(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記メンブレンの前記通路は、前記メンブレンの前記本体部の前記第1の端部から、前記メンブレンの前記本体部の前記第2の端部に向かって延在していることを特徴とする請求項1に記載のメンブレン。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の1つの態様によるシステムの斜視図である。
【
図2】本発明の1つの態様による、
図1のシステムのシリンジアダプタの分解斜視図である。
【
図3】本発明の1つの態様による、
図2のシリンジアダプタの正面図である。
【
図4】本発明の1つの態様による、
図2のシリンジアダプタの左側面図である。
【
図5】本発明の1つの態様による、
図2のシリンジアダプタの背面図である。
【
図6】本発明の1つの態様による、
図2のシリンジアダプタの上面図である。
【
図7】本発明の1つの態様による、
図2のシリンジアダプタの底面図である。
【
図8】本発明の1つの態様による、
図3の中の線8−8に沿ったシリンジアダプタの断面図である。
【
図9】本発明の1つの態様による、
図2のシリンジアダプタのコレットの斜視図である。
【
図10】本発明の1つの態様による、
図2のコレットの正面図である。
【
図11】本発明の1つの態様による、
図10の中の線11−11に沿ったコレットの断面図である。
【
図12】本発明の1つの態様による、
図1に示されているシステムの患者コネクタの斜視図である。
【
図13】本発明の1つの態様による、
図12の患者コネクタの正面図である。
【
図14】本発明の1つの態様による、
図12の患者コネクタの底面図である。
【
図15】本発明の1つの態様による、
図12の患者コネクタの上面図である。
【
図16】本発明の1つの態様による、
図15の中の線16−16に沿った患者コネクタの断面図である。
【
図17】本発明の1つの態様による、シリンジアダプタを患者コネクタに固定する第1の段階を示す、
図1のシステムの背面図である。
【
図18】本発明の1つの態様による、
図17の中の線18−18に沿ったシステムの断面図である。
【
図19】本発明の1つの態様による、シリンジアダプタを患者コネクタに固定する第2の段階を示す、
図1のシステムの背面図である。
【
図20】本発明の1つの態様による、
図19の中の線20−20に沿ったシステムの断面図である。
【
図21】本発明の1つの態様による、シリンジアダプタを患者コネクタに固定する第3の段階を示す、
図1のシステムの背面図である。
【
図22】本発明の1つの態様による、
図21の中の線22−22に沿ったシステムの断面図である。
【
図23】本発明の1つの態様による、シリンジアダプタを患者コネクタに固定する第4の段階を示す、
図1のシステムの背面図である。
【
図24】本発明の1つの態様による、
図23の中の線24−24に沿ったシステムの断面図である。
【
図25】本発明の1つの態様による、シリンジアダプタを患者コネクタに固定する最終段階を示す、
図1のシステムの背面図である。
【
図26】本発明の1つの態様による、
図25の中の線26−26に沿ったシステムの断面図である。
【
図27】本発明の第2の態様によるシステムの斜視図である。
【
図28】本発明の1つの態様による、
図27のシステムの分解斜視図である。
【
図29】本発明の1つの態様による、
図27のシステムの背面図である。
【
図30】本発明の1つの態様による、
図29の中の線30−30に沿ったシステムの断面図である。
【
図31】本発明の第3の態様によるシステムの斜視図である。
【
図32】本発明の1つの態様による、
図31のシステムの分解斜視図である。
【
図33】本発明の1つの態様による、
図31のシステムの背面図である。
【
図34】本発明の1つの態様による、
図33の中の線34−34に沿ったシステムの断面図である。
【
図35】本発明の第4の態様によるシステムの斜視図である。
【
図36】本発明の1つの態様による、
図35のシステムの分解斜視図である。
【
図37】本発明の1つの態様による、
図35のシステムの背面図である。
【
図38】本発明の1つの態様による、
図37の中の線38−38に沿ったシステムの断面図である。
【
図39】本発明の第5の態様によるシステムの斜視図である。
【
図40】本発明の1つの態様による、
図39のシステムの分解斜視図である。
【
図41】本発明の1つの態様による、
図39のシステムの正面図である。
【
図42】本発明の1つの態様による、
図41の中の線42−42に沿ったシステムの断面図である。
【
図43A】本発明のさらなる別の態様によるシリンジアダプタの斜視図である。
【
図43B】本発明の1つの態様による、
図43Aのシリンジアダプタの断面図である。
【
図44】本発明の1つの態様による、
図43Aのシリンジアダプタに関連して使用するための患者コネクタの断面図である。
【
図45A】本発明のさらなる態様によるコレットの斜視図である。
【
図45B】本発明のさらなる態様によるコレットの斜視図である。
【
図45C】本発明のさらなる態様によるコレットの斜視図である。
【
図45D】本発明のさらなる態様によるコレットの斜視図である。
【
図45E】本発明のさらなる態様によるコレットの斜視図である。
【
図45F】本発明のさらなる態様によるコレットの斜視図である。
【
図46】本発明の別の態様によるシステムの断面図である。
【
図47】本発明のさらなる別の態様によるシステムの断面図である。
【
図48A】本発明のさらなる態様によるシステムの斜視図であり、患者コネクタから離脱されているシリンジアダプタを示す図である。
【
図48B】本発明の別の態様による、患者コネクタに接続されているシリンジアダプタを示す、
図48Aのシステムの斜視図である。
【
図49A】本発明の1つの態様による、
図48Aの中の線49A−49Aに沿った断面図である。
【
図49B】本発明の1つの態様による、
図48Bの中の線49B−49Bに沿った断面図である。
【
図50A】本発明のさらなる態様によるシステムの斜視図であり、患者コネクタから離脱されているシリンジアダプタを示す図である。
【
図50B】本発明の別の態様による、患者コネクタに接続されているシリンジアダプタを示す、
図50Aのシステムの斜視図である。
【
図51A】本発明の1つの態様による、
図50Aの中の線51A−51Aに沿った断面図である。
【
図51B】本発明の1つの態様による、
図50Bの中の線51B−51Bに沿った断面図である。
【
図52】本発明の別の態様によるシリンジアダプタの断面図である。
【
図53】本発明のさらなる態様によるシリンジアダプタの断面図である。
【
図54】本発明のさらなる別の態様によるシリンジアダプタの断面図である。
【
図55A】本発明のさまざまな態様による第1のメンブレンの断面図である。
【
図55B】本発明のさまざまな態様による第1のメンブレンの断面図である。
【
図55C】本発明のさまざまな態様による第1のメンブレンの断面図である。
【
図55D】本発明のさまざまな態様による第1のメンブレンの断面図である。
【
図55E】本発明のさまざまな態様による第1のメンブレンの断面図である。
【
図55F】本発明のさまざまな態様による第1のメンブレンの断面図である。
【
図55G】本発明のさまざまな態様による第1のメンブレンの断面図である。
【
図56A】本発明のさまざまな態様による第2のメンブレンの断面図である。
【
図56B】本発明のさまざまな態様による第2のメンブレンの断面図である。
【
図56C】本発明のさまざまな態様による第2のメンブレンの断面図である。
【
図56D】本発明のさまざまな態様による第2のメンブレンの断面図である。
【
図56E】本発明のさまざまな態様による第2のメンブレンの断面図である。
【
図56F】本発明のさまざまな態様による第2のメンブレンの断面図である。
【
図57】本発明の態様による、バイアルおよびバイアルアダプタに接続されているシリンジアダプタを示す、
図2のシリンジアダプタの斜視図である。
【
図58】本発明の1つの態様による、バイアルおよびバイアルアダプタとともにシリンジアダプタを示す、
図2のシリンジアダプタの分解斜視図である。
【
図59】本発明の1つの態様による、バイアルおよびバイアルアダプタに接続されているシリンジアダプタを示す、
図2のシリンジアダプタの正面図である。
【
図60】本発明の1つの態様による、バイアルおよびバイアルアダプタに接続されているシリンジアダプタを示す、
図59の中の線60−60に沿って見た断面図である。
【
図61】本発明の1つの態様によるIVバッグアダプタの斜視図である。
【
図62】本発明の1つの態様による、
図61のIVバッグアダプタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
対応する参照文字は、いくつかの図の全体を通して、対応するパーツを示している。本明細書で述べられている例示は、本開示の例示的な態様を図示しており、そのような例示は、任意の様式で、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0014】
以下の説明は、説明されている態様を当業者が作製および使用することを可能にするように提供されており、説明されている態様は、本発明を実施するように企図されている。しかし、さまざまな変更例、均等物、変形例、および代替例が、依然として当業者に容易に明らかになることとなる。任意のおよびすべてのそのような変更例、変形例、均等物、および代替例は、本発明の主旨および範囲の中に入ることが意図されている。
【0015】
以降の説明の目的のために、「上側」、「下側」、「右」、「左」、「垂直方向」、「水平方向」、「上部」、「底部」、「横方向」、「長手方向」という用語、および、それらの派生語は、本発明が図面の中で配向されている通りに、本発明に関連するべきである。しかし、明示的に反対のことが特定されている場合を除いて、本発明は、さまざまな代替的な変形形態をとることが可能であるということが理解されるべきである。また、添付の図面に図示されており、以下の明細書で説明されている特定のデバイスは、単に例示的な本発明の態様であるということが理解されるべきである。したがって、本明細書で開示されている態様に関連する具体的な寸法および他の物理的な特性は、限定するものとして考慮されるべきではない。
【0016】
図1を参照すると、流体の密閉された移送のためのシステム10の1つの態様は、シリンジアダプタ12および患者コネクタ14を含む。システム10は、バイアルなどのような第1のコンテナ(図示せず)から、シリンジ、IVバッグ、または患者IVラインなどのような、第2のコンテナ(図示せず)への流体の移送の間に、実質的に漏れないシーリングを提供する。システム10の漏れないシーリングは、システム10の使用の間に、空気および液体の両方の漏出を実質的に防止する。示されてはいないが、システム10は、バイアルアダプタ、均圧デバイス、またはIVバッグアダプタ、ならびに、輸液ラインおよびエクステンションセットなどのような閉鎖式移送デバイス(closed system transfer device)の中で典型的に利用される他のコンポーネントをさらに含むことが可能である。
【0017】
図2〜
図14を参照すると、シリンジアダプタ12の1つの態様は、ハウジング16を含み、ハウジング16は、第1の端部18および第2の端部20を有しており、内部スペース22を画定している。シリンジアダプタ12のハウジング16の第1の端部18は、メス型ルアーコネクタなどのようなシリンジアタッチメント24を含み、シリンジアタッチメント24は、通路26を画定している。メス型ルアーコネクタは、シリンジの対応するオス型ルアーコネクタ(図示せず)との接続のために示されているが、他の適切な接続構成体が、シリンジ、コンテナ、または、任意の他の医療用デバイスに対する接続のために利用され得る。シリンジアタッチメント24は、ねじ込み式の接続を介して、ハウジング16の第1の端部18に固定されるが、任意の他の適切な接続も利用され得る。遠位端部30を有するカニューレ28が、シリンジアタッチメント24に固定されており、シリンジアタッチメント24の通路26に流体連通している。シリンジアダプタ12は、シリンジアダプタ12のハウジング16の中に位置決めされているシール構成体をさらに含む。シール構成体は、コレット32を含み、コレット32は、第1のメンブレン34を受け入れる。コレット32は、より詳細に下記に論じられているように、シリンジアダプタ12のハウジング16の内部スペース22の中で移動するように構成されている。シリンジアダプタ12のハウジング16は、ユーザによるシリンジアダプタ12のグリッピングを強化する構造を含むことが可能である。追加的なまたは代替的なグリップ構造および表面が、シリンジアダプタ12の本体部をつかむ際のユーザを支援するために設けられ得る。
【0018】
図2〜
図8を参照すると、シリンジアダプタ12は、シリンジアダプタ12のハウジング16の第1および第2の端部18、20の中間に位置決めされる第1の接続インターフェース36を含み、第1の接続インターフェース36は、ロック部材38を含み、ロック部材38は、シリンジアダプタ12のハウジング16の中の横断方向の開口部40の中に受け入れられる。ロック部材38は、閉位置と開位置との間を移動するように構成されている。ロック部材38は、中央開口部42を画定しており、また、ボタン44を含み、ボタン44は、シリンジアダプタ12のユーザまたはオペレータの手によって係合されるように構成されている。ロック部材38は、カンチレバースプリング46をさらに含み、カンチレバースプリング46は、シリンジアダプタ12の長手方向に延在している。ロック部材38は、カム表面に係合するように構成されており、カム表面は、シリンジアダプタ12のハウジング16から半径方向外向きに延在している。とりわけ、ロック部材38は、閉位置で提供されるように構成されており、閉位置では、外力がロック部材38に加えられていないときに、ロック部材38の中央開口部42に隣接するロック部材38の一部分が、シリンジアダプタ12の内部スペース22の中に位置決めされる。ロック部材38が、開位置に移動すると(開位置では、ロック部材38の中央開口部42が、シリンジアダプタ12の内部スペース22に整合させられるか、または、内部スペース22の中へ挿入される物体に対する妨害またはバリアを生成しない)、カンチレバースプリング46が、カム表面に係合し、付勢力を発生させ、付勢力は、ロック部材38が閉位置に向かって戻るように促す。したがって、ロック部材38が開位置に移動しているとき、ロック部材38は、ロック部材38に作用する外力が解放されると、閉位置に戻るように促されることとなる。ロック部材38はカンチレバースプリング46とともに示されているが、次のものに限定されないが、圧縮スプリング、引張スプリング、エラストマー材料などを含む、任意の他の適切な付勢部材が提供され得る。
【0019】
図2を参照すると、ロック部材38は、突起部48の対をさらに含み、突起部48の対は、ロック部材38から半径方向外向きに延在している。突起部48の対は、シリンジアダプタ12のハウジング16の上に設けられている対応する突起部に係合し、シリンジアダプタ12のハウジング16に対してロック部材38を保持するように構成されている。換言すれば、ロック部材38の突起部48は、シリンジアダプタ12のハウジング16の突起部に係合し、ロック部材38がシリンジアダプタ12のハウジング16の横断方向の開口部40から離脱および除去されることを防止するように構成されている。
【0020】
図8〜
図11を参照すると、コレット32は、第1の端部54および第2の端部56を備える本体部52を有している。本体部52は、本体部52を通って延在する通路58を画定している。本体部52は、概して円筒形状であるが、他の適切な形状のコレットも利用され得る。コレット32は、コレット32の本体部52に接続されているロッキング部材60をさらに含む。より詳細に下記に論じられているように、コレット32は、第1の位置から第2の位置へ移動可能であり、第1の位置では、ロッキング部材60が、患者コネクタ14などのような嵌合型コネクタ(
図18に示されている)を受け入れるために開口しており、第2の位置では、ロッキング部材60の半径方向外向きの移動が制限されている。ロッキング部材60は、複数のアーム62を介して本体部52に接続されている。ロッキング部材60は、アーチ形であり、また、複数のアーム62を介してロッキング部材60が本体部52に接続している結果として弾性である。より具体的には、複数のアーム62は、可撓性であり、ロッキング部材60が半径方向外向きにまたは半径方向内向きに膨張することを可能にする。1つの態様では、ロッキング部材60は、患者コネクタ14などのような嵌合型コネクタがロッキング部材60の中へ挿入されるときに、半径方向外向きに膨張し、その後に、コレット32が第1の位置から第2の位置へ移行するにつれて、半径方向内向きに移動するように構成されている。あるいは、ロッキング部材60は、患者コネクタ14などのような嵌合型コネクタがロッキング部材60の中へ挿入されるときに、半径方向内向きにまたは外向きに移動しなくてもよく、その後に、コレット32が第1の位置から第2の位置へ移行するにつれて、半径方向内向きに移動することが可能である。シリンジアダプタ12のハウジング16の第2の端部20は、内部スペース22に隣接して環状の凹部64を画定しており、環状の凹部64は、コレット32が第1の位置にあるときに、ロッキング部材60を受け入れる。ハウジング16の環状の凹部64は、ロッキング部材60が半径方向外向きに膨張するためのスペースを提供している。コレット32が第1の位置から第2の位置へ移行するときに、ロッキング部材60とシリンジアダプタ12のハウジング16との係合に起因して、ロッキング部材60が半径方向内向きに付勢されている状態で、コレット32は、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向かって軸線方向に移動する。
【0021】
図9に示されているように、コレット32のロッキング部材60は、開口部66の対を画定しており、開口部66の対は、コレット32の長手方向軸線に対して垂直の方向に延在している。開口部66は、ロッキング部材60を2つのアーチ形部分へと分岐させており、2つのアーチ形部分は、2つのアーム62によって、コレット32の本体部52にそれぞれ接続されている。しかし、より詳細に下記に論じられているように、コレット32およびロッキング部材60に関して、他の適切な配置および形状が利用され得る。コレット32のロッキング部材60は、複数のアーム62に対して、半径方向内向きにおよび半径方向外向きに突出している。
【0022】
再び
図8〜
図11を参照すると、コレット32の本体部52は、第2の接続インターフェース70を含み、第2の接続インターフェース70は、シリンジアダプタ12の第1の接続インターフェース36に嵌合およびロックするように構成されている。第2の接続インターフェース70は、コレット32の本体部52によって画定されており、より具体的には、ロッキング表面72によって画定されている。第2の接続インターフェース70は、コレット32の第1の端部54によって画定されている引き込み表面をさらに含む。第2の接続インターフェース70の引き込み表面は、コレット32の本体部52と引き込み表面との間に、丸みを帯びた移行部を画定している。ロッキング表面72は、リング形状の凹部であり、リング形状の凹部は、コレット32の本体部52に対して凹ませられており、第1の接続インターフェース36のロック部材38を受け入れるように構成されている。ロッキング表面72は、90度の角度によって画定されているが、他の適切な形状および角度も利用され得る。コレット32の第1の端部54は、第1の接続インターフェース36のロック部材38が開位置にあるときにはシリンジアダプタ12の内部スペース22の中に受け入れられ、ロック部材38が閉位置にあるときには、シリンジアダプタ12の内部スペース22の中に移動することを制限されるように構成されている。第2の接続インターフェース70の引き込み表面は、第1の接続インターフェース36のロック部材38に係合し、ロック部材38をさらに移動させ、カンチレバースプリング46をさらに付勢するように構成されている。第2の接続インターフェース70が第1の接続インターフェース36に完全に嵌合しているときに、第1の接続インターフェース36のロック部材38は、閉位置にあり、ロッキング表面72の中に受け入れられており、第2の接続インターフェース70に対する長手方向のおよび横断方向の移動から第1の接続インターフェース36をロックするが、それらに対する回転移動を依然として可能にするように構成されている。
【0023】
図2および
図8を参照すると、第1のメンブレン34は、第1の端部84および第2の端部86を有する本体部82を含む。第1のメンブレン34の本体部82の第1の端部84および第2の端部86は、それぞれ、第1のヘッド部分88および第2のヘッド部分90を含む。第1のメンブレン34の本体部82は、本体部82の第1の端部84から第2の端部86に向かって延在する通路92を画定している。通路92は、本体部82の第1および第2の端部84、86の中間の位置において終端している。
図8に示されているように、第1のメンブレン34の本体部82は、コレット32の通路58によって受け入れられ、コレット32に固定される。第1のメンブレン34の第1のヘッド部分88は、コレット32の通路58に隣接するコレット32のカウンタボア付きの部分に係合している。第2のヘッド部分90は、コレット32の本体部52の通路58を越えて延在し、第2のヘッド部分90はコレット32の本体部52に係合している。第2のヘッド部分90は、凸形表面を画定しているが、より詳細に下記に論じられているように、他の適切なメンブレン構成体も提供され得る。カニューレ28は、第1のメンブレン34の通路92の中に受け入れられており、コレット32が第1の位置にあるときに、カニューレ28の遠位端部30は、通路92の中に位置決めされている。カニューレ28の遠位端部30は、コレット32が第1の位置から第2の位置へ移行するときに、第1のメンブレン34を穿孔し、第1のメンブレン34を通って延在するように構成されている。第1のメンブレン34は、シリンジアダプタ12の使用の間に、カニューレ28の中間部分に係合してシールし、患者コネクタ14または嵌合型コンポーネントとのシールされたリークのない接続を維持するように構成されている。
【0024】
より詳細に下記に論じられているように、患者コネクタ14、バイアルアダプタ、またはIVバッグスパイクからのメンブレンなどのような、使用の間に対応するメンブレンによって、第1のメンブレン34の係合が起こると、コレット32は、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向かって移動し、第1の位置から第2の位置へ移行するように構成されており、カニューレ28の遠位端部30が、第1のメンブレン34を穿孔し、シリンジアダプタ12を、シリンジアダプタ12に固定されている対応するデバイスに流体連通している状態に置くようになっている。コレット32が、第1の位置へ戻されると、第1のメンブレン34は、対応するメンブレンから解除され得、それによって、カニューレ28の遠位端部30を、コレット32および第1のメンブレン34の通路58、92の中に位置決めする。そのような配置は、カニューレ28の遠位端部30を遮蔽し、不慮の針刺しを防止し、また、シリンジアダプタ12を使用するときの流体の移送の間に任意の流体の漏出を防止する。
【0025】
図12〜
図16を参照すると、患者コネクタ14は、本体部102を含み、本体部102は、第1の端部104および第2の端部106を有しており、それを通って延在する通路108を画定している。また、患者コネクタ14の第1の端部104は、コレットインターフェース110を含む。コレットインターフェース110は、患者コネクタ14の本体部102の一部分によって画定されており、それは、患者コネクタ14の本体部102の第1の端部104に対して凹ませられている。また、患者コネクタ14の本体部102の第1の端部104は、メンブレン座部(以下、メンブレンシートと記す)112を含み、メンブレンシート112は、第2のメンブレン114を受け入れている。シリンジアダプタ12に関連して上記に論じられているように、患者コネクタ14の第2のメンブレン114は、シリンジアダプタ12の第1のメンブレン34に係合し、流体移送の間に、シリンジアダプタ12との実質的にリークのない接続を提供するように構成されている。患者コネクタ14の第2の端部106は、オス型ルアーコネクタなどのようなIVラインアタッチメント116を含むが、任意の他の適切な接続構成体も利用され得る。
【0026】
図17〜
図26を参照すると、シリンジアダプタ12を患者コネクタ14と嵌合させるプロセスが示されている。シリンジアダプタ12は、患者コネクタ14に接続されるように示されているが、シリンジアダプタ12は、次のものに限定されないが、バイアルアダプタおよびIVバッグアダプタを含む、患者コネクタ14と同様の構造を有する他のコンポーネントに同様に接続することとなる。
図17および
図18に示されているように、シリンジアダプタ12の内部スペース22は、患者コネクタ14に整合させられている。とりわけ、シリンジアダプタ12の長手方向軸線は、患者コネクタ14の長手方向軸線に整合させられており、第1の接続インターフェース36のロック部材38は、閉位置にある。
図19および
図20に示されているように、患者コネクタ14は、シリンジアダプタ12の内部スペース22の中へコレット32に向けて移動させ、コレット32は、第1の位置で提供されており、ロッキング部材60が、患者コネクタ14を受け入れるように開口した状態になっている。
【0027】
図21および
図22を参照すると、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向けての患者コネクタ14のさらなる移動は、第1のメンブレン34が第2のメンブレン114に係合し、患者コネクタ14の第1の端部104がコレット32のロッキング部材60を通過するようにする。上記に論じられているように、ロッキング部材60の中の患者コネクタ14の移動は、ロッキング部材60を半径方向外向きに付勢することが可能であり、あるいは、ロッキング部材60の任意の半径方向の移動なしに、患者コネクタ14の第1の端部104を受け入れることが可能である。ロッキング部材60とシリンジアダプタ12のハウジング16との間の干渉、および、患者コネクタ14の第1の端部104とロッキング部材60の接触に起因して、コレット32は、第1および第2のメンブレン34、114が十分に圧縮されるまで、および、ロッキング部材60が患者コネクタ14のコレットインターフェース110の中に受け入れられるまで、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向かって移動しないこととなる。第1および第2のメンブレン34、114が十分に圧縮されると、ロッキング部材60とシリンジアダプタ12のハウジング16との係合、および、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向けてのコレット32の継続的な軸線方向の移動に起因して、ロッキング部材60は、患者コネクタ14のコレットインターフェース110の中へ押し込まれることとなる。
【0028】
図23および
図24を参照すると、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向けての患者コネクタ14のさらなる継続的な移動は、コレット32が、第1のメンブレン34と第2のメンブレン114との間の係合を介して、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向けて移動するようにする。この段階において、コレット32は、第2の位置にあり、患者コネクタ14の第1の端部104は、コレット32のロッキング部材60とコレットインターフェース110との係合に起因して、コレット32にロックおよび固定されることとなる。コレット32のロッキング部材60は、コレット32が第1の位置に戻されるまで、患者コネクタ14を解放するように半径方向外向きに膨張することができない。さらに、この段階において継続的な移動の間に、第1の接続インターフェース36のロック部材38は、コレット32の第2の接続インターフェース70に係合し、それは、閉位置(
図22に示されている)から開位置(
図24に示されている)へロック部材38を移行させる。
【0029】
ロック部材38が閉位置から開位置へ移動するときに、カンチレバースプリング46は、シリンジアダプタ12のハウジング16のカム表面に係合することとなり、それは、ロック部材38を閉位置に戻すように促す付勢力を発生させる。しかし、閉位置へ戻すそのような移動は、ロック部材38とコレット32の本体部52との係合によって阻止される。
図24は、コレット32と第1の接続インターフェース36との間の重なりを示しているが、コレット32は、本明細書で説明されているように、第1の接続インターフェース36を移動させることとなる。同様に、コレット32のロッキング部材60は、シリンジアダプタ12のハウジング16と重ならないこととなるが、本明細書で説明されているように、内向きに押されることとなる。第1の接続インターフェース36のロック部材38が開位置にある状態で、第2の接続インターフェース70は、シリンジアダプタ12の内部スペース22の中でのその移動を継続させ、シリンジアダプタ12を患者コネクタ14に嵌合させるプロセスを継続することが許容される。このステップの間に、カニューレ28の遠位端部30は、第1および第2のメンブレン34、114を穿孔し、患者コネクタ14の通路108に流体連通している状態で設置されている。
【0030】
図25および
図26を参照すると、第1のメンブレン34がシリンジアダプタ12のシリンジアタッチメント24に当接するまで、および/または、患者コネクタ14の第2の端部106がシリンジアダプタ12の第2の端部20に当接するときまで、患者コネクタ14およびコレット32は、シリンジアダプタ12の第1の端部18に向けて移動させる。この段階において、コレット32の第2の接続インターフェース70は、第1の接続インターフェース36のロック部材38に整合させられることとなり、ロック部材38が第2の接続インターフェース70の中に受け入れられるようになっている。ロック部材38は、カンチレバースプリング46によって閉位置に向けて付勢されており、ロック部材38が第2の接続インターフェース70に到達するときに、ロック部材38は、閉位置へと自由に移動することができ、閉位置では、ロック部材38の一部分が、シリンジアダプタ12の内部スペース22の中に位置決めされている。
【0031】
図26に示されている位置では、第1の接続インターフェース36は、第2の接続インターフェース70に対して完全に嵌合およびロックされている。そのような位置では、シリンジアダプタ12は、第1の接続インターフェース36のロック部材38と第2の接続インターフェース70との間の係合に起因して、患者コネクタ14から離脱することを阻止される。第1の接続インターフェース36と第2の接続インターフェース70との間のロックされた係合は、互いに対して軸線方向のおよび横断方向の移動を防止するが、第1の接続インターフェース36および第2の接続インターフェース70は、互いにロックされているときに、互いに対して自由に回転することができ、それは、有利には、IVラインのからまり、および/または、コンポーネント同士の間の回転がないことに関連付けられる他の不慮の解除もしくはデバイス故障を防止する。とりわけ、患者コネクタ14は、典型的に、患者IVラインに取り付けられており、第2の接続インターフェース70に対する第1の接続インターフェース36の回転は、患者コネクタ14に接続されている患者IVラインの捩じれを防止することを支援する。しかし、第1の接続インターフェース36および第2の接続インターフェース70は、望まれる場合には、そのような相対的な回転を防止するキー付きの表面構成を設けられ得る。
【0032】
再び
図17〜
図26を参照すると、第2の接続インターフェース70から第1の接続インターフェース36を離脱するために、第1の接続インターフェース36のロック部材38のボタン44が、ユーザによって係合され、半径方向内向きに押され、閉位置から開位置へロック部材38を移行させる。次いで、患者コネクタ14は、シリンジアダプタ12を患者コネクタ14に接続するステップの逆の順序で、シリンジアダプタ12の内部スペース22から除去され得る。第2の接続インターフェース70が第1の接続インターフェース36から分離されるときには、ロック部材38は閉位置に移動させる。
図22に示されている第1の位置にコレット32が戻されるまで、患者コネクタ14は、シリンジアダプタ12から分離させることができず、第1の位置では、コレット32のロッキング部材60が、ハウジング16の環状の凹部64の中へ半径方向外向きに膨張することが可能であり、それによって、コレット32からの患者コネクタ14の分離を可能にする。示されてはいないが、シリンジアダプタ12は、1または複数の表示構成体を提供され、嵌合型コンポーネントへのシリンジアダプタの接続の間に、視覚表示、触覚表示、または聴覚表示をユーザに提供することが可能である。
【0033】
上記に説明されているシステム10、および、下記に説明されているシステム10のさらなる態様は、第1のメンブレン34とカニューレ28との間の摩擦を低減させる1または複数の構成体を含むことが可能である。そのような構成体は、潤滑剤であることが可能であり、潤滑剤は、第1のメンブレン34の上もしくは中に、および/または、カニューレ28の上に提供される。潤滑剤は、シリコーンベースの潤滑剤であることが可能であるが、任意の他の適切な潤滑剤、コーティング、層、材料なども利用され得る。第1のメンブレン34および/または針28は、潤滑材料または摩擦を低減させる材料から作製され得、潤滑剤でコーティングされ得、および/または、潤滑剤に含浸させられ得る。第1のメンブレン34と針28との間の摩擦を低減させる構成体は、湿式および/または乾式の潤滑システムであることが可能である。
【0034】
図27〜
図30を参照すると、流体の密閉された移送のためのシステム140のさらなる態様が示されている。
図27〜
図30に示されているシステム140は、
図1〜
図26に示されて上記に論じられているシステム10と同様である。しかし、
図27〜
図30に示されているシステム140では、コレット32のロッキング部材60は、リング形状であり、また、コレット32の長手方向軸線に対して横断方向に延在する1つだけの開口部142を画定している。さらに、システム140は、離脱防止メカニズム144を含み、離脱防止メカニズム144は、シリンジアダプタ12からのシリンジの不慮の離脱を防止する。コレット32がシリンジアダプタ12の第1の端部18に向けて完全に変位するときに、コレット32は、離脱防止メカニズム144に係合し、シリンジアタッチメント24が自由に回転することを可能にすることによって、シリンジアダプタ12からのシリンジの離脱を実質的に防止することが可能である。また、患者コネクタ14は、メンブレンシート146を含むことが可能であり、メンブレンシート146は、少なくとも1つの突出部および上側リム部148を有しており、上側リム部148は、第2のメンブレン114の対応する形状の部分を受け入れてそれに係合する。第2のメンブレン114は、超音波溶接を介して、シート146をかしめる(swage)ことによって、または、接着剤によって、メンブレンシート146に固定され得るが、他の適切な取り付け構成体も利用され得る。
【0035】
図31〜
図34を参照すると、流体の密閉された移送のためのシステム152のさらなる態様が示されている。
図31〜
図34に示されているシステム152は、
図1〜
図26に示されて上記に論じられているシステム10と同様である。しかし、
図31〜
図34に示されているシステム152では、第1のメンブレン154は、フランジ部分156を備える概してT字形状であり、フランジ部分156は、コレット32によって画定されている対応するシート158の中に受け入れられている。
【0036】
図35〜
図38を参照すると、流体の密閉された移送のためのシステム162のさらなる態様が示されている。
図35〜
図38に示されているシステム162は、
図1〜
図26に示されて上記に論じられているシステムと同様である。しかし、
図35〜
図38に示されているシステム162では、コレット32は、間隔を離して配置されたメンブレン164の対を受け入れており、間隔を離して配置されたメンブレン164の対は、コレット32の中で、その間にスペースを画定している。メンブレン164の対は、それぞれ、第1および第2のメンブレンシート166によって受け入れられている。
【0037】
図39〜
図42を参照すると、流体の密閉された移送のためのシステム170のさらなる態様が示されている。
図39〜
図42に示されているシステム170は、
図1〜
図26に示されて上記に論じられているシステム10と同様である。しかし、
図39〜
図42に示されているシステム170では、第1のメンブレン171は、環状の凹部172を画定しており、環状の凹部172は、コレット32の対応する突起部174によって受け入れられている。さらに、第1のメンブレン171は、輪郭決めされており、コレット32の対応して輪郭決めされた部分によって、受け入れられている。また、第2のメンブレン175は、環状の凹部176を画定しており、環状の凹部176は、患者コネクタ14の対応する突起部178によって受け入れられている。患者コネクタ14の本体部104は、外側部分180および内側部分182によって画定されており、外側部分180および内側部分182は、超音波溶接、スピン溶接、またはレーザ溶接などのような、任意の適切な固定構成体を介して、互いに固定されている。
【0038】
図43A、
図43B、および
図44を参照すると、シリンジアダプタ12Aの別の態様が示されている。
図43A、
図43B、および
図44に示されているシリンジアダプタ12Aは、
図1〜
図11に示されて上記に論じられているシリンジアダプタ12と同様である。しかし、
図43A、
図43B、および
図44に示されているシリンジアダプタ12Aは、シリンジアダプタ12Aの第2の端部20に、または、シリンジアダプタ12Aの第2の端部20の近くに、第1の接続インターフェース36を提供している。さらに、コレット32の上に第2の接続インターフェース70を提供するというよりもむしろ、患者コネクタ14が、コレットインターフェース110および第2の接続インターフェース70の両方を含む。シリンジアダプタ12Aは、
図1〜
図26に関連して上記に説明されているものと同じ様式で動作する。
【0039】
図45A〜
図45Fを参照すると、
図9〜
図11のコレット32のさらなる態様が示されている。
図45Aでは、コレット32のロッキング部材60は、連続的なリング形状になっており、複数の切り欠き部を画定しており、複数の切り欠き部は、ロッキング部材60が半径方向外向きに膨張することを可能にするように構成されている。
図45Bでは、ロッキング部材60が、リング形状になっており、また、コレットの長手方向軸線に対して横断方向に延在する小さいスリットを画定している。
図45Cでは、コレット32の本体部52は、本体部52のエクステンション部分202を介してロッキング部材60に固定されており、ロッキング部材60は、リング形状になっており、また、スリット204を画定しており、スリット204は、ロッキング部材60が半径方向外向きに膨張することを可能にするように構成されている。
図45Dでは、複数のアーム62は、それぞれのロッキング部材60をそれぞれ含み、それぞれのロッキング部材60は、それぞれのアーム62の端部において、拡大されたヘッド部分によって形成されている。
図45Eでは、ロッキング部材60は、半リング形状になっている。
図45Fでは、ロッキング部材60は、アーチ形になっており、また、単一の開口部を画定している。
【0040】
図46を参照すると、
図1〜
図11のシリンジアダプタ12のさらなる態様が示されている。とりわけ、第1のメンブレン34は、概してスリーブ状になっており、また、患者コネクタ14と係合すると後退するように構成されている。
【0041】
図47を参照すると、
図1〜
図11のシリンジアダプタ12のさらなる態様が示されている。とりわけ、第1のメンブレン34は、概して円筒形状であり、第1のメンブレン34の第1の端部および第2の端部において凸形部分を備えている。
【0042】
図48A〜
図49Bを参照すると、
図1〜
図11のシリンジアダプタ12のさらなる態様が示されている。
図48A〜
図49Bに示されているシリンジアダプタ210は、弾性ボタン214の対を有するコレット212を含み、弾性ボタン214の対は、コレット212と一体的に設けられている。シリンジアダプタ210が患者コネクタ14などのような嵌合型コネクタに完全に接続されて流体連通した状態になると、ボタン214は、シリンジアダプタ210のハウジング16の中の開口部216の対によって受け入れられ、コレット212をロックする。ボタン214を押圧することは、嵌合型コネクタがシリンジアダプタ210から解除および除去されることを可能にすることとなる。
【0043】
図50A〜
図51Bを参照すると、
図48A〜
図49Bに示されているようにコレット212の上にボタン214を提供するというよりもむしろ、間接的なボタン構成体が提供され得る。とりわけ、シリンジアダプタ210のハウジング16には、ボタン220の対を提供され、ボタン220の対は、シリンジアダプタ210の内部スペース22の中へ内向きに押し下げられるように構成されている。コレット212は、弾性ボタンインターフェース部分222を含み、弾性ボタンインターフェース部分222は、シリンジアダプタ210が患者コネクタ14などのような嵌合型コネクタに完全に接続されて流体連通した状態になると、コレット212をロックするように構成されている。ボタン220を押圧することは、コレット212のボタンインターフェース部分222を解除させることとなり、嵌合型コネクタがシリンジアダプタ210から解除および除去されることを可能にする。
【0044】
図52〜
図54を参照すると、
図9〜
図11のコレット32のさらなる態様が示されている。とりわけ、統一されたまたは単一の成形部として形成されたコレットを提供するというよりもむしろ、コレット32は、コレット32を形成するために互いに固定される1または複数のピースから形成され得る。マルチピースのコレット32の態様は、さまざまなメンブレン構成体を可能にし、さまざまなメンブレン構成体では、メンブレンは、コレット32の最終的な組み立ての前に設置され得る。コレット32を形成する複数のピースは、超音波溶接、スピン溶接、またはレーザ溶接などのような、任意の適切な接合方法を介して、互いに固定され得る。
【0045】
図55A〜
図55Gを参照すると、第1のメンブレン34のさらなる態様が示されている。とりわけ、さまざまな形状、構成、およびキャビティが、第1のメンブレンに関して利用され得る。さらに、
図55Gに示されているように、第1のメンブレンは、第1のメンブレン34の中に位置決めされているインサート228を含むことが可能である。
図55A〜
図55Gに示されている幾何学形状は、嵌合型コンポーネントの中へ押されるかまたは引っ張られ、二次的な組み立てプロセスまたはマルチピースのハウジングを必要とすることなく、保持され得る。
図55D、
図55E、および
図55Fに示されている第1のメンブレン34の態様は、第1のメンブレン34の上部にシーリング部分230を含み、使用の間にカニューレ28の中間部分に係合してシールする。
【0046】
図56A〜
図56Fを参照すると、第2のメンブレンのさらなる態様が示されている。とりわけ、さまざまな形状、構成、およびキャビティが、第2のメンブレンに関して利用され得る。
【0047】
図57〜
図60を参照すると、シリンジアダプタ12が、バイアルアダプタ240に係合されて使用している状態で示されている。
図60に示されているように、バイアルアダプタ240は、コレットインターフェース110および第2のメンブレン114を含み、また、第2のメンブレン114は、患者コネクタ14の上に設けられている。シリンジアダプタ12は、上記に説明されているようにシリンジアダプタ12が患者コネクタ14に接続されているものと同じ様式で、バイアルアダプタ240に接続されている。バイアルアダプタ240は、バイアルに固定されており、コレットインターフェース110を提供し、シリンジアダプタ12が、バイアルに流体連通した状態で設置され得るようになっており、また、バイアルアダプタ240は、流体が外側の環境に逃げることを防止する均圧構成体を提供する。
【0048】
図61および
図62を参照すると、IVバッグアダプタ260の1つの態様が示されている。上述のように、シリンジアダプタ12は、典型的に閉鎖式移送デバイスシステムの中で利用されるさまざまなコンポーネントに接続され得る。また、IVバッグアダプタ260は、コレットインターフェース110および第2のメンブレン114を含み、それは、患者コネクタ14およびバイアルアダプタ240の上に提供される。IVバッグアダプタ260は、シリンジアダプタ12が輸液またはIVセットに流体連通した状態で設置されることを可能にし、第1および第2のチャネル264、266を有するスパイク部材262を含む。
【0049】
本開示は、例示的な設計を有するものとして説明されてきたが、本開示は、この開示の主旨および範囲の中でさらに変更され得る。したがって、本出願は、その一般的な原理を使用して、本開示の任意の変形、使用、または適合をカバーすることが意図されている。さらに、本出願は、本開示に関する技術分野において公知または慣用の実施に入るような、本開示からの逸脱をカバーすることが意図されており、それは、添付の特許請求の範囲の限定に入る。