特許6984571IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

III 族窒化物半導体からなり、p層を有した半導体素子の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、特許文献1のIII 族窒化物半導体の結晶評価方法は、n型のIII 族窒化物半導体の評価をするものであり、p型のIII 族窒化物半導体については十分に評価することができなかった。 また、DLTS測定によるp型III 族窒化物半導体の結晶品質評価では、pn接合の空乏層内しか評価できず、p層表面付近を評価することができない。また、DLTS測定では、電極を形成する必要があり、超低温で測定を行うため測定時間が長く、測定コストが高い。したがって、実際に素子作製を行うウェハに対してDLTS測定を用いて評価することは困難であった。 そこで本発明の目的は、実際に素子作製を行うウェハに対してp−GaNの結晶品質の評価が可能な半導体素子の製造方法を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、p−GaNからなるp層を有した半導体素子の製造方法であって、ウェハにMOCVD法によってp層の形成後、p層の電子を励起して発光スペクトルを測定し、その発光スペクトルのバンド端発光強度に対する、波長430〜450nmのブルーバンド帯の発光強度の強度比が0.5以下のウェハを選別し、その選別されたウェハを用いて素子作製を継続する、ことを特徴とする半導体素子の製造方法である。
【発明の効果】
本発明によれば、実際に素子作製を行うウェハに対して、p−GaNの結晶品質の評価をすることができ、ウェハを選別することでコンタクト抵抗やリーク電流の低減された半導体素子を作製することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施例1の半導体素子の構成を示した図。

【図2】実施例1の半導体素子の製造工程を示した図。

【図3】実施例1の半導体素子の製造工程を示した図。

【図4】実施例1の変形例の半導体素子の製造工程を示した図。

【図5】p層12のPLスペクトルを示したグラフ。

【図6】IBL/INBE とp層12の成長温度との関係を示したグラフ。

【図7】IBL/INBE とホール濃度との関係を示したグラフ。

【図8】逆方向電圧とリーク電流の関係を示したグラフ。

【図9】IBL/INBE とリーク電流の関係を示したグラフ。

【図10】IBL/INBE とコンタクト抵抗の関係を示したグラフ。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10:基板   11:n層   12:p層   13:n電極   14:p電極

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