特許第6983295号(P6983295)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6983295-箸ホルダーおよび箸ホルダー保持具 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6983295
(24)【登録日】2021年11月25日
(45)【発行日】2021年12月17日
(54)【発明の名称】箸ホルダーおよび箸ホルダー保持具
(51)【国際特許分類】
   A47G 21/00 20060101AFI20211206BHJP
【FI】
   A47G21/00 P
【請求項の数】3
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2020-165571(P2020-165571)
(22)【出願日】2020年9月30日
【審査請求日】2020年10月8日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】720008737
【氏名又は名称】山田 芳輝
(72)【発明者】
【氏名】山田芳輝
【審査官】 石井 茂
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3071383(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3093696(JP,U)
【文献】 特許第4153979(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 21/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
箸を挿入保持する貫通孔と鉄を有する箸ホルダーと、前記鉄とは別体の机の天板裏に設けられた磁石板又は磁石シートを有する保持具とを備え、前記磁石板又は磁石シートに前記鉄を仮固定してなることを特徴とする箸保持用具
【請求項2】
管状体の両側面に指かけ用の窪み部が形成された事を特徴とする請求項1に記載の箸保持用具
【請求項3】
貫通孔がテーパー形状を有している請求項1又は2に記載の箸保持用具
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
箸を保持する用具に関する。
【背景技術】
【0002】
箸の保持用として、壁面の磁石に、鉄部を有する箸を仮固定する構造、磁石を埋め込んだ箸、箸に磁石付きのキャップをかぶせる構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−240744
【特許文献2】3146216
【特許文献3】実開平06−055207
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には箸をバネと磁石のついた土台に仮固定させる事が記載されているが箸を垂直面、又は机の天板裏に仮固定する物では無い。特許文献2に記載の箸自体に鉄を埋め込み、壁面に磁石を設けた箸吸着具は市販の箸を流用する事ができない。特許文献3に記載された箸の仮固定の為に磁石の付いたキャップ(片面が閉じられている形状を意味する)では箸を吊るす事しか出来ない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は垂直面、又は天板の裏面に市販の箸を仮固定する事ができる箸ホルダーを提供する事を目的とする。本発明は管状体内部に形成された貫通孔に箸を挿入保持することができ、表面の磁性体により磁気の力で仮固定できる箸ホルダーを提供する。更に箸ホルダーの貫通孔を、市販の箸がテーパー形状なのに合わせてテーパー形状とし、貫通孔入口が大きく出口が少し小さい箸ホルダーを提供する。更に本発明は管状体の一面に、窪みによる箸置き部又は管状体の側面に指かけ用の窪み部が形成されている箸ホルダーを提供する。又本発明は上記箸ホルダーの磁性体を仮固定する為に、別体に設けられた磁石を箸ホルダー保持具として提供する。更に、本発明は上記箸ホルダーの磁性体が磁石である時、仮固定する為に別体に設けられた磁性体を箸ホルダー保持具として提供する。
【発明の効果】
【0006】
箸を使いたい時に、仮固定してある箸ホルダー(箸挿入済み)を取り、そこから箸を抜き、ホルダーを箸先に対し横向きにすると箸置きとなる。こうした利便性に加えホルダーが箸置きに変わるというガジェット的な面白さが楽しめる。箸置きとしてもすぐれた安定性を持っているうえ水洗いをする事を想定した作りになっている。貫通孔をテーパー形状にすると、通常テーパー状を有する箸を挿入するとガタツキもなく箸が保持される。本発明の箸ホルダー保持具を用いると、箸がいらない時は机上ではない所へ隠せるマジック的な楽しみもある。又、近くに磁性体がない場合でも本発明の保持具により多くの場所に箸を仮固定する事が可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の実施例の箸ホルダーの平面図である
図2】同箸ホルダーの底面図である
図3】同箸ホルダーの正面図である
図4】同箸ホルダーの背面図である
図5】同箸ホルダーの斜視図である
図6図1のA−A断面図である
図7図1~6に示す箸ホルダーに市販の箸を挿入した状態の平面図である
図8】同箸ホルダーに市販の箸を箸置き部に置いた図である
図9】同箸ホルダーの机まわりでの使い方を示す図である
図10図9の状態において机の下から天板を見上げた状態を示す図である
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1〜6にて箸ホルダー本体を説明し、図7〜10は市販の箸を保持した例を説明する。
この箸ホルダー1は管状体構造を有し側面に指かけ用の窪み部2が形成され、上面に窪み状の箸置き部3が形成されている。4はステンレスよりなる磁性体で下面に四個埋め込まれている。ホルダー1には、貫通孔5が形成され、ここに箸6が挿入され、たとえば図9に示すように保持される。この貫通孔5は図3に示すように箸の挿入部が5a広く、図4に示すように箸の出口部5bが狭くなるテーパー状の構造であり、開孔部5cを有している。この形状により、箸がホルダー1に強固にガタツキなく保持される。市販の机8の天板裏に箸ホルダー1を仮固定するためには、前もって箸ホルダー保持具の一部7を貼り付けておく。
【0009】
賃貸に住む大学生や自宅の一室に引きこもっている方には、本発明のホルダーが望ましい。ワンフロアに小型冷蔵庫が在る場合には、箸ホルダーの磁性体を磁石とし、小型冷蔵庫全体を仮固定する為の鉄(磁性体)として利用する。このように、冷蔵庫のどこにでも箸を挿入したホルダー1をくっつけて置いておけるので、食事の際に探さなくてもいつも食料の側にある。
【0010】
箸ホルダー1の素材は、若者及び女性対象品は透明プラスチック製、高齢者対象品は落ち着いた感じのある木製が望ましい。PC(パーソナルコンピュータ)9が生活の一部となっている方へはゴム製が望ましい。なぜならば、食事用小物なので洗って繰り返し使って欲しいからである。ゴム製はある程度曲げられるので洗いやすい。図2の開孔部5cは水通しを良くする働きを持ち。5a、5b、5c の部分が曲線状に加工されているため角に洗い残しのゴミが詰まらない構造になっている。一般的な箸置きは陶器製なので、箸ホルダー1にグレー色の硬質ゴムを用いると新しさを表現できる。外国人向けには図1に示すホルダー1の表面に”忍”(図示せず)という文字をくり抜く。上記ホルダー1の色をグレーにすると、市販の黒い箸を挿入した時”忍”の文字が黒く透けて見え美しさを際立たせる事ができる。”忍”とは忍者ごとく張り付き使用者を陰から支えるという意味で、今までこんな商品を見たことがない人達にインパクトを与え覚えてもらう事に役立つ。この時キャッチコピーは「PCライフの必需品!!忍者チョップスティックホルダー」とする事が望ましい。女性向けの商品は色やコンセプト、アプローチを大きく変える必要があり女性の意見を多く取り入れることが望ましい。
【0011】
図9〜10の箸保持具の一部7は磁石板と磁石シートの二種類が主力と考えられる。磁石板の場合は小さいので送料が安くすむ。又机8を上から見た状態でも箸ホルダー保持具の一部7は厚みがあるため、手探りで箸ホルダー1のセット位置がわかるメリットがある。
箸ホル ダ ー の一部7が磁石シートの場合は、フラットなため箸ホルダー1をセットする位置が、机8を上から見た状態からでは分かりにくいが、広いサイズのシートを用いれば問題は解決できる。箸ホルダの一部7として磁石シートを用いる最大のメリットはシート故に凸凹が少なく美しいことである。図7の5aが5bより少し大きいのは、箸のテーパー形状に合わせたものである、但し量産時に同じ大きさにしないとコストがとても高くつくような場合はテーパー形状でなくても良い。市販の箸の大きさを考慮すると、箸ホルダーの実寸は図5、A=2cm、B=3.5cm、C=1cmが望ましい。図2の磁性体4はステンレスの釘かネジで作る。それは入手のしやすさ、加工のしやすさ、軽さ、衛生、錆びにくい、磁気を持っていないからである。PC9やスマートホンの近くで使うものなので、出来れば磁性体4は鉄が望ましい。
【0012】
孤食やながら食べが多く、子供でもスマートフォンや携帯ゲーム機を各自持つ現代において、ポテトチップスやカップ麺の飲食に手を汚さない箸は便利だが、箸を自室に用意している人は少ない。なぜなら、箸はばらけ易く雰囲気を壊すし。パソコンラックや資料溢れる机8上では邪魔になる。折り畳み式のちゃぶ台や最近の机には引き出しが付いていない物が多いのも、箸を自室に置きにくくしている。故にわざわざ箸をキッチンにまで取りに行かなければならなかった。しかも、ポテトチップスの一袋の量は多く、時には半分食べて輪ゴム等で縛り、また後で食べる場合も多い。キッチンでスマホや携帯ゲーム機を使えばと思う方もいるかもしれないが、感動作品や恋愛作品やアダルトを含む作品をキッチンで見ることは出来かねる。その結果、人と離れて視聴する癖が付き、普通の作品も一人で視聴することとなる。ここで小腹が空くとめんどくさい事に今まではなっていた。本発明を用いることにより、それらを解消する事ができる。
【0013】
3Dプリンターを所有している職場の人や個人(造形作家やプラモデル、ジオラマ作成が趣味の人)へ向けた、箸ホルダー1のデータ販売も考えられる。ホームページで商品の魅力を説き、代金をカードで支払って頂ければ、箸ホルダーの本体1のデータをPCもしくはスマートフォンへ送り、メール便にてステンレスのネジ図2の4と磁石7を購入者指定の住所へ届ける。購入者は箸ホルダー1のデータを3Dプリンターへ送り作成させ。自前のドライバーでネジ4を締め(箸ホルダーデータには既にネジ穴を開けてある)、図9の机8の天板裏に磁石を貼ればそれで完成し使う事ができる。職場に3Dプリンターがある人や個人で所有している人は買いに行かずとも箸ホルダー1を安く(3Dプリンター用樹脂の残りを使って貰うことで)すぐ楽しんで頂ける。他の食事用小物は(現時点の3Dプリンターの樹脂は熱に弱いので)不可能だが、この箸ホルダー1は直接料理に触れないので問題なく使える。この販売法のネックは送料の高さだが、それもまとめ買いすればするほどお得な料金設定にすれば乗り切れる。職場仲間や友達に3Dプリンターの試運転や自慢がてらにあげていただきたい。この販売方法は世界展開する時も、販売店とのコネを持たない僕にとっては有利に作用するだろう。更に現実的に日本ではメルカリを使う(なぜなら一度でもこのアプリを使うとカードと住所が登録され次からは入力不要、しかもSNSと連携すれば商品の動画や写真や細かな注意事項も伝えることができる)、最後に少し有名なユウチューバーにCMをさせ「メルカリにて販売中!忍び ホルダー と検索してね!!」と宣伝すれば、気になった人がメルカリアプリを開き、タップ数回で購入可能、次の日には指定住所の郵便受けに商品が入っている。このように販売を拡大していけるだろう。
【符号の説明】
【0014】
1 箸ホルダー本体
2 掴み用窪み
3 箸置き用窪み
4 箸ホルダー本体の磁性体部
5 空洞部
6 市販の箸
7 箸ホルダー保持具の一部(磁性体)
8 机
9 パーソナルコンピューター
【要約】
【課題】箸の保持としては、調理現場で使う事を想定した物が多く、ゆえに箸を汚さない(調理台等に置かなくする)ために吊るすだけであったり、磁石付きの特殊な箸を用いるものであった。
【解決手段】管状体に箸を挿入保持する貫通孔が形成され、前記管状体の表面に磁性体を備えた事を特徴とする箸ホルダーを提供する。本発明品のホルダーを用いると、前もって机の天板裏等に箸を仮固定しておけるので、手が汚れる食べ物を食べる時にはホルダーから箸を取り出し使う事ができる。又、箸ホルダーを仮固定するための磁性体又は磁石を設けておく事により、箸ホルダーを仮固定する箸ホルダー保持具を提供する。
【選択図】図10
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10