(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明の概念に係る実施形態に関して詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子のセルアレイを示す簡略回路図である。
図1を参照すれば、一実施形態に係る半導体メモリ素子のセルアレイは共通ソースラインCSL、複数のビットラインBL、及び共通ソースラインCSLとビットラインBLとの間に配置される複数のセルストリングCSTRを含む。
【0013】
共通ソースラインCSLは基板上に配置される導電性薄膜又は基板内に形成される不純物領域である。ビットラインBLは基板から離隔されて、基板上に配置される導電性パターン(例えば、金属ライン)である。ビットラインBLは2次元的に配列され、その各々に複数のセルストリングCSTRが並列に連結される。セルストリングCSTRは共通ソースラインCSLに共通に連結される。即ち、複数のビットラインBLと共通ソースラインCSLとの間に複数のセルストリングCSTRが配置される。一部の実施形態によれば、共通ソースラインCSLは複数に提供される。ここで、共通ソースラインCSLには電気的に同一電圧が印加されるか、又は共通ソースラインCSLの各々が電気的に制御されてもよい。
【0014】
セルストリングCSTRの各々は、共通ソースラインCSLに接続する接地選択トランジスタGST、ビットラインBLに接続するストリング選択トランジスタSST、及び接地及びストリング選択トランジスタGST、SSTの間に配置される複数のメモリセルトランジスタMCTから構成される。接地選択トランジスタGST、ストリング選択トランジスタSST、及びメモリセルトランジスタMCTは直列に連結される。
【0015】
共通ソースラインCSLは接地選択トランジスタGSTのソースに共通に連結される。これに加えて、共通ソースラインCSLとビットラインBLとの間に配置される、接地選択ラインGSL、複数のワードラインWL1−WLn及び複数のストリング選択ラインSSLが接地選択トランジスタGST、メモリセルトランジスタMCT、及びストリング選択トランジスタSSTのゲート電極として各々使用される。また、メモリセルトランジスタMCTの各々はデータ格納要素(data storage element)を含む。
【0017】
図2A及び
図2B、
図3A及び
図3B、及び
図4Aを参照して、セルアレイ領域CR、連結領域ER、及び周辺回路領域PRを含む半導体メモリ素子が提供される。一例として、半導体メモリ素子はフラッシュメモリ素子である。セルアレイ領域CRは複数のメモリセルが提供される領域として、本発明の実施形態によれば、
図1のセルアレイが提供される領域である。
【0018】
周辺回路領域PRはワードラインドライバー(driver)、センスアンプ(sense amplifier)、ロー(row)及びコラム(column)デコーダー、及び制御回路が配置される領域である。説明を簡易化するためにセルアレイ領域CRの一側に周辺回路領域PRが配置されたことと図示したが、これとは異なり周辺回路領域PRはセルアレイ領域CRの他側の少なくとも一部に追加に配置されることができる。一例として、周辺回路領域PRはセルアレイ領域CRを囲む。
【0019】
連結領域ERは以下で説明されるゲート電極を電気的連結するための接続パッドが提供される領域である。接続パッドはゲート電極の端部に、階段形状を有する。
【0020】
周辺回路領域PRに残留基板103が提供され、残留基板103上に周辺トランジスタPTが提供される。周辺トランジスタPTはゲート電極PG及びゲート絶縁層を含む。周辺トランジスタPTはPMOSトランジスタ及び/又はNMOSトランジスタを含む。
【0021】
残留基板103は埋め込み絶縁層BX及び埋め込み絶縁層BX上の周辺活性層UTを含む。残留基板103は半導体・オン・インシュレータ(semiconductor−on−insulator)基板の一部である。一例として、残留基板103はSOI(Silicon−On−Insulator)基板から下部半導体層が除去された構造である。残留基板103は埋め込み絶縁層BX及び周辺活性層UTを貫通する素子分離膜102を含む。素子分離膜102はシリコン酸化物を含む。埋め込み絶縁層BXの側壁は以下で説明されるゲート電極のうちの少なくとも1つの側壁と対向する。
【0022】
残留基板103はゲート電極が形成される上面103a及び上面103aの反対面である下面103bを含む。一例として、残留基板の上面103aと残留基板の下面103bとの間の距離、即ち残留基板103の厚さは約50nm乃至1000μmである。
【0023】
周辺活性層UTは実質的に単結晶シリコン層である。本明細書で、実質的に単結晶とは該当層内に結晶粒界が存在せず、結晶の配向(orientation)が同一であることを意味する。実質的に単結晶は、たとえ局所的に(locally)結晶粒界が存在するか、或いは配向が異なる部分が存在するにも拘らず仮想的に(virtually)該当層又は部分が単結晶であることを意味する。一例として、実質的に単結晶である層は多数の低角粒界(low angle grain boundary)を含む。
【0024】
周辺活性層UTは周辺トランジスタPTのソース領域、ドレイン領域、及びチャネル領域が形成される領域である。一例として、周辺活性層UTは周辺トランジスタPTの種類に応じるP型又はN型でドーピングされたソース領域及びドレイン領域を含む。
【0025】
本発明の実施形態によれば、周辺回路領域PRは残留基板103の下にボディー導電層10を含む。ボディー導電層10は残留基板の下面103bと接するが、これに限定されない。ボディー導電層10は半導体物質及び/又は金属物質を含む。一例として、ボディー導電層10はポリシリコン層のような多結晶半導体層を含む。ボディー導電層10はシリコン層に限定されず、ゲルマニウム層、シリコン−ゲルマニウム層等であってもよい。ボディー導電層10は周辺回路領域PRのみならず、セルアレイ領域CRにも提供される。ボディー導電層10は第1導電型を有する。一例として、第1導電型はp型である。
【0026】
周辺トランジスタPTを覆う層間絶縁膜IL1、IL2が提供される。一例として、層間絶縁膜IL1、IL2はシリコン酸化膜及び/又はシリコン酸窒化膜を含む。層間絶縁膜IL1、IL2を貫通して周辺トランジスタPTに連結される周辺コンタクト165が提供される。上部層間絶縁膜IL2内に提供され、周辺コンタクト165と連結される周辺配線PLが提供される。周辺コンタクト165及び周辺配線PLはドーピングされたシリコン、金属、及び導電性金属窒化膜のような導電物質を含む。
【0027】
セルアレイ領域CRはボディー導電層10上に順に積層されたゲート電極GPを含む電極構造体STを含む。ゲート電極GPの間に絶縁層120が提供される。即ち、ボディー導電層10上にゲート電極GP及び絶縁層120が交互に繰り返して配置される。最下層ゲート電極GPとボディー導電層10との間にバッファ層111が提供される。一例として、絶縁層120及びバッファ層111はシリコン酸化膜及び/又はシリコン酸窒化膜を含む。バッファ層111は絶縁層120より薄い。
【0028】
一例として、最下層ゲート電極は接地選択トランジスタのゲート電極、即ち
図1の接地選択ラインGSLの一部であり、最上層ゲート電極はストリング選択トランジスタのゲート電極、即ち
図1のストリング選択ラインSSLの一部である。最下層ゲート電極と最上層ゲート電極との間のゲート電極はセルゲート電極、即ち
図1のワードラインWL1〜WLnの一部である。図面にはゲート電極が6つであることを図示したが、これに限定されず、それ以上又はそれ以下であってもよい。
【0029】
電極構造体ST内のゲート電極GPの各々は第1方向D1に延在される。電極構造体STは分離パターン145を介して第2方向D2に相互に離隔される。即ち、電極構造体STの間に分離トレンチ141が提供され、分離トレンチ141内に分離パターン145が提供される。分離パターン145の各々は第1方向D1に延在される。一例として、分離パターン145はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及びシリコン酸窒化膜のうちの少なくとも1つを含む。
【0030】
分離パターン145を貫通してボディー導電層10に連結される共通ソースライン140が提供される。一例として、共通ソースライン140の各々は第1方向D1に沿って延在する板(plate)形状を有する。これとは異なり、共通ソースライン140は1つの分離パターン145を貫通する複数のコンタクトを含んでもよい。
【0031】
共通ソースライン140はドーピングされたシリコン、金属、及び導電性金属窒化膜のうちの少なくとも1つを含む。一例として、共通ソースライン140がドーピングされたシリコンを含む場合、共通ソースライン140の導電型はボディー導電層10の導電型と異なる第2導電型である。一例として、第2導電型はn型である。他の例として、共通ソースライン140はタングステン、チタニウム、タンタル、及びこれらの窒化物のような金属物質を含む場合、共通ソースライン140とボディー導電層10との間にタングステンシリサイド等を含む金属シリサイド層が追加に提供されることができる。
【0032】
電極構造体STを貫通してボディー導電層10に連結される垂直構造体VSが提供される。垂直構造体VSの各々は上から下に行くほど、幅が狭くなる円柱形状である。垂直構造体VSはボディー導電層10上に2次元的に配列される。本明細書で、2次元的な配列というのは平面視で、互いに垂直になる第1方向D1及び第2方向D2に沿って各々複数の行及び列を構成し、配置されることを称する。一例として、第1方向D1に沿って配置された複数の垂直構造体VSは1つの列を構成し、垂直構造体VSの複数の列が1つの電極構造体ST内に配置される。一例として、
図2Aに図示されたように4列の垂直構造体VSが1つの電極構造体ST内に配置されるが、これは例示的なものであり、4列より小さい数の列又は4列より大きい数の列が1つの電極構造体ST内に配置されることができる。実施形態によれば、奇数番目の列を構成する垂直構造体VSは偶数番目の列を構成する垂直構造体VSと第1方向D1にオフセットされて配置されることができる。
【0033】
図3A及び
図3Bに図示されたように、垂直構造体VSの各々は埋め込み絶縁層139、チャネル半導体層CP、及び情報格納層DSを含む。一例として、埋め込み絶縁層139は円柱と類似な形状を有し、チャネル半導体層CP及び情報格納層DSが順に埋め込み絶縁層139上に提供される。これとは異なり、埋め込み絶縁層139が提供されなくともよい。一例として、埋め込み絶縁層139はシリコン酸化膜を含む。チャネル半導体層CPは多結晶半導体物質を含む。チャネル半導体層CPはドーピングされない真性(intrinsic)状態であるか、又は第1又は第2導電型不純物で低濃度にドーピングされる。一例として、チャネル半導体層CPは多結晶シリコン層を含む。これとは異なり、チャネル半導体層CPはゲルマニウム又はシリコン−ゲルマニウムを含んでもよい。他の実施形態で、チャネル半導体層CPの代わりに金属、導電性金属窒化膜、シリサイドのような導電層、又は(カーボンナノチューブ又はグラフェン等のような)ナノ構造体が提供されることができる。チャネル半導体層CPはその下部がオープンされたパイプ形状である。
【0034】
情報格納層DSはゲート電極GPに隣接するブロッキング絶縁膜、チャネル半導体層CPに隣接するトンネル絶縁膜、及びこれらの間の電荷格納膜を含む。ブロッキング絶縁膜は高誘電膜(例えば、アルミニウム酸化膜又はハフニウム酸化膜)を含む。ブロッキング絶縁膜は複数の薄膜で構成される多層膜である。一例として、ブロッキング絶縁膜は第1ブロッキング絶縁膜及び第2ブロッキング絶縁膜を含み、第1及び第2ブロッキング絶縁膜の各々はアルミニウム酸化膜及び/又はハフニウム酸化膜である。第1及び第2ブロッキング絶縁膜の両方がチャネル半導体層CPに沿って垂直に延在されるが、これとは異なり、第1ブロッキング絶縁膜の一部はゲート電極GPと絶縁層120との間に延在されることができる。
【0035】
電荷格納膜は電荷トラップ膜又は導電性ナノ粒子を含む絶縁膜である。電荷トラップ膜は、例えばシリコン窒化膜を含む。トンネル絶縁膜はシリコン酸化膜及び/又は高誘電膜(例えば、ハフニウム酸化膜又はアルミニウム酸化膜)を含む。電荷格納膜及びトンネル絶縁膜はチャネル半導体層CPに沿って垂直に延在される。
【0036】
図3A及び
図3Bに図示されたように、情報格納層DSの下面DSb、チャネル半導体層CPの下面CPb、及び埋め込み絶縁層139の下面139bは実質的に同一レベルに配置及び/又は実質的に同一平面上に配置される。一例として、情報格納層の下面DSb、チャネル半導体層の下面CPb、及び埋め込み絶縁層の下面139bはボディー導電層10の上面10aと接する。他の実施形態によれば、情報格納層DSの下面DSb、チャネル半導体層CPの下面CPb、及び埋め込み絶縁層139の下面139bは以下に説明される平坦化工程の種類によって相互間にレベル差が存在することができる。
【0037】
チャネル半導体層の下面CPbとボディー導電層の上面10aとは実質的に同一面である。チャネル半導体層CPとボディー導電層10との間に界面が観察されるが、これに限定されない。
図3Aに図示されたように、バッファ層111の下面はボディー導電層の上面10aと接し、情報格納層の下面DSb、チャネル半導体層の下面CPb、及び埋め込み絶縁層の下面139bと同一レベルに配置される。これとは異なり、
図3Bに図示されたように、バッファ層111とボディー導電層10との間にエッチング停止膜113が提供されることができる。エッチング停止膜113の下面はボディー導電層の上面10aと接し、情報格納層の下面DSb、チャネル半導体層の下面CPb、及び埋め込み絶縁層の下面139bと同一レベルに配置される。一例として、エッチング停止膜113はアルミニウム酸化膜のような金属酸化膜を含む。
【0038】
垂直構造体VSはその上部にパッドパターン128を含む。パッドパターン128はドーピングされたポリシリコン又は金属を含む。パッドパターン128の側壁は情報格納層DSの内側面と接する。
【0039】
垂直構造体VS上にビットラインBLが提供される。ビットラインBLは複数の垂直構造体VSと共通的に連結される。説明を簡易化するために
図2AはビットラインBLの一部のみを図示した。ビットラインBLはビットラインコンタクト164を通じて垂直構造体VSと電気的に連結される。ビットラインBLと垂直構造体VSとの連結方法は
図2Aに図示されたことに限定されず、多様な変形が可能である。一例として、ビットラインBLとビットラインコンタクト164との間にサブビットラインが提供されることができる。ビットラインBLとビットラインコンタクト164は金属(例えば、タングステン、銅又はアルミニウム)、導電性金属窒化膜(例えば、窒化チタニウム又は窒化タンタル)又は遷移金属(例えば、チタニウム又はタンタル)の中から選択された少なくとも1つを含む。
【0040】
図4Aに図示されたように、ボディー導電層10の厚さT3は残留基板103の厚さより小さい。一例として、埋め込み絶縁層BXの厚さT2はボディー導電層10の厚さT3より大きい。一例として、埋め込み絶縁層BXの厚さT2はボディー導電層10の厚さT3より約1.5倍乃至約5倍である。埋め込み絶縁層BXの厚さT2は周辺活性層UTの厚さT1より大きい。一例として、埋め込み絶縁層BXの厚さT2は周辺活性層UTの厚さT1より約1.5倍乃至約5倍である。ボディー導電層10の厚さT3は周辺活性層UTの厚さT1より大きい。一例として、ボディー導電層10の厚さT3は周辺活性層UTの厚さT1の約1.1倍乃至約3倍である。
【0041】
残留基板103の上面は電極GPの最下層より高く、電極GPの最上層より低い。一例として、周辺活性層UTの上面の高さはゲート電極GPの中でボディー導電層10と最も近い第1ゲート電極GP_L1の上面の高さより高い。一例として、第1ゲート電極GP_L1は下部選択ゲート電極である。一例として、周辺活性層UTの上面の高さはゲート電極GPの中でボディー導電層10とその次に近い第2ゲート電極GP_L2の上面の高さより高い。これとは異なり、周辺活性層UTの上面の高さは第2ゲート電極GP_L2の上面の高さより低くてもよい。
【0042】
残留基板103を貫通してボディー導電層10に連結される連結導電パターンSKが提供される。一例として、連結導電パターンSKは周辺活性層UT及び埋め込み絶縁層BXを貫通する。連結導電パターンSKは周辺回路領域PRに提供される。連結導電パターンSKはドーピングされた半導体、金属、又は導電性金属窒化膜のうちの少なくとも1つを含む。一例として、連結導電パターンSKはボディー導電層10と同一である第1導電型を有する。一例として、連結導電パターンSKはp型不純物でドーピングされた多結晶シリコンを含む。連結導電パターンSKの下部幅は連結導電パターンSKの上部幅より小さい。一例として、連結導電パターンSKの上面SKaの幅は連結導電パターンSKの下面SKbの幅より大きい。このような連結導電パターンSKの形状は連結導電パターンSKが提供されるホール領域のエッチングプロフィールに沿って決定される。
【0043】
連結導電パターンSKの下面SKbはボディー導電層10の上面と接する。一例として、連結導電パターンSKの下面SKbの高さはボディー導電層10の上面の高さと実質的に同一である。連結導電パターンSKの下面SKbは垂直構造体VSの下面と実質的に同一なレベルである。一例として、連結導電パターンSKの下面SKbは情報格納層DSの下面DSb、チャネル半導体層CPの下面CPb、及び埋め込み絶縁層139の下面139bと実質的に同一なレベルである。
【0044】
連結導電パターンSKの上面SKaは残留基板103の上面と実質的に同一なレベルである。一例として、連結導電パターンSKの長さh1は残留基板103の厚さと実質的に同一である。
【0045】
連結導電パターンSKは周辺コンタクト165のうちの少なくとも1つと連結される。一例として、半導体メモリ素子の動作の時、周辺コンタクト165及び連結導電パターンSKを通じてボディー導電層10に所定の電圧が供給される。一例として、所定の電圧は消去電圧である。
【0046】
ビットラインBL及び周辺配線PL上に上部配線MLが提供される。上部配線MLは上部コンタクト191を通じてビットラインBL又は周辺配線PLと連結される。上部配線MLと上部コンタクト191は金属又は導電性金属窒化物を含む。
【0047】
上部配線ML上に保護層193が提供される。保護層193は上部層間絶縁膜IL2を覆う。一例として、保護層193はシリコン窒化物又はシリコン酸窒化物を含む。保護層193を貫通して上部配線MLを露出する開口が提供されるが、説明を簡易化するために図示を省略した。
【0048】
本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子はボディー導電層10と連結される連結導電パターンSKを含む。連結導電パターンSKを通じてボディー導電層10に所定の電圧が印加される。また、本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子は、セルアレイ領域CR及び連結領域ERに残留基板103が提供されないとし得る。垂直構造体VSは相対的に厚さが薄いボディー導電層10を通じて共通ソースライン140に連結される。その結果、本発明の実施形態によれば、半導体メモリ素子の厚さを減少させることができる。したがって、半導体メモリ素子内に積層されたゲート電極の数及び/又は複数のゲート電極を含むゲートスタックの数を増加させて半導体メモリ素子の集積度を増加させることができる。
【0049】
図4B乃至
図4Fは本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の断面図であって、
図2BのB領域の拡大図である。説明を簡易化するために重複される構成に対する説明は省略される。
【0050】
図4Bを参照して、本実施形態に係る半導体メモリ素子の残留基板103は
図4Aとは異なり埋め込み絶縁層を含まない。一例として、残留基板103は埋め込み絶縁層を含まないシリコン単結晶層である。本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子は連結導電パターンSKと残留基板103との間に絶縁スペーサーSKsを含む。絶縁スペーサーSKsはシリコン酸化物、シリコン酸窒化物、及びシリコン窒化物のうちの少なくとも1つを含む。連結導電パターンSKは絶縁スペーサーSKsによって残留基板103から電気的に分離される。
【0051】
図4Cを参照して、本実施形態に係る半導体メモリ素子はボディー導電層10を貫通して連結導電パターンSKと連結される貫通電極VIを含む。貫通電極VIは金属、導電性金属窒化膜、及びドーピングされた半導体のうちの少なくとも1つで形成される。連結導電パターンSKは貫通電極VI及び周辺コンタクト165と連結されることと図示されたが、これとは異なり、連結導電パターンSKは周辺コンタクト165と連結されなくともよい。貫通電極VIはボディー導電層10を貫通するコンタクトホールHC内に提供される。貫通電極VIはその下部の幅が上部の幅より大きい。周辺活性層UTの一部領域は貫通電極VI及び連結導電パターンSKを通じて所定の電圧が印加される。
【0052】
図4D、
図4E、及び
図4Fを参照するに、連結導電パターンSKの上面SKaは残留基板103の上面より高い。一例として、
図4Dに図示されたように、連結導電パターンSKの上面SKaは周辺トランジスタPTのゲート電極PGの上面PGaより低い。連結導電パターンSKの長さh2は残留基板103の厚さより大きい。一例として、
図4Eに図示されたように、連結導電パターンSKの上面SKaは周辺トランジスタPTのゲート電極PGの上面PGaと実質的に同一レベルである。連結導電パターンSKの長さh3は残留基板103の厚さより大きい。一例として、
図4Fに図示されたように、連結導電パターンSKの上面SKaは周辺トランジスタPTのゲート電極PGの上面PGaより高い。連結導電パターンSKの長さh4は残留基板103の厚さより大きい。連結導電パターンSKの上面SKaの高さ及び連結導電パターンSKの長さは連結導電パターンSKの形成時間と連関され、これに対しては以下製造方法に対する説明でより詳細に説明される。
【0053】
図5は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の平面図である。
図6乃至
図14は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための図面であって、
図5のI−I’線に沿う断面図である。
【0054】
図5及び
図6を参照して、セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを含む半導体基板100が提供される。説明を簡易化するために
図2A及び
図2Bの連結領域は図示を省略した。基板100は半導体・オン・インシュレータ(semiconductor−on−insulator)基板である。一例として、基板100はSOI(Silicon−On−Insulator)基板である。基板100は下部半導体層LS、上部半導体層US、及びこれらの間の埋め込み絶縁層BXを含む。下部半導体層LSは埋め込み絶縁層BXより厚い。下部半導体層LS及び上部半導体層USは実質的に単結晶である。下部半導体層LS及び上部半導体層USは第1導電型不純物でドーピングされた半導体層である。第1導電型はp型である。
【0055】
周辺回路領域PRにホール領域HBが形成される。ホール領域HBの平面の形状は円形であるが、これとは異なり一方向に長いライン形状であってもよい。ホール領域HBは上部半導体層US及び埋め込み絶縁層BXを貫通する。ホール領域HBを形成する時、下部半導体層LSの上部が共にエッチングされる。即ち、ホール領域HBは下部半導体層LSの上部内まで延在される。
【0056】
ホール領域HB内に連結導電パターンSKが形成される。一例として、連結導電パターンSKの形成はホール領域HBを満たす導電層を形成した後、上部半導体層USの上面が露出される時まで平坦化工程を遂行することを含む。連結導電パターンSKの下部SKcは下部半導体層LSの内部に形成される。
【0057】
連結導電パターンSKはドーピングされた半導体、金属、又は導電性金属窒化物で形成される。一例として、連結導電パターンSKがp型半導体物質で形成される場合、不純物ドーピング工程が追加に又は共に遂行されることができる。
【0058】
図5及び
図7を参照して、周辺回路領域PRに素子分離膜102及び周辺トランジスタPTが形成される。素子分離膜102は上部半導体層US及び埋め込み絶縁層BXを貫通する。素子分離膜102の下面が下部半導体層LSの上面と一致するように図示されたが、これとは異なり素子分離膜102の下面は下部半導体層LSの上面と離隔されてもよい。上部半導体層USに周辺不純物領域171(
図5)が形成される。周辺不純物領域171の導電型は周辺トランジスタPTの種類に応じて決定される。周辺不純物領域171の下面は上部半導体層USの下面に相応する。周辺トランジスタPTの形成は周辺不純物領域171上のゲート電極PGの形成を含む。ゲート電極PGの上面は連結導電パターンSKの上面より高い。
【0059】
周辺トランジスタPTを形成した後、基板100を覆う第1層間絶縁膜131が形成される。一例として、第1層間絶縁膜131はシリコン酸化膜で形成される。セルアレイ領域CR内の基板100の上部100uが除去されてリセス領域RRが形成される。一例として、セルアレイ領域CRで上部半導体層US及び埋め込み絶縁層BXが除去される。その結果、セルアレイ領域CRの下部半導体層LSの上面100bが露出される。以下、周辺回路領域PRに残留された上部半導体層USの一部は周辺活性層UTと称される。リセス領域RRの形成はセルアレイ領域CRを露出するマスクパターンを基板100上に形成すること及び該マスクパターンをエッチングマスクとして第1層間絶縁膜131及び基板100をエッチングすることを含む。このエッチング工程は複数の乾式及び/又は湿式エッチング工程を含む。
【0060】
本発明の実施形態によれば、
図3Bを参照して説明したエッチング停止膜113が基板100上に形成される。エッチング停止膜113はセルアレイ領域CRに限定されて形成される。エッチング停止膜113は以下で説明される絶縁層120及び犠牲層125の両方とエッチング選択性がある物質の中から選択される。一例として、エッチング停止膜113はアルミニウム酸化膜のような金属酸化膜を含む。これとは異なり、エッチング停止膜113は省略されてもよい。エッチング停止膜113は本段階で形成されるが、以下に説明されるバッファ層111を形成した後、形成されてもよい。
【0061】
図5及び
図8を参照して、セルアレイ領域CRにバッファ層111を形成した後、バッファ層111上に犠牲層125及び絶縁層120が交互に繰り返して形成される。バッファ層111はシリコン酸化層である。一例として、バッファ層111は熱酸化工程によって形成される。犠牲層125と絶縁層120は相互エッチング選択性がある物質から選択される。即ち、所定のエッチングレシピを使用して犠牲層125をエッチングする工程で、犠牲層125は絶縁層120のエッチングを最少化しながら、エッチングされる物質で形成される。
【0062】
このようなエッチング選択性(etch selectivity)は絶縁層120のエッチング速度に対する犠牲層125のエッチング速度の比率を通じて定量的に表現される。一実施形態によれば、犠牲層125は絶縁層120に対して1:10乃至1:200(さらに限定的には、1:30乃至1:100)のエッチング選択比を提供する物質のうちの1つである。一例として、犠牲層125はシリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、又はポリシリコン膜であり、絶縁層120はシリコン酸化膜である。犠牲層125及び絶縁層120は化学気相成長(CVD)によって形成される。犠牲層125及び絶縁層120は周辺回路領域PR上に形成された後、除去される。以後、周辺回路領域PRを覆う第2層間絶縁膜132が形成される。一例として、第2層間絶縁膜132はシリコン酸化膜を含む。
【0063】
図5及び
図9を参照して、犠牲層125及び絶縁層120を貫通して下部半導体層LSに連結される垂直構造体VSが形成される。垂直構造体VSは異方性エッチング工程によって犠牲層125及び絶縁層120を貫通して半導体基板100を露出する垂直ホールCHを形成した後、垂直ホールCH内に情報格納層DS、チャネル半導体層CP、埋め込み絶縁層139を順に堆積して形成される。情報格納層DS、チャネル半導体層CP、及び埋め込み絶縁層139の具体的な構成は
図3A及び
図3Bを参照して説明したことと同一であり、情報格納層DS、チャネル半導体層CP、及び埋め込み絶縁層139は化学気相成長、原子層成長、及びスパッタリングのうちの少なくとも1つの方法で形成されることができる。情報格納層DS及びチャネル半導体層CPは垂直ホールCHの側壁及び下面に沿ってコンフォーマルに形成される。埋め込み絶縁層139は垂直ホールCHを完全に満たす。埋め込み絶縁層139及びチャネル半導体層CPの上部を除去した後、これを満たすパッドパターン128が形成される。パッドパターン128はドーピングされたポリシリコン又は金属で形成される。
【0064】
垂直構造体の下部VS_Bは基板100、より詳細には下部半導体層LSの上部内へ挿入される。即ち、垂直ホールCHの形成工程の時に垂直ホールCHの下面が下部半導体層LSの上面100bより低いようにオーバーエッチングされ、その結果、垂直構造体の下部VS_Bは下部半導体層LSに埋め込まれる。垂直構造体の下部VS_Bで情報格納層DSはチャネル半導体層CPの下部を囲む。チャネル半導体層CPは情報格納層DSによって下部半導体層LSと離隔される。
【0065】
図5及び
図10を参照して、犠牲層125及び絶縁層120を貫通する分離トレンチ141が形成される。分離トレンチ141は半導体層LSの上面を露出するが、これに限定されず、バッファ層111又は
図3Bを参照して説明されたエッチング停止膜113が分離トレンチ141内に残留することができる。分離トレンチ141は異方性エッチング工程で形成される。
【0066】
図5及び
図11を参照して、犠牲層125がゲート電極GPに置換され得る。即ち、分離トレンチ141によって露出された犠牲層125が除去された後、犠牲層125が除去されて形成された領域にゲート電極GPが形成される。一例として、犠牲層125の除去は燐酸を含むエッチング液を利用して遂行されることができる。実施形態によれば、ゲート電極GPを形成する前に、犠牲層125が除去された領域内にコンフォーマルにブロッキング絶縁膜を形成する。
【0067】
分離トレンチ141内に、分離パターン145と、該分離パターン145を貫通して基板100に連結される共通ソースライン140とが形成される。共通ソースライン140は第1方向D1に沿って延在する板形状に形成される。一例として、分離パターン145は分離トレンチ141の側壁を覆うようにスペーサー形状に形成され、共通ソースライン140は分離トレンチ141を満たすように形成される。これとは異なり、共通ソースライン140は分離パターン145を貫通するコンタクトホールを形成した後、これを満たして形成されてもよい。分離パターン145はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及びシリコン酸窒化膜のうちの少なくとも1つを含むように形成される。共通ソースライン140はドーピングされたシリコン、金属、及び導電性金属窒化膜のうちの少なくとも1つを含むように形成される。
【0068】
一例として、共通ソースライン140がドーピングされたシリコンを含む場合、共通ソースライン140の導電型は下部半導体層LSの導電型と異なる第2導電型不純物でインサイチュ(in−situ)ドーピングされる。一例として、第2導電型はn型である。
【0069】
セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを覆う第3層間絶縁膜135及び第4層間絶縁膜136が形成される。第3層間絶縁膜135を貫通して垂直構造体VSと連結されるビットラインコンタクト164が形成され、第1乃至第3層間絶縁膜131、132、135を貫通して周辺トランジスタPTと連結される周辺コンタクト165が形成される。第4層間絶縁膜136内にビットラインBL及び周辺配線PLが形成される。ビットラインBL及び周辺配線PLを覆う第5層間絶縁膜137が形成される。第3乃至第5層間絶縁膜135、136、137はシリコン酸化膜で形成される。ビットラインBL、周辺配線PL、及びコンタクト164、165は金属(例えば、タングステン、銅又はアルミニウム)、導電性金属窒化膜(例えば、窒化チタニウム又は窒化タンタル)又は遷移金属(例えば、チタニウム又はタンタル)で形成される。
【0070】
図5及び
図12を参照して、下部半導体層LSの除去工程が遂行される。下部半導体層LSの除去工程は第5層間絶縁膜137上にキャリヤー基板CSを提供した後、基板100の下面が上に向かうように覆して進行される。キャリヤー基板CSはガラス基板のような絶縁性基板であるか、或いは金属基板のような導電性基板である。一例として、キャリヤー基板CSは接着テープ及び/又は接着層を介して第5層間絶縁膜137上に付着される。
【0071】
下部半導体基板LSの除去工程は化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing)工程を含む。下部半導体層LSの除去工程によってチャネル半導体層CPが露出される。即ち、下部半導体基板LSの除去工程の間に、チャネル半導体層CPを囲む情報格納層DSの一部が除去されてチャネル半導体層CPの端部が露出される。実施形態によれば、基板100の除去工程は
図11に図示された垂直構造体の下部VS_Bが除去される時まで遂行される。
【0072】
下部半導体層LSの除去工程によってセルアレイ領域CRから基板100が除去される。したがって、セルアレイ領域CRにはバッファ層111が露出されるか、或いは
図3Bを参照して説明されたエッチング停止膜113が露出される。
図7を参照して説明したリセス領域RRの形成工程によって、周辺回路領域PRには基板100の一部が残留する(以下、残留基板103)。残留基板103は露出された下面103b及びその反対面である上面103aを含む。残留基板103の下面103bは埋め込み絶縁層BXの下面である。残留基板103の上面103aは周辺活性層UTの上面である。
【0073】
下部半導体層LSの除去工程の間に、連結導電パターンSKの下部SKcが共に除去される。その結果、連結導電パターンSKの下面SKbは残留基板103の下面103bと実質的に同一なレベルである。一例として、連結導電パターンSKの下面SKbはチャネル半導体層CPの下面(即ち、露出された表面)と同一なレベルである。
【0074】
図5及び
図13を参照して、セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを覆うボディー導電層10が形成される。ボディー導電層10は半導体物質及び/又は金属物質を含む。一例として、ボディー導電層10はポリシリコンで形成される。ボディー導電層10は第1導電型を有するようにインサイチュ(in−situ)ドーピングされる。ボディー導電層10は化学気相成長又は原子層成長で形成される。一例として、ボディー導電層10の形成は非晶質シリコン層の形成及びその熱処理工程を含む。熱処理工程は約700乃至約1000℃で遂行される。一例として、ボディー導電層10の厚さは約5nm乃至100μmである。
【0075】
周辺回路領域PRで、ボディー導電層10は残留基板の下面103b上に形成される。ボディー導電層10は連結導電パターンSKの下面SKbと連結される。セルアレイ領域CRで、ボディー導電層10はチャネル半導体層CPと連結される。一例として、ボディー導電層10はチャネル半導体層CPと直接接する。導電層10を形成した後、化学機械研磨のような平坦化工程が遂行されるが、これとは異なり平坦化工程が遂行されなくともよい。
【0076】
図5及び
図14を参照して、キャリヤー基板CSの除去工程が遂行される。以後、追加的な工程を遂行して半導体メモリ素子の製造工程が完了される。
【0077】
本発明の実施形態によれば、セルアレイ領域CRで基板100を除去することと同時にチャネル半導体層CPが露出され、これにしたがって別のエッチング工程無しでボディー導電層10とチャネル半導体層CPとを連結することができるので、工程単純化が可能である。
【0078】
本発明の実施形態によれば、周辺回路領域PRで基板100の一部を除去することと同時に連結導電パターンSKが露出され、これにしたがって連結導電パターンSKとボディー導電層10が連結される。
【0079】
図15乃至
図17は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための図面であって、
図5のI−I’線に沿う断面図である。
【0080】
図5及び
図15を参照すれば、周辺回路領域PRにホール領域HBが形成された後、これを満たす導電層194が形成される。導電層194はドーピングされた半導体、金属、又は導電性金属窒化物で形成される。一例として、導電層194はp型ポリシリコンで形成される。一例として、導電層194は化学気相成長で形成される。
【0081】
図5、
図16、及び
図17を参照すれば、導電層194がパターニングされてホール領域HBを満たす連結導電パターンSK及び周辺ゲート電極PGが形成される。即ち、連結導電パターンSK及び周辺ゲート電極PGは同一な層から形成される。パターニング工程は少なくとも1回のエッチング工程を含む。連結導電パターンSKは残留基板103の上面の上に突出された突出部SKdを含む。一例として、連結導電パターンSKの上面SKaは周辺ゲート電極PGの上面PGaと実質的に同一レベルに形成される。以後、
図8乃至
図14を参照して説明された工程が遂行されて
図17に示された半導体メモリ素子が形成される。
【0082】
図18乃至
図20は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための図面であって、
図5のI−I’線に沿う断面図である。
【0083】
図5及び
図18を参照すれば、周辺回路領域PRに素子分離膜102及び周辺トランジスタPTが形成される。周辺トランジスタPTは周辺ゲート電極PGを含む。以後、周辺ゲート電極PGの上面PGaを覆う第1層間絶縁膜131が形成される。
【0084】
図5、
図19、及び
図20を参照して、第1層間絶縁膜131、上部半導体層US、及び埋め込み絶縁層BXを貫通する連結導電パターンSKが形成される。連結導電パターンSKはホール領域HB内に形成される。連結導電パターンSKは残留基板103の上面の上に突出された突出部SKdを含む。一例として、連結導電パターンSKの上面SKaは周辺ゲート電極PGの上面PGaより高い。セルアレイ領域CR内の基板100の上部100uが除去されてリセス領域RRが形成される。以後、
図8乃至
図14を参照して説明された工程が遂行されて
図20に示された半導体メモリ素子が形成される。
【0085】
図21は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の断面図である。
【0086】
本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子は第1半導体チップC1及び第2半導体チップC2を含む。第1半導体チップC1は第2半導体チップC2と実質的に同一であるか、或いは類似なメモリチップである。
【0087】
第1半導体チップC1のボディー導電層10F(以下、第1ボディー導電層)の下面と第2半導体チップC2のボディー導電層10S(以下、第2ボディー導電層)の下面は対向する。即ち、半導体メモリ素子は第1半導体チップC1と第2半導体チップC2のボディー導電層10F、10Sとが隣接するように連結される。第1ボディー導電層10Fと第2ボディー導電層10Sとは電気的に連結される。一例として、第1ボディー導電層10Fの下面と第2ボディー導電層10Sの下面が直接接するが、これとは異なり、第1ボディー導電層10Fと第2ボディー導電層10Sとの間に追加的な導電層が提供されてもよい。
【0088】
第1ボディー導電層10Fを貫通するコンタクトホールHCが提供され、コンタクトホールHC内に貫通電極VIが提供される。また、第2ボディー導電層10Sを貫通するコンタクトホールHCが提供され、コンタクトホールHC内に貫通電極VIが提供される。貫通電極VIは連結導電パターンSKと連結される。第1半導体チップC1の貫通電極VIと第2半導体チップC2の貫通電極VIとは直接連結させるか、或いはそれらの間の追加的な導電層を通じて連結される。
【0089】
図22Aは本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の平面図である。
図22Bは
図22AのI−I’線に沿う断面図である。
【0090】
図22A及び
図22Bを参照して、セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを含む半導体メモリ素子が提供される。一例として、半導体メモリ素子はフラッシュメモリ素子である。セルアレイ領域CRは複数のメモリセルが提供される領域として、本発明の実施形態によれば、
図1のセルアレイが提供される領域である。周辺回路領域PRはワードラインドライバー(driver)、センスアンプ(sense amplifier)、ロー(row)及びコラム(column)デコーダー、及び制御回路が配置される領域である。説明を簡易化するためにセルアレイ領域CRの一側に周辺回路領域PRが配置されたことと図示したが、これとは異なり周辺回路領域PRはセルアレイ領域CRの他側の少なくとも一部に追加に配置されることができる。一例として、周辺回路領域PRはセルアレイ領域CRを囲む。
【0091】
周辺回路領域PRは残留基板103上の周辺トランジスタPTを含む。周辺トランジスタPTは周辺不純物領域171及び周辺不純物領域171上のゲート電極を含む。周辺トランジスタPTはPMOSトランジスタ及び/又はNMOSトランジスタを含み、トランジスタの種類に応じて周辺不純物領域171の導電型が決定される。周辺不純物領域171の導電型は以下の
図42及び
図43を参照してより詳細に説明される。
【0092】
残留基板103はゲート電極が形成される上面103a及び上面103aの反対面である下面103bを含む。一例として、残留基板の上面103aと残留基板の下面103bとの間の距離、即ち残留基板103の厚さT2は約50nm乃至1000μmである。周辺不純物領域171の下面は残留基板の下面103bと離隔される。
【0093】
残留基板103は半導体基板、即ち半導体ウエハーから形成された部分である。一例として、残留基板103は実質的に単結晶シリコン層である。本明細書で、実質的に単結晶とは該当層内に結晶粒界が存在せず、結晶の配向(orientation)が同一であることを意味する。実質的に単結晶は、たとえ局所的に(locally)結晶粒界が存在するか、或いは配向が異なる部分が存在するにも拘らず、仮想的に(virtually)該当層又は部分が単結晶であることを意味する。一例として、実質的に単結晶である層は多数の低角粒界(low angle grain boundary)を含む。
【0094】
本発明の実施形態によれば、周辺回路領域PRは残留基板103下にボディー導電層10を含む。ボディー導電層10は残留基板の下面103bと接するが、これに限定されない。ボディー導電層10は半導体物質及び/又は金属物質を含む。一例として、ボディー導電層10はポリシリコン層のような多結晶半導体層を含む。ボディー導電層10はシリコン層に限定されず、ゲルマニウム層、シリコン−ゲルマニウム層等であってもよい。ボディー導電層10は周辺回路領域PRのみならず、セルアレイ領域CRにも提供される。ボディー導電層10の厚さT1は残留基板103の厚さT2より薄い。一例として、ボディー導電層10の厚さT1は約5nm乃至100μmである。ボディー導電層10は第1導電型を有する。一例として、第1導電型はp型である。
【0095】
周辺トランジスタPTを覆う層間絶縁膜131、132、135、136、137が提供される。一例として、層間絶縁膜131、132、135、136、137はシリコン酸化膜及び/又はシリコン酸窒化膜を含む。第1乃至第3層間絶縁膜131、132、135を貫通して周辺トランジスタPTに連結される周辺コンタクト165が提供される。第4層間絶縁膜136内に提供され、周辺コンタクト165と連結される周辺配線PLが提供される。周辺コンタクト165及び周辺配線PLはドーピングされたシリコン、金属、及び導電性金属窒化膜のような導電物質を含む。
【0096】
セルアレイ領域CRはボディー導電層10上に順に積層されたゲート電極GPを含む電極構造体STを含む。ゲート電極GPの間に絶縁層120が提供される。即ち、ボディー導電層10上にゲート電極GP及び絶縁層120が交互に繰り返して配置される。最下層ゲート電極GPとボディー導電層10との間にバッファ層111が提供される。一例として、絶縁層120及びバッファ層111はシリコン酸化膜及び/又はシリコン酸窒化膜を含む。バッファ層111は絶縁層120より薄い。
【0097】
一例として、最下層ゲート電極は接地選択トランジスタのゲート電極、即ち
図1の接地選択ラインGSLの一部であり、最上層ゲート電極はストリング選択トランジスタのゲート電極、即ち
図1のストリング選択ラインSSLの一部である。最下層ゲート電極と最上層ゲート電極との間のゲート電極はセルゲート電極、即ち
図1のワードラインWL1〜WLnの一部である。図面にはゲート電極が6つであることを図示したが、これに限定されず、それ以上又はそれ以下であってもよい。
【0098】
電極構造体ST内のゲート電極GPの各々は第1方向D1に延在される。電極構造体STは分離パターン145を介して第2方向D2に相互に離隔される。即ち、電極構造体STの間に分離トレンチ141が提供され、分離トレンチ141内に分離パターン145が提供される。分離パターン145の各々は第1方向D1に延在される。一例として、分離パターン145はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及びシリコン酸窒化膜のうちの少なくとも1つを含む。
【0099】
分離パターン145を貫通してボディー導電層10に連結される共通ソースライン140が提供される。一例として、共通ソースライン140の各々は第1方向D1に沿って延在する板(plate)形状を有する。これとは異なり、共通ソースライン140は1つの分離パターン145を貫通する複数のコンタクトを含んでもよい。
【0100】
共通ソースライン140はドーピングされたシリコン、金属、及び導電性金属窒化膜のうちの少なくとも1つを含む。一例として、共通ソースライン140がドーピングされたシリコンを含む場合、共通ソースライン140の導電型はボディー導電層10の導電型と異なる第2導電型である。一例として、第2導電型はn型である。他の例として、共通ソースライン140はタングステン、チタニウム、タンタル、及びこれらの窒化物のような金属物質を含む場合、共通ソースライン140とボディー導電層10との間にタングステンシリサイド等を含む金属シリサイド層が追加に提供されることができる。
【0101】
電極構造体STを貫通してボディー導電層10に連結される垂直構造体VSが提供される。垂直構造体VSの各々は上から下に行くほど、幅が狭くなる円柱形状である。垂直構造体VSはボディー導電層10上に2次元的に配列される。本明細書で、2次元的な配列というのは平面視で、互いに垂直になる第1方向D1及び第2方向D2に沿って各々複数の行及び列を構成し、配置されることを称する。一例として、第1方向D1に沿って配置された複数の垂直構造体VSは1つの列を構成し、垂直構造体VSの複数の列が1つの電極構造体ST内に配置される。一例として、
図2Aに図示されたように4列の垂直構造体VSが1つの電極構造体ST内に配置されるが、これは例示的なことであり、4列より小さい数の列又は4列より大きい数の列が1つの電極構造体ST内に配置されることができる。実施形態によれば、奇数番目の列を構成する垂直構造体VSは偶数番目の列を構成する垂直構造体VSと第1方向D1にオフセットされて配置されることができる。
【0102】
垂直構造体VSはその上部にパッドパターン128を含む。パッドパターン128はドーピングされたポリシリコン又は金属を含む。パッドパターン128の側壁は情報格納層DSの内側面と接する。
【0103】
垂直構造体VS上にビットラインBLが提供される。ビットラインBLは複数の垂直構造体VSと共通的に連結される。説明を簡易化するために
図22AはビットラインBLの一部のみを図示した。ビットラインBLはビットラインコンタクト164を通じて垂直構造体VSと電気的に連結される。ビットラインBLと垂直構造体VSとの連結方法は
図22Aに図示されたことに限定されず、多様な変形が可能である。一例として、ビットラインBLとビットラインコンタクト164との間にサブビットラインが提供されることができる。ビットラインBLとビットラインコンタクト164は金属(例えば、タングステン、銅又はアルミニウム)、導電性金属窒化膜(例えば、窒化チタニウム又は窒化タンタル)又は遷移金属(例えば、チタニウム又はタンタル)の中から選択された少なくとも1つを含む。
【0104】
本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子は、セルアレイ領域CRに残留基板103が提供されないとし得る。垂直構造体VSは相対的に厚さが薄いボディー導電層10を通じて共通ソースライン140に連結される。その結果、本発明の実施形態によれば、半導体メモリ素子の厚さを減少させることができる。したがって、半導体メモリ素子内に積層されたゲート電極の数及び/又は複数のゲート電極を含むゲートスタックの数を増加させて半導体メモリ素子の集積度を増加させることができる。
【0105】
図23乃至
図30は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための図面であって、
図22AのI−I’線に沿う断面図である。
【0106】
図22A及び
図23を参照して、セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを含む半導体基板100が提供される。一例として、半導体基板100は単結晶シリコン基板である。一例として、半導体基板100は第1導電型不純物でドーピングされた基板である。第1導電型はp型である。周辺回路領域PRに周辺トランジスタPTが形成される。周辺トランジスタPTの形成は周辺不純物領域171及び該周辺不純物領域171上のゲート電極の形成を含む。周辺不純物領域171の導電型は周辺トランジスタPTの種類に応じて決定される。周辺トランジスタPTを形成した後、半導体基板100を覆う第1層間絶縁膜131が形成される。一例として、第1層間絶縁膜131はシリコン酸化膜で形成される。
【0107】
図22A及び
図24を参照して、セルアレイ領域CR内の半導体基板100の上部100uが除去されてリセス領域RRが形成される。リセス領域RRの形成によってセルアレイ領域CRの半導体基板の上面100bと周辺回路領域PRの半導体基板の上面100aとの間に段差が形成される。一例として、半導体基板100の上部は約50nm乃至1000μmが除去される。リセス領域RRの形成はセルアレイ領域CRを露出するマスクパターンを半導体基板100上に形成すること及び該マスクパターンをエッチングマスクとして第1層間絶縁膜131及び半導体基板100をエッチングすることを含む。このエッチング工程は複数の乾式及び/又は湿式エッチング工程を含む。
【0108】
本発明の実施形態によれば、
図3Bを参照して説明したエッチング停止膜113が半導体基板100上に形成される。エッチング停止膜113はセルアレイ領域CRに限定されて形成される。エッチング停止膜113は絶縁層120及び犠牲層125の両方とエッチング選択性がある物質の中から選択される。一例として、エッチング停止膜113はアルミニウム酸化膜のような金属酸化膜を含む。これとは異なり、エッチング停止膜113は省略されてもよい。エッチング停止膜113は本段階で形成されるが、以下に説明されるバッファ層111を形成した後、形成されてもよい。
【0109】
図22A及び
図25を参照して、セルアレイ領域CRにバッファ層111を形成した後、バッファ層111上に犠牲層125及び絶縁層120が交互に繰り返して形成される。バッファ層111はシリコン酸化層である。一例として、バッファ層111は熱酸化工程によって形成される。犠牲層125と絶縁層120は相互エッチング選択性がある物質から選択される。即ち、所定のエッチングレシピを使用して犠牲層125をエッチングする工程で、犠牲層125は絶縁層120のエッチングを最少化しながら、エッチングされる物質で形成される。
【0110】
このようなエッチング選択性(etch selectivity)は絶縁層120のエッチング速度に対する犠牲層125のエッチング速度の比率を通じて定量的に表現される。一実施形態によれば、犠牲層125は絶縁層120に対して1:10乃至1:200(さらに限定的には、1:30乃至1:100)のエッチング選択比を提供する物質のうちの1つである。一例として、犠牲層125はシリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、又はポリシリコン膜であり、絶縁層120はシリコン酸化膜である。犠牲層125及び絶縁層120は化学気相成長(CVD)によって形成される。犠牲層125及び絶縁層120は周辺回路領域PR上に形成された後、除去される。以後、周辺回路領域PRを覆う第2層間絶縁膜132が形成される。一例として、第2層間絶縁膜132はシリコン酸化膜を含む。
【0111】
図22A及び
図26を参照して、犠牲層125及び絶縁層120を貫通して半導体基板100に連結される垂直構造体VSが形成される。垂直構造体VSは異方性エッチング工程によって犠牲層125及び絶縁層120を貫通して半導体基板100を露出する垂直ホールCHを形成した後、垂直ホールCH内に情報格納層DS、チャネル半導体層CP、埋め込み絶縁層139を順に堆積して形成される。情報格納層DS、チャネル半導体層CP、及び埋め込み絶縁層139の具体的な構成は
図3A及び
図3Bを参照して説明したことと同一であり、情報格納層DS、チャネル半導体層CP、及び埋め込み絶縁層139は化学気相成長、原子層成長、及びスパッタリングのうちの少なくとも1つの方法で形成されることができる。情報格納層DS及びチャネル半導体層CPは垂直ホールCHの側壁及び下面に沿ってコンフォーマルに形成される。埋め込み絶縁層139は垂直ホールCHを完全に満たす。埋め込み絶縁層139及びチャネル半導体層CPの上部を除去した後、これを満たすパッドパターン128が形成される。パッドパターン128はドーピングされたポリシリコン又は金属で形成される。
【0112】
垂直構造体の下部VS_Bは半導体基板100の上部内に挿入される。即ち、垂直ホールCHの形成工程の時に垂直ホールCHの下面が半導体基板100の上面100bより低いようにオーバーエッチングされ、その結果、垂直構造体の下部VS_Bは半導体基板100の上部に埋め込まれる。垂直構造体の下部VS_Bで情報格納層DSはチャネル半導体層CPの下部を囲む。チャネル半導体層CPは情報格納層DSによって半導体基板100と離隔される。
【0113】
図22A及び
図27を参照して、犠牲層125及び絶縁層120を貫通する分離トレンチ141が形成される。分離トレンチ141は半導体基板100の上面を露出するが、これに限定されず、バッファ層111又は
図3Bを参照して説明されたエッチング停止膜113が分離トレンチ141内に残留することができる。分離トレンチ141は異方性エッチング工程で形成される。
【0114】
図22A及び
図28を参照して、犠牲層125がゲート電極GPに置換されることができる。即ち、分離トレンチ141によって露出された犠牲層125が除去された後、犠牲層125が除去されて形成された領域にゲート電極GPが形成される。一例として、犠牲層125の除去は燐酸を含むエッチング液を利用して遂行されることができる。実施形態によれば、ゲート電極GPを形成する前に、犠牲層125が除去された領域内にコンフォーマルにブロッキング絶縁膜を形成する。
【0115】
分離トレンチ141内に、分離パターン145と、該分離パターン145を貫通して半導体基板100に連結される共通ソースライン140とが形成される。共通ソースライン140は第1方向D1に沿って延在する板形状に形成される。一例として、分離パターン145は分離トレンチ141の側壁を覆うようにスペーサー形態に形成され、共通ソースライン140は分離トレンチ141を満たすように形成される。これとは異なり、共通ソースライン140は分離パターン145を貫通するコンタクトホールを形成した後、これを満たして形成されてもよい。分離パターン145はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、及びシリコン酸窒化膜のうちの少なくとも1つを含むように形成される。共通ソースライン140はドーピングされたシリコン、金属、及び導電性金属窒化膜のうちの少なくとも1つを含むように形成される。
【0116】
一例として、共通ソースライン140がドーピングされたシリコンを含む場合、共通ソースライン140の導電型は半導体基板100の導電型と異なる第2導電型不純物でインサイチュ(in−situ)ドーピングされる。一例として、第2導電型はn型である。
【0117】
セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを覆う第3層間絶縁膜135及び第4層間絶縁膜136が形成される。第3層間絶縁膜135を貫通して垂直構造体VSと連結されるビットラインコンタクト164が形成され、第1乃至第3層間絶縁膜131、132、135を貫通して周辺トランジスタPTと連結される周辺コンタクト165が形成される。第4層間絶縁膜136内にビットラインBL及び周辺配線PLが形成される。ビットラインBL及び周辺配線PLを覆う第5層間絶縁膜137が形成される。第3乃至第5層間絶縁膜135、136、137はシリコン酸化膜で形成される。ビットラインBL、周辺配線PL、及びコンタクト164、165は金属(例えば、タングステン、銅又はアルミニウム)、導電性金属窒化膜(例えば、窒化チタニウム又は窒化タンタル)又は遷移金属(例えば、チタニウム又はタンタル)で形成される。
【0118】
図22A及び
図29を参照して、半導体基板100の除去工程が遂行される。半導体基板100の除去工程は第5層間絶縁膜137上にキャリヤー基板CSを提供した後、半導体基板100の下面が上に向かうように覆して進行される。キャリヤー基板CSはガラス基板のような絶縁性基板であるか、或いは金属基板のような導電性基板である。一例として、キャリヤー基板CSは接着テープ及び/又は接着層を介して第5層間絶縁膜137上に付着される。
【0119】
半導体基板100の除去工程は化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing)工程を含む。半導体基板100の除去工程によってチャネル半導体層CPが露出される。即ち、半導体基板100の除去工程の間に、チャネル半導体層CPを囲む情報格納層DSの一部が除去されてチャネル半導体層CPの端部が露出される。実施形態によれば、半導体基板100の除去工程は
図28に図示された垂直構造体の下部VS_Bが除去される時まで遂行される。
【0120】
半導体基板100の除去工程によってセルアレイ領域CRから半導体基板100が除去される。したがって、セルアレイ領域CRにはバッファ層111が露出されるか、或いは
図3Bを参照して説明されたエッチング停止膜113が露出される。
図24を参照して説明したリセス領域RRの形成工程によって、周辺回路領域PRには半導体基板100の一部が残留する(以下、残留基板103)。残留基板103は露出された下面103b及びその反対面である上面103aを含む。
【0121】
図22A及び
図30を参照して、セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを覆うボディー導電層10が形成される。ボディー導電層10は半導体物質及び/又は金属物質を含む。一例として、ボディー導電層10はポリシリコンで形成されることができる。ボディー導電層10は第1導電型を有するようにインサイチュ(in−situ)ドーピングされる。ボディー導電層10は化学気相成長又は原子層成長で形成される。一例として、ボディー導電層10の形成は非晶質シリコン層の形成及びその熱処理工程を含む。熱処理工程は約700乃至約1000℃で遂行される。一例として、ボディー導電層10の厚さは約5nm乃至100μmである。以後、キャリヤー基板CSを除去して
図22A及び
図22Bを参照して説明したような半導体メモリ素子が形成される。
【0122】
周辺回路領域PRで、ボディー導電層10は残留基板の下面103b上に形成される。セルアレイ領域CRで、ボディー導電層10はチャネル半導体層CPと連結される。一例として、ボディー導電層10はチャネル半導体層CPと直接接する。
【0123】
垂直形半導体メモリ素子の高さが増加されることによって、チャネル半導体層と半導体基板とを電気的に連結するための工程の難易度が増加され得る。一例として、チャネル半導体層と半導体基板を電気的に連結するために情報格納層の下部の少なくとも一部を除去する工程が要求され得る。本発明の実施形態によれば、セルアレイ領域CRで半導体基板100を除去することと同時にチャネル半導体層CPが露出され、これにしたがって別のエッチング工程無しでボディー導電層10とチャネル半導体層CPとを連結することができるので、工程単純化が可能である。
【0124】
図31乃至
図38は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の図面であって、
図22AのI−I’線に沿う断面図である。説明を簡易化するために重複される構成に対する説明は省略される。
【0125】
図31を参照すれば、本実施形態に係る半導体メモリ素子のボディー導電層10は多結晶半導体層11及び金属層12を含む。金属層12は多結晶半導体層11を介して垂直構造体VSと離隔される。多結晶半導体層11は
図22Bを参照して説明された多結晶半導体層と実質的に同一である。一例として、多結晶半導体層11は多結晶シリコン層である。金属層12はタングステン、チタニウム、タンタル、及びこれらの導電性窒化物のうちの少なくとも1つを含む。金属層12は多結晶半導体層11より薄く形成される。一例として、金属層12はスパッタリング工程で形成されることができる。本実施形態において、垂直構造体VSを形成するための垂直ホールの形成が複数のエッチング工程を通じて遂行され、その結果、垂直構造体VSの幅が不連続的に増加又は減少する領域が存在することができる。
【0126】
図32を参照すれば、本実施形態に係る半導体メモリ素子はボディー導電層10内に絶縁パターン14を含む。一例として、絶縁パターン14はボディー導電層10を貫通する。絶縁パターン14は
図22Aの第1方向D1に沿って延在されるライン形状であるが、これに限定されない。絶縁パターン14はシリコン酸化物、シリコン窒化物、及びシリコン酸窒化物のうちの少なくとも1つを含む。絶縁パターン14はボディー導電層10を形成した後、これをエッチングしてトレンチを形成した後、トレンチを満たすように形成される。
【0127】
図33を参照して、周辺回路領域PR内にはボディー導電層10と異なる種類の層が提供される。一例として、残留基板の下面103bと接する絶縁パターン15が提供される。絶縁パターン15はシリコン酸化物、シリコン窒化物、及びシリコン酸窒化物のうちの少なくとも1つを含む。絶縁パターン15は周辺回路領域PR内のボディー導電層10を除去した後、除去された領域を満たすように形成される。
【0128】
図34を参照して、残留基板103は、周辺回路領域PRからセルアレイ領域CRに延長される。即ち、セルアレイ領域CRにも残留基板103が残留される。周辺回路領域内の残留基板103の厚さはセルアレイ領域CRに残留された残留基板の一部103Eより厚い。このような構造は化学機械研磨を調節して達成されることができる。
【0129】
図35を参照して、残留基板103は周辺回路領域PRからセルアレイ領域CRに延長される。セルアレイ領域CRと周辺回路領域PRには実質的に同一な厚さの半導体基板が残留する。このような構造はリセス領域RRの形成工程を省略して達成されることができる。
【0130】
図36を参照すれば、本実施形態に係るボディー導電層10の不純物濃度はセルアレイ領域CRと周辺回路領域PRとの各々で互いに異なる。一例として、セルアレイ領域CR内のボディー導電層10fの不純物濃度は周辺回路領域PR内のボディー導電層10bの不純物濃度より高い。一例として、セルアレイ領域CR内のボディー導電層10fの不純物濃度は周辺回路領域PR内のボディー導電層10bの不純物濃度より約5倍乃至100倍高い。周辺回路領域PR内のボディー導電層10bはボディー導電層10fを形成した後、その一部を除去した後、形成される。
【0131】
図37を参照すれば、本実施形態に係るボディー導電層10は不純物濃度が互いに異なる第1半導体層10c及び第2半導体層10dを含む。第2半導体層10dは第1半導体層10cを介して垂直構造体VSと離隔される。第1半導体層10cの濃度は第2半導体層10dの濃度より高い。一例として、第1半導体層10cの不純物濃度は第2半導体層10dの不純物濃度より約5倍乃至約100倍高い。第1及び第2半導体層10c、10dはインサイチュ工程の時に、ドーピング濃度調節を通じて互いに異なる不純物濃度を有するように形成される。
【0132】
図38を参照すれば、本実施形態に係るボディー導電層10はその内部に局部的に形成された不純物領域10eを含む。一例として、不純物領域10eは垂直構造体VS下に形成される。不純物領域10eはボディー導電層10を形成した後、イオン注入工程で形成される。不純物領域10eはボディー導電層10より不純物濃度が高い領域である。一例として、不純物領域10eの不純物濃度はボディー導電層10の不純物濃度より約5倍乃至約100倍高い。
【0133】
図39乃至
図41は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための図面であって、
図22AのI−I’線に沿う断面図である。説明を簡易化するために重複される構成に対する説明は省略される。
【0134】
図22A及び
図39を参照すれば、半導体基板101が提供される。半導体基板101はその内部に絶縁層を含む基板である。一例として、半導体基板101はSOI(Silicon On Insulator)基板又はGOI(Germanium On Insulator)基板である。半導体基板101は下部半導体層1、上部半導体層3、及び下部半導体層1と上部半導体層3との間の中間絶縁層2を含む。周辺回路領域PRに周辺トランジスタPT及びこれを覆う第1層間絶縁膜131を形成した後、セルアレイ領域CR内の上部半導体層3が除去される。その結果、セルアレイ領域CRでは中間絶縁層2が露出される。
【0135】
図22A及び
図40を参照すれば、セルアレイ領域CRの露出された中間絶縁層2上にバッファ層111を形成した後、バッファ層111上に犠牲層125及び絶縁層120が交互に繰り返して形成される。以後、周辺回路領域PRを覆う第2層間絶縁膜132が形成される。
【0136】
図22A及び
図41を参照すれば、
図27乃至
図30と実質的に同一な工程が遂行されて半導体メモリ素子が形成される。この半導体メモリ素子は半導体基板101の少なくとも一部が残留された残留基板103を含む。即ち、セルアレイ領域CRにはボディー導電層10とバッファ層111との間に中間絶縁層2の少なくとも一部が残留し、周辺回路領域PRには中間絶縁層2上に上部半導体層3が残留する。中間絶縁層2は下部半導体層1を除去する時に、エッチング停止膜の役割をする。一例として、残留された上部半導体層3の厚さは5nm乃至1000μmである。
【0137】
図42及び
図43は本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子の製造方法を説明するための断面図である。説明を簡易化するために重複される構成に対する説明は省略される。
【0138】
図42を参照して、セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを含む半導体基板100が提供される。半導体基板100の上部に素子分離膜181が形成される。セルアレイ領域CRには第1不純物領域174が形成され、周辺回路領域PRには第2不純物領域172及び第3不純物領域173が形成される。一例として、第1不純物領域174と第2不純物領域172は同一な導電型の不純物領域であり、第3不純物領域173は第1及び第2不純物領域174、172と異なる導電型の不純物領域である。第2不純物領域172上に第1周辺トランジスタPT1が形成され、第3不純物領域173上に第2周辺トランジスタPT2が形成される。一例として、第1周辺トランジスタPT1はNMOSトランジスタであり、第2周辺トランジスタPT2はPMOSトランジスタである。素子分離膜181はセルアレイ領域CRと周辺回路領域PRとの間及び第1周辺トランジスタPT1と第2周辺トランジスタPT2との間に形成される。
【0139】
図43を参照して、半導体基板100の上部にリセス領域RRを形成した後、
図25乃至
図30を参照して説明された工程と実質的に同一な工程が遂行される。その結果、セルアレイ領域CRにはボディー導電層10と電極構造体STが形成される。
図29を参照して説明された半導体基板100の除去工程の間に、リセス領域RRが露出されてセルアレイ領域CRに貫通領域が形成される。リセス領域RRを形成した後、セルアレイ領域CR内に第1不純物領域174の一部が残留してピックアップ不純物領域PKになる。ピックアップ不純物領域PKは、ボディー導電層10の不純物濃度と同じ又はそれよりも高い不純物濃度を有し得る。ピックアップ不純物領域PKは導電層10に電圧を印加するための領域である。一例として、セルアレイ領域CR及び周辺回路領域PRを覆う層間絶縁膜130内に、ピックアップ不純物領域PKに連結されるコンタクト167及び配線168が配置される。
【0140】
本実施形態において、半導体基板100の除去の後、ボディー導電層10を形成する前に、周辺回路領域PRで残留基板103の下面を覆う絶縁パターン16が形成される。絶縁パターン16は素子分離膜181と連結される。絶縁パターン16は第2及び第3不純物領域172、173とその下のボディー導電層10とを分離する。一例として、絶縁パターン16はシリコン酸化物、シリコン窒化物、及びシリコン酸窒化物のうちの少なくとも1つを含む。
【0141】
絶縁パターン16の形成によってボディー導電層10はセルアレイ領域CRと周辺回路領域PRとの間に段差構造(stepwise structure)Bを含む。ボディー導電層10は
図31を参照して説明したように多結晶半導体層11及び金属層12を含むが、これに限定されない。
【0142】
図44は本発明の実施形態に係る半導体パッケージ断面図である。説明を簡易化するために重複された構成に対する説明は省略される。
図44を参照すれば、本発明の実施形態に係る半導体パッケージは複数の半導体パッケージを含む。一例として、本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子は順に積層された第1パッケージ1000及び第2パッケージ2000を含む。第1パッケージ1000は第1パッケージ基板1001上に実装された第1半導体チップ1100を含む。第2パッケージ2000は第2パッケージ基板2001上に実装された第2半導体チップ2100を含む。第1半導体チップ1100及び第2半導体チップ2100はエポキシ樹脂のようなモールディング膜500によって覆われる。第1及び第2パッケージ基板1001、2001は印刷回路基板である。
【0143】
第1半導体チップ1100及び第2半導体チップ2100のうち少なくとも1つは本発明の実施形態に係る半導体メモリ素子である。一例として、第1及び第2半導体チップ1100、2100は
図22A及び
図22Bに係る半導体メモリ素子である。
【0144】
第1半導体チップ1100はバンプ1010を通じてフリップチップ方式にて第1パッケージ基板1001上に実装される。一例として、第1半導体チップ1100は第1面1101及び第2面1102を含み、本発明の実施形態に係るボディー導電層は第1面1101に隣接するように提供される。第2半導体チップ2100はワイヤ2010を通じて第2パッケージ基板2001と連結される。一例として、第2半導体チップ2100は第1面2101及び第2面2102を含み、本発明の実施形態に係るボディー導電層は第2面2102に隣接するように提供される。このような第1及び第2半導体チップ1100、2100の実装方式は例示であり、2つ以上の半導体チップがこれとは異なる方式によって実装されることができる。
【0145】
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明はその技術的思想や必須的な特徴を変形することなく、他の具体的な形態に実施されることもあり得る。また、各実施形態の構成要素は互いに組み合わされるか、或いは置換された形態に実施されることができる。