(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記合計金額取得部は、前記合計金額情報を取得することに加えて、前記物品特定部が特定する複数の前記選択物品のうちの2以上の前記選択物品の全てについて、包括した前記延長保証契約を行うことにより前記延長保証契約に掛かる金額が割引される場合、包括した前記延長保証契約を行う際の割引金額、又は、包括した前記延長保証契約を行う際の割引後の前記合計金額を示す割引金額情報を取得し、
前記表示生成部は、前記合計金額画像に加えて、前記合計金額取得部が取得する前記割引金額情報が示す包括した前記延長保証契約を行う際の前記割引金額、又は、包括した前記延長保証契約を行う際の割引後の前記合計金額を示す割引金額画像を、前記合計金額画像に対応付けた前記表示画像を示す前記表示情報を生成すること
を特徴とする請求項12記載の情報処理システム。
前記物品特定部が複数の前記選択物品を特定する場合、前記物品特定部が特定する複数の前記選択物品のうちの2個以上の前記選択物品の全てについて、包括した前記延長保証契約を行うことにより前記延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報を取得する包括契約割引可否取得部と、
前記表示生成部は、前記包括契約割引可否取得部が取得する前記包括契約割引可否情報に基づいて、当該包括契約割引可否情報に対応する前記物品を示す前記物品画像に、包括した前記延長保証契約を行うことにより前記延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の前記物品であることを示す包括割引対象画像を対応付けた前記表示画像を示す前記表示情報を生成すること
を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
前記表示生成部は、前記ユーザが所有する複数の前記物品のそれぞれに対応する前記物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示情報に加えて、前記操作取得部が取得する前記操作情報に基づいて、前記ユーザ操作により選択された1つの前記物品画像に対応する前記物品に関する詳細情報を示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成し、
前記表示出力部は、前記表示生成部が前記第2表示情報を生成した際に、前記第1表示情報に替えて、前記第2表示情報を出力し、
前記表示生成部が生成する前記第2表示情報が示す前記第2表示画像には、前記第2表示画像に対応する前記物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報、当該物品の前記保証期間を示す保証期間情報、当該物品について前記延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報、当該延長保証契約に掛かる金額を示す保証契約料金情報、及び、当該物品と、当該物品とは互いに異なる他の前記物品と組み合わせて包括した前記延長保証契約を行うことにより前記延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報のうち少なくとも1つの情報に対応する画像が含まれること
を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
前記表示生成部が生成する前記第2表示情報が示す前記第2表示画像には、前記保証状態情報、前記保証期間情報、前記保証可否情報、前記保証契約料金情報、又は、前記包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、前記第2表示画像に対応する前記物品についての問合せ窓口を示す問合せ窓口情報に対応する問合せ窓口画像が含まれること
を特徴とする請求項15記載の情報処理システム。
前記表示生成部が生成する前記第2表示情報が示す前記第2表示画像には、前記保証状態情報、前記保証期間情報、前記保証可否情報、前記保証契約料金情報、又は、前記包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、前記第2表示画像に対応する前記物品についてのユーザマニュアルを取得するためのユーザマニュアル保存先情報に対応するユーザマニュアル保存先画像が含まれること
を特徴とする請求項15記載の情報処理システム。
前記ユーザが所有する複数の前記物品のそれぞれに関する関連情報を当該ユーザが閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を、当該ユーザを示すユーザ情報と、前記物品を示す物品情報とに対応付けて出力する閲覧履歴出力部と、
当該ユーザが所有する複数の前記物品のうちのある前記物品について当該ユーザが問合せ窓口に問合せを行う際に、前記問合せ窓口に当該ユーザを示す前記ユーザ情報を通知するユーザ履歴通知部と、
を備え、
前記問合せ窓口の担当者が、前記ユーザからの前記物品についての問合せに応答する際に、当該担当者は、前記ユーザ履歴通知部が通知する前記ユーザ情報と、前記閲覧履歴出力部が出力する前記閲覧履歴情報とに基づいて、前記閲覧履歴出力部が出力する前記閲覧履歴情報であって、当該ユーザが前記問合せ窓口に問合せた前記物品に対応する当該ユーザの前記閲覧履歴情報を参照することが可能であること
を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
実施の形態1.
図1から
図11を参照して、実施の形態1に係る情報処理システム1について説明する。
図1を参照して、実施の形態1に係る情報処理システム1の要部の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る情報処理システム1の要部の構成の一例を示すブロック図である。
情報処理システム1は、表示制御装置100、サーバ装置200、操作入力装置10、表示出力装置20、記憶装置30、及びネットワーク40を備える。
【0012】
操作入力装置10は、キーボード、マウス、又はタッチパネル等のユーザの操作(以下「ユーザ操作」という。)を受け付ける装置であって、ユーザ操作に基づく操作情報を表示制御装置100に出力する。操作入力装置10は、キーボード、マウス、又はタッチパネル等の装置に限定されるものではなく、ユーザ操作に基づく操作情報を出力可能なものであれば、不図示のマイク等の音声入力装置、及び音声入力装置が出力する電気信号に基づいて操作情報を生成する
図1には不図示の音声操作解析部等により構成される音声操作入力装置であってもよい。
表示出力装置20は、液晶ディスプレイ若しくは有機EL(electro−luminescence)ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ等の装置であって、表示制御装置100が出力する表示信号を受けて、当該表示信号が示す表示画像を表示する。
記憶装置30は、SSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体を備える。記憶装置30は、外部からの書き込み要求に従って、記憶媒体に情報を書き込み、外部からの読み出し要求に従って、記憶媒体に情報に記憶された情報を読み出す。
【0013】
表示制御装置100は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータ、又は、スマートフォン若しくはタブレット端末等の携帯端末等の電子機器の内部に配置されるものである。
表示制御装置100が携帯端末の内部に配置されたものである場合、表示制御装置100、操作入力装置10、及び表示出力装置20は、1つ電子機器の筐体に配置されたものとなる。
サーバ装置200は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータ等の電子機器の内部に配置されるものである。
表示制御装置100とサーバ装置200とは、ネットワーク40を介して、互いに情報の送受信が可能なものである。ここで、ネットワーク40は、LAN(Local Area Network)、無線LAN、LTE(Long Term Evolution)若しくは第5世代移動通信システム等による無線通信回線、又はインターネット回線等の通信網である。
表示制御装置100及びサーバ装置200の詳細については後述する。
【0014】
記憶装置30は、例えば、ネットワーク40に接続されており、表示制御装置100及びサーバ装置200からの書き込み要求又は読み出し要求に従って動作する。
記憶装置30は、ネットワーク40に接続されるものに限定されるものではなく、記憶装置30は、サーバ装置200が配置される電子機器の筐体の内部又は外部に配置され、専用線を介してサーバ装置200に接続されるものであってもよい。
例えば、記憶装置30がサーバ装置200に専用線を介して接続される場合、サーバ装置200は、ネットワーク40を介さずに専用線のみを介して、記憶装置30から情報を読み出したり、記憶装置30に情報を書き込んだりできる。また、当該場合、表示制御装置100は、ネットワーク40及びサーバ装置200を介して、記憶装置30から情報を読み出したり、記憶装置30に情報を書き込んだりできる。
【0015】
また、記憶装置30は、1個とは限らず、ネットワーク40又はサーバ装置200に接続されるものとは別に、表示制御装置100が配置される電子機器の筐体の内部又は外部に配置され、専用線を介して表示制御装置100に接続されるものがあってもよい。専用線を介して表示制御装置100に接続される記憶装置30は、ネットワーク40又はサーバ装置200に接続される記憶装置30が記憶する情報の一部又は全部を記憶することにより、表示制御装置100がネットワーク40に接続されていない状態であっても、表示制御装置100は、専用線を介して表示制御装置100に接続される記憶装置30から、ネットワーク40又はサーバ装置200に接続される記憶装置30が記憶する情報と同じ情報を読み出すことができる。
以下、表示制御装置100、サーバ装置200、及び記憶装置30のそれぞれは、互いにネットワーク40を介して接続されているものとして説明する。
【0016】
図2を参照して、実施の形態1に係る表示制御装置100の要部の構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係る表示制御装置100の要部の構成の一例を示すブロック図である。
表示制御装置100は、操作取得部110、情報取得部150、表示生成部190、表示出力部199、物品特定部120、依頼生成部130、及び依頼出力部140を備える。
表示制御装置100は、上述の構成に加えて、ユーザ認証依頼部111、通知生成部170、通知出力部171、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181を備えるものであっても良い。
実施の形態1に係る表示制御装置100は、
図2に示すように、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示生成部190、表示出力部199、物品特定部120、依頼生成部130、依頼出力部140、情報取得部150、通知生成部170、通知出力部171、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181を備えるものとして説明する。
【0017】
操作取得部110は、ユーザ操作に基づく操作情報を取得する。具体的には、操作取得部110は、操作入力装置10をユーザが操作することにより操作入力装置10から出力される操作情報を取得する。
ユーザ認証依頼部111は、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ認証をサーバ装置200に依頼する。具体的には、例えば、操作取得部110は、操作情報として、ユーザを示すユーザ情報と、パスワードを示すパスワード情報とを取得する。ユーザ認証依頼部111は、操作取得部110が取得したユーザ情報とパスワード情報とをネットワーク40を介してサーバ装置200に送信する。サーバ装置200は、表示制御装置100が備えるユーザ認証依頼部111が送信するユーザ情報とパスワード情報とを受信して、当該ユーザ情報及び当該パスワード情報を、記憶装置30に予め記憶された認証情報に含まれるユーザ情報及びパスワード情報と比較することにより、ユーザ認証を行う。サーバ装置200は、認証結果を示す認証結果情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。ユーザ認証依頼部111は、サーバ装置200が送信する認証結果情報を受信する。
ここで、ユーザを示すユーザ情報とは、例えば、ユーザID(identification)を示す情報である。
【0018】
実施の形態1では、ユーザ認証依頼部111は、ユーザ情報とパスワード情報とをサーバ装置200に送信し、サーバ装置200が、当該ユーザ情報と当該パスワード情報とに基づいてユーザ認証を行うものとして説明するが、ユーザ認証は、
図2には不図示のユーザ認証を行う機能ブロックにより、表示制御装置100にて実行されてもよい。
【0019】
以下、ユーザ認証依頼部111が受信する認証結果情報が示す認証結果が認証成功を示す場合、すなわち、ユーザ認証依頼部111が送信するユーザ情報とパスワード情報とが、記憶装置30に予め記憶された認証情報に含まれるユーザ情報とパスワード情報と同一であった場合について説明する。また、以下、ユーザ認証に成功したユーザ情報を単にユーザ情報と称して説明する。
【0020】
表示生成部190は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像を示す表示情報を生成する。
ここで、物品とは、有体物又は質権を設定すること可能な無体物であり、記憶媒体に記憶された電子データは含まれない。物品が無体物である場合、ユーザが所有する物品とは、生命保険若しくは損害保険等の保険契約、又は、アプリケーションソフトウェア等のライセンス契約等のユーザが第3者とユーザとの間で取り交わした契約である。
また、物品画像とは、物品を示す画像であり、例えば、物品の名称を示す文字を画像化したものである。物品画像は、物品の名称を示す文字を画像化したものに限定されるものではなく、物品を撮影することにより得た静止画像であっても、物品の形状等を模したイラスト画像等であってもよい。
物品画像の元となる情報は、認証情報に含まれるユーザ情報と対応付けられた状態で、記憶装置30に予め記憶されている。当該情報は、例えば、情報取得部150により取得される。
なお、表示生成部190は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像を示す表示情報に加えて、ユーザにユーザ情報とパスワード情報とを入力させるためのユーザ認証用の表示画像(以下「ユーザ認証用表示画像」という。)を示す表示情報(以下「ユーザ認証用表示情報」という。)を生成するものであってもよい。
【0021】
情報取得部150は、記憶装置30に記憶された情報をネットワーク40、又は、ネットワーク40及びサーバ装置200を介して取得するものである。
図3を参照して、実施の形態1に係る表示制御装置100が備える情報取得部150の要部の構成について説明する。
図3は、実施の形態1に係る表示制御装置100が備える情報取得部150の要部の構成の一例を示すブロック図である。
情報取得部150は、物品取得部151を備える。情報取得部150は、物品取得部151に加えて、保証状態取得部152、保証期間取得部153、保証可否取得部154、保証契約料金取得部155、合計金額取得部156、包括契約割引可否取得部157、ユーザマニュアル取得部158、問合せ窓口取得部159、ユーザマニュアル保存先取得部160、及び閲覧取得部161を備えるものであってもよい。
以下、情報取得部150は、物品取得部151、保証状態取得部152、保証期間取得部153、保証可否取得部154、保証契約料金取得部155、合計金額取得部156、包括契約割引可否取得部157、ユーザマニュアル取得部158、問合せ窓口取得部159、ユーザマニュアル保存先取得部160、及び閲覧取得部161を備えるものとして説明する。
【0022】
物品取得部151は、記憶装置30に予め記憶された物品情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報を取得する。具体的には、例えば、物品取得部151は、記憶装置30に予め記憶された物品情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報を、サーバ装置200を介して取得する。より具体的には、例えば、物品取得部151は、サーバ装置200に対して、ユーザ情報に対応する全ての物品情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された物品情報の中から、ユーザ情報に対応する物品情報を検索して取得し、取得した物品情報を表示制御装置100に対して出力する。物品取得部151は、サーバ装置200が出力した物品情報を取得することにより、ユーザ情報に対応する複数の物品情報を取得する。
ここで、物品情報は、例えば、物品の名称を示す文字情報である。物品情報は、物品の名称を示す文字情報に限定されるものではなく、物品を撮影することにより得た静止画像を示す情報であっても、物品の形状等を模したイラスト画像を示す情報であってもよい。また、物品情報は、文字情報等に加えて、物品を製造した製造元を示す情報、物品のシリアル番号を示す情報、物品の購入した日、若しくは譲渡を受けた日を示す情報、又は、物品を購入した販売元、若しくは物品の譲渡を受けた譲渡元を示す情報等を含むものであってもよい。
【0023】
情報取得部150が備える保証状態取得部152、保証期間取得部153、保証可否取得部154、保証契約料金取得部155、合計金額取得部156、包括契約割引可否取得部157、ユーザマニュアル取得部158、問合せ窓口取得部159、ユーザマニュアル保存先取得部160、及び閲覧取得部161については後述する。
【0024】
表示生成部190は、物品取得部151が取得する物品情報に基づいて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像(以下「第1表示画像」という。)を示す表示情報(以下「第1表示情報」という。)を生成する。
【0025】
表示出力部199は、表示生成部190が生成する表示情報を出力する。具体的には、表示出力部199は、表示出力装置20に表示情報を出力することにより、表示出力装置20に表示情報が示す表示画像を表示させる。例えば、表示出力部199が出力する表示情報とは、表示画像を示す電気信号である。ユーザは、表示出力装置20に表示される表示画像を見ながら操作入力装置10を操作することにより、表示制御装置100に所望の処理を行わせることができる。
例えば、表示生成部190が第1表示情報を生成する場合、表示出力部199は、表示生成部190が生成する第1表示情報を出力する。
【0026】
物品特定部120は、表示生成部190が生成する第1表示情報が示す第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1個以上の物品画像(以下「選択物品画像」という。)のそれぞれに対応する物品(以下「選択物品」という。)を特定する。
【0027】
表示生成部190は、ユーザ操作により物品画像が選択された際に、第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、ユーザ操作により選択された物品画像の背景色を、選択されていない物品画像の背景色とは異なる色に変更した第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
このように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザ操作によりどの物品画像を選択しているかをユーザに認識させることができる。
選択されている物品画像をユーザに視認させる方法は、選択されている物品画像の背景色を、選択されていない物品画像の背景色とは異なる色に変更する方法に限定されるものではない。例えば、表示生成部190は、第1表示情報を生成する際に、複数の物品画像のそれぞれにチェックボックスを示す画像を対応させた第1表示画像を示す第1表示情報を生成し、表示生成部190は、ユーザ操作により物品画像が選択された際に、第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、ユーザ操作により選択された物品画像に対応するチェックボックスを示す画像をチェックボックスがチェックされた状態を示す画像に変更した第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0028】
依頼生成部130は、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、物品特定部120が特定する1個以上の選択物品に関する予め定められた処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する。
依頼出力部140は、依頼生成部130が生成する依頼情報を出力する。
具体的には、例えば、依頼出力部140は、依頼情報をサーバ装置200に出力する。サーバ装置200は、依頼出力部140が出力する依頼情報を取得して、依頼情報が示す1個以上の選択物品に関する予め定められた処理を、1個以上の選択物品のそれぞれについて実行する。より具体的には、例えば、サーバ装置200は、依頼情報が示す1個以上の選択物品に関する予め定められた処理を、1個以上の選択物品のそれぞれについて逐次実行する。サーバ装置200は、依頼情報が示す選択物品が複数である場合、複数の当該選択物品うちの2個以上の選択物品について、一括して予め定められた処理を行うことにより、依頼情報が示す複数の選択物品について、予め定められた処理を行ってもよい。以下、サーバ装置200は、依頼情報が示す1個以上の選択物品について、予め定められた処理を逐次実行するものとして説明する。
【0029】
ここで、物品に関する予め定められた処理とは、例えば、物品の保証契約を行う処理であって、物品について既に締結している保証契約における保証期間を延長する契約(以下「延長保証契約」という。)を行うための処理、又は、物品について既に締結している保証契約の契約期間が満了した後における任意の時期、若しくは、物品を購入したとき若しくは譲渡を受けたときに当該物品についての保証がない場合等の物品が保証されていない任意の時期を始期とする新規の保証契約(以下「新規保証契約」という。)を行うための処理等である。
例えば、ある家庭用電気機械器具(以下「家電機器」という。)を販売店で購入した場合、家電機器は、家電機器を販売店で購入した購入日を始期として1年間等の予め定められた期間が経過するまでの間、当該家電機器に不具合が生じた場合において、当該家電機器を製造した製造元により無償等により修理又は交換を行える保証契約が付加されていることが多い。近年では、家電機器を購入したときに付加される保証契約の契約満了後に、保証を更に2年又は4年等に亘って延長する延長保証契約のサービスを有償で提供する製造元、販売店、又は保証会社等の保証事業者が存在する。
以下、保証事業者は、延長保証契約及び新規保証契約のサービスを有償で提供するものとして説明する。
また、以下、延長保証契約と新規保証契約とを合わせて「延長保証契約」と称して説明する。
また、以下、物品を購入した購入日を始期とする物品の製造元による保証契約のうちの保証期間内のものと、既に契約済みの延長保証契約とのうちの保証期間内のものとを合わせて「保証契約」と称し、保証契約により物品が保証された状態であることを「保証中」と称して説明する。
【0030】
物品に関する予め定められた処理が、物品の延長保証契約を行うための処理である場合、依頼生成部130は、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、物品特定部120が特定する1個以上の選択物品について、延長保証契約を行うための処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する。
サーバ装置200は、依頼出力部140が出力する依頼情報を取得して、依頼情報が示す1個以上の選択物品について延長保証契約を行うための処理を、1個以上の選択物品のそれぞれについて実行する。より具体的には、例えば、サーバ装置200は、依頼情報が示す1個以上の選択物品に関する延長保証契約を行うための処理を、1個以上の選択物品のそれぞれについて逐次実行する。サーバ装置200は、依頼情報が示す選択物品が複数である場合、複数の当該選択物品うちの2個以上の選択物品について、一括して延長保証契約を行うための処理を行うことにより、依頼情報が示す複数の選択物品について、延長保証契約を行うための処理を行ってもよい。
【0031】
物品に関する予め定められた処理は、物品の延長保証契約を行うための処理に限定されるものではない。
例えば、物品に関する予め定められた処理は、物品をオークションサイト、フリーマーケットサイト、又は中古品販売サイトに出品する処理であってもよい。また、物品に関する予め定められた処理は、ユーザが業として新品を販売する販売業者又は卸売業者である場合、物品を販売サイトに出品する処理であっても良い。また、物品に関する予め定められた処理は、物品をリサイクル又は廃棄するための手続きを行う処理であってもよい。また、物品に関する予め定められた処理は、物品が、ユーザが契約する生命保険若しくは損害保険等の保険契約である場合、自然災害等により保険請求が可能となる事態が発生した後に、当該保険契約に基づく保険金を請求する処理であってもよい。
以下、実施の形態1では、物品に関する予め定められた処理は、物品の延長保証契約を行うための処理であるものとして説明する。
【0032】
図4を参照して、実施の形態1に係る表示制御装置100が備える表示生成部190が生成する第1表示情報が示す第1表示画像について説明する。
図4は、実施の形態1に係る表示制御装置100が備える表示生成部190が生成する第1表示情報が示す第1表示画像の一例を示す説明図である。
図4に示すように、表示生成部190が生成する第1表示情報が示す第1表示画像には、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像が並べられている。
ユーザは、
図4に示す複数の物品画像のうちの1個以上の物品画像を選択した後に、ユーザが選択した1個以上の物品画像のそれぞれに対応する物品について、延長保証契約を行うための処理を一括して依頼する。
【0033】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、予め定められた処理を実行することをユーザが一括して依頼することを可能にする。結果として、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、予め定められた処理を実行することをユーザが一括して依頼することを可能にする。
【0034】
情報取得部150が備える保証状態取得部152は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報を取得する。
具体的には、例えば、保証状態取得部152は、記憶装置30に予め記憶された保証状態情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を取得する。具体的には、例えば、保証状態取得部152は、記憶装置30に予め記憶された保証状態情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を、サーバ装置200を介して取得する。より具体的には、例えば、保証状態取得部152は、サーバ装置200に対して、ユーザ情報に対応する全ての保証状態情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証状態情報の中から、ユーザ情報に対応する全ての物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を検索して取得し、取得した保証状態情報を表示制御装置100に対して出力する。保証状態取得部152は、サーバ装置200が出力した保証状態情報を取得することにより、ユーザ情報に対応する複数の保証状態情報を取得する。
【0035】
なお、保証状態取得部152は、後述する保証期間取得部153が取得する保証期間情報に基づいて、保証期間情報が示す物品の保証期間の期間中であるか否かを判定することにより、物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報を生成して取得するものであってもよい。ここで、保証期間とは、物品の保証契約により当該物品が保証される期間であって、保証契約により保証中の物品は、不具合が生じた際等に、保証契約に予め定められた保証を受けることができる。
また、保証状態取得部152は、サーバ装置200に対して、ユーザ情報に対応する全ての保証状態情報を要求し、サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証期間情報の中から、ユーザ情報に対応する全ての物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を検索して取得し、サーバ装置200は、取得した保証期間情報が示す物品の保証期間の期間中であるか否かを判定することにより、物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報を生成し、サーバ装置200は、生成した保証状態情報を表示制御装置100に対して出力し、保証状態取得部152は、サーバ装置200が出力した保証状態情報を取得することにより、ユーザ情報に対応する複数の保証状態情報を取得してもよい。
【0036】
情報取得部150が保証状態取得部152を備える場合、例えば、表示生成部190は、保証状態取得部152が取得する保証状態情報に基づいて、ある物品に対応する保証状態情報が、当該物品が保証された状態であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、物品が保証された状態であることを示す画像(以下「保証中画像」という。)を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。なお、保証中画像は、例えば、物品が保証された状態であることを示す文字を画像化した画像(以下「保証中文字画像」)であっても、物品が保証された状態であることを示すアイコン画像(以下「保証中アイコン画像」)であってもよい。
図4に示す第1表示画像には、保証中画像の一例として、ハート型の図形内に物品が保証されている状態であることを示す「保証中」という文字を含む保証中アイコン画像が、物品画像に対応付けられた位置に配置されている。
図4に示す保証中画像は、あくまで一例であって、保証中画像の形状等は、
図4に示す保証中画像に限定されるものではない。
【0037】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させることができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0038】
なお、表示生成部190は、保証状態取得部152が取得する保証状態情報に基づいて、ある物品に対応する保証状態情報が、当該物品が保証されていない状態であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、物品が保証されていない状態であることを示す画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0039】
情報取得部150が備える保証期間取得部153は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する。
具体的には、例えば、保証期間取得部153は、記憶装置30に予め記憶された保証期間情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を取得する。具体的には、例えば、保証期間取得部153は、記憶装置30に予め記憶された保証期間情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を、サーバ装置200を介して取得する。より具体的には、例えば、保証期間取得部153は、サーバ装置200に対して、ユーザ情報に対応する全ての保証期間情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証期間情報の中から、ユーザ情報に対応する全ての物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を検索して取得し、取得した保証期間情報を表示制御装置100に対して出力する。保証期間取得部153は、サーバ装置200が出力した保証期間情報を取得することにより、ユーザ情報に対応する複数の保証期間情報を取得する。
【0040】
情報取得部150が保証期間取得部153を備える場合、例えば、表示生成部190は、保証期間取得部153が取得する保証期間情報に基づいて、保証期間情報が示す物品の保証期間を示す画像(以下「保証期間画像」という。)を、物品に対応する物品画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。なお、保証期間画像は、例えば、保証期間を示す文字、又は、保証期間の終期を示す文字を画像化した画像(以下「保証期間文字画像」という。)であっても、保証期間情報が示す物品の保証期間に応じた態様の保証中画像により物品の保証期間を示すものであってもよい。
保証中画像により物品の保証期間を示す場合、表示生成部190は、例えば、保証期間の残存期間の長さに応じて、保証中画像の色を変更することにより、保証期間に応じた態様の保証中画像を生成し、当該保証中画像を物品に対応する物品画像に対応付けて、第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
保証期間に応じた保証中画像の態様は、保証期間に応じて保証中画像の色を変更したものに限定されるものではなく、例えば、保証期間に応じて保証中画像の形状又は大きさ等を変更したもの等であってもよい。
図4に示す第1表示画像は、保証期間画像の一例として、保証期間の終期を示す文字を画像化した保証期間文字画像を、当該物品に対応する物品画像に対応付けたものである。
【0041】
以上のように、保証中画像の態様の違いにより物品の保証期間を示す場合、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させつつ、保証期間の終期の迫った物品を、ユーザに直感的に把握させることができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させつつ、保証期間の終期の迫った物品を、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0042】
また、保証期間の終期を示す文字を画像化した保証期間画像により物品の保証期間を示す場合、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させつつ、保証期間の終期を、ユーザに把握させることができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させつつ、保証期間の終期を、ユーザに把握させることができる。
【0043】
なお、表示生成部190は、保証期間取得部153が取得する保証期間情報に基づいて、物品に対応する物品画像に、当該物品に対応する保証期間情報が示す保証期間又は保証期間の終期に加えて、保証期間の始期を示す保証期間画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
また、保証期間取得部153が取得する保証期間情報が、物品の保証契約の保証期間を示す情報に加えて、当該保証契約の契約満了後に保証期間を延長する物品の延長保証契約であって、既に締結された物品の延長保証契約の保証期間を示す情報を含む場合、表示生成部190は、保証期間情報が示す物品の保証期間を示す画像(保証期間画像)に加えて、保証期間情報が示す物品の延長保証契約の保証期間を示す画像を、当該物品に対応する物品画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0044】
情報取得部150が備える保証可否取得部154は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する。
具体的には、例えば、保証可否取得部154は、記憶装置30に予め記憶された保証可否情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を取得する。具体的には、例えば、保証可否取得部154は、記憶装置30に予め記憶された保証可否情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を、サーバ装置200を介して取得する。より具体的には、例えば、保証可否取得部154は、サーバ装置200に対して、ユーザ情報に対応する全ての保証可否情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証可否情報の中から、ユーザ情報に対応する全ての物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を検索して取得し、取得した保証可否情報を表示制御装置100に対して出力する。保証可否取得部154は、サーバ装置200が出力した保証可否情報を取得することにより、ユーザ情報に対応する複数の保証可否情報を取得する。
【0045】
情報取得部150が保証可否取得部154を備える場合、例えば、
図4に示すように、表示生成部190は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報について延長保証契約が可能であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、延長保証契約が可能であることを示す画像(以下「保証可能画像」という。)を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに把握させることができる。情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに把握させることができる。
【0046】
なお、
図4に示す保証可能画像は、延長保証契約が可能であることを示す文字を画像化した画像(以下「保証可能文字画像」という。)であるが、
図4に示す保証可能画像は、あくまで一例であり、保証可能画像は、延長保証契約が可能であることを示す画像であれば、保証可能文字画像に限定されるものではない。
例えば、保証可能画像は、延長保証契約が可能であることを示す予め定められたアイコン画像(以下「保証可能アイコン画像」という。)であってもよい。また、例えば、保証可能画像が保証可能アイコン画であり、且つ、物品が保証された状態であることを示す画像が保証中アイコン画像である場合、表示生成部190は、物品が保証された状態であることを示す保証中アイコン画像に、当該保証契約の保証期間を延長する延長保証契約が可能であることを示す保証可能アイコン画を重畳させた第1表示画像を生成しても良い。
以上のように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0047】
また、情報取得部150が保証可否取得部154を備える場合、例えば、表示生成部190は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
具体的には、例えば、表示生成部190は、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像の輝度を、他の物品画像の輝度と比較して、小さい値にした第1表示画像を示す第1表示情報を生成することにより、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
【0048】
表示生成部190が、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成する方法は、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像の輝度を、他の物品画像の輝度と比較して、小さい値にした第1表示画像を示す第1表示情報を生成する方法に限定されるものではない。
例えば、表示生成部190は、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像に対応して並べたチェックボックスを示す画像をグレーアウトした第1表示画像を示す第1表示情報を生成することにより、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0049】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに容易に把握させつつ、延長保証契約が可能な物品に対応する物品画像を、ユーザ操作により、ユーザに選択させやすくすることができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに容易に把握させつつ、延長保証契約が可能な物品に対応する物品画像を、ユーザ操作により、ユーザに選択させやすくすることができる。
【0050】
また、情報取得部150が保証可否取得部154を備える場合、例えば、操作取得部110は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像を選択するユーザ操作を示す操作情報を取得しないようにしてもよい。
また、情報取得部150が保証可否取得部154を備える場合、表示生成部190は、操作取得部110が取得する操作情報と、保証可否取得部154が取得する保証可否情報とに基づいて、操作情報が、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像を選択するユーザ操作を示す操作情報であるとき、「選択された物品の延長保証契約を行うことはできません。」等の通知画像を示す表示情報を生成してもよい。
表示出力部199は、例えば、表示生成部190が生成する当該通知画像を示す表示情報を表示出力装置20に出力して、表示出力装置20に当該表示情報が示す通知画像をポップアップ表示させる。
【0051】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能でない物品について、ユーザが誤って、当該物品に対応する物品画像をユーザ操作により選択して、当該物品の延長保証契約を依頼するための依頼情報を出力することを抑制することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能でない物品について、ユーザが誤って、当該物品に対応する物品画像をユーザ操作により選択して、当該物品の延長保証契約を依頼するための依頼情報を出力することを抑制することができる。また、以上のように構成することにより、表示制御装置100は、延長保証契約を行うことができない物品についての保証事業者への延長保証契約の申込を抑制することができるため、保証事業者の業務効率、及び顧客の満足度の両方を向上させることができる。結果として、情報処理システム1は、延長保証契約を行うことができない物品についての保証事業者への延長保証契約の申込を抑制することができるため、保証事業者の業務効率、及び顧客の満足度の両方を向上させることができる。
【0052】
情報取得部150が備える保証契約料金取得部155は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能であることを示す場合、当該物品の延長保証契約に掛かる金額である保証契約料金を示す保証契約料金情報を取得する。
具体的には、例えば、保証契約料金取得部155は、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報のうち、延長保証契約が可能であることを示す保証可否情報に対応する物品情報に対応する保証契約料金情報を取得する。具体的には、例えば、保証契約料金取得部155は、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報のうち、延長保証契約が可能であることを示す保証可否情報に対応する1個以上の物品情報のそれぞれに対応する保証契約料金情報を、サーバ装置200を介して取得する。より具体的には、例えば、保証契約料金取得部155は、サーバ装置200に対して、延長保証契約が可能であることを示す保証可否情報に対応する全ての物品情報に対応する保証契約料金情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報の中から、延長保証契約が可能であることを示す保証可否情報に対応する全ての物品情報のそれぞれに対応する保証契約料金情報を検索して取得し、取得した保証契約料金情報を表示制御装置100に対して出力する。保証契約料金取得部155は、サーバ装置200が出力した保証契約料金情報を取得することにより、ユーザ情報に対応する複数の保証契約料金情報を取得する。
【0053】
情報取得部150が保証契約料金取得部155を備える場合、例えば、
図4に示すように、表示生成部190は、保証契約料金取得部155が取得する保証契約料金情報に基づいて、当該保証契約料金情報に対応する物品を示す物品画像に、保証契約料金情報が示す保証契約料金を示す画像(以下「保証契約料金画像」という。)を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。なお、保証契約料金画像は、例えば、保証契約料金を示す文字を画像化したものである。
【0054】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、物品の延長保証契約に必要な金額をユーザに把握させることができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、物品の延長保証契約に必要な金額をユーザに把握させることができる。
【0055】
保証契約料金取得部155が取得する保証契約料金情報が示す保証契約料金は、同じ型番の物品であっても、1つの保証契約料金であることに限定されるものではない。
例えば、物品の延長保証契約に掛かる保証契約料金は、同じ型番の物品であっても、当該物品を購入した購入日からの経過日数により変化する場合がある。
当該場合、例えば、保証契約料金情報は、購入日からの経過日数毎に対応する保証契約料金を示す情報を含み、表示生成部190は、保証契約料金情報と当該保証契約料金情報に対応する物品の購入日からの経過日数とに基づいて、当該物品の保証契約料金を特定し、特定した保証契約料金を示す保証契約料金画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
また、当該場合、例えば、保証契約料金情報は、購入日からの経過日数に基づいて保証契約料金を算出する算出式を示す情報を含み、表示生成部190は、保証契約料金情報と当該保証契約料金情報に対応する物品の購入日からの経過日数とに基づいて、保証契約料金を算出することにより当該物品の保証契約料金を特定し、特定した保証契約料金を示す保証契約料金画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0056】
なお、サーバ装置200が、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報の中から、延長保証契約が可能であることを示す保証可否情報に対応する全ての物品情報のそれぞれに対応する保証契約料金情報を検索する際に、各物品情報に含まれる物品の購入した日を示す情報に基づいて保証契約料金情報を検索して取得し、取得した保証契約料金情報を表示制御装置100に対して出力するようにしてもよい。このようにサーバ装置200を構成することにより、当該場合であっても、表示制御装置100に余分な負荷を強いることなく、情報処理システム1は、物品の購入日からの経過日数に対応する保証契約料金を示す保証契約料金画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成することができる。
【0057】
ところで、表示生成部190は、例えば、ユーザが
図4に示す「並び替え」ボタンをシングルタップ又はシングルクリック等の予め定められたユーザ操作により選択した場合、すなわち、操作取得部110が「並び替え」ボタンを選択するユーザ操作に基づく操作情報を取得した場合、第1表示画像における物品画像の並び順を変更した第1表示情報を生成してもよい。具体的には、例えば、当該場合、表示生成部190は、複数の物品画像のそれぞれに対応する物品に対応付けられた物品情報、保証状態情報、保証期間情報、又は保証可否情報等の情報に基づく予め定められた並び替え条件に従って、第1表示画像における物品画像の並び順を決定して、決定した並び順に従って物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
このように構成することにより、表示制御装置100は、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。結果として、情報処理システム1は、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。
【0058】
また、例えば、ユーザが
図4に示す「絞り込み」ボタンをシングルタップ又はシングルクリック等の予め定められたユーザ操作により選択した場合、すなわち、操作取得部110が「絞り込み」ボタンを選択するユーザ操作に基づく操作情報を取得した場合、表示生成部190は、第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、ユーザが指定する条件に適合する物品画像のみを並べた第1表示情報を生成してもよい。具体的には、例えば、当該場合、表示生成部190は、複数の物品画像のそれぞれに対応する物品に対応付けられた物品情報、保証状態情報、保証期間情報、又は保証可否情報等の情報のうち、ユーザが指定した情報に適合する物品画像を、第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうちから抽出する。表示生成部190は、抽出した物品画像のみを並べた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
このように構成することにより、表示制御装置100は、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。結果として、情報処理システム1は、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。
【0059】
情報取得部150が備える合計金額取得部156は、物品特定部120が特定する1個以上の選択物品のそれぞれの保証契約料金の合計金額を示す合計金額情報を取得する。
具体的には、例えば、合計金額取得部156は、サーバ装置200に対して、1個以上の選択物品の全てについて延長保証契約する際に必要となる料金である合計金額を示す合計金額情報を要求する。より具体的には、例えば、合計金額取得部156は、1個以上の選択物品のそれぞれを示す物品情報である選択物品情報をサーバ装置200に出力して、1個以上の選択物品情報のそれぞれが示す選択物品の全てについて延長保証契約する際に必要となる料金である合計金額を示す合計金額情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報の中から、1個以上の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報を検索して取得する。更に、サーバ装置200は、取得した全ての保証契約料金情報のそれぞれが示す保証料金を合算することにより合計金額を算出して、合計金額を示す合計金額情報を表示制御装置100に対して出力する。合計金額取得部156は、サーバ装置200が出力した合計金額情報を取得することにより、合計金額情報を取得する。
【0060】
合計金額取得部156が合計金額情報を取得する方法は、サーバ装置200に対して合計金額情報を要求する方法に限定されるものでない。例えば、合計金額取得部156は、保証契約料金取得部155が取得する保証契約料金情報と、物品特定部120が特定する1個以上の選択物品とに基づいて、1個以上の選択物品のそれぞれの保証契約料金を合算することにより合計金額を算出して、合計金額を示す合計金額情報を取得してもよい。
【0061】
情報取得部150が保証可否取得部154及び合計金額取得部156を備える場合、表示生成部190は、第1表示情報が示す第1表示画像に、合計金額取得部156が取得する合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
具体的には、例えば、表示制御装置100は、ユーザがユーザ操作により物品画像を選択する毎に選択物品情報をサーバ装置200に送信して、合計金額取得部156は、選択物品情報を取得する毎に、当該選択物品情報に対応する合計金額情報を取得する。更に、表示生成部190は、合計金額取得部156が合計金額情報を取得する毎に、当該合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
なお、表示制御装置100は、ユーザ操作により既に選択された物品画像から、ユーザがユーザ操作により物品画像の選択を解除する毎に選択物品情報をサーバ装置200に送信してもよい。
また、表示生成部190は、合計金額取得部156が合計金額情報を取得する毎に、当該合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する際に、表示生成部190が直前に生成した第1表示情報が示す第1表示画像における合計金額画像が示す合計金額から、合計金額取得部156が取得した合計金額情報が示す合計金額に移り変わる様をアニメーションにより表現する合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0062】
図5を参照して、実施の形態1に係る表示制御装置100が備える表示生成部190が生成する第1表示情報が示す第1表示画像について説明する。
図5は、実施の形態1に係る表示制御装置100が備える表示生成部190が生成する第1表示情報が示す第1表示画像の一例を示す説明図である。
図5に示すように、表示生成部190が生成する第1表示情報が示す第1表示画像には、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像が並べられている。また、
図5に示す第1表示画像には、ユーザがユーザ操作により選択した3個の物品画像のそれぞれに対応する物品の全てについて延長保証契約する際の合計金額を示す合計金額画像が第1表示画像における上部に配置されている。
【0063】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、ユーザが延長保証契約を希望する物品に対応する物品画像の選択をユーザに対して可能にしつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額をユーザに提示することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、ユーザが延長保証契約を希望する物品に対応する物品画像の選択をユーザに対して可能にしつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額をユーザに提示することができる。
【0064】
合計金額取得部156は、合計金額情報を取得することに加えて、物品特定部120が特定する複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される場合、包括した延長保証契約を行う際の合計金額から割引される金額(以下「割引金額」という。)、又は、包括した保証契約を行う際の合計金額から割引金額を減じた割引後の合計金額(以下「割引後金額」という。)を示す割引金額情報を取得するものであってもよい。
具体的には、例えば、合計金額取得部156は、サーバ装置200に対して、複数の選択物品の全てについて延長保証契約する際に必要となる料金である合計金額を示す合計金額情報を要求する。より具体的には、例えば、合計金額取得部156は、1個以上の選択物品のそれぞれを示す物品情報である選択物品情報をサーバ装置200に出力して、1個以上の選択物品情報のそれぞれが示す選択物品の全てについて延長保証契約する際に必要となる料金である合計金額を示す合計金額情報を要求する。
サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報の中から、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報を検索して取得する。更に、サーバ装置200は、取得した全ての保証契約料金情報のそれぞれが示す保証料金を合算することにより合計金額を算出して、合計金額を示す合計金額情報を表示制御装置100に対して出力する。
【0065】
また、サーバ装置200は、複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される場合に、包括した延長保証契約を行う際に割引される予め定められた割引金額又は割引率を示す割引情報を取得する。
【0066】
ここで、割引情報が示す割引金額又は割引率とは、例えば、選択物品の個数、異なる種別の選択物品の予め定められた組み合わせ、同じ種別の選択物品の個数、又は、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額等に基づいて、予め定められたものである。
【0067】
具体的には、例えば、選択物品の個数に基づいて予め定められた割引金額とは、選択物品の個数がn(nは2以上の自然数)個であった場合において、基準となる割引金額(以下「基準割引金額」という。)をn倍することにより算出される金額である。
また、例えば、選択物品の個数に基づいて予め定められた割引率とは、選択物品の個数がn個であった場合において、選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額のn%等の予め定められた割合に相当する割引金額を算出するためのものである。
【0068】
また、例えば、異なる種別の選択物品の予め定められた組み合わせに基づいて予め定められた割引金額とは、選択物品が洗濯機と冷蔵庫とである場合等の選択物品が異なる種別の予め定められた組み合わせである場合において、予め定められた金額である。
また、例えば、異なる種別の選択物品の予め定められた組み合わせに基づいて予め定められた割引率とは、選択物品が洗濯機と冷蔵庫とである場合等の選択物品が異なる種別の予め定められた組み合わせである場合において、当該組み合わせに該当する選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額の30%等の予め定められた割合に相当する金額を算出するためのものである。
【0069】
また、例えば、同じ種別の選択物品の個数に基づいて予め定められた割引金額とは、選択物品がn個のエアコンディショナである場合等の同じ種別の選択物品がn個であった場合、種別毎に予め定められた基準割引金額をn倍することにより算出される金額である。
また、例えば、同じ種別の選択物品の個数に基づいて予め定められた割引率とは、選択物品がn個のエアコンディショナである場合等の同じ種別の選択物品の個数がn個であった場合において、選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額のn%等の予め定められた割合に相当する割引金額を算出するためのものである。
【0070】
また、例えば、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額に基づいて予め定められた割引金額とは、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額に対応する予め定められた金額である。
また、例えば、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額に基づいて予め定められた割引率とは、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額に対応する予め定められた割合であって、合計金額の30%等の予め定められた割合に相当する金額を算出するためのものである。
【0071】
サーバ装置200は、取得した割引情報に基づいて、包括した延長保証契約を行う際の割引金額を算出して、当該割引金額を示す割引金額情報を生成する。サーバ装置200は、合計金額情報に加えて、生成した割引金額情報を表示制御装置100に対して出力する。サーバ装置200が出力する割引金額情報は、包括した延長保証契約を行う際の割引金額を示す情報に限定されるものではない。例えば、サーバ装置200は、合計金額から割引金額を減じた割引後の合計金額である割引後金額を示す情報を割引金額情報として、表示制御装置100に対して出力してもよい。合計金額取得部156は、サーバ装置200が出力した合計金額情報及び割引金額情報を取得することにより、合計金額情報に加えて、割引金額情報を取得する。
【0072】
合計金額取得部156は、以下に示す方法により合計金額情報及び割引金額情報を取得するものであってもよい。
【0073】
例えば、まず、ユーザは、
図4に示す「パッケージ」ボタンをシングルタップ又はシングルクリック等の予め定められたユーザ操作により選択する。ユーザ操作により「パッケージ」ボタンが選択されると、操作取得部110は、当該ユーザ操作に基づく操作情報を取得する。操作取得部110が当該ユーザ操作に基づく操作情報を取得すると、表示生成部190は、1個以上のパッケージプランのそれぞれを示す
図4には不図示のプラン画像を生成して、生成した1個以上のプラン画像を並べた
図4には不図示のプラン選択メニュー画像を示すプラン選択メニュー情報を生成する。表示出力部199は、表示生成部190が生成するプラン選択メニュー情報を表示出力装置20に出力して、表示出力装置20にプラン選択メニュー情報が示す
図4には不図示のプラン選択メニュー画像を表示させる。
ユーザは、プラン選択メニュー画像に含まれる1個以上のプラン画像のうち、所望のプラン画像をユーザ操作により選択することにより、1個以上のパッケージプランのうち、所望のパッケージプランを選択する。
【0074】
ここで、パッケージプランとは、例えば、選択物品の個数が5個以下等の予め定められた個数以下である場合、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額によらず、複数の選択物品の全ての延長保証契約を行った際に掛かる金額が予め定められた上限金額になるというもの(以下、当該パッケージプランを「個数プラン」という。)である。
パッケージプランは、例えば、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額が、予め定められた金額(以下「許容金額」という。)以下である場合、当該合計金額によらず、複数の選択物品の全ての延長保証契約を行った際に掛かる金額が予め定められた上限金額になるというもの(以下、当該パッケージプランを「金額プラン」という。)である。
【0075】
ユーザ操作によりプラン画像が選択されると、操作取得部110は、当該ユーザ操作に基づく操作情報を取得する。操作取得部110が当該ユーザ操作に基づく操作情報を取得すると、合計金額取得部156は、ユーザ操作により選択されたプラン画像が示すパッケージプランに対応するプラン情報をサーバ装置200に出力する。
サーバ装置200は、合計金額取得部156が出力するプラン情報を受けて、1以上の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額を示す合計金額情報と、当該プラン情報に対応するパッケージプランにおける上限金額を示す情報、又は、当該合計金額から上限金額を減じた金額を示す情報である割引金額情報とを表示制御装置100に出力する。
合計金額取得部156は、サーバ装置200が出力する合計金額情報及び割引金額情報を取得する。
【0076】
なお、ユーザ操作により選択されたプラン画像が示すパッケージプランが個数プランである場合、選択物品の個数が予め定められた個数に到達した際に、操作取得部110が、これ以上物品を選択するユーザ操作に基づく操作情報を取得しないように構成してもよい。
また、ユーザ操作により選択されたプラン画像が示すパッケージプランが個数プランである場合、選択物品の個数が予め定められた個数を超えた際に、表示生成部190は、予め定められた個数を超えた個数の物品が選択されていることをユーザに通知するための通知表示情報を生成し、表示出力部199は、表示生成部190が生成した通知表示情報を表示出力装置20に出力するように構成してもよい。
例えば、表示生成部190が生成する通知表示情報が示す画像は、表示出力装置20にポップアップ表示される。
例えば、ユーザ操作により選択物品の個数が減らされて、選択物品の個数が予め定められた個数以下になった際に、表示生成部190は、通知表示情報の生成を停止して、表示出力装置20に当該ポップアップ表示がされないようにする。
【0077】
同様に、ユーザ操作により選択されたプラン画像が示すパッケージプランが金額プランである場合、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額が予め定められた許容金額を超えた際に、表示生成部190は、合計金額が許容金額を超えていることをユーザに通知するための通知表示情報を生成し、表示出力部199は、表示生成部190が生成した通知表示情報を表示出力装置20に出力するように構成してもよい。
例えば、表示生成部190が生成する通知表示情報が示す画像は、表示出力装置20にポップアップ表示される。
例えば、ユーザ操作により選択物品の個数が減らされて、合計金額が予め定められた許容金額以下になった際に、表示生成部190は、通知表示情報の生成を停止して、表示出力装置20に当該ポップアップ表示がされないようにする。
【0078】
合計金額取得部156が合計金額情報及び割引金額情報を取得する場合、表示生成部190は、例えば、
図5に示すように、合計金額画像に加えて、合計金額取得部156が取得する割引金額情報が示す包括した延長保証契約を行う際の割引金額、又は、包括した延長保証契約を行う際の割引後の金額を示す割引金額画像を、合計金額画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
【0079】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、ユーザが延長保証契約を希望する物品に対応する物品画像の選択をユーザに対して可能にしつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額に加えて、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に割引される金額、又は、割引後の合計金額をユーザに提示することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、ユーザが延長保証契約を希望する物品に対応する物品画像の選択をユーザに対して可能にしつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額に加えて、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に割引される金額、又は、割引後の合計金額をユーザに提示することができる。
【0080】
情報取得部150が備える包括契約割引可否取得部157は、物品特定部120が複数の選択物品を特定する場合、物品特定部120が特定する複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報を取得する。
具体的には、例えば、包括契約割引可否取得部157は、記憶装置30に予め記憶された包括契約割引可否情報のうち、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品情報に対応する包括契約割引可否情報を、サーバ装置200を介して取得する。より具体的には、例えば、包括契約割引可否取得部157は、サーバ装置200に対して、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品情報に対応する包括契約割引可否情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された包括契約割引可否情報の中から、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品情報に対応する包括契約割引可否情報を検索して取得し、取得した包括契約割引可否情報を表示制御装置100に対して出力する。包括契約割引可否取得部157は、サーバ装置200が出力した包括契約割引可否情報を取得することにより、複数の物品情報のそれぞれに対応する包括契約割引可否情報を取得する。
【0081】
情報取得部150が包括契約割引可否取得部157を備える場合、表示生成部190は、
図5に示すように、包括契約割引可否取得部157が取得する包括契約割引可否情報に基づいて、当該包括契約割引可否情報に対応する物品を示す物品画像に、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることを示す画像(以下「包括割引対象画像」という。)を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
なお、
図5に示す包括割引対象画像は、物品が、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることを示す文字を画像化した画像(以下「包括割引対象文字画像」という。)である。
図5に示す包括割引対象画像は、あくまで一例であり、包括割引対象画像は、包括割引対象文字画像に限定されるものではない。例えば、包括割引対象画像は、物品が、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることをアイコン画像(以下「包括割引対象アイコン画像」という。)により示したものであってもよい。
【0082】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。
【0083】
包括契約割引可否取得部157が取得する包括契約割引可否情報は、包括した延長保証契約を行うことにより物品の延長保証契約に掛かる金額が割引される場合の情報として、当該物品について包括した延長保証契約を行う場合に適用される割引金額又は割引率を示す情報を含むものであっても良い。
例えば、サーバ装置200は、包括した延長保証契約を行うことにより物品の延長保証契約に掛かる金額が割引される場合、当該物品に対応する割引情報を取得して、取得した割引情報を包括契約割引可否情報として表示制御装置100に出力する。
包括契約割引可否情報に割引金額又は割引率を示す情報が含まれる場合、例えば、表示生成部190は、包括契約割引可否情報に基づいて、当該包括契約割引可否情報に対応する物品を示す物品画像に、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることを示す包括割引対象画像であって、包括した延長保証契約を行う場合に当該物品の延長保証契約に適用される割引金額又は割引率を示す包括割引対象画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0084】
このように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。更に、表示制御装置100は、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品について包括した延長保証契約を行う場合に、当該物品の延長保証契約に適用される割引金額又は割引率をユーザに把握させることができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。更に、情報処理システム1は、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品について包括した延長保証契約を行う場合に、当該物品の延長保証契約に適用される割引金額又は割引率をユーザに把握させることができる。
【0085】
なお、上述したように、割引金額又は割引率は、例えば、選択物品の個数、異なる種別の選択物品の予め定められた組み合わせ、同じ種別の選択物品の個数、又は、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額等に基づいて定められたものである。そのため、第1表示情報が示す第1表示画像に含まれる包括割引対象画像が示す割引金額又は割引率は、当該第1表示情報が出力されているときの選択物品の個数、選択物品の種別、同じ種別の選択物品の個数、又は、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額等によって、動的に変化する。
したがって、このように構成することにより、ユーザは、現在の選択物品に対して、追加して選択することにより有利に包括した延長保証契約を行うことができる物品に対応する物品画像を把握することができる。
【0086】
表示生成部190は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示情報に加えて、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1つの物品画像に対応する物品に関する詳細情報を示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成してもよい。
具体的には、例えば、ユーザが、第1表示画像におけるある物品画像に対応する領域内を、シングルタップ又はダブルクリック等の予め定められたユーザ操作により当該物品画像を選択した場合、表示生成部190は、当該物品画像に対応する物品に関する詳細情報を示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成する。
【0087】
表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、例えば、第2表示画像に対応する物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報、当該物品の保証期間を示す保証期間情報、当該物品について延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報、当該延長保証契約に掛かる金額を示す保証契約料金情報、及び、当該物品と、当該物品とは互いに異なる他の物品と組み合わせて包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報のうち少なくとも1つの情報に対応する画像が含まれる。
【0088】
表示生成部190が第1表示情報及び第2表示情報を生成する場合、例えば、表示出力部199は、表示生成部190が第2表示情報を生成した際に、第1表示情報に替えて、第2表示情報を出力する。
表示出力部199が第2表示情報を出力している場合、例えば、ユーザが、予め定められたユーザ操作を行うことにより、表示生成部190は、第1表示画像を示す第1表示情報を生成し、表示生成部190は、第2表示情報に替えて、表示生成部190が生成する第1表示情報を出力する。
【0089】
実施の形態1では、表示生成部190が第1表示情報及び第2表示情報を生成する場合、表示制御装置100は、第2表示情報を生成した際に第1表示情報に替えて第2表示情報を出力し、第1表示情報を生成した際に第2表示情報に替えて第1表示情報を出力するものとして説明するが、表示制御装置100は、表示生成部190が第1表示情報及び第2表示情報を生成する場合、第1表示情報が示す第1表示画像と第2表示情報が示す第2表示画像とが、表示出力装置20におけるそれぞれ異なる表示領域に同時に表示されるように、第1表示情報と第2表示情報とを出力するものであってもよい。
【0090】
図6を参照して、実施の形態1に係る表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像について説明する。
図6は、実施の形態1に係る表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像の一例を示す説明図である。
例えば、第2表示画像には、
図6に示すように、物品の名称、物品の種別、物品の製造元、物品の型番、物品を購入した購入日、及び、物品を購入した販売店のそれぞれを示す画像が配置されている。
【0091】
更に、第2表示画像は、
図6に示すように、物品が保証された状態であるか否か、物品の保証期間、物品について延長保証契約が可能であるか否か、延長保証契約に掛かる金額、及び、物品と当該物品とは互いに異なる他の物品と組み合わせて包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す画像が配置されたものであってもよい。
なお、
図6に示す第2表示画像は、あくまで一例であり、第2表示画像には、物品が保証された状態であるか否か、物品の保証期間、物品について延長保証契約が可能であるか否か、延長保証契約に掛かる金額、及び、物品と当該物品とは互いに異なる他の物品と組み合わせて包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す画像の全てが配置されたものである必要はなく、当該画像のうちの一部が配置されたものであってもよい。
また、
図6には不図示であるが、第2表示画像は、物品の延長保証契約をする場合に延長保証契約に掛かる金額から割引される金額、割引率、又は、延長保証契約に掛かる割引後の金額等を示す画像が配置されたものであってもよい。
【0092】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示することができる。結果として、表示制御装置100は、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報をユーザが閲覧させることにより、ユーザが延長保証契約を行うか否かについて、ユーザに決定しやすくすることができる。また、結果として、情報処理システム1は、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報をユーザが閲覧させることにより、ユーザが延長保証契約を行うか否かについて、ユーザに決定しやすくすることができる。
【0093】
また、表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、例えば、
図6に示すように、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、例えば、
図6に示すように、第2表示画像に対応する物品についての問合せ窓口を示す問合せ窓口情報に対応する問合せ窓口画像が配置されたものであってもよい。
ここで、問合せ窓口情報とは、物品の製造元、物品を購入した販売店、又は、物品の保証若しくは延長保証を提供する事業者等が設置したユーザサポート窓口等の問合せ窓口の電話番号又は電子メールアドレス等の連絡先を示す情報である。
【0094】
ユーザは、ユーザ操作により問合せ窓口画像を選択することで、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口の電話番号又は電子メールアドレス等の連絡先に連絡して、物品の不具合等について相談することができる。
なお、問合せ窓口情報が示す連絡先は、電話番号又は電子メールアドレスに限定されるものではなく、問合せフォーム若しくは対話チャットへのリンク先、又はビデオ通話の接続先等であってもよい。
また、問合せ窓口情報は、例えば、購入日から1年以内である場合は物品の製造元が設置したユーザサポート窓口等の連絡先を示す情報、また、購入日から1年を超える場合は物品を保証している物品の保証若しくは延長保証を提供する事業者が設置したユーザサポート窓口等の連絡先を示す情報となるように、物品を購入した購入日から経過日数に基づいて、適切な連絡先を示すものが選択されてもよい。
【0095】
問合せ窓口情報は、例えば、情報取得部150が備える問合せ窓口取得部159により取得される。
具体的には、例えば、情報取得部150が備える問合せ窓口取得部159は、記憶装置30に予め記憶された問合せ窓口情報のうち、第2表示画像に対応する物品に対応する問合せ窓口情報を取得する。より具体的には、例えば、問合せ窓口取得部159は、サーバ装置200に対して、第2表示画像に対応する物品を示す物品情報を送信して、当該物品情報に対応する問合せ窓口情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶された問合せ窓口情報の中から、物品情報に対応する問合せ窓口情報を検索して取得し、取得した問合せ窓口情報を表示制御装置100に対して出力する。問合せ窓口取得部159は、サーバ装置200が出力した問合せ窓口情報を取得することにより、第2表示画像に対応する物品に対応する問合せ窓口情報を取得する。
【0096】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが物品の不具合等について相談する際に、ユーザが、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口に容易に連絡することを可能にする。結果として、情報処理システム1は、ユーザが物品の不具合等について相談する際に、ユーザが、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口に容易に連絡することを可能にする。
【0097】
また、表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、例えば、
図6に示すように、第2表示画像に対応する物品についてのユーザマニュアルを取得するためのユーザマニュアル保存先情報に対応するユーザマニュアル保存先画像が配置されたものであってもよい。
ここで、ユーザマニュアルを取得するためのユーザマニュアル保存先情報とは、ユーザマニュアルの保存先を示すURL(Uniform Resource Locator)等を示す情報である。
【0098】
ユーザは、ユーザ操作によりユーザマニュアル保存先画像を選択することで、ユーザマニュアルをキャッシュ又はダウンロードして、ユーザマニュアルを閲覧することができる。
具体的には、例えば、ユーザマニュアルのキャッシュ又はダウンロードは、ユーザマニュアル取得部158により行われる。
より具体的には、例えば、ユーザマニュアル取得部158は、ユーザマニュアル保存先情報が示すユーザマニュアルの保存先からユーザマニュアルをキャッシュ又はダウンロードすることにより、ユーザマニュアルを取得する。
【0099】
ユーザマニュアル保存先情報は、例えば、情報取得部150が備えるユーザマニュアル保存先取得部160により取得される。
具体的には、例えば、情報取得部150が備えるユーザマニュアル保存先取得部160は、記憶装置30に予め記憶されたユーザマニュアル保存先情報のうち、第2表示画像に対応する物品に対応するユーザマニュアル保存先情報を取得する。より具体的には、例えば、ユーザマニュアル保存先取得部160は、サーバ装置200に対して、第2表示画像に対応する物品を示す物品情報を送信して、当該物品情報に対応するユーザマニュアル保存先情報を要求する。サーバ装置200は、当該要求に基づいて、記憶装置30に予め記憶されたユーザマニュアル保存先情報の中から、物品情報に対応するユーザマニュアル保存先情報を検索して取得し、取得したユーザマニュアル保存先情報を表示制御装置100に対して出力する。ユーザマニュアル保存先取得部160は、サーバ装置200が出力したユーザマニュアル保存先情報を取得することにより、第2表示画像に対応する物品に対応するユーザマニュアル保存先情報を取得する。
【0100】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、ユーザが物品のユーザマニュアルを参照して使用方法等を確認する際に、ユーザが、容易にユーザマニュアルを閲覧することを可能にする。結果として、情報処理システム1は、ユーザが物品のユーザマニュアルを参照して使用方法等を確認する際に、ユーザが、容易にユーザマニュアルを閲覧することを可能にする。
【0101】
通知生成部170は、保証期間取得部153が取得する保証期間情報に基づいて、ある物品に対応する保証期間情報が示す保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、当該物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す通知情報を生成する。
通知出力部171は、通知生成部170が生成する通知情報を出力する。
【0102】
具体的には、例えば、通知生成部170が生成する通知情報は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す電子メールである。通知生成部170が物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す通知情報として、電子メールを生成する場合、通知出力部171は、ユーザが予め指定した電子メールアドレスに通知生成部170が生成した電子メールを
図1には不図示のメールサーバを介して送信することにより、通知情報を出力する。
通知生成部170が生成する通知情報は、電子メールに限定されるものではなく、通知出力部171が通知情報を出力する出力先は、メールサーバに限定されるものでもない。
【0103】
例えば、通知出力部171は、表示出力部199に通知情報を出力してもよい。通知出力部171が表示出力部199に通知情報を出力する場合、通知生成部170は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示すポップアップ画像を示す情報を通知情報として生成する。当該場合、通知出力部171は、通知生成部170が生成した通知情報を表示出力部199に出力して、通知出力部171は、表示出力部199に対して、表示出力装置20に当該ポップアップ画像を表示させる。
また、例えば、通知出力部171は、
図1には不図示のスピーカ等の音声出力装置に通知情報を出力してもよい。通知出力部171が
図1には不図示のスピーカ等の音声出力装置に通知情報を出力する場合、例えば、通知生成部170は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す音声信号を通知情報として生成する。当該場合、通知出力部171は、通知生成部170が生成した通知情報を音声出力装置に出力して、通知出力部171は、音声出力装置に、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す音声を出力させる。
【0104】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、結果として、表示制御装置100は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。更に、結果として、情報処理システム1は、ユーザが物品の保証期間の終期が迫った物品の有無についての確認をし忘れてしまうことを抑制したりできたり、ユーザが保証期間内に不具合箇所の修理等の依頼をし忘れてしまうことを抑制したりできる。
また、結果として、情報処理システム1は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。更に、結果として、情報処理システム1は、ユーザが物品の保証期間の終期が迫った物品の有無についての確認をし忘れてしまうことを抑制したりできたり、ユーザが保証期間内に不具合箇所の修理等の依頼をし忘れてしまうことを抑制したりできる。
【0105】
なお、通知出力部171が通知情報を出力する出力先は、メールサーバ、表示出力部199又は音声出力装置等に限定されるものではない。例えば、通知出力部171は、通知生成部170が生成する通知情報を、表示制御装置100が備える基本ソフトであって、表示制御装置100が備える各部が動作する基本ソフトに対して出力してもよい。例えば、表示制御装置100が備える基本ソフトは、通知出力部171が出力する通知情報を受けて、当該通知情報が示す物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を、ユーザにプッシュ通知する。
このように構成することにより、表示制御装置100は、表示出力部199が第1表示情報又は第2表示情報を出力していない場合においても、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。
【0106】
通知生成部170は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、保証可否情報が、延長保証契約が可能であることを示す場合、当該物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す情報に加えて、当該物品についての延長保証契約が可能である旨を示す情報を含む通知情報を生成してもよい。
【0107】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、延長保証契約が可能である物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、表示制御装置100は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。また、結果として、情報処理システム1は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、延長保証契約が可能である物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。
【0108】
また、通知生成部170は、保証状態情報が保証されていない状態であることを示す物品について、当該物品に対応する保証可否情報が延長保証契約のうち新規保証契約を行うことが可能であることを示すものである場合、新規保証契約が可能であるが未だ保証契約が行われていない物品が存在する旨を示す通知情報を、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す通知情報に加えて生成するものであってもよい。
通知生成部170が物品について未だ保証契約が行われていない旨を示す通知情報を生成する場合、通知出力部171は、メールサーバ、表示出力部199、音声出力装置、又は基本ソフト等に、通知生成部170が生成する当該通知情報を出力する。
このように構成することにより、表示制御装置100は、未だ保証契約が行われていない物品について、ユーザに新規保証契約を行うことを促進することができる。結果として、情報処理システム1は、未だ保証契約が行われていない物品について、ユーザに新規保証契約を行うことを促進することができる。
【0109】
閲覧履歴出力部180は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに関する関連情報を当該ユーザが閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を、当該ユーザを示すユーザ情報と、物品を示す物品情報とに対応付けて出力する。
ここで、物品に関する関連情報とは、物品のユーザマニュアル、物品の製造元が運営するウェブサイトに掲載された当該物品に関する情報、又は、同様の物品を使用する他の利用者の物品に関する口コミ情報又は使用評価等のレビュー等を掲載したウェブサイトであって物品の製造元とは異なる事業者が運営するウェブサイトに掲載された当該物品に関する情報等である。
【0110】
ユーザが閲覧した関連情報を示す閲覧情報は、例えば、情報取得部150が備える閲覧取得部161により取得される。具体的には、閲覧取得部161が取得する閲覧情報は、関連情報の名称を示す情報、関連情報が掲載されたウェブページのURL等で掲載場所等を示す情報、又は、当該関連情報が掲載されたウェブページ若しくは記事毎の閲覧時間若しくは累積閲覧時間を示す情報等のである。閲覧履歴出力部180は、ユーザが所有する物品毎に対応する閲覧情報を閲覧履歴情報として、閲覧履歴情報をユーザ情報と物品情報とに対応付けて出力する。具体的には、例えば、閲覧履歴出力部180は、閲覧履歴情報を出力して、閲覧履歴情報をユーザ情報と物品情報とに対応付けて記憶装置30に書き込むことにより、閲覧履歴情報をユーザ情報と物品情報とに対応付けて記憶装置30に記憶させる。
【0111】
ユーザ履歴通知部181は、当該ユーザが所有する複数の物品のうちのある物品について当該ユーザが問合せ窓口に問合せを行う際に、例えば、記憶装置30から当該物品に対応する閲覧履歴情報を読み出すことにより取得して、取得した閲覧履歴情報を問合せ窓口に通知する。
【0112】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、問合せ窓口の担当者に対して、ユーザが物品の関連情報を閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を提供することができる。結果として、問合せ窓口の担当者は、当該担当者がユーザからの物品についての問合せに応答する際に、ユーザ履歴通知部181が通知するユーザ情報と、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報とに基づいて、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報であって、当該ユーザが問合せ窓口に問合せた物品に対応する当該ユーザの閲覧履歴情報を参照しつつ、ユーザからの物品についての問合せに応答することができる。このように問合せ窓口の担当者が、閲覧履歴情報を参照しつつユーザからの物品についての問合せに応答することにより、当該担当者は、当該問合せに対して、的確且つ迅速に応答することができる。結果として、当該担当者は、物品のユーザマニュアル等の物品に関する関連情報を既に見たユーザを苛立たせずに、ユーザからの問合せに対して応答することができ、顧客満足度を向上することができる。
【0113】
また、結果として、情報処理システム1は、問合せ窓口の担当者に対して、ユーザが物品の関連情報を閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を提供することができる。結果として、問合せ窓口の担当者は、当該担当者がユーザからの物品についての問合せに応答する際に、ユーザ履歴通知部181が通知するユーザ情報と、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報とに基づいて、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報であって、当該ユーザが問合せ窓口に問合せた物品に対応する当該ユーザの閲覧履歴情報を参照しつつ、ユーザからの物品についての問合せに応答することができる。このように問合せ窓口の担当者が、閲覧履歴情報を参照しつつユーザからの物品についての問合せに応答することにより、当該担当者は、当該問合せに対して、的確且つ迅速に応答することができる。結果として、当該担当者は、物品のユーザマニュアル等の物品に関する関連情報を既に見たユーザを苛立たせずに、ユーザからの問合せに対して応答することができ、顧客満足度を向上することができる。
【0114】
図7A及び
図7Bを参照して、実施の形態1に係る表示制御装置100の要部のハードウェア構成について説明する。
図7A及び
図7Bは、実施の形態1に係る表示制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0115】
図7Aに示す如く、表示制御装置100は、コンピュータにより構成されており、当該コンピュータはプロセッサ701及びメモリ702を有している。メモリ702には、当該コンピュータを、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示生成部190、表示出力部199、物品特定部120、依頼生成部130、依頼出力部140、情報取得部150、通知生成部170、通知出力部171、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181として機能させるためのプログラムが記憶されている。メモリ702に記憶されているプログラムをプロセッサ701が読み出して実行することにより、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示生成部190、表示出力部199、物品特定部120、依頼生成部130、依頼出力部140、情報取得部150、通知生成部170、通知出力部171、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181の機能が実現される。
【0116】
また、
図7Bに示す如く、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示生成部190、表示出力部199、物品特定部120、依頼生成部130、依頼出力部140、情報取得部150、通知生成部170、通知出力部171、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181の機能が処理回路703により実現されても良い。
【0117】
また、表示制御装置100は、プロセッサ701、メモリ702及び処理回路703により構成されても良い(不図示)。この場合、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示生成部190、表示出力部199、物品特定部120、依頼生成部130、依頼出力部140、情報取得部150、通知生成部170、通知出力部171、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181の機能のうちの一部の機能がプロセッサ701及びメモリ702により実現されて、残余の機能が処理回路703により実現されるものであっても良い。
【0118】
プロセッサ701は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はDSP(Digital Signal Processor)を用いたものである。
【0119】
メモリ702は、例えば、半導体メモリ又は磁気ディスクを用いたものである。より具体的には、メモリ702は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read−Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、SSD、又は、HDDを用いたものである。
【0120】
処理回路703は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、SoC(System−on−a−Chip)、又は、システムLSI(Large−Scale Integration)を用いたものである。
【0121】
図8A、
図8B、及び
図8Cを参照して、実施の形態1に係る表示制御装置100の動作について説明する。
図8A、
図8B、及び
図8Cは、実施の形態1に係る表示制御装置100の処理の一例を示すフローチャートの一部である。
図8A、
図8B、及び
図8Cに示す全てのフローチャートにより、実施の形態1に係る表示制御装置100の一連の処理が示されている。以下、
図8A、
図8B、及び
図8Cを合わせて
図8と称して説明する。
例えば、表示制御装置100は、
図8に示すフローチャートの処理を繰り返して実行する。
【0122】
まず、ステップST801にて、表示生成部190は、ユーザ認証用表示情報を生成する。
次に、ステップST802にて、表示出力部199は、ユーザ認証用表示画像を出力する。
次に、ステップST803にて、操作取得部110は、操作情報として、ユーザ情報とパスワード情報とを取得する。
次に、ユーザ認証依頼部111は、サーバ装置200にユーザ情報とパスワード情報とを送信して、ステップST804にて、ユーザ認証を依頼する。
以下、ユーザ認証依頼部111がサーバ装置200に依頼したユーザ認証が成功したものとして説明する。
【0123】
ステップST804の後、ステップST810にて、情報取得部150が備える物品取得部151は、サーバ装置200にユーザ情報に対応する複数の物品情報を要求する。
ステップST810の後、ステップST811にて、情報取得部150が備える物品取得部151は、ユーザ情報に対応する複数の物品情報を取得する。
ステップST811の後、ステップST812にて、情報取得部150が備える保証状態取得部152は、サーバ装置200に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を要求する。
ステップST812の後、ステップST813にて、情報取得部150が備える保証状態取得部152は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を取得する。
ステップST813の後、ステップST814にて、情報取得部150が備える保証期間取得部153は、サーバ装置200に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を要求する。
ステップST814の後、ステップST815にて、情報取得部150が備える保証期間取得部153は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を取得する。
【0124】
ステップST815の後、ステップST816にて、情報取得部150が備える保証可否取得部154は、サーバ装置200に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を要求する。
ステップST816の後、ステップST817にて、情報取得部150が備える保証可否取得部154は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を取得する。
ステップST817の後、ステップST818にて、情報取得部150が備える保証契約料金取得部155は、サーバ装置200に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証契約料金情報を要求する。
ステップST818の後、ステップST819にて、情報取得部150が備える保証契約料金取得部155は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証契約料金情報を取得する。
ステップST819の後、ステップST820にて、情報取得部150が備える包括契約割引可否取得部157は、サーバ装置200に複数の物品情報のそれぞれに対応する包括契約割引可否情報を要求する。
ステップST820の後、ステップST821にて、情報取得部150が備える包括契約割引可否取得部157は、複数の物品情報のそれぞれに対応する包括契約割引可否情報を取得する。
【0125】
ステップST821の後、ステップST822にて、通知生成部170は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いか否かを判定する。
ステップST822にて、通知生成部170が、ユーザが所有する複数の物品のいずれかについて、保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いと判定した場合、ステップST823にて、通知生成部170は、通知情報を生成する。
ステップST823の後、ステップST824にて、通知出力部171は、通知情報を出力する。
ステップST824の後、表示制御装置100は、後述のステップST830の処理を実行する。
ステップST822にて、通知生成部170が、ユーザが所有する複数の物品のいずれかについて、保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くないと判定した場合、表示制御装置100は、後述のステップST830の処理を実行する。
【0126】
ステップST824の後、又は、ステップST822にて、通知生成部170が、ユーザが所有する複数の物品のいずれかについて、保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くないと判定した場合、ステップST830にて、表示生成部190は、第1表示情報を生成する。
ステップST830の後、ステップST831にて、表示出力部199は、表示出力装置20に第1表示情報を出力する。
【0127】
ステップST831の後、ステップST840にて、表示制御装置100は、操作取得部110が操作情報を取得するまで待機する。具体的には、ステップST840にて、操作取得部110は、操作情報を取得したか否かを判定する。
ステップST840にて、操作取得部110が操作情報を取得していないと判定した場合、表示制御装置100は、操作取得部110が操作情報を取得したと判定するまで、ステップST840の処理を繰り返し実行する。
【0128】
ステップST840にて、操作取得部110が操作情報を取得したと判定した場合、ステップST841にて、操作取得部110は、取得した操作情報が示すユーザ操作が第2表示情報を出力するためのものであるか否かを判定する。
ステップST841にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が第2表示情報を出力するためのものであると判定した場合、ステップST842にて、問合せ窓口取得部159は、サーバ装置200に問合せ窓口情報を要求する。
ステップST842の後、ステップST843にて、問合せ窓口取得部159は、問合せ窓口情報を取得する。
ステップST843の後、ステップST844にて、ユーザマニュアル保存先取得部160は、サーバ装置200にユーザマニュアル保存先情報を要求する。
ステップST844の後、ステップST845にて、ユーザマニュアル保存先取得部160は、ユーザマニュアル保存先情報を取得する。
ステップST845の後、ステップST846にて、表示生成部190は、第2表示情報を生成する。
ステップST846の後、ステップST847にて、表示出力部199は、第2表示情報を出力する。
【0129】
ステップST847の後、ステップST850にて、操作取得部110は、操作情報を取得したか否かを判定する。
ステップST850にて、操作取得部110が操作情報を取得していないと判定した場合、表示制御装置100は、操作取得部110が操作情報を取得したと判定するまで、ステップST850の処理を繰り返し実行する。
【0130】
ステップST850にて、操作取得部110が操作情報を取得したと判定した場合、ステップST851にて、操作取得部110は、取得した操作情報が示すユーザ操作がユーザマニュアルを取得するためのものであるか否かを判定する。
ステップST851にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作がユーザマニュアルを取得するためのものであると判定した場合、ステップST852にて、ユーザマニュアル取得部158は、ユーザマニュアルを取得する。
ステップST852の後、ステップST853にて、閲覧取得部161は、閲覧情報を取得する。
ステップST853の後、ステップST854にて、閲覧履歴出力部180は、閲覧履歴情報を出力する。
ステップST854の後、表示制御装置100は、ステップST850の処理に戻って、ステップST850の処理を実行する。
【0131】
ステップST851にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作がユーザマニュアルを取得するためのものでないと判定した場合、ステップST855にて、操作取得部110は、取得した操作情報が示すユーザ操作が第1表示情報を出力するためのものであるか否かを判定する。
ステップST855にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が第1表示情報を出力するためのものであると判定した場合、表示制御装置100は、ステップST830の処理に戻って、ステップST830以降の処理を実行する。
ステップST855にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が第1表示情報を出力するためのものでないと判定した場合、表示制御装置100は、ステップST850の処理に戻って、ステップST850以降の処理を実行する。
【0132】
ステップST841にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が第2表示情報を出力するためのものでないと判定した場合、ステップST860にて、操作取得部110は、取得した操作情報が示すユーザ操作が物品画像を選択するためのものであるか否かを判定する。
ステップST860にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が物品画像を選択するためのものであると判定した場合、ステップST861にて、物品特定部120は、選択物品を特定する。
ステップST861の後、ステップST862にて、合計金額取得部156は、サーバ装置200に、合計金額情報、又は、合計金額情報及び割引金額情報を要求する。
ステップST862の後、ステップST863にて、合計金額取得部156は、合計金額情報、又は、合計金額情報及び割引金額情報を取得する。
ステップST863の後、表示制御装置100は、ステップST830の処理に戻って、ステップST830以降の処理を実行する。
【0133】
ステップST860にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が物品画像を選択するためのものでないと判定した場合、ステップST870にて、操作取得部110は、取得した操作情報が示すユーザ操作が延長保証契約を行うための処理の実行を依頼するためのものであるか否かを判定する。
ステップST870にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が延長保証契約を行うための処理の実行を依頼するためのものでないと判定した場合、表示制御装置100は、ステップST840の処理に戻って、ステップST840以降の処理を実行する。
ステップST870にて、操作取得部110が、操作情報が示すユーザ操作が延長保証契約を行うための処理の実行を依頼するためのものであると判定した場合、ステップST871にて、依頼生成部130は、依頼情報を生成する。
ステップST871の後、ステップST872にて、依頼出力部140は、依頼情報を出力する。
ステップST872の後、表示制御装置100は、当該フローチャートの処理を終了し、終了後にステップST801の処理に戻って、当該フローチャートの処理を繰り返して実行する。
【0134】
図9を参照して、実施の形態1に係るサーバ装置200の要部の構成について説明する。
図9は、実施の形態1に係るサーバ装置200の要部の構成の一例を示すブロック図である。
サーバ装置200は、ユーザ認証部201、依頼受付部202、依頼処理部203、及び物品検索部204を備える。
サーバ装置200は、上述の構成に加えて、保証状態検索部205、保証期間検索部206、保証可否検索部207、保証契約料金検索部208、合計金額算出部209、包括契約割引可否検索部210、問合せ窓口検索部211、及びユーザマニュアル保存先検索部212を備えるものであってもよい。
【0135】
また、これまでの説明において、表示制御装置100は、通知生成部170及び通知出力部171を備えるものとして説明したが、サーバ装置200は、表示制御装置100が通知生成部170及び通知出力部171を備えるのに替えて、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272を、上述の構成に加えて備えるものであってもよい。
実施の形態1に係るサーバ装置200は、ユーザ認証部201、依頼受付部202、依頼処理部203、物品検索部204、保証状態検索部205、保証期間検索部206、保証可否検索部207、保証契約料金検索部208、合計金額算出部209、包括契約割引可否検索部210、問合せ窓口検索部211、ユーザマニュアル保存先検索部212、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272を備えるものとして説明する。
【0136】
ユーザ認証部201は、表示制御装置100が出力するユーザ情報とパスワード情報とを、ネットワーク40を介して受信して、受信したユーザ情報及び当該パスワード情報を、記憶装置30に予め記憶された認証情報に含まれるユーザ情報及びパスワード情報と比較することにより、ユーザ認証を行う。ユーザ認証部201は、認証結果を示す認証結果情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
【0137】
依頼受付部202は、表示制御装置100が出力する依頼情報を、ネットワーク40を介して受信して、受信した依頼情報が示す1個以上の選択物品に関する予め定められた処理を受け付ける。具体的には、例えば、依頼受付部202が受け付ける物品に関する予め定められた処理は、物品の延長保証契約を行うための処理等である。
【0138】
依頼処理部203は、依頼受付部202が受け付けた処理であって、1個以上の選択物品に関する予め定められた処理を、1個以上の選択物品のそれぞれについて実行する。具体的には、例えば、依頼処理部203は、1個以上の選択物品のそれぞれついての延長保証契約を行うための処理を逐次実行する。依頼処理部203は、依頼情報が示す選択物品が複数である場合、複数の当該選択物品うちの2個以上の選択物品について、一括して延長保証契約を行うための処理を行うことにより、依頼情報が示す複数の選択物品について、延長保証契約を行うための処理を行ってもよい。以下、依頼処理部203は、依頼情報が示す1個以上の選択物品について、延長保証契約を行うための処理を逐次実行するものとして説明する。
【0139】
ところで、延長保証契約のサービスを提供する事業者が選択物品毎に異なる場合がある。例えば、依頼処理部203は、1個以上の選択物品のそれぞれついて延長保証契約のサービスを提供する事業者が選択物品毎に異なる場合、1個以上の選択物品のそれぞれの延長保証契約のサービスを提供する事業者に対して、選択物品の延長保証契約を行う処理を実行する。選択物品の延長保証契約を行う処理の実行とは、例えば、選択物品の延長保証契約の申請手続書を生成して、生成した申請手続書を、延長保証契約のサービスを提供する事業者にネットワーク40等を介して送付する処理である。なお、サーバ装置200を管理する事業者が延長保証契約のサービスを提供する事業者である場合、例えば、選択物品の延長保証契約を行う処理の実行とは、選択物品の延長保証契約の手続きの申請を行う処理である。
【0140】
物品検索部204は、表示制御装置100が出力するユーザ情報と当該ユーザ情報に対応する全ての物品情報の要求を示す情報とを受けて、記憶装置30に予め記憶された物品情報の中から、取得したユーザ情報に対応する物品情報を検索し、該当する物品情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。物品検索部204は、取得した物品情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
【0141】
保証期間検索部206は、表示制御装置100が出力するユーザ情報と当該ユーザ情報に対応する物品情報とに基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証期間情報の中から、当該ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれ対応する保証期間情報を検索し、該当する保証期間情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。保証期間検索部206は、取得した保証期間情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
【0142】
保証状態検索部205は、表示制御装置100が出力するユーザ情報と当該ユーザ情報に対応する物品情報とに基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証状態検情報の中から、当該ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれ対応する保証状態検情報を検索し、該当する保証状態検情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。保証状態検索部205は、取得した保証状態情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
保証状態検索部205は、保証期間検索部206が取得する保証期間情報に基づいて、複数の物品情報のそれぞれ対応する保証期間情報が示す物品の保証期間の期間中であるか否かを判定することにより、保証状態情報を生成して取得してもよい。
【0143】
保証可否検索部207は、表示制御装置100が出力するユーザ情報と当該ユーザ情報に対応する物品情報とに基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証可否情報の中から、当該ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれ対応する保証可否情報を検索し、該当する保証可否情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。保証可否検索部207は、取得した保証可否情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
【0144】
保証契約料金検索部208は、表示制御装置100が出力するユーザ情報と当該ユーザ情報に対応する物品情報とに基づいて、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報の中から、当該ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれ対応する保証契約料金情報を検索し、該当する保証契約料金情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。保証契約料金検索部208は、取得した保証契約料金情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
【0145】
合計金額算出部209は、表示制御装置100が出力するユーザ情報及び1個以上の選択物品情報に基づいて、1個以上の選択物品情報のそれぞれ対応する保証契約料金情報を検索し、該当する保証契約料金情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。合計金額算出部209は、取得した1個以上の保証契約料金情報のそれぞれが示す保証契約料金を合算することにより、1個以上の選択物品情報のそれぞれ対応する選択物品の全てについて延長保証契約を行ったときの合計金額を算出する。合計金額算出部209は、算出した合計金額を示す合計金額情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に出力する。
【0146】
また、合計金額算出部209は、合計金額情報に加えて割引金額情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に出力するものであってもよい。
具体的には、例えば、合計金額算出部209は、表示制御装置100が出力するユーザ情報及び複数の選択物品情報に基づいて、複数の選択物品情報のそれぞれ対応する選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて包括した延長保証契約を行うことにより、延長保証契約に掛かる金額が割引される選択物品について、包括した延長保証契約を行う際の割引される予め定められた割引金額又は割引率を示す割引情報を取得する。合計金額算出部209は、取得した割引情報に基づいて、包括した延長保証契約を行う際の割引金額を算出する。合計金額算出部209は、算出した割引金額、又は、合計金額情報が示す合計金額から当該割引金額を減じた割引後の合計金額である割引後金額を示す割引金額情報を、ネットワーク40を介して合計金額情報に加えて表示制御装置100に出力する。
合計金額算出部209が、割引金額又は割引後金額を算出する方法については上述したため、説明を省略する。
【0147】
また、例えば、合計金額算出部209が、表示制御装置100が出力するパッケージプランを示すプラン情報を取得する場合、合計金額算出部209は、1以上の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額を示す合計金額情報と、当該プラン情報に対応するパッケージプランにおける上限金額を示す情報、又は、当該合計金額から上限金額を減じた金額を示す情報である割引金額情報とを表示制御装置100に出力するものであってもよい。
【0148】
包括契約割引可否検索部210は、表示制御装置100が出力するユーザ情報と当該ユーザ情報に対応する物品情報とに基づいて、記憶装置30に予め記憶された包括契約割引可否情報の中から、当該ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれ対応する包括契約割引可否情報を検索し、該当する包括契約割引可否情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。包括契約割引可否検索部210は、取得した包括契約割引可否情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
包括契約割引可否検索部210は、記憶装置30から取得した包括契約割引可否情報が、包括した延長保証契約を行うことにより物品の延長保証契約に掛かる金額が割引されることを示す情報である場合、当該包括契約割引可否情報を表示制御装置100に送信するのに替えて、合計金額算出部209が取得する割引情報を包括契約割引可否情報として表示制御装置100に送信してもよい。
【0149】
問合せ窓口検索部211は、表示制御装置100が出力するユーザ情報及び物品情報に基づいて、記憶装置30に予め記憶された問合せ窓口情報の中から、当該物品情報に対応する問合せ窓口情報を検索し、該当する問合せ窓口情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。問合せ窓口検索部211は、取得した問合せ窓口情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
【0150】
ユーザマニュアル保存先検索部212は、表示制御装置100が出力するユーザ情報及び物品情報に基づいて、記憶装置30に予め記憶されたユーザマニュアル保存先情報の中から、当該物品情報に対応するユーザマニュアル保存先情報を検索し、該当するユーザマニュアル保存先情報を記憶装置30から読み出すことにより取得する。ユーザマニュアル保存先検索部212は、取得したユーザマニュアル保存先情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に送信する。
【0151】
通知判定部270は、記憶装置30に予め記憶された複数の保証期間情報を取得する。通知判定部270は、取得した複数の保証期間情報のそれぞれが示す物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いか否かを判定する。
通知生成部271は、通知判定部270が物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いと判定した物品について、当該物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す通知情報を生成する。
また、通知生成部271は、保証状態情報が保証されていない状態であることを示す物品について、当該物品に対応する保証可否情報が延長保証契約のうち新規保証契約を行うことが可能であることを示すものである場合、新規保証契約が可能であるが未だ保証契約が行われていない物品が存在する旨を示す通知情報を、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す通知情報に加えて生成するものであってもよい。
通知出力部272は、通知生成部271が生成する通知情報を出力する。
【0152】
例えば、通知生成部271が生成する通知情報は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨、又は、新規保証契約が可能であるが未だ保証契約が行われていない物品が存在する旨を示す電子メールである。通知生成部271が通知情報として、電子メールを生成する場合、通知出力部272は、ユーザが予め指定した電子メールアドレスに通知生成部271が生成した電子メールを、メールサーバを関して送信することにより、通知情報を出力する。
通知生成部271が生成する通知情報は、電子メールに限定されるものではなく、通知出力部272は、電子メールアドレスに通知生成部271が生成した電子メールを送信することにより、通知情報を出力するものに限定されるものではない。
例えば、通知出力部272は、通知生成部271が生成する通知情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100に出力してもよい。例えば、通知出力部272が、ネットワーク40を介して表示制御装置100に通知情報を出力する場合、表示制御装置100は、当該通知情報を受信して、当該通知情報に基づいて、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨、又は、新規保証契約が可能であるが未だ保証契約が行われていない物品が存在する旨を、表示出力装置20又は不図示の音声出力装置に出力してもよい。
【0153】
以上のように構成することにより、表示制御装置100は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、表示制御装置100は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。更に、結果として、表示制御装置100は、ユーザが物品の保証期間の終期が迫った物品の有無についての確認をし忘れてしまうことを抑制したりできたり、ユーザが保証期間内に不具合箇所の修理等の依頼をし忘れてしまうことを抑制したりできる。
また、表示制御装置100は、新規保証契約が可能であるが未だ保証契約が行われていない物品が存在する際に、新規保証契約が可能であることをユーザに通知することができる。結果として、表示制御装置100は、物品が保証されないままの状態のまま、ユーザが当該物品の保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。
【0154】
また、以上のように構成することにより、情報処理システム1は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。更に、結果として、情報処理システム1は、ユーザが物品の保証期間の終期が迫った物品の有無についての確認をし忘れてしまうことを抑制したりできたり、ユーザが保証期間内に不具合箇所の修理等の依頼をし忘れてしまうことを抑制したりできる。
また、情報処理システム1は、新規保証契約が可能であるが未だ保証契約が行われていない物品が存在する際に、新規保証契約が可能であることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1は、物品が保証されないままの状態のまま、ユーザが当該物品の保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。
【0155】
図10A及び
図10Bを参照して、実施の形態1に係るサーバ装置200の要部のハードウェア構成について説明する。
図10A及び
図10Bは、実施の形態1に係るサーバ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0156】
図10Aに示す如く、サーバ装置200は、コンピュータにより構成されており、当該コンピュータはプロセッサ1001及びメモリ1002を有している。メモリ1002には、当該コンピュータを、ユーザ認証部201、依頼受付部202、依頼処理部203、物品検索部204、保証状態検索部205、保証期間検索部206、保証可否検索部207、保証契約料金検索部208、合計金額算出部209、包括契約割引可否検索部210、問合せ窓口検索部211、ユーザマニュアル保存先検索部212、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272として機能させるためのプログラムが記憶されている。メモリ1002に記憶されているプログラムをプロセッサ1001が読み出して実行することにより、ユーザ認証部201、依頼受付部202、依頼処理部203、物品検索部204、保証状態検索部205、保証期間検索部206、保証可否検索部207、保証契約料金検索部208、合計金額算出部209、包括契約割引可否検索部210、問合せ窓口検索部211、ユーザマニュアル保存先検索部212、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272の機能が実現される。
【0157】
また、
図10Bに示す如く、ユーザ認証部201、依頼受付部202、依頼処理部203、物品検索部204、保証状態検索部205、保証期間検索部206、保証可否検索部207、保証契約料金検索部208、合計金額算出部209、包括契約割引可否検索部210、問合せ窓口検索部211、ユーザマニュアル保存先検索部212、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272の機能が処理回路1003により実現されても良い。
【0158】
また、サーバ装置200は、プロセッサ1001、メモリ1002及び処理回路1003により構成されても良い(不図示)。この場合、ユーザ認証部201、依頼受付部202、依頼処理部203、物品検索部204、保証状態検索部205、保証期間検索部206、保証可否検索部207、保証契約料金検索部208、合計金額算出部209、包括契約割引可否検索部210、問合せ窓口検索部211、ユーザマニュアル保存先検索部212、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272の機能のうちの一部の機能がプロセッサ1001及びメモリ1002により実現されて、残余の機能が処理回路1003により実現されるものであっても良い。
【0159】
なお、プロセッサ1001、メモリ1002、及び処理回路1003のそれぞれは、プロセッサ701、メモリ702、及び処理回路703のそれぞれと同様のものでるため、説明を省略する。
【0160】
図11を参照して、実施の形態1に係るサーバ装置200の動作について説明する。
図11は、実施の形態1に係るサーバ装置200の処理の一例を示すフローチャートである。
例えば、サーバ装置200は、当該フローチャートの処理を繰り返して実行する。
【0161】
表示制御装置100が
図8に示すステップST804の処理を行うと、ステップST1101にて、ユーザ認証部201は、ユーザ認証を行い、表示制御装置100にユーザ認証の結果を示す認証結果情報を送信する。
以下、認証結果情報が示す認証結果が、認証成功を示す場合について説明する。また、以下、ユーザ認証に成功したユーザ情報を単にユーザ情報と称して説明する。
【0162】
ステップST1101の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST810の処理を行うと、ステップST1102にて、物品検索部204は、表示制御装置100にユーザ情報に対応する複数の物品情報を送信する。
ステップST1102の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST812の処理を行うと、ステップST1103にて、保証状態検索部205は、表示制御装置100に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を送信する。
ステップST1103の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST814の処理を行うと、ステップST1104にて、保証期間検索部206は、表示制御装置100に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を送信する。
ステップST1104の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST816の処理を行うと、ステップST1105にて、保証可否検索部207は、表示制御装置100に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を送信する。
【0163】
ステップST1105の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST818の処理を行うと、ステップST1106にて、保証契約料金検索部208は、表示制御装置100に複数の物品情報のそれぞれに対応する保証契約料金情報を送信する。
ステップST1106の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST820の処理を行うと、ステップST1107にて、包括契約割引可否検索部210は、表示制御装置100に複数の物品情報のそれぞれに対応する包括契約割引可否情報を送信する。
【0164】
例えば、ステップST1107の後、ステップST1110にて、通知判定部270は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いか否かを判定する。
ステップST1110の後、ステップST1111にて、通知生成部271は、通知判定部270が物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いと判定した物品について、通知情報を生成する。
ステップST1111の後、ステップST1112にて、通知出力部272は、通知情報を出力する。
なお、ステップST1110からステップST1112までの処理は、サーバ装置200において、例えば、バックグランド処理により、予め定められたタイミングで実行されてもよい。
【0165】
例えば、ステップST1112の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST842の処理を行うと、ステップST1120にて、問合せ窓口検索部211は、表示制御装置100に物品情報に対応する問合せ窓口情報を送信する。
【0166】
ステップST1120の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST844の処理を行うと、ステップST1121にて、ユーザマニュアル保存先検索部212は、表示制御装置100に物品情報に対応するユーザマニュアル保存先情報を送信する。
【0167】
例えば、ステップST1121の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST862の処理を行うと、ステップST1130にて、合計金額算出部209は、表示制御装置100に、複数の選択物品についての延長保証契約に対応する合計金額情報、又は、合計金額情報及び割引金額情報を送信する。
【0168】
例えば、ステップST1130の後、表示制御装置100が
図8に示すステップST872の処理を行うと、ステップST1140にて、依頼処理部203は、依頼情報を受信する。
ステップST1140の後、ステップST1141にて、依頼処理部203は、依頼情報に基づいて、複数の選択物品のそれぞれついての延長保証契約を行うための処理を逐次実行する。ステップST1141の後、サーバ装置200は、当該フローチャートの処理を終了し、ステップST1101に戻って、繰り返し当該フローチャートの処理を実行する。
【0169】
以上のように、実施の形態1に係る情報処理システム1は、ユーザ操作に基づく操作情報を取得する操作取得部110と、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像を示す表示情報を生成する表示生成部190と、表示生成部190が生成する表示情報を出力する表示出力部199と、表示生成部190が生成する表示情報が示す表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1個以上の物品画像である1個以上の選択物品画像のそれぞれに対応する物品である選択物品を特定する物品特定部120と、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、物品特定部120が特定する1個以上の選択物品に関する予め定められた処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する依頼生成部130と、依頼生成部130が生成する依頼情報を出力する依頼出力部140と、を備えた。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、予め定められた処理を実行することをユーザが一括して依頼することを可能にする。
【0170】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、特に、依頼生成部130が生成する依頼情報は、ユーザが所有する複数の物品のうち、物品特定部120にて特定された1個以上の選択物品の延長保証契約を依頼するための情報としたものである。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能にする。
【0171】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報を取得する保証状態取得部152を備え、表示生成部190は、保証状態取得部152が取得する保証状態情報に基づいて、ある物品に対応する保証状態情報が、当該物品が保証された状態であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、物品が保証された状態であることを示す保証中画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0172】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する保証期間取得部153を備え、表示生成部190は、保証期間取得部153が取得する保証期間情報に基づいて、保証期間情報が示す物品の保証期間に応じた態様の保証中画像を、物品に対応する物品画像に対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0173】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する保証期間取得部153を備え、表示生成部190は、保証期間取得部153が取得する保証期間情報に基づいて、物品に対応する物品画像に、当該物品に対応する保証期間情報が示す保証期間の少なくとも終期を示す保証期間画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、保証されている状態である物品について、保証期間の終期を、ユーザに把握させることができる。
【0174】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する保証期間取得部153と、保証期間取得部153が取得する保証期間情報に基づいて、ある物品に対応する保証期間情報が示す保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、当該物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す通知情報を生成する通知生成部170と、通知生成部170が生成する通知情報を出力する通知出力部171と、を備えた。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。また、結果として、情報処理システム1は、ユーザが物品の保証期間の終期が迫った物品の有無についての確認をし忘れてしまうことを抑制したりできたり、ユーザが保証期間内に不具合箇所の修理等の依頼をし忘れてしまうことを抑制したりできる。
【0175】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部154を備え、通知生成部170は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、保証可否情報が、保証契約が可能であることを示す場合、当該物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す情報に加えて、当該物品についての延長保証契約が可能である旨を示す情報を含む通知情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、延長保証契約が可能である物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。
【0176】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部154を備え、表示生成部190は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報について延長保証契約が可能であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、延長保証契約が可能であることを示す保証可能画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに容易に把握させることができる。結果として、情報処理システム1は、延長保証契約が可能な物品に対応する物品画像を、ユーザ操作により、ユーザに選択させやすくすることができる。
【0177】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部154を備え、表示生成部190は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能でない物品について、ユーザが誤って、当該物品に対応する物品画像をユーザ操作により選択して、当該物品の延長保証契約を依頼するための依頼情報を出力することを抑制することができる。
【0178】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部154を備え、操作取得部110は、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像を選択するユーザ操作を示す操作情報を取得しないように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能でない物品について、ユーザが誤って、当該物品に対応する物品画像をユーザ操作により選択して、当該物品の延長保証契約を依頼するための依頼情報を出力することを抑制することができる。
また、このように構成することにより、情報処理システム1は、延長保証契約を行うことができない物品についての保証事業者への延長保証契約の申込を抑制することができるため、保証事業者の業務効率、及び顧客の満足度の両方を向上させることができる。
【0179】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部154と、保証可否取得部154が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能であることを示す場合、当該物品の延長保証契約に掛かる金額である保証契約料金を示す保証契約料金情報を取得する保証契約料金取得部155と、を備え、表示生成部190は、保証契約料金取得部155が取得する保証契約料金情報に基づいて、当該保証契約料金情報に対応する物品を示す物品画像に、保証契約料金情報が示す保証契約料金を示す保証契約料金画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させるとともに、物品の延長保証契約に必要な金額をユーザに把握させることができる。
【0180】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、物品特定部120が特定する1個以上の選択物品のそれぞれの保証契約料金の合計金額を示す合計金額情報を取得する合計金額取得部156を備え、表示生成部190は、表示情報が示す表示画像に、合計金額取得部156が取得する合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額をユーザに提示することができる。
【0181】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、合計金額取得部156は、合計金額情報を取得することに加えて、物品特定部120が特定する複数の選択物品のうちの2以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される場合、包括した延長保証契約を行う際の割引金額、又は、包括した延長保証契約を行う際の割引後の合計金額を示す割引金額情報を取得し、表示生成部190は、合計金額画像に加えて、合計金額取得部156が取得する割引金額情報が示す包括した延長保証契約を行う際の割引金額、又は、包括した延長保証契約を行う際の割引後の金額を示す割引金額画像を、合計金額画像に対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額に加えて、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に割引される金額、又は、割引後の合計金額をユーザに提示することができる。
【0182】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、物品特定部120が複数の選択物品を特定する場合、物品特定部120が特定する複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報を取得する包括契約割引可否取得部157と、表示生成部190は、包括契約割引可否取得部157が取得する包括契約割引可否情報に基づいて、当該包括契約割引可否情報に対応する物品を示す物品画像に、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることを示す包括割引対象画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1は、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。
【0183】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成において、表示生成部190は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示情報に加えて、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1つの物品画像に対応する物品に関する詳細情報を示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成し、表示出力部199は、表示生成部190が第2表示情報を生成した際に、第1表示情報に替えて、第2表示情報を出力し、表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、第2表示画像に対応する物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報、当該物品の保証期間を示す保証期間情報、当該物品について延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報、当該延長保証契約に掛かる金額を示す保証契約料金情報、及び、当該物品と、当該物品とは互いに異なる他の物品と組み合わせて包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報のうち少なくとも1つの情報に対応する画像が含まれるように構成した。
【0184】
以上のように構成することにより、情報処理システム1は、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示することができる。結果として、情報処理システム1は、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報をユーザが閲覧させることにより、ユーザが延長保証契約を行うか否かについて、ユーザに決定しやすくすることができる。
【0185】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成において、表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、第2表示画像に対応する物品についての問合せ窓口を示す問合せ窓口情報に対応する問合せ窓口画像が含まれるように構成した。
以上のように構成することにより、情報処理システム1は、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示しつつ、ユーザが物品の不具合等について相談する際に、ユーザが、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口に容易に連絡することを可能にする。
【0186】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成において、表示生成部190が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、第2表示画像に対応する物品についてのユーザマニュアルを取得するためのユーザマニュアル保存先情報に対応するユーザマニュアル保存先画像が含まれるように構成した。
以上のように構成することにより、情報処理システム1は、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示しつつ、ユーザが物品の不具合等について相談する際に、ユーザが、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口に容易に連絡することを可能にする。
以上のように構成することにより、情報処理システム1は、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示しつつ、ユーザが物品のユーザマニュアルを参照して使用方法等を確認する際に、ユーザが、容易にユーザマニュアルを閲覧することを可能にする。
【0187】
また、実施の形態1に係る情報処理システム1は、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに関する関連情報を当該ユーザが閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を、当該ユーザを示すユーザ情報と、物品を示す物品情報とに対応付けて出力する閲覧履歴出力部180と、当該ユーザが所有する複数の物品のうちのある物品について当該ユーザが問合せ窓口に問合せを行う際に、問合せ窓口に当該ユーザを示すユーザ情報を通知するユーザ履歴通知部181と、を備えた。
【0188】
このように構成することにより、情報処理システム1は、問合せ窓口の担当者が、ユーザからの物品についての問合せに応答する際に、当該担当者は、ユーザ履歴通知部181が通知するユーザ情報と、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報とに基づいて、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報であって、当該ユーザが問合せ窓口に問合せた物品に対応する当該ユーザの閲覧履歴情報を参照することを可能とした。
情報処理システム1が、問合せ窓口の担当者に対して、ユーザが物品の関連情報を閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を提供することにより、問合せ窓口の担当者は、当該担当者がユーザからの物品についての問合せに応答する際に、閲覧履歴情報が示す閲覧履歴を参照しつつ、ユーザからの物品についての問合せに応答することができる。このように問合せ窓口の担当者が、閲覧履歴情報を参照しつつユーザからの物品についての問合せに応答することにより、当該担当者は、当該問合せに対して、的確且つ迅速に応答することができる。結果として、当該担当者は、物品のユーザマニュアル等の物品に関する関連情報を既に見たユーザを苛立たせずに、ユーザからの問合せに対して応答することができ、顧客満足度を向上することができる。
【0189】
実施の形態2.
図12から
図20を参照して、実施の形態2に係る情報処理システム1aについて説明する。
図12を参照して、実施の形態2に係る情報処理システム1aの要部の構成について説明する。
図12は、実施の形態2に係る情報処理システム1aの要部の構成の一例を示すブロック図である。
情報処理システム1aは、表示制御装置100a、サーバ装置200a、操作入力装置10、表示出力装置20、記憶装置30、及びネットワーク40を備える。
情報処理システム1aは、実施の形態1に係る情報処理システム1と比較して、実施の形態1に係る情報処理システム1が備える表示制御装置100及びサーバ装置200が表示制御装置100a及びサーバ装置200aに変更されたものである。
図12において、
図1に示すブロックと同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。
【0190】
表示制御装置100aは、実施の形態1に係る表示制御装置100と同様に、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータ、又は、スマートフォン若しくはタブレット端末等の携帯端末等の電子機器の内部に配置されるものである。
サーバ装置200aは、実施の形態1に係るサーバ装置200と同様に、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータ等の電子機器の内部に配置されるものである。
表示制御装置100aとサーバ装置200aとは、ネットワーク40を介して、互いに情報の送受信が可能なものである。
【0191】
実施の形態1では、表示制御装置100が、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像を示す表示情報を生成し、表示制御装置100が生成した表示情報を表示制御装置100が表示出力装置20に出力することにより、表示制御装置100が表示出力装置20に表示画像を表示させるものであった。
これに対して、実施の形態2では、サーバ装置200aが、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像を示す表示情報を生成し、サーバ装置200aは、サーバ装置200aが生成した表示情報を表示制御装置100aに出力するものである。実施の形態2では、表示制御装置100aは、サーバ装置200aが出力した表示情報を取得し、取得した表示情報に対してレンダリング処理を行うことにより表示画像を生成する。表示制御装置100aは、表示制御装置100aが生成した表示画像を示す表示信号を表示出力装置20に出力することにより、表示出力装置20に表示画像を表示させるものである。
【0192】
具体的には、サーバ装置200aが生成する表示情報は、HTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語等により記載された情報である。サーバ装置200aが生成する表示情報は、例えば、マークアップ言語により記載された情報に、SSI(Server Side Include)、PHP:Hypertext Preprocessor、又は、ASP(Active Server Pages)等のスクリプトが埋め込まれたものであってもよく、CGI(Common Gateway Interface)等のサーバ装置200aにおいてプログラムを動作させる仕組みが埋め込まれたものであってもよい。サーバ装置200aが生成する表示情報に、スクリプト、又は、サーバ装置200aにおいてプログラムを動作させる仕組みが埋め込まれることによりに、表示制御装置100aは、ユーザが行う操作に応じてインタラクティブな表示画像を表示出力装置20に表示させることができる。
【0193】
図13を参照して、実施の形態2に係るサーバ装置200aの要部の構成について説明する。
図13は、実施の形態2に係るサーバ装置200aの要部の構成の一例を示すブロック図である。
サーバ装置200aは、表示生成部232、表示出力部233、物品特定部234、依頼生成部235、依頼出力部236、及び情報取得部240を備える。
サーバ装置200aは、上述の構成に加えて、表示要求受付部231、ユーザ認証部201、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272を備えるものであっても良い。
実施の形態2に係るサーバ装置200aは、
図13に示すように、表示生成部232、表示出力部233、物品特定部234、依頼生成部235、依頼出力部236、表示要求受付部231、情報取得部240、ユーザ認証部201、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272を備えるものとして説明する。
図13において、
図9に示すブロックと同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。
【0194】
表示生成部232は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像(以下「第1表示画像」という。)を示す表示情報(以下「第1表示情報」という。)を生成する。
表示出力部233は、表示生成部232が生成する第1表示情報を出力する。具体的には、表示出力部233は、ネットワーク40を介して、第1表示情報を表示制御装置100aに対して出力する。表示制御装置100aは、表示出力部233が出力する第1表示情報を取得して、取得した第1表示情報に対してレンダリング処理を行うことにより第1表示画像を生成する。表示制御装置100aは、生成した第1表示画像を示す表示信号を表示出力装置20に出力することにより、表示出力装置20に第1表示画像を表示させる。
表示生成部232が第1表示情報を生成する際に用いる情報は、記憶装置30に予め記憶されており、当該情報は、例えば、情報取得部240により取得される。
情報取得部240は、記憶装置30に記憶された情報を、ネットワーク40又は専用線を介して取得するものである。
【0195】
図14を参照して、実施の形態2に係るサーバ装置200aが備える情報取得部240の要部の構成について説明する。
図14は、実施の形態2に係るサーバ装置200aが備える情報取得部240の要部の構成の一例を示すブロック図である。
情報取得部240は、物品取得部241を備える。情報取得部240は、物品取得部241に加えて、保証状態取得部242、保証期間取得部243、保証可否取得部244、保証契約料金取得部245、合計金額取得部246、包括契約割引可否取得部247、問合せ窓口取得部249、及びユーザマニュアル保存先取得部250を備えるものであってもよい。
以下、情報取得部240は、物品取得部241、保証状態取得部242、保証期間取得部243、保証可否取得部244、保証契約料金取得部245、合計金額取得部246、包括契約割引可否取得部247、問合せ窓口取得部249、及びユーザマニュアル保存先取得部250を備えるものとして説明する。
【0196】
物品取得部241は、記憶装置30に予め記憶された物品情報のうち、表示制御装置100aが出力するユーザ情報を取得して、取得したユーザ情報に対応する複数の物品情報を取得する。
物品情報については、上述したため説明を省略する。
保証状態取得部242、保証期間取得部243、保証可否取得部244、保証契約料金取得部245、合計金額取得部246、包括契約割引可否取得部247、問合せ窓口取得部249、及びユーザマニュアル保存先取得部250については後述する。
【0197】
物品特定部234は、表示生成部232が生成する第1表示情報が示す第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、ユーザ操作により選択された1個以上の物品画像(選択物品画像)のそれぞれに対応する物品(選択物品)を特定する。
具体的には、例えば、表示制御装置100aは、ユーザが操作入力装置10を操作することにより操作入力装置10から出力される操作情報を取得する。表示制御装置100aは、操作情報が示すユーザ操作が、第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、1個以上の物品画像を選択するものである場合、当該ユーザ操作により選択された選択物品画像に対応する物品情報(選択物品情報)を、ネットワーク40を介してサーバ装置200aに出力する。物品特定部234は、表示制御装置100aが出力する選択物品情報を取得して、取得した選択物品情報に対応する物品を特定する。
【0198】
依頼生成部235は、物品特定部234が特定する1個以上の選択物品に関する予め定められた処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する。
具体的には、例えば、表示制御装置100aは、ユーザが操作入力装置10を操作することにより操作入力装置10から出力される操作情報を取得する。表示制御装置100aは、操作情報が示すユーザ操作が、選択物品画像に対応する物品に関する予め定められた処理の実行を依頼するためのものである場合、処理の実行をサーバ装置200aに依頼するための依頼通知情報を、ネットワーク40を介してサーバ装置200aに出力する。依頼生成部235は、表示制御装置100aが出力する依頼通知情報を取得する。依頼生成部235は、依頼通知情報を取得した際に、物品特定部234が特定する1個以上の選択物品に関する予め定められた処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する。
依頼出力部236は、依頼生成部235が生成する依頼情報を出力する。
【0199】
ここで、物品に関する予め定められた処理とは、例えば、物品の延長保証契約を行うための処理等である。延長保証契約については、上述したため説明を省略する。なお、以下、延長保証契約には、物品の保証契約を延長する契約と、新規保証契約とが含まれるものとして説明する。新規保証契約については、上述したため説明を省略する。
【0200】
物品に関する予め定められた処理は、物品の延長保証契約を行うための処理に限定されるものではない。
例えば、物品に関する予め定められた処理は、物品をオークションサイト、フリーマーケットサイト、又は中古品販売サイトに出品する処理であってもよい。また、物品に関する予め定められた処理は、ユーザが業として新品を販売する販売業者又は卸売業者である場合、物品を販売サイトに出品する処理であっても良い。また、物品に関する予め定められた処理は、物品をリサイクル又は廃棄するための手続きを行う処理であってもよい。また、物品に関する予め定められた処理は、物品が、ユーザが契約する生命保険若しくは損害保険等の保険契約である場合、自然災害等により保険請求が可能となる事態が発生した後に、当該保険契約に基づく保険金を請求する処理であってもよい。
以下、実施の形態2では、物品に関する予め定められた処理は、物品の延長保証契約を行うための処理であるものとして説明する。
【0201】
物品に関する予め定められた処理が、物品の延長保証契約を行うための処理である場合、依頼生成部235は、物品特定部234が特定する1個以上の選択物品の延長保証契約を行うための処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する。より具体的には、例えば、依頼生成部235が生成する依頼情報とは、依頼情報が示す1個以上の選択物品について延長保証契約等のサービスを提供する事業者から当該サービスの提供を受けるために必要な申請書に対応する情報である。
依頼出力部236は、依頼出力部236が出力する依頼情報を取得して、保証契約等のサービスを提供する事業者に対して、取得した依頼情報を送信する。具体的には、例えば、依頼出力部236は、当該事業者が提供する情報処理装置であって、当該サービスの提供を受けるために必要な申請を受け付けるための情報処理装置に、依頼情報を送信する。依頼出力部236が依頼情報を送信する情報処理装置は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータ等により構成されるものであっても、電話機又はファクシミリ等により構成されるものであってもよい。
【0202】
図15を参照して、実施の形態2に係る表示生成部232が生成する第1表示情報が示す第1表示画像について説明する。
図15は、実施の形態2に係る表示生成部232が生成する第1表示情報が示す第1表示画像の一例を示す説明図である。具体的には、
図15は、表示制御装置100aが第1表示情報に対してレンダリング処理を行うことにより生成される第1表示画像と同様のものである。
表示生成部232は、例えば、
図15に示すように、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示画像を生成する。具体的には、表示生成部232は、物品取得部241が取得する複数の物品情報を画像化した物品画像を並べた表示画像を示す表示情報を生成することにより、第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
例えば、ユーザは、
図15に示す複数の物品画像のうちの1個以上の物品画像を予め定められたユーザ操作により選択した後に、
図15に示す「依頼」ボタンを示す画像を予め定められたユーザ操作により選択することにより、ユーザが選択した1個以上の物品画像のそれぞれに対応する物品について、延長保証契約を行うための処理を一括して依頼する。
【0203】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、予め定められた処理を実行することをユーザが一括して依頼することを可能にする。
【0204】
表示要求受付部231は、表示制御装置100aが出力する表示要求情報を取得して、取得した表示要求情報に対応する表示情報を表示生成部232に生成させる。
サーバ装置200aが表示要求受付部231を備える場合、表示生成部232は、第1表示情報に加えて、表示要求受付部231が取得した表示要求情報に対応する表示情報を生成してもよい。
表示要求情報に対応する表示情報とは、ユーザ認証用の表示画像(ユーザ認証用表示画像)を示す表示情報(ユーザ認証用表示情報)、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示情報、及び、ユーザ操作により選択された1つの物品画像に対応する物品に関する詳細情報を示す表示画像(第2表示画像)を示す表示情報(第2表示情報)等である。
表示出力部233は、表示生成部232がユーザ認証用表示情報、第1表示情報、又は第2表示情報等の互いに異なる表示情報を生成する場合、表示出力部233は、表示生成部232が新たに表示情報を生成したときに、当該表示情報を出力する。
【0205】
図16を参照して、実施の形態2に係る表示生成部232が生成するユーザ認証用表示情報が示すユーザ認証用表示画像について説明する。
図16は、実施の形態2に係る表示生成部232が生成するユーザ認証用表示情報が示すユーザ認証用表示画像の一例を示す説明図である。具体的には、
図16は、表示制御装置100aがユーザ認証用表示情報に対してレンダリング処理を行うことにより生成されるユーザ認証用表示画像である。
表示要求受付部231が取得した表示要求情報に対応する表示情報がユーザ認証用表示情報である場合、表示生成部232は、例えば、
図16に示すように、ユーザID等のユーザ情報を入力するための領域と、パスワード情報を入力するための領域とを含めたユーザ認証用表示画像を示すユーザ認証用表示情報を生成する。
【0206】
ユーザ認証部201は、表示制御装置100aが出力するユーザ情報とパスワード情報とを、ネットワーク40を介して受信して、受信したユーザ情報及び当該パスワード情報を、記憶装置30に予め記憶された認証情報に含まれるユーザ情報及びパスワード情報と比較することにより、ユーザ認証を行う。表示生成部232は、ユーザ認証部201が、受信したユーザ情報及び当該パスワード情報と記憶装置30に予め記憶された認証情報に含まれるユーザ情報及びパスワード情報とが一致しなかったと判定した場合、ユーザ認証に失敗した旨の表示画像を示す表示情報を生成して、表示出力部233に生成した表示情報を出力させてもよい。
表示生成部232は、ユーザ認証部201が、受信したユーザ情報及び当該パスワード情報と記憶装置30に予め記憶された認証情報に含まれるユーザ情報及びパスワード情報とが一致したと判定した場合、例えば、第1表示情報を生成して、表示出力部233に生成した表示情報を出力させる。
【0207】
以下、ユーザ認証部201が、受信したユーザ情報及び当該パスワード情報と記憶装置30に予め記憶された認証情報に含まれるユーザ情報及びパスワード情報とが一致したと判定したものとして説明する。
【0208】
保証状態取得部242は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報を取得する。具体的には、例えば、保証状態取得部242は、記憶装置30に予め記憶された保証状態情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を取得する。
保証状態取得部242は、後述する保証期間取得部243が取得する保証期間情報に基づいて、保証期間情報が示す物品の保証期間の期間中であるか否かを判定することにより、物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報を生成して取得するものであってもよい。
【0209】
情報取得部240が保証状態取得部242を備える場合、表示生成部232は、例えば、
図15に示すように、保証状態取得部242が取得する保証状態情報に基づいて、ある物品に対応する保証状態情報が、当該物品が保証された状態であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、物品が保証された状態であることを示す保証中画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。保証中画像については上述したため詳細な説明を省略する。
図15に示す第1表示画像には、保証中画像の一例として、ハート型の図形内に物品が保証されている状態であることを示す「保証中」という文字を含む保証中アイコン画像が、物品画像に対応付けられた位置に配置されている。
図15に示す保証中画像は、あくまで一例であって、保証中画像の形状等は、
図15に示す保証中画像に限定されるものではない。
【0210】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0211】
なお、表示生成部232は、保証状態取得部242が取得する保証状態情報に基づいて、ある物品に対応する保証状態情報が、当該物品が保証されていない状態であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、物品が保証されていない状態であることを示す画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0212】
保証期間取得部243は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する。具体的には、例えば、保証期間取得部243は、記憶装置30に予め記憶された保証期間情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を取得する。
【0213】
また、情報取得部240が保証期間取得部243を備える場合、表示生成部232は、例えば、
図15に示す第1表示画像のように、保証期間取得部243が取得する保証期間情報に基づいて、物品に対応する物品画像に、当該物品に対応する保証期間情報が示す保証期間の少なくとも終期を示す保証期間画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。保証期間画像については上述したため詳細な説明を省略する。
【0214】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させつつ、保証期間の終期を、ユーザに把握させることができる。
なお、表示生成部232は、保証期間取得部243が取得する保証期間情報に基づいて、物品に対応する物品画像に、当該物品に対応する保証期間情報が示す保証期間の終期に加えて始期を示す保証期間画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
また、保証期間取得部243が取得する保証期間情報が、物品の保証契約の保証期間を示す情報に加えて、当該保証契約の契約満了後に保証期間を延長する物品の延長保証契約であって、既に締結された物品の延長保証契約の保証期間を示す情報を含む場合、表示生成部232は、保証期間情報が示す物品の保証期間を示す画像(保証期間画像)に加えて、保証期間情報が示す物品の延長保証契約の保証期間を示す画像を、当該物品に対応する物品画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0215】
また、情報取得部240が保証期間取得部243を備える場合、表示生成部232は、保証期間取得部243が取得する保証期間情報に基づいて、保証期間情報が示す物品の保証期間に応じた態様の保証中画像を、物品に対応する物品画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。表示生成部232は、例えば、保証期間の残存期間の長さに応じて、保証中画像の色を変更することにより、保証期間に応じた態様の保証中画像を、物品に対応する物品画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
保証期間に応じた保証中画像の態様は、保証期間に応じて保証中画像の色を変更したものに限定されるものではなく、例えば、保証期間に応じて保証中画像の形状又は大きさ等を変更したもの等であってもよい。
【0216】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させつつ、保証期間の終期の迫った物品を、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0217】
保証可否取得部244は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する。具体的には、例えば、保証可否取得部244は、記憶装置30に予め記憶された保証可否情報のうち、ユーザ情報に対応する複数の物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を取得する。
【0218】
情報取得部240が保証可否取得部244を備える場合、例えば、
図15に示すように、表示生成部232は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報について延長保証契約が可能であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、延長保証契約が可能であることを示す保証可能画像を対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。保証可能画像については上述したため詳細な説明を省略する。
【0219】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、保証契約が可能な物品を、ユーザに把握させることができる。
なお、
図15に示す保証可能画像は、保証可能文字画像であるが、
図15に示す保証可能画像は、あくまで一例であり、保証可能画像は、保証可能文字画像に限定されるものではない。
例えば、保証可能画像は、保証可能アイコン画像であってもよい。また、例えば、保証可能画像が保証可能アイコン画であり、且つ、保証中画像が保証中アイコン画像である場合、表示生成部232は、保証中アイコン画像に保証可能アイコン画を重畳させた第1表示画像を生成しても良い。
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0220】
また、情報取得部240が保証可否取得部244を備える場合、例えば、表示生成部232は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
具体的には、例えば、表示生成部232は、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像の輝度を、他の物品画像の輝度と比較して、小さい値にした第1表示画像を示す第1表示情報を生成することにより、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
【0221】
表示生成部232が、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成する方法は、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像の輝度を、他の物品画像の輝度と比較して、小さい値にした第1表示画像を示す第1表示情報を生成する方法に限定されるものではない。
例えば、表示生成部232は、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像に対応して並べたチェックボックスを示す画像をグレーアウトした第1表示画像を示す第1表示情報を生成することにより、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0222】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに容易に把握させつつ、保証契約が可能な物品に対応する物品画像を、ユーザ操作により、ユーザに選択させやすくすることができる。
【0223】
また、情報取得部240が保証可否取得部244を備える場合、例えば、表示生成部232は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像を選択するユーザ操作を受け付けない第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
また、情報取得部240が保証可否取得部244を備える場合、表示生成部232は、表示制御装置100aが取得する操作情報と、保証可否取得部244が取得する保証可否情報とに基づいて、操作情報が、延長保証契約が可能でない物品を示す物品画像を選択するユーザ操作を示す操作情報であるとき、「選択された物品の延長保証契約を行うことはできません。」等の通知画像を示す表示情報を生成してもよい。具体的には、例えば、表示生成部232は、通知画像がポップアップ表示されるような表示情報を生成する。
【0224】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、保証契約が可能でない物品について、ユーザが誤って、当該物品に対応する物品画像をユーザ操作により選択して、当該物品の保証契約を依頼するための依頼情報を出力することを抑制することができる。また、以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、延長保証契約を行うことができない物品についての保証事業者への延長保証契約の申込を抑制することができるため、保証事業者の業務効率、及び顧客の満足度の両方を向上させることができる。
【0225】
保証契約料金取得部245は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能であることを示す場合、当該物品の延長保証契約に掛かる金額である保証契約料金を示す保証契約料金情報を取得する。具体的には、例えば、保証契約料金取得部245は、記憶装置30に予め記憶された保証契約料金情報のうち、延長保証契約が可能であることを示す保証可否情報に対応する物品情報に対応する保証契約料金情報を取得する。
【0226】
情報取得部240が保証契約料金取得部245を備える場合、例えば、
図15に示すように、表示生成部232は、保証契約料金取得部245が取得する保証契約料金情報に基づいて、当該保証契約料金情報に対応する物品を示す物品画像に、保証契約料金情報が示す保証契約料金を示す保証契約料金画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成する。
【0227】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、物品の延長保証契約に必要な金額をユーザに把握させることができる。
【0228】
保証契約料金取得部245が取得する保証契約料金情報が示す保証契約料金は、同じ型番の物品であっても、1つの保証契約料金であることに限定されるものではない。
例えば、物品の延長保証契約に掛かる保証契約料金は、同じ型番の物品であっても、当該物品を購入した購入日からの経過日数により変化する場合がある。当該場合については上述したため説明を省略する。
【0229】
ところで、表示生成部232は、例えば、ユーザが
図15に示す「並び替え」ボタンをシングルタップ又はシングルクリック等の予め定められたユーザ操作により選択した場合、すなわち、表示制御装置100aが「並び替え」ボタンを選択するユーザ操作に基づく操作情報を取得した場合、第1表示画像における物品画像の並び順を変更した第1表示情報を生成してもよい。具体的には、例えば、当該場合、表示生成部232は、複数の物品画像のそれぞれに対応する物品に対応付けられた物品情報、保証状態情報、保証期間情報、又は保証可否情報等の情報に基づいて予め定められた並び替え条件に従って、第1表示画像における物品画像の並び順を決定して、決定した並び順に従って物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。結果として、情報処理システム1aは、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。
【0230】
また、例えば、ユーザが
図15に示す「絞り込み」ボタンをシングルタップ又はシングルクリック等の予め定められたユーザ操作により選択した場合、すなわち、表示制御装置100aが「絞り込み」ボタンを選択するユーザ操作に基づく操作情報を取得した場合、表示生成部232は、第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、ユーザが指定する条件に適合する物品画像のみを並べた第1表示情報を生成してもよい。具体的には、例えば、当該場合、表示生成部232は、複数の物品画像のそれぞれに対応する物品に対応付けられた物品情報、保証状態情報、保証期間情報、又は保証可否情報等の情報のうち、ユーザが指定した情報に適合する物品画像を、第1表示画像に含まれる複数の物品画像のうちから抽出する。表示生成部232は、抽出した物品画像のみを並べた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。結果として、情報処理システム1aは、第1表示画像に大量の物品画像が並べられた場合であっても、ユーザに短時間で所望の物品画像を発見させることができる。
【0231】
合計金額取得部246は、ユーザ操作に基づいて選択された1個以上の物品画像のそれぞれに対応する物品情報(以下「選択物品情報」という。)を表示制御装置100aから取得して、取得した1以上の選択物品情報のそれぞれに対応する物品(以下「選択物品」という。)のそれぞれの保証契約料金の合計金額を示す合計金額情報を取得する。具体的には、例えば、合計金額取得部246は、表示制御装置100aから取得した選択物品情報と、保証契約料金取得部245が取得する保証契約料金情報とに基づいて、1個以上の選択物品のそれぞれの保証契約料金を合算することにより合計金額を算出して、合計金額を示す合計金額情報を取得する。
【0232】
情報取得部240が合計金額取得部246を備える場合、表示生成部232は、例えば、
図15に示すように、表示情報が示す表示画像に、合計金額取得部246が取得する合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
具体的には、例えば、表示制御装置100aは、ユーザがユーザ操作により物品画像を選択する毎に選択物品情報をサーバ装置200aに送信して、合計金額取得部246は、選択物品情報を取得する毎に、当該選択物品情報に対応する合計金額情報を取得する。更に、表示生成部232は、合計金額取得部246が合計金額情報を取得する毎に、当該合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
なお、表示制御装置100aは、ユーザ操作により既に選択された物品画像から、ユーザがユーザ操作により物品画像の選択を解除する毎に選択物品情報をサーバ装置200aに送信してもよい。
また、表示生成部232は、合計金額取得部246が合計金額情報を取得する毎に、当該合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する際に、表示生成部232が直前に生成した第1表示情報が示す第1表示画像における合計金額画像が示す合計金額から、合計金額取得部246が取得した合計金額情報が示す合計金額に移り変わる様をアニメーションにより表現する合計金額画像を含めた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
【0233】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、ユーザが延長保証契約を希望する物品に対応する物品画像の選択をユーザに対して可能にしつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額をユーザに提示することができる。
【0234】
また、合計金額取得部246は、複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される場合に、合計金額情報を取得するのに加えて、割引金額情報を取得してもよい。
【0235】
合計金額取得部246が合計金額情報及び割引金額情報を取得する場合、表示生成部232は、合計金額画像に加えて、合計金額取得部246が取得する割引金額情報が示す割引金額又は割引後金額を示す割引金額画像を、合計金額画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成する。
なお、
図15には、一例として、割引後金額を示す割引金額画像を合計金額画像に対応付けた第1表示画像を示している。割引金額情報が示す割引金額又は割引後金額については上述したため説明を省略する。
【0236】
具体的には、例えば、合計金額取得部246は、複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、選択物品のそれぞれに対応する割引情報であって、予め定められた割引金額又は割引率を示す割引情報を取得する。
割引情報が示す割引金額又は割引率については上述したため説明を省略する。
合計金額取得部246は、取得した割引情報に基づいて、包括した延長保証契約を行う際の割引金額を算出して、算出した割引金額又は割引後金額を示す割引金額情報を合計金額情報に加えて取得する。
【0237】
合計金額取得部246は、以下に示す方法により合計金額情報及び割引金額情報を取得するものであってもよい。
【0238】
例えば、まず、ユーザは、
図4に示すような「パッケージ」ボタンであって、
図15には不図示の「パッケージ」ボタンをシングルタップ又はシングルクリック等の予め定められたユーザ操作により選択する。ユーザ操作により「パッケージ」ボタンが選択されると、表示制御装置100aは、当該ユーザ操作に基づく操作情報を取得する。表示制御装置100aが当該ユーザ操作に基づく操作情報をサーバ装置200aに出力する。表示生成部232は、表示制御装置100aが出力した当該操作情報に基づいて、1個以上のパッケージプランのそれぞれを示す
図15には不図示のプラン画像を生成して、生成した1個以上のプラン画像を並べた
図15には不図示のプラン選択メニュー画像を示すプラン選択メニュー情報を生成する。表示出力部233は、表示生成部232が生成するプラン選択メニュー情報を表示制御装置100aに出力する。表示制御装置100aは、表示出力部233が出力したプラン選択メニュー情報を取得する。表示制御装置100aは、取得したプラン選択メニュー情報をレンダリングして、表示出力装置20にプラン選択メニュー情報が示す
図15には不図示のプラン選択メニュー画像を表示させる。
ユーザは、プラン選択メニュー画像に含まれる1個以上のプラン画像のうち、所望のプラン画像を予め定められたユーザ操作により選択することにより、1個以上のパッケージプランのうち、所望のパッケージプランを選択する。パッケージプランについては上述したため説明を省略する。
【0239】
ユーザ操作によりプラン画像が選択されると、表示制御装置100aは、当該ユーザ操作に基づく操作情報を取得して、取得した当該操作情報をサーバ装置200aに出力する。合計金額取得部246は、1以上の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額を示す合計金額情報と、表示制御装置100aが出力した当該操作情報に対応するパッケージプランにおける割引金額情報とを取得する。
【0240】
なお、表示生成部232は、ユーザ操作により選択されたパッケージプランが個数プランである場合、選択物品の個数が予め定められた個数に到達した際に、表示制御装置100aが、これ以上物品を選択するユーザ操作に基づく操作情報を取得しないような第1表示情報を生成しても良い。
また、表示生成部232は、ユーザ操作により選択されたパッケージプランが個数プランである場合、選択物品の個数が予め定められた個数を超えた際に、表示生成部232は、予め定められた個数を超えた個数の物品が選択されていることをユーザに通知するための通知表示情報を生成し、表示出力部233は、表示生成部232が生成した通知表示情報を表示制御装置100aに出力するように構成してもよい。表示出力部233が出力した通知表示情報は、表示制御装置100aによりレンダリングされて、表示制御装置100aが、通知表示情報が示す画像に対応する表示信号を表示出力装置20にすることにより、表示生成部232が生成する通知表示情報が示す画像は、例えば、表示出力装置20にポップアップ表示される。例えば、ユーザ操作により選択物品の個数が減らされて、選択物品の個数が予め定められた個数以下になった際に、表示生成部232は、通知表示情報の生成を停止して、表示出力装置20に当該ポップアップ表示がされないようにする。
【0241】
同様に、表示生成部232は、ユーザ操作により選択されたパッケージプランが金額プランである場合、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額が予め定められた許容金額を超えた際に、合計金額が許容金額を超えていることをユーザに通知するための通知表示情報を生成し、表示出力部233は、表示生成部232が生成した通知表示情報を表示制御装置100aに出力するように構成してもよい。表示出力部233が出力した通知表示情報は、表示制御装置100aによりレンダリングされて、表示制御装置100aが、通知表示情報が示す画像に対応する表示信号を表示出力装置20にすることにより、表示生成部232が生成する通知表示情報が示す画像は、例えば、表示出力装置20にポップアップ表示される。例えば、ユーザ操作により選択物品の個数が減らされて、合計金額が予め定められた許容金額以下になった際に、表示生成部232は、通知表示情報の生成を停止して、表示出力装置20に当該ポップアップ表示がされないようにする。
【0242】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、ユーザが延長保証契約を希望する物品に対応する物品画像の選択をユーザに対して可能にしつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額に加えて、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に割引される金額、又は、割引後の合計金額をユーザに提示することができる。
【0243】
包括契約割引可否取得部247は、物品特定部234が複数の選択物品を特定する場合、物品特定部234が特定する複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報を取得する。具体的には、例えば、包括契約割引可否取得部247は、記憶装置30に予め記憶された包括契約割引可否情報のうち、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品情報に対応する包括契約割引可否情報を取得する。
【0244】
情報取得部240が包括契約割引可否取得部247を備える場合、表示生成部232は、
図15に示すように、包括契約割引可否取得部247が取得する包括契約割引可否情報に基づいて、当該包括契約割引可否情報に対応する物品を示す物品画像に、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることを示す包括割引対象画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成する。包括割引対象画像については上述したため説明を省略する。
なお、
図15に示す包括割引対象画像は、包括割引対象画像であるが、
図15に示す包括割引対象画像は、あくまで一例であり、包括割引対象画像は、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることを示す画像であれば、包括割引対象アイコン画像等であってもよい。
【0245】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。
【0246】
物品が、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品である場合、表示生成部232は、当該物品の延長保証契約に適用される割引金額又は割引率を示す画像を包括割引対象画像として、当該画像を、当該物品を示す物品画像に対応付けた第1表示画像を示す第1表示情報を生成してもよい。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。更に、情報処理システム1aは、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品について包括した延長保証契約を行う場合に、当該物品の延長保証契約に適用される割引金額又は割引率をユーザに把握させることができる。
【0247】
なお、上述したように、割引金額又は割引率は、例えば、選択物品の個数、異なる種別の選択物品の予め定められた組み合わせ、同じ種別の選択物品の個数、又は、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額等に基づいて定められたものである。そのため、第1表示情報が示す第1表示画像に含まれる包括割引対象画像が示す割引金額又は割引率は、当該第1表示情報が出力されているときの選択物品の個数、選択物品の種別、同じ種別の選択物品の個数、又は、複数の選択物品のそれぞれに対応する保証契約料金情報が示す保証料金を合算した合計金額等によって、動的に変化する。
したがって、このように構成することにより、ユーザは、現在の選択物品に対して、追加して選択することにより有利に包括した延長保証契約を行うことができる物品に対応する物品画像を把握することができる。
【0248】
問合せ窓口取得部249及びユーザマニュアル保存先取得部250については後述する。
【0249】
図17を参照して、実施の形態2に係る表示生成部232が生成する第2表示情報が示す第2表示画像について説明する。
図17は、実施の形態2に係る表示生成部232が生成する第2表示情報が示す第2表示画像の一例を示す説明図である。具体的には、
図17は、表示制御装置100aが第2表示情報に対してレンダリングすることにより生成される第2表示画像と同様のものである。
【0250】
表示要求受付部231が取得した表示要求情報に対応する表示情報が第2表示情報である場合、表示生成部232は、ユーザ操作により選択された1つの物品画像に対応する物品に関する詳細情報を示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成する。
具体的には、例えば、表示要求受付部231が取得する表示要求情報には、表示制御装置100aが第2表示情報を要求していることを示す情報と、ユーザ操作により選択された物品画像に対応する物品情報とが含まれている。表示生成部232は、表示要求受付部231が取得する表示要求情報に基づいて、表示要求情報に含まれる物品情報に対応する物品に関する詳細情報を示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成する。
【0251】
更に、第2表示画像は、
図17に示すように、物品が保証された状態であるか否か、物品の保証期間、物品について延長保証契約が可能であるか否か、延長保証契約に掛かる金額、及び、物品と当該物品とは互いに異なる他の物品と組み合わせて包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す画像が配置されたものであってもよい。
なお、
図17に示す第2表示画像は、あくまで一例であり、第2表示画像には、物品が保証された状態であるか否か、物品の保証期間、物品について延長保証契約が可能であるか否か、延長保証契約に掛かる金額、及び、物品と当該物品とは互いに異なる他の物品と組み合わせて包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す画像の全てが配置されたものである必要はなく、当該画像のうちの一部が配置されたものであってもよい。
また、
図17には不図示であるが、第2表示画像は、物品の延長保証契約をする場合に延長保証契約に掛かる金額から割引される金額、割引率、又は、延長保証契約に掛かる割引後の金額等を示す画像が配置されたものであってもよい。
【0252】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示することができる。結果として、情報処理システム1aは、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報をユーザが閲覧させることにより、ユーザが延長保証契約を行うか否かについて、ユーザに決定しやすくすることができる。
なお、表示生成部232が第2表示情報を生成する場合、表示生成部232は、第1表示情報に替えて第2表示情報を生成しても良く、第1表示情報及び第2表示情報の2つの表示情報を生成してもよい。表示生成部232が第1表示情報及び第2表示情報の2つの表示情報を生成する場合、表示制御装置100aは、第1表示情報が示す第1表示画像と第2表示情報が示す第2表示画像とが、表示出力装置20におけるそれぞれ異なる表示領域に同時に表示されるように、第1表示画像に対応する表示信号と第2表示情報に対応する表示信号とを同時に出力するものであってもよい。
【0253】
また、表示生成部232が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、例えば、
図17に示すように、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、例えば、
図17に示すように、第2表示画像に対応する物品についての問合せ窓口を示す問合せ窓口情報に対応する問合せ窓口画像が含まれていてもよい。
ここで、問合せ窓口情報とは、物品の製造元、物品を購入した販売店、又は、物品の保証若しくは延長保証を提供する事業者等が設置したユーザサポート窓口等の問合せ窓口の電話番号又は電子メールアドレス等の連絡先を示す情報である。問合せ窓口情報については上述したため説明を省略する。
ユーザは、ユーザ操作により問合せ窓口画像を選択することで、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口の電話番号又は電子メールアドレス等の連絡先に連絡して、物品の不具合等について相談することができる。
【0254】
問合せ窓口情報は、例えば、情報取得部240が備える問合せ窓口取得部249により取得される。
具体的には、例えば、情報取得部240が備える問合せ窓口取得部249は、記憶装置30に予め記憶された問合せ窓口情報のうち、第2表示画像に対応する物品に対応する問合せ窓口情報を取得する。より具体的には、例えば、問合せ窓口取得部249は、記憶装置30に予め記憶された問合せ窓口情報の中から、表示要求受付部231が取得した表示要求情報に含まれる物品情報に対応する問合せ窓口情報を検索して取得する。
【0255】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが物品の不具合等について相談する際に、ユーザが、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口に容易に連絡することを可能にする。
【0256】
また、表示生成部232が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、例えば、
図17に示すように、第2表示画像に対応する物品についてのユーザマニュアルを取得するためのユーザマニュアル保存先情報に対応するユーザマニュアル保存先画像が含まれていてもよい。
ここで、ユーザマニュアルを取得するためのユーザマニュアル保存先情報とは、ユーザマニュアルの保存先を示すURL等を示す情報である。
【0257】
ユーザは、ユーザ操作によりユーザマニュアル保存先画像を選択することで、ユーザマニュアルをキャッシュ又はダウンロードして、ユーザマニュアルを閲覧することができる。
具体的には、例えば、ユーザマニュアルのキャッシュ又はダウンロードは、表示制御装置100aにより行われる。
【0258】
また、ユーザマニュアル保存先情報は、例えば、情報取得部240が備えるユーザマニュアル保存先取得部250により取得される。
具体的には、例えば、情報取得部240が備えるユーザマニュアル保存先取得部250は、記憶装置30に予め記憶されたユーザマニュアル保存先情報のうち、第2表示画像に対応する物品に対応するユーザマニュアル保存先情報を取得する。より具体的には、例えば、ユーザマニュアル保存先取得部250は、記憶装置30に予め記憶されたユーザマニュアル保存先情報の中から、表示要求受付部231が取得した表示要求情報に含まれる物品情報に対応するユーザマニュアル保存先情報を検索して取得する。
【0259】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが物品のユーザマニュアルを参照して使用方法等を確認する際に、ユーザが、容易にユーザマニュアルを閲覧することを可能にする。
【0260】
通知判定部270、通知生成部271、及び、通知出力部272については、実施の形態1で説明したため、説明を省略する。
【0261】
なお、サーバ装置200aが備える、表示生成部232、表示出力部233、物品特定部234、依頼生成部235、依頼出力部236、表示要求受付部231、情報取得部240、ユーザ認証部201、通知判定部270、通知生成部271、及び通知出力部272の各機能は、
図10A及び
図10Bに一例を示したハードウェア構成におけるプロセッサ1001及びメモリ1002により実現されるものであっても良く、又は処理回路1003により実現されるものであっても良い。
【0263】
まず、ステップST1801にて、表示要求受付部231は、ユーザ認証用表示情報に対応する表示要求情報を取得する。
次に、ステップST1802にて、表示生成部232は、ユーザ認証用表示情報を生成する。
次に、ステップST1803にて、表示出力部233は、ユーザ認証用表示情報を出力する。
次に、ステップST1804にて、ユーザ認証部201は、ユーザ情報及びパスワード情報を取得して、ユーザ認証を行う。
以下、ステップST1804において、ユーザ認証が成功したものとして説明する。
【0264】
まず、ステップST1810にて、情報取得部240が備える物品取得部241は、ユーザ情報に対応する複数の物品情報を取得する。
次に、ステップST1811にて、情報取得部240が備える保証状態取得部242は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証状態情報を取得する。
次に、ステップST1812にて、情報取得部240が備える保証期間取得部243は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証期間情報を取得する。
次に、ステップST1813にて、情報取得部240が備える保証可否取得部244は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証可否情報を取得する。
次に、ステップST1814にて、情報取得部240が備える保証契約料金取得部245は、複数の物品情報のそれぞれに対応する保証契約料金情報を取得する。
次に、ステップST1815にて、情報取得部240が備える包括契約割引可否取得部247は、複数の物品情報のそれぞれに対応する包括契約割引可否情報を取得する。
【0265】
ステップST1820にて、通知判定部270は、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いか否かを判定する。
ステップST1820の後、ステップST1821にて、通知生成部271は、通知判定部270が物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短いと判定した物品について、通知情報を生成する。
ステップST1821の後、ステップST1822にて、通知出力部272は、通知情報を出力する。
なお、ステップST1820からステップST1822までの処理は、例えば、バックグランド処理により、予め定められたタイミングで実行される。
【0266】
ステップST1822又はステップST1815の後、ステップST1830にて、表示生成部232は、第1表示情報を生成する。
ステップST1830の後、ステップST1831にて、表示出力部233は、第1表示情報を出力する。
【0267】
次に、ステップST1840にて、表示要求受付部231は、第2表示情報に対応する表示要求情報を取得したか否かを判定する。
ステップST1840にて、表示要求受付部231が、第2表示情報に対応する表示要求情報を取得したと判定した場合、ステップST1841にて、情報取得部240が備える問合せ窓口取得部249は、問合せ窓口情報を取得する。
ステップST1841の後、ステップST1842にて、情報取得部240が備えるユーザマニュアル保存先取得部250は、ユーザマニュアル保存先情報を取得する。
ステップST1842の後、ステップST1843にて、表示生成部232は、第2表示情報を生成する。
ステップST1843の後、ステップST1844にて、表示出力部233は、表示制御装置100aに第2表示情報を出力する。
【0268】
ステップST1844の後、ステップST1845にて、表示要求受付部231は、第1表示情報に対応する表示要求情報を取得したか否かを判定する。
ステップST1845にて、表示要求受付部231が第1表示情報に対応する表示要求情報を取得していないと判定した場合、サーバ装置200aは、ステップST1845の処理に戻って、表示要求受付部231が第1表示情報に対応する表示要求情報を取得したと判定するまでの間、繰り返してステップST1845の処理を実行する。
ステップST1845にて、表示要求受付部231が第1表示情報に対応する表示要求情報を取得した判定した場合、サーバ装置200aは、ステップST1830の処理に戻って、ステップST1830以降の処理を実行する。
【0269】
ステップST1840にて、表示要求受付部231が、第2表示情報に対応する表示要求情報を取得していないと判定した場合、ステップST1850にて、情報取得部240が備える合計金額取得部246は、選択物品情報を取得したか否かを判定する。
ステップST1850にて、情報取得部240が備える合計金額取得部246が選択物品情報を取得したと判定した場合、ステップST1851にて、合計金額取得部246は、合計金額情報、又は、合計金額情報及び割引金額情報を取得する。
ステップST1851の後、ステップST1852にて、表示生成部232は、第1表示情報を生成する。
ステップST1852の後、ステップST1853にて、表示出力部233は、第1表示情報を出力する。
ステップST1853の後、サーバ装置200aは、ステップST1840の処理に戻って、ステップST1840以降の処理を実行する。
【0270】
ステップST1850にて、情報取得部240が備える合計金額取得部246が選択物品情報を取得していないと判定した場合、ステップST1860にて、依頼生成部235は、依頼通知情報を取得したか否かを判定する。
ステップST1860にて、依頼生成部235が依頼通知情報を取得していないと判定した場合、サーバ装置200aは、ステップST1840の処理に戻って、ステップST1840以降の処理を実行する。
【0271】
ステップST1860にて、依頼生成部235が依頼通知情報を取得したと判定した場合、ステップST1861にて、依頼生成部235は、依頼情報を生成する。
ステップST1861の後、ステップST1862にて、依頼出力部236は、依頼情報を出力する。
ステップST1862の後、サーバ装置200aは、当該フローチャートの処理を終了し、ステップST1801の処理に戻って、繰り返し当該フローチャートの処理を実行する。ステップST1862の後、サーバ装置200aは、ステップST1810の処理に戻って、ステップST1810以降の処理を実行してもよい。
【0272】
図19を参照して、実施の形態2に係る表示制御装置100aの要部の構成について説明する。
図19は、実施の形態2に係る表示制御装置100aの要部の構成の一例を示すブロック図である。
表示制御装置100aは、表示要求部101、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示取得部191、レンダリング部192、表示信号出力部193、選択物品出力部121、及び依頼通知部141を備える。
表示制御装置100aは、上述の構成に加えて、ユーザマニュアル取得部158、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181を備えるものであっても良い。
実施の形態2に係る表示制御装置100aは、
図19に示すように、表示要求部101、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示取得部191、レンダリング部192、表示信号出力部193、選択物品出力部121、依頼通知部141、ユーザマニュアル取得部158、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181を備えるものとして説明する。
図19において、
図2に示すブロックと同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。具体的には、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、ユーザマニュアル取得部158、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181については、実施の形態1で説明したため、説明を省略する。
【0273】
表示要求部101は、要求表示情報を生成して、生成した要求表示情報を、ネットワーク40を介してサーバ装置200aに出力する。要求表示情報とは、例えば、ユーザ認証用表示情報、第1表示情報、又は第2表示情報等の表示情報をサーバ装置200aに要求するための情報である。具体的には、例えば、要求表示情報は、要求する表示情報に対応するURLである。サーバ装置200aは、表示要求部101が出力する要求表示情報を取得し、取得した要求表示情報に基づいて表示情報を生成して、生成した表示情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100aに出力する。
例えば、表示制御装置100aが起動されると、表示要求部101は、ユーザ認証用表示情報に対応する要求表示情報を出力する。サーバ装置200aは、ユーザ認証用表示情報に対応する要求表示情報を取得すると、
図16に一例として示すユーザ認証用表示画像を示すユーザ認証用表示情報を出力する。
【0274】
表示取得部191は、サーバ装置200aが出力する表示情報を取得する。
レンダリング部192は、表示取得部191が取得する表示情報に対してレンダリング処理を行い、表示情報が示す表示画像を生成する。
表示信号出力部193は、レンダリング部192が表示情報に基づいて生成した表示画像を示す表示信号を生成して、生成した表示信号を表示出力装置20に出力する。表示信号出力部193は、表示出力装置20に表示画像を示す表示信号を出力することにより、表示出力装置20に表示画像を表示させる。
【0275】
表示出力装置20に表示された表示画像がユーザ認証用表示画像である場合、ユーザは、ユーザ操作を行うことにより、表示出力装置20に表示されたユーザ認証用表示画像におけるユーザ情報を入力するための領域と、パスワード情報を入力するための領域とに、ユーザ情報とパスワード情報とを入力する。ユーザ認証依頼部111は、ユーザにより入力されたユーザ情報とパスワード情報とをサーバ装置200aに送信して、ユーザ認証をサーバ装置200aに依頼する。
以下、ユーザ認証依頼部111がサーバ装置200aに依頼したユーザ認証が成功したものとして説明する。
【0276】
サーバ装置200aは、ユーザ認証が成功すると、ユーザ認証に成功したユーザ情報に基づいて、
図15に一例として示す第1表示画像を示す第1表示情報を生成し、生成した第1表示情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100aに出力する。
表示取得部191は、サーバ装置200aが出力する第1表示情報を取得し、レンダリング部192は、第1表示情報に対してレンダリング処理を行って第1表示画像を生成し、表示信号出力部193は、第1表示画像を示す表示信号を生成して、生成した表示信号を表示出力装置20に出力することにより、表示出力装置20に第1表示画像を表示させる。
【0277】
選択物品出力部121は、表示生成部232が生成する表示情報が示す表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1個以上の物品画像である1個以上の選択物品画像のそれぞれに対応する選択物品を示す選択物品情報を、ネットワーク40を介してサーバ装置200aに出力する。
サーバ装置200aは、選択物品情報を取得すると、選択物品情報に基づいて第1表示情報を生成し、生成した第1表示情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100aに出力する。
表示取得部191は、サーバ装置200aが出力する第1表示情報を取得し、レンダリング部192は、第1表示情報に対してレンダリング処理を行って第1表示画像を生成し、表示信号出力部193は、第1表示画像を示す表示信号を生成して、生成した表示信号を表示出力装置20に出力することにより、表示出力装置20に第1表示画像を表示させる。
【0278】
依頼通知部141は、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、物品特定部234が特定する1個以上の選択物品に関する予め定められた処理の実行をサーバ装置200aに依頼するための依頼通知情報を生成して、生成した依頼通知情報を、ネットワーク40を介してサーバ装置200aに出力する。
サーバ装置200aは、依頼通知情報を取得すると、選択物品情報に基づいて依頼情報を生成して出力する。また、サーバ装置200aは、依頼情報を出力した後、第1表示情報を生成し、生成した第1表示情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100aに出力する。サーバ装置200aは、依頼情報を出力した後、依頼情報が示す依頼内容を処理した旨の表示画像を示す表示情報を生成してもよい。
【0279】
表示信号出力部193が、第1表示画像を示す表示信号を表示出力装置20に出力した状態において、ユーザが、第1表示画像におけるある物品画像に対応する領域内を、ダブルクリック等の予め定められたユーザ操作により当該物品画像を選択した場合、表示要求部101は、第2表示情報をサーバ装置200aに要求するための要求表示情報を生成して、生成した要求表示情報を、ネットワーク40を介してサーバ装置200aに出力する。
サーバ装置200aは、ユーザ認証用表示情報に対応する要求表示情報を取得すると、
図17に一例として示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成し、生成した第2表示情報を、ネットワーク40を介して表示制御装置100aに出力する。
表示取得部191は、サーバ装置200aが出力する第2表示情報を取得し、レンダリング部192は、第2表示情報に対してレンダリング処理を行って第2表示画像を生成し、表示信号出力部193は、第2表示画像を示す表示信号を生成して、生成した表示信号を表示出力装置20に出力することにより、表示出力装置20に第2表示画像を表示させる。
【0280】
通知生成部271が生成した通知情報を通知出力部272が表示制御装置100aに対してプッシュ通知する場合、例えば、表示制御装置100aは、
図19には不図示の画像生成部等により、通知出力部272がプッシュ通知した通知情報を示す通知画像を生成し、生成した通知画像を示す表示信号を表示信号出力部193が表示出力装置20に出力することにより、表示出力装置20に当該通知画像をポップアップ表示させてもよい。
また、通知生成部271が生成した通知情報を通知出力部272が表示制御装置100aに対してプッシュ通知する場合、例えば、表示制御装置100aは、表示制御装置100aが備える基本ソフトであって、表示制御装置100aが備える各部が動作する基本ソフトが当該通知情報を受けて、当該通知情報が示す物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を、ユーザにプッシュ通知するものであってもよい。
【0281】
なお、表示制御装置100aが備える、表示要求部101、操作取得部110、ユーザ認証依頼部111、表示取得部191、レンダリング部192、表示信号出力部193、選択物品出力部121、依頼通知部141、ユーザマニュアル取得部158、閲覧履歴出力部180、及びユーザ履歴通知部181の各機能は、
図7A及び
図7Bに一例を示したハードウェア構成におけるプロセッサ701及びメモリ702により実現されるものであっても良く、又は処理回路703により実現されるものであっても良い。
【0282】
図20A、
図20B、及び
図20Cを参照して、実施の形態2に係る表示制御装置100aの動作について説明する。
図20A、
図20B、及び
図20Cは、実施の形態2に係る表示制御装置100aの処理の一例を示すフローチャートの一部である。
図20A、
図20B、及び
図20Cに示す全てのフローチャートにより、実施の形態2に係る表示制御装置100aの一連の処理が示されている。以下、
図20B、及び
図20Cを合わせて
図20と称して説明する。
例えば、表示制御装置100aは、
図20に示すフローチャートの処理を繰り返して実行する。
【0283】
まず、ステップST2001にて、表示要求部101は、サーバ装置200aにユーザ認証用表示情報に対応する要求表示情報を出力する。
ステップST2001にて、表示要求部101がサーバ装置200aに当該要求表示情報を出力すると、サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1801からステップST1803までの処理を行う。
ステップST2001の後、ステップST2002にて、表示取得部191は、ユーザ認証用表示情報を取得する。
ステップST2002の後、ステップST2003にて、レンダリング部192は、ユーザ認証用表示画像を生成する。
ステップST2003の後、ステップST2004にて、表示信号出力部193は、ユーザ認証用表示画像を示す表示信号を出力する。
【0284】
ステップST2004の後、ステップST2005にて、操作取得部110は、操作情報としてユーザ情報とパスワード情報とを取得する。
ステップST2005の後、ステップST2006にて、ユーザ認証依頼部111は、サーバ装置200aにユーザ情報とパスワード情報とを送信する。
ステップST2006にて、ユーザ認証依頼部111がサーバ装置200aにユーザ情報とパスワード情報とを送信すると、サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1804の処理を行う。
以下、
図18に示すステップST1804において、ユーザ認証が成功したものとして説明する。
サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1804において、ユーザ認証が成功すると、
図18に示すステップST1810からステップST1815までの処理を行う。
サーバ装置200aは、ステップST1815の処理の後、
図18に示すステップST1820からステップST1822までの処理を行ってもよい。
サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1815又はステップST1822の後、
図18に示すステップST1830からステップST1831までの処理を行う。
【0285】
ステップST2006の後、ステップST2010にて、表示取得部191は、第1表示情報を取得する。
ステップST2010の後、ステップST2011にて、レンダリング部192は、第1表示画像を生成する。
ステップST2011の後、ステップST2012にて、表示信号出力部193は、第1表示画像を示す表示信号を出力する。
【0286】
ステップST2012の後、ステップST2020にて、操作取得部110は、操作情報を取得したか否かを判定する。
ステップST2020にて、操作取得部110が操作情報を取得していないと判定した場合、表示制御装置100aは、ステップST2020の処理に戻って、操作取得部110が操作情報を取得したと判定するまで、ステップST2020の処理を繰り返し実行する。
【0287】
ステップST2020にて、操作取得部110が操作情報を取得したと判定した場合、ステップST2030にて、表示要求部101は、当該操作情報が第2表示情報を要求するためのユーザ操作を示すものであるか否かを判定する。
ステップST2030にて、表示要求部101が、当該操作情報が第2表示情報を要求するためのユーザ操作を示すものであると判定した場合、ステップST2031にて、表示要求部101は、サーバ装置200aに第2表示情報を要求するための表示要求情報を出力する。
ステップST2030にて、表示要求部101がサーバ装置200aに当該要求表示情報を出力すると、サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1840からステップST1844までの処理を行う。
【0288】
ステップST2031の後、ステップST2032にて、表示取得部191は、第2表示情報を取得する。
ステップST2032の後、ステップST2033にて、レンダリング部192は、第2表示画像を生成する。
ステップST2033の後、ステップST2034にて、表示信号出力部193は、第2表示画像を示す表示信号を出力する。
【0289】
ステップST2034の後、ステップST2040にて、操作取得部110は、操作情報を取得したか否かを判定する。
ステップST2040にて、操作取得部110が操作情報を取得していないと判定した場合、表示制御装置100aは、ステップST2040の処理に戻って、操作取得部110が操作情報を取得したと判定するまで、ステップST2040の処理を繰り返し実行する。
【0290】
ステップST2040にて、操作取得部110が操作情報を取得したと判定した場合、ステップST2041にて、ユーザマニュアル取得部158は、当該操作情報がユーザマニュアルを取得するためのユーザ操作を示すものであるか否かを判定する。
ステップST2041にて、ユーザマニュアル取得部158が、当該操作情報がユーザマニュアルを取得するためのユーザ操作を示すものであると判定した場合、ステップST2042にて、表示要求部101は、ユーザマニュアルを取得する。
ステップST2042の後、ステップST2043にて、閲覧取得部161は、閲覧情報を取得する。
ステップST2043の後、ステップST2044にて、閲覧履歴出力部180は、閲覧履歴情報を出力する。
ステップST2044の後、表示制御装置100aは、ステップST2040の処理に戻って、ステップST2040以降の処理を実行する。
【0291】
ステップST2041にて、ユーザマニュアル取得部158が、当該操作情報がユーザマニュアルを取得するためのユーザ操作を示すものでないと判定した場合、ステップST2045にて、表示要求部101は、当該操作情報が第1表示情報を要求するためのユーザ操作を示すものであるか否かを判定する。
ステップST2045にて、表示要求部101が、当該操作情報が第1表示情報を要求するためのユーザ操作を示すものであると判定した場合、ステップST2046にて、表示要求部101は、サーバ装置200aに第1表示情報を要求するための表示要求情報を出力する。
ステップST2046にて、表示要求部101がサーバ装置200aに当該要求表示情報を出力すると、サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1830からステップST1831までの処理を行う。
【0292】
ステップST2046の後、表示制御装置100aは、ステップST2010の処理に戻って、ステップST2010以降の処理を実行する。
ステップST2045にて、表示要求部101が、当該操作情報が第1表示情報を要求するためのユーザ操作を示すものでないと判定した場合、表示制御装置100aは、ステップST2040の処理に戻って、ステップST2040以降の処理を実行する。
【0293】
ステップST2030にて、表示要求部101が、操作取得部110が取得した操作情報が第2表示情報を要求するためのユーザ操作を示すものでないと判定した場合、ステップST2050にて、選択物品出力部121は、当該操作情報が複数の物品画像のうちのいずれかの物品画像を選択するためのユーザ操作を示すものであるか否かを判定する。
ステップST2050にて、選択物品出力部121が、当該操作情報が複数の物品画像のうちのいずれかの物品画像を選択するためのユーザ操作を示すものであると判定した場合、ステップST2051にて、選択物品出力部121は、サーバ装置200aに選択物品情報を出力する。
選択物品出力部121がサーバ装置200aに選択物品情報を出力すると、サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1850からステップST1853までの処理を行う。
ステップST2051の後、表示制御装置100aは、ステップST2010の処理に戻って、ステップST2010以降の処理を実行する。
【0294】
ステップST2050にて、選択物品出力部121が、当該操作情報が複数の物品画像のうちのいずれかの物品画像を選択するためのユーザ操作を示すものでないと判定した場合、ステップST2060にて、依頼通知部141は、当該操作情報が延長保証契約を行う処理の実行をサーバ装置200aに依頼するためのユーザ操作を示すものであるか否かを判定する。
ステップST2060にて、依頼通知部141が、当該操作情報が延長保証契約を行う処理の実行をサーバ装置200aに依頼するためのユーザ操作を示すものでないと判定した場合、表示制御装置100aは、ステップST2020の処理に戻って、ステップST2020以降の処理を実行する。
【0295】
ステップST2060にて、依頼通知部141が、当該操作情報が延長保証契約を行う処理の実行をサーバ装置200aに依頼するためのユーザ操作を示すものであると判定した場合、ステップST2061にて、依頼通知部141は、サーバ装置200aに依頼通知情報を出力する。
依頼通知部141がサーバ装置200aに依頼通知情報を出力すると、サーバ装置200aは、
図18に示すステップST1860からステップST1862までの処理を行う。
ステップST2061の後、表示制御装置100aは、当該フローチャートの処理を終了し、ステップST2001の処理に戻って、繰り返し当該フローチャートの処理を実行する。サーバ装置200aが
図18に示すステップST1862の処理の後にステップST1810の処理に戻って、ステップST1810以降の処理を実行するものである場合、ステップST2061の後、表示制御装置100aは、ステップST2010の処理に戻って、ステップST2010の処理を実行してもよい。
【0296】
以上のように、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、ユーザ操作に基づく操作情報を取得する操作取得部110と、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像を示す表示情報を生成する表示生成部232と、表示生成部232が生成する表示情報を出力する表示出力部233と、表示生成部232が生成する表示情報が示す表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1個以上の物品画像である1個以上の選択物品画像のそれぞれに対応する物品である選択物品を特定する物品特定部234と、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、物品特定部234が特定する1個以上の選択物品に関する予め定められた処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する依頼生成部235と、依頼生成部235が生成する依頼情報を出力する依頼出力部236と、を備えた。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、予め定められた処理を実行することをユーザが一括して依頼することを可能にする。
【0297】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、特に、依頼生成部235が生成する依頼情報は、ユーザが所有する複数の物品のうち、物品特定部234にて特定された1個以上の選択物品の延長保証契約を依頼するための情報としたものである。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能にする。
【0298】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報を取得する保証状態取得部242を備え、表示生成部232は、保証状態取得部242が取得する保証状態情報に基づいて、ある物品に対応する保証状態情報が、当該物品が保証された状態であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、物品が保証された状態であることを示す保証中画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0299】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する保証期間取得部243を備え、表示生成部232は、保証期間取得部243が取得する保証期間情報に基づいて、保証期間情報が示す物品の保証期間に応じた態様の保証中画像を、物品に対応する物品画像に対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、どの物品が保証されている状態であり、どの物品が保証されていない状態であるかを、ユーザに直感的に把握させることができる。
【0300】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する保証期間取得部243を備え、表示生成部232は、保証期間取得部243が取得する保証期間情報に基づいて、物品に対応する物品画像に、当該物品に対応する保証期間情報が示す保証期間の少なくとも終期を示す保証期間画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、保証されている状態である物品について、保証期間の終期を、ユーザに把握させることができる。
【0301】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、物品の保証期間を示す保証期間情報を取得する保証期間取得部243と、保証期間取得部243が取得する保証期間情報に基づいて、ある物品に対応する保証期間情報が示す保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、当該物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す通知情報を生成する通知生成部271と、通知生成部271が生成する通知情報を出力する通知出力部272と、を備えた。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1aは、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。また、結果として、情報処理システム1aは、ユーザが物品の保証期間の終期が迫った物品の有無についての確認をし忘れてしまうことを抑制したりできたり、ユーザが保証期間内に不具合箇所の修理等の依頼をし忘れてしまうことを抑制したりできる。
【0302】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部244を備え、通知生成部271は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、保証可否情報が、延長保証契約が可能であることを示す場合、当該物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった旨を示す情報に加えて、当該物品についての延長保証契約が可能である旨を示す情報を含む通知情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、物品の保証期間の残存期間が予め定められた期間より短くなった際に、延長保証契約が可能である物品の保証期間の終期が迫っていることをユーザに通知することができる。結果として、情報処理システム1aは、ユーザが、物品の保証期間の終期が迫った物品について、延長保証契約をし忘れてしまうことを抑制することができる。
また、このように構成することにより、情報処理システム1aは、延長保証契約を行うことができない物品についての保証事業者への延長保証契約の申込を抑制することができるため、保証事業者の業務効率、及び顧客の満足度の両方を向上させることができる。
【0303】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部244を備え、表示生成部232は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報について延長保証契約が可能であることを示す場合に、当該物品に対応する物品画像に、延長保証契約が可能であることを示す保証可能画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品を、ユーザに容易に把握させることができる。結果として、情報処理システム1aは、延長保証契約が可能な物品に対応する物品画像を、ユーザ操作により、ユーザに選択させやすくすることができる。
【0304】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部244を備え、表示生成部232は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像について、ユーザ操作により選択できない旨を示す表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能でない物品について、ユーザが誤って、当該物品に対応する物品画像をユーザ操作により選択して、当該物品の延長保証契約を依頼するための依頼情報を出力することを抑制することができる。
【0305】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部244を備え、操作取得部110は、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能でないことを示す場合、当該物品を示す物品画像を選択するユーザ操作を示す操作情報を取得しないように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能でない物品について、ユーザが誤って、当該物品に対応する物品画像をユーザ操作により選択して、当該物品の延長保証契約を依頼するための依頼情報を出力することを抑制することができる。
【0306】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれについて、延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報を取得する保証可否取得部244と、保証可否取得部244が取得する保証可否情報に基づいて、ある物品に対応する保証可否情報が、延長保証契約が可能であることを示す場合、当該物品の延長保証契約に掛かる金額である保証契約料金を示す保証契約料金情報を取得する保証契約料金取得部245と、を備え、表示生成部232は、保証契約料金取得部245が取得する保証契約料金情報に基づいて、当該保証契約料金情報に対応する物品を示す物品画像に、保証契約料金情報が示す保証契約料金を示す保証契約料金画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させるとともに、物品の延長保証契約に必要な金額をユーザに把握させることができる。
【0307】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、物品特定部234が特定する1個以上の選択物品のそれぞれの保証契約料金の合計金額を示す合計金額情報を取得する合計金額取得部246を備え、表示生成部232は、表示情報が示す表示画像に、合計金額取得部246が取得する合計金額情報が示す合計金額を示す合計金額画像を含めた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額をユーザに提示することができる。
【0308】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、合計金額取得部246は、合計金額情報を取得することに加えて、物品特定部234が特定する複数の選択物品のうちの2以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される場合、包括した延長保証契約を行う際の割引金額、又は、包括した延長保証契約を行う際の割引後の合計金額を示す割引金額情報を取得し、表示生成部232は、合計金額画像に加えて、合計金額取得部246が取得する割引金額情報が示す包括した延長保証契約を行う際の割引金額、又は、包括した延長保証契約を行う際の割引後の金額を示す割引金額画像を、合計金額画像に対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが1個以上の物品を選択し、選択した1個以上の物品について、延長保証契約の依頼処理をユーザが一括して行うことを可能しつつ、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に必要となる合計金額に加えて、ユーザが延長保証契約を希望する物品の全てを延長保証契約する際に割引される金額、又は、割引後の合計金額をユーザに提示することができる。
【0309】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、物品特定部234が複数の選択物品を特定する場合、物品特定部234が特定する複数の選択物品のうちの2個以上の選択物品の全てについて、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報を取得する包括契約割引可否取得部247と、表示生成部232は、包括契約割引可否取得部247が取得する包括契約割引可否情報に基づいて、当該包括契約割引可否情報に対応する物品を示す物品画像に、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品であることを示す包括割引対象画像を対応付けた表示画像を示す表示情報を生成するように構成した。
このように構成することにより、情報処理システム1aは、ユーザが所有する複数の物品のうち、延長保証契約が可能な物品をユーザに把握させつつ、包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引される対象の物品をユーザに把握させることができる。
【0310】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成において、表示生成部232は、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた第1表示画像を示す第1表示情報に加えて、操作取得部110が取得する操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1つの物品画像に対応する物品に関する詳細情報を示す第2表示画像を示す第2表示情報を生成し、表示出力部233は、表示生成部232が第2表示情報を生成した際に、第1表示情報に替えて、第2表示情報を出力し、表示生成部232が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、第2表示画像に対応する物品が保証された状態であるか否かを示す保証状態情報、当該物品の保証期間を示す保証期間情報、当該物品について延長保証契約が可能であるか否かを示す保証可否情報、当該延長保証契約に掛かる金額を示す保証契約料金情報、及び、当該物品と、当該物品とは互いに異なる他の物品と組み合わせて包括した延長保証契約を行うことにより延長保証契約に掛かる金額が割引されるか否かを示す包括契約割引可否情報のうち少なくとも1つの情報に対応する画像が含まれるように構成した。
【0311】
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示することができる。結果として、情報処理システム1aは、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報をユーザが閲覧させることにより、ユーザが延長保証契約を行うか否かについて、ユーザに決定しやすくすることができる。
【0312】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成において、表示生成部232が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、第2表示画像に対応する物品についての問合せ窓口を示す問合せ窓口情報に対応する問合せ窓口画像が含まれるように構成した。
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示しつつ、ユーザが物品の不具合等について相談する際に、ユーザが、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口に容易に連絡することを可能にする。
【0313】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成において、表示生成部232が生成する第2表示情報が示す第2表示画像には、保証状態情報、保証期間情報、保証可否情報、保証契約料金情報、又は、包括契約割引可否情報に対応する画像に加えて、第2表示画像に対応する物品についてのユーザマニュアルを取得するためのユーザマニュアル保存先情報に対応するユーザマニュアル保存先画像が含まれるように構成した。
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示しつつ、ユーザが物品の不具合等について相談する際に、ユーザが、問合せ窓口情報が示す問合せ窓口に容易に連絡することを可能にする。
以上のように構成することにより、情報処理システム1aは、第1表示画像に配置された複数の物品画像のうち、ユーザが選択した物品画像に対応する物品の詳細情報を、ユーザに提示しつつ、ユーザが物品のユーザマニュアルを参照して使用方法等を確認する際に、ユーザが、容易にユーザマニュアルを閲覧することを可能にする。
【0314】
また、実施の形態2に係る情報処理システム1aは、上述の構成に加えて、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに関する関連情報を当該ユーザが閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を、当該ユーザを示すユーザ情報と、物品を示す物品情報とに対応付けて出力する閲覧履歴出力部180と、当該ユーザが所有する複数の物品のうちのある物品について当該ユーザが問合せ窓口に問合せを行う際に、問合せ窓口に当該ユーザを示すユーザ情報を通知するユーザ履歴通知部181と、を備えた。
【0315】
このように構成することにより、情報処理システム1aは、問合せ窓口の担当者が、ユーザからの物品についての問合せに応答する際に、当該担当者は、ユーザ履歴通知部181が通知するユーザ情報と、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報とに基づいて、閲覧履歴出力部180が出力する閲覧履歴情報であって、当該ユーザが問合せ窓口に問合せた物品に対応する当該ユーザの閲覧履歴情報を参照することを可能とした。
情報処理システム1aが、問合せ窓口の担当者に対して、ユーザが物品の関連情報を閲覧した閲覧履歴を示す閲覧履歴情報を提供することにより、問合せ窓口の担当者は、当該担当者がユーザからの物品についての問合せに応答する際に、閲覧履歴情報が示す閲覧履歴を参照しつつ、ユーザからの物品についての問合せに応答することができる。このように問合せ窓口の担当者が、閲覧履歴情報を参照しつつユーザからの物品についての問合せに応答することにより、当該担当者は、当該問合せに対して、的確且つ迅速に応答することができる。結果として、当該担当者は、物品のユーザマニュアル等の物品に関する関連情報を既に見たユーザを苛立たせずに、ユーザからの問合せに対して応答することができ、顧客満足度を向上することができる。
【0316】
なお、本開示はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
情報処理システム(100)は、ユーザ操作に基づく操作情報を取得する操作取得部(110)と、ユーザが所有する複数の物品のそれぞれに対応する物品画像を並べた表示画像を示す表示情報を生成する表示生成部(190)と、表示情報を出力する表示出力部(199)と、表示情報が示す表示画像に含まれる複数の物品画像のうち、操作情報に基づいて、ユーザ操作により選択された1個以上の物品画像である1個以上の選択物品画像のそれぞれに対応する物品である選択物品を特定する物品特定部(120)と、操作情報に基づいて、1個以上の選択物品に関する予め定められた処理の実行を依頼するための依頼情報を生成する依頼生成部(130)と、依頼情報を出力する依頼出力部(140)と、を備えた。