特許第6985329号(P6985329)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6985329
(24)【登録日】2021年11月29日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】発光装置
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/90 20180101AFI20211213BHJP
   B60N 2/06 20060101ALI20211213BHJP
   H04B 10/114 20130101ALI20211213BHJP
【FI】
   B60N2/90
   B60N2/06
   H04B10/114
【請求項の数】4
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-92375(P2019-92375)
(22)【出願日】2019年5月15日
(65)【公開番号】特開2020-185922(P2020-185922A)
(43)【公開日】2020年11月19日
【審査請求日】2020年11月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】特許業務法人栄光特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小湊 靖裕
【審査官】 田中 佑果
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−067322(JP,A)
【文献】 特開2006−139690(JP,A)
【文献】 特開2010−158968(JP,A)
【文献】 実開昭59−180548(JP,U)
【文献】 特開昭57−093741(JP,A)
【文献】 特開昭61−234636(JP,A)
【文献】 特開平05−121841(JP,A)
【文献】 米国特許第04313228(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/90
B60N 2/06
H04B 10/114
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光素子と、車両用スライドレール内にスライド自在に前記発光素子を保持する保持部と、を備えた発光装置において、
透過性のカバーを備え
前記発光素子の照射方向は、前記スライドレールに対する前記保持部のスライド方向に平行であり、
前記カバーは、前記スライドレール内に配置された前記発光素子の周囲に位置し且つ前記スライド方向に延びる前記スライドレールの内壁面、と対向する前記発光素子の側方を覆うように、設けられ、
前記発光素子は、前記カバー内に全体が収容されている、
発光装置。
【請求項2】
請求項1に記載の発光装置において、
前記カバーは、前記発光素子の照射方向側が開口された筒状に設けられた、
発光装置。
【請求項3】
請求項1に記載の発光装置において、
前記カバーは、前記発光素子の照射方向側を覆う底部を有する有底筒状に設けられた、
発光装置。
【請求項4】
請求項3に記載の発光装置において、
前記カバーの前記底部は、前記発光素子の最も強い光が照射される中心軸に近づくに従って前記照射方向の突出量が大きくなる形状に設けられている、
発光装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用スライドレール内に設けられる発光装置、に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上述した発光装置として、特許文献1に記載された信号送受信装置が提案されている。上述した信号送受信装置によれば、スライドシートの下面に取り付けられると共にスライドレールにスライド自在に取り付けられたアッパレールにLED(発光素子)を取り付けている。このLEDにより、スライドシートに設けられた着座センサなどの電子機器の情報を送信している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−67322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した発光装置によれば、LEDはグリスが多量に塗布されたスライドレール内をスライド移動する。このため、LEDにスライドレール内のグリスがついてしまい、グリスによる光の散乱や遮蔽などの影響により通信性能が低下する、という問題があった。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信性能の低下を抑制できる発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る発光装置は、下記[1]〜[4]を特徴としている。
[1]
発光素子と、車両用スライドレール内にスライド自在に前記発光素子を保持する保持部と、を備えた発光装置において、
透過性のカバーを備え
前記発光素子の照射方向は、前記スライドレールに対する前記保持部のスライド方向に平行であり、
前記カバーは、前記スライドレール内に配置された前記発光素子の周囲に位置し且つ前記スライド方向に延びる前記スライドレールの内壁面、と対向する前記発光素子の側方を覆うように、設けられ、
前記発光素子は、前記カバー内に全体が収容されている、
発光装置であること。
[2]
[1]に記載の発光装置において、
前記カバーは、前記発光素子の照射方向側が開口された筒状に設けられた、
発光装置であること。
[3]
[1]に記載の発光装置において、
前記カバーは、前記発光素子の照射方向側を覆う底部を有する有底筒状に設けられた、
発光装置であること。
[4]
[3]に記載の発光装置において、
前記カバーの前記底部は、前記発光素子の最も強い光が照射される中心軸に近づくに従
って前記照射方向の突出量が大きくなる形状に設けられている、
発光装置であること。
【0007】
上記[1]の構成の発光装置によれば、カバーを備えることにより、グリスの影響を減らすことができ、通信性能の低下を抑制できる。
【0008】
上記[2]の構成の発光装置によれば、カバーは、発光素子の照射方向側が開口された筒状に設けられているため、カバーに付いたグリスの影響も減らすことができ、通信性能の低下を抑制できる。
【0009】
上記[3]の構成の発光装置によれば、カバーは、発光素子の照射方向側を覆う底部を有する有底筒状に設けられている。カバーの底部は発光素子より大きいため底部全体にグリスがつきにくく、通信性能の低下を抑制できる。
【0010】
上記[4]の構成の発光装置によれば、カバーの底部は、発光素子の最も強い光が照射される中心軸に近づくに従って照射方向の突出量が大きくなる形状に設けられている。このため、カバーの中心軸と交差する部分にグリスがつきにくい形状となり、通信性能の低下を抑制できる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、グリスの影響を減らすことができ、通信性能の低下を抑制できる発光装置を提供できる。
【0012】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明の発光装置を組み込んだ通信システムが取り付けられたスライドシートの一実施形態を示す概略側面図である。
図2図2は、図1に示す電池、着座スイッチ、バックルスイッチ及びLEDの電気構成図である。
図3図3は、図1のI−I線部分断面図である。
図4図4は、図1に示す発光装置及びアッパレールの概略断面図である。
図5図5は、図4に示すカバーの斜視図である。
図6図6は、他の実施形態における図1に示す発光装置及びアッパレールの概略断面図である。
図7図7は、図6に示すカバーの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
【0015】
図1に示すように通信システム1は、本発明の発光装置2と、受光装置3と、を備えている。本実施形態の通信システム1は、車両用スライドシート10に搭載された電子機器(本実施形態では、着座スイッチSW1及びバックルスイッチSW2)の情報を車体側に設けたられた電子機器(本実施形態ではメータECU50)に送信するための光通信システムである。
【0016】
上記スライドシート10は、主に、シートクッション11と、シートバック12と、を有している。このスライドシート10は、シートクッション11の下面に取り付けられたアッパレール20と、シートクッション11の下方に配置され、アッパレール20をスライド自在に取り付けたスライドレール30と、によってスライドレール30の長手方向D1にスライド可能となっている。
【0017】
本実施形態において、上記スライドシート10には、着座スイッチSW1と、バックルスイッチSW2と、電池40と、が搭載されている。
【0018】
着座スイッチSW1は、スライドシート10に搭載された電子機器の一つである。着座スイッチSW1は、例えばシートクッション11に配置され、スライドシート10に乗員が着座すると押圧されてオンし、スライドシート10から乗員が離席するとオフするスイッチから構成されている。
【0019】
バックルスイッチSW2は、スライドシート10に搭載された電子機器の一つである。バックルスイッチSW2は、シートベルトのバックルに設けられ、シートベルトのバックルにタングが差し込まれるとオフし、タングが抜かれるとオンするスイッチから構成されている。
【0020】
電池40は、図2に示すように、直列接続された着座スイッチSW1及びバックルスイッチSW2を介して後述する発光装置2の発光素子としての発光ダイオード(以下LED)4に電源を供給する。
【0021】
上記アッパレール20は、金属板にロール成形加工やプレス加工、溶接等が施されて得られるものである。アッパレール20は、図3に示すように、スライドレール30外に位置付けられ、スライドシート10が取り付けられるシート取付部21と、スライドレール30内に位置付けられるスライド部22と、で構成されている。
【0022】
次に、アッパレール20の詳細を説明する前に、スライドレール30について説明する。スライドレール30は、金属板によって長尺筒状に形成され、上面に長手方向D1に沿ったスリット31が形成されている。アッパレール20のシート取付部21は、このスリット31からスライドレール30外に突出している。
【0023】
スライドレール30は、長手方向D1に長尺状に設けられた底壁32と、一対の側壁33,33と、一対の上壁34,34と、一対の内壁35,35と、を有している。底壁32は、自動車のフロアパネル70に重ねられる。一対の側壁33,33は、底壁32の幅方向D2両端から立設する。一対の上壁34,34は、一対の側壁33,33の上端から互いに近づく方向に延びる。一対の内壁35,35は、一対の上壁34,34の側壁33,33から離れた側の端部から下垂する。スライドレール30は、長手方向D1の一端から他端に亘って断面形状が等しく形成されている。
【0024】
スライドレール30内を形成する底壁32の上面、一対の側壁33,33の幅方向D2内側の面、一対の上壁34,34の下面、及び、一対の内壁35,35の幅方向D2外側の面には、グリスが塗布され、アッパレール20がスライドしやすいようになっている。また、上記スリット31は、一対の内壁35間の空間を言う。
【0025】
フロアパネル70上にはマット80が配置され、マット80に設けたスリット81からスライドレール30の上壁34が露出される。また、スライドレール30の一対の上壁34には、一対のモール90が取り付けられている。これら一対のモール90はスリット31を覆って、スライドレール30内に異物が侵入することを防ぐ。また、アッパレール20のシート取付部21の後述する取付本体212は、一対のモール90間を通って、モール90の下からモール90の上に突出する。
【0026】
次に、アッパレール20の詳細について説明する。シート取付部21は、一対の外側壁211と、取付本体212と、を備えている。一対の外側壁211,211は、一対の内壁35,35間、即ちスリット31内に幅方向D2に並んで配置される。取付本体212は、略角筒状に折り曲げられ、上記一対の外側壁211,211の上端に連なって設けられる。図1に示すように、取付本体212は、一対の外側壁211、211よりも長手方向D1が短く設けられ、一対の外側壁211,211及び後述するスライド部22が取付本体212よりも長手方向D1一端側に突出して設けられている。
【0027】
スライド部22は、図3に示すように、長手方向D1に長尺状に設けられた一対の底壁221と、一対の内側壁222,222とを有している。一対の底壁221,221は、一対の内壁35,35の下端より下側に配置され、幅方向D2内側の端部から上記一対の外側壁211,211が立設されている。一対の内側壁222,222は、底壁221,221の幅方向D2外側から立設し、スライドレール30内に配置される。この内側壁222、222の幅方向D2外側にスライドレール30の底壁32上を走行する車輪223が取り付けられる。
【0028】
上記発光装置2は、図3及び図4に示すように、LED4と、LED4を搭載した基板5と、スライドレール30内にスライド自在に基板5を保持する保持部6と、LED4を覆う光透過性のカバー7と、を備えている。LED4は、図2に示すように、上記着座スイッチSW1及びバックルスイッチSW2を介して電池40に接続されている。これにより、乗員が着座し、かつ、シートベルトが着用されていない場合、着座スイッチSW1及びバックルスイッチSW2の双方がオンとなり、LED4に電池40からの電源が供給されて、LED4が発光する。LED4は、その照射方向D3がスライドレール30の長手方向D1に沿うように後述する保持部6に保持されている。
【0029】
基板5は、上面視略四角形状に設けられ、長手方向D1に垂直にスライドレール30内に配置される。
【0030】
保持部6は、合成樹脂で構成されており、図4に示すように、基板5を保持する保持本体61と、一対の内側壁222,222の一方に係止される係止アーム62と、を備えている。保持本体61は、基板5のLED4とは逆側を覆うように基板5に取り付けられる。
【0031】
一対の係止アーム62は、保持本体61から照射方向D3逆側に向かって突出し、その先端に上下方向D4に突出する係止爪62Aが設けられている。一対の内側壁222,222の一方(図3に示す例では右側)には、係止アーム62の係止爪62Aが係止する切り欠き222Aが設けられている。切り欠き222Aは、内側壁222の上端及び下端に各々設けられている。一対の係止アーム62は、上下方向D4に並んで設けられ、上側の係止アーム62の先端には、下側に突出する係止爪62Aが設けられ、下側の係止アーム62の先端には、上側に突出する係止爪62Aが設けられている。
【0032】
これら一対の係止アーム62間に内側壁222の上下が挟まれると、上側の係止アーム62が、内側壁222の上端に設けた切り欠き222Aに係止される。また、下側の係止アーム62が、内側壁222の下端に設けた切り欠き222Aに係止される。
【0033】
これにより、保持部6は、図3に示すように、スライドレール30の右側の内壁35、上壁34、側壁33及び底壁32に囲まれた空間内に収容される。また、保持部6の基板5が、アッパレール20のスライド部22(内側壁222)の長手方向D1一端側に配置される。
【0034】
上述したように保持部6をアッパレール20に係止することにより、保持部6は、アッパレール20及びスライドシート10のスライドに連動してスライドする。また、LED4は、上述したように保持部6に保持され、スライドレール30内に配置される。
【0035】
カバー7は、ガラスやアクリル等の光透過性部材から構成され、図4及び図5に示すように、LED4の照射方向D1側が開口された角筒状に設けられている。本実施形態では、カバー7は、照射方向D1と逆側も開口されている。詳しく説明すると、カバー7は、照射方向D3逆側に設けられた大角筒部71と、照射方向D3側に設けられた大角筒部71よりも小さい小角筒部72と、から構成されている。大角筒部71及び小角筒部72の孔73の大きさは同じである。LED4は、このカバー7内に全体が収容されている。
【0036】
受光装置3は、フォトダイオード(図示せず)を有している。上記受光装置3は、図1に示すように、スライドレール30の長手方向D1一端の開口からスライドレール30内に引き込まれて一端部に固定されている。これにより、発光装置2のLED4と、受光装置3のフォトダイオードと、を長手方向D1に対向配置することができる。フォトダイオードは、LED41からの光を検出し、乗員が着座し、かつ、シートベルトを着用していないことをメータECU50に伝えるようになっている。メータECU50は、イグニッションオンし、車速が例えば3km以上のときに受光装置3がLED4からの光を検出すると、乗員がシートベルトを着用していないと判定し、その旨を表示器60に警告を表示する。
【0037】
上述した実施形態によれば、LED4を覆うカバー7を備えることにより、グリスの影響を減らすことができ、通信性能の低下を抑制できる。
【0038】
上述した実施形態によれば、カバー7は、LED4の照射方向D1側が開口された筒状に設けられている。このため、LED4の照射方向D3側にはカバー7がないため、カバー7に付いたグリスの影響も減らすことができ、通信性能の低下を抑制できる。
【0039】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0040】
即ち、上述した実施形態によれば、カバー7は、LED4の照射方向D1側が開口された筒状に形成されていたが、これに限ったものではない。図6及び図7に示すように、カバー7は、LED4の照射方向D3側を覆う底部74を有する有底筒状に設け、カバー7の底部74を、LED4の最も強い光が照射される中心軸Zに近づくに従って照射方向D1の突出量が大きくなる形状に設けてもよい。図7に示すように、本実施形態では、底部74は、四角錐状に設けられている。
【0041】
このような形状に設けることにより、カバー7の底部74の中心軸Zと交差する部分にグリスがつきにくい形状となり、通信性能の低下を抑制できる。なお、底部74の形状としては、中心軸Zと交差する頂点が鋭いほど、頂点にグリスが付きにくく、より一層、通信性能の低下を抑制できる。
【0042】
また、図7に示す実施形態によれば、カバー7の底部74をLED4の最も強い光が照射される中心軸Zに近づくに従って照射方向D1の突出量が大きくなる形状に設けていたが、これに限ったものではない。底部74を平坦に設けてもよい。カバー7の底部74全体に亘ってグリスが付着すると、通信性能の低下が急激に落ちてしまう。しかしながら、上述したようにカバー7の底部74が平坦であっても、カバー7の底部74はLED4より大きいため、底部74全体にグリスが着くことはほとんどない。よって、底部74を平坦に設けた場合でも、カバー7を設けない場合に比べて通信性能の低下を抑止することができる。
【0043】
また、上述した実施形態によれば、保持部6を係止アーム62によりアッパレール20に係止していたが、これに限ったものではない。保持部6をボルトやナットなどによってアッパレール20に固定するようにしてもよい。
【0044】
また、上述した実施形態によれば、LED4は、着座スイッチSW1、バックルスイッチSW2を介して電池40と接続していたが、これに限ったものではない。例えば、マイコンなどのLED4の制御部を基板5に設けて、制御部が着座スイッチSW1、バックルスイッチSW2の状態に応じてLED4の発光を制御するようにしてもよい。
【0045】
ここで、上述した本発明に係る発光装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
発光素子(4)と、車両用スライドレール(30)内にスライド自在に前記発光素子(4)を保持する保持部(6)と、を備えた発光装置(2)において、
前記発光素子(4)を覆う光透過性のカバー(7)を備えた、
発光装置(2)。
[2]
[1]に記載の発光装置(2)において、
前記カバー(7)は、前記発光素子(4)の照射方向(D3)側が開口された筒状に設けられた、
発光装置(2)。
[3]
[1]に記載の発光装置(2)において、
前記カバー(7)は、前記発光素子(4)の照射方向(D3)側を覆う底部(74)を有する有底筒状に設けられた、
発光装置(2)。
[4]
[3]に記載の発光装置(2)において、
前記カバー(7)の前記底部(74)は、前記発光素子(4)の最も強い光が照射される中心軸(Z)に近づくに従って前記照射方向(D3)の突出量が大きくなる形状に設けられている、
発光装置(2)。
【符号の説明】
【0046】
2 発光装置
4 LED(発光素子)
6 保持部
7 カバー
30 車両用スライドレール
74 底部
D3 照射方向
Z 中心軸
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7