技術分野
偏光膜と透明保護フィルムを含む光学フィルム積層体、その光学フィルム積層体を用いた光学的表示装置、及び透明保護フィルム
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、製品化を進めるにつれ、薄型の偏光膜に起因する新たな問題が明らかとなった。即ち、薄型の偏光膜では、確かに、隣接する表示パネル等の部材に偏光膜が問題を生じさせることは少ないが、逆に、偏光膜の寸法変化によって生じる応力がそのまま薄い偏光膜にかかり、この結果、偏光膜それ自体にクラックを生じさせてしまうといった新たな問題が生じることが明らかとなった。また、機能フィルムの薄型化が進むにつれ、従来のように偏光膜の両面ではなく、片面だけを透明保護フィルムによって保護する層構成が提案されているが、この片面保護の構成を薄型の偏光膜に適用した場合には、偏光膜への影響が大きくなり、の問題が更に大きくなってしまう。偏光膜に生じたクラックは、たとえ微小であっても、液晶表示装置に表示ムラを発生させる原因となることから、表示ムラの発生を低減させるために、光学フィルム積層体に使用される部材の材料を注意深く選択する、といった設計上の配慮が必要になってくる。
本発明は、このような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、偏光膜それ自体には変更を加えず、代わりに、偏光膜の寸法変化を考慮して透明保護フィルムを適当に選択することにより、偏光膜と透明保護フィルムとの界面に生じ得る偏光膜の寸法変化に起因する応力を軽減させることができる光学フィルム積層体、その光学フィルム積層体を用いた光学的表示装置、及び透明保護フィルムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
(1) 本発明者らは、課題に鑑み鋭意検討した結果、二色性物質を配向させたポリビニルアルコール系樹脂から成る厚みが10μm以下の偏光膜と、前記偏光膜の片面に接着層を介して配置された熱可塑性樹脂から成る透明保護フィルムとを含む光学フィルム積層体であって、前記透明保護フィルムは、厚みが40μm以下であり、100mm×100mmの試験片を85℃の環境下に48時間放置した後の、前記偏光膜の吸収軸に直・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、偏光膜の寸法変化を考慮して透明保護フィルムを適当に選択することにより、偏光膜と透明保護フィルムとの界面に生じ得る偏光膜の寸法変化に起因する応力を軽減させることができる光学フィルム積層体、その光学フィルム積層体を用いた光学的表示装置、及び透明保護フィルムが提供される。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 偏光膜の作製方法の一例を示す図である。
【図2】 透明保護フィルムのTD延伸倍率と寸法変化率との関係を示す図である。
【図3】 透明保護フィルムのTD延伸温度と寸法変化率との関係を示す図である。
【図4】 本発明の光学フィルム積層体のクラック評価用の切出し形状を示す図である。
【図5a】 本発明の光学フィルム積層体を用いた種々の実施形態による光学的表示装置を示す断面図である。
【図5b】 本発明の光学フィルム積層体を用いた種々の実施形態による光学的表示装置を示す断面図である。
【図5c】 本発明の光学フィルム積層体を用いた種々の実施形態による光学的表示装置を示す断面図である。
【図5d】 本発明の光学フィルム積層体を用いた種々の実施形態による光学的表示装置を示す断面図である。
【図5e】 本発明の光学フィルム積層体を用いた種々の実施形態による光学的表示装置を示す断面図である。
【図5f】 本発明の光学フィルム積層体を用いた種々の実施形態による光学的表示装置を示す断面図である。
【図6a】 本発明の他の実施形態による光学的表示装置の例を示す断面図である。
【図6b】 本発明の他の実施形態による光学的表示装置の例を示す断面図である。
【図6c】 本発明の他の実施形態による光学的表示装置の例を示す断面図である。
【図6d】 本発明の他の実施形態による光学的表示装置の例を示す断面図である。
【図6e】 本発明の他の実施形態による光学的表示装置の例を示す断面図である。
3 偏光膜
4 保護フィルム
13 光フィルム積層体
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