特許第6982907号(P6982907)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6982907
(24)【登録日】2021年11月25日
(45)【発行日】2021年12月17日
(54)【発明の名称】車両荷台の部材取付用型材
(51)【国際特許分類】
   B62D 33/04 20060101AFI20211206BHJP
【FI】
   B62D33/04 B
【請求項の数】8
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2020-203936(P2020-203936)
(22)【出願日】2020年12月9日
(62)【分割の表示】特願2017-36736(P2017-36736)の分割
【原出願日】2017年2月28日
(65)【公開番号】特開2021-37958(P2021-37958A)
(43)【公開日】2021年3月11日
【審査請求日】2020年12月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000192073
【氏名又は名称】株式会社モリタホールディングス
(74)【代理人】
【識別番号】100098545
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100189717
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 貴章
(72)【発明者】
【氏名】杉本 正樹
【審査官】 塚本 英隆
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−139352(JP,A)
【文献】 特開2008−132888(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62D 33/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両荷台に取り付ける柱状の第1型材と、
前記第1型材に締結具を用いて取り付ける柱状の第2型材と
を有し、
前記第1型材は、
前記車両荷台に設置した状態で、
車体内側に配置される第1型材内面材と、
車体外側に配置される第1型材外面材と、
前記第1型材内面材と前記第1型材外面材とを繋ぐ第1型材側面当接材と、
を有し、
前記第2型材は、
前記車両荷台に設置した状態で、
前記車体内側に配置される第2型材内面材と、
前記車体外側に配置される第2型材外面材と、
前記第2型材内面材と前記第2型材外面材とを繋ぎ、前記第1型材側面当接材と当接する第2型材側面当接材と、
前記第2型材内面材と前記第2型材外面材との間に配置され、第2型材溝部を形成する第2型材側面材と、
前記第2型材側面当接材から突出させて前記第1型材外面材の前記車体外側の少なくとも一部を覆う締結具取付材と、
を有し、
前記第1型材外面材と前記締結具取付材とが前記締結具によって前記車体外側から連結される
ことを特徴とする車両荷台の部材取付用型材。
【請求項2】
前記第1型材外面材には、車体外側の方向に突出した第1型材外面材突出片を有し、
前記締結具取付材には、車体内側の方向に突出した締結具取付材突出片を有し、
前記第1型材外面材突出片と前記締結具取付材突出片とを当接させる
ことを特徴とする請求項1に記載の車両荷台の部材取付用型材。
【請求項3】
前記第1型材内面材には、車体外側の方向に突出した第1型材内面材突出片を有し、
前記第2型材側面当接材には、車体内側に配置される第2型材側面当接材内側端片が形成され、
前記第1型材内面材突出片と前記第2型材側面当接材内側端片とを当接させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両荷台の部材取付用型材。
【請求項4】
前記締結具取付材が、前記第2型材外面材より前記車体内側に位置し、
前記締結具取付材の前記車体外側に、第1利用空間を形成した
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両荷台の部材取付用型材。
【請求項5】
前記第2型材内面材と前記第2型材側面材とによって第2利用空間を形成した
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両荷台の部材取付用型材。
【請求項6】
前記第2型材内面材には、前記第2利用空間を開放する第2利用開口部を形成した
ことを特徴とする請求項5に記載の車両荷台の部材取付用型材。
【請求項7】
前記第2型材外面材と前記第2型材側面材とによって第3利用空間を形成した
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の車両荷台の部材取付用型材。
【請求項8】
前記第2型材側面材には、前記第3利用空間を開放する第3利用開口部を形成した
ことを特徴とする請求項7に記載の車両荷台の部材取付用型材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば消防車の車両荷台の部材取付用型材に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、熟練作業者を要することなく簡単かつ短時間に組み立てることができる消防自動車の車体を提案している。
特許文献1では、消防自動車のシャーシを覆う複数の型材から構成されるフレームと、このフレームに連結される板材とを備え、各型材は、本体と、この本体の全長に亘る被保持部とを有し、互いに連結される2つの型材は、それぞれの長手方向が互いに対して直角になるように配置されると共に、それぞれの被保持部が連結具により挟み込まれることで連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−63635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、型材同志を溶接することなく連結することでフレームを構成でき、各型材は任意の長さに切断して使用できるので、型材の種類を可及的に少なくして材料コストを低減できる。
しかし、特許文献1では、例えばシャッターのレール材などの部材を取り付けることまでは提案していない。
【0005】
本発明は、例えばシャッターのレール材やその他の部材の取付作業を容易に行うことができる車両荷台の部材取付用型材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の本発明の車両荷台の部材取付用型材は、車両荷台に取り付ける柱状の第1型材と、前記第1型材に締結具を用いて取り付ける柱状の第2型材とを有し、前記第1型材は、前記車両荷台に設置した状態で、車体内側に配置される第1型材内面材と、車体外側に配置される第1型材外面材と、前記第1型材内面材と前記第1型材外面材とを繋ぐ第1型材側面当接材と、を有し、前記第2型材は、前記車両荷台に設置した状態で、前記車体内側に配置される第2型材内面材と、前記車体外側に配置される第2型材外面材と、前記第2型材内面材と前記第2型材外面材とを繋ぎ、前記第1型材側面当接材と当接する第2型材側面当接材と、前記第2型材内面材と前記第2型材外面材との間に配置され、第2型材溝部を形成する第2型材側面材と、前記第2型材側面当接材から突出させて前記第1型材外面材の前記車体外側の少なくとも一部を覆う締結具取付材と、を有し、前記第1型材外面材と前記締結具取付材とが前記締結具によって前記車体外側から連結されることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の車両荷台の部材取付用型材において、前記第1型材外面材には、車体外側の方向に突出した第1型材外面材突出片を有し、前記締結具取付材には、車体内側の方向に突出した締結具取付材突出片を有し、前記第1型材外面材突出片と前記締結具取付材突出片とを当接させることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両荷台の部材取付用型材において、前記第1型材内面材には、車体外側の方向に突出した第1型材内面材突出片を有し、前記第2型材側面当接材には、車体内側に配置される第2型材側面当接材内側端片が形成され、前記第1型材内面材突出片と前記第2型材側面当接材内側端片とを当接させることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両荷台の部材取付用型材において、前記締結具取付材が、前記第2型材外面材より前記車体内側に位置し、前記締結具取付材の前記車体外側に、第1利用空間を形成したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両荷台の部材取付用型材において、前記第2型材内面材と前記第2型材側面材とによって第2利用空間を形成したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載の車両荷台の部材取付用型材において、前記第2型材内面材には、前記第2利用空間を開放する第2利用開口部を形成したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の車両荷台の部材取付用型材において、前記第2型材外面材と前記第2型材側面材とによって第3利用空間を形成したことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項請求項7に記載の車両荷台の部材取付用型材において、前記第2型材側面材には、前記第3利用空間を開放する第3利用開口部を形成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両荷台の部材取付用型材によれば、第2型材の第1型材への取り付けは、第1型材外面材と締結具取付材とを締結具によって車体外側から連結するため、組立作業を車体外側から行え、組立時やメンテナンス時の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例による車両荷台を後方から見た斜視図
図2】同車両荷台の要部斜視図
図3図2に示すA−A線断面図
図4図2に示すB−B線断面図
図5図3のa1部分を示す説明図
図6図3のa2部分を示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第1の実施の形態による車両荷台の部材取付用型材は、車両荷台に取り付ける柱状の第1型材と、第1型材に締結具を用いて取り付ける柱状の第2型材とを有し、第1型材は、車両荷台に設置した状態で、車体内側に配置される第1型材内面材と、車体外側に配置される第1型材外面材と、第1型材内面材と第1型材外面材とを繋ぐ第1型材側面当接材と、を有し、第2型材は、車両荷台に設置した状態で、車体内側に配置される第2型材内面材と、車体外側に配置される第2型材外面材と、第2型材内面材と第2型材外面材とを繋ぎ、第1型材側面当接材と当接する第2型材側面当接材と、第2型材内面材と第2型材外面材との間に配置され、第2型材溝部を形成する第2型材側面材と、第2型材側面当接材から突出させて第1型材外面材の車体外側の少なくとも一部を覆う締結具取付材と、を有し、第1型材外面材と締結具取付材とが締結具によって車体外側から連結されるものである。本実施の形態によれば、第1型材を車両荷台に取り付け、第2型材溝部を形成する第2型材を第1型材に取り付ける。そして、第2型材の第1型材への取り付けは、第1型材外面材と締結具取付材とを締結具によって車体外側から連結するため、組立作業を車体外側から行える。従って、組立時やメンテナンス時の作業性が向上する。
【0010】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による車両荷台の部材取付用型材において、第1型材外面材には、車体外側の方向に突出した第1型材外面材突出片を有し、締結具取付材には、車体内側の方向に突出した締結具取付材突出片を有し、第1型材外面材突出片と締結具取付材突出片とを当接させるものである。本実施の形態によれば、第1型材に対する第2型材の位置決めが行いやすく、第1型材と第2型材との連結強度が高まる。
【0011】
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による車両荷台の部材取付用型材において、第1型材内面材には、車体外側の方向に突出した第1型材内面材突出片を有し、第2型材側面当接材には、車体内側に配置される第2型材側面当接材内側端片が形成され、第1型材内面材突出片と第2型材側面当接材内側端片とを当接させるものである。本実施の形態によれば、第1型材に対する第2型材の位置決めが行いやすく、第1型材と第2型材との連結強度が高まる。
【0012】
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態による車両荷台の部材取付用型材において、締結具取付材が、第2型材外面材より車体内側に位置し、締結具取付材の車体外側に、第1利用空間を形成したものである。本実施の形態によれば、第1利用空間に、例えば車幅灯を設置し、この車幅灯の配線を配設できる。
【0013】
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4のいずれかの実施の形態による車両荷台の部材取付用型材であって、第2型材内面材と第2型材側面材とによって第2利用空間を形成したものである。本実施の形態によれば、第2利用空間に、例えば車体内空間の照明用のLEDセンサーやドアステップ用ブラケットを配置できる。
【0014】
本発明の第6の実施の形態は、第5の実施の形態による車両荷台の部材取付用型材であって、第2型材内面材には、第2利用空間を開放する第2利用開口部を形成したものである。本実施の形態によれば、車体内側から第2利用空間を利用できる。
【0015】
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6のいずれかの実施の形態による車両荷台の部材取付用型材であって、第2型材外面材と第2型材側面材とによって第3利用空間を形成したものである。本実施の形態によれば、第3利用空間を用いて、例えばリップゴムを設置することができる。
【0016】
本発明の第8の実施の形態は、第7の実施の形態による車両荷台の部材取付用型材であって、第2型材側面材には、第3利用空間を開放する第3利用開口部を形成したものである。本実施の形態によれば、第3利用開口部が第2型材溝部と同一方向に形成されるため、第2型材溝部に対する防水部材の取り付けに適している。
【実施例】
【0017】
以下本発明の一実施例による車両荷台の部材取付用型材について説明する。
図1は本実施例による車両荷台を後方から見た斜視図である。
本実施例による車両荷台は、荷台側面に4本の部材取付用型材1a、1b、1c、1dを備えている。
部材取付用型材1aと部材取付用型材1bとの間には、シャッター2aとドアステップ3aとが配置され、部材取付用型材1bと部材取付用型材1cとの間には、シャッター2bとフェンダー部材4が配置され、部材取付用型材1cと部材取付用型材1dとの間には、シャッター2cとドアステップ3bが配置されている。
ドアステップ3aはシャッター2aの下方に配置され、フェンダー部材4はシャッター2bの下方に配置され、ドアステップ3bはシャッター2cの下方に配置されている。
ドアステップ3a、3bは、下部を回動軸として開閉でき、開状態では踏み台として利用できる。
【0018】
図2は同車両荷台の要部斜視図である。
例えば、部材取付用型材1aはボディ仕切板5aに取り付けられ、部材取付用型材1bはボディ仕切板5bに取り付けられている。
シャッター2aは、ボディ仕切板5aとボディ仕切板5bとで区画された車体内空間を覆っている。
図示は省略するが、部材取付用型材1c,1dについても、部材取付用型材1a,1bと同様の構成になっている。
【0019】
図3図2に示すA−A線断面図、図4図2に示すB−B線断面図、図5図3のa1部分を示す説明図、図6図3のa2部分を示す説明図である。
図5を用いて部材取付用型材1aを説明する。
部材取付用型材1aは、車両荷台に取り付ける柱状の第1型材10Aと、第1型材10Aに締結具30を用いて取り付ける柱状の第2型材20とで構成される。
【0020】
第1型材10Aは、車両荷台に設置した状態で、車体内側Xに配置される第1型材内面材11と、車体外側Yに配置される第1型材外面材12と、第1型材内面材11の一端側と第1型材外面材12の一端側とを繋ぐ第1型材側面当接材13と、第1型材内面材11の他端側と第1型材外面材12の他端側とを繋ぐ第1型材側面材14と、第1型材内面材11から車体内側Xの方向に突出させた仕切板取付材15とを有している。
第1型材内面材11と第1型材外面材12とは対向し、第1型材側面当接材13と第1型材側面材14とは対向する。仕切板取付材15は対向する一対の取付材で構成される。
第1型材側面材14の一端側には、仕切板取付材15を構成する一方の取付材を配置している。
第1型材側面材14の他端側には、延出部14aを形成している。
第1型材内面材11と、第1型材外面材12と、第1型材側面当接材13と、第1型材側面材14と、仕切板取付材15とは、アルミ材によって一体に形成される。
第1型材内面材11には、車体外側Yの方向に突出した第1型材内面材突出片11aを有している。
第1型材外面材12には、車体外側Yの方向に突出した第1型材外面材突出片12aを有している。
【0021】
第1型材10Aは、第1空間10aと第2空間10bとを形成している。
第1空間10aは、第1型材外面材12と、第1型材側面当接材13と、第1型材仕切材16とで形成される。第1空間10aには、締結具30の一部が配置される。
第2空間10bは、第1型材内面材11と、第1型材外面材12と、第1型材側面当接材13と、第1型材側面材14と、第1型材仕切材16とで形成される。
【0022】
第2型材20は、車両荷台に設置した状態で、車体内側Xに配置される第2型材内面材21と、車体外側Yに配置される第2型材外面材22と、第2型材内面材21の一端側と第2型材外面材22の一端側とを繋ぐ第2型材側面当接材23と、第2型材内面材21の他端側と第2型材外面材22の他端側との間に配置される第2型材側面材24と、第2型材側面当接材23から突出させて第1型材外面材12の車体外側Yの少なくとも一部を覆う締結具取付材25とを有している。
第2型材側面当接材23は、第1型材側面当接材13と当接する。第2型材側面材24は、第2型材溝部20aを形成する。
第2型材溝部20aは、図5(a)に示すように、シャッター2aのレールとして利用される。なお、シャッター2aのレールとして利用しない場合には、第2カバー44によって覆われる(図6(b)参照)。
【0023】
第2型材内面材21と第2型材外面材22とは対向し、第2型材側面当接材23と第2型材側面材24とは対向する。
第2型材内面材21と、第2型材外面材22と、第2型材側面当接材23と、第2型材側面材24と、締結具取付材25とは、アルミ材によって一体に形成される。
第2型材側面当接材23には、車体内側Xに配置される第2型材側面当接材内側端片23aが形成されている。
締結具取付材25には、車体内側Xの方向に突出した締結具取付材突出片25aを有している。
【0024】
締結具取付材25は、第2型材外面材22より車体内側Xに位置する。
締結具取付材25の車体外側Yには、第1利用空間20bが形成される。
第1利用空間20bは、締結具取付材25、締結具取付材25で覆われない第1型材外面材12、第1型材側面材14の延出部14a、及び第2型材側面当接材23の一部によって形成される。
第1利用空間20bには、例えば車幅灯を設置し、この車幅灯の配線を配設できる。
図5(a)及び図5(b)では、第1カバー41によって第1利用空間20bを覆っている。
延出部14aと第2型材側面当接材23との対向する位置に、それぞれ円弧状突起41a、41bを形成している。
第1カバー41の両端部を円弧状突起41a、41bを乗り越えさせることで、第1カバー41は第1利用空間20bに設置される。
【0025】
第2型材20は、第2利用空間20cと、第3利用空間20dと、溝部連通空間20eとを形成している。
第2利用空間20cは第2型材溝部20aの車体内側Xに、第3利用空間20dは第2型材溝部20aの車体外側Yに、溝部連通空間20eは第2型材溝部20aの第2型材側面当接材23側に形成している。
第2利用空間20cは、第2型材内面材21と、第2型材側面材24と、第2型材溝部20aの一方の側壁と、第2型材仕切材26aとで形成される。
第2型材内面材21には、第2利用空間20cを開放する第2利用開口部21aを形成している。
第2利用開口部21aによって、車体内側Xから第2利用空間20cを利用でき、第2利用空間20cに、例えば車体内空間の照明用のLEDセンサーやドアステップ用ブラケットを配置できる。図5(a)では、第2利用開口部21aを用いて照明具42を位置決めしている。この場合には、第2利用空間20cに照明具42の配線を配設することができる。
第3利用空間20dは、第2型材外面材22と、第2型材側面材24と、第2型材溝部20aの他方の側壁と、第2型材仕切材26bとで形成される。
第2型材側面材24には、第3利用空間20dを開放する第3利用開口部24aを形成している。
第3利用開口部24aを第2型材溝部20aの開口と同一方向に形成することで、第2型材溝部20aに対する防水部材の取り付けに適し、図5(a)に示すように、第3利用空間20dを用いて、例えばリップゴム43を設置できる。
第2型材溝部20aと溝部連通空間20eとの間には、対向する一対の溝部仕切片27を形成している。
【0026】
本実施例は、ボディ仕切板5aに仕切板取付材15を嵌め込み、ボディ仕切板5aと仕切板取付材15とをビス51によって固定することで、第1型材10Aを車両荷台に取り付ける。
第1型材外面材12と締結具取付材25とを、図5(c)に示す締結具30によって車体外側Yから連結することで、第2型材20を第1型材10Aに取り付ける。締結具30には、ボルトナットを用いることができる。
本実施例によれば、第2型材20の第1型材10Aへの取り付けは、第1型材外面材12と締結具取付材25とを締結具30によって車体外側Yから連結するため、組立作業を車体外側Yから行え、組立時やメンテナンス時の作業性が向上する。
また、本実施例によれば、第1型材外面材突出片12aと締結具取付材突出片25aとを当接させるため、第1型材10Aに対する第2型材20の位置決めが行いやすく、第1型材10Aと第2型材20との連結強度が高まる。
また、本実施例によれば、第1型材内面材突出片11aと第2型材側面当接材内側端片23aとを当接させるため、第1型材10Aに対する第2型材20の位置決めが行いやすく、第1型材10Aと第2型材20との連結強度が高まる。
【0027】
図6を用いて部材取付用型材1bを説明する。
部材取付用型材1bは、車両荷台に取り付ける柱状の第1型材10Bと、第1型材10Bに締結具30を用いて取り付ける柱状の第2型材20とで構成される。
第2型材20については、部材取付用型材1aと同一部材であるため同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
第1型材10Bは、車両荷台に設置した状態で、車体内側Xに配置される第1型材内面材11と、車体外側Yに配置される第1型材外面材12と、第1型材内面材11の一端側と第1型材外面材12の一端側とを繋ぐ第1型材側面当接材13Aと、第1型材内面材11の他端側と第1型材外面材12の他端側とを繋ぐ第1型材側面当接材13Bと、第1型材内面材11から車体内側Xの方向に突出させた仕切板取付材15とを有している。
第1型材内面材11と第1型材外面材12とは対向し、第1型材側面当接材13Aと第1型材側面当接材13Bとは対向する。仕切板取付材15は対向する一対の取付材で構成される。
第1型材内面材11と、第1型材外面材12と、第1型材側面当接材13A、13Bと、仕切板取付材15とは、アルミ材によって一体に形成される。
第1型材内面材11には、車体外側Yの方向に突出した第1型材内面材突出片11aを有している。
第1型材外面材12には、車体外側Yの方向に突出した第1型材外面材突出片12aを有している。
【0029】
第1型材10Aは、一対の第1空間10aと、一つの第2空間10bとを形成している。
それぞれの第1空間10aは、第1型材外面材12と、第1型材側面当接材13A又は第1型材側面当接材13Bと、第1型材仕切材16とで形成される。第1空間10aには、締結具30の一部が配置される。
第2空間10bは、第1型材内面材11と、第1型材側面当接材13Aと、第1型材側面当接材13Bと、第1型材仕切材16とで形成される。
本実施例による第1型材10Bは左右対称な形状であり、第1型材10Bの両側部に第2型材20が取り付けられる。
【0030】
第2型材溝部20aは、図6(a)に示すように、シャッター2aのレールとして利用される他、図6(b)に示すように、シャッター2aのレールとして利用しない場合には、第2カバー44によって覆われる。
第2カバー44の両端部には係合部44aが形成され、係合部44aを一対の溝部仕切片27に係合させることで、第2カバー44は第2型材溝部20aに設置される。
第1カバー41は一対の円弧状突起41bによって第1利用空間20bに設置される。
【0031】
本実施例は、ボディ仕切板5bに仕切板取付材15を嵌め込み、ボディ仕切板5bと仕切板取付材15とをビス(図示せず)によって固定することで、第1型材10Bを車両荷台に取り付ける。
第1型材外面材12と締結具取付材25とを、図6(c)に示す締結具30によって車体外側Yから連結することで、2つの第2型材20を第1型材10Bに取り付ける。締結具30には、ボルトナットを用いることができる。
本実施例によれば、第2型材20の第1型材10Bへの取り付けは、第1型材外面材12と締結具取付材25とを締結具30によって車体外側Yから連結するため、組立作業を車体外側Yから行え、組立時やメンテナンス時の作業性が向上する。
また、本実施例によれば、第1型材外面材突出片12aと締結具取付材突出片25aとを当接させるため、第1型材10Bに対する第2型材20の位置決めが行いやすく、第1型材10Bと第2型材20との連結強度が高まる。
また、本実施例によれば、第1型材内面材突出片11aと第2型材側面当接材内側端片23aとを当接させるため、第1型材10Bに対する第2型材20の位置決めが行いやすく、第1型材10Bと第2型材20との連結強度が高まる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、消防車の車両荷台に適している。
【符号の説明】
【0033】
1a、1b、1c、1d 部材取付用型材
2a、2b、2c シャッター
3a、3b ドアステップ
4 フェンダー部材
5a、5b ボディ仕切板
10A、10B 第1型材
10a 第1空間
10b 第2空間
11 第1型材内面材
11a 第1型材内面材突出片
12 第1型材外面材
12a 第1型材外面材突出片
13 第1型材側面当接材
14 第1型材側面材
14a 延出部
15 仕切板取付材
16 第1型材仕切材
20 第2型材
20a 第2型材溝部
20b 第1利用空間
20c 第2利用空間
20d 第3利用空間
20e 溝部連通空間
21 第2型材内面材
21a 第2利用開口部
22 第2型材外面材
23 第2型材側面当接材
23a 第2型材側面当接材内側端片
24 第2型材側面材
24a 第3利用開口部
25 締結具取付材
25a 締結具取付材突出片
26a 第2型材仕切材
26b 第2型材仕切材
27 溝部仕切片
30 締結具
41 第1カバー
41a、41b 円弧状突起
42 照明具
43 リップゴム
44 第2カバー
44a 係合部
51 ビス
図1
図2
図3
図4
図5
図6