特許第6986474号(P6986474)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6986474
(24)【登録日】2021年12月1日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 5/04 20060101AFI20211213BHJP
【FI】
   A63F5/04 603D
【請求項の数】1
【全頁数】54
(21)【出願番号】特願2018-55888(P2018-55888)
(22)【出願日】2018年3月23日
(65)【公開番号】特開2019-166009(P2019-166009A)
(43)【公開日】2019年10月3日
【審査請求日】2021年1月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】598098526
【氏名又は名称】株式会社ユニバーサルエンターテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】110001520
【氏名又は名称】特許業務法人日誠国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石田 博之
(72)【発明者】
【氏名】秋谷 朋典
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 優介
【審査官】 金子 和孝
(56)【参考文献】
【文献】 特開2018−038726(JP,A)
【文献】 特開2007−185248(JP,A)
【文献】 特開2002−282440(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 5/04
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の発光体と、
前記発光体を駆動するための複数のドライバと、
前記ドライバに前記発光体を駆動するための駆動データを出力して制御する制御部と、を備え、
前記ドライバは、前記制御部に接続されたマスタドライバと、複数のスレーブドライバとにより構成され、
前記複数のスレーブドライバは、前記マスタドライバに直接、又は、他のスレーブドライバを介してそれぞれ接続され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、
ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子と、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子と、
前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるか、3線式シリアルで入力させるかを設定可能な入力設定端子と、
前記入力端子に入力された駆動データを差動信号で出力する出力回路と、
前記発光体を駆動させるための駆動回路と、を有して構成され、
前記制御部は、前記3線式シリアルで前記マスタドライバに前記駆動データを出力し、
前記マスタドライバは、前記入力端子に前記駆動データを3線式シリアルで入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記スレーブドライバは、前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、前記入力端子に入力された前記駆動データのドライバアドレスが前記アドレス設定端子により設定されたドライバアドレスと一致した場合に、該駆動データに基づいて前記駆動回路より前記発光体を駆動させるための駆動信号を出力し、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバ間は、
前記駆動データを伝送するためのデータポジティブ及びデータネガティブのペアラインと、
前記データポジティブ及び前記データネガティブのペアラインにより伝送される駆動データの同期用クロックを伝送するためのクロックポジティブ及びクロックネガティブのペアラインとによって接続されていることを特徴とする遊技機。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチスロ等の遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の図柄がそれぞれの表面に配された複数のリールと、遊技メダルやコイン等(以下、「遊技媒体」という)が投入され、遊技者によりスタートレバーが操作されたことを検出し、複数のリールの回転の開始を要求するスタートスイッチと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられたストップボタンが遊技者により押されたことを検出し、該当するリールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、それぞれの駆動力を各リールに伝達するステッピングモータと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行うリール制御装置とを備え、スタートレバーが操作されたことを検出すると、乱数値に基づいて抽籤を行い、この抽籤の結果(以下、「内部当籤役」という)とストップボタンが操作されたことを検出したタイミングとに基づいてリールの回転の停止を行う、いわゆるパチスロと称される遊技機が知られている。
【0003】
この種の遊技機として、サブ制御装置とシリアル通信で接続されたLEDドライバICがサブ制御装置の制御により演出用LEDの発光駆動を行うものが特許文献1に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2017−143854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、シリアル通信はノイズに弱く、演出用LEDなどの発光体の駆動データをシリアル回線で伝送した場合、シリアル回線にノイズが混入すると、LEDドライバICが誤動作し、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体を駆動する不具合が発生する場合がある。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(LEDモジュールのLED)と、
前記発光体を駆動するための複数のドライバ(ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに前記発光体を駆動するための駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、前記制御部に接続されたマスタドライバ(ドライバ121)と、複数のスレーブドライバ(例えば、ドライバ122〜131)とにより構成され、
前記複数のスレーブドライバは、前記マスタドライバに直接、又は、他のスレーブドライバを介してそれぞれ接続され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、
ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子(A0〜A5)と、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるか、3線式シリアルで入力させるかを設定可能な入力設定端子(MODE)と、
前記入力端子に入力された駆動データを差動信号で出力する出力回路(各ドライバ121〜131)と、
前記発光体を駆動させるための駆動回路(例えば、各ドライバ121〜131)と、を有して構成され、
前記制御部は、前記3線式シリアルで前記マスタドライバに前記駆動データを出力し、
前記マスタドライバは、前記入力端子に前記駆動データを3線式シリアルで入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記スレーブドライバは、前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、前記入力端子に入力された前記駆動データのドライバアドレスが前記アドレス設定端子により設定されたドライバアドレスと一致した場合に、該駆動データに基づいて前記駆動回路より前記発光体を駆動させるための駆動信号を出力し、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバ間は、
前記駆動データを伝送するためのデータポジティブ及びデータネガティブのペアラインと、
前記データポジティブ及び前記データネガティブのペアラインにより伝送される駆動データの同期用クロックを伝送するためのクロックポジティブ及びクロックネガティブのペアラインとによって接続されている
構成を有している。
【0008】
この構成により、本発明に係る遊技機は、一般的なシリアル信号よりノイズに強い差動信号で駆動データを各ドライバ間で転送することによって、各ドライバ間で駆動データを伝送する回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【0009】
また、本発明に係る遊技機は、シングルエンド方式よりも、ノイズに強いデータポジティブ及びデータネガティブのペアラインで駆動データを各ドライバ間で転送し、ノイズに強いクロックポジティブ及びクロックネガティブのペアラインで駆動データの同期用クロックを各ドライバ間で転送するため、各ドライバ間で駆動データ及びクロックを伝送する各回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態に係る遊技機の正面斜視図である。
図2】本発明の実施の形態に係る遊技機の裏面斜視図である。
図3】本発明の実施の形態に係る遊技機の正面図である。
図4】本発明の実施の形態に係る上ドア機構及び下ドア機構を開いた状態のときの、遊技機の正面図である。
図5】本発明の実施の形態に係る遊技機の分解斜視図である。
図6】本発明の実施の形態に係る遊技機の表示ユニットを左右方向に直交する方向で切断した縦断面図である。
図7】本発明の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタから投射された光の照射範囲とメインスクリーンとの関係を示す図である。
図8】本発明の実施の形態に係る遊技機の電気的構成を示すブロック図である。
図9】本発明の実施の形態に係る遊技機に設けられたLEDを制御するためのLED信号ラインを説明するためのブロック図である。
図10】本発明の実施の形態に係る遊技機における副中継基板の構成を示すブロック図である。
図11】本発明の実施の形態に係る遊技機における副中継基板に設けられたドライバのモードを説明するためのタイミングチャートである。
図12】本発明の実施の形態に係る遊技機における副中継基板の構成の他の接続態様を示すブロック図である。
図13】本発明の実施の形態に係る遊技機における下部周辺接続基板及びその周辺基板の構成を示すブロック図である。
図14】本発明の実施の形態に係る遊技機における下部左LED基板の構成を示すブロック図である。
図15】本発明の実施の形態に係る遊技機における下部右LED基板の構成を示すブロック図である。
図16】本発明の実施の形態に係る遊技機における上部中継基板、サイド右LED基板及びトップ中央LED基板の構成を示すブロック図である。
図17】本発明の実施の形態に係る遊技機におけるサイド左LED基板の構成を示すブロック図である。
図18】本発明の実施の形態に係る遊技機におけるトップサイド左LED基板の構成を示すブロック図である。
図19】本発明の実施の形態に係る遊技機におけるトップサイド右LED基板の構成を示すブロック図である。
図20】本発明の実施の形態に係る遊技機におけるサブCPUから各ドライバに向けて出力されるデータの第1の例を示す概念図である。
図21】本発明の実施の形態に係る遊技機におけるサブCPUから各ドライバに向けて出力されるデータの第2の例を示す概念図である。
図22】本発明の実施の形態に係る遊技機におけるサブCPUから各ドライバに向けて出力されるデータの第3の例を示す概念図である。
図23】本発明の実施の形態に係る遊技機におけるサブCPUから各ドライバに向けて出力されるデータの第4の例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0013】
まず、構成を説明する。図1〜5に示すように、遊技機1は、いわゆるパチスロ機である。遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークン等の他、遊技者に付与された又は付与される、遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技可能なものであるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
【0014】
なお、以後の説明において、遊技機1から遊技者に向かう側(方向)を遊技機1の前側(前方向)と称し、前側とは逆側を後側(後方向、奥行方向)と称し、遊技者から見て右側及び左側を遊技機1の右側(右方向)及び左側(左方向)とそれぞれ称する。また、前側及び後側を含む方向は、前後方向又は厚み方向と称し、右側及び左側を含む方向は、左右方向又は幅方向と称する。前後方向(厚み方向)及び左右方向(幅方向)に直交する方向を上下方向又は高さ方向と称する。
【0015】
図1及び図2に示すように、遊技機1の外観は、矩形箱状の筐体2により構成されている。筐体2は、遊技機本体として前面側に矩形状の開口を有する金属製のキャビネットGと、キャビネットGの前面上部に配置された上ドア機構UDと、キャビネットGの前面下部に配置された下ドア機構DDとを有している。
【0016】
また、キャビネットGの上面壁G4には、左右方向に関して所定間隔隔てて、上下方向に貫通する2つの開口G41が形成されている。そして、この2つの開口G41それぞれを塞ぐように木製の板部材G42が上面壁G4に取付けられている。
【0017】
図3及び図4に示すように、上ドア機構UD及び下ドア機構DDは、キャビネットGの開口の形状及び大きさに対応するように形成されている。上ドア機構UD及び下ドア機構DDは、キャビネットGにおける開口の上部及び下部を閉塞可能に設けられている。上ドア機構UDは、上側表示窓UD1を中央部に有している。上側表示窓UD1には、光を透過する透明パネルUD11が設けられている。また、上ドア機構UDの上部には、上左スピーカUD25L,上右スピーカUD25Rが設けられている。
【0018】
下ドア機構DDには、上部の略中央部に、矩形状の開口部として形成されたメイン表示窓DD4が設けられている。メイン表示窓DD4の裏面側には、キャビネットGの内部側から取付けられたリールユニットRUが装着されている。さらに、リールユニットRUの背面には、主制御基板71が取付けられている。
【0019】
リールユニットRUは、複数種類の図柄が各々の外周面に描かれた3個のリールRL(左リール),RC(中リール),RR(右リール)を主体に構成されている。これらのリールRL,RC,RRは、それぞれが縦方向に一定の速度で回転できるように並列状態(横一列)に配設される。リールRL,RC,RRは、メイン表示窓DD4を通じて、各リールRL,RC,RRの動作や各リールRL,RC,RR上に描かれている図柄が視認可能となる。
【0020】
メイン表示窓DD4には、その表面部に、矩形状のアクリル板等からなる透明パネルが取付け固定されており、遊技者等がリールユニットRUに触れることができないようになっている。メイン表示窓DD4の下方には、略水平面の第1,第2,第3台座部DD2a,DD2b,DD2cが形成されている。メイン表示窓DD4の右側に位置する第1台座部DD2aには、メダルを投入するためのメダル投入口DD5が設けられている。メダル投入口DD5は、遊技者によりメダルが投入される開口である。メダル投入口DD5から投入されたメダルは、クレジットされるか又はゲームに賭けられる。
【0021】
メイン表示窓DD4の左側に位置する第2台座部DD2bには、クレジットされているメダルを賭けるための、有効ライン設定手段としての最大BETボタンDD8(MAXBETボタンともいう)が設けられている。最大BETボタンDD8が押されると、メダルの投入枚数として「3」が選択される。
【0022】
最大BETボタンDD8の前面側には、遊技者の操作によりリールRL,RC,RRを回転駆動させるとともに、メイン表示窓DD4内で図柄の変動表示を開始させるスタートレバーDD6が設けられている。スタートレバーDD6は、所定の角度範囲で傾動自在に取付けられる。
【0023】
スタートレバーDD6の右側で、第3台座部DD2cの前面側には、遊技者の押下操作(停止操作)により3個のリールRL,RC,RRの回転をそれぞれ停止させるための3個のストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rが設けられている。
【0024】
最大BETボタンDD8の近傍には、図示しないC/Pボタンが設けられている。C/Pボタンは、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるものである。このC/Pボタンの切り換えにより払出しが選択されている状態(非クレジット状態)においては、下ドア機構DDの下部側のコインガードプレート部に設けたメダル払出口DD14(キャンセルシュート)からメダルが払出され、払出されたメダルは、メダル受け部DD15に溜められる。
【0025】
スタートレバーDD6、及び、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rの下部側には、腰部パネルDD18(腰部導光板)が配置されている。腰部パネルDD18は、アクリル板等を使用した化粧用パネルとして構成される。腰部パネルDD18には、遊技機1の機種を表す名称や種々の模様等が表示される。
【0026】
また、メダル払出口DD14の右側には下右スピーカDD25Rが設けられている。一方、メダル払出口DD14の左側には下左ウーファDD25Lが設けられている。また、下左ウーファDD25Lの右側には後述するエンクロージャユニット20のバスレフポートの出口に連通する開口が設けられている。
【0027】
エンクロージャユニット20(図4参照)は、下ドア機構DDの背面側に取り付けられたエンクロージャ(筐体)21と、エンクロージャ21内に収容された下左ウーファDD25Lとからなる。下右スピーカDD25R,下左ウーファDD25Lは、遊技者に遊技に関する種々の情報を声や音楽等の音により報知する。
【0028】
また、メイン表示窓DD4の左側には、サブ表示装置DD19が配置されている。このサブ表示装置DD19は、例えば入賞成立時のメダルの払出枚数やクレジットされている残メダル枚数を表示する。通常は、遊技機1にクレジットされるメダルの最大枚数は50枚であるため、50以下のクレジット枚数が表示される。なお、最大枚数の50枚のメダルがクレジットされている状態では、投入されたメダルはそのままメダル払出口DD14より払出される。また、サブ表示装置DD19は、タッチパネルを前面に備えていてもよい。
【0029】
サブ表示装置DD19の上方には、操作部150が配置されている。操作部150は、LEFTボタン、RIGHTボタン、UPボタン、DOWNボタン及びENTERボタンからなり、遊技者からの各種操作を受け付ける。また、メイン表示窓DD4の右側には、右チャンスボタン157が配置され、メイン表示窓DD4の下側には、中チャンスボタン158が配置されている。右チャンスボタン157及び中チャンスボタン158は、遊技に係る演出に伴い遊技者により操作されるものである。
【0030】
図4に示すように、キャビネットG内は、中間支持板G1を挟んで上側に、前方に開口する上側開口部G101が形成されており、中間支持板G1を挟んで下側に、前方に開口する下側開口部G102が形成されている。キャビネットG内は、中間支持板G1を挟んで上部空間と下部空間とに仕切られており、すなわち、中間支持板G1は、キャビネットG内を上部空間と下部空間とに仕切る仕切板として機能している。上部空間は、キャビネットG内の上ドア機構UDの後側となる空間であり、表示ユニットA等が収容される。また、下部空間は、キャビネットG内の下ドア機構DDの後側となる空間であり、リールユニットRUや、遊技機1全体の動作を司る主制御基板71、副制御基板72(図8参照)等が収容される。主制御基板71は、内部当籤役の決定、リールRL,RC,RRの回転及び停止、入賞の有無の判定といった、遊技機1における遊技の主な流れを制御する回路(主制御回路)を構成する。副制御基板72は、画像の表示等による演出の実行を制御する回路(副制御回路)を構成する。
【0031】
また、上ドア機構UDは、上側開口部G101を閉鎖又は開放可能であり、本発明の開閉部材を構成する。下側開口部G102は、下ドア機構DDによって閉鎖又は開放可能である。
【0032】
(表示ユニットA)
図5に示すように、表示ユニットAは、キャビネットG内の中間支持板G1上に交換可能に載置される。表示ユニットAは、画像を表示用の照射光を出射する照射ユニットBと、照射ユニットBからの照射光が照射されることにより画像を出現させるスクリーン装置Cとを有したいわゆるプロジェクションマッピング装置である。
【0033】
ここで、プロジェクションマッピング装置は、構造物や自然物等の立体物の表面に画像を投影するためのものであって、例えば、後述のスクリーンである役物に対して、その位置(投影距離や角度等)や形状に基づいて生成される、演出情報に応じた画像を投影することにより、高度で、かつ迫力のある演出を可能とする。
【0034】
図5に示すように、表示ユニットAは、前方に開口が形成された筐体A1を有する。この筐体A1は、照射ユニットBの上部を形成するプロジェクタカバーB1、及び、ミラー機構B3を備えたプロジェクタ筐体C10とで構成されている。プロジェクタ筐体C10は、底板C1、右側板C2、左側板C3、及び背板C4を有した箱方形状をなしている。プロジェクタカバーB1は、プロジェクタ筐体C10の上面に交換可能に取付けられる。
【0035】
(表示ユニットA:照射ユニットB)
図6に示すように、照射ユニットBは、照射光を下方に向かって出射するプロジェクタ装置B2を有する。プロジェクタ装置B2からは静止画と動画とを含む画像や映像を含んだ光が投射されるので、説明の便宜上、プロジェクタ装置B2から投射される像を「画像」に統一して説明を行う。
【0036】
(表示ユニットA:照射ユニットB:プロジェクタ装置B2)
図6に示すように、プロジェクタ装置B2は、プロジェクタカバーB1に取付けられ、キャビネットG内の後部に配置されている(図4参照)。プロジェクタカバーB1は、プロジェクタ筐体C10の右側板C2及び左側板C3に取付けられており、上側カバー171及び下側カバー172を有する。
【0037】
プロジェクタカバーB1の内部には図示しないレンズユニットや光学機構が設けられている。
【0038】
レンズユニットは、光学機構の複数のLED光源から出射してDMD(Digital Micromirror Device)で反射した照射光を、レンズ等を介して下方のミラー機構B3に向けて出射するように配置されている。
【0039】
プロジェクタ装置B2の下方(照射光の出射方向)には、ミラー機構B3が配置されている。ミラー機構B3は、ミラーホルダ173と、ミラーホルダ173に支持される光学ミラー174と、ミラーホルダ173及び光学ミラー174を支持するミラーホルダブラケット175とから構成されている。ミラーホルダブラケット175は、プロジェクタ筐体C10の底板C1に固定されている。プロジェクタ装置B2から下方に照射された光は、光学ミラー174によって前方に反射される。
【0040】
(上ドア機構UD及びスクリーン装置C)
図6に示すように、上ドア機構UDは、フロントパネル180とバックパネル181とを有する。フロントパネル180の前面にはスクリーン装置Cが取付けられている。スクリーン装置Cは、遊技者に対向しており、スクリーン装置Cの後方に光学ミラー174及びプロジェクタ装置B2が設置されている。
【0041】
スクリーン装置Cは、メインスクリーン182と、メインスクリーン182の背面に密着して取付けられた投影用シート183とを備えている。メインスクリーン182は、透光性を有するアクリル板等の樹脂又はガラス板等を主たる素材とし、全面に亘って均等な厚みを有するように形成されている。
【0042】
投影用シート183は、後方から画像が投影されることで表示される透過式のスクリーンであり、プロジェクタ装置B2から投射された光が入射する背面側の入射面と、入射面に入射した光が透過することで画像が投影される前面側の表示面と、を有する。
【0043】
投影用シート183は、例えば、透光性を有するガラス板、アクリル板、樹脂製フィルムを主たる素材として、全面に亘って均等な厚みを有するように形成され、非投影時に乳白色、半透明、あるいはグレー色を呈する。
【0044】
投影用シート183の入射面(背面側の表面)に対して、プロジェクタ装置B2から投射された光が入射することによって、投影用シート183の表示面(前面側の表面)に、遊技に関する画像(静止画像や動画像を含む画像)が表示される。
【0045】
メインスクリーン182は、透明に形成されており、メインスクリーン182の前方には遊技者の視界を遮る構造が存在しないため、投影用シート183に画像が表示された場合、当該画像は、遊技者から視認可能となる。
【0046】
図7は、プロジェクタ装置B2から投射された光の照射範囲と上ドア機構UD側のスクリーン装置Cとの関係を示す図である。図7では、上ドア機構UD側のスクリーン装置Cの表示面を網掛けで示している。プロジェクタ装置B2から投射された光の照射範囲は、スクリーン装置Cよりも広くなっている。
【0047】
具体的には、プロジェクタ装置B2から投射された光は、スクリーン装置Cの全面(網掛けで示す領域)に入射するとともに、上ドア機構UD側のスクリーン装置Cの周縁領域を通過する。図7では、プロジェクタ装置B2から投射された光の照射範囲のうち、スクリーン装置Cの周縁領域を斜線で示している。
【0048】
[遊技機1の電気的構成]
以下、遊技機1の電気的構成について、図8図18を参照して説明する。
【0049】
図8に示すように、遊技機1は、リールユニットRUに配設された主制御基板71と、キャビネットGに配設された副制御基板72とを有している。主制御基板71は、遊技機1の遊技動作を制御する。副制御基板72は、演出を制御する。
【0050】
主制御基板71には、回胴中継基板53と、ドア中継基板54と、副中継基板69とがハーネスなどによって接続されている。回胴中継基板53には、第1回胴ユニット51Lと、第2回胴ユニット51Cと、第3回胴ユニット51Rと、外部端子板56と、ホッパ装置HPと、補助収納庫57とがハーネスなどによって接続されている。
【0051】
回胴中継基板53は、主制御基板71と、第1回胴ユニット51L、第2回胴ユニット51C、第3回胴ユニット51R、外部端子板56、ホッパ装置HP及び補助収納庫57との間で入出力される信号を中継する。
【0052】
このように、第1回胴ユニット51L、第2回胴ユニット51C、第3回胴ユニット51R、外部端子板56、ホッパ装置HP及び補助収納庫57は、回胴中継基板53を介して主制御基板71に接続されている。
【0053】
第1回胴ユニット51Lと、第2回胴ユニット51Cと、第3回胴ユニット51Rとは、リールRL、RC、RRのリール本体の内側にそれぞれ配設されている。第1回胴ユニット51Lと、第2回胴ユニット51Cと、第3回胴ユニット51Rとは、2相励磁方式のステッピングモータをそれぞれ有する。
【0054】
各ステッピングモータは、所定の開始条件の成立、すなわちスタートレバーDD6が操作されたこと(開始操作)に基づく主制御基板71の制御により各リールRL、RC、RRを回転させることにより図柄を変動させる。
【0055】
外部端子板56は、キャビネットGに取付けられており、メダル投入信号、メダル払出信号、外部信号1〜4及びセキュリティ信号等の信号を遊技機1の外部へ出力するために設けられている。
【0056】
ホッパ装置HPには、メダルが収容される。ホッパ装置HPは、主制御基板71の制御によりメダルを払出する。ホッパ装置HPは、払出したメダルの数を表す情報を主制御基板71に出力する。
【0057】
補助収納庫57には、ホッパ装置HPから溢れたメダルが収容される。補助収納庫57には、補助収納庫57内に貫通する図示しない補助庫スイッチが設けられている。この補助庫スイッチは、補助収納庫57がメダルで満杯になっているか否かを検出し、検出結果を主制御基板71に出力する。
【0058】
ドア中継基板54には、メダル投入口DD5に繋がって下ドア機構DDの裏側に配置されたメダルセレクタ46、ドア開閉スイッチ61、投入/精算スイッチ62、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技状態表示基板66及びエラー解除スイッチ67がハーネスなどによって接続されている。
【0059】
このように、メダルセレクタ46、ドア開閉スイッチ61、投入/精算スイッチ62、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技状態表示基板66及びエラー解除スイッチ67は、ドア中継基板54を介して主制御基板71に接続されている。
【0060】
メダルセレクタ46は、メダルが内部を通過したことを検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。また、メダルセレクタ46は、主制御基板71の制御により、メダル投入口DD5に投入されたメダルをメダル払出口DD14に排出する。ドア開閉スイッチ61は、上ドア機構UD及び下ドア機構DDの開閉を報知するためのセキュリティ信号を遊技機1の外部へ出力する。
【0061】
投入/精算スイッチ62は、MAXベットボタンDD8及び1ベットボタンが押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する投入スイッチと、精算ボタンが押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する精算スイッチとを有する。スタートスイッチ64は、スタートレバーDD6が操作されたこと(開始操作)を検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。
【0062】
ストップスイッチ基板65には、3つのリールRL、RC、RRに対応するストップスイッチ(不図示)が設けられている。ストップスイッチは、リールRL、RC、RRの回転を停止させるための停止操作、すなわち各ストップボタンDD7L、DD7C、DD7Rが押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。
【0063】
遊技状態表示基板66は、ベットされたメダルの枚数、入賞成立時のメダルの払出枚数、クレジットされている残メダル枚数、再遊技の作動状態、遊技待ち状態など遊技に関する情報をLED(不図示)などに表示する。
【0064】
エラー解除スイッチ67は、エラー報知の解除、遊技機1の設定の変更、及び、遊技機1の設定の確認などを行うためのエラー解除ボタン(不図示)の操作を検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。
【0065】
副制御基板72には、副中継基板69がBtoB(Board to Board)で接続されている。副制御基板72は、副中継基板69を介して、主制御基板71から副制御基板72に向けた一方向の調歩同期(「非同期」ともいう)方式のシリアル通信で接続されている。
【0066】
主制御基板71と副中継基板69との間には、一方向(1本)の光ファイバが介在している。この光ファイバによって、主制御基板71から副中継基板69に向けて一方向に信号が伝送される。
【0067】
副中継基板69は、副制御基板72と主制御基板71とを接続する配線を中継する。また、副中継基板69は、副制御基板72と副制御基板72の周辺に配設された複数の基板及び入出力装置とを接続する配線を中継する。
【0068】
具体的には、副中継基板69には、上部中継基板81と、下部周辺接続基板82と、下右スピーカDD25Rと、下左ウーファDD25Lとがハーネスなどによって接続されている。また、サブ表示装置DD19がタッチパネルを前面に備えている場合には、副中継基板69には、タッチパネルがハーネスなどによって接続される。
【0069】
このように、上部中継基板81と、下部周辺接続基板82と、パネル中継基板83と、下右スピーカDD25Rと、下左ウーファDD25Lと、サブ表示ユニット84とは、副中継基板69を介して副制御基板72に接続されている。
【0070】
上部中継基板81は、上ドア機構UDに配設されている。上部中継基板81には、トップ中央LED基板90と、上左スピーカUD25Lと、上右スピーカUD25Rと、サイド右LED基板91と、サイド左LED基板92とがハーネスなどによって接続されている。
【0071】
このように、トップ中央LED基板90と、上左スピーカUD25Lと、上右スピーカUD25Rと、サイド右LED基板91と、サイド左LED基板92とは、上部中継基板81及び副中継基板69を介して副制御基板72に接続されている。サイド右LED基板91及びサイド左LED基板92は、上ドア機構UDの右端及び左端にそれぞれ配設されている。
【0072】
トップ中央LED基板90には、トップサイド右LED基板93と、トップサイド左LED基板94とがハーネスなどによって接続されている。
【0073】
このように、トップサイド右LED基板93と、トップサイド左LED基板94とは、トップ中央LED基板90、上部中継基板81及び副中継基板69を介して副制御基板72に接続されている。トップサイド右LED基板93と、トップサイド左LED基板94とは、上ドア機構UDの上左スピーカUD25L及び上右スピーカUD25Rの近傍にそれぞれ配設されている。
【0074】
下部周辺接続基板82は、下ドア機構DDに配設されている。下部周辺接続基板82には、下部左LED基板101と、下部右LED基板102と、中部右LED基板103と、ナビLED基板104と、回胴照明基板105と、停止ボタンLED基板106と、投入/精算ユニット107と、右チャンスボタンユニット108と、中チャンスボタンユニット109と、第1回胴バックライト110と、第2回胴バックライト111と、第3回胴バックライト112とがハーネスなどによって接続されている。
【0075】
このように、下部左LED基板101と、下部右LED基板102と、中部右LED基板103と、ナビLED基板104と、回胴照明基板105と、停止ボタンLED基板106と、投入/精算ユニット107と、右チャンスボタンユニット108と、中チャンスボタンユニット109と、第1回胴バックライト110と、第2回胴バックライト111と、第3回胴バックライト112とは、下部周辺接続基板82及び副中継基板69を介して副制御基板72に接続されている。
【0076】
下部左LED基板101は、下ドア機構DDの左端に設けられている。下部右LED基板102は、下ドア機構DDの右端に設けられている。中部右LED基板103は、下ドア機構DDにおいて下ドア機構DDよりも上方に設けられている。
【0077】
ナビLED基板104は、各リールRL,RC,RRに対応する複数のLEDを有し、メイン表示窓DD4の近傍に設けられている。例えば、副制御基板72は、ナビLED基板104の各LEDを発光させることで、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rの操作順序を報知する。
【0078】
回胴照明基板105は、副制御基板72の制御によりリールRL,RC,RRに外側から光を照射するように、リールユニットRU内に設けられている。停止ボタンLED基板106は、副制御基板72の制御により各ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rに裏面から光を照射するLEDを有する。
【0079】
投入/精算ユニット107は、MAXベットボタンDD8及び1ベットボタン、精算ボタン、投入/精算スイッチ62を含んで構成され、副制御基板72の制御によりMAXベットボタンDD8に裏面から光を照射するLEDを有する。
【0080】
右チャンスボタンユニット108は、右チャンスボタン157を含んで構成され、副制御基板72の制御により右チャンスボタン157に裏面から光を照射するLEDを有する。
【0081】
中チャンスボタンユニット109は、中チャンスボタン158を含んで構成され、副制御基板72の制御により中チャンスボタン158に裏面から光を照射するLEDを有する。
【0082】
第1回胴バックライト110と、第2回胴バックライト111と、第3回胴バックライト112とは、副制御基板72の制御により、リールRL,RC,RRにそれぞれ内側から光を照射するように、リールユニットRU内に設けられている。
【0083】
副制御基板72には、副中継基板69に加えて、サブROM基板76と、グラフィック基板73とが接続されている。サブROM基板76は、副制御基板72で実行される制御プログラムと、演出用の画像(画像)、音声、光(LED群75)及び通信のデータを格納する。
【0084】
画像中継基板77は、メイン表示装置としてのプロジェクタ装置B2及びサブ表示装置DD19に副制御基板72からそれぞれ送信される画像信号を各表示装置の信号規格に合わせて変換して中継する。
【0085】
画像中継基板77からプロジェクタ装置B2には、LVDS(Low voltage differential signaling)に準拠した差動伝送によって画像信号が送信される。さらに、画像中継基板77とプロジェクタ装置B2との間には、一方向(1本)の光ファイバが介在している。
【0086】
すなわち、画像中継基板77は、画像を表す差動信号を光信号に変換してプロジェクタ装置B2に送信し、プロジェクタ装置B2は、受信した光信号を差動信号に変換して、変換した差動信号が表す画像を投影する。
【0087】
なお、本実施の形態においては、メイン表示装置としてプロジェクタ装置B2を適用した例について説明するが、メイン表示装置として液晶表示装置又は有機EL表示装置などの他の表示装置を適用してもよい。
【0088】
メイン表示装置として液晶表示装置又は有機EL表示装置などの他の表示装置を適用した場合には、画像中継基板77は、メイン表示装置の規格に応じた方式で画像信号を送信するように構成される。また、画像中継基板77とメイン表示装置との間には、必ずしも光ファイバを介在させる必要はない。
【0089】
副中継基板69と副制御基板72、副制御基板72とサブROM基板76、副制御基板72とグラフィック基板73、及び、グラフィック基板73と画像中継基板77は、それぞれ基板対基板用コネクタによって接続されている。副制御基板72は、制御プログラムと、演出用の画像、音声、光及び通信のデータとを、シリアルATA(Advanced Technology Attachment)に準拠してサブROM基板76から取得する。
【0090】
遊技機1は、電源ユニット44を有する。電源ユニット44は、電源スイッチ(不図示)がONされると供給される商用電源(AC100V)から12Vの直流電圧と、24Vの直流電圧とを生成する安定化電源回路により構成されている。
【0091】
12Vの直流電圧は、回胴中継基板53と、副中継基板69とに供給される。24Vの直流電圧は、下左ウーファDD25Lを駆動するアンプ(不図示)に供給される。他の基板には、副中継基板69に供給された12Vの直流電圧が供給される。このため、図8において、他の基板の電源供給ラインについては、図示が省略されている。
【0092】
[LED信号ライン]
以下、遊技機1に設けられたLEDを制御するためのLED信号ラインについて説明する。
【0093】
図9に示すように、副制御基板72は、制御部としてのサブCPU120を有する。副中継基板69は、ドライバアドレスとして3FHが設定されたドライバIC121を有する。上部中継基板81は、ドライバアドレスとして10Hが設定されたドライバIC122を有する。
【0094】
トップ中央LED基板90は、ドライバアドレスとして11Hが設定されたドライバIC123を有する。トップサイド左LED基板94は、ドライバアドレスとして12Hが設定されたドライバIC124を有する。
【0095】
トップサイド右LED基板93は、ドライバアドレスとして13Hが設定されたドライバIC125を有する。サイド左LED基板92は、ドライバアドレスとして14Hが設定されたドライバIC126を有する。
【0096】
下部周辺接続基板82は、ドライバアドレスとして01Hが設定されたドライバIC127と、ドライバアドレスとして02Hが設定されたドライバIC128と、ドライバアドレスとして03Hが設定されたドライバIC129とを有する。
【0097】
下部左LED基板101は、ドライバアドレスとして04Hが設定されたドライバIC130を有する。下部右LED基板102は、ドライバアドレスとして05Hが設定されたドライバIC131を有する。
【0098】
サブCPU120は、各部LEDを駆動するための駆動データを3線式シリアルでドライバIC121に出力する。本実施の形態において、サブCPU120は、サブCPU120をマスターとしたSPI(Serial Peripheral Interface)で駆動データをドライバIC121に出力する。
【0099】
すなわち、サブCPU120とドライバIC121とは、駆動データを伝送するためのデータラインと、駆動データの同期用クロックを伝送するためのクロックラインと、データを送信するドライバを選択するためのチップセレクトラインとによって接続されている。
【0100】
ドライバIC121は、ドライバIC122とドライバIC127とに駆動データを差動信号で中継する。本実施の形態において、ドライバIC122は、差動信号の1種である2線式シリアルLVDS(Low Voltage Differential Signaling)で駆動データを中継する。
【0101】
なお、ドライバIC122は、差動信号であれば、2線式シリアルLVDS以外に、V-by-One、DisplayPort等を使用して駆動データを中継するようにしてもよい。
【0102】
すなわち、ドライバIC121と、ドライバIC122及びドライバIC127とは、駆動データを伝送するためのデータポジティブ及びデータネガティブのペアラインと、駆動データの同期用クロックを伝送するためのクロックポジティブ及びクロックネガティブのペアラインとによって接続されている。
【0103】
ドライバIC122は、ドライバIC123とドライバIC126とに駆動データを2線式シリアルLVDSで中継する。また、ドライバIC122は、出力端子OUT00〜OUT23(不図示)から駆動データに基づく駆動信号をサイド右LED基板91に出力する。
【0104】
ドライバIC123は、ドライバIC124とドライバIC125とに駆動データを2線式シリアルLVDSで中継する。ドライバIC127は、ドライバIC128とドライバIC129とに駆動データを2線式シリアルLVDSで中継する。また、ドライバIC127は、出力端子OUT00〜OUT23(不図示)から駆動データに基づく駆動信号を停止ボタンLED基板106と投入/精算ユニット107とに出力する。
【0105】
ドライバIC128は、ドライバIC130に駆動データを2線式シリアルLVDSで中継する。また、ドライバIC128は、出力端子OUT00〜OUT23(不図示)から駆動データに基づく駆動信号をナビLED基板104と、右チャンスボタンユニット108と、中チャンスボタンユニット109と、中部右LED基板103とに出力する。
【0106】
ドライバIC129は、ドライバIC131に駆動データを2線式シリアルLVDSで中継する。また、ドライバIC129は、出力端子OUT00〜OUT23(不図示)から駆動データに基づく駆動信号を第1回胴バックライト110と、第2回胴バックライト111と、第3回胴バックライト112と、回胴照明基板105とに出力する。
【0107】
<副中継基板>
図10に示すように、副中継基板69に設けられたドライバIC121は、ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子A0〜A5と、入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnと、入力端子に駆動データを2線式シリアルLVDSで入力させるか、3線シリアル(本実施の形態においては、SPI)で入力させるかを設定可能な入力設定端子MODEとを有する。
【0108】
ドライバIC121は、駆動回路を構成し、LEDなどの発光体の駆動データに基づく駆動信号を出力する出力端子OUT00〜OUT23を有する。ドライバIC121の出力端子OUT00〜OUT23は、拡張性を担保するためにオープンドレイン出力になっている。また、ドライバIC121は、中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnを有する。
【0109】
ドライバIC121は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして3FHが設定されている。ドライバアドレスとして3FHが設定されたドライバIC121は、マスタドライバとして機能する。したがって、以下、ドライバIC121は、「マスタドライバ」ともいう。
【0110】
なお、ドライバIC121〜ドライバIC130のアドレス設定端子A0〜A5のそれぞれを電源ライン(VCC)又は、グランドライン(GND)に接続することでドライバアドレスが設定される。例えば、後述のドライバIC126の場合、ドライバアドレスが14Hに設定されているが、この場合は、アドレス設定端子A0=グランドライン、アドレス設定端子A1=グランドライン、アドレス設定端子A2=電源ライン、アドレス設定端子A3=グランドライン、アドレス設定端子A4=電源ライン、アドレス設定端子A5=グランドラインに接続されていることになる。
【0111】
なお、ドライバアドレスとして01H〜3EHのいずれかが設定された場合には、ドライバIC121は、スレーブドライバとして機能するように設計されている。したがって、以下、スレーブドライバとして機能するドライバ(本実施の形態においては、ドライバIC122〜ドライバIC131)は、「スレーブドライバ」ともいう。
【0112】
なお、本実施の形態では、ドライバアドレスを3FHに設定された場合に、マスタドライバとしているが、例えば、ドライバアドレスを00Hに設定してマスタドライバとし、ドライバアドレスが01H〜3FHをスレーブドライバとしてもよい。また、マスタドライバをドライバアドレスが00H及び3FH以外の01H〜3EHのいずれかの設定にし、マスタドライバに設定したアドレス以外をスレーブドライバにしてもよい。
【0113】
サブCPU120からドライバIC121には、3線式シリアルで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、電源ラインに接続されHighレベルに設定されている。なお、ドライバIC121に、2線式シリアルLVDSで駆動データが入力される場合には、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定される。
【0114】
入力設定端子MODEがHighの場合、入力端子SCL_INpは、SPIクロック(SCK)入力端子となり、入力端子SCL_INnは、SPIチップセレクト(CS)入力端子となり、入力端子SDA_INpは、SPIデータ(SI)入力端子となり、入力端子SDA_INnは、未使用端子となるためグランドラインに接続されLowレベルに固定されている。
【0115】
入力設定端子MODEがLowの場合、入力端子SCL_INpは、クロックのポジティブ入力端子となり、入力端子SCL_INnは、クロックのネガティブ入力端子となり、入力端子SDA_INpは、データのポジティブ入力端子となり、入力端子SDA_INnは、データのネガティブ入力端子となる。
【0116】
ドライバIC121は、出力回路を構成し、3線式シリアル又は2線式シリアルLVDSで入力された駆動データを2線式シリアルLVDSで中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnから出力する。
【0117】
詳細には、ドライバIC121は、中継出力端子SCL_OUTpから同期用のポジティブなクロック信号を出力し、中継出力端子SCL_OUTpから同期用のネガティブなクロック信号を出力し、出力端子SDA_OUTpからポジティブな駆動データを表す信号を出力し、出力端子SDA_OUTnからネガティブな駆動データを表す信号を出力する。
【0118】
このように、ドライバIC121は、3線式シリアルで入力された駆動データを2線式シリアルLVDS形式に変換して中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnから出力するブリッジ機能と、2線式シリアルLVDSで入力された駆動データを2線シリアルで中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnから出力するリピータ機能とを有し、他のドライバに駆動データを2線式シリアルLVDSで中継することができる。ドライバIC121は、サブCPU120、及び、中継先のドライバにACKなどの応答信号を返信させるためにかかる処理負荷を削減するために、駆動データを片方向通信で出力する。
【0119】
ドライバIC121は、内部設定用のレジスタ(アドレス00H)と、出力端子OUT00〜OUT23に対応するレジスタ(アドレス01H〜18H)を有している。ドライバIC121には、ドライバアドレス(1バイト目)、レジスタアドレス(2バイト目)及びレジスタ値(3バイト目以降)を含むデータがシリアルに入力される。
【0120】
ドライバIC121は、アドレス設定端子A0〜A5によって設定されたドライバアドレスと、入力されたデータのドライバアドレスが一致した場合には、レジスタアドレスが示すレジスタからレジスタ値を順次設定する。
【0121】
ドライバIC121は、PWM制御手段を構成し、PWM(Pulse Width Modulation)制御を実行することによって、各レジスタに設定されたレジスタ値のデューティ比に基づいて制御された駆動信号を各出力端子OUT00〜OUT23から出力する。
【0122】
本実施の形態において、レジスタ値がFFH(255)の場合には、デューティ比が100%の駆動信号が出力され、駆動対象のLEDの輝度が最も高くなり、レジスタ値が0の場合には、デューティ比が0%の駆動信号が出力(駆動信号の出力を停止)され、駆動対象のLEDが非発光(消灯)状態になる。
【0123】
出力端子OUT00〜OUT23を同時に駆動開始させると、各出力端子から発生するスイッチングノイズが同時に発生することになり、ノイズを増幅させて出力端子に接続されているLEDを誤動作させる原因となる。
【0124】
このため、ドライバIC121は、遅延手段を構成し、各出力端子OUT00〜OUT23から出力する駆動信号を遅延させることが可能になっている。ドライバIC121は、スイッチングノイズを低減させるために、出力端子OUT00〜OUT23で順次、位相を異ならせて出力端子OUT00〜OUT23から駆動信号の出力を開始可能になっている。
【0125】
また、ドライバIC121は、モード設定手段を構成し、出力端子OUT00〜OUT23を所定数の端子毎のグループにグループ化する第1モード及び出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードのいずれかのモードに設定可能になっている。
【0126】
本実施の形態において、ドライバIC121は、内部設定用のレジスタ(アドレス00H)の所定のビット(8ビット目、BIT7)が1の場合には、第1モードとなり、当該ビットが0の場合には、第2モードとなる。
【0127】
図11(a)に示すように、第2モードにおいて、ドライバIC121は、固定遅延Td間隔で、出力端子OUT00〜OUT23から駆動信号の出力を開始する。本実施の形態において、固定遅延Tdは、シリアル信号(上述した、3線式シリアル又は2線式シリアルLVDS)の1バイトの伝送時間に設定される。例えば、シリアル信号のクロックを10MHzと仮定すると、固定遅延Tdは、0.8μsとなる。
【0128】
このように、各レジスタの書き込み間隔(シリアル信号の受信間隔)に、各レジスタの読み込み間隔(駆動信号の出力間隔)を一致させることで、ドライバIC121は、各レジスタの読み込み期間と書き込み期間とが重なることを防止する。
【0129】
第1モードにおいて、本実施の形態におけるドライバIC121は、出力端子OUT00〜OUT23を3端子毎のグループにグループ化する。すなわち、ドライバIC121は、出力端子OUT00〜OUT02、出力端子OUT03〜OUT05、出力端子OUT06〜OUT08、出力端子OUT09〜OUT11、出力端子OUT12〜OUT14、出力端子OUT15〜OUT17、出力端子OUT18〜OUT20及び出力端子OUT21〜OUT23を所定数である3端子毎に、それぞれグループ0〜7の8グループにグループ化する。
【0130】
このグループ化によって、例えば、各グループを構成する出力端子にLEDを接続する場合、複数の出力端子からLEDに電力が供給されるので、グループ化していないLEDよりも消費電力の高い高輝度のLEDを使用することができる(例えば、図18図19等参照)。
【0131】
図11(b)に示すように、第1モードにおいて、ドライバIC121は、固定遅延Tgd間隔で、グループ0〜グループ7から駆動信号の出力を開始する。固定遅延Tgdは、グループを構成する端子数に応じて設定される。
【0132】
したがって、本実施の形態における固定遅延Tgdは、シリアル信号の3バイトの伝送時間に設定される。例えば、シリアル信号のクロックを10MHzと仮定すると、固定遅延は、2.4μsとなる。このように、第2モードと同様に、ドライバIC121は、各レジスタの読み込み期間と書き込み期間とが重なることを防止する。
【0133】
図10において、本実施の形態におけるドライバIC121は、内部設定用のレジスタ(アドレス00H)の所定のビット(7ビット目、BIT6)が0の場合には、全ての出力端子OUT00〜OUT23の状態をディスエーブル状態にし、当該ビットが1の場合には、全ての出力端子OUT00〜OUT23の状態をイネーブル状態にする。
【0134】
すなわち、ドライバIC121は、内部設定用のレジスタ(アドレス00H)の所定のビット(7ビット目、BIT6)が0に設定されている場合には、各出力端子OUT00〜OUT23からデューティ比が0%の駆動信号を出力する(駆動信号の出力を停止)。したがって、各出力端子OUT00〜OUT23にLEDが接続されている場合には、全てのLEDが非発光(消灯)状態となる。
【0135】
マスタドライバとして機能するドライバIC121は、入力端子SCL_INnに、一定時間(本実施の形態においては、200ns)以上のパルス(アクティブローパルス)を検出した場合には、中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnに直接に接続されているドライバIC122及びドライバIC127と、ドライバIC122又はドライバIC127を介して接続されている各ドライバとを初期化させる信号を中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnから出力する。
【0136】
したがって、サブCPU120は、ドライバIC121の入力端子SCL_INnに、200ns以上のアクティブローパルスを出力することにより、他の全てのドライバIC122〜131(図9参照)を初期化することができる。
【0137】
なお、本実施の形態において、ドライバIC121の出力端子OUT00〜OUT23には、いずれのLEDも接続されていないが、前述したように出力端子OUT00〜OUT23は、定電流シンク出力より多い電流を流せるオープンドレイン出力であるため、例えば、図12に示すように、パトランプ5などの比較的に大きな電力で駆動するデバイスを接続してもよい。
【0138】
<下部周辺接続基板及びその周辺基板>
図13において、下部周辺接続基板82は、前述したように、ドライバアドレスとして01Hが設定されたドライバIC127と、ドライバアドレスとして02Hが設定されたドライバIC128と、ドライバアドレスとして03Hが設定されたドライバIC129とを有する。
【0139】
各ドライバIC127、ドライバIC128及びドライバIC129は、図10を参照して説明したドライバIC121に対して、消費電流を抑制するため、出力端子OUT00〜OUT23が定電流シンク出力である点を除いて同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0140】
ドライバIC127は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして01Hが設定されている。したがって、ドライバIC127は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC127には、副中継基板69のドライバIC121から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、Low(グランドレベル)に設定されている。
【0141】
ドライバIC127の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、副中継基板69のドライバIC121の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0142】
ドライバIC127は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定されている。ドライバIC127の出力端子OUT00〜OUT02は、投入/精算ユニット107に接続されている。投入/精算ユニット107には、MAXベットボタンDD8に裏面から光を照射するLEDモジュール107aが設けられている。なお、LEDモジュールは、1又は複数のLEDがモジュール化された電子部品であり、チップ又はパッケージによって構成される。
【0143】
LEDモジュール107aは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDであり、各LEDには、副中継基板69から供給された駆動電圧VCC(+5V)が供給されている。各LEDは、ドライバIC127の出力端子OUT00〜OUT02から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0144】
ドライバIC127の出力端子OUT03〜OUT11は、停止ボタンLED基板106に接続されている。停止ボタンLED基板106には、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rに裏面から光を照射するLEDモジュール106a、106b、106cがそれぞれ設けられている。
【0145】
LEDモジュール106aは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有し、各LEDには、副中継基板69から供給された駆動電圧VCC(+5V)が供給されている。各LEDは、ドライバIC127の出力端子OUT03〜OUT05から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0146】
LEDモジュール106bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有し、各LEDには、副中継基板69から供給された駆動電圧VCC(+5V)が供給されている。各LEDは、ドライバIC127の出力端子OUT06〜OUT08から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0147】
LEDモジュール106cは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有し、各LEDには、副中継基板69から供給された駆動電圧VCC(+5V)が供給されている。各LEDは、ドライバIC127の出力端子OUT09〜OUT11から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0148】
ドライバIC128は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして02Hが設定されている。したがって、ドライバIC128は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC128には、ドライバIC127から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0149】
ドライバIC128の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、ドライバIC127の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0150】
ドライバIC128は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定されている。ドライバIC128の出力端子OUT00〜OUT08は、ナビLED基板104に接続されている。
【0151】
ナビLED基板104には、リールRLに対応するLEDモジュール104a、104bと、リールRCに対応するLEDモジュール104c、104dと、リールRRに対応するLEDモジュール104e、104fが設けられている。
【0152】
LEDモジュール104a及びLEDモジュール104bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール104aの各LEDは、アノードがLEDモジュール104bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC128の各出力端子OUT00〜OUT02に接続されている。
【0153】
LEDモジュール104bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール104aの各LEDと、LEDモジュール104bの各LEDとは、ドライバIC128の出力端子OUT00〜OUT02から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0154】
LEDモジュール104c及びLEDモジュール104dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール104cの各LEDは、アノードがLEDモジュール104dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC128の各出力端子OUT03〜OUT05に接続されている。
【0155】
LEDモジュール104dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール104cの各LEDと、LEDモジュール104dの各LEDとは、ドライバIC128の出力端子OUT03〜OUT05から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0156】
LEDモジュール104e及びLEDモジュール104fは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール104eの各LEDは、アノードがLEDモジュール104fの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC128の各出力端子OUT06〜OUT08に接続されている。
【0157】
LEDモジュール104fの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール104eの各LEDと、LEDモジュール104fの各LEDとは、ドライバIC128の出力端子OUT06〜OUT08から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0158】
ドライバIC128の出力端子OUT09〜OUT11は、中チャンスボタンユニット109に接続されている。中チャンスボタンユニット109には、中チャンスボタン158に裏面から光を照射するLEDモジュール109a、109bが設けられている。
【0159】
LEDモジュール109a及びLEDモジュール109bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール109aの各LEDは、アノードがLEDモジュール109bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC128の各出力端子OUT09〜OUT11に接続されている。
【0160】
LEDモジュール109bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール109aの各LEDと、LEDモジュール109bの各LEDとは、ドライバIC128の出力端子OUT09〜OUT11から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0161】
ドライバIC128の出力端子OUT12〜OUT14は、右チャンスボタンユニット108に接続されている。右チャンスボタンユニット108には、右チャンスボタン157に裏面から光を照射するLEDモジュール108a、108bが設けられている。
【0162】
LEDモジュール108a及びLEDモジュール108bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール108aの各LEDは、アノードがLEDモジュール108bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC128の各出力端子OUT12〜OUT14に接続されている。
【0163】
LEDモジュール108bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール108aの各LEDと、LEDモジュール108bの各LEDとは、ドライバIC128の出力端子OUT12〜OUT14から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0164】
ドライバIC128の出力端子OUT15〜OUT17は、中部右LED基板103に接続されている。中部右LED基板103には、LEDモジュール103a、103bが設けられている。
【0165】
LEDモジュール103a及びLEDモジュール103bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール103aの各LEDは、アノードがLEDモジュール103bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC128の各出力端子OUT15〜OUT17に接続されている。
【0166】
LEDモジュール103bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール103aの各LEDと、LEDモジュール103bの各LEDとは、ドライバIC128の出力端子OUT15〜OUT17から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0167】
ドライバIC129は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして03Hが設定されている。したがって、ドライバIC129は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC129には、ドライバIC127から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0168】
ドライバIC129の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、ドライバIC127の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0169】
ドライバIC129は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定されている。ドライバIC129の出力端子OUT00〜OUT02は、第1回胴バックライト110に接続されている。
【0170】
第1回胴バックライト110には、リールRLの上段に内側から光を照射するLEDモジュール110a、110bと、リールRLの中段に内側から光を照射する110c、110dと、リールRLの下段に内側から光を照射する110e、110fが設けられている。
【0171】
LEDモジュール110a及びLEDモジュール110bは、透明光LEDを有する。LEDモジュール110aのLEDは、アノードがLEDモジュール110bのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT00に接続されている。
【0172】
LEDモジュール110bのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール110aのLEDと、LEDモジュール110bのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT00から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0173】
LEDモジュール110c及びLEDモジュール110dは、透明光LEDを有する。LEDモジュール110cのLEDは、アノードがLEDモジュール110dのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT01に接続されている。
【0174】
LEDモジュール110dのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール110cのLEDと、LEDモジュール110dのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT01から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0175】
LEDモジュール110e及びLEDモジュール110fは、透明光LEDを有する。LEDモジュール110eのLEDは、アノードがLEDモジュール110fのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT02に接続されている。
【0176】
LEDモジュール110fのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール110eのLEDと、LEDモジュール110fのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT02から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0177】
ドライバIC129の出力端子OUT03〜OUT05は、第2回胴バックライト111に接続されている。第2回胴バックライト111には、リールRCの上段に内側から光を照射するLEDモジュール111a、111bと、リールRCの中段に内側から光を照射する111c、111dと、リールRCの下段に内側から光を照射する111e、111fが設けられている。
【0178】
LEDモジュール111a及びLEDモジュール111bは、透明光LEDを有する。LEDモジュール111aのLEDは、アノードがLEDモジュール111bのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT03に接続されている。
【0179】
LEDモジュール111bのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール111aのLEDと、LEDモジュール111bのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT03から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0180】
LEDモジュール111c及びLEDモジュール111dは、透明光LEDを有する。LEDモジュール111cのLEDは、アノードがLEDモジュール111dのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT04に接続されている。
【0181】
LEDモジュール111dのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール111cのLEDと、LEDモジュール111dのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT04から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0182】
LEDモジュール111e及びLEDモジュール111fは、透明光LEDを有する。LEDモジュール111eのLEDは、アノードがLEDモジュール111fのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT05に接続されている。
【0183】
LEDモジュール111fのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール111eのLEDと、LEDモジュール111fのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT05から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0184】
ドライバIC129の出力端子OUT06〜OUT08は、第3回胴バックライト112に接続されている。第3回胴バックライト112には、リールRRの上段に内側から光を照射するLEDモジュール112a、112bと、リールRRの中段に内側から光を照射する112c、112dと、リールRRの下段に内側から光を照射する112e、112fが設けられている。
【0185】
LEDモジュール112a及びLEDモジュール112bは、透明光LEDを有する。LEDモジュール112aのLEDは、アノードがLEDモジュール112bのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT06に接続されている。
【0186】
LEDモジュール112bのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール112aのLEDと、LEDモジュール112bのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT06から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0187】
LEDモジュール112c及びLEDモジュール112dは、透明光LEDを有する。LEDモジュール112cのLEDは、アノードがLEDモジュール112dのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT07に接続されている。
【0188】
LEDモジュール112dのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール112cのLEDと、LEDモジュール112dのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT07から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0189】
LEDモジュール112e及びLEDモジュール112fは、透明光LEDを有する。LEDモジュール112eのLEDは、アノードがLEDモジュール112fのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT08に接続されている。
【0190】
LEDモジュール112fのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール112eのLEDと、LEDモジュール112fのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT08から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0191】
ドライバIC129の出力端子OUT09〜OUT11は、回胴照明基板105に接続されている。回胴照明基板105には、リールRLに外側から光を照射するLEDモジュール105a、105b、105cと、リールRCに外側から光を照射する105d、105e、105fと、リールRRに外側から光を照射する105g、105h、105jが設けられている。
【0192】
LEDモジュール105a及びLEDモジュール105bは、透明光LEDを有する。LEDモジュール105cは、透明光LEDを有する。LEDモジュール105aのLEDは、アノードがLEDモジュール105bのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT09に接続されている。LEDモジュール105bのLEDは、アノードがLEDモジュール105cのLEDのカソードに接続されている。
【0193】
LEDモジュール105cのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール105aのLEDと、LEDモジュール105bのLEDと、LEDモジュール105cのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT09から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0194】
LEDモジュール105d及びLEDモジュール105eは、透明光LEDを有する。LEDモジュール105fは、透明光LEDを有する。LEDモジュール105dのLEDは、アノードがLEDモジュール105eのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT10に接続されている。LEDモジュール105eのLEDは、アノードがLEDモジュール105fのLEDのカソードに接続されている。
【0195】
LEDモジュール105fのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール105dのLEDと、LEDモジュール105eのLEDと、LEDモジュール105fのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT10から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0196】
LEDモジュール105g及びLEDモジュール105hは、透明光LEDを有する。LEDモジュール105jは、透明光LEDを有する。LEDモジュール105gのLEDは、アノードがLEDモジュール105hのLEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC129の出力端子OUT11に接続されている。LEDモジュール105hのLEDは、アノードがLEDモジュール105jのLEDのカソードに接続されている。
【0197】
LEDモジュール105jのLEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール105gのLEDと、LEDモジュール105hのLEDと、LEDモジュール105jのLEDとは、ドライバIC129の出力端子OUT11から出力された駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0198】
<下部左LED基板>
図14において、下部左LED基板101は、前述したように、ドライバアドレスとして04Hが設定されたドライバIC130を有する。ドライバIC130は、図13を参照して説明したドライバIC127と同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0199】
ドライバIC130は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして04Hが設定されている。したがって、ドライバIC130は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC130には、下部周辺接続基板82のドライバIC128から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0200】
ドライバIC130の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、下部周辺接続基板82のドライバIC128の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0201】
ドライバIC130は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定されている。下部左LED基板101には、LEDモジュール130a、130b、130c、130d、130e、130f、130g、130h、130i、130j、130k、130mが設けられている。
【0202】
LEDモジュール130a及びLEDモジュール130bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール130aの各LEDは、アノードがLEDモジュール130bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC130の各出力端子OUT00〜OUT02に接続されている。
【0203】
LEDモジュール130bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール130aの各LEDと、LEDモジュール130bの各LEDとは、ドライバIC130の出力端子OUT00〜OUT02から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0204】
LEDモジュール130c及びLEDモジュール130dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール130cの各LEDは、アノードがLEDモジュール130dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC130の各出力端子OUT03〜OUT05に接続されている。
【0205】
LEDモジュール130dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール130cの各LEDと、LEDモジュール130dの各LEDとは、ドライバIC130の出力端子OUT03〜OUT05から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0206】
LEDモジュール130e及びLEDモジュール130fは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール130eの各LEDは、アノードがLEDモジュール130fの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC130の各出力端子OUT06〜OUT08に接続されている。
【0207】
LEDモジュール130fの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール130eの各LEDと、LEDモジュール130fの各LEDとは、ドライバIC130の出力端子OUT06〜OUT08から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0208】
LEDモジュール130g及びLEDモジュール130hは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール130gの各LEDは、アノードがLEDモジュール130hの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC130の各出力端子OUT09〜OUT11に接続されている。
【0209】
LEDモジュール130hの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール130gの各LEDと、LEDモジュール130hの各LEDとは、ドライバIC130の出力端子OUT09〜OUT11から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0210】
LEDモジュール130i及びLEDモジュール130jは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール130iの各LEDは、アノードがLEDモジュール130jの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC130の各出力端子OUT12〜OUT14に接続されている。
【0211】
LEDモジュール130jの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール130iの各LEDと、LEDモジュール130jの各LEDとは、ドライバIC130の出力端子OUT12〜OUT14から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0212】
LEDモジュール130k及びLEDモジュール130mは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール130kの各LEDは、アノードがLEDモジュール130mの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC130の各出力端子OUT15〜OUT17に接続されている。
【0213】
LEDモジュール130mの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール130kの各LEDと、LEDモジュール130mの各LEDとは、ドライバIC130の出力端子OUT15〜OUT17から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0214】
<下部右LED基板>
図15において、下部右LED基板102は、前述したように、ドライバアドレスとして05Hが設定されたドライバIC131を有する。ドライバIC131は、図13を参照して説明したドライバIC127と同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0215】
ドライバIC131は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして05Hが設定されている。したがって、ドライバIC131は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC131には、下部周辺接続基板82のドライバIC129から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0216】
ドライバIC131の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、下部周辺接続基板82のドライバIC129の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0217】
ドライバIC131は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定されている。下部右LED基板102には、LEDモジュール131a、131b、131c、131d、131e、131f、131g、131h、131i、131j、131k、131mが設けられている。
【0218】
LEDモジュール131a及びLEDモジュール131bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール131aの各LEDは、アノードがLEDモジュール131bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC131の各出力端子OUT00〜OUT02に接続されている。
【0219】
LEDモジュール131bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール131aの各LEDと、LEDモジュール131bの各LEDとは、ドライバIC131の出力端子OUT00〜OUT02から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0220】
LEDモジュール131c及びLEDモジュール131dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール131cの各LEDは、アノードがLEDモジュール131dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC131の各出力端子OUT03〜OUT05に接続されている。
【0221】
LEDモジュール131dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール131cの各LEDと、LEDモジュール131dの各LEDとは、ドライバIC131の出力端子OUT03〜OUT05から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0222】
LEDモジュール131e及びLEDモジュール131fは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール131eの各LEDは、アノードがLEDモジュール131fの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC131の各出力端子OUT06〜OUT08に接続されている。
【0223】
LEDモジュール131fの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール131eの各LEDと、LEDモジュール131fの各LEDとは、ドライバIC131の出力端子OUT06〜OUT08から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0224】
LEDモジュール131g及びLEDモジュール131hは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール131gの各LEDは、アノードがLEDモジュール131hの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC131の各出力端子OUT09〜OUT11に接続されている。
【0225】
LEDモジュール131hの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール131gの各LEDと、LEDモジュール131hの各LEDとは、ドライバIC131の出力端子OUT09〜OUT11から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0226】
LEDモジュール131i及びLEDモジュール131jは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール131iの各LEDは、アノードがLEDモジュール131jの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC131の各出力端子OUT12〜OUT14に接続されている。
【0227】
LEDモジュール131jの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール131iの各LEDと、LEDモジュール131jの各LEDとは、ドライバIC131の出力端子OUT12〜OUT14から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0228】
LEDモジュール131k及びLEDモジュール131mは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール131kの各LEDは、アノードがLEDモジュール131mの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC131の各出力端子OUT15〜OUT17に接続されている。
【0229】
LEDモジュール131mの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール131kの各LEDと、LEDモジュール131mの各LEDとは、ドライバIC131の出力端子OUT15〜OUT17から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0230】
<上部中継基板・サイド右LED基板・トップ中央LED基板>
図16において、上部中継基板81は、前述したように、ドライバアドレスとして10Hが設定されたドライバIC122を有する。ドライバIC122は、図13を参照して説明したドライバIC127と同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0231】
ドライバIC122は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして10Hが設定されている。したがって、ドライバIC122は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC122には、副中継基板69のドライバIC121から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0232】
ドライバIC122の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、副中継基板69のドライバIC121の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0233】
ドライバIC122は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定されている。ドライバIC122の出力端子OUT00〜OUT20は、サイド右LED基板91に接続されている。
【0234】
サイド右LED基板91には、LEDモジュール91a、91b、91c、91d、91e、91f、91g、91h、91i、91j、91k、91m、91n、91pが設けられている。
【0235】
LEDモジュール91a及びLEDモジュール91bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール91aの各LEDは、アノードがLEDモジュール91bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC122の各出力端子OUT00〜OUT02に接続されている。
【0236】
LEDモジュール91bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール91aの各LEDと、LEDモジュール91bの各LEDとは、ドライバIC122の出力端子OUT00〜OUT02から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0237】
LEDモジュール91c及びLEDモジュール91dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール91cの各LEDは、アノードがLEDモジュール91dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC122の各出力端子OUT03〜OUT05に接続されている。
【0238】
LEDモジュール91dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール91cの各LEDと、LEDモジュール91dの各LEDとは、ドライバIC122の出力端子OUT03〜OUT05から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0239】
LEDモジュール91e及びLEDモジュール91fは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール91eの各LEDは、アノードがLEDモジュール91fの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC122の各出力端子OUT06〜OUT08に接続されている。
【0240】
LEDモジュール91fの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール91eの各LEDと、LEDモジュール91fの各LEDとは、ドライバIC122の出力端子OUT06〜OUT08から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0241】
LEDモジュール91g及びLEDモジュール91hは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール91gの各LEDは、アノードがLEDモジュール91hの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC122の各出力端子OUT09〜OUT11に接続されている。
【0242】
LEDモジュール91hの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール91gの各LEDと、LEDモジュール91hの各LEDとは、ドライバIC122の出力端子OUT09〜OUT11から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0243】
LEDモジュール91i及びLEDモジュール91jは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール91iの各LEDは、アノードがLEDモジュール91jの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC122の各出力端子OUT12〜OUT14に接続されている。
【0244】
LEDモジュール91jの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール91iの各LEDと、LEDモジュール91jの各LEDとは、ドライバIC122の出力端子OUT12〜OUT14から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0245】
LEDモジュール91k及びLEDモジュール91mは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール91kの各LEDは、アノードがLEDモジュール91mの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC122の各出力端子OUT15〜OUT17に接続されている。
【0246】
LEDモジュール91mの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール91kの各LEDと、LEDモジュール91mの各LEDとは、ドライバIC122の出力端子OUT15〜OUT17から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0247】
LEDモジュール91n及びLEDモジュール91pは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール91nの各LEDは、アノードがLEDモジュール91pの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC122の各出力端子OUT18〜OUT20に接続されている。
【0248】
LEDモジュール91pの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール91nの各LEDと、LEDモジュール91pの各LEDとは、ドライバIC122の出力端子OUT18〜OUT20から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0249】
トップ中央LED基板90は、前述したように、ドライバアドレスとして11Hが設定されたドライバIC123を有する。ドライバIC123は、図13を参照して説明したドライバIC127と同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0250】
ドライバIC123は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして11Hが設定されている。したがって、ドライバIC123は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC123には、ドライバIC122から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0251】
ドライバIC123の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、ドライバIC122の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0252】
ドライバIC123は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化する第1モードに設定されている。トップ中央LED基板90には、LEDモジュール123a、123b、123c、123dが設けられている。
【0253】
LEDモジュール123a及びLEDモジュール123bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール123aの各LEDは、アノードがLEDモジュール123bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC123の出力端子の各グループ0〜2(すなわち、出力端子OUT00〜OUT02のグループ、出力端子OUT03〜OUT05のグループ、出力端子OUT06〜OUT08のグループ)に接続されている。
【0254】
LEDモジュール123bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール123aの各LEDと、LEDモジュール123bの各LEDとは、ドライバIC123の出力端子の各グループ0〜2から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0255】
LEDモジュール123c及びLEDモジュール123dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール123cの各LEDは、アノードがLEDモジュール123dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC123の出力端子の各グループ3〜5(すなわち、出力端子OUT09〜OUT11のグループ、出力端子OUT12〜OUT14のグループ、出力端子OUT15〜OUT17のグループ)に接続されている。
【0256】
LEDモジュール123dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール123cの各LEDと、LEDモジュール123dの各LEDとは、ドライバIC123の出力端子の各グループ3〜5から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0257】
<サイド左LED基板>
図17において、サイド左LED基板92は、前述したように、ドライバアドレスとして14Hが設定されたドライバIC126を有する。ドライバIC126は、図13を参照して説明したドライバIC127と同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0258】
ドライバIC126は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして14Hが設定されている。したがって、ドライバIC126は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC126には、上部中継基板81のドライバIC122から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0259】
ドライバIC126の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、上部中継基板81のドライバIC122の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0260】
ドライバIC126は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定されている。サイド左LED基板92には、LEDモジュール126a、126b、126c、126d、126e、126f、126g、126h、126i、126j、126k、126m、126n、126pが設けられている。
【0261】
LEDモジュール126a及びLEDモジュール126bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール126aの各LEDは、アノードがLEDモジュール126bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC126の各出力端子OUT00〜OUT02に接続されている。
【0262】
LEDモジュール126bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール126aの各LEDと、LEDモジュール126bの各LEDとは、ドライバIC126の出力端子OUT00〜OUT02から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0263】
LEDモジュール126c及びLEDモジュール126dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール126cの各LEDは、アノードがLEDモジュール126dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC126の各出力端子OUT03〜OUT05に接続されている。
【0264】
LEDモジュール126dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール126cの各LEDと、LEDモジュール126dの各LEDとは、ドライバIC126の出力端子OUT03〜OUT05から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0265】
LEDモジュール126e及びLEDモジュール126fは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール126eの各LEDは、アノードがLEDモジュール126fの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC126の各出力端子OUT06〜OUT08に接続されている。
【0266】
LEDモジュール126fの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール126eの各LEDと、LEDモジュール126fの各LEDとは、ドライバIC126の出力端子OUT06〜OUT08から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0267】
LEDモジュール126g及びLEDモジュール126hは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール126gの各LEDは、アノードがLEDモジュール126hの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC126の各出力端子OUT09〜OUT11に接続されている。
【0268】
LEDモジュール126hの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール126gの各LEDと、LEDモジュール126hの各LEDとは、ドライバIC126の出力端子OUT09〜OUT11から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0269】
LEDモジュール126i及びLEDモジュール126jは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール126iの各LEDは、アノードがLEDモジュール126jの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC126の各出力端子OUT12〜OUT14に接続されている。
【0270】
LEDモジュール126jの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール126iの各LEDと、LEDモジュール126jの各LEDとは、ドライバIC126の出力端子OUT12〜OUT14から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0271】
LEDモジュール126k及びLEDモジュール126mは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール126kの各LEDは、アノードがLEDモジュール126mの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC126の各出力端子OUT15〜OUT17に接続されている。
【0272】
LEDモジュール126mの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール126kの各LEDと、LEDモジュール126mの各LEDとは、ドライバIC126の出力端子OUT15〜OUT17から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0273】
LEDモジュール126n及びLEDモジュール126pは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール126nの各LEDは、アノードがLEDモジュール126pの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC126の各出力端子OUT18〜OUT20に接続されている。
【0274】
LEDモジュール126pの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール126nの各LEDと、LEDモジュール126pの各LEDとは、ドライバIC126の出力端子OUT18〜OUT20から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0275】
<トップサイド左LED基板>
図18において、トップサイド左LED基板94は、前述したように、ドライバアドレスとして12Hが設定されたドライバIC124を有する。ドライバIC124は、図13を参照して説明したドライバIC127と同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0276】
ドライバIC124は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして12Hが設定されている。したがって、ドライバIC124は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC124には、トップ中央LED基板90のドライバIC123から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0277】
ドライバIC124の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、トップ中央LED基板90のドライバIC123の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0278】
ドライバIC124は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化する第1モードに設定されている。トップサイド左LED基板94には、LEDモジュール124a、124b、124c、124dが設けられている。
【0279】
LEDモジュール124a及びLEDモジュール124bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール124aの各LEDは、アノードがLEDモジュール124bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC124の出力端子の各グループ0〜2(すなわち、出力端子OUT00〜OUT02のグループ、出力端子OUT03〜OUT05のグループ、出力端子OUT06〜OUT08のグループ)に接続されている。
【0280】
LEDモジュール124bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール124aの各LEDと、LEDモジュール124bの各LEDとは、ドライバIC124の出力端子の各グループ0〜2から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0281】
LEDモジュール124c及びLEDモジュール124dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール124cの各LEDは、アノードがLEDモジュール124dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC124の出力端子の各グループ3〜5(すなわち、出力端子OUT09〜OUT11のグループ、出力端子OUT12〜OUT14のグループ、出力端子OUT15〜OUT17のグループ)に接続されている。
【0282】
LEDモジュール124dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール124cの各LEDと、LEDモジュール124dの各LEDとは、ドライバIC124の出力端子の各グループ3〜5から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0283】
<トップサイド右LED基板>
図19において、トップサイド右LED基板93は、前述したように、ドライバアドレスとして13Hが設定されたドライバIC125を有する。ドライバIC125は、図13を参照して説明したドライバIC127と同一に構成されているため、詳細な説明を省略する。
【0284】
ドライバIC125は、アドレス設定端子A0〜A5によってドライバアドレスとして13Hが設定されている。したがって、ドライバIC125は、スレーブドライバとして機能する。ドライバIC125には、トップ中央LED基板90のドライバIC123から2線式シリアルLVDSで駆動データが入力されるため、入力設定端子MODEは、グランドラインに接続されLowレベルに設定されている。
【0285】
ドライバIC125の入力端子SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INnは、トップ中央LED基板90のドライバIC123の中継出力端子SCL_OUTp、SCL_OUTn、SDA_OUTp、SDA_OUTnにそれぞれ接続されている。
【0286】
ドライバIC125は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化する第1モードに設定されている。トップサイド右LED基板93には、LEDモジュール125a、125b、125c、125dが設けられている。
【0287】
LEDモジュール125a及びLEDモジュール125bは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール125aの各LEDは、アノードがLEDモジュール125bの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC125の出力端子の各グループ0〜2(すなわち、出力端子OUT00〜OUT02のグループ、出力端子OUT03〜OUT05のグループ、出力端子OUT06〜OUT08のグループ)に接続されている。
【0288】
LEDモジュール125bの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール125aの各LEDと、LEDモジュール125bの各LEDとは、ドライバIC125の出力端子の各グループ0〜2から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0289】
LEDモジュール125c及びLEDモジュール125dは、赤色(R)LED、緑色(G)LED、青色(B)LEDを有するフルカラーLEDである。LEDモジュール125cの各LEDは、アノードがLEDモジュール125dの各LEDのカソードに接続され、カソードがドライバIC125の出力端子の各グループ3〜5(すなわち、出力端子OUT09〜OUT11のグループ、出力端子OUT12〜OUT14のグループ、出力端子OUT15〜OUT17のグループ)に接続されている。
【0290】
LEDモジュール125dの各LEDのアノードには、副中継基板69から供給された12Vの駆動電圧が供給されている。LEDモジュール125cの各LEDと、LEDモジュール125dの各LEDとは、ドライバIC125の出力端子の各グループ3〜5から出力された各駆動信号のデューティ比に応じて発光又は消灯する。
【0291】
なお、本実施の形態において、マスタドライバ、及び、スレーブドライバの出力端子OUT00〜OUT23に接続されている各LEDは全て、LEDのちらつきの少ない、スタティック点灯方式を採用しているが、結線数、及びハーネスの本数を少なくするために、ダイナミック点灯方式を採用してLEDの駆動制御を行ってもよい。
【0292】
<サブCPUから各ドライバに向けて出力されるデータの具体例>
以下、サブCPU120から各ドライバに向けて出力されるデータの具体例について、図20図23を参照して説明する。
【0293】
前述したように、ドライバIC121〜131の各ドライバには、ドライバアドレス(1バイト目)、レジスタアドレス(2バイト目)及びレジスタ値(3バイト目以降)を含むデータがシリアルに入力される。
【0294】
図20は、サイド左LED基板92のドライバIC126に接続されたLEDモジュール126a、126b、126c、126d、126e、126f、126g、126h、126i、126j、126k、126m、126n、126p(図17参照)を制御するデータの第1の例を示している。
【0295】
図20において、データの1バイト目には、ドライバIC126のドライバアドレス14Hが設定されている。データの2バイト目には、レジスタアドレスとして00Hが設定されている。
【0296】
したがって、データの3バイト目には、レジスタアドレス00Hのレジスタ(以下、レジスタアドレスで特定されるレジスタは、「レジスタ00H」などと記載する)のレジスタ値、データの4バイト目以降には、レジスタ01H以降のレジスタ値がそれぞれ設定されている。
【0297】
このデータによって、レジスタ00Hには、B0Hが設定される。したがって、内部設定用のレジスタ00Hの所定のビット(7ビット目、BIT6)が1に設定されるため、ドライバIC126の全ての出力端子OUT00〜OUT23がイネーブル状態となる。
【0298】
また、内部設定用のレジスタ00Hの所定のビット(8ビット目、BIT7)が0に設定されるため、ドライバIC126は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定される。
【0299】
また、このデータによって、レジスタ01H〜03H、07H〜09H、0DH〜0FH及び13H〜15Hが00Hに設定され、レジスタ04H〜06H、0AH〜0CH及び10H〜12HがFFHに設定される。
【0300】
すなわち、このデータによって、ドライバIC126の出力端子OUT00〜OUT02、OUT06〜OUT08、OUT12〜OUT14及びOUT18〜OUT20からデューティ比が0%の駆動信号が出力(駆動信号の出力を停止)され、ドライバIC126の出力端子OUT03〜OUT05、OUT09〜OUT11及びOUT15〜OUT17からデューティ比が100%の駆動信号が出力される。
【0301】
結果として、LEDモジュール126a、126b、126e、126f、126i、126j、126n、126pが消灯し、LEDモジュール126c、126d、126g、126h、126k、126mが最も高い輝度で点灯する。
【0302】
図21は、サイド左LED基板92のドライバIC126に接続されたLEDモジュール126a、126b、126c、126d、126e、126f、126g、126h、126i、126j、126k、126m、126n、126p(図17参照)を制御するデータの第2の例を示している。
【0303】
図21において、データの1バイト目には、ドライバIC126のドライバアドレス14Hが設定されている。データの2バイト目には、レジスタアドレスとして00Hが設定されている。したがって、データの3バイト目には、レジスタ00Hのレジスタ値、データの4バイト目以降には、レジスタ01H以降のレジスタ値がそれぞれ設定されている。
【0304】
このデータによって、レジスタ00Hには、B0Hが設定される。したがって、内部設定用のレジスタ00Hの所定のビット(7ビット目、BIT6)が1に設定されるため、ドライバIC126の全ての出力端子OUT00〜OUT23がイネーブル状態となる。
【0305】
また、内部設定用のレジスタ00Hの所定のビット(8ビット目、BIT7)が0に設定されるため、ドライバIC126は、出力端子OUT00〜OUT23をグループ化しない第2モードに設定される。
【0306】
また、このデータによって、レジスタ02H、03H、05H、06H、08H、09H、0BH、0CH、0EH、0FH、11H、12H、14H及び15Hが00Hに設定され、レジスタ01H、04H、07H、10H、13H、0AH、0DH、10H及び13HがFFHに設定される。
【0307】
すなわち、このデータによって、ドライバIC126の出力端子OUT01、OUT02、OUT04、OUT05、OUT07、OUT08、OUT10、OUT11、OUT13、OUT14、OUT16、OUT17、OUT19及びOUT20からデューティ比が0%の駆動信号が出力(駆動信号の出力を停止)され、ドライバIC126の出力端子OUT00、OUT03、OUT06、OUT09、OUT12、OUT15及びOUT18からデューティ比が100%の駆動信号が出力される。
【0308】
結果として、各LEDモジュール126b、126d、126f、126h、126j、126m、126pの緑色(G)LED及び青色(B)LEDと、これら各緑色(G)LED及び青色(B)LEDに接続された各LEDモジュール126a、126c、126e、126g、126i、126k、126nの緑色(G)LED及び青色(B)LEDとが消灯する。
【0309】
また、各LEDモジュール126b、126d、126f、126h、126j、126m、126pの赤色(R)LEDと、これら各赤色(R)に接続された各LEDモジュール126a、126c、126e、126g、126i、126k、126nの赤色(R)LEDとが最も高い輝度で点灯する。
【0310】
図22は、サイド左LED基板92のドライバIC126に接続されたLEDモジュール126a、126b、126c、126d、126e、126f、126g、126h、126i、126j、126k、126m、126n、126p(図17参照)を制御するデータの第3の例を示している。
【0311】
図22において、データの1バイト目には、ドライバIC126のドライバアドレス14Hが設定されている。データの2バイト目には、レジスタアドレスとして10Hが設定されている。したがって、データの3バイト目には、レジスタ10Hのレジスタ値、データの4バイト目以降には、レジスタ11H以降のレジスタ値がそれぞれ設定されている。
【0312】
また、このデータによって、レジスタ10Hが00Hに設定され、レジスタ11HがFFHに設定され、レジスタ12Hが00Hに設定される。内部設定用のレジスタ00Hを含む他のレジスタの値は、維持される。
【0313】
すなわち、このデータによって、ドライバIC126の出力端子OUT15及びOUT17からデューティ比が0%の駆動信号が出力(駆動信号がOFF状態と同じ状態)され、ドライバIC126の出力端子OUT16からデューティ比が100%の駆動信号が出力される。
【0314】
結果として、LEDモジュール126mの赤色(R)LED及び青色(B)LEDと、これら各赤色(R)及び青色(B)LEDに接続されたLEDモジュール126kの赤色(R)LED及び青色(B)LEDとが消灯する。
【0315】
また、LEDモジュール126mの緑色(R)LEDと、この緑色(R)に接続されたLEDモジュール126kの緑色(R)LEDとが最も高い輝度で点灯する。LEDモジュール126k、126m以外の他のLEDモジュールの各LEDの点灯状態は、維持される。
【0316】
図23は、サイド左LED基板92のドライバIC126に接続されたLEDモジュール126a、126b、126c、126d、126e、126f、126g、126h、126i、126j、126k、126m、126n、126p(図17参照)を制御するデータの第4の例を示している。
【0317】
図23において、データの1バイト目には、ドライバIC126のドライバアドレス14Hが設定されている。データの2バイト目には、レジスタアドレスとして00Hが設定されている。
【0318】
したがって、データの3バイト目には、レジスタ00Hのレジスタ値が設定されている。このデータによって、レジスタ00Hには、00Hが設定される。したがって、内部設定用のレジスタ00Hの所定のビット(7ビット目、BIT6)が0に設定されるため、ドライバIC126の全ての出力端子OUT00〜OUT23がディスエーブル状態となる。
【0319】
このため、このデータによって、ドライバIC126の全ての出力端子OUT00〜OUT23は、OFF状態(デューティ比が0%の駆動信号が出力された時と同じ状態)となり、LEDモジュール126a、126b、126c、126d、126e、126f、126g、126h、126i、126j、126k、126m、126n、126pの全てのLEDは、消灯する。
【0320】
なお、本実施の形態において、サブCPU120から駆動データをマスタドライバに3線式シリアルで出力し、マスタドライバから駆動データをスレーブドライバに、スレーブドライバから駆動データを他のスレーブドライバに出力する例について説明したが、サブCPU120から駆動データをマスタドライバに2線シリアルLVDSを使用して出力してもよく、また、マスタドライバから駆動データをスレーブドライバに、スレーブドライバから駆動データを他のスレーブドライバに3線シリアルで出力してもよい。
【0321】
<各種効果>
以上に説明したように、本発明の実施の形態に係る遊技機1は、第2モードに設定された各ドライバIC121〜122、126〜131から発せられるスイッチングノイズを低減させるために複数の出力端子OUT00〜OUT23で順次、位相を異ならせて複数の出力端子OUT00〜OUT23から駆動信号の出力を開始することにより、複数の出力端子OUT00〜OUT23間で駆動信号が干渉することを防止するため、発光体としての各LEDの発光がちらつくことを防止することができる。
【0322】
また、本発明の実施の形態に係る遊技機1は、第1モードに設定された各ドライバIC123〜125から発せられるスイッチングノイズを低減させるために複数の出力端子OUT00〜OUT23のグループで順次、位相を異ならせて複数の出力端子OUT00〜OUT23から駆動信号の出力を開始することにより、複数の出力端子OUT00〜OUT23のグループ間で駆動信号が干渉することを防止するため、各LEDの発光がちらつくことを防止することができる。
【0323】
また、本発明の実施の形態に係る遊技機1は、各ドライバIC121〜131の複数の出力端子OUT00〜OUT23にそれぞれ接続された複数のLEDを非発光(消灯)状態にする場合に、各LEDを非発光(消灯)状態にする駆動データによって各ドライバIC121〜131を制御することなく、内部設定用のレジスタ(アドレス00H)の所定のビット(7ビット目、BIT6)に対応する位置の値が0である駆動データによって各ドライバIC121〜131を制御することができるため、サブCPU120による制御を簡素化することができる。
【0324】
また、本発明の実施の形態に係る遊技機1は、一般的なシリアル信号よりノイズに強い差動信号である2線式シリアルLVDSで駆動データを各ドライバIC121〜131間で転送することによって、各ドライバIC121〜131間で駆動データを伝送する回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで各LEDが発光すること(いわゆる、誤動作)を防止することができる。
【0325】
また、本発明の実施の形態に係る遊技機1は、マスタドライバIC121の駆動回路がオープンドレイン出力であるため、機能の拡張性を担保することができ、スレーブドライバIC122〜131の駆動回路が定電流シンク出力であるため、消費電流を抑制することができる。
【0326】
また、本発明の実施の形態に係る遊技機1は、シングルエンド方式よりも、ノイズに強いデータポジティブ及びデータネガティブのペアラインで駆動データを各ドライバIC121〜131間で転送し、ノイズに強いクロックポジティブ及びクロックネガティブのペアラインで駆動データの同期用クロックを各ドライバIC121〜131間で転送するため、各ドライバIC121〜131間で駆動データ及びクロックを伝送する各回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで各LEDが発光することを防止することができる。
【0327】
また、本発明に係る遊技機は、各ドライバIC121〜131が駆動データを片方向通信で出力するため、サブCPU120及び中継先のドライバにACKなどの応答信号を返信させるためにかかる負荷を削減することができる。
【0328】
また、本発明に係る遊技機は、全てのスレーブドライバIC122〜131を初期化させる場合に、各スレーブドライバIC122〜131を初期化させるデータによって各スレーブドライバIC122〜131を制御することなく、マスタドライバIC121の入力端子SCL_INn(チップセレクト入力)に200ns以上のパルスを入力させることによって全てのスレーブドライバIC122〜131を初期化することができるため、サブCPU120によるドライバ初期化時の制御を簡素化することができる。
【0329】
以上、本発明の実施の形態をパチスロ機に適用した場合について説明したが、本発明は、他の遊技機(例えば、パチンコ機やスロットマシン等)に適用することも可能である。
【0330】
[その他、本発明に係る遊技機の拡張性]
上記実施の形態のパチスロ(遊技機1)では、遊技者のメダルの投入操作(すなわち、手持ちのメダルをメダル投入口DD5に対して投入する操作、又は、クレジットされたメダルをMAXベットボタンDD8或いは1ベットボタンを操作して投入する操作)により遊技が開始され、遊技が終了したときにメダルの払い出しがある場合には、ホッパ装置HPを駆動してメダル払出口DD14からメダルが払い出され、又は、クレジットされる形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0331】
例えば、遊技者によって遊技に必要な遊技媒体が投入され、それに基づいて遊技が行われ、その遊技の結果に基づいて特典が付与される(例えば、メダルが払い出される)形態の全てに対して、本発明を適用することができる。すなわち、物理的な遊技者の動作によって遊技媒体が投入され(掛けられ)、遊技媒体が払い出される形態のみならず、主制御回路(主制御基板71)自体が、遊技者が保有する遊技媒体を電磁的に管理し、メダルレスで遊技を可能にする形態であってもよい。なお、この場合、遊技者が保有する遊技媒体を電磁的に管理するのは、主制御回路(主制御基板71)に装着され(接続され)且つ遊技媒体を管理する遊技媒体管理装置であってもよい。
【0332】
この場合、遊技媒体管理装置は、ROM及びRWM(あるいは、RAM)を有し、遊技機に設けられる装置であって、図示しない外部の遊技媒体取扱装置と所定のインターフェースを介して双方向通信可能に接続されるものであり、遊技媒体の貸出動作(すなわち、遊技者が遊技媒体の投入操作を行う上で、必要な遊技媒体を提供する動作)或いは遊技媒体の払い出しに係る役に入賞(当該役が成立)した場合における遊技媒体の払出動作(すなわち、遊技者に対して遊技媒体の払い出しを行う上で、必要な遊技媒体を獲得させる動作)、又は、遊技の用に供する遊技媒体を電磁的に記録する動作を行い得るものとすればよい。また、遊技媒体管理装置は、実際の遊技媒体数の管理のみならず、例えば、その遊技媒体数の管理結果に基づいて、保有する遊技媒体数を表示する保有遊技媒体数表示装置(不図示)をパチスロ(遊技機1)の前面に設け、この保有遊技媒体数表示装置に表示される遊技媒体数を管理するものであってもよい。すなわち、遊技媒体管理装置は、遊技者が遊技の用に供することができる遊技媒体の総数を電磁的方法により記録し、表示することができるものとすればよい。
【0333】
また、この場合、遊技媒体管理装置は、遊技者が、記録された遊技媒体数を示す信号を、外部の遊技媒体取扱装置に対して自由に送信させることができる性能(機能)を有することが望ましい。また、遊技媒体管理装置は、遊技者が直接操作する場合以外の場合には、記録された遊技媒体数を減ずることができない性能を有することが望ましい。また、遊技媒体管理装置と外部の遊技媒体取扱装置との間に外部接続端子板(不図示)が設けられる場合には、遊技媒体管理装置は、その外部接続端子板を介してでなければ、遊技者が、記録された遊技媒体数を示す信号を送信できない性能を有することが望ましい。
【0334】
遊技機には、上記の他、遊技者が操作可能な貸出操作手段、返却(精算)操作手段、外部接続端子板が設けられ、遊技媒体取扱装置には、紙幣等の有価価値の投入口、記録媒体(例えばICカード)の挿入口、携帯端末から電子マネー等の入金を行うための非接触通信アンテナ等、その他貸出操作手段、返却操作手段等の各種操作手段、遊技媒体取扱装置側外部接続端子板が設けられるようにしてもよい(いずれも不図示)。
【0335】
その際の遊技の流れとしては、例えば、遊技者が遊技媒体取扱装置に対し、上記いずれかの方法で有価価値を入金し、上記いずれかの貸出操作手段の操作に基づいて所定数の有価価値を減算し、遊技媒体取扱装置から遊技媒体管理装置に対し、減算した有価価値に対応する遊技媒体を増加させる。そして、遊技者は遊技を行い、さらに遊技媒体が必要な場合には上記操作を繰り返し行う。その後、遊技の結果、所定数の遊技媒体を獲得し、遊技を終了する際には、上記いずれかの返却操作手段を操作することにより遊技媒体管理装置から遊技媒体取扱装置に対し、遊技媒体数を送信し、遊技媒体取扱装置はその遊技媒体数を記録した記録媒体を排出する。また、遊技媒体管理装置は遊技媒体数を送信したときに、自身が記憶する遊技媒体数をクリアする。遊技者は排出された記録媒体を景品交換するために景品カウンター等に持って行くか、又は、記録された遊技媒体に基づいて他の遊技台で遊技を行うために遊技台を移動する。
【0336】
なお、上記例では、遊技媒体管理装置から全遊技媒体数を遊技媒体取扱装置に対して送信したが、遊技機又は遊技媒体取扱装置側で遊技者が所望する遊技媒体数のみを送信し、遊技者が所持する遊技媒体を分割して処理することとしてもよい。また、上記例では、遊技媒体取扱装置が記録媒体を排出することとしたが、現金又は現金等価物を排出するようにしてもよいし、携帯端末等に記憶させるようにしてもよい。また、遊技媒体取扱装置は遊技場の会員記録媒体を挿入可能とし、遊技媒体を会員記録媒体に貯留して、後日、該貯留された遊技媒体を用いて再遊技可能とするようにしてもよい。
【0337】
また、遊技機又は遊技媒体取扱装置において、図示しない所定の操作手段を操作することにより遊技媒体取扱装置又は遊技媒体管理装置に対し、遊技媒体又は有価価値のデータ通信をロックするロック操作を実行可能としてもよい。その際には、ワンタイムパスワード等の遊技者にしか知り得ない情報を設定することや遊技機又は遊技媒体取扱装置に設けられた撮像手段により遊技者を記憶するようにしてもよい。
【0338】
なお、遊技媒体管理装置は、上述のように、メダルレスでのみ遊技を可能とするものであってもよいし、物理的な遊技者の動作によって遊技媒体が投入され(掛けられ)、遊技媒体が払い出される形態、及び、メダルレスで遊技を可能とする形態の両方の形態で遊技を可能とするものであってもよい。後者の場合には、遊技媒体管理装置が、上述のメダルセレクタ46やホッパ装置HPを直接的に制御する方式を採用することもできるし、これらが主制御回路(主制御基板71)によって制御され、その制御結果が送信されることに基づいて、遊技者が遊技の用に供することができる遊技媒体の総数を電磁的方法により記録し且つ表示する制御を行い得る方式を採用することもできる。
【0339】
また、上記例では、遊技媒体管理装置を、パチスロに適用する場合について説明しているが、例えば、遊技球を用いるスロットマシンや封入式遊技機においても同様に遊技媒体管理装置を設け、遊技者の遊技媒体が管理されるようにすることもできる。
【0340】
上述した遊技媒体管理装置を設けた場合には、遊技媒体が物理的に遊技に供される場合に比べて、遊技機内部のメダルセレクタ46やホッパ装置HPなどの装置を減らすことができ、遊技機の原価及び製造コストを削減できるのみならず、遊技者が直接遊技媒体に接触しないようにすることもでき、遊技環境が改善され、騒音も減らすことができるとともに、装置を減らしたことにより遊技機の消費電力を減らすことも可能になる。また、上述した遊技媒体管理装置を設けた場合には、遊技媒体や遊技媒体の投入口や払出口を介した不正行為を防止することができる。すなわち、上述した遊技媒体管理装置を設けた場合には、遊技機をとりまく種々の環境を改善可能な遊技機を提供することが可能になる。
【0341】
[発明の要旨]
<要旨1>
演出用LEDの駆動信号にデューティー比を設定してPWM制御を行うことで、画像や効果音に合わせてLEDの点灯制御を行うものが特開2007−282925号公報に提案されている。
【0342】
PWM制御では、LEDドライバICの出力端子から出力される出力信号をON/OFF制御するときにスイッチングノイズが発生する。そのため、複数の出力端子を同時にON/OFF制御すると、それぞれの端子から発せられるスイッチングノイズにより出力信号が干渉して演出用LEDなどのような発光体の発光がちらつく場合がある。
【0343】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、発光体の発光がちらつくことを防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0344】
本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(各LEDモジュールの各LED)と、
前記発光体を駆動するドライバ(各ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記発光体を駆動させるための複数の出力端子(OUT00〜OUT23)と、
前記入力端子に入力された駆動データに基づいて前記複数の出力端子のそれぞれから出力される駆動信号をPWM制御するPWM制御手段(各ドライバ121〜131)と、
前記PWM制御手段によってPWM制御された駆動信号を遅延させることが可能な遅延手段(各ドライバ121〜131)と、を備えて構成され、
前記遅延手段は、前記複数の出力端子間で位相を異ならせて前記複数の出力端子から前記駆動信号の出力を開始可能である
構成を有している。
【0345】
この構成により、本発明に係る遊技機は、発光体を駆動するドライバから発せられるスイッチングノイズを低減させるために複数の出力端子間で順次、位相を異ならせて複数の出力端子から駆動信号の出力を開始することにより、複数の出力端子間で駆動信号が干渉することを防止するため、発光体の発光がちらつくことを防止することができる。
【0346】
本発明によれば、発光体の発光がちらつくことを防止することができる遊技機を提供することができる。
【0347】
<要旨2>
要旨1と同様な課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(各LEDモジュールの各LED)と、
前記発光体を駆動するドライバ(各ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記発光体を駆動させるための複数の出力端子(OUT00〜OUT23)と、
前記入力端子に入力された駆動データに基づいて前記複数の出力端子のそれぞれから出力される駆動信号をPWM制御するPWM制御手段(各ドライバ121〜131)と、
前記PWM制御手段によってPWM制御された駆動信号を遅延させることが可能な遅延手段(各ドライバ121〜131)と、
前記複数の出力端子を所定数の端子毎のグループにグループ化する第1モード及び前記複数の出力端子をグループ化しない第2モードのいずれかのモードに前記遅延手段を設定可能なモード設定手段(各ドライバ121〜131)と、を備えて構成され、
前記遅延手段は、
前記第1モードでは、前記グループ間で位相を異ならせて前記複数の出力端子から前記駆動信号の出力を開始可能であり、
前記第2モードでは、前記複数の出力端子間で位相を異ならせて前記複数の出力端子から前記駆動信号の出力を開始可能である
構成を有している。
【0348】
この構成により、本発明に係る遊技機は、遅延手段が第2モードである場合には、発光体を駆動するドライバから発せられるスイッチングノイズを低減させるために複数の出力端子間で順次、位相を異ならせて複数の出力端子から駆動信号の出力を開始することにより、複数の出力端子間で駆動信号が干渉することを防止するため、発光体の発光がちらつくことを防止することができる。
【0349】
また、本発明に係る遊技機は、遅延手段が第1モードである場合には、発光体を駆動するドライバから発せられるスイッチングノイズを低減させるために複数の出力端子のグループ間で順次、位相を異ならせて複数の出力端子から駆動信号の出力を開始することにより、複数の出力端子のグループ間で駆動信号が干渉することを防止するため、発光体の発光がちらつくことを防止することができる。
【0350】
本発明によれば、発光体の発光がちらつくことを防止することができる遊技機を提供することができる。
【0351】
<要旨3>
要旨1と同様な課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(例えば、各LEDモジュールの各LED)と、
前記発光体を駆動するドライバ(各ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記発光体を駆動させるための複数の出力端子(OUT00〜OUT23)と、
前記入力端子に入力された駆動データに基づいて前記複数の出力端子のそれぞれから出力される駆動信号をPWM制御するPWM制御手段(各ドライバ121〜131)と、
前記PWM制御手段によってPWM制御された駆動信号を遅延させることが可能な遅延手段(各ドライバ121〜131)と、を備えて構成され、
前記遅延手段は、前記複数の出力端子間で位相を異ならせて前記複数の出力端子から前記駆動信号の出力を開始可能であり、
前記ドライバは、前記入力端子に入力された駆動データの所定位置(内部設定用のレジスタ(アドレス00H)の所定のビット(7ビット目、BIT6)に対応する位置)の値が所定値(0)である場合、前記複数の出力端子にそれぞれ接続された複数の発光体を非発光状態にする
構成を有している。
【0352】
この構成により、本発明に係る遊技機は、発光体を駆動するドライバから発せられるスイッチングノイズを低減させるために複数の出力端子間で順次、位相を異ならせて複数の出力端子から駆動信号の出力を開始することにより、複数の出力端子間で駆動信号が干渉することを防止するため、発光体の発光がちらつくことを防止することができる。
【0353】
また、本発明に係る遊技機は、ドライバの複数の出力端子にそれぞれ接続された複数の発光体を非発光状態にする場合に、各発光体を非発光状態にする駆動データによってドライバを制御することなく、所定位置の値が所定値である駆動データによってドライバを制御することができるため、制御部による制御を簡素化することができる。
【0354】
本発明によれば、発光体の発光がちらつくことを防止することができる遊技機を提供することができる。
【0355】
<要旨4>
この種の遊技機として、サブ制御装置とシリアル通信で接続されたLEDドライバICがサブ制御装置の制御により演出用LEDの発光駆動を行うものが特開2017−143854号公報に提案されている。
【0356】
一般的に、シリアル通信はノイズに弱く、演出用LEDなどの発光体の駆動データをシリアル回線で伝送した場合、シリアル回線にノイズが混入すると、LEDドライバICが誤動作し、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体を駆動する不具合が発生する場合がある。
【0357】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0358】
本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(LEDモジュールのLED)と、
前記発光体を駆動するための複数のドライバ(ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに前記発光体を駆動するための駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、前記制御部に接続されたマスタドライバ(ドライバ121)と、複数のスレーブドライバ(ドライバ122〜131)とにより構成され、
前記複数のスレーブドライバは、前記マスタドライバに直接、又は、他のスレーブドライバを介してそれぞれ接続され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、
ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子(A0〜A5)と、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるか、3線式シリアルで入力させるかを設定可能な入力設定端子(MODE)と、
前記入力端子に入力された駆動データを差動信号で出力する出力回路(各ドライバ121〜131)と、
前記発光体を駆動させるための駆動回路(各ドライバ121〜131)と、を有して構成され、
前記制御部は、前記3線式シリアルで前記マスタドライバに前記駆動データを出力し、
前記マスタドライバは、前記入力端子に前記駆動データを3線式シリアルで入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記スレーブドライバは、前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、前記入力端子に入力された前記駆動データのドライバアドレスが前記アドレス設定端子により設定されたドライバアドレスと一致した場合に、該駆動データに基づいて前記駆動回路より前記発光体を駆動させるための駆動信号を出力する
構成を有している。
【0359】
この構成により、本発明に係る遊技機は、一般的なシリアル信号よりノイズに強い差動信号で駆動データを各ドライバ間で転送することによって、各ドライバ間で駆動データを伝送する回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【0360】
本発明によれば、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することができる。
【0361】
<要旨5>
要旨4と同様な課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(LEDモジュールのLED)と、
前記発光体を駆動するための複数のドライバ(ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに前記発光体を駆動するための駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、前記制御部に接続されたマスタドライバ(ドライバ121)と、複数のスレーブドライバ(例えば、ドライバ122〜131)とにより構成され、
前記複数のスレーブドライバは、前記マスタドライバに直接、又は、他のスレーブドライバを介してそれぞれ接続され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、
ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子(A0〜A5)と、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるか、3線式シリアルで入力させるかを設定可能な入力設定端子(MODE)と、
前記入力端子に入力された駆動データを差動信号で出力する出力回路(各ドライバ121〜131)と、
前記発光体を駆動させるための駆動回路(例えば、各ドライバ121〜131)と、を有して構成され、
前記制御部は、前記3線式シリアルで前記マスタドライバに前記駆動データを出力し、
前記マスタドライバは、前記入力端子に前記駆動データを3線式シリアルで入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記スレーブドライバは、前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、前記入力端子に入力された前記駆動データのドライバアドレスが前記アドレス設定端子により設定されたドライバアドレスと一致した場合に、該駆動データに基づいて前記駆動回路より前記発光体を駆動させるための駆動信号を出力し、
前記マスタドライバの前記駆動回路は、オープンドレイン出力であり、
前記スレーブドライバの前記駆動回路は、定電流シンク出力である
構成を有している。
【0362】
この構成により、本発明に係る遊技機は、一般的なシリアル信号よりノイズに強い差動信号で駆動データを各ドライバ間で転送することによって、各ドライバ間で駆動データを伝送する回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【0363】
また、本発明に係る遊技機は、マスタドライバの駆動回路がオープンドレイン出力であるため、機能の拡張性を担保することができ、スレーブドライバの駆動回路が定電流シンク出力であるため、消費電流を抑制することができる。
【0364】
本発明によれば、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することができる。
【0365】
<要旨6>
要旨4と同様な課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(LEDモジュールのLED)と、
前記発光体を駆動するための複数のドライバ(ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに前記発光体を駆動するための駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、前記制御部に接続されたマスタドライバ(ドライバ121)と、複数のスレーブドライバ(例えば、ドライバ122〜131)とにより構成され、
前記複数のスレーブドライバは、前記マスタドライバに直接、又は、他のスレーブドライバを介してそれぞれ接続され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、
ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子(A0〜A5)と、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるか、3線式シリアルで入力させるかを設定可能な入力設定端子(MODE)と、
前記入力端子に入力された駆動データを差動信号で出力する出力回路(各ドライバ121〜131)と、
前記発光体を駆動させるための駆動回路(例えば、各ドライバ121〜131)と、を有して構成され、
前記制御部は、前記3線式シリアルで前記マスタドライバに前記駆動データを出力し、
前記マスタドライバは、前記入力端子に前記駆動データを3線式シリアルで入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記スレーブドライバは、前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、前記入力端子に入力された前記駆動データのドライバアドレスが前記アドレス設定端子により設定されたドライバアドレスと一致した場合に、該駆動データに基づいて前記駆動回路より前記発光体を駆動させるための駆動信号を出力し、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバ間は、
前記駆動データを伝送するためのデータポジティブ及びデータネガティブのペアラインと、
前記データポジティブ及び前記データネガティブのペアラインにより伝送される駆動データの同期用クロックを伝送するためのクロックポジティブ及びクロックネガティブのペアラインとによって接続されている
構成を有している。
【0366】
この構成により、本発明に係る遊技機は、一般的なシリアル信号よりノイズに強い差動信号で駆動データを各ドライバ間で転送することによって、各ドライバ間で駆動データを伝送する回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【0367】
また、本発明に係る遊技機は、シングルエンド方式よりも、ノイズに強いデータポジティブ及びデータネガティブのペアラインで駆動データを各ドライバ間で転送し、ノイズに強いクロックポジティブ及びクロックネガティブのペアラインで駆動データの同期用クロックを各ドライバ間で転送するため、各ドライバ間で駆動データ及びクロックを伝送する各回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【0368】
本発明によれば、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することができる。
【0369】
<要旨7>
要旨4と同様な課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(LEDモジュールのLED)と、
前記発光体を駆動するための複数のドライバ(ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに前記発光体を駆動するための駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、前記制御部に接続されたマスタドライバ(ドライバ121)と、複数のスレーブドライバ(例えば、ドライバ122〜131)とにより構成され、
前記複数のスレーブドライバは、前記マスタドライバに直接、又は、他のスレーブドライバを介してそれぞれ接続され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、
ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子(A0〜A5)と、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるか、3線式シリアルで入力させるかを設定可能な入力設定端子(MODE)と、
前記入力端子に入力された駆動データを差動信号で出力する出力回路(各ドライバ121〜131)と、
前記発光体を駆動させるための駆動回路(例えば、各ドライバ121〜131)と、を有して構成され、
前記制御部は、前記3線式シリアルで前記マスタドライバに前記駆動データを出力し、
前記マスタドライバは、前記入力端子に前記駆動データを3線式シリアルで入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記スレーブドライバは、前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、前記入力端子に入力された前記駆動データのドライバアドレスが前記アドレス設定端子により設定されたドライバアドレスと一致した場合に、該駆動データに基づいて前記駆動回路より前記発光体を駆動させるための駆動信号を出力し、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバの前記出力回路は、前記入力端子に入力された駆動データを片方向通信で出力する
構成を有している。
【0370】
この構成により、本発明に係る遊技機は、一般的なシリアル信号よりノイズに強い差動信号で駆動データを各ドライバ間で転送することによって、各ドライバ間で駆動データを伝送する回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【0371】
また、本発明に係る遊技機は、各ドライバの出力回路が駆動データを片方向通信で出力するため、中継先のドライバにACKなどの応答信号を返信させるためにかかる負荷を削減することができる。
【0372】
本発明によれば、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することができる。
【0373】
<要旨8>
要旨4と同様な課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、
複数の発光体(LEDモジュールのLED)と、
前記発光体を駆動するための複数のドライバ(ドライバ121〜131)と、
前記ドライバに前記発光体を駆動するための駆動データを出力して制御する制御部(サブCPU120)と、を備え、
前記ドライバは、前記制御部に接続されたマスタドライバ(ドライバ121)と、複数のスレーブドライバ(例えば、ドライバ122〜131)とにより構成され、
前記複数のスレーブドライバは、前記マスタドライバに直接、又は、他のスレーブドライバを介してそれぞれ接続され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、
ドライバアドレスを設定可能なアドレス設定端子(A0〜A5)と、
前記駆動データをシリアル通信で入力するための入力端子(SCL_INp、SCL_INn、SDA_INp、SDA_INn)と、
前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるか、3線式シリアルで入力させるかを設定可能な入力設定端子(MODE)と、
前記入力端子に入力された駆動データを差動信号で出力する出力回路(各ドライバ121〜131)と、
前記発光体を駆動させるための駆動回路(例えば、各ドライバ121〜131)と、を有して構成され、
前記制御部は、前記3線式シリアルで前記マスタドライバに前記駆動データを出力し、
前記マスタドライバは、前記入力端子に前記駆動データを3線式シリアルで入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記スレーブドライバは、前記入力端子に前記駆動データを差動信号で入力させるように前記入力設定端子が設定され、
前記マスタドライバ及び前記スレーブドライバの各ドライバは、前記入力端子に入力された前記駆動データのドライバアドレスが前記アドレス設定端子により設定されたドライバアドレスと一致した場合に、該駆動データに基づいて前記駆動回路より前記発光体を駆動させるための駆動信号を出力し、
前記マスタドライバは、前記3線式シリアルの入力に含まれるデータ入力(SDA_INp)、クロック入力(SCL_INp)及びチップセレクト入力(SCL_INn)のうち、前記チップセレクト入力に一定時間(例えば、200ns)以上のパルスが入力された場合には、前記出力回路に直接に、又は、他のスレーブドライバを介して接続されているスレーブドライバを初期化させる信号を前記出力回路から出力する
構成を有している。
【0374】
この構成により、本発明に係る遊技機は、一般的なシリアル信号よりノイズに強い差動信号で駆動データを各ドライバ間で転送することによって、各ドライバ間で駆動データを伝送する回線にノイズが混入することを防止するため、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる。
【0375】
また、本発明に係る遊技機は、全てのスレーブドライバを初期化させる場合に、各スレーブドライバを初期化させるデータによって各スレーブドライバを制御することなく、マスタドライバのチップセレクト入力に一定時間以上のパルスを入力させることによって全てのスレーブドライバを初期化することができるため、制御部によるドライバ初期化時の制御を簡素化することができる。
【0376】
本発明によれば、駆動データが表す発光パターンと異なる発光パターンで発光体が発光することを防止することができる遊技機を提供することができる。
【符号の説明】
【0377】
1 遊技機
91a〜91p、103a、103b、104a〜104f、105a〜105j、106a〜106c、107a、108a、108b、109a、109b、110a〜110f、111a〜111f、112a〜112f、123a〜123d、124a〜124d、125a〜125d、126a〜126p、130a〜130m、131a〜131m LEDモジュール
120 サブCPU(制御部)
121 ドライバIC(ドライバ、マスタドライバ)
122〜131 ドライバIC(ドライバ、スレーブドライバ)
A0〜A5 アドレス設定端子
MODE 入力設定端子
OUT00〜OUT23(出力端子)
SCL_INp 入力端子(クロック入力)
SCL_INn 入力端子(チップセレクト入力)
SDA_INp 入力端子(データ入力)
SDA_INn 入力端子

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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図9
図10
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