【0031】
特許請求の範囲のすべてのミーンズ又はステッププラスファンクション要素の対応する構造、材料、動作及び均等物は、具体的に請求された他の請求要素と組合せて機能を実行するための任意の構造、材料、又は動作を含むものとする。本開示の記載は、例示及び説明の目的で提示されているが、網羅的であることを意図するものではなく、或いは開示した形式における開示に限定されるものではない。多くの変更及び変形は、本開示の範囲及び趣旨から逸脱することなく、当業者には明らかであろう。本開示の原理及び実際の応用を最もよく説明し、想定される特定の使用に適するように様々な変更を伴う様々な実施形態の開示を他の当業者が理解できるようにするために、実施形態を選択し説明した。
[実施態様1]
システムであって、
前方表面(112,858,878.1178)、後方表面(114,860,880,1180)、正圧側表面(116)及び負圧側表面(118)を有する第1の流路構成部品(310)であって、第1の流路構成部品(310)の正圧側表面(116)は、シールチャネル(150,350,550,850,1150)の正圧側部分(116)を画成する、第1の流路構成部品(310)と、
前方表面(112,858,878.1178)、後方表面(114,860,880,1180)、正圧側表面(116)及び負圧側表面(118)を有する第2の流路構成部品(320)であって、第2の流路構成部品(320)の負圧側表面(118)は、シールチャネル(150,350,550,850,1150)の負圧側部分(118)を画成する、第2の流路構成部品と、
正圧側部分(116)及び負圧側部分(118)によって形成されたシールチャネル(150)内に保持されるシール(170,200,370,570,870,1170)と
を備えており、
シールチャネル(150,350,550,850,1150)は、取り付け時にシールが挿入される前方開口部(152,352,552,852,1152)を画成する、システム。
[実施態様2]
第1の流路構成部品(310)は、前方表面(112,858,878.1178)から後方表面(114,860,880,1180)までの本体幅と、本体幅に実質的に垂直なシャンク高さとを有し、シールチャネル(150,350,550,850,1150)は、前方開口部(152,352,552,852,1152)から延在し、かつ本体幅に実質的に沿って延在し、かつシャンク高さに実質的に沿って延在する、実施態様1に記載のシステム。
[実施態様3]
シール(170,200,370,570,870,1170)は、第1の流路構成部品(310)と第2の流路構成部品(320)との間に画成された1以上の漏れ経路を実質的に封止するように、前方開口部(152,352,552,852,1152)から、本体幅に実質的に沿い、かつシャンク高さに実質的に沿ったシールチャネル(150,350,550,850,1150)を通って連続的に延在する、実施態様2に記載のシステム。
[実施態様4]
第1の流路構成部品(310)と第2の流路構成部品(320)との間に、隣接する漏れ経路を少なくとも部分的に画成するダンパピン(130)をさらに含み、シール(170,200,370,570,870,1170)は、ダンパピン(130)の隣接する漏れ経路を実質的に封止する、実施態様1に記載のシステム。
[実施態様5]
第1の流路構成部品(310)は、取り付け後にシール(170,200,370,570,870,1170)を所定位置に保持するために前方開口部(152,352,552,852,1152)に隣接する保持機構(300)を画成する、実施態様1に記載のシステム。
[実施態様6]
保持機構(300,500,800,1100)は、リップ(312,322)、スロット及びフックから選択される、実施態様5に記載のシステム。
[実施態様7]
シール(170,200,370,570,870,1170)は、取り付け後にシール(170,200,370,570,870,1170)を所定位置に保持するために、前方開口部(152,352,552,852,1152)に隣接するシール(170,200,370,570,870,1170)の前方部分に保持機構(300,500,800,1100)を画成する、実施態様1に記載のシステム。
[実施態様8]
保持機構(300,500,800,1100)は、タブ(874,1174)及びフックから選択され、保持機構(300,500,800,1100)は、前方開口部(152,352,552,852,1152)に隣接する第1の流路構成部品(310)上に画成された相補的保持機構と互換性がある、実施態様7に記載のシステム。
[実施態様9]
前方表面(112,858,878.1178)、後方表面(114,860,880,1180)、正圧側表面(116)及び負圧側表面(118)を有する第1の流路構成部品(310)を配置するステップであって、第1の流路構成部品(310)の正圧側表面(116)は、シールチャネル(150,350,550,850,1150)の正圧側部分(116)を画成する、ステップと、
前方表面(112,858,878.1178)、後方表面(114,860,880,1180)、正圧側表面(116)及び負圧側表面(118)を有する第2の流路構成部品(320)を配置するステップであって、第2の流路構成部品(320)の負圧側表面(118)は、シールチャネル(150,350,550,850,1150)の負圧側部分(118)を画成する、ステップと、
第1の流路構成部品(310)の前方表面(112,858,878.1178)と第2の流路構成部品(320)の前方表面(112,858,878.1178)との間の、シールチャネル(150,350,550,850,1150)の正圧側部分(116)及び負圧側部分(118)によって形成されるシールチャネル(150,350,550,850,1150)によって画成される前方開口部(152,352,552,852,1152)にシール(170,200,370,570,870,1170)を挿入するステップと
を含む方法。
[実施態様10]
第1の流路構成部品(310)は、前方表面(112,858,878.1178)から後方表面(114,860,880,1180)までの本体幅と、本体幅に実質的に垂直なシャンク高さとを有し、シールチャネル(150,350,550,850,1150)は、前方開口部(152,352,552,852,1152)から延在し、かつ本体幅に実質的に沿って延在し、かつシャンク高さに実質的に沿って延在する、実施態様9に記載の方法。
[実施態様11]
シール(170,200,370,570,870,1170)は、第1の流路構成部品(310)と第2の流路構成部品(320)との間に画成された1以上の漏れ経路を実質的に封止するように、前方開口部(152,352,552,852,1152)から、本体幅に実質的に沿い、かつシャンク高さに実質的に沿ったシールチャネル(150,350,550,850,1150)を通って連続的に延在する、実施態様10に記載の方法。
[実施態様12]
第1の流路構成部品(310)と第2の流路構成部品(320)との間に、隣接する漏れ経路を少なくとも部分的に画成するダンパピン(130)を取り付けるステップをさらに含み、シール(170,200,370,570,870,1170)は、ダンパピン(130)の隣接する漏れ経路を実質的に封止する、実施態様9に記載の方法。
[実施態様13]
第1の流路構成部品(310)は、前方開口部(152,352,552,852,1152)に隣接する保持機構(300,500,800,1100)を画成し、シール(170,200,370,570,870,1170)を所定位置に保持するために保持機構(300,500,800,1100)にシール(170,200,370,570,870,1170)を係合するステップをさらに含む、実施態様9に記載の方法。
[実施態様14]
保持機構(300,500,800,1100)は、リップ、スロット及びフックから選択される、実施態様13に記載の方法。
[実施態様15]
シール(170,200,370,570,870,1170)は、前方開口部(152,352,552,852,1152)に隣接するシール(170,200,370,570,870,1170)の前方部分に保持機構(300,500,800,1100)を画成し、シール(170,200,370,570,870,1170)を所定位置に保持するために保持機構(300,500,800,1100)を第1の流路構成部品(310)に係合するステップをさらに含む、実施態様9に記載の方法。
[実施態様16]
保持機構(300,500,800,1100)は、タブ(874,1174)及びフックから選択され、保持機構(300,500,800,1100)は、前方開口部(152,352,552,852,1152)に隣接する第1の流路構成部品(310)上に画成された相補的保持機構と互換性があり、保持機構(300,500,800,1100)を係合するステップは、シール(170,200,370,570,870,1170)の保持機構(300,500,800,1100)を相補的保持機構に係合するステップを含む、実施態様15に記載の方法。
[実施態様17]
隣接する流路構成部品(310)の間に画成されたシールチャネル(150,350,550,850,1150)に適合する可撓性部材
を備えるシールであって、可撓性部材が、
隣接する流路構成部品の前方表面(112,858,878.1178)から隣接する流路構成部品の後方表面(114,860,880,1180)まで実質的に延在する軸方向部分と、
隣接する流路構成部品の後方表面(114,860,880,1180)に近接する隣接する流路構成部品の高さに実質的に沿って延在し、かつ軸方向部分に連続する半径方向部分と、
軸方向部分に連続し、かつ隣接する流路構成部品の前方表面(112,858,878.1178)によって画成されるシールチャネル(150,350,550,850,1150)の前方開口部(152,352,552,852,1152)に隣接する前方端部(134)と
を備える、シール(170,200,370,570,870,1170)。
[実施態様18]
シール(170,200,370,570,870,1170)は、隣接する翼形部シャンク(110)の間に画成された1以上の漏れ経路を実質的に封止する、実施態様17に記載のシール(170,200,370,570,870,1170)。
[実施態様19]
前方端部(134)は、隣接する流路構成部品と係合し、シール(170,200,370,570,870,1170)を所定位置に保持するための保持機構(300,500,800,1100)を含む、実施態様17に記載のシール(170,200,370,570,870,1170)。
[実施態様20]
保持機構(300,500,800,1100)は、タブ(874,1174)及びフックから選択され、保持機構(300,500,800,1100)は、隣接する流路構成部品上に画成された相補的保持機構と互換性がある、実施態様19に記載のシール(170,200,370,570,870,1170)。