特許第6985768号(P6985768)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6985768
(24)【登録日】2021年11月30日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】遠隔制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04Q 9/00 20060101AFI20211213BHJP
【FI】
   H04Q9/00 301B
【請求項の数】12
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2021-50961(P2021-50961)
(22)【出願日】2021年3月25日
【審査請求日】2021年3月25日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515148929
【氏名又は名称】クェスタ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108006
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 昌弘
(72)【発明者】
【氏名】大石 守
【審査官】 岩田 玲彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−056006(JP,A)
【文献】 特開2008−293181(JP,A)
【文献】 特開2009−169551(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04Q 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローカルに設けられたローカル表示装置を制御するローカル制御装置と、
前記ローカルに設けられた前記ローカル表示装置の画面表示処理を行うローカルコンピュータと、
前記ローカルから遠隔に設けられたサーバと
を用いた遠隔制御方法であって、
前記ローカルコンピュータは、
前記サーバからの制御に応じて前記ローカル表示装置の画面表示又は音声出力をするアプリケーションプログラムと、
当該ローカルコンピュータ及び前記ローカル表示装置の少なくとも一方の動作状況を監視すると共に、不具合が生じた場合に不具合対応処理を実行する監視プログラムと
をオペレーティングシステム上で実行し、
前記ローカル制御装置は、
前記サーバ又は前記ローカルコンピュータからの指示に基づいて、前記ローカルコンピュータ及び前記ローカル表示装置の少なくとも一方の外部接続端子のオン・オフ制御を行い
前記アプリケーションプログラムは、前記ローカルコンピュータの前記オペレーティングシステム上で動作するブラウザ上で動作している
遠隔制御方法。
【請求項2】
前記ローカル制御装置は、前記サーバからの指示に応じて、前記ローカル表示装置と前記ローカルコンピュータとの間の接続をオフした後にオンにする制御を行う
請求項1に記載の遠隔制御方法。
【請求項3】
前記サーバは、前記ローカルコンピュータからの情報を基に前記外部接続端子の不具合を検出し、不具合が検出した場合に、前記ローカル制御装置に前記オン・オフ制御の指示を出す
請求項1又は請求項2に記載の遠隔制御方法。
【請求項4】
前記アプリケーションプログラムは、前記サーバを介したリモートコンピュータからの制御に応じて前記ローカル表示装置の画面表示又は音声出力をする
請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項5】
前記ローカル制御装置は、前記ローカル表示装置への電源供給状態を監視し、監視結果を前記サーバに送信する
請求項1〜4のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項6】
前記ローカルコンピュータは、前記監視プログラムに応じて、前記ローカル表示装置の動作状態を取得し、当該動作状態を前記サーバに送信し、前記サーバからの指示に応じて、当該ローカルコンピュータの再起動又は前記アプケーションプログラムの再起動を行う
請求項1〜5のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項7】
前記ローカルコンピュータは、前記監視プログラムを実行して、当該ローカル表示装置上で動作するアプリケーションプログラムに係る不具合に対しての不具合対応処理を実行する
請求項1〜6のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項8】
前記監視プログラムは、
前記アプリケーションプログラムに係る動作に不具合が生じた場合に、前記ブラウザを再起動する前記不具合対応処理を実行し、
前記ブラウザを再起動しても前記不具合が解消しない場合に前記ローカルコンピュータを再起動する前記不具合対応処理を実行する
請求項に記載の遠隔制御方法。
【請求項9】
前記監視プログラムは、
サウンドドライバーの動作確認、
通信ネットワーク生存確認、
監視対象機器の動作状況確認、
前記ローカルコンピュータの再起動又はシャットダウン、
の少なくとも一つを行う請求項1〜のいずれかに記載の遠隔制御方法。
【請求項10】
請求項1〜請求項に記載の遠隔制御方法における前記ローカル制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項11】
請求項1〜請求項に記載の遠隔制御方法における前記ローカルコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項12】
請求項1〜請求項に記載の遠隔制御方法における前記サーバを機能させるためのプログラム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ローカルに配置された表示装置を遠隔で管理する遠隔制御方法及びプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
工事現場等では、近年、作業員の高齢化が進み、また、政府の働き方改革による生産性向上が急務となっている。さらに、近隣住民用に工事概要の丁寧な説明やコミュニケーションをとる必要がある。
視認性の向上や作業員の安全対策を行い、工事の生産性を加速させ、さらに近隣住民へ配慮を向上させる作業現場用サイネージシステムを提案されている。
【0003】
このようなサイネージシステムでは、現場等のローカルに表示装置及びローカルコンピュータが配置されており、不具合が生じた場合に、管理者が遠隔にあるリモートコンピュータを操作してローカルコンピュータにログインして不具合対応をしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019−219870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術では、管理者が負担が大きいと共に、不具合を見逃してしまう可能性があるという問題がある。
また、ローカルコンピュータと表示装置との間は、USBで接続されているが、当該USBを介した通信に不具合が生じた場合に、ローカルコンピュータの再起動では、ローカルコンピュータ及び表示装置にUSB情報が保持されてしまい、不具合解消しない。そのため、USBの抜き差しが必要となり、管理者がローカルで対応しなくてはならない。
【0006】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、ローカルに設けられたローカル表示装置及びローカルコンピュータの動作を監視し、ローカルで動作するプログラムだけでなく、ローカル表示装置及びローカルコンピュータとの間の接続を抜き差しと同様のリセットをする必要がある不具合が生じた場合に、遠隔から当該不具合の対応処理を行うことができる遠隔制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の遠隔制御方法は、ローカルに設けられたローカル表示装置を制御するローカル制御装置と、前記ローカルに設けられた前記ローカル表示装置の画面表示処理を行うローカルコンピュータと、前記ローカルから遠隔に設けられたサーバとを用いた遠隔制御方法であって、前記ローカルコンピュータは、前記サーバからの制御に応じて前記ローカル表示装置の画面表示又は音声出力をするアプリケーションプログラムと、当該ローカルコンピュータ及び前記ローカル表示装置の少なくとも一方の動作状況を監視すると共に、不具合が生じた場合に不具合対応処理を実行する監視プログラムとをオペレーティングシステム上で実行し、前記ローカル制御装置は、前記サーバ又は前記ローカルコンピュータからの指示に基づいて、前記ローカルコンピュータ及び前記ローカル表示装置の少なくとも一方の外部接続端子のオン・オフ制御を行い、前記アプリケーションプログラムは、前記ローカルコンピュータの前記オペレーティングシステム上で動作するブラウザ上で動作している。


【0008】
好適には、前記関連付けられた前記操作情報と前記撮像画像を基に前記タッチパネルディスプレイを操作した操作者の属性を特定し、当該属性を基に、タッチパネルディスプレイに表示した商品又はサービスを前記操作者が購入する可能性を特定する購入可能性特定処理を行う。
実行する。
【0009】
好適には、前記サーバは、前記ローカルコンピュータからの情報を基に前記外部接続端子の不具合を検出し、不具合が検出した場合に、前記ローカル制御装置に前記オン・オフ制御の指示を出す。
【0010】
好適には、前記アプリケーションプログラムは、前記サーバを介したリモートコンピュータからの制御に応じて前記ローカル表示装置の画面表示又は音声出力をする。
【0011】
好適には、前記ローカル制御装置は、前記ローカル表示装置への電源供給状態を監視し、監視結果を前記サーバに送信する。
【0012】
好適には、前記ローカルコンピュータは、前記監視プログラムを実行して、当該ローカル表示装置上で動作するアプケーションプログラムに係る不具合に対しての不具合対応処理を実行する。

【0013】
好適には、前記ローカルコンピュータは、前記監視プログラムを実行して、当該ローカル表示装置上で動作するアプリケーションプログラムに係る不具合に対しての不具合対応処理を実行する。
【0015】
好適には、前記監視プログラムは、前記アプリケーションプログラムに係る動作に不具合が生じた場合に、前記ブラウザを再起動する前記不具合対応処理を実行し、前記ブラウザを再起動しても前記不具合が解消しない場合に前記ローカルコンピュータを再起動する前記不具合対応処理を実行する。
【0016】
好適には、前記監視プログラムは、サウンドドライバーの動作確認、通信ネットワーク生存確認、監視対象機器の動作状況確認、前記ローカルコンピュータの再起動又はシャットダウン、の少なくとも一つを行う。
【0017】
上述した遠隔制御方法における前記ローカル制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【0018】
上述した遠隔制御方法における前記ローカルコンピュータを機能させるためのプログラム。
【0019】
上述した遠隔制御方法における前記サーバを機能させるためのプログラム。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、ローカルに設けられたローカル表示装置及びローカルコンピュータの動作を監視し、ローカルで動作するプログラムだけでなく、ローカル表示装置及びローカルコンピュータとの間の接続を抜き差しと同様のリセットをする必要がある不具合が生じた場合に、遠隔から当該不具合の対応処理を行うことができる遠隔制御方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図1は、本発明の実施形態に係るサイネージシステム1の全体構成図である。
図2図2は、図1に示すローカル表示装置の構成図である。
図3図3は、図1に示すローカルコンピュータの構成図である。
図4図4は、ローカルコンピュータのブログラム構成図である。
図5図5は、図1に示すローカル制御装置の構成図である。
図6図6は、図1に示すサイネージシステム1のアプリケーションプログラムAPの動作の不具合対応処理に係る動作例を説明するためのフローチャートである。
図7図7は、図1に示すローカル表示装置とローカルコンピュータとの間の接続にに不具合が生じた場合動作例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態に係る作業現場用サイネージシステムについて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係るサイネージシステム1の全体構成図である。
図1に示すように、サイネージシステム1は、例えば、ローカル表示装置11、ローカルコンピュータ13、ローカル制御装置15、サーバ31及びリモートコンピュータ33を用いて現場等のローカル7に位置する装置の遠隔制御を行う。
本従業員では、ローカル表示装置11、ローカルコンピュータ13、ローカル制御装置15、制御対象機器21、制御対象機器23が工事現場等のローカル7に位置している。
【0023】
サーバ31及びリモートコンピュータ33は、ローカル7から離れたリモートに位置している。
【0024】
サイネージシステム1では、ローカル表示装置11の画面表示及び/又は音声出力は、ローカルコンピュータ13で動作するアプリケーションプログラムが実行する。また、ローカル7内にある制御対象機器21の制御をローカル制御装置15が実行する。
制御対象機器21は、例えば、ファンコントローラ、人感センサの検出結果を基に照明の輝度を制御する輝度コントローラ等である。
また、ローカルコンピュータ13が実行する監視プログラムが、ローカルコンピュータ13の動作状況を監視し、不具合が生じた場合は、ブラウザやローカルコンピュータ13の再起動等の不具合対応処理を実行する。
【0025】
サイネージシステム1によれば、ローカルに設けられたローカル表示装置11の動作を監視し、ローカルで動作するプログラムだけでなくローカルにある制御対象機器21,23の動作に不具合が生じた場合に、遠隔から当該不具合の対応処理を自動的に解消できる。
【0026】
本実施形態において記載する表示装置11又は表示制御装置31の一方の処理の少なくとも一部は、他方の装置で実行するようにしてもよい。
【0027】
[ローカル表示装置11(デジタルサイネージ)]
図2は、図1に示すローカル表示装置11の構成図である。
図2に示すように、ローカル表示装置11は、例えば、タッチパネルディスプレイ51、制御I/F53、映像・音声I/F55、操作部57、メモリ59及び処理部61を有する。
ローカル表示装置11は、ローカル7に設けられている。
【0028】
タッチパネルディスプレイ51は、ローカル表示装置11の正面側に位置する人向けに広告画像、通知画像、操作画面等の画像を同時にあるいは選択的に表示する。
タッチパネルディスプレイ51には、例えば、表示可能な複数の選択用画像のサムネイルを含む管理者用選択画面が表示される。サムネイル画像を指等で触れることで拡大(全画面)表示される。
タッチパネルディスプレイ51は、ユーザによって指等で画面がタッチされると、そのタッチした位置情報を処理部61に出力する。
タッチパネルディスプレイ51は、ユーザによって指等で画面がタッチされると、そのタッチした位置情報を処理部61に出力する。
【0029】
タッチパネルディスプレイ51には、表示可能な複数の画像のサムネイルを含む管理者用選択画面が表示される。サムネイル画像を指等で触れることで拡大(全画面)表示される。
タッチパネルディスプレイ51に表示される画像としては、例えば、KY活動画、作業対象の図面、ペイン画面、週刊作業予定、企業のホームページ、騒音・振動、今日の占い、今日の千支占い等の作業者用表示画像及近隣住民用表示画像である。
【0030】
制御I/F53は、USB等のインタフェースである。制御I/F53は、ローカルコンピュータ13とUSB接続されており、双方向で信号のやり取りをする。
【0031】
映像・音声I/F55は、HDMI等のインタフェースである。映像・音声I/F55は、ローカルコンピュータ13とHDMI接続されており、ローカルコンピュータ13からの映像信号及び音声信号を受信する。
【0032】
操作部57は、電源をオン/オフ等する操作スイッチである。
【0033】
メモリ59は、処理部61が実行するプログラムやデータを格納する。
【0034】
処理部61は、制御I/F53及び映像・音声I/F55から受信した信号に応じた処理、例えば、タッチパネルディスプレイ51の画面表示・音声出力等を行う。
また、タッチパネルディスプレイ51から入力された操作信号を制御I/F53を介してローカルコンピュータ13に送信する。
【0035】
[ローカルコンピュータ13]
ローカルコンピュータ13は、ローカル7に設けられ、OS上でプログラムを動作させる。
図3は、図1に示すローカルコンピュータ13の構成図である。
図3に示すように、ローカルコンピュータ13は、例えば、通信部71、制御I/F73、映像・音声I/F75、操作部77、メモリ79及び処理部81を有する。
【0036】
通信部71は、ネットワーク9を介したサーバ31と通信を行う。
【0037】
制御I/F73は、USB等のインタフェースである。制御I/F73は、ローカル表示装置11、ローカル制御装置15及び監視対象機器23とUSB接続されている。
ローカルコンピュータ13は、制御対象機器23から情報を取得するが、制御は行わない。
【0038】
映像・音声I/F75は、HDMI等のインタフェースである。映像・音声I/F75は、ローカル表示装置11とHDMI接続されており、ローカル表示装置11に映像信号及び音声信号を送信する。
【0039】
操作部77は、電源をオン/オフ等する操作スイッチである。
【0040】
メモリ79は、処理部81が実行するプログラムやデータを格納する。具体的には、メモリ79は、アプリケーションプログラムAPと、監視プログラムSPとを記憶する。
【0041】
処理部81は、プログラムを実行して本実施形態で記載するローカルコンピュータ13の動作を統括的に制御する。
図4は、ローカルコンピュータ13のブログラム構成図である。
図4に示すように、処理部81は、OS層の上に、ブラウザと監視プログラムSPとが動作している。
また、ブラウザ上でアプリケーションプログラムAPが動作している。
【0042】
アプリケーションプログラムAPは、サーバ31からの指示に基づいて、ローカル表示装置11の画面表示や音声出力に係る処理を行う。
【0043】
監視プログラムSPは、ローカルコンピュータ13上で動作するアプリケーションプログラムAPの動作確認(例えばサウンドドライバーの動作確認)、通信ネットワーク生存確認、監視対象機器23の動作状況確認を行い、不具合が生じたかを判断する。そして、監視プログラムSPは、不具合が生じたと判断した場合に、その不具合に生じた不具合対応処理を行う。当該不具合対応処理は、例えば、ブラウザの再起動や、ローカルコンピュータ13の再起動又はシャットダウンに係る処理である。
【0044】
不具合の判断は以下のように行う。
監視プログラムSPは、OS又はブラウザ上で動作するサウンドドライバーの動作確認を行う。具体的には、例えば、アプリケーションプログラムAP上で音の音声出力動作を行い、その動作状態を確認する。
【0045】
また、監視プログラムSPは、ローカルコンピュータ13の通信部71を介した通信ネットワークの生存確認を行う。通信正常であればサーバ31と常にステータスを更新しているので、更新コマンドを到達しているかどうかを確認する。すなわち、ローカルコンピュータ13と、サーバ31と、リモートコンピュータ33とが常に通信を行うことから、その通信の可否によって通信状態を判断する。
【0046】
また、監視プログラムSPは、ローカル表示装置11のスクリンキャプチャーを行い、画面が小さい場合は、ブラウザ又はローカル表示装置11の再起動を行う。このとき、ローカルコンピュータ13は、キャプチャーした画像をサーバ31に送ってサーバ31においては不具合であるかの判断をしてもよいし、監視プログラムSPがその機能を持っていてもよい。
【0047】
また、監視プログラムSPは、制御対象機器21や制御対象機器23の動作確認を行う。これらは、振動、騒音、気象計等の計測器である。)これらの計測器が計測した数値は、例えばリアルタイムにサーバ31に送られる。そのため、サーバ31への数値の送信がなければ不具合が生じていると判断する。
上述した監視プログラムSPの処理の全体又は一部をサーバ31で実行してもよい。
【0048】
また、ローカルコンピュータ13やローカル制御装置15は、制御対象機器21及び監視対象機器23の設定を自動的に行ってもよい。
【0049】
上述した監視プログラムSPによる処理は、ローカルコンピュータ13からのデータを基にサーバ31において実行し、サーバ31からローカルコンピュータ13に監視プログラムSPに処理結果を提供してもよし、サーバ31が監視プログラムSPによる処理を指示してもよい。
【0050】
[ローカル制御装置15]
ローカル制御装置15は、ローカル7に設けられ、OSを用いないで動作する。
図5は、図1に示すローカル制御装置15の構成図である。
図5に示すように、ローカル制御装置15は、例えば、通信部91、制御I/F93、メモリ99及び処理部101を有する。
【0051】
通信部91は、ローカルコンピュータ13の通信部71を通じで、ネットワーク9を介してサーバ31と通信を行う。
【0052】
制御I/F93は、USB等のインタフェースである。制御I/F93は、ローカル表示装置11、ローカルコンピュータ13及び制御対象機器23とUSB接続されている。
【0053】
制御対象機器23は、例えば、ローカル表示装置11等に係る電源関連機器、ローカル表示装置11の筐体内温度センサー、電源装置、温度測定器、湿度測定器等である。
【0054】
メモリ99は、処理部101が実行するプログラムやデータを格納する。当該プログラムはOSを必要としないプログラムである。
【0055】
処理部101は、プログラムを実行して本実施形態で記載するローカル制御装置15の動作を統括的に制御する。
処理部101は、ローカルコンピュータ13を介したサーバ31からの指示、ローカルコンピュータ13からの指示、又はメモリ99に記憶されたプログラムの動作に基づいて、ローカル表示装置11と制御対象機器21との間のUSB接続、ローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間のUSB接続及びHDMI接続の接続状態のオン/オフを制御する。すなわち、接続の抜き差しと同様の処理を行う。
【0056】
処理部101は、サーバ31からの指示に応じて、上記オンオフ制御を、例えば、接続をオフした後にオンにするように行う。すなわち、接続の抜き動作に相当する処理を行った後に、差し動作に相当する処理を行う。
【0057】
処理部101は、その他、装置間の外部接続端子のオン・オフ制御を行うようにしてもよい。
【0058】
ローカル制御装置15は、ローカルコンピュータ13又はサーバ31から設定された設定データに応じて、当該ローカル制御装置に接続されたローカルにある制御対象機器23を制御する。
【0059】
ローカル制御装置15は、ローカル表示装置11への電源供給状態を監視し、監視結果をサーバ31に送信する。
【0060】
ローカル制御装置15は、ローカル表示装置11の輝度制御、音量調整、又は空調制御と、ローカル表示装置11の制御対象機器との接続のオン/オフ制御との少なくとも一つを行う。
【0061】
[サーバ31]
サーバ31は、サーバ31上で動作するプログラムと、リモートコンピュータ33からの指示に基づいて、ローカルコンピュータ13と通信を行い、指示やデータをローカルコンピュータ13に送信する。
サーバ31は、複数の企業の複数のローカル7について管理しており、それぞれのローカル7内にある機器の状態を、所定の画面で監視する。当該画面では、各機器が起動又は通信可能(生存)状態かを表示している。
【0062】
サーバ31は、ローカルコンピュータ13からの情報を基に上記外部接続端子の不具合を検出し、不具合が検出した場合に、ローカルコンピュータ13に上述したオン・オフ制御の指示を送信する。
【0063】
[リモートコンピュータ33]
リモートコンピュータ33は、パーソナルコンピュータや携帯型端末装置等である。
リモートコンピュータ33は、サーバ31を介したローカルコンピュータ13に指示を与える。
【0064】
以下、サイネージシステム1の動作例を説明する。
<アプリケーションプログラムAPの動作に不具合が生じた場合の動作>
図6は、図1に示すサイネージシステム1のアプリケーションプログラムAPの動作の不具合対応処理に係る動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、図6に示す各ステップを説明する。
図3に示すローカルコンピュータ13の処理部81は、監視プログラムSPを実行して以下の処理を行う。
【0065】
ステップST11:
ローカルコンピュータ13は、アプリケーションプログラムAPの動作に不具合が生じたかを判断し、不具合が生じたと判断した場合にはステップST12に進む。
【0066】
ステップST12:
ローカルコンピュータ13は、アプリケーションプログラムAP又はブラウザの再起動を行う。
【0067】
ステップST13:
ローカルコンピュータ13は、ステップST11で特定した不具合が解消されたか否かを判断し、解消されたと判断した場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップST14に進む。
【0068】
ステップST14:
ローカルコンピュータ13は、ローカルコンピュータ13の再起動を行う。
【0069】
<ローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間の接続に不具合が生じた場合の動作>
図7は、図1に示すローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間の接続にに不具合が生じた場合動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、図6に示す各ステップを説明する。
図3に示すローカルコンピュータ13の処理部81は、監視プログラムSPを実行して以下の処理を行う。
【0070】
ステップST21:
サーバ31は、ローカルコンピュータ13からの情報を基に上記外部接続端子の不具合を検出し、不具合が検出した場合に、ローカルコンピュータ13又はローカル制御装置15にオン・オフ制御の指示を送信する。
【0071】
ステップST22:
ローカル制御装置15は、サーバ31から直接、又はローカルコンピュータ13を介して受信した指示に基づいて、ローカル表示装置11と制御対象機器21との間のUSB接続、ローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間のUSB接続及びHDMI接続の接続状態のをオフにする制御を行う。
【0072】
ステップST23:
ローカル制御装置15又はサーバ31は、ステップST22のオフ制御から一定時間経過したと判断するとステップST24に進む。
【0073】
ステップST24:
ローカル制御装置15は、サーバ31から直接、又はローカルコンピュータ13を介して受信した指示、あるいは自ら実行するプログラムに基づいて、ローカル表示装置11と制御対象機器21との間のUSB接続、ローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間のUSB接続及びHDMI接続の接続状態のを再びオンにする制御を行う。
【0074】
上述した動作により、、ローカル表示装置11と制御対象機器21との間のUSB接続、ローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間のUSB接続に不具合が生じた場合に、ローカルコンピュータの再起動ではなく、USBの抜き差しに相当する接続のオンオフ制御をローカル制御装置15によって実行でき、遠隔から当該不具合を解消できる。
【0075】
<ローカル表示装置11への表示動作>
リモートコンピュータ33は、ローカル表示装置11で出力する画面や音声の情報を、サーバ31を介してローカルコンピュータ13に送信する。
ローカルコンピュータ13は、当該受信した情報をメモリ79に記憶し、それを読みだして映像・音声I/F75からローカル表示装置11に提供する。
ローカル表示装置11は、受信した画面や音声の情報をメモリ59に記憶し、それを作成してタッチパネルディスプレイ51から表示・出力する。
ローカルコンピュータ13における上述した処理は、図4に示すアプリケーションプログラムAPによって実行される。
【0076】
<制御対象機器21等からの動作情報取得>
ローカル表示装置11及びローカル制御装置15は、制御対象機器21から取得した情報(監視情報)をローカルコンピュータ13に出力する。
また、ローカルコンピュータ13は、制御対象機器23から情報(監視情報)を取得する。
ローカルコンピュータ13の監視プログラムSPは、取得した上記監視情報を基に、所定の処理を行ったり、当該監視情報をサーバ31を介してリモートコンピュータ33に提供する。
【0077】
<制御対象機器21の制御>
サーバ31を介したリモートコンピュータ33からの制御、又はローカルコンピュータ13上の監視プログラムSPからの制御によっては、ローカル制御装置15は制御対象機器21の動作を制御する。
また、ローカル制御装置15は、ローカルコンピュータ13及びサーバ31を介した、リモートコンピュータ33からの制御信号に応じて、ローカル表示装置11及び制御対象機器21の動作を制御する。
【0078】
以上説明したように、サイネージシステム1によれば、ローカルコンピュータ13とは別にローカル制御装置15を用いたことで、サーバ31を介してリモートコンピュータ33から、ローカル制御装置15に接続された制御対象機器21及びローカル表示装置11の制御を行うことができる。
【0079】
また、サイネージシステム1によれば、図7に示すローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間の接続に不具合が生じた場合の動作により、ローカル表示装置11と制御対象機器21との間のUSB接続、ローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間のUSB接続に不具合が生じた場合に、ローカルコンピュータの再起動ではなく、USBの抜き差しに相当する接続のオンオフ制御をローカル制御装置15によって実行でき、遠隔から当該不具合を解消できる。
【0080】
また、サイネージシステム1によれば、ローカル制御装置15とは別にローカルコンピュータ13を設けたことで、ローカルコンピュータ13のOS上で動作するブラウザの機能を利用して、ローカルコンピュータ13に多様かつ高精度な画面表示をしたり、音声出力をすることができる。
【0081】
本発明は上述した実施形態には限定さない。
上述した実施形態では、ローカル制御装置15がローカルコンピュータ13を介して制御対象機器21と通信する場合を例示したが、ローカルコンピュータ13を介さずにサーバ31と通信する機能を有していてもよい。その場合は、サーバ31からローカル制御装置15に直接指示を送信してもよい。
【0082】
また、上述した実施形態では、外部接続端子のオン・オフ制御として、HDMI接続及びUSB接続のオン・オフ制御を例示したが、リセットに抜き差しと同等の作用が必要となる接続であれば特に限定されない。
【産業上の利用可能性】
【0083】
本発明は、ローカルに設けられたサイネージを遠隔で制御するサイネージシステムに適用可能である。
【符号の説明】
【0084】
1…サイネージシステム
7…ローカル
9…ネットワーク
11…ローカル表示装置
13…ローカルコンピュータ
15…ローカル制御装置
21…制御対象機器
23…監視対象機器
31…サーバ
33…リモートコンピュータ
【要約】
【課題】 ローカル表示装置及びローカルコンピュータとの間の接続を抜き差しと同様のリセットをする必要がある不具合が生じた場合に、遠隔から当該不具合の対応処理を行うことができる遠隔制御方法を提供する。
【解決手段】 サーバ31は、ローカルコンピュータ13からの情報を基に上記外部接続端子の不具合を検出し、不具合が検出した場合に、ローカルコンピュータ13にオン・オフ制御の指示を送信する。ローカル制御装置15は、上記指示に基づいて、ローカル表示装置11と制御対象機器21との間のUSB接続、ローカル表示装置11とローカルコンピュータ13との間のUSB接続及びHDMI接続の接続状態のをオフにする制御を行う。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7