【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様によると、上記目的は、高周波入力信号を高周波出力信号に増幅するためのいくつかの増幅モジュールと、これら増幅モジュールの高周波出力信号を合成するための、外側導体とこれに同軸に配置された内側導体とを有する、同軸合成器とを備えた高周波増幅ユニットであって、これら増幅モジュールは同軸合成器の外側導体の外面に配置され、これら増幅モジュールは、高周波出力信号を同軸合成器に送信するために、同軸合成器の同軸の内側導体に接続される、高周波増幅ユニットによって解決される。
【0008】
これら増幅モジュールは同軸合成器の外側導体の外面に配置され、同時に、これら増幅モジュールは、高周波出力信号を同軸合成器に送信するために同軸合成器の同軸の内側導体に接続されるので、特に(内側導体のない)導波管に比べ、コンパクトな設計の極めて省スペースの高周波増幅ユニットを実現できる。(増幅された)高周波出力信号の送信は、すなわち、増幅モジュールから同軸合成器への電力の伝送は、同軸合成器の外側導体への増幅モジュールの配置の故に、ケーブルなしに行うことができる。増幅モジュールと同軸合成器との間にケーブルが不要であるので、高周波増幅ユニットが蒙る合成損失は小さく、必要であれば素速いアクセスが可能である。特に、同軸合成器の内側導体への接続部を介して増幅モジュールの出力電力を同軸合成器に直接伝送できる一方で、同時に、増幅モジュールを冷却するために同軸合成器の外側導体を好都合に使用できることが分かっている。
【0009】
高周波信号は、電波、特にマイクロ波範囲、の周波数を有する信号であることが好ましい。すなわち、高周波信号は、少なくとも50MHz、好ましくは少なくとも70MHz、より好ましくは少なくとも100MHz、特に好ましくは少なくとも300MHz、の周波数を有する電波であることが好ましい。同様に、最大300GHz、好ましくは最大3GHz、の周波数を有する電波であることが好ましい。好適な一範囲は、例えば、1〜3GHzである。粒子加速器の実施の形態のための一般的な周波数は、例えば約70MHzと3GHzの間にある(例えば、1.3GHz、1.5GHz、または1.75GHz)。対応して、このようなマイクロ波を生成、増幅、または案内するように設計された、好ましくは高周波増幅ユニット、増幅モジュール、および同軸合成器に言及する。ここで、これら信号のエネルギーは、外側導体と内側導体との間の誘電体(ここでは好ましくは空気)内を移送される。
【0010】
増幅モジュールは、特にトランジスタ増幅器を備える。この増幅器は、例えば1つ以上のパワートランジスタを備えることができ、プッシュプル動作の場合は、例えば2つのパワートランジスタを備えることができる。更に、増幅モジュールは、上流側トランジスタを保護するために役立つサーキュレータを備えることができる。増幅モジュールは、例えば、回路基板またはアレイとして形成可能である。この回路基板またはアレイは単一部品とすることもできるが、例えば、トランジスタ回路基板とサーキュレータ回路基板とを備えることもできる。増幅モジュールは、少なくとも300W、好ましくは少なくとも400W、より好ましくは少なくとも500W以上、の(定格)電力を供給することが好ましい。増幅モジュールは、特に銅製またはアルミニウム製の、金属層を同軸合成器側に向いた面(特に、据え付け面または下面)に有する。
【0011】
高周波増幅ユニットは、1つ(以上)のドライバ、1つ(以上)前置増幅器、および/または1つのスプリッタを更に備えることができる。スプリッタは、信号をいくつかの増幅モジュールのためのいくつかの高周波入力信号に分配する役割を果たす。このような構成要素は、増幅モジュールのように、同軸合成器の外面に同様に配置することも、その一部にすることもできる。ただし、特にこれら増幅モジュールが同軸合成器の外側導体上のほぼ全空間を既に占めている場合は、代わりに、このような構成要素を別個に配置することもできる。高周波増幅ユニットは、少なくとも4つの、好ましくは少なくとも6つの、より好ましくは少なくとも8つの、増幅モジュールを備えることが好ましい。
【0012】
同軸合成器は、好ましくは長手方向に延在し、この点に関して、長手方向に延在する(外側導体によって形成された)複数の側面を有する塔様の形状を有すると有利であることが実証されている。同軸合成器、特に外側導体および同軸の内側導体、は金属製、特に銅製および/またはアルミニウム製、であることが好ましい。
【0013】
各増幅モジュールを同軸の内側導体にそれぞれ接続することによって、特に、増幅モジュール(例えば、増幅モジュールの結合回路)の出力が内側導体に電気的に接続されることを理解されたい。この接続は、例えば、導電性の連結ピンを介して行える。この場合、このようにして、増幅モジュールは、同軸の内側導体に、特に同軸の内側導体の入力側端部において、接続される。その後、例えば、同軸の内側導体の出力側端部を介して、高周波増幅ユニットからの電力の切り離しが行われる。これは、例えば、同軸の内側導体が出力側において外側導体を越えて突出し、例えば、導波管に結合するためのプローブとして(特に(ロッド)アンテナとして)の役割を果たすことになる。
【0014】
高周波増幅ユニットの1つの実施形態によると、同軸合成器は長手方向に延在し、外側導体は外面の横断面が多角形、特に矩形、に形成される。これにより、同軸合成器は、または同軸合成器の外側導体は、増幅モジュールのための組立体の表面としての役割を果たすことができる外面または側面を外側に簡素に形成できる。これにより、高周波増幅ユニットの極めてコンパクトな設計および更なる合成器への配置を十分な冷却と低い合成損失とで実現できることが分かっている。
【0015】
外側導体の外面のみが対応する横断面形状を有し、外側導体の内面および/または内側導体の外面は異なる、特に丸い、横断面形状を有することが好ましい。ただし、外側導体の外面ばかりでなく、外側導体の内面および/または内側導体の外面も対応する、または異なる、多面状の横断面を有することも可能である。
【0016】
1つの例において、横断面がn個の角(ひいてはn個の面)を有する形状の場合は、好ましくはn個の増幅モジュールが同軸合成器の外側導体の外面に(各側面に1つ)配置される。同軸合成器または外側導体が長手方向に十分に長い場合は、例えば、全体として2n個の増幅モジュールを同軸合成器の外側導体の外面に配置できるように、一側面当たり2つの増幅モジュールを長手方向に配置することもできる。
【0017】
高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、増幅モジュールはほぼ平坦に形成され、同軸合成器の外側導体にほぼ平らに配置される。増幅モジュールは外側導体の外面をほぼ覆うことが好ましい。既に説明したように、周方向に見て、各側面に好ましくは少なくとも1つの増幅モジュールが配置される。
【0018】
高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、同軸合成器の外側導体が増幅モジュールを冷却する役割を果たすことができるように、増幅モジュールは同軸合成器の外面に配置される。これにより、増幅モジュールの特に能動的冷却を僅かな所要スペースで実現できる。これに対して、従来技術における複数の先行アプローチは、省スペースのために増幅ボードが両側に当てがわれた中心冷却ボードを供給することを明記している。ただし、この場合、冷却装置は増幅モジュールの間に設けられているので、出力電力を同軸ケーブルによって上側で放散させる必要があった。記載の実施形態によると、同軸合成器への熱および電力の両方の放出がモジュールの下側で、特に、追加の別個の冷却装置をその間に配置することなく、可能である。この目的のために、各増幅モジュールは、特に、同軸合成器の外側導体に直接配置される。
【0019】
ここで、増幅モジュールの冷却は、好ましくはもっぱら同軸合成器の外側導体を通して(増幅モジュールおよび周囲空気自体を通しての避けられない低速の熱伝達は別として)実現される。
【0020】
高い冷却効率、ひいては高い出力電力、を実現するために、高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、同軸合成器の外側導体は、増幅モジュールを冷却するための冷媒回路の一部として形成される。ここで、冷媒として、例えば水(例えば純水)が供給される。この目的のために、同軸合成器は、例えば、少なくとも1つの冷媒入力部と少なくとも1つの冷媒出力部とを有する。同軸合成器の外側導体は、少なくとも部分的に長手方向に延びる冷媒ライン(例えば、中ぐり穴)を一体に(特に、各コーナー領域に)有することが好ましい。
【0021】
高周波増幅ユニットの出力電力および冷却力を更に最適化するために、高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、増幅モジュールは同軸合成器の外側導体の周囲に配置される。既に説明したように、ここで、周方向に見て、外側導体によってもたらされる各側面に、好ましくは(少なくとも)1つの増幅モジュールが配置される。換言すると、これら増幅モジュールは、周方向に見て列状に配置される。
【0022】
高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、これら増幅モジュールのうちの少なくとも一部は同軸の内側導体に、長手方向に見て同じ高さにおいて、接続される。これにより、同軸合成器の、特に同軸の内側導体の、できる限り簡素な形状が、同軸合成器への高周波出力信号の送信時にできる限り少ない損失で、もたらされる。この場合、対応する増幅モジュールを接続するための各電気接続部(例えば連結ピン)は一平面に、特に同軸合成器の長手方向に対して垂直に、延びる。ただし、複数の異なる増幅モジュール群を設けることもできる。この場合、以下に詳細に説明するように、1つの群の増幅モジュールは、同軸の内側導体に同じ高さで接続されるが、複数の異なる群の増幅モジュールはそれぞれ異なる高さで接続される。
【0023】
高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、第1増幅モジュール群の増幅モジュールは同軸合成器の外側導体の外面に同軸合成器の第1の長手方向区間に配置され、第2増幅モジュール群の増幅モジュールは同軸合成器の外側導体の外面に同軸合成器の第2の長手方向区間に配置される。複数の増幅モジュールが長手方向にずらされているにも拘らず、同軸合成器への高周波出力信号の送信を高効率で実現でき、これにより、高周波増幅ユニットの出力電力を最終的に二倍にできることが分かっている。
【0024】
ここで、第1の長手方向区間は第2の長手方向区間に直接接続されることが好ましい。ここで、高周波増幅ユニットの全ての増幅モジュールの出力電力は、既に説明したように、更に、同軸の内側導体の出力側端部を介して(例えば導波管において)切り離されることが好ましい。この場合、この出力側端部は、第1の長手方向区間の端部領域に位置する。前記端部領域は、第2の長手方向区間とは反対の側に面する。
【0025】
高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、第1群の増幅モジュールは、同軸合成器の第2の長手方向区間に面する、同軸合成器の第1の長手方向区間の端部領域において、同軸の内側導体に接続される、および/または第2群の増幅モジュールは、同軸合成器の第1の長手方向区間に面する、同軸合成器の第2の長手方向区間の端部領域において、同軸の内側導体に接続される。
【0026】
これは、同軸合成器の内側導体への各増幅モジュールの接続部が幾何学的に互いに極めて近接し、同軸合成器の形状の複雑度が低い場合は、合成損失が低く維持されるという利点を有する。ここで、同軸合成器の内側導体への増幅モジュールの接続(ひいては、同軸合成器への高周波出力信号の送信)は、必ずしも(長手方向に見て)全て厳密に同じ高さで行われる必要はないことが認識されており、それは複数の増幅モジュールを長手方向にずらして配置することを可能にする。ここで、第1の長手方向区間および第2の長手方向区間は、ほぼ同じ長さであることが好ましい。
【0027】
第2増幅モジュール群の接続(ひいては二倍の出力電力)をできる限り低い合成損失およびコンパクトな設計で実現するために、高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、同軸合成器の、同軸合成器の第1の長手方向区間に面する、第2の長手方向区間の端部領域内まで同軸の内側導体が延在すると有利であることが実証されている。同軸合成器の第2の長手方向区間は、必要であれば、増幅モジュールと内側導体との間の接続領域(連結領域)から第2の長手方向区間の方向への合成された高周波出力信号の拡散を防止する(例えば、第2の長手方向区間の領域の内側領域内に中実に実現された外側導体または内側導体までの或る距離に回路基板によって形成された)終端装置を有する。
【0028】
高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、第1群の増幅モジュールおよび第2群の増幅モジュールは同軸の内側導体に、同軸合成器の長手方向に見て同じ高さにおいて、接続される。換言すると、第1群の増幅モジュールは同軸の内側導体に、同軸合成器の長手方向に見て第1の高さにおいて、接続され、第2群の増幅モジュールは同軸の内側導体に、同軸合成器の長手方向に見て第2の高さにおいて、接続される。
【0029】
高電力出力信号の望ましくない反射、ひいては合成損失、を減らすために、またはそれらをできる限り防止するために、高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、同軸合成器は、同軸合成器の(特に、接続された増幅モジュールによって引き起こされた)入力側電波インピーダンスが同軸合成器の出力側電波インピーダンスに変成されるように、変成挙動を有する変成部を有する。その結果、線路変成の過程で、(増幅モジュールへの同軸の内側導体の接続領域における)入力側電波インピーダンスが異なる出力側電波インピーダンスに変成される。したがって、N個の増幅モジュールを有する(それぞれの線路が一般にR
1=50Ohmの電波インピーダンスを有する)同軸合成器の入力側電波インピーダンスは、その(並列接続として見ることができる)合成の故に、約R/Nに過ぎない。線路を所望の電波インピーダンスR
2(一般には再び元の電波インピーダンスR
1)に変成するために、λ/4変成器、またはλ/4変成器として機能する変成器、を、例えば変成部として、設けることができる。その長さは、高周波信号の波長λの(必ずしも厳密ではなく)ほぼ4分の1になる。したがって、例えば、変成部の長さがλ/4より明らかに短いように、内側導体および/または外側導体の直径が段状に変化する「ステップインピーダンス(stepped impedance)」設計の変成部を設けることもできる。変成部の電波インピーダンスR
Tは、(R
1/N*R
2)
1/2で推定可能である。例えば、N=4およびR
1=R
2=50Ohmの場合、変成部の電波インピーダンスはほぼR
T=25Ohmになる。ただし、R
1および/またはR
2の値は、必ずしも50Ohmになる必要はない。
【0030】
同軸合成器の有利な一形状が実証されているのは、高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、変成部において、同軸合成器の同軸の内側導体が第1の外径を有し、同軸合成器の外側導体が第1の内径を有し、変成部に接続されている出力部において、同軸合成器の同軸の内側導体が第2の外径を有し、および/または同軸合成器の外側導体が第2の内径を有する場合である。ここで、出力部における同軸の内側導体の外径は、変成部における同軸の内側導体の外径より小さいことが好ましい。代わりに、または加えて、出力部における外側導体の内径は、変成部における外側導体の内径より小さいことが好ましい。ただし、ここで、生産技術の観点から有利であるのは、同軸の内側導体の外径のみが第1の外径から異なる(より小さな)第2の外径に変化する場合、または同軸合成器の外側導体の内径のみが第1の内径から第2の異なる(より小さな)第2の内径に変化し、それぞれ異なる直径が同じままである場合である。これは、第2の内径または外径が第1の内径または外径と同じであることも可能なことを意味する。
【0031】
高電力出力信号の望ましくない反射、ひいては合成損失、を減らすために、またはこれらをできる限り防止するために、高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、変成部における内側導体の第1の外径に対する外側導体の第1の内径の比は、出力部における内側導体の第2の外径に対する外側導体の第2の内径の比より小さい。電波インピーダンスは内側導体の外径に対する外側導体の内径の比に依存するので、これにより電力変成が起こり得る。例えば、出力部における内側導体の外径に対する外側導体の内径の比は、1.5より大きく、好ましくは2より大きい。
【0032】
高周波増幅ユニットの好適な一実施形態によると、高周波増幅ユニットは、少なくとも2kW、好ましくは少なくとも4kW、の出力電力を供給できる。記載の高周波増幅ユニットは、対応して高い電力をコンパクトな設計で供給できることが分かっている。
【0033】
本発明の第2の態様によると、上記目的は、第1の態様によるいくつかの高周波増幅ユニットと高周波導波管とを備えた増幅システムであって、高周波導波管が複数の高周波増幅ユニットの出力電力を合成できるように、高周波増幅ユニットが高周波導波管の長手方向に沿って高周波導波管上に配置された、増幅システムによっても解決される。高周波導波管は、特に、好ましくは矩形の断面を有する導波管である。例えば、少なくとも2つの、好ましくは少なくとも4つの、より好ましくは少なくとも8つの、高周波増幅ユニットが高周波導波管の一方の側に配置される。これら高周波導波管が高周波導波管の両側に配置される場合は、高周波増幅ユニットの数、ひいては出力電力、を二倍にできる。
【0034】
特に省スペースの設計がもたらされるのは、増幅システムの好適な一実施形態によると、各高周波増幅ユニットの長手方向軸線が、横方向に、特に高周波導波管の長手方向軸線に対して垂直に、それぞれ延びている場合である。
【0035】
増幅システムの1つの実施形態によると、各高周波増幅ユニットの同軸の内側導体は、出力側端部において、同軸合成器の電力を高周波導波管に結合するためのプローブとしての(例えば(ロッド)アンテナとしての)役割を果たすので特に有利である。
【0036】
記載の高周波増幅ユニットにより、増幅システムは、例えば、少なくとも24kW、48kW、または96kW、の出力電力を供給できる。
【0037】
増幅システムの好適な一実施形態によると、高周波増幅ユニットは、高周波導波管の横方向に互いにずらして、および/または高周波導波管の両側に、配置される。ここで、これら高周波増幅ユニットは、特に、長手方向に(導体)波長の2分の1の距離に配置される。これにより、特に、高周波増幅ユニットのほぼ正方形の横断面との組み合わせにおいて、特に省スペースの設計がもたらされる。
【0038】
上記の本発明の全ての態様の例および実施形態は、全ての組み合わせで開示されると理解されるべきである。
【0039】
上記のさまざまな態様の更なる有利な実施形態を、特に図と組み合わせて、これら態様のいくつかの例示的実施形態の以下の詳細な説明において説明する。ただし、本出願に含まれている図は、本発明の保護の範囲を規定するためではなく、説明のためにのみ使用されるものとする。含まれている図面は必ずしも一定比例の縮尺でなく、単に本発明の態様の一般概念を例示的形態で反映しようとするものである。特に、各図に含まれている特徴は、本発明の必須要素として決して見做されるべきではない。