特許6986438IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

モノクロ画像をカラー化するためのカラー情報推定モデル生成装置、画像カラー化装置およびそれらのプログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前記したユーザの指示による色指定情報を用いてモノクロ画像をカラー化する方法は、ユーザが指定した色を画像のどの領域まで着色するのかを直接コントロールすることができない。そのため、この方法は、ユーザの意図とは異なる領域を指定した色で着色してしまうことがあるという問題がある。
例えば、モノクロ画像上のある洋服を赤色で着色する指示を与えても、洋服に隣接して写っている樹木を赤色に着色してしまうことがある。この場合も、樹木に対して正しい色(例えば、茶色)を指定することは可能であるが、画像全体に着色を指示することが必要になり、多くの手間を要する。 また、従来の方法は、たとえ画像上の多くの物体に色を指定したとしても、物体の境界付近で正しく色付けすることができない場合があるという問題がある。特に、モノクロ画像上でほぼ同じ色の領域となる輝度値の変化が少ない領域では、領域ごとに異なる色を着色することは困難である。 本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、モノクロ画像をカラー化する際に、画像上の領域の境界で色を分けることが可能なカラー情報推定モデル生成装置、画像カラー化装置およびそれらのプログラムを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記課題を解決するため、本発明に係るカラー情報推定モデル生成装置は、モノクロ画像からカラー情報を推定するためのカラー情報推定モデルを生成するカラー情報推定モデル生成装置であって、情報分離手段と、境界学習データ生成手段と、モデル学習手段と、を備える構成とした。
【発明の効果】
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
本発明に係るカラー情報推定モデル生成装置によれば、カラー画像に対する色の境界を学習し、境界によって異なる色となる状態を学習したカラー情報推定モデルを生成することができる。
また、本発明に係る画像カラー化装置によれば、ユーザがモノクロ画像上で色の境を明示的に与える簡易な操作で、モノクロ画像から、より正確なカラー画像を生成することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の概要を説明するための概要図である。

【図2】本発明のカラー情報推定モデル生成装置の構成を示すブロック図である。

【図3】色指定学習データ生成手段が生成する色指定学習データ(色指定情報)のデータ構造を説明するための説明図である。

【図4】色指定情報のデータの一例を示す図である。

【図5】境界学習データ生成手段が生成する境界学習データの一例を示す図であって、(a)は境界検出後、(b)はランダムに境界を選択した後のデータ例を示す。

【図6】カラー情報推定モデルの一例を示すニューラルネットワークの構造図である。

【図7】本発明のカラー情報推定モデル生成装置の動作を示すフローチャートである。

【図8】本発明の画像カラー化装置の構成を示すブロック図である。

【図9】本発明の画像カラー化装置の動作を示すフローチャートである。

【図10】本発明の画像カラー化装置において、色指定や境界の指示により、生成するカラー画像がどのように変化するのかを模式的に示す図であって、(a)は色指定指示なし、境界指示なし、(b)は色指定指示あり、境界指示なし、(c)は色指定指示あり、境界指示あり(左寄り)、(d)は色指定指示あり、境界指示あり(右寄り)を示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 カラー情報推定モデル生成装置   10 情報分離手段   11 色指定学習データ生成手段   110 指示情報付加手段   111 ランダム色指定設定手段   12 境界学習データ生成手段   120 境界検出手段   121 ランダム境界選択手段   13 モデル学習手段   14 モデル記憶手段   2 画像カラー化装置   20 画像入力手段   21 色指定指示手段   22 色指定情報生成手段   23 境界指示手段   24 境界情報生成手段   25 モデル記憶手段   26 カラー情報推定手段   27 カラー情報合成手段

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