特許第6985128号(P6985128)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6985128処方監査情報表示装置、処方監査情報表示方法、および処方監査情報表示プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6985128
(24)【登録日】2021年11月29日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】処方監査情報表示装置、処方監査情報表示方法、および処方監査情報表示プログラム
(51)【国際特許分類】
   G16H 10/00 20180101AFI20211213BHJP
   G16H 20/10 20180101ALI20211213BHJP
   A61J 3/00 20060101ALI20211213BHJP
【FI】
   G16H10/00
   G16H20/10
   A61J3/00 310K
【請求項の数】7
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2017-242652(P2017-242652)
(22)【出願日】2017年12月19日
(65)【公開番号】特開2019-109741(P2019-109741A)
(43)【公開日】2019年7月4日
【審査請求日】2020年12月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】314005768
【氏名又は名称】PHCホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】特許業務法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】武井 心彩
(72)【発明者】
【氏名】角 元貴
(72)【発明者】
【氏名】新井 正則
(72)【発明者】
【氏名】井出 真司
【審査官】 梅岡 信幸
(56)【参考文献】
【文献】 特許第5249457(JP,B1)
【文献】 国際公開第2017/057013(WO,A1)
【文献】 特開2005−107603(JP,A)
【文献】 特開2002−197188(JP,A)
【文献】 特開2017−151692(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0070147(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G16H 10/00−80/00
A61J 1/00−19/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者に処方された薬品に対するチェックのうちチェックレベルが存在する第1チェックの内容を示す第1チェック情報と、前記チェックのうちチェックレベルが存在しない第2チェックの内容を示す第2チェック情報と、を記憶する記憶部と、
予め指定されたチェックレベルの前記第1チェック情報を表示する表示部と、
前記表示部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
予め定められた複数種類の前記第2チェックのうち少なくとも1つが指定された場合、前記チェックレベルのうち最も重要度が高いチェックレベルの前記第1チェック情報が表示される領域に、該第1チェック情報とともに、指定された前記第2チェックの内容を示す前記第2チェック情報を表示するように前記表示部を制御する、
処方監査情報表示装置。
【請求項2】
前記制御部は、
予め定められた複数の前記第2チェックの種類のうち少なくとも1つが指定された場合、前記第1チェック情報および前記第2チェック情報が表示される領域とは異なる領域に、前記第1チェック情報の数と前記第2チェック情報の数との合計数を表示するように前記表示部を制御する、
請求項1に記載の処方監査情報表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1チェックの種類および前記第2チェックの種類のそれぞれに対して指定された表示順に基づいて、前記第1チェック情報および前記第2チェック情報を表示するように前記表示部を制御する、
請求項1または2に記載の処方監査情報表示装置。
【請求項4】
前記最も重要度が高いチェックレベルは、禁忌である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の処方監査情報表示装置。
【請求項5】
指定対象となる前記第2チェックの種類は、廃止薬剤チェック、重複投与チェック、服用時点チェック、長期投与チェック、休薬期間チェック、粉砕分割一包化チェック、および薬剤チェックのうちの少なくとも1つである、
請求項1から4のいずれか1項に記載の処方監査情報表示装置。
【請求項6】
患者に処方された薬品に対するチェックのうちチェックレベルが存在する第1チェックの内容を示す第1チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め指定されたチェックレベルの前記第1チェック情報を表示するステップと、
前記チェックのうちチェックレベルが存在しない第2チェックの内容を示す第2チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め定められた複数種類の前記第2チェックのうち少なくとも1つが指定された場合、前記チェックレベルのうち最も重要度が高いチェックレベルの前記第1チェック情報が表示される領域に、該第1チェック情報とともに、指定された前記第2チェックの内容を示す前記第2チェック情報を表示するステップと、を含む、
処方監査情報表示方法。
【請求項7】
患者に処方された薬品に対するチェックのうちチェックレベルが存在する第1チェックの内容を示す第1チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め指定されたチェックレベルの前記第1チェック情報を表示する処理と、
前記チェックのうちチェックレベルが存在しない第2チェックの内容を示す第2チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め定められた複数種類の前記第2チェックのうち少なくとも1つが指定された場合、前記チェックレベルのうち最も重要度が高いチェックレベルの前記第1チェック情報が表示される領域に、該第1チェック情報とともに、指定された前記第2チェックの内容を示す前記第2チェック情報を表示する処理と、をコンピュータに実行させる、
処方監査情報表示プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、処方監査に必要な情報を表示する処方監査情報表示装置、処方監査情報表示方法、および処方監査情報表示プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
薬剤師は、病院等の医療機関が発行した処方箋に従って薬剤を調合する。その際、薬剤師は、処方箋の内容を見て、適切な投与量になっているか、重複投与となっていないか、禁忌処方となっていないかなどを調べる処方監査(「処方鑑査」とも表記される)を行わなければならない。
【0003】
従来、処方監査に必要な情報を効率的に把握することを可能にする表示装置が多数提案されてきた。
【0004】
例えば、特許文献1には、薬剤ごとの項目を表示する薬剤欄と、処方監査関連情報の項目を表示する処方監査関連情報欄と、所定の薬剤の項目と所定の処方監査関連情報の項目とに該当する処方監査関連情報の数を表示する交差欄と、処方監査関連情報の具体的な情報を表示する具体情報欄とを表示部に表示し、薬剤欄、処方監査関連情報欄、および、交差欄のうちの少なくとも一つの欄の選択を受け付け、選択された欄における処方監査関連情報の数に基づいて、具体情報欄に具体的な情報を表示するマトリクス表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第5249457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
処方監査に必要な情報としては、チェックレベル(例えば、禁忌、注意等)が存在するチェック(例えば、相互作用チェック、副作用チェック等)の内容を示す情報(以下、第1チェック情報という)と、チェックレベルが存在しないチェック(例えば、重複投与チェック、服用時点チェック等)の内容を示す情報(以下、第2チェック情報という)がある。
【0007】
しかしながら、特許文献1には、上述した第1チェック情報をチェックレベル別に表示する点についての説明はあるが、上述した第2チェック情報を表示する点については言及されていない。よって、処方監査に必要な情報を効率良く把握するためには、改善の余地があった。
【0008】
本発明の目的は、処方監査に必要な情報をより効率良く把握することができる処方監査情報表示装置、処方監査情報表示方法、および処方監査情報表示プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る処方監査情報表示装置は、患者に処方された薬品に対するチェックのうちチェックレベルが存在する第1チェックの内容を示す第1チェック情報と、前記チェックのうちチェックレベルが存在しない第2チェックの内容を示す第2チェック情報と、を記憶する記憶部と、予め指定されたチェックレベルの前記第1チェック情報を表示する表示部と、前記表示部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、予め定められた複数種類の前記第2チェックのうち少なくとも1つが指定された場合、前記チェックレベルのうち最も重要度が高いチェックレベルの前記第1チェック情報が表示される領域に、該第1チェック情報とともに、指定された前記第2チェックの内容を示す前記第2チェック情報を表示するように前記表示部を制御する。
【0010】
本発明に係る処方監査情報表示方法は、患者に処方された薬品に対するチェックのうちチェックレベルが存在する第1チェックの内容を示す第1チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め指定されたチェックレベルの前記第1チェック情報を表示するステップと、前記チェックのうちチェックレベルが存在しない第2チェックの内容を示す第2チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め定められた複数種類の前記第2チェックのうち少なくとも1つが指定された場合、前記チェックレベルのうち最も重要度が高いチェックレベルの前記第1チェック情報が表示される領域に、該第1チェック情報とともに、指定された前記第2チェックの内容を示す前記第2チェック情報を表示するステップと、を含む。
【0011】
本発明に係る処方監査情報表示プログラムは、患者に処方された薬品に対するチェックのうちチェックレベルが存在する第1チェックの内容を示す第1チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め指定されたチェックレベルの前記第1チェック情報を表示する処理と、前記チェックのうちチェックレベルが存在しない第2チェックの内容を示す第2チェック情報を所定の記憶部から読み出し、予め定められた複数種類の前記第2チェックのうち少なくとも1つが指定された場合、前記チェックレベルのうち最も重要度が高いチェックレベルの前記第1チェック情報が表示される領域に、該第1チェック情報とともに、指定された前記第2チェックの内容を示す前記第2チェック情報を表示する処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、処方監査に必要な情報をより効率良く把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施の形態に係る処方監査情報表示装置の構成の一例を示すブロック図
図2】本発明の実施の形態に係る処方監査情報表示装置の動作の一例を示すフローチャート
図3】本発明の実施の形態に係る表示画面の一例を示す図
図4】本発明の実施の形態に係る表示画面の一例を示す図
図5】本発明の変形例に係る表示画面の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】
まず、本発明の実施の形態に係る処方監査情報表示装置100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る処方監査情報表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0016】
処方監査情報表示装置100は、入力部10、表示部20、記憶部30、および制御部40を有する。
【0017】
入力部10は、例えば、キーボード、マウス、ハンディスキャナ等の入力デバイスである。
【0018】
例えば、入力部10は、ユーザ(例えば、処方監査を行う薬剤師)によって行われる、患者の情報を入力する操作、処方箋の情報を入力する操作、または、処方監査に必要な情報の表示を指示する操作等を受け付け、受け付けた操作の内容を制御部40に伝達する。
【0019】
処方監査に必要な情報としては、チェックレベルが存在するチェック(以下、第1チェックという)の内容を示す第1チェック情報と、チェックレベルが存在しないチェック(第2チェック)の内容を示す第2チェック情報とがある。
【0020】
本実施の形態では、チェックレベルが禁忌、相対禁忌、および注意である場合を例に挙げて説明するが、これらに限定されない。禁忌、相対禁忌、および注意は、この順に重要度が高い。よって、最も重要度が高いチェックレベルは、禁忌である。
【0021】
また、第1チェックの種類としては、例えば、相互作用チェック、副作用(病歴、各種アレルギー等)チェック、および副作用歴チェック等がある。
【0022】
また、第2チェックの種類としては、例えば、廃止薬剤チェック、重複投与チェック、服用時点チェック、長期投与チェック、休薬期間チェック、粉砕分割一包化チェック、および薬剤チェック等がある。
【0023】
また、本実施の形態では、入力部10は、上述した第2チェックの種類の中から少なくとも1つを指定する操作(以下、第2チェック指定操作という)を受け付ける。この第2チェック指定操作により指定された第2チェックの内容を示す第2チェック情報は、禁忌の第1チェック情報とともに、表示部20に表示される。この具体例については後述する。
【0024】
表示部20は、種々の情報を表示可能な液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。
【0025】
例えば、表示部20は、制御部40の制御により、第1チェック情報および第2チェック情報を画面表示する。表示画面の例については後述する。
【0026】
記憶部30は、種々の情報を記憶するハードディスク装置やメモリなどの記憶デバイスである。
【0027】
例えば、記憶部30は、第1チェック情報および第2チェック情報を記憶する。第1チェック情報は、チェックレベル毎に記憶される。
【0028】
記憶部30に記憶される第1チェック情報および第2チェック情報の内容は、例えば、患者の情報および処方箋の情報等に基づいて行われたチェックの結果であってもよいし、予め定められた薬剤の特徴や使用上の注意点であってもよい。
【0029】
制御部40は、処方監査情報表示装置100の各部の処理を制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御デバイスである。
【0030】
例えば、制御部40は、記憶部30から第1チェック情報および第2チェック情報を読み出し、それらの情報を表示するように表示部20を制御する。この制御の例については後述する。
【0031】
上述した各部の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
【0032】
上記各部の機能をプログラムにより実現するコンピュータは、キーボードやマウス、タッチパッドなどの入力装置、ディスプレイやスピーカなどの出力装置、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置、ネットワークを介して通信を行うネットワークカードなどを備え、これらのデバイスはバスにより接続される。
【0033】
そして、読取装置は、上記各部の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置に記憶させる。あるいは、ネットワークカードが、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各部の機能を実現するためのプログラムを記憶装置に記憶させる。
【0034】
そして、CPUが、記憶装置に記憶されたプログラムをRAMにコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、上記各部の機能が実現される。
【0035】
以上、処方監査情報表示装置100の構成について説明した。
【0036】
次に、処方監査情報表示装置100の動作(処方監査情報表示方法の一例)について、図2図4を用いて説明する。図2は、処方監査情報表示装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図3および図4は、禁忌が指定されている場合に処方監査情報表示装置100の動作により表示される表示画面の一例を示す図である。
【0037】
図2に示すフローは、入力部10が、処方監査に必要な情報の表示を指示する操作を受け付けた場合に実行される。
【0038】
まず、制御部40は、記憶部30から第1チェック情報および第2チェック情報を読み出す(ステップS1)。
【0039】
次に、制御部40は、第2チェック指定操作によって少なくとも1種類以上の第2チェックが指定されているか否かを判定する(ステップS2)。
【0040】
第2チェックが1種類も指定されていない場合(ステップS2:NO)、制御部40は、チェックレベルが禁忌に該当する第1チェック情報を、表示画面における第1の表示領域に表示するように表示部20を制御する(ステップS3)。
【0041】
また、制御部40は、第1チェック情報の数および第2チェック情報の数を、表示画面における第2の表示領域に表示するように表示部20を制御する。第2の表示領域は、第1の表示領域とは異なる領域である。
【0042】
表示部20は、上記制御に従って、第1チェック情報、第1チェック情報の数、および第2チェック情報の数を表示する。
【0043】
このときの表示画面の一例について、図3を用いて説明する。図3は、禁忌が指定されており、第2チェックが1種類も指定されていない場合における表示部20の表示画面の一例を示す図である。
【0044】
図3に示すように、第1の表示領域50には、チェックレベルが禁忌である第1チェック情報60、61が表示される。第1チェック情報60、61は、副作用チェックの内容を示す情報である。なお、第1の表示領域50に表示される第1チェック情報の数は、2つに限定されない。
【0045】
また、図3に示すように、第2の表示領域51には、チェックレベル(禁忌、相対禁忌、注意)毎に第1チェック情報の数が表示されるとともに、「その他」の欄に第2チェック情報の数が表示される。
【0046】
なお、図示は省略するが、第1の表示領域50に表示中の第1チェック情報が禁忌であることをユーザに認識させるために、第2の表示領域51における「禁忌」および「2」の文字は、それら以外の文字と比べて、強調して表示されている。強調表示の方法としては、例えば、色の違い(濃淡を含む)、文字の大きさ、文字に対する装飾の付加等が挙げられる。
【0047】
また、図3において、ユーザにより禁忌以外を指定する操作が行われた場合、第1の表示領域50における第1チェック情報の表示が切り替わる。例えば、相対禁忌が指定された場合、第1の表示領域50において、禁忌の第1チェック情報60、61は非表示となり、新たに相対禁忌の第1チェック情報が表示される。また、例えば、その他が指定された場合、第1の表示領域50において、禁忌の第1チェック情報60、61は非表示となり、新たに第2チェック情報が表示される。
【0048】
以下、図2の説明に戻る。
【0049】
少なくとも1種類の第2チェックが指定されている場合(ステップS2:YES)、制御部40は、チェックレベルが禁忌に該当する第1チェック情報と、指定された第2チェックに該当する第2チェック情報とを第1の表示領域に表示するように表示部20を制御する(ステップS4)。
【0050】
また、上述したステップS3の場合と同様に、制御部40は、第1チェック情報の数および第2チェック情報の数を、表示画面における第2の表示領域に表示するように表示部20を制御する。
【0051】
表示部20は、上記制御に従って、第1チェック情報、第2チェック情報、第1チェック情報の数、および第2チェック情報の数を表示する。
【0052】
このときの表示画面の一例について、図4を用いて説明する。図4は、禁忌が指定されており、第2チェックが少なくとも1種類指定されている場合における表示部20の表示画面の一例を示す図である。
【0053】
図4に示すように、第1の表示領域50には、チェックレベルが禁忌である第1チェック情報60、61に加えて、第2チェック指定操作により指定された第2チェックに該当する第2チェック情報70、71が表示される。第2チェック情報70は、休薬期間チェックの内容を示す情報であり、第2チェック情報71は、薬剤チェックの内容を示す情報である。なお、第1の表示領域50に表示される第2チェック情報の数は、2つに限定されない。
【0054】
このように、指定された第2チェック情報は、禁忌扱いとして、禁忌の第1チェック情報とともに表示される。よって、第2の表示領域51における「禁忌」の欄には、第1チェック情報60、61の数と、第2チェック情報70、71の数とを合計した「4」が表示される。
【0055】
なお、上記図3を用いて説明したとおり、図4においても、第1の表示領域50に表示中の第1チェック情報が禁忌であることをユーザに認識させるために、第2の表示領域51における「禁忌」および「4」の文字は、それら以外の文字と比べて、強調して表示されている。
【0056】
また、上記図3を用いて説明したとおり、図4においても、ユーザにより禁忌以外を指定する操作が行われた場合、第1の表示領域50における第1チェック情報および第2チェック情報の表示が切り替わる。
【0057】
以上、処方監査情報表示装置100の動作について説明した。
【0058】
本実施の形態の処方監査情報表示装置100は、予め定められた複数種類の第2チェックのうち少なくとも1つが指定された場合、チェックレベルのうち最も重要度が高い禁忌の第1チェック情報が表示される領域に、その第1チェック情報とともに、指定された第2チェックの内容を示す第2チェック情報を表示する。これにより、ユーザは、最も重要度が高い第1チェック情報と、自らが所望する第2チェック情報とを一目で視認することができる。したがって、ユーザは、処方監査に必要な情報をより効率良く把握することができる。
【0059】
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
【0060】
例えば、図3および図4に示した第1の表示領域50における情報の表示順は、ユーザによって指定されてもよい。
【0061】
例えば、ユーザは、相互作用チェック、副作用チェック、副作用歴チェック(以上、第1チェックの一例)、廃止薬剤チェック、重複投与チェック、服用時点チェック、長期投与チェック、休薬期間チェック、粉砕分割一包化チェック、薬剤チェック(以上、第2チェックの一例)のそれぞれに対して、表示順を指定することができる。
【0062】
そして、制御部40は、ユーザによって指定された表示順で第1の表示領域50に情報が表示されるように表示部20を制御する。
【0063】
例えば、薬剤チェック、休薬期間チェック、副作用チェックの順の指定があった場合、図5に示すように、第1の表示領域50において、一番上に薬剤チェックの内容を示す第2チェック情報71が表示され、その下に休薬期間チェックの内容を示す第2チェック情報70が表示され、その下に副作用チェックの内容を示す第1チェック情報60、61が表示される。
【産業上の利用可能性】
【0064】
本発明は、処方監査情報を表示する技術全般に適用することができる。
【符号の説明】
【0065】
10 入力部
20 表示部
30 記憶部
40 制御部
50 第1の表示領域
51 第2の表示領域
60、61 第1チェック情報
70、71 第2チェック情報
100 処方監査情報表示装置
図1
図2
図3
図4
図5