技術分野
グリース組成物、及び、当該グリース組成物を用いた精密減速機
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、精密減速機は、複数の滑り部分と転がり部分で構成されており、入力側にトルクを加えると、出力側に減速又は増速してトルクが伝達される。ここで、出力側のトルクの伝達効率が一定であることが要求される。出力側のトルクは、内部部品(滑り部分、転がり部分)の摩耗により変動し易いため、滑り部分と転がり部分との金属接触部の損傷の低減化が求められている。
つまり、精密減速機に用いられるグリースには、特に、耐摩耗性や耐荷重性といった特性が要求される。
ここで、本発明者の検討によれば、特許文献1に記載されたような、モリブデン系化合物を含むグリース組成物は、耐摩耗性や耐荷重性に問題があることが分かった。
そのため、特許文献1に記載のグリース組成物は、耐摩耗性や耐荷重性が特に要求される、産業用ロボットに組み込まれるような精密減速機への適用が難しい。
また、モリブデン系化合物には、コスト面での問題や、使用することで、得られるグリースが黒色となり、汚れが付着し易い等の作業環境の悪化という問題も存在する。
本発明は、問題点を鑑みてなされたものであって、優れた耐摩耗性及び耐荷重性を有するグリース組成物、及び当該グリース組成物を用いた精密減速機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、平均粒径が所定値以下であるメラミンシアヌレートと、リン原子及び硫黄原子の少なくとも一方を含む極圧剤とを併用すると共に、モリブデン系化合物を実質的に含有しないグリース組成物が、課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、下記[1]〜[2]を提供する。
[1]基油(A)、増ちょう剤(B)、平均粒径が5.0μm以下であるメラミンシアヌレート(C)、及び・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明のグリース組成物は、優れた耐摩耗性及び耐荷重性を有する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本実施例において、トルク伝達効率を測定する際に使用した測定装置の概略図である。
1 測定装置
11 入力側モーター部
12 入力側トルク測定器
13 入力側減速機
21 出力側モーター部
22 出力側トルク測定器
23 出力側減速機
30 受け皿
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録