特許第6985778号(P6985778)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6985778
(24)【登録日】2021年11月30日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】補助錠装置
(51)【国際特許分類】
   E05C 19/18 20060101AFI20211213BHJP
   E05C 21/02 20060101ALI20211213BHJP
   E05B 65/06 20060101ALI20211213BHJP
【FI】
   E05C19/18
   E05C21/02
   E05B65/06 Z
【請求項の数】5
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2021-145420(P2021-145420)
(22)【出願日】2021年9月7日
【審査請求日】2021年9月13日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】596080307
【氏名又は名称】株式会社ノムラテック
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】野村 憲市
【審査官】 鳥井 俊輔
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第04471981(US,A)
【文献】 特開2012−140837(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3230168(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3096115(JP,U)
【文献】 特開2002−242505(JP,A)
【文献】 米国特許第05297829(US,A)
【文献】 米国特許第02924479(US,A)
【文献】 米国特許第01970485(US,A)
【文献】 欧州特許出願公開第01437466(EP,A1)
【文献】 英国特許出願公開第02113289(GB,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 1/00−85/28
E05C 1/00−21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
扉のラッチボルトが嵌り込み可能な凹部を有する扉枠を備える扉装置に適用され、前記扉が前記扉枠に対して変位することを規制するための補助錠装置において、
前記ラッチボルトが貫通可能な貫通穴を有する帯板状の係止プレートと、
前記係止プレートの板面から突出した係止片であって、前記凹部に嵌り込み可能な係止片と、
前記係止プレートに係止された状態で当該係止プレートの長手方向に変位可能な状態と変位不可な状態とを切り替えることが可能なロック部材であって、前記扉と接触可能な当て面を有するロック部材と、
前記係止片が前記凹部に嵌り込んだときに当該係止片を着脱自在な状態で当該凹部に固定する脱落規制部とを備え、
前記脱落規制部は、前記係止プレートに設けられた弾性変形可能なバネ部により構成されており、
前記バネ部は、前記係止片が前記凹部に嵌り込んだときに弾性変形して当該凹部の内面に圧接する押圧部を有しており、
さらに、前記押圧部は、前記係止プレートの長手方向において、前記係止片を挟んで前記ロック部材と反対側に位置している補助錠装置。
【請求項2】
前記バネ部は、前記係止片に接触する接触片を有しており、
前記接触片及び前記係止片の一方には凹み部が設けられ、他方には当該凹み部に嵌り込んだ突起状のボス部が設けられている請求項に記載の補助錠装置。
【請求項3】
扉のラッチボルトが嵌り込み可能な凹部を有する扉枠を備える扉装置に適用され、前記扉が前記扉枠に対して変位することを規制するための補助錠装置において、
前記ラッチボルトが貫通可能な貫通穴を有する帯板状の係止プレートと、
前記係止プレートの板面から突出した係止片であって、前記凹部に嵌り込み可能な係止片と、
前記係止プレートに係止された状態で当該係止プレートの長手方向に変位可能な状態と変位不可な状態とを切り替えることが可能なロック部材であって、前記扉と接触可能な当て面を有するロック部材と、
前記係止片が前記凹部に嵌り込んだときに当該係止片を着脱自在な状態で当該凹部に固定する脱落規制部とを備え、
前記脱落規制部は、前記係止プレートに設けられた弾性変形可能なバネ部により構成されており、
前記バネ部は、前記係止片が前記凹部に嵌り込んだときに弾性変形して当該凹部の内面に圧接する押圧部を有しており、
前記押圧部は、前記係止プレートの長手方向及び厚み方向と直交する第1の向きにて前記凹部の内面に圧接する第1押圧部、及び当該長手方向及び当該厚み方向と直交する第2の向きにて前記凹部の内面に圧接する第2押圧部を有しており、
さらに、前記第1押圧部及び前記第2押圧部を有する前記バネ部は、前記長手方向及び前記厚み方向と直交する方向に変位可能に前記係止プレートに連結されている補助錠装置。
【請求項4】
前記バネ部は、前記係止プレートに着脱可能に装着されている請求項1ないし3に記載の補助錠装置。
【請求項5】
前記バネ部は、永久磁石を介して前記係止プレートに連結されている請求項4に記載の補助錠装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、扉が扉枠に対して変位することを規制するための補助錠装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の補助錠装置は、ストライクプレートと、当該ストライクプレートに取り付けられるロック部材とを備え、かつ、当該ストライクプレートが戸枠にねじによって固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3230168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、上記点に鑑み、特許文献と異なる構成の補助錠装置の一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
扉(1)のラッチボルト(3)が嵌り込み可能な凹部(4)を有する扉枠(2)を備える扉装置に適用され、扉(1)が扉枠(2)に対して変位することを規制するための補助錠装置は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
【0006】
すなわち、当該構成要件は、ラッチボルト(3)が貫通可能な貫通穴(11A)を有する帯板状の係止プレート(11)と、係止プレート(11)の板面から突出した係止片(14)であって、凹部(4)に嵌り込み可能な係止片(14)と、係止プレート(11)に係止された状態で当該係止プレート(11)の長手方向に変位可能な状態と変位不可な状態とを切り替えることが可能なロック部材(12)であって、扉(1)と接触可能な当て面(12A)を有するロック部材(12)と、係止片(14)が凹部(4)に嵌り込んだときに当該係止片(14)を着脱自在な状態で当該凹部(4)に固定する脱落規制部(13)とである。
【0007】
なお、「係止片が着脱自在に固定されている」とは、例えば、「補助錠装置の利用者が、ドライバ等の工具を用いることなく、容易に(ワンタッチで)係止プレート(11)を扉枠(2)に対して着脱できる」という意味である。
【0008】
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1実施形態に係る補助錠装置の使用状態を示す図である。
図2】第1実施形態に係る補助錠装置の分解図である。
図3】第1実施形態に係る補助錠装置の係止プレートを示す図である。
図4】第1実施形態に係る補助錠装置のバネ部の拡大図である。
図5】第2実施形態に係る補助錠装置を示す図である。
図6】第2実施形態に係る補助錠装置の分解図である。
図7】第3実施形態に係る補助錠装置の分解図である。
図8】第4実施形態に係る補助錠装置の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されない。
【0011】
なお、各図に付された方向を示す矢印及び斜線等は、各図相互の関係及び各部材又は部位の形状を理解し易くするために記載されたものである。したがって、本開示に示された発明は、各図に付された方向に限定されない。斜線が付された図は、必ずしも断面図を示すものではない。
【0012】
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示された補助錠装置は、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素、並びに図示された構造部位を備える。
【0013】
(第1実施形態)
<1.補助錠装置の概要>
本実施形態は、図1に示されるように、室内側に揺動して開く扉1を有する扉装置に本開示に係る補助錠装置10の一例が適用されたものである。扉1の扉枠2には、当該扉1のラッチボルト3が嵌り込み可能な凹部4が設けられている。
【0014】
ラッチボルト3は、扉1に対して出没可能な閂である。当該ラッチボルト3が凹部4に嵌り込んだ状態では、扉1が揺動することが規制される。なお、ラッチボルト3のうち揺動方向一方側(本実施形態では、室外側)には、傾斜面が設けられている。
【0015】
補助錠装置10は、図2に示されるように、係止プレート11、ロック部材12及び脱落規制部13等を少なくとも備える。係止プレート11は、ラッチボルト3が貫通可能な貫通穴11Aを有する帯板状の金属板である。
【0016】
当該係止プレート11には、図3に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、2つの)の係止片14が設けられている。2つの係止片14は、係止プレート11の板面から突出した突起部であって、凹部4に嵌り込み可能な突起部である(図1参照)。
【0017】
本実施形態に係る2つの係止片14は、略矩形状に形成された貫通穴11Aの外縁から延出している。具体的には、2つの係止片14は、貫通穴11Aの外縁を構成する4つの辺のうち上下方向と直交する2つの外縁辺に設けられている。
【0018】
上下方向とは、係止プレート11の長手方向及び係止プレート11の厚み方向と直交する方向いう。なお、本実施形態に係る上下方向は、係止プレート11が扉枠2に装着された状態における鉛直方向と略平行な方向である。
【0019】
ロック部材12は、係止プレート11に係止された状態(図1参照)で、当該係止プレート11の長手方向に変位可能な状態と当該変位が不可な状態とを切替可能な部材である。そして、当該ロック部材12には、扉1と接触可能な当て面12Aが設けられている(図1参照)。
【0020】
すなわち、係止プレート11には、図2に示されるように、ロック部材12がスライド可能に嵌り込む長穴11Bが設けられている。このため、ロック部材12は、長穴11Bの長径方向、つまり係止プレート11の長手方向にスライド変位可能である。
【0021】
そして、長穴11Bの外縁には、ロック部材12と係止可能な複数の凹部11Cが設けられている。ロック部材12には、それら凹部11Cのいずれかに嵌り込み可能な係止突起部(図示せず。)が設けられている。
【0022】
当該係止突起部は、凹部11Cに嵌り込んで係止プレート11に係止される位置と当該位置から離脱した位置との間で弾性的に変位可能である。このため、ロック部材12が係止プレート11に対して変位可能となる状態と変位不可となる状態とが切り替え可能となる。
【0023】
脱落規制部13は、2つの係止片14が凹部4に嵌り込んだときにおいて(図1参照)、当該係止片14を着脱自在な状態で当該凹部4に固定するための部材である。
【0024】
なお、「係止片14が着脱自在に固定されている」とは、例えば、「補助錠装置10の利用者が、ドライバ等の工具を用いることなく、容易に(ワンタッチで)係止プレート11を扉枠2に対して着脱できる」という意味である。
【0025】
<2.脱落規制部の詳細>
脱落規制部13は、図4に示されるように、弾性変形可能なバネ部15により構成されている。バネ部15には、押圧部15Aが設けられている。そして、本実施に係るバネ部15は、係止プレート11に着脱可能に装着されている。
【0026】
押圧部15Aは、図1に示されるように、2つの係止片14が扉枠2の凹部4に嵌り込んだときに弾性変形して当該凹部4の内面に圧接する部位である。そして、当該押圧部15Aは、係止プレート11の長手方向において、2つの係止片14を挟んでロック部材12と反対側に位置している。
【0027】
バネ部15は、図2に示されるように、押圧部15Aに加えて、係止片14と同数(本実施形態では、2つ)の接触片15Bを有している。なお、押圧部15A及び2つの接触片15Bは、バネ鋼鋼材等にて一体成形された一体品である。
【0028】
2つの接触片15Bは、図4に示されるように、対応する係止片14に接触する部位である。具体的には、2つの接触片15Bは、2つの係止片14を上下方向から挟み込むように各係止片14に接触する。
【0029】
そして、接触片15B及び係止片14の一方(本実施形態では、係止片14)には凹み部14Aが設けられ、他方(本実施形態では、接触片15B)には当該凹み部14Aに嵌り込んだ突起状のボス部15Cが設けられている。
【0030】
本実施形態に係る凹み部14Aは、係止片14を厚み方向(本実施形態では、上下方向)に貫通する貫通穴にて構成されている。なお、バネ部15には係止部15D(図2参照)も設けられている。係止部15Dは、係止プレート11に係止される部位である。
【0031】
このため、バネ部15は、2つのボス部15Cが対応する凹み部14Aに嵌り込み、かつ、係止部15Dが係止プレート11に係止された状態で、2つの接触片15Bが2つの係止片14を上下方向から挟み込むことにより係止プレート11に固定される。
【0032】
<3.本実施形態に係る補助錠装置の使用方法及び特徴>
利用者は、先ず、係止プレート11の貫通穴11Aの位置がラッチボルト3の位置に合致するように、2つの係止片14を扉枠2の凹部4に嵌め込む。これにより、押圧部15Aが弾性変形して当該押圧部15Aが凹部4の内面に圧接するため、係止プレート11が扉枠2に固定された状態となる(図1参照)。
【0033】
次に、利用者は、当て面12Aが扉1に接触する位置、又は当て面12Aが扉1に十分に近接した位置までロック部材12をスライド移動させた後、その位置にてロック部材12の変位を規制する。
【0034】
これにより、扉1を開く力が扉1に作用した場合であっても、当該扉1がロック部材12及び係止プレート11を介して扉枠2に係止された状態となるので、扉1が開くことが禁止される。
【0035】
押圧部15Aは、係止プレート11の長手方向において、係止片14を挟んでロック部材12と反対側に位置している(図1参照)。これにより、扉1を開く力が扉1に作用した場合であっても、押圧部15Aを押し潰す力が当該押圧部15Aに作用しない。したがって、押圧部15Aが塑性変形してしまうことが防止される。
【0036】
すなわち、仮に、押圧部15Aがロック部材12と同一側に位置していると、扉1を開く力により、押圧部15Aが塑性変形してしまう。押圧部15Aが塑性変形してしまうと、押圧部15Aで発生する弾性力、つまり凹部4の内面に圧接する力が減少する。
【0037】
このため、押圧部15Aがロック部材12と同一側に位置する構成では、係止プレート11を扉枠2に固定する固定力が低下してしまうおそれが高い。これに対して、本実施形態では、扉1を開く力により押圧部15Aが塑性変形してしまうことが防止される。
【0038】
(第2実施形態)
上述の実施形態に係るバネ部15は、1つの押圧部15Aを有する構成であった。これに対して、本実施形態に係る補助錠装置のバネ部15(以下、バネ部150と記す。)は、図5に示されるように、2つの押圧部15Aを有する。
【0039】
以下の説明は、上述の実施形態に係る補助錠装置との相違点に関する説明である。なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
【0040】
すなわち、本実施形態に係る押圧部15Aは、上下方向第1の向きにて凹部4の内面に圧接する第1押圧部15A1、及び上下方向第2の向きにて凹部4の内面に圧接する第2押圧部15A2にて構成されている。
【0041】
そして、バネ部150は、上下方向に変位可能に係止プレート11に連結されている。具体的には、図6に示されるように、本実施形態に係る脱落規制部13は、バネ部150及びバネ係止部16等を有している。
【0042】
バネ係止部16は、バネ部150を上下方向に変位可能な状態で係止プレート11に連結するための部材である。当該バネ係止部16は、2つの接触片15B及び係止部15Dを有する。
【0043】
このため、バネ係止部16は、第1実施形態に係るバネ部15と同様に、2つのボス部15Cが対応する凹み部14Aに嵌り込み、かつ、係止部15Dが係止プレート11に係止された状態で、2つの接触片15Bが2つの係止片14を上下方向から挟み込むことにより係止プレート11に固定される。
【0044】
各接触片15Bには、バネ部150に設けられた長穴151に嵌り込む係止突起部16Aが少なくとも1つずつ設けられている。長穴151は、長径方向が上下方向と一致する貫通穴である。
【0045】
そして、複数の係止突起部16Aそれぞれは、各長穴151に嵌り込んだ状態で上下方向にスライド可能である。このため、バネ係止部16が係止プレート11に固定された状態では、バネ部150は、係止プレート11に対して上下方向に変位可能となる。
【0046】
したがって、本実施形態に係る補助錠装置では、利用者が係止プレート11を扉枠2に固定する際に、ラッチボルト3の位置と貫通穴11Aの位置とを容易に合致させることが可能となる。
【0047】
つまり、係止プレート11が扉枠2に固定された後においても、利用者は、当該係止プレート11を扉枠2に対して上下方向に変位させることができる。延いては、利用者は、ラッチボルト3の位置と貫通穴11Aの位置とを容易に合致させることが可能となる。
【0048】
(第3実施形態)
本実施形態は、第2実施形態の変形例である。すなわち、第2実施形態に係るバネ部150は、長穴151に嵌り込んだ係止突起部16Aにより、係止プレート11に対して上下方向に変位可能となる構成であった。
【0049】
これに対して、本実施形態に係るバネ部150は、図7に示されるように、バネ係止部16に設けられた永久磁石16Bにより、当該バネ係止部16に連結される。このため、本実施形態に係るバネ部150も係止プレート11に対して上下方向に変位可能となる。
【0050】
ところで、バネ部150はバネ鋼鋼材製である。このため、バネ部150のうち永久磁石16Bと対向する部位には、強磁性体のプレート152が固定されている。
【0051】
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
【0052】
(第4実施形態)
本実施形態は、図8に示されるように、第1実施形態に係るバネ部15に第3実施形態に係る構成を適用したものである。つまり、バネ部15は、バネ係止部16に設けられた永久磁石16Bにより、当該バネ係止部16に連結されている。
【0053】
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
【0054】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、押圧部15A、押圧部15A1、15A2が凹部4の内壁に圧接することにより、係止片14が着脱自在な状態で当該凹部4に固定されていた。しかし、本開示はこれに限定されない。
【0055】
すなわち、当該開示に係る脱落規制部13は、係止片14が凹部4に嵌り込んだときに当該係止片14を着脱自在な状態で当該凹部4に固定するものであれば十分である。このため、扉枠2の凹部4を構成する金属製のプレートに係止される構成、又は当該プレートに磁力にて固定される構成の脱落規制部であってもよい。
【0056】
上述の実施形態は、室内側に揺動して開く扉1に本開示に係る補助錠装置が適用された例であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、室外側に揺動して開く扉1にも適用可能である。
【0057】
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成であってもよい。
【符号の説明】
【0058】
1… 扉 3…ラッチボルト 4… 凹部
10… 補助錠装置 11…係止プレート 11A… 貫通穴
12… ロック部材 13…脱落規制部 14… 係止片
15… バネ部 15A…押圧部 15B… 接触片
【要約】
【課題】 補助錠装置の一例を開示する。
【解決手段】 補助錠装置10は、ラッチボルト3が貫通可能な貫通穴11Aを有する帯板状の係止プレート11と、係止プレート11の板面から突出した係止片14であって、凹部4に嵌り込み可能な係止片14と、係止プレート11に係止された状態で当該係止プレート11の長手方向に変位可能な状態と変位不可な状態とを切り替えることが可能なロック部材12であって、扉1と接触可能な当て面12Aを有するロック部材12と、係止片14が凹部4に嵌り込んだときに当該係止片14を着脱自在な状態で当該凹部4に固定する脱落規制部13とを少なくとも備える。
【選択図】 図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8