特許第6984422号(P6984422)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6984422信号処理装置および信号処理装置の制御方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6984422
(24)【登録日】2021年11月29日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】信号処理装置および信号処理装置の制御方法
(51)【国際特許分類】
   G08C 15/00 20060101AFI20211213BHJP
【FI】
   G08C15/00 E
【請求項の数】6
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2018-1761(P2018-1761)
(22)【出願日】2018年1月10日
(65)【公開番号】特開2019-121262(P2019-121262A)
(43)【公開日】2019年7月22日
【審査請求日】2020年3月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002945
【氏名又は名称】オムロン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100155712
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 尚
(72)【発明者】
【氏名】吉岡 亮平
【審査官】 菅藤 政明
(56)【参考文献】
【文献】 特開平02−068618(JP,A)
【文献】 特開2015−118068(JP,A)
【文献】 特開2012−177526(JP,A)
【文献】 米国特許第05296856(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08C 13/00−25/04
G01D 9/00−15/34
H03M 1/00− 1/88
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサからのアナログ入力信号を処理して制御装置に転送する信号処理装置であって、
前記アナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が所定時間以上継続したかを判定する信号状態判定部と、
前記信号状態判定部により、前記状態が前記所定時間以上継続したと判定されると、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生したことを前記制御装置に通知する通知部と、
前記所定時間を設定するユーザ操作を取得する受信部と、
前記ユーザ操作に応じて前記所定時間を設定する判定条件設定部と、
を備えていることを特徴とする信号処理装置。
【請求項2】
前記アナログ入力信号の時系列データを外部の機器に表示させる表示指示部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項3】
複数の前記センサの各々と接続するための複数のチャネルをさらに備え、
前記時系列データは、1つの前記チャネルによって入力された1つの前記アナログ入力信号の時系列データ、または、複数の異なるチャネルによって入力された複数の前記アナログ入力信号の時系列データであることを特徴とする請求項に記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記所定時間は、前記信号処理装置における前記アナログ入力信号のサンプリング期間の整数倍であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の信号処理装置。
【請求項5】
前記制御装置はマスタースレーブ制御システムにおけるマスタ装置であり、
前記信号処理装置は前記マスタ装置にネットワークを介して接続されるスレーブ装置であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の信号処理装置。
【請求項6】
センサからのアナログ入力信号を処理して制御装置に転送する信号処理装置の制御方法であって、
前記アナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が所定時間以上継続したかを判定する信号状態判定ステップと、
前記信号状態判定ステップにより、前記状態が前記所定時間以上継続したと判定されると、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生したことを前記制御装置に通知する通知ステップと、
前記所定時間を設定するユーザ操作を取得する受信ステップと、
前記ユーザ操作に応じて前記所定時間を設定する判定条件設定ステップと、
を含むことを特徴とする信号処理装置の制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は信号処理装置等に関し、特に、センサからの信号を処理して制御装置へ転送する信号処理装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
計量装置等の産業機械に取り付けられたセンサが検出した物理量を当該センサから取得し、取得した検出信号に対し処理を施し、当該産業機械を制御する制御装置に転送する信号処理装置が知られている。このような信号処理装置では、センサから取得したアナログ信号をA/D変換装置にてデジタル信号に変換して制御装置に転送している。
【0003】
例えば、特許文献1には、制御装置への転送周期よりも短いデータ取得周期でセンサから信号を取得することにより、信号からのノイズ除去の遅延を防ぎ、ノイズ除去後の信号に係る時系列データを遅れなく制御装置へ転送する信号制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2017−134769号公報(2017年8月3日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、性能が同等のA/D変換装置において、アナログ入力信号の分割数を高く設定した場合、アナログ入力信号の入力変換範囲は制限される。そのため、アナログ入力信号の分割数を高く設定した場合は、アナログ入力信号の分割数を低く設定した場合に比べて、アナログ入力信号の値は次のような状態となりやすくなる。例えば、アナログ入力信号の値がA/D変換装置の入力変換範囲を超えるオーバーレンジの状態、あるいは、アナログ入力信号の値が入力変換範囲を下回るアンダーレンジの状態である。詳細を以下に説明する。
【0006】
図7は、分解能が16Bitまたは18BitのA/D変換装置において、アナログ入力信号の状態がオーバーレンジまたはアンダーレンジとなる一例を示す図である。図7の(a)は、フルスケールの上下限値(+10V、−10V)におけるアナログ入力信号の分割数を30000と設定した場合のアナログ入力信号の状態の一例を示している。また、図7の(b)は、フルスケールの上下限値(+10V、−10V)におけるアナログ入力信号の分割数を64000と設定した場合のアナログ入力信号の状態の一例を示している。図7の(a)に示すように、分割数を30000のように低く設定した場合、入力変換範囲はフルスケールの上下限値の105%および-5%に設定される。すなわち、入力変換範囲の上限値は+11Vとなり、下限値は−11Vとなる。そのため、アナログ入力信号の値が+11Vに達しない、あるいは、−11Vを下回らない限り、アナログ入力信号の状態がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態とはならない。これに対し、図7の(b)に示すように、分割数を64000のように高く設定した場合、入力変換範囲はフルスケールの上下限値の101%および-1%に制限する必要がある。すなわち、入力変換範囲の上限値は+10.2Vとなり、下限値は−10.2Vとなる。そのため、該分割数を30000のように低く設定した場合に比べ、アナログ入力信号がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態となる頻度が増える。また、図7の(a)および(b)においては、オーバーシュートが生じた場合のアナログ入力信号の時系列データを示している。図7の(a)に示すように、入力変換範囲の上限値が+11Vである場合、アナログ入力信号の値は該上限値を超えていない。一方で、図7の(b)に示すように、入力変換範囲の上限値が+10.2Vである場合、アナログ入力信号の値は該上限値を超えている。すなわち、分割数を高く設定することにより、入力変換範囲は狭くなり、その結果、アナログ入力信号はオーバーレンジまたはアンダーレンジとなり易くなる。
【0007】
例えば、アナログ入力信号がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態となったときに、アナログ信号の異常を示す通知が行われる構成では、以下のような問題が生じる。すなわち、該分割数を高く設定した場合、アナログ信号の異常を示す通知が頻繁に行われてしまう。例えば、オーバーシュートまたはアンダーシュートによってアナログ入力信号の状態がオーバーレンジまたはアンダーレンジとなるのは、必ずしも異常状態が発生している場合に限られない。しかし、このような場合においてもアナログ信号の異常を示す通知が頻繁に行われてしまうと稼働率の低下などの問題が生じ得る。
【0008】
前記特許文献1に示されるような従来技術は信号におけるノイズを除去する技術であり、不要な「異常を示す通知」を抑制しようとするものではない。本発明の一態様は、アナログ信号の異常を示す通知において不要な通知を抑制することができる信号処理装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る信号処理装置は、センサからのアナログ入力信号を処理して制御装置に転送する信号処理装置であって、前記アナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が所定時間以上継続したかを判定する信号状態判定部と、前記信号状態判定部により、前記状態が前記所定時間以上継続したと判定されると、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生したことを前記制御装置に通知する通知部と、を備えている。
【0010】
また、本発明の一態様に係る信号処理装置の制御方法は、センサからのアナログ入力信号を処理して制御装置に転送する信号処理装置の制御方法であって、前記アナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が所定時間以上継続したかを判定する信号状態判定ステップと、前記信号状態判定ステップにより、前記状態が前記所定時間以上継続したと判定されると、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生したことを前記制御装置に通知する通知ステップと、を含む。
【0011】
前記の構成によれば、アナログ入力信号がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態(異常状態)となったとしても、その状態が所定時間継続しない場合、アナログ入力信号がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態を示す通知が行われない。例えば、オーバーシュートまたはアンダーシュートを原因として、アナログ入力信号が異常状態となる場合、その状態の原因がセンサ等の故障ではない。そのため、アナログ入力信号の状態が異常状態である旨の通知は不要となる。また、オーバーシュートまたはアンダーシュートを原因としてアナログ入力信号が異常状態となる期間は限られる。そのため、前記所定時間を適宜設定することによって、オーバーシュートまたはアンダーシュート等を原因とした異常状態の通知を抑制することができる。
【0012】
本発明の一態様に係る信号処理装置は、前記所定時間を設定するユーザ操作を取得する受信部と、前記ユーザ操作に応じて前記所定時間を設定する判定条件設定部と、を備えていてもよい。
【0013】
前記の構成によれば、アナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態がユーザが所望する所定時間以上継続した場合に、該状態が発生したことを制御装置に通知することができる。
【0014】
本発明の一態様に係る信号処理装置は、前記アナログ入力信号の時系列データを外部の機器に表示させる表示指示部を備えていてもよい。前記の構成によれば、アナログ入力信号の時系列データをユーザに示すことができる。
【0015】
本発明の一態様に係る信号処理装置は、複数の前記センサの各々と接続するための複数のチャネルをさらに備え、前記時系列データは、1つの前記チャネルによって入力された1つの前記アナログ入力信号の時系列データ、または、複数の異なるチャネルによって入力された複数の前記アナログ入力信号の時系列データであってもよい。
【0016】
前記の構成によれば、1つのチャネルによって入力された1つのアナログ入力信号の時系列データ、または、複数の異なるチャネルにて入力された複数のアナログ入力信号の時系列データをユーザに示すことができる。また、複数の異なるチャネルによって入力された複数のアナログ入力信号の時系列データを表示することによって、ユーザは各チャネルによって入力されたアナログ入力信号の時系列データ同士を比較することができる。
【0017】
本発明の一態様に係る信号処理装置は、前記所定時間は、前記信号処理装置が前記アナログ入力信号のサンプリング期間の整数倍であってもよい。
【0018】
前記の構成によれば、信号処理装置が所定の回数連続してサンプリングしたアナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が継続していた場合、該状態が発生したことを通知することができる。
【0019】
本発明の一態様に係る信号処理装置は、前記制御装置はマスタースレーブ制御システムにおけるマスタ装置であり、前記信号処理装置は前記マスタ装置とネットワークを介して接続されるスレーブ装置であってもよい。
【0020】
前記の構成によれば、前記信号処理装置をマスタースレーブ制御システムに適用することができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明の一態様によれば、アナログ信号の異常を示す通知において不要な通知を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明の実施形態に係る信号処理装置の要部構成の一例を示すブロック図である。
図2】(a)および(b)は、本発明の実施形態に係る信号処理装置がアナログ入力信号に対して行う処理の一例を示す図である。
図3】本発明の実施形態に係る制御システムの概要を示す図である。
図4】本発明の実施形態に係る信号処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5】本発明の実施形態に係る信号処理装置の処理の流れの他の一例を示すフローチャートである。
図6】本発明の実施形態に係る信号状態判定部が行う判定のために用いられる所定時間の設定の一例を示す図である。
図7】アナログ入力信号の状態がオーバーレンジまたはアンダーレンジとなる一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。
【0024】
§1 適用例
信号処理装置10はアナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が所定時間以上継続したか否かを判定する。前記状態が所定時間以上継続した場合、信号処理装置10はアナログ入力信号についてオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生したことをコントローラ(制御装置)40に通知する。
【0025】
図2は、本実施形態に係る信号処理装置10がアナログ入力信号に対して行う処理の一例を示す図である。詳細には、図2の(a)は、信号処理装置10がアナログ入力信号をデジタル信号に変換する処理の一例を示す図である。図2の(a)においては、アナログ入力信号の値(アナログ入力信号)を実線で示し、デジタル信号の値(変換値)を点線で示している。図2の(a)に示すように、アナログ入力信号の値が入力変換範囲内である場合、信号処理装置10はアナログ入力信号の値をそのままデジタル信号に変換する。一方で、アナログ入力信号の値が入力変換範囲外である場合、信号処理装置10はアナログ入力信号の値を入力変換範囲の上限値(または下限値)としてデジタル信号に変換する。
【0026】
図2の(b)は、信号処理装置10がコントローラ40に送信する信号(オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生したことをコントローラ40に通知する信号)の生成の一例を示す図である。当該信号は、値によってアナログ入力信号の状態を示す。図2の(b)に示すように、1の値を示す当該信号は、アナログ入力信号がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態(異常状態)であることを示す。また、0の値を示す当該信号は、アナログ入力信号が正常であることを示す。図2の(b)に示す例では、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が所定時間(図2の(b)に示す例では、100ms)以上継続した場合、信号処理装置10は1の値を示す当該信号を生成する。コントローラ40は、1の値を示す当該信号(アナログ入力信号が異常状態であることを示す信号)を受信すると、アナログ入力信号の状態が異常状態である旨を示す画像等を表示入力装置50に表示させる。また、信号処理装置10は、外部機器(後述のサポート装置60等)を介したユーザの異常通知の解除の入力操作を受け付けて、該信号の値を0に戻す構成としてもよい。
【0027】
前記の構成によれば、アナログ入力信号がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態となったとしても、その状態が100ms以上継続しない場合は、アナログ入力信号が異常との通知が行われない。例えば、オーバーシュートまたはアンダーシュートを原因として、アナログ入力信号の状態がオーバーレンジまたはアンダーレンジ(異常状態)となる場合、その状態の原因はセンサ等の故障ではない。そのため、アナログ入力信号の状態が異常状態である旨の通知は不要となる。また、オーバーシュートまたはアンダーシュートを原因としてアナログ入力信号が異常状態とる期間は限られる。そのため、前記所定時間を適宜設定することによって、オーバーシュートまたはアンダーシュート等を原因としたアナログ入力信号の異常状態についての通知を抑制することができる。
【0028】
また、信号処理装置10を複数のセンサから複数のアナログ入力信号を受信する構成とし、信号処理装置10が各アナログ入力信号に対して上述の異常通知処理を行ってもよい。
【0029】
§2 構成例
(制御システム1)
図3は、本実施形態に係る制御システム1の概要を示す図である。図3に示すように、制御システム1は、複数のセンサ20、信号処理装置10、通信カプラ30、コントローラ40、表示入力装置50およびサポート装置60を含む。
【0030】
例えば、コントローラ40はマスタ装置であり、信号処理装置10はマスタ装置と上位バス、すなわち、上位通信ネットワークを介して接続されるスレーブ装置である。換言すると、制御システム1は、マスタ装置としてのコントローラ40と、マスタ装置にネットワークを介して接続される1つ以上のスレーブ装置としての信号処理装置10とを含むマスタースレーブ制御システムとしてもよい。コントローラ40は、上位通信ネットワークを介したデータ伝送を管理しているという意味で「マスタ装置」と呼ばれ、一方、信号処理装置10は「スレーブ装置」と呼ばれる。
【0031】
(信号処理装置10)
図3に示すように、信号処理装置10は、コントローラ40等を含む上位ネットワークとセンサ20との間でデータを中継する中継装置である。本実施形態においては、信号処理装置10はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換装置である。
【0032】
(通信カプラ30)
通信カプラ30は、上位ネットワークと信号処理装置10との間の通信を中継する中継装置である。通信カプラ30は、上位ネットワークに含まれる機器と信号処理装置10との間で通信を中継する。
【0033】
(センサ20)
センサ20は、制御対象(不図示)の物理量(状態値)を検出して、検出した物理量に対応する信号(例えば、アナログ信号)を信号処理装置10にアナログシング信号を出力する。センサ20の検出する制御対象の状態値は、重量および圧力など、任意の物理量であってよい。図3に示すように、センサ20は、信号処理装置10と通信接続されて、コントローラ40の制御対象となる装置である。
【0034】
(コントローラ40)
コントローラ40は、制御システム1の全体を統括して制御する制御装置であり、例えば、PLC(Programmable Logic Controller)である。コントローラ40は、制御システム1において信号処理装置10のマスタ装置として動作する。コントローラ40には、図3に示すように、接続ケーブルなどを介して、サポート装置60、表示入力装置50等が接続していてもよい。
【0035】
(サポート装置60)
サポート装置60は、センサ20および信号処理装置10の動作設定等の制御システム1における各種設定のために、制御システム1に接続して使用される装置である。サポート装置60は、コントローラ40経由で制御システム1に接続することができる。サポート装置60としては、パソコンのような情報処理装置を用いることができ、ノート型パソコンのような携帯型の情報処理装置を用いることもできる。なお、サポート装置60は、通信カプラ30を介して信号処理装置10に接続し、各種設定を行うようになっていてもよい。
【0036】
(表示入力装置50)
表示入力装置50は、例えば、タッチパネル式の表示入力装置である。制御システム1のユーザは、表示入力装置50を介してコントローラ40を操作したり、表示入力装置50にて制御システム1の動作状態を確認したりすることができる。
【0037】
(信号処理装置10の構成)
図1は本実施形態に係る信号処理装置10の要部構成の一例を示すブロック図である。上述のように、信号処理装置10は入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換装置である。図1に示すように、信号処理装置10は入力端子11、A/D変換部12、制御部13、送受信部(通知部、受信部)14および記憶部15を備えている。
【0038】
(入力端子11)
入力端子11は外部機器からの信号の入力を受け付ける。本実施形態においては、特に、入力端子11はセンサ20からアナログ信号の入力を受け付ける。また、信号処理装置10は、複数のチャネルの各々によって、複数のセンサ20の各々からアナログ信号の入力を受け付けてもよい。この構成では、信号処理装置10は、前記複数のチャネルに対応する複数の入力端子11を備えていてもよい。
【0039】
(A/D変換部12)
A/D変換部12は、センサ20が出力したアナログ信号をデジタル信号に周期的に(サンプリング周期で)変換する。
【0040】
詳細には、センサ20が出力したアナログ信号(アナログ入力信号)の値が入力変換範囲内である場合、A/D変換部12はアナログ入力信号の値をそのままデジタル信号に変換する。一方で、アナログ入力信号の値が入力変換範囲外である場合、A/D変換部12はアナログ入力信号の値を入力変換範囲の上限値(または下限値)としてデジタル信号に変換する。
【0041】
A/D変換部12は、該デジタル信号を制御部13に送信する。本実施形態においては、特に、該デジタル信号を信号状態判定部131に送信する。
【0042】
(制御部13)
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。制御部13は、上下限値判定部130、信号状態判定部131、通知信号生成部(通知部、表示指示部)132および判定条件設定部133を備えている。
【0043】
また、制御部13はデジタル信号のノイズを除去するためのフィルタ処理等を実行してもよい。制御部13は、フィルタ処理を施したデジタル信号を、通信カプラ30を介して、コントローラ40に送信してもよい。
【0044】
(上下限値判定部130)
上下限値判定部130は、A/D変換部12から受信したデジタル信号が示す値が入力変換範囲の上限値または下限値であるか否かを、サンプリング周期ごとに、判定し、判定結果を、例えばサンプリング周期ごとに、信号状態判定部131に通知する。上下限値判定部130は、受信したデジタル信号が示す値が入力変換範囲の上限値または下限値である場合にのみ、受信したデジタル信号を信号状態判定部131に送信するとしてもよい。
【0045】
また、上下限値判定部130は、アナログ入力信号の時系列データの表示を外部の機器に表示させてもよい。
【0046】
例えば、上下限値判定部130はA/D変換部12から受信したデジタル信号が示す値が所定の値以上あるいは以下であるか否かを判断する。ここで、所定の値とは、入力変換範囲内に設定された値であり、アナログ入力信号の値が入力変換範囲の上限値または下限値に近づいているか否かを判定するために用いる値である。例えば、当該所定の値は入力変換範囲の上限値に近づいているか否かを判定するために用いる値と、入力変換範囲の下限値に近づいているか否かを判定するために用いる値との2つの値が設定されていてもよい。上下限値判定部130は、前記判定結果に応じて、デジタル信号が示す値が当該所定の値以上あるいは以下である(入力変換範囲の上限値または下限値に近づいている)旨を通知信号生成部132に通知してもよい。
【0047】
前記の構成によれば、アナログ入力信号の時系列データをユーザに示すことができる。なお、表示入力装置50はユーザからアナログ入力信号の時系列データの指示を受け付けて、該時系列データを表示する構成としてもよい。
【0048】
(信号状態判定部131)
信号状態判定部131は、アナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が所定時間以上継続したか否かを判定する。
【0049】
詳細には、信号状態判定部131は、入力変換範囲の上限値または下限値を示すデジタル信号の受信が所定時間以上継続したか否かを判定する。すなわち、信号状態判定部131は、サンプリング周期ごとのデジタル信号が、所定時間(例えば、サンプリング周期の所定の整数倍の期間)以上連続して、上下限値判定部130により「上限値または下限値である」と判定されたかを判定する。入力変換範囲の上限値または下限値を示すデジタル信号の受信が所定時間以上継続した場合、信号状態判定部131はアナログ入力信号がオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態(異常状態)である旨を通知信号生成部132に通知する。信号状態判定部131は、例えば、記憶部15に格納されている前記所定時間を示す判定条件151を参照し、上述の判定を行ってもよい。
【0050】
「サンプリング周期のn倍≧所定時間」である場合、信号状態判定部131は、上下限値判定部130によるサンプリング周期ごとの判定結果が、n回以上連続して「上限値または下限値であるか」を判定する。なお、以下の説明において、「n」は「1以上の整数」であるものとする。
【0051】
上下限値判定部130によるサンプリング周期ごとの判定結果が、n回以上連続して「上限値または下限値である」場合、信号状態判定部131は、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生していると判定する。そして、信号状態判定部131は、その判定結果を通知信号生成部132に通知する。これに対し、上下限値判定部130による「上限値または下限値である」との判定結果が、n回以上連続しない場合、信号状態判定部131は、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態は発生していないと判定する。
【0052】
例えば、「サンプリング周期=50ms」であり、「サンプリング周期の2倍=100ms≧所定時間>50ms=サンプリング周期の1倍」であるとき、信号状態判定部131は、以下の処理を実行する。すなわち、信号状態判定部131は、「上下限値判定部130によるサンプリング周期ごとの判定結果が、2回以上連続して、上限値または下限値である」かを判定する。
【0053】
「上下限値判定部130によるサンプリング周期ごとの判定結果が、2回以上連続して、『上限値または下限値である』になっている」と判定すると、信号状態判定部131は、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生していると判定する。信号状態判定部131は、n周期目に上下限値判定部130が「上限値または下限値である」と判定し、n+1周期目にも上下限値判定部130が「上限値または下限値である」と判定すると、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生していると判定する。
【0054】
これに対し、「上下限値判定部130によるサンプリング周期ごとの判定結果の1つが『上限値または下限値である』であっても、上下限値判定部130が連続して『上限値または下限値である』と判定していない」と判定すると、信号状態判定部131は、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生していないと判定する。つまり、n周期目に上下限値判定部130が「上限値または下限値である」と判定しても、n+1周期目に上下限値判定部130が「上限値または下限値である」と判定しないと、信号状態判定部131は、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態は発生していないと判定する。
【0055】
また、前記所定時間は、A/D変換部12におけるアナログ入力信号のサンプリング期間の整数倍に設定されていてもよい。
【0056】
前記の構成によれば、A/D変換部12が所定の回数連続してサンプリングしたアナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が継続していた場合、該状態が発生したと判定できる。
【0057】
また、信号処理装置10は複数のセンサ20の各々と接続するための複数のチャネルをさらに備えていてもよい。上述の時系列データは、1つのチャネルによって入力された1つのアナログ入力信号の時系列データ、または、複数の異なるチャネルによって入力された複数のアナログ入力信号の時系列データであってもよい。
【0058】
前記の構成によれば、1つのチャネルによって入力された1つのアナログ入力信号の時系列データ、または、複数の異なるチャネルによって入力された複数のアナログ入力信号の時系列データをユーザに示すことができる。また、複数の異なるチャネルによって入力された複数のアナログ入力信号の時系列データを表示することによって、ユーザは各チャネルにて入力されたアナログ入力信号の時系列データ同士を比較することができる。
【0059】
(通知信号生成部132)
通知信号生成部132は、信号状態判定部131の判定結果に応じて、アナログ入力信号にオーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が発生したことをコントローラ40に通知する。
【0060】
詳細には、通知信号生成部132は、アナログ入力信号の状態を示す信号を生成する。通知信号生成部132は、信号状態判定部131のアナログ入力信号が異常状態である旨を示す信号を生成する旨の指示に従い、アナログ入力信号が異常状態である旨を示す信号を生成する。なお、信号状態判定部131から当該指示がない場合は、通知信号生成部132はアナログ入力信号が正常状態である旨を示す信号を生成してもよい。アナログ入力信号の状態を示す信号の具体例については、前記の「§1 適用例」にて説明したため、ここで繰り返し説明は行わない。通知信号生成部132は、生成した該信号を送受信部14に送信し、コントローラ40に送信するように指示する。
【0061】
また、通知信号生成部132は、一旦、アナログ入力信号が異常状態である旨を示す信号を生成すると、ユーザの通知解除の入力操作を受け付けるまで、該信号の生成を続ける構成としてもよい。例えば、通知信号生成部132はユーザの通知解除の入力操作を、表示入力装置50から、コントローラ40および送受信部14を介して受け付けてもよい。
【0062】
また、上下限値判定部130がアナログ入力信号の値が入力変換範囲の上限値または下限値に近づいていると判断した場合、通知信号生成部132は以下の処理を行ってもよい。通知信号生成部132は送受信部14および通信カプラ30を介してアナログ入力信号の時系列データの表示をコントローラ40に指示する信号を生成する。
【0063】
通知信号生成部132は、生成した該信号を送受信部14に送信し、コントローラ40に送信するように指示する。コントローラ40は、当該指示を受信すると表示入力装置50等に当該表示を指示してもよい。
【0064】
また、アナログ入力信号の時系列データの表示については、表示入力装置50等を介してユーザによる表示を指示する操作をコントローラ40が受け付けた場合に実行されてもよい。
【0065】
(判定条件設定部133)
判定条件設定部133はユーザ操作に応じて前記所定時間を設定する。詳細には、判定条件設定部133は、サポート装置60等から送受信部14を介し、判定条件151が示す所定時間の設定ついてのユーザ操作を受け付ける。判定条件設定部133は該操作に応じて判定条件151が示す所定時間を設定する。
【0066】
前記の構成によれば、アナログ入力信号について、オーバーレンジまたはアンダーレンジの状態が、ユーザが所望する所定時間以上継続した場合に、該状態が発生したことをコントローラ40に通知することができる。また、信号処理装置10の構成が複数のアナログ入力信号を処理する構成である場合、ユーザがアナログ入力信号毎に判定条件151が示す所定時間を設定できる構成としてもよい。例えば、表示入力装置50が複数のアナログ入力信号の時系列データ(例えば、波形データ)を表示する構成では、信号処理装置10を以下のような構成としてもよい。信号処理装置10はアナログ入力信号毎に判定条件151が示す所定時間の設定(変更)についてのユーザによる入力データを受け付けて、アナログ入力信号毎に該所定時間を設定する。
【0067】
(送受信部14)
送受信部14は、通知信号生成部132から信号を受信し通信カプラ30に送信する。また、送受信部14は、通信カプラ30からユーザの判定条件151が示す所定時間の設定に関する操作入力を受信し、判定条件設定部133に送信する。
【0068】
また、送受信部14は、A/D変換部12により変換されたデジタル信号を、通信カプラ30に送信する。通信カプラ30は、信号処理装置10(送受信部14)から受信した信号を、コントローラ40(制御装置)へ、所定の転送周期で周期的に転送する。
【0069】
また、送受信部14は、通信カプラ30、コントローラ40を介し、サポート装置60から、判定条件151が示す前記所定時間を設定するユーザ操作を取得する。送受信部14は、該入力データを判定条件設定部133に送信する。
【0070】
(記憶部15)
記憶部15は、例えば、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、上述の判定条件151等を記憶する。
【0071】
§3 動作例
(信号処理装置10の処理の流れの例:アナログ入力信号の異常通知判定処理)
図4は信号処理装置10のアナログ入力信号の異常通知判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図4を用いて、信号処理装置10の処理の流れの一例について説明する。A/D変換部12は周期的にアナログ入力信号をサンプリング(取得)し(S1)、アナログ入力信号をデジタル信号に変換する(S2)。続いて、上下限値判定部130は、
変換されたデジタル信号が示す値が入力変換範囲の上限値または下限値であるか否かを、サンプリング周期ごとに判定する(S3)。変換されたデジタル信号が示す値が入力変換範囲の上限値または下限値である場合(S3でYES)、下記のS4に続く。信号状態判定部131は、変換されたデジタル信号について、入力変換範囲の下限値または上限値が所定時間継続したか否かを判定する(S4:信号状態判定ステップ)。すなわち、「サンプリング周期のn倍≧所定時間」を満たすnについて、信号状態判定部131は、上下限値判定部130によるサンプリング周期ごとの判定結果が、n回以上連続して「上限値または下限値であるか」を判定する。デジタル信号が示す値が、該下限値または該上限値として所定時間継続した場合(S4でYES)、通知信号生成部132は、アナログ入力信号の状態を示す信号を送信することによって、コントローラ40にアナログ信号の異常を通知する(S5:通知ステップ)。続いて、アナログ信号の入力が終了している場合(S6でYES)、処理は終了する。なお、アナログ信号の入力が終了していない場合(S6でNO)、処理はS1に戻る。また、下限値または上限値が所定時間継続していない場合(S4でNO)、処理はS6に移行する。また、変換されたデジタル信号が示す値が入力変換範囲の上限値または下限値でない場合(S3でNO)においても、処理はS6に移行する。
【0072】
(信号処理装置10の処理の流れの例:判定条件設定処理)
図5は信号処理装置10のアナログ入力信号の異常通知判定の条件設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5を用いて、信号処理装置10の処理の流れの一例について説明する。通知信号生成部132はアナログ入力信号の時系列データの表示をコントローラ40に指示する(S11)。続いて、送受信部14は判定条件151が示す所定時間に関するユーザの入力データを受信する(S12)。続いて、判定条件設定部133は、入力データに応じて判定条件151が示す所定時間を変更する(判定条件を設定する)(S13)。そして、処理は終了する。
【0073】
図6は、信号状態判定部131が行う判定に用いられる所定時間の設定の一例を示す図である。図6のグラフは複数のアナログ入力信号の時系列データを示している。例えば、表示入力装置50は図6に示すようなグラフをアナログ入力信号の時系列データとして表示してもよい。図6に示すグラフには、各アナログ入力信号に対応するチャネル番号(ch1−4)が対応付けられている。図6に示す点線の円内に示されている波形は、ch4のアナログ入力信号の時系列データである。より詳細には、オーバーシュートによるアナログ入力信号の値の挙動を示している。図6に示すように、ch4のアナログ入力信号の時系列データのアナログ入力信号の値は、オーバーシュートにより、500マイクロ秒の間、入力変換範囲上限値を超える。すなわち、ch4のアナログ入力信号は、オーバーシュートにより、500マイクロ秒間、オーバーレンジの状態となる。
【0074】
例えば、前記所定時間が500マイクロ秒よりも長く設定された場合、信号状態判定部131は、オーバーシュートによるアナログ入力信号のオーバーレンジの状態の発生を異常状態と判定しない。従って、オーバーシュートによるアナログ入力信号のオーバーレンジについてはコントローラ40に通知されなくなる。例えば、前記所定時間を、アナログ入力信号がオーバーレンジの状態あった時間の2倍の長さ(図7に示す例では1ミリ秒)として、余裕を考慮し設定してもよい。
【0075】
§4 変形例
信号処理装置10は、例えば、分解能が16Bitまたは18BitのA/D変換処理を実行することができてもよい。
【0076】
〔ソフトウェアによる実現例〕
信号処理装置10の制御ブロック(特に信号状態判定部131、通知信号生成部132および判定条件設定部133)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
【0077】
後者の場合、信号処理装置10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
【0078】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0079】
1 制御システム(マスタースレーブ制御システム)
10 信号処理装置
14 送受信部(通知部、受信部)
20 センサ
40 コントローラ(制御装置)
130 上下限値判定部(表示指示部)
131 信号状態判定部
132 通知信号生成部(通知部、表示指示部)
133 判定条件設定部
S3 信号状態判定ステップ
S4 通知ステップ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7