(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記適応コンポーネントは、エンコーダを更に含み、前記プロセッサ回路は、前記最大特性を示す前記信号として、前記モータが前記所定の最大電流に達したときに対応する前記エンコーダの設定を送信するように構成されている、請求項3に記載のシステム。
前記複数の構成は、前記電子データストレージに格納された前記ユーザプロファイルの一部であり、前記ユーザプロファイルは、複数のレコードを格納するデータベースを更に備え、各々のレコードは、特定のフットウェア製品に関連付けられた複数の構成のうちの1つを備える、請求項1に記載のシステム。
前記適応コンポーネントは、電動レーシングシステムであり、前記複数の構成の各々は、前記電動レーシングシステムによって引き起こされる紐の張り具合を記述する、請求項5に記載のシステム。
前記電動レーシングシステムは、モータ、スプール、及び前記スプールの回転位置を判定するように構成されたエンコーダを備え、前記複数の構成の各々は、前記紐の所望の張り具合に対応するエンコーダの設定を記述する、請求項6に記載のシステム。
前記リモートシステムは、モバイルデバイスを備え、前記ユーザインタフェース、前記第2の無線トランシーバ、前記電子データストレージ、及び前記プロセッサは、前記モバイルデバイスのコンポーネントである、請求項1に記載のシステム。
前記リモートシステムは、前記モバイルデバイスによってネットワーク接続を介してアクセス可能なリモート電子データストレージを更に備え、前記リモート電子データストレージは、前記複数の構成を含む前記ユーザプロファイルを格納するように構成され、前記プロセッサは、前記リモート電子データストレージから前記複数の構成をダウンロードするように更に構成されている、請求項9に記載のシステム。
前記適応コンポーネントは、エンコーダを更に含み、前記プロセッサ回路は、前記最大特性を示す前記信号として、前記モータが前記所定の最大電流に達したときに対応する前記エンコーダの設定を送信するように構成されている、請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。
前記複数の構成は、電子データストレージに格納されたユーザプロファイルの一部であり、前記ユーザプロファイルは、複数のレコードを格納するデータベースを更に備え、各々のレコードは、特定のフットウェア製品に関連付けられた複数の構成のうちの1つを備える、請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
前記適応コンポーネントは、電動レーシングシステムであり、前記複数の構成の各々は、前記電動レーシングシステムによって引き起こされる紐の張り具合を記述する、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
前記電動レーシングシステムは、モータ、スプール、及び前記スプールの回転位置を判定するように構成されたエンコーダを備え、前記複数の構成の各々は、前記紐の所望の張り具合に対応するエンコーダの設定を記述する、請求項16に記載のコンピュータ可読媒体。
前記リモートシステムは、モバイルデバイスを備え、前記ユーザインタフェース、前記第2の無線トランシーバ、電子データストレージ、及び前記プロセッサは、前記モバイルデバイスのコンポーネントである、請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
前記リモートシステムは、前記モバイルデバイスによってネットワーク接続を介してアクセス可能なリモート電子データストレージを更に備え、前記リモート電子データストレージは、前記複数の構成を含むユーザプロファイルを格納するように構成され、前記プロセッサは、前記リモート電子データストレージから前記複数の構成をダウンロードするように更に構成されている、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
【発明を実施するための形態】
【0004】
例示的な方法及びシステムは、自動レーシングシステム又は他の適応コンポーネントを有するフットウェア製品及びプリセットユーザプロファイルを有する関連システムに関する。例示は、取り得るバリエーションを単に代表するものである。特に明記されていない限り、コンポーネント及び機能は、任意選択とされ、組合せ又は細分化が可能であり、さらに、動作は、順番を変更されてもよく、組合せ又は細分化が可能である。以下の説明では、例示の目的で、例示的な実施形態を十分に理解できるように、多くの具体的な詳細事項が示されている。しかしながら、当業者には明らかなように、本主題は、これらの具体的な詳細事項なしに実施されてもよい。
【0005】
靴などのフットウェア製品は、従来のコンポーネント及び従来にないコンポーネントの両方の、様々なコンポーネントを含んでいる。従来のコンポーネントは、アッパー、ソール、及び紐(レース)、或いはフットウェア製品内に着用者の足を囲んで固定するための他の固定機構を含み得る。電動レーシングシステムなどの、従来にない適応コンポーネントは、紐と係合して、紐を締めたり緩めたりすることができる。追加又は代替の適応コンポーネントは、フットウェア製品の様々な追加の態様を、着用者に対して、或いは着用者がフットウェア製品を使用している状況に対して、電気的又は機械的に変更又は適応させ得る。例えば、適応コンポーネントは、クッションシステムを堅く又は柔らかく変更することができ、或いはクッションシステムを試合中のターン又は「カット」を補償するように適応させることができる。電動レーシングシステム又は適応コンポーネントは、一般に、コントローラ又はその他の電子機器によって制御され、モータの動作及び駆動、フットウェア製品の性質に関する情報の検知、照明式ディスプレイ及び/又はその他の感覚刺激の提供などを行うことができる。
【0006】
フットウェアの適応コンポーネントが利用される方法は、着用者の特性及び好み、並びに着用者がフットウェアを着用した状況に依存し得る。着用者は、彼らの体形にしては比較的幅広い又は狭い足を持っているかもしれない。着用者は、フットウェアの使用の過程で、フットウェアをカジュアルとして、ランニングのために、又はバスケットボールのために着用することができ、異なる活動において適応コンポーネントの異なる構成により利益を得ることができる。ある着用者は、単に、他の着用者に比べて、フットウェアが比較的きついこと又は比較的緩いことを好むこともある。
【0007】
また、ユーザは、適応コンポーネントを有するフットウェアの複数の異なるペアを購入することがある。例えば、ユーザは、自動レーシングフットウェアの複数のペアを同時に又は連続して所有することがある。フットウェアの自動レーシングに対するユーザの好みは一貫していることもあり、或いは異なるフットウェアのペアの性質は異なっていることもある。例えば、あるフットウェアのペアは、ランニング向けに調整されていてもよく、まっすぐに前進すること及び緩やかに曲がることに最適化された構造及びクッション性を提供してもよい。一方で、第2のペアは、バスケットボール向けに調整されていてもよく、短いスプリントと、突然のストップ及びターンとに最適化された構造及びクッション性を提供してもよい。このように、あるフットウェア製品の適応コンポーネントの正確な設定は、他のフットウェア製品には直接的に適用できないことがある。
【0008】
自動レーシングアプリケーションにおける紐の張り具合などの、特定の特徴の最大構成を自動的にベースラインとし、ユーザのために複数の構成を確立するユーザプロファイルを用いて、適応コンポーネントを有するフットウェア製品のユーザに提供するシステムが開発されてきた。最大の特徴及び複数の構成は、同じ種類の適応コンポーネントを含む複数のフットウェア製品間で転送及び移植が可能であるが、それらは特定のフットウェア製品の詳細な構成にも適用される。したがって、例えば、あるフットウェア製品の構成は、異なるフットウェア製品において同様の感触を提供するように変換され得る。ユーザインタフェースは、ユーザが構成及びユーザプロファイルをより一般的に調整及び設定することを可能にすることができる。無線通信は、リモートユーザが、着用者からの入力を要求することなく、フットウェアが着用されている間にリモートで構成を調整することを可能にする。
【0009】
図1は、例示的な実施形態における、フットウェア製品のための電動レーシングシステムのコンポーネントの分解図である。システムはフットウェア製品に関して説明されているが、フットウェア製品に関して説明された原理が様々な着用可能な製品のいずれにも同様に適用されることを認識及び理解されたい。
図1に示される電動レーシングシステム100は、筐体構造103を有するレーシングエンジン102、蓋104、アクチュエータ106、ミッドソールプレート108、ミッドソール110、及びアウトソール112を含む。
図1は、自動レーシングプラットフォームのコンポーネントの基本的な組み立て順序を示している。電動レーシングシステム100では、はじめにミッドソールプレート108がミッドソール内に固定される。次に、アクチュエータ106が、ミッドソールプレートの、アウトソール112に埋め込み可能なボタンインタフェースと反対の側面の開口部に挿入される。その後、レーシングエンジン102がミッドソールプレート108内に設置される。一実施例では、レーシングシステム100は、レーシングケーブルの連続的なループの下に挿入され、レーシングケーブルは、(以下で説明するように)レーシングエンジン102内のスプールと整列させられる。最後に、蓋104がミッドソールプレート108の溝に挿入され、閉位置に固定され、ミッドソールプレート108の凹部にラッチされる。蓋104は、レーシングエンジン102を固定し、動作中にレーシングケーブルの整列を維持することができる。
【0010】
図2は、例示的な実施形態における、電動レーシングシステム100のコンポーネントのブロック図を一般的に示す。システム100は、インタフェースボタン200、足存在センサ202、並びに、プロセッサ回路を備えたプリント回路基板アセンブリ(PCA)204と、バッテリ206と、無線送信機及び無線受信機を含む無線トランシーバの一部として動作可能な受電コイル208と、光学エンコーダ210と、モーションセンサ212と、駆動機構214とを備えるレーシングエンジン筐体102など、電動レーシングシステムのコンポーネントの少なくとも一部を、必須ではないが、含む。光学エンコーダ210は、光学センサと、光学センサによって独立して検出可能な別個の部分を有するエンコーダとを含んでもよい。駆動機構214は、主に、モータ216、トランスミッション218、紐スプール220を含む。モーションセンサ212は、主に、単軸又は多軸加速度計、磁力計、ジャイロメータ、又は筐体構造102のモーション若しくは筐体に結合又は収容された1つ又は複数のコンポーネントのモーションを感知するように構成された他のセンサ又はデバイスを含んでもよい。一実施例では、電動レーシングシステム100は、プロセッサ回路204に接続された磁力計222を含む。
【0011】
図2の例では、プロセッサ回路204は、1つ又は複数のインタフェースボタン200、足存在センサ202、バッテリ206、受電コイル208、及び駆動機構214とデータ信号又は電力信号で通信する。トランスミッション218は、モータ216をスプールに接続して、駆動機構214を形成する。
図2の例では、ボタン200、足存在センサ202、及び環境センサ224は、レーシングエンジン102の外側又は部分的に外側に示されている。
【0012】
一実施例では、受電コイル208は、レーシングエンジン102の筐体103の上又は内部に配置される。様々な実施例では、受電コイル208は、例えば、筐体103の上面又は下面などの、外側主表面上に配置され、特定の例では、底面に配置される。様々な実施例では、受電コイル208は、qi充電コイルであるが、A4WP充電コイルなどの任意の適切なコイルが代わりに利用されてもよい。
【0013】
一実施例では、プロセッサ回路204は、駆動機構214の1つ又は複数の態様を制御する。例えば、プロセッサ回路204は、ボタン200及び/又は足存在センサ202及び/又はモーションセンサ212から情報を受信し、それに応じて、足に対してフットウェアを締めたり緩めたりするように駆動機構214を制御するように構成され得る。一実施例では、プロセッサ回路204は、上記に加えて又は代わりに、他の機能の中から、足存在センサ202又は他のセンサからセンサ情報を取得又は記録する命令を発行するように構成されている。一実施例では、プロセッサ回路204は、(1)足存在センサ202を使用して足存在を検出すること、及び(2)モーションセンサ212を使用して特定のジェスチャを検出することで、駆動機構214の動作を調整する。
【0014】
環境センサ224からの情報は、足存在センサ202のベースライン又は基準値を更新又は調整するために使用され得る。以下で更に説明するように、静電容量足存在センサによって測定された静電容量値は、時間の経過とともに変化し、例えば、センサ付近の周囲条件に応じて、変化し得る。環境センサ224からの情報を使用して、プロセッサ回路204及び/又は足存在センサ202は、測定又は感知された静電容量値を更新又は調整し得る。
【0015】
図3は、電動レーシングシステム100と、例示的な実施形態においてユーザプロファイル306の作成及び操作を可能にするリモート電子システム304と、を有するフットウェア製品302(本開示の目的においては、マッチするフットウェア製品のペアのいずれかであると理解される)を含むシステム300の図である。システム300は、電動レーシングシステム100に関して説明されているが、システム300は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれ、2013年3月5日出願の米国特許第9,198,478号「フットウェア用の可変粘度流体を備えた支持部材」に開示されているレオロジー流体を備えた適応支持部材などの、任意の適応コンポーネントを含むフットウェア製品で実装できることを認識及び理解されたい。システム300は、複数の電子コンポーネントを含み、それらは、モバイルデバイスなど(例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、スマートウォッチなど)、単一の電子デバイスに組み込まれていてもよく、或いは、ネットワーク経由でアクセスされるリモートコンポーネント及び/又はスマートフォンと連携して動作するスマートウォッチを含む分散システムであってもよい。
【0016】
図示例では、リモート電子システム304は、スマートフォンなどのモバイルデバイス308を含み、モバイルデバイス308には、ユーザインタフェース310、プロセッサ312、コンピュータ可読媒体として動作可能な電子データストレージ314、並びに無線送信機及び無線受信機を含む無線トランシーバ316が含まれる。ユーザインタフェース310は、タッチスクリーン、キーボード、オーディオレコーダ及びトランスレータなどの視覚ディスプレイ及びデータ入力デバイス、並びにスピーカ、ヘッドホンなどのオーディオ出力デバイスを含み得る。無線トランシーバ316は、ブルートゥース、WiFiなどの、様々な適切な無線様式のいずれかに従って、電動レーシングシステム100の無線トランシーバと通信するように構成される。
【0017】
ユーザプロファイル306は、電子データストレージ314に格納される。ユーザプロファイル306が、プロセッサ312にアクセスされ、ユーザプロファイル306に関連する情報が、ユーザインタフェース310を介して表示され或いはユーザに提示され得る。ユーザは、ユーザプロファイル306を調整又は適用して、電動レーシングシステム100を調整又は他の方法で制御することができる。本明細書で説明されるように、ユーザは、電動レーシングシステム100の制御に関連するアプリケーション又は「アプリ(APP)」を開始し、自分のユーザプロファイル又はアクセス権を持つ別のユーザプロファイルを選択又はログインし、所定の構成の中から選択し、所定の構成を調整し、そして、所定の構成のうちの1つに関係なく、電動レーシングシステム100を手動で調整することができる。
【0018】
リモート電子システム304は、ネットワークを介して、例えば、無線トランシーバ316を介して、WiFi、携帯回線、ブルートゥース、又は任意の適切な無線技術により通信する追加のシステムを含んでもよく、或いは、追加のシステムにアクセスしてもよい。追加のシステムは、他のユーザの他のユーザプロファイルと共にユーザプロファイル306を格納するデータベース320を含むリモート電子データストレージ318を含んでもよい。ユーザがユーザインタフェース310を介してアプリにログインすると、プロセッサ312は、ユーザプロファイル306がローカル電子データストレージ314にまだ格納されていない場合、リモート電子データストレージ318からユーザプロファイル306をダウンロードしてもよい。或いは、プロセッサ312は、ユーザプロファイル306がローカル電子データストレージ314に既に格納されている場合、リモート電子データストレージ318に格納されたユーザプロファイル306をチェックして、ユーザプロファイル306が別のデバイスで更新されているか否かを確認することができ、そして、もしそうであれば、更新されたユーザプロファイル306をダウンロードし、更新されたユーザプロファイル306をローカル電子データストレージ314に格納する。ユーザがアプリを介してユーザプロファイル306を更新する場合、プロセッサ312は、更新されたユーザプロファイル306をリモート電子データストレージ318に送信することができる。
【0019】
システム300は、認可された二次デバイス320から電動レーシングシステム100の制御を提供することができる。例えば、認可された二次デバイス320は、ゲーム、練習、又はその他のチーム活動中にフットウェア製品302を着用しているユーザのコーチ又はマネージャによって制御されるモバイルデバイス又はコンピュータであってもよい。コーチは 、例えばゲーム又は練習中に、着用者が自分で電動レーシングシステム100を調整できない場合、認可された二次デバイス320を利用して、ユーザからの入力なしに、電動レーシングシステム100を無線で再構成することができる。例えば、バスケットボール選手が電動レーシングシステム100の第1の構成を有しているが、バスケットボールゲームでプレーする過程で、電動レーシングシステム100が実際のプレー状況に最適化されていないとコーチが結論付けた場合、コーチはアプリを利用して、認可された二次デバイス320上のユーザプロファイル306にアクセスし、例えば、異なるプリセット構成を選択することによって、或いは紐の締め付けを手動で調整することによって、電動レーシングシステム100のパラメータを調整することができる。アプリは、認可された二次デバイス320を介してアクセス可能な任意のフットウェア製品について、ボタン200から見える照明の変更など、フットウェア製品302の様々なパラメータのいずれかを調整するために利用され得る。
【0020】
認可された二次デバイス320による電動レーシングシステム100のリモート制御は、例えば、実際にユーザがフットウェア製品を着用して行うアクティビティに参加する誰かによってフットウェア製品302の近傍で行われてもよく、或いは、ネットワーク接続を介してリモートで行われてもよいことを認識されたい。したがって、認可されたユーザは、電動レーシングシステム100を調整するために必ずしも居合わせる必要はない。さらに、電動レーシングシステム100又はより一般的には適応コンポーネントへのアクセスの目的は、二次的な理由であってもよい。したがって、例えば、コーチは、メッセージ又はフィードバックを着用者に送信するために、適応コンポーネントを操作してもよい。
【0021】
さらに、認可されたユーザは人間として説明されているが、認可されたユーザは、電動レーシングシステム100又はより一般的には適応コンポーネントの性能を調整及び適応し、及び/又は着用者に対してメッセージの送信又は情報の伝達を行うように自動的に動作する、電子システムであってもよい。したがって、例えば、電子システムが、電動レーシングシステム100の設定が何らかの理由で状況に最適ではないと判定した場合、電子システムは、電動レーシングシステム100のパラメータを調整することができる。さらに、電子システムが、着用者が競技場の指定された領域から出たと判定した場合、電子システムは、例えば、フットウェア製品302の1つにある電動レーシングシステム100を振動させることにより、着用者に自分の位置を調整させる信号を送信することができる。例えば、米国仮出願番号62/261,149の優先権の利益を主張して、2016年11月30日に出願されたPCT出願公開番号WO2017/095956「リモート触覚フィードバックを備えたシンガード」を参照されたい。これらは、参照によりその全体を本明細書に組み込まれる。
【0022】
システム300は、電動レーシングシステム100又は電動レーシングシステムの異なる実装を含む、フットウェア製品の異なる種類のプロパティを記述する、フットウェアプロファイル322を含んでもよい。したがって、例えば、フットウェア製品302は、一般的に、紐スプール220の位置などの、電動レーシングシステム100が紐に張り具合を設定する方法と、フットウェア製品302の物理的特性とを記述する、フットウェアプロファイル322’を有してもよい。例えば、フットウェアプロファイル322’は、フットウェア製品302の寸法、アッパーのコンポーネントの弾性などのフットウェア製品302の材料の特性、フットウェア製品302のレーシングシステムのレイアウト、及び張り具合が紐からアッパーに伝達される場所を含んでもよい。
【0023】
システム300は、さらに、これらの目的のためにフットウェア製品302とは異なる1つのフットウェア製品又は一致するフットウェア製品のペアであると理解される、第2のフットウェア製品324を組み込んでもよい。第2のフットウェア製品324は、フットウェア製品302と同じ種類のフットウェア製品であって、このため、フットウェア製品302と同じフットウェアプロファイル322を有してもよく、或いは、異なる種類のフットウェア製品であって、異なるフットウェアプロファイル322’’を有してもよい。モバイルデバイス308は、第1のフットウェア製品302及び第2のフットウェア製品324の両方と通信することができ、ユーザは、第1のフットウェア製品302及び第2のフットウェア製品324の各々の電動レーシングシステムを選択的に制御することができる。同じ原理が上述の認可された二次ユーザに適用されてもよく、例えばチームの全てのメンバーなどの3つ以上の異なるフットウェア製品に適用されてもよいことを理解されたい。
【0024】
図4は、例示的な実施形態における、ユーザプロファイル306のブロック図である。ユーザプロファイル306は、複数のフットウェア302のレコード400を含み、1つのレコード400は1つのフットウェア302のペアに対応する。様々な実施例において、1つのレコード400は、同じ種類又はスタイルのフットウェア302の任意のペアに対応し、これによって、1つのフットウェア製品302の種類又はスタイルの設定は、同じスタイルの別のフットウェア製品302に変換され、或いはすぐに変更なしで利用できることを期待され得る。したがって、複数のフットウェア302のペアが、レコード400で定義されたパラメータ及び構成が同じ種類のどのフットウェア302にも適用され得る程度に十分に同一である場合、1つのレコード400は、複数のフットウェア302のペアの個々に適用可能である。
【0025】
或いは、各々のレコード400が1つのフットウェア302のペアに対応していてもよい。このような実施例では、フットウェア302のペアは、例えば、近距離無線通信(NFC)タグ、又は可視シリアル番号若しくはバーコードを介して、一意の識別子を用いて識別されてもよく、一意の識別子は、レコード400に関連付けられ、フットウェア製品302の同一性を判定するためにアクセスされてもよい。或いは、ユーザは、フットウェア製品302の識別子を手動で割り当て、それから、手動でアクセスするレコード400を選択してもよい。したがって、ユーザプロファイル306は、複数のレコード400を格納するデータベースであるか、又はデータベースに相当する機能であってもよい。
【0026】
各々のレコード400は、上述のとおり、フットウェア製品302の種類又はフットウェア302自体の一意の識別子のいずれかを識別するための識別子フィールド402を含む。各々のレコード400は、構成ラベル402を更に含み、各々の構成ラベル402は、左設定フィールド404、右設定フィールド406を含む。各々のレコードは、本明細書で詳細に説明される、較正フィールド408を更に含む。各々のレコード400は、複数の構成ラベル402及び関連付けられた設定フィールド404、406を含むように拡張されてもよい。様々な実施例において、所与の構成ラベル402は、フットウェア製品302の適応コンポーネントの数に応じて、2つ以上の設定フィールド404、406を含んでいてもよい。したがって、例えば、フットウェア製品302が電動レーシングシステム100及びクッションアダプタの両方を含む場合、各々の構成ラベル402は、電動レーシングシステム100の設定フィールド404、406、並びにクッションアダプタの左及び右の設定フィールドにリンクしていてもよい。
【0027】
各々の構成ラベル402は、ユーザにとって識別可能でかつ意味のある構成を識別する働きをする。したがって、例えば、構成ラベルは「ゲーム」、「ウォームアップ」、「ストリート」、「ランニング」、「ジョギング」などであってもよい。各々の構成ラベル402は、プリセットされていてもよく、及び/又はユーザによって手動で選択、入力、又は修正されてもよい。ユーザは、構成ラベル402及びそれらに関連する設定フィールド404、406を追加又は削除してもよい。
【0028】
各々の設定フィールド404、406は、関連付けられた左又は右のフットウェア製品302のプロセッサ回路204に送信されたとき、プロセッサ回路204が、紐に期待される張り具合を生成するように電動レーシングシステム100を構成することを可能にする情報を含む。このようなプロセッサ回路204を動作させる情報は、電動レーシングシステム100の特定の実装に依存し得る。例えば、電動レーシングシステム100が、紐のひずみゲージを含む場合、設定フィールド404、406の情報は、ひずみゲージによって感知される所望のひずみに対応し得る。電動レーシングシステム100の場合、エンコーダ210は、スプール220の特定の回転位置を確立し、その結果、スプール220から繰り出される紐の量を確立する。スプール220から繰り出される紐の量は、紐にかかる張り具合の量に直接的に対応する。したがって、そのような実施例では、設定フィールド404、406の情報は、スプール220に巻かれた紐の所望の量に対応するエンコーダの設定に対応する。
【0029】
図5A〜5Eは、例示的な実施形態における、モバイルデバイス308をフットウェア製品302とペアリングするためのアプリを表示するユーザインタフェース310を示す。ログイン画面は示されていないが、アプリは、ユーザプロファイル306の識別子及びパスワードのログイン画面をユーザに提示することから開始してもよい。プロセッサ312は、ログイン情報を利用して、ユーザ(又は他の認可された二次ユーザ)の同一性を確認し、ローカル電子データストレージ314及びリモート電子データストレージ318の一方又は両方にある、関連付けられたユーザプロファイル306にアクセスする。上述のとおり、プロセッサ312が、リモート電子データストレージ318に格納されたユーザプロファイル306が利用可能な最新のユーザプロファイル306であると判定した場合、プロセッサ312は、ローカル電子データストレージ314にユーザプロファイル306をダウンロードしてもよく、或いはリモート電子データストレージ318にあるユーザプロファイル306にアクセスし続けてもよい。或いは、プロセッサ312がローカルデータストレージ314にあるユーザプロファイル306が最新であると判定した場合、プロセッサ312は、リモート電子データストレージ318に記憶されるようにユーザプロファイル306を送信してもよい。
【0030】
図5A〜5Eは、アプリがフットウェア製品302と接続する方法を示す。テキスト500は、
図5Aの左のフットウェア製品302のボタン200の1つを押すようにユーザに促す。
図5Bのテキスト502は、左のフットウェア製品302が識別されたことを確認し、
図5Cに進んで右のフットウェア製品302のプロセスを繰り返すためのソフトボタン504を提供する。各々のボタン200の押下によって、プロセッサ回路204は、コイル208に無線トランシーバ316によって検出され得る無線信号を送信させ、その出力が、促されたボタン押下であると、プロセッサ312によって解釈されてもよい。
図5Dは、両方のフットウェア製品302が識別されたという確認を表示し、その後、
図5Eは、電動レーシングシステム100の構成の選択及び調整に進むようにユーザに促す。
【0031】
図6A及び6Bは、例示的な実施形態において、所与のフットウェア302のペアに対して実施される較正プロセスを示す。較正プロセスは、フットウェア製品302のレコード400が以前に存在しなかった場合に、例えば、ユーザが以前にフットウェア製品302を着用又は操作したことがない場合に、実行されてもよい。或いは、較正プロセスは、フットウェア302のペアが較正された状態のままであることを保証するために、定期的なプロンプトに基づいて実施されてもよく、或いは、ユーザインタフェース310を介した較正プロセスを実行するためのユーザ選択に基づいて実施されてもよい。
【0032】
図6Aは、フットウェア製品302が較正されることをユーザに警告するためのテキスト600が表示され、較正を開始するためのソフトボタン602が提供される、画面を示す。装具ソフトボタン603は、較正の開始前に、フットウェア製品302への1つ又は複数の装具の挿入を提供する。
図6Bは、較正プロセス及び結果のグラフィックイラストレーションを提供する。特に、グラフィックイラストレーションは、緩い設定606から最大限にきつい設定608までにわたる垂直スケール604を含む。最大限にきつい設定は、電動レーシングシステム100が紐に与え得る最大の張り具合の量に対応する。図示のとおり、スケール604上の1本のバー610は、残りのバー612よりも大きく、レースの現在の張り具合を示している。最大のバー610は、較正条件が満たされるまでスケール604を上に移動することができ、その後、最大のバー610は、紐の較正された最大の張り具合に対応する位置で停止することができる。
【0033】
一実施例では、電動レーシングシステム100は、モータ216を流れる誘導電流を測定することにより、紐の最大張り具合の値を判定する。特に、モータ216がより強くスプール220を回すように動作すると、モータ216は、より大きな電流をバッテリ206から引き出す。例えば、2013年8月30日に出願された米国特許第9,365,387号「センサを備えたモータ式テンショニングシステム」、及び2015年12月1日に出願された米国特許出願公開第2016/0345681号の「フットウェア製品のための自動テンショニングシステム」を参照されたい。これらは、参照によりその全体を本明細書に組み込まれる。一実施例では、電動レーシングシステム100は、モータ216によって引き出される電流を測定する。所定の最大電流に達すると、エンコーダ210の状態が記録される。一実施例では、所定の最大電流は4アンペアである。次に、エンコーダ210の状態は、較正フィールド408に保存され、将来にモータ216が無効化される前にエンコーダ210が到達し得る最大値としてアプリによって利用される。
【0034】
較正処理は、更に、ユーザの足又は足の特性に関する外部情報に、少なくとも部分的に、基づいていてもよい。例えば、プロセッサ312は、例えばリモート電子データストレージ318において、ユーザの1つ又は複数の足について事前に取得された情報にアクセスしてもよい。例えば、(参照によりその全体を本明細書に組み込まれる、2017年5月31日に出願された、米国特許第10,062,097号「3次元ボディスキャン及びアパレルレコメンデーション」に開示されているように)ユーザが事前に自分の足の3Dスキャンを作成した場合、プロセッサ314は、関連するフットウェアプロファイル322に対して3Dスキャンの情報を相互参照して、最大値がどこにあるかを予測してもよく、或いは最大値を変更してもよい。したがって、例えば、ユーザが比較的幅広い足を有し、通常の最大の締め付けがユーザにとって過度に不快であると予想される場合、プロセッサ314は、許容される最大の締め付けを変更してもよい。したがって、例えば、ユーザの足の3Dスキャンとフットウェアプロファイル322との比較によって、通常の4アンペアに対応する締め付けで著しいホットスポットが示される場合、プロセッサ314は、3アンペアのモータ電流を最大に設定してもよい。
【0035】
本明細書で説明されるように、各々のフットウェア製品302の紐の張り具合及び一般的な締め付けを説明するためのスケール604の追加の使用が拡張されて、スケール604の頂点608における最大値が、較正された最大値を表す。そのため、ユーザには、締め付けを較正された最大値よりも高くする機会又はオプションは提示されない。しかしながら、様々な実施例において、ユーザは、較正された最大値を削除するオプションを提示されてもよい。
【0036】
図7A〜7Cは、例示的な実施形態において、フットウェア製品302に1つ又は複数の装具インサートを追加して較正プロセスの実施を示す。ユーザが
図6Aのディスプレイ上の装具ソフトボタン603を押した場合、アプリは、
図6Aに示される較正の実施に進む前に、
図7A〜7Cの画面を進めることができる。
【0037】
図7Aでは、ユーザは、フットウェア製品302に装具を挿入するように促される。
図7Bを参照すると、電動レーシングシステム100は、事前較正調整を行って、電動レーシングシステム100の様々な機能に対する装具の影響を判定する。例えば、足存在センサ202が、再校正されてもよく、さもなければ異なるプリセット状態にされてもよい。装具の事前較正が完了すると、
図7Cのディスプレイが表示され、アプリは全体の較正を実行する。
【0038】
図8A〜8Eは、例示的な実施形態における、フットウェア製品302の構成の選択及び調整を示す。本明細書で開示されている原理は、第1の実施例において特定の構成を変更又は設定することに関する。しかしながら、紐の締め付けの手動操作が、特定の構成に関係なく実行され得ることを認識及び理解されたい。
【0039】
図8Aは、各々が特定の構成に対応する3つのプリセット構成ソフトボタン800、802、804のうち1つをユーザが選択可能にするユーザインタフェース画面である。各々の構成は1つのレコード400に対応し、各々の構成の名前は各々の構成ラベル402に格納されている。
【0040】
図8Bは、ユーザが構成ソフトボタン800、802、804の1つを、例えばゲームソフトボタン800を、選択すると表示されるユーザインタフェース画面である。ユーザインタフェース画面は、左靴アイコン806、右靴アイコン808、スケール810を含む。図示例では、左靴アイコン806が有効になっており、右靴アイコン808が無効になっている。左靴アイコン806は、スケール810上の異なる位置に対応して、上下にスライドさせることができる。左靴アイコン806を上下にスライドさせると、電動レーシングシステム100は、それに応じて、且つそれに比例して、左のフットウェア製品302の紐の締め付けを増加又は減少させる。スケール810は較正されたスケールであり、本明細書に示される例示的な実装では、スケールの上部812は、例えば4アンペアの、最大許容モータ電流で達成可能な締め付けに対応しており、電動レーシングシステム100が人工的に限界なしに較正されて達成し得る最大の締め付けではないことに留意されたく、この点を強調する。スケール810は、左靴アイコン806の実際の締め付けのレベルに対応する、大きなダッシュ(−)814を含むことにも留意されたい。左靴アイコン806を所望の締め付けに設定すると、ユーザは、次へソフトボタン816を選択して次の画面に移動することができる。ユーザが前の画面に戻りたい場合、ユーザは戻るアイコン818を選択することができる。
【0041】
図8Cは、ユーザが
図8Bの次へソフトボタン816を選択すると表示されるユーザインタフェース画面である。ここでは、左靴アイコン806が無効にされ、右靴アイコン808が有効にされ、上下にスライドでき、それに応じて、且つそれに比例して、右フットウェア製品302の適切さを調整することができる。
図8Bのスケール810とは対照的に、スケール810は画面の右側に移動していることに留意されたい。右靴アイコン808を所望のレベルまで移動させると、ユーザは、次へソフトボタン816を選択することができる。ユーザは、戻るアイコン818を選択して、前の画面に戻ることもできる。
【0042】
図8Dは、左靴及び右靴アイコン806、808によって示されるように、ユーザに自分の張り具合のレベルを確認させるユーザインタフェース画面である。図示例では、アイコン806、808の両方が変更可能にされ得る。或いは、アイコン806、808の両方を無効にすることができる。このような実施例では、ユーザが変更を加えたい場合、ユーザは戻るアイコン818を選択して適切な前の画面に戻ることができる。ユーザが各々のフットウェア製品302の張り具合に満足している場合、ユーザは保存ソフトボタン820を選択することができる。
【0043】
図8Eは、ユーザに必要に応じて構成の名前を変更させるユーザインタフェース画面である。ユーザインタフェース画面は、さらに、各々のフットウェア製品302の締まり具合のパーセンテージの数値を示す。ユーザがキャンセルソフトボタン822を押すと、設定は対応するレコード400に保存されない。ユーザが保存ソフトボタン820を押すと、左のフットウェア製品302の設定が左の設定フィールド404に保存され、右のフットウェア製品302の設定が右の設定フィールド406に保存される。左及び右の設定フィールド404、406に保存された設定は、必要に応じて変換されてもよく、例えば、詳細に上述したようなエンコーダの設定に変換されてもよい。
【0044】
ユーザインタフェース画面は、さらに、アプリ画面の背景色を変更可能にする色アイコン824を含む。図示例では、色アイコン824により、ユーザは、発行する構成に関連付ける特定の色を選択することができる。このような実施例では、色は構成に関連付けられているものとしてレコードに保存され、構成がアプリでユーザにより選択されるたびに、背景色がそれに応じて変化する。レコード400が、これに応じて、割り当てられた色を保存するためのフィールドを含み得ることを認識及び理解されたい。また、色アイコン824の使用は、特定の構成だけでなく、一般のレコード400にも適用され得ることも認識されたい。例えば、個々のフットウェア302のペアが自身の色を有してもよく、或いは個々のフットウェア製品302が自身の色を有してもよい。例えば、
図8Bのユーザインタフェース画面が表示され、左のフットウェア製品302が調整されているときには、背景色は赤であり、
図8Cのユーザインタフェース画面が表示されており、右のフットウェア製品302が調整されてときには、背景色は青色であってもよい。
【0045】
図8A〜8Eに示されるようなアプリが、電動レーシングシステム100が操作され得る唯一のメカニズムではないことを認識及び理解されたい。特に、本明細書に記載されたように、ボタン200が、紐の張り具合を選択的に増加及び減少させるために押されてもよい。ボタン200が利用されるとき、左靴及び右靴アイコン806、808の位置は、紐の実際の張り具合を反映するようにアプリ上で調整されてもよい。さらに、紐の張り具合を調整するための代替機構が実装されてもよい。
【0046】
例えば、2016年3月15日に出願され、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2016/0262485「ジェスチャコントロールを備えた電動靴」に開示されているように、ジェスチャが利用されてもよい。このような例では、ジェスチャは、例えば、個々の構成に割り当てられてもよく、ジェスチャの実行は、電動レーシングシステム100に所定の構成を実装させることができる。したがって、例えば、バスケットボールゲームのプレーヤーは、ウォームアップ構成のフットウェア製品302を持っていて、ゲームが開始されるときに、「つま先タップ」ジェスチャを実行して、彼らのフットウェア製品302をゲームモードにすることができる。アプリは、さらに、ユーザの好みに応じてジェスチャをカスタマイズしてもよい。例えば、あるユーザが使用するジェスチャを別のユーザが利用できるようにしたい場合など、様々な構成のジェスチャが、ユーザプロファイル306間で共有されてもよい。
【0047】
さらに、ユーザプロファイル306は、ユーザに関連する追加の情報を格納する能力を有し得ることを認識及び理解されたい。したがって、例えば、名前などのユーザに関する個人情報に加えて、ユーザプロファイル306は、電動レーシングシステム100から取得されたセンサデータを更に格納してもよい。したがって、足存在センサ202、磁力計222、環境センサ224、モーションセンサ212などから取得されたデータは、ユーザプロファイル306に格納され、ユーザのパフォーマンス特性を識別するために使用され得る。
【0048】
図9は、例示的な実施形態において、フットウェア製品302を較正し、所定の構成を設定するためのフローチャート900である。フローチャート900は、本明細書の
図5〜8に示されるアプリを参照するが、任意の適切なユーザインタフェースに関して利用されてもよい。
【0049】
902において、アプリケーションは、
図5A〜5Eに示されるように、ユーザに、プロセスを開始し、フットウェア製品302をペアリングするように促す。
【0050】
904において、アプリケーションは、
図6Aに示されるように、ユーザが装具を着用しているか否かをユーザに促す。ユーザが装具を着用している場合、フローチャート900は、906に進む。ユーザが装具を使用していない場合、フローチャート900は、910に進む。
【0051】
906において、ユーザは、
図7Aに示されるように、装具を挿入するように促される。
【0052】
908において、ユーザは、
図7B及び
図7Cに示されるように、電動レーシングシステムが装具に較正される間、待つように促される。
【0053】
910において、ユーザは、
図6Aに示されるように、フットウェア製品を着用するように促される。
【0054】
912において、電動レーシングシステム100は、足存在センサ202を用いて足の存在を感知し、完全に緩めるようにモータを動作させる。このプロセスは、必ずしもアプリにて、ユーザに示されたり、ユーザに提示されたりする必要はない。
【0055】
914において、フットウェア302は、
図6Bに示されるように、最大の張り具合を見つけるために、ユーザに較正される。この結果は、較正フィールド410に保存される。
【0056】
916において、ユーザは、
図8Aに示されるように、プリセットの、所定の構成を選択するように促される。
【0057】
918において、ユーザは、必要に応じて、ユーザが手動で紐の張り具合を調整したいか否かを促される。
【0058】
ユーザが手動で紐の張り具合を調整することを選択した場合、920において、ユーザは、
図8B及び
図8Cに示されるように、そうするように促される。
【0059】
922において、ユーザは、
図8D及び8Eに示されるように、レコード400の左靴及び右靴のフィールド406、408を更新することにより、構成の調整を保存するように促される。
【0060】
<実施例>
実施例1において、システムは、フットウェア製品及びリモートシステムを含む。フットウェア製品は、無線トランシーバと、無線トランシーバと動作可能に接続されたプロセッサ回路と、プロセッサ回路と動作可能に接続され、プロセッサ回路から受信した命令に基づいて複数の構成のうちの1つに調整されるように構成された、適応コンポーネントとを備える。リモートシステムは、複数の構成を含むユーザプロファイルを格納するように構成された電子データストレージと、ユーザインタフェースと、フットウェア製品の無線トランシーバと通信可能に接続するように構成された無線トランシーバと、ユーザインタフェース及び無線トランシーバと動作可能に接続されたプロセッサであって、ユーザインタフェースを介して、フットウェア製品を着用するようにユーザに促し、無線トランシーバを介して、フットウェア製品が着用者の足に配置されたことを示すフットウェア製品からの信号を受信し、無線トランシーバを介して、適応コンポーネントに、較正を実行して適応コンポーネントの最大特性を識別するように命令し、無線トランシーバを介して、何が最大特性であるかを示し、複数の構成のいずれかが最大特性を超えないように複数の構成を再較正し、無線トランシーバを介して再較正された複数の構成のうちの1つを送信する、フットウェア製品からの信号を受信するように構成されたプロセッサと、を備える。プロセッサ回路は、複数の構成のうちの1つを受信すると、複数の構成のうちの1つに従って適応コンポーネントを構成させる。
【0061】
実施例2において、実施例1のシステムでは、必要に応じて、さらに、適応コンポーネントは、モータを備え、較正は、モータを流れる電流を測定することを含む。
【0062】
実施例3において、実施例1及び2のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、モータは、モータを流れる電流が所定の最大電流に達するまで動作する。
【0063】
実施例4において、実施例1〜3のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、適応コンポーネントは、エンコーダを更に含み、前記プロセッサ回路は、最大特性を示す信号として、モータが所定の最大電流に達したときに対応するエンコーダの設定を送信するように構成されている。
【0064】
実施例5において、実施例1〜4のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、複数の構成は、電子データストレージに格納されたユーザプロファイルの一部であり、ユーザプロファイルは、複数のレコードを格納するデータベースを更に備え、各々のレコードは、特定のフットウェア製品に関連付けられた複数の構成のうちの1つを備える。
【0065】
実施例6において、実施例1〜5のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、適応コンポーネントは、電動レーシングシステムであり、複数の構成の各々は、電動レーシングシステムによって引き起こされる紐の張り具合を記述する。
【0066】
実施例7において、実施例1〜6のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、電動レーシングシステムは、モータ、スプール、及びスプールの回転位置を判定するように構成されたエンコーダを備え、複数の構成の各々は、紐の所望の張り具合に対応するエンコーダの設定を記述する。
【0067】
実施例8において、実施例1〜7のいずれかの1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、プロセッサは、ユーザインタフェースを介して、ユーザからのユーザ入力に基づいて紐の張り具合を手動で調整するようにユーザに促し、手動で調整された張り具合に基づいて、複数の構成のうちの1つを更新するように、更に構成されている。
【0068】
実施例9において、実施例1〜8のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、リモートシステムは、モバイルデバイスを備え、前記ユーザインタフェース、無線トランシーバ、電子データストレージ、及びプロセッサは、モバイルデバイスのコンポーネントである。
【0069】
実施例10において、実施例1〜9のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、リモートシステムは、モバイルデバイスによってネットワーク接続を介してアクセス可能なリモート電子データストレージを更に備え、リモート電子データストレージは、複数の構成を含むユーザプロファイルを格納するように構成され、プロセッサは、リモート電子データストレージから複数の構成をダウンロードするように更に構成されている。
【0070】
実施例11において、システムは、フットウェア製品及びリモートシステムを含む。フットウェア製品は、無線トランシーバと、無線トランシーバと動作可能に接続されたプロセッサ回路と、プロセッサ回路と動作可能に接続され、プロセッサ回路から受信した命令に基づいて、複数の構成のうちの1つに調整されるように構成された、適応コンポーネントと、を備える。リモートシステムは、複数の構成を含むユーザプロファイルを格納するように構成された電子データストレージと、ユーザインタフェースと、フットウェア製品の無線トランシーバと通信可能に接続するように構成された無線トランシーバと、ユーザインタフェース及び無線トランシーバと動作可能に接続された、プロセッサであって、ユーザインタフェースを介して、フットウェア製品を着用するようにユーザに促し、無線トランシーバを介して、フットウェア製品が着用者の足に配置されたことを示すフットウェア製品からの信号を受信し、ユーザインタフェースを介して受信されたユーザ選択に基づいて、電子データストレージにある、複数の構成のうちの1つにアクセスし、無線トランシーバを介して、選択された複数の構成のうちの1つを送信するように構成された、プロセッサと、を備える。プロセッサ回路は、複数の構成のうちの1つを受信すると、適応コンポーネントを複数の構成のうちの1つに従って構成させる。
【0071】
実施例12において、実施例11のシステムでは、必要に応じて、さらに、複数の構成は、電子データストレージに格納されたユーザプロファイルの一部であり、ユーザプロファイルは、複数のレコードを格納するデータベースを更に備え、各々のレコードは、特定のフットウェア製品に関連付けられた複数の構成のうちの1つを備える。
【0072】
実施例13において、実施例11及び12のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、適応コンポーネントは、電動レーシングシステムであり、複数の構成の各々は、電動レーシングシステムによって引き起こされる紐の張り具合を記述する。
【0073】
実施例14において、実施例11〜13のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、電動レーシングシステムは、モータ、スプール、及びスプールの回転位置を判定するように構成されたエンコーダを備え、複数の構成の各々は、紐の所望の張り具合に対応するエンコーダの設定を記述する。
【0074】
実施例15において、実施例11〜14のいずれかの1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、プロセッサは、ユーザインタフェースを介して、ユーザからのユーザ入力に基づいて、紐の張り具合を手動で調整するようにユーザに促し、手動で調整された張り具合に基づいて、複数の構成のうちの1つを更新するように、更に構成されている。
【0075】
実施例16において、コンピュータ可読媒体は、プロセッサによって実装されると、プロセッサに、リモートシステムのユーザインタフェースを介して、フットウェア製品を着用するようにユーザに促すことであって、フットウェア製品は、無線トランシーバと、無線トランシーバと動作可能に接続されたプロセッサ回路と、プロセッサ回路と動作可能に接続され、プロセッサ回路から受信された命令に基づいて複数の構成のうちの1つに調整されるように構成された適応コンポーネントと、を備えることと、リモートシステムの無線トランシーバを介して、フットウェア製品が着用者の足に配置されたことを示すフットウェア製品からの信号を受信することと、無線トランシーバを介して、適応コンポーネントに、較正を実行して適応コンポーネントの最大特性を識別するように命令することと、無線トランシーバを介して、何が最大特性であるかを示し、複数の構成のいずれかが最大特性を超えないように複数の構成を再較正し、無線トランシーバを介して、再較正された複数の構成のうちの1つを送信する、フットウェア製品からの信号を受信することと、を含む動作を実行させる命令を含む。プロセッサ回路は、複数の構成のうちの1つを受信すると、適応コンポーネントを複数の構成のうちの1つに従って構成させる。
【0076】
実施例17において、実施例16のシステムでは、必要に応じて、さらに、適応コンポーネントは、モータを備え、較正は、モータを流れる電流を測定することを含む。
【0077】
実施例18において、実施例16及び17のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、モータは、モータを流れる電流が所定の最大電流に達するまで動作する。
【0078】
実施例19において、実施例16〜18のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、適応コンポーネントは、エンコーダを更に含み、プロセッサ回路は、最大特性を示す信号として、モータが所定の最大電流に達したときに対応するエンコーダの設定を送信するように構成されている。
【0079】
実施例20において、実施例16〜19のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、複数の構成は、電子データストレージに格納されたユーザプロファイルの一部であり、ユーザプロファイルは、複数のレコードを格納するデータベースを更に備え、各々のレコードは、特定のフットウェア製品に関連付けられた複数の構成のうちの1つを備える。
【0080】
実施例21において、実施例16〜20のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、適応コンポーネントは、電動レーシングシステムであり、複数の構成の各々は、電動レーシングシステムによって引き起こされる紐の張り具合を記述する。
【0081】
実施例22において、実施例16〜21のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、電動レーシングシステムは、モータ、スプール、及びスプールの回転位置を判定するように構成されたエンコーダを備え、複数の構成の各々は、紐の所望の張り具合に対応するエンコーダの設定を記述する。
【0082】
実施例23において、実施例16〜22のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、プロセッサは、ユーザインタフェースを介して、ユーザからのユーザ入力に基づいて紐の張り具合を手動で調整するようにユーザに促し、手動で調整された張り具合に基づいて、複数の構成のうちの1つを更新するように更に構成されている。
【0083】
実施例24において、実施例16〜22のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、リモートシステムは、モバイルデバイスを備え、ユーザインタフェース、無線トランシーバ、電子データストレージ、及びプロセッサは、モバイルデバイスのコンポーネントである。
【0084】
実施例25において、実施例16〜24のいずれか1つ又は複数のシステムでは、必要に応じて、さらに、リモートシステムは、モバイルデバイスによってネットワーク接続を介してアクセス可能なリモート電子データストレージを更に備え、リモート電子データストレージは、複数の構成を含むユーザプロファイルを格納するように構成され、プロセッサは、リモート電子データストレージから複数の構成をダウンロードするように更に構成されている。
【0085】
本明細書を通じて単一のインスタンスとして説明した、コンポーネント、動作、又は構造を複数のインスタンスによって実装することができる。1つ又は複数の方法の個々の動作は別個の動作として図示及び説明されているが、1つ又は複数個々の動作は同時に実行されてもよく、動作が図示の順序で実行される必要はない。例示的な構成において別個のコンポーネントとして提示された構造及び機能は、組み合わされた構造又はコンポーネントとして実装されてもよい。同様に、単一のコンポーネントとして提示された構造及び機能は、別個のコンポーネントとして実装されてもよい。これらの及び他の変形、修正、追加、及び改善は、本明細書の主題の範囲内にある。
【0086】
特定の実施形態は、ロジック、或いは複数のコンポーネント、モジュール、又はメカニズムを含むものとして、本明細書では記載されている。モジュールは、ソフトウェアモジュール(例えば、機械可読媒体上又は伝送信号内に適用されるコード)又はハードウェアモジュールのいずれかを構成してもよい。「ハードウェアモジュール」は、特定の動作を実行できる有形のユニットであり、特定の物理的な方法で構成又は配置され得る。様々な例示的な実施形態では、1つ又は複数のコンピュータシステム(例えば、スタンドアロンコンピュータシステム、クライアントコンピュータシステム、又はサーバコンピュータシステム)又はコンピュータシステムの1つ又は複数のハードウェアモジュール(例えば、プロセッサ又はプロセッサのグループ)は、本明細書で説明されるように、特定の動作を実行するように動作するハードウェアモジュールとして、ソフトウェア(例えば、アプリケーション又はアプリケーション部分)によって構成され得る。
【0087】
ある実施形態では、ハードウェアモジュールは、電子的に、機械的に、又はこれらの任意の適切な組み合わせにより実現され得る。例えば、ハードウェアモジュールは、特定の動作を実行するように恒久的に構成された専用の回路又はロジックを含んでもよい。例えば、ハードウェアモジュールは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はASICなどの専用プロセッサであってもよい。ハードウェアモジュールは、特定の動作を実行するためにソフトウェアによって一時的に構成される、プログラム可能なロジック又は回路を含んでもよい。例えば、ハードウェアモジュールは、汎用プロセッサ又は他のプログラム可能なプロセッサ内に含まれるソフトウェアを含んでもよい。ハードウェアモジュールを機械的に、専用の恒久的に構成された回路で実装するか、或いは一時的に構成された(例えば、ソフトウェアで構成された)回路で実装するかの判断は、コスト及び時間の考慮により行われてもよい。
【0088】
したがって、「ハードウェアモジュール」という用語は、有形エンティティを包含すると理解されるべきであり、物理的に構成され、恒久的に構成され(例えば、ハードワイヤード)、或いは一時的に構成され(例えば、プログラムされ)、本明細書に記載されるように、一定の方法で動作し、或いは、所定の動作を実行するエンティティであるべきである。本明細書において、「ハードウェア実装モジュール」は、ハードウェアモジュールを指す。ハードウェアモジュールが一時的に構成される(例えば、プログラムされる)実施形態を考慮すると、各々のハードウェアモジュールは、任意の1つのインスタンスで構成される、或いはインスタンス化される必要はない。例えば、ハードウェアモジュールが、専用プロセッサになるようにソフトウェアによって構成された汎用プロセッサを含む場合、汎用プロセッサは、様々な時点において、それぞれ異なる専用プロセッサ(例えば、異なるハードウェアモジュールを含む)として構成され得る。したがって、ソフトウェアは、プロセッサを、例えば、ある時点では特定のハードウェアモジュールを構成し、異なる時点では異なるハードウェアモジュールを構成することができる。
【0089】
ハードウェアモジュールは、他のハードウェアモジュールに対して、情報を提供し、そして、情報を受信することができる。したがって、説明されたハードウェアモジュールは、通信可能に接続されていると見なすことができる。複数のハードウェアモジュールが同時に存在する場合、2つ以上のハードウェアモジュール間又はそれらの間での(例えば、適切な回路及びバスを介した)信号送信によって通信が実現されてもよい。複数のハードウェアモジュールが異なる時間に構成又はインスタンス化される実施形態では、このようなハードウェアモジュール間の通信は、例えば、複数のハードウェアモジュールがアクセスするメモリ構造内への情報の格納及び取得を通じて達成されてもよい。例えば、あるハードウェアモジュールが、ある動作を実行し、その動作の出力を、通信可能に接続されたメモリデバイスに格納してもよい。それから、更なるハードウェアモジュールが、後で、メモリデバイスにアクセスして、格納された出力を取得し、処理してもよい。ハードウェアモジュールは、入力又は出力デバイスとの通信を開始することもでき、リソース(例えば、情報のコレクション)を操作することができる。
【0090】
本明細書に記載された、例示的な方法の様々な動作は、(例えば、ソフトウェアによって)一時的に構成された、又は関連する動作を実行するように恒久的に構成された1つの又は複数のプロセッサによって、少なくとも部分的に、実行されてもよい。一時的に構成されているか又は恒久的に構成されているかに関わらず、これらのプロセッサは、本明細書で説明される1つ又は複数の動作又は機能を実行するように動作するプロセッサ実装モジュールを構成することができる。本明細書では、「プロセッサ実装モジュール」は、1つ又は複数のプロセッサを使用して実装されたハードウェアモジュールを指す。
【0091】
同様に、本方法は、本明細書に記載された方法は、ハードウェアの一例として、プロセッサに、少なくとも部分的に、実装されてもよい。例えば、方法の動作の少なくとも一部は、1つ又は複数のプロセッサ又はプロセッサ実装モジュールによって実行され得る。さらに、1つ又は複数のプロセッサは、「クラウドコンピューティング」環境において、或いは「ソフトウェアアズアサービス」(SaaS)としての、関連する動作の実行をサポートするように動作してもよい。例えば、少なくとも一部の動作は、(プロセッサを含むマシンの例として)コンピュータのグループによって実行されもよく、これらの動作は、(インターネットなどの)ネットワーク及び(アプリケーションプログラムインタフェース(API)などの)1つ又は複数の適切なインタフェースによってアクセスされてもよい。
【0092】
特定の動作の実行は、1つ又は複数のプロセッサの間で分散されてもよく、単一のマシン内に存在するだけでなく、複数のマシンを横断して配置されてもよい。ある例示的な実施形態では、1つ又は複数のプロセッサ又はプロセッサ実装モジュールは、(家庭環境、オフィス環境、又はサーバファーム内などの)1つの地理的場所に配置されてもよい。他の例示的な実施形態では、1つ又は複数のプロセッサ又はプロセッサ実装モジュールは、複数の地理的場所にわたって分散されてもよい。
【0093】
本明細書のいくつかの部分は、(コンピュータメモリなどの)マシンのメモリ内のビット又はバイナリデジタル信号として格納されたデータに対する動作のアルゴリズム又は記号表現として提示さている。これらのアルゴリズム又は記号表現は、データ処理分野において、当業者が自分たちの仕事の内容を他の当業者に伝えるために使用する技法の例である。本明細書において、「アルゴリズム」は、所望の結果をもたらす首尾一貫した一連の動作又は同様の処理である。このコンテキストでは、アルゴリズム及び操作には物理量の物理的な操作が含まれる。通常、必ずしもそうではないが、これらの量は、記憶、アクセス、転送、結合、比較、又は他の方法で機械によって操作可能な、電気的、磁気的又は光学的信号の形をとり得る。主に一般的な使用の理由から、「データ」、「コンテンツ」、「ビット」、「値」、「要素」、「記号」、「文字」、「用語」、「数」、「数量」などの単語を使用して、これらの信号を参照することが便利な場合がある。ただし、これらの単語は、便利なラベルにすぎず、適切な物理量に関連付けられている。
【0094】
特に明記しない限り、「処理」、「コンピューティング」、「計算」、「判定」、「提示」、「表示」などの単語を用いた本明細書の説明は、1つ又は複数の(揮発性メモリ、不揮発性メモリ、又はこれらの適切な組み合わせなど)メモリ、レジスタ、又は情報を受信、保存、送信、又は表示するその他のマシンコンポーネント内の、物理(例えば、電子、磁気、又は光学)量として表されるデータを操作又は変換する(コンピュータなどの)マシンの処理を指し得る。さらに、特に明記しない限り、本明細書において、「a」又は「an」という用語は、特許文書で一般的であるように、1つ又は複数のインスタンスを含む。最後に、本明細書において、特に明記しない限り、「又は」という用語は、非排他的な「又は」を指す。