(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6985471
(24)【登録日】2021年11月29日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】非常灯制御回路、非常灯制御装置および照明器具
(51)【国際特許分類】
H05B 45/30 20200101AFI20211213BHJP
H05B 45/50 20200101ALI20211213BHJP
H05B 47/25 20200101ALI20211213BHJP
H05B 47/17 20200101ALI20211213BHJP
H05B 45/375 20200101ALI20211213BHJP
H05B 45/345 20200101ALI20211213BHJP
【FI】
H05B45/30
H05B45/50
H05B47/25
H05B47/17
H05B45/375
H05B45/345
【請求項の数】10
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2020-133797(P2020-133797)
(22)【出願日】2020年8月6日
(65)【公開番号】特開2021-190412(P2021-190412A)
(43)【公開日】2021年12月13日
【審査請求日】2020年8月6日
(31)【優先権主張番号】202020911396.6
(32)【優先日】2020年5月26日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516032333
【氏名又は名称】リーダーソン ライティング カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】LEEDARSON LIGHTING CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ 富杰
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 永▲強▼
(72)【発明者】
【氏名】叶 和木
(72)【発明者】
【氏名】曹 ▲亮▼▲亮▼
(72)【発明者】
【氏名】林 起▲鏘▼
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ 毅▲濱▼
(72)【発明者】
【氏名】蔡 迎麓
【審査官】
安食 泰秀
(56)【参考文献】
【文献】
特開2014−235778(JP,A)
【文献】
特開2015−118837(JP,A)
【文献】
国際公開第2014/038104(WO,A1)
【文献】
特開2016−177958(JP,A)
【文献】
特開2020−036419(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 45/30
H05B 45/50
H05B 47/25
H05B 47/17
H05B 45/375
H05B 45/345
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
主光源および非常用光源にそれぞれ接続された非常灯制御回路であって、
商用電源に接続するためのほたるスイッチと、
前記ほたるスイッチに接続され、前記商用電源を直流電圧信号に変換するための整流回路と、
前記整流回路および前記主光源にそれぞれ接続され、前記直流電圧信号を受信し、かつ前記直流電圧信号に基づいて光源駆動信号および充電電圧信号を生成するための主電力回路であって、そのうち、前記光源駆動信号は前記主光源の動作状態を制御するために使用される、主電力回路と、
エネルギー蓄積電源と、
前記主電力回路および前記エネルギー蓄積電源にそれぞれ接続され、前記充電電圧信号に基づいて前記エネルギー蓄積電源に充電するための電池管理回路と、
前記ほたるスイッチ、前記エネルギー蓄積電源および前記非常用光源にそれぞれ接続され、前記商用電源の電圧線と中性線との間のインピーダンスおよび前記ほたるスイッチの出力電流を検出し、かつ前記出力電流または前記インピーダンスに基づいて非常用駆動信号を生成して前記非常用光源の動作状態を制御するための非常用回路と、を含むことを特徴とする非常灯制御回路。
【請求項2】
前記非常灯制御回路はさらに、
前記ほたるスイッチと前記整流回路との間に設けられ、前記非常灯制御回路に対して過電流保護を提供するための過電流保護装置、を含むことを特徴とする請求項1に記載の非常灯制御回路。
【請求項3】
前記非常灯制御回路はさらに、
前記非常用回路と前記非常用光源との間に設けられ、前記非常用駆動信号に対して電流制限処理を行うための電流制限回路、を含むことを特徴とする請求項1に記載の非常灯制御回路。
【請求項4】
前記主電力回路は、第一抵抗、第二抵抗、第三抵抗、第四抵抗、第五抵抗、第一インダクタ、第一コンデンサ、第二コンデンサ、第三コンデンサ、ツェーナダイオード、トランス、第一ダイオードおよび光源ドライバチップを含み、
前記第一コンデンサの第一端、前記第一インダクタの第一端および前記第一抵抗の第一端は、前記整流回路に共通に接続され、前記第一コンデンサの第二端は接地され、前記第一インダクタの第二端、前記第一抵抗の第二端、前記第二コンデンサの第一端、前記第一ダイオードのカソード、前記第二抵抗の第一端、前記第三コンデンサの第一端および前記光源ドライバチップの高電圧給電ピンは、前記主光源に共通に接続され、前記光源ドライバチップの過電圧保護ピンは前記第三抵抗の第一端に接続され、前記光源ドライバチップの電流サンプリングピン、前記第四抵抗の第一端および前記第五抵抗の第一端は共通に接続され、前記第四抵抗の第二端、前記第五抵抗の第二端、前記光源ドライバチップの接地ピン、前記第三抵抗の第二端および前記第二コンデンサの第二端は共通に接地され、前記光源ドライバチップのドレイン入力ピン、前記第一ダイオードのアノードは、前記トランスの第一入力端子に共通に接続され、前記第二抵抗の第二端は前記ツェーナダイオードのカソードに接続され、前記ツェーナダイオードのアノード、前記第三コンデンサの第二端、前記トランスの第二入力端子は、前記主光源に共通に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の非常灯制御回路。
【請求項5】
前記電池管理回路は、第九抵抗、第二ダイオード、第十抵抗、第十一抵抗、第十二抵抗、第十三抵抗、第十四抵抗、第五コンデンサ、第六コンデンサおよび電源管理チップを含み、
前記第九抵抗の第一端は前記主電力回路に接続され、前記第九抵抗の第二端は前記第二ダイオードのアノードに接続され、前記第二ダイオードのカソード、前記第十抵抗の第一端、前記第五コンデンサの第一端は、前記電源管理チップの電圧入力ピンに共通に接続され、前記電源管理チップの温度検知ピン、前記第十抵抗の第二端、前記第十一抵抗の第一端、前記電源管理チップの接地ピン、前記第十三抵抗の第一端および前記第十四抵抗の第一端は、共通グランドに共通に接続され、前記電源管理チップの充電電流プログラムピンは前記第十一抵抗の第二端に接続され、前記電源管理チップの電池充電ピンは前記第十二抵抗の第一端に接続され、前記電源管理チップの充電検出ピンおよび前記第六コンデンサの第一端は、前記エネルギー蓄積電源に共通に接続され、前記第十三抵抗の第二端、前記第十四抵抗の第二端、前記第十二抵抗の第二端、前記第五コンデンサの第二端は、共通グランドに共通に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の非常灯制御回路。
【請求項6】
前記非常用回路は、第四コンデンサおよび非常用チップを含み、
前記非常用チップの検出イネーブル信号端子および前記第四コンデンサの第一端は、前記非常用光源に共通に接続され、前記非常用チップの接地ピンおよび前記第四コンデンサの第二端は、前記商用電源の中性線に共通に接続され、前記非常用チップの漏電検出ピンは前記商用電源の電圧線に接続され、前記非常用チップの電流出力ピンは前記非常用光源に接続され、前記非常用チップの電源負極ピンは共通グランドに接続され、前記非常用チップの電源正極ピンは前記エネルギー蓄積電源に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の非常灯制御回路。
【請求項7】
前記過電流保護装置はヒューズである、ことを特徴とする請求項2に記載の非常灯制御回路。
【請求項8】
前記電流制限回路は、第六抵抗、第七抵抗および第八抵抗を含み、
前記第六抵抗の第一端は前記非常用回路に接続され、前記第六抵抗の第二端は前記第七抵抗の第一端に接続され、前記第七抵抗の第二端は前記第八抵抗の第一端に接続され、前記第八抵抗の第二端は前記非常用光源に接続される、ことを特徴とする請求項3に記載の非常灯制御回路。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の非常灯制御回路を含む、ことを特徴とする非常灯制御装置。
【請求項10】
主光源、非常用光源、および請求項1から8のいずれか一項に記載の非常灯制御回路を含み、前記非常灯制御回路は、前記主光源および前記非常用光源にそれぞれ接続される、ことを特徴とする照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、光源の技術分野に属し、特に、非常灯制御回路、非常灯制御装置および照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、市販されているほとんどの非常用電球の緊急対応原理は、中性線および電圧線のインピーダンス(グリッドインピーダンス)を検出し、その検出結果に基づいて非常灯を点灯させることであり、例えば、中性線および電圧線のインピーダンス(グリッドインピーダンス)が500KΩ未満であることを検出した場合、非常灯を点灯させる。
しかしながら、従来の検出方法による緊急トリガーシーンは、通常、電力網が停電して壁スイッチが導通状態にある場合にのみ、非常灯が正常に点灯するというもので、サーキットブレーカーが閉じていたり、トリップオフしていたりすると、緊急モードが正常に起動できず、安全に潜んでいる危険性が高いという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本出願は、従来の非常用回路は、サーキットブレーカーが閉じていたり、トリップオフしていたりする場合に、緊急モードを正常に起動させられないという問題を解決することを旨とする非常灯制御回路、非常灯制御装置および照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願の実施例の第一態様は、主光源および非常用光源にそれぞれ接続された非常灯制御回路であって、
商用電源に接続するためのほたるスイッチと、
上記ほたるスイッチに接続され、上記商用電源を直流電圧信号に変換するための整流回路と、
上記整流回路および上記主光源にそれぞれ接続され、上記直流電圧信号を受信し、かつ上記直流電圧信号に基づいて光源駆動信号および充電電圧信号を生成するための主電力回路と、そのうち、上記光源駆動信号は上記主光源の動作状態を制御するために使用され、
エネルギー蓄積電源と、
上記主電力回路および上記エネルギー蓄積電源にそれぞれ接続され、上記充電電圧信号に基づいて上記エネルギー蓄積電源に充電するための電池管理回路と、
上記ほたるスイッチ、上記エネルギー蓄積電源および上記非常用光源にそれぞれ接続され、上記商用電源の電圧線と中性線との間のインピーダンスおよび上記ほたるスイッチの出力電流を検出し、かつ上記出力電流または上記インピーダンスに基づいて非常用駆動信号を生成し、上記非常用光源の動作状態を制御するための非常用回路と、
を含む非常灯制御回路を提供する。
【0005】
選択的に、上記非常灯制御回路は、さらに、
上記ほたるスイッチと上記整流回路との間に設けられ、上記非常灯制御回路に対して過電流保護を提供するための過電流保護装置、を含む。
選択的に、上記非常灯制御回路は、さらに、
上記非常用回路と上記非常用光源との間に設けられ、上記非常用駆動信号に対して電流制限処理を行うための電流制限回路、を含む。
【0006】
選択的に、上記主電力回路は、第一抵抗、第二抵抗、第三抵抗、第四抵抗、第五抵抗、第一インダクタ、第一コンデンサ、第二コンデンサ、第三コンデンサ、第一ツェーナダイオード、トランス、第一ダイオードおよび光源ドライバチップを含み、
上記第一コンデンサの第一端、上記第一インダクタの第一端および上記第一抵抗の第一端は、上記整流回路に共通に接続され、上記第一コンデンサの第二端は接地され、上記第一インダクタの第二端、上記第一抵抗の第二端、上記第二コンデンサの第一端、上記第一ダイオードのカソード、上記第二抵抗の第一端、上記第三コンデンサの第一端および上記光源ドライバチップの高電圧給電ピンは、上記主光源に共通に接続され、上記光源ドライバチップの過電圧保護ピンは上記第三抵抗の第一端に接続され、上記光源ドライバチップの電流サンプリングピン、上記第四抵抗の第一端および上記第五抵抗の第一端は共通に接続され、上記第四抵抗の第二端、上記第五抵抗の第二端、上記光源ドライバチップの接地ピン、上記第三抵抗の第二端および上記第二コンデンサの第二端は共通に接地され、上記光源ドライバチップのドレイン入力ピン、上記第一ダイオードのアノードは、上記トランスの第一入力端子に共通に接続され、上記第二抵抗の第二端は上記ツェーナダイオードのカソードに接続され、上記ツェーナダイオードのアノード、上記第三コンデンサの第二端、上記トランスの第二入力端子は、上記主光源に共通に接続される。
【0007】
選択的に、上記電池管理回路は、第九抵抗、第二ダイオード、第十抵抗、第十一抵抗、第十二抵抗、第十三抵抗、第十四抵抗、第五コンデンサ、第六コンデンサおよび電源管理チップを含み、
上記第九抵抗の第一端は上記主電力回路に接続され、上記第九抵抗の第二端は上記第二ダイオードのアノードに接続され、上記第二ダイオードのカソード、上記第十抵抗の第一端、上記第五コンデンサの第一端は、上記電源管理チップの電圧入力ピンに共通に接続され、上記電源管理チップの温度検知ピン、上記第十抵抗の第二端、上記第十一抵抗の第一端、上記電源管理チップの接地ピン、上記第十三抵抗の第一端および上記第十四抵抗の第一端は、共通グランドに共通に接続され、上記電源管理チップの充電電流プログラムピンは上記第十一抵抗の第二端に接続され、上記電源管理チップの電池充電ピンは上記第十二抵抗の第一端に接続され、上記電源管理チップの充電検出ピンおよび上記第六コンデンサの第一端は、上記エネルギー蓄積電源に共通に接続され、上記第十三抵抗の第二端、上記第十四抵抗の第二端、上記第十二抵抗の第二端、上記第五コンデンサの第二端は、共通グランドに共通に接続される。
【0008】
選択的に、上記非常用回路は、第四コンデンサおよび非常用チップを含み、
上記非常用チップの検出イネーブル信号端子および上記第四コンデンサの第一端は、上記非常用光源に共通に接続され、上記非常用チップの接地ピンおよび上記第四コンデンサの第二端は、上記商用電源の中性線に共通に接続され、上記非常用チップの漏電検出ピンは上記商用電源の電圧線に接続され、上記非常用チップの電流出力ピンは上記非常用光源に接続され、上記非常用チップの電源負極ピンは共通グランドに接続され、上記非常用チップの電源正極ピンは上記エネルギー蓄積電源に接続される。
【0009】
選択的に、上記過電流保護装置はヒューズである。
選択的に、上記電流制限回路は、第六抵抗、第七抵抗および第八抵抗を含み、
上記第六抵抗の第一端は上記非常用回路に接続され、上記第六抵抗の第二端は上記第七抵抗の第一端に接続され、上記第七抵抗の第二端は上記第八抵抗の第一端に接続され、上記第八抵抗の第二端は上記非常用光源に接続される。
【0010】
本出願の第二態様は上記のいずれかの非常灯制御回路を含む非常灯制御装置をさらに提供する。
本出願の実施例の第三態様は、主光源と、非常用光源と、上記主光源および上記非常用光源にそれぞれ接続される上記のいずれかの非常灯制御回路を含む照明器具をさらに提供する。
【発明の効果】
【0011】
本出願の実施例は、非常灯制御回路、非常灯制御装置および照明器具を提供し、そのうち、非常灯制御回路は、ほたるスイッチ、整流回路、主電力回路、エネルギー蓄積電源、電池管理回路および非常用回路を含み、ほたるスイッチは商用電源に接続するために使用され、整流回路は、ほたるスイッチに接続され、商用電源を直流電圧信号に変換するために使用され、主電力回路は、整流回路に接続され、直流電圧信号に基づいて光源駆動信号を生成して主光源の動作状態を制御し、かつ充電電圧信号を生成するために使用され、電池管理回路によってエネルギー蓄積電源に充電し、非常用回路は、商用電源の電圧線と中性線との間のインピーダンスおよびほたるスイッチの出力電流を検出し、それによって、非常用駆動信号を生成し、非常用光源の動作状態を制御するために使用され、従来の非常用回路は、サーキットブレーカーが閉じていたり、トリップオフしていたりする場合に、緊急モードを正常に起動させられないという問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本出願の実施例によって提供される非常灯制御回路の構造を示す模式図である。
【
図2】本出願の実施例によって提供される別の非常灯制御回路の構造を示す模式図である。
【
図3】本出願の実施例によって提供される別の非常灯制御回路の構造を示す模式図である。
【
図4】本出願の実施例によって提供される別の非常灯制御回路の構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本出願が解決しようとする技術的課題、技術的解決手段および有益な効果をより明らかにするために、以下、図面および実施例を組み合わせて本出願をより詳細に説明する。ここで説明される具体的な実施例は単に本出願を解釈するためのものであって、本出願を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0014】
説明しておくと、ある部材が別の部材に「固定される」または「設けられる」と言われている場合、それは別の部材に直接的または間接的に位置してもよい。ある部材が別の部材に「接続される」と言われている場合、それは別の部材に直接的または間接的に接続されてもよい。
なお、「長さ」、「幅」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」「内」、「外」などの用語によって指示される方位または位置関係は、図面に示された方位または位置関係に基づき、本出願の説明を容易にし、説明を簡略化するためのものに過ぎず、言及された装置または部材が特定の方位を有し、特定の方位で構成および動作しなければならないことを指示または示唆するものではないので、本出願を限定するものとして理解されるべきではない、ということを理解されない。
【0015】
また、「第一」、「第二」という用語は説明するためのものに過ぎず、相対的な重要性を指示や示唆するもの、或いは指示される技術的特徴の数を暗示的に表示するものとして理解できない。よって、「第一」、「第二」と限定される特徴は、1つ以上の当該特徴を明示的または暗示的に含み得る。本出願の説明において、特に明示的かつ具体的に限定されていない限り、「複数」は2つ以上を意味する。
【0016】
図1は本出願の実施例によって提供される非常灯制御回路の構造を示す模式図であり、
図1を参照し、本実施例における非常灯制御回路は、主光源11および非常用光源12にそれぞれ接続され、具体的には、非常灯制御回路は、ほたるスイッチ20、整流回路30、主電力回路40、エネルギー蓄積電源60、電池管理回路50および非常用回路70を含み、そのうち、ほたるスイッチ20は商用電源10に接続するために使用され、整流回路30は、上記ほたるスイッチ20に接続され、上記商用電源10から供給される交流電力を直流電圧信号に変換するために使用され、主電力回路40は、上記整流回路30および上記主光源11にそれぞれ接続され、上記直流電圧信号を受信し、かつ上記直流電圧信号に基づいて光源駆動信号および充電電圧信号を生成するために使用され、ここで、上記光源駆動信号は、上記主光源11の動作状態を制御するために使用され、電池管理回路50は、上記主電力回路40および上記エネルギー蓄積電源60にそれぞれ接続され、上記充電電圧信号に基づいて上記エネルギー蓄積電源60に充電するために使用され、非常用回路70は、上記ほたるスイッチ20、上記エネルギー蓄積電源60および上記非常用光源12にそれぞれ接続され、上記商用電源10の電圧線と中性線との間のインピーダンスおよび上記ほたるスイッチ20の出力電流を検出し、かつ上記出力電流または上記インピーダンスに基づいて非常用駆動信号を生成して上記非常用光源12の動作状態を制御するために使用される。
【0017】
本実施例において、ほたるスイッチ20が商用電源10に接続されることによって、整流回路30は、ほたるスイッチ20から出力された商用電源10を直流電圧信号に変換し、主電力回路40は、直流電圧信号に基づいて光源駆動信号および充電電圧信号を生成し、そのうち、光源駆動信号は主光源11に出力されて主光源11の動作状態を制御し、充電電圧信号は、電池管理回路50によってエネルギー蓄積電源60に充電し、非常用回路70は、商用電源10の電圧線と中性線との間のインピーダンスおよびほたるスイッチ20の出力電流を検出し、かつ当該インピーダンスおよび出力電流に基づいて非常用駆動信号を生成して非常用光源12の動作状態を制御し、それにより、従来の非常用回路70は、サーキットブレーカーが閉じていたり、トリップオフしていたりする場合に、緊急モードを正常に起動させられないという問題を解決する。
【0018】
一実施例において、非常用回路70の動作論理は以下のとおりである。
商用電源10が正常な状態にあり、ほたるスイッチ20が導通され(すなわち、ON状態にある)、主光源11は正常に点灯し、
商用電源10が正常な状態にあり、ほたるスイッチ20が切られ(すなわち、OFF状態にある)、主光源11は正常に消灯し、
商用電源10が停電状態(回路がオフグリッド状態)にあり、ほたるスイッチ20が導通され、非常用回路70はハイレベルの非常用駆動信号を出力して非常用光源12を点灯させるように駆動し、
商用電源10が停電状態にあり、ほたるスイッチ20が切られ、非常用回路70はハイレベルの非常用駆動信号を出力して非常用光源12を点灯させるように駆動し、
商用電源10が停電状態にあり、照明器具の入力中性線および電圧線を短絡させ、非常用回路70はローレベルの非常用駆動信号を出力して非常用光源12を消灯させるように駆動する。
【0019】
本実施例において、非常用回路70は、主にほたるスイッチ20の交流漏れ電流を検出することで、送電網の状態を判定し、それにより、電力網に電流が流れていない場合や家庭用電源が遮断されている場合に、壁スイッチがどのような状態であっても非常用照明を実現できるという要件を満たす。
【0020】
一実施例において、非常用回路70は主光源11の両端の電圧または電流を検出し、かつ検出結果に基づいて非常用駆動信号を出力するようにしてもよく、例えば、主光源11がエージングラックから取り外された後、非常用回路70はハイレベル信号を非常用光源12に出力して非常用光源12を点灯させるように駆動し、主光源11がソケットに短絡された後、非常用回路70は非常用光源12を消灯させる。
【0021】
さらに、一実施例において、非常用回路70の2つの入力端子(VN、VL)は、商用電源10の電圧線Lおよび中性線Nにそれぞれ接続され、ほたるスイッチ20は、非常用回路70と商用電源10との間に設けられ、非常用回路70は、ほたるスイッチ20内の寄生コンデンサで発生した交流漏れ電流値が、予め設定された期間内に、予め設定された電流値よりも小さいことを検出した場合、商用電源10がオフしていると判断することができ、例えば、ほたるスイッチ20内の寄生コンデンサで発生した交流漏れ電流値が260ミリ秒で1マイクロアンペアよりも小さい場合、非常灯制御回路がオフグリッド状態にあり、すなわち、商用電源10がオフしたか、ほたるスイッチ20がトリップオフしたことを意味する。非常用回路70は、商用電源10がオフしていると判断した場合、直ちにハイレベル信号(すなわち、非常用駆動信号がハイレベルである)を非常用光源12に出力して非常用光源12を点灯させるように駆動する。非常用回路70は、商用電源10の電圧線と中性線との間のインピーダンスが予め設定されたインピーダンス値(例えば500オーム)よりも小さいことを検出した場合、電流を出力しなく(すなわち、非常用駆動信号がローレベルである)、このとき、非常用光源12が消灯する。
【0022】
一実施例において、本実施例における商用電源10は100−240Vの広電圧商用電源10であってもよい。
一実施例において、
図2を参照し、非常灯制御回路はさらに、過電流保護装置80を含み、過電流保護装置80は、上記ほたるスイッチ20と上記整流回路30との間に設けられ、上記非常灯制御回路に対して過電流保護を提供するために使用される。
本実施例において、ほたるスイッチ20と整流回路30との間に過電流保護装置80を設けることにより、後段回路に過電流保護を提供し、商用電源10から出力される電流が過大になることで後段回路の電子部品に損傷を与えることを防止することができる。
【0023】
一実施例において、
図3を参照し、上記非常灯制御回路はさらに、電流制限回路90を含み、電流制限回路90は、上記非常用回路70と上記非常用光源12との間に設けられ、上記非常用駆動信号に対して電流制限処理を行うために使用される。
本実施例において、過大な電流による非常用光源12の損傷を回避するために、非常用回路70から出力されるハイレベル信号は、電流制限回路90によって電流が制限された後、非常用光源12に出力され、非常用光源12を点灯させるように駆動する。
【0024】
一実施例において、
図4を参照し、上記主電力回路40は、第一抵抗R1、第二抵抗R2、第三抵抗R3、第四抵抗R4、第五抵抗R5、第一インダクタL1、第一コンデンサC1、第二コンデンサC2、第三コンデンサC3、第一ダイオードD1、ツェーナダイオードZD1、トランスT1および光源ドライバチップU1を含み、上記第一コンデンサC1の第一端、上記第一インダクタL1の第一端および上記第一抵抗R1の第一端は、上記整流回路30に共通に接続され、上記第一コンデンサC1の第二端は接地され、上記第一インダクタL1の第二端、上記第一抵抗R1の第二端、上記第二コンデンサC2の第一端、上記第一ダイオードのカソード、上記第二抵抗R2の第一端、上記第三コンデンサC3の第一端および上記光源ドライバチップU1の高電圧給電ピンHVDDは、上記主光源11に共通に接続され、上記光源ドライバチップU1の過電圧保護ピンROVPは上記第三抵抗R3の第一端に接続され、上記光源ドライバチップU1の電流サンプリングピンCS、上記第四抵抗R4の第一端および上記第五抵抗R5の第一端は共通に接続され、上記第四抵抗R4の第二端、上記第五抵抗R5の第二端、上記光源ドライバチップU1の接地ピン、上記第三抵抗R3の第二端および上記第二コンデンサC2の第二端は共通に接地され、上記光源ドライバチップU1のドレイン入力ピンDRAIN、上記第一ダイオードD1のアノードは、上記トランスT1の第一入力端子に共通に接続され、上記第二抵抗R2の第二端は上記ツェーナダイオードZD1のカソードに接続され、上記ツェーナダイオードZD1のアノード、上記第三コンデンサC3の第二端、上記トランスT1の第二入力端子は、上記主光源11に共通に接続される。
【0025】
本実施例において、トランスT1の第一入力端子は、光源ドライバチップU1の複数のドレイン入力ピンDRAINに接続され、トランスT1の第二入力端子は主光源11に接続され、トランスT1の第一出力端子は電池管理回路50に接続され、トランスT1の第二出力端子は非常用回路70に接続され、主電力回路40は、トランスT1によって光源駆動信号を生成して主光源11に出力され、かつトランスT1によって充電電圧信号を生成して電池管理回路50に出力される。商用電源10が正常に出力されているときに、主電力回路40は、光源駆動信号を出力して主光源11を点灯させるように駆動し、かつトランスT1の補助巻線を介して充電電圧信号を電池管理回路50に出力してエネルギー蓄積電源60に充電する。
【0026】
一実施例において、
図4を参照し、上記電池管理回路50は、第九抵抗R9、第二ダイオードD2、第十抵抗R10、第十一抵抗R11、第十二抵抗R12、第十三抵抗R13、第十四抵抗R14、第五コンデンサC5、第六コンデンサC6および電源管理チップU2を含み、上記第九抵抗R9の第一端は上記主電力回路40に接続され、上記第九抵抗R9の第二端は上記第二ダイオードD2のアノードに接続され、上記第二ダイオードD2のカソード、上記第十抵抗R10の第一端、上記第五コンデンサC5の第一端は、上記電源管理チップU2の電圧入力ピンVinに共通に接続され、上記電源管理チップU2の温度検知ピンTS、上記第十抵抗R10の第二端、上記第十一抵抗R11の第一端、上記電源管理チップU2の接地ピンGND、上記第十三抵抗R13の第一端および上記第十四抵抗R14の第一端は、共通グランドに共通に接続され、上記電源管理チップU2の充電電流プログラムピンISETは上記第十一抵抗R11の第二端に接続され、上記電源管理チップU2の電池充電ピンFBは上記第十二抵抗R12の第一端に接続され、上記電源管理チップU2の充電検出ピンBATおよび上記第六コンデンサC6の第一端は、上記エネルギー蓄積電源60に共通に接続され、上記第十三抵抗R13の第二端、上記第十四抵抗R14の第二端、上記第十二抵抗R12の第二端、上記第五コンデンサC5の第二端は、共通グランドVGNDに共通に接続される。
【0027】
一実施例において、エネルギー蓄積電源60は、1つ以上のエネルギー蓄積電池BAT1を含んでもよく、複数のエネルギー蓄積電池BATは、直列的または並列的に接続されてもよい。
本実施例において、電池管理回路50は、主にエネルギー蓄積電源60の充放電機能を管理するために使用され、電池のトリクル充電保護、過充電保護、過放電保護、過温度保護を備え、具体的には、電源管理チップU2によって、エネルギー蓄積電源60の温度、充電電流、充電電圧を検出し、かつ検出結果に基づいてエネルギー蓄積電源60の充電プロセスを制御する。
【0028】
一実施例において、エネルギー蓄積電源60における電池は外部に保護板が設けられ、保護板検出ピンは、電池電圧が予め設定された電圧値(例えば2.8V)よりも低いことを検出すると、放電を停止して電池を保護する。
一実施例において、電源管理チップU2は、エネルギー蓄積電源60内の電池電圧がトリクル充電電圧(例えば3V)よりも低いことを検出した場合、充電電流を増加させて電池に迅速に充電するように、その電池充電ピンの電流を増加させ、電源管理チップU2の充電検出ピンは、電池電圧がトリクル充電電圧よりも高いことを検出した場合、その電池充電ピンは、充電電流を減少させ、電池電圧が予め設定された最大電圧値(例えば4.2V)に達するまで電池をトリクル充電し、このとき、電池充電ピンが閉じ、電池への充電を停止する。
【0029】
さらに、電源管理チップU2の温度検知ピンは、周辺サーミスタの電圧を監視することでチップ温度を監視し、充電を停止して電池を保護することができる。
一実施例において、
図4を参照し、上記非常用回路70は、第四コンデンサC4および非常用チップU3を含み、上記非常用チップU3の検出イネーブル信号端子VPおよび第四コンデンサC4の第一端は、上記非常用光源12に共通に接続され、上記非常用チップU3の接地ピンGNDおよび上記第四コンデンサC4の第二端は、上記商用電源10の中性線Nに共通に接続され、上記非常用チップU3の漏電検出ピンVDは上記商用電源10の電圧線Lに接続され、上記非常用チップU3の電流出力ピンENは上記非常用光源12に接続され、上記非常用チップU3の電源負極ピンBATNは共通グランドに接続され、上記非常用チップU3の電源正極ピンBATPは上記エネルギー蓄積電源60に接続される。
【0030】
本実施例において、非常用チップU3の漏電検出ピンVDはほたるスイッチ20の出力端子に接続され、ほたるスイッチ20の入力端子は商用電源10の電圧線Lに接続され、非常用チップU3の接地ピンGNDは、別の検出ピンとして商用電源10の中性線Nに接続され、非常用チップU3の電流出力ピンENは、非常用駆動信号を出力し、すなわち、非常用光源12に対して電源を提供するために使用される。非常用チップU3は、ほたるスイッチ20に接続された寄生コンデンサで発生した交流漏れ電流値が、260ミリ秒で1マイクロアンペアよりも小さいことを検出した場合、照明器具がオフグリッド状態(すなわち、ほたるスイッチ20がトリップオフしたか、商用電源10がオフグリッドになった)になったことを意味し、このとき、非常用チップU3の電流出力ピンENは、電流(この時、非常用駆動信号がハイレベル信号である)を出力して非常用光源12を点灯させるように駆動し、非常用チップU3は、商用電源10の中性線と電圧線との間のインピーダンスが500オームよりも小さいことを検出した場合、非常用チップU3の電流出力ピンENは、電流(この時、非常用駆動信号がローレベル信号である)の出力を停止して非常用光源12を消灯させる。
【0031】
一実施例において、
図4を参照し、上記過電流保護装置80はヒューズFR1である。
一実施例において、
図4を参照し、上記電流制限回路90は、第六抵抗R6、第七抵抗R7および第八抵抗R8を含み、上記第六抵抗R6の第一端は上記非常用回路70に接続され、上記第六抵抗R6の第二端は上記第七抵抗R7の第一端に接続され、上記第七抵抗R7の第二端は上記第八抵抗R8の第一端に接続され、上記第八抵抗R8の第二端は上記非常用光源12に接続される。
【0032】
一実施例において、
図4を参照し、整流回路30は、4つのダイオードから構成される整流ブリッジであってもよい。
一実施例において、主光源11は、複数の発光ダイオードが直列に接続されて構成されてもよく、例えば、
図4の主光源11は、36個の発光ダイオードが直列に接続されてなり、そのうち、発光ダイオードLED1から発光ダイオードLED36が直列に接続される。
【0033】
一実施例において、非常用光源12は、複数の発光ダイオードが並列に接続されて構成されてもよく、例えば、
図4の非常用光源12は、3つの発光ダイオードが並列に接続されてなり、そのうち、発光ダイオードLED37から発光ダイオードLED39が並列に接続される。
一実施例において、主光源11と非常用光源12は独立して設置することができ、すなわち、主光源11は、主電力回路40に接続され、主電力回路40によって給電され、非常用光源12は、非常用回路70に接続され、非常用回路70によって給電される。
【0034】
本出願の実施例は、上記のいずれか一項に記載の非常灯制御回路を含む非常灯制御装置をさらに提供する。
本出願の実施例はさらに、主光源11、非常用光源12、および上記のいずれか一項に記載の非常灯制御回路を含む照明器具を提供し、上記非常灯制御回路は、上記主光源11および上記非常用光源12にそれぞれ接続される。
【0035】
本出願の実施例は、非常灯制御回路、非常灯制御装置および照明器具を提供し、そのうち、非常灯制御回路は、ほたるスイッチ、整流回路、主電力回路、エネルギー蓄積電源、電池管理回路および非常用回路を含み、ほたるスイッチは商用電源に接続するために使用され、整流回路は、ほたるスイッチに接続され、商用電源を直流電圧信号に変換するために使用され、主電力回路は、整流回路に接続され、直流電圧信号に基づいて光源駆動信号を生成して主光源の動作状態を制御し、かつ充電電圧信号を生成するために使用され、電池管理回路によってエネルギー蓄積電源に充電し、非常用回路は、商用電源の電圧線と中性線との間のインピーダンスおよびほたるスイッチの出力電流を検出し、それによって、非常用駆動信号を生成し、非常用光源の動作状態を制御するために使用され、従来の非常用回路は、サーキットブレーカーが閉じていたり、トリップオフしていたりする場合に、緊急モードを正常に起動させられないという問題を解決する。
【0036】
当業者であれば、説明を容易および簡潔にするために、上記の各機能ユニット、モジュールの分けのみが例示されているが、実際の応用において、需要に応じて上記機能配分を異なる機能ユニット、モジュールによって完成され、即ち上記装置の内部構造を異なる機能ユニットやモジュールに分けて上述した機能の全部または一部を実現できることは明確に理解できるであろう。実施例における各機能ユニット、モジュールは1つの処理ユニットに集積されていてもよく、物理的に別々に存在していてもよく、2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよいが、上記集積されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよい。また、各機能ユニット、モジュールの具体的な名称も、互いに区別しやすくするためのものに過ぎず、本出願の保護範囲を制限するものではない。上記のシステムにおけるユニット、モジュールの具体的な作業プロセスについては、上記の方法実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここで再度の説明を省略する。
【0037】
上記の実施例において、各実施例についての説明はそれぞれ重要点があり、ある実施例で詳細に記述または記載しない部分は、他の実施例の関連記述を参照することができる。
上記した分離部材として記載されたユニットは物理的に分離されてもよいし、物理的に分離されなくてもよいが、ユニットとして表示された部材は物理的ユニットであってもなくてもよいが、つまり、1つの場所に配置することも、複数のネットワークユニットに分散することもできる。本実施例の解決的手段を達成するために、実際の需要に応じてユニットの一部または全部を選択してよい。
【0038】
また、本出願の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されていてもよいし、物理的に別々に存在していてもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。上記集積されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよい。
【0039】
上述した実施例は本出願の技術的解決手段を説明するためのものに過ぎず、これに限定されるものではない。上記の実施例を参照しながら本出願を詳細に説明したが、当業者であれば、上記の各実施例に記載された技術的解決手段を変更し、またはその技術特徴の一部を等価的に置き換えることができることを理解すべきである。これらの変更や置き換えは、対応する技術的解決手段の本質を本出願の各実施例の技術的解決手段の要旨および範囲から逸脱させるものではなく、いずれも本出願の保護の範囲内に含まれるはずである。
【0040】
10 商用電源
11 主光源
12 非常用光源
20 ほたるスイッチ
30 整流回路
40 主電力回路
50 電池管理回路
60 エネルギー蓄積電源
70 非常用回路
80 過電流保護装置
90 電流制限回路