【実施例】
【0011】
本発明のロウソク立てについて、図に基づいて説明する。
図1は、本発明のロウソク立てのほや部を倒した状態を表わす図であり、
図1(a)は正面図、同図(b)は
図1(a)のA−A断面図(中央縦断面図)である。
図2は、
図1のほや部を可動し、ほや受け部にほや部を立てた状態を表わす図であり、
図2(a)は正面図、同図(b)は
図2(a)のB−B断面図(中央縦断面図)である。
本発明のロウソク立て10は、燭台部12と、ほや(火屋)部14と、ほや(火屋)受け部16と、ヒンジ部18(蝶番)とを備えるものである。また、ほや部14には、ロウソク20が通過する隙間22が形成されている。
燭台部12は、ロウソク20を立てる針12aと、燭台本体12bと、針12aを燭台本体12bに固定するネジ部12cから構成される公知の燭台である。
ほや部14とほや受け部16は、いずれも筒状のものであり、断面が同じ形状に形成されたものである。
図1及び
図2において、ほや部14とほや受け部16は、いずれも断面が四角形に形成されている。ほや部14は、ほや受け部16の上に載せることができ、ほや受け部16の上にほや部14を立てられるようになっている(
図2)。
図1及び
図2において、燭台部12は、ほや受け部16の中空の空間に配置され、墓石に固定されているものとする。
【0012】
ほや部14は、燭台部12に立てたロウソク20を中空の空間14aに格納するものである(
図2)。ほや部14により、ロウソク20の炎20aに風が当たることを防ぎ、炎20aが消えないようにすることができる。
なお、ほや部14は、ガラス製のものに限るものではなく、その他の素材で形成されたものでもよい。
【0013】
ヒンジ部18は、ほや受け部16にほや部14を連結し、その連結部においてほや部14を
回動可能にするものである(
図1(b)、
図2(b))。
ヒンジ部18は蝶番
であり、2枚の羽18a,18b(プレート)と1本のピン18c(回転軸)で構成されているものである(
図1(b)、
図2(b))。一の羽18aは、ほや部14の外側面に取り付け固定されており、他の羽18bは、ほや受け部16の外側面に取り付け固定されている(
図1(b)、
図2(b))。ヒンジ部18により、ほや部14をほや受け部16に立てる(ほや部14にロウソク20を格納する)ように、また、ほや部14を倒すように可動させることができる(
図1(b)、
図2(b))。すなわち、ほや部14は、ピン18c(ヒンジ部18の回転軸)を軸に回動し、ほや受け部16にほや部14を上げることができ、また、ほや受け部16からほや部14を下ろすことができるようになっている。
また、ヒンジ部18は、ほや受け部16とほや部14とを連結するものである。ロウソク立て10において、ほや部14は、ヒンジ部18を介して、ほや受け部16に連結し、ほや受け部16の上に支持固定されるものである(
図2)。
ほや部14は、ヒンジ部18を介して、ほや受け部16と連結していることから、ほや部14の盗難を防止することができる。
【0014】
ロウソク立て10において、ほや部14には、ほや部14を可動させてロウソク20を格納するときに、ロウソク20がほや部14を通過する隙間22が形成されている(
図1、
図2)。ほや部14の可動時に(
図1(b)、
図2(b)に記載の回転方向への可動時に)、ロウソク20がほや部14を通過する隙間22を設けることにより、従来のロウソク立てのように、ほや部14を取り付け取り外しすることなく、ロウソク20に火をつけることができ、ほや部14にロウソク20を格納することができる。
【0015】
(ロウソク20に火をつける場合)
ほや部14を倒した状態で(
図1)、燭台部12にロウソク20を立てて、火をつける。
(ロウソク20の炎20aに風が当たらないようにする場合)
ロウソク20に火をつけた後、ほや部14をほや受け部16に立てる(
図2)。これにより、ほや部14の中空の空間14aにロウソク20の炎20aを格納することができ、ロウソク20の炎20aに風が当たることを防ぐことができる。
【0016】
以上のように、本発明のロウソク立て10は、ヒンジ部18及びほや部14の隙間22により、ほや部14を取り付け取り外しすることなく、ロウソク20に火をつけることができる。また、ロウソク20の炎20aに風が当たることを防ぐことができる。
【0017】
本発明のロウソク立て10において、ほや部14にロウソク20を格納した際に、ほや部14の隙間22を閉じる隙間用蓋部24を設けてもよい(
図1,
図2)。
図1及び
図2において、隙間用蓋部24は、ほや部14の隙間22に嵌め込むことができる板状の部材であり、隙間22を閉じることができるものである。隙間用蓋部24は、ほや受け部16に載せられ固定されており、ほや部14にロウソク20を格納した際に隙間22を閉じるようになっている(
図2)。本発明のロウソク立て10は、ほや部14に隙間22を形成するものであることから、ほや部14にロウソク20を格納した際、隙間22からほや部14の中空の空間14aに風が入り、ロウソク20の炎20aが消えるおそれがある。隙間用蓋部24を設けることにより、隙間22からほや部14の中空の空間14aに風が入いることを防止できる。
【0018】
図1では、ほや部14を燭台部12(又はロウソク20)の後方に倒すようにロウソク立て10を設置したがこれに限るものではない。ほや部14を燭台部12の前方に倒す、また、ほや部14を燭台部12の左側又は右側に倒すようにロウソク立て10を設置してもよい。
本実施例では、墓石に燭台部12を固定した場合を例示したが、墓石以外の場所に固定してもよい。また、本発明のロウソク立て10は、燭台部12を固定しない卓上型のものであってもよい。
本発明のロウソク立て10の用途は、お墓参りに限らず、ロウソクを光源とする照明具としても利用可能なものである。