【文献】
ZTE et al.,On construction of Polar codes,3GPP TSG RAN WG1 #88,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_88/Docs/R1-1703426.zip>,2017年02月07日,R1-1703426
【文献】
SAMSUNG,Maximum Polar Code Size,3GPP TSG RAN WG1 #88,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_88/Docs/R1-1703004.zip>,2017年02月07日,R1-1703004
【文献】
HUAWEI et al.,Details of the Polar code design,3GPP TSG RAN WG1 #87,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_87/Docs/R1-1611254.zip>,2016年11月03日,R1-1611254
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
当該方法は、前記復号対象ビットに対応する前記LLRをp個のサブセグメントにセグメント化した後、前記p個のサブセグメントにデレート・マッチングを実行するステップをさらに含み、
p個のサブセグメントのLLRにSCL復号を別々に実行することは、デレート・マッチングされたp個のサブセグメントの前記LLRにSCL復号を別々に実行することであり、
当該方法は、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力するステップをさらに含む、請求項13〜16のいずれか一項に記載の方法。
【発明の概要】
【0010】
この出願の実施形態は、符号化方法、符号化装置、復号方法、および復号装置を提供し、繰り返しベースのレート・マッチング方式の使用時間を減らし、繰り返しによって生じる性能損失を減らす。
【0011】
第1の態様によれば、polar符号化方法であって、
送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得するステップと、
polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長MがNより大きい場合、前記情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、独立のpolar符号化を前記p個のサブセグメントに実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのマザー符号長であるp個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数である、ステップと、p個の符号化結果に別々にレート・マッチングを実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのターゲット長であるp個の符号化ビット列を取得するステップと、レート・マッチングされた前記p個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得するステップと、を含む方法が提供される。
【0012】
第1の態様の第1の可能な実装では、当該方法は、前記情報ブロックの前記符号化パラメータが前記プリセット条件を満たさない場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、長さNである第1の符号化ビット列を取得し、前記第1の符号化ビット列における少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMである符号化ビット列を取得するステップを含む。
【0013】
第1の態様の第2の可能な実装では、当該方法は、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、第2の符号化ビット列を取得し、前記第2の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さMである符号化ビット列を取得するステップ、を含む。
【0014】
第1の態様および第1の態様の前述の全ての可能な実装のいずれかを参照して、第1の態様の第3の可能な実施態様では、前記符号化対象情報ビット列の全長はKcであり、前記p個のサブセグメントの情報ビット長はそれぞれK1,K2,...,Kpであり、独立のpolar符号化を前記p個のサブセグメントに実行するために使用される前記マザー符号長はそれぞれN1,N2,...,Npであり、対応するターゲット符号長はそれぞれM1,M2,...,Mpであり、Kc=K1+K2+...+Kpであり、M=M1+M2+...+Mpであり、前記符号化対象情報ビット列は前記情報ブロックを含み、Kcは、前記情報ブロックの長さK以上であり、当該方法は、各Miに対して、Miに対応するサブセグメントのターゲット符号長Miがマザー符号長Niよりも大きく、Kiに対応するサブセグメントの符号化パラメータが前記プリセット条件を満たす場合、Miに対応する前記サブセグメントをさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに独立の符号化およびレート・マッチングを実行して、p個の対応する符号化ビット列を取得し、前記p個の符号化ビット列を結合して、ターゲット符号長がMiである符号化ビット列を取得するステップを含み、i=1,2,...,pである。
【0015】
第1の態様の第3の可能な実装を参照して、第1の態様の第4の可能な実装では、当該方法は、
前記ターゲット符号長Miが前記マザー符号長Niよりも大きく、Miに対応する前記サブセグメントの前記符号化パラメータが前記プリセット条件を満たさない場合、前記マザー符号長Niを使用することによって、Miに対応する前記サブセグメントにpolar符号化を実行して、長さがNiである第3の符号化ビット列を取得し、前記第3の符号化ビット列の少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMiである符号化
ビット列を取得するステップ、または前記ターゲット符号長Miがマザー符号長Ni以下である場合、前記マザー符号長Niを使用することによって、Kiに対応するサブセグメントにpolar符号化を実行して、第4の符号化ビット列を取得し、前記第4の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さがMiである符号化
ビット列を取得するステップ、を含む。
【0016】
第2の態様によれば、符号化装置であって、
送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得するように構成されている取得部と、
polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長MがNより大きい場合、前記情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、独立のpolar符号化を前記p個のサブセグメントに実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのマザー符号長であるp個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数である、ように構成されている符号化部と、
p個の符号化結果に別々にレート・マッチングを実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのターゲット長であるp個の符号化ビット列を取得するように構成されているレート・マッチング部と、
レート・マッチングされた前記p個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されている結合部と、を含む装置が提供される。
【0017】
第2の態様の第1の可能な実装では、前記符号化部は、前記情報ブロックの前記符号化パラメータが前記プリセット条件を満たさない場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、長さNである第1の符号化ビット列を取得するように構成されており、前記レート・マッチング部は、前記第1の符号化ビット列における少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されている。
【0018】
第2の態様の第2の可能な実装では、前記符号化部は、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、第2の符号化ビット列を取得するように構成されており、前記レート・マッチング部は、前記第2の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さMである符号化ビット列を取得するように構成されている。
【0019】
第2の態様および第2の態様の前述の全ての可能な実装のいずれかを参照して、第2の態様の第3の可能な実装では、前記符号化部は、前記ターゲット符号長Miが前記マザー符号長Niよりも大きく、Miに対応する前記サブセグメントの前記符号化パラメータが前記プリセット条件を満たさない場合、前記マザー符号長Niを使用することによって、Miに対応する前記サブセグメントにpolar符号化を実行して、長さがNiである第3の符号化ビット列を取得するように構成されており、前記レート・マッチング部は、前記第3の符号化ビット列の少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMiである符号化
ビット列を取得するように構成されている、あるいは前記符号化部は、前記ターゲット符号長Miがマザー符号長Ni以下である場合、前記マザー符号長Niを使用することによって、Kiに対応するサブセグメントにpolar符号化を実行して、第4の符号化ビット列を取得するように構成されており、前記レート・マッチング部は、前記第4の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さがMiである符号化
ビット列を取得するように構成されている。
【0020】
第3の態様によれば、別の符号化装置であって、
プログラムを記憶するように構成されているメモリと、
前記メモリに記憶された前記プログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得し、polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長MがNより大きい場合、前記情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、独立のpolar符号化を前記p個のサブセグメントに実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのマザー符号長であるp個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数であり、p個の符号化結果に別々にレート・マッチングを実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのターゲット長であるp個の符号化ビット列を取得し、レート・マッチングされた前記p個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されているプロセッサと、を含む装置が提供される。
【0021】
第3の態様の第1の可能な実装では、前記プロセッサは、前記情報ブロックの前記符号化パラメータが前記プリセット条件を満たさない場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、長さNである第1の符号化ビット列を取得し、前記第1の符号化ビット列における少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されている。
【0022】
第3の第1の態様の第2の可能な実装では、前記プロセッサは、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、第2の符号化ビット列を取得し、前記第2の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さMである符号化ビット列を取得するように構成されている。
【0023】
第3の態様および第3の態様の前述の全ての可能な実装のいずれかを参照して、第3の態様の第3の可能な実装では、前記符号化対象情報ビット列の全長はKcであり、前記p個のサブセグメントの情報ビット長はそれぞれK1,K2,...,Kpであり、独立のpolar符号化を前記p個のサブセグメントに実行するために使用される前記マザー符号長はそれぞれN1,N2,...,Npであり、対応するターゲット符号長はそれぞれM1,M2,...,Mpであり、Kc=K1+K2+...+Kpであり、M=M1+M2+...+Mpであり、前記符号化対象情報ビット列は前記情報ブロックを含み、Kcは、前記情報ブロックの長さK以上であり、前記プロセッサは、各Miに対して、Miに対応するサブセグメントのターゲット符号長Miがマザー符号長Niよりも大きく、Kiに対応するサブセグメントの符号化パラメータが前記プリセット条件を満たす場合、Miに対応する前記サブセグメントをさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに独立の符号化およびレート・マッチングを実行して、p個の対応する符号化ビット列を取得し、前記p個の符号化ビット列を結合して、ターゲット符号長がMiである符号化ビット列を取得し、i=1,2,...,pである、ように構成されている。
【0024】
第4の態様によれば、さらに別の符号化装置であって、情報ブロックを受信するように構成されている少なくとも1つの入力端と、送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得し、polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長MがNより大きい場合、前記情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、独立のpolar符号化を前記p個のサブセグメントに実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのマザー符号長であるp個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数であり、p個の符号化結果に別々にレート・マッチングを実行して、長さがそれぞれ前記サブセグメントのターゲット長であるp個の符号化ビット列を取得し、レート・マッチングされた前記p個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されている信号プロセッサと、前記信号プロセッサによって取得された前記符号化ビット列を出力するように構成されている少なく1つの出力端と、を含む装置が提供される。
【0025】
第4の態様の第1の可能な実装では、前記信号プロセッサは、前記情報ブロックの前記符号化パラメータが前記プリセット条件を満たさない場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、長さNである第1の符号化ビット列を取得し、前記第1の符号化ビット列における少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されている。
【0026】
第4の態様の第2の可能な実装では、前記信号プロセッサは、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、前記マザー符号長Nを使用することによって前記符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、第2の符号化ビット列を取得し、前記第2の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さMである符号化ビット列を取得するように構成されている。
【0027】
第4の態様および第4の態様の前述の全ての可能な実装のいずれかを参照して、第4の態様の第3の可能な実装では、前記符号化対象情報ビット列の全長はKcであり、前記p個のサブセグメントの情報ビット長はそれぞれK1,K2,...,Kpであり、独立のpolar符号化を前記p個のサブセグメントに実行するために使用される前記マザー符号長はそれぞれN1,N2,...,Npであり、対応するターゲット符号長はそれぞれM1,M2,...,Mpであり、Kc=K1+K2+...+Kpであり、M=M1+M2+...+Mpであり、前記符号化対象情報ビット列は前記情報ブロックを含み、Kcは、前記情報ブロックの長さK以上であり、
前記信号プロセッサは、各Miに対して、Miに対応するサブセグメントのターゲット符号長Miがマザー符号長Niよりも大きく、Kiに対応するサブセグメントの符号化パラメータが前記プリセット条件を満たす場合、Miに対応する前記サブセグメントをさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに独立の符号化およびレート・マッチングを実行して、p個の対応する符号化ビット列を取得し、前記p個の符号化ビット列を結合して、ターゲット符号長がMiである符号化ビット列を取得し、i=1,2,...,pである、ように構成されている。
【0028】
第5の態様によれば、polar復号方法であって、
復号対象ビットに対応する対数尤度比LLRを受信し、前記復号対象ビットの長さは、
polar符号化に使用されるターゲット符号長Mである、ステップと、
polar符号化に使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、前記復号対象ビットに対応する前記LLRをp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行し、pは2以上の整数である、ステップと、デレート・マッチングされたp個のサブセグメントのLLRに独立のSCL復号を実行して、前記p個のサブセグメントの復号結果を取得するステップと、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力するステップと、を含む復号方法が提供される。
【0029】
第5の態様の第1の可能な実装では、前記p個のサブセグメントを符号化するために使用されるマザー符号長は、それぞれN1,N2,...,Npであり、ターゲット符号長は、それぞれM1,M2,...,Mpであり、対応する情報ビット長はK1,K2,...,Kpであり、当該方法は、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータが前記プリセット条件を満たす場合、Miに対応する前記サブセグメントのLLR列をさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングおよび復号を実行して、前記p個のサブセグメントの対応する復号結果を取得し、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、Kiの対応する情報ビットを取得するステップ、または各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより
大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、繰り返し位置でLLRを重畳して、長さがNiであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、前記LLR列を復号して、Miに対応する前記サブセグメントの復号結果を取得するステップ、を含む。
【0030】
第5の態様の第2の可能な実施態様では、前記ターゲット符号長Mが前記マザー符号長Nより小さい場合、パンクチャー位置または短縮位置でLLRを復元して、長さNであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、前記LLR列を復号して、復号ビット列を取得するステップを含む。
【0031】
第6の態様によれば、復号装置であって、
復号対象ビットに対応する対数尤度比LLRを受信し、前記復号対象ビットの長さは、
polar符号化に使用されるターゲット符号長Mである、ように構成されている受信部と、
polar符号化に使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、前記復号対象ビットに対応する前記LLRをp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行し、pは2以上の整数である、ように構成されているデレート・マッチング部と、p個のサブセグメントのLLRに独立のSCL復号を実行して、前記p個のサブセグメントの復号結果を取得するように構成されている復号部と、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力するように構成されている出力部と、を含む装置が提供される。
【0032】
第6の態様の第1の可能な実装では、前記p個のサブセグメントを符号化するために使用されるマザー符号長は、それぞれN1,N2,...,Npであり、ターゲット符号長は、それぞれM1,M2,...,Mpであり、対応する情報ビット長はK1,K2,...,Kpであり、前記デレート・マッチング部は、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータが前記プリセット条件を満たす場合、Miに対応する前記サブセグメントのLLR列をさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行するように構成されており、前記復号部は、p個のデレート・マッチングされた
サブセグメントのLLRを復号して、前記p個のサブセグメントの対応する復号結果を取得するように構成されており、前記結合部は、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、Kiの対応する情報ビットを取得するように構成されており、あるいは前記デレート・マッチング部は、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより
大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、繰り返し位置でLLRを重畳して、長さがNiであるレート・マッチングされたLLR列を取得するように構成されており、前記復号部は、長さがNiである前記LLR列を復号して、Miに対応する前記サブセグメントの復号結果を取得するように構成されている。
【0033】
第6の態様の第2の可能な実装では、前記デレート・マッチング部は、前記ターゲット符号長Mが前記マザー符号長Nより小さい場合、パンクチャー位置または短縮位置でLLRを復元して、長さNであるレート・マッチングされたLLR列を取得するように構成されており、前記復号部は、長さがNである前記LLR列を復号して、復号ビット列を取得するように構成されている、
【0034】
第7の態様によれば、復号装置であって、プログラムを記憶するように構成されているメモリと、
前記メモリに記憶された前記プログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、復号対象ビットに対応する対数尤度比LLRを受信し、前記復号対象ビットの長さは、
polar符号化に使用されるターゲット符号長Mであり、
polar符号化に使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、前記復号対象ビットに対応する前記LLRをp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行し、p個のサブセグメントのLLRに独立のSCL復号を実行して、前記p個のサブセグメントの復号結果を取得し、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力し、pは2以上の整数である、ように構成されているプロセッサと、を含む装置が提供される。
【0035】
第7の態様の第1の可能な実装では、前記p個のサブセグメントを符号化するために使用されるマザー符号長は、それぞれN1,N2,...,Npであり、ターゲット符号長は、それぞれM1,M2,...,Mpであり、対応する情報ビット長はK1,K2,...,Kpであり、前記プロセッサは、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータが前記プリセット条件を満たす場合、Miに対応する前記サブセグメントのLLR列をさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングおよび復号を実行して、前記p個のサブセグメントの対応する復号結果を取得し、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、Kiの対応する情報ビットを取得するように構成されている、あるいは前記プロセッサは、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより
大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、繰り返し位置でLLRを重畳して、長さがNiであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、前記LLR列を復号して、Miに対応する前記サブセグメントの復号結果を取得するように構成されている、
【0036】
第7の態様の第2の可能な実装では、前記プロセッサは、前記ターゲット符号長Mが前記マザー符号長Nより小さい場合、パンクチャー位置または短縮位置でLLRを復元して、長さNであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、前記LLR列を復号して、復号ビット列を取得するように構成されている。
【0037】
第8の態様によれば、復号装置であって、復号対象ビットに対応する対数尤度比LLRを受信し、前記復号対象ビットの長さは、
polar符号化に使用される前記ターゲット符号長Mである、ように構成されている少なくとも1つの入力端
と、符号化に使用されるマザー符号長Nを決定し、前記ターゲット符号長Mがマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、前記復号対象ビットに対応する前記LLRをp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行し、デレート・マッチングされたp個のサブセグメントのLLRに独立のSCL復号を実行して、前記p個のサブセグメントの復号結果を取得し、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力し、pは2以上の整数である、ように構成されている信号プロセッサと、前記信号プロセッサによって取得された前記復号ビット列を出力するように構成されている少なくとも1つの出力端と、を含む装置が提供される。
【0038】
第8の態様の第1の可能な実装では、前記p個のサブセグメントを符号化するために使用されるマザー符号長は、それぞれN1,N2,...,Npであり、ターゲット符号長は、それぞれM1,M2,...,Mpであり、対応する情報ビット長はK1,K2,...,Kpであり、前記信号プロセッサは、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータが前記プリセット条件を満たす場合、Miに対応する前記サブセグメントのLLR列をさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、前記p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングおよび復号を実行して、前記p個のサブセグメントの対応する復号結果を取得し、前記p個のサブセグメントの復号結果を結合して、Kiの対応する情報ビットを取得するように構成されている、あるいは前記信号プロセッサは、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより
大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、繰り返し位置でLLRを重畳して、長さがNiであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、前記LLR列を復号して、Miに対応する前記サブセグメントの復号結果を取得するように構成されている。
【0039】
第8の態様の第2の可能な実施態様では、前記信号プロセッサは、前記ターゲット符号長Mが前記マザー符号長Nより小さい場合、パンクチャー位置または短縮位置でLLRを復元して、長さNであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、前記LLR列を復号して、復号ビット列を取得するように構成されている。
【0040】
前述の態様または実装のいずれかにおいて、符号化パラメータは、以下のうちの1つである。すなわち、符号レートR、前記符号化対象情報ビット列の長さKc、前記情報ブロックの長さK、または前記ターゲット符号長Mである。前記プリセット条件は、以下のうちのいずれか1つである。すなわち、所与の符号レートRに対して、前記符号化対象情報ビット列の長さKcがプリセット閾値よりも大きいこと、所与の符号レートRに対して、前記情報ブロックの長さKがプリセット閾値よりも大きいこと、または所与の符号レートRに対して、前記ターゲット符号長Mがプリセット閾値よりも大きいことである。
【0041】
前述の態様または実装のいずれかにおいて、当該方法は、
【数12】
を決定するステップを含み、
【数13】
は、切り上げを示し、min(・)は、返される最小値を示し、N
maxは、システムがサポートする最大のマザー符号長を示す。
【0042】
p=2であり、N
max=1024であり、polar符号化は、例としてPC−polar符号化が使用され、前記プリセット条件は、以下のうちの1つである。すなわち、
R=1/12の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc1より大きく、Kc1は、区間[330,370]における整数であること、
R=1/6の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc2より大きく、Kc2は、区間[345,365]における整数であること、
R=1/4の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc3より大きく、Kc3は、区間[370,380]における整数であること、
R=1/3の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc4より大きく、Kc4は、区間[450,460]における整数であること、
R=2/5の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc5より大きく、Kc5は、区間[500,510]における整数であること、
R=1/12の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt1より大きく、Kt1は、区間[314,354]における整数であること、
R=1/6の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt2より大きく、Kt2は、区間[329,349]における整数であること、
R=1/4の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt3より大きく、Kt3は、区間[354,364]における整数であること、
R=1/3の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt4より大きく、Kt4は、区間[434,444]における整数であること、
R=2/5の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt5より大きく、Kt5は、区間[484,494]における整数であること、
R=1/12の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt1より大きく、Mt1は区間[3768,4248]における整数であること、
R=1/6の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt2より大きく、Mt2は区間[1974,2094]の整数であること、
R=1/4の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt3より大きく、Mt3は区間[1416,1456]の整数であること、
R=1/3の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt4より大きく、Mt4は区間[1302,1332]の整数であること、または
R=2/5の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt5より大きく、Mt5は区間[1210,1235]の整数であることである。
【0043】
一例では、前述の閾値は、以下のうちのいずれか1つとしてよい。すなわち、Kc1=360、Kc2=360、Kc3=380、Kc4=460、Kc5=510、Kt1=344、Kt2=344、Kt3=364、Kt4=444、Kt5=494、Mt1=4128、Mt2=2064、Mt3=1456、Mt4=1332、またはMt5=1235である。
【0044】
p=2であり、N
max=1024であり、polar符号化は、例としてCA−polar符号化が使用され、前記プリセット条件は、以下のうちの1つである。すなわち、
R=1/12の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc1より大きく、Kc1は、区間[310,340]における整数であること、
R=1/6の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc2より大きく、Kc2は、区間[350,365]における整数であること、
R=1/4の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc3より大きく、Kc3は、区間[410,450]における整数であること、
R=1/3の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc4より大きく、Kc4は、区間[470,495]における整数であること、
R=2/5の場合、前記符号化対象情報ビット列の長さKcは、プリセット閾値Kc5より大きく、Kc5は、区間[520,530]における整数であること、
R=1/12の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt1より大きく、Kt1は、区間[291,321]における整数であること、
R=1/6の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt2より大きく、Kt2は、区間[331,346]における整数であること、
R=1/4の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt3より大きく、Kt3は、区間[391,431]における整数であること、
R=1/3の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt4より大きく、Kt4は、区間[451,476]における整数であること、
R=2/5の場合、前記情報ブロックの長さKは、プリセット閾値Kt5より大きく、Kt5は、区間[501,511]における整数であること、
R=1/12の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt1より大きく、Mt1は区間[3492,3852]における整数であること、
R=1/6の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt2より大きく、Mt2は区間[1986,2076]の整数であること、
R=1/4の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt3より大きく、Mt3は区間[1564,1724]の整数であること、
R=1/3の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt4より大きく、Mt4は区間[1353,1428]の整数であること、または
R=2/5の場合、前記ターゲット符号長Mはプリセット閾値Mt5より大きく、Mt5は区間[1253,1278]の整数であることである。
【0045】
一例では、前述の閾値は、以下のうちのいずれか1つとしてよい。すなわち、Kc1=320、Kc2=360、Kc3=430、Kc4=490、Kc5=530、Kt1=301、Kt2=341、Kt3=411、Kt4=471、Kt5=511、Mt1=3612、Mt2=2046、Mt3=1644、Mt4=1413、またはMt5=1278である。
【0046】
第9の態様によれば、バス、プロセッサ、記憶媒体、バス・インタフェース、ネットワーク・アダプタ、ユーザ・インタフェース、およびアンテナを含む通信装置が提供される。
【0047】
前記バスは、前記プロセッサ、前記記憶媒体、前記バス・インタフェース、および前記ユーザ・インタフェースを接続するように構成されている。
【0048】
前記プロセッサは、第1の態様または第1の態様の任意の実装における符号化方法を実行するように構成されているか、あるいは第5の態様または第5の態様の任意の実装における復号方法を実行するように構成されている。
【0049】
前記記憶媒体は、オペレーティング・システムおよび送信対象データまたは受信データを記憶するように構成されている。
【0050】
前記バス・インタフェースは前記ネットワーク・アダプタに接続される。
【0051】
前記ネットワーク・アダプタは、無線通信ネットワーク内の物理層の信号処理機能を実装するように構成されている。
【0052】
前記ユーザ・インタフェースは、ユーザ入力デバイスに接続するように構成されている。
【0053】
前記アンテナは、信号を送信および受信するように構成されている。
【0054】
この出願の別の態様によれば、コンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供される。当該コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、命令を記憶し、前記命令がコンピュータで実行されると、前記コンピュータは、前述の態様による方法を実行することが可能となる。
【0055】
この出願のさらに別の態様によれば、命令を含むコンピュータ・プログラム製品が提供され、当該コンピュータ・プログラム製品がコンピュータで実行されると、前記コンピュータは、前述の態様よる方法を実行することが可能となる。
【0056】
この出願のさらに別の態様によれば、コンピュータ・プログラムが提供され、当該コンピュータ・プログラムがコンピュータで実行されると、前記コンピュータは、前述の態様による方法を実行することが可能となる。
【0057】
この出願の実施形態では、ターゲット符号長が合意規則に従って決定されたマザー符号長を超える場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、独立のセグメンテーション符号化が、符号化対象情報ビット列に実行され、それにより、繰り返しベースのレート・マッチング方式を使用する可能性を減らし、繰り返しによって引き起こされる性能損失を減らす。
【発明を実施するための形態】
【0059】
図1は、無線通信の基本的な手順である。送信端では、信号は、ソース符号化、チャネル符号化、およびデジタル変調が信号に対して逐次的に実行された後に、信号ソースから送信される。受信端では、信号は、デジタル復調、チャネル復号、およびソース復号が信号に対して逐次的に実行された後に、信号シンクに出力される。polar符号は、チャネル符号化/復号のために使用されてよい。オリジナルのpolar符号(マザー符号)の符号長は、2の整数乗である。従って、実際のアプリケーションでは、任意の符号長でpolar符号を実装するためにレート・マッチングが実行される必要がある。
図1に示されるように、送信端では、チャネル符号化の後にレート・マッチングが実行され、任意のターゲット符号長を実装し、受信端では、チャネル復号の前にデレート・マッチングが実行される。
【0060】
この出願の実施形態の技術的解決策は、第5世代通信システムに適用されることができ、また、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM、Global System of Mobile Communications)、符号分割多重アクセス(CDMA、Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA、Wideband Code Divison Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)、ロング・ターム・エボリューション(LTE、Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD、Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD、Time Division Duplex)システム、ユニバーサル・モバイル・コミュニケーションズ・システム(UMTS、Universal Mobile Telecommunications System)等の他の様々な通信システムに適用されてもよい。
【0061】
場合によっては、通信システムでは、通常、合意規則に従ってマザー符号長が決定される。決定されたマザー符号長がターゲット符号長よりも大きい場合、短縮ベースまたはパンクチャー・ベースのレート・マッチング方式が、レート・マッチングを実装するために使用されてよい。決定されたマザー符号長がターゲット符号長よりも小さい場合、繰り返しベースのレート・マッチング方式がレート・マッチングを実行するために使用されてよい。しかし、繰り返しベースの方式は性能損失を引き起こす。いくつかの通信システムでは、polar符号のために使用される最大のマザー符号長がさらに規定されることがある。例えば、通信システムにおいては、最大下りリンクのマザー符号長は512であり、最大上りリンクのマザー符号長は1024であることが規定される。polar符号符号化のために使用される最大のマザー符号長の制限により、ターゲット符号長がN
maxよりも大きい場合、単に符号長N
maxでpolar符号を繰り返し送信すると性能損失を引き起こし、ビットの繰り返しが多いほど損失が大きくなる。
【0062】
polar符号でセグメンテーション符号化、次いで結合を行うことは、性能損失を引き起こす。しかし、特定の条件下(例えば、マザー符号レート、すなわち、K/Nが比較的大きい場合)では、セグメンテーション符号化によってもたらされる符号化利得が、セグメンテーション符号化によってもたらされる損失をある程度補償する。従って、特定の条件下(例えば、セグメンテーション符号化における各セグメントの符号レートが特定のマザー符号レートよりも大きい場合)、セグメンテーション符号化における性能は、繰り返しベースのレート・マッチング方式におけるものよりも優れている。
【0063】
この出願では、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、セグメンテーション符号化が符号化対象情報ビットに実行され、既存のレート・マッチング方式(繰り返し)によって引き起こされるpolar符号性能損失を減らす。ターゲット符号長Mがマザー符号長Nより小さい場合、polar符号化はマザー符号長Nに基づいて実行されてよく、長さがNである符号化ビット列を取得し、次いで、パンクチャーまたは短縮が実行されて、長さがMである符号化ビット列を取得する。
【0064】
図2は、この出願の実施形態による符号化方法の概略フローチャートである。方法は、以下のステップを含む。
【0065】
201. 送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得
し、polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定する。
【0066】
情報ブロックの長さはKであり、符号レートはRであり、M=INT(K/R)であり、INTは、丸めを示す。
【0067】
203.
ターゲット符号長Mがステップ201で決定されたマザー符号長より大きい場合、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件(セグメンテーション符号化条件とも呼ばれる)を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに独立の符号化を実行して、p個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数であり、符号化対象情報ビット列の全長はKcであり、p個のサブセグメントの情報ビット長はそれぞれK1,K2,...,Kpであり、Kc=K1+K2+...+Kpである。
【0068】
具体的には、独立のpolar符号化がpサブセグメントに実行された後のターゲット符号長は、それぞれM1,M2,...,Mpであり、M=M1+M2+...+Mpである。M1,M2,...,Mpに基づいて、サブセグメントのマザー符号長は、それぞれN1,N2,...,Npであると決定される。polar符号化は、マザー符号長N1,N2,...,Npを使用することによって、p個のサブセグメントに別々に実行される。
【0069】
具体的には、各Miについて、i=1,2,...,pであり、Mi>Niである場合、polar符号化は、
Miに対応するサブセグメントにマザー符号長Niを使用することによって実行されて、長さがNiである符号化ビット列を取得し、その後、繰り返しベースのレート・マッチング方式が使用される。Mi≦Niである場合、
polar符号化は、Kiに対応するサブセグメントにマザー符号長Niを使用することによって実行されて、長さがNiである符号化ビット列を取得し、その後、短縮ベースまたはパンクチャー・ベースのレート・マッチング方式が使用される。
【0070】
マザー符号長Nを決定する複数の方法があり、3つの方法が以下に説明される。
【0071】
(1) 通信システムにおいて、最大のマザー符号長N
maxが指定される場合、マザー符号長の値は、
【数14】
に従って決定されてよい。具体的には、M>N
maxである場合、N=N
maxが決定され、マザー符号長Nを使用することによって符号化が実行されて、長さがNである符号化ビット列を取得し、少なくとも一部のビットが繰り返されて、長さがMである符号化ビット列を取得する。M≦N
maxである場合、
【数15】
を使用することによって符号化が実行されて、長さがNである符号化ビット列を取得し、短縮ベースまたはパンクチャー・ベースのレート・マッチング方式が使用されて、長さがMである符号化ビット列を取得し、
【数16】
は、切り上げを示す。
【0072】
(2) ターゲット符号長より小さく、マザー符号レートが符号レート閾値以下であることを満たす値は、Nに対して優先的に選択され、そうでない場合、
【数17】
が選択され、
【数18】
は、切り上げを示す。マザー符号レー
トは、R0=K/Nとして定義され、N=2
nであり、nは、log
2M以下の整数であり、Kは、情報ブロックの長さである。例えば、符号レート閾値は、1/6または1/4に設定されてよい。符号レート閾値1/4、M=288、K=40であると仮定すると、K/Nが1/4より小さいことを満たすNの値は256である。この場合、N=256である。K=80である場合、256以下で80/Nが1/4以下であることを満たす値は、2の整数乗に等しいNに対して選択されることができない。この場合、
【数19】
=512が決定されることができる。
【0073】
(3) ターゲット符号長より小さく、M≦N*(1+δ)を満たす値がNに対して優先的に選択され、そうでない場合、
【数20】
が選択され、
【数21】
は、切り上げを示す。δは、定数としてよく、例えば、1/8、1/4、または3/8に設定されてよい。δは、マザー符号レートに関する値としてよく、δ=FUNCTION(R0)であり、R0=K/Nであり、Kは情報ブロックの長さであり、通常はR0の増加に伴って減少する。符号レートRに対するδの関数は、δ=β×(1−R0)として設計されてよく、βは、プリセット定数であり、例えば、βは、1/2、3/8、1/4、1/8、または1/16としてよい。言い換えると、δは、
R0の線形関数である。R0の値が大きいほどδの値が小さいことを示し、すなわち、繰り返されるビットの許容量がより小さいことを示す。符号レートRに対するδの関数は、δ=β×(1−R0)^2として設計されてよく、βは定数であり、例えば、βは1/2としてよい。言い換えると、δはR0の二次関数である。R0の値が大きいほどδの値が小さく、すなわち、繰り返されるビットの許容量がより小さいことを示す。
【0074】
3つの方法は、符号化対象情報ビット列のマザー符号長の選択に適用可能であり、セグメンテーション後に取得されるサブセグメントに対するマザー符号長の選択にも適用可能である。
【0075】
205. p個のサブセグメントに対応するレート・マッチングを別々に実行して、長さがそれぞれサブセグメントのターゲット符号長であるp個の符号化ビット列を取得する。具体的には、各サブセグメントのターゲット符号長Miがマザー符号長Niより大きい場合、長さがNiである符号化ビット列の少なくとも一部のビットが繰り返され、長さがMiである符号化ビット列を取得する。各サブセグメントのターゲット符号長Miがマザー符号長Ni以下である場合、パンクチャー・ベースまたは短縮ベースのレート・マッチング方式が、パンクチャー位置または短縮位置で符号化ビットを削除するために使用されて、長さがMiである符号化ビット列を取得する。
【0076】
206. ステップ205において取得されたp個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得する。
【0077】
任意選択で、ステップ203でのセグメント化を通じてp個のサブセグメントが取得された後、p個のサブセグメントのうち、符号化パラメータがプリセット条件を満たすサブセグメントは、さらにp個のサブセグメントにセグメント化されてよく、独立の符号化およびレート・マッチングがp個のサブセグメントに実行される。
【0078】
具体的には、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、ターゲット符号長Miがマザー符号長Niより大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、Miに対応するサブセグメントは、さらにp個のサブセグメントにセグメント化されて、独立の符号化およびレート・マッチングがp個のサブセグメントに実行され、p個の対応する符号化ビット列を取得し、p個の符号化ビット列が結合されて、ターゲット符号長がMiである符号化ビット列を取得する。ターゲット符号長Miがマザー符号長Niより大きいが、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、polar符号化がMiに対応するサブセグメントにマザー符号長Niを使用することにより実行されて、長さがNiである
第3の符号化ビット列を取得し、第3の符号化ビット列中の少なくとも一部のビットが繰り返されて、長さがMiである符号化
ビット列を取得する。ターゲット符号長Miが最大のマザー符号長Ni以下である場合、polar符号化が
Kiに対応するサブセグメントにマザー符号長Niを使用することにより実行されて、符号化ビット列を取得し、符号化ビット列は短縮またはパンクチャーされて、長さがMiである符号化
ビット列を取得する。
【0079】
任意選択で、ターゲット符号長Mがステップ201で決定されたマザー符号長よりも大きい場合、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件(セグメンテーション符号化条件)を満たさないとき、ステップ204が実行されてよい。
【0080】
204. マザー符号長Nを使用して符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行し、繰り返しベースのレート・マッチング方式を使用する。具体的には、長さがNである符号化ビット列がpolar符号化の後に取得され、長さがNである符号化ビット列の少なくとも一部のビットが繰り返されて、長さがMである符号化ビット列を取得する。
【0081】
任意選択で、ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、ステップ202が実行されてよい。
【0082】
202. マザー符号長Nを使用することによって符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行し、短縮ベースまたはパンクチャー・ベースのレート・マッチング方式を使用する。具体的には、長さがNである符号化ビット列がpolar符号化の後に取得され、長さがNである符号化ビット列を短縮またはパンクチャーされて、長さがMである符号化ビット列を取得する。
【0083】
図3は、この出願の一実施形態による
復号方法の概略フローチャートである。方法は、以下のステップを含む。
【0084】
301. 復号対象情報ビットに対応するLLRを受信し、
マザー符号長Nを決定し、復号対象情報ビットの長さは、
polar符号化に使用されるターゲット符号長Mである。
【0085】
受信端は、システムのスケジューリング情報を使用することによって、符号化パラメータ、例えば、符号化器側に関するK、M、R、N等の値を取得してよい。受信端は、受信されたLLRに基づいてターゲット符号長Mを決定してもよい。
【0086】
303.
ターゲット符号長Mがステップ301で決定されたマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件(セグメント符号化条件とも呼ばれる)を満たすとき、復号対象情報ビットに対応するLLR列をp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行する。具体的には、復号対象情報ビットに対応するLLR列は、p個のサブセグメントにセグメント化され、pは、2以上の整数である。デ復号対象情報ビット列の全長はMであり、p個のサブセグメントの情報ビット長はそれぞれM1,M2,...,Mpであり、M=M1+M2+...+Mpである。
【0087】
マザー符号長Nおよび対応するレート・マッチング方式は、合意規則に従って決定される。具体的な方法は、符号化器側と同じであり、詳細は、手順のステップ203で説明された3つの方法を参照してよい。
【0088】
具体的には、サブセグメントのマザー符号長は、それぞれN1,N2,...,Npである。各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Mi>Niである場合、送信端が繰り返し方式に基づいてレート・マッチングを実行し、繰り返し位置でのLLRが
重畳されて、長さがNiである
デレート・マッチングされたLLR列を取得することが決定される。Mi≦Niである場合、送信端が短縮またはパンクチャー方法でレート・マッチングを実行し、(合意された固定値が設定されている)短縮またはパンクチャー位置でのLLRが復元されて、長さがNiであるレート・マッチングされたLLR列を取得することが決定される。
【0089】
305. p個のサブセグメントに独立のSCL復号を実行して、p個のサブセグメントの復号結果を取得する。具体的には、SCL復号は、p個のサブセグメントのレート・マッチングされたLLRに実行されて、p個の復号結果を取得する。
【0090】
306. p個のサブセグメントの、ステップ305で取得されたの復号結果を結合して、最終的な復号ビット列を出力する。
【0091】
任意選択で、p個のサブセグメントがステップ
303でのセグメント化を通じて取得された後、p個のサブセグメントのうち、符号化パラメータがプリセット条件を満たすサブセグメントは、p個のサブセグメントにさらにセグメント化されてよく、デレート・マッチングおよび復号は、p個のサブセグメントに別々に実行されて、p個のサブセグメントの復号結果を取得し、復号結果は結合される。
【0092】
任意選択で、ターゲット符号長Mがマザー符号長Nより大きい場合、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件(セグメンテーション符号化条件)を満たさない場合、ステップ304が実行されてよい。
【0093】
304. 繰り返し位置でLLRを
重畳して、長さがNであるレート・マッチングされたLLR列を取得し、LLR列を復号する。
【0094】
任意選択で、ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、ステップ302が実行されてよい。
【0095】
302. パンクチャーまたは短縮位置でLLRを復元して、長さがNであるレート・マッチングされたLLR列を取得し、LLR列を復号する。
【0096】
この出願の実施形態における符号化方法および復号方法によれば、p個のサブセグメントは、偶数個のサブセグメントとしてよい。例えば、符号化対象ビット列の全長はKcであり、各サブセグメントの長さはKc/pであり、各サブセグメントの対応するターゲット符号長はM/pである。KcまたはMがpで割れない場合、調整が若干なされる。異なるタイプのpolar符号化方法によれば、符号化対象情報ビット列は、送信対象情報ブロックのみを含んでよい、すなわち、Kc=Kである。代替的は、符号化対象情報ビット列は、情報ブロックおよびCRCビットを含んでよい。この場合、Kc=K+L
CRCであり、L
crcはCRCビット長である。
【0097】
この出願で説明される符号化パラメータは、以下のうちの1つ以上を含む。すなわち、符号レートR、ターゲット符号長M、マザー符号長N、情報ブロックの長さK、CRCビット長L
CRC等である。この出願におけるプリセット条件(セグメンテーション符号化条件)は、以下のうちのいずれか1つを含んでよい。すなわち、
【0098】
(1) 所与の符号レートRに対して、情報ブロックの長さKはプリセット閾値より大きい。
【0099】
(2) 所与の符号レートRに対して、ターゲット符号長Mはプリセット閾値より大きい。
【0100】
(3) 所与の符号レートRに対して、符号化対象情報ビット列の長さKcはプリセット閾値よりも大きい。
【0101】
この出願で言及される情報ブロックは、実際に通信システムにおいて送信される情報である。この出願の実施形態で説明される「符号化対象情報ビット列」は、polar符号化の間、情報ビットインデックスの集合に対応する情報ビットを使用することによって搬送される情報から構成される列である。この明細書における「長さ」は「量」と呼ばれることがある。
【0102】
この出願の実施形態で説明されるpolar符号は、Arikan polar符号を含むが、これに限定されず、代替的に、CA−polar符号、PC−polar符号、またはPC−CA−polar符号であってもよい。Arikan polar符号は、オリジナルのpolar符号であり、他の符号と連結されず、情報ビットと凍結ビットのみを含む。CA−polar符号は、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、略してCRC)符号と連結されたpolar符号である。PC−polar符号は、パリティチェック(Parity Check、略してPC)符号と連結されたpolar符号である。PC−CA−polar符号は、CRC符号とPC符号の両方と連結されたpolar符号である。PC−polar符号、CA−polar符号、およびPC−CA−polar符号は、異なる符号でArikan polar符号を連結することによりpolar符号の性能を改善する。
【0103】
この出願で説明される「Mがマザー符号長Nより大きい場合」は、「
【数22】
がマザー符号長Nより大きい場合」と等価的に表現される。マザー符号長が2の整数乗であるため、効果の観点から「Mがマザー符号長Nより大きい」は「
【数23】
がマザー符号長Nより大きい」から確実に推測されることができ、逆に「
【数24】
がマザー符号長Nより大きい」も「Mがマザー符号長Nより大きい」から確実に推測されることができ、
【数25】
は、切り上げを示す。
【0104】
異なるタイプのpolar符号符号化方法に関して、以下では、異なる実施形態における符号化および復号方法を説明する。同じ実施形態では、符号化方法および復号方法は説明のために組み合わせられるが、当業者は、送信端における符号化方法および受信端における復号方法は、互いに対応し、互いに独立した手順であると理解することができる。説明を容易にするために、以下に記載される全ての実施形態では、p=2である、すなわち、2つの偶数個のセグメントが、セグメント化によって取得される。
【0105】
符号化方法のステップ201で説明された方法(1)が、マザー符号長を決定する方法の例として使用される。通信システムでは、最大のマザー符号長N
maxが指定されると仮定する。各符号化で使用されるマザー符号長の値は、
【数26】
に従って決定される。具体的には、M>N
maxである場合、N=N
maxであり、繰り返しベースのレート・マッチング方式が通常使用される。しかし、この出願では、セグメンテーション符号化を実行するかどうかがさらに決定されて、繰り返しによって引き起こされる損失を減らす。したがって、この願の符号化方法および復号方法において、Nの値が
【数27】
に従って決定される場合、「MがNより大きい場合」は「M>N
maxである場合、または
【数28】
である場合」と簡略化されてよい。符号化パラメータがプリセット条件を満たすと決定された場合、セグメンテーション符号化方法が使用される。符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、polar符号化は、依然としてN=N
maxを使用することによって1回だけ実行され、繰り返しベースのレート・マッチング方式が使用される。M≦Nである場合、N=
【数29】
である。したがって、「M≦Nである場合」は「M≦N
maxである場合、または
【数30】
である場合」と簡略化されてよい。この場合、polar符号化は、N=
【数31】
を使用することによって実行され、短縮ベースまたはパンクチャー・ベースのレート・マッチング法が使用されて、ターゲット符号長を取得する。したがって、「MはNより大きい」が「
【数32】
はN
maxより大きい」に置き換えられ、「MはN以下である」が「
【数33】
はN
max以下である」に置き換えられる場合、または「MはNより大きい」が「MはN
maxより大きい」に置き換えられ、「MはN以下である」が「MはN
max以下である」に置き換えられる場合、この出願の目的は、依然として以下の実施形態において達成されることができる。
【0106】
Arikan polar符号の場合、情報ビットは情報ブロックのみを搬送するため、従って、情報ブロックの長さは情報ビットの量である。polar符号セグメンテーション符号化は、ターゲット符号長Mが最大のマザー符号長N
maxより大きく、polar符号セグメンテーション符号化条件を満たす、符号化対象ビット列に実行され、受信端は復号を実行し、復号結果を結合する。
図4は、Arikan polar符号化方法および復号方法の概略フローチャートである。符号化および復号プロセスは、以下を含む。すなわち、
【0107】
(1) 割り当てられた物理リソースまたは情報ビットの量Kと符号レートRを使用することによって、ターゲット符号長Mを決定し、例えば、M=INT(K/R)であり、INTは、丸めを示す。
【0108】
(2) ターゲット符号長Mに基づいてマザー符号長
【数34】
を決定し、nは、log
2M以下の最小整数である。言い換えると、
【数35】
であり、
【数36】
は、切り上げを示し、min(・)は、返される最小値を示し、N
maxは、システムがサポートする最大のマザー符号長を示す。
【0109】
(3)
【数37】
が最大のマザー符号長N
maxより大きく、polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、情報をサブセグメント0とサブセグメント1にセグメント化し、別々にpolar符号符号化を実行する、つまり、(K
+、M
+)と(K
−、M
−)を使用することによって、サブセグメント0とサブセグメント1にpolar符号セグメンテーション符号化を別々に実行し、K=K
++K
−であり、M=M
++M
−である。K
+はサブセグメント0の情報ビットの量であり、M
+はサブセグメント0のターゲット符号長であり、
K−は、サブセグメント1の情報ビットの量であり、M
−はサブセグメント1のターゲット符号長である。サブセグメント0またはサブセグメント1のマザー符号長が依然として、最大のマザー符号長より大きく、polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、セグメンテーションが継続される。セグメンテーション符号化条件が満たされない場合、繰り返しベースのレート・マッチング方式が使用される。
【0110】
ここでK
+は上記のK1に対応し、K
−は上記のK2に対応し、M
+は上記のM1に対応し、M
−は上記のM2に対応する。以下の説明を簡単にするために、K
+とK
−はそれぞれK1とK2を表し、M
+とM
−はそれぞれM1とM2を表す。
【0111】
polar符号セグメンテーション符号化条件は、符号レートRおよび情報ブロックの長さK、ターゲット符号長M、または符号化対象情報ビット列の長さKcによって決定される。所与の符号レートRに対して、情報ブロックの長さKはプリセット閾値より大きく、ターゲット符号長Mはプリセット閾値より大きく、あるいは符号化対象情報ビット列の長さKcはプリセット閾値より大きい。異なるパラメータの条件は異なる閾値に対応し、異なるN
max値に対する閾値の設定も異なることがある。
【0112】
(4) レート・マッチングを実行する。セグメンテーション符号化がステップ(3)で実行される場合、全てのサブセグメントを符号化することによって取得される符号化ビット列を結合して、最終的な符号化ビット列を取得する。
【0113】
(5) 受信端は、対応する
デレート・デマッチングを実行し、最終的に、符号化規則に従ってサブセグメントの情報を復号し、情報の結合を完了する。
【0114】
polar符号セグメンテーション符号化は、PC−polar符号化および復号プロセスに適用可能である。概略フローチャートが
図5に示され、以下を含む。すなわち、
【0115】
(1) 割り当てられた物理リソースまたは情報ビットの量Kと符号レートRを使用することによって、ターゲット符号長Mを決定し、例えば、M=INT(K/R)であり、INTは、丸めを示す。例えば、K=30であり、R=1/6である場合、M=180である。
【0116】
(2) ターゲット符号長Mに基づいてマザー符号長
【数38】
を決定し、nは、log
2M以下の最小整数である。言い換えると、
【数39】
であり、
【数40】
は、切り上げを示し、min(・)は、返される最小値を示し、N
maxは、システムがサポートする最大のマザー符号長を示す。例えば、M=180であり、N
max=1024である場合、n=8であり、N=min(256,1024)=256である。別の例では、M=1800であり、N
max=1024である場合、n=11であり、N=min(2048,1024)=1024である。
【0117】
(3) 2
nが最大のマザー符号長より大きく、PC−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、符号化対象ビット列にpolar符号セグメンテーション符号化を実行する、すなわち、(K
+,M
+)および(K
−,M
−)を使用することによって、サブセグメント0およびサブセグメント1に別々にPC−polar符号符号化を実行し、K+L
CRC=K
++K
−であり、M=M
++M
−であり、L
CRCはCRCビット長であり、K
+=
【数41】
であり、K
−=K+L
CRC−K
+であり、M
+=
【数42】
であり、M
−=M−M
+である。サブセグメントのマザー符号長が依然として最大のマザー符号長より大きく、PC−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、セグメンテーションが継続される。2
nが最大のマザー符号長N
maxより大きく、PC−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされない場合、N=N
maxを使用することによって符号化が実行され、繰り返しベースのレート・マッチング方法が使用される。2
nが最大のマザー符号長N
max以下である場合、N=2
nを使用することによって符号化が実行され、短縮ベースまたはパンクチャー・ベースのレート・マッチング方法が使用される。
【0118】
ここで、PC−CA−polar符号とも呼ばれる、CRCビットと連結されたPC−polar符号が例として使用され、CRCビットがPC−SCL復号(誤り訂正)をアシストするために使用されてよい。純粋なPC−polar符号の場合、CRCビットは、PC−SCL復号をアシストするために使用されないが、復号後の誤り訂正のために使用されてよい。
【0119】
PC−polar符号セグメンテーション符号化条件は、符号レートRと、符号化対象情報ビット列の長さKc、情報ブロックの長さK、またはターゲット符号長Mによって決定され、Kcは、polar符号構成において使用される情報ビットの量に対応する。異なる符号レートでのPC−polar符号セグメンテーション符号化条件が表1に示される。表1は、異なる符号レートの値と、符号レートに対応するセグメンテーション符号化条件をリストしている。しかし、全ての符号レートと符号レートに対応するセグメンテーション符号化条件がリストされることができるわけではない。当業者は、別の符号レートでの適切なセグメンテーション符号化条件を定式化してよい。
【表1】
【0120】
N
max=1024である場合、Kc1の値は、区間[330,370]の範囲の整数でよく、Kc2の値は、区間[345,365]の範囲の整数でよく、Kc3の値は、区間[370,380]の範囲の整数でよく、Kc4の値は、区間[450,460]の範囲の整数でよく、Kc5の値は、区間[500,510]の範囲の整数でよい。
【0121】
N
max=1024である場合、Kt1の値は、区間[314,354]の範囲の整数でよく、Kt2の値は、区間[329,349]の範囲の整数よく、Kt3の値は、区間[354,364]の範囲の整数でよく、Kt4の値は、区間[434,444]の範囲の整数でよく、Kt5の値は、区間[484,494]の範囲の整数でよい。
【0122】
N
max=1024である場合、Mt1の値は区間[3768,4248]の範囲の整数でよく、Mt2の値は区間[1974,2094]の範囲の整数でよく、Mt3の値は区間[1416,1456]の範囲の整数でよく、Mt4の値は区間[1302,1332]の範囲の整数でよく、Mt5の値は区間[1210,1235]の範囲の整数でよい。
【0123】
N
max=1024である場合、例では、Kc1=360、Kc2=360、Kc3=380、Kc4=460、Kc5=510、Kt1=344、Kt2=344、Kt3=364、Kt4=444、Kt5=494、Mt1=4128、Mt2=2064、Mt3=1456、Mt4=1332またはMt5=1235である。セグメンテーション符号化条件が表2に示される。
【表2】
【0124】
N
max=512である場合、Kc1の値は、区間[200,220]の範囲の整数でよく、Kc2の値は、区間[205,225]の範囲の整数でよく、Kc3の値は、区間[210,220]の範囲の整数でよく、Kc4の値は、区間[120,240]の範囲の整数でよく、Kc5の値は、区間[265,275]の範囲の整数でよい。
【0125】
N
max=512である場合、Kt1の値は区間[184,204]の範囲の整数でよく、Kt2の値は区間[189,209]の範囲の整数でよく、Kt3の値は区間[194,214]の範囲の整数でよく、Kt4の値は区間[214,224]の範囲の整数でよく、Kt5の値は区間[249,259]の範囲の整数でよい。
【0126】
N
max=512である場合、Mt1の値は、区間[2208,2448]の範囲の整数でよく、Mt2の値は、区間[1134,1254]の範囲の整数でよく、Mt3の値は、区間[776,856]の範囲の整数でよく、Mt4の値は、区間[642,672]の範囲の整数でよく、Mt5の値は、区間[623,648]の範囲の整数でよい。
【0127】
例では、N
max=512である場合、Kc1=210、Kc2=220、Kc3=220、Kc4=235、Kc5=270、Kt1=194、Kt2=204、Kt3=204、Kt4=219、Kt5=254、Mt1=2328、Mt2=1224、Mt3=816、Mt4=657またはMt5=635である。セグメンテーション符号化条件が表3に示される。
【表3】
【0128】
この出願におけるプリセット条件、すなわち、セグメンテーション符号化条件に対して、表1から表3の各R値とR値に対応するKcの閾値は、セグメンテーション符号化条件を構成し、各R値とR値に対応するKの閾値は、セグメンテーション符号化条件を構成し、各R値とR値に対応するとMの閾値は、セグメンテーション符号化条件を構成する。したがって、表1〜表3では、セグメンテーション符号化条件は提示しやすいようにまとめて表示されている。しかし、これは、それぞれの表全体が1つのセグメンテーション符号化条件として使用されることを意味しない。言い換えると、これは、表にリストされている条件は同時に満たされる必要があることを意味しない。
【0129】
N
max=1024であり、セグメンテーション符号化条件はKcがプリセット閾値より大きいことであると仮定する。例えば、K=401、Lcrc=16、N=1024、R=1/6、M=2406である場合、Kc=K+Lcrc=417である。表
2によれば、セグメンテーション符号化条件はKc≧
360であり、セグメンテーション
符号化条件は満たされる。この場合、K
+=
【数43】
であり、K
−=417−209=208、M
+=2406/2=1203、M
−=2406−1203=1203である。
polar符号化は符号化パラメータ(Kc,M)を使用することによって実行され、従って、
polar符号化は(209,1203)と(208,1203)を使用することによって2つのサブセグメントに実行される。2つのサブセグメントに対して、ステップ(2)で取得された2つのサブセグメントのマザー符号長は、N=N
max=1024、M>N(
【数44】
)である。この場合、セグメンテーション符号化条件は満たされない。従って、セグメンテーションは継続されず、繰り返しベースのレート・マッチング方式が使用される。すなわち、1024符号化ビットの179(1203−1024)ビットが繰り返されて、1203符号化ビットを取得する。
【0130】
N
max=1024であり、セグメンテーション符号化条件はKcがプリセット閾値より大きいことであると仮定する。例えば、K=800、Lcrc=16、N=1024、M=2400、R=1/3、Kc=K+Lcrc=816であり、セグメンテーション条件Kc≧460が満たされる場合、K
+=(800+16)/2=408、K
−=816−
408=408、M
+=2400/2=1200、M
−=2400−1200=1200である。
polar符号化は(408,1200)と(408,1200)を使用することによって2つのサブセグメントに実行される。ステップ(2)で取得されたマザー符号長はN=1024である。この場合、繰り返し条件とセグメンテーション符号化条件が満たされ、セグメンテーションが継続される。2つのサブセグメントのうちの1つのセグメント(408,1200)が例として使用され、K
+=204、M
+=600、K
−=204、M
−=600であり、
polar符号化は(204,600)を使用することによって実行される。ステップ(2)で取得されたマザー符号長は、N=1024>Mである。したがって、パンクチャー・ベースまたは短縮ベースのレート・マッチング方式が使用される。すなわち、1024符号化ビットが、600符号化ビットにパンクチャーまたは短縮される。
【0131】
(4) レート・マッチングを実行し、セグメンテーション符号化が存在する場合は、サブセグメントの符号化ビット列を結合し、長さがMである符号化ビット列を取得する。
【0132】
(5) チャネル送信後、受信端は、合意規則に従ってスケジューリング情報に基づいて受信されたLLR列(復号対象ビットに対応するLLR列)を処理する。
【0133】
a. 符号化パラメータ(K、M、R、N)を知った後、受信端は、ステップ(3)に従ってセグメンテーション符号化条件が満たされるかどうかを決定し、セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、受信されたLLR列を2つのセグメントにセグメント化し、その後のステップで別々に処理を実行する。
【0134】
(i) N
max=1024、K=400、M=2400、R=1/6、N=1024、
【数45】
=4096>1024、Kc=400+16=416>360であり、繰り返し条件とセグメンテーション条件を満たされると仮定すると、長さが2400である受信されたLLR列は処理のために2つのセグメントにセグメント化される。
【0135】
(ii) N
max=1024、K=200、M=2400、R=1/12、N=1024,
【数46】
=4096>1024、Kc=216<360であり、セグメンテーション符号化条件が満たされないと仮定すると、長さが2400である受信されたLLR列にセグメンテーション復号は実行されない。
【0136】
(iii) N
max=1024、K=200、M=800、R=1/4、N=1024、
【数47】
=1024=N
maxであり、セグメンテーション条件が満たされないと仮定すると、長さが800である受信されたLLR列に対してセグメンテーション復号は実行されない。
【0137】
b. レート・マッチング方式に従って、ゼロまたは無限大がLLRに追加されるか、あるいは(パンクチャー・ベース、短縮ベース、または繰り返しベースのレート・マッチング方式に対応する)重畳がLLRに対して実行されて、デレート・マッチングされたLLR列を取得する。
【0138】
(i) 繰り返しベースのレート・マッチング方式が使用され、176(1200−1024)繰り返し位置でのLLRが繰り返しモードに従って重畳される。最終的に、各セグメントのLLR列の長さは1024であり、2つのセグメントがある。
【0139】
(ii) 繰り返しベースのレート・マッチング方式が使用され、1376(2400−1024)繰り返し位置でのLLRが繰り返しモードに従って重畳されて、長さが1024であるLLR列を取得する。
【0140】
(iii) 短縮ベースのレート・マッチング方式が使用され、無限大がLLRに追加される。長さが800であるLLR列が短縮モードに従って復元され、無限値が224(1024−800)短縮位置に設定されて、長さが1024であるLLR列を取得する。
【0141】
(6) セグメンテーション符号化が符号化器側で実行される場合、受信端はステップ(5)で取得されたサブセグメントのLLRに独立のPC−SCL復号を実行して、各サブセグメントの復号結果を出力し、最終的に2つのサブセグメントの復号結果を結合する。この場合、CRCビットはPC−SCL復号をアシストするためには使用されない。
【0142】
任意選択の方法で、各サブセグメントのPC−SCL復号については、
図6を参照のこと。この場合、CRCビットが復号をアシストするために使用される。PC−SCL復号器は、L
p個の候補情報とL
p個のPM値を出力し、サブセグメント0とサブセグメント1の合計2L
p個の候補パスをペアで組み合わせて、L
p×L
p個の候補パスを取得し、2つのサブセグメントうちのものであり、組み合わせを通じて取得された各パスにおけるPM値を合計することができる。L
p×L
p個の候補パスは、PM値の昇順または降順にソートされ、最適なT
p個の候補パスは、CRCチェックのために選択され、チェックが成功した最初のパスが、復号出力として選択され、あるいはCRCチェックは、全てのT
p候補パスに実行され、チェックが成功した候補パスのうち、最適なPM値を備えたパスが選択され、T
p≦L
p×L
pであり、L
pはPC−SCLの候補リストの量に等しく、T
pはCRCチェック選択に参加する候補パスの量である、チェックが成功した全てのT
p個の候補パスおよび候補パスにおいて、CRCチェックが実行される。
【0143】
例えば、1つのPC−SCL復号器は、8個の候補情報と8個のPM値を出力する。2つの復号器械によって出力された合計16個の候補情報はペアで組み合わされて、64個の候補情報を取得し、対応するPM値が合計される。64個の候補情報はPM値の昇順にソートされ、8個の最適な候補情報がCRCチェックのために選択される。この場合、誤りアラーム率(FAR)を保証するために、log
2(8)=3bitがオリジナルのCRCビットに追加される必要がある。チェックは最適な候補パスから開始し、チェックが成功した最初のパスが復号出力として選択される。
【0144】
図7は、N
max=1024の場合、Kcを使用することによってセグメンテーション符号化条件を設定するシミュレーション結果図であり、異なる符号レートでの一般的なPC−polar符号化の復号性能とPC−polarセグメンテーション符号化の復号性能との比較を示す。
図7では、Kc=380であり、実線は、セグメンテーション符号化の復号性能を示し、点線は、一般的なPC−polar符号化の復号性能を示す。同じ符号速度で、セグメンテーション符号化の復号性能は、一般的なPC−polar符号化の復号性能よりも高いことが分かり得る。
【0145】
polar符号セグメンテーション符号化は、
図8に示されるように、CA−polar符号化および復号プロセスに適用可能であり、そのプロセスは、以下を含む。すなわち、
【0146】
(1) 割り当てられた物理リソースまたは情報ビットの量Kと符号レートRを使用することによって、ターゲット符号長
Mを決定し、例えば、M=INT(K/R)であり、INTは、丸めを示す。
【0147】
(2) ターゲット符号長Mに基づいてマザー符号長
【数48】
を決定し、nは、log
2M以下の最小整数である。言い換えると、
【数49】
であり、
【数50】
は、切り上げを示し、min(・)は、返される最小値を示し、N
maxは、システムがサポートする最大のマザー符号長を示す。
【0148】
(3) 2
nが最大のマザー符号長より大きく、PC−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、符号化対象ビット列にpolar符号セグメンテーション符号化を実行する、すなわち、(K
+,M
+)および(K
−,M
−)を使用することによって、サブセグメント0およびサブセグメント1に別々に
CA−polar符号符号化を実行し、K+L
CRC=K
++K
−であり、M=M
++M
−であり、L
CRCはCRCビット長であり、K
+=
【数51】
であり、K
−=K+L
CRC−K
+であり、M
+=
【数52】
であり、M
−=M−M
+である。
【0149】
例では、CRCビット長は19でよい。サブセグメントのマザー符号長が依然として最大のマザー符号長より大きく、CA−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、セグメンテーションが継続される。そうでなければ、別のレート・マッチング方法が使用される。
【0150】
2
nが最大のマザー符号長N
maxより大きく、CA−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされない場合、N=N
maxを使用することによって符号化が実行され、繰り返しベースのレート・マッチング方式が使用される。2
nが最大のマザー符号長N
max以下である場合、N=2
nを使用することによって符号化が実行され、短縮ベースまたはパンクチャー・ベースのレート・マッチング方式が使用される。
【0151】
(4) レート・マッチングを実行し、セグメンテーション符号化が存在する場合は、サブセグメントの符号化ビット列を結合し、長さがMである符号化ビット列を取得する。
【0152】
(5) 受信端は、デレート・マッチングを実行し、サブセグメントに独立のSCL復号を実行して、L
p個のサブセグメントの候補パスとL
p個のPM値を出力し、L
pは候補リストのサイズであり、2L
p個のサブセグメント候補パスをペアで組み合わせて、L
P×L
P個の候補パスを取得し、PM値に基づいて最適なT
p個の候補パスを選択する。CA−polar符号は、SCL復号をアシストするために、CRCビットに連結される。従って、CRCチェックは、T
P個の候補パスのうち、最適なPM値を備えたパスから開始してよく、CRCチェックが成功した最初のパスが、復号出力として選択され、T
p≦L
p×L
pである。
【0153】
CA−polar符号セグメンテーション符号化条件は、符号レートRと、符号化対象情報ビット列の長さKc、情報ブロックの長さK、またはターゲット符号長Mによって決定され、Kcは、polar符号構成において使用される情報ビットの量に対応する
。
【0154】
N
max=1024である場合、Kc1の値は区間[310,340]の範囲の整数でよく、Kc2の値は区間[350,365]の範囲の整数でよく、Kc3の値は区間[410,450]の範囲の整数でよく、Kc4の値は区間[470,495]の範囲の整数でよく、Kc5の値は区間[520,530]の範囲の整数でよい。
【0155】
N
max=1024である場合、Kt1の値は、区間[291,321]の範囲の整数でよく、Kt2の値は、区間[331,346]の範囲の整数でよく、Kt3の値は、区間[391,431]の範囲の整数でよく、Kt4の値は、区間[451,476]の範囲の整数でよく、Kt5の値は、区間[501,511]の範囲の整数でよい。
【0156】
N
max=1024である場合、Mt1の値は区間[3492,3852]の範囲の整数でよく、Mt2の値は区間[1986,2076]の範囲の整数でよく、Mt3の値は区間[1564,1724]の範囲の整数でよく、Mt4の値は区間[1353,1428]の範囲の整数でよく、Mt5の値は区間[1253,1278]の範囲の整数でよい。
【0157】
N
max=1024である場合、例では、Kc1=320、Kc2=360、Kc3=430、Kc4=490、Kc5=530、Kt1=301、Kt2=341、Kt3=411、Kt4=471、Kt5=511、Mt1=3612、Mt2=2046、Mt3=1644、Mt4=1413またはMt5=1278である。CA−polarセグメンテーション符号化条件が表4に示される。
【表4】
【0158】
N
max=512である場合、Kc1の値は、区間[170,190]の範囲の整数でよく、Kc2の値は、区間[185,195]の範囲の整数でよく、Kc3の値は、区間[210,230]の範囲の整数でよく、Kc4の値は、区間[250,260]の範囲の整数でよく、Kc5の値は、区間[270,280]の範囲の整数でよい。
【0159】
N
max=512である場合、Kt1の値は区間[151,171]の範囲の整数でよく、Kt2の値は区間[166,176]の範囲の整数でよく、Kt3の値は区間[191,211]の範囲の整数でよく、Kt4の値は区間[231,241]の範囲の整数でよく、Kt5の値は区間[251,261]の範囲の整数でよい。
【0160】
N
max=512である場合、Mt1の値は区間[1812,2052]の範囲の整数でよく、Mt2の値は区間[996,1056]の範囲の整数でよく、Mt3の値は区間[764,844]の範囲の整数でよく、Mt4の値は区間[693,723]の範囲の整数でよく、Mt5の値は区間[693,723]の範囲の整数でよい。
【0161】
例では、N
max=512である場合、Kc1=180、Kc2=190、Kc3=220、Kc4=255、Kc5=275、Kt1=161、Kt2=171、Kt3=201、Kt4=236、Kt5=256、Mt1=1932、Mt2=1026、Mt3=804、Mt4=708、またはMt5=640である。セグメンテーション符号化条件が表5に示される。
【表5】
【0162】
図8は、CA−polarセグメンテーション符号化および復号方法を示す。別の実施形態では、
図9に示されるように、CA−polarセグメンテーション符号化において、符号化対象情報ビットは、誤りチェックのために使用される共通のCRCビットを含むが、SCL復号をアシストするために使用されるCRCビットを含まない。長さがK+L
CRCである情報ブロックがサブセグメント0とサブセグメント1にセグメント化された後、SCL復号をアシストするために使用されるCRCビットは、サブセグメント0とサブセグメント1にそれぞれ追加される2つのセグメントにセグメント化されてよく、独立の符号化が実行される。2
nが最大のマザー符号長より大きく、CA−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、情報ブロックは2つのセグメントにセグメント化され、サブセグメント0の長さはK
+であり、サブセグメント1の長さはK
−である。長さL
CRC2を備えたCRCビットは、それぞれ、サブセグメント0およびサブセグメント1に追加され、polar符号セグメンテーション符号化は、(K
++L
CRC2,M
+)および(K
−+
LCRC+L
CRC2,M
−)を使用することによって別々に実行され、K+L
CRC=K
++
LCRC+K
−であり、M=M
++M
−であり、L
CRCは、
誤りチェックのために使用されるCRCビットのCRCビット長であ
り、LCRC2は、SCL復号をアシストするために使用されるCRCビットのCRCビット長である。サブセグメントのマザー符号長が依然として最大のマザー符号長より大きく、CA−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、セグメンテーションが継続される。そうでなければ、別のレート・マッチング方法が使用される。受信端は、デレート・マッチングを実行し、サブセグメントに独立したCA−SCL復号を実行して、各サブセグメントの復号結果を出力し、最終的に、2つのサブセグメントの復号結果を結合する。
【0163】
別の実施形態では、
図10に示されるように、CA−polarセグメンテーション符号化において、符号化対象情報ビットは、あらゆるCRCビットを含まない。しかし、長さがKである情報ブロックがサブセグメント0とサブセグメント1にセグメント化された後、SCL復号をアシストするために使用されるCRCビットは、それぞれサブセグメント0とサブセグメント1に追加される2つのセグメントにセグメント化され、独立の符号化が実行される。従って、2
nが最大のマザー符号長より大きく、CA−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、情報ブロックは、2つのセグメントにセグメント化される。サブセグメント0の長さはK
+であり、サブセグメント1の長さはK
−である。長さL
CRC2を備えたCRCビットは、それぞれ、サブセグメント0およびサブセグメント1に追加され、polar符号セグメンテーション符号化は、(K
++L
CRC2,M
+)および(K
−+L
CRC2,M
−)を使用することによって別々に実行され、K=K
+−K
−、M=M
++M
−、K
+=
【数53】
、K
−=K−K
+、M
+=
【数54】
、M
−=M−M
+、およびKc=Kである。サブセグメントのマザー符号長が依然としてマザー符号最大長よりも大きく、CA−polar符号セグメンテーション符号化条件が満たされる場合、セグメンテーションは継続される。そうでなければ、別のレート・マッチング方法が使用される。受信端は、デレート・マッチングを実行し、サブセグメントに独立のCA−SCL復号を実行し、各サブセグメントの復号結果を出力し、最終的に2つのサブセグメントの復号結果を結合する。
【0164】
この出願で説明される方法ステップで使用される参照番号は、単にマークとして使用されるに過ぎず、ステップを実行するための順序を示さない。
【0165】
この出願の実施形態で説明されたパンクチャーは、準一様パンクチャー(Quasi-Uniform Puncturing、略してQUP)を含む。まず、マザー符号長が2の整数乗であり、ターゲット符号長以上であると決定され、次いで、マザー符号長とターゲット符号長に基づいてパンクチャー・モード(パンクチャー位置)が決定される。パンクチャー・モードは、バイナリ列(00...011...1)を使用することによって表されてよく、「0」はパンクチャー位置を表し、「1」はパンクチャーが実行されない位置を表す。パンクチャー位置に対応するチャネル容量が0に設定され(、あるいは誤り確率が1に設定されるか、あるいは信号対雑音比SNRが無限小に設定される)、polarチャネルの信頼性が、デンシティ・エボリューション、ガウス近似、または線形フィッティング法を使用することによって計算され、polarチャネルは信頼性に基づいてソートされて、情報ビットおよび固定ビット(凍結ビット)の位置を決定する。符号化器側は、パンクチャー位置で符号化ビットを削除して、polar符号を取得する。
【0166】
この出願で説明されたpolar符号短縮(Shorten)方式によれば、マザー符号長は2の整数乗であり、ターゲット符号長以上であると決定される。短縮(Shorten)位置での符号化ビットは、固定ビットのみに関する。プロセスは、polarチャネルの信頼性をマザー符号長に基づいて計算することと、次いで、短縮位置を決定することと、対応するpolarチャネルに固定ビットを配置することと、信頼性に基づいた残りのpolarチャネルから、情報ビットおよび凍結ビット(固定ビット)の位置を決定することと、短縮位置で符号化ビットを削除して、polar符号を取得し、レート・マッチングを実装することと、を含む。短縮ベースの符号化およびレート・マッチング方式では、polarチャネルの信頼性は短縮位置に基づいて再計算される必要はないが、固定ビットは短縮位置に対応するpolarチャネルに配置され、それにより、polar符号構成の複雑性を大幅に減らす。
【0167】
図11は、この出願による符号化装置1100の概略構造図であり、符号化装置1100は、
送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得するように構成されている取得部1101と、
polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定し、ターゲット符号長MがNより大きい場合、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、独立のpolar符号化をp個のサブセグメントに実行して、長さがそれぞれサブセグメントのマザー符号長であるp個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数である、ように構成されている符号化部1102と、
p個の符号化結果に別々にレート・マッチングを実行して、長さがそれぞれサブセグメントのターゲット長であるp個の符号化ビット列を取得するように構成されているレート・マッチング部1103と、
レート・マッチングされたp個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されている結合部1104と、を含む。
【0168】
任意選択で、符号化部1102は、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、マザー符号長Nを使用することによって符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、長さNである第1の符号化ビット列を取得するように構成されており、レート・マッチング部は、第1の符号化ビット列における少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMである符号化ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0169】
任意選択で、符号化部1102は、ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、マザー符号長Nを使用することによって符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、第2の符号化ビット列を取得するように構成されており、レート・マッチング部は、第2の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さMである符号化ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0170】
任意選択で、符号化部1102は、ターゲット符号長Miがマザー符号長Niよりも大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、マザー符号長Niを使用することによって、Miに対応するサブセグメントにpolar符号化を実行して、長さがNiである第3の符号化ビット列を取得するように構成されており、レート・マッチング部は、第3の符号化ビット列の少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMiである符号化
ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0171】
任意選択で、符号化部1102は、ターゲット符号長Miがマザー符号長Ni以下である場合、マザー符号長Niを使用することによって、Kiに対応するサブセグメントにpolar符号化を実行して、第4の符号化ビット列を取得するように構成されており、レート・マッチング部は、第4の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さがMiである符号化
ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0172】
図12は、この出願による別の符号化装置1200の概略構造図であり、符号化装置1200は、
プログラムを記憶するように構成されているメモリ1201と、
メモリに記憶されたプログラムを実行し、プログラムが実行されると、送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得し、polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定し、ターゲット符号長MがNより大きい場合、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、独立のpolar符号化をp個のサブセグメントに実行して、長さがそれぞれサブセグメントのマザー符号長であるp個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数であり、p個の符号化結果に別々にレート・マッチングを実行して、長さがそれぞれサブセグメントのターゲット長であるp個の符号化ビット列を取得し、レート・マッチングされたp個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されているプロセッサ1202と、を含む。
【0173】
任意選択で、プロセッサ1202は、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、マザー符号長Nを使用することによって符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、長さNである第1の符号化ビット列を取得し、第1の符号化ビット列における少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMである符号化ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0174】
任意選択で、プロセッサ1202は、ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、マザー符号長Nを使用することによって符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、第2の符号化ビット列を取得し、第2の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さMである符号化ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0175】
任意選択で、符号化対象情報ビット列の全長はKcであり、p個のサブセグメントの情報ビット長はそれぞれK1,K2,...,Kpであり、独立のpolar符号化をp個のサブセグメントに実行するために使用されるマザー符号長はそれぞれN1,N2,...,Npであり、対応するターゲット符号長はそれぞれM1,M2,...,Mpであり、Kc=K1+K2+...+Kpであり、M=M1+M2+...+Mpであり、符号化対象情報ビット列は情報ブロックを含み、Kcは、情報ブロックの長さK以上である。プロセッサ1202は、各Miに対して、Miに対応するサブセグメントのターゲット符号長Miがマザー符号長Niよりも大きく、Kiに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、Miに対応するサブセグメントをさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに独立の符号化およびレート・マッチングを実行して、p個の対応する符号化ビット列を取得し、p個の符号化ビット列を結合して、ターゲット符号長がMiである符号化ビット列を取得し、i=1,2,...,pである、ようにさらに構成されている。
【0176】
図12における符号化装置は、プロセッサによって取得され、長さがMである符号化ビット列を送信するように構成されている送信器(図示せず)をさらに含んでよい。
【0177】
図13は、この出願によるさらに別の符号化装置1300の概略構造図であり、符号化装置1300は、
情報ブロックを受信するように構成されている少なくとも1つの入力端1301と、
送信対象情報ブロックとpolar符号のターゲット符号長Mを取得し、polar符号化のために使用されるマザー符号長Nを決定し、ターゲット符号長MがNより大きい場合、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たすとき、符号化対象情報ビット列をp個のサブセグメントにセグメント化し、独立のpolar符号化をp個のサブセグメントに実行して、長さがそれぞれサブセグメントのマザー符号長であるp個の符号化ビット列を取得し、pは2以上の整数であり、p個の符号化結果に別々にレート・マッチングを実行して、長さがそれぞれサブセグメントのターゲット長であるp個の符号化ビット列を取得し、レート・マッチングされたp個の符号化ビット列を結合して、長さがMである符号化ビット列を取得するように構成されている信号プロセッサ1302と、
信号プロセッサによって取得された符号化ビット列を出力するように構成されている少なく1つの出力端1303と、を含む。
【0178】
任意選択で、信号プロセッサ1302は、情報ブロックの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、マザー符号長Nを使用することによって符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、長さNである第1の符号化ビット列を取得し、第1の符号化ビット列における少なくともいくつかのビットを繰り返して、長さがMである符号化ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0179】
任意選択で、信号プロセッサ1302は、ターゲット符号長Mがマザー符号長N以下である場合、マザー符号長Nを使用することによって符号化対象情報ビット列にpolar符号化を実行して、第2の符号化ビット列を取得し、第2の符号化ビット列を短縮またはパンクチャーして、長さMである符号化ビット列を取得するように構成されている。
【0180】
任意選択で、符号化対象情報ビット列の全長はKcであり、p個のサブセグメントの情報ビット長はそれぞれK1,K2,...,Kpであり、独立のpolar符号化をp個のサブセグメントに実行するために使用されるマザー符号長はそれぞれN1,N2,...,Npであり、対応するターゲット符号長はそれぞれM1,M2,...,Mpであり,Kc=K1+K2+...+Kpであり、M=M1+M2+...+Mpであり、符号化対象情報ビット列は情報ブロックを含み、Kcは、情報ブロックの長さK以上であり、
信号プロセッサ1302は、各Miに対して、Miに対応するサブセグメントのターゲット符号長Miがマザー符号長Niよりも大きく、Kiに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、Miに対応するサブセグメントをさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに独立の符号化およびレート・マッチングを実行して、p個の対応する符号化ビット列を取得し、p個の符号化ビット列を結合して、ターゲット符号長がMiである符号化ビット列を取得し、i=1,2,...,pである、ようにさらに構成されている。
【0181】
図13における符号化装置は、少なくとも1つの出力端によって出力され、長さがMである符号化ビット列を送信するように構成されている送信器(図示せず)をさらに含んでよい。
【0182】
この出願における
図11から
図13の符号化装置は、各々、無線通信機能を有する任意の装置でよく、例えば、アクセス・ポイント、ステーション、ユーザ機器、または基地局である。符号化装置における構成要素によって実行される機能および特定の実行方法については、
図2、
図4、
図5、
図8〜
図10および実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明されない。
【0183】
図14は、この出願による復号装置1400の概略構造図であり、復号装置1400は、
復号対象ビットに対応する対数尤度比LLRを受信し、復号対象ビットの長さは、
polar符号化に使用されるターゲット符号長Mである、ように構成されている受信部1401と、
符号化に使用されるマザー符号長Nを決定し、ターゲット符号長Mがマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、復号対象ビットに対応するLLRをp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行し、pは2以上の整数である、ように構成されているデレート・マッチング部1402と、
デレート・マッチングされたp個のサブセグメントのLLRに独立のSCL復号を実行して、p個のサブセグメントの復号結果を取得するように構成されている復号部1403と、
p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力する出力部1404と、を含む。
【0184】
図15は、この出願による復号装置1500の概略構造図であり、復号装置1500は、
プログラムを記憶するように構成されているメモリ1501と、
メモリに記憶されたプログラムを実行し、プログラムが実行されると、復号対象ビットに対応する対数尤度比LLRを受信し、復号対象ビットの長さは、
polar符号化に使用されるターゲット符号長Mであり、符号化に使用されるマザー符号長Nを決定し、ターゲット符号長Mがマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、復号対象ビットに対応するLLRをp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行し、デレート・マッチングされたp個のサブセグメントのLLRに独立のSCL復号を実行して、p個のサブセグメントの復号結果を取得し、p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力し、pは2以上の整数である、ように構成されているプロセッサ1502と、を含む。
【0185】
図16は、この出願による復号装置1600の概略構造図であり、復号装置1600は、
復号対象ビットに対応する対数尤度比LLRを受信し、復号対象ビットの長さは、
polar符号化に使用されるターゲット符号長Mである、ように構成されている少なくとも1つの入力端1601と、
符号化に使用されるマザー符号長Nを決定し、ターゲット符号長Mがマザー符号長Nよりも大きい場合、符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、復号対象ビットに対応するLLRをp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングを実行し、デレート・マッチングされたp個のサブセグメントのLLRに独立のSCL復号を実行して、p個のサブセグメントの復号結果を取得し、p個のサブセグメントの復号結果を結合して、復号ビット列を出力し、pは2以上の整数である、ように構成されている信号プロセッサ1602と、
信号プロセッサによって取得された復号ビット列を出力するように構成されている少なくとも1つの出力端1603と、を含む。
【0186】
任意選択で、 p個のサブセグメントを符号化するために使用されるマザー符号長は、それぞれN1,N2,...,Npであり、ターゲット符号長は、それぞれM1,M2,...,Mpであり、対応する情報ビット長はそれぞれK1,K2,...,Kpである。
【0187】
信号プロセッサ1602は、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たす場合、Miに対応するサブセグメントのLLR列をさらにp個のサブセグメントにセグメント化し、p個のサブセグメントに別々にデレート・マッチングおよび復号を実行して、p個のサブセグメントの対応する復号結果を取得し、p個のサブセグメントの復号結果を結合して、Kiの対応する情報ビットを取得するようにさらに構成されている。
【0188】
信号プロセッサ1602は、各Miに対して、i=1,2,...,pであり、Miがマザー符号長Niより
大きく、Miに対応するサブセグメントの符号化パラメータがプリセット条件を満たさない場合、繰り返し位置でLLRを重畳して、長さがNiであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、LLR列を復号して、Miに対応するサブセグメントの復号結果を取得するようにさらに構成されている。
【0189】
任意選択で、信号プロセッサ1602は、ターゲット符号長Mがマザー符号長Nより小さい場合、パンクチャー位置または短縮位置でLLRを復元して、長さNであるデレート・マッチングされたLLR列を取得し、LLR列を復号して、復号ビット列を取得するようにさらに構成されている。
【0190】
この出願における
図14から
図16の復号装置は、各々、無線通信機能を有する任意の装置でよく、例えば、アクセス・ポイント、ステーション、ユーザ機器、または基地局である。復号装置における構成要素によって実行される機能および特定の実行方法については、
図3〜
図6、
図8〜
図10および実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細は、ここでは再度説明されない。
【0191】
当業者は、この出願における符号化方法または復号方法が、ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実装され得ることを理解することができる。多くの場合、通信システムにおける通信装置は、送信機能と受信機能の両方を有し、受信端に情報を送信するための送信端として機能するだけでなく、送信端によって送信された情報を受信するための受信端としても機能することができる。したがって、通信装置は、符号化機能と復号機能の両方を有する。通信装置は、例えば、一般にチップと呼ばれる汎用処理システムとして構成されてよい。汎用処理システムは、プロセッサ機能を提供する1つ以上のマイクロプロセッサと、記憶媒体の少なくとも一部として機能する外部メモリとを含む。これらの構成要素の全ては、外部バス・アーキテクチャを使用することによって、別のサポート回路に接続され得る。
【0192】
通信装置は、プロセッサ、バス・インタフェース、およびユーザ・インタフェースを有するASIC(特定用途向け集積回路)と、単一のチップに集積された記憶媒体の少なくとも一部とを含んでよい。代替的には、通信装置は、1つ以上のFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態マシン、論理ゲート、離散ハードウェア・コンポーネント、他の任意の適切な回路、またはこの出願を通して説明される種々の機能を実行することが可能な回路の任意の組み合わせを含んでよい。
【0193】
図17は、この出願の実施形態による通信装置1700(アクセス・ポイント、基地局、ステーション、端末等の通信装置)の概略構造図である。
図17に示されるように、通信装置1700は、一般的なバス・アーキテクチャとしてバス1701を使用することによって実装されてよい。通信装置1700の特定の用途および全体的な設計制約に基づき、バス1701は、任意の量の相互接続バスおよびブリッジを含んでよい。バス1701は、種々の回路を互いに接続する。これらの回路は、プロセッサ1702、記憶媒体1703、およびバス・インタフェース1704を含む。記憶媒体1703は、オペレーティング・システム、送信対象データ、および受信データを記憶するように構成されている。任意選択で、通信装置1700は、バス・インタフェース1704を使用することによって、バス1701を通じてネットワーク・アダプタ1705等を接続する。ネットワーク・アダプタ1705は、無線通信ネットワークにおける物理層の信号処理機能を実装し、アンテナ1707を使用することによって、無線周波数信号を送信または受信するように構成されてよい。ユーザ・インタフェース1706は、キーボード、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック等の種々のユーザ入力デバイスに接続されてよい。バス1701は、さらに、タイミング・ソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路等の種々の他の回路に接続されてよい。これらの回路は、技術分野において周知であり、従って、詳細はここでは説明されない。
【0194】
プロセッサ1702は、バスを管理し、一般的な処理(記憶媒体
1703に記憶されたソフトウェアを実行することを含む)を実行する責任がある。プロセッサ1702は、1つ以上の汎用プロセッサおよび/または専用プロセッサを使用することによって実装されてよい。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、またはソフトウェアを実行することができる別の回路を含む。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または別の名前と呼ばれるかどうかにかかわらず、広義において命令、データ、またはそれらの組み合わせとして解釈されるべきである。
【0195】
図17に示すように、記憶媒体1703は、プロセッサ1702から分離されている。しかし、記憶媒体1703または記憶媒体1703の任意の部分が通信装置1700の外部に配置され得ることを当業者は容易に理解してよい。例えば、記憶媒体1703は、伝送線路、データを使用することによって変調されたキャリア波形、および/または無線ノードから分離されたコンピュータ製品を含んでもよい。これらの媒体は全て、バス・インタフェース1704を使用することによってプロセッサ1702によってアクセス可能である。代替的には、記憶媒体1703または記憶媒体1703の任意の部分は、プロセッサ1702に統合されてよく、例えば、キャッシュおよび/または汎用レジスタとしてよい。
【0196】
プロセッサ1702は、
図12におけるプロセッサ
1202および
図15におけるプロセッサ
1502の機能を実行するように構成されることができ、プロセッサ1702は、この出願において説明される符号化方法および復号方法を実行することができる。プロセッサ1702によって実行されるプロセスは、ここでは再度説明されない。
【0197】
この出願の実施態様において説明される連続的なキャンセルリストSCL復号アルゴリズムは、SCL復号アルゴリズムに類似し、複数の候補パスを提供し、復号が順番に実行されることを使用することによる、別の復号アルゴリズム、またはSCL復号アルゴリズムに基づいて改善されるアルゴリズムを含む。
【0198】
この出願の実施形態において説明される符号化装置および復号装置は、実際の使用中に独立したデバイスであってもよく、あるいは送信対象情報を符号化し、次いで符号化情報を送信するか、あるいは受信された情報を復号するように構成されている統合デバイスであってもよい。
【0199】
この出願の実施形態で説明された例では、ユニットおよび方法プロセスは、電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実装されてよい。機能がハードウェアによって実行されるか、あるいはソフトウェアによって実行されるかは、特定のアプリケーションと技術的解決策の設計制約に依存する。当業者は、異なる方法を使用して、各特定の用途について説明された機能を実装してよい。
【0200】
この出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置および方法は、別の方法で実装されてよいことを理解されたい。説明された装置の実施形態は、単なる例である。たとえば、単位分割は、単なる論理機能分割である。実際の実装においては、他の分割方法があり得る。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、別のシステムに組み合わせられあるいは一体化されてよい。方法におけるいくつかのステップが無視されたり、あるいは実行されないことがある。追加的に、ユニット間の相互結合、直接結合、または通信接続は、いくつかのインタフェースを通じて実装されてよく、これらのインタフェースは、電子的、機械的、または別の形態としてよい。
【0201】
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分離していてもしなくてもよく、すなわち、1つの位置に配置されていてもよく、または複数のネットワーク・ユニットに分散されていてもよい。追加的に、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、あるいはユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、あるいは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
【0202】
前述の実施形態の全てまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されてよい。ソフトウェアを使用することによって実装される場合、実施形態の全部または一部は、コンピュータ・プログラム製品の形態で実装されてよい。コンピュータ・プログラム製品は、1つ以上のコンピュータ・プログラム命令を含む。コンピュータ・プログラム命令がロードされ、コンピュータで実行されると、本発明の実施形態において説明された手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータ・ネットワーク、または他のプログラマブル装置としてよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、あるいはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を使用することによって送信されてもよい。コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータ・センターから、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者線(DSL))または無線(例えば、赤外線、ラジオ、またはマイクロ波)方式で、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータ・センターに送信されてよい。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体、または1つ以上の利用可能な媒体を統合するサーバまたはデータ・センターのようなデータ記憶装置としてよい。利用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、USBフラッシュドライブ、ROM、またはRAM)、光媒体(例えば、CDまたはDVD)、半導体媒体(例えば、固体ディスク(ソリッド・ステート・ディスク、SSD))等としてよい。
【0203】
前述の実施形態は、単に本発明の技術的解決策を説明することを意図されたものであって、本発明を限定することを意図されたものではない。本発明は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者は、依然として、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、前述の実施形態に記載された技術的解決策を修正したり、その技術的特徴の一部と均等のものに置き換えたりすることができることを理解すべきである。