技術分野
ボールねじ装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
ナット(3)の外周面に、軸方向に直線状に延び、ナット(3)の軸方向両外側の端面に開口する収容凹溝(10)が設けられる。循環部品(5)は、収容凹溝(10)の内側に配置される。循環部品(5)は、その軸方向両外側のそれぞれの端部に備えられた固定部(17)の係合凸部(23)を、収容凹溝(10)の軸方向両外側のそれぞれの端部に備えられた係合凹部に係合させることで、ナット(3)に対する循環部品(5)の径方向外側への変位および円周方向への変位を不能としている。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
従来構造のボールねじ装置100は、ナット102の1対の貫通孔109に、循環部品104の1対の脚部111を挿入することで、ナット102に対する循環部品104の位置決めを図っている。このため、従来構造のボールねじ装置100においては、1対の貫通孔109の形成位置の精度を高くする必要がある。たとえば、いずれかの貫通孔109の形成位置が正規の位置からずれていると、循環部品104に応力が加わり、循環部品104に変形が生じる可能性がある。この結果、循環路107の内側でボール103の詰まりが発生し、ボール103の円滑な循環が妨げられる可能性があるとともに、循環部品104が早期に損傷する可能性がある。
また、従来構造のボールねじ装置100は、1対の脚部111を1対の貫通孔109に挿入(圧入)することのみによって、循環部品104をナット102に対して固定している。このため、ナット102に対する循環部品104の固定力が不足し、ボール103から循環部品104に加わる力などにより、循環部品104が座面部108から浮き上がるなどの問題を生じる可能性がある。
本発明は、貫通孔の形成位置の精度を緩和することができるとともに、ナットに対する循環部品の固定力を高めることができる構造を有する、ボールねじ装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一態様のボールねじ装置は、ねじ軸と、ナットと、循環部品と、複数のボールとを備える。
【発明の効果】
本発明の一態様によれば、貫通孔の形成位置の精度を緩和することができるとともに、ナットに対する循環部品の固定力を高めることができる、ボールねじ装置の構造を実現できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】図1は、本発明の実施の形態の第1例のボールねじ装置の斜視図である。
【図2】図2は、第1例のボールねじ装置の平面図である。
【図3】図3は、図2のI−I線断面図である。
【図4】図4は、図3の部分拡大図である。
【図5】図5は、図2のII−II線断面図である。
【図6】図6は、図5の部分拡大図である。
【図7】図7は、図1の部分拡大図である。
【図8】図8は、図2のIII−III線断面模式図である。
【図9】図9は、第1例のボールねじ装置を構成するナットの斜視図である。
【図10】図10は、図9の部分拡大図である。
【図11】図11は、第1例のボールねじ装置に関して、収容凹溝を構成する1対の溝壁面に係合凹部を形成する作業を説明するための模式図である。
【図12】図12は、第1例のボールねじ装置に関して、係合凸部を形成する以前の循環部品の径方向外側から見た斜視図である。
【図13】図13は、第1例のボールねじ装置に関して、係合凸部を形成する以前の循環部品の径方向内側から見た斜視図である。
【図14】図14は、本発明の実施の形態の第2例のボールねじ装置の斜視図である。
【図15】図15は、図14の部分拡大図である。
【図16】図16は、第2例のボールねじ装置に関する、図12に相当する図である。
【図17】図17は、第2例のボールねじ装置に関する、図13に相当する図である。
【図18】図18は、従来構造のボールねじ装置の分解斜視図である。
1、1a ボールねじ装置 2 ねじ軸 3 ナット 4 ボール 5、5a 循環部品 6 軸側ボールねじ溝 7 ナット側ボールねじ溝 8 負荷路 9 循環路 10 収容凹溝 11 溝底面 12 溝壁面 13 貫通孔 14 係合凹部 15 本体部 16 脚部 17、17a 固定部 18 本体側凹溝 19 掬い上げ部 20 脚部側凹溝 21 基板部 22 側板部 23 係合凸部 24 戻し経路 25 掬上経路 26 繋ぎ経路 27 切削工具 100 ボールねじ装置 101 ねじ軸 102 ナット 103 ボール 104 循環部品 105 軸側ボールねじ溝 106 ナット側ボールねじ溝 107 循環路 108 座面部 109 貫通孔 110 本体部 111 脚部 112 本体側凹溝
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