(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明のポンプディスペンサー及び吐出容器を、その好ましい第1実施形態に基づき、
図1〜
図5を参照しながら説明する。
図1には、本発明の好ましい第1実施形態に係る吐出容器1Aの斜視図が示されており、
図2には、
図1に示すポンプディスペンサーの縦断面図が示されている。
図3(a)には、ポンプヘッド32を押し下げる前のポンプディスペンサー3Aが示されており、
図3(b)には、ポンプヘッド32を押し下げる前の表示部33Aが示されている。
図4(a)には、ポンプヘッド32を所望の位置まで押し下げた状態のポンプディスペンサー3Aが示されており、
図4(b)には、ポンプヘッド32を所望の位置まで押し下げた状態の表示部33Aが示されている。
図5(a)には、ポンプヘッド32をフルストローク押し下げた状態のポンプディスペンサー3Aが示されており、
図5(b)には、ポンプヘッド32をフルストローク押し下げた状態の表示部33Aが示されている。
【0012】
図1に示すように、第1実施形態の吐出容器1Aは、容器本体2内に収容された液体を吐出するポンプディスペンサー3Aと、該ポンプディスペンサー3Aが取り付けられ、液体が収容された容器本体2とを備えている。
吐出容器1Aでは、容器本体2は、
図1に示すように、口部21及び胴部22を有しており、液体を収容可能に形成されている。容器本体2に収容される液体としては、例えば、シャンプー液、リンス液、化粧液、液体洗剤、薬剤及び調味料等が挙げられる。吐出容器1Aでは、液体として、液体洗剤や調味料等を好適に用いることができる。
【0013】
吐出容器1Aでは、ポンプディスペンサー3Aは、
図1に示すように、容器本体2内に収容された液体を吸い上げるポンプ機構31と、液体を吐出する吐出ノズル32nを有し、ポンプ機構31が吸い上げた液体を、押し下げることによって該吐出ノズル32nから吐出させるポンプヘッド32と、ポンプヘッド32の押し下げ量に応じて吐出ノズル32nから吐出される液体の吐出量を、ポンプヘッド32の押し下げに伴う変化により表示して使用者に知らせる表示部33Aとを備えている。吐出容器1Aでは、ポンプディスペンサー3は、更に、前記ポンプ機構31を固定支持する本体部34と、容器本体2の口部21に螺合させて装着されるキャップ部35とを備えている。即ち、ポンプディスペンサー3は、ポンプ機構31と、ポンプヘッド32と、表示部33Aと、本体部34と、キャップ部35とを備えている。
【0014】
ポンプ機構31は、
図2に示すように、ポンプハウジング31h内に画成されるポンプ室31rをピストン31pで拡縮させることにより、液の吸い込み及び該液の吐出を行う直圧のポンプ式となっている。より詳述すると、ポンプ機構31は、キャップ部35を容器本体2の口部21に装着する際に、口部21から胴部22の内部に挿入されるポンプハウジング31hと、ポンプハウジング31h内に往復動可能に挿入され、ポンプハウジング31h内に画成されるポンプ室31rを拡縮可能とするピストン31pと、ピストン31pによって圧縮状態にあるポンプ室31rと連通可能になる吐出通路を備えるステム31sとを有している。斯かるポンプ機構31は、特許文献1に記載のポンプ式吐出容器と同一構成とすることができる。
【0015】
ポンプヘッド32は、
図2に示すように、ポンプハウジング31hの外部に突出するステム31sの端部に固定されている。ポンプヘッド32は、ステム31sに接続されるヘッド本体32hと、ステム31sの吐出通路に連通する吐出ノズル32nとを有している。ポンプヘッド32は、ドーム形状に形成されている。吐出ノズル32nは、ステム31sの吐出通路と交差する方向に延出している。
【0016】
ポンプディスペンサー3Aでは、
図2に示すように、ポンプヘッド32を押し下げることにより、ステム31sが下降してピストン31pを下降させ、該ピストン31pによって圧縮されたポンプ室31r内の内容物がステム31sの吐出通路を経てポンプヘッド32の吐出ノズル32nから吐出される。他方、吐出後に、バネ31bの付勢力によりステム31sが往動すると、容器本体2に収容された内容物が、ディップチューブ31iを介して、ポンプハウジング31h内の減圧されたポンプ室31rに吸い込まれる。なお、ポンプハウジング31hは、ディップチューブ31iとの境界部付近にボール弁を内蔵している。
【0017】
またポンプディスペンサー3Aでは、ポンプヘッド32は、フルストローク押し下げると、予め設定された所定量の液体が吐出されるようになっている。予め設定される液体の吐出量は特に制限はないが、容器本体2内に収容される液体の種類に応じて設定することが好ましい。例えば、シャンプー液、リンス液、化粧液、液体洗剤、薬剤、及び調味料等の液体の種類に応じて設定することが好ましい。具体的には、ml(ミリリットル)、cc(シーシー)等に設定することが好ましい。また例えば、大さじ一杯等の特定の液体に特化した吐出量に設定してもよい。
【0018】
本体部34は略円筒形に形成されており、同軸上にてポンプ機構31を支持している。また本体部34は、上端部のステム挿入口回りに、外周部に螺条を備えたノズル固定リング(図示せず)を有し、ポンプヘッド32をノズル固定リングに螺着することにより、ポンプハウジング31hに対するステム31s、ピストン31p及びポンプヘッド32の移動をロック可能とされている。
【0019】
キャップ部35は、ポンプ機構31と同軸上で本体部34の下方にて、該本体部34に回転可能に支持されている。キャップ部35は、その内周面に螺合溝(図示せず)が形成されており、容器本体2の口部21に形成された螺合部に螺合可能になっている。
【0020】
第1実施形態の吐出容器1Aの表示部33A以外の構成は、公知のポンプディスペンサーの構成と同様であり、例えば、特許文献1に記載のポンプ式吐出容器と同一構成とすることができる。
【0021】
本実施形態の吐出容器1Aにおける表示部33Aは、本体部34に設けられ、液体の吐出量の目盛332を有する目盛部331Aと、ポンプヘッド32に設けられ、液体の吐出量に対応する目盛部331Aの目盛332を示す目印331Iとを有しており、ポンプヘッド32の押し下げ量に連動して目盛部331Aの目盛332に対する目印331Iの相対的な位置が変化して、ポンプヘッド32から吐出される液体の吐出量を知らせるようになっている。
詳細には、本実施形態では、
図1〜
図5に示すように、目盛部331Aが本体部34から突出可能に設けられている。ポンプヘッド32は、目盛部331Aを挿通可能な挿通孔333を有し、該ポンプヘッド32の天面部32tの一部、より具体的には、天面部32tに形成された挿通孔333の外周縁333lが目印として機能するようになっている。
【0022】
より詳述すると、挿通孔333は、
図1に示すように、ポンプヘッド32の天面部32tに設けられており、該天面部32tを貫通している。具体的には、挿通孔333は、ポンプヘッド32を平面視して、該ヘッド本体32hの吐出ノズル32nが配される側と反対側(ステム31s(図示せず)との接続部を中心として吐出ノズル32nが配される側と反対側)に形成されている。挿通孔333は、平面視して略楕円形状に形成されており、目盛部331Aを挿通可能に形成されている。挿通孔333の大きさ及び形状は特に限定されず、目盛部331Aを挿通可能な大きさ及び形状であればよい。
【0023】
目盛部331Aは、縦長の板状に形成されており、挿通孔333を挿通可能となる位置において、基端が本体部34の上部に固定されている。具体的には、目盛部331Aは、本体部34の上部において、ポンプヘッド32を押し下げた際に該ポンプヘッド32に形成された挿通孔333から出現可能となる位置に固定されている。尚、目盛部331Aは、本体部34の上部に固定されておらず、本体部34と別体に設けてもよい。ポンプヘッド32を平面視して、挿通孔333が吐出ノズル32nが配される側と反対側に配されることから、目盛部331Aも吐出ノズル32nが配される側と反対側に配されており、該目盛部331Aは、
図5(a)に示すように、吐出ノズル32nと反対側から出現するようになっている。
【0024】
目盛部331Aは、
図3(a)に示すように、ポンプヘッド32を押し下げる前の状態においては、先端がポンプヘッド32の天面部32tから突出しないように設けられている。本実施形態では、目盛部331Aは、ポンプヘッド32を押し下げる前の状態において、先端がポンプヘッド32の天面部32tから突出しない長さに形成されている。目盛部331Aの長手方向の長さとしては、ポンプヘッド32を押し下げる前の状態において目盛332が隠れる長さであればよく、例えば、先端がポンプヘッド32の上面から僅かに突出する長さであってもよい。即ち、先端がポンプヘッド32の上面から突出しないとは、先端がポンプヘッド32の上面から僅かに突出する状態を含む。
【0025】
目盛332は、目盛部331Aの外面側の表面に配されており、目印との組み合わせにおいて、ポンプヘッド32の押し下げ量に応じた液体の吐出量を表示可能なものとなっている。目盛332は、例えば、
図5(b)に示すように、「1.5ml」、「3.0ml」等の目盛となっており、目盛部331Aの長手方向に沿って間隔を空けて配されている。目盛部331Aは、ポンプヘッド32の移動方向、特に押し下げ時の移動方向に沿って複数の目盛332を有することが好ましく、また、ポンプヘッド32の移動方向に沿う方向に長い形状であることが好ましい。
本実施形態では、目盛332は、下線が引かれた数字となっており、該下線とポンプヘッド32の天面部32t、具体的には、天面部32tに形成された挿通孔333の外周縁333lとを一致させると、下線が引かれた数字の液体が吐出されるようになっている。なお、目盛332は、特に制限なく使用することができ、数字、線(例えば、下線や横線等)、マークのみであってもよく、これらの組み合わせであってもよい。
【0026】
目盛部331Aに配される目盛332は特に制限はないが、容器本体2内に収容される液体の種類に応じて配することが好ましい。例えば、シャンプー液、リンス液、化粧液、薬剤、液体洗剤及び調味料等の液体の種類に応じて配することが好ましい。また、例えば、ポンプヘッド32をフルストローク押し下げた際の吐出量に対する割合を表示してもよい。例えば、フルストロークを1として、「3/4」、「1/2」及び「1/4」としてもよく、「0.75」、「0.5」及び「0.25」としてもよい。また例えば、大さじ一杯(例えば「大1」)、小さじ一杯(例えば「小1」)等の特定の液体に特化した表示としてもよい。また、吐出量の割合に対応するマーク等を表示してもよい。
【0027】
以上のような構成の吐出容器1Aでは、ポンプディスペンサー3Aの表示部33Aは、
図3(a)及び
図3(b)に示すように、ポンプヘッド32を押し下げる前の状態においては、目盛部331Aがポンプヘッド32の天面部32tから突出しておらず、ポンプヘッド32を押し下げると、
図4及び
図5に示すように、挿通孔333から目盛部331Aが出現し、ポンプヘッド32の押し下げ量に対応した吐出量の目盛332を表示するようになっている。例えば、
図4(a)及び
図4(b)に示すように、目盛部331Aが「1.5ml」の目盛332を表示するまでポンプヘッド32を押し下げると、吐出ノズル32nから1.5mlの液体が吐出される。また
図5(a)及び
図5(b)に示すように、目盛部331Aが「3.0ml」の目盛332を表示するまでポンプヘッド32を押し下げると、吐出ノズル32nから3.0mlの液体が吐出される。本実施形態では、各目盛332には下線が引かれた数値が表示されており、該数値の下線と挿通孔333の外周縁333lとが一致するまでポンプヘッド32を押し下げると、数値に該当する液体が吐出ノズル32nから吐出されるようになっている。
【0028】
以上説明したように、吐出容器1Aのポンプディスペンサー3Aは、容器本体2内に収容された液体を吸い上げるポンプ機構31と、ポンプ機構31が吸い上げた液体を押し下げることで吐出させるポンプヘッド32と、ポンプヘッド32の押し下げ量(押し下げの程度)に応じた液体の吐出量を、該ポンプヘッド32の押し下げに伴う変化により表示して使用者に知らせる表示部33Aとを備えている。そのため、吐出される液体の吐出量を確認して、所望の量を吐出させることができる。また、ポンプヘッド32の押し下げによる吐出量の調整を行う際においても、ポンプヘッド32の押し下げを規制する冶具等を取り付けたり、該冶具の調整をしたりする等の手間が無く、吐出量の調整が容易である。これらにより、所望の量の液体を、容易に且つ無駄なく吐出させることができる。
【0029】
また吐出容器1Aのポンプディスペンサー3Aは、ポンプヘッド32の押し下げ量に連動して、目盛部331Aの目盛332に対するポンプヘッド32の天面部32tの相対的な位置、具体的には、天面部32tに形成された挿通孔333の外周縁333lの相対的な位置が変化して液体の吐出量を知らせるようになされている。このように、ポンプヘッド32の押し下げに連動して目盛部331Aの目盛332を示すようにすることで、所望の吐出量の確認や調整が一層容易になる。
【0030】
また吐出容器1Aのポンプディスペンサー3Aは、ポンプヘッド32の押し下げ量に連動して目盛部331Aを挿通孔333から出現させて、ポンプヘッド32から吐出される液体の吐出量に対応する目盛332を使用者に知らせるようになされている。そのため、当初目盛部331Aの目盛332がポンプヘッド32内に隠れている状態から出現するという突飛な動きをするので、使用者が注目し易い構成になっている。その為、使用者がより吐出量を確認するようになるので、液体を不要に吐出することが抑制される。また、目盛部331Aがこのような動きをするポンプディスペンサー3Aは、吐出容器1Aにおいて、その意匠性に優れている。
【0031】
次に、本発明のポンプディスペンサー及び吐出容器の第2実施形態について、
図6〜
図8に基づいて説明する。
図6には、本発明の好ましい第2実施形態に係る吐出容器のポンプディスペンサー3Bが示されており、
図7には、ポンプディスペンサー3Bの分解斜視図が示されている。
図8(a)〜(d)には、ポンプヘッド32の押し下げに連動する表示部33Bが示されている。
【0032】
第2実施形態のポンプディスペンサー3Bを有する吐出容器については、第1実施形態のポンプディスペンサー3Aを有する吐出容器1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、吐出容器1Aと同様であり、吐出容器1Aの説明が適宜適用される。
【0033】
第1実施形態の吐出容器1Aでは、目盛部が本体部34に設けられ、目印がポンプヘッド32に設けられているところ、第2実施形態のポンプディスペンサー1Bでは、
図6及び
図7に示すように、目印が本体部34に設けられ、目盛部がポンプヘッド32に設けられている。
【0034】
より具体的には、第2実施形態の吐出容器では、
図6及び
図7に示すように、目印は、本体部34に設けられた固定部331Bに形成されている。固定部331Bは、縦長の板状に形成されており、本体部34の上部に固定されている。また固定部331Bは、先端部に凸部336を有している。凸部336は、固定部331Bの外面側の表面に設けられており、該固定部331Bの先端部に位置している。凸部336は、ポンプヘッドの押し下げ方向Xと直交する方向に突出する形状に形成されており、その先端には、ポンプヘッド32の側面の色とは異なる色が配されることが好ましい。
【0035】
第2実施形態の吐出容器では、目盛部は、挿通孔337と、目盛338とからなる。挿通孔337は、
図6及び
図7に示すように、ポンプヘッド32の側部に設けられている。挿通孔337は、ポンプヘッド32の側部にて、該ポンプヘッド32の押し下げ方向Xと略平行に形成されており、凸部336が押し下げ方向Xと略平行に移動可能となるように形成されている。挿通孔337は、ポンプヘッド32を平面視して、ヘッド本体32hの吐出ノズル32nが配される側と反対側(ステム31sとの接続部を中心として吐出ノズル32nが配される側と反対側)の側部に形成されている。
【0036】
挿通孔337の側部には、
図6及び
図7に示すように、目盛338が配されている。目盛338は、押し下げ方向Xに間隔を空けて複数配されており、該目盛338は、ポンプヘッド32の押し下げ量に応じた液体の吐出量となっている。例えば、
図8(a)に示す最下端の目盛は、ポンプヘッド32が押し下げる前の状態、即ち、液体が吐出されていない状態を示している。
図8(b)に示す目盛338は、ポンプヘッド32のフルストロークを「1」とした場合の「1/3」に相当する量が吐出される状態を示しており、
図8(c)は、「2/3」に相当する量が吐出された状態を示しており、
図8(d)はフルストロークに相当する量の液体が吐出された状態を示している。
【0037】
ポンプヘッドに配される目盛338は特に制限はないが、容器本体2内に収容される液体の種類に応じて配することが好ましい。例えば、シャンプー液、リンス液、化粧液、薬剤、液体洗剤及び調味料等の液体の種類に応じて配することが好ましい。また、例えば、フルストローク押し下げた際の吐出量に対する割合を表示してもよい。例えば、フルストロークを1として、「3/4」、「1/2」及び「1/4」としてもよく、「0.75」、「0.5」及び「0.25」としてもよい。また例えば、大さじ一杯(例えば「大1」)、小さじ一杯(例えば「小1」)等の特定の液体に特化した表示としてもよい。また、吐出量の割合に対応するマーク等を表示してもよい。
【0038】
以上説明したように、第2実施形態の吐出容器のポンプディスペンサー3Bは、ポンプヘッド32の押し下げ量に連動して凸部336が挿通孔337に沿って相対的に移動して、ポンプヘッド32から吐出される液体の吐出量を知らせるようになっている。そのため、ポンプヘッド32に配された目盛338を見ながらポンプヘッド32を押し下げることができるので、所望の量の液体を吐出させることが容易となる。即ち、所望の量の液体を無駄なく容易に吐出させることができる。
【0039】
以上、本発明のポンプディスペンサー及び吐出容器をその好ましい第1及び第2実施形態に基づき説明したが、本発明のポンプディスペンサー及び吐出容器は第1及び第2実施形態に限定されない。例えば、第1実施形態においては、目盛部を板状に形成したが、目盛部は板状に限定されず、例えば、棒状等であってもよい。また、棒状の目盛部の断面形状は、円形、三角形、四角形等の多角形等の任意の形状とすることができ、また、板状の目盛部の断面形状も、円弧やS字状等の任意の形状とすることができる。
【0040】
また例えば、第1実施形態においては、目盛部331Aを挿通孔333内から出現させるようにしたが、ポンプヘッド32の外周部に該外周部の一部が開口した切り欠きを設け、棒状又は板状の目盛部が該切り欠き内において上下に変位するようにしても良く、その目盛部の目盛とポンプヘッド32の天面部32tや天面部に設けた他の部材との相対位置の変化に応じて液体の吐出量が分かるようにしてもよい。
また、ポンプヘッド32の外周部の外側に棒状又は板状の目盛部を配し、その目盛部の目盛とポンプヘッド32の天面部との相対位置の変化に応じて液体の吐出量が分かるようにしてもよい。ポンプヘッド32の天面部に凸部を設け、該凸部の上面等の任意の部位を目印として用いても良く、ポンプヘッド32の天面部以外の部位に凸部を設け、該凸部の任意の部位を目印として用いても良い。また、ポンプヘッド32の天面部や他の部位に、目印として機能する矢印等の表示を設けても良い。
また、前記の各実施形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に組み合わせることが可能である。