(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1によれば、油圧作動式ダイカスト鋳造装置の射出アセンブリは符号1で全体的に示されている。
【0010】
射出アセンブリ1は、射出ピストン20を備え、射出ピストン20は、頭端部22と対向する末端部24との間の並進軸Xに沿って延びている。射出ピストン20は、コマンドにより、油圧駆動装置によって、前記並進軸Xに沿って並進することができる。
【0011】
射出アセンブリ1は、更にメイン圧力チャンバ26を備えている。メイン圧力チャンバ26は、射出ピストン20の上流、すなわち、その末端部24の上流側に位置し、射出ピストン20を外側に向けて並進させるための流体を収容し、流体に圧力を加える。
【0012】
更に、射出アセンブリ1は、流体のメイン入口28と、メイン入口28とメインチャンバ26との間に配置され、流体がメインチャンバ26からメイン入口28へ戻ることを防止するのに適した遮断バルブ102とを備える。
【0013】
例えば、前記遮断バルブ102は、出願人名義の欧州出願第2942127(A1)号明細書に含まれる開示により作製されたものである。
【0014】
更に、当該鋳造装置は、射出ピストン20の動作回路用の第1のアキュムレータ30(第1のアキュムレータ30は、関連シリンダにより装填されてもよく、シリンダは、例えば、加圧窒素を封入する)を備える。前記第1のアキュムレータ30は、メイン入口28の上流側に接続され、当該第1のアキュムレータ30と前記メイン入口28との間には、比例供給バルブ104が動作する。
【0015】
前記供給バルブ104は電子的に制御され、バルブの開度の関数としての信号を検出するのに適した位置トランスデューサ204によるフィードバックを利用する。
【0016】
メイン圧力チャンバ26は更に、ドレインに接続された射出ドレイン29に接続され、射出ドレイン29に沿って射出復帰ドレインバルブ105が動作する。
【0017】
射出アセンブリ1は、メイン背圧チャンバ32を更に備えている。メイン背圧チャンバ32は、射出ピストン20の末端部24の下流側に位置し、復帰入口34に接続され、射出ピストン20を復帰並進させるための加圧流体を提供する。
【0018】
復帰入口34は、上流側にポンプフィード36に接続されており、ポンプフィード36の上流には、一般に電気モータにより作動されるポンプ38が配置されている。
【0019】
ポンプフィード36と復帰入口34との間に、ポンプ38が配置されている。
【0020】
更に、比例最大ポンプ圧力バルブ108は、ポンプフィード36上に同時に挿入され、ドレインに接続されて、ポンプ38の吐出圧力を調整する。
【0021】
更に、メイン背圧チャンバ32は、ドレインに接続された復帰ドレイン40に接続され、復帰ドレイン40に沿って比例射出ドレインバルブ112が配置され、当該比例射出ドレインバルブ112は、電子的に制御され、位置トランスデューサ204が設けられている。位置トランスデューサ204は、当該バルブの開度の関数としての信号を発するのに適している。
【0022】
更に、射出アセンブリ1は、メインチャンバ26に含まれる流体の圧力を、アキュムレータ30によって供給される圧力よりも高く増加させるのに適した圧力倍増手段を備える。
【0023】
前記圧力増倍手段は、マルチプライヤピストン(multiplier piston)42を有し、マルチプライヤピストン42は、増倍軸Yに沿って、メインチャンバ30内の圧縮で作動するのに適した頭端部44と反対側の末端部46との間で延びている。増倍軸Yは、例えば、射出ピストン20の並進軸Xと一致している。
【0024】
マルチプライヤピストン42は、増倍軸Yに沿って、コマンドにより並進することができる。
【0025】
圧力増倍手段は、マルチプライヤピストン42の上流の二次圧力チャンバ48と、加圧流体を注入するための、二次チャンバ100の上流の二次流体入口50とを更に備える。
【0026】
鋳造装置は更に、二次入口50に接続可能な第2のアキュムレータ52(リチャージ用の関連シリンダを有する)を備え、マルチプライヤ解放バルブ114は、第2のアキュムレータ52と二次入口50との間に配置されている。
【0027】
二次圧力チャンバ48は、ドレインに接続されたマルチプライヤ復帰ドレイン54にも接続され、マルチプライヤ復帰ドレイン54に沿ってマルチプライヤ復帰ドレインバルブ116が配置されている。
【0028】
更に、増倍手段は、マルチプライヤピストン42の末端部46の下流の二次背圧チャンバ56を有し、二次背圧チャンバ56は、二次復帰入口58を介して第2のアキュムレータ52に接続可能である。
【0029】
前記二次復帰入口58に沿って、第2のアキュムレータ52と二次背圧室56との間において、電子制御可能な比例メインマルチプライヤバルブ118が動作し、当該バルブの開度の関数としての信号を発するのに適した位置トランスデューサ218が設けられている。
【0030】
最後に、第1付属部60は、マルチプライヤ復帰ドレインバルブ116をメインマルチプライヤバルブ118に接続させ、圧力を解放し、第2部62は、マルチプライヤ復帰ドレインバルブ116を射出復帰ドレインバルブ105に接続させる。
【0031】
更に、射出アセンブリ1は、
射出ピストン20の位置を検出するための射出ピストン位置センサ220(例えば、エンコーダ)と、
メイン背圧チャンバ32内の圧力を検出するためのメイン背圧チャンバ圧力トランスデューサ232と、
メイン圧力チャンバ26内の圧力を検出するためのメイン圧力チャンバ圧力トランスデューサ226と、
二次背圧チャンバ56内の圧力を検出するための二次背圧チャンバ圧力トランスデューサ256と、
を備える。
【0032】
ダイカスト鋳造方法は、第1の射出ステップを含み、第1の射出ステップにおいて、射出ピストン20はスピードを落として前進し、溶融金属をモールド内に設けられた副チャネルに充満させる。
【0033】
第1の射出ステップにおいて、制御された供給バルブ104の部分的開放のため、加圧流体は、例えば、150バールの公称圧力でメイン入口28に供給され、そこから、メイン遮断バルブ102の開放によってメインチャンバ30に供給される。
【0034】
制御された射出ドレインバルブ112の開放により、メイン背圧チャンバ32は圧力を解放し、それにより、メイン圧力チャンバ30内の流体の作用とメイン背圧チャンバ32内の流体の反作用とは、所望の速度で、射出ピストン20に対し外向けの推力を生ずる。
【0035】
続いて、好ましくは、前のステップから中断することなく、本方法は第2の射出ステップを提供し、第2の射出ステップにおいて、射出ピストン20は、第1のステップの前進速度よりも高い速度で前進する。
【0036】
第2の射出ステップにおいて、更に制御された供給バルブ104の開放のため、例えば、全体として、加圧流体は、より大きな流量でメイン入口28に供給され、そこから、メイン遮断バルブ102の開放によってメインチャンバ30に供給される。
【0037】
更に、好ましくは、更に制御された射出ドレインバルブ112の開放のため、メイン背圧チャンバ32は圧力を解放し、それにより、メイン圧力チャンバ30内の流体の作用とメイン背圧チャンバ32内の流体の反作用とは、所望の速度で、射出ピストン20に対し外向けの推力を生ずる。
【0038】
更に、好ましくは、前のステップから中断することなく、本方法は第3の射出ステップを提供し、第3の射出ステップにおいて、射出ピストンはほぼゼロ速度で動作するが、溶融金属に対し高い推力を加え、冷却による収縮を相殺するように固化中の溶融金属に作用する。
【0039】
第3の射出ステップにおいて、圧力増倍手段が作動される。
【0040】
特に、加圧流体は、二次入口50に供給され、そこから、制御されたマルチプライヤ解放バルブ114の開放に連れ、二次圧力チャンバ48に供給される。二次背圧チャンバ56は、メインマルチプライヤバルブ118を介して制御されるように、加圧流体が供給され、それにより、増圧ピストン42は、メイン圧力チャンバ30内に存在する流体に対し推力を与え、圧力チャンバ30内の圧力を、例えば、500バールまで増加させる。
【0041】
その結果、メイン入口40とメイン圧力チャンバ30との間の圧力差に反応する遮断バルブ102は、閉鎖構成に移行し、メイン入口40とメイン圧力チャンバ30とを流体的に分離させる。
【0042】
高圧状態にされたメイン圧力チャンバ30内の流体は、射出ピストン20に作用し、それにより、当該ピストンは、モールド内の金属に対し所望の作用を加え、収縮を相殺する。
【0043】
第3の射出ステップが完了した後、増倍手段は停止される。特に、二次背圧チャンバ56に供給される加圧流体、及びマルチプライヤ復帰ドレインバルブ116の開放により二次圧力チャンバ48がドレインに接続されることによって、マルチプライヤピストン42は、リタンストロークを実行する。
【0044】
更に、射出復帰バルブ106の開放によって、加圧流体は、復帰入口34及びポンプフィード36を介してメイン背圧チャンバ32に供給される。また、射出復帰ドレインバルブ105の開放によって、メイン圧力チャンバ30は、ドレインに接続される。このように、射出ピストン20は、リタンストロークを完了する。
【0045】
鋳造装置は、更に操作手段300を備える。操作手段300は、電子制御ユニット、すなわち、プログラム可能なPLC又はマイクロプロセッサを有する。電子制御ユニットは、前記バルブ及び/又は前記センサ及び/又はトランスデューサと動作可能に接続され、前記センサ及び/又は前記トランスデューサによって発される信号の関数として、及び/又は所定の操作プログラムの関数として、前記バルブの開閉を制御する。
【0046】
本発明によれば、鋳造装置は、診断システムを備える。当該診断システムは、各バルブに対してテストを実行し、テストの中で検出されたパラメータを、予め規定された間隔又は閾値と比較することにより、前述のバルブの正しい動作を検証できる。閾値は、オペレータによって設定されるか、又は基本テストの中で検出される。
【0047】
言い換えると、テストは各バルブに対して、1つずつ順に実行され、テストの中で検出されたパラメータは、予め規定された間隔又は閾値と比較される。
【0048】
更に、所定のバルブを検証するための最適な条件下でテストを実施するように、テストを実施する前に、油圧回路の一部がオイル供給から除外される。
【0049】
更に、前記診断システムは、表示手段、例えば、モニタ又はディスプレイを備え、各テストの結果を表示し、正しい動作、誤った動作、又はテストを実行できないことをハイライトする。
【0050】
各テストを実行する前に、診断システムは、例えば、装置に配置されているバルブのタイプにより、そのようなテストが実行できることを確認し、実行できる場合に、当該テストを実行する。
【0051】
テスト1:供給バルブオフセット値
本テストは各供給バルブに対して実行される。テストの目的は、バルブの最小開度に対応する制御電圧値を特定し、それが予め規定された範囲内にあり、経時的に変化しないことを確認することである。
【0052】
上記装置の場合、特に、前記テストは、供給バルブ104、及び供給バルブ104への油圧回路に同時に挿入され、例えば、供給に対する要求を満たすために、同様な機能を有する他の比例供給バルブについて行われる。
【0053】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9.射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0054】
本テストは、
図2に示すフローチャートにより実行される。
【0055】
テスト2:ドレインバルブオフセット値
本テストは各ドレインバルブに対して実行される。テストの目的は、バルブの最小開度に対応する電圧制御値を特定し、それが予め規定された範囲内にあり、時間とともに変化しないことを確認することである。
【0056】
前述した装置については、特に、前記テストは、射出ドレインバルブ112、及びドレインバルブ112への油圧回路に同時に挿入され、同様な機能、例えば、ドレインへの流量要件を満たすための機能を有する他の比例ドレインバルブについて行われる。
【0057】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9.射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0058】
本テストは、
図3a及び
図3bに示すフローチャートにより実行される。
【0059】
テスト3:供給バルブの開閉時間
本テストは、目的が供給バルブの最小開閉時間(そして、開閉速度)を検証することであり、供給バルブに利用可能である。
【0060】
前述した装置において、本テストは、供給バルブ104、及び油圧回路に同時に挿入された他の比例供給バルブについて行われる。
【0061】
本テストは、射出ピストンが静止状態で実施される。すなわち、本テストは、適切な動作条件にあるピストンが動かないように、制御ロジックに従って実施される。
【0062】
更に、アキュムレータ30は、バルブの開放に連れ、高圧オイルを蓄えないように排出される。一方、アキュムレータ52は、適切な動作を確保するように蓄積される。
【0063】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0064】
本テストは、
図4a及び
図4bに示すフローチャートにより実行され、その中、「Tam」は、「供給バルブの開放時間を測定するためのタイマー」を表し、「Tcm」は、「供給バルブの閉止時間を測定するためのタイマー」を表す。
【0065】
テスト4:ドレインバルブの開閉時間
本テストは、目的がドレインバルブの最小開閉時間(そして、開閉速度)を検証することであり、フィードバックバルブに利用可能である。
【0066】
前述した装置において、特に、本テストは、ドレインバルブ112、及び同時に挿入され、同様の機能を有する他の比例ドレインバルブについて行われる。
【0067】
本テストは、射出ピストンが静止状態で実施される。更に、アキュムレータ30は、バルブの開放に連れ、高圧オイルを蓄えないように排出される。一方、アキュムレータ52は、適切な動作を確保するように蓄積される。
【0068】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0069】
本テストは、
図5a及び
図5bに示すフローチャートにより実行され、その中、「Tas」は、「ドレインバルブ開放時間」を表し、「Tcs」は、「ドレインバルブ閉止時間」を表す。
【0070】
テスト5:供給バルブフィードバック
本テストは、目的がバルブの制御と応答(フィードバック)との間の精度を検証することであり、フィードバック測定を有するバルブに利用可能である。
【0071】
前述した装置において、特に、本テストは、供給バルブ104、及び同時に挿入され、同様の機能を有する他の比例供給バルブについて行われる。
【0072】
本テストは、射出ピストンが静止状態で実施される。
【0073】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0074】
本テストは、
図6に示すフローチャートにより実行される。
【0075】
テスト6:ドレインバルブフィードバック
本テストは、目的がバルブの制御と応答(フィードバック)との間の精度を検証することであり、フィードバックバルブに利用可能である。
【0076】
前述した装置において、特に、本テストは、ドレインバルブ112、及びドレインバルブ112への油圧回路に同時に挿入され、同様の機能を有する他の比例ドレインバルブについて行われる。
【0077】
本テストは、射出ピストンが静止状態で実施される。
【0078】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0079】
本テストは、
図7に示すフローチャートにより実行される。
【0080】
テスト7:供給バルブの油圧漏れ
本テストの目的は、供給バルブに漏れがないことを確認することである。
【0081】
前述した装置において、特に、本テストは、供給バルブ104、及び供給バルブ104への油圧回路に同時に挿入され、同様の機能を有する他の比例供給バルブについて行われる。
【0082】
好ましくは、本テストは、射出復帰ドレインバルブ105に対しても実行される。
【0083】
本テストは2つのステップに分けられる。
1.供給チャンバが加圧され、圧力が安定に維持されることを確認する(これにより、復帰ドレインバルブの漏れが排除される)。
2.圧力が解放され、ドレインバルブが閉じられ、圧力が上昇しないことを確認する(これにより、供給バルブの漏れの可能性が排除される)。
【0084】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0085】
本テストは、
図8a及び
図8bに示すフローチャートにより実行される。
【0086】
テスト8:ドレインバルブの油圧漏れ
本テストの目的は、ドレインバルブ(射出シリンダロッド側)に漏れがないことを確認することである。
【0087】
前述した装置において、特に、本テストは、ドレインバルブ112、及びドレインバルブ112への油圧回路に同時に挿入され、同様の機能を有する他の比例ドレインバルブについて行われる。
【0088】
好ましくは、本テストは、射出復帰ドレインバルブ106に対しても実行される。
【0089】
本テストは2つのステップに分けられる。
1.ドレインチャンバが加圧され、圧力が安定に維持されることを確認する(これにより、射出ドレインバルブ112の漏れの可能性が排除される)。
2.圧力が解放され、比例ドレインバルブが閉じられ、圧力が上昇しないことを確認する(これにより、射出復帰バルブの漏れが排除される)。
【0090】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0091】
本テストは、
図9a及び
図9bに示すフローチャートにより実行される。
【0092】
テスト9:マルチプライヤ解放バルブの開放と動作(閉ループ射出)
本テストの目的は、マルチプライヤ解放バルブが迅速に開き、圧力増倍ステップに必要なオイルの正しい供給を可能にすることを検証することである。
【0093】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0094】
本テストは、
図10a及び
図10bに示すフローチャートにより実行され、その中、「Tasm1」は、「マルチプライヤ解放バルブの開放時間を確認するタイマー」を表す。
【0095】
テスト10:メインマルチプライヤバルブの開放時間(閉ループ射出)
本テストの目的は、3方マルチプライヤバルブの最小開閉時間(開閉速度)を検証することである。
【0096】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0097】
本テストは、
図11a及び
図11bに示すフローチャートにより実行され、その中、「Ta1ml」は、「メインマルチプライヤバルブのポジティブ開放時間(positive opening time)を確認するタイマー」を表し、「Ta2m1」は、「メインマルチプライヤバルブのネガティブ開放時間(negative opening time)を確認するタイマー」を表す。
【0098】
テスト11:メインマルチプライヤバルブのフィードバック
本テストは、目的がメインマルチプライヤバルブの制御とフィードバックとの間の精度を検証することであり、フィードバック測定を有するバルブに利用可能である。
【0099】
本テストは、射出ピストンが静止状態で実施される。
【0100】
テスト開始条件は以下である、すなわち、
1.ドレインバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
2.供給バルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
3.メインマルチプライヤバルブは、流通可能、すなわち、「ON」であり、制御電圧は、0Voltである。
4.ドレインバルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
5.供給バルブは、フィードバックが閾値より小さい(信号が利用可能な場合、バルブが閉じた状態を示す)。
6.メインマルチプライヤバルブは、閾値の間でフィードバックする(低値と高値との間、バルブが閉じた位置を示す)。
7.マルチプライヤ解放バルブは、自由状態である。
8.射出復帰ドレインバルブは、自由状態である(供給チャンバが空にされた)。
9・射出復帰バルブは、自由状態である。
10.マルチプライヤ復帰ドレインバルブは、「OFF」である(頭側チャンバが空にされた)。
11.供給圧は、閾値よりも小さい(圧力がない状態を示す)。
12.ピストンは引っ込む位置にある。
13.射出安全アクセスポートが閉じている。
【0101】
本テストは、
図12a及び
図12bに示すフローチャートにより実行される。
【0102】
本発明に係る射出アセンブリは、バルブの適切な動作を確認すること、誤動作を示すこと、又は経時的な性能を検証することを可能にするため、従来技術に関して言及した欠点を克服する。
【0103】
当業者は、様々なニーズに応じて、上記射出アセンブリに変更を加えることができ、これらの全てが、添付の特許請求の範囲により定められる保護の範囲内に含まれることは明らかである。