特許6985890IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

複数の階層のデータをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)伝送するOFDM送信システムにおいて、多重化された複数の階層のデータを再多重化する再多重化装置、送信装置、チップ、およびプログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

次世代の地上デジタル放送では、上述した各階層のデータの他に、緊急地震速報などを伝送するチャンネルのデータを同じチャンネル上で伝送することが検討されている。このチャンネルは、各階層と比べて低遅延(Low Latency)で伝送することが求められる。以下では、このようなチャンネルを、LCHと称する。 階層伝送を行う送信システムでは、映像・音声信号と字幕信号とを多重化し、パケット化して出力する多重化装置が、各階層およびLCHそれぞれに対応して設けられる。さらに、各多重化装置からの出力をパケット化し、1系統に多重化(再多重化)して出力する再多重化装置と、再多重化装置から出力されたパケットからOFDM信号(OFDMフレーム)を構成し、構成したOFDM信号を出力(送信)する送信装置とが設けられる。 現行のISDB−Tでは、再多重化装置から送信装置に出力されるパケットは、TS(Transport Stream)パケットである。一方、次世代の地上デジタル放送では、再多重化装置から送信装置に出力されるパケットとして、現行の地上デジタル放送とは異なる形式のパケット(以下、XMI(eXtensible Modulation Interface)パケットと称する。)を用いることが検討されている。 XMIパケットの構成の詳細は後述するが、XMIパケットには、データユニット領域と、ヘッダとが含まれる。データユニット領域には、階層毎のデータをフレーム化した階層別フレームを所定のサイズに分割したデータユニット、送信装置がOFDMフレームを構成するためのパラメータ、OFDMフレームを送信するタイミング、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration and Control)情報などを示す同期制御情報などが格納される。 次世代の地上デジタル放送では、データユニットを伝送するXMIパケット(各階層のデータユニットを格納するXMIパケット)のデータユニット領域に、LCHのデータを格納するチャンネル情報領域を設けることが検討されている。再多重化装置は、LCHのパケットが入力されると、入力されたLCHのパケットをシンボル周期で、データユニットを伝送する任意のXMIパケットのチャンネル情報領域に格納し、送信装置に出力する。上述したように、LCHのデータは低遅延での伝送が求められる。各階層のデータは、多重化装置によるパケット化後、再多重化装置によるフレーム化、XMIパケット化を経て、送信装置に出力される。そのため、各階層のデータは、フレーム周期で送信装置に出力される。一方、LCHのデータについては、データユニットを伝送する任意のXMIパケットのチャンネル情報領域に格納し、送信装置に出力することで、LCHのデータを速やかに送信装置で処理することができる。 ここで、次世代の地上デジタル放送では、チャンネル情報領域のサイズを可変とすることが検討されている。チャンネル情報領域のサイズが可変である場合、送信装置では、データユニット領域におけるチャンネル情報領域の範囲を特定することができず、LCHのデータ(シンボル)をデータユニット領域から適切に取得することができない。 のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、各階層のデータユニットを伝送するパケットに、各階層のデータよりも低遅延で伝送されるチャンネルのデータから構成されるシンボルを格納するチャンネル情報領域を設け、チャンネル情報領域にチャンネルのシンボルを格納する場合に、チャンネル情報領域のサイズを特定することができる再多重化装置、送信装置、チップ、およびプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、本発明に係る再多重化装置は、映像・音声信号を含む複数の信号が多重化された複数の階層それぞれのデータを再多重化する再多重化装置であって、前記多重化された階層毎のデータをフレーム化した階層別フレームを構成するフレーム構成部と、データユニット領域と、ヘッダとを含むパケットであって、前記フレーム構成部により構成された階層別フレームを所定のサイズに分割したデータユニットを前記デ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る再多重化装置、送信装置、チップ、およびプログラムによれば、各階層のデータユニットを伝送するパケットに、各階層のデータよりも低遅延で伝送されるチャンネルのデータから構成されるシンボルを格納するチャンネル情報領域を設け、チャンネル情報領域にチャンネルのシンボルを格納する場合に、チャンネル情報領域のサイズを特定することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一OFDM送信装置の構成例を示す図である。

【図2】図1に示す再多重化装置の構成例を示す図である。

【図3】図2に示すTLVパケット化部が生成するTLVパケットの構成例を示す図である。

【図4】図2に示すFECブロック構成部が構成するFECブロックの構成例を示す図である。

【図5】図2に示す階層別フレーム構成部が構成する階層別フレームの構成例を示す図である。

【図6】図5に示すフレームヘッダの構成例を示す図である。

【図7】図2に示すXMIパケット化部による階層別フレームの分割例を示す図である。

【図8】図2に示すXMIパケット送出スケジューラ部によるXMIパケットの出力について説明するための図である。

【図9】XMIパケットの構成例を示す図である。

【図10】図9に示すXMIヘッダの構成例を示す図である。

【図11】同期制御情報の構成例を示す図である。

【図12】図2に示すスタッフXMIパケット構成部が生成するスタッフXMIパケットの他の構成例について説明するための図である。

【図13】図12に示すXMIパケットのデータユニット種別に格納される値の一例を示す図である。

【図14】図1に示す送信装置の構成例を示す図である。

【図15】図14に示す入力インターフェース部の構成例を示す図である。

【図16】図14に示す変調部の構成例を示す図である。

【図17】図2に示す再多重化装置の動作例を示すフローチャートである。

【図18】図14に示す送信装置の動作例を示すフローチャートである。

【図19】ISDB−Tと次世代地上放送の暫定仕様の主な伝送パラメータの比較を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 OFDM送信システム   11a,11b,11c 多重化装置   12 再多重化装置   13a,13b 送信装置   14a,14b アンテナ   201a,201b,201c パケットフィルタ   202a,202b,202c,202d IPヘッダ圧縮部   203a,203b,203c,203d TLVパケット化部   204a,204b,204c,204d FIFOバッファ   205a,205b FECブロック構成部   206a,206b 階層別フレーム構成部(フレーム構成部)   207a,207b XMIパケット化部(第1のパケット化部)   208 L0シンボル構成部   209 L1シンボル構成部   210 同期制御XMIパケット構成部(第2のパケット化部)   211 スタッフXMIパケット構成部(第3のパケット化部)   212 XMIパケット送出スケジューラ部(送出部)   131 入力インターフェース部   132 変調部   301 XMIパケット受信部   302a,302b 階層別フレーム生成部   302c LCHフレーム生成部   303 制御情報/TMCC情報生成部   401a A階層処理部   401b B階層処理部   401c LCH処理部   402 TMCC信号生成部   403 階層合成部   404 フレーム化部   405 IFFT部   406 出力部  

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