特許第6985571号(P6985571)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6985571
(24)【登録日】2021年11月30日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】ボリュームクリーム容器
(51)【国際特許分類】
   A45D 40/00 20060101AFI20211213BHJP
【FI】
   A45D40/00 Z
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-521161(P2018-521161)
(86)(22)【出願日】2016年7月1日
(65)【公表番号】特表2018-520828(P2018-520828A)
(43)【公表日】2018年8月2日
(86)【国際出願番号】KR2016007089
(87)【国際公開番号】WO2017007178
(87)【国際公開日】20170112
【審査請求日】2019年7月1日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0097258
(32)【優先日】2015年7月8日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】518004783
【氏名又は名称】カン,スン イル
(74)【代理人】
【識別番号】100115200
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 修之
(72)【発明者】
【氏名】カン,スン イル
【審査官】 田村 惠里加
(56)【参考文献】
【文献】 特表2015−516190(JP,A)
【文献】 実開昭62−125768(JP,U)
【文献】 韓国公開特許第10−2011−0094522(KR,A)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0305606(US,A1)
【文献】 国際公開第2014/185722(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 40/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧品の内容物を盛る上部が開口されたクリーム容器(10)と;
前記クリーム容器(10)の上部開口に挿入された枠型部材(20)と;
前記枠型部材(20)に安着され、前記クリーム容器(10)内の化粧品の内容物を上部にポンピングするポンピング装置(30)と;
前記のポンピング装置(30)の上部に設置されて押し動作により前記のポンピング装置(30)を作動させるように前記枠型部材(20)にその一端がヒンジ結合された押しの部材(40)と;
前記押しの部材(40)の上部をカバーするカバー部材(50)とからなり、
前記のポンピング装置(30)は、
前記枠型部材(20)にその外周縁が安着される部材として、下部に円柱形状で突設された円柱型突設部(311)と、前記円柱型突設部(311)の底に偏心された位置に貫通形成され、前記クリーム容器(10)内の化粧品の内容物を引き上げる貫通ホール(312)を具備した安着部材(31)と;
前記安着部材(31)の貫通ホール(312)に垂直に挿入されたシリンダ (32)と;
前記シリンダ(32)の上面が安着されるポンプキャップ (33)と;
前記ポンプキャップ(33)の中央に設置され、前記押しの部材(40)の押しによって化粧品の内容物を上部にポンピングする作動の部材セット(34)と;
前記作動の部材セット(34)の上部に設置され、前記の押しの部材(40)の一側の上部に突出されてポンプの作動によって化粧品の内容物が上昇して塗るように置かれる化粧品の塗リの部材(35)とからなり、
前記作動の部材セット(34)は、
前記シリンダ(32)の内周面に密着されるように内部に挟まれる円筒型バルブ (341)と;
前記の円筒型バルブ(341)の中央ホール(3411)に下部から上部を通じてポンプキャップ(33)の中央管(331)にて上段が突設され、下部に移動しながら化粧品の内容物を吸入する棒形状のステム(342)と;
前記ステム(342)の上段に連結され、前記ステム(342)に吸入された化粧品の内容物を上段排出ホール(3433)を通じて前記化粧品の塗リの部材(35)の上に排出させる作動の部材(343)と;
一側が前記安着部材(31)の上部の一側にヒンジ(3441)結合されて、他側は前記作動の部材(343)の両側の突板(3431)を押すように両翼(3442)が形成されたレバー(344)と;
前記化粧品の塗リの部材(35)の両側の下段に上段が連結され、下段には前記ポンプキャップ(33)の両側の支持台(332)に形成された結合ホーム(333)に挿入される一対の支持円弧板(345)と;
前記作動の部材(343)の両側の突板(3431)の下部面に上段が支持されて、前記ポンプキャップ(33)の両側の支持台(332)の下段の内側に下段が支持され、前記押しの部材(40)の押し作動の解除の時、前記作動の部材(343)を元の位置させる円筒型スプリング(346)とからなることを特徴とするボリュームクリーム容器。
【請求項2】
前記ステム(342)は上段には開口ホール(3421)が形成されて下段には閉鎖の円板(3422)が形成された棒の形状の部材として、上段が前記作動の部材(343)の下部の円筒型部材(3432)に挿入され、下段の閉鎖の円板(3422)の上部に前記開口ホール(3421)と連通される側方向ホール(3423)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたボリュームクリーム容器。
【請求項3】
前記押しの部材(40)は、前記化粧品の塗リの部材(35)が突設されるホール(41)が形成されていて、前記ホール(41)の一側にはこの押しの部材(40)を押す押しの部(42)がくぼむように形成されており、前記押しの部(42)の反対側にはこれを押した時に前記作動の部材セット(34)のレバー(344)と接触して押されることができるように押しの突起(43)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたボリュームクリーム容器。
【請求項4】
前記シリンダ(32)はその上段と下段が開口された円筒管の形状であり、前記下段の内周縁にはチェックバルブ(322)が設置されていることを特徴とする請求項1に記載されたボリュームクリーム容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボリュームクリーム容器に関するもので、より詳細には、押しの作動によって化粧品容器内のクリームを上部に吐出させて吐出された化粧品、一定量を塗りにされることで、クリーム容器内の化粧品の内容物を直接手につけて塗らないようになったことによって、化粧品の内容物が汚染されていないだけでなく、押しの部材を押す位置やクリーム容器が出てくる位置が異なるため、クリーム容器の汚染が発生されないようにしたボリュームクリーム容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
大韓民国の実用新案登録出願 第2006-0029641号に開示されたように、一般的に女性たちは様々な種類のクリームタイプの化粧品を利用して化粧したり、顔に化粧した化粧品を拭き取ることになるが、前記のクリームタイプの化粧品を使用する際には、内容物を直接指でつけて使用するのが一般的である。
【0003】
前記のようにクリームタイプの化粧品を直接指でつけて使用する場合、クリームタイプの化粧品をより便利に使用できる反面、指が清潔ない場合は、手に付いていた異物が内容物に混入されて内容物が変質するケースが発生することもある。
【0004】
前記の問題点を解決するための方法の一つとしてクリームタイプの化粧品をヘラですくって使用するようになり、前記のようにクリームタイプの化粧品をヘラですくって使用する場合、前述した問題点が解消されたが、ヘラを別途に携帯しなければならないことが惹起される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】大韓民国登録特許第10−1364450号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記の従来技術の要望に応えるために発明されたものとして、押しの作動によって化粧品容器内のクリームを上部に吐出させて吐出された化粧品、一定量を塗ることで、クリーム容器内に汚染された手が届かなくて、クリームが汚染されていないようにしたボリュームクリーム容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1実施例によるボリュームクリーム容器は、化粧品の内容物を盛る上部が開口されたクリーム容器(10)と;前記クリーム容器(10)の上部開口に挿入された枠線型部材(20)と;前記枠型部材(20)に安着されて、前記クリーム容器(10)内の化粧品の内容物を上部にポンピングするポンピン装置(30)と;前記のポンピング装置(30)の上部に設置されて押し動作により前記のポンピング装置(30)を作動させるように前記枠型の部材(20)にその一端が、ヒンジ結合された押しの部材(40)と;前記押しの部材(40)の上部をカバーするカバー部材(50)になることを特徴とする。
【0008】
前記のポンピング装置(30)は、前記の枠型の部材(20)にその外周縁が安着される部材として、下部に円柱形状で突設された円柱型突設部(311)と、前記円柱型突設部311)底に偏心された位置に貫通形成され、前記クリーム容器(10)内の化粧品の内容物を引き上げる貫通ホール(312)を具備した安着部材(31)と;前記安着部材(31)の貫通ホール(312)に垂直に挿入されたシリンダ(32)と;前記シリンダ(32)の上面が安着されるポンプキャップ(33)と;前記ポンプキャップ(33)の中央に設置され、前記押しの部材(40)の押しによって化粧品の内容物を上部にポンピングする作動の部材セット(34)と;前記作動の部材セット(34)の上部に設置され、前記の押しの部材(40)の一側の上部に突出されてポンプの作動によって化粧品の内容物が上昇して塗るように置かれる化粧品の塗りの部材(35)になることを特徴とする。
【0009】
前記の作動の部材セット(34)は、前記シリンダ(32)の内周面に密着されるように内部に挟まれる円筒型バルブ(341)と;前記の円筒型バルブ(341)の中央ホール(3411)に下部から上部を通じてポンプキャップ(33)の中央管(331)にて上段が突設され、下部に移動しながら化粧品の内容物を吸入する棒形状のステム(342)と;前記ステム(342)の上段に連結され、前記ステム(342)に吸入された化粧品の内容物を上段排出ホール(3433)を通じて前記化粧品の塗りの部材(35)の上に排出させる作動の部材(343)と;一側が前記の安着部材(31)の上部一側にヒンジ(3441)結合されて、他側は前記の作動部材(343)の両側の突板(3431)を押すように両翼(3442)が形成されたレバー(344)と、前記の化粧品塗りの部材(35)の両側の下段に上段が連結され、下段には前記ポンプキャップ(33)の両側の支持台(332)に形成された結合ホーム(333)に挿入される一対の支持円弧板(345)と;前記の作動部材(343)の両側の突出板(3431)の下部面に上段が支持され、前記ポンプキャップ(33)の両側の支持台(332)の下段の内側に下段が支持されて、前記の押しの部材(34)の押しの作動解除の時,前記の作動の部材(343)を元の位置させる円筒型スプリング(346)となったのを特徴とする。
【0010】
前記ステム(342)は上段には開口ホール(3421)が形成されて、下段には閉鎖の円板(3422)が形成された棒の形状の部材として、上段が前記の作動の部材(343)の下部の円筒型部材(3432)に挿入され、下段の閉鎖の円板(3422)の上部に前記開口ホール(3421)と連通される側方向ホール(3423)が形成されていることを特徴とする。
【0011】
前記押しの部材(40)は、前記化粧品の塗りの部材(35)が突設されるホール(41)が形成されていて、前記ホール(41)の一側にはこの押しの部材(40)を押す押しの部(42)がくぼむように形成されており、前記押しの部(42)の反対側にはこれを押した時に前記の作動の部材のセット(34)のレバー(344)と接触して押されることができるように押しの突起(43)が形成されていることを特徴とする。
【0012】
前記シリンダ(32)はその上段と下段が開口された円筒管の形状であり、前記下段の内周縁にはチェックバルブ(322)が設置されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明のボリュームクリーム容器によると、押しの作動によって化粧品容器内のクリームを上部に吐出させて吐出された化粧品、一定量を塗るようになって、クリーム容器内の化粧品の内容物を直接手につけて塗らないようになったことによって、化粧品の内容物が汚染されていないだけでなく、押しの部材を押す位置やクリーム容器が出てくる位置が異なるため、クリーム容器の汚染が防止される効果を持っている。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明のボリュームクリーム容器を図示した分解斜視図。
図2】本発明のボリュームクリーム容器を下部から見た本分解斜視図。
図3】本発明のボリュームクリーム容器を図示した断面図。
図4】本発明のボリュームクリーム容器の押しの部材を押した状態を図示した断面図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の好ましい実施例を添付された図面を参照して詳しく説明することとする。併せて本発明を説明することにおいて、関連された公知の構成または機能の具体的な説明が本発明の要旨を不明確と判断される場合には、その詳細な説明を省略する
【0016】
[実施例]
図1は、本発明のボリュームクリーム容器を図示した分解斜視図であり、図2は、本発明のボリュームクリーム容器を下部から見た分解斜視図であり、図3は本発明のボリュームクリーム容器を図示した断面図であり、図4は、本発明のボリュームクリーム容器の押しの部材を押した状態を図示した断面図である。
【0017】
図1乃至図4に示すように、本発明のボリュームクリーム容器は、化粧品の内容物を盛り込んだ上部が開口されたクリーム容器(10)と、前記クリーム容器(10)の上部開口に挿入された枠型部材(20)と、前記枠型部材(20)に安着されて、前記クリーム容器(10)内の化粧品の内容物を上部にポンピングする ポンピング装置(30)と、前記のポンピング装置(30)の上部に設置されて押し動作により前記のポンピング装置(30)を作動させるように前記枠型部材(20)にその一端が、ヒンジ結合された押しの部材(40)と、前記押しの部材(40)の上部をカバーするカバー部材(50)とからなる。
【0018】
前記ポンピング装置(30)は、前記枠型部材(20)にその外周縁が安着される部材として、下部に円柱型の形状で突設された円柱型突設部(311)と、前記円柱型突設部(311)の床の偏心された位置に貫通形成され、前記クリーム容器(10)内の化粧品の内容物を引き上げる貫通ホール(312)を具備した安着部材(31)と、前記安着部材(31)の貫通ホール(312)に垂直に挿入されたシリンダ(32)と、前記シリンダ(32)の上面が安着されるポンプキャップ(33)と、前記ポンプキャップ(33)の中央に設置され、前記押すことに、部材(40)の押しによって化粧品の内容物を上部にポンピングする作動の部材のセット(34)と、前記作動の部材のセット(34)の上部に設置され、前記の押しの部材(40)の一側上部に突出されてポンプの作動によって化粧品の内容物が上昇して塗るように置かれる化粧品の塗りの部材(35)が形成される。
【0019】
前記作動の部材のセット(34)は、前記シリンダ(32)の内周面に密着されるように内部に挟まれ円筒型バルブ(341)と、前記の円筒型のバルブ(341)の中央ホール(3411)に下部から上部を通じてポンプキャップ(33)の中央管(331)にて上段が突設され、下部に移動しながら化粧品の内容物を吸入する棒形状のステム(342)と、前記ステム(342)の上段に連結され、前記ステム(342)に吸入された化粧品の内容物を前記化粧品の塗りの部材(35)の上に排出させる作動部材(343)と;一側が前記安着部材(31)の上部の一側にヒンジ(3441)結合されて、他側は前記作動の部材(343)の両側の突板(3431)を押すように両翼(3442)が形成されたレバー(344)と、前記化粧品の塗りの部材(35)の両側の下段に上段が連結され、下段には前記ポンプキャップ(33)の両側の支持台(332)に形成された結合ホーム(333)に挿入される一対の支持円号板(345)と、前記作動の部材(343)の両側の突板(3431)の下部面に上段が支持され、前記ポンプキャップ(33)の両側の支持台(332)の下段内側に下段が支持され、前記押しの部材(34)の押し作動解除の時、前記作動の部材(343)を元の位置させる円筒型のスプリング(346)が形成される。
【0020】
前記支持円弧板(345)は化粧品の塗りの部材(35)の下段で前記の作動の部材(343)がレバー(344)の押しの作動によって下降しても、化粧品の塗りの部材(35)は、下降しないように支持する部材である。
【0021】
前記ステム(342)は上段には開口ホール(3421)が形成され、下段には閉鎖の円板(3422)が形成された棒の形状の部材として、上段が前記作動の部材(343)の下部の円筒型の部材(3432)に挿入され、下段の閉鎖の円板(3422)の上部に前記開口ホール(3421)と連結して通じる側方向ホール(3423)が形成されている。
【0022】
前記作動の部材(343)はその上段側面に下部の円筒型の部材(3432)を通じて流入された化粧品が排出される排出ホール(3433)が形成されている。
【0023】
前記押しの部材(40)は、前記化粧品の塗りの部材(35)が突設されるホール(41)が形成されていて、前記ホール(41)の一側にはこの押しの部材(40)を押す押しの部(42)がくぼむように形成されており、前記押しの部(42)の反対側にはこれを押した時に前記作動の部材のセット(34)のレバー(344)と接触して押されることができるように押す突起(43)が形成されている。
【0024】
前記シリンダ(32)はその上段と下段が開口された円筒管の形状であり、前記下段の内周縁にはチェックバルブ(322)が設置されている。前記チェックバルブ(322)は、前記押しの部材(40)を押して前記ステム(342)が下降しながら、シリンダ(32)の内容積が減ると開かれ、前記クリーム容器(10)内の化粧品の内容物をシリンダ(32)内に吸入して、押しの部材(40)の押しの作動を解除すれば、シリンダー(32)の下段ホールを閉鎖する部材である。
【0025】
未説明の符号347は、前記作動の部材(343)の上段の排出口の外周面に挿入され、前記化粧品の塗りの部材(35)の排出ホール(351)の内周縁に安着して機密を維持するためのOリングで、符号348は前記ポンプキャップ(33)の中央管(331)の下部側の外周縁に挿入され、前記シリンダ(32)の上段フランジ(321)と接触して機密を維持するようにする平板リングであり、符号11は、クリーム容器(20)の下面にネジ結合されていて、外観を美しくする外装板である。
【0026】
次に前記のように構成された本発明のボリュームクリーム容器の作用や効果について説明する。
【0027】
まず、化粧品の内容物、すなわちクリームを使用するため、カバーの部材(50)を開き、押しの部材(40)の上面には円形のホームになった押しの部(42)を下部に押すと、押しの部材(40)が下降しながら、押しの部(42)の下面に下部に突設された押しの突起(43)がその下部のレバー(344)を押すようになり、このレバー(344)の両翼(3442)にかかっている前記作動の部材(343)の両側の突板(3431)を押すことになる。
【0028】
この作動の部材(343)は、下降して作動の部材(343)の下段に連結されているステム(342)がシリンダ(32)内で下降してシリンダ(32)の内容積を減ることにしてチェックバルブ(322)を通じてクリーム容器(10)内の化粧品の内容物を吸入する。
【0029】
このように吸入された化粧品は、ステム(342)の側方向ホール(3423)を通じてステム(342)の内部に流入され、上段開口ホール(3421)に上昇するようになり、作動の部材(343)の下部の円筒型の部材(3432)を通じて上段排出ホール(3433)で排出された後、化粧品の塗りの部材(35)の上に排出される。
【0030】
このように排出された化粧品、つまりクリームを顔に塗りになる。
【0031】
押しの部材(40)の押しを解除すると、圧縮されていた円筒のスプリング(346)が膨張しながら作動の部材(343)が上昇して同時にシリンダ(32)内のステム(342)が上昇するようになって、前記ステム(342)の側方向ホール(3423)が円筒型ベルブ(341)の中央ホール(3411)の内周縁に位置するようになって化粧品の流入が遮断される。
【0032】
このように従来化粧品のクリーム容器はふたを開けて手につけて化粧品を塗るようになっているが、本発明のボリュームクリーム容器は押しの作動によって化粧品容器内のクリームを上部に吐出させて吐出された化粧品の一定量を塗るようになることで、クリーム容器内の化粧品の内容物を直接手につけて塗らないようになったことによって、化粧品の内容物が汚染されていないだけでなく、押しの部材を押す位置やクリーム容器が出てくる位置が異なるため、クリーム容器の汚染が防止される効果を持っている。
【0033】
以上のとおり、本発明の詳細な説明で具体的な実施例について説明したが、本発明の技術が当業者により容易に変形実施される可能性が自明であり、このような変形された実施例は本発明の特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれることである。
【符号の説明】
【0034】
10 : クリーム容器
11 : 外装板
20 : 枠型部材
30 : ポンピング装置
31 : 安着部材
311 : 円筒型突設部
312 : 貫通ホール
32 : シリンダ
321 : 上段フランジ
322 : チェックバルブ
33 : ポンプキャップ
331 : 中央管
332 : 両側の支持台
333 : 結合ホーム
34 : 作動の部材セット
341 : 円筒型バルブ
3411 : 中央ホール
342 : ステム
3421 : 開口ホール
3422 : 閉鎖の円板
3423 : 側方向ホール
343 : 作動の部材
3431 : 両側の突板
3432 : 下部の円筒型部材
3433 : 上段排出ホール
344 : レバー
3441 : ヒンジ
3442 : 双翼
345 : 支持円弧板
346 : 円筒型スプリング
347 : Oリング
348 : 平板リング
35 : 化粧品塗リの部材
351 : 排出ホール
40 : 押しの部材
41 : ホール
42 : 押しの部
50 : カバー部材
図1
図2
図3
図4