特許第6983327号(P6983327)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6983327非接触給電装置およびそれを備える搬送装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6983327
(24)【登録日】2021年11月25日
(45)【発行日】2021年12月17日
(54)【発明の名称】非接触給電装置およびそれを備える搬送装置
(51)【国際特許分類】
   H02M 3/28 20060101AFI20211206BHJP
   H02J 50/40 20160101ALI20211206BHJP
   B60M 7/00 20060101ALI20211206BHJP
【FI】
   H02M3/28 Q
   H02M3/28 H
   H02J50/40
   B60M7/00 X
【請求項の数】7
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2020-537983(P2020-537983)
(86)(22)【出願日】2018年8月24日
(86)【国際出願番号】JP2018031277
(87)【国際公開番号】WO2020039570
(87)【国際公開日】20200227
【審査請求日】2020年11月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000237271
【氏名又は名称】株式会社FUJI
(74)【代理人】
【識別番号】110000604
【氏名又は名称】特許業務法人 共立
(72)【発明者】
【氏名】野村 壮志
(72)【発明者】
【氏名】加藤 進一
【審査官】 栗栖 正和
(56)【参考文献】
【文献】 特開2017−147849(JP,A)
【文献】 特開2012−200135(JP,A)
【文献】 特開2004−072832(JP,A)
【文献】 国際公開第2017/051460(WO,A1)
【文献】 特開2008−120239(JP,A)
【文献】 特開2017−077178(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02M 3/28
H02J 50/40
B60M 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
交流電源と前記交流電源から出力された交流電力を給電する給電素子とを備える複数の給電部と、
前記複数の給電部に対して移動可能に設けられ、かつ、対向する前記給電素子から非接触で前記交流電力を受電する受電素子と前記受電素子によって受電された前記交流電力の受電周波数を検出する周波数検出部とを備える少なくとも一つの受電部と、
前記周波数検出部によって検出された前記受電周波数に基づいて、前記複数の給電部の各々の前記交流電源の給電周波数、並びに、給電部側および受電部側のうちの少なくとも一方に形成される共振回路のインピーダンスのうちの少なくとも一つであるパラメータを、前記複数の給電部の各々の前記給電素子の電気的特性に合わせて設定するパラメータ設定部と、
を具備する非接触給電装置。
【請求項2】
前記パラメータ設定部は、前記受電素子によって受電された前記交流電力の受電電圧または受電電流の周波数特性を用いて、前記パラメータを設定する請求項1に記載の非接触給電装置。
【請求項3】
前記パラメータ設定部は、前記交流電力の電力伝送効率が所定値以上になるように、前記パラメータを設定する請求項1または請求項2に記載の非接触給電装置。
【請求項4】
前記共振回路は、
複数の共振用素子と、
前記複数の共振用素子のうちの一部の共振用素子である対象素子が前記共振回路から切り離されている非接続状態と前記対象素子が前記共振回路と接続されている接続状態とを切り替え可能な少なくとも一つの切り替え素子と、
を備え、
前記パラメータ設定部は、前記少なくとも一つの切り替え素子を開閉制御することにより、前記対象素子を前記非接続状態または前記接続状態にして、前記共振回路の前記インピーダンスを設定する請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の非接触給電装置。
【請求項5】
請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の非接触給電装置と、
搬送物を搬送する少なくとも一つの可動部と、
前記少なくとも一つの可動部の移動を案内する軌道部を備える複数の固定部と、
前記非接触給電装置によって伝送された前記交流電力を用いて前記軌道部に沿って前記少なくとも一つの可動部を移動させる駆動部と、
を具備し、
前記少なくとも一つの可動部には、前記受電素子が設けられ、
前記複数の固定部の各々には、前記給電素子が設けられている搬送装置。
【請求項6】
交流電源と前記交流電源から出力された交流電力を給電する給電素子とを備える複数の給電部と、
前記複数の給電部に対して移動可能に設けられ、かつ、対向する前記給電素子から非接触で前記交流電力を受電する受電素子を備える少なくとも一つの受電部と、
前記複数の給電部の各々の前記交流電源の給電周波数、並びに、給電部側および受電部側のうちの少なくとも一方に形成される共振回路のインピーダンスのうちの少なくとも一つであるパラメータを、前記複数の給電部の各々の前記給電素子の電気的特性に合わせて設定するパラメータ設定部と、
を具備する非接触給電装置と、
搬送物を搬送する少なくとも一つの可動部と、
前記少なくとも一つの可動部の移動を案内する軌道部を備え、かつ、前記軌道部の形状が異なることにより前記給電素子の前記電気的特性が異なる複数種類の固定部と、
前記非接触給電装置によって伝送された前記交流電力を用いて前記軌道部に沿って前記少なくとも一つの可動部を移動させる駆動部と、
を具備し、
前記少なくとも一つの可動部には、前記受電素子が設けられ、
前記複数種類の固定部の各々には、前記軌道部の形状に合わせて配置される前記給電素子が設けられている搬送装置。
【請求項7】
少なくとも一つの前記軌道部の形状は、前記可動部の移動方向において湾曲している請求項に記載の搬送装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、非接触給電装置およびそれを備える搬送装置に関する技術を開示する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の非接触給電システムは、複数の給電側コイルと、電源部と、受電側コイルと、受電回路とを備えている。複数の給電側コイルは、給電側装置に設定された移動方向に沿って相互に離間して配置される。電源部は、各給電側コイルに電力を供給する。受電側コイルは、上記移動方向に移動する受電側装置に設けられ、対向配置される給電側コイルと電磁結合して非接触で電力を受け取る。受電回路は、受電側コイルが受け取った電力を変換し、駆動電圧を生成して受電側装置に設けられた電気負荷に出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2017/051460号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の非接触給電システムのように、複数の給電側コイルを備える場合、複数の給電側コイルの電気的特性(例えば、インダクタンス、受電側コイルとの間の結合係数など)が異なる可能性がある。給電側コイルの電気的特性が異なると、例えば、受電電圧の周波数特性が変化して、電力伝送効率が変動する可能性がある。
【0005】
このような事情に鑑みて、本明細書は、電力伝送効率の変動を抑制可能な非接触給電装置およびそれを備える搬送装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、複数の給電部と、少なくとも一つの受電部と、パラメータ設定部とを具備する非接触給電装置を開示する。前記複数の給電部は、交流電源と前記交流電源から出力された交流電力を給電する給電素子とを備える。前記少なくとも一つの受電部は、前記複数の給電部に対して移動可能に設けられ、かつ、対向する前記給電素子から非接触で前記交流電力を受電する受電素子と前記受電素子によって受電された前記交流電力の受電周波数を検出する周波数検出部とを備える。前記パラメータ設定部は、前記周波数検出部によって検出された前記受電周波数に基づいて、前記複数の給電部の各々の前記交流電源の給電周波数、並びに、給電部側および受電部側のうちの少なくとも一方に形成される共振回路のインピーダンスのうちの少なくとも一つであるパラメータを、前記複数の給電部の各々の前記給電素子の電気的特性に合わせて設定する。
【発明の効果】
【0007】
上記の非接触給電装置によれば、パラメータ設定部を具備する。よって、上記の非接触給電装置は、複数の給電部の各々の給電素子の電気的特性に合わせて上記パラメータを設定することができ、電力伝送効率の変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】非接触給電装置10および搬送装置50の一例を示す構成図である。
図2】受電電圧VRの周波数特性の一例を示す模式図である。
図3】リニアモータ81Lを備える駆動部80の一例を示す構成図である。
図4】複数の固定部70の配置例を示す模式図である。
図5図4のV−V線切断部端面図である。
図6】非接触給電装置10の他の構成例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.非接触給電装置10の構成例
図1に示すように、本実施形態の非接触給電装置10は、複数の給電部20と、少なくとも一つの受電部30と、パラメータ設定部40とを具備している。また、非接触給電装置10は、搬送装置50に用いられると好適である。搬送装置50は、非接触給電装置10と、少なくとも一つの可動部60と、複数の固定部70と、駆動部80とを具備している。
【0010】
複数(図1では、図示の便宜上、2つ)の給電部20の各々は、交流電源21と、給電素子22と、共振用素子23とを備えている。交流電源21、給電素子22および共振用素子23は、直列接続されている。具体的には、交流電源21の出力端子の一端側は、共振用素子23を介して、給電素子22の一端側と接続されている。交流電源21の出力端子の他端側は、給電素子22の他端側と接続されている。なお、本明細書では、説明の便宜上、図1に示す上側の給電部20を第一給電部20aとし、下側の給電部20を第二給電部20bとする。
【0011】
交流電源21は、例えば、直流電力を供給する直流電源部と、直流電力を交流電力に変換する電力変換部とを備え(いずれも図示略)、給電素子22に対して交流電力を供給する。給電素子22は、受電部30の受電素子31と対向可能に設けられ、交流電源21から出力された交流電力を給電する。給電素子22は、例えば、コイルを用いることができる。第一給電部20aの給電素子22のインダクタンスと、第二給電部20bの給電素子22のインダクタンスとは異なっており、同図では、インダクタンスの相違がコイル長の相違によって模式的に示されている。給電素子22がコイルの場合、共振用素子23は、例えば、コンデンサを用いることができ、共振回路C20を形成する。
【0012】
受電部30は、一つであっても良く、複数であっても良い。受電部30は、受電素子31と、複数(本実施形態では、2つ)の共振用素子32a,32bと、整流回路33と、周波数検出部34と、切り替え素子35とを備えている。受電素子31には、複数(2つ)の共振用素子32a,32bが並列接続されており、整流回路33と接続されている。受電素子31は、複数(2つ)の給電部20に対して移動可能に設けられ、かつ、対向する給電素子22から非接触で交流電力を受電する。受電素子31は、例えば、コイルを用いることができる。
【0013】
受電素子31がコイルの場合、複数(2つ)の共振用素子32a,32bは、例えば、コンデンサを用いることができ、共振回路C30を形成する。整流回路33は、複数のダイオードがブリッジ接続されているダイオードブリッジと、平滑コンデンサとを備え(いずれも図示略)、受電素子31が受電した交流電力を整流および平滑して、直流電力を生成する。
【0014】
受電素子31が第一給電部20aの給電素子22と対向すると、受電素子31は、第一給電部20aの給電素子22から非接触で交流電力を受電可能になる。また、受電部30が図1に示す移動方向(矢印X方向)に移動して、受電素子31が第二給電部20bの給電素子22と対向すると、受電素子31は、第二給電部20bの給電素子22から非接触で交流電力を受電可能になる。いずれの場合も、受電素子31が受電した交流電力は、整流回路33によって整流および平滑され、直流電力に変換される。変換された直流電力は、後述する駆動部80などの負荷に供給される。
【0015】
図2は、受電素子31によって受電された交流電力の受電電圧VRの周波数特性の一例を示している。受電電圧VRは、整流回路33に入力される交流電圧をいう。同図の横軸は、周波数を示し、縦軸は、受電電圧VRをしている。曲線L11は、第一給電部20aの給電素子22から給電される交流電力を受電した場合の周波数特性の一例を示している。曲線L12は、第二給電部20bの給電素子22から給電される交流電力を受電した場合の周波数特性の一例を示している。但し、複数(2つ)の給電部20(第一給電部20aおよび第二給電部20b)の交流電源21の給電周波数は、同じである。なお、受電電圧VRの周波数特性は、例えば、シミュレーション、実機による検証などによって取得することができる。
【0016】
既述したように、第一給電部20aの給電素子22のインダクタンスと、第二給電部20bの給電素子22のインダクタンスとは異なっている。そのため、複数(2つ)の給電部20の交流電源21の給電周波数が同じ場合、曲線L11および曲線L12に示すように、受電電圧VRの周波数特性は異なる。受電部30が複数(2つ)の給電部20に対して図1に示す移動方向(矢印X方向)に移動すると、例えば、受電電圧VRが第一受電電圧VR11から第二受電電圧VR12に変化して、電力伝送効率が変動する可能性がある。上述したことは、給電部20側に形成される共振回路C20のインピーダンスZ20を変更しない場合についても同様に言える。また、上述したことは、受電部30側に形成される共振回路C30のインピーダンスZ30を変更しない場合についても同様に言える。
【0017】
そこで、本実施形態の非接触給電装置10は、パラメータ設定部40を具備している。パラメータ設定部40は、複数(2つ)の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせてパラメータを設定する。パラメータは、複数(2つ)の給電部20の各々の交流電源21の給電周波数F21,F22、並びに、給電部20側および受電部30側のうちの少なくとも一方に形成される共振回路C20,C30のインピーダンスZ20,Z30のうちの少なくとも一つである。なお、第一給電部20aの交流電源21の給電周波数を給電周波数F21とし、第二給電部20bの交流電源21の給電周波数を給電周波数F22とする。また、給電部20側に形成される共振回路C20のインピーダンスをインピーダンスZ20とし、受電部30側に形成される共振回路C30のインピーダンスをインピーダンスZ30とする。
【0018】
既述したように、図2は、受電素子31によって受電された交流電力の受電電圧VRの周波数特性の一例を示している。また、作業者は、受電電圧VRと同様にして、受電素子31によって受電された交流電力の受電電流IRの周波数特性を取得することもできる。受電電流IRは、受電素子31に流れる交流電流をいう。そこで、パラメータ設定部40は、受電素子31によって受電された交流電力の受電電圧VRまたは受電電流IRの周波数特性を用いて、パラメータを設定すると好適である。これにより、本実施形態の非接触給電装置10は、受電電圧VRまたは受電電流IRの周波数特性を用いないでパラメータを設定する場合と比べて、パラメータの設定が容易になる。
【0019】
パラメータ設定部40は、例えば、既述した交流電源21の電力変換部を制御する制御装置73(図5参照)に設けることができる。パラメータ設定部40は、例えば、受電電圧VRの周波数が図2に示す第一周波数RF1になるように、第一給電部20aの交流電源21の給電周波数F21を設定する。第一周波数RF1は、曲線L11に示す受電電圧VRが最大(極大値)になるときの周波数(共振周波数)を示している。また、パラメータ設定部40は、受電電圧VRの周波数が図2に示す第二周波数RF2になるように、第二給電部20bの交流電源21の給電周波数F22を設定する。第二周波数RF2は、曲線L12に示す受電電圧VRが最大(極大値)になるときの周波数(共振周波数)を示している。
【0020】
これにより、受電素子31が第一給電部20aの給電素子22と対向するときの受電電圧VRは、図2に示す第一受電電圧VR11になる。また、受電素子31が第二給電部20bの給電素子22と対向するときの受電電圧VRは、図2に示す第三受電電圧VR13になる。そのため、受電電圧VRが第一受電電圧VR11から第二受電電圧VR12に変化する場合と比べて、電力伝送効率の変動が抑制される。上述したことは、受電電流IRの周波数特性を用いる場合についても同様に言える。このようにして、パラメータ設定部40は、受電電圧VRまたは受電電流IRの周波数特性を用いて、複数(2つ)の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせて、複数(2つ)の給電部20の各々の交流電源21の給電周波数F21,F22を設定することができる。
【0021】
なお、給電周波数F21,F22の設定は、共振周波数に合わせた設定に限定されるものではなく、任意の周波数に合わせて設定することができる。パラメータ設定部40は、例えば、負荷が変動したときの受電電圧VRまたは受電電流IRの変動幅が所定範囲に収まるように、給電周波数F21,F22をそれぞれ設定することもできる。例えば、モータ負荷の場合、パラメータ設定部40は、例えば、モータ入力電流(インバータ出力電流)の検出値に基づいて、負荷の変動を知得することができる。パラメータ設定部40は、予め負荷(モータ入力電流)に応じた受電電圧VRまたは受電電流IRの周波数特性を取得しておき、受電電圧VRまたは受電電流IRの変動幅が所定範囲に収まるように、給電周波数F21,F22をそれぞれ設定することができる。
【0022】
また、受電電圧VRまたは受電電流IRが低下する程、電力伝送効率が低下する。そこで、パラメータ設定部40は、交流電力の電力伝送効率が所定値以上になるように、パラメータ(給電周波数F21,F22)を設定すると好適である。所定値は、任意に設定することができ、例えば、負荷に応じて設定することもできる。これにより、本実施形態の非接触給電装置10は、所望の電力伝送効率を維持することができる。
【0023】
上述したことは、共振回路C20,C30のインピーダンスZ20,Z30についても同様に言える。パラメータ設定部40は、例えば、受電電圧VRまたは受電電流IRの周波数特性を用いて、複数(2つ)の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせて、共振回路C20のインピーダンスZ20を設定することができる。また、パラメータ設定部40は、交流電力の電力伝送効率が所定値以上になるように、パラメータ(インピーダンスZ20)を設定することもできる。
【0024】
具体的には、パラメータ設定部40は、例えば、図2の曲線L12に示す受電電圧VRの周波数特性が、曲線L11に示す受電電圧VRの周波数特性に近づくように、第二給電部20bの共振回路C20のインピーダンスZ20を設定する。但し、複数(2つ)の給電部20(第一給電部20aおよび第二給電部20b)の交流電源21の給電周波数は、同じとする。これにより、受電素子31が第一給電部20aの給電素子22と対向するときに、曲線L11に示す受電電圧VRの周波数特性が得られる。また、受電部30が図1に示す移動方向(矢印X方向)に移動して、受電素子31が第二給電部20bの給電素子22と対向するときに、曲線L11に示す受電電圧VRの周波数特性に近似する周波数特性が得られる。これにより、受電電圧VRの変化を低減して、電力伝送効率の変動を抑制することができる。上述したことは、受電電流IRの周波数特性を用いる場合についても同様に言える。
【0025】
パラメータ設定部40は、共振回路C30のインピーダンスZ30についても同様に設定することができる。但し、この場合、パラメータ設定部40は、受電部30に対向する給電部20の給電素子22に合わせて、共振回路C30のインピーダンスZ30を設定する。パラメータ設定部40は、例えば、受電素子31が第二給電部20bの給電素子22と対向するときに、図2の曲線L12に示す受電電圧VRの周波数特性が、曲線L11に示す受電電圧VRの周波数特性に近づくように、共振回路C30のインピーダンスZ30を設定する。また、パラメータ設定部40は、交流電力の電力伝送効率が所定値以上になるように、パラメータ(インピーダンスZ30)を設定することもできる。なお、パラメータ設定部40は、給電周波数F21,F22の設定と共に、インピーダンスZ20,Z30の設定を行うこともできる。
【0026】
また、少なくとも一つの受電部30は、受電素子31によって受電された交流電力の受電周波数FRを検出する周波数検出部34を備えると好適である。このとき、パラメータ設定部40は、周波数検出部34によって検出された受電周波数FRに基づいて、パラメータを設定すると好適である。これにより、本実施形態の非接触給電装置10は、受電周波数FRを知得することができ、知得した受電周波数FRに基づいて、パラメータを適切に設定することができる。
【0027】
図1に示すように、本実施形態の受電部30は、周波数検出部34を備えている。周波数検出部34は、受電周波数FRを検出することができれば良く、種々の形態を採り得る。周波数検出部34は、例えば、受電電流IR(受電素子31に流れる交流電流)を検出して、受電周波数FRを検出することができる。この場合、周波数検出部34は、例えば、公知の電流センサ(カレントトランス、ホール素子など)を用いて、受電電流IRを検出することができる。周波数検出部34は、例えば、受電電流IRの電流検出値が所定値(例えば、ゼロ)より大きくなるタイミングと、電流検出値が当該所定値より小さくなるタイミングとに基づいて、受電周波数FRを検出することができる。
【0028】
パラメータ設定部40は、周波数検出部34によって検出された受電周波数FRに基づいて、パラメータを設定する。例えば、受電素子31が第一給電部20aの給電素子22と対向している状態から、受電部30が図1に示す移動方向(矢印X方向)に移動して、受電素子31が第二給電部20bの給電素子22と対向すると、受電周波数FRが変動する。パラメータ設定部40は、受電周波数FRの変動をトリガにして、上述したパラメータを設定することができる。
【0029】
なお、複数(2つ)の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性は、予め取得することができるので、非接触給電装置10は、複数(2つ)の給電素子22に対する受電素子31の位置を取得することにより、上述した受電周波数FRおよび受電周波数FRの変動を知得することができる。この場合、非接触給電装置10は、例えば、公知の位置検出器(例えば、リニアスケールなど)を備えることができる。
【0030】
また、複数(2つ)の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性は、予め取得することができるので、パラメータ設定部40は、共振回路C20のインピーダンスZ20を切り替えることにより、インピーダンスZ20を設定することができる。また、パラメータ設定部40は、共振回路C30のインピーダンスZ30を切り替えることにより、インピーダンスZ30を設定することができる。
【0031】
図1に示すように、共振回路C30は、複数(同図では2つ)の共振用素子32a,32bと、少なくとも一つ(同図では一つ)の切り替え素子35と、を備えていると好適である。切り替え素子35は、複数(2つ)の共振用素子32a,32bのうちの一部の共振用素子32bである対象素子32tが共振回路C30から切り離されている非接続状態と、対象素子32tが共振回路C30と接続されている接続状態とを切り替え可能である。このとき、パラメータ設定部40は、少なくとも一つの切り替え素子35を開閉制御することにより、対象素子32tを非接続状態または接続状態にして、共振回路C30のインピーダンスZ30を設定すると好適である。
【0032】
切り替え素子35は、対象素子32tと直列接続されている。切り替え素子35は、対象素子32tを非接続状態または接続状態に切り替えることができれば良く、種々の形態を採り得る。切り替え素子35は、例えば、公知の電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)などを用いることができる。
【0033】
切り替え素子35は、制御端子35gと、入力端子35dと、出力端子35sと、還流ダイオード(図示略)とを備えている。例えば、電界効果トランジスタ(FET)では、制御端子35gは、ゲート端子に相当し、入力端子35dは、ドレイン端子に相当し、出力端子35sは、ソース端子に相当する。制御端子35gは、パラメータ設定部40と接続されており、切り替え素子35は、パラメータ設定部40から出力される駆動信号に基づいて開閉制御される。
【0034】
具体的には、制御端子35gと出力端子35sとの間の電圧を制御電圧Vgsとする。例えば、制御電圧Vgsがローレベル(所定電圧値以下の状態)のときには、入力端子35dと出力端子35sとの間が電気的に遮断されて開状態になり、対象素子32tは、非接続状態に制御される。一方、制御電圧Vgsがハイレベル(所定電圧値を超えている状態)のときには、入力端子35dと出力端子35sとの間が電気的に導通されて閉状態になり、対象素子32tは、接続状態に制御される。
【0035】
パラメータ設定部40が切り替え素子35を開状態にし、対象素子32tを非接続状態にすると、共振回路C30は、受電素子31と、共振用素子32aとによって形成される。パラメータ設定部40が切り替え素子35を閉状態にし、対象素子32tを接続状態にすると、共振回路C30は、受電素子31と、共振用素子32aと、共振用素子32bとによって形成される。これらの共振回路C30のインピーダンスZ30は異なる。このようにして、パラメータ設定部40は、切り替え素子35を開閉制御することにより、共振回路C30のインピーダンスZ30を設定することができる。
【0036】
周波数検出部34によって検出された受電周波数FRに基づいて、パラメータを設定する場合、パラメータ設定部40は、受電周波数FRの検出値に応じて、切り替え素子35を開状態または閉状態にすることができる。また、位置検出器によって検出された受電素子31の検出位置に基づいて、パラメータを設定する場合、パラメータ設定部40は、受電素子31の検出位置に応じて、切り替え素子35を開状態または閉状態にすることができる。
【0037】
いずれの場合も、パラメータ設定部40は、複数(2つ)の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせて、共振回路C30のインピーダンスZ30を設定することができる。また、パラメータ設定部40が、切り替え素子35に相当する切り替え素子によって共振回路C20のインピーダンスZ20を設定する場合は、交流電源21と、給電素子22と、並列接続されている複数(例えば、2つ)の共振用素子23とを直列接続する。そして、切り替え素子35に相当する切り替え素子は、複数(例えば、2つ)の共振用素子23のうちの一部の共振用素子23と直列接続される。
【0038】
なお、パラメータ設定部40は、切り替え素子35を用いる代わりに、複数(2つ)の共振用素子32a,32bの電気的特性を設定することもできる。例えば、対象素子32tは、可変素子(この場合、可変コンデンサ)を用いることができる。パラメータ設定部40は、複数(2つ)の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせて、可変素子の電気的特性(この場合、静電容量)を設定することができる。この場合、複数(2つ)の共振用素子32a,32bは、一つに集約することもできる。
【0039】
2.搬送装置50の構成例
図1に示すように、本実施形態の非接触給電装置10は、搬送装置50に用いられると好適である。搬送装置50は、非接触給電装置10と、少なくとも一つの可動部60と、複数の固定部70と、駆動部80とを具備している。
【0040】
可動部60は、搬送物(図示略)を搬送する。可動部60は、一つであっても良く、複数であっても良い。可動部60は、例えば、生産ラインで使用する機材、生産ラインで加工する加工対象物などを搬送することができる。複数の可動部60が協働して一つの搬送物を搬送することもできる。また、少なくとも一つの可動部60には、受電素子31が設けられている。搬送装置50が複数の可動部60を備える場合、複数の可動部60の各々に、受電素子31が設けられる。
【0041】
複数(図1では、図示の便宜上、2つ)の固定部70は、少なくとも一つの可動部60の移動を案内する軌道部71を備えている。複数(2つ)の固定部70は、可動部60の移動方向(矢印X方向)に沿って連結され、可動部60が複数(2つ)の固定部70を順に移動可能に軌道部71が形成される。軌道部71は、可動部60の移動方向(矢印X方向)において湾曲させることもできる。また、複数(2つ)の固定部70の各々には、給電素子22が設けられている。
【0042】
駆動部80は、非接触給電装置10によって伝送された交流電力を用いて軌道部71に沿って少なくとも一つの可動部60を移動させる。既述したように、受電素子31が受電した交流電力は、整流回路33によって整流および平滑され、直流電力に変換される。変換された直流電力は、駆動部80に供給される。駆動部80は、回転型モータ81Rまたはリニアモータ81Lと、モータ制御装置82とを備えると好適である。モータ制御装置82は、回転型モータ81Rまたはリニアモータ81Lを駆動制御する。
【0043】
回転型モータ81Rは、回転子が固定子に対して回転することにより、減速機を介して接続される車輪を回転させて(いずれも図示略)、軌道部71に沿って可動部60を移動させる。回転型モータ81Rは、種々のモータを用いることができるが、サーボモータまたはステッピングモータであると好適である。回転型モータ81Rがサーボモータの場合、モータ制御装置82は、公知のサーボアンプを用いることができる。回転型モータ81Rがステッピングモータの場合、モータ制御装置82は、公知の駆動用ドライバを用いることができる。いずれの場合も、モータ制御装置82は、固定部70の制御装置73(図5参照)から送信される位置指令に基づいて、回転型モータ81Rを駆動制御する。これにより、可動部60は、固定部70に対して移動することができ、固定部70の所定位置に位置決めされる。
【0044】
駆動部80は、リニアモータ81Lを備えることもできる。リニアモータ81Lは、可動子である可動部60を、固定子である固定部70に対して直線状に移動させることにより、軌道部71に沿って可動部60を移動させる。リニアモータ81Lは、可動部60に設けられる電磁石83と、固定部70に設けられる永久磁石84とを備えると好適である。なお、リニアモータ81Lは、可動部60に永久磁石84を設け、固定部70に電磁石83を設けることもできる。
【0045】
図3は、リニアモータ81Lを備える駆動部80の一例を示している。同図は、側面図であり、駆動部80は、リニアモータ81Lと、リニアモータ81Lを駆動制御するモータ制御装置82とを備えている。モータ制御装置82および電磁石83は、可動部60に設けられ、永久磁石84は、複数の固定部70の各々に設けられている。また、複数の固定部70の各々は、N極の永久磁石84およびS極の永久磁石84を一対として、所定磁極対数分の永久磁石84を備えている。所定磁極対数分の永久磁石84は、複数の固定部70の配置方向(可動部60の移動方向(矢印X方向)と同じ)に沿って配置されている。なお、同図では、図示の便宜上、複数の固定部70の各々について、一磁極対分の永久磁石84が図示されている。
【0046】
図3に示すモータ制御装置82は、電磁石83に対して交流電力を供給し、交番磁界を発生させる。モータ制御装置82は、制御装置73(図5参照)から送信される位置指令に基づいて、電磁石83に供給する交流電力の大きさ、電流方向などを制御する。具体的には、モータ制御装置82は、制御装置73から送信される位置指令と、位置検出器(図示略)によって検出された検出位置との偏差に基づいて、電磁石83に供給する交流電力の大きさ、電流方向などを制御する。これにより、可動部60は、固定部70に対して移動することができ、固定部70の所定位置に位置決めされる。
【0047】
本実施形態の搬送装置50は、非接触給電装置10と、少なくとも一つの可動部60と、軌道部71を備える複数の固定部70と、非接触給電装置10によって伝送された交流電力を用いて軌道部71に沿って少なくとも一つの可動部60を移動させる駆動部80とを具備している。また、少なくとも一つの可動部60には、受電素子31が設けられ、複数の固定部70の各々には、給電素子22が設けられている。よって、本実施形態の搬送装置50は、固定部70から可動部60に伝送された交流電力を用いて、可動部60を移動させて、搬送物を搬送することができる。
【0048】
図4は、複数の固定部70の配置例を示している。同図は、平面図であり、複数種類(同図では、3種類)の固定部70が模式的に示されている。説明の便宜上、直線状の軌道部71を備える固定部70を第一固定部7Aとする。湾曲する軌道部71を備える固定部70を第二固定部7Bとする。第一固定部7Aと比べて可動部60の移動方向(矢印X方向)の長さが短く形成されている軌道部71を備える固定部70を第三固定部7Cとする。可動部60は、第三固定部7Cから搬入され、第一固定部7Aおよび第二固定部7Bによって形成される楕円状の固定部70を移動して、第三固定部7Cから搬出される。
【0049】
図5は、図4のV−V線切断部端面図であり、固定部70と給電素子22の関係の一例を示している。固定部70は、可動部60の移動方向(矢印X方向)に直交する幅方向(矢印Y方向)に沿って切断した断面が略コ字形状に形成されており、底部70aと、二つの側面部70bとを備えている。軌道部71は、第一軌道部71aと、第二軌道部71bとを備えている。第一軌道部71aは、底部70aの幅方向(矢印Y方向)中央部において可動部60の移動方向(矢印X方向)に沿って設けられている。第一軌道部71aは、上記断面がコ字形状に形成されており、可動部60の走行ローラ(図示略)が転動可能になっている。
【0050】
第二軌道部71bは、二つの側面部70bの各々の上端部において可動部60の移動方向(矢印X方向)に沿って設けられている。第二軌道部71bは、可動部60に向かって突出するように形成されており、可動部60の溝ローラ(図示略)が転動可能になっている。可動部60の走行ローラが第一軌道部71aに沿って転動し、可動部60の溝ローラが第二軌道部71bに沿って転動することにより、可動部60は、軌道部71に沿って移動する。
【0051】
また、固定部70の底部70aには、第一軌道部71aを挟んで二つのコイル保持部72が設けられている。二つのコイル保持部72の各々は、可動部60の移動方向(矢印X方向)に沿って形成されている。二つのコイル保持部72の各々は、上記断面がE字形状に形成されており、給電素子22が設けられている。二つのコイル保持部72は、軌道部71(第一軌道部71a)の形状に合わせて形成されており、給電素子22は、軌道部71(第一軌道部71a)の形状に合わせて配置されている。なお、可動部60は、給電素子22と対向する部位に、受電素子31を備えている。また、固定部70の二つの側面部70bの各々には、永久磁石84が設けられている。可動部60は、永久磁石84と対向する部位に、電磁石83を備えている。さらに、固定部70の底部70aには、第一軌道部71aの下方において、既述した制御装置73が設けられている。
【0052】
図4に示すように、複数種類(3種類)の固定部70は、軌道部71の形状が異なっており、給電素子22の電気的特性が異なる。具体的には、第二固定部7Bは、軌道部71が湾曲しているので、例えば、給電素子22であるコイルを一連コイルで形成すると、第一固定部7Aおよび第三固定部7Cと比べて、一連コイルのコイル長が長くなる。また、第三固定部7Cは、可動部60の移動方向(矢印X方向)の軌道部71の長さが第一固定部7Aと比べて短く形成されているので、第一固定部7Aと比べて、一連コイルのコイル長が短くなる。さらに、第三固定部7Cと第一固定部7Aとが連結されている部位は、一連コイルの配置およびコイル長が他の部位と異なる。その結果、複数の固定部70において、給電素子22であるコイルのインダクタンスが異なる部位が存在する。
【0053】
また、第二固定部7Bは、軌道部71が湾曲しているので、給電素子22と受電素子31の対向状態が、第一固定部7Aおよび第三固定部7Cと異なる。その結果、第二固定部7Bにおける結合係数は、第一固定部7Aおよび第三固定部7Cと異なり、複数の固定部70において、給電素子22と受電素子31との間の結合係数が異なる部位が存在する。このように、複数の固定部70において、給電素子22の電気的特性が異なると、既述したように、例えば、受電電圧VRの周波数特性が変化して、電力伝送効率が変動する可能性がある。本実施形態の搬送装置50は、非接触給電装置10を備えているので、上述した給電素子22の電気的特性が異なることに起因する電力伝送効率の変動を抑制することができる。なお、本実施形態の給電素子22は、軌道部71(第一軌道部71a)の形状に合わせて配置されており、軌道部71の形状が異なることにより給電素子22の電気的特性が異なる。また、少なくとも一つの軌道部71(本実施形態では、第二固定部7Bの軌道部71)の形状は、可動部60の移動方向(矢印X方向)において湾曲している。本実施形態の搬送装置50は、いずれの場合も、電力伝送効率の変動を抑制することができる。
【0054】
3.その他
非接触給電装置10は、例えば、静電結合、磁気共振、電磁誘導などによって、非接触給電を行うこともできる。図6は、非接触給電装置10の他の構成例を示す回路図である。同図は、静電結合によって非接触給電を行う非接触給電装置10の構成例を示している。給電素子22および受電素子31は、コンデンサが用いられている。また、共振用素子23および共振用素子32a,32bは、コイルが用いられている。この場合も同様にして、パラメータ設定部40は、複数の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせて、既述したパラメータを設定することができる。
【0055】
4.実施形態の効果の一例
非接触給電装置10によれば、パラメータ設定部40を具備する。パラメータ設定部40は、複数の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせてパラメータを設定する。パラメータは、複数の給電部20の各々の交流電源21の給電周波数F21,F22、並びに、給電部20側および受電部30側のうちの少なくとも一方に形成される共振回路C20,C30のインピーダンスZ20,Z30のうちの少なくとも一つである。よって、非接触給電装置10は、複数の給電部20の各々の給電素子22の電気的特性に合わせて上記パラメータを設定することができ、電力伝送効率の変動を抑制することができる。
【符号の説明】
【0056】
10:非接触給電装置、
20:給電部、21:交流電源、22:給電素子、
30:受電部、31:受電素子、
32a,32b:共振用素子、32t:対象素子、
34:周波数検出部、35:切り替え素子、
40:パラメータ設定部、
50:搬送装置、60:可動部、
70:固定部、71:軌道部、80:駆動部、
F21,F22:給電周波数、C20,C30:共振回路、
Z20,Z30:インピーダンス、
VR:受電電圧、IR:受電電流、FR:受電周波数。
図1
図2
図3
図4
図5
図6