【実施例】
【0016】
図2は、実施例に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。車載装置100は、入力部110、位置情報算出部120、ナビゲーション部130、画像音声出力部140、割引対象者乗車検出部150、記憶部160、通信部170、外部I/F(インターフェイス)部180および制御部190を含んで構成される。但し、この構成は一例であり、車載装置100は、従来のナビゲーション装置が有する機能を包含することができる。
【0017】
入力部110は、入力キーデバイス、音声入力認識装置、タッチパネルなどにより、ユーザーからの指示を受け取り、これを制御部190へ提供する。位置情報算出部120は、GPS衛星から送信されるGPS信号、車両に搭載されるジャイロセンサや加速センサのセンサ出力に基づき自車の現在地を算出する。ナビゲーション部130は、例えば、現在地から目的地までの経路を探索し探索経路の案内をしたり、自車位置周辺の道路地図を画像音声出力部140に表示させたりする。画像音声出力部140は、液晶ディスプレイやその他の表示装置を含み、例えば、ナビゲーション部130によって生成された道路地図の画像を表示したり、ETC路側機300から受信した課金情報等を表示したり、その他、設定画面やメニュー画面を表示する。また、画像音声出力部140は、予め記憶された音声データやナビゲーション案内、料金所レーン案内などを出力するスピーカーを含む。
【0018】
割引対象者乗車検出部150は、車両に割引対象者である障害者が乗車しているか否かを検出する。割引対象者乗車検出部150は、例えば、車両Mに備えられた圧力センサや重量センサであり、車両に車椅子が乗り込んだ際の圧力や重量を検出することができる。
図3は、割引対象者乗車検出部の設置例を示す図である。好ましくは、割引対象者乗車検出部150は、障害者割引の適用となる人物Uが乗車する車椅子Wの乗車位置に取り付けられる。車椅子に座ったまま車両Mに乗車する場合、通常のシートとは別に、車両Mのトランク側から、車椅子ごと乗車することが多い。割引対象者乗車検出部150は、このような車椅子の乗車を検出するために、車椅子の乗車スペースの床に取り付けられ、当該床に一定以上の圧力が加わったことや、一定以上の重量が乗車したことを検出し、検出結果を制御部190に提供する。検出される圧力や重量は、好ましくは、車椅子Wと人物Uがかける合算圧力、車椅子Wと人物Uの合算重量を予め決められた検出閾値とすることで、障害者が乗った状態を適切に検出することができる。なお、割引対象者乗車検出部150は、障害者の乗った車椅子の乗車を検出できれば良いので、必ずしも圧力センサや重量センサである必要はなく、例えば、割引対象者乗車検出部150が撮像カメラ等の撮像手段を有する場合には、車椅子に乗った障害者を撮像し、その撮像データを解析することによって障害者の乗った車椅子を検出し、制御部190に検出結果を提供するものであっても良い。
【0019】
記憶部160は、車載装置100が実行するアプリケーションソフトウエア、制御部190が実行するプログラム、ナビゲーション部130が実行されるときに必要とされる地図データを記憶することができる。また、記憶部160は、ナビゲーションなどに必要な地図データを記憶することができる。
図4は、地図データの一例を示す図である。
図4(A)に示すように、地図データは、リンクデータ162、ノードデータ164、施設データ166を含む。リンクデータ162は、点と点、特に、交差点と交差点とを連結する道路に関するデータであり、道路の始点と終点の経緯度、道路の種別(国道、一般道、県道、高速道路、有料道路など)、道路の走行方向(例えば、左側走行または右側走行)、幅員、規制(例えば、一方通行)、車線数などのデータを含んでいる。
【0020】
ノードデータ164は、ノードが交差点であるか否かを示す交差点ノードフラグ、ノードに接続される進入リンクとそこから脱出する脱出リンクの接続関係などのデータを含んでいる。施設データ166は、高速道路の料金所や各種商業施設等についての名称、位置情報、カテゴリー、住所、電話番号などを含む。本実施例では、高速道路などの有料道路の料金所に関する料金所情報168を含む。料金所情報168は、料金所名称、料金所位置座標、レーン数、レーン種類(1)、レーン種類(2)、・・・レーン種類(n)を含む。なお、nは、自然数であり、nレーンそれぞれの種類(一般ゲート/ETCゲート)を格納することができる。料金所名称は、各料金所の名称情報をテキストデータ等で格納する。料金所位置座標は、XおよびYの2次元座標を用いて、各料金所の位置を示すものである。レーン数は、各料金所が有するレーンの数を示す情報であり、レーン種類は、一般ゲート/ETCゲートの種類情報を示す。
【0021】
図4(B)は、実際の料金所と料金所情報168との関係を例示する図である。
図4(B)では、車両Mが「XXX料金所」の手前L1の距離に存在する例を示しており、「XXX料金所」は「(X1,Y1)」の位置に存在し、レーンA、レーンB、レーンC、レーンDの「4」レーンを有する料金所である。レーン種類(n)は、レーンの左から順に対応しており、レーンAおよびレーンBは一般レーン(有人レーン)、レーンCおよびレーンDはETCレーンとなっている。
【0022】
記憶部160さらに、予め届け出られたETCカード(障害者割引を適用可能なETCカード)の識別情報や、予め届け出られた車載機200(障害者割引を適用可能な車載機)の識別情報を記憶することができる。例えば、後述する
図6に示すように、車載機200の識別情報として「JJKK5」、ETCカードの識別情報として「CA00001」を、障害者割引届出済みの識別情報として、予め記憶することができる。これらの情報の記憶部160への登録は、入力部110を介してユーザー入力により行われるものであっても良いし、届出済みのETCカードが届出済みの車載機200に挿入された状態で車載機200と車載装置100を接続し、車載機200やETCカードから識別情報を取得して、予め登録しておくようにしても良い。
【0023】
通信部170は、種々の外部装置との間でデータ送受を可能にする。ETC車載機200とのデータ送受は、外部I/F180を介して行われる他、通信部170を介した近距離無線通信によって行われるものであっても良い。なお、車載装置100がETC車載機200を内蔵する場合には、通信部170は、ETC路側機300との間で近距離無線通信を行い、従来のETC支払い処理を行うことも可能である。
【0024】
さらに通信部170は、外部のネットワーク等と無線によるデータ通信を行うことができる。通信部170は、例えば
図5に示すように、ネットワークNWを介して通行料金配信サイト172、地図データ配信サイト174、道路交通情報配信サイト176等の外部サイトにアクセスし、各種情報を取得することができる。通行料金配信サイト172からは、現在走行している位置情報などをサイトに提供することで、高速道路料金を取得することができる。地図データ配信サイト174や道路交通情報配信サイト176からは、現在地情報などをサイトに提供することで、周囲の地図データや渋滞状況、事故地点などの情報を取得することができる。
【0025】
外部I/F部180は、ETC車載機200との接続を可能にする。この接続により、例えば、ETC路側機300から送信されETC車載機200が受信したデータを、車載装置100に提供することができる。一例として、ETC車載機200がETC路側機300から課金情報を受信した場合には、当該課金情報が車載装置100へ提供され、画像音声出力部140から課金情報の画像出力/音声出力をすることができる。また、ETC路側機300の位置情報をETC車載機200が受信した場合には、当該位置情報を車載装置100へ提供することも可能である。さらに、ETC路側機300から送信されたデータに限らず、ETC車載機200に記憶された設定情報、例えば、自車の車種情報(軽自動車、普通車、中型車、大型車、または特大車の種別)、自車固有の車両識別情報(ナンバープレート番号、ETC加入者番号等)、ETC車載機200の識別情報、ETC車載機200に挿入されたETCカードの情報などを車載装置100へ提供することができる。なお、ETC車載機200の識別情報およびETCカードの情報には、割引サービスを受けるために予め届けられたものであるか否かを示す情報が関連付けられても良い(後述する
図6(B)の「割引」)。
【0026】
図6は、ETC車載機やETCカードなどの識別情報を例示する図である。ETC車載機200から提供される識別情報は、
図6(A)に示すように、少なくとも、車載機識別情報、ETCカード識別情報を含む。好ましくは、車載機識別情報とETCカード識別情報は関連づいている。また、提供される識別情報には、
図6(B)に示すように、車両識別情報や割引に関する情報を含めることができる。「割引」は、「A」であれば障害者割引適用可、「B」であれば、後述するコーポ―レート割引適用可を示しており、割引の対象となっていない場合には「‐」などの、記号が格納される。
【0027】
また、外部I/F部180は、車載装置100から車載機200に情報を送信し、さらに、当該情報をETC路側機300へ提供する場合にも利用されることができる。
【0028】
制御部190は、マイクロプロセッサやマイクロコントローラを含み、ROM/RAMあるいは記憶部160に記憶されたプログラム等を実行することにより各部を制御する。好ましい態様では、車両が高速道路の料金所に接近した際に、障害者割引を適切に受けられる場合にはETCレーンに、障害者割引を受けられない場合(対象人物が乗車していない、挿入されているETCカードが予め届け出られたものではない、未届けのETC車載機が使用されている場合など)には一般レーンに経路案内を行うETC案内プログラム400を実行する。
【0029】
図7は、ETC案内プログラムの機能的な構成を示す図である。ETC案内プログラム400は、自車位置情報取得部410、料金所接近判定部420、ETC車載機情報取得部430、障害者割引可否判定部440、障害者同乗判定部450、レーン案内部460を含む。
【0030】
自車位置情報取得部410は、位置情報算出部120によって算出された自車位置情報を取得する。また、通信部170を介して、自車位置情報を取得可能である場合には、通信部170を介して得られた自車位置情報を取得するようにしても良い。料金所接近判定部420は、自車位置情報取得部410で取得された自車位置情報と、
図4に示すような料金所位置座標とを比較し、自車が料金所に接近しているか否かを判定する。料金所接近判定部420は、好ましくは、自車Mが料金所からの予め決められた距離L1以内に存在する場合、料金所に接近していると判定する。
【0031】
ETC車載機情報取得部430は、料金所接近判定部420によって、料金所が接近していると判定された場合に、ETC車載機200から、
図6に示すような識別情報を取得する。例えば、車載機識別情報が「JJKK5」のETC車載機200に、識別情報が「CA00001」のETCカードが挿入されている場合、
図6(A)に示す識別情報を、ETC車載機200から取得する。また、
図6(A)の識別情報に車両識別情報や割引情報が付随している場合には、
図6(B)に示す情報を取得することができる。
【0032】
障害者割引可否判定部440は、ETCの支払いで障害者割引適用が受けられるか否かを判定する。例えば、記憶部160に車載識別情報「JJKK5」、ETCカード識別情報「CA00001」を記憶しておき(届出済み)、ETC車載機情報取得部430によって取得したETC車載機200およびETCカードの識別情報が、車載識別情報「JJKK5」、ETCカード識別情報「CA00001」で一致する場合、障害者割引が適用可能と判定する。また、ETC車載機情報取得部430が取得した情報に、「割引」情報が含まれている場合、「割引」が「A」であるか否かを判定し、「A」である場合、ETC車載機情報取得部430が取得したETC車載機200およびETCカードの情報は、障害者割引が適用可能と判定する。さらに、これらの情報に付随して、予め届けられている車両情報識別情報「BBBBB」が取得されている場合には、車載装置100を備える車両が予め届けられている車両と同一か否かを判定し、同一であれば、障害者割引適用可能と判定することができる。同一車両であるか否かは、例えば、記憶部160に予め車両識別情報が記憶されており、取得された届出済みの車両識別情報「BBBBB」と記憶部160の車両識別情報とが一致していれば、同一と判定することができる。
【0033】
また、車載装置100にETCカードの挿入部があり、車載装置100とETC車載機200が一体の装置となっている場合には、車載装置100がETCカードの情報や磁気ストラップ、ETCカードの物理的な刻印などを読み取り、事前に記憶部160に登録しておいた届け出済みのETCカード識別情報と比較して一致した場合に障害者割引可能と判定したり、読み取ったETCカード識別情報に紐づく「割引」情報を参照して「A」であれば障害者割引可能と判定したりすることもできる。
【0034】
障害者同乗判定部450は、障害者割引可否判定部440によって障害者割引が適用可能であると判定された場合に、車載装置100が備えられた車両に、障害者割引が適用される対象人物が同乗しているか否かを判定する。割引対象者乗車検出部150は、通常の車両シートではなく、車椅子専用のシート位置に取り付けられているため、割引対象者乗車検出部150により検出された着座は、対象人物が同乗していることを意味する。障害者同乗判定部450は、この割引対象者乗車検出部150の検出結果を取得した場合、対象人物が同乗していると判定する。
【0035】
レーン案内部460は、障害者同乗判定部450の判定結果に基づき、料金所における一般レーン、ETCレーンのいずれを走行すべきかを案内する。
図8および
図9は、レーン案内部の案内例を示す図である。障害者割引の届け出が予めされていると判定され、かつ、障害者同乗判定部450によって、対象人物が同乗していると判定された場合、適切な障害者割引の適用が可能であるため、レーン案内部460は、画像音声出力部140のディスプレイに障害者割引適用可能であることを示すマーク142を表示することができる。また、
図9(A)に示すように、自車両Mと各レーンを示した画像を表示し、ETCレーンであるレーンCまたはレーンDに向かうような矢印案内を表示することができる。作成されるレーンの数、ETCのレーン位置は、
図4の情報を元に作成することができる。一方で、障害者割引の届け出が予めされていると判定され、システム的には割引適用状態であるが、対象人物の乗車が無い場合、課題で示したような不適切な割引サービスが適用されてしまうことを防ぐため、
図9(B)に示すような、一般レーン(レーンAおよびレーンB)への案内表示がなされる。なお、
図8および
図9では、主に、レーン案内をディスプレイに表示によって行う例を示したが、ディスプレイ表示の代わりに、または、ディスプレイ表示と併せて、スピーカーから、障害者割引が適用可能である旨や、障害者割引が適用できない状態である旨、障害者が同乗していない旨の音声案内を行うようにしても良い。
【0036】
次に、車載機200について説明する。
図10は、ETC車載機の構成例を示すブロック図である。ETC車載機200は、ETCカードを挿入可能なカード挿入部210、ETC車載機200が実行するアプリケーションソフトウエア、制御部250が実行するプログラム、ETC車載機200の識別情報や挿入されたETCカードから読み取られたETCカードの情報、ETC路側機300から送信された情報、車載機識別情報などの各種情報を記憶する記憶部220、ETC路側機300や車載装置100と無線通信可能な通信部230、車載装置100とのデータ通信を可能にする外部I/F部240、各種プログラムを実行する制御部250を含んで構成される。制御部250で実行されるプログラムの一例は、車載装置100のETC車載機情報取得部430の処理に応答して、カード挿入部210に挿入されたETCカード情報や記憶部220に記憶された車載機識別情報を、外部I/F部240(または通信部230)を介して車載装置100に提供するプログラムである。また、ETC路側機300との近距離無線通信により自動支払い処理を行う従来のETCプログラムを実行することができる。なお、ETC車載機200の構成は一例であり、従来のETC車載機が有する構成、機能を含むものであっても良い。
【0037】
図11は、ETC路側機の構成例を示すブロック図である。ETC路側機300は、記憶部310、通信部320、制御部330を含んで構成される。記憶部310は、ETC路側機300が実行するアプリケーションソフトウエア、制御部330が実行するプログラム、課金情報などを記憶することができる。ETC路側機300は、ETC車載機200(または車載装置100)の通信部を介して無線通信を行い、挿入されたETCカード情報に基づいて自動支払い処理を実行する。
【0038】
次に、ETCシステム1におけるETC案内プログラム400の動作について説明する。
図12は、ETC案内プログラムの動作を示すフロー図である。ETC案内プログラム400は、好ましくは、定期的または不定期に実行される。ETC案内プログラム400は、まず、自車位置情報取得部410によって、自車両の位置情報を取得する(S100)。料金所接近判定部420は、S100で取得された位置情報に基づき、料金所が接近しているか否か(距離L1手前以内にあるか否か)を判定する(S102)。ここで、料金所が接近していなければ、レーン案内を行う必要がたいため、処理を終了する。一方で、料金所が接近していると判定された場合には、ETC車載機情報取得部430は、ETC車載機情報を取得する(S104)。障害者割引可否判定部440は、S106で取得された情報および/または自車両の記憶部160に記憶された情報に基づき、ETC車載機200やETCカードが、割引適用を受けるための届け出を行ったものであるか、予め登録された車両であるか否かなどを判定し、障害者割引がシステム的に適用可能な状態か判定する(S106)。S106において、障害者割引がシステム的に適用可能な状態である場合には、障害者同乗判定部450は、実際に対象人物が同乗しているか否かを判定し(S108)、同乗している場合には、レーン案内部460によって、ETCレーンへの案内が行われる(S110)。一方で、対象者が同乗していない場合には、不適切な割引サービスが適用されないように、一般レーンへの案内が、レーン案内部460によって行われる(S112)。
【0039】
実施例に係る車載装置100は、路側機200から提供された情報等に基づいて、障害者割引について予め届け出られた機器、カードを使用しているか否かが判定され、それらが届け出済みのものであったとしても、実際の対象人物(障害者)が同乗していなければ、一般レーンへの案内を行うようにしている。従って、意図せずに障害者割引が適用されてしまう状況を未然に防止することができ、また、障害者割引の不正な利用を防止することも期待できる。なお、
図12の動作フローでは、S112の場合に、一般レーンへの案内が行われているが、障害者割引が適用状態であること(ETCカードが障害者割引登録済のものであること)などを、音声画像出力部140から表示出力案内、音声出力案内するようにしても良い。これにより、ETCカードの挿し間違いなどを運転者に気づかせることができる。
【0040】
上記した実施例では、
図12のフローにおいて、S106とS108の間に処理を入れていないが、S106で「Yes」となった場合には、システム的には障害者割引が適用可能な状態であるため、S106とS108の間で、障害者割引が適用状態であることを、ディスプレイに表示したり、スピーカーからその旨を音声案内しても良い。
【0041】
次に、上記の実施例の変形例について説明する。上記の実施例では、割引対象の障害者が同乗しているか否かの判定を、割引対象者乗車検出部150の検出結果に基づいて行っているが、変形例では、割引対象の障害者が有する物が車両内に持ち込まれたことを検出して、対象人物の同乗を判定する例について説明する。
【0042】
図13は、変形例に係る対象人物の同乗判定を例示する図である。スマートフォン等の携帯型端末500は、対象人物となる障害者の所有物である。また、RFタグ600は、障害者の所有物に取り付けられたタグである。変形例では、携帯型端末500の固有識別情報(Bluetooth(登録商標)アドレスやMACアドレス)やRFタグ600の固有IDを記憶部160に予め登録しておく。変形例に係る障害者同乗判定部450は、通信部170を介して携帯型端末500やRFタグ600と無線通信を行い、それぞれの識別情報を取得し、予め登録された識別情報と比較することによって障害者の同乗を判定することができる。すなわち、取得した識別情報と記憶された識別情報が一致した場合、障害者が同乗していると判定することができる。障害者の同乗が確認できた場合には、レーン案内部460によってETCレーンに関する案内が行われ、同乗が確認できない場合には、一般レーンへの案内が行われる。
【0043】
上記した実施例および変形例では、障害者に対する割引について説明したが、割引サービスが適用される他の場合に適用されても良い。例えば、会社などの団体に適用されるコーポレート割引などがある。コーポレート割引についても、事前の届けが必要なため、事前届けを行ったうえで、対象人物の乗車判定を行えば良い。この場合、会社専用の車両に割引対象者乗車検出部150を設けて乗車判定を行ったり、社員の所有物である携帯型端末やRFタグを車載装置100に登録しておいて、
図13に示すような無線通信により、対象の人物の乗車判定を行ったりすることができる。
【0044】
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。