(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6984944
(24)【登録日】2021年11月29日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】生検装置を位置決めするためのシステム
(51)【国際特許分類】
A61B 10/02 20060101AFI20211213BHJP
【FI】
A61B10/02 300Z
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-562640(P2017-562640)
(86)(22)【出願日】2016年6月24日
(65)【公表番号】特表2018-524052(P2018-524052A)
(43)【公表日】2018年8月30日
(86)【国際出願番号】US2016039181
(87)【国際公開番号】WO2017003841
(87)【国際公開日】20170105
【審査請求日】2019年3月20日
(31)【優先権主張番号】62/186,867
(32)【優先日】2015年6月30日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】399125104
【氏名又は名称】メリット・メディカル・システムズ・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Merit Medical Systems,Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100177426
【弁理士】
【氏名又は名称】粟野 晴夫
(74)【代理人】
【識別番号】100156867
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 欣浩
(72)【発明者】
【氏名】ジャスティン ランプロポウロス
(72)【発明者】
【氏名】グレゴリー アール マッカーサー
【審査官】
牧尾 尚能
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2007/0129634(US,A1)
【文献】
登録実用新案第3166457(JP,U)
【文献】
米国特許第03858578(US,A)
【文献】
米国特許出願公開第2012/0150030(US,A1)
【文献】
特開2001−190555(JP,A)
【文献】
特表2001−517101(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2009/0253998(US,A1)
【文献】
米国特許第07798452(US,B1)
【文献】
特開平11−188039(JP,A)
【文献】
米国特許第05647373(US,A)
【文献】
中国特許出願公開第103919577(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 9/00−10/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
生検装置を位置決めするためのシステムであって、
基部と、
前記基部に接続されている第1の端部及び前記基部から遠位にある第2の端部を有する支柱と、
前記支柱の前記第2の端部に配設され又は取り付けられている保持器部であって、前記保持器部が、生検装置を受け入れ、前記生検装置を所望の方向に保持するために構成され、かつ配置されている、保持器部と、を備え、
前記支柱が、前記保持器部を所望の位置に位置決めし、かつ支持するために可撓性であり、
前記保持器部は、前記生検装置の挿入を受け入れるための受け台を形成する凹状のトラフと、対応する前記生検装置の合わせ部と噛み合うように構成されたタブとを備える、システム。
【請求項2】
前記支柱が、前記基部から前記保持器部まで線状に延在する複数の相互連結された連結ユニットを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記支柱が、前記基部から前記保持器部まで線状に延在する複数の相互連結されたボール−ソケット部材を備える、請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
前記基部がディスク形状の平板を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項5】
支持表面への固定のために前記基部の底部に接着剤又はテープを更に備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項6】
前記支柱が、細長い柱状構造である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項7】
生検装置を位置決めするためのシステムであって、
上側部分及び下側部分を含む基部と、
3本以上の脚を含む脚部であって、前記基部のための支持を表面又は他の物体の上に設けるために、各脚が、前記基部の前記下側部分に取り付けられ、そこから下方へ延出している、脚部と、
前記基部の上端に接続されている保持器部であって、前記保持器部が、前記生検装置の周りに巻き付くように構成され、かつ配置され、それにより、前記生検装置を所望の位置及び方向に保持する、可撓性アームを備える、保持器部と、を備える、システム。
【請求項8】
前記可撓性アームが、プラスチック外側膜で覆われた可撓性金属芯を有する管状構造体を備える、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記脚が、各脚を別個に位置決めするために屈曲可能になるように構成され、かつ配置されている可撓性部材を備える、請求項7又は8に記載のシステム。
【請求項10】
前記複数の脚が3本であり、前記基部及び脚部が三脚構造を集合的に形成する、請求項7〜9のいずれか一項に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本出願は、本明細書にその全体が参照によって組み込まれる、2015年6月30日に出願された米国特許仮出願第62/186,867号、表題「Biopsy Device Support or Holder and Method of Use」の優先権を主張するものある。
【0002】
本開示の分野は、概して医療用装置に関する。より具体的には、本開示は、生検装置を位置決めするように構成されている支持器又は保持器を含めて、生検装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【0003】
【
図1】第1の実施形態による支持台の等角図であり、支持台の端部には受け台を備える保持器を含み、受け台には生検装置が配設されている。
【
図2】生検装置が取り外された、
図1の支持器の等角図であり、支持器は直立した第1の位置にある。
【
図3】第2の位置にある、
図2の支持器の等角図である。
【
図4】
図1〜3の支持器に対する第1の代替保持器部の等角図である。
【
図5】クリップ又は留め金の形態である第2の代替保持器部の等角図である。
【
図6】第2の実施形態による支持器の等角図であり、支持器は三脚の形態になっている。
【
図7】生検装置を保持している、
図6の支持器の等角図である。
【発明を実施するための形態】
【0004】
本明細書に開示される実施形態は、添付の図面と併用して、以下の記載及び添付の特許請求の範囲からより完全に明白となるであろう。これらの図面は、典型的な実施形態のみを描写しており、それらの実施形態は、図面と関連付けて追加の特異性及び詳細と共に記載されるであろう。
[詳細な説明]
【0005】
生検装置は、患者の身体内の様々な位置から組織サンプルを回収するように構成され得る。例えば、生検装置は、組織サンプルを切断するように構成されたカニューレ又は他の切断部材を含む針アセンブリを備えてもよい。針アセンブリは、患者の皮膚を介して(経皮的アクセス)身体内のある位置へと前進し得るか、又は身体管腔若しくは他の構造体を介して前進し得る。
【0006】
更に、生検装置は、針アセンブリが標的組織サンプルを切断するように、針アセンブリを変位させるために構成された起動機構を備えてもよい。ばね、トリガなどの付勢機構は、施術者が起動機構の操作を介して針アセンブリの様々な構成要素を操作することを可能にするように構成され得る。ばねなどの機械的付勢機構に加えて、(例えば圧縮CO
2カートリッジによって供給される)圧縮された気体又は他のエネルギー源が、生検装置を駆動するように構成されてもよい。
【0007】
生検装置は、一旦針アセンブリが、生検が行われるべき組織に隣接するように配設されると、単一のトリガの起動により、針アセンブリの様々な構成要素を変位させて組織サンプルを切断するように構成されている機構を含み得る。起動機構内における付勢要素又は他のエネルギー源は、針アセンブリ構成要素を前進させるために必要な力をもたらすことができ、他の機構は、針アセンブリの個別の構成要素の相対的変位を制御し得る。生検装置は、構成要素間の運動エネルギーの伝達により、生検装置が起動されるように構成された構成要素を備えてもよく、これには衝突力によって1つ以上の構成要素が変位される状況が含まれる。
【0008】
以下の説明から、実施形態の構成要素は、本明細書の図面にて一般的に説明及び図示されるように、広範囲の異なる構成にて配置及び設計可能であることが理解される。したがって、図に表される様々な実施形態の以下のより詳細な記載は、本開示の範囲を制限するものではなく、単に様々な実施形態を表す。実施形態の様々な態様が図面で提示される一方で、図面は、具体的に示されない限りは縮尺に合わせて描かれているとは限らない。
【0009】
「に接続される」及び「に連結される」という語句は、機械的、電気的、磁気的、電磁気的、流体的、及び熱的相互作用を含む2つ又は3つ以上の実体の相互作用の任意の形態を指す。2つの構成要素は、互いに直接接触していないとしても、互いに接続され又は連結され得る。例えば、2つの構成要素は、中間構成要素を介して互いに結合され得る。
【0010】
方向を示す用語「近位」及び「遠位」は、医療用装置上の反対側の位置を指すように本明細書で使用される。装置の近位端は、施術者による装置の使用時に、施術者に最も近い装置の端と定義される。遠位端は、装置の長手方向に沿って近位端と反対側の端部、又は施術者から最も遠い端である。
【0011】
生検装置の構成を問わず、施術者、典型的には外科医は、皮膚内へ挿入するために生検装置を患者に近接した所望の位置/方向に配置し、次いで、挿入後は、装置を起動して標的組織サンプルを切断する位置に配置する必要があり得る。本願発明者らは、生検装置が施術者により(場合によっては超音波又は他の誘導を用いて)標的部位に対して第1の所望の位置/方向に位置決めされると、針アセンブリの正しい位置を検証する、又は、装置を起動させる前に、その位置を調整することを目的として、蛍光透視、X線、CTスキャン、若しくは他の撮像法によって針の位置を確認するために、施術者が生検装置から目を離すことを所望/必要とし得ることがわかってきた。
【0012】
図1は、第1の実施形態による支持器又は台100の等角図であり、この実施例では受け台を備える保持器部130を支持器100の端部に含み、生検装置10が保持器部130に配設されており、
図2は、生検装置10が取り外された、
図1の支持器100の等角図である。
【0013】
生検装置10は、例えば、本明細書に参照によって組み込まれる、米国特許出願公開第2014/0207021号に示される生検装置など、任意の好適な構成であり得る。
図1に示した生検装置10は、本体部材12と、本体部材12の内部に配設され、かつ、本体部材12の近位端にある端部入力部16を含む、プライミングハンドルと、遠位端にあるキャップ部分20と、本体部材12のスロット14に沿って移動するために配設された長手方向入力18(例えば、摺動アクチュエータ又はトリガ)と、キャップ部分20から外方に延出している切断部材アセンブリ30と、を含む、衝突生検装置である。キャップ部分20は開口部22を含む。操作中、キャップ部分20の回転は、ストローク長さを調節して、生検装置10によって切断される組織サンプルの長さを調節又は制御するために、内部ねじ式接続部に連動する。切断部材アセンブリ30は、カニューレ32をその遠位端から延出しているトロカール又はスタイレット34と共に含み得る。生検装置10に対する実施例の更なる詳細は、上述の参照によって組み込まれた米国特許出願公開第2014/0207021号に記載されている。
【0014】
支持器100は、基部102、基部102に取り付けられた可撓性中央部110、及び中央部110の第2の端部に取り付けられた保持器部130を含む。この実施形態での中央部110は、基部102から保持器部130まで線状に配置され延在する、例えば、ボール−ソケットユニット構成など、複数の相互連結された連結ユニット112、112a、112bの間接運動によってその可撓性がもたらされる可撓性支柱である。
図1〜3の例示的な実施形態では、中央部110は、基部102に取り付けられた第1のユニット113、保持器部130に取り付けられた第2のユニット114、及び11個の中央連結ユニット112、112a、112bを含む。第1のユニット113は、隣接するユニット112aのソケットに接続するためのボールを含み得、第2のユニット114は、隣接するユニット112bに接続するためのソケットを含む。連結ユニット112、112a、112bの数及び順序は、代替の好適な構成に修正され得る。中央連結ユニット112の数は、保持器部130を所望の位置に位置決めするために十分な高さ及び全体的な可撓性を提供するように構成され、かつ配置されている、少なくとも1〜3つであり得る。連結ユニットの長さは修正され得、それにより、連結ユニットが長くなると、所与の長さの中央部110に対して必要なユニットの数は少なくなるが、全体的な可撓性は低下する。
【0015】
可撓性中央部には、可撓性材料の柱、例えば、プラスチック外側膜で覆われた可撓性金属芯を備える管又は管状構造体(中空又は非中空)など、他の設計が採用され得る。
【0016】
保持器部130は、第1の端部又は近位端134、第2の端部又は遠位端132、生検装置10の挿入を受け入れるための受け台を形成する湾曲した又は凹状のトラフを有する中央部136、及び遠位端132にあるタブ138を含む。タブ138は、対応する生検装置の合わせ部と噛み合う/組み合うようにサイズが決定され構成され得る。タブ138は任意追加であり、単に生検装置10の開口部22の内部に配設されるだけでもよい。一構成では、タブ138は、開口部22の内部に収まり、生検装置10内の開口部22の内側側壁に配設されたリブ間に係合するように調整される。
【0017】
トラフ136は、所望の生検装置を受け入れるのに適した形状又は断面で形成され得る。保持器部130は、生検装置を十分にかつ安定に支持するのに適した長手方向長さ及びトラフ曲率/深さ/直径でサイズが決定され得る。保持器断面は、U形状、V形状、又は生検装置を安定に保持/支持するのに適した他の形状であり得る。保持器部130は、生検装置に対していくらかの把持力をもたらすように屈曲されることができる可撓性材料から作製され得る。トラフ136は、接着剤又は両面テープなど、生検装置を係合するための所望の特性を備える内側表面処理又は材料を有し得る。
【0018】
基部102は、円形のディスク形状の構成で図示されているが、他の形状及び構成が採用されてもよい。基部102は、金属など、重い/重くした材料から形成され、それにより、基部が重力によって安定した基部支持をもたらすか、又は単に、所望の横安定性をもたらすのに十分な直径/幅の平板(例えば、金属)の形態であってもよい。あるいは、基部102は、磁気的に活性な材料表面へのより強固な取り付けをもたらすために磁性材料が組み込まれてもよい。基部102の底面は、基部102がテーブル、別の表面、又は更には患者の身体若しくはガーメントにしっかりと固定されるように、粘着性表面処理若しくは接着性材料(例えば、両面フォームテープ)又は吸着表面を含み得る。
【0019】
支持器100は、
図1〜2において直立した又は比較的に直立した第1の位置で示されている。中央部110は、保持器部130(ひいては、生検装置10)を所望の位置に再配置するために、
図3に示すような第2の位置まで施術者によって屈曲又は操作され得る。
【0020】
図4は、V形状のトラフ210を備える代替構成の保持器200を示している。保持器200は、保持器200の底部に取り付けられた(前の実施形態と同様の)第2の(連結)ユニット114と共に図示されている。前の実施形態のタブ138は除去されている。V形状のトラフ210は、生検装置(前の実施形態で示した生検装置10など)のスナップ嵌め又は他の接続によって、前の実施形態のU形状のトラフよりも緊密な嵌合をもたらし得る。スナップ嵌めは、生検装置10の本体部材12上の対応する唇状部又は隆線部を係合するために、肩部によって提供され得る。トラフ136は、生検装置10を係合するための所望の特性を備える内側表面処理又は材料、例えば、接着剤又は両面テープを追加的に有し得る。
【0021】
図5は、別の代替構成の保持器300を示している。保持器300は、スナップ嵌め機能/操作などによって、生検装置10(前の実施形態の生検装置10など)の挿入が可能となるように屈曲し、挿入後は、生検装置10を所定の位置に適切に保持する係合力又は把持(ばね)力を提供する、第1及び第2のアーム302、304を含む。アーム302、304は、プラスチック、金属、又は他の好適な材料から構成され得る。アーム302、304の内側表面は、生検装置10を係合するための所望の特性を備える内側表面処理又は材料を追加的に有し得、それにより、摩擦保持力及び/又は屈曲特性が強化される。
【0022】
図6及び7は、代替実施形態による支持器400を示しており、それに従って、
図7では、支持器400が生検装置10を保持して示されており、
図6では、支持器400が生検装置なしで示されている。生検装置10の詳細は前の実施形態と同様であり得、したがって、簡潔にするために、その説明は繰り返さない。支持器400は、基部410、脚部420、及び保持器部430を備える三脚構成で形成される。基部410は、中央部分411、下側コネクタ412、414、416及び上側コネクタ418を含む。中央部分411は、やや三角形のディスク形状を有して図示されているが、円形のディスク又は球形などの他の形状を有してもよい。脚部420は、コネクタ412に接続されている脚422、コネクタ414に接続されている脚424、及びコネクタ416に接続されている脚426を含む3本の脚を備える。支持表面と接するために、脚元部423、425、427が、脚422、424、426の対応の端部に配置され得る。以下で伸長部又はアームと称されることがある、保持器部430は、基部の上側コネクタ418に取り付けられ、その遠位端にエンドキャップ432を含み得る。
【0023】
支持器400は、異なる本数(例えば、4本)の脚で又は複数の伸長部/アームで代替的に形成され得る。
【0024】
アーム430及び脚422、424、426は、成形可能に又は屈曲可能になるように構成され、それにより、所与の位置/形状に屈曲すると、アーム/脚は、支持器400及び生検装置10を安定に支持することができるように適当な剛性を有して新しい位置を維持する。脚422、424、426は、所与の表面上に基部を安定に配置するために所望の位置に屈曲され得、又は更には所与の物体の周りに巻き付けられ得る。アーム430は、
図7に示すようにアーム430を生検装置10の周りに巻き付けることができる比較的に高い可撓性を有する一方、生検装置10を所望の位置及び方向にしっかりと保持するのに十分な剛性を有するものとして形成される。
【0025】
アーム430及び脚422、424、426は、例えばプラスチックで表面を覆われた金属芯など、任意の好適な材料又は構成から作製され得る。更に、アーム430若しくは脚422〜426のどちらか、又は両方は、例えば、複数の相互連結された連結ユニットからなる連結アセンブリ、複数のボール−ソケットユニット(例えば、
図2の中央部110を参照されたい)、又は他の好適な可撓性構成/構造などの代替構成で形成され得る。
【0026】
別の代替構成では、支持器400の三脚式基部(即ち、基部410及び脚422〜426)は、
図2の第1の実施形態の基部102の代替となり得る。更に別の実施形態では、基部102は、表面又は物体に固定されることができるばね荷重クランプなど、クランプ装置を備え得る。
【0027】
操作中、保持器装置は、以下の工程によって、生検装置を皮膚内への挿入のための患者に近接した所望の位置/方向に位置決め又は配置し、次いで、挿入後は、装置を起動して標的組織サンプルを切断する位置に位置決め又は配置するために使用され得る。
【0028】
−支持装置を患者に近接して位置決めする。
【0029】
−支持装置の保持器部によって生検装置を固定する。
【0030】
−生検装置の初期位置を標的部位に近接した第1の所望の位置/方向に設定する。所望により、超音波又は他の誘導を用いて位置決めを支援する。
【0031】
−蛍光透視、X線、CTスキャン、又は他の電子撮像法又は検出法によって針の位置を決定して、生検針の正しい位置を検証する。
【0032】
−生検装置の針の位置を起動準備が整った状態に設定するために、支持装置の可撓性部を屈曲する又は折り曲げることによって生検装置の位置を調整する。正しい位置になると、生検装置を起動して組織サンプルを取得することができる。
【0033】
保持器部は、患者からの針の取り出しに対応するために、生検装置の解放が可能となるように構成され得る。
【0034】
以下の特許請求の範囲及び上述の実施形態は、プロセス又は方法の工程の説明を含み得る。特に指定されない限り、工程の順序は、記載順によって固定されるものではないことが理解される。例えば、上述の方法では、保持器部によって生検装置を固定する工程は、支持装置を患者に近接して位置決めする工程の前に行っても後に行ってもよい。同様に、使用者は、最初に生検装置を患者の体内へ所望の位置まで前進させ、次いで、位置決めが、例えばX線によって、確認される間、支持装置を操作して生検装置の位置を維持してもよい。次いで、医師は、支持装置を必ずしも操作することなく生検装置の位置を更に調整し、次いで、生検装置の新しい位置に適合するように支持装置を再び調整してもよい。
【0035】
更なる詳細なしに、当業者は、前述の記載を使用して、本開示をその最大限利用し得ると考えられる。本明細書に開示される実施例及び実施形態は、単に例証及び例示であり、決して本開示の範囲を制限するものではないと解釈されるべきである。当業者にとっては、本開示の利益をもって、上記の実施形態の詳細が本開示の根本にある原則から逸脱することなく変更可能であることは明白にわかるであろう。