特許6985002IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリイソシアネート化合物と反応させてポリウレタン発泡体を得るためのポリオール溶液組成物、発泡性ポリウレタンプレミックス組成物、発泡性ポリウレタン組成物及びポリウレタン発泡体に関する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ウレタン発泡体に不燃性を付与する方法として、イソシアヌレート生成率を高めることが知られている。イソシアヌレート比率を高めるには、例えば、三量化触媒を用いる。触媒としては、他にウレタン生成を促進するための樹脂化触媒がある。一般的にウレタン硬化は、樹脂化>三量化の順に反応する。樹脂化と三量化との活性に大きな差があると発泡が2段階になる。2段発泡になると、セル形成が乱れて、接着性や断熱性などに影響を及ぼす。そのため、三量化触媒と樹脂化触媒との量比のバランスが発泡形成に重要である。 一方、発泡剤として、従前ハイドロフルオロカーボン類(HFC)が広く使われていたが、HFCは2020年以降法的に使用が禁止される。そこで、HFCの代替として地球温暖化係数(GWP)の低いハイドロフルオロオレフィン類(HFO)への切替が進んでいる。 しかし、HFOは前記触媒による分解性が課題となっており、HFOと触媒との分解反応を抑制しつつ良好な発泡体形成を両立できる組成は知られていなかった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明者らは、の目的を達成すべく種々検討したところ、樹脂化触媒として樹脂化金属触媒を用い、三量化触媒として三量化金属触媒を用い、樹脂化金属触媒部数に対する三量化金属触媒部数の比が2.5以上であればの課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
本発明により、HFOと触媒との分解反応を抑制しつつ良好な発泡体形成を両立できる、ポリオール溶液組成物、発泡性ポリウレタンプレミックス組成物、発泡性ウレタン樹脂組成物が提供される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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