可能なアイテムのコレクション)で構成されたトレンドが表示される。トレンドは“ローカル”トレンドも表示する。例えば、ユーザ110は1つのプログラムコンテンツ内で全トレンドをビューでき、あるいはユーザ110が現在的にビューしている任意の別ページ内で全トレンドをビューできる。トレンドはテキストあるいは画像でビューできる。
【0082】
この実施例の別な態様はショーによるプログラムコンテンツの分類である。このセクションはユーザ110のフェイバリットショー、スポンサーされたショー、ユーザ110のアクティビティに基づいて推奨されたショー、ユーザ110のフェイバリットショーの新エピソード、およびAからZ(全て)のショーを扱う。サブセクションは、最新の放送により放映されもので示されたエピソードを含む。ここではユーザ110は他のシーズンにおけるエピソードをビューするオプションを有する。シーンのスチールが順番に出現する。ユーザ110はシーンを選択し、そこで映像がスチールの下側にてシーンのキャラクタのカルーセルで示される。キャラクタの画像を選択すると、他のキャラクタの画像はフェードアウトし、選択されたキャラクタが関係するアイテムがカルーセルの下側で拡大する。
【0083】
別なサブセクションはキャラクタのサブセクションであり、そこでは各ショーのキャラクタが、セクション(著名物(例:特徴的ルックス)および全ルックス(例:最新シーン、最新シーズンからのもの))と共にカルーセルに提示される。キャラクタの画像は、その画像と関係するアイテムに隣接するであろう。別なサブセクションはセットアイテムサブセクションであり、そこではショーを通じて使用されるセットアイテムが提示されており、例えばシーズン、カテゴリ(例:ダイニングルーム、キッチン)、セッティング(例:物理的ロケーション、およびアパート、住宅、または博物館のごときロケーションタイプ)またはレイアウト(例:ブループリントあるいはバーチャルリハーサル)によって構成されている。
【0084】
説明した特徴は多彩な関係者に上述の長所を提供することができる。例えば、ユーザ(例:一般ビューア)がシステムにアクセスできる。文化は名士およびTVパーソナリティを消費材のベンチマークとしてプレースしている。ユーザは、これら人物をエミュレートすること望み、彼らが所有するものを所有することを欲する。現在、ユーザはエンターテイメントに使用されたアイテムを発見及び/又は購入するために多数の情報源を漁らなければならない。しばしば、彼らは“真”のアイテムを発見できず、せいぜい類似したアイテムを発見できるだけである。その結果、この思惑買いは彼らに不満を与える。この需要を満たすため、説明した態様は、ユーザに効率的に所望の真性アイテムを発見及び/又は購入させることによる迅速性および正当性を提供する。
【0085】
プログラムコンテンツプロバイダは説明した態様から利益を得る別な関係グループであろう。DVRおよびオンラインでエンターテイメントをビューする利用形態の増加で、リアルタイムの放送中に、ますます少ない個人がコンテンツ、すなわちコマーシャルを見ることになる。従って、プログラムコンテンツプロバイダは、広告者および他の販売促進サービスプロバイダに対してさらに少ない影響力を有する。説明した態様は、プロダクト販売促進を提供し、所定のプレースメントの価値に対する有意義な分析を収集するための制御された方法を提供する。例えば、説明したシステムと方法を使用して、エピソードでデザイナーのシャツを着用する特定のキャラクタを有することにいかに価値があるかを定量化することができる。さらにシステムは、プロダクションコンテンツに関する承認された正確な情報を提供する、プログラムコンテンツのPRとマーケティング部門の延長として振舞うことができる。場合によっては、これはプログラムコンテンツの新規に開発された関心を再生することができる。
【0086】
デザイナーとリテーラも説明した態様から利益を受けるであろう。システム内のコンテンツおよびキャラクタに関して既に確立された感情的コネクションのために、システムは、ビューされたコンテンツでのデザイナーアイテムに対するユーザ需要を喚起させることができる。これでデザイナーの名声を増加させることができ、プロダクトを提供するデザイナーとリテーラのために販売を促進することができる。リテーラは、オンラインであろうとオフラインであろうと、彼らのストアを介して提供されるプロダクトに対する関心度を高めることができる。例えば、それが販売促進されているシーンとの関係を通じてユーザが切望するプロダクトの入手源をユーザに発見させるため、例えば、システムはユーザ向けのリテーラ情報(例:ウェブサイトまたは物理的ストアロケーション)を含むことができる。さらに、部分的にはシステムによって収集された分析のおかげで、プロダクトプレースメントに配分された費用に関する証明されたメトリックス(基準値)が得られるであろう。
【0087】
図5から
図12は、プロダクションコンテンツ内のアイテムを販売促進するための説明したシステムと方法によって発生できる例示的インターフェースを図示する。
図5から
図12で図示されたインターフェースはユーザデバイス105での表示のために提供できる。1つのインターフェースから次のインターフェースにナビゲーションさせるためにインターフェースはコントロール(例:リンク)を含むことができる。
【0088】
図5は、システムにログインされたときユーザに提供できる例示的インターフェースを図示する。このインターフェースは1以上のプロダクションのスチール画像またはビデオを含むことができる。
図5で示すインターフェースは、アパレル、ウィッシュリストおよびTVショーのトレンド情報も含む。このインターフェースは、ユーザコメントを含んだ“メインストリート”と題されたセクションをさらに含んでおり、ユーザのフェイバリットとフレンドアクティビティ、スポンサー付きメッセージおよび関係アイテムをアップデートする。メインストリートに含まれる情報はローカル及び/又はユニバーサル(一般的)トレンド指標に基づいて選択できる。
図5のインターフェースはユーザの嗜好にマッチするアイテム群も含むことができる。マッチングは、ユーザが関心を寄せたアイテムまたはプロダクションコンテンツ(例:レザーシューズ、イグアナ、サッカー、特定キャラクタ)を、類似した関心を有する他のユーザがハイライトしたアイテムと比較することを含む。ユーザの関わりを増強するため、インターフェースの少なくとも一部のパブリケーションを別のプラットフォームに許容するよう、それぞれのインターフェースはソーシャルメディアアイコンまたは他のパブリケーションアイコンを含むことができる。
図5、および続くインターフェースにおいて、1つのアイテムが表示されたとき、起動によってそのアイテムは、アイテム詳細情報と、アイテムに関係する販売促進とを提供するコントロールに関係できる。
【0089】
インターフェースは階層的形態で提供できる。この階層はプロダクションコンテンツタイプに基づいて構成できる。
図6はテレビショーのプロダクションコンテンツタイプの例示的インターフェースを図示する。このインターフェースはトレンド指標をテレビに関係するものに狭めるTVトレンドを含む。インターフェースは、関心が寄せられたショーとエピソードの容易なブラウジングとアイデンティフィケーションを実行させるために、テレビショーからのスチールを含む。
図6のインターフェースは、ユーザの関心を引き付けるような1以上のテレビショーを含んだショー推奨コントロールも含む。実施態様によっては、全てのショーのディレクトリも含むことができる。
【0090】
ユーザはショーを選択できる。
図7はショーのエピソードのための例示的インターフェースを図示する。このショー情報はエピソード、キャラクタまたはセットに基づいてさらに開拓できる。テレビショーのエピソード内には1以上のシーンが存在できる。
図7で示すインターフェースはエピソードセレクタを提供する。示された例でのエピソード15のシーズン6のごときエピソードが選択されると、シーンセレクタも提供される。シーンの受領で、シーンのためのプロダクション情報がユーザに提示される。これはシーンのキャラクタを含むことができる。キャラクタは選択でき(例:例示されたインターフェースのキャラクタ1)、キャラクタに関係するアイテムが提示される。
図7で図示するように、選択されたキャラクタのために7つのアイテムが提示される。ショーのインターフェースは、起動されると、
図7で示すものに類似するが、エピソード、シーン、および選択されたシーンからのキャラクタを提示するショーインターフェースを提供するショーの過去のシーズンへのリンクを含むことができる。このインターフェースは、選択されたショーに関係するものと、さらに、選択されたシーンまたはシーズンのごときユーザの他の選択に関係するトレンド指標とにトレンド指標を狭めるショートレンドを含む。このインターフェースはさらに、起動されると、そのショーが“フェイバリット”であることを表示するメッセージをサーバに送るコントロールを含むことができる。例えば、
図7のパージの最上部にはタイトルに続いてハート型のアイコンが提供されている。このハート型アイコンはショーがユーザのフェイバリットであることを示すようにクリックすることができる。キャラクタ、エピソード、アーティスト、リテーラ、デザイナー、スタイリスト、セット、およびロケーションは、フェイバリットとして特定できる、システムによって管理された情報の数例である。
【0091】
図8はショーのためのキャラクタビューの例示的インターフェースである。
図7はエピソードによってショーのビューを提供したが、
図8はキャラクタによってショーのビューを提供する。
図8に示すインターフェースは、トレンド指標を選択されたキャラクタに関するものに狭めるキャラクタトレンドを含んでいる。このインターフェースはまた、キャラクタに関係する“ルックス”を表示するためにキャラクタのスチールも含む。
図8で図示するように5つのアイテムが選択されたキャラクタに関係している。上述したように、アイテムは、着用されたアイテム、ファッションスタイリング、ボディアート、またはビューアに対して販売促進できる他の形態物を含むことができる。キャラクタルックスは、キャラクタのための“特徴的”ルックスである“著名な服装一式”に基づいて開発できる。
図8で示す態様においては、キャラクタルックスは、最近放映されたエピソードで着用された服装一式を提供する最新服装一式に基づいても開発できる。キャラクタインターフェースはショーの過去のシーズンへのリンクを含むことができ、リンクは、起動されると、
図8に示されるキャラクタインターフェースに類似するキャラクタインターフェースを提供するが、選択されたシーズンからのキャラクタルックスが提示される。
【0092】
図9はショーのセットビューの例示的インターフェースである。
図9で示すインターフェースは、選択されたショーに関係するものにトレンド指標を狭めるキャラクタトレンドを含んでいる。トレンド情報のカテゴリはインターフェースのためのビューに関係するように調節されることは重要である。シーズンセレクタがインターフェースに含まれることができる。
図9で図示するように、シーズン4が選択される。シーズン4のためのセットアイテムが提供される。アイテムはさらに、家具、照明具、テキスタイル、寝具または装飾品等のカテゴリによって分割できる。アイテムは、上述のように、セット/ロケーションのためのサービスまたはメニューアイテムも含むことができる。実施態様によっては、プログラムコンテンツのために提供されたプロダクション情報はセットまたはロケーションのためのブループリントを含むことができる。そのような実施態様では、インターフェースは、ブループリントの領域に亘ってアイテムを提示するか、アイテムのロケーションは、プログラムコンテンツにおいてアイテムが発見されるところに少なくともほぼ対応するブループリント上のロケーションと関係するようにアイテムを構成できる。実施態様によっては、ブループリントは、ブループリントの領域のクリック動作が起動された領域にアイテムを表示するためにセットビューインターフェースをアップデートするよう、インテラクティブ状態にされることができる。実施態様によっては、インターフェースはプログラムコンテンツに関係したセッティングによってもアイテムを構成できる。これらの実施態様では、インターフェースは、ユーザによる選択のためにプログラムコンテンツと関係するセッティングのそれぞれを提示でき、選択後にはインターフェースは、選択されたセッティングに関係するアイテムによってアップデートされる。
図7と
図8に関して説明されたものと同様の過去のシーズンコントロールエレメント(要素)も提供できる。
【0093】
図10は販売促進のために利用が可能なアイテムの例示的インターフェースである。実施態様によっては、このアイテムのディレクトリは“トランク”と称される。このインターフェースはシステムを介して販売促進するために全アイテムのカタログを提供する。インターフェースは関心対象のアイテムを発見する際に手助けするようにサブ分割できる。例えば、アイテムは男性、女性、子供、時代思潮(すなわちトップトレンド)、ペット、およびセットアイテムにサブ分割できる。ユーザはトレンド、デート、価格、デザイナー、およびランダマイザー(例:ユーザのために随意にアイテムを発生させる)によってアイテムをフィルター処理できる。カタログフォーマット内のアイテム情報は、アイテムネーム、ブランドネーム、価格、ウィッシュリストへの追加、フェイバリットへのデザイナー追加、およびトレンドステータスを含むことができる。インターフェースによっては、ショーには使用されないかも知れないが、ショーのビューアには興味深いかも知れないスポンサー付きアイテムを含むことができる。ユーザがアイテムの画像上でカーソルをトグル操作するとき、“クイックビュー”ウィンドウがアイテムに関係する情報を含んだサブインターフェースを提供するようにクイックビューオプションを含むことができる。この情報は、プロダクトやブランドネームの簡単な説明、アイテムを別なプラットフォームにパブリケーションするためのシェアアイコン、ウィッシュリストへの追加、フェイバリットへのデザイナー追加、トレンドステータス、およびプロダクトページ上でのアイテムビューのうちの1つ以上を含むことができる。プロダクトページは、トレンドステータス、カラーオプション、サイズオプション、量、価格、カートへの追加、ウィッシュリストへの追加、プロダクト解説、アイテムの出現場所、アイテムが関係する、例えば、アーティスト及び/又はキャラクタ、搬出および受戻し規定、およびシェアアイコンを含むことができ、関連アパレルおよびルックスの完成は下側に表示される。
【0094】
図11は、トレンド情報を含んだ例示的インターフェースである。トレンドは、ショートレンド、映画トレンド、ミュージックビデオトレンド、トランクトレンド、または他のアクティビティあるいはプロダクションコンテンツタイプのごときユニバーサルトレンドとしてビューされる。
図11のユニバーサルのようなトレンドスコープが選択されたら、システムは1以上のトレンドカテゴリを識別(特定)する。
図11で図示するように、9つのトレンドカテゴリが含まれている。それぞれのトレンドカテゴリ内で、システムは1以上のアイテムトレンドを識別する。このアイデンティフィケーションはトレンドのマグニチュード(例:大アップトレンドまたは大ダウントレンド)に基づくことができる。アイデンティフィケーションはアイテムが関心対象(例:フェイバリット)であると示すユーザ数に基づくことができる。アイデンティフィケーションはグラム販売促進サーバ200でトラッキングされた他のシステムアクティビティに基づくことができる。
図11で示すインターフェースは所定数のトレンドアイテムを含む。起動するとアイテムのリスティングを継続するコントロールが提供される。実施態様によっては、ユーザがトレンド指標をビューするとき、トレンドバリュー及び/又はアイコンが変化できるように、トレンド情報は動的にアップデートできる。トレンドの動的アップデート処理は、同様にトレンドを含んだ他のインターフェース内でも実行できる。
【0095】
図12はウィッシュリストの例示的インターフェースである。このインターフェースはユーザのために1以上のウィッシュリスト、フレンド全員のウィッシュリスト、フォローするウィッシュリストを含んでいる。ユーザとパートナー(例:デザイナー、リテーラ、プログラムコンテンツプロバイダ)は、
図12で示すインターフェースを介してウィッシュリストを作成でき、システムおよび他のソーシャルネットワーク内でウィッシュリストをシェアできる。インターフェースは、ウィッシュリストをパブリック化(公開)およびプライベート化できるが、所定のユーザをウィッシュリストに招待することにより、またはユーザのフレンドのみをウィッシュリストに招待することによりx量の個々に対して利用可能にするだけである。ユーザは1つのウィッシュリストのオーナをフレンド処理することなくパブリックウィッシュリストをフォローできる。インターフェースによっては、全オーナパブリックウィッシュリストのリストを含む。“タギング処理”システムとは、ウィッシュリスト作成者が、リストのコンテンツを記述するキーワードを選択でき(例:もしユーザが夏の衣装一式リストを作成しているなら、タグ(処理)なるワードは夏に関係するワードを含むことができる)、インターフェースに含まれたサーチコントロールを介してのごとく、他のユーザが、さらに迅速に関心対象のウィッシュリストを検索して発見するのを助ける。ウィッシュリストオーナは他人をウィッシュリストにコントリビュートさせるオプションを有しており、是認されたコントリビューションは、例えば、コントリビュータに関係するカラーによって承認されるであろう。
【0096】
図5から
図12で図示されたインターフェースは、複数のインターフェースに容易に含まれるエレメントを含んでいることが理解されよう。例えば、
図12のウィッシュリストエレメントは
図5のインターフェースに含まれることができる。
【0097】
上述した方法の様々な運用が、種々なハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネント、回路、及び/又はモジュールの運用を実行できる任意の適した手段によって実行できる。一般的に、図面で図示した任意の運用が、運用を実行できる対応する機能手段によって実行できる。
【0098】
1以上の実施態様において、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実行できる。もしソフトウェアにおいて実行されたなら、機能はコンピュータ読取可能媒体に1以上のインストラクションまたはコードとして保存あるいは伝送できる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ保存媒体と、コンピュータプログラムを1つの場所から別の場所に伝送させる任意の媒体を含んだ通信媒体との両方を含む。保存媒体はコンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体でよい。例示として、非限定的に、そのようなコンピュータ読取可能な媒体には、RAM、ROM、EEPROM、CD?ROMあるいは他の光ディスク保存手段、磁気ディスク保存手段または他の磁気保存装置、あるいは、所望のプログラムコードを、インストラクションまたはデータ形態で運搬または保存するのに使用が可能であって、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体が含まれる。また、任意のコネクション(接続)をコンピュータ読取可能媒体と呼称できる。例えば、もしソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、あるいは他の遠隔ソースから共軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタルサブスクライバライン(DSL)または、赤外線、高周波およびマイクロ波等の無線技術を利用して送られるなら、共軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSLまたは、赤外線、高周波およびマイクロ波のごとき無線技術が媒体の定義に含まれる。DISK(大抵は磁気的にデータを再生するディスク)およびDISC(レーザで光学的にデータを再生するディスク)には、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピディスク、およびブルーレイディスクが含まれる。
【0099】
実施態様によっては、コンピュータ読取可能媒体には、非一過性コンピュータ読取可能媒体(例:有形媒体)が含まれる。加えて、実施態様によっては、コンピュータ読取可能媒体には、一過性コンピュータ読取可能媒体(例:信号)が含まれる。それらの組み合わせもコンピュータ読取可能媒体のスコープ内に含まれる。
【0100】
説明した態様によっては、ここで説明した運用を実行するためのコンピュータプログラムプロダクトを含むことができる。例えば、そのようなコンピュータプログラムプロダクトには、そこに保存された(及び/又はエンコードされた)インストラクションを有したコンピュータ読取可能媒体が含まれ、ここで説明した運用を実行するために、そのインストラクションは1以上のプロセッサによって実行が可能である。態様によっては、コンピュータプログラムプロダクトはパッケージ材料を含むことができる。
【0101】
ここで説明した方法は、説明した方法を達成するのに1以上のステップまたはアクションを含む。方法のステップ及び/又はアクションは本発明のスコープから逸脱せずに相互に互換性がある。言い換えると、ステップまたはアクションの特定の順序が明記されていない限り、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は活用は本発明のスコープから逸脱せずに修正が可能である。
【0102】
本発明は上述の態様やコンポーネントそのものに厳密には限定されない。本発明のスコープを逸脱せずに、様々な修正、変更および変形を、説明した方法および装置の構成、運用および細部に施すことが可能である。
【0103】
用語“プロセッサ”および“プロセッサ装置”がここでは広い意味で使用されており、当技術分野の通常技術者に通常の意味合いで提示されており(特殊あるいは制限的な意味には限定されない)、コンピュータを運用する基本インストラクションに対応して処理する論理回路を使用して演算操作または論理運用を実行するように設計されているコンピュータシステム、状態装置、プロセッサ、等々を非限定的に意味する。実施態様によっては、これら用語は関係するROM及び/又はRAMを含むことができる。
【0104】
ここで使用される言い回し“決定する”とは広い意味のアクションを含む。例えば、“決定する”には、演算、計算、処理、導出、投資、参照(例:表、データベースまたは他のデータ構造物の参照)、確認、等々が含まれる。また、“決定する”には、受領(例:情報受領)、アクセス(例:メモリデータへのアクセス)、等々が含まれる。また、“決定する”には、解決、選択、選別、確立、等々が含まれる。
【0105】
ここで使用する用語“メッセージ”には、伝達のために情報を表現する様々なフォーマットが含まれる。メッセージには、XMLドキュメント、固定フィールドメッセージ、コンマ区切りメッセージ、等々のごとき機械読取可能な情報アグレゲーションが含まれる。単数形態で表現されていようと、メッセージは複数の部分で構成/伝達/保存/受領/等々できることが理解されよう。
【0106】
ここで言及されるインターフェース(例:グラフィカルユーザインターフェース)には、入力信号を受領あるいは電子情報を提供するためのデータフィールドを含んだウェブベースのインターフェースが含まれる。インターフェースは、HTML、フラッシュ、Java(登録商標)、.net、ウェブサービスおよびRSSのごとき技術を活用して、全体的または部分的に利用することができる。実施態様によっては、インターフェースは、1以上の説明した態様に従って情報伝達するように設計されているスタンドアローン(独立)クライエント(例えば、シッククライエント、ファットクライエント)に含まれることができる。
【0107】
以上、本明細書の記述内容は本発明の様々な態様に関するものであるが、本発明のスコープから逸脱せずに本発明の他の態様にも適用が可能であり、よって、本発明のスコープは「請求の範囲」により決定されるものである。