特許第6982662号(P6982662)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 東芝ライフスタイル株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000002
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000003
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000004
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000005
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000006
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000007
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000008
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000009
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000010
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000011
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000012
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000013
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000014
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000015
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000016
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000017
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000018
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000019
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000020
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000021
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000022
  • 特許6982662-冷蔵庫 図000023
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6982662
(24)【登録日】2021年11月24日
(45)【発行日】2021年12月17日
(54)【発明の名称】冷蔵庫
(51)【国際特許分類】
   F25D 23/00 20060101AFI20211206BHJP
   F25D 25/00 20060101ALI20211206BHJP
   B05B 5/057 20060101ALI20211206BHJP
【FI】
   F25D23/00 302E
   F25D23/00 302M
   F25D25/00 F
   B05B5/057
【請求項の数】1
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2020-117069(P2020-117069)
(22)【出願日】2020年7月7日
(62)【分割の表示】特願2019-72649(P2019-72649)の分割
【原出願日】2009年10月6日
(65)【公開番号】特開2020-176827(P2020-176827A)
(43)【公開日】2020年10月29日
【審査請求日】2020年7月7日
(31)【優先権主張番号】特願2009-79161(P2009-79161)
(32)【優先日】2009年3月27日
(33)【優先権主張国】JP
(31)【優先権主張番号】特願2009-135017(P2009-135017)
(32)【優先日】2009年6月4日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】503376518
【氏名又は名称】東芝ライフスタイル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】特許業務法人 サトー国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】品川 英司
(72)【発明者】
【氏名】小嶋 健司
(72)【発明者】
【氏名】及川 誠
(72)【発明者】
【氏名】上山 英夫
(72)【発明者】
【氏名】今久保 賢治
(72)【発明者】
【氏名】合野 一彰
(72)【発明者】
【氏名】石橋 郁夫
【審査官】 庭月野 恭
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−337694(JP,A)
【文献】 特開2008−292136(JP,A)
【文献】 特許第4151738(JP,B1)
【文献】 特開2006−057999(JP,A)
【文献】 特開2007−046892(JP,A)
【文献】 実開昭63−147686(JP,U)
【文献】 特開2003−214757(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷蔵温度帯の貯蔵室を有する冷蔵庫において、
ミストを放出するミスト放出部を有する静電霧化装置を備え、
前記静電霧化装置は、前記貯蔵室の上方に位置する仕切板に設置され、前記仕切板の下面に沿って冷気を流す通路が設けられ、前記静電霧化装置の放出口の下方には部材があり、その部材にあって前記放出口の下方に対応する位置は閉鎖されている一方、前記部材にあって前記放出口の下方に位置させて当該放出口と連通するミスト放出口が設けられ、
前記ミスト放出部から放出されたミストは、下向きにミストを放出する前記ミスト放出部の前記放出口から前記ミスト放出口を経て前記貯蔵室内に供給される冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、霧化装置で発生したミストを貯蔵室に供給する構成とした冷蔵庫に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、冷蔵庫において、ミスト発生手段を、貯蔵室のうちの野菜室に設けて、そのミスト発生装置から発生したミストを野菜室に供給することにより、野菜の鮮度保持を行う構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。また、このようなミスト発生手段を、野菜等に付着した農薬等の有害物質の除去に利用したり(例えば、特許文献2参照)、或いは殺菌や脱臭に利用したり(例えば、特許文献3参照)することも考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4179398号公報
【特許文献2】特開2008−116198号公報
【特許文献3】特開2003−79714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ミスト発生手段として霧化装置を用い、ミストを生成して貯蔵室に供給することができ、清潔で安全な冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵温度帯の貯蔵室を有する冷蔵庫であって、ミストを放出するミスト放出部を有する静電霧化装置を備え、静電霧化装置は、貯蔵室の上方に位置する仕切板に設置され、仕切板の下面に沿って冷気を流す通路が設けられ、静電霧化装置の放出口の下方には部材があり、その部材にあって放出口の下方に対応する位置は閉鎖されている一方、部材にあって放出口の下方に位置させて当該放出口と連通するミスト放出口が設けられ、ミスト放出部から放出されたミストは、放出口からミスト放出口を経て通路を通り、貯蔵室内に供給され、循環する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の第1の実施形態を示す冷蔵庫全体の縦断側面図
図2】静電霧化装置を設置した付近の概略的斜視図
図3】静電霧化装置を設置した付近の概略的平面図
図4】給水機構部分の縦断側面図
図5】野菜容器と静電霧化装置との位置関係を示す概略的斜視図
図6】静電霧化装置設置部分の縦断側面図
図7図6とは異なる位置での静電霧化装置部分の縦断側面図
図8】本発明の第2の実施形態を示す静電霧化装置部分の縦断正面図
図9】本発明の第3の実施形態を示す図3相当図
図10図5相当図
図11】蓋を閉じた状態で示す静電霧化装置の概略的斜視図
図12】蓋を開けた状態で示す静電霧化装置の概略的斜視図
図13】静電霧化装置の縦断正面図
図14】本発明の第4の実施形態を示す図4相当図
図15】本発明の第5の実施形態を示す静電霧化装置設置部分の縦断側面図
図16】本発明の第6の実施形態を示すもので、チルドケースなどを除いた状態で、冷蔵用冷却器のRエバカバー部分を正面から見た図
図17図16のX1−X1線に沿う縦断側面図
図18】本発明の第7の実施形態を示す図16相当図
図19図18のX2−X2線に沿う縦断側面図
図20】本発明の第8の実施形態を示す静電霧化装置設置部分の縦断側面図
図21】静電霧化装置の給電装置部分の縦断側面図
図22】本発明の第9の実施形態を示す図1相当図
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図7を参照して説明する。まず、図1において、冷蔵庫本体1の断熱箱体2は、外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填して形成されている。この冷蔵庫本体1の内部には、上方から冷蔵室3、野菜室4、そして製氷室5と小冷凍室(図示せず)を左右に併設し、最下部に冷凍室7を配設している。このうち、冷蔵室3及び野菜室4は、庫内温度が1〜4℃に制御される冷蔵温度空間であり、どちらも冷蔵温度帯の貯蔵室を構成する。これら冷蔵室3及び野菜室4は、同じ冷蔵温度帯の貯蔵室であることから、基本的に合成樹脂により形成された仕切板8によって上下に区画されている。他の貯蔵室の製氷室5、小冷凍室及び冷凍室7は、冷凍温度帯の貯蔵室を構成するものである。なお、小冷凍室は、使用者によって設定温度を切り替えることが可能な温度切替室としてもよい。冷蔵温度帯の下部の野菜室4と、これのすぐ下に存する冷凍温度帯の製氷室5及び小冷凍室との間は、断熱仕切壁9によって区画されている。
【0008】
冷蔵室3は、横開き式の回動可能な扉3aによって開閉され、他の野菜室4、製氷室5、小冷凍室及び冷凍室7は、それぞれ引き出し式の扉4a,5a,7aによって開閉されるようになっている。なお、各貯蔵室(冷蔵室3、野菜室4、製氷室5、小冷凍室、冷凍室7)には、対応する扉3a、4a,5a,7aの開閉を検出する扉スイッチ(図示せず)が設けられている。製氷室5には、製氷皿11を備えた自動製氷装置12(製氷装置)が配設されている。
【0009】
冷蔵室3の下部の背部には冷蔵用冷却器13が配設され、野菜室4の背部には、この冷蔵用冷却器13により冷却された冷気を冷蔵温度帯の貯蔵室である冷蔵室3及び野菜室4内に供給して循環させる冷蔵用ファン14が配設されている。冷蔵室3の後面には、冷気ダクト15が設けられている。この冷気ダクト15には複数の冷気吹出し口15aが形成されていて、冷気ダクト15内を通る冷気が冷気吹出し口15aから冷蔵室3内に吹き出される。
【0010】
また、冷凍室7の背部には冷凍用冷却器16が配設され、製氷室5及び小冷凍室の背部には、冷凍用冷却器16により冷却された冷気を冷凍温度帯の貯蔵室である製氷室5、小冷凍室及び冷凍室7に供給して循環させる冷凍用ファン17が配設されている。冷蔵庫本体1の後底部には機械室18が形成されていて、ここに冷凍サイクルのコンプレッサ19が配設されている。このコンプレッサ19は、冷蔵用冷却器13と冷凍用冷却器16に共用のものである。
【0011】
冷蔵室3内の下部には、図2に示すように、仕切板8の上方に位置させて、左端に製氷用給水タンク20が着脱可能にセットされ、この製氷用給水タンク20の右隣に引出し式の小物ケース21と卵ケース22が上下2段に設けられ、右側にチルド室23が設けられている。チルド室23にはチルドケース24が設けられている。この場合、製氷用給水タンク20、小物ケース21、卵ケース22、チルド室23の前端は、仕切板8の前端よりも後方に位置していて、仕切板8の前部8aの上方には空間部が形成されている。この空間部は、冷蔵室3における扉3aの内面に設けられたドアポケット25(図1参照)のためのスペースになっている。
【0012】
前記製氷用給水タンク20の後方には、図3に示すように水受け容器28が設置されている。これら製氷用給水タンク20と水受け容器28との間には、製氷用給水タンク20の水を水受け容器28側へ供給するための給水機構29が設けられている。この給水機構29は、次のような構成となっている。図4に示すように、水受け容器28の下方にはポンプ用モータ30が設けられ、前記製氷用給水タンク20にはポンプ31が設けられていて、ポンプ用モータ30により非接触でポンプ31を駆動する構成となっている。
【0013】
詳細には示されてはいないが、その駆動原理を簡単に説明する。ポンプ用モータ30の先端部には、当該ポンプ用モータ30により回転駆動される永久磁石32が設けられ、その永久磁石32の回転により、製氷用給水タンク20内のポンプ31のポンプ羽根が回転し、ポンプ動作が行なわれる。ポンプ動作が行なわれると、製氷用給水タンク20内の水が汲み上げられて、給水パイプ33を介して水受け容器28に供給される。水受け容器28に供給された水は、給水パイプ34を介して、前記自動製氷装置12の製氷皿11へ供給される構成となっている。
【0014】
さて、冷蔵室3と野菜室4との間を仕切る前記仕切板8の前部8aに、静電霧化装置36が設置されており、以下、この静電霧化装置36の構成について、図6及び図7も参照して説明する。静電霧化装置36は、図2及び図3に示すように、仕切板8の前部8aにおいて、左右方向のほぼ中央部に配置されている。仕切板8の下面には、静電霧化装置36を設置するためのベース板37が取り付けられ、仕切板8には、静電霧化装置36の霧化ユニット38を出し入れするための開口部39が形成されている。仕切板8には、その開口部39を開閉する蓋40が前後方向にスライド可能に設けられている。仕切板8とベース板37との間には、霧化ユニット38を収容するためのユニット収容部41が設けられている。
【0015】
霧化ユニット38は、水Wを貯留する貯水タンク43(貯水部に相当)と、この貯水タンク43の上部に組み付けられた上部ケース44と、この上部ケース44を上方から覆うユニット蓋45とを有している。上部ケース44には、導電性シート46と、保水材47と、吸水ピン48と、複数本のミスト放出部49が設けられている。
【0016】
このうち、導電性シート46は、例えば、ポリエステル繊維と、導電性物質としてのカーボン繊維を混ぜてフェルト状(不織布状)に形成したもので、保水性、水分の吸い上げ特性と、導電性を有していて、上部ケース44内の上部に配置されている。
【0017】
保水材47は、例えばウレタンスポンジからなり、保水性及び水分の吸い上げ特性に優れていて、上面が導電性シート46の下面に接触する状態で配置されている。保水材47は、導電性シート46よりも厚く形成されている。
【0018】
吸水ピン48は、例えば、ポリエステル繊維を撚り合せてピン状に形成したもので、保水性と、水分の吸い上げ特性に優れている。この吸水ピン48は、上端部が前記保水材47を貫通して導電性シート46に接触している。また、吸水ピン48の下端部は、上部ケース44の筒部44aを通して貯水タンク43内の水Wの中に挿入された状態となっている。
【0019】
ミスト放出部49は、例えば、ポリエステル繊維と、導電性物質としてのカーボン繊維を混ぜて撚り合せてピン状に形成したもので、吸水ピン48と同様に保水性及び水分の吸い上げ特性を有するとともに、導電性シート46と同様に導電性を有している。各ミスト放出部49には、白金ナノコロイドを担持させている。白金ナノコロイドは、例えば、当該白金ナノコロイドを含む処理液にミスト放出部49を浸漬して、これを焼成することによって担持させることができる。これら各ミスト放出部49は、それぞれの上端部が導電性シート46に接触している。
【0020】
また、各ミスト放出部49の下端部は、上部ケース44を貫通して上部ケース44の下方へ垂下する状態で突出している。上部ケース44には、それらミスト放出部49を覆うように放出部カバー50が着脱可能に設けられている。その放出部カバー50には、ミスト放出部49の下方に位置させて、放出口51が形成されている。ベース板37には、その放出口51の後方に位置させて、ミスト放出口52が形成されている。ミスト放出口52は、野菜室4内の上部に連通している。放出口51とミスト放出口52とは連通していて、前記ミスト放出部49からミストが放出されると、そのミストは、図6に矢印Aで示すように、放出口51からミスト放出口52を通して野菜室4内に供給されるようになっている。
【0021】
ここで、吸水ピン48は、貯水タンク43内の水Wを吸い上げて保水材47及び導電性シート46に供給する。保水材47は、吸水ピン48から供給された水を保持するとともに、その水を前記導電性シート46に供給する。導電性シート46は、吸水ピン48及び保水材47から供給された水をミスト放出部49に供給する。この場合、吸水ピン48、保水材47、導電性シート46は、ミスト放出部49へ水分を供給する給水部を構成する。
【0022】
霧化ユニット38をユニット収容部41にセットする際には、前記蓋40を開放させた状態で、図6に矢印B1で示すように、開口部39からユニット収容部41内に挿入した後、後方へスライドさせることによって正規のセット位置にセットする。また、霧化ユニット38をユニット収容部41から取り出す際には、図6に矢印B2で示すように、手前にスライドさせた後、霧化ユニット38を持ち上げて開口部39から取り出すようにする。
【0023】
霧化ユニット38には、図7に示すように、給電ピン54が後方へ向けて突出するように設けられている。この給電ピン54は、基端部が導電部材55を介して前記導電性シート46に接続されている。霧化ユニット38をユニット収容部41内の正規の位置にセットすると、給電ピン54の先端部が、ベース板37側に設けられたコネクタ58に挿入接続される。コネクタ58は、電源装置56の二次側の高電圧トランス57の一端に接続されるようになっている。ここで、前記ミスト放出部49には、導電性シート46、給電ピン54、コネクタ58を介して、電源装置56の負の高電圧(−数kV)が印加されるようになっている。電源装置56の負の高電圧が各ミスト放出部49に印加されると、各ミスト放出部49の表面の水分が分裂して微細なミストとして放出されるようになる。静電霧化装置36において、ミスト放出部49に対する対極を、当該ミスト放出部49の近傍には設置していない。
【0024】
ユニット収容部41内の底部には、霧化ユニット38の位置決めをする位置決め凸部60が設けられているとともに、霧化ユニット38のセット状態を検出するユニット検出スイッチ61が設けられている。また、ベース板37の前部には、蓋スイッチ62及びレバー63が設けられている。蓋40が閉鎖された状態では、蓋40の押圧部64を介してレバー63が回動されることに基づき蓋スイッチ62が押圧操作され、蓋40が開放されると、蓋スイッチ62に対する押圧操作が解除される。これにより、蓋40の開閉を蓋スイッチ62により検出する。
【0025】
前記貯水タンク43内には、図7に示すように、容器状をなすろ過フィルタ65が設けられているとともに、そのろ過フィルタ65内にイオン交換樹脂66が収容されている。ユニット蓋45には、そのろ過フィルタ65に対応して下方へ延びる筒状の注水口67が設けられている。ユニット蓋45には、その注水口67を開閉する注水蓋68が着脱可能に装着されている。その注水蓋68を外した状態で、注水口67から貯水タンク43内へ水を補給することができる。また、貯水タンク43の内面には、例えば酸化チタンからなる光触媒69が塗布されている。ユニット収容部41内の底部には、紫外線を発する光源(例えば紫外線LED)70が設けられている。この光源70は、点灯時に貯水タンク43に向けて紫外線を照射する。光触媒69は、その紫外線を受けることで活性化し、除菌作用を発揮する。
【0026】
前記野菜室4内には、図1に示すように、下部容器72と、この下部容器72の上部に配置された上部容器73とが設けられている。上部容器73は、下部容器72よりも前後方向の長さが小さく形成されていて、下部容器72の後部側に配置されている。上部容器73の前端部が、前記ベース板37の前記ミスト放出口52の下方に位置するようになっている。そして、この状態で、ミスト放出口52から野菜室4内へミストが放出されると、そのミストは下部容器72と上部容器73の両方に供給されるようになる。
【0027】
冷蔵庫本体1の背部には、マイクロコンピュータを含む制御装置75(図1参照)が設けられている。この制御装置75は、冷凍サイクルのコンプレッサ19や冷蔵用ファン14、冷凍用ファン17、自動製氷装置12、給水機構29のポンプ用モータ30、静電霧化装置36、光源70など、冷蔵庫本体1の全体の動作を制御する機能を有していて、制御手段を構成する。制御装置75は、特に、静電霧化装置36に対しては、各貯蔵室の扉スイッチが扉の閉鎖を検出し、かつ、前記蓋スイッチ62が蓋40の閉鎖を検出し、さらに、ユニット検出スイッチ61が霧化ユニット38のセット状態を検出した状態でのみ静電霧化装置36への通電を許容するが、いずれかの貯蔵室の扉が開放されたり、蓋40が開放されたり、或いは霧化ユニット38がセットされていないことを検出した場合には、静電霧化装置36への通電を遮断する。また、制御装置75は、所定時間ごとに光源70を一定時間点灯制御する。
【0028】
上記構成の作用を説明する。
霧化ユニット38がユニット収容部41内にセットされ、ユニット収容部41の蓋40が閉鎖され、かつ、各貯蔵室の扉が閉鎖された状態で、静電霧化装置36が駆動されると、各ミスト放出部49から微細なミストが放出され、そのミストがミスト放出口52から野菜室4の上部容器73及び下部容器72内に供給される。そのミストは強い酸化作用を有するヒドロキシラジカルを含んでいて、そのヒドロキシラジカルを含むミストが野菜室4の上部容器73及び下部容器72内に供給されることで、それらの除菌や脱臭が可能になる。また、そのミストにより、それら上部容器73及び下部容器72内に収容された野菜等の鮮度保持等も期待できる。また、所定時間ごとに光源70を一定時間点灯制御することで、貯水タンク43内の光触媒69が活性化され、貯水タンク43内の除菌作用を期待できる。
【0029】
ところで、静電霧化装置36は、水が無くなるとミストを発生させることができなくなるため、定期的に水を補給する必要がある。また、使用に伴いミスト放出部49の表面にぬめりのような汚れが付着して目詰まりが発生すると、ミストの放出性能が低下するため、例えば1年に1回程度、ミスト放出部49を掃除することが好ましい。
【0030】
このような場合には、冷蔵室3の扉3aを開放した後、仕切板8前部8aの蓋40をスライドさせてユニット収容部41の開口部39を開放させる。そして、使用者はユニット収容部41内に手を挿入して静電霧化装置36の霧化ユニット38を持ち、前方へスライドさせた後、持ち上げ、ユニット収容部41から取り出す。このとき、コネクタ58に対する給電ピン54の接続が外れる。そして、水を補給するだけの場合には、注水蓋68を外した状態で注水口67から水を補給する。また、ミスト放出部49も掃除する場合には、貯水タンク43から上部ケース44を外すとともに、上部ケース44から放出部カバー50を外し、ミスト放出部49を露出させた状態でその掃除を行う。なお、水を補給するだけの場合には、霧化ユニット38をユニット収容部41にセットしたままで、注水蓋68のみを外すことによっても行うことができる。
【0031】
なお、水の補給や掃除が終わったら、霧化ユニット38をもとのように組み立てた後、霧化ユニット38をユニット収容部41内に収容して正規の位置にセットする。このとき、給電ピン54をコネクタ58に挿入接続する。この後、蓋40を前方へスライドして開口部39を閉鎖し、冷蔵室3の扉3aを閉鎖しておく。
【0032】
上記した第1の実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
冷蔵室3と野菜室4との間の仕切板8に静電霧化装置36を設置し、その静電霧化装置36のミスト放出部49から放出されたミストを主に野菜室4に供給する構成とした。これにより、強い酸化作用を有するヒドロキシラジカルを含むミストが野菜室4に供給されることで、その野菜室4内の除菌や脱臭が可能になる。また、そのミストにより、野菜等の鮮度保持等も期待できる。
【0033】
静電霧化装置36としては、ミスト放出部49に対する対極を、当該ミスト放出部49の近傍に設置していないため、ミスト放出部と対極との間でコロナ放電が発生していた従来構成のものとは異なり、課題の1つであるオゾンなどの有害ガスの発生を抑えることができ、安全性を向上させることができる。
【0034】
静電霧化装置36は水Wを貯留する貯水タンク43を有し、この貯水タンク43に貯留された水Wを、吸水ピン48、保水材47及び導電性シート46を介して各ミスト放出部49に供給する構成としている。これにより、ミスト放出部49へ水を安定して供給することができるので、ミスト放出部49からのミスト発生量も安定させることができる。
【0035】
また、貯水タンク43は霧化ユニット38ごとユニット収容部41に対して着脱可能であるから、貯水タンク43への水の補給を容易に行うことができる。貯水タンク43に合わせてミスト放出部49も着脱可能であるから、そのミスト放出部49の掃除も容易に行うことができる。
【0036】
貯水タンク43内にろ過フィルタ65を設けたので、貯水タンク43内に補給される水を浄化することができ、清潔な水をミスト放出部49に供給することができる。これにより、ミスト放出部49などに目詰まりが発生することを極力防止することができ、ミストの放出量の低下を防止することができるようになる。また、そのろ過フィルタ65内にイオン交換樹脂66を設けたので、貯水タンク43内に貯留される水Wに含まれたミネラル分を、そのイオン交換樹脂66により吸着することで除去することができる。これにより、ミスト放出部49などにスケールが蓄積してしまうことを極力防止できて、目詰まりの発生を一層防止することができ、ミストの放出量の低下を一層防止できるようになる。これらにより、ミスト放出部49の使用寿命を長くすることが可能になる。
【0037】
加えて、所定時間ごとに光源70を一定時間点灯制御することで、貯水タンク43内の光触媒69が活性化され、貯水タンク43内の除菌作用を期待できる。これによっても、清潔な水をミスト放出部49に供給することができる。したがって、ミスト発生手段として静電霧化装置を用いながらも、除菌作用のあるヒドロキシラジカルを含むミストを生成して貯蔵室に供給することができ、清潔で安全な冷蔵庫を提供することができる。
【0038】
静電霧化装置36の霧化ユニット38は仕切板8の前部8aに設置したので、その霧化ユニット38に対する水の補給や、霧化ユニット38の着脱が容易にできる。霧化ユニット38のミスト放出部49から放出されるミストが、野菜室4における上部容器73と下部容器72の両方に上方から供給される構成としたので、上部容器73にも下部容器72にもミストを供給することができる。
【0039】
ミスト放出部49に白金ナノコロイドを担持させることで、ミスト放出部49から放出されるミストにヒドロキシラジカルが一層生成されやすくなり、除菌機能や脱臭機能を一層向上させることが可能になる。また、ミスト放出部49に導電性物質(カーボン)を含ませたことにより、ミスト放出部49の導電性を良好に維持することができる。
【0040】
貯蔵室(冷蔵室3、野菜室4、製氷室5、小冷凍室、冷凍室7)の扉3a、4a,5a,6a,7aのどれかが開放されると、静電霧化装置36の通電が遮断される構成としているので、使用者が高電圧部に触れることを防止でき、安全性の向上を図ることができる。この場合、少なくとも冷蔵室3の扉3aが開放されたときに、静電霧化装置36の通電が遮断される構成とすればよい。また、本実施形態においては、静電霧化装置36を収容したユニット収容部41の蓋40の開閉を検出する蓋スイッチ62を設け、その蓋40が開放されたときも、静電霧化装置36の通電が遮断されるようにしているので、一層安全性を向上できる。さらに、ユニット収容部41にユニット検出スイッチ61を設け、霧化ユニット38がセットされていないときも、静電霧化装置36の通電が遮断されるようにしているので、一層安全性を向上できる。
【0041】
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について、図8を参照して説明する。第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付して異なる部分について説明する。図8は、静電霧化装置77の霧化ユニット78を設置した部分を正面側から見た縦断正面図である。この図8において、霧化ユニット78を収容するユニット収容部79は、仕切板8に一体に設けられている。ユニット収容部79の位置は、第1の実施形態におけるユニット収容部41とほぼ同じ位置とされている。霧化ユニット78は、ユニット収容部79に着脱可能にセットされている。
【0042】
ユニット収容部79の上面開口部80は、前後方向へスライド可能に設けられた蓋81によって開閉されるようになっている。上面開口部80には、蓋81の開閉を検出する蓋スイッチ82が設けられている。
【0043】
霧化ユニット78のユニットケース84は上面が開口した矩形容器状をなし、内部に貯水タンク85(貯水部に相当)が設けられている。貯水タンク85には、霧化用の水Wが貯留されている。貯水タンク85内には容器状をなすろ過フィルタ86が着脱可能に収容され、このろ過フィルタ86内にイオン交換樹脂87が収容されている。
【0044】
ユニットケース84の上面には、貯水タンク85を上方から覆うように、ユニット蓋88が着脱可能に装着されている。ユニット蓋88には、前記ろ過フィルタ86の上方に位置させて、注水口89を開閉する注水蓋90が着脱可能に装着されている。ここで、貯水タンク85へ水を補給する場合には、注水蓋90を外した状態で、注水口89からろ過フィルタ86内へ給水する。このとき、補給された水Wは、ろ過フィルタ86を通過する過程でろ過される。また、ろ過フィルタ86内にはイオン交換樹脂87が収容されているので、水Wに含まれたミネラル分はイオン交換樹脂87に吸着されて除去されるようになる。したがって、貯水タンク85内に収容された水Wは貯水タンク85内で浄化され、その浄化された水Wが、後述する吸水ピン91に供給されるようになる。
【0045】
ユニットケース84内の右部には、ピン保持ケース92が着脱可能にセットされている。このピン保持ケース92には、吸水ピン91と、導電性シート93と、保水材94と、ピン状をなす複数本のミスト放出部95と、給電ピン96が設けられている。ここで、吸水ピン91、導電性シート93、保水材94、ミスト放出部95は、それぞれ第1の実施形態における吸水ピン48、導電性シート46、保水材47、ミスト放出部49と同様な材料により形成されている。
【0046】
導電性シート93は、ピン保持ケース92内の最上部に配置されている。保水材94は、上面が導電性シート93の下面に接触する状態で配置されている。保水材94は、導電性シート93よりも厚く形成されている。各ミスト放出部95は、それぞれの上端部が保水材94を貫通して導電性シート93に接触している。また、各ミスト放出部95の下端部は、ピン保持ケース92を貫通してユニットケース84内に垂下する状態で突出している。ユニットケース84の底壁部には、それらミスト放出部95の下方に位置させて、多数の孔からなる放出口97が形成されている。吸水ピン91は、上端部が前記保水材94に接触し、下端部は、ピン保持ケース92を貫通して貯水タンク85内の水Wの中に挿入された状態となっている。
【0047】
ここで、吸水ピン91は、貯水タンク85内の水を吸い上げて保水材94に供給する。保水材94は、吸水ピン91から供給された水を保持するとともに、その水を前記導電性シート93及び各ミスト放出部95に供給する。この場合、吸水ピン91と保水材94と導電性シート93は、ミスト放出部95へ水分を供給する給水部を構成する。
【0048】
前記給電ピン96は、上端部が保水材94を貫通して導電性シート93に接触している。給電ピン96の下端部は、ピン保持ケース92を貫通して下方に突出し、先端部が後方へ向けて突出している。したがって、給電ピン96は、横から見てL字状をなしていて、霧化ユニット78をユニット収容部79内に収容した後、後方へスライドすることに伴い、後端部がコネクタ98に挿入接続されるようになっている。コネクタ98には、電源装置56(図6参照)の負極が接続されるようになっている。この場合、電源装置56の負の高電圧が給電ピン96に印加されると、その電圧が、導電性シート93及び水分を介して各ミスト放出部95にも印加される。これに基づき、各ミスト放出部95の表面の水分が分裂して微細なミストとして放出されるようになる。この静電霧化装置77においても、ミスト放出部95に対する対極を、当該ミスト放出部95の近傍には設置していない。
【0049】
ユニット収容部79の底壁部には、前記放出口97の下方に位置させて、ミスト放出口99が形成されており、各ミスト放出部95から放出されたミストは、そのミスト放出口99を通して、下方の野菜室4内に供給されるようになる。野菜室4内に供給されたミストは、第1の実施形態と同様に、前記上部容器73と下部容器72の両方に上方から供給されるようになる。
この第2の実施形態においても、貯水タンク85の内の底面に光触媒を設け、ユニット収容部79側に紫外線を放射する光源を設けるようにしてもよい。
このような構成とした第2の実施形態においても第1の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0050】
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態について図9から図13を参照して説明する。なお、第1及び第2の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0051】
この第3の実施形態における静電霧化装置101の霧化ユニット102は、図9に示すように、仕切板8の上面において、小物ケース103の後方で、かつ製氷用給水タンク20と水受け容器28の右横となる位置に設置している。小物ケース103は、第1の実施形態における小物ケース21よりも前後方向の長さが短く形成されている。
【0052】
霧化ユニット102は、図11図13に示すように、仕切板8側に固定されるユニットベース104と、このユニットベース104に対して前方からのスライドにより着脱可能にセットされるユニットケース105とを備えている。ユニットベース104は、上面及び前面が開口したほぼ矩形箱状をなしていて、前部に横から見てL字形をなす蓋106が設けられている。この蓋106は、下端部を支点として前後方向に回動可能とされている。この蓋106において、図11に示す閉鎖状態で上部となる部分に、後端部が開口した切欠部107が形成されているとともに、右側部に押圧片108が設けられている。切欠部107は、後述する給水パイプ109との干渉を避けるためのものである。ユニットベース104の右側壁の上部には、押圧片108によって操作される蓋スイッチ110が設けられている。蓋スイッチ110は、蓋106の開閉を検出する。
【0053】
前記ユニットケース105には、図13に示すように、左部に貯水タンク111(貯水部に相当)が一体に設けられていて、この貯水タンク111内に、イオン交換樹脂を収容したろ過フィルタ86が収容されているとともに、フロート部材112が配設されている。フロート部材112は、水Wに浮くフロート部113と、一端部がフロート部113に連結された「へ」の字状をなすアーム部114と、このアーム部114の先端部に固着された永久磁石115とを有していて、アーム部114の中間部が軸116により貯水タンク111に回動可能に支持されている。
【0054】
ここで、貯水タンク111内の水位が高い場合には、図13に実線で示すように、フロート部113の位置が高くなるが、永久磁石115の位置は低くなる。そして、貯水タンク111内の水位が低くなると、図13に二点鎖線で示すように、フロート部113の位置が低くなり、これにつれて永久磁石115の位置は高くなる。前記ユニットベース104の左側壁内には、2個の磁気センサ117と磁気センサ118が上下に設けられている。これら磁気センサ117,118とフロート部材112を用い、フロート部材112の永久磁石115の位置を磁気センサ117,118により検出することで、貯水タンク111内の水位を検出することができ、また、永久磁石115の磁束の有無を磁気センサ117,118により検出することで、ユニットケース105がユニットベース104にセットされているか否かを検出することができる。
【0055】
ユニットケース105の上部には、ユニット蓋120が着脱可能に設けられている。このユニット蓋120には、前記ろ過フィルタ86の上方に位置させて注水口121が形成されている。ユニットケース105の右部には、第2の実施形態と同様なピン保持ケース92が着脱可能に設けられている。このピン保持ケース92には、導電性シート93と、保水材94と、複数本のミスト放出部95と、吸水ピン91と、給電ピン96が設けられている。この場合も、給電ピン96は、下部が後方に向けて曲げられていて、全体としてはL字形をなしている。そして、ユニットベース104の底部には、前向きに開口したコネクタ122が設けられていて、ピン保持ケース92を装着したユニットケース105を、ユニットベース104に前方から挿入した際に、給電ピン96の先端部がコネクタ122に前方から挿入接続される構成となっている。複数本のミスト放出部95の下端部は、ユニットケース105の外側に位置している。
【0056】
ユニットベース104の底壁部には、ミスト放出部95の下方に位置させて、複数の孔からなる放出口123が形成されている。また、仕切板8には、その放出口123に対応する部位にミスト放出口124(図13参照)が形成されている。したがって、この場合、ミスト放出部95から放出されたミストは、放出口123及びミスト放出口124を通して、下方の野菜室4内に供給される。
【0057】
この場合、静電霧化装置101の霧化ユニット102は、図10に示すように、野菜室4内の上部容器73の左後部の上方に位置することになる。したがって、霧化ユニット102の各ミスト放出部95は、すべて上部容器73に上方から臨むことになり、ミスト放出口124から放出されたミストは、上部容器73のみに供給されることになる。このため、本実施形態においては、上部容器74の底部にスリット状の通気部125を複数個形成している。これにより、上部容器73内に供給されたミストを、その通気部125を通して下部容器72内にも供給することができる。
【0058】
次に、静電霧化装置101の霧化ユニット102への自動給水構造について、主に図9を用いて説明する。製氷用給水タンク20に、静電霧化装置101向けの専用の給水機構127を設けている。この給水機構127は、前記給水機構29と同様に、水受け容器28の下方に設けられたポンプ用モータ128と、このポンプ用モータ128により回転される永久磁石129と、製氷用給水タンク20に設けられ永久磁石129によって回転されるポンプ130と、このポンプ130により汲み上げられた水を前記霧化ユニット102の注水口121から貯水タンク111に導く給水パイプ109とによって構成されている。給水パイプ109の先端部は、注水口121に上方から臨んでいる(図11図12参照)。この給水機構127により、製氷用給水タンク20内の水を、霧化ユニット102へ必要な量だけ自動的に供給する構成となっている。給水機構127のポンプ用モータ128も前記制御装置75によって制御する構成とする。
【0059】
上記した実施形態によれば、特に次のような作用効果を得ることができる。
製氷用給水タンク20の水を給水機構127により静電霧化装置101の霧化ユニット102へ自動的に供給する構成としたので、静電霧化装置101への給水を自動化でき、使用者が静電霧化装置101へ逐一給水するという手間を省くことができる。この実施形態においては、製氷用給水タンク20は、静電霧化装置101の貯水部を兼ねている。
【0060】
静電霧化装置101の霧化ユニット102は、仕切板8の後部に設置するようにしたので、製氷用給水タンク20から水受け容器28へ給水する給水経路の近くになり、自動給水化が容易にできる。
【0061】
霧化ユニット102のミスト放出部95は、野菜室4における上部容器73の上方に臨むように配置されているが、その上部容器73の底部に通気部125を形成しているので、ミスト放出部95から放出されたミストを、上部容器73に供給できるとともに、通気部125を介して下部容器72にも供給することができる。
【0062】
貯水タンク111内に設けた、永久磁石115を有するフロート部材112と、ユニットベース104に設けた磁気センサ117,118により、貯水タンク111内の水位を検出することができる。これに伴い、制御装置75が、貯水タンク111内の水Wが無くなったことを検出した場合に、その報知をすることが可能となる。また、ユニットベース104に対してユニットケース105がセットされたか否かを検出することができるので、ユニットベース104に対してユニットケース105がセットされていないと判断した場合には、静電霧化装置101への通電をしないようにできる。
【0063】
(第4の実施形態)
図14は本発明の第4の実施形態を示したものである。この第4の実施形態は、上記した第3の実施形態とは次の点が異なっている。すなわち、第1の実施形態の給水機構29における給水パイプ33の途中部に切替弁132を設けるとともに、この切替弁132に分岐パイプ133を設け、この分岐パイプ133の先端部を、第3の実施形態における前記霧化ユニット102の注水口121に臨ませている。
【0064】
この場合、切替弁132により、製氷用給水タンク20の水を給水パイプ33を通して水受け容器28側へ供給する場合と、分岐パイプ133を通して霧化ユニット102側へ供給する場合の切り替えが可能となっている。切替弁132も制御装置75によって制御する構成とする。
このような構成とした第4の実施形態においても、第3の実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0065】
(第5の実施形態)
次に本発明の第5の実施形態について図15を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0066】
この実施形態における静電霧化装置135は、冷蔵室3内の後部において、チルド室23の上方で、かつ冷気ダクト15の冷気吹出し口15aの前方に位置させて設置されている。静電霧化装置135の霧化ユニット136を収容するユニットベース137は、チルド室23の上方に設置された下部棚板138上に固定されている。
【0067】
ユニットベース137は、後面及び前面が開口していて、前面に前面開口部を開閉する蓋139が設けられている。蓋139は、上端部が軸140にてユニットベース137に回動可能に支持されていて、その軸140を支点に前後方向に回動可能とされている。ユニットベース137の上部には、蓋139の開閉を検出する蓋スイッチ141が設けられている。下部棚板138にはストッパ部142が設けられている。このストッパ部142は、蓋139が開放方向に移動することを規制するためのもので、使用者が蓋139を開放させる際にはその規制を解除することができるようになっている。蓋139には、ミストを通過させるためのミスト放出口143が形成されている。
【0068】
霧化ユニット136は、補助タンク144と、ピン状をなす複数本のミスト放出部145と、導電性シート146と、保水材147と、吸水ピン148と、放出部カバー149とを有していて、ユニットベース137に対して前方から出し入れ可能に収納されるようになっている。
【0069】
ミスト放出部145、導電性シート146、保水材147、吸水ピン148は、第1の実施形態におけるミスト放出部49、導電性シート46、保水材47、吸水ピン48と同種の材料により形成されている。各ミスト放出部145は、下端部が導電性シート146に接触し、先細状をなす上端部が上に向けられている。導電性シート146の下に保水材147が配置されている。吸水ピン148は、上端部が保水材147を貫通して導電性シート146に接触し、下端部が補助タンク144内に貯留された水Wの中に挿入されている。
【0070】
保水材147には、当該保水材147と同様な材料により形成された吸水性に優れた吸水材150の一端部が接続されている。吸水材150の他端部は、冷蔵用冷却器13の下方に設置された水受け部151内に挿入されている。水受け部151は、冷蔵用冷却器13の除霜の際の除霜水を受けるように配置されている。水受け部151に受けられた水(除霜水)は、吸水材150を介して前記保水材147に供給されるようになっている。
【0071】
この場合、保水材147には、水受け部151内の水が吸水材150を介して供給されるとともに、補助タンク144内の水が吸水ピン148を介して供給される構成となっている。したがって、ミスト放出部145には、水受け部151内の水と補助タンク144内の水との両方を供給できる構成となっている。この場合、吸水ピン148、吸水材150、保水材147、導電性シート146は、ミスト放出部145へ水分を供給する給水部を構成する。
【0072】
前記放出部カバー149はミスト放出部145を覆うように配置され、ミストが通過する多数の孔を有している。霧化ユニット136には、後方に向けて突出する給電ピン154が設けられている。霧化ユニット136を正規の位置にセットすることに伴い、その給電ピン154が、ユニットベース137側に設けられたコネクタ155に挿入接続される。コネクタ155は、電源装置156の高電圧トランス157の一端に接続されている。
【0073】
この場合も、ミスト放出部145には、導電性シート146、給電ピン154、コネクタ155を介して、電源装置156の負の高電圧が印加されるようになっている。電源装置156の負の高電圧が各ミスト放出部145に印加されると、各ミスト放出部145の表面の水分が分裂して微細なミストとして放出されるようになる。静電霧化装置135において、ミスト放出部145に対する対極を、当該ミスト放出部145の近傍には設置していない。
【0074】
上記構成において、静電霧化装置135が駆動されると、各ミスト放出部145からヒドロキシラジカルを含む微細なミストが放出される。そのミストは、冷気ダクト15の冷気吹出し口15aから冷蔵室3内に吹き出される冷気の流れととともに、蓋139のミスト放出口143を通して冷蔵室3の前方に向けて供給される(矢印C参照)。冷蔵室3内に供給されたミストは、冷気とともに下方の野菜室4にも供給されるようになる。
【0075】
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
静電霧化装置135を、冷蔵室3内において、冷気吹出し口15aの前方に配置しているので、ミスト放出部145から放出されたミストを冷蔵室3及び野菜室4にも供給することができ、それらの除菌及び脱臭の作用を期待することができる。また、そのミストにより、野菜等の鮮度保持等も期待できる。
【0076】
静電霧化装置135において使用する水として、水受け部151にて受けた除霜水も利用しているので、静電霧化装置135への給水を自動化でき、使用者が静電霧化装置135へ給水する手間を極力省くことができる。なお、補助的に補助タンク144へ水を貯留しておくことができる。
【0077】
(第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態について図16及び図17を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0078】
冷蔵室3の下部後部における冷蔵用冷却器13の前部には、断熱材製の断熱材カバー160を介して、合成樹脂製のRエバカバー161が設けられている。Rエバカバー161は、ねじ162(図16の破線参照)により冷蔵室3の後部に固定されている。なお、ねじ162の取付部分は、前方からシール162aにより覆われている。断熱材カバー160には、冷蔵用冷却器13の前面に対応する部位に位置させて開口部163が形成されている。Rエバカバー161の前面には、露受け樋164がRエバカバー161に一体に設けられている。なお、冷蔵用冷却器13は、周知のように、冷媒が通る冷媒パイプ13aと、多数枚の冷却板13bを備えて構成されていて、冷媒パイプ13aは蛇行状に配置されている。
【0079】
露受け樋164は、図16に示すように、前記静電霧化装置36の後部に対応する部分に設けられた上下方向に延びる縦樋165と、この縦樋165から左方向及び右方向に上昇傾斜して延びる傾斜樋166とを備えている。左右の傾斜樋166は、側面から見てL字形のリブによって形成されていて、Rエバカバー161の前面に結露した露を受けやすい形状となっている。これら左右の傾斜樋166は前記縦樋165に向けて下降傾斜する形態となっていて、これら傾斜樋166にて受けられた結露水は、縦樋165に向けて流される。
【0080】
冷蔵室3の底部を構成する前記仕切板8には、結露水案内樋167(図17参照)が設けられている。この結露水案内樋167は、後端部が前記縦樋165の下端部に接続されている。結露水案内樋167の前部は、仕切板8における前後方向へスライド可能な蓋40の下にもぐり込むようにして、前記静電霧化装置36におけるユニット蓋45と蓋40との間に挿入されるように前方へ延びている。この場合、ユニット蓋45と蓋40との間には、結露水案内樋167を挿入することが可能な隙間が形成されている。結露水案内樋167の先端部の出口167aは、ユニット蓋45に形成された注水用の開口部168に上方から臨むように配置されている。
【0081】
上記構成において、冷蔵用冷却器13を覆う断熱材カバー160には開口部163が形成されているので、冷蔵用冷却器13により冷却された冷気がその開口部163を通してRエバカバー161に接し易くなり、Rエバカバー161が冷却され易くなる。これに伴い、Rエバカバー161の前面には結露が生じやすくなる。その結露は水滴となってRエバカバー161の前面を垂れ落ちるようになり、垂れ落ちた結露水は露受け樋164の傾斜樋166にて受けられる。傾斜樋166にて受けられた結露水は、縦樋165に向けて流れた後、その縦樋165及び結露水案内樋167を通り、結露水案内樋167の出口167aから静電霧化装置36の開口部168を通して導電性シート46上に供給されるようになる。この導電性シート46に供給された水(結露水)も、ミスト放出部49に供給されるようになり、ミスト放出部49からミストとして放出されるようになる。
この場合、Rエバカバー161、露受け樋164、結露水案内樋167も、ミスト放出部49へ水分を供給する給水部を構成する。
【0082】
上記した実施形態によれば、特に、静電霧化装置36において使用する水として、Rエバカバー161の露受け樋164にて受けた結露水も利用しているので、静電霧化装置36への給水を自動化でき、使用者が静電霧化装置36へ給水する手間を極力少なくすることが可能になる。
【0083】
(第7の実施形態)
次に本発明の第7の実施形態について図18及び図19を参照して説明する。なお、第6の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0084】
この場合、Rエバカバー161を固定するねじ162の取付箇所を、冷蔵用冷却器13の冷媒パイプ13aの近傍としている。具体的には、Rエバカバー161には、図19に示すように、露受け樋164における左右の傾斜樋166の近傍に位置させて後方へ向けて突出する筒状のねじ取付部170が一体に設けられていて、このねじ取付部170が、断熱材カバー160に形成された開口部171を貫通し、かつ冷媒パイプ13aの近傍を通って冷蔵室3の後部に達している。そして、そのねじ取付部170に取り付けたねじ162を、冷蔵室3後部の内箱172に取り付けている。なお、ねじ取付部170の前面にはシール162aを貼り付けていて、そのシール162aにより、ねじ取付部170の前面開口部を覆っている。
【0085】
上記構成においては、Rエバカバー161を固定するためのねじ取付部170を、冷蔵用冷却器13の冷媒パイプ13aの近傍に配置したことで、ねじ162及びねじ取付部170を介してRエバカバー161が冷却され易くなり、これによってRエバカバー161の前面に結露が生じ易くなるようにしている。
【0086】
上記した実施形態においても、第6の実施形態と同様に、Rエバカバー161の前面に結露した結露水を、露受け樋164及び結露水案内樋167を通して静電霧化装置36に供給することができる。したがって、静電霧化装置36において使用する水として、Rエバカバー161の露受け樋164にて受けた結露水も利用できるので、静電霧化装置36への給水を自動化でき、使用者が静電霧化装置36へ給水する手間を極力少なくすることが可能になる。
【0087】
(第8の実施形態)
次に本発明の第8の実施形態について図20及び図21を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0088】
仕切板8上に設置される製氷用給水タンク180の上部には、給水タンク蓋181が着脱可能に設けられている。この製氷用給水タンク180は、自動製氷装置(製氷装置)12(図1参照)の製氷皿11へ供給する水を貯留するもので、仕切板8上の冷蔵室3内に着脱可能にセットされる。製氷用給水タンク180と、自動製氷装置12用の水受け容器28との間には、第1の実施形態と同様な給水機構29が設けられている。
【0089】
そして、給水タンク蓋181の後部(図20において右部)の上面には、静電霧化装置182の霧化ユニット183が設置されている。霧化ユニット183は、ユニットケース184と、このユニットケース184内に配置された導電性シート185及び保水材186と、吸水部を構成する吸水ピン187と、複数本のミスト放出部188とを備えている。このうち、導電性シート185、保水材186、吸水ピン187、ミスト放出部188は、第1の実施形態における導電性シート46、保水材47、吸水ピン48と、ミスト放出部49と同様の材料により形成されている。
【0090】
吸水ピン187は上下方向に長く形成されていて、その上端部は、ユニットケース184内において保水材186を貫通して導電性シート185に接触し、下端部は、給水タンク蓋181を貫通して製氷用給水タンク180内に上方から挿入されている。吸水ピン187の下端部は、製氷用給水タンク180内の底部付近まで達している。吸水ピン187は、特に水分の吸い上げ特性に優れていて、製氷用給水タンク180内の水を吸い上げて保水材186及び導電性シート185を介してミスト放出部188に供給する。この場合、吸水ピン187、保水材186、導電性シート185は、ミスト放出部188へ水分を供給する給水部を構成する。また、製氷用給水タンク180は、ミスト放出部188へ供給する水を貯留する貯水部を構成する。
【0091】
霧化ユニット183の後部には、図21に示すように、二股状の給電ピン190が後方に向けて設けられている。この給電ピン190は、図示しない導電部材を解して前記導電性シート185に電気的に接続されている。製氷用給水タンク180の後方に存する冷気ダクト15には、トランスケース191が設けられていて、このトランスケース191に、高電圧トランス192が収納されているとともに、一端部がこの高電圧トランス192に接続された電極ピン193が前方に向けて設けられている。電極ピン193は、高電圧トランス192の負極に接続されている。トランスケース191の前部には、電極ピン193を囲繞するように保護筒部194が設けられている。
【0092】
この場合、霧化ユニット183を給水タンク蓋181上に設置した状態で、製氷用給水タンク180を、仕切板8上を前方から後方(図20において左方から右方)に向けてスライドさせて正規の位置にセットすることに伴い、霧化ユニット183の給電ピン190が、保護筒部194内に挿入されるともに、高電圧トランス192側の電極ピン193に電気的及び機械的に接続された状態となる。この接続状態で、霧化ユニット183のミスト放出部188には、高電圧トランス192から負の高電圧(−数kV)が、電極ピン193、給電ピン190、図示しない導電部材、導電性シート185を介して印加され、これに基づきミスト放出部188から微細なミストが放出されるようになる。ユニットケース184には、ミスト放出部188の下方に位置させて放出口195が形成されていて、ミスト放出部188から放出されたミストは、その放出口195から冷蔵室3内へ供給されるようになる。なお、製氷用給水タンク180を、セット位置から外すべく前方へスライドさせると、給電ピン190と電極ピン193の接続が解除される。
上記した実施形態によれば、特に次のような作用効果を得ることができる。
【0093】
静電霧化装置182の霧化ユニット183を、製氷用給水タンク180の給水タンク蓋181に設置し、霧化ユニット183の吸水ピン187を製氷用給水タンク180内に挿入し、その吸水ピン187が吸い上げた製氷用給水タンク180内の水をミスト放出部188に供給する構成とした。これにより、製氷用給水タンク180を、静電霧化装置182の貯水部としても利用でき、製氷用給水タンク180への1回の給水作業で、自動製氷装置12と静電霧化装置182の2つのシステムへの給水が可能となり、給水作業の作業性を向上できる。また、静電霧化装置182としては、製氷用給水タンク180を貯水部として利用できるので、貯水部を別途設ける必要がなく、設置スペースを小さくできる利点もある。
【0094】
(第9の実施形態)
次に本発明の第9の実施形態について図22を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0095】
野菜室4において、仕切板8の下方(静電霧化装置36を設置するためのベース板37の下方)には、当該仕切板8の下面に沿うようにカバー200が設けられていて、このカバー20と、仕切板8及びベース板37との間の空間部を、冷気通路201としている。この冷気通路201は、図22に矢印Dで示すように、野菜室4の後部から前方へ向けて吹き出される冷気を、野菜室4前部に収納されるペットボトル202などに送ってこれらを冷やすためのものである。
【0096】
そして、前記ベース板37には、霧化ユニット38の下方に位置させてミスト放出口203を設けている。このミスト放出口203は、霧化ユニット38におけるミスト放出部49(図6参照)の下方、この場合ほぼ真下で、かつ前記冷気通路201に上方から臨む位置に設けている。
【0097】
上記構成において、霧化ユニット38におけるミスト放出部49からミストが放出されると、そのミストは、ベース板37のミスト放出口203から冷気通路201に放出され、冷気通路201を後部から前方へ向けて流れる冷気(矢印D参照)に沿って野菜室4の前部に向けて流されて、野菜室4内に供給される。
【0098】
このとき、ミスト放出口203は、ミスト放出部49のほぼ真下に存し、かつ冷気通路201に上方から臨んでいるので、ミスト放出部49から放出されたミストがベース板37の内底面などに衝突することが極力抑えられ、ミストがベース板37の内底面などに付着して減少してしまうことを極力防止することができる。しかも、ミスト放出部49から放出されたミストは、冷気通路201を後部から前方へ向けて流れる冷気に引き込まれるようになるので、冷気通路201側へ流出しやすくなり、ミストがベース板37の内底面などに衝突して減少してしまうことを一層抑えることができ、一層多くのミストを野菜室4内に供給することが可能になる利点がある。
【0099】
本明細書によれば、ミスト発生装置として超音波式の霧化装置を用いたものでは、ミストの粒径が大きく、ミスト発生装置の貯留水の中に含まれた汚れ成分もミストとして飛ばされてしまい、それが貯蔵室へ供給されてしまうおそれがある。一方、静電霧化装置を用いたものでは、ミストの粒径を細かくできる(例えば数nm〜数十nmレベル)。その目的は、ミスト発生手段として霧化装置を用い、ミストを生成して貯蔵室に供給することができ、清潔で安全な冷蔵庫を提供することにある。
【符号の説明】
【0100】
図面中、3は冷蔵室(貯蔵室)、4は野菜室(貯蔵室)、8は仕切板、12は自動製氷装置(製氷装置)、13は冷蔵用冷却器(冷却器)、15aは冷気吹出し口、20は製氷用給水タンク(貯水部)、29は給水機構、36は静電霧化装置(霧化装置)、37はベース板(板)、38は霧化ユニット、40は蓋、43は貯水タンク(貯水部)、46は導電性シート(給水部)、47は保水材(給水部)、48は吸水ピン(給水部)、49はミスト放出部、51は放出口、52はミスト放出口、54は給電ピン、56は電源装置、62は蓋スイッチ、65はろ過フィルタ、66はイオン交換樹脂、72は下部容器、73は上部容器、75は制御装置、77は静電霧化装置(霧化装置)、78は霧化ユニット、81は蓋、82は蓋スイッチ、85は貯水タンク(貯水部)、86はろ過フィルタ、87はイオン交換樹脂、91は吸水ピン(給水部)、93は導電性シート(給水部)、94は保水材(給水部)、95はミスト放出部、96は給電ピン、101は静電霧化装置(霧化装置)、102は霧化ユニット、106は蓋、111は貯水タンク(貯水部)、125は通気部、127は給水機構、132は切替弁、135は静電霧化装置(霧化装置)、136は霧化ユニット、139は蓋、141は蓋スイッチ、144は補助タンク(貯水部)、145はミスト放出部、146は導電性シート(給水部)、147は保水材(給水部)、148は吸水ピン(給水部)、150は吸水材(給水部)、151は水受け部(貯水部)、154は給電ピン、156は電源装置、161はRエバカバー(給水部)、164は露受け樋(給水部)、167は結露水案内樋(給水部)、180は製氷用給水タンク(貯水部)、182は静電霧化装置(霧化装置)、183は霧化ユニット、185は導電性シート(給水部)、186は保水材(給水部)、187は吸水ピン(吸水部、給水部)、188はミスト放出部、201は冷気通路、203はミスト放出口
を示す。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22