【文献】
ZTE Corporation, ZTE Microelectronics,Consideration on the Measurement for the NR[online], 3GPP TSG-RAN WG2#95 R2-165119,2016年08月26日
【文献】
RLM and RLF in HF NR[online], 3GPP TSG-RAN WG2#95 R2-164899,2016年08月26日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ターゲットビーム参照信号の測定結果が第3の事前設定閾値未満である場合、RLMを行うために前記ターゲットビーム参照信号以外の前記ビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号が位置するビームを、前記端末によって、選択するステップと、
前記ターゲットビーム参照信号と前記ターゲットビーム参照信号以外の前記ビーム参照信号とがどちらも前記RLF条件を満足させると前記端末が判断した場合、前記端末が、前記無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガするステップ、または
前記ビーム参照信号アクティブセット内のすべてのビーム参照信号に対して、前記端末によって、RLMを行うステップと、
前記アクティブセット内のすべてのビームが前記RLF条件を満足させると前記端末が判断した場合、前記端末によって、前記無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガするステップと
をさらに含む、請求項7または8に記載の無線リソース測定方法。
命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータが請求項1から9のいずれか一項に記載の方法を行うことが可能になる、コンピュータ可読記憶媒体。
基地局と端末を具備する通信システムであって、前記端末が請求項1から9のいずれか一項に記載の方法を実装するように構成され、前記基地局が前記端末から前記測定結果を受信するよう構成される、通信システム。
【発明の概要】
【0005】
通信品質を向上させるために、本出願は、無線リソース測定方法、無線リソース選択方法、および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の実施形態で提供される一態様によれば、無線リソース選択方法が提供される。本方法は、端末が、ビームの測定結果を取得するステップと、端末が、ネットワーク機器に第1の指示情報を送信するステップであって、第1の指示情報がビームを非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用され、ビームの測定結果が第1の品質条件を満足させる、ステップと、を含む。
【0007】
1つの可能な設計態様では、端末が、ネットワーク機器に第1の指示情報を送信するステップは、端末が、ビームを使用してネットワーク機器に第1の指示情報を送信するステップ、を含む。
【0008】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、ビームの識別子情報、またはビームの品質情報、を含む。
【0009】
1つの可能な設計態様では、端末が、ネットワーク機器に第1の指示情報を送信するステップは、端末が、該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器に第1の指示情報を送信するステップ、を含む。
【0010】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0011】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0012】
1つの可能な設計態様では、本方法は、端末が、ビームの監視を停止するステップ、をさらに含む。
【0013】
1つの可能な設計態様では、本方法は、端末が、ネットワーク機器から第1の指示情報のフィードバック情報を受信するステップ、をさらに含む。
【0014】
本出願で提供される別の実施態様では、無線リソース選択方法がさらに提供される。本方法は、端末が、ビームの測定結果を取得するステップと、端末が、ネットワーク機器に第2の指示情報を送信するステップであって、第2の指示情報がビームをアクティブ化または追加するよう指図するのに使用され、ビームの測定結果が第2の品質条件を満足させる、ステップと、を含む。
【0015】
1つの可能な設計態様では、端末が、ネットワーク機器に第2の指示情報を送信するステップは、端末が、該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器に第2の指示情報を送信するステップ、を含む。
【0016】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0017】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、アクティブ化指示情報もしくは追加指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0018】
1つの可能な設計態様では、本方法は、端末が、ビームを監視するステップ、をさらに含む。
【0019】
1つの可能な設計態様では、本方法は、端末が、ネットワーク機器から第2の指示情報のフィードバック情報を受信するステップ、をさらに含む。
【0020】
本出願で提供される別の実施態様では、端末がさらに提供される。本端末は、ビームの測定結果を取得するように構成されるプロセッサと、ネットワーク機器に第1の指示情報を送信ように構成される送信機であって、第1の指示情報がビームを非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用され、ビームの測定結果が第1の品質条件を満足させる、送信機と、を含む。
【0021】
1つの可能な設計態様では、送信機は、ビームを使用してネットワーク機器に第1の指示情報を送信するようにさらに構成される。
【0022】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、ビームの識別子情報、またはビームの品質情報、を含む。
【0023】
1つの可能な設計態様では、送信機は、該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器に第1の指示情報を送信するようにさらに構成される。
【0024】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0025】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0026】
1つの可能な設計態様では、プロセッサは、ビームの監視を停止するようにさらに構成される。
【0027】
1つの可能な設計態様では、端末は、受信機をさらに含み、受信機は、ネットワーク機器から第1の指示情報のフィードバック情報を受信するように構成される。
【0028】
本出願で提供される別の実施態様では、端末がさらに提供される。本端末は、ビームの測定結果を取得するように構成されるプロセッサと、ネットワーク機器に第2の指示情報を送信するように構成される送信機であって、第2の指示情報がビームをアクティブ化または追加するよう指図するのに使用され、ビームの測定結果が第2の品質条件を満足させる、送信機と、を含む。
【0029】
1つの可能な設計態様では、送信機は、該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器に第2の指示情報を送信するようにさらに構成される。
【0030】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0031】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、アクティブ化指示情報もしくは追加指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0032】
1つの可能な設計態様では、プロセッサは、ビームを監視するようにさらに構成される。
【0033】
1つの可能な設計態様では、端末は、受信機をさらに含み、受信機は、ネットワーク機器から第2の指示情報のフィードバック情報を受信するようにさらに構成される。
【0034】
本出願で提供される別の実施態様では、無線リソース選択方法がさらに提供される。本方法は、ネットワーク機器が、端末によって送信された第1の指示情報を受信するステップであって、第1の指示情報がビームを非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用される、ステップと、ネットワーク機器が、ビームを非アクティブ化または削除するステップと、を含む。
【0035】
1つの可能な設計態様では、ネットワーク機器が、端末によって送信された第1の指示情報を受信するステップは、ビームを使用してネットワーク機器が、端末によって送信された第1の指示情報を受信するステップ、を含む。
【0036】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、またはビームの識別子情報、またはビームの品質情報、を含む。
【0037】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、ビームの識別子情報をさらに含む。
【0038】
1つの可能な設計態様では、ネットワーク機器が、端末によって送信された第1の指示情報を受信するステップは、該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器が、端末によって送信された第1の指示情報を受信するステップ、を含む。
【0039】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0040】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0041】
1つの可能な設計態様では、本方法は、ネットワーク機器が、端末に第1の指示情報のフィードバック情報を送信するステップ、をさらに含む。
【0042】
本出願で提供される別の実施態様では、無線リソース選択方法がさらに提供される。本方法は、ネットワーク機器が、端末によって送信された第2の指示情報を受信するステップであって、第2の指示情報がビームをアクティブ化または追加するよう指図するのに使用される、ステップと、ネットワーク機器が、ビームをアクティブ化または追加するステップと、を含む。
【0043】
1つの可能な設計態様では、ネットワーク機器が、端末によって送信された第2の指示情報を受信するステップは、該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器が、端末によって送信された第2の指示情報を受信するステップ、を含む。
【0044】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0045】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、アクティブ化指示情報もしくは追加指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0046】
1つの可能な設計態様では、本方法は、ネットワーク機器が、端末に第2の指示情報のフィードバック情報を送信するステップ、をさらに含む。
【0047】
本出願で提供される別の実施態様では、ネットワーク機器がさらに提供される。本ネットワーク機器は、端末によって送信された第1の指示情報を受信ように構成される通信インターフェースであって、第1の指示情報がビームを非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用される、通信インターフェースと、ビームを非アクティブ化または削除するように構成されるプロセッサと、を含む。
【0048】
1つの可能な設計態様では、通信インターフェースは、端末によって送信された第1の指示情報を、ビームを使用して受信するようにさらに構成される。
【0049】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、またはビームの識別子情報、またはビームの品質情報、を含む。
【0050】
1つの可能な設計態様では、通信インターフェースは、端末によって送信された第1の指示情報を、該ビーム以外のビームを使用して受信するようにさらに構成される。
【0051】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0052】
1つの可能な設計態様では、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0053】
1つの可能な設計態様では、通信インターフェースは、端末に第1の指示情報のフィードバック情報を送信するようにさらに構成される。
【0054】
本出願で提供される別の実施態様では、ネットワーク機器がさらに提供される。本ネットワーク機器は、端末によって送信された第2の指示情報を受信するように構成される通信インターフェースであって、第2の指示情報がビームをアクティブ化または追加するよう指図するのに使用される、通信インターフェースと、ビームをアクティブ化または追加するように構成されるプロセッサと、を含む。
【0055】
1つの可能な設計態様では、通信インターフェースは、端末によって送信された第2の指示情報を、該ビーム以外のビームを使用して受信するようにさらに構成される。
【0056】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0057】
1つの可能な設計態様では、第2の指示情報は、アクティブ化指示情報もしくは追加指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含む。
【0058】
1つの可能な設計態様では、通信インターフェースは、端末に第2の指示情報のフィードバック情報を送信するようにさらに構成される。
【0059】
本出願の実施形態におけるビームとは、高周波数信号を使用して通信を行うための空間リソースであり、本出願の実施形態におけるビームを別の空間リソースで単に置き換えることによって別の空間リソースに適用可能な解決策が得られることに留意されたい。例えば、ポートまたはポートセットもまた空間リソースである。
【0060】
本出願の実施形態で提供される無線リソース選択方法によれば、端末は、通信品質要件を満たさないビームを報告し、ネットワーク機器は、通信品質要件を満たさないビームを非アクティブ化または削除することができ、そのため端末は比較的良好な品質を有するビームを使用してネットワーク側と通信することができ、それによって通信効率が向上する。他方、端末は、通信品質要件を満たすビームを報告し、ネットワーク機器は、通信品質要件を満たすビームをアクティブ化または追加することができ、そのため端末は比較的良好な品質を有するビームを使用してネットワーク側と通信することができ、それによって通信効率が向上する。
【0061】
本出願の実施形態の別の態様によれば、無線リソース測定方法が提供される。本方法は、端末が、第1の測定構成情報を取得するステップと、端末が、1台または複数の基地局によって送信されたビーム参照信号を取得するステップと、端末が、ビーム参照信号の測定値を取得するために、第1の測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定するステップと、端末が、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップであって、測定結果がセル測定結果および/またはビーム測定結果を含む、ステップと、を含む。
【0062】
端末は、基地局によってビームの形で送信されたビーム参照信号を測定し、これに対してフィルタリングを行い、それによって端末および基地局のシグナリングオーバーヘッドが大幅に低減され、端末のハンドオーバ失敗率が比較的高いことによって引き起こされるユーザ通信中断の問題が回避され、端末と基地局との間の通信遅延がさらに低減される。
【0063】
任意選択で、ビーム参照信号は端末によって取得される同じセル内のビーム参照信号であり、またはビーム参照信号は端末によって取得される異なるセル内のビーム参照信号であり、端末が、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップは、端末が、事前設定時間範囲内に測定された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するステップと、端末が、測定結果を取得するために、事前設定された方法で複数のビーム参照信号の測定値を処理するステップと、を含む。
【0064】
端末は、同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得してもよく、または端末は、同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得してもよい。事前設定期間内の複数の瞬間に、端末は、同じセル内のビーム参照信号を取得してもよく、または異なるセルで送信されたビーム参照信号を取得してもよく、端末は、測定値をそれぞれ取得するために、取得したビーム参照信号を測定し、次いで、測定結果を取得するために、測定値に対してフィルタリングを行う。
【0065】
任意選択で、端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、端末が、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップは、端末が、第1の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するステップと、第1の事前設定された方法で端末が、複数のビーム参照信号の第1の測定結果を取得するために、第1の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を処理し、第1の測定結果をセル測定結果として使用するステップと、を含む。
【0066】
任意選択で、端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、端末が、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップは、端末が、第2の事前設定時間範囲内の複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するステップと、第2の事前設定された方法で端末が、複数の異なるビーム参照信号の第2の測定結果を取得するために、第2の事前設定時間範囲内の複数の異なるビーム参照信号内のビーム参照信号の各カテゴリに対応する測定値を処理し、第2の測定結果をビーム測定結果として使用するステップと、を含む。
【0067】
任意選択で、端末が同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、端末が、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップは、端末が、同じ瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するステップと、端末が、同じ瞬間の複数のビーム参照信号の平均測定値を取得するために、同じ瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を平均するステップと、端末が、第3の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する平均測定値を取得するステップと、第3の事前設定された方法で端末が、第3の測定結果を取得するために、第3の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する平均測定値を処理し、第3の測定結果をセル測定結果として使用するステップと、を含む。
【0068】
任意選択で、端末が同じ瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、端末が、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップは、端末が、複数の異なるビーム参照信号の各々の測定値を取得するステップと、端末が、同じ瞬間の複数の異なるビーム参照信号の最大測定値を取得するステップと、端末が、第4の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する最大測定値を取得するステップと、第4の事前設定された方法で端末が、第4の測定結果を取得するために、第4の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第4の測定結果をセル測定結果として使用するステップ、または第5の事前設定された方法で端末が、第5の測定結果を取得するために、第4の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第5の測定結果をビーム測定結果として使用するステップと、を含む。
【0069】
任意選択で、端末が同じ瞬間に1つまたは複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、端末が、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップは、端末が、第5の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するステップと、端末が、同じ瞬間の複数のビーム参照信号の平均測定値を取得するために、同じ瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を平均するステップと、第6の事前設定された方法で端末が、第6の測定結果を取得するために、第5の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する平均測定値を処理し、第6の測定結果をセル測定結果として使用するステップと、を含む。
【0070】
任意選択で、端末が同じ瞬間に1つまたは複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を受信する場合、端末が、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うステップは、端末が、第6の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するステップと、端末が、同じ瞬間の複数の異なるビーム参照信号の最大測定値を取得するステップと、第7の事前設定された方法で端末が、第7の測定結果を取得するために、第6の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第7の測定結果をセル測定結果として使用するステップ、または第8の事前設定された方法で端末が、第8の測定結果を取得するために、第6の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第8の測定結果をビーム測定結果として使用するステップと、を含む。
【0071】
任意選択で、端末は、同じセルまたは異なるセルにおいて複数のビーム参照信号の測定結果を取得し、セル測定結果は、サービングセル測定結果および/または近隣セル測定結果を含む。
【0072】
任意選択で、本方法は、端末が、第2の測定構成情報を取得するステップと、端末が、第2の測定構成情報に基づいてビーム参照信号のビーム参照信号測定セットを決定するステップと、端末が、ビーム参照信号アクティブセットを決定するために、ビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定するステップと、をさらに含む。
【0073】
任意選択で、第2の測定構成情報は第1の事前設定閾値を含み、端末が、ビーム参照信号アクティブセットを決定するために、ビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定するステップは、端末が、第1の事前設定期間内に測定結果を取得するために、第1の事前設定期間内にビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定するステップと、端末が、第1の事前設定期間内のその測定結果が第1の事前設定閾値より大きいビーム参照信号をビーム参照信号アクティブセットとして使用するステップと、を含む。
【0074】
任意選択で、第2の測定構成情報は第2の事前設定閾値を含み、本方法は、端末が、第2の事前設定期間内に測定結果を取得するために、第2の事前設定期間内にビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号を測定するステップと、端末が、第2の事前設定期間内のその測定結果が第2の事前設定閾値より大きいビーム参照信号をターゲットビーム参照信号として使用するステップと、を含む。
【0075】
任意選択で、本方法は、第7の事前設定時間範囲内に端末が、ターゲットビーム参照信号が位置するターゲットビームに対して無線リンク監視RLMを行うステップと、ターゲットビームが無線リンク障害(RLF)条件を満足させると端末が判断した場合、端末が、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガするステップと、をさらに含む。
【0076】
任意選択で、本方法は、ターゲットビーム参照信号の測定結果が第3の事前設定閾値未満である場合、端末が、RLMを行うためにターゲットビーム参照信号以外のビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号が位置するビームを選択するステップと、ターゲットビーム参照信号とターゲットビーム参照信号以外のビーム参照信号とがどちらもRLF条件を満足させると端末が判断した場合、端末が、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガするステップ、または端末が、ビーム参照信号アクティブセット内のすべてのビーム参照信号に対してRLMを行うステップと、アクティブセット内のすべてのビームがRLF条件を満足させると端末が判断した場合、端末が、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガするステップと、をさらに含む。
【0077】
本出願の実施形態の別の態様によれば、端末が提供される。本端末は、少なくとも1つの通信インターフェースと、少なくとも1つの通信インターフェースに接続された少なくとも1つのバスと、少なくとも1つのバスに接続された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのバスに接続された少なくとも1つのメモリと、を含み、
プロセッサは、第1の測定構成情報を取得し、1台または複数の基地局によって送信されたビーム参照信号を取得し、ビーム参照信号の測定値を取得するために、第1の測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定し、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行い、測定結果がセル測定結果および/またはビーム測定結果を含む、ように構成される。
【0078】
任意選択で、プロセッサは、本出願で提供される無線リソース測定方法の任意選択の実施態様におけるステップの一部または全部を行うように構成される。
【0079】
別の態様によれば、本出願の一実施形態は、無線リソース測定方法をさらに提供し、本方法は、基地局が、第1の測定構成情報を送信するステップと、基地局が、端末によって送信された測定結果を受信するステップと、を含む。
【0080】
本方法における測定構成情報および測定結果については、前述の態様の内容を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0081】
別の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサと送受信機とを含む基地局をさらに提供し、プロセッサは、送受信機を使用して第1の測定構成情報を送信し、送受信機を使用して、端末によって送信された測定結果を受信するように構成される。
【0082】
本態様における測定構成情報および測定結果については、前述の態様の内容を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0083】
測定結果は、セル測定結果およびビーム測定結果を含み得る。基地局は、サービングセル間のハンドオーバを行い、または測定結果に基づいて端末の通信のためのビームを切り換えることができる。
【0084】
本出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。可読記憶媒体は命令を含み、可読記憶媒体がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の態様のいずれか1つによる方法のステップのうちの全部または一部を行うことが可能になる。本出願の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。本コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の態様のいずれか1つによる方法のステップのうちの全部または一部を行うことが可能になる。
【0085】
本出願の実施形態で提供される無線信号測定方法および装置によれば、端末は、第1の測定構成情報を取得し、ビーム参照信号の測定値を取得するために、第1の測定構成情報に基づいて、1台または複数の基地局によって送信されたビーム参照信号を測定し、端末は、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行う。測定結果は、セル測定結果およびビーム測定結果を含み得る。基地局は、測定結果に基づいて、サービングセル間のハンドオーバを行うか、それとも端末と通信するためのビームを切り換えるかを決定し得る。端末は、基地局によってビームの形で送信されたビーム参照信号を測定し、これに対してフィルタリングを行い、それによって端末および基地局のシグナリングオーバーヘッドが大幅に低減され、端末のハンドオーバ失敗率が比較的高いことによって引き起こされるユーザ通信中断の問題が回避され、端末と基地局との間の通信遅延がさらに低減される。
【0086】
以上の概要および以下の詳細な説明は例示と説明のためのものにすぎず、本出願を限定するためのものではないことに留意されたい。
【0087】
添付の図面は本明細書に含まれ、本明細書の一部を構成し、本出願に一致する実施形態を示し、本明細書と共に本出願の原理を説明するために使用される。
【発明を実施するための形態】
【0089】
本出願の実施形態について、以下で添付の図面を参照して説明する。
【0090】
目下、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)などのセルラ通信技術は一般に、約2GHzの帯域または2GHzより低い帯域を使用し、LTE−Aスモールセルエンハンスメント(small cell enhancement)標準化プロジェクトは、3.5GHzの帯域を研究、利用している。補助アクセス(LTE assisted access、LAA)技術は、5GHzの帯域を研究、利用している。米国電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers、IEEE)802.11ad規格では、60GHzの帯域が、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)に使用され、約10メートルの範囲内での短距離屋内通信に一般に使用される。しかしながら、目下、6GHzの帯域または6GHzより高い帯域は、セルラ通信技術ではまだ使用されていない。セルラ通信にセンチメートル波やミリ波などのハイバンド波を適用することの大きな課題は、それらの帯域では比較的大きな自由空間減衰があることに存し、空気、雨、霧、建物、または別の物体による吸収や散乱などの要因に影響されて、ハイバンド波は伝搬中に激しく減衰する。
【0091】
ミリ波などのハイバンド波の著しい伝搬損の問題を解決するために使用できる潜在的な技術としてビームフォーミング技術が検討されており、ビームフォーミング技術をハイバンドで実施するための可能な方向として大規模多入力多出力(massive MIMOまたはlarge scale MIMO)システムが検討されている。
図1は、ビームフォーミングの概略図である。基地局は、セルとも呼ばれるセクタの完全なカバレッジを実現するために、異なる瞬間に異なる方向にビームを送信する。先行技術には、主に3つのビームフォーミングの方法がある。第1の方法は、ビーム切換えの方法であり、一般に、アナログまたは無線周波数(radio frequency、RF)回路を使用して実施される。第2の方法は、適応ビームフォーミングであり、一般に、デジタル回路を使用して実施される。第3の方法は、ハイブリッドビームフォーミングであり、前述の2つの方法の組み合わせである。
【0092】
高周波数通信では、カバレッジを改善するためにビームフォーミング技術を使用する必要がある。したがって、RRM測定に使用される参照信号はビームの形で送信され得る。しかしながら、既存のLTE技術におけるRRM測定は、全方向CRSまたはCSI−RSに基づくものである。したがって、高周波数セルラ通信では、ビームの形で送信される参照信号を、先行技術を使用して効果的に測定することができない。
【0093】
前述の技術的問題を解決するために、基地局が大規模多入力多出力を使用して端末にビームの形でビーム参照信号を送信する場合に、本出願の実施形態は、基地局によって端末に送信されたビーム参照信号を測定し、得られた測定結果を測定報告の形で基地局に送信するために、無線リソース測定方法および装置を提供し、そのため基地局は、端末によって送信された測定報告に基づいて、セルまた端末と通信するための下りビームを切り換えることができる。言い換えると、基地局は、通信のために端末に適切なセルおよび/または適切な下りビームを選択する。本出願で提供される実施形態では、基地局は端末にビームの形でビーム参照信号を送信することに留意されたい。ビーム参照信号は、高周波数信号および低周波数信号を含むが、これに限定されない。実施形態では、説明例として高周波数が使用されているが、本出願の実施形態はこれに限定されない。
【0094】
図2は、進化型NodeB(Evolved Node B、eNB)および端末を例にとった、本出願の一実施形態による応用シナリオの概略図である。
図2は、基地局100と端末200とを含む。基地局100の例としてeNBが使用されている。
図2に示すように、端末200は、基地局100のカバレッジ内のセルへの無線通信接続を別々に確立し得る。基地局100は、LTEまたは5G基地局などの将来の通信システムの基地局であってよく、低周波数セル、高周波数セル、免許不要帯域セルなどを提供する複数の形の基地局を含み得る。本実施形態では、説明例として高周波数セルが使用されている。これに対応して、端末は、LTE端末または5G端末などの次世代端末であり得る。加えて、本出願の本実施形態は、高周波数セルと低周波数セルの協調シナリオおよび独立した高周波数セルのシナリオにも適用できる。1つの高周波数セルは、1つもしくは複数の伝送受信ポイント(Transmission Receiving Point、TRP)または基地局100によって提供される高周波数信号によってカバーされるエリアを含み得る。
図2を参照すると、本出願で提供される一実施形態では、基地局100は端末200に1つまたは複数の高周波数搬送波の測定構成情報を送信し、そのため端末200は、測定構成情報に基づいてRRM測定などの測定を行う。
【0095】
測定構成情報は、測定周波数、測定帯域幅、周波数内測定構成、周波数間測定構成、高周波数セルの物理セル識別子(physical cell identity、PCI)、測定時間窓情報、モビリティ管理参照信号(Mobility Reference Signal、MRS)情報、および測定報告構成のうちの1つまたはいくつかの組み合わせを含む。測定報告構成は、測定報告期間、測定報告をトリガするための閾値などであり得る。
【0096】
端末に周波数内測定および/または周波数間測定が構成される場合、異なるビーム間の差、異なるセル間の差、および異なる搬送波間の差を考慮せずに端末に均一なRRM測定時間窓が構成されてよく、それによって、端末がビームおよびMRSを検出する複雑さが低減され、端末の節電にも役立ち、または端末に搬送波上の異なるサブバンド(Sub−band)の部分におけるMRSが構成され得る。
図3に示すように、高周波数搬送波上では、端末がMRSを検出するために3つの異なるサブバンドが構成されており、それによってMRSオーバーヘッドが低減され、RRM測定の正確さが向上する。
図3の高周波数搬送波は、3つのサブバンド、サブバンド1、サブバンド2、およびサブバンド3を含む。
【0097】
基地局100は、端末200に、RRM測定に使用されるビームの形のビーム参照信号を送信する。例えば、基地局100は、大規模多入力多出力を使用して端末にビーム参照信号を送信する。異なるビームのビーム参照信号のMRSシーケンスは同じであり、または異なるビームのビーム参照信号のMRSシーケンスは異なり得る。
【0098】
端末200は、基地局100によって送信された測定構成情報およびビーム参照信号を受信し、端末200は、測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定し、例えば、ビーム参照信号に対してRRM測定を行う。基地局100は端末200に複数のビーム参照信号を送信し得る。端末200は、同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得してもよく、または同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得してもよい。端末200は、異なる瞬間に複数の異なる、または同じビーム参照信号を取得する。具体的には、端末200は、同じセルにおいてビーム参照信号を取得し、または異なるセルにおいてビーム参照信号を取得する。
【0099】
ビーム参照信号を取得した後、端末は、ビーム参照信号の測定値を取得するために、期間内にビーム参照信号を測定し、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行う。測定結果は、セル測定結果、またはビーム測定結果、またはセル測定結果およびビーム測定結果であり得る。任意選択で、測定結果は、基地局によって送信された測定結果タイプ指示に基づいて選択されてもよい。基地局によって送信された測定結果タイプ指示は、端末にセル測定結果を報告するよう指図し、または端末にビーム測定結果を報告するよう指図し、または端末にセル測定結果およびビーム測定結果を報告するよう指図し得る。例えば、測定結果タイプ指示は、端末にセル測定結果を送信するよう指図することができ、端末はセル測定結果を取得しなければならず、または測定結果タイプ指示は、端末にビーム測定結果を送信するよう指図することができ、端末はビーム測定結果を取得しなければない。
【0100】
端末200は、複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するために、基地局100によって送信された測定構成情報に基づいて、端末200によって取得された同じセルまたは異なるセル内のビーム参照信号を測定する。端末は、測定結果を取得するために、事前設定期間内に取得された測定値に対してフィルタリングを行う。測定結果は、セル測定結果、またはビーム測定結果、またはセル測定結果およびビーム測定結果であり得る。端末200は、基地局100に測定報告の形で測定結果を送信することができ、そのため基地局100は、端末200と通信するために、測定報告に基づいて適切なセルまたは下りビームを選択する。任意選択で、基地局100によって送信される測定構成情報は、端末200に、基地局100に対してセル測定結果、またはビーム測定結果、またはセル測定結果およびビーム測定結果を送信するよう指図するのに使用される測定結果タイプ指示を含む。
【0101】
ビーム参照信号の測定値を取得するために、基地局によって送信された測定構成情報に基づいて取得したビーム参照信号を測定した後、端末200は、測定結果を取得するために、測定値に対してフィルタリングを行う必要がある。端末が基地局と通信するプロセスにおいて、端末は、ユーザと共に移動する可能性が非常に高い。したがって、端末200が基地局と通信するプロセスでは、端末200は、ある瞬間に1つのビーム参照信号を取得する可能性が非常に高く、ある瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合もある(例えば、マルチパス信号や、サービングセル内の受信ビーム参照信号を反映することによって、または別の方法で生成された近隣セル内のビーム参照信号)。加えて、端末200は、同じセル内のビーム参照信号を取得する場合もあり、または期間内に異なるセル内のビーム参照信号を取得する場合もある。
【0102】
したがって、端末200が遭遇する前述の異なる事例について、具体的には、ビーム参照信号の測定値は以下の方法でフィルタリングされ得る。
【0103】
(1)端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、端末が、第1の事前設定時間範囲内に取得された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値に対してフィルタリングを行うプロセスにおいて、端末は、事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、複数のビーム参照信号の測定結果を取得するために、第1の事前設定された方法で測定値を別々に処理する。
【0104】
第1の事前設定された方法では、事前設定時間範囲内に取得された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を平均することができ、すなわち、複数のビーム参照信号の平均測定値を取得するために、複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値が平均され、平均測定値を複数のビーム参照信号の第1の測定結果として使用することができ、第1の測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0105】
(2)端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、端末が、第2の事前設定時間範囲内に取得された複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値に対してフィルタリングを行うプロセスにおいて、端末は、第2の事前設定時間範囲内の複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、複数の異なるビーム参照信号の測定結果を取得するために、第2の事前設定された方法で測定値を別々に処理し、測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0106】
第2の事前設定された方法が使用される場合、複数の異なるビーム参照信号間の差が考慮される。例えば、複数の異なるビーム参照信号内の同じビーム参照信号が1つのカテゴリとして使用され、そのため複数の異なるビーム参照信号を複数のカテゴリに分類することができ、ビーム参照信号の各カテゴリに対応する平均測定値を取得するために、このカテゴリのビーム参照信号に対応する測定値が平均される。このようにして、ビーム参照信号の複数のカテゴリにそれぞれ対応する平均測定値を取得することができ、平均測定値は複数の異なるビーム参照信号の第2の測定結果として使用され、第2の測定結果をビーム測定結果として使用することができる。
【0107】
(3)端末が同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、端末が、第3の事前設定時間範囲内に取得された複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値に対してフィルタリングを行うプロセスにおいて、端末は、第3の事前設定時間範囲内の複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、複数の異なるビーム参照信号の測定結果を取得するために、第3の事前設定された方法で測定値を別々に処理し、測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0108】
端末は、第3の事前設定時間範囲内の同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し得る。したがって、端末は、各瞬間に取得された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、同じ瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を平均して、その瞬間のビーム参照信号の平均測定値を取得し、様々な瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する平均測定値を取得する。
【0109】
端末は、第3の事前設定時間範囲内の異なる瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する平均測定値を取得し、第3の測定結果を取得するために、第3の事前設定された方法で平均測定値を処理し、第3の測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0110】
第3の事前設定された方法では、測定結果を取得するために、事前設定時間範囲内の異なる瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する平均測定値が平均され得る。
【0111】
(4)端末が同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、端末が、事前設定時間範囲内に取得された複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値に対してフィルタリングを行うプロセスにおいて、端末は、第4の事前設定時間範囲内の複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、複数の異なるビーム参照信号の測定結果を取得するために、第4の事前設定された方法で測定値を別々に処理し、測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0112】
端末は、第4の事前設定時間範囲内の同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し得る。したがって、端末は、各瞬間に取得された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、様々な瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する最大測定値を取得するために、同じ瞬間のビーム参照信号の最大測定値を取得する。
【0113】
端末は、第4の事前設定範囲内の異なる瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する最大測定値を取得し、測定結果を取得するために、事前設定された方法で最大測定値を処理する。
【0114】
第4の事前設定された方法では、第4の測定結果を取得するために、事前設定時間範囲内の様々な瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する最大測定値を平均することができ、第4の測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0115】
加えて、同じ瞬間に端末によって取得された複数のビーム参照信号が同じビーム参照信号である場合、様々な瞬間にそれぞれ対応する最大測定値が取得された後、第5の事前設定された方法で、異なる瞬間のビーム参照信号を互いに区別することができ、様々なタイプのビーム参照信号にそれぞれ対応する平均測定値を取得するために、様々な瞬間の同じビーム参照信号に対応する最大測定値が平均され、平均測定値は複数の異なるビーム参照信号の第5の測定結果として使用され、第5の測定結果はビーム測定結果として使用される。
【0116】
当然ながら、複数の異なるビーム参照信号間の差が考慮される場合、具体的には、複数のビーム参照信号が複数の異なるビーム参照信号に分類される場合、様々な瞬間にそれぞれ対応する最大測定値において様々なタイプのビーム参照信号にそれぞれ対応する最大測定値を決定することができ、測定値を複数の異なるビーム参照信号の測定結果として使用することができ、測定結果をビーム測定結果として使用することができる。
【0117】
(5)端末が同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、端末が、第5の事前設定時間範囲内に取得された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値に対してフィルタリングを行うプロセスにおいて、端末は、第5の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、複数のビーム参照信号の測定結果を取得するために、事前設定された方法で測定値を別々に処理し、測定結果をセル測定結果として使用し得る。
【0118】
端末は、第5の事前設定時間範囲内の同じ瞬間に1つまたは複数のビーム参照信号を取得し得る。したがって、端末は、様々な瞬間に取得された複数のビーム参照信号の測定値を取得する。端末が1つの瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、端末は、同じ瞬間の平均測定値を取得するために、複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を平均する。端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得する場合、端末は、その瞬間の平均測定値としてビーム参照信号の測定値を使用し、そのため各瞬間のビーム参照信号の平均測定値を取得することができる。したがって、第6の事前設定された方法では、第5の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号の第6の測定結果を取得するために、様々な瞬間にそれぞれ対応する平均測定値を取得することができ、第6の測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0119】
(6)端末が同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、端末が、事前設定時間範囲内に取得された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値に対してフィルタリングを行うプロセスにおいて、端末は、第6の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、複数のビーム参照信号の測定結果を取得するために、第7の事前設定された方法で測定値を別々に処理する。
【0120】
端末は、第6の事前設定時間範囲内の同じ瞬間に1つまたは複数のビーム参照信号を取得し得る。したがって、端末は、様々な瞬間に取得された複数のビーム参照信号の測定値を取得する。端末が1つの瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、端末は、同じ瞬間の最大測定値を取得するために、複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値の最大測定値を取得する。端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得する場合、端末は、その瞬間の最大測定値としてビーム参照信号の測定値を使用し、そのため様々な瞬間のビーム参照信号にそれぞれ対応する最大測定値を取得することができる。したがって、第7の事前設定された方法では、第6の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号の第7の測定結果を取得するために、様々な瞬間にそれぞれ対応する最大測定値を取得することができ、第7の測定結果をセル測定結果として使用することができる。
【0121】
加えて、複数の異なるビーム参照信号間の差が考慮される場合、すなわち、複数のビーム参照信号が複数の異なるビーム参照信号に分類される場合、第8の事前設定された方法で、様々な瞬間にそれぞれ対応する最大測定値において、ビーム参照信号の様々なカテゴリにそれぞれ対応する最大測定値を決定することができ、測定値を複数の異なるビーム参照信号の第8の測定結果として使用することができ、第8の測定結果をビーム測定結果として使用することができる。
【0122】
本出願の本実施形態の第1の事前設定された方法から第8の事前設定された方法では、前述の実施形態においてビーム参照信号の測定値を平均し、フィルタリングすることができ、または前述の実施形態においてビーム参照信号の測定値の最大値を取得することができる。平均値を取得するために必要に応じて算術計算または加重計算が使用され得る。加重計算による平均重みまたは係数の取得は、構成または事前設定され得る。式(1)および前述の実施形態における対応する実施形態を参照されたい。本出願の本実施形態では、異なるビーム参照信号の測定値の平均値または最大値を取得することができる。
【0123】
本出願の本実施形態では、複数のビーム参照信号は2つ以上のビーム参照信号であることに留意されたい。
【0124】
本出願で提供される一実施形態において、
図15は、端末がRRM測定を行う場合の概略図である。本出願の本実施形態では、端末が取得したビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行うプロセスにおいて、以下の平均法が特に使用され得るが、本出願の本実施形態はこれに限定されない。
【0125】
端末は、特定のアルゴリズム(算術平均や加重平均など)に基づいて1つまたは複数の物理層測定値に対してレイヤ1(すなわち、物理層)フィルタリング(Layer 1 filtering)を行い、レイヤ3フィルタリング(Layer 3 filtering)を行うためにフィルタリングによって得られた結果をレイヤ3(すなわち、RRC層)に転送する。レイヤ3フィルタリングアルゴリズムを次式に示す。
F
n=(1−a)・F
n−1+a・M
n
式中、M
nは、物理層から受け取られた最後の測定値であり、F
nは、更新された測定値であり、測定報告基準を評価するために使用され、F
n−1は、前の測定結果であり、F
0=M
1は、物理層から受け取った第1の測定値であり、a=1/2(k/4)であり、kは、フィルタ係数であり、基地局によって、対応する測定構成情報を使用して端末に送信される。
【0126】
端末は、レイヤ3フィルタリングによって取得した測定結果と測定報告基準とに基づいて評価を行い、測定結果報告条件が満足されるかどうか判定し、測定結果報告条件が満足される場合、端末は基地局に、レイヤ3フィルタリングによって取得した測定結果を含むRRM測定報告を送信する。
【0127】
レイヤ3フィルタリングを使用する場合、端末は、異なる測定シナリオに基づいて、異なるフィルタリング処理に必要な時間範囲を決定する。例えば、周波数内測定の間、フィルタ係数kの値は200msであり、kの値が0である場合、それはレイヤ3フィルタリングが行われないことを示す。
【0128】
本出願で提供される前述の実施形態によれば、測定結果が取得された後、測定結果が構成条件を満足させる場合、測定結果を使用して測定報告が生成され、端末は基地局に測定報告を送信する。構成条件は必要に応じて設定されてよく、例えば、受信電力閾値が設定される。加えて、端末が基地局によって送信されたビーム参照信号を測定する場合、本実施形態では、異なる測定要件を満たすために、異なる測定モデルにおいて異なるサンプリング期間および異なる量のサンプリング点が使用され得る。測定結果は、セル測定結果および/またはビーム測定結果を含む。基地局は、セル測定結果に基づいて端末のサービングセルを選択することができ、ビーム測定結果に基づいて端末の通信のためのビーム信号を選択することができる。
【0129】
セル測定結果は、サービングセル測定結果および/または近隣セル測定結果を含み得る。サービングセルの測定結果が通信条件を満足させないとき、近隣セルが通信条件を満足させる場合、基地局は端末と通信するためのセルを近隣セルに切り換える。
【0130】
前述の実施形態に関連して、デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity、DC)に基づく高周波数搬送波および低周波数搬送波の協調アーキテクチャでは、端末200に異なる測定報告が構成され得る。
図4に示すように、端末200は、マスタeNB(Master eNB、MeNB)300に、セル測定結果を含む測定報告を送信することができ、MeNB300は、セル測定結果に基づいて、セカンダリeNB間のハンドオーバを行うか、それともセカンダリeNBを変更するかを判断する。
【0131】
端末は、セカンダリeNB(Secondary eNB、SeNB)400に、ビーム測定結果を含む測定報告を送信し、SeNB400は、ビーム測定結果に基づいて、端末200との通信に適用できる候補ビームを選択する。あるいは、端末200は、SeNB400に、セル測定結果を含む測定報告を送信し、そのためSeNB400は、セル測定結果に基づいて、セカンダリeNB間のハンドオーバを行うかどうかを判断する。
【0132】
基地局が端末によって送信された測定報告を取得すると、基地局は、測定報告に基づいて端末に測定構成情報を再送する。測定構成情報を受信している間、端末は、基地局によって送信されたビーム参照信号を取得し続ける。端末は、測定構成情報に基づいてビーム参照信号のビーム参照信号測定セットを決定し、次いで、ビーム参照信号測定セット内のビーム信号アクティブセットを決定し、ビーム参照信号アクティブセット内の最適な測定結果を有する1つまたは複数のビーム参照信号をターゲットビーム参照信号として使用する。端末は基地局に、測定報告の形で、ターゲットビーム参照信号に対応する測定結果を送信し、そのため基地局は、ターゲットビーム参照信号を端末と通信するための候補ビームとして使用することができる。
【0133】
基地局が、端末によって送信された測定報告に基づいて、選択されたターゲットビーム参照信号を端末と通信するための候補ビームとして使用するように、端末が基地局によって送信された測定構成情報に基づいてビーム参照信号をどのように測定するかを詳細に説明するために、本出願で提供される別の実施形態には、
図5に示すように、以下のステップが含まれ得る。
【0134】
ステップ1001:基地局が端末に測定構成情報を送信する。
【0135】
測定構成情報は、1つまたは複数のビーム参照信号を含むビーム測定セットに関する情報、測定セット測定期間、アクティブセット測定期間、ビーム構成情報、ビームアクティブセットを決定するのに使用された第1の閾値に関する情報、および最適な候補ビームを決定するのに使用された第2の閾値に関する情報(第1の閾値および第2の閾値の値は限定されない)の各情報のうちの1つまたはいくつかの情報の組み合わせを含み得る。任意選択で、測定構成情報は、端末200に、基地局100に対してセル測定結果、またはビーム測定結果、またはセル測定結果およびビーム測定結果を送信するよう指図するのに使用される測定結果タイプ指示をさらに含み得る。
【0136】
ステップ1002:基地局が端末にビーム参照信号を送信する。
【0137】
ビーム測定セットは、ビーム参照信号の特定のセル内のすべてのビームもしくは一部のビームまたは複数のセル内のすべてのビームもしくは一部のビームを含み得る。同じセルが複数の異なるTRPもしくは同じTRPによって送信されたビームのカバレッジを含む場合もあり、または異なるビーム測定セットがサービングセルおよび近隣セルにそれぞれ維持される場合もある。
【0138】
ビーム構成情報は、1つまたは複数のビームのビーム識別子情報(beam identityまたはbeam index)、参照信号(reference signal、RS)、時間周波数リソース情報、およびアンテナポート情報、の各情報のうちの1つまたはいくつかの情報の組み合わせを含み得る。
【0139】
測定セット測定期間は、端末によって測定セット内の各ビームを測定し、測定結果に基づいてビームアクティブセットを生成または更新するために使用される。アクティブセット測定期間は、端末によって、端末と通信するための候補ビームを取得するために、ビームアクティブセット内の各ビームを測定するのに使用される。一般に、測定セット測定期間は、アクティブセット測定期間以上の長さである。測定セット測定期間またはアクティブセット測定期間の指定時間に到達すると、端末は、ある期間にわたって測定を行うことができ、その期間の後、期間の計時が再開される。測定セット測定期間またはアクティブセット測定期間はまた、端末がビーム測定セットまたはビームアクティブセットを維持または更新するための時間としても使用され得る。測定セット測定期間またはアクティブセット測定期間に対応する時間内に、端末は異なるビームセットを測定する。
【0140】
ステップ1003:端末が、第1の測定結果を取得するために、測定構成情報に基づいて第1の測定セット期間内に測定セット内の各ビームを測定する。
【0141】
端末は、測定セット測定期間に基づいてビーム測定セット内の各ビームを検出、測定し、測定結果および第1の閾値に基づいて、ビームの中から1または複数のビームをビームアクティブセットとして選択する。測定結果は変化し得るので、端末は、次の測定セット測定期間または後続の測定セット測定期間内にビームアクティブセットを更新し得る。
【0142】
ステップ1004:端末が、第1の測定結果に基づいて測定セット内のアクティブセットを決定し、第2の測定結果を取得するために、アクティブセット内の各ビームを測定する。
【0143】
端末は、アクティブセット測定期間に基づいてビームアクティブセット内の各ビームを検出、測定し、測定結果および第2の閾値に基づいて、ビームの中から1または複数のビームを選択する。例えば、端末は、測定構成内の閾値(または事前設定された量の報告されたビーム)に基づいて1つまたは複数の最適なビームを選択する。端末は、選択した1つまたは複数のビームおよび測定結果に関する情報を基地局に報告し、そのため基地局は、1つまたは複数のビームを端末と通信するための候補ビームとして使用することができ、例えば、SeNBは、物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)が端末に送信されるビームを決定する。
【0144】
ステップ1005:端末が、第2の測定結果に基づいてアクティブセット内のターゲットビーム参照信号を決定する。
【0145】
アクティブセットは変化する可能性があり、アクティブセット内の最適な測定結果を有するビームも変化し得るので、次のアクティブセット測定期間または後続のアクティブセット測定期間内に端末によって選択される最適なビームは変化し得る。
【0146】
ステップ1006:端末が基地局に、測定報告の形で、ターゲットビーム参照信号に対応する測定結果を送信する。
【0147】
ステップ1007:基地局が、端末によって送信された測定報告に基づいて、最適な測定結果を有する1つまたは複数のビームを、端末と通信するための候補ビームとして選択する。
【0148】
基地局がビーム測定セットを更新する必要がある場合、基地局は端末に新しい構成情報を送信し、S1001を行い、新しいビーム測定セットおよび端末の他のパラメータ情報を構成する。
【0149】
前述の各ステップにおいて、ビーム測定セット内のビームとビームアクティブセット内のビームとは、同じセルに属さない場合があり、または周波数内ビームである場合もあり、または周波数間ビームである場合もある。
【0150】
ビーム参照信号の測定結果が取得されると、上述した方法が使用され得ることに留意されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0151】
前述の各ステップは、デュアルコネクティビティアーキテクチャまたはマルチコネクティビティアーキテクチャに適用できる。例えば、高周波数SeNBセットは、複数のSeNB(第1のSeNBおよび別のSeNB)または複数のTRPを含み、ビーム測定セットまたはビームアクティブセットは、複数のSeNBまたは複数のTRPからのビームに関する情報を含み、端末は、第1のSeNBまたは別のSeNBまたはSeNBセットまたはその候補ビームに関する情報を選択するために、MeNBまたは第1のSeNBに測定報告を送信する。
【0152】
本出願の本実施形態で提供される無線リソース測定方法は、高周波数セルなどにおけるRRM測定に適用することができ、そのため、高周波数セルが配置されるシナリオでは、適切な高周波数セルおよび/または適切な下りビームが通信のために端末に選択され、さらに、端末のモビリティを支援し、通信接続性を保証し、通信中断の確率を低減させるために、適切なビームが通信のために端末に選択され得る。
【0153】
加えて、本出願の本実施形態では、下りビーム独立の(具体的には、下りビームの特徴が考慮されない)の測定モデルおよび下りビーム固有の測定モデルのL1/L3フィルタリングについて、異なる測定要件(期間やサンプリング点の量など)が使用されてよく、それによって端末の処理オーバーヘッドが低減されると共に、異なる測定制度要件が保証される。
【0154】
デュアルコネクティビティアーキテクチャでは、下りビーム独立の(具体的には、下りビームの特徴が考慮されない)測定モデルに基づいて、SeNBからのビームに関する情報がMeNBに対して隠され、それによってセル固有のモビリティ管理プロセスが簡略化され、測定報告のシグナリングオーバーヘッドが低減される。
【0155】
下りビーム固有の(具体的には、下りビームの特徴が考慮されない)の測定モデルに基づいて、SeNBは、異なるビームをより細かく管理することができ、UEと通信するために常に最適な候補ビームを選択し、それによって通信信頼性および通信時の伝送速度が向上する。
【0156】
加えて、本出願の本実施形態では、端末は、ビームアクティブセットを自律的に維持し、アクティブセット測定期間に基づいてビームアクティブセット内のビームに関する情報を測定し、そのため、端末の測定および処理オーバーヘッドが低減され、端末のビームアクティブセットを頻繁に構成するために基地局によって必要とされるシグナリングオーバーヘッドが低減され、端末によって制御されるビーム固有のモビリティ管理とみなされるので、ネットワークしょりが簡略化され、遅延が低減される。端末は、1つまたは複数の最適なビームに関する情報を選択し、その情報を基地局に報告し、そのため基地局は、端末と通信するために最適な下りビームを常に選択する。
【0157】
本出願で提供される別の実施形態では、高周波数セルにおける無線リンク監視(Radio Link Monitoring、RLM)方法がさらに提供される。
【0158】
LTEでは、端末がRLMを行うプロセスは以下のとおりである。端末の物理層が、セル固有参照信号CRSの測定および/または物理下り制御チャネルPDCCHの受信条件の測定によって、上位プロトコル層に非同期指示(out of sync)を送信すべきかそれとも同期指示(in sync)を送信すべきかを決定する。物理層によって送信され、端末によって連続して受信された下り非同期指示の数が事前設定値と等しくなると、タイマが開始される。動作中に、物理層によって送信された事前設定された数の下り同期指示が連続して受信された場合、タイマは停止され、無線リンクがすでに回復されていることが指示される。タイマがタイムアウトした場合、端末は、無線リンク障害(Radio Link Failure、RLF)とみなし、RRC接続再確立プロセスをトリガする。加えて、無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)プロトコルデータユニットが最大再送回数に到達した場合、またはランダムアクセスプロセス失敗が発生した場合にも、無線リンク障害が発生したと判断される。例えば、タイマは、T310タイマであり得る。
【0159】
RLM監視が非常に頻繁に行われる(サンプリング点が比較的短い間隔で監視される必要がある)ので、端末がセル内のすべてのビームを常に検出する場合、端末の処理負荷が非常に高く、正常な通信動作に影響を及ぼし得る。端末がRLMを行う際のオーバーヘッドを低減させるために、本出願の本実施形態では、高周波数セルにおけるRLMの間に、以下のステップが含まれ得る。端末が、前述の実施形態における下りビーム固有のRRM測定方法を使用して最適な下りビームを決定し、端末が、最適な下りビームに対して無線リンク監視RLMを行い、最適な下りビームが変化すると、端末は、新しい最適な下りビームに基づいてRLMプロセスを行う。例えば、第1相では、端末は、ビーム参照信号内のビームB1に基づいてRLMを行い、第2相では、端末は、ビーム参照信号内のビームB4に基づいてRLMを行う。
【0160】
端末が事前設定時間範囲内にターゲットビーム参照信号に対してRLMを行うときに、端末は、ターゲットビーム参照信号がRLF条件を満足させるかどうかを判断する。ターゲットビーム参照信号がRLF条件を満足させると端末が判断した場合、端末は、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガし、具体的には、基地局に無線リソース制御リンク再確立要求メッセージを送信する。
【0161】
加えて、ターゲットビーム参照信号の測定結果が第3の事前設定閾値未満である場合、端末は、RLMを行うためにターゲットビーム参照信号以外のビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号が位置するビームを選択し、端末は複数のビームに対して並列なRLMを行い得る。
【0162】
あるいは、端末は、ビーム参照信号アクティブセット内のすべてのビームに対してRLMを行う。
【0163】
端末は、RLMを行うために、ビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号の測定結果の降順に基づいて各ビーム参照信号を選択し、より高いビーム参照信号測定結果を有するビーム参照信号の測定結果が第3の事前設定閾値未満である場合、RLMを行うために、より低いビーム参照信号測定結果を有するビーム参照信号を再選択する。
【0164】
ターゲットビーム参照信号とターゲットビーム参照信号以外のビーム参照信号とがどちらもRLF条件を満足させると判断すると、端末は、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガする。
【0165】
関連した問題を解決し、前述の実施形態で行われる手順を詳細に説明するために、本出願で提供される別の実施形態では、前述の実施形態に関連して、無線リソース測定方法が提供される。本方法は、端末に適用され、
図6に示すように、本方法は以下のステップを含み得る。
【0166】
ステップS110:端末が、第1の測定構成情報を取得する。
【0167】
端末は、基地局によって送信された第1の測定構成情報を取得する。第1の測定構成情報は、測定周波数、測定帯域幅、周波数内測定構成、周波数間測定構成、高周波数セルの物理セル識別子(physical cell identity、PCI)、測定時間窓情報、モビリティ管理参照信号(Mobility Reference Signal、MRS)情報、および測定報告構成のうちの1つまたはいくつかの組み合わせを含む。測定報告構成は、測定報告期間、測定報告をトリガするための閾値などであり得る。
【0168】
ステップS120:端末が、1台または複数の基地局によって送信されたビーム参照信号を取得する。
【0169】
ビーム参照信号は、大規模多入力多出力アンテナを使用して基地局によって端末に送信されたビーム参照信号である。異なるビームのビーム参照信号のMRSシーケンスは同じであり、または異なるビームのビーム参照信号のMRSシーケンスは異なり得る。
【0170】
端末がセルの中央位置にある場合、端末はセルにサービスする基地局によって送信されたビーム参照信号を取得し得る。端末の移動中に、例えば、端末がセルの中央位置から2つのセル間の位置に移動する過程において、端末は、1台または複数の基地局によって送信されたビーム参照信号を取得する可能性が非常に高く、具体的には、端末は1つまたは複数のセルで送信されたビーム参照信号を取得する。
【0171】
ステップS130:端末が、ビーム参照信号の測定値を取得するために、第1の測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定する。
【0172】
端末は、基地局によって送信された測定構成情報およびビーム参照信号を受信する。端末は、測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定し、例えば、ビーム参照信号に対してRRM測定を行う。端末は、少なくとも1つの受信したビーム参照信号を測定する。本実施形態では、端末が基地局によって送信された複数のビーム参照信号を受信する例を説明に使用する。
【0173】
端末は、各測定サンプルの測定値を取得するために、受信したビーム参照信号の各々を測定し、測定値に基づいてビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行い、ビーム参照信号の測定結果に基づいて高周波数セルの測定結果をさらに計算し得る。端末は、測定結果を使用して測定報告を生成し、測定報告を基地局に送信し、そのため基地局は、端末と通信するために、測定報告に基づいて適切な高周波数セルまたは下りビームを選択する。
【0174】
端末が、基地局によって送信されたビーム参照信号を測定する具体的な方法は、前述の関連した実施形態ですでに詳細に説明されている。詳細については、前述の実施形態を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0175】
ステップS140:端末が、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行う。
【0176】
測定結果は、セル測定結果および/またはビーム測定結果を含む。
【0177】
基地局によって端末にビーム参照信号を送信するプロセスには、伝搬損などの不安定要因が存在し得る。その結果、1つまたは複数のビーム参照信号の取得した測定値がすべてのビーム参照信号の測定結果を表すことができなくなる。したがって、測定結果がより高い参照および使用値を有するように、事前設定期間内に取得されたビーム参照信号を表すことができる測定結果を取得するために、事前設定期間内のビーム参照信号の測定値をフィルタリングする必要がある。
【0178】
端末は、ビーム参照信号の測定値に対して、レイヤ3フィルタリング、すなわち、物理層、MAC層、および無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)層フィルタリングを行う。
【0179】
加えて、端末は、測定結果を使用して測定報告を生成し、測定報告を基地局に送信する。
【0180】
測定報告は、セル測定報告およびビーム測定報告を含み得る。基地局は、マスタeNB、MeNBおよびセカンダリeNB、SeNBを含む。端末は、セル測定報告をマスタeNB、MeNBに送信する。端末は、ビーム測定報告をセカンダリeNB、SeNBに送信する。
【0181】
ビーム参照信号は、端末によって取得された同じセル内のビーム参照信号であり、またはビーム参照信号は、端末によって取得された異なるセル内のビーム参照信号である。したがって、
図6の方法についてのさらなる詳細を提供するために、
図7に示すように、本出願の別の実施形態では、ステップS140は以下のステップをさらに含み得る。
【0182】
ステップS141:端末が、事前設定時間範囲内に測定された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得する。
【0183】
ステップS142:端末が、測定結果を取得するために、事前設定された方法で複数のビーム参照信号の測定値を処理する。
【0184】
端末は、同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得してもよく、または端末は、同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得してもよい。事前設定された期間内の複数の瞬間に、端末は、同じセル内のビーム参照信号を取得する場合もあり、または異なるセル内のビーム参照信号を取得する場合もあり、端末は、測定値をそれぞれ取得するために、取得したビーム参照信号を測定し、次いで、測定結果を取得するために、測定値に対してフィルタリングを行う。端末が測定値をフィルタリングする詳細なプロセスについては、前述の実施形態にすでに記録されており、ここでは詳細を繰り返さない。
【0185】
基地局が、端末によって送信された測定報告に基づいて、選択されたターゲットビーム参照信号を端末と通信するための候補ビームとして使用するように、端末が基地局によって送信された測定構成情報に基づいてビーム参照信号をどのように測定するかを詳細に説明するために、本出願で提供される別の実施形態には、
図8に示すように、以下のステップが含まれ得る。
【0186】
ステップS810:端末が、第2の測定構成情報を取得する。
【0187】
測定構成情報は、1つまたは複数のビーム参照信号を含むbeam測定セットに関する情報、測定セット測定期間、アクティブセット測定期間、ビーム構成情報、ビームアクティブセットを決定するのに使用された第1の閾値に関する情報、および最適な候補ビームを決定するのに使用された第2の閾値に関する情報、の各情報のうちの1つまたはいくつかの情報の組み合わせを含み得る。
【0188】
ステップS820:端末が、第2の測定構成情報に基づいてビーム参照信号のビーム参照信号測定セットを決定する。
【0189】
基地局は端末に複数のビーム参照信号を送信し得る。したがって、端末は、基地局によって送信された第2の測定構成情報に基づいて、複数のビーム参照信号において測定される必要のあるビームの測定セットを決定し得る。
【0190】
ステップS830:端末が、ビーム参照信号アクティブセットを決定するために、ビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定する。
【0191】
具体的には、第2の測定構成情報は第1の事前設定閾値を含む。したがって、
図8の方法についてのさらなる詳細を提供するために、
図9に示すように、本出願で提供される別の実施形態では、ステップ730は以下のステップをさらに含み得る。
【0192】
ステップ831:端末が、第1の事前設定期間内に測定結果を取得するために、第1の事前設定期間内にビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定する。
【0193】
ステップ832:端末が、第1の事前設定期間内のその測定結果が第1の事前設定閾値より大きいビーム参照信号をビーム参照信号アクティブセットとして使用する。
【0194】
第1の事前設定期間は、前述の実施形態における測定セット測定期間と等価であり、第2の事前設定期間は、前述の実施形態におけるアクティブセット測定期間と等価である。
【0195】
端末は、ビーム参照信号の測定値を取得するために、ビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定し、第2の測定構成情報の第1の閾値に基づいてビーム参照信号測定セットからビーム参照信号アクティブセットを選択する。例えば、その送信電力がビーム参照信号測定セットにおける閾値より大きいビーム参照信号が、ビーム参照信号アクティブセットとして決定される。
【0196】
第2の測定構成情報は第2の事前設定閾値を含む。
図9の方法についてのさらなる詳細を提供するために、本出願の別の実施形態では、以下のステップがさらに含まれ得る。
ステップ833:端末が、第2の事前設定期間内に測定結果を取得するために、第2の事前設定期間内にビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号を測定する。
ステップ834:端末が、第2の事前設定期間内のその測定結果が第2の事前設定閾値より大きいビーム参照信号をターゲットビーム参照信号として使用する。
【0197】
ビーム参照信号アクティブセットから最適な測定結果を有する1つまたは複数のビーム参照信号を候補ビームとしてさらに選択するために、端末は、第2の事前設定閾値に基づいて、アクティブセット内で最大測定値を有する1つまたは複数のビーム参照信号を1つまたは複数のターゲットビーム参照信号として使用し、ターゲットビーム参照信号に対応する測定結果および情報を基地局に送信し、そのため基地局は、ターゲットビーム参照信号を端末と通信するための候補ビームとして使用する。
【0198】
本出願の本実施形態で提供される無線リソース測定方法によれば、端末は、基地局によって送信された第1の測定構成情報を受信し、ビーム参照信号の測定値を取得するために、第1の測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定し、端末は、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行う。測定結果は、セル測定結果およびビーム測定結果を含み得る。基地局は、測定結果に基づいて、サービングセル間のハンドオーバを行うか、それとも端末と通信するためのビームを切り換えるかを決定し得る。端末は、基地局によってビームの形で送信されたビーム参照信号を測定し、これに対してフィルタリングを行い、それによって端末および基地局のシグナリングオーバーヘッドが大幅に低減され、端末のハンドオーバ失敗率が比較的高いことによって引き起こされるユーザ通信中断の問題が回避され、端末と基地局との間の通信遅延がさらに低減される。
【0199】
本方法実施形態の前述の説明に基づけば、当業者は、本出願が必要な汎用ハードウェアプラットフォームにソフトウェアを加えたものによって、またはハードウェアのみによって実現され得ることを明確に理解できよう。ほとんどの状況において、以上は好ましい実施態様である。そうした理解に基づき、本出願の技術的解決策を本質的に、または先行技術に寄与する部分を、ソフトウェア製品の形で実現することができる。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク機器などとし得る)コンピュータデバイスに、本出願の実施形態に記載されている方法のステップの全部または一部を実行するよう指図するためのいくつかの指図を含む。前述の記憶媒体は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク、光ディスクといった、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
【0200】
加えて、前述の実施形態を実施するために、本出願の一実施形態は無線リソース測定装置をさらに提供する。本装置は、端末に位置し、
図10に示すように、本装置は、
第1の測定構成情報を取得するように構成される、第1の情報取得部10と、1台または複数の基地局によって送信されたビーム参照信号を取得するように構成される、信号取得部20と、ビーム参照信号の測定値を取得するために、第1の測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定するように構成される、測定部30と、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行い、測定結果がセル測定結果および/またはビーム測定結果を含む、ように構成される、フィルタリング部40と、
を含む。
【0201】
本出願の別の実施形態では、ビーム参照信号は、端末によって取得された同じセル内のビーム参照信号であり、またはビーム参照信号は、端末によって取得された異なるセル内のビーム参照信号であり、
図10に基づき、
図11に示すように、フィルタリング部40は、
端末が、事前設定時間範囲内に測定された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得するように構成される、測定値取得モジュール41と、測定結果を取得するために、事前設定された方法で複数のビーム参照信号の測定値を処理するように構成される、測定値処理モジュール42と
を含む。
【0202】
本出願の別の実施形態では、
図10に基づき、
図12に示すように、本装置は、
第2の測定構成情報を取得するように構成される、第2の情報取得部50と、第2の測定構成情報に基づいてビーム参照信号のビーム参照信号測定セットを決定するように構成される、測定セット決定部60と、端末が、ビーム参照信号アクティブセットを決定するために、ビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定するように構成される、アクティブセット決定部70と、
をさらに含み得る。
【0203】
本出願の別の実施形態では、第2の測定構成情報は第1の事前設定閾値を含み、
図12に基づき、
図13に示すように、アクティブセット決定部70は、
第1の事前設定期間内に測定結果を取得するために、第1の事前設定期間内にビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定するように構成される、信号測定モジュール71と、第1の事前設定期間内のその測定結果が第1の事前設定閾値より大きいビーム参照信号をビーム参照信号アクティブセットとして使用するように構成される、アクティブセット決定モジュール72と、
を含む。
【0204】
前述の実施形態の装置では、具体的な各モジュールの動作の行い方については、方法に関連した実施形態ですでに詳細に説明されており、ここでは詳細を繰り返さない。
【0205】
本出願の一実施形態は端末をさらに提供する。
図14に示すように、端末210は、少なくとも1つのプロセッサ211と、少なくとも1つのバス212と、少なくとも1つの通信インターフェース213と、少なくとも1つのメモリ214と、を含む。メモリ211は、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成される。メモリ204は、読取り専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み、プロセッサ201に命令およびデータを提供し得る。メモリ204の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM、Non−Volatile Random Access Memory)をさらに含んでいてよい。プロセッサ211は、バス212を使用して通信インターフェース213とメモリ214とに接続されている。本出願の一実施形態では、コンピュータが実行されると、プロセッサ211はメモリ214に格納されたコンピュータ実行可能命令を実行し、プロセッサ211は、
図6に示す実施形態のステップを行うことができ、
1台または複数の基地局によって送信されたビーム参照信号を取得し、ビーム参照信号の測定値を取得するために、第1の測定構成情報に基づいてビーム参照信号を測定し、測定結果を取得するために、ビーム参照信号の測定値に対してフィルタリングを行い、測定結果がセル測定結果および/またはビーム測定結果を含む、
ように構成される。
【0206】
任意選択の実施態様において、ビーム参照信号は、端末によって取得された同じセル内のビーム参照信号であり、またはビーム参照信号は、端末によって取得された異なるセル内のビーム参照信号であり、プロセッサは、事前設定時間範囲内に測定された複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、測定結果を取得するために、事前設定された方法で複数のビーム参照信号の測定値を処理する、ようにさらに構成される。
【0207】
別の任意選択の実施態様では、端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、プロセッサは、第1の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、第1の事前設定された方法で、複数のビーム参照信号の第1の測定結果を取得するために、第1の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を処理し、第1の測定結果をセル測定結果として使用する、ようにさらに構成される。
【0208】
別の任意選択の実施態様では、事前設定された方法は、前述の第1の事前設定された方法から第8の事前設定された方法、を含み、端末が、事前設定された方法で複数のビーム参照信号の測定値を処理することは、端末が、第1の事前設定された方法から第8の事前設定された方法のいずれか1つで同じセル内のビーム参照信号の測定値を処理すること、および/または端末が、第1の事前設定された方法から第8の事前設定された方法のいずれか1つで異なる各セル内のビーム参照信号を処理すること、を含む。
【0209】
別の任意選択の実施態様では、端末が同じ瞬間に1つのビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、プロセッサは、第2の事前設定時間範囲内の複数の異なるビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、第2の事前設定された方法で、複数の異なるビーム参照信号の第2の測定結果を取得するために、第2の事前設定時間範囲内の複数の異なるビーム参照信号内のビーム参照信号の各カテゴリに対応する測定値を処理し、第2の測定結果をビーム測定結果として使用する、ようにさらに構成される。
【0210】
別の任意選択の実施態様では、端末が同じ瞬間に複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、プロセッサは、同じ瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、同じ瞬間の複数のビーム参照信号の平均測定値を取得するために、同じ瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を平均し、第3の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する平均測定値を取得し、第3の事前設定された方法で、第3の測定結果を取得するために、第3の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する平均測定値を処理し、第3の測定結果をセル測定結果として使用する、ようにさらに構成される。
【0211】
別の任意選択の実施態様では、端末が同じ瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数の異なるビーム参照信号を取得する場合、プロセッサは、複数の異なるビーム参照信号の各々の測定値を取得し、同じ瞬間の複数の異なるビーム参照信号の最大測定値を取得し、第4の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する最大測定値を取得し、第4の事前設定された方法で、第4の測定結果を取得するために、第4の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第4の測定結果をセル測定結果として使用し、または第5の事前設定された方法で、第5の測定結果を取得するために、第4の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第5の測定結果をビーム測定結果として使用する、ようにさらに構成される。
【0212】
別の任意選択の実施態様では、端末が同じ瞬間に1つまたは複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を取得する場合、プロセッサは、
第5の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、同じ瞬間の複数のビーム参照信号の平均測定値を取得するために、同じ瞬間の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を平均し、第6の事前設定された方法で、第6の測定結果を取得するために、第5の事前設定時間範囲内の異なる瞬間にそれぞれ対応する平均測定値を処理し、第6の測定結果をセル測定結果として使用する、
ようにさらに構成される。
【0213】
別の任意選択の実施態様では、端末が同じ瞬間に1つまたは複数のビーム参照信号を取得し、端末が異なる瞬間に複数のビーム参照信号を受信する場合、プロセッサは、
第6の事前設定時間範囲内の複数のビーム参照信号にそれぞれ対応する測定値を取得し、同じ瞬間の複数の異なるビーム参照信号の最大測定値を取得し、第7の事前設定された方法で、第7の測定結果を取得するために、第6の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第7の測定結果をセル測定結果として使用し、または第8の事前設定された方法で、第8の測定結果を取得するために、第6の事前設定時間範囲内の異なる瞬間に対応する最大測定値を処理し、第8の測定結果をビーム測定結果として使用する、
ようにさらに構成される。
【0214】
別の任意選択の実施態様では、端末は、同じセルまたは異なるセルにおいて複数のビーム参照信号の測定結果を取得し、セル測定結果は、サービングセル測定結果および/または近隣セル測定結果を含む。
【0215】
別の任意選択の実施態様では、プロセッサは、第2の測定構成情報を取得し、第2の測定構成情報に基づいてビーム参照信号のビーム参照信号測定セットを決定し、ビーム参照信号アクティブセットを決定するために、ビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定する、ようにさらに構成される。
【0216】
別の任意選択の実施態様では、第2の測定構成情報は第1の事前設定閾値を含み、プロセッサは、第1の事前設定期間内に測定結果を取得するために、第1の事前設定期間内にビーム参照信号測定セット内のビーム参照信号を測定し、第1の事前設定期間内のその測定結果が第1の事前設定閾値より大きいビーム参照信号をビーム参照信号アクティブセットとして使用する、ようにさらに構成される。
【0217】
別の任意選択の実施態様では、第2の測定構成情報は第2の事前設定閾値を含み、プロセッサは、第2の事前設定期間内に測定結果を取得するために、第2の事前設定期間内にビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号を測定し、第2の事前設定期間内のその測定結果が第2の事前設定閾値より大きいビーム参照信号をターゲットビーム参照信号として使用する、ようにさらに構成される。
【0218】
別の任意選択の実施態様では、プロセッサは、第7の事前設定時間範囲内に端末が、ターゲットビーム参照信号が位置するターゲットビームに対して無線リンク監視RLMを行い、ターゲットビーム参照信号が無線リンク障害RLF条件を満足させると端末が判断した場合、端末が、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガする、ようにさらに構成される。
【0219】
別の任意選択の実施態様では、プロセッサは、ターゲットビーム参照信号の測定結果が第3の事前設定閾値未満である場合、端末が、RLMを行うためにターゲットビーム参照信号以外のビーム参照信号アクティブセット内のビーム参照信号が位置するビームを選択し、ターゲットビーム参照信号とターゲットビーム参照信号以外のビーム参照信号とがどちらもRLF条件を満足させると端末が判断した場合、端末が、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガし、または端末が、ビーム参照信号アクティブセット内のすべてのビーム参照信号に対してRLMを行い、アクティブセット内のすべてのビームがRLF条件を満足させると端末が判断した場合、端末が、無線リソース制御の接続再確立プロセスをトリガする、ようにさらに構成される。
【0220】
高周波数信号は比較的低い透過性、障害物に遭遇した場合の信号品質の急速な減衰などを特徴とするので、端末が高周波数通信を介して基地局にデータを送信する場合、端末と基地局との間の通信のための高周波数信号が劣化すると、端末と基地局との間の正常な通信に影響を及ぼす可能性が非常に高い。したがって、高周波数信号の伝搬損を補償して、サービス伝送の信頼性を向上させるために、一般に、端末がデータ伝送を同時に行うために複数のビーム(beam)が構成される。
【0221】
しかしながら、高周波数信号には、低い透過性や障害物に遭遇した場合の急速な減衰などの固有の特徴があるという事実に基づけば、ある端末について、その端末のために多数のbeamが構成され、アクティブであるが、その端末が構成されたbeamを使用して基地局と通信するときに、いくつかのbeamの信号が突然減衰した場合、端末と基地局とがbeamをアクティブ状態で維持し続けると、ネットワークリソースの無駄が生じ、端末の電力消費も大幅に増える。
【0222】
したがって、端末が複数のbeamを使用して基地局と通信するときに、いくつかのbeamの信号品質が突然劣化した場合には、端末と基地局とがbeamを維持し続けるときに生じるネットワークリソースの無駄などの問題を回避するために、本出願の実施形態は、無線リソース選択方法および装置をさらに提供する。
【0223】
本出願で提供される実施態様では、beamとは、高周波数信号を使用して通信を行うための空間リソースである。1台の基地局が同じbeamを使用して異なる端末と通信する場合もあり、または1台の端末が1つまたは複数のbeamを使用して基地局と通信する場合もある。本出願の実施形態で提供される解決策は、ポートなどの別の空間リソースにも適用できる。
【0224】
本出願の一実施形態で提供される第1の設計では、端末は、通信品質を満たさないbeamを非アクティブ化または削除し得る。
【0225】
本実施形態では、端末は、beamの測定結果を取得し得る。端末は、1つまたは複数のbeamの測定結果を取得し得る。1つまたは複数のbeamは、その端末についてアクティブ状態にあるbeamである。
【0226】
端末について、構成されたbeamの状態は、アクティブ状態と非アクティブ状態とに分類され得る。アクティブ状態のbeamはアクティブbeamとも呼ばれ、非アクティブ状態のbeamは非アクティブbeamとも呼ばれ得る。非アクティブbeamに関する情報は端末または基地局に保持され得る。端末について、アクティブ状態のbeamは、端末および基地局によってデータ伝送を行うために使用され得るものであり、非アクティブ状態のbeamは、端末および基地局によってデータ伝送を行うために使用されない。アクティブbeamは非アクティブ化動作によって非アクティブbeamになり、非アクティブbeamはアクティブ化動作によってアクティブbeamになり得る。beamのアクティブ状態と非アクティブ状態とは、端末の次元に特有のものであることを当業者は知るはずである。例えば、beamは、ある端末については非アクティブbeamであり、別の端末についてはアクティブbeamであり得る。別の例として、基地局がbeamを非アクティブ化することとは、基地局がbeamの状態を、別の端末についてのbeamの状態に影響を及ぼさずに、ある端末について非アクティブに設定することを意味する。
【0227】
端末について、非構成beamとは、端末がそのbeamの関連情報を格納していないことを意味する。
【0228】
端末は、複数の方法で測定結果を取得し得る。例えば、端末は、測定結果を取得するためにbeamを測定してもよく、または別の端末から1つもしくは複数のbeamの測定結果を取得してもよく、または基地局から1もしくは複数のbeamの測定結果を取得してもよい。基地局から取得される1または複数のbeamの測定結果は、基地局によって測定されたものであってもよく、別の端末によって測定されたものであってもよい。任意選択で、基地局が端末に、測定される必要のあるbeamを指示してもよい。任意選択で、端末が測定される必要のあるbeamを自発的に選択してもよい。測定結果は、beamの通信品質を評価するために使用され得る。例えば、beam信号品質の測定結果が、測定結果または測定結果の一部として使用されてもよい。別の例として、beam伝搬損の測定結果が、測定結果または測定結果の一部として使用されてもよい。
【0229】
1つまたは複数のbeamの測定結果を取得した後、端末は、1つまたは複数のbeamの測定結果が第1の品質条件を満足させるかどうかを判断し、具体的には、beamが通信品質要件を満たすかどうかを判断し得る。第1の品質条件は、beamが通信品質要件を満足させるかどうかを判断するのに使用される条件であり、第1の品質条件を満足させるbeamは、通信品質要件を満たさないbeamとみなされ得る。例えば、第1の品質条件は、信号品質が閾値未満であること、または信号品質が期間内に閾値未満であること、または信号品質が期間内に閾値未満である回数が事前設定された回数より多いこと、であり得る。別の例として、第1の品質条件は、beam伝搬損が閾値より大きいこと、またはbeam伝搬損が期間内に閾値より大きいこと、またはbeam伝搬損が期間内に閾値より大きい回数が事前設定された回数より多いこと、であり得る。第1の品質条件の内容は必要に応じて構築されてよく、第1の品質条件の内容は本出願では限定されない。第1の品質条件は、基地局によって端末に送信されてもよく、または通信規格で指定されてもよい。第1の品質条件はまた暗黙的に指示されてもよい。例えば、信号強度が閾値A以上であることが品質要件であると規格で指定されている場合、第1の品質条件は、信号強度が閾値A未満である、であることが暗黙的に指示されているとみなすことができる。
【0230】
通信品質要件を満たさない1つまたは複数のbeamを決定した後、端末は基地局に第1の指示情報を送信し得る。第1の指示情報は、通信品質要件を満たさない1つまたは複数のbeamを非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用される。任意選択で、端末は、通信品質要件を満たさない1つまたは複数のbeamを自発的に非アクティブ化または削除してもよい。通信品質要件を満たさない1つまたは複数のbeamを非アクティブ化または削除した後、端末は、基地局と通信する際に通信品質要件を満たさない1つまたは複数のbeamを使用しない。
【0231】
1ビットを使用して端末または基地局上でbeamの状態が指示されてよく、beamは、そのビットの値を変更することによって非アクティブ化され得る。beamは、beamのコンテキストを削除することによって削除されてよく、具体的には、端末または基地局に格納されたbeamに関する情報が削除される。
【0232】
端末によって送信された第1の指示情報を受信した後、基地局は、通信品質要件を満たさない1つまたは複数のbeamを非アクティブ化または削除し得る。基地局との通信中に、端末は、通信品質要件を満たさない1つまたは複数のbeamを非アクティブ化または削除し、そのため、端末と基地局との間の通信のためのbeamの信号が突然減衰した場合などに、通信が引き続き通信品質要件を満たさないbeamを使用して行われるときに生じるネットワークリソースの無駄の問題を回避することができ、端末が比較的低い通信品質を有するbeamを使用して引き続き通信を行うときに生じる電力消費の大幅な増加の問題をさらに回避することができる。
【0233】
端末は、複数の方法で基地局に第1の指示情報を送信し得る。
【0234】
第1の任意選択の方法では、端末は、通信品質要件を満たさないbeamを使用して第1の指示情報を送信し得る。任意選択で、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報または削除指示情報であってもよい。beam上で第1の指示情報を受信した後、基地局は、beamが非アクティブ化または削除される必要があることを知ることができる。
【0235】
第1の指示情報は、複数の方法で実施され得る。その1つの任意選択の方法では、通信品質要件を満たさないbeamの識別子情報が、第1の指示情報または第1の指示情報の一部として使用される。beam上でbeamの識別子情報を受信した後、基地局はbeamを即座に非アクティブ化または削除することができる。その別の任意選択の方法では、通信品質要件を満たさないbeamの品質情報が、第1の指示情報または第1の指示情報の一部として使用される。例えば、CQI0(チャネル品質情報、Channel Quality Indicator)が基地局に送信され、beam上でCQI=0を受信した後、基地局は、beamを即座に非アクティブ化または削除することができる。CQI=0は、beamの不十分な通信品質を指示するとみなされ得る。その別の任意選択の方法では、非アクティブ化または削除指示が、第1の指示情報または第1の指示情報の一部として使用される。非アクティブ化指示情報または削除指示情報は、ビットを使用して表され得る。
【0236】
第2の任意選択の方法では、端末は、通信品質要件を満たさないbeam以外のbeamを使用して第1の指示情報を送信し得る。第1の指示情報が別のbeam上で送信される場合、通信品質要件を満たさないbeamの識別子情報は、第1の指示情報または第1の指示情報の一部として使用され得る。任意選択で、通信品質要件を満たさないbeamの品質情報が第1の指示情報の一部として使用されてもよい。任意選択で、非アクティブ化指示情報または削除指示情報が第1の指示情報の一部として使用されてもよい。
【0237】
第3の任意選択の方法では、端末は、マクロネットワークまたは低周波数ネットワークを使用して基地局に第1の指示情報を送信し得る。マクロネットワークまたは低周波数ネットワークを使用して情報を送信することは、例えば、NR(new radio、新しい無線)ネットワーク(略称5Gネットワーク)、LTEネットワーク、UMTSネットワーク、またはGSMネットワークなどのネットワークを使用して基地局に第1の指示情報を送信することとして理解され得る。第1の指示情報の一実施態様については、前述の第2の任意選択の方法を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。具体的には、端末は、マクロネットワークまたは低周波数ネットワークを使用して基地局に第1の指示情報を送信するために、MAC層またはRRC層を使用して第1の指示情報を送信し得る。
【0238】
端末が基地局に第1の指示情報を送信した後、基地局は、通信品質要件を満たさないbeamを非アクティブ化または削除することができ、具体的には、基地局は、そのbeamを使用した端末との通信を停止し得る。基地局に第1の指示情報を送信した後、端末はbeamの監視を停止し得る。任意選択で、基地局によって送信された第1の指示情報のフィードバック情報を受信した後に、端末がbeamの監視を停止してもよい。フィードバック情報は、非アクティブ化または削除されたbeamの識別子情報を搬送することができ、beamの識別子情報は、beamの識別子、beamのアンテナポート識別子、またはbeamの参照信号、または他の識別子情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0239】
このようにして、基地局が外部干渉などを受ける場合に、基地局が端末によって送信された第1の指示情報を受信せず、beamを使用して引き続き端末にデータを送信した後で、端末がbeamの監視を停止するのが早すぎるために生じるデータ損失の問題を回避することができる。
【0240】
高周波数信号は比較的低い透過性、障害物に遭遇した場合の信号品質の急速な減衰などを特徴とするので、前述の実施形態では、端末と基地局との間の通信のためのbeamの信号減衰などの問題が発生すると、端末は、基地局に、第1の品質条件を満足させるbeamを非アクティブ化または削除するよう指図するために、基地局に第1の指示情報を送信し得る。例えば、端末の移動中に、端末が遮断エリアに入った場合、端末と基地局との間の通信のためのいくつかのbeamがその遮断エリアにおいてブロックされる。その結果、信号品質が影響を受け、beamの信号減衰などの問題が生じる。この場合、端末は、端末と基地局との間の通信の品質に影響を及ぼさないように、基地局にそれらのbeamを非アクティブ化または削除するよう指図する。
【0241】
説明を容易にするために、本出願の本実施形態では、ネットワーク機器が基地局である例を使用して説明する。例えば、基地局は4Gまたは5G通信機能を有する基地局であってよいが、本出願の本実施形態はこれに限定されない。
【0242】
前述の設計態様における解決策について以下で
図16に関する例を使用して説明する。
図16に示すように、この解決策は以下のステップを含む。
【0243】
ステップ200:基地局が端末にbeam構成情報を送信する。
【0244】
beam構成情報は、端末に、beam1およびbeam2を使用して基地局と通信するように指図するために使用される。
【0245】
ステップ201:端末がbeam1およびbeam2の各々の信号強度を測定する。
【0246】
端末は、通信品質要件が満たされるかどうか判断するために、beam1とbeam2の信号強度を別々に測定する。
【0247】
ステップ202:端末が、beam1およびbeam2の各々の信号強度が閾値未満であるかどうか判定する。
【0248】
beam1の信号強度が閾値未満であり、beam2の信号強度が閾値未満でない場合、端末は、beam1の信号強度は不十分であり、端末がbeam1を使用して引き続き基地局と通信した場合、端末と基地局との間の正常な通信が影響を受ける可能性があると判断し得る。
【0249】
ステップ203:端末がbeam1またはbeam2を使用して基地局に指示情報を送信する。
【0250】
指示情報は、基地局にbeam1を削除または非アクティブ化するよう指図するのに使用され、指示情報は、非アクティブ化指示情報または削除指示情報であり得る。加えて、指示情報は、beam1の識別子、またはbeam1の信号強度、またはCQI=0を含んでいてもよい。
【0251】
端末は、MAC層またはRRC層を使用して基地局に第1の指示情報を送信し得る。第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報または削除指示情報を含み得る。非アクティブ化指示情報または削除指示情報は、基地局にbeam1を非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用される。第1の指示情報は、beam1のCQIをさらに含み得る。例えば、CQI=0は、端末によって、基地局に、beam1の信号品質が引き続きデータ伝送を行うのに適さなくなったので、基地局がbeam1を非アクティブ化または削除するよう指示するために使用される。任意選択で、第1の指示情報は、beam1の識別子、beam1のアンテナポート識別子、またはbeam1の参照信号、または他の識別子情報のうちの少なくとも1つをさらに含んでいてもよい。このようにして、端末によって送信された第1の指示情報を受信すると、基地局は、不十分な信号品質を有するbeam1を引き続き使用してデータが送信された場合に端末と基地局との間の正常な通信に影響を及ぼすことを回避するために、第1の指示情報内の非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報、または非アクティブ化指示情報もしくは削除指示情報と第1の指示情報に含まれるbeam1の識別子情報とを使用してbeam1を非アクティブ化または削除する。
【0252】
ステップ204:基地局がbeam1を非アクティブ化または削除する。
【0253】
端末によって送信された第1の指示情報を受信した後、基地局はbeam1を非アクティブ化または削除する。基地局との通信中に、端末は、通信品質要件を満たさないbeamを非アクティブ化または削除し、そのため、端末と基地局との間の通信のためのbeamの信号が突然減衰した場合に、通信が引き続きそのbeamを使用して行われるときに生じるネットワークリソースの無駄の問題を回避することができ、端末が比較的低い通信品質を有するbeamを使用して引き続き通信を行うときに生じる電力消費の大幅な増加の問題をさらに回避することができる。
【0254】
ステップ205:基地局が端末に第1の指示情報のフィードバック情報を送信する。
【0255】
フィードバック情報は、beam1の監視を停止するよう端末に指図するのに使用される。基地局がbeam1を使用した端末との通信を停止するので、端末がbeam1を監視し続けるために生じるリソースの無駄などの問題が回避される。フィードバック情報は、beam1の識別子情報を搬送することができ、beam1の識別子情報は、beam1の識別子、beam1のアンテナポート識別子、またはbeam1の参照信号、または他の識別子情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0256】
ステップ206:端末がbeam1の監視を停止する。
【0257】
基地局によって送信された第1の指示情報のフィードバック情報を受信した後、端末はbeam1の監視を停止し得る。
【0258】
端末が基地局に第1の指示情報を送信した後、基地局は、通信品質要件を満たさないbeam1を非アクティブ化または削除することができ、具体的には、基地局はbeam1を使用した端末との通信を停止することができる。基地局に第1の指示情報を送信した後、端末はbeam1の監視を停止し得る。加えて、基地局によって送信された第1の指示情報のフィードバック情報を受信した後に、端末がbeam1の監視を停止してもよい。このようにして、基地局が外部干渉などを受ける場合に、基地局が端末によって送信された第1の指示情報を受信せず、beam1を使用して引き続き端末にデータを送信した後で、端末がbeam1の監視を停止するのが早すぎるために生じるデータ損失の問題を回避することができる。
【0259】
本出願で提供される一実施形態の第2の設計では、端末の移動中、非アクティブbeamまたは新しいbeamの通信品質が通信品質要件を満たし得る。端末と基地局との間の通信に通信要件を満たすbeamを適用して、端末と基地局との間の通信の品質を向上させるために、本出願で提供される別の実施態様では、端末は、通信品質を満たすbeamをアクティブ化または追加し得る。
【0260】
この設計態様では、端末は、beamの測定結果を取得し得る。端末は、1つまたは複数のbeamの測定結果を取得し得る。1つまたは複数のbeamは、端末の非アクティブbeamまたは非構成beamである。例えば、測定結果は、beam信号品質の測定結果またはbeam伝搬損の測定結果を含み得る。
【0261】
端末について、非構成beamとは、端末がそのbeamの関連情報を格納していないことを意味する。
【0262】
beamの状態については、前述の第1の設計態様を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0263】
端末は、複数の方法で、その測定結果を取得する必要のあるbeamを知ることができる。端末は、基地局によって構成され、送信された構成情報に基づいてbeamを決定してもよく、または端末は、beam上で自発的にブラインド検出を行ってもよい。端末は、複数の方法で測定結果を取得し得る。第1の設計態様における関連した内容を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0264】
1つまたは複数のbeamの測定結果を取得した後、端末は、1つまたは複数のbeamの各々の測定結果が第2の品質条件を満足させるかどうかを判断し、具体的には、beamが通信品質要件を満たすかどうかを判断し得る。第2の品質条件は、beamが通信品質要件を満足させるかどうかを判断するのに使用される条件であり、第2の品質条件を満足させるbeamは通信品質要件を満足させるbeamとみなされ得る。例えば、第2の品質条件は、信号品質が閾値より大きいこと、または信号品質が期間内に閾値より大きいこと、または信号品質が閾値より大きい回数が事前設定された回数より多いこと、であり得る。別の例として、第2の品質条件は、beam伝搬損が閾値未満であること、またはbeam伝搬損が期間内に閾値未満であること、またはbeam伝搬損が期間内に閾値未満である回数が事前設定された回数より多いこと、であり得る。第2の品質条件の内容は必要に応じて構築されてよく、第2の品質条件の内容は本出願では限定されない。第2の品質条件は、基地局によって端末に送信されてもよく、または通信規格で指定されてもよい。第2の品質条件はまた暗黙的に指示されてもよい。例えば、信号強度が閾値A以下である場合、品質要件は満たされない、と規格で指定されている場合、第2の品質条件は、信号強度が閾値Aより大きい、であることが暗黙的に指示されているとみなすことができる。
【0265】
通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamを決定した後、端末は基地局に第2の指示情報を送信し得る。第2の指示情報は、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamをアクティブ化または追加するよう指図するのに使用される。任意選択で、端末は、ターゲットbeam以外のbeamを使用して基地局に第2の指示情報を送信してもよい。任意選択で、端末は、マクロ基地局または低周波数ネットワークを使用してネットワーク機器(基地局など)に第2の指示情報を送信してもよい。例えば、端末は、MAC層またはRRC層を使用して基地局に第2の指示情報を送信し得る。
【0266】
任意選択で、基地局に第2の指示情報を送信する前に、端末は、起こり得るデータ伝送のために、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamを能動的にアクティブ化または追加してもよい。
【0267】
第2の品質条件は、基地局によって端末に送信されてもよく、または通信規格で指定されてもよい。
【0268】
任意選択で、beamが通信品質要件を満たすかどうかが、beam上で受信されたNACKの数を決定することによって判断されてもよい。言い換えると、第1の品質条件および第2の品質条件は、判断の根拠としてNACKの数を使用し得る。例えば、第1の品質条件は、NACKの数が第1の閾値より大きいことであり、第2の品質条件は、NACKの数が第2の閾値未満であることであり得る。通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamを識別する情報が、第2の指示情報または第2の指示情報の一部として使用され得る。通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamを識別する情報は、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamの識別子、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamに対応するアンテナポート識別子、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamに対応する参照信号などであり得る。任意選択で、第2の指示情報は、アクティブ化指示情報または追加指示情報をさらに含み得る。アクティブ化指示情報または追加指示情報は、ビットを使用して表され得る。
【0269】
任意選択で、基地局に第2の指示情報を送信した後、端末は、基地局が、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamを使用して端末にデータを送信するときに、端末が、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeam上で基地局によって送信されたデータを、適時に取得できるように、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamを監視してもよい。任意選択で、基地局によって送信された第2の指示情報のフィードバック情報を受信した後、端末は、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamの監視を開始してもよい。フィードバック情報は、アクティブ化または追加されたbeamの識別子情報を搬送することができ、beamの識別子情報は、beamの識別子、beamのアンテナポート識別子、またはbeamの参照信号、または他の識別子情報のうちの少なくとも1つを含む。例えば、第2の指示情報は、beam3およびbeam4をアクティブ化または追加するよう指図する。基地局のフィードバック情報は、beam4をアクティブ化できることを指示し、フィードバック情報を受信した後、端末は、beam4上のデータ通信を監視し得る。
【0270】
基地局が端末によって送信された第2の指示情報を受信した後、基地局は、第2の指示情報に基づいて、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamをアクティブ化もしくは追加してもよく、または基地局は、第2の指示情報に基づいて、通信品質要件を満たす1つまたは複数のbeamの一部をアクティブ化もしくは追加してもよい。基地局は、通信品質要件を満たす1つまたは複数のアクティブ化または追加されたbeamに基づいて端末と通信し得る。
【0271】
任意選択で、端末によって基地局に送信される第2の指示情報は、通信品質要件を満たす1つもしくは複数のbeamのチャネル状態情報(Channel State Information、CSI)、または通信品質を反映し得る他の情報をさらに含んでいてもよい。前述の情報を受信した後、基地局は、アクティブ化または追加動作を行うために比較的良好なbeamを選択し得る。
【0272】
端末が基地局に第2の指示情報を送信する解決策は、端末が基地局に第1の指示情報を送信する解決策と組み合わされ得ることに留意されたい。
【0273】
第1の指示情報または第2の指示情報は複数の方法で送信され得る。例えば、第1の指示情報または第2の指示情報は、MAC層シグナリングまたはRRC層シグナリングを使用して送信される。別の例では、第1の指示情報または第2の指示情報は、beam制御シグナリングまたはbeam管理シグナリングを使用して送信される。
【0274】
前述の2つの設計態様のおける解決策の一変形において、基地局は、beamの測定結果を取得し、端末に、beamを非アクティブ化/削除、またはアクティブ化/追加するよう指図するために、端末に第1の指示情報または第2の指示情報を送信し得る。具体的な内容については、前述の2つの設計態様を参照されたく、前述の2つの設計態様における端末を基地局で置き換え、基地局を端末で置き換えさえすればよく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0275】
任意選択で、端末と基地局との間の通信のための上り伝送リンクと下り伝送リンクに対称性がない(すなわち、呼吸性がない)シナリオでは、端末が下りbeamに前述の2つの設計態様における解決策を実施し、基地局が上りbeamに前述の2つの設計態様における解決策を実施することができる。
【0276】
説明を容易にするために、本出願の本実施形態では、ネットワーク機器が基地局である例を使用して説明する。例えば、基地局は4Gまたは5G通信機能を有する基地局であってよいが、本出願の本実施形態はこれに限定されない。
【0277】
前述の第2の設計態様における解決策について以下で
図17に関する例を使用して説明する。
図17に示すように、この解決策は以下のステップを含む。
【0278】
ステップ300:基地局が端末にbeam構成情報を送信する。
【0279】
beam構成情報は、端末に、beam3およびbeam4が通信品質要件を満たすかどうか判断するよう指図するために使用される。
【0280】
ステップ301:端末がbeam3およびbeam4の各々の信号強度を測定する。端末は、例えば、端末と基地局との間の通信のためのbeam3およびbeam4の信号強度を測定して、beam3およびbeam4の各々の信号強度を取得する。beam3およびbeam4は、端末が使用するために基地局によって構成されていないbeamであってもよく、または端末のための非アクティブビームである。
【0281】
ステップ302:端末が、beam3およびbeam4の各々の信号強度が閾値より大きいかどうか判定する。
【0282】
beam3の信号強度は閾値より大きいが、beam4の信号強度は閾値未満であると端末が判定した場合、端末は、beam3の信号強度は端末と基地局との間の通信の要件を満たすことができると判断し得る。
【0283】
ステップ303:端末が基地局に第2の指示情報を送信する。
【0284】
第2の指示情報は、基地局に、端末と通信するためにbeam3をアクティブ化するかまたはbeam3を追加するよう指図するために使用される。
【0285】
端末は、beam3以外のbeamを使用してネットワーク機器に第2の指示情報を送信し得る。第2の指示情報は、beam3の識別子を含んでいてもよく、またはbeam3を送信するためのアンテナポート識別子、またはbeam3の参照信号、またはbeamを識別するために使用できる他の情報を含む。任意選択で、第2の指示情報は、アクティブ化指示情報または追加指示情報をさらに含み得る。このようにして、端末によって送信された第2の指示情報を受信すると、基地局は、端末とネットワーク機器との間の通信の品質を向上させるために、端末にbeam3をアクティブ化するかまたはbeam3を追加する。端末にbeam3を追加することは、端末が使用するためにbeam3が構成されることを意味する。
【0286】
ステップ304:基地局がbeam3をアクティブ化または追加する。
【0287】
端末によって送信された第2の指示情報を受信した後、基地局はbeam3をアクティブ化または追加することができ、続いて基地局は、beamを使用して端末と通信することができる。beam3は比較的良好な通信品質を有するので、端末と基地局との間の通信の効率が実質的に向上する。
【0288】
ステップ305:基地局が端末に第2の指示情報のフィードバック情報を送信する。
【0289】
端末がbeam3を適時に監視できるようにするために、beam3をアクティブ化または追加した後、基地局は端末に第2の指示情報のフィードバック情報を送信する。フィードバック情報は、beam3の識別子情報を搬送することができ、beam3の識別子情報は、beam3の識別子、beam3のアンテナポート識別子、またはbeam3の参照信号、または他の識別子情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0290】
ステップ306:端末がbeam3を監視する。
【0291】
基地局によって送信された指示情報のフィードバック情報を受信した後、端末は、beam3を使用して基地局によって送信されたデータを受信するために、beam3を監視し得る。
【0292】
任意選択で、基地局に指示情報を送信した後、端末は、基地局からの指示情報のフィードバック情報を待たずに、自発的にbeam3を監視してもよい。
【0293】
図18に示すように、本出願の一実施形態は、前述の第1の設計態様における端末側の解決策を実施するように構成された端末をさらに提供する。本端末は、プロセッサ11と、送信機12と、受信機13とを含む。プロセッサ11は、ビームの測定結果を取得するように構成される。ビームの測定結果を取得することの具体的内容については、前述の実施形態における第1の設計態様の内容を参照されたい。
【0294】
送信機12は、ネットワーク機器に第1の指示情報を送信し、第1の指示情報がビームを非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用され、ビームの測定結果が第1の品質条件を満足させる、ように構成される。
【0295】
ネットワーク機器に第1の指示情報を送信することの説明については、具体的には、前述の実施形態の第1の設計態様における関連した内容を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0296】
任意選択で、送信機12は、ビームを使用して第1の指示情報を送信するように特に構成される。
【0297】
任意選択で、送信機12は、低周波数ネットワークを使用して第1の指示情報を送信するように特に構成される。
【0298】
任意選択で、送信機12は、該ビームまたは該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器に第1の指示情報を送信するように特に構成される。
【0299】
例えば、第1の指示情報は、非アクティブ化指示情報または削除指示情報を含み得る。例えば、第1の指示情報は、ビームの品質情報を含み得る。
【0300】
例えば、第1の指示情報は、ビームの識別子情報を含み得る。
【0301】
第1の指示情報の関連した内容については、第1の設計態様の内容を参照されたい。
【0302】
任意選択で、プロセッサ11は、ビームの監視を停止するようにさらに構成される。
【0303】
任意選択で、受信機13は、ネットワーク機器から第1の指示情報のフィードバック情報を受信するようにさらに構成される。
【0304】
端末の動作機構については、具体的には、前述の第1の設計態様の内容、および
図16に関連した内容を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0305】
本出願の本実施形態で提供される端末によれば、ビームの通信品質が要件を満たさないことが原因で端末とネットワーク機器との間の正常な通信が影響を受ける事例を回避するために、端末はネットワーク機器に、通信品質要件を満たさないビームを非アクティブ化または削除するよう指図する。
【0306】
図19に示すように、本出願の一実施形態は、前述の実施形態の第2の設計態様における端末の機能を実施するように構成された端末をさらに提供する。本端末は、プロセッサ21と、送信機22と、受信機23とを含む。プロセッサ21は、ビームの測定結果を取得するように構成される。送信機22は、ネットワーク機器に第2の指示情報を送信し、第2の指示情報がビームをアクティブ化または追加するよう指図するのに使用され、ビームの測定結果が第2の品質条件を満足させる、ように構成される。
【0307】
プロセッサ21および送信機22の前述の機能の説明については、具体的には、前述の実施形態の第2の設計態様の内容を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0308】
任意選択で、送信機22は、該ビーム以外のビームを使用してネットワーク機器に第2の指示情報を送信するように特に構成される。
【0309】
任意選択で、送信機22は、低周波数ネットワークを使用してネットワーク機器に第2の指示情報を送信するように特に構成される。
【0310】
第2の指示情報は、ビームの識別子情報を含む。
【0311】
任意選択で、第2の指示情報は、アクティブ化指示情報もしくは追加指示情報、またはビームの品質情報、をさらに含んでいてもよい。
【0312】
任意選択で、プロセッサ21は、ビームを監視するようにさらに構成される。
【0313】
任意選択で、受信機23は、ネットワーク機器から第2の指示情報のフィードバック情報を受信するようにさらに構成される。
【0314】
端末の具体的な動作機構については、前述の第2の設計態様の内容を参照すると共に、
図17および対応する例を参照されたい。
【0315】
図20に示すように、本出願の一実施形態は、前述の実施形態の第1の設計態様で提供されるネットワーク側の機能を実施するように構成されたネットワーク機器をさらに提供する。本ネットワーク機器は、通信インターフェース31と、プロセッサ32と、を含む。通信インターフェース31は、端末によって送信された第1の指示情報を受信し、第1の指示情報がビームを非アクティブ化または削除するよう指図するのに使用される、ように構成される。プロセッサ32は、ビームを非アクティブ化または削除するように構成される。
【0316】
任意選択で、ネットワーク機器は、プロセッサ32が命令を実行した後、ネットワーク機器の前述の機能を実施できるように、実行可能命令を格納するように構成される、メモリ33をさらに含んでいてもよい。
【0317】
ネットワーク機器の動作機構については、具体的には、前述の第1の設計態様および
図16に対応する例を参照されたい。
【0318】
図21に示すように、本出願の一実施形態は、前述の実施形態の第2の設計態様においてネットワーク機器上で行われる方法を実施するように構成される、ネットワーク機器をさらに提供する。本ネットワーク機器は、通信インターフェース51と、プロセッサ52と、を含む。通信インターフェース51は、端末によって送信された第2の指示情報を受信し、第2の指示情報がビームをアクティブ化または追加するよう指図するのに使用される、ように構成される。プロセッサ52は、ビームをアクティブ化または追加するように構成される。
【0319】
任意選択で、ネットワーク機器は、プロセッサ52が命令を実行した後、前述の機能を実施されるように、実行可能命令を格納するように構成される、メモリ53をさらに含んでいてもよい。
【0320】
ネットワーク機器の動作機構については、具体的には、前述の第2の設計態様の内容を参照すると共に、
図17および対応する例を参照されたく、ここでは詳細を繰り返さない。
【0321】
本出願の実施形態におけるビームとは、高周波数信号を使用して通信を行うための空間リソースであり、本出願の実施形態で提供される無線リソース選択方法および装置では、本出願の実施形態におけるビームを別の空間リソースで単に置き換えることによって別の空間リソースに適用可能な解決策が得られることに留意されたい。
【0322】
本出願の実施形態で提供されるネットワーク機器は基地局であり得ることを、当分野の技術者は知るはずである。技術の発展と共に、基地局が別の名称とされることもある。
【0323】
本出願は、複数の汎用または専用のコンピューティングシステム、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルド機器もしくはポータブル機器、フラットパネル機器、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラム可能なコンシューマデジタル機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、または前述のシステムもしくは機器のうちのいずれかを含む分散コンピューティング環境の環境または構成に適用できることが理解されよう。
【0324】
本出願は、コンピュータによって実行されるコンピュータ実行可能命令、例えば、プログラムモジュールの一般的なコンテキストで説明することができる。一般に、プログラムユニットには、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データ型を実装するためのルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。本出願は、通信ネットワークを介して接続されたリモート処理装置によってタスクが行われる分散コンピューティング環境において実施され得る。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、記憶装置を含むローカルとリモート両方の記憶媒体に位置し得る。
【0325】
本明細書において、「第1」や「第2」といった関係語は、あるエンティティまたは操作を別のエンティティまたは操作と区別するために使用されるにすぎず、必ずしも、これらのエンティティ間または操作間に任意の実際の関係または順番が存在することを必要とし、または意味するとは限らないことに留意されたい。さらに、「include」、「comprise」という用語、または任意の他の変形は、非排他的包含を対象とするためのものであり、そのため、要素のリストを含むプロセス、方法、物品、もしくは機器は、それらの要素を含むのみならず、明記されていない他の要素も含み、または、そうしたプロセス、方法、物品、もしくは機器に固有の要素をさらに含むものである。「includes a ...」の後に続く要素は、さらなる制約条件がなければ、当該要素を含むプロセス、方法、物品または機器における追加的な同一の要素の存在を除外するものではない。
【0326】
当業者ならば、本明細書を考察し、本明細書で開示される本出願を実施すれば、本出願の別の実装解決策を容易に考案できよう。本出願は、本出願のあらゆる変形、用途、または適応的変更を包含することが意図されている。それらの変形、用途、または適応的変更は、本出願の一般原理に従い、本出願に開示されていない当技術分野における一般的な知識または一般的な技術手段を含む。本明細書および実施形態は単なる例とみなされ、本出願の実際の範囲は添付の特許請求の範囲によって指示されている。
【0327】
添付の図面に示されている厳密な構造だけに限定されず、本出願の範囲から逸脱することなく改変および変更が加えられ得ることを理解されたい。本出願の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。