特許第6985499号(P6985499)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6985499
(24)【登録日】2021年11月29日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】ロールブラシ装置および洗浄機器
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/04 20060101AFI20211213BHJP
   A47L 11/282 20060101ALI20211213BHJP
   A47L 9/28 20060101ALI20211213BHJP
【FI】
   A47L9/04 A
   A47L11/282
   A47L9/28 E
【請求項の数】17
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2020-509073(P2020-509073)
(86)(22)【出願日】2019年3月19日
(65)【公表番号】特表2021-516070(P2021-516070A)
(43)【公表日】2021年7月1日
(86)【国際出願番号】CN2019078667
(87)【国際公開番号】WO2020164170
(87)【国際公開日】20200820
【審査請求日】2020年2月17日
(31)【優先権主張番号】201910111720.8
(32)【優先日】2019年2月12日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521273938
【氏名又は名称】美智縦横科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Midea Robozone Technology Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】何博
(72)【発明者】
【氏名】徐小偉
【審査官】 村山 達也
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2007/065034(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 9/04
A47L 11/282
A47L 9/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロールブラシ(21)と、
取り付けアセンブリと、を含むロールブラシ装置であって
前記ロールブラシ(21)と前記取り付けアセンブリとが接続され、前記ロールブラシ(21)は前記取り付けアセンブリに対して回動可能であり、前記取り付けアセンブリは前記ロールブラシ(21)を連動して動かすことができ、前記取り付けアセンブリの一方側に逃げ切欠(20a)が形成され、前記ロールブラシ(21)は前記逃げ切欠(20a)から露出
前記取り付けアセンブリは底蓋(24)および取り付けブラケット(22)を含み、
前記底蓋(24)の前記取り付けブラケット(22)から離れる底端面は傾斜面として形成され、前記ロールブラシ装置はさらにロール支持部(28)を含み、前記ロール支持部(28)は前記底蓋(24)の底端面における高さが低い側に回動可能に設置され、前記ロール支持部(28)の少なくとも一部の構造は前記底蓋(24)の底端面から突出し、前記ロール支持部(28)の回動中心線は前記ロールブラシ(21)の回動中心線と平行である、
ことを特徴とするロールブラシ装置。
【請求項2】
ロールブラシ(21)と、
取り付けアセンブリと、を含むロールブラシ装置であって、
前記ロールブラシ(21)と前記取り付けアセンブリとが接続され、前記ロールブラシ(21)は前記取り付けアセンブリに対して回動可能であり、前記取り付けアセンブリは前記ロールブラシ(21)を連動して動かすことができ、前記取り付けアセンブリの一方側に逃げ切欠(20a)が形成され、前記ロールブラシ(21)は前記逃げ切欠(20a)から露出し、
前記取り付けアセンブリは取り付けブラケット(22)を含み、
前記ロールブラシ装置は引き上げ部(25)を含み、前記引き上げ部(25)は前記取り付けブラケット(22)に接続され、前記引き上げ部(25)の少なくとも一部の構造は前記取り付けブラケット(22)のトップ側から露出する、
ことを特徴とするロールブラシ装置。
【請求項3】
前記取り付けアセンブリに収容キャビティ(20c)および吹出口(20b)が形成され、前記ロールブラシ(21)はロールブラシ軸(210)およびブラシ毛(211)を含み、前記ロールブラシ軸(210)は前記収容キャビティ(20c)内に設けられ、前記逃げ切欠(20a)は前記収容キャビティ(20c)の底側に形成され、前記吹出口(20b)は前記収容キャビティ(20c)の前記底側と異なる側に形成され、前記収容キャビティ(20c)における気流は前記吹出口(20b)を介して前記収容キャビティ(20c)から排出される、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロールブラシ装置。
【請求項4】
前記取り付けアセンブリは遮蔽板(23)をさらに含み、前記取り付けブラケット(22)の内部が中空であり、前記遮蔽板(23)は、前記取り付けブラケット(22)内の空間を、相互に分離する第1の空間(22a)および第2の空間(22b)に分割するように、前記取り付けブラケット(22)の内部に密封して設置され、前記第1の空間(22a)は、前記収容キャビティ(20c)の少なくとも一部として形成される、
ことを特徴とする請求項に記載のロールブラシ装置。
【請求項5】
記底蓋(24)と前記取り付けブラケット(22)とは取り外し可能に接続され、前記逃げ切欠(20a)は前記底蓋(24)に形成され、前記ロールブラシ(21)はロールブラシ軸(210)およびブラシ毛(211)を含み、前記ロールブラシ軸(210)は前記取り付けブラケット(22)および/または前記底蓋(24)に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のロールブラシ装置。
【請求項6】
前記底蓋(24)は底板(241)および前記底板(241)の縁部から前記取り付けブラケット(22)へ延在するスカート部(242)を含み、前記逃げ切欠(20a)は前記底板(241)に形成され、前記スカート部(242)の前記ロールブラシ(21)の軸方向に沿う両側に第1の取り付け切欠(24a)が形成され、前記取り付けブラケット(22)の底部の両側に第2の取り付け切欠(22c)が形成され、前記第1の取り付け切欠(24a)は対応する前記第2の取り付け切欠(22c)とともに取り付け孔(20d)を形成するように囲み、前記ロールブラシ軸(210)の軸方向の両端は前記取り付け孔(20d)内に回動可能に挿設される、
ことを特徴とする請求項に記載のロールブラシ装置。
【請求項7】
前記ロール支持部(28)はローラとして形成される、
ことを特徴とする請求項1、5、のいずれか一項に記載のロールブラシ装置。
【請求項8】
前記取り付けブラケット(22)は光透過性材料で製造される、
ことを特徴とする請求項〜7のいずれか一項に記載のロールブラシ装置。
【請求項9】
前記ロールブラシ装置は第1の駆動接続部(27)を含み、前記第1の駆動接続部(27)は前記ロールブラシ(21)の少なくとも1つの軸端と駆動接続される、
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のロールブラシ装置。
【請求項10】
本体部(10)および請求項1〜のいずれか一項に記載のロールブラシ装置を含み、前記本体部(10)内に取り付けキャビティ(101)が形成され、前記取り付けキャビティ(101)の底側に第1の開口(102)が形成され、前記ロールブラシ(21)は前記第1の開口(102)から露出し、前記取り付けキャビティ(101)の底側と異なる側に第2の開口(103)が形成され、前記ロールブラシ装置は、前記第2の開口(103)から、前記取り付けキャビティ(101)に組み込むか、または前記取り付けキャビティ(101)から取り出すことができる、
ことを特徴とする洗浄機器。
【請求項11】
本体部(10)およびロールブラシ装置を含む洗浄機器であって、
前記ロールブラシ装置は、ロールブラシ(21)と取り付けアセンブリとを含み、前記ロールブラシ(21)と前記取り付けアセンブリとが接続され、前記ロールブラシ(21)は前記取り付けアセンブリに対して回動可能であり、前記取り付けアセンブリは前記ロールブラシ(21)を連動して動かすことができ、前記取り付けアセンブリの一方側に逃げ切欠(20a)が形成され、前記ロールブラシ(21)は前記逃げ切欠(20a)から露出し、
前記本体部(10)内には取り付けキャビティ(101)が形成され、前記取り付けキャビティ(101)の底側には第1の開口(102)が形成され、前記ロールブラシ(21)は前記第1の開口(102)から露出し、前記取り付けキャビティ(101)の底側と異なる側に第2の開口(103)が形成され、前記ロールブラシ装置は、前記第2の開口(103)から、前記取り付けキャビティ(101)に組み込むか、または前記取り付けキャビティ(101)から取り出すことができる、
ことを特徴とする洗浄機器。
【請求項12】
前記第2の開口(103)は前記本体部(10)のトップ側に形成される、
ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の洗浄機器。
【請求項13】
前記取り付けキャビティ(101)の内壁に段差面(104)が形成され、前記取り付けアセンブリにフランジ構造(221)が形成され、前記フランジ構造(221)は前記段差面(104)に支持される、
ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の洗浄機器。
【請求項14】
前記洗浄機器は第2の駆動接続部(31)を含み、前記ロールブラシ装置は第1の駆動接続部(27)を含み、前記第1の駆動接続部(27)は前記ロールブラシ(21)の少なくとも1つの軸端と駆動接続され、前記第2の駆動接続部(31)と前記第1の駆動接続部(27)とは駆動接続と接続切断とを切り換えることができる、
ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の洗浄機器。
【請求項15】
前記第2の駆動接続部(31)は前記ロールブラシ(21)の軸方向に沿って往復移動することができ、前記第2の駆動接続部(31)が、前記第1の駆動接続部(27)から離れる方向へ、第1のプリセット位置まで移動した場合、前記第2の駆動接続部(31)と前記第1の駆動接続部(27)との間は接続が切断され、前記第2の駆動接続部(31)が、前記第1の駆動接続部(27)に近づく方向へ、第2のプリセット位置まで移動した場合、前記第2の駆動接続部(31)と前記第1の駆動接続部(27)との間は駆動接続される、
ことを特徴とする請求項14に記載の洗浄機器。
【請求項16】
前記第1の駆動接続部(27)の前記第2の駆動接続部(31)に向かう側に複数の第1のチャック爪(271)が形成され、前記第2の駆動接続部(31)の前記第1の駆動接続部(27)に向かう側に複数の第2のチャック爪(311)が形成され、複数の前記第2のチャック爪(311)と複数の前記第1のチャック爪(271)とは挿嵌される、
ことを特徴とする請求項14に記載の洗浄機器。
【請求項17】
前記洗浄機器はロボット掃除機である、
ことを特徴とする請求項10〜16のいずれか一項に記載の洗浄機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
「関連出願の相互参照」
本願は、2019年2月12日に出願された、中国特許出願第201910111720.8号の中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全体が参照によりここに組み込まれる。
【0002】
本願は、洗浄電気機器の技術分野に関し、特に、ロールブラシ装置および洗浄機器に関する。
【背景技術】
【0003】
ロボット掃除機を例として、従来のロボット掃除機のロールブラシは底部に位置し、ロールブラシの洗浄、またはロールブラシの交換が必要となった場合は、まずロボット掃除機を反転させることでロボットの底部を上に向け、続いて、ロールブラシの底蓋を開け、ロールブラシを取り外してから、洗浄する必要があった。ロールブラシの洗浄またはロールブラシの交換後は、ロールブラシをロボット掃除機に取り付け、ロボット掃除機を再反転させる。上記のロボット掃除機は、ロールブラシの着脱過程でロボット掃除機を複数回反転させる必要があるため、ロールブラシの着脱が容易ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに鑑みて、本願の実施例は、着脱が容易なロールブラシ装置および洗浄機器を提供することを望んでいる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本願の実施例の一態様にて提供されるロールブラシ装置は、ロールブラシおよび取り付けアセンブリを含み、前記ロールブラシと前記取り付けアセンブリとが接続され、前記ロールブラシは前記取り付けアセンブリに対して回動可能であり、前記取り付けアセンブリは前記ロールブラシを連動して動かすことができ、前記取り付けアセンブリの一方側に逃げ切欠が形成され、前記ロールブラシは前記逃げ切欠から露出し、前記取り付けアセンブリは底蓋および取り付けブラケットを含み、前記底蓋の前記取り付けブラケットから離れる底端面は傾斜面として形成され、前記ロールブラシ装置はさらにロール支持部を含み、前記ロール支持部は前記底蓋の底端面における高さが低い側に回動可能に設置され、前記ロール支持部の少なくとも一部の構造は前記底蓋の底端面から突出し、前記ロール支持部の回動中心線は前記ロールブラシの回動中心線と平行である
本願の実施例の別の態様にて提供されるロールブラシ装置は、ロールブラシおよび取り付けアセンブリを含み、前記ロールブラシと前記取り付けアセンブリとが接続され、前記ロールブラシは前記取り付けアセンブリに対して回動可能であり、前記取り付けアセンブリは前記ロールブラシを連動して動かすことができ、前記取り付けアセンブリの一方側に逃げ切欠が形成され、前記ロールブラシは前記逃げ切欠から露出し、前記取り付けアセンブリは取り付けブラケットを含み、前記ロールブラシ装置は引き上げ部を含み、前記引き上げ部は前記取り付けブラケットに接続され、前記引き上げ部の少なくとも一部の構造は前記取り付けブラケットのトップ側から露出する。
【0006】
さらに、前記取り付けアセンブリに収容キャビティおよび吹出口が形成され、前記ロールブラシはロールブラシ軸およびブラシ毛を含み、前記ロールブラシ軸は前記収容キャビティ内に設けられ、前記逃げ切欠は前記収容キャビティの底側に形成され、前記吹出口は前記収容キャビティの底側と異なる側に形成され、前記収容キャビティにおける気流は前記吹出口を介して前記収容キャビティから排出される。
【0007】
さらに、前記取り付けアセンブリは遮蔽板をさらに含み、前記取り付けブラケットの内部が中空であり、前記遮蔽板は、前記取り付けブラケット内の空間を、相互に分離する第1の空間および第2の空間に分割するように、前記取り付けブラケットの内部に密封して設置され、前記第1の空間は、前記収容キャビティの少なくとも一部として形成される。
【0008】
さらに、前記底蓋と前記取り付けブラケットとは取り外し可能に接続され、前記逃げ切欠は前記底蓋に形成され、前記ロールブラシはロールブラシ軸およびブラシ毛を含み、前記ロールブラシ軸は前記取り付けブラケットおよび/または前記底蓋に取り付けられる。
【0009】
さらに、前記底蓋は底板および前記底板の縁部から前記取り付けブラケットへ延在するスカート部を含み、前記逃げ切欠は前記底板に形成され、前記スカート部の前記ロールブラシの軸方向に沿う両側に第1の取り付け切欠が形成され、前記取り付けブラケットの底部の両側に第2の取り付け切欠が形成され、前記第1の取り付け切欠は対応する前記第2の取り付け切欠とともに取り付け孔を形成するように囲み、前記ロールブラシ軸の軸方向の両端は前記取り付け孔内に回動可能に挿設される。
【0011】
さらに、前記ロール支持部はローラとして形成される。
【0013】
さらに、前記取り付けブラケットは光透過性材料で製造される。
【0014】
さらに、前記ロールブラシ装置は、動力源と接続するための第1の駆動接続部を含み、前記第1の駆動接続部は前記ロールブラシの少なくとも1つの軸端と駆動接続される。
【0015】
本願の実施例の別の態様にて提供される洗浄機器は、本体部および上記のいずれかのロールブラシ装置を含み、前記本体部内に取り付けキャビティが形成され、前記取り付けキャビティの底側に第1の開口が形成され、前記ロールブラシは前記第1の開口から露出し、前記取り付けキャビティの底側と異なる側に第2の開口が形成され、前記ロールブラシ装置は、前記第2の開口から、前記取り付けキャビティに組み込むか、または前記取り付けキャビティから取り出すことができる。
本願の実施例の別の態様にて提供される洗浄機器は、本体部およびロールブラシ装置を含み、前記ロールブラシ装置は、ロールブラシと取り付けアセンブリとを含み、前記ロールブラシと前記取り付けアセンブリとが接続され、前記ロールブラシは前記取り付けアセンブリに対して回動可能であり、前記取り付けアセンブリは前記ロールブラシを連動して動かすことができ、前記取り付けアセンブリの一方側に逃げ切欠が形成され、前記ロールブラシは前記逃げ切欠から露出し、前記本体部内に取り付けキャビティが形成され、前記取り付けキャビティの底側に第1の開口が形成され、前記ロールブラシは前記第1の開口から露出し、前記取り付けキャビティの底側と異なる側に第2の開口が形成され、前記ロールブラシ装置は、前記第2の開口から、前記取り付けキャビティに組み込むか、または前記取り付けキャビティから取り出すことができる。

【0016】
さらに、前記第2の開口は前記本体部のトップ側に形成される。
【0017】
さらに、前記取り付けキャビティの内壁に段差面が形成され、前記取り付けアセンブリにフランジ構造が形成され、前記フランジ構造は前記段差面に支持される。
【0018】
さらに、前記洗浄機器は第2の駆動接続部を含み、前記ロールブラシ装置は第1の駆動接続部を含み、前記第1の駆動接続部は前記ロールブラシの少なくとも1つの軸端と駆動接続され、前記第2の駆動接続部と前記第1の駆動接続部とは駆動接続と接続切断とを切り換えることができる。
【0019】
さらに、前記第2の駆動接続部は前記ロールブラシの軸方向に沿って往復移動することができ、前記第2の駆動接続部が、前記第1の駆動接続部から離れる方向へ、第1のプリセット位置まで移動した場合、前記第2の駆動接続部と前記第1の駆動接続部との間は接続が切断され、前記第2の駆動接続部が、前記第1の駆動接続部に近づく方向へ、第2のプリセット位置まで移動した場合、前記第2の駆動接続部と前記第1の駆動接続部との間は駆動接続される。
【0020】
さらに、前記第1の駆動接続部の前記第2の駆動接続部に向かう側に複数の第1のチャック爪が形成され、前記第2の駆動接続部の前記第1の駆動接続部に向かう側に複数の第2のチャック爪が形成され、複数の前記第2のチャック爪と複数の前記第1のチャック爪とは挿嵌される。
【0021】
さらに、前記洗浄機器はロボット掃除機である。
【発明の効果】
【0022】
本願の実施例のロールブラシ装置は、ロールブラシと取り付けアセンブリを接続することにより、ロールブラシを取り外す必要がある場合、ロールブラシ装置全体を洗浄機器の頂部または側部から取り出してもよいし、ロールブラシ装置全体を洗浄機器の頂部または側部から洗浄機器内に組み込んでもよく、洗浄機器を反転させる必要がないため、使用者自身で容易に着脱でき、また洗浄機器の反転による洗浄機器の外観面の引っ掻き傷を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図面は、本願をさらに理解するために提供され、明細書の一部として構成され、以下の具体的な実施形態とともに本願を解釈するために用いられるが、本願を限定するものではない。図面において、
図1】本願の一実施例の洗浄機器の構造模式図である。
図2】別の視野角で見ると、図1に示す洗浄機器の構造模式図である。
図3図1に示す洗浄機器の一部の分解模式図である。
図4】本願の一実施例のロールブラシ装置の構造模式図である。
図5】別の視野角で見ると、図4に示すロールブラシ装置の構造模式図である。
図6】さらに別の視野角で見ると、図4に示すロールブラシ装置の構造模式図である。
図7図4に示すロールブラシ装置の分解模式図である。
図8図4に示すロールブラシ装置と、一実施例の第2の駆動接続部、搬送ベルトおよびモータとの嵌合構造模式図である。
図9】本願の一実施例の第2の駆動接続部の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
なお、本願における実施例および実施例における技術的特徴は、矛盾しない場合、相互に組み合わせてもよく、具体的な実施形態における詳細な説明は、本願の趣旨に対する解釈および説明として理解されるべきであり、本願を限定するものとみなされるべきではない。
【0025】
本願の説明において、「頂」、「底」、「横方向」の方位または位置関係は、図1に示す方位または位置関係に基づくものである。なお、これらの方位についての用語は、本願の説明を容易にし、説明を簡略化するためのものであり、示される装置または素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構築および操作することを指示または示唆しないため、本願を限定するものとして理解すべきではない。
【0026】
洗浄機器を、例えば地面のような被洗浄媒体の表面に置き、被洗浄媒体寄り側を「底」とし、被洗浄媒体から離反する側を「頂」とする。
【0027】
本願の一実施例はロールブラシ装置20を提供し、説明の便宜上、本願の実施例では、ロールブラシ装置20を洗浄機器に用いることを例として説明し、具体的な実施例では、洗浄機器をロボット掃除機とすることを例として説明するが、当該洗浄機器は他のタイプのものであってもよいことが理解されたい。本願の実施例のロールブラシ装置20はさらに、他の機器に用いてもよい。
【0028】
図7を参照すると、本願の実施例のロールブラシ装置20は、ロールブラシ21および取り付けアセンブリを含み、ロールブラシ21と取り付けアセンブリが接続され、ロールブラシ21は取り付けアセンブリに対して回動可能であり、取り付けアセンブリはロールブラシ21を連動して動かすことができる。取り付けアセンブリの一方側に逃げ切欠20aが形成され、ロールブラシ21は逃げ切欠20aから露出する。本願の実施例のロールブラシ装置20は、ロールブラシ21と取り付けアセンブリを接続することにより、ロールブラシ21の容易な着脱を実現することができる。具体的な操作プロセスにおいて、例えば、ロールブラシ21を取り外す必要がある場合、ロールブラシ装置20全体を洗浄機器の頂部または側部から取り出してもよく、ロールブラシ装置20全体を洗浄機器の頂部または側部から洗浄機器内に組み込んでもよく、洗浄機器を反転させる必要がないため、使用者自身で容易に着脱でき、また洗浄機器の反転による洗浄機器の外観面の引っ掻き傷を回避することができる。
【0029】
続けて図7を参照すると、ロールブラシ21とは、自分が回動可能で、例えば地面のような被洗浄媒体を洗浄できる構造であり、本願の実施例では、ロールブラシ21は、ロールブラシ軸210およびロールブラシ軸210に接続されるブラシ毛211を含む。ブラシ毛211とロールブラシ軸210の接続方式は限定されず、ブラシ毛211は、例えば、ブラシ棒、毛羽などであってもよく、形状および材質が限定されない。
【0030】
本願の実施例は、ロールブラシ装置20を洗浄機器の頂部から着脱可能な場合を例として説明する。
【0031】
取り付けアセンブリはロールブラシ21に取り付け位置および支持を提供することができ、ロールブラシ21の着脱を容易にする。図6を参照すると、本願の一実施例では、取り付けアセンブリに収容キャビティ20cおよび吹出口20bが形成され、ロールブラシ軸210は収容キャビティ20c内に収容され、逃げ切欠20aは収容キャビティ20cの底側、即ち、被洗浄媒体に向かう側に形成され、ブラシ毛211は、被洗浄媒体と接触するように、逃げ切欠20a内から延出することができる。吹出口20bは、収容キャビティ20cの底側と異なる側に形成され、即ち、吹出口20bは底側に設置されることなく、収容キャビティ20cのトップ側または横方向の側に設置される。収容キャビティ20cにおける気流は吹出口20bを介して収容キャビティ20cから排出され、即ち、吹出口20bと収容キャビティ20cが連通し、収容キャビティ20c内に、埃、毛髪などを吸着するように、負圧を形成することができ、埃、毛髪などの異物を巻き込む気流は吹出口20bを介して洗浄機器の集塵構造(図示せず)へ流れる。
【0032】
本願の一実施例では、図4を参照すると、取り付けアセンブリは取り付けブラケット22および遮蔽板23を含み、取り付けブラケット22の内部は中空であり、取り付けブラケット22は中空の略円筒状であり、取り付けブラケット22の頂部および底部は開放構造として形成される。遮蔽板23は取り付けブラケット22の内部に密封して設置され、即ち、取り付けブラケット22内の空間を相互に分離する第1の空間22aと第2の空間22bに分割するように、遮蔽板23の周縁は取り付けブラケット22の内壁に密封して当接され、ここで、第1の空間22aは収容キャビティ20cの少なくとも一部として形成され、吹出口20bは収容キャビティ20cの横方向の側に形成され、且つ第1の空間22aと連通し、つまり、第1の空間22aは収容キャビティ20cであってもよいし、収容キャビティ20cの一部であってもよい。遮蔽板23を介して取り付けブラケット22の底部および頂部の空間を隔てることで、第1の空間22a内の気流は、取り付けブラケット22の他の位置から排出せず、吹出口20bに沿って排出されるため、負圧をよく形成して、洗浄効果を向上させることができる。使用者がロールブラシ21の動作状況を直観的に観測できるように、遮蔽板23は光透過性材料で製造されることが理解されたい。
【0033】
使用者がロールブラシ装置20を引き上げるように、本願の一実施例では、続けて図4を参照すると、取り付けアセンブリはさらに引き上げ部25を含み、引き上げ部25は取り付けブラケット22に接続され、且つ引き上げ部25は少なくとも一部が取り付けブラケット22のトップ側から露出する。具体的な操作プロセスにおいて、使用者は引き上げ部25を把持してロールブラシ装置20を洗浄機器内から引き上げることができる。引き上げ部25の構造は、限定されず、例えば、取り付けブラケット22から突出する第2の空間22bにおける突出構造であってもよいし、回動可能な提げ手であってもよい。本願の具体的な実施例では、引き上げ部25は回動可能な提げ手として形成され、ロールブラシ装置20を洗浄機器内に組み込む場合、提げ手は取り付けブラケット22の頂部と貼り合わせ、ロールブラシ装置20を取り出す必要がある場合、提げ手を一定の角度で回動して引き上げればよい。
【0034】
本願の一実施例では、図5を参照すると、取り付けブラケット22の頂部にフランジ構造221が形成され、フランジ構造221により、ロールブラシ装置20を洗浄機器内に安定的に支持することができる。構造をコンパクトにするために、上記の提げ手とフランジ構造221の上面は貼り合わせてもよいことが理解されたい。
【0035】
ロールブラシ21の取り付けを容易にし、大サイズのものの収容キャビティ20c内への吸入を防止するために、本願の一実施例では、図7を参照すると、取り付けアセンブリは底蓋24を含み、底蓋24と取り付けブラケット22は着脱可能に接続され、逃げ切欠20aは底蓋24に形成され、つまり、底蓋24は取り付けブラケット22の底側に設置される。本実施例では、底蓋24と、取り付けブラケット22と、遮蔽板23とともに収容キャビティ20cを形成するように囲まれる。即ち、本実施例では、第1の空間22aは収容キャビティ20cの一部とする。ロールブラシ21を取り外す必要がある場合は、ロールブラシ装置20を洗浄機器内から取り出した後、底蓋24と取り付けブラケット22を分離させて、ロールブラシ21を取り出せばよい。
【0036】
図6を参照すると、底蓋24の取り付けブラケット22から離れる底端面は傾斜面として形成される。ロールブラシ装置はさらにロール支持部28を含み、ロール支持部28は底蓋24の底端面における高さが低い側に回動可能に設置され、ロール支持部28の少なくとも一部の構造が底蓋24の底端面から突出することで、ロール支持部28は被洗浄媒体の表面に回動可能に支持でき、ロール支持部28の回動中心線はロールブラシ21の回動中心線と平行である。底蓋24の底端面を傾斜面として設置することにより、洗浄機器の動作中に、ロール支持部28は被洗浄媒体の表面に支持され、底蓋24のロール支持部28がある側と反対側は被洗浄媒体の表面から離れることで、底蓋24の底端面と被洗浄媒体の表面との間に一定の隙間があることになり、それにより、周囲の空気は収容キャビティ20cにおける負圧の作用で収容キャビティ20c内に入ることができる。
【0037】
続けて図6を参照すると、本願の実施例では、ロール支持部28はローラとして形成され、ローラは、回動可能に支持するとともに、被洗浄媒体の表面との良好な接触を保持できるため、収容キャビティ20cにおける負圧の効果を向上させる。
【0038】
底蓋24はロールブラシ21を保護するという作用を果たし、大サイズのものの収容キャビティ20c内への吸入を防止し、底蓋24はさらにロールブラシ21の取り付けを容易にする。具体的には、ロールブラシ21は取り付けブラケット22および/または底蓋24に取り付けられ、つまり、ロールブラシ21は、取り付けブラケット22のみに取り付けられてもよく、底蓋24のみに取り付けられてもよく、さらに、取り付けブラケット22と底蓋24との境界に取り付けられてもよく、即ち、取り付けブラケット22および底蓋24と同時に接続される。
【0039】
本願の実施例では、図4図6を参照すると、ロールブラシ21は取り付けブラケット22と底蓋24との境界に取り付けられる。
【0040】
本願の実施例では、図7を参照すると、底蓋24は底板241および底板241の縁部から取り付けブラケット22へ延在するスカート部242を含み、そのうち、逃げ切欠20aは底板241に形成される。スカート部242と取り付けブラケット22との境界に風漏れしないように、スカート部242の上面は取り付けブラケット22の底部の表面と貼り合わせて接触する。スカート部242と取り付けブラケット22の接続方式が限定されず、着脱可能な接続を実現すればよい。
【0041】
図7を参照すると、スカート部242のロールブラシ21の軸方向に沿う両側に第1の取り付け切欠24aが形成され、取り付けブラケット22の底部の両側に第2の取り付け切欠22cが形成され、第1の取り付け切欠24aと対応する第2の取り付け切欠22cは共同で囲んで取り付け孔20dを形成し(図5参照)、つまり、1つの第1の取り付け切欠24aが1つの第2の取り付け切欠22cに対応し、合計で2つの取り付け孔20dが形成され、ロールブラシ軸210の軸方向の両端は対応する取り付け孔20d内に回動可能に挿設され、このように設計すると、底蓋24を取り付けブラケット22から取り外す場合は、ロールブラシ21を取り付けアセンブリ内から取り出すことができる。
【0042】
ロールブラシ21の駆動接続を容易にするために、本願の一実施例では、図7を参照すると、ロールブラシ装置20は第1の駆動接続部27を含み、第1の駆動接続部27はロールブラシ21の少なくとも1つの軸端と駆動接続される。一例として、第1の駆動接続部27の取り付けブラケット22から離反する端面に複数の第1のチャック爪271が形成されている。第1のチャック爪271と動力機構との組み合わせにより、動力機構は第1の駆動接続部27の回動を駆動でき、さらにロールブラシ21の同期回動を駆動する。
【0043】
図1図3を参照すると、本願の実施例の別の態様にて、本体部10および上記のいずれかのロールブラシ装置20を含む洗浄機器が提供される。
【0044】
図3を参照すると、本体部10内に取り付けキャビティ101が形成され、取り付けキャビティ101の底側に第1の開口102が形成され、ロールブラシ21は第1の開口102から露出する。取り付けキャビティ101の底側と異なる側に第2の開口103が形成され、つまり、第2の開口103は底側に設置されることなく、例えば、第2の開口103は取り付けキャビティ101のトップ側または横方向の側のいずれに設置してもよく、ロールブラシ装置20は第2の開口103から取り付けキャビティ101に組み込み、または取り付けキャビティ101から離れることができる。具体的な操作プロセスにおいて、ロールブラシ21を取り外す場合、洗浄機器を反転させる必要がなく、ロールブラシ装置20全体を、第2の開口103を介して、取り付けキャビティ101内から取り出せばよい。ロールブラシ21を取り付ける必要がある場合、ロールブラシ装置20全体を第2の開口103から取り付けキャビティ101に組み込めばよく、着脱しやすく、反転による本体部10の上面の引っ掻き傷を回避することができる。
【0045】
本願の一実施例では、第2の開口103は本体部10の頂部に位置し、こうすると、使用者はロールブラシ装置20を直接取り出しやすく、また、頂部の空間が大きく、ロールブラシ装置20の組み込みおよび取り出しのための空間が十分であり、ロールブラシ装置20をより容易に着脱することができる。
【0046】
ロールブラシ装置20の位置決めを容易にするために、図3を参照すると、取り付けキャビティ101の内壁に段差面104が形成され、段差面104は本体部10の頂部に向かう。それに応じて、取り付けアセンブリにフランジ構造221が形成され、本願の実施例では、フランジ構造221は取り付けブラケット22の頂部に形成され、ロールブラシ装置20は第2の開口103から取り付けキャビティ101内に組み込まれ、フランジ構造221は段差面104に当接され、段差面104はロールブラシ装置20に対して支持作用を果たすことができる。
【0047】
図8および図9を参照すると、洗浄機器はさらに第2の駆動接続部31を含み、第2の駆動接続部31と第1の駆動接続部27とは駆動接続と接続切断とを切り換えることができ、例えば、ロールブラシ装置20を取り付けキャビティ101内から取り出す必要がある場合、第2の駆動接続部31と第1の駆動接続部27の接続を切断し、ロールブラシ装置20が取り付けキャビティ101内に取り付けられ、且つ取り出される必要がない場合、第2の駆動接続部31と第1の駆動接続部27は駆動接続される。
【0048】
第2の駆動接続部31はロールブラシ21の軸方向に沿って往復移動できる。具体的には、ロールブラシ装置20を取り付けキャビティ101内から取り出す必要がある場合、第2の駆動接続部31を、第1の駆動接続部27から離れる方向へ、第1のプリセット位置まで移動させると、第2の駆動接続部31と第1の駆動接続部27との接続が切断される。ロールブラシ装置20が取り付けキャビティ101内に取り付けられ、且つ取り出される必要がない場合、第2の駆動接続部31を、第1の駆動接続部27の方向へ、第2のプリセット位置まで移動させると、第2の駆動接続部31と第1の駆動接続部27との駆動接続が実現される。
【0049】
なお、上記の第1のプリセット位置は、第2の駆動接続部31が当該第1のプリセット位置に位置し、第2の駆動接続部31と第1の駆動接続部27が干渉しないことを満たす。第2のプリセット位置は、第2の駆動接続部31が当該第2のプリセット位置に位置し、第2の駆動接続部31が、第1の駆動接続部27の回動を駆動するように、第1の駆動接続部27と駆動接続できることを満たす。
【0050】
第2の駆動接続部31のロールブラシ軸210の方向に沿う移動の実現方式としていろいろあり、一例として、洗浄機器はリセット部材(図示せず)および伝動制御機構(図示せず)を含み、リセット部材は第2の駆動接続部31に対して第1の駆動接続部27に向かう駆動力を加え、当該リセット部材は、ばね、ゴムバンドであってもよいし、磁石であってもよい。伝動制御機構は、ロールブラシ装置20を取り出す必要がある場合、リセット部材および/第2の駆動接続部31に上記の駆動力と反対する作用力を加える。例えば、伝動機構は、洗浄機器の外面に設置されるボタンを含んでもよく、ロールブラシ装置20を取り出す必要がある場合、使用者はボタンを押し、伝動機構が加える作用力は、上記のリセット部材の駆動力を解消し、逃げ空間を割くように、第2の駆動接続部31を第1の駆動接続部27から離反する方向に沿って移動させ、取り出す過程における第1の駆動接続部27との干渉の発生を防止する。ロールブラシ装置20を取り出す必要がない場合、伝動制御機構は作用せず、第2の駆動接続部27はリセット部材の作用で第1の駆動接続部27との駆動接続を保持する。
【0051】
本願の実施例では、図7を参照すると、第1の駆動接続部27は略円盤状であり、且つ第2の駆動接続部31に向かって延びる複数の第1のチャック爪271が形成されている。図9を参照すると、第2の駆動接続部31に第1の駆動接続部27に向かって延びる複数の第2のチャック爪311が形成されている。第1のチャック爪271と第2のチャック爪311は位置ずれて挿着され、第2の駆動接続部31が回動する場合、第2のチャック爪311は第1のチャック爪271の回動を駆動し、これにより、第1の駆動接続部27によるロールブラシ21の回動に対する駆動を実現する。
【0052】
図8を参照すると、洗浄機器はさらにモータ32および搬送ベルト33を含み、搬送ベルト33はモータ32と第2の駆動接続部31との間に接続される。搬送ベルト33はベルト、チェーンなどの構造の形式であってもよい。搬送ベルト33は一定の長さを有するため、一定の柔軟性を有し、第2の駆動接続部31の軸方向における移動を許容できる。
【0053】
以上は本願の好適な実施例に過ぎず、本願を限定するものではなく、当業者であれば、本願に対して変形および変更を行うことができる。本願の精神および原則から逸脱せず、行われるあらゆる補正、同等の置換、改良などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0054】
本体部10、取り付けキャビティ101、第1の開口102、第2の開口103、段差面104、ロールブラシ装置20、ロールブラシ21、ロールブラシ軸210、ブラシ毛211、取り付けブラケット22、フランジ構造221、第1の空間22a、第2の空間22b、第2の取り付け切欠22c、遮蔽板23、底蓋24、底板241、スカート部242、第1の取り付け切欠24a、逃げ切欠20a、吹出口20b、収容キャビティ20c、取り付け孔20d、引き上げ部25、第1の駆動接続部27、第1のチャック爪271、ロール支持部28、第2の駆動接続部31、第2のチャック爪311、モータ32、搬送ベルト33。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9