技術分野
加水分解性基含有シリコーン樹脂を含むコーティング組成物、該組成物を硬化して成るコーティング被膜、および該被膜を有する物品
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、硬化性、施工性、及び被膜の耐摩耗性はトレードオフの関係にあり、全てを達成する事が困難である。例えば、コーティング剤組成物の施工性を改善するために、高沸点溶剤を使用すると被膜の硬化性が悪化する。溶剤を多量に用いてシリコーン有効成分量を低減すると被膜の耐摩耗性が悪化する。また、硬化性を改善するために硬化触媒を増量したり、高活性の硬化触媒を用いると施工性が悪化するという問題を生じる。このように、特許文献1〜6に記載のコーティング剤組成物では、施工性、硬化性および耐摩耗性の全てを同時に満たす事が困難である。また、基材表面の保護を目的として施工する場合は、性質に加えて、撥水性に優れた被膜を形成する事も求められる。
本発明は、事情に鑑みてなされたものであり、未硬化の組成物を拭き取り操作により塗工して均一な被膜を形成する際の施工性に優れ、尚且つ、施工後の被膜の硬化性、撥水性、及び耐摩耗性に優れるコーティング組成物を提供する事を目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、加水分解性基含有シリコーン樹脂を含むコーティング組成物において、触媒活性を適度に抑制したテトラアルコキシチタンの部分加水分解縮合物を硬化触媒とし、特定の沸点又は蒸留範囲を有する希釈溶剤と併用する事で、多量の希釈溶剤を用いることなく施工時に布を用いて均一に拭き上げることができ、且つ、施工後のコーティング被膜は良好な硬化性を有する事がで・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明のコーティング組成物は、金属面、塗装面または樹脂面などに撥水性、滑水性、耐摩耗性に優れる薄膜コーティング層を付与することができ、また拭き取り施工時における良好な施工性及び硬化性を有する。そのため、自動車や電車等の車両、建材、及び成形体等に対するコーティングに好適に用いることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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