特許第6986497号(P6986497)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6986497
(24)【登録日】2021年12月1日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 5/04 20060101AFI20211213BHJP
【FI】
   A63F5/04 602A
【請求項の数】2
【全頁数】132
(21)【出願番号】特願2018-125973(P2018-125973)
(22)【出願日】2018年7月2日
(65)【公開番号】特開2020-789(P2020-789A)
(43)【公開日】2020年1月9日
【審査請求日】2021年3月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】598098526
【氏名又は名称】株式会社ユニバーサルエンターテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】110001520
【氏名又は名称】特許業務法人日誠国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】田川 雄磨
【審査官】 佐藤 海
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−220963(JP,A)
【文献】 特開2015−130931(JP,A)
【文献】 特開2015−029633(JP,A)
【文献】 特開2017−192777(JP,A)
【文献】 特開2017−196435(JP,A)
【文献】 特開2007−260010(JP,A)
【文献】 特開2016−198596(JP,A)
【文献】 特開2017−205617(JP,A)
【文献】 特開2009−061009(JP,A)
【文献】 特開2014−100231(JP,A)
【文献】 特開2018−015278(JP,A)
【文献】 特開2018−082914(JP,A)
【文献】 特開2002−291961(JP,A)
【文献】 特開2004−016283(JP,A)
【文献】 特開2006−006715(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外力が加えられる操作ボタンを有する操作ユニットを備え、前記操作ボタンが、押圧体と、前記押圧体に取付けられた被検出部材と、を備えた遊技機であって、
前記操作ユニットは、
前記操作ボタンを収容する本体ケースと、
前記本体ケースに収容され、前記被検出部材を検出する検出部材と、
発光部を有する基板と、
前記発光部からの光を前記押圧体に導く導光部材と、
前記基板に設けられ、外部コネクタが接続される内部コネクタと、を備え、
前記押圧体は、幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の先端部に前記被検出部材が取付けられた複数の突出部を有し、
前記導光部材は、前記突出部と前記被検出部材との間に隙間を有するようにして前記複数の突出部の間に設置されていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記本体ケースは、前記内部コネクタに対向し、前記外部コネクタが挿通可能な開口部が形成された壁部を有し、
前記壁部に、前記開口部に隣接し、前記壁部の壁面から前記本体ケースの内方に窪んだ窪み部が形成されており、
前記窪み部は、前記壁部の壁面から前記開口部に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばパチスロ機等の遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、遊技者により操作される操作ボタンを有する操作ユニットの一例として、遊技の実行や進行に伴って操作される押しボタン式スイッチを備えた遊技機が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この押しボタン式スイッチは、外力が加えられる操作部と、操作部に取付けられた本体部と、操作部と本体部とを収容する箱状のスイッチユニットと、を備えている。
【0004】
スイッチユニットにはフォトカプラを有する基板が設けられており、遊技者が操作部を押下すると、操作部と本体部とがばねの付勢力によって後退する。本体部の後端には検出部が設けられており、検出部がフォトカプラによって検出されると、スイッチが操作されたことが認識される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−29553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の遊技機では、押しボタン式スイッチの小型化を図ることについて一切考慮されていない。遊技機にあっては、押しボタン式スイッチ等の操作ユニットを遊技機の限られたスペースに収容するために、操作ユニットの小型化が求められる。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操作ユニットの小型化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる操作ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)を有する操作ユニット(91)を備え、前記操作ボタンが、押圧体(押圧部本体97、押圧カバー98A,98B)と、前記押圧体に取付けられた被検出部材(100)と、を備えた遊技機であって、前記操作ユニットは、前記操作ボタンを収容する本体ケース(92)と、前記本体ケースに収容され、前記被検出部材を検出する検出部材(フォトセンサ105)と、発光部(LED102A)を有する基板(LED基板102)と、前記発光部からの光を前記押圧体に導く導光部材(101A)と、前記基板に設けられ、外部コネクタ(104)が接続される内部コネクタ(103)と、を備え、前記押圧体は、幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の先端部に前記被検出部材が取付けられた複数の突出部(突出部97B)を有し、前記導光部材は、前記突出部と前記被検出部材との間に隙間(112)を有するようにして前記複数の突出部の間に設置されている構成を有する。
【0009】
この構成により、押圧体は、幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の先端部に被検出部材が取付けられた複数の突出部を有し、導光部材は、突出部と被検出部材との間に隙間を有するようにして複数の突出部の間に設置されている。
【0010】
このように導光部材を複数の突出部の間に設置することにより、操作ユニットの前後方向の長さを短縮でき、操作ユニットの小型化を図ることができる。この結果、操作ユニットを遊技機の小さい空間に設置でき、遊技機の小型化を図ることができる。
【0011】
また、本発明に係る遊技機において、前記本体ケースは、前記内部コネクタに対向し、前記外部コネクタが挿通可能な開口部(95b)が形成された壁部(後カバー95)を有し、前記壁部に、前記開口部に隣接し、前記壁部の壁面(95c)から前記本体ケースの内方に窪んだ窪み部(95d)が形成されており、前記窪み部は、前記壁部の壁面から前記開口部に向けて傾斜しているのが好ましい。
【0012】
この構成により、本体ケースは、内部コネクタに対向し、外部コネクタが挿通可能な開口部が形成された壁部を有し、壁部に、開口部に隣接し、壁部の壁面から本体ケースの内方に窪んだ窪み部が形成されている。
【0013】
これにより、外部コネクタを、開口部を通して内部コネクタに着脱する場合に、開口部の近傍の窪み部に指を入れることができ、外部コネクタの着脱作業の作業性を向上できる。
【0014】
また、開口部に隣接するようにして窪み部が設けられているので、基板と開口部との距離を短くでき、基板の前後方向の寸法を小さくできる。これにより、操作ユニットの前後方向の長さをさらに短縮することができる。
【0015】
また、窪み部が壁部の壁面から開口部に向けて傾斜しているので、外部コネクタを、開口部を通して内部コネクタに着脱する場合に、外部コネクタをつまみやすいという利点がある。これにより、外部コネクタの着脱作業の作業性をさらに向上できる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、操作ユニットの小型化を図ることができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の正面斜視図である。
図2】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の裏面斜視図である。
図3】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の正面図である。
図4】本発明の第1の実施の形態に係る上ドア機構及び下ドア機構を開いた状態のときの、遊技機の正面図である。
図5】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の分解斜視図である。
図6】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の下ドア機構と腰部パネルカバーの分解斜視図である。
図7】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の腰部パネル、腰部フィルム、腰部ベース、導光板及び腰部ベース部材の分解斜視図である。
図8】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の腰部パネルカバーの斜視図である。
図9】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の表示ユニットを左右方向に直交する方向で切断した縦断面図である。
図10】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタ筐体の裏面斜視図である。
図11】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタ筐体を底板側から見た斜視図である。
図12】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のミラーホルダブラケットの正面斜視図である。
図13】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のミラーホルダブラケットの裏面斜視図である。
図14】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の光学ミラーの姿勢を調整する機構の断面図である。
図15】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタ筐体を左右方向に直交する方向で切断した断面図である。
図16】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のキャビネット、フロントパネル及びバックパネルの分解斜視図である。
図17】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のフロントパネル及びバックパネルの分解斜視図である。
図18】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタから投射された光の照射範囲とメインスクリーンとの関係を示す図である。
図19】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機において、導光パネルが非点灯状態にあるときの上ドア機構の正面図である。
図20】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のスクリーン装置の正面斜視図である。
図21】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の上フレーム部とセンタスクリーンシート及びサブスクリーンシートとの分解斜視図である。
図22】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の上フレーム部の裏面図である。
図23】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機において、導光パネルが点灯状態にあるときの上ドア機構の正面図である。
図24】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の導光パネルの裏面図である。
図25】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の導光パネルとLED基板の正面斜視図である。
図26】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の導光パネルとLED基板の上面図である。
図27】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の導光パネルに第1の表示態様が表示された状態を示す図である。
図28】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の導光パネルに第2の表示態様が表示された状態を示す図である。
図29】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の側板とその周辺を示す正面斜視図である。
図30】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の側板とその周辺を上下方向に直交する方向で切断した断面図である。
図31】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタユニットの斜視図である。
図32】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタユニットの分解斜視図である。
図33】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構とプロジェクタユニットを左右方向に直交する方向で、かつ吸気孔と吸気ダクトを通る平面で切断した断面図である。
図34】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構とプロジェクタユニットを左右方向に直交する方向で、かつ排気孔と排気ダクトを通る平面で切断した断面図である。
図35】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機において、スピーカの設置位置を変更した例を示す上フレーム部の裏面図である。
図36】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタ装置の回路構成を示すブロック図である。
図37】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の電気的構成を示すブロック図である。
図38】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の操作ユニットを前方から見た斜視図である。
図39】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の操作ユニットの正面図である。
図40】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の操作ユニットを前方から見た分解斜視図である。
図41】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の操作ユニットを後方から見た分解斜視図である。
図42】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のストップボタンを右斜め上方から見た分解斜視図である。
図43】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のストップボタンを前方から見た分解斜視図である。
図44】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のストップボタンを後方から見た分解斜視図である。
図45】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のストップボタンの底面図である。
図46図45のXLV−XLV方向矢視断面図である。
図47】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のシート部材が装着された押圧カバーの後面図である。
図48】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の押圧カバーを前方から見た斜視図である。
図49】本発明の第1の実施の形態に係る押圧部本体の後面図である。
図50】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の本体ケースの正面図である。
図51】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の本体ケースを後上方から見た図である。
図52図41のLII−LII方向矢視断面図である。本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構、引っ掛け部、及び、前面側突出部材を側方から見た斜視図である。
図53】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の押圧カバーと押圧部本体の上面図である。
図54】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の押圧カバーと押圧部本体の側面上面図である。
図55】本発明の第1の実施の形態に係る下ドア機構の後面図である。
図56】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のキャンセルシュートとスイッチカバーフレームの正面図である。
図57】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のドア開閉監視スイッチを前方から見た分解図である。
図58】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のドア開閉監視スイッチを、突状部を横切る鉛直面を切った断面図である。
図59】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の下ドア機構が閉じられたときのドア開閉監視スイッチと円筒部材を後方から見た斜視図である。
図60】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のカバー部材を下方から見た斜視図である。
図61】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のキャビネットの正面図である。
図62】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のスイッチカバーフレームの正面図である。
図63】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の下ドア機構が閉じられたときのドア開閉監視スイッチと円筒部材を後方から見た斜視図である。
図64】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の下ドア機構が空けられたときのノブの位置を示す図である。
図65】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の下ドア機構が閉じられたときのノブの位置を示す図である。
図66】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機を構成する各遊技機構成部品の識別情報表示部を示す図である。
図67】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の下ドア機構が開放された状態の正面図である。
図68】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機のキャビネットの開口部の開放態様を示す模式図である。
図69】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の下ドア機構の規制部を示す断面図である。
図70】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構及びキャビネットの縦断面図である。
図71】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構を前方から見た斜視図である。
図72】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構を後方から見た斜視図である。
図73】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構の分解斜視図である。
図74】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構の分解斜視図である。
図75】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の透光板、スクリーンシート、下押さえ部材、上押さえ部材、及び、下フレームを後方から見た斜視図である。
図76】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の透光板及びスクリーンシートを後方から見る一方、下押さえ部材及び上押さえ部材を前方から見た斜視図である。
図77】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上押さえ部材及び上フレームを下方から見た斜視図である。
図78】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の透光板、スクリーンシート、及び、下フレームを後方から見た斜視図である。
図79】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上フレーム、第1構造体、第2構造体、第3構造体、第4構造体、及び、スクリーンシートを後方から見た斜視図である。
図80】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の透光板、スクリーンシート、下フレーム、LED基板、及び、導光部材を後方から見た斜視図である。
図81】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の透光板、スクリーンシート、下フレーム、及び、導光部材を前方から見た斜視図である。
図82】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の透光板、スクリーンシート、下フレーム、LED基板、及び、導光部材の断面を前方から見た斜視図である。
図83】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構、引っ掛け部、及び、前面側突出部材を後方から見た斜視図である。
図84】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構、引っ掛け部、及び、前面側突出部材を側方から見た斜視図である。
図85】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機のキャビネット、引っ掛け部、及び、前面側突出部材を側方から見た斜視図である。
図86】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構、キャビネット、引っ掛け部、及び、前面側突出部材の断面の右側面図である。
図87】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構を下方から見た斜視図である。
図88】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構及び下ドア機構を前方から見た斜視図である。
図89】本発明の第2の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構及び下ドア機構を後方から見た斜視図である。
図90】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機の上ドア機構の正面図である。
図91】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機の上側フレーム部の分解斜視図である。
図92】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機のプロジェクタ装置から投射される光の光路を示す図である。
図93】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機の上側フレーム部を左右方向に直交する方向で切断した断面図である。
図94】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機の第2のレフ部材、導光レンズ及びLED基板を組み合わせた状態の斜視図である。
図95】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機の上側フレーム部を上下方向に直交する方向で、かつ3連LEDを通る平面で切断した断面図である。
図96】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機の上側フレーム部を上下方向に直交する方向で、かつ間接照明用LEDを通る平面で切断した断面図である。
図97】本発明の第3の実施の形態に係る遊技機のセンタースクリーンにおける表示態様の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
図1図69は、本発明の第1の実施の形態に係る遊技機を示す図である。
【0020】
まず、構成を説明する。図1〜5に示すように、遊技機1は、いわゆるパチスロ機である。遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークン等の他、遊技者に付与された又は付与される、遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技可能なものであるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
【0021】
なお、以後の説明において、遊技機1から遊技者に向かう側(方向)を遊技機1の前側(前方向)と称し、前側とは逆側を後側(後方向、奥行方向)と称し、遊技者から見て右側及び左側を遊技機1の右側(右方向)及び左側(左方向)とそれぞれ称する。また、前側及び後側を含む方向は、前後方向又は厚み方向と称し、右側及び左側を含む方向は、左右方向又は幅方向と称する。前後方向(厚み方向)及び左右方向(幅方向)に直交する方向を上下方向又は高さ方向と称する。
【0022】
図1及び図2に示すように、遊技機1の外観は、矩形箱状の筐体2により構成されている。筐体2は、遊技機本体として前面側に矩形状の開口を有する金属製のキャビネットGと、キャビネットGの前面上部に配置された上ドア機構UDと、キャビネットGの前面下部に配置された下ドア機構DDとを有している。本実施の形態の下ドア機構DDは、本発明のドアを構成する。
【0023】
また、キャビネットGの上面壁G4には、左右方向に関して所定間隔隔てて、上下方向に貫通する2つの開口G41が形成されている。そして、この2つの開口G41それぞれを塞ぐように木製の板部材G42が上面壁G4に取付けられている。
【0024】
図3及び図4に示すように、上ドア機構UD及び下ドア機構DDは、キャビネットGの開口の形状及び大きさに対応するように形成されている。上ドア機構UD及び下ドア機構DDは、キャビネットGにおける開口の上部及び下部を閉塞可能に設けられている。上ドア機構UDは、上側表示窓UD1を中央部に有している。上側表示窓UD1には、光を透過する透明パネルUD11が設けられている。
【0025】
下ドア機構DDには、上部の略中央部に、矩形状の開口部として形成されたメイン表示窓DD4が設けられている。メイン表示窓DD4の裏面側には、キャビネットGの内部側から取付けられたリールユニットRUが装着されている。さらに、リールユニットRUの背面には、主制御基板71が取付けられている。
【0026】
リールユニットRUは、複数種類の図柄が各々の外周面に描かれた3個のリールRL(左リール),RC(中リール),RR(右リール)を主体に構成されている。これらのリールRL,RC,RRは、それぞれが縦方向に一定の速度で回転できるように並列状態(横一列)に配設される。リールRL,RC,RRは、メイン表示窓DD4を通じて、各リールRL,RC,RRの動作や各リールRL,RC,RR上に描かれている図柄が視認可能となる。
【0027】
メイン表示窓DD4には、その表面部に、矩形状のアクリル板等からなる透明パネルが取付け固定されており、遊技者等がリールユニットRUに触れることができないようになっている。メイン表示窓DD4の下方には、略水平面の第1,第2,第3台座部DD2a,DD2b,DD2cが形成されている。メイン表示窓DD4の右側に位置する第1台座部DD2aには、メダルを投入するためのメダル投入口DD5が設けられている。メダル投入口DD5は、遊技者によりメダルが投入される開口である。メダル投入口DD5から投入されたメダルは、クレジットされるか又はゲームに賭けられる。
【0028】
メイン表示窓DD4の左側に位置する第2台座部DD2bには、クレジットされているメダルを賭けるための、有効ライン設定手段としての最大BETボタンDD8(MAXBETボタンともいう)が設けられている。最大BETボタンDD8が押されると、メダルの投入枚数として「3」が選択される。
【0029】
最大BETボタンDD8の前面側には、遊技者の操作によりリールRL,RC,RRを回転駆動させるとともに、メイン表示窓DD4内で図柄の変動表示を開始させるスタートレバーDD6が設けられている。スタートレバーDD6は、所定の角度範囲で傾動自在に取付けられる。
【0030】
スタートレバーDD6の右側で、第3台座部DD2cの前面側には、遊技者の押下操作(停止操作)により3個のリールRL,RC,RRの回転をそれぞれ停止させるための3個のストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rを有する操作ユニット91が設けられている。
【0031】
最大BETボタンDD8の近傍には、図示しないC/Pボタンが設けられている。C/Pボタンは、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるものである。このC/Pボタンの切り換えにより払出しが選択されている状態(非クレジット状態)においては、下ドア機構DDの下部側のコインガードプレート部に設けたメダル払出口DD14からメダルが払出され、払出されたメダルは、メダル受け部DD15に溜められる。メダル払出口14にはキャンセルシュート120(図56参照)からメダルが払い出される。
【0032】
スタートレバーDD6、及び、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rの下部側には、腰部パネルDD18(腰部導光板)が配置されている。図6において、腰部パネルDD18は、アクリル板等を使用した化粧用パネルとして構成される。腰部パネルDD18には、遊技機1の機種を表す名称や種々の模様等が表示される。
【0033】
また、メダル払出口DD14の左側にはスピーカDD25Lが、右側にはスピーカDD25Rが、それぞれ設けられている。スピーカDD25L,DD25Rは、遊技者に遊技に関する種々の情報を声や音楽等の音により報知する。また、メイン表示窓DD4の左側及び右側には、サブ表示装置DD19が配置されている。このサブ表示装置DD19は、例えば入賞成立時のメダルの払出枚数やクレジットされている残メダル枚数を表示する。通常は、遊技機1にクレジットされるメダルの最大枚数は50枚であるため、50以下のクレジット枚数が表示される。なお、最大枚数の50枚のメダルがクレジシットされている状態では、投入されたメダルはそのままメダル払出口DD14より払出される。また、サブ表示装置DD19は、タッチパネルを前面に備えていてもよい。
【0034】
図4に示すように、キャビネットGには、前方に開口する開口部G100が設けられている。開口部G100は、中間支持板G1を挟んで上側に、前方に開口する上側開口部G101を有し、中間支持板G1を挟んで下側に、前方に開口する下側開口部G102を有している。本実施の形態の上側開口部G101は本発明の第1領域を構成し、下側開口部G102は本発明の第2領域を構成する。
【0035】
キャビネットG内は、中間支持板G1を挟んで上部空間と下部空間とに仕切られており、すなわち、中間支持板G1は、キャビネットG内を上部空間と下部空間とに仕切る仕切板として機能している。
【0036】
上部空間は、キャビネットG内の上ドア機構UDの後側となる空間(後方空間)であり、表示ユニットA等が収容される。また、下部空間は、キャビネットG内の下ドア機構DDの後側となる空間(後方空間)であり、リールユニットRUや、遊技機1全体の動作を司る主制御基板71、サブ制御装置SS(図36参照)等が収容される。主制御基板71は、内部当籤役の決定、リールRL,RC,RRの回転及び停止、入賞の有無の判定といった、遊技機1における遊技の主な流れを制御する回路(主制御回路)を構成する。サブ制御装置SSは、画像の表示等による演出の実行を制御する回路(副制御回路)を構成する。
【0037】
また、上ドア機構UDは、上側開口部G101を閉鎖(遮蔽)又は開放可能であり、本発明の第1部材を構成する。下側開口部G102は、下ドア機構DDによって閉鎖(遮蔽)又は開放可能である。すなわち、上ドア機構UDおよび下ドア機構DDは、上側開口部G101および下側開口部G102を開放または閉鎖するようにキャビネットGに開閉自在に設けられている。本実施の形態の上ドア機構UDは、本発明の第2部材を構成し、キャビネットGは、本発明の遊技機本体を構成する。
【0038】
図6に示すように、下ドア機構DDは、下ドア機構DDの骨格となるベース部材160を有し、腰部パネルDD18は、ベース部材160の前面に形成されている。
【0039】
図7に示すように、腰部パネルDD18の背面には腰部フィルム161、腰部ベースフィルム162、導光板163、腰部ベース部材164が設置されている。腰部フィルム161は、例えば、樹脂フィルムから構成されて腰部パネルDD18の背面に設けられており、腰部フィルム161には遊技機1の機種を表す名称や種々の模様等が印刷等により描かれている。
【0040】
腰部ベースフィルム162は、腰部フィルム161の背面に設けられている。腰部フィルム161は、腰部ベースフィルム162と腰部パネルDD18との間の空間に挿入されることにより、撓むことが防止され、平面状に設置される。
【0041】
導光板163は、腰部ベースフィルム162の背面に設置されている。導光板163の側面には腰部パネルLED基板165が設置されており、腰部パネルLED基板165には上下方向に複数のLED165Aが並んで設置されている。
【0042】
LED165Aは、導光板163の側方から導光板163に光を照射(投射)する。導光板163は、LED165Aから照射された光を前方に導くことにより、腰部フィルム161に描かれた遊技機1の機種を表す名称や種々の模様等を腰部パネルDD18に表示する。これにより、遊技者は、腰部パネルDD18によって遊技機1の機種を表す名称や種々の模様等を視認可能となる。
【0043】
腰部ベース部材164は、導光板163を保持しており、腰部ベースフィルム162は、ネジ162aによって腰部ベース部材164に固定されている。これにより、導光板163は、腰部ベースフィルム162と腰部ベース部材164とに挟持される。腰部パネルLED基板165は、導光板163の側方に位置するようにして腰部ベース部材164に取付けられている。
【0044】
図6に示すように、腰部ベースフィルム162、導光板163及び腰部ベース部材164は、一体でベース部材160に固定されている。ベース部材160の右側面には開口部168が形成されている。
【0045】
遊技機1の左右方向に延びる腰部パネルDD18と、腰部パネルDD18の背面に位置して腰部ベース部材164に保持される腰部ベースフィルム162との間には、遊技機1の前後方向に微小な隙間が形成されている。開口部168は、腰部パネルDD18と腰部ベースフィルム162の間の微小な隙間の開口端からなる。
【0046】
腰部ベースフィルム162と腰部パネルDD18との間の隙間には腰部フィルム161が収容可能となっている。図7に示すように、腰部フィルム161の右端部の下部には突出部161Aが形成されており、突出部161Aは、腰部フィルム161の開口部168側の端部に形成され、腰部フィルム161の右端部から開口部168の方向に向けて突出している。
【0047】
図6に示すように、ベース部材160の側方である右側面には腰部パネルカバー167が設けられており、腰部パネルカバー167は、ベース部材160の右側面に着脱自在に設けられている。
【0048】
図8に示すように、腰部パネルカバー167は、カバー部167Aと、突出部167Bとを備えている。図6に示すように、カバー部167Aは、ベース部材160の右側面を覆い、突出部167Bは、カバー部167Aの上端からベース部材160の左右方向中央部に向かって延びている。
【0049】
図8に示すように、カバー部167Aの下端部には係合部167aが設けられており、カバー部167Aの裏面には上下方向に離隔して係合部167b、167cが設けられている。突出部167Bの突出方向先端部には係合部167dが設けられている。
【0050】
図6に示すように、ベース部材160には係合部169a〜169dが形成されている。係合部169aにはカバー部167Aの係合部167aが係合し、係合部169b、169cにはカバー部167Aの係合部167b、167cが係合する。係合部169dには突出部167Bの係合部167dが係合する。これにより、腰部パネルカバー167は、ベース部材160の右側面に位置決めされる。
【0051】
図8に示すように、腰部パネルカバー167には上下方向に離隔して複数のボス部167e、167fが設けられている。腰部パネルカバー167は、キャビネットGに対して下ドア機構DDを開放した状態で、ベース部材160に設けられた図示しないネジ締結用のボス部に下ドア機構DDの背面側から図示しないネジを挿通し、挿通したネジをボス部167e、167fに螺合することで、ベース部材160に固定される。これにより、開口部168が閉鎖された状態となる。
【0052】
腰部パネルカバー167を取り外す際には、キャビネットGに対して下ドア機構DDを開放した状態で、ボス部167e、167fに螺合されているネジを外した後、各係合部の係合を解除して腰部パネルカバー167を下ドア機構DDの右方向又は前方に引き抜く。これにより、開口部168が開放された状態となる。
【0053】
このように、腰部パネルカバー167は、開口部168を閉鎖可能で、かつ開放可能に開口部168に着脱自在に設けられている。本実施の形態の腰部フィルム161は、本発明の装飾部材を構成し、腰部フィルム161を収容可能な隙間を形成する腰部ベース部材164及び腰部パネルDD18は、本発明の収容部材を構成する。腰部パネルカバー167は、本発明の閉鎖部材を構成する。
【0054】
本実施の形態の遊技機1において、腰部フィルム161を交換する際には、キャビネットGに対して下ドア機構DDを開放した状態でベース部材160の右側面から腰部パネルカバー167を取り外し、腰部フィルム161の突出部161Aを、工具あるいは作業者の手によって把持し、腰部ベース部材164及び腰部パネルDD18をベース部材160に固定した状態で、腰部ベースフィルム162と腰部パネルDD18との間の隙間から腰部フィルム161を下ドア機構DDの右方向に引き抜くように取り出す。
【0055】
次いで、交換後の腰部フィルム161を腰部ベースフィルム162と腰部パネルDD18との間の隙間に挿入した後、ベース部材160の右側面に腰部パネルカバー167を固定する。
【0056】
このように、本実施の形態の遊技機1において、腰部パネルカバー167は、ベース部材160から腰部ベース部材164及び腰部パネルDD18を外すことなくベース部材160に対して着脱自在である。また、腰部パネルカバー167を開口部168から取り外した状態で、開口部168を通して腰部ベースフィルム162と腰部パネルDD18との間の隙間から腰部フィルム161を抜き出し可能、あるいは開口部168を通して腰部ベースフィルム162と腰部パネルDD18との間の隙間に挿入可能である。これにより、遊技機1に対して腰部フィルム161を容易に変更でき、遊技機1の製造コストが増大することを防止できる。
【0057】
ここで、取り外した腰部パネルカバー167を再び取り付ける場合は、爪状の係合部167dを係合部169dにひっかけてからベース部材160に向けて近づくように回動させ、その後、軽く前方からベース部材160に向けて押し込むことで容易に取付位置を決めることができる。
【0058】
腰部パネルカバー167の突出部167Bには、後方に突出した突出片167hが形成されている。この突出片167hは、上記の回動動作の妨げにならない位置に設けられており、位置決めの役割を果たすものである。
【0059】
腰部パネルカバー167のカバー部167Aの裏面には、ベース部材160(図6参照)の左右方向中央部に向かって突出した凸部167jが形成されており、この凸部167jの後方先端に緩衝材167gが設けられている。緩衝材167gは、取付時に腰部パネルカバー167が破損しないように取付時の衝撃を吸収する機能を有する。
【0060】
また、係合部167b、167cには、前方から後方に向けて傾斜する傾斜面が設けられており、当該傾斜面は、腰部パネルカバー167の取り付けの際に前方から押し込みやすいように設けられたものである。
【0061】
さらに、腰部パネルカバー167のカバー部167Aの前方端部には、後方に突出したリブ167iが設けられている。このリブ167iは、収容された腰部フィルム161の位置がずれないように開口部168(図6参照)の少なくとも一部を閉鎖する役割を果たすものである。
【0062】
また、遊技機1の機種を変更する場合には、腰部フィルム161を変更するだけで遊技機本体を再利用できるため、遊技機1の製造コストを容易に低減することが可能となる。また、腰部パネルカバー167がヒンジ機構を用いずベース部材160に対して着脱自在であるため、ヒンジ機構を用いる場合と比較して遊技機1の製造コストを低減することができる。
【0063】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、腰部フィルム161は、腰部フィルム161の開口部168側の端部に、開口部168の方向に向けて突出する突出部161Aを有するので、突出部161Aを工具あるいは作業者の手によって把持することで、腰部フィルム161を腰部ベース部材164と腰部パネルDD18との間の隙間に対して容易に着脱することができ、装飾部材を容易に変更できる。
【0064】
なお、突出部161Aは、腰部フィルム161の右端部の下部に限らず、例えば腰部フィルム161の右端部の上部等、任意の場所に設けることができる。また、本実施の形態では、突出部161Aは、1つとしたが、2つ以上形成されていてもよい。
【0065】
(表示ユニットA)
図5に示すように、表示ユニットAは、キャビネットG内の中間支持板G1上の載置面G11に交換可能に載置される。表示ユニットAは、画像を表示用の照射光を出射する照射ユニットBと、照射ユニットBからの照射光が照射されることにより画像を出現させるスクリーン装置Cとを有したいわゆるプロジェクションマッピング装置である。表示ユニットAは、画像表示手段を構成する。中間支持板G1は、載置部を構成する。
【0066】
ここで、プロジェクションマッピング装置は、構造物や自然物等の立体物の表面に画像を投影するためのものであって、例えば、後述のスクリーンである役物に対して、その位置(投影距離や角度等)や形状に基づいて生成される、演出情報に応じた画像を投影することにより、高度で、かつ迫力のある演出を可能とする。
【0067】
図5に示すように、表示ユニットAは、前方に開口が形成された筐体A1を有する。この筐体A1は、照射ユニットBの上部を形成するプロジェクタカバーB1、及び、ミラー機構B3を備えたプロジェクタ筐体C10とで構成されている。プロジェクタ筐体C10は、底板C1、右側板C2、左側板C3、及び背板C4を有した箱方形状をなしている。プロジェクタカバーB1は、プロジェクタ筐体C10の上面に交換可能に取付けられる。
【0068】
(表示ユニットA:照射ユニットB)
図9に示すように、照射ユニットBは、照射光を下方に向かって出射するプロジェクタ装置B2を有する。本実施の形態のプロジェクタ装置B2は、本発明のプロジェクタ及び電子機器を構成する。プロジェクタ装置B2からは静止画と動画とを含む画像や映像を含んだ光が投射されるので、説明の便宜上、プロジェクタ装置B2から投射される像を「画像」に統一して説明を行う。
【0069】
(表示ユニットA:照射ユニットB:プロジェクタ装置B2)
図9に示すように、プロジェクタ装置B2は、プロジェクタカバーB1に取付けられ、キャビネットG内の後部に配置されている(図4参照)。プロジェクタカバーB1は、プロジェクタ筐体C10の右側板C2及び左側板C3に取付けられており、上側カバー171及び下側カバー172を有する。
【0070】
プロジェクタカバーB1の内部には図示しないレンズユニットや光学機構B24(図36参照)が設けられている。
【0071】
レンズユニットは、光学機構B24の複数のLED光源から出射してDMD(Digital Micromirror Device)で反射した照射光を、レンズ等を介して下方のミラー機構B3に向けて出射するように配置されている。
【0072】
(表示ユニットA:照射ユニットB:ミラー機構B3)
図10図11に示すように、プロジェクタ筐体C10は、底板C1、右側板C2、左側板C3、及び背板C4を有した箱方形状をなしている。
【0073】
図9に示すように、プロジェクタ装置B2の下方(照射光の出射方向)には、ミラー機構B3が配置されている。ミラー機構B3は、ミラーホルダ173と、ミラーホルダ173に支持される光学ミラー174と、ミラーホルダ173及び光学ミラー174を支持するミラーホルダブラケット175とから構成されている。ミラーホルダブラケット175は、プロジェクタ筐体C10の底板C1に固定されている。
【0074】
図12に示すように、ミラーホルダブラケット175は、上面から見た場合にコの字形の傾斜面175Aを有する。図9に示すように、傾斜面175Aは、プロジェクタ筐体C10の背面側である背板C4から前面側に向かって下方に傾斜している。本発明のプロジェクタ筐体C10は、本発明のユニットを構成する。
【0075】
ミラーホルダ173及び光学ミラー174は、傾斜面175Aに支持されている。これにより、プロジェクタ装置B2から下方に照射された光は、光学ミラー174によって前方に反射される。
【0076】
本実施の形態のミラーホルダ173は、本発明の保持部材を構成し、光学ミラー174は、本発明の光学部材を構成する。ミラーホルダブラケット175は、本発明の傾斜部を構成する。
【0077】
図10に示すように、プロジェクタ筐体C10の背面側に設けられたミラーホルダブラケット175の後部175B、175Cは、背板C4から斜め上後方に突出している。
【0078】
背板C4には左右方向に開口する開口部176Aが形成されており、ミラーホルダブラケット175の後部175B、175Cは、開口部176Aを通して背板C4の後方に突出している。これにより、ミラーホルダブラケット175に保持されているミラーホルダ173及び光学ミラー174の上端が開口部176Aを通して背板C4の後方に突出している。
【0079】
図9に示すように、底板C1には溝部176Bが形成されている。溝部176Bは、ミラーホルダブラケット175の前端に対して前方に形成されており、溝部176Bには光学ミラー174の傾斜方向の下端部が挿入可能となっている。光学ミラー174の傾斜方向の下端部を受け入れる構成としては、溝部176Bに代えて底板C1を貫通する開口部であってもよいし、例えば溝部176Bの底面が開口された構成等、溝部176Bと開口部とを組み合わせた構成であってもよい。
【0080】
図12に示すように、ミラーホルダブラケット175の左右方向の中央部及び後部175B、175Cの傾斜面175Aには凹部175a〜175cが形成されており、凹部175a〜175cの底部には貫通穴175d〜175fが形成されている。
【0081】
ミラーホルダ173の下面には3つのねじ173aが形成されている(図11参照)。ねじ173aは、ミラーホルダ173をミラーホルダブラケット175に取り付けた状態でミラーホルダ173の下面から斜め下後方に突出している。すなわち、ねじ173aは、ミラーホルダ173対して垂直な方向に突出するよう立設されている。
【0082】
図14に示すように、ねじ173aは、それぞれミラーホルダ173の貫通穴175d〜175fを貫通して突出方向先端部がミラーホルダブラケット175から斜め下後方に突出している。
【0083】
ねじ173aの突出方向先端部にはワッシャ177Aを介してナット177が螺合されている。ミラーホルダ173の下面とミラーホルダブラケット175の傾斜面175Aとの間にはコイルばね178が介装されており、コイルばね178は、ねじ173aの周囲を覆っている。コイルばね178の下端部は、凹部175a〜175cに挿入されており、傾斜面175Aよりも下方に位置している。コイルばね178は、ミラーホルダ173をミラーホルダブラケット175から離れる方向に付勢している。
【0084】
図10に示すように、ミラーホルダブラケット175の後部175B、175Cは、背板C4から後方に突出しており、後部175B、175Cの下方にねじ173aの突出方向先端部及びナット177が設けられている。このため、ねじ173aの突出方向先端部及びナット177は、背板C4からプロジェクタ筐体C10の外部に露出している。
【0085】
図11に示すように、底板C1には開口部176Cが形成されており、ねじ173aの突出方向先端部及びナット177は、開口部176Cを通して底板C1からプロジェクタ筐体C10の外部に露出している。
【0086】
ミラーホルダブラケット175の下面(ミラー取付面と反対側の面)は、同一方向に傾斜する傾斜面となっており、3つのねじ173aは、ミラーホルダブラケット175の下面から同一方向に突出している。
【0087】
本実施の形態の遊技機1において、ねじ173a及びナット177が底板C1及び背板C4からプロジェクタ筐体C10の外部に露出しているので、プロジェクタ筐体C10の外部から図示しない調整装置がナット177を操作可能となる。
【0088】
これにより、調整装置によって3つのナット177を同時に、あるいは個々に操作し、ねじ173aに対してナット177が緩む方向に回転されると、コイルばね178にミラーホルダ173が付勢されてミラーホルダ173とミラーホルダブラケット175との間の距離が広がる。
【0089】
一方、ねじ173aに対してナット177が締まる方向に回転されると、コイルばね178が縮んでミラーホルダ173とミラーホルダブラケット175との間の距離が縮まる。
【0090】
このようにしてミラーホルダ173とミラーホルダブラケット175との間の距離を調整することにより、プロジェクタ装置B2と光学ミラー174との距離や、光学ミラー174の姿勢又は角度を調整して、プロジェクタ装置B2から光学ミラー174までの光路長と、プロジェクタ装置B2から出射した照射光の進行方向に対する光学ミラー174の反射角度を微調整することができる。
【0091】
また、コイルばね178がミラーホルダ173をミラーホルダブラケット175から離れる方向に付勢することにより、ねじ173aとナット177との緩みが防止される。
【0092】
図13に示すように、ミラーホルダブラケット175には凹部175G,175H,175Iが形成されており、ねじ173aの突出方向先端部とナット177とは、凹部175G,175H,175Iに収容されている。
【0093】
すなわち、ミラーホルダブラケット175には、凹部175G,175H,175Iを形成する壁部175g,175h,175iが設けられており、壁部175g,175h,175iは、ミラーホルダブラケット175から外方に突出したねじ173aの突出方向先端部よりもさらに外方(斜め下後方)に突出している。これにより、ねじ173aの一部とナット177とは、壁部175g,175h,175iによって覆われている。本実施の形態のねじ173a及びナット177は、本発明の固定部材を構成し、壁部175g,175h,175iは、本発明の突出部を構成する。コイルばね178は、本発明の付勢部材を構成する。
【0094】
図15に示すように、ミラーホルダブラケット175の下面には、ネジ穴175jを有する凹部175Jが形成されている。凹部175Jは、ミラーホルダブラケット175の下面から上方に窪んでいる。
【0095】
底板C1にはネジ溝176dを有する凸部176Dが形成されており、凸部176Dは、底板C1の上面176uから上方に突出し、凹部175Jに嵌合している。ネジ溝176dは、凸部176Dから底板C1を貫通するように形成されている。なお、底板C1の上面176uは、本発明のユニットの底面を構成する。
【0096】
凹部175J及び凸部176Dは、ミラーホルダブラケット175及び底板C1の左端部及び右端部にそれぞれ2か所ずつ設けられている。ミラーホルダブラケット175及び底板C1の左端部及び右端部のそれぞれに設けられた2つの凹部175J及び凸部176Dは、ミラーホルダブラケット175及び底板C1の前後方向に所定の距離だけ離れた位置に配置されている。
【0097】
図15では、ミラーホルダブラケット175及び底板C1の右端部に形成された凹部175J及び凸部176Dを示しており、ミラーホルダブラケット175及び底板C1の左端部に形成された凹部175J及び凸部176Dの図示を省略している。
【0098】
ネジ溝176dにはネジ穴175jを通してネジ179が螺合されている。したがって、ミラーホルダブラケット175は、各凸部176Dが各凹部175Jに嵌合していることにより前後左右方向への移動が規制された状態(位置決めされた状態)で、ネジ179によって底板C1に固定されている。
【0099】
(上ドア機構UD及びスクリーン装置C)
図16図17に示すように、上ドア機構UDは、フロントパネル180とバックパネル181とを有する。フロントパネル180の前面にはスクリーン装置Cが取付けられている。スクリーン装置Cは、遊技者に対向しており、スクリーン装置Cの後方に光学ミラー174及びプロジェクタ装置B2が設置されている。
【0100】
スクリーン装置Cは、メインスクリーン182と、メインスクリーン182の背面に密着して取付けられた投影用シート183とを備えている(図20参照)。メインスクリーン182は、透光性を有するアクリル板等の樹脂又はガラス板等を主たる素材とし、全面に亘って均等な厚みを有するように形成されている。本実施の形態のメインスクリーン182は、本発明のスクリーンを構成し、投影用シート183は、本発明の被投影部材を構成する。メインスクリーン182及び投影用シート183は、本発明の表示部材を構成する。
【0101】
図20に示すように、メインスクリーン182は、左右方向の中央に位置し、平面形状の平面部182aと、平面部182aの左右両側の側縁から後方に向けて湾曲して延びる湾曲部182bとを有する。
【0102】
投影用シート183は、後方から画像が投影されることで表示される透過式のスクリーンであり、プロジェクタ装置B2から投射された光が入射する背面側の入射面と、入射面に入射した光が透過することで画像が投影される前面側の表示面と、を有する。
【0103】
投影用シート183は、例えば、透光性を有するガラス板、アクリル板、樹脂製フィルムを主たる素材として、全面に亘って均等な厚みを有するように形成され、非投影時に乳白色、半透明、あるいはグレー色を呈する。
【0104】
投影用シート183は、左右方向の中央に位置する平面部183aと、平面部183aの左右両側の側縁から後方に向けて湾曲する湾曲部183bと、を備えている。
【0105】
投影用シート183の入射面(背面側の表面)に対して、プロジェクタ装置B2から投射された光が入射することによって、投影用シート183の表示面(前面側の表面)に、遊技に関する画像(静止画像や動画像を含む画像)が表示される。
【0106】
メインスクリーン182は、透明に形成されており、メインスクリーン182の前方には遊技者の視界を遮る構造が存在しないため、投影用シート183に画像が表示された場合、当該画像は、遊技者から視認可能となる。また、メインスクリーン182は、所定の色として黒色を有し、投影用シート183に投影される光の明度を低下可能となっている。実際には、メインスクリーン182は、投影用シート183に投影される明るい光のチラつきが抑えられる程度の所定の透過率となるような黒色を有している。これにより、投影用シート183に投影される明るい光のチラつきが抑えられ、投影用シート183に投影される画像が明瞭に視認される。
【0107】
また、本実施の形態では、メインスクリーン182を、異なる透過率となる黒色を有するスクリーンに交換するだけで、共通の投影用シート183を用いつつ、投影用シート183に投影される画像の色味調整を行うことができる。
【0108】
また、投影用シート183は、平面部183aと湾曲部183bとを有しており、平面部183aと湾曲部183bとでは奥行き方向の位置が異なるため、平面部183aと湾曲部183bの双方に画像を表示することによって、投影用シート183に表示された画像全体に立体感を付与することができる。
【0109】
また、メインスクリーン182及び投影用シート183は、それぞれ、湾曲部182b及び湾曲部183bがフォーミング(開放空間内成形)により形成されており、これにより、例えば、真空加工等により湾曲部を形成した場合と比較して、画像の変形を抑えることができる。
【0110】
図17に示すように、フロントパネル180は、上側フレーム部185と下側フレーム部186とを備えている。下側フレーム部186は、底板187と、側板188、189とを備えている。底板187は、左右方向に延びており、側板188、189は、底板187の左右方向の両端から上方に延びている。
【0111】
図20に示すように、メインスクリーン182及び投影用シート183は、メインスクリーン182が底板187及び側板188、189に当接した状態で底板187に載置されている。
【0112】
メインスクリーン182及び投影用シート183の内周面には側板188、189に沿って上下方向に延びるシートサポート190A、190Bが設けられており(図20参照)、シートサポート190A、190Bは、図示しないネジによってメインスクリーン182及び投影用シート183を側板188、189に固定している。
【0113】
図18は、プロジェクタ装置B2から投射された光の照射範囲と上ドア機構UD側のスクリーン装置Cとの関係を示す図である。図18では、上ドア機構UD側のスクリーン装置Cの表示面を網掛けで示している。プロジェクタ装置B2から投射された光の照射範囲は、スクリーン装置Cよりも広くなっている。
【0114】
具体的には、プロジェクタ装置B2から投射された光は、スクリーン装置Cの全面(網掛けで示す領域)に入射するとともに、上ドア機構UD側のスクリーン装置Cの周縁領域を通過する。図18では、プロジェクタ装置B2から投射された光の照射範囲のうち、スクリーン装置Cの周縁領域を斜線で示している。
【0115】
図19図21に示すように、上側フレーム部185は、前壁185Aと、前壁185Aの左右方向の両側に形成された側壁185B、185Cと、前壁185Aの上端から後方に延びる上壁185Dと、後壁を構成するバックパネル181の上フレーム181Uとを有する。
【0116】
図21図22に示すように、前壁185Aの裏面にはスピーカ191A、191Bが設けられている。スピーカ191A、191Bは、左右方向に離隔して上側フレーム部185の収容空間192A、192Bに設置されており、ネジ194Aによって前壁185Aに固定されている。
【0117】
収容空間192A、192Bは、前壁185Aの裏面の左右方向の両側、上壁185Dの裏面の左右方向の両側及び側壁185B、185Cによってそれぞれ囲まれる空間である。
【0118】
収容空間192A、192Bは、上側フレーム部185にスピーカ191A、191Bを設置するためのスペースに余裕を持たせるために確保される空間である。収容空間192A、192Bにおいて、スピーカ191A、191Bは、それぞれの間隔が離れるように、または、近づくように設置可能、若しくは、機種毎に異なる大きさのスピーカが設置可能である。
【0119】
図16に示すように、バックパネル181は、フロントパネル180の後方に設置されている。バックパネル181の上フレーム181Uには左右方向に離隔するスピーカ収容部181A、181Bが設けられており、スピーカ収容部181A、181Bにはスピーカ191A、191Bが収容される。すなわち、スピーカ191A、191Bは、前後方向において前壁185Aとスピーカ収容部181A、181Bとに挟まれるようにして上側フレーム部185に収容されている。
【0120】
図21図22に示すように、スピーカ191A、191Bの側方において収容空間192A、192Bには遮蔽部材193A、193Bが設けられている。遮蔽部材193A、193Bは、スピーカ191A、191Bの側方の所定の空間である中央空間192Cと収容空間192A、192Bとを仕切るように設置されており、図示しないネジによって前壁185Aに固定されている。これにより、収容空間192A、192Bは、遮蔽部材193A、193Bによって中央空間192Cから遮蔽される。
【0121】
遮蔽部材193A、193Bは、スピーカ191A、191Bの設置位置や大きさ等によって収容空間192A、192Bに余分な空間がある場合に当該空間を占有するように設置可能である。図35に示すようにスピーカ191A、191Bが互いに近づくような位置に設置される場合や、スピーカ191A、191Bが大きい場合には、遮蔽部材193A、193Bを取り外すことも可能である。本実施の形態の上側フレーム部185は、本発明の収容部材を構成する。
【0122】
図19及び図21に示すように、上側フレーム部185にはセンタスクリーンシート195及び一対のサブスクリーンシート196A、196Bが設けられており、センタスクリーンシート195及び一対のサブスクリーンシート196A、196Bは、前壁185Aの背面に取付けられている。
【0123】
センタスクリーンシート195とサブスクリーンシート196A、196Bとは、それぞれの縁部(左右方向の端部)が隣接するように設置されており、隣接部195a、195bにおいて嵌合可能な形状を有している。
【0124】
センタスクリーンシート195及びサブスクリーンシート196A、196Bは、後方から画像が投影されることにより、表示される透過式のスクリーンであり、投影用シート183と同様に、プロジェクタ装置B2から投射された光が入射する背面側の入射面と、入射面に入射した光が透過することで投影像が投影される前面側の表示面とを有する。
【0125】
センタスクリーンシート195及びサブスクリーンシート196A、196Bは、例えば、透光性を有するガラス板、アクリル板、樹脂製フィルムを主たる素材として、全面に亘って均等な厚みを有するように形成され、非投影時に乳白色、半透明、あるいはグレー色を呈する。
【0126】
センタスクリーンシート195及びサブスクリーンシート196A、196Bの入射面(背面側の表面)に対して、プロジェクタ装置B2から投射された光が入射することによって、センタスクリーンシート195及びサブスクリーンシート196A、196Bの表示面(前面側の表面)に、遊技に関する画像(静止画像や動画像を含む画像)が表示される。
【0127】
センタスクリーンシート195は、光を拡散するための拡散層、入射面側に凸となる形状を有する単位プリズムが複数配列されたプリズム層を有している。これにより、プロジェクタ装置B2から投射された光がセンタスクリーンシート195によって拡散され、センタスクリーンシート195の前面側に配置された造形物と相俟って、魅力的な演出を行うことができる。本実施の形態のサブスクリーンシート196A、196Bは、本発明の第1のシートを構成し、センタスクリーンシート195は、本発明の第2のシートを構成する。
【0128】
図19及び図21に示すように、上側フレーム部185の前壁185Aには装飾部材197が設けられている。装飾部材197は、センタスクリーンシート195の縁部と、サブスクリーンシート196A、196Bの縁部、すなわち、隣接部195a、195bとに跨がるようにして、隣接部195a、195bの前方に設けられている。これにより、遊技者は、前方から隣接部195a、195bを視認困難となる。
【0129】
装飾部材197には開口部197Aが形成されており、センタスクリーンシート195に投影される画像は、開口部197Aを通して遊技者に視認可能となる。
【0130】
図23に示すように、装飾部材197には開口部197Aを塞ぐようにしてイルミネーションパネル(以下、単に導光パネルという)198が取付けられており、導光パネル198は、被投影部材としてのセンタスクリーンシート195と前後方向に重畳する位置、すなわち、センタスクリーンシート195に対して前方に設けられている。
【0131】
図24に示すように、導光パネル198には顔を模した模様198aが形成されている。具体的には、導光パネル198に模様198aを描くように凹凸が形成されており、導光パネル198に光が照射されると、凹凸に光が反射して模様198aが浮かび上がるようになっている。
【0132】
図25に示すように、導光パネル198の上端には、後方に突出する山形形状の複数の突出部198Aが設けられており、これら複数の突出部198Aは、左右方向に並んでいる。
【0133】
図25図26に示すように、上側フレーム部185にはLED基板199が設けられており、LED基板199は、導光パネル198の上端後方に設置されている。LED基板199には突出部198Aと対となるように複数のサイドビュータイプのLED199Aが設けられている。LED基板199は、基板保持部材199Bに保持された状態で上側フレーム部185に取り付けられている。
【0134】
LED199Aから照射された光は、導光パネル198の突出部198Aに入射され、前方に向かった後、導光パネル198の上端において下方に反射し、導光パネル198内を下方又は側方に導かれる。このとき、導光パネル198内を下方又は側方に導かれる光が凹凸で反射して、模様198aが浮かび上がる。これにより、前方から模様198aが視認可能となる。すなわち、模様198aは、本発明の所定の識別表示を構成するものであり、突出部198Aが本発明の入射部を構成する。図23は、模様198aが視認可能(LED199Aが発光状態)な状態を示している。
【0135】
また、導光パネル198にはプロジェクタ装置B2からセンタスクリーンシート195に投影される画像が表示される。図24に示すように、導光パネル198は、模様198aの一部に特定領域198bを有し、その特定領域198bの背面にあるセンタスクリーンシート195にプロジェクタ装置B2から画像が投影される。
【0136】
本実施の形態では、プロジェクタ装置B2から特定領域198bを介して視認可能となる画像を第1の表示態様から第2の表示態様に変化させる演出を実行可能となっている。特定領域198bを介して視認可能となる画像、すなわち、特定領域198bの背面にあるセンタスクリーンシート195にプロジェクタ装置B2から投影される画像としては、種々の画像を用いることができ、本実施の形態では後述する目玉画像241が用いられる。
【0137】
具体的には、導光パネル198に顔を模した模様198aが表示されている状態で、特定領域198bの背面にあるセンタスクリーンシート195に対して、第1の表示態様として正面を向いた目玉画像241がプロジェクタ装置B2から投影される(図27参照)。
【0138】
また、導光パネル198に顔を模した模様198aが表示されている状態で、特定領域198bの背面にあるセンタスクリーンシート195に対して、第2の表示態様として左上側を向いた目玉画像242がプロジェクタ装置B2から投影される(図28参照)。
【0139】
なお、第1の表示態様及び第2の表示態様としては、上述した画像に限らず、任意の画像を用いることができる。また、第3の表示態様として、例えば右上側を向いた目玉画像242を用いてもよい。
【0140】
図27に示す目玉画像241(第1の表示態様)から図28に示す目玉画像242(第2の表示態様)に表示態様を変化させることで、特定領域198bを介して視認可能となる画像を第1の表示態様から第2の表示態様に変化させる演出が実行可能である。
【0141】
第1の表示態様から第2の表示態様に変化する演出を行う場合、あるいは第1の表示態様のみの演出を行う場合、さらに第2の表示態様のみによる演出を行う場合に、LED199A(図25参照)の発光により導光パネル198の模様198aが視認可能となるように表示演出を行う。LED199Aは、本発明の光源を構成し、導光パネル198は、本発明の導光部材を構成する。
【0142】
また、センタスクリーンシート195は、プリズム層を有しているので、プロジェクタ装置B2からセンタスクリーンシート195に投影された画像(例えば、目玉画像241、242)は、キラキラ輝いているような画像として表示される。
【0143】
図25図26に示すように、導光パネル198は、突出部198Aが設けられた上端部と異なる左右方向の端部に、導光パネル198から後方に向かって折り曲げられた折り曲げ部198B、198Cが形成されている。LED199Aから照射され突出部198Aを介して導光パネル198に入射された光は、導光パネル198内を下方又は側方に導かれるが、導光パネル198内を側方に導かれた光は、折り曲げ部198B、198Cを介して導光パネル198の後方に導かれた後、折り曲げ部198B、198Cの後方端部から外部に出射する。これにより、導光パネル198内を側方に導かれた光が導光パネル198の側方や前方に漏れることがない。
【0144】
一方、導光パネル198の前面には、例えば、マジックミラー200(図25参照)が設けられている。
【0145】
マジックミラー200は、ガラス板、アクリル、樹脂製フィルム等の透光性を有する透光性部材と、透光性部材の表面に設けられ、光を透過及び反射させる反射膜とを含んで構成されている。
【0146】
反射膜は、例えば、透光性部材の表面に錫や銀のメッキや蒸着が施されることにより形成されている。マジックミラー200の反射率は、反射膜の厚みを調整することにより任意の反射率に設定することができる。
【0147】
導光パネル198の後方には本発明の発光部材を構成するプロジェクタ装置B2が設けられているので、マジックミラー200は、プロジェクタ装置B2からの光が導光パネル198に投射(照射)されないときには外方(前方及び側方)からの光が前方に反射して見える。これにより、導光パネル198の後方を前方から視認困難とすることが可能となる。
【0148】
一方、プロジェクタ装置B2から光が導光パネル198に投射(照射)されたときには前方から導光パネル198の後方側が視認可能となる。本実施の形態のマジックミラー200は、本発明の装飾部を構成する。
【0149】
上記のような構成により、本実施の形態では、プロジェクタ装置B2からの光が導光パネル198に投射されないときにはマジックミラー200で光が反射して見える演出を実行可能である一方、プロジェクタ装置B2からの光が導光パネル198に投射されているときには導光パネル198の模様198aを視認可能としつつ、プロジェクタ装置B2から投影される画像が導光パネル198を通して視認可能となる。
【0150】
このように、本実施の形態の上側フレーム部185は、センタスクリーンシート195、サブスクリーンシート196A、196B及び導光パネル198によって多彩な演出を実行可能な装飾ユニットとして構成される。なお、導光パネル198に表示される表示態様は、模様198aに限定されるものではない。
【0151】
<間接照明>
図20に示すように、側板189は、メインスクリーン182の湾曲部182bと投影用シート183の湾曲部183bに対して遊技機1の幅方向側方(左方)に設置されている。
【0152】
図29図30に示すように、側板188は、湾曲部182bと湾曲部183bに対して遊技機1の幅方向側方(右方)に設置されている。
【0153】
側板188は、第1の壁部188Aと、第1の壁部188Aに対して遊技機1の幅方向外側である幅方向の右方に設置される第2の壁部188Bとを備えている。
【0154】
第1壁部188Aと第2の壁部188Bとの間には空間188Cが形成されている。第1の壁部188Aと第2の壁部188Bとは、上下方向に所定の間隔を隔てて複数設置される連結部188Dによって連結されている。
【0155】
側板188の後方には導光部材202及びLED基板203が設置されている。LED基板203には上下方向に並んで複数のトップビュータイプのLED203Aが設けられている。LED203Aは、導光部材202に向けて光を照射するようになっている。導光部材202は、LED203Aから入射された光を前方に導くようになっている。なお、導光部材202の前方端面側には、メインスクリーン182の右端部が重なるようにして配置されているが、メインスクリーン182が透光性を有するため、導光部材202の前方端面から前方に出射する光がメインスクリーン182の右端部によって遮られることはない。
【0156】
このため、LED203Aから照射され、導光部材202によって導かれた光は、空間188Cによって前方の遊技者に視認可能となる。本実施の形態の空間188Cは、本発明の所定の空間を構成し、LED203Aは、本発明の発光部を構成する。導光部材202は、本発明の導光部を構成する。
【0157】
第2の壁部188Bの前方側の先端には、第1の壁部188Aの先端188aよりも後方側に凹んだ凹部188Eが形成されており、LED203Aから照射された光の少なくとも一部は、凹部188Eを通じて遊技機1の側方から視認可能となっている。なお、側板189の構成も側板188と同一であるので、説明を省略する。
【0158】
(プロジェクタユニットの通気構造と液体収容構造)
図16図17に示すように、上側フレーム部185の上壁185Dには吸気口204aと排気口204bとが形成されており、吸気口204aと排気口204bとは、複数の貫通孔が集合したものから構成されている。本実施の形態の吸気口204a及び排気口204bは、本発明の通気孔を構成する。
【0159】
バックパネル181の上部には、吸気ダクト206及び排気ダクト207が設けられている。図17に示すように、吸気ダクト206は、上流側吸気口206aと下流側吸気口206bとを有し、上流側吸気口206aは、吸気口204aの真下に位置している。
【0160】
排気ダクト207は、上流側排気口207aと下流側排気口207bとを有し、下流側排気口207bは、排気口204bの真下に位置している。ここで、上流、下流とは空気が流れる方向に対して上流、下流を示している。本実施の形態の吸気ダクト206及び排気ダクト207は、本発明の開閉部材側通気部を構成する。
【0161】
図31図32に示すように、キャビネットG(図5参照)に収容されるプロジェクタカバーB1にはプロジェクタ装置B2を冷却する本体側通気部209が形成されている。
【0162】
本体側通気部209は、プロジェクタカバーB1の上側カバー171に形成された吸気口225aと、下側カバー172に形成された凹部225bと凹部225bを閉止するダクトカバー225cとによって吸気口225aから取り入れられた空気をプロジェクタ装置B2に流す吸気ダクト225を有する。
【0163】
遊技機1の外部の空気は、吸気口204aから吸気ダクト206を通して吸気ダクト225に導入される。
【0164】
本体側通気部209は、プロジェクタカバーB1の上側カバー171に形成された排気口226aと、下側カバー172に形成された凹部226bと凹部226bを閉止するダクトカバー226cとによってプロジェクタ装置B2を冷却した後の高温の空気を排気ダクト207に向かって流す排気ダクト226を有する。
【0165】
吸気ダクト225と排気ダクト226とはプロジェクタ装置B2の後面に形成された連通路171a(図9図32参照)と、プロジェクタ装置B2に形成された複数の開口部211(図9図32参照)を通して連通しており、吸気ダクト225から連通路171a及び開口部211を通して流れる空気によってプロジェクタ装置B2が冷却される。
【0166】
プロジェクタ装置B2と熱交換された高温の空気は、排気ダクト226から排気ダクト207に排出された後、排気ダクト207から排気口204bを通して遊技機1の外部に排出される。
【0167】
本実施の形態の吸気口225a及び排気口226aは、本発明の通気口を構成する。吸気口225aは、本発明の吸気部を構成し、排気口226aは、本発明の排気部を構成する。
【0168】
図32に示すように、排気ダクト226には排気ファン208が設けられており、排気ファン208は、吸気口225aからプロジェクタカバーB1の内部に外気を吸引可能である。なお、排気ファン208に代えて吸気ダクト225に吸気ファンを設けてもよく、吸気ダクト225及び排気ダクト226のそれぞれに吸気ファン及び排気ファンを設けてもよい。
【0169】
図33に示すように、上ドア機構UDがキャビネットGの上側開口部G101(図4参照)を閉鎖した状態において、上ドア機構UD側の吸気ダクト206は、下流側吸気口206bがプロジェクタカバーB1側の吸気口225aに連通している。
【0170】
図34に示すように、上ドア機構UDがキャビネットGの上側開口部G101(図4参照)を閉鎖した状態において、上ドア機構UD側の排気ダクト207は、上流側排気口207aがプロジェクタカバーB1側の排気口226aに連通している。
【0171】
このように、吸気ダクト225及び排気ダクト226は、それぞれ遊技機1の外部と連通して、プロジェクタカバーB1の内部を通気する。本実施の形態の吸気ダクト225及び排気ダクト226は、本発明の通気部及び通気ダクトを構成する。
【0172】
また、本実施の形態の上側カバー171と下側カバー172とからなるプロジェクタカバーB1とプロジェクタ装置B2とは、本発明のプロジェクタユニットを構成する。
【0173】
図17図33に示すように、上ドア機構UD側の吸気ダクト206の上流側吸気口206aには、ゴムパッキン212が設けられている。ゴムパッキン212は、バックパネル181に設けられた吸気ダクト206と上側フレーム部185の上壁185Dに設けられた吸気口204aとの間の間隙が小さくなるよう、吸気ダクト206と吸気口204aとが連通する領域の近傍に設けられている。具体的には、ゴムパッキン212は、吸気ダクト206の上端と上壁185Dの下面との間に圧縮された状態で設置されており、ゴムパッキン212の内方に吸気口204aが設けられている。
【0174】
図17図34に示すように、上ドア機構UD側の排気ダクト207の下流側排気口207bには、ゴムパッキン213が設けられている。ゴムパッキン213は、バックパネル181に設けられた排気ダクト207と上側フレーム部185の上壁185Dに設けられた排気口204bとの間の間隙が小さくなるよう、排気ダクト207と排気口204bとが連通する領域の近傍に設けられている。具体的には、ゴムパッキン213は、排気ダクト207の上端と上壁185Dの下面との間に圧縮された状態で設置されており、ゴムパッキン213の内方に排気口204bが設けられている。
【0175】
本実施の形態のゴムパッキン212、213は、本発明の緩衝部材を構成する。なお、吸気ダクト206と吸気口204aとの間の間隙、及び排気ダクト207と排気口204bとの間の間隙が小さくなるものであれば、ゴムパッキン212、213に限らず、他のシール部材を用いてもよい。
【0176】
図31図32に示すように、下側カバー172の下部には、吸気側液体収容部214と排気側液体収容部215とがそれぞれ別体で設けられている。
【0177】
吸気側液体収容部214は、吸気ダクト225の下部に位置するように下側カバー172に取付けられており、下側カバー172に対して着脱可能となっている。
【0178】
排気側液体収容部215は、排気ダクト226の下部に位置するように下側カバー172に取付けられており、下側カバー172に対して着脱可能となっている。
【0179】
吸気側液体収容部214は、前側から後側に向かって下方に傾斜する傾斜部214Aと、傾斜部214Aの傾斜方向下端部に設けられた箱状の収容部214Bと、収容部214Bの背面側である後壁214bから後方に突出する樋部214Cとを有する。
【0180】
排気側液体収容部215は、前側から後側に向かって下方に傾斜する傾斜部215Aと、傾斜部215Aの傾斜方向下端部に設けられた箱状の収容部215Bと、収容部215Bの背面側である後壁215bから後方に突出する樋部215Cとを有する。なお、後壁214b、215bは、本発明の所定の壁部を構成する。
【0181】
図33に示すように、上ドア機構UDがキャビネットGの上側開口部G101(図4参照)を閉鎖した状態において、吸気側液体収容部214は、傾斜部214Aの上端が吸気ダクト206の下流側吸気口206bの下方で、かつ、下流側吸気口206bと上下方向で重なるように下側カバー172に取付けられている。
【0182】
また、吸気側液体収容部214の傾斜部214Aの上端は、プロジェクタカバーB1の上側カバー171に形成された凹部225bの上流端よりも前方に位置している。これにより、吸気口204aから吸気ダクト206に導入された空気は吸気ダクト225に導かれる一方で、吸気口204aから吸気ダクト206に侵入したジュース等の液体は、吸気ダクト225に侵入せずに、吸気ダクト206の下流側吸気口206bから流下、あるいは滴下して吸気側液体収容部214の傾斜部214Aに流入するようになっている。
【0183】
これにより、吸気側液体収容部214には、吸気口204aから吸気ダクト206を通してプロジェクタカバーB1に侵入したジュース等の液体が収容される。すなわち、吸気ダクト206を通してプロジェクタカバーB1に液体が侵入すると、液体は、傾斜部214Aに沿って下方に移動した後、収容部214Bに収容されて貯留される。収容部214Bに収容される液体が満杯になると、液体は、樋部214Cから後方に排出される。
【0184】
図34に示すように、上ドア機構UDがキャビネットGの上側開口部G101(図4参照)を閉鎖した状態において、排気側液体収容部215は、傾斜部215Aの上端が排気ダクト207の上流側排気口207aの下方で、かつ、上流側排気口207aと上下方向で重なるように下側カバー172に取付けられている。
【0185】
また、排気側液体収容部215の傾斜部215Aの上端は、プロジェクタカバーB1の上側カバー171に形成された凹部226bの下流端よりも前方に位置している。これにより、排気口204bから排気ダクト207に侵入したジュース等の液体は、排気ダクト226に侵入せずに、排気ダクト207の上流側排気口207aから流下、あるいは滴下して排気側液体収容部215の傾斜部215Aに流入するようになっている。
【0186】
これにより、排気側液体収容部215には、排気口204bから排気ダクト207を通してプロジェクタカバーB1に侵入したジュース等の液体が収容される。すなわち、排気ダクト207を通してプロジェクタカバーB1に液体が侵入すると、液体は、傾斜部215Aに沿って下方に移動した後、収容部215Bに収容されて貯留される。収容部215Bに収容される液体が満杯になると、液体は、樋部215Cから後方に排出される。
【0187】
本実施の形態の吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215は、本発明の液体収容部を構成する。吸気側液体収容部214は、本発明の吸気側液体収容部を構成し、排気側液体収容部215は、本発明の排気側液体収容部を構成する。樋部214C、215Cは、本発明の樋部を構成する。樋部214Cは、本発明の吸気側樋部を構成し、樋部215Cは、本発明の排気側樋部を構成する。
【0188】
(表示ユニットA:照射ユニットB:プロジェクタ装置B2の電気的及び光学的構成)
図36に示すように、プロジェクタ装置B2は、電気的な構成要素として、プロジェクタ制御基板B23、光学機構B24、及び中継基板CKを備えている。プロジェクタ装置B2には、中継基板CKを介して後述するサブ制御装置SSが接続される。サブ制御装置SSは、スクリーンや役物の演出動作に応じて、プロジェクタ制御基板B23を制御し、光学機構B24を介して、スクリーンや役物に照射光を投影することにより、視覚的な演出として映像を表示する。また、表示ユニットAの組み立て工程等においては、プロジェクタ装置B2の中継基板CKに調整用PC(パーソナルコンピュータ)1000が接続される。この調整用PC(パーソナルコンピュータ)1000は、プロジェクタ装置B2により投影される照射光の位置調整やピント初期設定を行うために用いられる。
【0189】
なお、本実施の形態においては、プロジェクタ装置B2の調整機器として調整用PC1000を採用しているが、プロジェクタ装置B2の調整機器としては、調整用プログラム(アプリケーションソフト)がインストールされたタブレットPCやいわゆるスマートフォン、あるいは専用の端末装置であってもよい。
【0190】
プロジェクタ制御基板B23は、制御LSI881、EEPROM(登録商標)882、DLP(登録商標)制御回路883及びLEDドライバ884を備える。光学機構B24は、レンズユニットの周辺に配置される構成要素として、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を発するLED光源、DMD、レンズユニットの投射についてフォーカス調整を行うためのフォーカス機構等を備える。
【0191】
制御LSI881は、サブ制御装置SSの指令に基づいて、照射光を投影するようにDLP制御回路883を制御する。制御LSI881は、サブ制御装置SSの指令に基づいて、フォーカス機構を制御して投射レンズを光軸方向に移動させることにより、照射光の投影に際してフォーカス調整を行う。EEPROM882には、制御LSI881による制御プログラムやプロジェクタ装置B2の設定・調整に関わるデータが記憶されている。
【0192】
プロジェクタ装置B2のDLPシステムは、主として、DLP制御回路883、LEDドライバ884、並びに光学機構B24のLED光源及びDMDにより構成される。
【0193】
DMDは、半導体チップの主面上に、表示解像度に応じたピクセル相当のミラーを集積したものである。DMDは、各ミラーの直下にあるメモリー素子の静電界作用により、主面に対して各ミラーが対角線に沿う軸周りに+10°又は−10°傾くように構成されたものである。このような構成により、DMDの各ミラーは、ON状態(所定方向に光を反射する状態)とOFF状態(所定方向外に光を反射する状態)とに切り換えられる。すなわち、DMDの各ミラーは、ON状態のとき、LED光源から図示しないダイクロイックミラー等を介して入射した光を、再びダイクロイックミラー等を介してレンズユニットへと導く一方、OFF状態のとき、LED光源からダイクロイックミラー等を介して入射した光をレンズユニット以外の方向に向けて反射する。
【0194】
DLP制御回路883は、LED光源を駆動するLEDドライバ884を制御し、LED光源からのRGB各色の光を図示しないダイクロイックミラー等を介して時分割方式でDMDに入射させる。このとき、DLP制御回路883は、投影する映像に応じて、どのタイミングでどのピクセルに対応したミラーをON状態又はOFF状態とするか、すなわち、RGB各色の光のうちどの色の光をどのタイミングで所定方向に反射させるかを判定し、DMDの各ミラーのON・OFF状態を制御する。
【0195】
このようなDLP制御回路883の制御により、DMDで所定方向に反射した光は、レンズユニットへと進み、投射レンズを透過することでミラー機構B3に入射し、最終的にミラー機構B3(図5参照)で反射することによって投影対象へと導かれる。これにより、投影対象となるスクリーンや役物に対して照射光が投影され、演出に応じた映像が形成される。
【0196】
本実施の形態において、プロジェクタ装置B2は、いわゆるDLPプロジェクタとして構成される。また、プロジェクタ装置B2は、ミラー機構B3によって照射光を折り返すことにより投影対象までの投影距離を稼ぐとともに、例えばコントラスト比を1000:1とすることによって、照射光の投影距離をできるだけ短くするようにしている。これにより、プロジェクタ装置B2を備えた表示ユニットAは、より安価かつ小型に構成されるとともに、遊技機1のキャビネットGにおける限られたスペースに対して容易に搭載される。
【0197】
[遊技機1の電気的構成]
次に、遊技機1の電気的構成について、図37を参照して説明する。図37は、遊技機1の電気的構成を示すブロック図である。
【0198】
図37に示すように、遊技機1は、キャビネットGに配設された主制御基板71と、下ドア機構DDに配設された副制御基板72とを有している。主制御基板71には、リール中継端子板51と、設定用鍵型スイッチ52と、キャビネット側中継基板53と、ドア中継端子板54と、電源装置44の電源基板44bとが電気的に接続されている。
【0199】
リール中継端子板51は、各リールRL、RC、RRのリール本体の内側に配設されている。このリール中継端子板51は、各リールRL、RC、RRのストップボタンDD7L、DD7C、DD7Rに電気的に接続されており、主制御基板71からストップボタンDD7L、DD7C、DD7Rに出力される信号を中継する。
【0200】
ステッピングモータ51L、51C、51Rは、所定の開始条件の成立、すなわちスタートレバーDD6が遊技者により操作されたこと(開始操作)に基づき、各リールRL、RC、RRを回転させることにより図柄を変動させる。ステッピングモータ51L、51C、51Rは、図柄変動手段を構成する。設定用鍵型スイッチ52は、遊技機1の設定を変更する際又は遊技機1の設定を確認する際に使用する。
【0201】
キャビネット側中継基板53には、外部集中端子板56と、ホッパ機構HPと、メダル補助収納庫スイッチ57とが電気的に接続されている。このキャビネット側中継基板53は、主制御基板71から外部集中端子板56、ホッパ機構HP、メダル補助収納庫スイッチ57に出力される信号を中継する。つまり、外部集中端子板56、ホッパ機構HP及びメダル補助収納庫スイッチ57は、キャビネット側中継基板53を介して主制御基板71に接続されている。
【0202】
外部集中端子板56は、キャビネットGに取付けられており、メダル投入信号、メダル払出信号、外部信号1〜4及びセキュリティ信号等の信号を遊技機1の外部へ出力するために設けられている。
【0203】
メダル補助収納庫スイッチ57は、図示しないメダル補助収納庫を貫通している。このメダル補助収納庫スイッチ57は、メダル補助収納庫がメダルで満杯になっているか否かを検出する。
【0204】
電源装置44の電源基板44bには、電源スイッチ44aが接続されている。この電源スイッチ44aは、遊技機1に必要な電源を供給するときにONにする。
【0205】
ドア中継端子板54には、メダル投入口DD5に繋がって下ドア機構DDの裏側に配置されたメダルセレクタ(図示せず)に配置されたメダルセンサ46、ドア開閉監視スイッチ61、BETスイッチ62、精算スイッチ63、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技動作表示基板66及び副中継基板69が接続されている。
【0206】
メダルセンサ46、ドア開閉監視スイッチ61、BETスイッチ62、精算スイッチ63、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技動作表示基板66及び副中継基板69は、ドア中継端子板54を介して主制御基板71に接続されている。
【0207】
メダルセンサ46は、メダルが図示しないセレクタ内を通過したことを検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。ドア開閉監視スイッチ61は、上ドア機構UD及び下ドア機構DDの開閉を報知するためのセキュリティ信号を遊技機1の外部へ出力する。
【0208】
BETスイッチ62は、MAXベットボタンDD8及び1ベットボタンが遊技者により押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。
【0209】
精算スイッチ63は、精算ボタンが遊技者により押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。スタートスイッチ64は、スタートレバーDD6が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出して、その検出結果を主制御基板71に出力する。
【0210】
ストップスイッチ基板65は、回転しているリールを停止させるための回路と、停止可能なリールをLED等により表示するための回路を構成する基板である。このストップスイッチ基板65には、3つのリールRL、RC、RRに対応するストップスイッチ17Sが設けられている。ストップスイッチ17Sは、リールRL、RC、RRの回転を停止させるための停止操作、すなわち各ストップボタンDD7L、DD7C、DD7Rが遊技者により押されたことを検出する各ストップボタンDD7L、DD7C、DD7Rに対応するストップスイッチ17Sは後述するフォトセンサ105(図44参照)によって構成されており、停止操作検出手段を構成する。
【0211】
遊技動作表示基板66は、メダルの投入を受け付けるとき、3つのリールRL、RC、RRが回動可能なとき及び再遊技を行うときに、投入されたメダルの枚数を7セグ表示器28に表示させるための基板である。この遊技動作表示基板66には、7セグ表示器28とLED70が接続されている。LED70は、例えば、遊技の開始を表示するマークや再遊技を行うマーク等を点灯させる。
【0212】
副中継基板69は、副制御基板72と主制御基板71とを接続する配線を中継する。また、副中継基板69は、副制御基板72と副制御基板72の周辺に配設された複数の基板とを接続する配線を中継する。すなわち、副中継基板69には、副制御基板72と、サウンドI/O基板81と、LED基板82と、24hドア開閉監視ユニット74と、プロジェクタ装置B2と、操作ボタン271とが電気的に接続されている。
【0213】
副制御基板72は、ドア中継端子板54と副中継基板69を介して主制御基板71に主制御基板71から副制御基板72に一方方向にシリアル通信で接続されている。また、副制御基板72は、副中継基板69を介して、サウンドI/O基板81と、LED基板82と、24hドア開閉監視ユニット74と、プロジェクタ装置B2と操作ボタン271とに電気的に接続されている。
【0214】
サウンドI/O基板81は、スピーカDD25L、DD25R及びスピーカ191A、191Bへの音声の出力を行う。LED基板82は、図示しない副制御回路の制御により実行される演出に応じて、LED群75に含まれるLEDを発光させて、点滅パターンを表示する。LED基板82には、腰部パネルLED基板165、LED基板199及びLED基板203が含まれる。
【0215】
LED群75は、リールRL、RC、RRのそれぞれに描かれた図柄列を照射するために配置され複数のフルカラーLEDで構成されたリールバックランプ(図示せず)や、LED165A、LED199A及びLED203A等も含む。
【0216】
24hドア開閉監視ユニット74は、下ドア機構DDのフレームに下ドア機構DDの開閉を検出するためのセンサ(図示せず)が取付けられ、センサの状態に基づいて(例えば、センサがオン状態であれば閉、オフ状態であれば開)、下ドア機構DDの開閉の履歴を保存する。
【0217】
また、24hドア開閉監視ユニット74は、下ドア機構DDが開放されたときに、表示ユニット161及び画像表示装置201aにエラー表示を行うために下ドア機構DDが開放された旨の信号を副制御基板72に出力する。
【0218】
なお、遊技機1のドア開閉構造上、必ず下ドア機構DDを開放しないと、上ドア機構UDを開放できないように、下ドア機構DDが閉鎖された状態で上ドア機構UDをロックしているため、上ドア機構UDの開閉を検出するセンサを取付けていない。ただし、上ドア機構UDの開閉を検出するセンサを別途、設けてもよい。
【0219】
このように、24hドア開閉監視ユニット74は、遊技機1の副制御回路でエラーにより検出し、ホッパ機構HPの異常を検出するセンサ(図示せず)及びメダルセンサ46は、主制御回路によりエラーを検出するエラー検出手段を構成する。
【0220】
副制御基板72には、ロムカートリッジ基板76と、画像中継基板77とが接続されている。ロムカートリッジ基板76は、サブCPUにより実行される制御プログラムと、演出用の画像(画像)、音声、光(LED群75)及び通信のデータを管理するための基板である。
【0221】
画像中継基板77は、副制御基板72からプロジェクタ装置B2に送信される画像信号をプロジェクタ装置B2の信号規格に合わせて変換して中継する基板である。
【0222】
このように、本実施の形態の遊技機1によれば、プロジェクタ筐体C10に、プロジェクタ筐体C10の背板C4側から前面側に向かって下方に傾斜する傾斜面175Aを有し、傾斜面175Aに光学ミラー174を支持するミラーホルダブラケット175が設けられている。
【0223】
これに加えて、ミラーホルダブラケット175に、ミラーホルダブラケット175に対する光学ミラー174の取付け位置を調整可能なねじ173a及びナット177が設けられている。
【0224】
これにより、ナット177を緩めたり、締め付けたりすることで、ミラーホルダブラケット175に対する光学ミラー174の取付け位置を容易に調整して光学ミラー174をミラーホルダブラケット175に固定できる。このため、プロジェクタ装置B2と光学ミラー174との距離を遊技機毎に一定にできる。このため、スクリーン装置Cに表示される画像のばらつきが発生することを防止できる。
【0225】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、ミラーホルダブラケット175は、プロジェクタ筐体C10の背板C4側及び底板C1側にそれぞれ設けられており、ねじ173a及びナット177が、背板C4及び底板C1から露出することでプロジェクタ筐体C10の外部から調整可能である。
【0226】
これにより、調整装置によって複数のナット177を同時に操作することが可能となり、ミラーホルダブラケット175に対する光学ミラー174の取付け位置を短時間で調整することができ、光学ミラー174の取付け位置の調整作業の作業性を向上できる。
【0227】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、プロジェクタ筐体C10の底板C1に光学ミラー174の傾斜方向の下端部が挿入可能な溝部176Bが形成されているので、ミラーホルダブラケット175を底板C1に近づけることできる。
【0228】
このため、プロジェクタ装置B2と光学ミラー174との距離を大きくすることができ、プロジェクタ装置B2から光学ミラー174を介してスクリーン装置Cに投影される画像を大きくできる。この結果、視覚効果の高い画像を表示できる。
【0229】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、光学ミラー174を保持するミラーホルダ173を備えている。
【0230】
さらに、光学ミラー174をミラーホルダブラケット175に固定する固定部材が、ミラーホルダ173から下方に突出するとともに、ミラーホルダブラケット175を貫通して先端部がミラーホルダブラケット175から外方に突出するねじ173aと、ねじ173aの突出方向先端部に螺合されるナット177と、ミラーホルダ173とミラーホルダブラケット175との間に介装され、ミラーホルダ173をミラーホルダブラケット175から離れる方向に付勢するコイルばね178とを備えている。
【0231】
これに加えて、ねじ173aの一部が、ミラーホルダブラケット175から外方に突出しており、ミラーホルダブラケット175に、ミラーホルダブラケット175から外方に突出したねじ173aの突出方向先端部よりもさらに外方(斜め下後方)に突出する壁部175g〜175iが形成されている。
【0232】
これにより、ねじ173a及びナット177の周辺を壁部175g〜175iによって覆うことができる。
【0233】
このため、ナット177が他の部材と接触することを防止して、ナット177によって調整されたミラーホルダブラケット175に対する光学ミラー174の取付け位置が変更されることを防止できる。この結果、プロジェクタ装置B2からスクリーン装置Cに投影される画像の表示性能が悪化することを防止できる。
【0234】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、ミラーホルダブラケット175の傾斜面175Aに、コイルばね178の下端部が挿入される凹部175a〜175cが形成されている。
【0235】
これにより、コイルばね178が凹部175a〜175cに挿入される分だけミラーホルダ173とミラーホルダブラケット175との間の距離を短くでき、光学ミラー174をプロジェクタ筐体C10の底板C1により一層近づけることできる。
【0236】
このため、プロジェクタ装置B2と光学ミラー174との距離をより大きくすることができ、プロジェクタ装置B2から光学ミラー174を介してスクリーン装置Cに投影される画像を大きくできる。この結果、視覚効果のより一層高い画像を表示できる。
【0237】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、ミラーホルダブラケット175の下面に凹部175Jが形成されており、底板C1の上面176uに、凹部175Jに嵌合する凸部176Dが形成されているので、ミラーホルダブラケット175をプロジェクタ筐体C10に位置ずれすることなく取付けることができる。このため、ミラーホルダブラケット175に対する取付け位置が調整された光学ミラー174がプロジェクタ筐体C10に対して位置ずれすることを防止できる。
【0238】
この結果、プロジェクタ装置B2と光学ミラー174との距離を遊技機毎に一定にでき、スクリーン装置Cに表示される画像のばらつきが発生することを防止できる。
【0239】
なお、ミラーホルダブラケット175の下面に凸部を形成し、底板C1の上面176uに、凸部に嵌合する凹部を形成してもよい。
【0240】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、プロジェクタカバーB1の下側カバー172に、遊技機1の外部と連通し、プロジェクタカバーB1の内部を通気する吸気ダクト225及び排気ダクト226が設けられている。
【0241】
吸気ダクト225の下部には、液体を収容する吸気側液体収容部214が設けられており、排気ダクト226の下部には、液体を収容する排気側液体収容部215が設けられている。吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215は、別体で構成され、それぞれ独立して下側カバー172に対して着脱可能に取付けられている。
【0242】
このように、プロジェクタカバーB1に吸気ダクト225と排気ダクト226とを設けることにより、吸気ダクト225から導入された空気によってプロジェクタ装置B2を冷却することができる。また、プロジェクタ装置B2と熱交換された空気を、排気ダクト226を通してプロジェクタカバーB1から排出することができる。このため、プロジェクタ装置B2を効率よく冷却できる。
【0243】
また、別体で構成された吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215を下側カバー172に着脱可能に取付けることにより、遊技機1の外部から吸気口204aまたは排気口204bを通して吸気ダクト225や排気ダクト226に侵入した液体を吸気側液体収容部214や排気側液体収容部215に収容できる。
【0244】
このため、吸気ダクト225及び排気ダクト226を通してプロジェクタカバーB1の内部に液体が侵入することを防止できる。これにより、プロジェクタ装置B2や光学ミラー174等に液体が付着することを防止でき、画像の表示性能が悪化することを防止できる。
【0245】
さらに、吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215を、それぞれ独立して下側カバー172に対して着脱可能としたので、吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215のうち、液体の収容された吸気側液体収容部214または排気側液体収容部215を下側カバー172から取り外すことができる。このため、液体の排出作業や吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215のメンテナンス、又は交換を効率的に行うことができる。
【0246】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、吸気側液体収容部214に、吸気側液体収容部214の背面である後壁214bから後方に突出する樋部214Cが形成されており、排気側液体収容部215に、排気側液体収容部215の背面である後壁214bから後方に突出する樋部215Cが形成されている。
【0247】
これにより、吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215に収容しきれなくなった液体を樋部214C又は樋部215Cを通して外部に排出できる。
【0248】
このとき、樋部214C、215Cがそれぞれ後方に突出しているので、これら樋部214C、215Cを通して排出される液体を、プロジェクタカバーB1の直下に配置された電装部品から避けるように指向させることができる。これにより、電装部品が液体に晒されることを防止して、電装部品を保護できる。
【0249】
さらに、プロジェクタカバーB1を傾けるだけで、吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215に収容された液体を樋部214C、215Cを介して外部に排出できるので、液体の排出作業を効率的に行うことができる。
【0250】
また、本実施の形態の吸気ダクト225及び排気ダクト226は、スクリーン装置B2を有するプロジェクタカバーB1に設けられているが、これに限定されるものではない。
【0251】
例えば、遊技機1に通気口を設け、遊技機1の内部に通気口を通して外部と通気可能な通気部を設けることにより、遊技機1の内部に設置された電装部品や遊技機1の内部の所定空間を冷却してもよい。
【0252】
また、本実施の形態の液体収容構造は、プロジェクタカバーB1に2つの吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215が設けられているが、これに限定されるものではない。
【0253】
例えば、液体の侵入し易い箇所に合わせて液体収容部を設置し、液体の侵入し易い箇所が2つ以上であれば、その箇所に応じて液体収容部を2つ以上でもよい。また、液体が付着することを避けるために電装部品の位置に合わせて液体収容部を複数個、個別に設けもよい。
【0254】
また、プロジェクタカバーB1に液体収容部を設けることに限定されるものではない。例えば、遊技機1の内部に液体が侵入し易い場所に液体収容部を設けてもよく、液体収容部をその場所に応じた数だけ設けてもよい。
【0255】
また、本実施の形態の樋部214C、215Cは、それぞれ収容部214B、215Bの後壁214b、215bから後方に突出して設けられているが、これに限定されるものではなく、プロジェクタ装置B2や基板等を避ける方向に液体を排出可能なように、収容部214B、215Bの壁部(例えば背面以外の側面等)から外方に突出していればよい。
【0256】
遊技機1の内部に液体収容部が設けられている場合には、樋部214C、215Cは、遊技機1の内部に設置される基板や電源ボックス等の電装部品を避ける方向に液体を排出可能なように、収容部214B、215Bの所定の壁部から外方に突出していればよい。
【0257】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、LED199Aと、LED199Aから照射される光が上端部の突出部198Aに入射されたときに、模様198aを視認可能となる導光パネル198と、導光パネル198と重畳する位置に設けられたセンタスクリーンシート195と、導光パネル198に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ装置B2とを備えている。
【0258】
さらに、導光パネル198の模様198aが視認可能となる状態において、プロジェクタ装置B2から模様198aと関連する画像(本実施の形態では、目玉画像)を導光パネル198に投影する演出を実行可能である。
【0259】
これにより、プロジェクタ装置B2を用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。また、プロジェクタ装置B2から投影される画像をセンタスクリーンシート195で結像して導光パネル198に表示することにより、導光パネル198に表示される目玉がキラキラと輝いているような画像として表示できる。この結果、より一層斬新で、かつより一層多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣をより効果的に向上できる。
【0260】
なお、本実施の形態では、プロジェクタ装置B2から投影される画像がセンタスクリーンシート195に結像される構成について説明したが、これに限らず、導光パネル198そのものに結像される構成であってもよい。
【0261】
また、導光パネル198は、模様198aの一部に特定領域198bを有し、特定領域198bに投影される画像を第1の表示態様(目玉画像241)から第2の表示態様(目玉画像242)に変化させる演出を実行可能であるので、導光パネル198の模様198aと目玉画像241、242の変化によるより一層斬新、でかつより一層多彩な演出を実行でき、遊技の興趣をより効果的に向上できる。なお、表示態様は、目玉画像241、242に限定されるものではない。
【0262】
また、演出としては、プロジェクタ装置B2から投影される画像と導光パネル198の点灯の有無によって多彩な演出が実行可能である。
【0263】
導光パネル198に対してLED199Aを非点灯とした状態で導光パネル198にプロジェクタ装置B2から画像を投影する演出、導光パネル198に対してLED199Aを点灯した後に、導光パネル198にプロジェクタ装置B2から画像を投影する演出、あるいは、導光パネル198に対するLED199Aの点灯と、導光パネル198に対するプロジェクタ装置B2からの画像投影のタイミングとを同じにする演出等が考えられる。
【0264】
また、特定領域198bに表示される目玉が下を向いたときに、スクリーン装置Cに目玉が向いた先(視線の先)に何らかの画像を表示する演出や、スクリーン装置Cに表示される画像の移動に応じて目玉の向きを変えるような演出が考えられる。
【0265】
また、模様198aの輪郭を強調できるように模様198aの輪郭に沿った画像をプロジェクタ装置B2から導光パネル198に投影するようにしてもよい。
【0266】
また、導光パネル198に対するLED199Aの点灯の有無と導光パネル198に投影される画像に応じて、導光パネル198の左右のサブスクリーンシート196A、196Bや導光パネル198の下方のスクリーン装置Cの表示態様を工夫してもよい。
【0267】
なお、本実施の形態の遊技機1は、導光パネル198と重畳するようにセンタスクリーンシート195を設けているが、センタスクリーンシート195を設けなくてもよい。
【0268】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、導光パネル198は、LED199Aから照射される光が入射される突出部198Aを上端部に有し、LED199Aから突出部198Aに入射された光によって所定の識別表示が前面から視認可能となるよう構成されている。また、導光パネル198は、突出部199Aを有する上端部と異なる左右方向の端部に、導光パネル198から後方に向かって折り曲げられた折り曲げ部198B、198Cが形成されている。
【0269】
これにより、導光パネル198に入射された光を、折り曲げ部198B、198Cから遊技者に視認され難い後方に導くことができ、導光パネル198の端部から前方あるいは側方に光が漏れることを防止できる。これにより、導光パネル198に入射された光が意図しない方向、例えば、スクリーン装置Cが設置される方向に漏れることを防止して、演出効果が低下することを防止できる。
【0270】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、導光パネル198の後方に導光パネル198に向かって光を投射(照射)するプロジェクタ装置B2が設置されており、導光パネル198の前面にマジックミラー200が設けられている。
【0271】
マジックミラー200は、プロジェクタ装置B2から光が導光パネル198に投射(照射)されないときには外方からの光が前方に反射して見え、かつプロジェクタ装置B2から光が導光パネル198に投射(照射)されたときには前方から導光パネル198の後方側が視認可能となるよう構成されている。
【0272】
これに加えて、マジックミラー200は、導光パネル198に所定の識別表示が視認可能となったときに、外方からの光が前方に反射して見える演出を実行可能である。
【0273】
これにより、LED199Aから導光パネル198に光が入射され、所定の識別表示が視認可能な演出を実行する場合に、導光パネル198の後方を視認困難とすることもできる。このため、LED199Aから導光パネル198に光を入射したときに所定の識別表示のみを視認可能とする演出を実行することができる。
【0274】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、サブスクリーンシート196A、196Bと、サブスクリーンシート196A、196Bに隣接して設けられたセンタスクリーンシート195とを有し、サブスクリーンシート196A、196Bの縁部とサブスクリーンシート196A、196Bの縁部に隣接するセンタスクリーンシート195の縁部とに跨がるようにして、すなわち、サブスクリーンシート196A、196Bとセンタスクリーンシート195との連結部195a、195bに跨がるようにして隣接部195a、195bの前方に装飾部材197を設け、装飾部材197によって隣接部195a、195bを前方から視認困難とした。
【0275】
これにより、センタスクリーンシート195とサブスクリーンシート196A、196Bとの境目を遊技者から視認困難とすることができ、遊技機1の見栄えを向上できる。
【0276】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、装飾部材197が開口部197Aを有する。さらに、プロジェクタ装置B2によってサブスクリーンシート196A、196Bとセンタスクリーンシート195とにそれぞれ異なる画像を表示し、センタスクリーンシート195に表示される画像が開口部197Aを通して遊技者に視認可能である。
【0277】
これにより、センタスクリーンシート195、196A、196Bを用いた多彩な演出を実行できる。これに加えて、センタスクリーンシート195とサブスクリーンシート196A、196Bとの境目に装飾部材197を設けることにより、遊技者に対してセンタスクリーンシート195とサブスクリーンシート196A、196Bとが別デバイスかのような印象を与えることが可能となる。
【0278】
また、本実施の形態の遊技機1よれば、スクリーン装置Cが、遊技機1の前面側に設けられたメインスクリーン182と、メインスクリーン182の裏面に設けられた投影用シート183と、メインスクリーン182及び投影用シート183の背面から画像を表示するための光を投射するプロジェクタ装置B2とを有し、メインスクリーン182は、透光性を有し、かつ黒色を有することによりメインスクリーン182を通過する光の明度を低下可能である。
【0279】
これにより、メインスクリーン182を通して遊技者に視認される画像を明瞭に表示できる。すなわち、メインスクリーン182に黒色を入れて濃くすると、メインスクリーン182が暗く見えて結果的に明るい色のちらつきを抑制でき、メインスクリーン182を通して遊技者に視認される画像を明瞭に表示できる。この結果、プロジェクタ装置B2を用いた斬新な演出を実行できる。また、黒色の割合(光の透過率)の異なるメインスクリーンを入れ替えることで色味調整を行うことができ、投影用シート183を異なる機種の遊技機1で共通して使用可能となり、遊技機1の製造コストを低減できる。
【0280】
なお、所定の色は、黒色に限定されるものではなく、メインスクリーン182を通過する光の明度を低下可能な色であれば、その他の色でもよい。また、メインスクリーン182の黒色を濃くし過ぎると(透過率を下げ過ぎると)、投影用シート183に表示される画像が見え難くなるので、投影用シート183の濃さの度合いを調整する必要があることは、言うまでもない。
【0281】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、上側開口部G101を有するキャビネットGと、上側開口部G101を閉鎖又は開放可能な上ドア機構UDとを備えている。
【0282】
キャビネットGは、プロジェクタ装置B2と、プロジェクタ装置B2を冷却する空気を流通させる本体側通気部209とを有し、上ドア機構UDは、吸気口204a及び排気口204bと、吸気口204a及び排気口204bに連通する吸気ダクト206及び排気ダクト207とを有する。
【0283】
さらに、上ドア機構UDが上側開口部G101を閉鎖した状態のとき、本体側通気部209と吸気口204a及び排気口204bとが連通している。
【0284】
これにより、吸気口204aから吸気ダクト206及び本体側通気部209を介してキャビネットGに取り入れられた空気によってプロジェクタ装置B2を冷却し、プロジェクタ装置B2と熱交換された空気を本体側通気部209及び排気ダクト207を介して排気口204bから外部に排出することができる。この結果、プロジェクタ装置B2を効果的に冷却できる。
【0285】
さらに、上ドア機構UDの吸気口204a及び排気口204bと連通する通気部がキャビネットG側に設けられている場合には、遊技機1機種毎に異なる装飾の上ドア機構UDを同一のキャビネットGに用いる際にキャビネットG側に設けられた通気部の配置に合わせるように上ドア機構UDの装飾や通気孔の位置を設計しなければならず、設計の自由度がなかった。
【0286】
あるいは、機種毎に異なる装飾の上ドア機構UDに合わせて、機種毎にキャビネットGの通気部の配置を変更しなければならず、キャビネットGを共通化することが困難であった。
【0287】
これに対して、本実施の形態に係る遊技機1は、吸気ダクト206及び排気ダクト207がキャビネットG側ではなく上ドア機構UDに設けられているので、機種毎にキャビネットGを共通化できるとともに、上ドア機構UDの設計の自由度を向上させることができる。
【0288】
また、本実施の形態の通気構造は、キャビネットGの上側開口部G101と下側開口部G102のうちの上側開口部G101を閉鎖及び開放可能な上ドア機構UD、すなわち、上側開口部G101と下側開口部G102の少なくとも一部を閉鎖及び開放可能を上ドア機構UDに適用しているが、これに限定されるものではない。
【0289】
例えば、キャビネットGに1つの開口部を設け、この開口部を1つのドア機構で閉鎖及び開放可能なドア機構に通気構造を適用してもよい。また、キャビネットGの閉鎖及び開放の方式も、ドア機構をキャビネットGに回動自在に連結して開口部を閉鎖及び開放可能にしてもよく、ドア機構をキャビネットGに着脱自在にして開口部を閉鎖及び開放可能にしてもよい。
【0290】
また、本実施の形態の通気構造は、遊技機の製造時にドア機構が開閉可能であって、遊技場でドア機構が開閉できない仕様の遊技機に適用されてもよい。
【0291】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、バックパネル181に設けられた吸気ダクト206と上側フレーム部185の上壁185Dに設けられた吸気口204aとの間の間隙が小さくなるよう、吸気ダクト206と吸気口204aとが連通する領域の近傍にゴムパッキン212が設けられている。
【0292】
これに加えて、バックパネル181に設けられた排気ダクト207と上側フレーム部185の上壁185Dに設けられた排気口204bとの間の間隙が小さくなるよう、排気ダクト207と排気口204bとが連通する領域の近傍にゴムパッキン213が設けられている。
【0293】
これにより、吸気口204aと吸気ダクト206とが連通する領域をゴムパッキン212によって密閉することができるとともに、排気口204bと排気ダクト207とが連通する領域をゴムパッキン213によって密閉することができる。このため、吸気ダクト206及び排気ダクト207を流通する空気が吸気ダクト206及び排気ダクト207から外部に漏れることを防止して、プロジェクタ装置B2の冷却効率が悪化することを防止できる。
【0294】
また、吸気口204a及び排気口204bを介して吸気ダクト206及び排気ダクト207に液体が侵入した場合に、吸気ダクト206及び排気ダクト207を流れる液体が、吸気ダクト206と吸気口204aとが連通する領域から漏れることを防止できるとともに、排気ダクト207と排気口204bとが連通する領域から漏れることを防止できる。この結果、プロジェクタ装置B2や光学ミラー174等に液体が付着することを防止できる。
【0295】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、スピーカ191A、191Bと、スピーカ191A、191Bを収容する収容空間192A、192Bを有する上側フレーム部185と、収容空間192A、192Bに設置される遮蔽部材193A、193Bとを備え、遮蔽部材193A、193Bは、スピーカ191A、191Bの側方の所定の空間である中央空間192Cと収容空間192A、192Bとを仕切るように設置されている。
【0296】
これにより、同一形状の上側フレーム部185を用いて、遮蔽部材193A、193Bの位置を変更したり、遮蔽部材193A、193Bを取り外したりすることにより、収容空間192A、192Bに設置されるスピーカ191A、191Bの配置を変更できる。また、遮蔽部材193A、193Bを取り外して収容空間192A、193Aを大きく取ることで、大型なスピーカを収容空間192A、192Bに設置できる。
【0297】
このため、同一形状の上側フレーム部185を用いてスピーカ191A、191Bの設置の自由度を向上でき、遊技機1の製造コストを低減できる。
【0298】
図35に示すように、スピーカ191A、191Bの配置を変更した一例として、遮蔽部材193A、193Bを取り外すことにより、スピーカ191A、191Bを近づけて収容空間192A、192Bに設置した状態を示す。
【0299】
また、収容空間192A、192Bが中央空間192Cを挟んで2つ設けられ、2つの収容空間192A、192Bにそれぞれスピーカ191A、191Bを設置する場合には、スピーカ191A、191Bの側方に遮蔽部材193A、193Bを設置して遮蔽部材193A、193Bを対向させることにより、スピーカ191A、191Bから出力する音が干渉して共鳴することを防止でき、スピーカ191A、191Bの出力性能が悪化することを防止できる。
【0300】
また、収容空間192A、192Bの空スペースを遮蔽部材193A、193Bが占有するので、上側フレーム部185の内部の隙間が減り、ゴト対策につながる。
【0301】
また、スピーカ191A、191Bの側方に遮蔽部材193A、193Bを設置し、遮蔽部材193A、193Bをネジによって上側フレーム部185の前壁185Aに固定しているので、遮蔽部材193A、193Bによって前壁185Aの剛性を高めることができ、スピーカ191A、191Bをネジ194Aによって前壁185Aに強固に固定できる。
【0302】
また、本発明に係る遊技機1によれば、遮蔽部材193A、193Bは、プロジェクタ装置B2から投射される光の少なくとも一部を遮蔽可能であるので、画像の表示性能を向上できることに加えて、スピーカ191A、191Bの汎用性が低下することを防止できる。
【0303】
すなわち、スピーカ191A、191Bの色がプロジェクタ装置B2から投影される光を反射させる色であると、プロジェクタ装置B2から投射された画像をスクリーン装置C10に高精度に表示できないおそれがあるので、プロジェクタ装置B2から投影される光を反射し難い色のスピーカ191A、191Bを用いなければならず、スピーカ191A、191Bの汎用性が低下する。
【0304】
本実施の形態のように、遮蔽部材193A、193Bをスピーカ191A、191Bの側方に設置すれば、遮蔽部材193A、193Bの色を、プロジェクタ装置B2から投影される光を例えば反射しない色や、適度に反射可能な色にすることで、スピーカ191A、191Bの種類を変更することなく、プロジェクタ装置B2から投射された画像をスクリーン装置C10に綺麗に表示でき、画像の表示性能を向上できる。これに加えて、スピーカ191A、191Bの汎用性が低下することを防止できる。
【0305】
なお、本実施の形態の遮蔽部材193A、193Bは、スピーカ191A、191Bの側方に設置されているが、スピーカ191A、191Bの上側や下側あるいは斜め上側や斜め下側に設置されてもよい。
【0306】
また、遮蔽部材193A、193Bは、プロジェクタ装置B2からの投射される乱反射光等を阻止するものであってもよい。
【0307】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、光を照射可能なLED203Aと、LED203Aから照射された光を前方に導く導光部材202と、側板188、189とを備えている。
【0308】
側板188(側板189も側板と同じ構成であるので説明を省略する)は、第1の壁部188Aと、第1の壁部188Aに対して遊技機1の幅方向外側に設置される第2の壁部188Bとを備えており、第1の壁部188Aと第2の壁部188Bとの間には、LED203Aから照射され導光部材202によって導かれた光の少なくとも一部が遊技者に視認可能となるよう所定の空間188Cが形成されている。
【0309】
第2の壁部188Bの前方側の先端には、第1の壁部188Aの先端188aよりも後方側に凹んだ凹部188Eが形成されており、LED203Aから照射された光の少なくとも一部が凹部188Eを通じて遊技機1の側方から視認可能である。
【0310】
これにより、LED203Aから導光部材202を通して第1の壁部188Aと第2の壁部188Bとの間の空間188Cに導かれた光を、第2の壁部188Bの凹部188Eを介して(第1の壁部188Aを背景として)際立たせることができる。
【0311】
このため、側板188、189を間接照明として効果的に利用することができ、遊技場において台選びをしている遊技者に対して遊技機1への興味を十分に引きつけることができる。なお、本実施の形態の遊技機1は、LED203Aを導光部材202によって空間188Cに導いているが、導光部材202を設けなくてもよい。この場合、LED203Aは、所定の空間188Cの後方に配置されるのが好ましい。
【0312】
[操作ユニットの構成]
次に、図38図54を参照して、本実施の形態に係る操作ユニットの構成について詳細に説明する。
【0313】
なお、本実施の形態では、本発明に係る操作ユニットを、操作ボタンとしてストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rを備える操作ユニット91に適用した例について説明するが、これに限らず、操作ボタンとしてストップボタン以外のボタン、例えば1つ又は複数の演出用のボタンやベットボタン等を備える操作ユニットに適用してもよい。
【0314】
また、本実施の形態では、操作ボタンとしてストップボタンが3つの例を示すが、これに限らず、例えばストップボタンが4つ以上(例えばリールが4つ以上ある場合等)であってもよいし、2つ以下であってもよい。
【0315】
図38に示すように、操作ユニット91は、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rと、本体ケース92とを備えている。本体ケース92は、前カバー93と、ケース部材94と、後カバー95とを備えている。本実施の形態のストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rは、本発明の停止ボタンを構成する。
【0316】
本実施の形態においては、3つのストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rを1つのユニットとして1つの本体ケース92に収容した構成としたが、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rをそれぞれ独立したユニットとして別々の本体ケースに収容する構成としてもよい。また、本実施の形態においては、操作ユニット91の構成を、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rと本体ケース92とに適用した例について説明したが、これに限らず、操作ユニット91の構成を、例えば演出用の操作ボタンやMAXベットボタンDD8などのストップボタン以外のボタンに適用してもよい。なお、操作ユニット91の構成は、1つの演出用の操作ボタンに対して適用することも可能である。
【0317】
図41に示すように、前カバー93の左右両端にはねじ溝を有するボス部93Aが設けられており、ボス部93Aは、図示しないねじによって第3台座部DD2cの前面に固定されている。
【0318】
図40図41に示すように、ケース部材94の左右両端と左右方向の中央部の上端には係止片94Aが形成されている。後カバー95の左右両端および左右方向の中央部の上端には突起部95Aが形成されており、突起部95Aが係止片94Aに係止されることにより、後カバー95がケース部材94に固定されている。
【0319】
図39に示すように、前カバー93には左右方向に並んで左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rが形成されており、図41に示すように、左側開口部93Lと中央開口部93Cの間および右側開口部93Rと中央開口部93Cの間にはボス部93Bが設けられている。ボス部93Bは、ねじ溝を有し、前カバー93から後方に突出している。
【0320】
図41図46に示すように、ケース部材94の内部には仕切壁94Bが形成されており、仕切壁94Bは、ケース部材94の前後方向の中央部において上下方向に延びている。
【0321】
図40図41に示すように、仕切壁94Bには中空状の筒状部94aが設けられている。筒状部94aは、仕切壁94Bから前側および後側に延びており、仕切壁94Bの位置にネジ96Aが挿通される貫通孔94s(図50参照)が形成されている。
【0322】
後カバー95には開口部95aが形成されており、開口部95aは、前後方向においてボス部93Bと筒状部94aとに合致している。操作ユニット91において、開口部95aを通して筒状部94aにねじ96Aを挿通し(図51参照)、ねじ96Aをボス部93Bのねじ溝に螺合することより、前カバー93がケース部材94に固定されている。なお、ねじ96Aの頭部は、筒状部94aの内部に位置する仕切壁94Bの貫通孔94sの開口より大径に形成されており、貫通孔94sの周縁に当接している。
【0323】
ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rは、有色の部材からなる押圧部本体97と、透明部材からなる押圧カバー98A,98Bとを有する。押圧カバー98A,98Bは、それぞれ左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rから前方に突出し、遊技者によって外力が加えられる押圧カバー本体99A,99Bを有する(図38参照)。押圧カバー本体99A,99Bは、左右方向が長手方向をなし、上下方向が短手方向をなすように上下方向に対して左右方向が長く形成されている。本実施の形態の押圧カバー98A,98Bは、本発明に係る透明部を構成する。なお、本実施の形態では、押圧部本体97と押圧カバー98A,98Bとを別体で構成したが、押圧部本体97と押圧カバー98A,98Bとを一体形成してもよい。
【0324】
押圧カバー本体99A,99Bの周囲にはフランジ部99C、99Dが形成されている。フランジ部99C、99Dは、押圧カバー本体99A,99Bから上下左右方向に延びており、それぞれ左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rの周縁に当接している。
【0325】
本実施の形態の左右の押圧カバー98Bは、同一形状に形成されており、中央の押圧カバー98Aは、左右の押圧カバー98Bと異なる形状に形成されている。
【0326】
具体的には、図39に示すように、中央に設置された押圧カバー98Aは、押圧カバー本体99Aおよびフランジ部99Cの左右両端が上下方向に直線状に延びている。
【0327】
左側に設置された押圧カバー98Bは、押圧カバー本体99Bおよびフランジ部99Dの右端が上下方向に直線状に延びており、押圧カバー本体99Aおよびフランジ部99Cの左端が湾曲している。
【0328】
右側に設置された押圧カバー98Bは、押圧カバー本体99Bおよびフランジ部99Dの左端が上下方向に直線状に延びており、押圧カバー本体99Bおよびフランジ部99Dの右端が湾曲している。このように左右の押圧カバー98Bの形状が同一形状に形成されることにより、左右の押圧カバー本体99Bは、左右の位置が変更可能となっている。すなわち、左右の押圧カバー本体99Bは、左右共通として用いることができる。
【0329】
左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rは、それぞれ押圧カバー本体99A,99Bの外形に沿って開口している。具体的には、中央開口部93Cは、左右両端が上下方向に直線状に延びている。左側開口部93Lは、右端が上下方向に直線状に延びており、左端が湾曲している。右側開口部93Rは、左端が上下方向に直線状に延びており、右端が湾曲している。これにより、押圧カバー98A,98Bは、左側開口部93Lおよび右側開口部93Rのいずれにも装着可能である。
【0330】
図39に示すように、左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rと押圧カバー本体99A,99Bとの間には隙間が形成されている。これにより、押圧カバー本体99A,99Bは、それぞれ左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rに非被接触で前後方向に円滑に移動可能となっている。
【0331】
図42図43に示すように、押圧部本体97は、押圧カバー98A,98Bに対向する前面に押圧面97aを有する四角形状の押圧部97Aと、押圧部97Aの幅方向(左右方向)の両側から後方に突出し、円柱形状に形成された一対の突出部97Bとを有する。押圧部97Aは、左右方向が長手方向をなし、上下方向が短手方向をなすように上下方向に対して左右方向が長く形成されている。
【0332】
図48図49に示すように、押圧部本体97は、押圧部本体97の中心部、すなわち、押圧部97Aの中心部Oを左右に横切る仮想平面Lに対して上下対称な形状に形成されている。
【0333】
これにより、押圧部本体97は、遊技機1を前方から見た場合に、上下方向が逆方向となった場合であっても、同一形状となる。このため、押圧部本体97の上下方向が変更されて操作ユニット91に設置された場合であっても、押圧カバー98A,98Bを正規の位置(姿勢)にして押圧部本体97に取付けることができる。
【0334】
なお、押圧部本体97の構成は、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rのうち、いずれか1つに適用してもよいし、いずれか2つに適用してもよい。
【0335】
また、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rのうち、ストップボタンDD7Cにのみ本実施の形態の押圧部本体97の構成を適用した場合には、押圧カバー98Aが上下及び左右にそれぞれ線対称な形状であるため、押圧カバー98Aに押圧部本体97を取付けた状態で上下に関係なく操作ユニット91に設置することができる。
【0336】
また、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rに限らず、例えば十字キー等のように少なくとも4つの同一形状の押圧カバーを有するボタンに対して、本実施の形態の押圧部本体97の構成を適用してもよい。
【0337】
また、演出用のボタンとして上下又は左右に2つ並んだボタンに対して、本実施の形態の押圧部本体97の構成を適用してもよい。さらに、上下又は左右に4つ以上並んだボタンに対して、本実施の形態の押圧部本体97の構成を適用してもよい。
【0338】
また、本実施の形態の押圧部本体97の構成は、例えば遊技機1において互いに離隔した位置に設置される各種ボタンに対して適用してもよい。この場合にあっても、押圧部本体を共通化でき、製造コストを低減できる。
【0339】
図44に示すように、押圧カバー本体99B(99A)の上壁の長手方向の両側(左右両側)と下壁の長手方向両側(左右両側)には嵌合溝99aが形成されている。
【0340】
図48に示すように、押圧部97Aの上面の長手方向両側(左右両側)と下面の長手方向両側(左右両側)には嵌合突起97bが形成されている。
【0341】
図43に示すように、押圧カバー本体99A,99Bは、押圧面97aを覆うようにして押圧部97Aに取付けられている。すなわち、押圧部97Aは、押圧カバー本体99A,99Bに嵌合されている。
【0342】
図44に示すように、押圧部97Aが押圧カバー本体99A,99Bに嵌合された状態において、嵌合突起97bが嵌合溝99aに嵌合されることにより、押圧部本体97に押圧カバー98Aが固定される。本実施の形態の嵌合突起97bは、本発明の第1の嵌合部を構成し、嵌合溝99aは、本発明の第2の嵌合部を構成する。
【0343】
図46に示すように、押圧部本体97の押圧面97aと押圧カバー98B(98A)の押圧カバー本体99B(99A)の後面99rとの間にはプリズムシート110と装飾シート111(図44参照)が設けられている。本実施の形態のプリズムシート110および装飾シート111は、本発明のシート部材を構成する
【0344】
図47に示すように、押圧カバー本体99B(99A)の後面の四隅(右上、左上、右下、左下)には係合部99bが設けられている。プリズムシート110と装飾シート111の四隅(右上、左上、右下、左下)には切り欠き110a、111aが形成されており(図43参照)、切り欠き110a、111aは、係合部99bに係合される。
【0345】
これにより、プリズムシート110および装飾シート111は、押圧カバー本体99Bに位置決めされて押圧部本体97の押圧面97aと押圧カバー本体99A,99Bの後面99rの間に設置される。なお、プリズムシート110および装飾シート111は、フランジ部99C,99Cに沿った外形形状を有する。
【0346】
図48に示すように、押圧部97Aの押圧面97aには複数(本実施の形態では4つ)のリブ97gが形成されている。リブ97gは、押圧部97Aの長手方向の上下左右両端部に設けられており、押圧面97aから押圧カバー本体99A,99Bの後面99rに向かって突出している(図46参照)。
【0347】
リブ97gは、押圧部97Aの長手方向に沿って延びており、プリズムシート110および装飾シート111を押圧カバー本体99A,99Bに押し付けている。
【0348】
プリズムシート110は、光が照射されると、光を拡散させて押圧カバー98A,98Bを均一に照らす。図43に示すように、装飾シート111は、光が透過される透過領域111Aを中央部に有し、透過領域111Aの上下に光が透過しない非透過領域111Bを有する。透過領域111Aには、例えば絵柄等が印刷されている。これにより、押圧カバー98A,98Bには絵柄等が表示可能となっている。
【0349】
図40に示すように、仕切壁94B(図41参照)には中空の筒状部94Dが設けられており、筒状部94Dは、仕切壁94Bを貫通している。筒状部94Dには突出部97Bが挿通されており、図42に示すように突出部97Bの突出方向後端部にはねじ96B(図45参照)によって被検出部材100の幅方向両端部が取付けられている。
【0350】
図46に示すように、被検出部材100は、仕切壁94Bよりも後方に設置されており、前後方向において仕切壁94Bを挟んで押圧部本体97に対向している。
【0351】
図44に示すように、被検出部材100は、幅方向両端部に貫通孔100aが設けられた本体部100Aと、本体部100Aから下方に延びる被検出片100bとを備えている。
【0352】
突出部97Bには、ねじ溝97kが形成されている。被検出部材100は、貫通孔100aに挿通されたねじ96Bが突出部97Bのねじ溝97kに螺合されることにより、突出部97Bに固定されている。
【0353】
図42図45に示すように、一対の突出部97Bの間には導光ユニット101が設置されており、導光ユニット101と突出部97Bおよび被検出部材100との間には隙間112が形成されている。換言すれば、導光ユニット101と突出部97Bおよび被検出部材100との間には空間が形成されている。図43図44に示すように、導光ユニット101は、導光部材101Aと、導光部材ホルダー101Bと、遮光部材101Cとを備えている。
【0354】
導光部材101Aは、L字形状に形成されており(図46参照)、上下方向に延びる鉛直部101aと鉛直部101aの下端に連続して鉛直部101aから前方に向かって水平方向に延びる水平部101bとを有する。
【0355】
水平部101bは、鉛直部101aの下端から前方に向かうに従って左右方向に広がるように台形形状に形成されている。
【0356】
導光部材ホルダー101Bは、導光部材101Aの鉛直部101aを収容することにより、導光部材101Aを保持している。遮光部材101Cは、鉛直部101aを前方から覆うようにして導光部材ホルダー101Bに固定されている。
【0357】
導光部材ホルダー101Bおよび遮光部材101Cは、白色系統の部材からら構成されており、鉛直部101aから光が漏れることを防止したり、光を効率的に反射させて鉛直部101aから水平部101bに光を導いている。図46に示すように、導光部材ホルダー101Bの下部には貫通孔101cが形成されている。図46図50に示すように、仕切壁94Bにはねじ溝が形成されたボス部94bが設けられており、ボス部94bは、仕切壁94Bの前面から前方に延びている。
【0358】
仕切壁94Bには開口部94cが形成されており、開口部94cの下方にボス部94bが設けられている。導光部材101Aは、仕切壁94Bの後方から開口部94cを通して仕切壁94Bの前方に突出している。
【0359】
図46に示すように、導光部材ホルダー101Bは、貫通孔101cを通してねじ96Dがボス部94bのねじ溝に螺合されることにより仕切壁94Bの後面に固定されている。すなわち、本実施の形態の導光ユニット101は、ケース部材94に固定されている。本実施の形態のボス部94bは、本発明の所定の部材を構成する。
【0360】
図46図48に示すように、押圧部本体97の押圧部97Aには貫通孔97cが形成されている。貫通孔97cは、押圧面97aと反対側に位置する押圧部97Aの後面97rから押圧面97aに向かって左右方向の間隔が大きくなるように形成されている。
【0361】
具体的には、貫通孔97cは、押圧部97Aの後面97rから押圧面97aに向かうに従って左右方向に傾斜する傾斜内側面97dを有する。
【0362】
貫通孔97cには導光部材101Aの水平部101bが挿通されている。貫通孔97cは、水平部101bの外形形状に沿った台形形状に形成されている。これにより、水平部101bは、貫通孔97cに確実に挿通される。
【0363】
図46に示すように、ケース部材94にはLED基板102が取付けられており、LED基板102は、導光ユニット101の上方に設置されている。図40に示すように、LED基板102の下面にはLED102Aが設置されており、LED102Aは、導光部材101Aの鉛直部101aの直上に設けられている(図46参照)。本実施の形態のLED基板102は、本発明の基板を構成し、LED102Aは、本発明の発光部を構成する。
【0364】
LED基板102には内部コネクタ103が設けられている。内部コネクタ103には外部コネクタ104が接続可能となっている。LED基板102は、外部コネクタ104が内部コネクタ103に接続された状態で外部コネクタ104を通じて入力される信号に基づいてLED102Aの点灯制御を実行する。
【0365】
LED102Aからの光は、鉛直部101aから水平部101bに垂直に折り曲げられた後、水平部101bによって左右方向に広がるようにして押圧カバー98A,98Bに導かれる。
【0366】
押圧カバー98A,98Bに導かれる光は、プリズムシート110によって拡散されることにより、装飾シート111の透過領域111Aに印刷された絵柄が押圧カバー98A,98Bに表示され、遊技者に視認される。
【0367】
図46に示すように、押圧部本体97とケース部材94の仕切壁94Bとの間には、コイルスプリング106が設置されている。図49に示すように、押圧部97Aの後面97rには複数(本実施の形態では4つ)の柱状部材97C,97Dが設けられており、柱状部材97C,97Dは、押圧部97Aの後面97rから後方の仕切壁94Bに向かって突出している。
【0368】
柱状部材97C,97Dは、コイルスプリング106の内周形状に沿った外周曲面97hを有する。柱状部材97C,97Dは、外周曲面97hによりコイルスプリング106の前端部106aを支持するように整列されている。
【0369】
本実施の形態の貫通孔97c、柱状部材97C,97Dは、押圧部97Aの中心部Oに対して対称な位置に設置されている。本実施の形態のコイルスプリング106は、本発明のばねを構成する。
【0370】
図46に示すように、コイルスプリング106の後端部106bは、本発明のばねの伸縮方向の一端部を構成し、コイルスプリング106の前端部106aは、本発明のコイルスプリング106の伸縮方向の他端部を構成する。
【0371】
図46図49に示すように、上側に位置する一対の柱状部材97Cの間には空間97iが形成されており、下側に位置する一対の柱状部材97Dの間には空間97jが形成されている。柱状部材97Dの間の空間97jにはボス部94bが進入可能となっている。すなわち、柱状部材97Cは、ボス部94bが進入可能な空間97i、97jを確保するために、ボス部94bの径よりも大きくなるように左右方向に離隔している。
【0372】
柱状部材97C,97Dは、押圧部97Aの中心部Oに対して対称な位置に設置されているので、押圧部本体97を上下方向で逆に設置した場合には、柱状部材97Dの下側に位置する一対の柱状部材97Cの間の空間97iにボス部94bが進入可能となる。
【0373】
図50に示すように、ケース部材94の仕切壁94Bの前面にはばね受け部94dが設けられている。ばね受け部94dは、開口部94cを挟んで上下に2つ設けられている。これら一対のばね受け部94dは、それぞれ半円形状に形成されている。一対のばね受け部94dは、コイルスプリング106の内周形状に沿った外周曲面94eを有し、コイルスプリング106の伸縮方向の後端部106bを支持している。本実施の形態のばね受け部94dは、本発明の本体ケース側ばね受け部を構成し、柱状部材97C、97Dは、本発明の押圧体側ばね受け部を構成する。
【0374】
押圧部本体97、押圧カバー98A,98Bおよび被検出部材100は、コイルスプリング106の付勢力に抗して一体で後方に移動可能となっている。すなわち、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rは、後方に移動可能となっている。
【0375】
押圧部本体97、押圧カバー98A,98Bおよび被検出部材100は、コイルスプリング106に付勢されることにより、一体で前方に移動可能となっている。すなわち、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rは、前方に移動可能となっている。
【0376】
図41に示すように、ケース部材94にはフォトセンサ105が取付けられている。図44に示すように、フォトセンサ105は、センサケース105Aと、センサケース105Aに取付けられたコネクタ105Bとを有する。
【0377】
センサケース105Aには、センサケース105Aから押圧部本体97に向かって突出し、左右方向に対向する突出片105a,105bが設けられている。コネクタ105Bには図示しない外部コネクタが接続されており、外部コネクタは、図示しないワイヤハーネスを介してストップスイッチ基板65(図37参照)に電気的に接続されている。
【0378】
図45に示すように、突出片105aには発光ダイオード105Cが内蔵されており、突出片105bにはフォトダイオード105Dが内蔵されている。 発光ダイオード105Cは、所定の光量の光を常に発光する。フォトダイオード105Dが所定の光量以上の光を受光すると、フォトセンサ105は、リール中継コネクタ板51にハイレベルの信号を出力する。
【0379】
一方、フォトダイオード105Dが受光する光量が所定の光量に満たないと、フォトセンサ105は、ローレベルの信号(押圧検出信号)をストップスイッチ基板65(図37参照)に出力する。
【0380】
ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rが後方に移動したときに、突出片105a,105bの間に被検出部材100の被検出片100bが挟み込まれる。このとき、フォトセンサ105は、ローレベルの信号(押圧検出信号)をストップスイッチ基板65(図37参照)に送信する。本実施の形態のフォトセンサ105は、本発明の検出部材を構成する。
【0381】
図51に示すように、センサケース105Aの底面と左側面にはそれぞれ突起部105c,105dが設けられている。具体的には、突起部105cは、センサケース105Aの底面に左右方向に所定の間隔をおいて2つ設けられている。突起部105dは、センサケース105Aの左側面に1つ設けられている。これら突起部105c,105dの数は、上述した数に限られない。センサケース105Aの右側面には突出片105eが設けられており、突出片105eには貫通孔105f(図44参照)が形成されている。
【0382】
ケース部材94の底壁94Cには、複数の溝部94fが形成されており、溝部94fには突起部105cが挿入される。仕切壁94Bの後面には、ガイド板94gが仕切壁94Bの後面から後方に延びるようにして設けられている。
【0383】
ガイド板94gの後端には溝部94hが形成されており、溝部94hにはセンサケース105Aの突起部105dが挿入される。このようにフォトセンサ105は、突起部105cが溝部94fに挿入され、突起部105dが溝部94hに挿入されることにより、ケース部材94に位置決めされている。
【0384】
図41に示すように、後カバー95には貫通孔95fが形成されている。図51に示すように、ケース部材94にはボス部94iが設けられている。ボス部94iは、ねじ96Eが螺合されるねじ溝を有し、仕切壁94Bの後面から後方に突出している。
【0385】
フォトセンサ105は、後カバー95の貫通孔95fに挿通されたねじ96Eによって突出片105eがボス部94iに締結されることにより、ケース部材94に固定される。本実施の形態のねじ96Eは、本発明の締結具を構成し、ボス部94iは、本発明の締結部を構成する。
【0386】
図41に示すように、後カバー95には開口部95bが形成されており、開口部95bは、前後方向において内部コネクタ103に対向している。開口部95bには外部コネクタ104が挿通可能であり、外部コネクタ104は、開口部95bを通して内部コネクタ103に接続される。
【0387】
後カバー95には窪み部95dが形成されている。窪み部95dは、上下方向において開口部95bに隣接しており、後カバー95の壁面95cからケース部材94の内方に向かって、すなわち、前方に向かって窪んでいる。
【0388】
具体的には、図52に示すように、窪み部95dは、下方から上方に向かって前方に傾斜しており、窪み部95dの上方に開口部95bが設けられている。これにより、後カバー95の壁面95cからの窪み部95dの深さは、窪み部95dの下部よりも上部の方が深い。
【0389】
図41図46に示すように、後カバー95には開口部95eが形成されており、開口部95eにはフォトセンサ105のコネクタ105Bが挿通されている。コネクタ105Bは、開口部95eを通して後カバー95から外部に露出しており、操作ユニット91の外方からコネクタ105Bに外部コネクタが接続可能である。本実施の形態の後カバー95は、本発明の壁部を構成する。
【0390】
図53図54に示すように、押圧カバー98A,98Bの押圧カバー本体99A,99Bの後部外周縁にはC面加工によってC面取り部99cが形成されており、C面取り部99cは、押圧カバー本体99A,99Bの後部外周縁の全周にわたって形成されている。C面取り部99cは、押圧部本体97に対して遊技機1の前後方向で重ならない位置に設けられている。
【0391】
C面取り部99cは、押圧カバー本体99A,99Bの後部外周縁において、左右方向に向かうに従って前方に傾斜するテーパ面と上下方向に向かうに従って前方に傾斜するテーパ面とを有する。
【0392】
具体的には、押圧カバー本体99A,99Bの左右の後部外周縁は、左右方向に延びる水平面L1に対して45°の傾斜角に形成されており、上下の後部外周縁は、鉛直方向に延びる鉛直面に対して45°の傾斜角に形成されている。
【0393】
図53に示すように、押圧カバー本体99A,99Bは、フランジ部99C、99Dを挟んで前側の左右方向の幅W1と後側の左右方向の幅W2が略同じ幅に形成されている。
【0394】
図54に示すように、押圧カバー本体99A,99Bは、フランジ部99C、99Dを挟んで前側の高さH1に対して後側の高さH2が高く形成されている。
【0395】
次に、作用を説明する。
押圧カバー98A,98Bに外力が加えられると、すなわち、いずれかのリールRL,RC,RRを停止させるために、遊技者により押圧カバー98A,98Bが押圧されると、コイルスプリング106の付勢力に抗して押圧部本体97、押圧カバー98A,98Bおよび被検出部材100が一体で後方に移動する。
【0396】
押圧部本体97が後方に移動する際には、押圧部本体97の貫通孔97cに導光部材101Aが挿入され、貫通孔97cが導光部材101Aに沿うようにして押圧部本体97が後方に移動する。これにより、押圧部本体97は、導光部材101Aに邪魔されずに後方に移動できる。
【0397】
また、押圧部本体97が後方に移動する際には、突出部97Bが筒状部94Dに沿って後方に移動し、被検出部材100が仕切壁94Bから離れるように後方に移動する。
【0398】
後方に移動する被検出部材100の被検出片100bがフォトセンサ105の突出片105a,105bの間で奥まで進入すると、被検出片100bが発光ダイオード105Cからフォトダイオード105Dに入射される光を遮る。
【0399】
これにより、フォトセンサ105は、いずれかのリールRL,RC,RRを停止させるために、ストップスイッチ基板65(図37参照)にローレベルの信号(押圧検出信号)を出力する。
【0400】
また、押圧部本体97の後方にはケース部材94の仕切壁94Bから前方に突出するボス部94bが設けられており、押圧部本体97が後方に移動すると、ボス部94bが柱状部材97Cの間の空間97iに進入することにより、押圧部本体97がボス部94bに邪魔されずに後方に移動することが可能となる。
【0401】
次いで、遊技者による押圧カバー98A,98Bの押圧が解除されると、コイルスプリング106に付勢されることにより、押圧部本体97、押圧カバー98A,98Bおよび被検出部材100が一体で前方に移動する。
【0402】
このとき、被検出部材100の被検出片100bがフォトセンサ105の突出片105a,105bの間から前方に向かって移動し、被検出片100bが発光ダイオード105Cとフォトダイオード105Dとの間の光路から離れる。
【0403】
これにより、フォトダイオード105Dが所定の光量以上の光を受光し、ストップスイッチ基板65(図37参照)にハイレベルの信号を出力する。
【0404】
本実施の形態の遊技機1によれば、外力が加えられるストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rを有する操作ユニット91を備えており、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rが、押圧部本体97と、押圧部本体97の押圧面97aを覆うように押圧部本体97に取付けられ、外力が加えられる押圧カバー98A,98Bと、被検出片100bを有し、押圧部本体97に取付けられた被検出部材100と、を備えている。
【0405】
操作ユニット91は、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rを収容するケース部材94と、それぞれケース部材94に収容され、被検出片100bを検出する被検出部材100と、LED102Aを有するLED基板102と、LED102Aからの光を押圧部本体97に導く導光部材101Aと、LED基板102に設けられ、外部コネクタ104が接続される内部コネクタ103と、を備えている。
【0406】
押圧部本体97は、押圧面97aを有する押圧部97Aと、押圧部97Aの幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の後端部に被検出部材100が取付けられた一対の突出部97Bとを有し、導光部材101Aは、突出部97Bと被検出部材100との間に隙間112を有するようにして、一対の突出部97Bの間に設置されている。
【0407】
このように導光部材101Aを一対の突出部97Bの間に設置することにより、操作ユニット91の前後方向の長さを短縮できる。このため、操作ユニット91の小型化を図ることができ、操作ユニット91を遊技機1の小さい空間に設置でき、結果的に遊技機1の小型化を図ることができる。
【0408】
また、導光部材101Aと突出部97Bおよび被検出部材100との間に形成された隙間112に、導光部材101Aを保持する導光部材ホルダー101Bやコイルスプリング106を設置する空間を確保でき、操作ユニット91の前後方向の長さをより効果的に短縮できる
【0409】
また、本体ケース92の後カバー95は、内部コネクタ103に対向し、外部コネクタ104が挿通可能な開口部95bを有する。後カバー95には、開口部95bに隣接し、後カバー95の壁面95cからケース部材94の内方に窪んだ窪み部95dが形成されている。
【0410】
これにより、外部コネクタ104を、開口部95bを通して内部コネクタ103に着脱する場合に、開口部95bの近傍の窪み部95dに指を入れることができる。このため、外部から外部コネクタ104に容易にアクセスすることができ、外部コネクタ104の着脱作業の作業性を向上できる。
【0411】
また、開口部95bに隣接するようにして窪み部95dが設けられているので、LED基板102と開口部95bとの距離を短くでき、LED基板102の前後方向の寸法を小さくできる。これにより、操作ユニット91の前後方向の長さをさらに短縮することができる。
【0412】
また、窪み部95dは、後カバー95の壁面95cから開口部95bに向けて傾斜している。これにより、外部コネクタ104を、開口部95bを通して内部コネクタ103に着脱する場合に、外部コネクタ104をつまみやすいという利点がある。これにより、外部コネクタ104の着脱作業の作業性をさらに向上できる。
【0413】
また、実施の形態の遊技機1によれば、フォトセンサ105のセンサケース105Aが突起部105c、105dを有する。本体ケース92のケース部材94は、フォトセンサ105のセンサケース105Aをねじ96Eによって固定するためのボス部94iと、突起部105c、105dに嵌合し、センサケース105Aをケース部材94に位置決めする溝部94f,94hを有する。
【0414】
これにより、フォトセンサ105をケース部材94に位置決めしてねじ96Eによってケース部材94に固定できる。このため、複数のフォトセンサ105の取付作業の作業性を向上できる。
【0415】
また、ねじ96Eをボス部94iに取付けることにより、複数のフォトセンサ105をまとめてケース部材94に固定できるので、フォトセンサ105を取付けるための基板を不要にできる。
【0416】
したがって、本体ケース92にフォトセンサ105を取付けるための基板を収容する空間を確保することを不要にでき、操作ユニット91の小型を図ることができる。この結果、操作ユニット91を遊技機1のより一層小さい空間に設置でき、遊技機1のより一層の小型化を図ることができる。
【0417】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、突起部105c,105dがフォトセンサ105のセンサケース105Aの側面及び底面に設けられているので、フォトセンサ105を本体ケース92に取付けた際にフォトセンサ105が左右方向及び上下方向にずれることを防止することができる。
【0418】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、押圧部本体97が、押圧部97Aの中心部Oを左右に横切る仮想平面Lに対して上下対称な形状に形成されており、中央開口部93Cに挿通される押圧カバー98Aは、左側開口部93Lおよび右側開口部93Rに設置された押圧カバー98Bと異なる形状に形成されている。
【0419】
これにより、形状の異なる押圧カバー98A,98Bを1種類の押圧部本体97に取付けることができ、押圧部本体97を共通化できる。このため、押圧カバー98A,98Bの形状に応じた専用の押圧部本体97を製造することを不要にでき、操作ユニット91の製造コストを低減できる。この結果,遊技機1の製造コストを低減できる。
【0420】
また、押圧部本体97が上下対称な形状に形成されているので、押圧部本体97を上下に逆にした状態で本体ケース92に組み付けた場合でも、中央の押圧カバー98Aは、そのまま中央の操作部本体97に組み付けることができ、左右の押圧カバー98Bは、左右の位置を逆にして押圧部本体97に組み付けることができる。このため、操作ユニット91の組み立て作業の作業性を向上できる。
【0421】
また、左側開口部93Lに挿通される押圧カバー98Bと右側開口部93Rに挿通される押圧カバー98Bとが同一の形状に形成されているので、左右の押圧カバー98Bを共通化でき、押圧カバー98Bの製造コストを低減できる。
【0422】
さらに、左側開口部93Lと右側開口部93Rに挿通される押圧カバー98Bと中央開口部93Cに挿通される押圧カバーの形状が異なるので、押圧カバー98A,98Bの意匠性を高めることができる。
【0423】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、押圧部本体97が押圧カバー98A,98Bに嵌合されることにより押圧カバー98A,98Bに取り付けられるので、専用の締結部材等を用いて押圧部本体97を押圧カバー98A,98Bに取り付ける必要がなく、容易に押圧部本体97を押圧カバー98A,98Bに取り付けることができ、組立の作業性がよい。
【0424】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、押圧部97Aと押圧カバー本体99A,99Bとによって挟持されるプリズムシート110および装飾シート111を有する。
【0425】
これに加えて、押圧部97Aの長手方向の両端部に嵌合突起97bが形成されており、押圧カバー本体99A,99Bの長手方向の両端部に、嵌合突起97bに嵌合される嵌合溝99aが形成されている。
【0426】
これにより、押圧部本体97に押圧カバー98A、98Bを着脱する際に、嵌合突起97bと嵌合溝99aが押圧部97Aと押圧カバー本体99A,99Bの短手方向に形成されている場合に比べ、押圧カバー本体99A,99Bを容易に撓ませることができ、嵌合突起97bと嵌合溝99aとの嵌合を解除しやすい。このため、押圧部本体97と押圧カバー98A,98Bの着脱作業を容易に行うことができ、プリズムシート110および装飾シート111を容易に変更することができる。このため、プリズムシート110および装飾シート111のリサイクルを容易に行うことができる。
【0427】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、押圧カバー98A、98Bが、プリズムシート110および装飾シート111の切り欠き110a、111aが係合する係合部99bを有するので、押圧カバー98A、98Bに対してプリズムシート110および装飾シート111を容易に位置決めすることができ、作業性が向上する。
【0428】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、押圧部97Aの押圧面97aに、プリズムシート110および装飾シート111を押圧カバー98A,98Bに押し付ける複数のリブ97gが形成されており、複数のリブ97gは、押圧部97Aの長手方向の両端部に設けられている。
【0429】
これにより、各リブ97gを押圧部97Aの長手方向に沿って長くすることができ、長尺なリブ97gによってプリズムシート110および装飾シート111を押圧カバー本体99A,99Bに押し付けることができる。このため、プリズムシート110および装飾シート111が撓むことを防止でき、プリズムシート110および装飾シート111を押圧部本体97および押圧カバー98A,98Bに安定して取付けることができる。この結果、プリズムシート110および装飾シート111による照明効果を向上できる。
【0430】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、図53に示すように、押圧カバー本体99A,99Bは、フランジ部99C、99Dを挟んで前側の左右方向の幅W1と後側の左右方向の幅W2が略同じ幅に形成されている。
【0431】
これにより、前方の遊技者は、押圧カバー本体99A,99Bの左右の外周部から直進方向に設置される操作ユニット91の内容物、例えば、突出部97Bやケース部材94の仕切壁94B等が視認されるおそれがある。
【0432】
これに対して、本実施の形態の遊技機1は、押圧カバー本体99A,99Bの後部外周縁にC面取り部99cが形成されているので、押圧カバー本体99A,99Bを覆う透明な押圧カバー98A,98Bの外周部から操作ユニット91の内部に進入する光をC面取り部99cによって上下方向や左右方向に屈曲させるこができる。
【0433】
このため、左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rと押圧カバー本体99Bとの間の隙間から直進方向で後方に設置される内容物が遊技者によって視認されることを防止でき、遊技機1の見栄えを向上できる。
【0434】
また、C面取り部99cが有色の押圧部本体97と遊技機1の前後方向に重ならないので、有色の押圧部本体97によって遮ることのできない押圧カバー98A,98Bの外周部後方に設置される内容物が遊技者によって視認されることを防止できる。
【0435】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、図54に示すように、押圧カバー本体99A,99Bは、フランジ部99C、99Dを挟んで前側の高さH1に対して後側の高さH2が高く形成されている。
【0436】
これにより、フランジ部99C、99Dよりも前側に位置する押圧カバー本体99A,99Bの上端よりも上方に、また下端よりも下方に押圧カバー98A,98Bの外周端を位置させることができる。
【0437】
このため、左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rと押圧カバー本体99A,99Bの上端および下端との隙間を、後方から押圧カバー本体99A,99Bで覆うことができる。
【0438】
したがって、左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rと押圧カバー本体99A,99Bの上端および下端との隙間から直進方向で後方に設置される内容物が遊技者によって視認されることを防止できる。
【0439】
なお、押圧カバー本体99A,99Bの後部外周縁にC面取り部99cが形成されているので、押圧カバー本体99A,99Bは、フランジ部99C、99Dを挟んで前側の高さH1と後側の高さH2とが略同一の高さに形成され、かつ、フランジ部99C、99Dを挟んで前側の左右方向の幅W1と後側の左右方向の幅W2が同一の幅に形成されている場合に、押圧カバー98A,98Bの外周部から操作ユニット91の内部に進入する光をC面取り部99cによって左右方向および上下方向に屈曲させることができる。
【0440】
なお、本実施の形態では、C面取り部99cが設けられる押圧カバー98A,98Bを透明部材によって形成したが、これに限らず、押圧カバー98A,98Bを例えば有色の部材等からなる不透明部材と透明部材とから形成してもよい。この場合、本体ケース92の前カバー93から外部に露出する押圧カバー98A,98Bの前方側を有色の部材等からなる不透明部材とし、押圧カバー98A,98Bの後方側を透明部材とするのが好ましい。これら不透明部材と透明部材とは別体であってもよいし、一体形成されていてもよい。
【0441】
また、上記のように、押圧カバー98A,98Bを不透明部材と透明部材とから形成した場合、透明部材の後部外周縁にC面取り部99cを形成する。これにより、例えば、押圧カバー98A,98Bを構成する透明部材が本体ケース92の前カバー93から外部に露出した場合や、押圧カバー98A,98Bと本体ケース92との間の隙間から透明部材が外部から視認可能な場合に、透明部材を介して操作ユニット91の内容物が遊技者によって視認されることを防止できる。
【0442】
また、本実施の形態では、押圧部本体97を有色の部材によって形成し、C面取り部99cが設けられる押圧カバー98A,98Bを透明部材によって形成したが、これに限らず、押圧部本体97を透明部材によって形成し、押圧カバー98A,98Bを有色の部材等からなる不透明部材によって形成してもよい。
【0443】
この場合、透明部材からなる押圧部本体97の後部外周縁にC面取り部99cを形成する。これにより、例えば、押圧カバー98A,98Bの一部に透明部が形成されていたり、本体ケース92の前カバー93の一部に透明部が形成されていたりする場合に、透明部材からなる押圧部本体97を介して操作ユニット91の内容物が遊技者によって視認されることを防止できる。
【0444】
また、押圧部本体97及び押圧カバー98A,98Bのいずれも透明部材で形成してもよい。この場合、押圧部本体97の後部外周縁、及び押圧カバー98A,98Bの後部外周縁のそれぞれにC面取り部99cを形成してもよい。
【0445】
上述したように、C面取り部99cは、操作ユニット91の内部と外部との間で光を透過する部材の遊技者から視認可能な位置に形成されるものであれば、いずれの部材に形成されてもよい。
【0446】
このため、左側開口部93L、中央開口部93Cおよび右側開口部93Rと押圧カバー本体99A,99Bとの間の隙間から直進方向で後方に設置される内容物が遊技者によって視認されることを防止できる。
【0447】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、押圧部本体97は、押圧面97aと反対側の押圧部97Aの後面97rから後方に突出する複数の柱状部材97C,97Dを有する。
【0448】
柱状部材97C,97Dは、コイルスプリング106の内周形状に沿った外周曲面97hを有し、押圧面97aと反対側の押圧部97Aの後面97rから後方に突出している。
【0449】
さらに、柱状部材97C,97Dは、外周曲面97hによりコイルスプリング106の前端部106aを支持するように整列されており、押圧部本体97の後退時に、柱状部材97Dの間の空間97jに、押圧部本体97の後方に設置されたボス部94bが進入可能となっている。
【0450】
これにより、押圧部本体97の後退時に柱状部材97Dがボス部94bに衝突することを防止でき、柱状部材97Dとボス部94bとの間の前後方向の距離を短くしてストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rを設置できる。
【0451】
このため、操作ユニット91の前後方向の長さを短縮でき、操作ユニット91の小型化を図ることができる。この結果、操作ユニット91を遊技機1の小さい空間に設置でき、遊技機1の小型化を図ることができる。
【0452】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、押圧部本体97は、押圧部97Aの中心部Oを左右に横切る仮想平面Lに対して上下対称な形状に形成されており、ボス部94bにねじ96Dが締結される。
【0453】
これにより、前後方向に長いねじ96Dを使用した場合であっても、操作ユニット91が前後方向に長くなることを抑制できる。
【0454】
また、押圧部本体97が上下逆に本体ケース92に設置された場合であっても、ストップボタンDD7L,DD7C,DD7Rの後退時に、柱状部材97Cの間の空間97iまたは柱状部材97Dの空間97jにボス部94bを進入させることができる。このため、操作ユニット91の組み立て作業の作業性を向上できる。
【0455】
[下ドア機構開閉監視機構]
次に、図55図65を参照して、本実施の形態に係る下ドア機構開閉監視機構の構成について詳細に説明する。
【0456】
図55に示すように、ドア開閉監視スイッチ61は、下ドア機構DDに設けられている。図55図56に示すように、ドア開閉監視スイッチ61は、キャンセルシュート120の右端部に設けられた収容部材121を有する。
【0457】
図57図58に示すように、ドア開閉監視スイッチ61は、一対のドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bと、ノブ123と、カバー部材124とを有する。本実施の形態の収容部材121及びカバー部材124は、本発明に係る収容体を構成する。
【0458】
ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bは、プランジャ122a,122bを有し、プランジャ122a,122bは、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bに対して前後方向に往復動自在に取付けられている。
【0459】
ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bには図示しない被検出端子が設けられており、プランジャ122a,122bには被検出端子に接触する検出端子が設けられている。
【0460】
プランジャ122a,122bは、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bの内部に押し込まれると、検出端子が被検出端子に接触する。
【0461】
ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bには図示しないコイルスプリング等の付勢部材が設けられており、付勢部材は、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bからプランジャ122a,122bが外方に突出するようにプランジャ122a,122bを付勢している。
【0462】
ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bの幅方向の両側面には係合片122c,122dが設けられている。ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bは、係合片122c,122dが収容部材121に係合することにより、収容部材121に固定されている。
【0463】
ノブ123は、四角形の板状のフランジ123Aと、フランジ123Aから後方に突出する突状部123Bとを有し、フランジ123Aにはプランジャ122a,122bが当接している。プランジャ122a,122bは、フランジ123Aによって前方に押圧されると、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bの内部に押し込まれる。
【0464】
内部に押し込まれたノブ123は、下ドア機構DDが開放されると、付勢部材によって付勢されているプランジャ122a,122bによって収容部材121から離れるように後方に戻される。
【0465】
このようにプランジャ122a,122bとノブ123は、一体で前後方向に移動可能となっている。本実施の形態のプランジャ122a,122bおよびノブ123は、本発明の往復動部材を構成する。
【0466】
カバー部材124は、前端が開口し(図59参照)、上壁124A、下壁124B、左側壁124Cおよび右側壁124Dを有し、上壁124Aと下壁124Bには係合部124a,124bが形成されている。(図59参照)
【0467】
図58に示すように、係合部124a,124bは、収容部材121の上壁121Aと下壁121Bにそれぞれ形成された係合部121a,121bに係合されている。
【0468】
図60において、カバー部材124の下壁124Bには一対のスリット124sが形成されており、スリット124sは、ノブ123の往復動方向、すなわち、前後方向に延びている。係合部124bは、一対のスリット124sの間に設けられており、係合部124bは、一対のスリット124sによって弾性変形可能となっている。これにより、カバー部材124の収容部材121への取り付けが容易となるとともに、取り付け後はカバー部材124を収容部材121に強固に固定できる。
【0469】
図57に示すように、カバー部材124には後壁124Eが設けられており、後壁124Eは、上壁124A、下壁124B、左側壁124Cおよび右側壁124Dの後端を接続している。
【0470】
後壁124Eには筒状部124eが設けられており、筒状部124eは、後壁124Eから後方に突出している。
【0471】
ノブ123の突状部123Bの先端部は、カバー部材124の外部に位置するように筒状部124eから後方に突出している。筒状部124eは、突状部123Bを往復動自在に支持している。
【0472】
ノブ123のフランジ123Aは、図示しない付勢部材によって付勢されているプランジャ122a,122bによって、後壁124Eの裏面(後方の面)に当接するように付勢されている。これにより、ノブ123のフランジ123Aは、後壁124Eに対して前後方向に位置決めされるとともに、筒状部124eからの突状部123Bの突出量を一定にしている。
【0473】
このように、本実施の形態のカバー部材124は、ノブ123の往復動方向の一端部(前端部)に係合部124a,124bを有する上壁124Aおよび下壁124Bと、上壁124Aおよび下壁124Bのノブ123の往復動方向の他端部(後端部)に連絡し、筒状部124eが設けられた後壁124Eとを有する。
【0474】
本実施の形態の上壁124Aおよび下壁124Bは、本発明の側壁を構成し、後壁124Eは、本発明の連絡壁を構成する。また、筒状部124eは、本発明の支持部を構成する。
【0475】
図61に示すように、キャビネットGの右側壁GRには、例えば樹脂製のスイッチカバーフレーム130が設けられており、スイッチカバーフレーム130には基台131と円筒部材132が設けられている。本実施の形態の基台131および円筒部材132は、本発明のスイッチカバーを構成する。
【0476】
基台131は、キャビネットGの右側壁GRからキャビネットGの内方に延びている。ここで、キャビネットGの内方とは右側壁GRに対して左方であり、基台131は、右側壁GRからキャビネットGの左側壁GLに向かって延びている。なお、図61では、キャビネットGの側面壁G2を具体的に左側壁GLおよび右側壁GRとして説明する。本実施の形態のキャビネットGの右側壁GRは、本発明の側壁を構成する。
【0477】
図63に示すように、円筒部材132は、基台131に対して前方に取付けられており、前後方向で基台131に対向している。すなわち、円筒部材132は、基台131に対して閉じた状態の下ドア機構DD側に位置するようにして基台131に取付けられている。
【0478】
図61に示すように、円筒部材132の下方にはメダル補助収納庫30が設置されており、メダル補助収納庫30の左方にはホッパ機構HPとしてホッパ装置31が設置されている。ホッパ装置31は、キャビネットGの下部に設置されている。ホッパ装置31は、多量のメダルを収容可能で、収容されたメダルを1枚ずつ排出可能な構造を有する。ホッパ装置31から排出されるメダルは、キャンセルシュート120を通してメダル払出口DD14から排出される。
【0479】
メダル補助収納庫31は、ホッパ装置31から溢れ出たメダルを収納する。メダル補助収納庫30は、ホッパ装置31の右側に設置されており、円筒部材132は、メダル補助収納庫30の上方においてホッパ装置31とキャビネットGの右側壁GRとに挟まれた空間に設置されている。
【0480】
図62に示すように、スイッチカバーフレーム130は、上下方向に延びている。スイッチカバーフレーム130は、キャビネットGの右側壁GRに取付けられており、キャビネットGの左側壁GLに沿って上下方向に延びている。
【0481】
基台131は、四角形状の板状部材から構成されており、右端部がスイッチカバーフレーム130に連結され、スイッチカバーフレーム130からキャビネットGの内方に向かって延びている。
【0482】
基台131の上端と下端には突出片131A,131Bが設けられている。突出片131A,131Bには軸部材133が回動自在に取付けられており、円筒部材132は、軸部材133に連結されている。これにより、円筒部材132は、軸部材133を介して基台131に回動自在に取付けられている。
【0483】
図62図63に示すように、円筒部材132は、円状の当接部132Aと、当接部132Aの外周縁から前方に突出し、軸部材133に連結された環状壁部132Bとを有する。
【0484】
下ドア機構DDが閉じられた状態において、図59に示すように、円筒部材132とドア開閉監視スイッチ61とは前後方向に対向している。図58に示すように、当接部132Aにはノブ123の突状部123Bの先端が当接可能となっており、下ドア機構DDが閉じられた状態において環状壁部132Bは、筒状部124eを取り囲んでいる。
【0485】
すなわち、下ドア機構DDが開いた状態から閉じられると、ノブ123の突状部123Bの先端が当接部132Aに当接し、下ドア機構DDが閉じられていくにつれて突状部123Bがカバー部材124の内方に押し込まれる。
【0486】
これにより、筒状部124eが環状壁部132Bに進入し、下ドア機構DDが閉じられた状態において筒状部124eが環状壁部132Bによって囲まれる。
【0487】
プランジャ122a,122bがドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bの内部に押し込まれると、検出端子が被検出端子に接触する。このとき、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bは、ドア中継端子板54を介して主制御基板71に下ドア機構DDが閉止されたことを示すセキュリティ信号を送信する。
【0488】
下ドア機構DDが開放されると、下ドア機構DDの前方への移動によって突状部123Bが当接部132Aから離れる。このとき、付勢部材の付勢力によってプランジャ122a,122bがノブ123を押圧することにより、突状部123Bが筒状部124eから外方に大きく突出する。
【0489】
これにより、検出端子が被検出端子から離れる。このとき、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bは、ドア中継端子板54を介して主制御基板71に信号を送信しなくなる。これにより、主制御基板71は、下ドア機構DDが開放されたものと判断する。
【0490】
図62に示すように、環状壁部132Bの左端部132aは、右側壁GRと反対側(左側壁GL側)の基台131の側面131aよりもキャビネットGの内方、すなわち左側壁GL側に位置している。
【0491】
図64に示すように、下ドア機構DDが開放された状態において、スリット124sは、フランジ123Aよりも後方に位置する長さに形成されている。図65に示すように、下ドア機構DDが閉じられた状態において、スリット124sは、延びる方向の先端部124tがフランジ123Aに覆われる長さに形成されている。すなわち、下ドア機構DDが閉じられた状態において、スリット124sの先端部124tが、ノブ123の往復動方向に直交する方向でフランジ123Aに重なるように、スリット124sの長さが設定されている。
【0492】
このように、本実施の形態の遊技機1は、キャビネットGに開閉自在に設けられた下ドア機構DDに設置され、下ドア機構DDの開閉を検出するドア開閉監視スイッチ61と、キャビネットG側に設けられた基台131および円筒部材132と、を備えている。
【0493】
ドア開閉監視スイッチ61は、往復動自在に設けられたプランジャ122a,122bおよびノブ123と、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bと、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bを収容する収容部材121と、ノブ123の先端部が外部に突出するようにノブ123を往復動可能に支持する筒状部124eを有し、収容部材121に取付けられたカバー部材124と、を備えている。
【0494】
円筒部材132は、ノブ123の突状部123Bが当接可能な当接部132Aと、当接部132Aから前方に突出し、下ドア機構DDが閉じられた状態において筒状部124eを取り囲む環状壁部132Bと、を有する。
【0495】
これにより、キャビネットGと下ドア機構DDの隙間から針金等を差し込んでドア開閉監視スイッチ61にアクセスしようとしても、針金等が円筒部材132に遮られ、ノブ123に干渉することを防止できる。このため、ゴト行為を防止できる。
【0496】
また、円筒部材132は、キャビネットGの右側壁GRからキャビネットGの内方に延びる基台131に取付けられており、円筒部材132の環状壁部132Bの左端部132aは、キャビネットGの右側壁GRと反対側の基台131の側面131aよりもキャビネットGの内方に位置している。
【0497】
これにより、作業者が、基台131の近傍の部品、例えばメダル補助収納庫30やホッパ装置31にアクセスしたときに、作業者の手等が基台131に接触する前に環状壁部132Bに接触させることができ、作業者の手等が基台131に接触することを防止できる。環状壁部132Bは、外周部が湾曲しているので、作業者の手等が接触しても手等が傷付くことを防止でき、作業者を保護できる。
【0498】
また、基台131の上端と下端には突出片131A,131Bが設けられており、突出片131A,131Bには軸部材133が取付けられている。これに加えて、円筒部材132は、軸部材133を介して基台131に回動自在に取付けられている。
【0499】
これにより、作業者の手等が環状壁部132Bに接触した場合に、円筒部材132が軸部材133を支点にして揺動(回動)することにより、作業者の手等が環状壁部132Bに接触したときの衝撃を緩和できる。このため、作業者の手等が傷付くことを防止でき、作業者をより効果的に保護できる。
【0500】
また、本実施の形態の遊技機1によれば、カバー部材124の下壁124Bは、係合部124bからノブ123の往復動方向に沿って延びるスリット124sを有する。
【0501】
ノブ123は、後壁124Eに当接可能なフランジ123Aを有し、スリット124sは、下ドア機構DDが閉じられた状態においてスリット124sの延びる方向の先端部124tがフランジ123Aに覆われる長さに形成されている。
【0502】
これにより、スリット124sを通してカバー部材124の内部に針金等が差し込まれても、フランジ123Aよりも前方に針金等が差し込まれることを防止でき、ノブ123を押し込む方向に移動させることができない上に、押し込まれたノブ123の位置を維持することもできない。このため、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bにより、下ドア機構DDが開放されているにもかかわらず、下ドア機構DDが閉じられた状態であるものと誤検出されることを防止でき、ゴト行為をより効果的に防止できる。
【0503】
また、スリット124sがカバー部材124の下壁124Bに設けられているので、スリット124sがカバー部材124の上壁124Aに設けられる場合と比較してスリット124sに対する針金等の差し込みを困難にすることができ、ゴト行為の抑止に寄与することができる。
【0504】
なお、本実施の形態のドア開閉監視スイッチ61は、キャンセルシュート120の右端部に設けられた収容部材121に収容されているが、独立した収容部材に収容されていてもよい。
【0505】
また、本実施の形態のドア開閉監視スイッチ61は、一対のドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bを有するが、1つのドア開閉監視スイッチ本体、あるいは3つ以上のドア開閉監視スイッチ本体を備えたものでもよい。
【0506】
また、本実施の形態の往復動部材は、ドア開閉監視スイッチ本体122A,122Bに設けられたプランジャ122a,122bとノブ123とから構成されているが、1つの部材から構成されていてもよい。
【0507】
[識別情報表示部の構成]
次に、図66図69を参照して、本実施の形態に係る識別情報表示部の構成について詳細に説明する。
【0508】
図66に示すように、遊技機1には、遊技機1を構成する各遊技機構成部品のそれぞれに識別情報表示部500、501、502、503、504、505が設けられている。
【0509】
識別情報表示部500、501、502、503、504、505には、それぞれが設けられた遊技機構成部品を識別するための識別情報がコード化された2次元コードが表示されている。具体的には、識別情報表示部500、501、502、503、504、505のそれぞれには、2次元コードの印字されたシールが貼り付けられている。2次元コードは、シールで貼り付ける以外に、例えば各遊技機構成部品に直接、表示されてもよく、特にシールで貼り付ける方法に限定されるものではない。
【0510】
各遊技機構成部品を識別するための識別情報には、その遊技機構成部品の製造日時、当該遊技機構成部品の製造場所(自社工場又は社外工場など)を示す情報が含まれている。なお、上述の識別情報としては、前述した情報の他、例えば部品製造メーカ情報や部品型式情報などが含まれていてもよい。
【0511】
2次元コードとしては、例えば公知のQRコード(登録商標)などを用いることができる。
【0512】
識別情報表示部500は、遊技機本体としてのキャビネットGの上面(天面)に設けられている。識別情報表示部500には、他のキャビネットGと区別するためにキャビネットGごとに固有の2次元コードが表示されている。
【0513】
識別情報表示部501は、表示ユニットAに設けられている。識別情報表示部502は、電源装置44に設けられている。識別情報表示部503は、ホッパ装置31に設けられている。識別情報表示部504は、リールユニットRUに設けられている。識別情報表示部505は、下ドア機構DDに設けられている。
【0514】
このような識別情報表示部は、前述した各遊技機構成部品の他に、例えば上ドア機構UD、セレクタユニット、液晶ユニット、サブ基板ユニットなどの他の遊技機構成部品にも設けられている。本実施の形態では、複数の識別情報表示部のうち、代表的な識別情報表示部について符号を付して説明している。
【0515】
識別情報表示部500、501、502、503、504、505は、遊技機1の製造工程において、例えば2次元コードを読み取り可能な携帯端末機等を用いて作業者によりそれぞれに表示された2次元コードが読み取られる。これにより、各遊技機構成部品の製造日時や製造場所が把握される。
【0516】
また、読み取られた識別情報は、製造管理用のデータサーバに転送され、各遊技機1と、その遊技機1に取り付けられた各遊技機構成部品とがデータサーバ上で一元管理される。
【0517】
これら識別情報表示部500、501、502、503、504、505は、上述のように製造工程において読み取り易いように、キャビネットGの内部が開放された状態で外部(遊技機1の正面)から視認可能となる箇所にそれぞれ配置されている。
【0518】
このため、携帯端末機等を用いて2次元コードを読み取る際には、キャビネットGから遊技機構成部品を取り外す必要がなく、キャビネットGに遊技機構成部品が取り付けられた状態のまま、遊技機構成部品に表示された2次元コードを読み取ることができる。
【0519】
ここで、表示ユニットAは、キャビネットGに上ドア機構UDを取り付けた状態(上側開口部G101を閉鎖した状態)では、遊技機1の正面から見たとときに上ドア機構UDの後方に隠れてしまう。
【0520】
このため、キャビネットGに上ドア機構UDを取り付けた状態では、表示ユニットAの識別情報表示部501に表示された2次元コードも上ドア機構UDの後方に隠れてしまうおそれがある。
【0521】
本実施の形態の遊技機1のように上ドア機構UDがキャビネットGに対して別体で取り外し可能な構成(キャビネットGに回動自在に取り付けられた構成でない)の場合は、製造工程において一通りの組立が完了した後はキャビネットGに上ドア機構UDが取り付けられた状態で例えば工場内を搬送される。したがって、組立完了後に携帯端末機等を用いて2次元コードを読み取る工程に遊技機1が持ち込まれた際には、キャビネットGに上ドア機構UDが取り付けられた状態となっている場合が多い。
【0522】
この場合、表示ユニットAの識別情報表示部501に表示された2次元コードを読み取るためには、上ドア機構UDを取り外さなければならず、手間がかかってしまう。
【0523】
そこで、本実施の形態の遊技機1は、キャビネットGに上ドア機構UDを取り付けた状態でも、表示ユニットAの識別情報表示部501に表示された2次元コードが読み取ることができるように構成されている。以下、具体的な構成について説明する。
【0524】
図66に示すように、表示ユニットAは、上側開口部G101の後方空間側から下側開口部G102の後方空間側に向けて突出した突出部C100を有する。突出部C100は、プロジェクタ筐体C10の底板C1(図5図9参照)の前端から下方に向けて突出するように形成されている。
【0525】
突出部C100には、表示ユニットAの識別情報表示部501が設けられている。識別情報表示部501は、二次元コードの表示面が遊技機1の前方を向くように突出部C100に設けられている。すなわち、識別情報表示部501は、突出部C100の前方面に設けられている。
【0526】
図69に示すように、突出部C100は、表示ユニットAが載置される中間支持板G1の載置面G11よりも下方まで突出している。
【0527】
これにより、図67に示すように、キャビネットGに上ドア機構UDを取り付けた状態において、突出部C100が下側開口部G102の後方空間に位置するようになっている。
【0528】
このため、突出部C100は、上ドア機構UDが上側開口部G101を遮蔽し、かつ下ドア機構DDが下側開口部G102を開放した状態(遮蔽していない状態)で、遊技機1の正面側(キャビネットGの外部)から識別情報表示部501を視認可能となる。
【0529】
図68(a)に示すように、組立が完了した遊技機1は、上側開口部G101を遮蔽するようにキャビネットGに対して上ドア機構UDが取り付けられ、かつ下ドア機構DDが下側開口部G102を閉塞した状態で、製造工程における各識別情報表示部の読取工程を行う場所に搬送される。
【0530】
図68(b)に示すように、読取工程では、キャビネットGに上ドア機構UDを取り付けたまま、下ドア機構DDのみを開状態とすれば、突出部C100に設けられた識別情報表示部501が下側開口部G102から視認可能となる。
【0531】
これにより、図68(c)に示すようにキャビネットGから上ドア機構UDを取り外す必要なく、表示ユニットAの識別情報表示部501の読取を行うことができる。したがって、キャビネットGに上ドア機構UDを取り付けたまま、下ドア機構DDのみを開放するだけで、識別情報表示部が設けられた全ての遊技機構成部品の2次元コードを読み取ることができる。
【0532】
ここで、上ドア機構UDは、キャビネットGに対して着脱自在に構成されるとともに、下ドア機構DDが下側開口部G102を閉塞している状態ではキャビネットGからの取り外しが制限されるようになっている。これにより、上ドア機構UDは、下ドア機構DDが下側開口部G102を閉塞している状態では上側開口部G101を開放できないようになっている。
【0533】
具体的には、図69に示すように、下ドア機構DDは、その上部に、後方に向けて突出するように形成された規制部550を有する。規制部550は、遊技機1の左右方向に延在して設けられている。
【0534】
また、上ドア機構UDは、その下部に、後方に向けて凹状に形成された溝部560を有する。溝部560は、遊技機1の左右方向に延在して設けられている。
【0535】
下ドア機構DDの規制部550は、キャビネットGに上ドア機構UDが取り付けられた状態で下ドア機構DDを閉じたときに上ドア機構UDの溝部560に当接するようになっている。
【0536】
これにより、キャビネットGの開口部G100(図4参照)を上ドア機構UD及び下ドア機構DDによって閉塞した状態で、上ドア機構UDのみを開放したり、取り外したりすることができないようになっている。
【0537】
以上のように、本実施の形態の遊技機1によれば、上ドア機構UDが上側開口部G101を遮蔽し、かつ下ドア機構DDが下側開口部G102を遮蔽していない状態でキャビネットGの外部から識別情報表示部501を視認可能となるので、例えば遊技機1の製造工程において上側開口部G101を遮蔽した状態でも、上側開口部G101の後方空間に配置された表示ユニットAの識別情報がコード化された2次元コードを携帯端末機等によって読み取ることが可能となる。これにより、着脱に手間のかかる上ドア機構UDを取り外さなくても表示ユニットAの2次元コードを読み取ることが可能となる。
【0538】
このため、上ドア機構UD及び下ドア機構DDによってキャビネットGの開口部G100(図4参照)を覆う遊技機1であっても識別情報表示部501の確認を容易に行うことができ、製造工程の作業効率が低下することを防止できる。
【0539】
また、表示ユニットAを載置する中間支持板G1の載置面G11よりも下方まで突出部C100が突出しているので、表示ユニットAを中間支持板G1に載置する際には、突出部C100の背面側が中間支持板G1に突き当たることで突出部C100をストッパとして機能させることができる。また、表示ユニットAを中間支持板G1から取り外す際には、突出部C100を作業者が指をかける把持部として機能させることができる。
【0540】
上ドア機構UDは着脱式ではなく下ドア機構DDと同じく回動式としてもよい。上ドア機構UD又は下ドア機構DDのいずか一方を開放したときに、識別情報表示部501が視認可能となるように遊技機構成部品を配置すれば、識別情報表示部501の確認時に両方のドア(上ドア機構UD及び下ドア機構DD)を開放する必要がなくなるため作業効率が良くなる。
【0541】
本実施の形態では、下ドア機構DDのみを回動式とし、当該回動式の下ドア機構DDに、ドア開放操作時に用いるドアキー用の鍵穴DD9(図3参照)が設けられた構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば上ドア機構UDを回動式、下ドア機構DDを着脱式として上ドア機構UDにドアキー用の鍵穴を設けてもよい。
【0542】
この場合、例えば下側開口部G102の後方に配置される遊技機構成部品の識別情報表示部は、本実施の形態と同様に、下側開口部G102の後方空間側から上側開口部G101の後方空間側に向けて突出した突出部に設けるのが好ましい。これにより、開放しやすい方のドアである上ドア機構UDを開放したときに、下側開口部G102の後方に配置される遊技機構成部品の識別情報表示部が視認可能となり、作業効率が高まる。
【0543】
また、キャビネットGの開口部G100を遮蔽するドア部材が2つ以上である場合は、全てのドア部材を着脱式としてもよく、着脱が容易な方のドア部材を着脱した場合に識別情報表示部が視認可能となる構成としてもよい。
【0544】
また、ドア部材の着脱作業を完全に完了させなくとも、着脱作業を途中まで行った際に識別情報表示部が視認可能となる構成としてもよい。例えば、着脱作業において少しだけ着脱式のドア部材を持ち上げた時点で識別情報表示部が視認可能となる構成とすれば、識別情報表示部の確認を行う際にドア部材全体を着脱する必要がなく、作業効率が向上し、作業者の疲労軽減につながる。
【0545】
また、キャビネットGの開口部G100を遮蔽するドア部材としては、上ドア機構UD及び下ドア機構DDの2つに限定されるものではない。ドア部材を3つ以上備える構成として、そのうちのいずれか1つのドア部材又は全てではない複数のドア部材(例えばドア部材が全部で3つであればそのうちの2つ)を開放した状態で、識別情報表示部が視認可能となるようにしてもよい。
【0546】
上ドア機構UDは、ホール(遊技場)においては、開閉困難又は着脱困難となるようにキャビネットGに取付けられるものとしてもよい。この場合、上ドア機構UDは、ドア部材ではなく単なる遮蔽部材として機能し、遊技機内へのアクセスを困難にすることができ、セキュリティ性が高まる。
【0547】
また、キャビネットGの開口部G100を遮蔽するドア部材が3つ以上である場合には、いずれのドア部材を回動式とするか着脱式とするかは任意であり、例えば3つのドア部材のうち、2つを着脱式とし、1つを回動式とした場合、回動式のドア部材を開放したときに識別情報表示部が視認可能となる構成としてもよい。また、回動式のドア部材の回動を他の着脱式のドア部材が規制する構造の場合、着脱式のドア部材を着脱した際に識別情報表示部が視認可能となる構成としてもよい。
【0548】
また、キャビネットGの開口部G100を遮蔽するドア部材が2つ以上の場合、2つ以上のドア部材を上下に配置する構成に限らず、キャビネットGの開口部G100を遮蔽する機能を有するのであれば、ドア部材の配置は本実施の形態の配置に限らない。例えば2つのドア部材が左右に並んで配置され、これら2つのドア部材が遊技機中央から外側に向かって回動するよう開放される、いわゆる観音開きの構成としてもよい。また、これら左右に並んだ2つのドア部材を双方とも着脱式としてもよいし、いずれか1つを着脱式としてもよい。また、左右に並んで配置された2つのドア部材の上下のいずれかに他のドア部材をさらに配置してもよい。この場合も、全てを着脱式としてもよいし、いずれかのドア部材を着脱式としてもよい。
【0549】
このような場合、開閉又は着脱が容易な方のドア部材を開放した際に識別情報表示部が視認可能となることが望ましい。
【0550】
また、キャビネットGの開口部G100を遮蔽するドア部材としては、メインドアにサブドアを設けた構成のドア部材としてもよい。サブドアは、メインドアに回動自在に軸支されている。この場合、サブドアのみを開放することも可能であるため、セキュリティ性を高めることができる。
【0551】
また、サブドアをメインドアに対して着脱自在な構成とし、サブドアにメインドアに対する係合部を設けてサブドアがキャビネットGに対して直接、係合しない構成としてもよい。また、サブドアをキャビネットG及びメインドアの両方に係合する構成としてもよい。なお、サブドアは、メインドアに対してスライド式の開閉部材で構成されてもよい。
【0552】
メインドアにサブドアを設けた構成の場合、サブドアが開放又は着脱された際に識別情報表示部が視認可能となる構成としてもよい。
【0553】
また、キャビネットGの開口部G100を遮蔽するドア部材を外側ドアとして、当該外側ドアの他に、キャビネットGの内部に内側ドアを設けた構成であってもよい。外側ドアは、回動式又は着脱式のいずれであってもよい。
【0554】
この場合、外側ドアを開放又は着脱したときに識別情報表示部が視認可能となる構成としてもよい。
【0555】
または、キャビネットGの内部に複数の回動式又は着脱式の内側ドアを設け、このうちのいずれかの内側ドアを開放又は着脱したときに識別情報表示部が視認可能となる構成であってもよい。この場合、全ての内側ドアを開放又は着脱することなく、識別情報表示部が確認できるので確認作業の効率化を図ることができる。
【0556】
また、キャビネットGの開口部G100を遮蔽するドア部材の1つ又は複数をスライド式のドア部材で構成してもよい。この場合、スライド式のドア部材のスライド方向は左右、上下、前後、斜め方向のいずれであってもよい。さらに、スライド式のドア部材が、ある支点を中心に回動するタイプのものであってもよい。
【0557】
スライド式のドア部材は、回動式のドア部材と異なり、ドア部材を開閉動作する際に遊技機外の方向(特に、遊技機前方)に大きなスペースを必要としないため、製造工程において工場や倉庫で遊技機同士が密集して配置された状況においても容易に開閉することができる。
【0558】
スライド式のドア部材を用いた場合、スライド式のドア部材を開放したときに識別情報表示部が視認可能となる構成としてもよい。
【0559】
なお、スライド式のドア部材が遊技機外部から開閉可能な場合には、遊技場に設置する際のセキュリティを考慮して、遊技機出荷前に遊技機の外部からドア部材のスライドによる開放を規制するようにロックできるロック機構を設けるのが好ましい。
【0560】
また、本実施の形態では、キャビネットGの内部を中間支持板G1によって上部空間と下部空間とを仕切っているが、中間支持板G1を設けずにキャビネットGの内部を仕切らない構成としてもよい。大型の遊技機構成部品をキャビネットGの内部に搭載する場合には内部を仕切らない方が望ましい。
【0561】
また、遊技媒体としてメダルや遊技球等の有体物を用いずに電子データによる遊技価値のみで遊技可能な遊技機の場合は、ホッパ装置等が不要となるため、このような遊技機においても中間支持板G1を設けなくてもよい。この場合、リールを視認するための表示窓(本実施の形態ではメイン表示窓DD4)の高さに合う載置台を設けて、当該載置台にリールユニットRUを載置するのが望ましい。
【0562】
また、本実施の形態の中間支持板G1に開口を設けて、キャビネットGの内部の上部空間と下部空間とを開口を介して連通させる構成としてもよい。または、キャビネットGの内部の上部空間の後方と下部空間の後方とが連通する構成であってもよい。
【0563】
これらの構成とした場合、キャビネットGの内部の上部空間と下部空間とが連通することによりキャビネットGの内部の空気が流れやすくなり、リールユニットRUや各種基板、プロジェクタ装置B2、可動役物の駆動モータ等の通電時に生ずる熱がキャビネットGの内部の1か所に籠ることによってキャビネットGの内部の温度が上昇することを防止することができる。これにより、キャビネットGの内部の温度上昇に起因した不具合を防止できる。
【0564】
また、本実施の形態の遊技機1を、箱状のキャビネットGを有するパチスロ機に適用した例について説明したが、これに限らず、背板のない枠状の遊技機枠に対してドア部材が取り付けられた、いわゆるパチンコ遊技機に適用してもよい。パチンコ遊技機の場合、パチンコ遊技機の外殻を構成する外枠の開口部を遮蔽するように、本実施形態の上ドア機構UD及び下ドア機構DDに相当するドア部材(フロントドア)が設けられる。
【0565】
また、本実施の形態の遊技機1を、例えばメダルや遊技球等の実体のある遊技媒体を不要とし、電子的な遊技価値を用いて遊技できる封入式の遊技機に適用した場合には、ホール(遊技場)においてメダルや遊技球の補給が必要なくなる。また、遊技機の電源のオン、オフも遊技機が設置される島側の電源で入り切りができるため、遊技機のフロントドアを開放する必要がない。
【0566】
したがって、本実施の形態の遊技機1を封入式の遊技機に適用した場合には、上ドア機構UD、下ドア機構DDともにホール(遊技場)では開閉困難又は着脱困難となるようにキャビネットGに取付けてもよい。このような場合でも遊技機の製造工程において、最後に固定するドア部材を固定する前の状態(上ドア機構UD→下ドア機構DDの順に固定するのであれば、上ドア機構UDのみ固定され、下ドア機構DDが開放された状態又は未取付の状態)で、識別情報表示部501を視認可能とすることで、ユニット番号の確認が容易となり作業効率が高まる。
【0567】
本実施の形態では、識別情報は2次元コード等を所定の携帯端末機等で読み取るものとしたが、単に作業者が目視で確認するための表示としてもよい。例えば、機種名やユニット番号などを識別情報表示部に表示するものでもよく、携帯端末機等を用いて読み取るための2次元コード等の表示と目視用の表示とのいずれか一方、又は双方を併用してもよい。
【0568】
また、識別情報表示部に表示される識別情報としては、遊技機構成部品の製造日時や製造場所等の製造管理情報以外の情報であってもよい。例えば、識別情報表示部に、当該機種で用いられる楽曲や画像等(映画やアニメーション、ゲーム等)の著作物など使用許諾の必要となる権利について正規ライセンスを受けた製品であることを示すシールや、製造業者の組合の許認可シールや特許管理団体の証紙などを貼付するなどしてもよい。また、製造管理用の識別情報と、その他の識別情報とを1か所の識別情報表示部に併記する等、併せて表示してもよい。
【0569】
(第2の実施の形態)
図70図89は、本発明の第2の実施の形態に係る遊技機を示す図である。
【0570】
<光の照射範囲とスクリーンの配置位置>
図70は、上ドア機構及びキャビネットの縦断面図である。
【0571】
図70では、プロジェクタ9020から投射された光の照射範囲を、一点鎖線を用いて示している。第1の実施の形態と同様に、プロジェクタ9020から投射された光は、下向きに進行した後、ミラー9030によって前方に向けて反射される(図28参照)。
【0572】
後述するように、上ドア機構UDには、スクリーンシート1046、スクリーンシート1056、及び、スクリーンシート1057が設けられている(図73及び図74参照)。プロジェクタ9020から投射された光は、スクリーンシート1046、スクリーンシート1056、及び、スクリーンシート1057のそれぞれに対して後方(背面側)から入射し、これらのスクリーンシートの前面側(表示面)に画像が表示されることになる。
【0573】
以下、詳述する。
<上ドア機構UD>
図71は、上ドア機構を前方から見た斜視図である。図72は、上ドア機構を後方から見た斜視図である。
【0574】
図71及び図72に示すように、上ドア機構UDには、スクリーンユニット1040、装飾ユニット1050、及び、間接照明ユニット1060が設けられている。以下、各ユニットについて説明する。
【0575】
<スクリーンユニット1040>
図73は、上ドア機構の分解斜視図である。図74は、上ドア機構の分解斜視図である。図75は、透光板、スクリーンシート、下押さえ部材、上押さえ部材、及び、下フレームを後方から見た斜視図である。図76は、透光板及びスクリーンシートを後方から見る一方、下押さえ部材及び上押さえ部材を前方から見た斜視図である。図77は、上押さえ部材及び上フレームを下方から見た斜視図である。図78は、透光板、スクリーンシート、及び、下フレームを後方から見た斜視図である。
【0576】
なお、図73では、上ドア機構UDの各構成要素を斜め前方から見た様子を示している。図74では、上ドア機構UDの各構成要素を斜め後方から見た様子を示している。図75では、透光板1045、スクリーンシート1046、下押さえ部材UD101、及び、上押さえ部材UD102については、これらが組み付けられた状態を示し、下フレームUD100については、単独で存在する様子を示している。図76では、透光板1045及びスクリーンシート1046については、これらが組み付けられた状態を示し、下押さえ部材UD101及び上押さえ部材UD102については、これらがそれぞれ単独で存在する様子を示している。図77では、上押さえ部材UD102及び上フレームUD110について、これらがそれぞれ単独で存在する様子を示している。図78では、透光板1045、スクリーンシート1046、及び、下フレームUD100について、これらが組み付けられた状態を示している。
【0577】
図73及び図74に示すように、スクリーンユニット1040は、透光板1045と、スクリーンシート1046と、を備えている。
【0578】
透光板1045は、透光性を有するアクリル板等の樹脂又はガラス板等を主たる素材とし、全面に亘って均等な厚みを有するように形成されている。透光板1045は、中央に位置する平面部1045aと、平面部1045aの左右双方の側縁から後方に向けて連続して形成された湾曲部1045bと、湾曲部1045bの後端から後方に向けて連続して形成された側面部1045cと、を備えている。平面部1045a及び側面部1045cは、平面形状に形成され、これらの表面は互いに略直交している。湾曲部1045bは、平板を湾曲させた形状を有している。
【0579】
スクリーンシート1046は、後方から投影像が投影されることで表示される透過式のスクリーンであり、プロジェクタ9020から投射された光が入射する背面側の入射面と、入射面に入射した光が透過することで投影像が投影される前面側の表示面と、を有する。スクリーンシート10脂製フィルムを主たる素材として、全面に亘って均等な厚みを有するように形成され、非投影時に乳白色、半透明、あるいはグレー色を呈する。
【0580】
スクリーンシート1046は、中央に位置する平面部1046aと、平面部1046aの左右双方の側縁から後方に向けて連続して形成された湾曲部1046bと、を備えている。平面部1046aは、平面形状に形成され、湾曲部1046bは、平板を湾曲させた形状を有している。スクリーンシート1046の平面部1046a及び湾曲部1046bは、透光板1045の平面部1045a及び湾曲部1045bと、略同一の大きさ及び形状を有している。
【0581】
スクリーンシート1046は、透光板1045の背面側に配置されている。具体的には、透光板1045の平面部1045aにおける背面側の表面と、スクリーンシート1046の平面部1046aにおける前面側の表面とが密着し、透光板1045の湾曲部1045bにおける背面側の表面と、スクリーンシート1046の湾曲部1046bにおける前面側の表面とが密着した状態となっている。
【0582】
スクリーンシート1046の入射面(背面側の表面)に対して、プロジェクタ9020から投射された光が入射することによって、スクリーンシート1046の表示面(前面側の表面)に、遊技に関する画像(静止画像や動画像)が表示される。透光板1045は、透明に形成されており、透光板1045の前方には遊技者の視界を遮る構造が存在しないため、スクリーンシート1046に画像が表示された場合、当該画像は、遊技者から視認可能となる。
【0583】
また、スクリーンシート1046は、平面部1046aと湾曲部1046bとを有しており、平面部1046aと湾曲部1046bとでは奥行き方向の位置が異なるため、平面部1046aと湾曲部1046bの双方に画像を表示することによって、スクリーンシート1046に表示された画像全体に立体感を付与することができる。また、透光板1045及びスクリーンシート1046は、それぞれ、湾曲部1045b及び湾曲部1046bがフォーミング(開放空間内成形)により形成されており、これにより、例えば、真空加工等により湾曲部を形成した場合と比較して、画像の変形を抑えることができる。
【0584】
以上のように構成された透光板1045及びスクリーンシート1046は、下部が下押さえ部材UD101によって押さえ付けられ且つ上部が上押さえ部材UD102によって押さえ付けられた状態で、下フレームUD100及び上フレームUD110によって支持されている。
【0585】
具体的に、図75に示すように、下フレームUD100は、コの字状の部材として形成されており、水平配置された底板UD100aと、底板UD100aの前端において上方に向かって僅かに突設された壁部UD100bと、底板UD100aの右端部において上下方向に延在する右側部UD100cと、底板UD100aの左端部において上下方向に延在する左側部UD100dと、を備えている。透光板1045及びスクリーンシート1046は、透光板1045が底板UD100a、右側部UD100c、及び、左側部UD100dに当接した状態で、底板UD100a上に載置される。この状態において、透光板1045の前面下部は、壁部UD100bに当接する。壁部UD100bは、透光板1045の前面下部全体が当接可能なように、透光板1045の平面部1045a、湾曲部1045b、及び、側面部1045cに対応する形状を有している。
【0586】
図76に示すように、下押さえ部材UD101は、板状に形成されており、その前方側面(押さえ面UD101a)は、スクリーンシート1046に対応して、平面形状に形成された部分と湾曲形状に形成された部分とを有している。透光板1045及びスクリーンシート1046が下フレームUD100の底板UD100a上に載置された状態で、下押さえ部材UD101が下フレームUD100に固定されることにより、スクリーンシート1046の下部は、下フレームUD100の壁部UD100b及び透光板1045と、下押さえ部材UD101の押さえ面UD101aとの間に挟持され、押さえ面UD101aによって押さえ付けられる。なお、下押さえ部材UD101は、ネジ挿通孔UD101b(図75参照)を通したネジを下フレームUD100のネジ穴UD100eにねじ込むことにより、下フレームUD100に取り付けることができる。
【0587】
また、図77に示すように、上フレームUD110は、正面視略四角形状の外形を有する部材として形成されており、左右方向に延在する底面UD110aと、底面UD110aにおける前方部から下方に僅かに突出した壁部UD110bと、を備えている。下フレームUD100に対して上フレームUD110が固定された状態で、透光板1045及びスクリーンシート1046は、透光板1045の上端縁が上フレームUD110の底面UD110aに当接し、透光板1045の前面上部が上フレームUD110の壁部UD110bに当接するように位置付けられる。壁部UD110bは、透光板1045の前面上部が一定範囲に亘って当接可能なように、透光板1045に対応する形状を有している。
【0588】
上押さえ部材UD102の前方側面(押さえ面UD102a、図76参照)は、スクリーンシート1046に対応して、平面形状に形成された部分と湾曲形状に形成された部分とを有している。上押さえ部材UD102は、その上面が上フレームUD110の底面UD110aに当接した状態で、ネジ挿通孔UD102bを(図77参照)を通したネジを、上フレームUD110の底面UD110aに形成されたネジ穴UD110cにねじ込むことにより、上フレームUD110に取り付けられる。これにより、スクリーンシート1046の上部は、上フレームUD110の壁部UD110b及び透光板1045と、上押さえ部材UD102の押さえ面UD102aとの間に挟持され、押さえ面UD102aによって押さえ付けられる。
【0589】
以上のようにして、スクリーンシート1046は、下部が下押さえ部材UD101によって押さえ付けられ且つ上部が上押さえ部材UD102によって押さえ付けられる。下押さえ部材UD101の押さえ面UD101a及び上押さえ部材UD102の押さえ面UD102aは、それぞれ、スクリーンシート1046の形状に対応して、湾曲形状に形成された部分を有している。これにより、透光板1045とスクリーンシート1046との間の隙間ができたり、スクリーンシート1046にシワが発生したりすることを抑制しつつ、スクリーンシート1046を透光板1045に密着させることが可能となり、遊技者から視認される画像が乱れてしまうことを防止することができる。
【0590】
図78に示すように、透光板1045とスクリーンシート1046とが密着した状態において、これらを後方から見た場合、透光板1045の平面部1045a及び湾曲部1045bは、スクリーンシート1046の平面部1046a及び湾曲部1046bによって覆われている一方、透光板1045の側面部1045cは、スクリーンシート1046によって覆われず露出した状態となっている。
【0591】
図示していないが、透光板1045及びスクリーンシート1046の背面側には、キャビネットGが配置される。従って、スクリーンシート1046の後端とキャビネットG(側面壁G2)の前端との間には、少なくとも透光板1045の側面部1045cにおける前後方向の長さに相当する隙間が存在することになる。分かりやすくするため、図78では、このような隙間を斜線で示している。
【0592】
そして、透光板1045のうちスクリーンシート1046によって覆われる部分(平面部1045a及び湾曲部1045b)には、画像が表示される一方、透光板1045のうちスクリーンシート1046によって覆われず露出した部分(側面部1045c、すなわち、図78における斜線部分)には、画像が表示されない。これにより、遊技者に対して、キャビネットG(側面壁G2)の前端から前方向に離間した位置において、画像が浮き出ているような印象を与えることが可能であり、多彩な画像表現を実現することができる。
【0593】
<装飾ユニット1050>
図79は、上フレーム、第1構造体、第2構造体、第3構造体、第4構造体、及び、スクリーンシートを後方から見た斜視図である。
【0594】
なお、図79では、第1構造体1051、第2構造体1052、第3構造体1053、及び、第4構造体1054については、これらが組み付けられた状態を示し、上フレームUD110、スクリーンシート1056、及び、スクリーンシート1057については、これらがそれぞれ単独で存在する様子を示している。
【0595】
図79に示すように、装飾ユニット1050は、中央に配置された第1構造体1051と、第1構造体1051の周囲に配置された第2構造体1052と、第2構造体1052に隣接する第3構造体1053と、第3構造体1053に隣接する第4構造体1054と、これらの構造体の背面側に配置されたスクリーンシート1056及びスクリーンシート1057と、を備えている。
【0596】
第1構造体1051、第2構造体1052、第3構造体1053、及び、第4構造体1054は、ネジ締結により上フレームUD110に取り付けられる。スクリーンシート1056は、押さえ部材UD111によって押さえ付けられた状態で、第1構造体1051及び第2構造体1052の背面側に配置される。スクリーンシート1057は、押さえ部材UD111によって押さえ付けられた状態で、第3構造体1053の背面側に配置される。スクリーンシート1056とスクリーンシート1057とは、隣接するように配置され、隣接部において嵌合可能な形状を有している。第4構造体1054は、上フレームUD110のスピーカ収納部UD110dの背面側に配置され、スピーカ収納部UD110dの背面側には、第4構造体1054とともに、図示しないスピーカが配置される。
【0597】
第1構造体1051は、透光性の素材(例えば、アクリル樹脂等)により形成され、所定の立体的形状(例えば、文字形状)に形成されている。第2構造体1052は、透光性の素材(例えば、アクリル樹脂等)により形成され、所定の立体的形状(例えば、炎を模した形状)に形成されている。第3構造体1053は、透光性の素材(例えば、アクリル樹脂等)により形成され、所定の立体的形状(例えば、鎖を模した形状)に形成されている。第4構造体1054は、透光性の素材(例えば、アクリル樹脂等)により形成され、所定の立体的形状(例えば、鎖を模した形状)に形成されている。
【0598】
スクリーンシート1056及びスクリーンシート1057は、後方から投影像が投影されることで表示される透過式のスクリーンであり、スクリーンシート1046と同様に、プロジェクタ9020から投射された光が入射する背面側の入射面と、入射面に入射した光が透過することで投影像が投影される前面側の表示面と、を有する。スクリーンシート1056及びスクリーンシート1057は、例えば、透光性を有するガラス板、アクリル板、樹脂製フィルムを主たる素材として、全面に亘って均等な厚みを有するように形成され、非投影時に乳白色、半透明、あるいはグレー色を呈する。
【0599】
スクリーンシート1056及びスクリーンシート1057の入射面(背面側の表面)に対して、プロジェクタ9020から投射された光が入射することによって、スクリーンシート1056及びスクリーンシート1057の表示面(前面側の表面)に、遊技に関する画像(静止画像や動画像)が表示される。
【0600】
ここで、第3構造体1053は、その前面側にハーフミラー(マジックミラー)が形成された構成を有している。ハーフミラーは、従来公知の方法により、半透過膜シートを基板の表面に貼り付けたり、金属膜を金属蒸着させたりすることによって形成することが可能であり、入射する光のうちの一部を反射する一方、一部を透過する性質を有する。
【0601】
スクリーンシート1057の前面側にこのようなハーフミラーを配置することにより、プロジェクタ9020から光が投射されていない場合には、第3構造体1053の周囲に存在する物体が映り、例えば、黒いメッキ加工の施されたパーツのような外観を呈することになる。第3構造体1053の周囲に存在する物体としては、例えば、図71に示すような鎖を模した形状の構造物を設けることができる。なお、鎖を模した形状の構造物は、第3構造体1053の近傍に設けてもよいし、第3構造体1053(ハーフミラー)自体を当該形状に形成してもよい。一方、プロジェクタ9020から光が投射されている場合には、スクリーンシート1057に表示された画像がハーフミラーに映ることになる。例えば、第3構造体1053の周囲に存在する物体や第3構造体1053の形状に類似する形状(鎖を模した形状)の物体が流れて動いているような画像をスクリーンシート1057に表示することによって、プロジェクタ9020から光が投射されていない場合に静止していた当該物体が動いているような演出を行うことが可能となる。このように、上記構成によれば、造形物及び当該造形物に関連する画像との双方によって、魅力的な演出を生み出すことができる。
【0602】
また、スクリーンシート1056は、光を拡散するための拡散層、入射面側に凸となる形状を有する単位プリズムが複数配列されたプリズム層を有している。これにより、プロジェクタ9020から投射された光が拡散され、スクリーンシート1056の前面側に配置された造形物と相俟って、魅力的な演出を行うことができる。例えば、図71に示すように、第1構造体1051が「GOD」という文字形状に形成されている場合、「GOD」という文字に対応する画像をスクリーンシート1056に表示することによって、「GOD」という文字がキラキラ輝いているような外観を創出することができる。また、プロジェクタ9020から投射される光の中心(投射レンズの光軸近傍から出射される照射光)は、スクリーンシート1046へと入射するところ、スクリーンシート1056は、画角中心から離れた位置に配置されているが、集光効果の高いプリズム層を設けることにより、スクリーンシート1056に表示される画像の輝度が低下してしまうことを抑えることができる。なお、スクリーンシート1057と同様に、スクリーンシート1056の前面側にもハーフミラーを配置してもよい。
【0603】
<間接照明ユニット1060>
図80は、透光板、スクリーンシート、下フレーム、LED基板、及び、導光部材を後方から見た斜視図である。図81は、透光板、スクリーンシート、下フレーム、及び、導光部材を前方から見た斜視図である。図82は、透光板、スクリーンシート、下フレーム、LED基板、及び、導光部材の断面を前方から見た斜視図である。
【0604】
なお、図80では、透光板1045、スクリーンシート1046、下フレームUD100、LED基板1061、及び、導光部材1062について、これらが組み付けられた状態から導光部材1062を取り外した様子を示している。図81では、透光板1045、スクリーンシート1046、下フレームUD100、及び、導光部材1062について、これらが組み付けられた状態から下フレームUD100の位置を僅かにずらした様子を、導光部材1062近傍を拡大して示している。図82では、透光板1045、スクリーンシート1046、下フレームUD100、LED基板1061、及び、導光部材1062について、これらが組み付けられた状態を水平面で切断した様子を、導光部材1062近傍を拡大して示している。
【0605】
図72に示すように、間接照明ユニット1060は、下フレームUD100の右側部UD100c及び左側部UD100dのそれぞれに沿うように配置されており、各間接照明ユニット1060は、左右対称な構成を有している。
【0606】
図80に示すように、間接照明ユニット1060は、LED基板1061と、導光部材1062と、を備えている。
【0607】
LED基板1061は、下フレームUD100の右側部UD100cの若干左側及び左側部UD100dの若干右側のそれぞれ(透光板1045の側面部1045cの若干内側)において、側面部1045cと略平行に配置されている。LED基板1061には、複数のLED1061aが上下方向に等間隔に設けられている。具体的に、右側部UD100c近傍に配置されたLED基板1061のLED1061aは、右方向に光を出射するように設置されており、左側部UD100d近傍に配置されたLED基板1061のLED1061aは、左方向に光を出射するように設置されている。LED基板1061は、側面視において、その一部が透光板1045の側面部1045cと重畳するように配置されているが、LED1061aの設置位置は、側面部1045cの後端よりも後方となっており、LED1061aから出射された光は、側面部1045cによって遮られないようになっている。なお、LED基板1061は、側面部1045cと若干離間して配置されている。
【0608】
導光部材1062は、下フレームUD100の右側部UD100c及び左側部UD100dと略同一の高さを有する部材であり、内向きに開放する開口1062aが上下方向に複数形成されている。導光部材1062には、上部と下部のそれぞれにネジ孔1062bが形成されており、LED基板1061に形成されたネジ孔1061bを挿通したネジによって、LED基板1061に対して導光部材1062が固定される。これにより、LED1061aから出射された光が開口1062aを通過して導光部材1062の内部に入るようになっている。
【0609】
また、導光部材1062は、その上部に形成されたネジ孔1062c及び下フレームUD100の右側部UD100c(左側部UD100d)に形成されたネジ孔UD100fを挿通したネジによって、下フレームUD100に対して固定される。
【0610】
さらに、図81に示すように、導光部材1062には、前方向に開放する開口1062dが上下方向に複数形成されている。図80に示す開口1062aと図81に示す開口1062dとは、導光部材1062の内部において連通している。また、下フレームUD100の右側部UD100c(左側部UD100d)には、前後方向に貫通する開口UD100gが上下方向に複数形成されている。これにより、導光部材1062が下フレームUD100に取り付けられた状態において、導光部材1062の開口1062dと下フレームUD100の開口UD100gとが連通することになる。
【0611】
図82に示すように、導光部材1062の内部は、LED1061aから出射された光の進行方向を変化させるリフレクタとなっている。LED1061aから出射された光は、導光部材1062の開口1062aを通過して導光部材1062の内部に入った後、横向きから前向きに進行方向を変えて、導光部材1062の開口1062dを通過し、右側部UD100c(左側部UD100d)の開口UD100gから前方向に放出される。図82中の矢印は、LED1061aから出射された光の進行方向を示している。
【0612】
ここで、図82に示すように、下フレームUD100の右側部UD100c(左側部UD100d)は、透光板1045の側面部1045cに当接している。また、右側部UD100c(左側部UD100d)の後端と側面部1045cの後端とは、前後方向における位置が略同一であり、右側部UD100c(左側部UD100d)における前後方向の長さは、側面部1045cにおける前後方向の長さよりも短くなっている。また、図示しないが、下フレームUD100の右側部UD100c(左側部UD100d)の背面側には、キャビネットGが配置される。キャビネットG(側面壁G2)の前端は、右側部UD100c(左側部UD100d)の後端と近接(略当接)し、キャビネットGの側面壁G2と、右側部UD100c(左側部UD100d)とは、略同一平面上に位置付けられる。
【0613】
間接照明ユニット1060は、周辺の部材と以上のような位置関係を有するように、透光板1045の側面部1045cに沿って配置されている。そして、LED1061aから出射された光は、透光板1045の側面部1045cに沿って、前方へと放出されることになる。図78を用いて説明したように、透光板1045の側面部1045cは、スクリーンシート1046によって覆われず、当該部分(図78における斜線部分)には画像が表示されないため、画像が浮き出ているような印象を遊技者に与えることができる。本実施の形態では、このような画像が表示されない部分から(透光板1045の側面部1045cに沿って)LED1061aの光が放出されることに起因して、画像が表示される部分と画像が表示されない部分との境界を強調し、画像が浮き出ているような印象をより顕著に遊技者に与えることができる。
【0614】
<上ドア機構UDのキャビネットGへの取り付け>
図83は、上ドア機構、引っ掛け部、及び、前面側突出部材を後方から見た斜視図である。図84は、上ドア機構、引っ掛け部、及び、前面側突出部材を側方から見た斜視図である。図85は、キャビネット、引っ掛け部、及び、前面側突出部材を側方から見た斜視図である。図86は、上ドア機構、キャビネット、引っ掛け部、及び、前面側突出部材の断面の右側面図である。図87は、上ドア機構を下方から見た斜視図である。図88は、上ドア機構及び下ドア機構を前方から見た斜視図である。図89は、上ドア機構及び下ドア機構を後方から見た斜視図である。
【0615】
なお、図83では、上ドア機構UDから引っ掛け部UD120及び前面側突出部材G120を取り外した様子を示している。図84では、引っ掛け部UD120については、上ドア機構UDに取り付けられている様子を示し、前面側突出部材G120については、上ドア機構UDから取り外した様子を示している。図85では、引っ掛け部UD120及び前面側突出部材G120がキャビネットGに取り付けられている様子を示している。図86では、上ドア機構UDがキャビネットGに対して閉じられた状態における上ドア機構UD、キャビネットG、引っ掛け部UD120、及び、前面側突出部材G120を前後方向の鉛直面で切断した様子を示している。分かりやすくするため、図86では、引っ掛け部UD120及び前面側突出部材G120を斜線で示している。図87では、上ドア機構UDの各構成要素が組み付けられた状態を示している。図88では、上ドア機構UDと下ドア機構DDとが組み付けられていない状態において、これらを互いに異なる方向から見た様子を示しており、下ドア機構DDの方が側方に近い角度から観察している。図89では、上ドア機構UD及び下ドア機構DDがキャビネットGに対して閉じられた状態を示している。
【0616】
上ドア機構UDは、引っ掛け部UD120及び前面側突出部材G120により、キャビネットGに取り付けられる。
【0617】
図83及び図84に示すように、引っ掛け部UD120は、上フレームUD110から後方へと突出する部材であり、主面UD120aには、下方が開放された欠き込みUD120bが形成されている。引っ掛け部UD120の主面UD120aと直交する面には、ネジ孔UD120cが形成されており、引っ掛け部UD120は、ネジ締結により上フレームUD110に取り付けられる。引っ掛け部UD120が上フレームUD110に対して固定されることにより、主面UD120aは、前後方向に沿って配置される。
【0618】
前面側突出部材G120は、水平配置された主面G120aと、主面G120aの前端中央付近を上方に折り曲げることで形成された前端中央部G120bと、主面G120aの前端右側を上方に折り曲げることで形成された前端右側部G120cと、主面G120aの前端左側を上方に折り曲げることで形成された前端左側部G120dと、前端中央部G120bと前端右側部G120cとの間において主面G120aの前端を上方及び後方に折り曲げることで形成された右載置部G120eと、前端中央部G120bと前端左側部G120dとの間において主面G120aの前端を上方及び後方に折り曲げることで形成された左載置部G120fと、主面G120aの左端及び右端双方の後部を下方に折り曲げることで形成された後側部G120gと、を備えている。
【0619】
前端右側部G120c及び前端左側部G120dは、前端中央部G120bよりも後方に形成されており、前端中央部G120b、前端右側部G120c、及び、前端左側部G120dの高さは、略同一である。また、右載置部G120e及び左載置部G120fは、それぞれ、前端右側部G120c及び前端左側部G120dよりも後方に形成されており、右載置部G120e及び左載置部G120fの高さは、略同一であり、これらの高さは、前端中央部G120b、前端右側部G120c、及び、前端左側部G120dの高さよりも高くなっている。また、右載置部G120e及び左載置部G120fは、水平配置された面を有している。
【0620】
後側部G120gには、ネジ孔G120hが形成されており、前面側突出部材G120は、ネジ孔G120hを挿通したネジにより、キャビネットGの側面壁G2に内側から取り付けられる。図85及び図86に示すように、前面側突出部材G120がキャビネットGに対して固定されることにより、主面UD120aの前方部分(前端中央部G120b、前端右側部G120c、前端左側部G120d、右載置部G120e、及び、左載置部G120fを含む)は、キャビネットGから前方へと突出する。
【0621】
一方、キャビネットGの側面壁G2の内側面には、内側に向けて突出する内面側突出部材G2a(例えば、側面壁G2の内側面にねじ込まれたネジ等)が設けられており、引っ掛け部UD120の欠き込みUD120bが内面側突出部材G2aに引っ掛けられる。これにより、引っ掛け部UD120は、キャビネットGに係止される。
【0622】
図87に示すように、下フレームUD100は、底板UD100a(図75参照)の下側を向いた面として、下側面UD100hを備えている。下側面UD100hには、下方に突出する下方突出部UD100iが複数形成されている。下方突出部UD100iは、略直方体の形状を有しており、下側面UD100hの後端から前方に向けて延在している。下方突出部UD100iの後端には、ネジ穴UD100e(図75参照)が形成されている。
【0623】
図88に示すように、下ドア機構DDは、その上部において左右方向に水平配置された上板DD100を備えている。図89に示すように、上ドア機構UD及び下ドア機構DDがキャビネットGに対して閉じられた状態において、上板DD100の後端縁DD100aは、下フレームUD100に形成された下方突出部UD100iの前端と近接(略当接)している。
【0624】
上ドア機構UD及び下ドア機構DDが以上のように構成されていることにより、上ドア機構UDをキャビネットGに取り付ける(上ドア機構UDをキャビネットGに対して閉じる)に当たっては、まず、上フレームUD110の上壁の下側面を前面側突出部材G120の右載置部G120e及び左載置部G120fの上面に載せつつ、引っ掛け部UD120の欠き込みUD120bを内面側突出部材G2aに引っ掛ける。この状態で下ドア機構DDをキャビネットGに対して閉じることで、下ドア機構DDの上板DD100の後端縁DD100aが下フレームUD100の下方突出部UD100iに当たり、上ドア機構UDが後方へと押し込まれる。これにより、上ドア機構UDも、キャビネットGに対して閉じられることになる。
【0625】
本実施の形態では、以上のようにして上ドア機構UDを閉めることが可能であるため、上ドア機構UDには、キャビネットGと連結するためのヒンジが設けられていない。ヒンジが設けられている場合には、遊技機のサイド部分において画像を表示することが可能な範囲が制限されるところ、本実施の形態に係る遊技機1においては、ヒンジが存在しない分だけ、上ドア機構UDにおける広い範囲を画像表示領域として確保することができる。具体的には、スクリーンシート1046の後端(透光板1045の左右双方の湾曲部1045bにおける後端)に亘るまでの範囲を、プロジェクタ9020から投射された光の左右方向における照射範囲に含めることが可能になる。これにより、大画面による迫力のある演出を行うことができる。
【0626】
また、スクリーンシート1046、スクリーンシート1056、及び、スクリーンシート1057という3つのスクリーンが設けられているが、各スクリーンに表示される画像を示す情報を1つの画像データに含めれば、当該1つの画像データを用いることにより3つのスクリーンのそれぞれに画像を表示することができる。
【0627】
なお、以上のようにして上ドア機構UDが閉じられた状態においては、上ドア機構UDとキャビネットGとの間に僅かな隙間が形成されるが(図86参照)、当該隙間から異物が入ってきた場合であっても、前面側突出部材G120が存在することにより、当該異物がキャビネットGのより内部へと侵入してしまうことを防止することができる。
【0628】
(第3の実施の形態)
図90図97は、本発明の第3の実施の形態に係る遊技機を示す図である。
【0629】
図90に示すように、本実施の形態の上ドア機構UD2は、第1の実施の形態の上ドア機構UDと、フロントパネル380の上側フレーム部385の構成が異なる。上側フレーム部385以外の構成については、第1の実施の形態と略同様であるため、本実施の形態での説明を省略する。また、本実施の形態の上側フレーム部385において、第1の実施の形態と同様の構成についてはその説明を省略する。
【0630】
本実施の形態の上側フレーム部385は、前壁385Aと、前壁385Aの左右方向の両側に形成された側壁385B、385Cと、前壁385Aの上端から後方に延びる上壁385Dと、後壁を構成するバックパネルの上フレーム(図示省略)とを有する。
【0631】
図90及び図91に示すように、上側フレーム部385には、サブスクリーン機構390が設けられている。サブスクリーン機構390は、センタースクリーン391と、一対のサイドスクリーン392と、装飾部材393と、ランプ部394とを備えている。サブスクリーン機構390は、上側フレーム部385の前壁385Aの背面に取付けられている。
【0632】
センタースクリーン391は、球面状に形成されたセンターレンズ391aと、センターレンズ391aの背面に重畳されるスクリーンシート391bとを含んで構成されている。一対のサイドスクリーン392は、サイドレンズ392aと、サイドレンズ392aの背面に重畳されるスクリーンシート392bとを含んで構成されている。センターレンズ391a及びサイドレンズ392aはそれぞれ透光性を有する。
【0633】
センタースクリーン391及び一対のサイドスクリーン392は、後方から画像が投影されることにより、表示される透過式のスクリーンであり、プロジェクタ装置B2から投射された光が入射する背面側の入射面と、入射面に入射した光が透過することで投影像が投影される前面側の表示面とを有する。
【0634】
スクリーンシート391b、392bは、例えば、透光性を有するガラス板、アクリル板、樹脂製フィルムを主たる素材として、全面に亘って均等な厚みを有するように形成され、非投影時に乳白色、半透明、あるいはグレー色を呈する。スクリーンシート391b、392bには、プロジェクタ装置B2から投射された光が後方から投影されるようになっている。なお、センターレンズ391a及びサイドレンズ392aに、プロジェクタ装置B2から投射された光が後方から投影される構成であってもよい。本実施の形態のスクリーンシート391b、392bは、本発明に係る被投影部を構成する。
【0635】
装飾部393は、センターレンズ391aの前面側に設けられるとともに、センターレンズ391aとの間に所定の隙間を形成して設けられている。装飾部393は、例えば黒色等の樹脂製の部材で構成されている。
【0636】
ランプ部394は、後方に開口を有する球面状に形成されており、例えば、透光性を有するガラス板、アクリル板、樹脂製フィルムを主たる素材として、全面に亘って均等な厚みを有するように形成されている。
【0637】
また、上側フレーム部385には、サブスクリーン機構390の後方に、第1のレフ部材400と、第2のレフ部材410と、導光レンズ420と、レンズ部材421と、LED基板430とが設けられている。
【0638】
第1のレフ部材400は、図94及び図95に示すように、後方に窪んだ湾曲形状部400aを含み、湾曲形状部400aの前方端部400bが左右方向に突出している。前方端部400bは、装飾部材393の後方に位置している。
【0639】
湾曲形状部400aには、後方に凹んだ凹部400cが左右方向に所定の間隔で並ぶように形成されている。凹部400cは、後述する左LED431L、中LED431C及び右LED431Rのそれぞれに対応して3つ形成されており、後方に向かうにしたがい縮径するよう形成されている。
【0640】
凹部400cの後方端部は、後方に開口しており、この開口を通して左LED431L、中LED431C及び右LED431Rのそれぞれが前方に光を照射可能となっている。このため、左LED431L、中LED431C及び右LED431Rのそれぞれが照射する光は、互いに干渉しづらくなっており、各LEDの照射光がセンターレンズ391に照射された際に互いに区別できるようになっている。
【0641】
第2のレフ部材410は、第1のレフ部材400の後方に設けられ、前方に導光レンズ420を保持し、後方にレンズ部材421を保持している。第2のレフ部材410は、図95に示すように、第1のレフ部材400との間に前後方向に隙間が形成されるように設置されている。導光レンズ420は、この隙間に配置される。
【0642】
第1のレフ部材400及び第2のレフ部材410は、いずれも光を通さない非透光性の樹脂部材等で構成されている。したがって、第1のレフ部材400と第2のレフ部材410との間に配置された導光レンズ420を通る光(後述するLED432から照射された光)がセンタースクリーン391の内方(第1のレフ部材400の湾曲形状部400aとセンタースクリーン391の背面とで囲まれる空間)側や、第2のレフ部材410の後方側に漏れないようにしている。これにより、導光レンズ420を通る光が、センタースクリーン391に映し出される画像や、メインスクリーン182に映し出される画像に影響してしまうことを防止できる。
【0643】
また、図95及び図96に示すように、第1のレフ部材400の前方端部400bと第2のレフ部材410の前方端部410bとの間には、隙間が形成されており、この隙間から、導光レンズ420で導かれた光が前方に出射される。また、前述の隙間は、装飾部材393の後方に位置している。このため、前述の隙間から前方に出射された光は、遊技者からは、装飾部材393の後方で発光する間接的な光として視認される。
【0644】
図96に示すように、導光レンズ420は、LED432と対向する後方端面420aと、第1のレフ部材400の前方端部400bと第2のレフ部材410の前方端部410bとの間の隙間に位置する前方端面420bとを有する。
【0645】
導光レンズ420の後方端面420aには、LED432から照射された光が入射される。導光レンズ420の前方端面420bからは、後方端面420aから入射され導光レンズ420内を前方に導かれた光が出射される。
【0646】
図93に示すように、レンズ部材421は、前方に突出した円柱状の円柱導光部421aが形成されている。円柱導光部421aは、後述するLED435の前方に位置するように設けられている。したがって、円柱導光部421aには、LED435から光が照射されるようになっており、LED435から照射された光を前方に導くようになっている。円柱導光部421aの前方端部は、ランプ部394の内方の後方側に位置している。したがって、LED435から照射された光は、円柱導光部421a内を導光されることで、下方のセンタースクリーン391に投射されるプロジェクタ装置B2の光と干渉しないようになっている。また、円柱導光部421aの前方端部がランプ部394の内方の後方側に位置しているので、LED435が発光すると、遊技者に対して、ランプ部394の背面近傍に光源があるかのような印象を与えることができる。
【0647】
図91に示すように、LED基板430は、所定方向としての左右方向に沿って所定の間隔で並んで配置された左LED431L、中LED431C及び右LED431R(以下、これらを総称する場合には3連LED431という)と、3連LED431の上方において左右にそれぞれ2つずつ設けられたLED432と、LED432の上方に1つ設けられたLED435とを含んで構成されている。
【0648】
3連LED431は、センタースクリーン391の背面側に光を照射するものである。LED432は、導光レンズ420に向けて光を照射するものである。LED435は、円柱導光部421aに向けて光を照射するものである。本実施の形態の3連LED431は、本発明に係る発光部を構成する。
【0649】
本実施の形態では、LED基板430は、第1の実施の形態のLED基板82(図37参照)に含まれる。また、本実施の形態では、3連LED431、LED432及びLED435は、第1の実施の形態のLED群75(図37参照)に含まれる。また、本実施の形態では、第1の実施の形態の副制御基板72(図37参照)が発光制御手段を構成する。
【0650】
図92に示すように、プロジェクタ装置B2によって投射された光は、センタースクリーン391及び一対のサイドスクリーン392の背面側からスクリーンシート391b、392b(図93参照)に至るようになっている。
【0651】
ここで、LED基板430は、プロジェクタ装置B2から投射され光学ミラー174で反射されてセンタースクリーン391及び一対のサイドスクリーン392に向かう光の光路(図中、一点鎖線で示す)を遮らない位置に設けられている。
【0652】
より詳細には、図93に示すように、LED基板430に設けられた3連LED431は、プロジェクタ装置B2から投射され光学ミラー174で反射されてセンタースクリーン391及び一対のサイドスクリーン392に向かう光の光路(図中、一点鎖線で示す)を遮らない位置に設けられている。また、3連LED431が照射する光の光路(図中、点線で示す)の範囲(照射領域)と、プロジェクタ装置B2から投射され光学ミラー174で反射されてセンタースクリーン391に向かう光の光路(図中、一点鎖線で示す)とは重なる。
【0653】
また、3連LED431は、センタースクリーン391のスクリーンシート391bの上下方向の中心よりも上側に位置している。また、センタースクリーン391のスクリーンシート391bは、スクリーンシート391bの上下方向の中心よりも下方から光を投影されるように光学ミラー174(図92参照)よりも上方に配置されている。
【0654】
(3連LEDの発光態様及びスクリーンシートに投影される画像態様)
次に、副制御基板72(図37参照)によって制御される、3連LED431の発光態様、及びプロジェクタ装置B2から光学ミラー174を介してスクリーンシート391bに投影される画像態様について説明する。
【0655】
副制御基板72(図37参照)は、3連LED431の発光態様として、例えばプロジェクタ装置B2によってスクリーンシート391b、392bに光が投影されているときに、3連LED431のうち、他のLEDと比べて輝度の高い発光状態のLEDを左右方向の一方向に向かって順次変化させていくよう発光態様を制御することができる。これにより、センタースクリーン391に映し出されている画像において明るく見える領域が左右方向の一方向に向かって順次変化していく演出を実行することができる。なお、3連LED431のうち、他のLEDと比べて輝度の低い発光状態のLEDを左右方向の一方向に向かって順次変化させていくよう発光態様を制御してもよい。
【0656】
副制御基板72(図37参照)は、上述した演出の他、3連LED431及びプロジェクタ装置B2を用いて以下に説明するような種々の演出を実行可能である。
【0657】
図97に示すように、副制御基板72(図37参照)は、センタースクリーン391に映し出されている画像(PM画像)として信号を模した画像が表示されるよう、プロジェクタ装置B2によってスクリーンシート391bに光を投影している場合に、3連LED431の発光態様を変化させることでセンタースクリーン391の表示態様を変化させることができる。
【0658】
具体的には、PM画像中の赤、黄、緑の各信号の画像は低輝度で投影されている。このため、3連LED431が消灯している場合には、赤、黄、緑の各信号の画像の遊技者からの見た目(外見)は、赤、黄、緑の各信号が消灯(暗点灯)しているかのような外見となる。
【0659】
ここで、図97において、(1)から(4)の順に3連LED431の発光態様が変化していく例について説明する。
【0660】
まず、(1)においては、3連LED431が消灯しているため、遊技者からの見た目(外見)は、赤、黄、緑の各信号が消灯(暗点灯)している外見となる。
【0661】
次いで、(2)において、赤信号の画像の後方に位置する左LED431Lが点灯する。これにより、PM画像に変化はないものの、遊技者からは、赤信号が点灯したように見える。
【0662】
従来、PM画像を変化させるだけでも信号が点灯するような表示は可能ではあったが、後方からLEDの光をPM画像に重ねることで、PM画像だけでは表現できないようなリアルな光の質感を表現できる。
【0663】
ここで、後方の左LED431Lは赤色に発光させて赤を強調してもよいし、白発光させて赤いPM画像の輝度変化を強調してもよい。なお、ここで左LED431Lの点灯と略同時にPM画像の赤色をより明るい赤色に変化させて色及び見た目の明るさの変化を強調するものとしてもよい。
【0664】
次いで、(3)において、左LED431Lが点滅する。これにより、PM画像に変化はないものの、遊技者からは、赤信号が点滅しているかのように見える。
【0665】
ここで、厳密には、赤信号の画像の後方を中心にスクリーンシート391bの左領域全体が点滅して見えてしまわないように、LEDによって光らせる領域を限定したい場合は、LEDの前方に導光部、又は遮光部を設けてLEDからの光が影響する領域を制限することが望ましい。
【0666】
3連LED431の各LEDが前方の第1のレフ部材(遮光部材)400の凹部400cにより仕切られているため、おおむね左領域・中領域・右領域という投光位置を区分できているが、上記演出例のようにピンポイントで投光する位置を限定したい場合は、第1のレフ部材(遮光部材)400の凹部400cを本実施の形態よりも深く設定し筒状とするのが好ましい。
【0667】
次いで、(4)において、左LED431Lが消灯し、中LED431Cが点灯する。これにより、PM画像に変化はないものの、遊技者からは、点滅していた赤信号が消灯して、黄信号が点灯したように見える。このように、(1)から(4)の順に3連LED431の発光態様を変化させることにより演出効果を高めることができる。
【0668】
上記の図97に示す演出例では、PM画像を投影した後に、3連LED431の発光態様を変化させたが、PM画像の投影と同じタイミングで3連LED431の発光態様を変化させてもよい。
【0669】
また、3連LED431を先に点灯又は点滅させておいて、その後に、PM画像を投影する演出を行ってもよい。この場合は、3連LED431の点灯又は点滅がPM画像の出現を示唆することとなるため、遊技者の注目を引き付けることもできる。
【0670】
また、3連LED431の点灯又は点滅のみでPM画像が出現しない場合は遊技者にとって不利な「ハズレ」、PM画像が出現すれば遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが決定する「当り」など、3連LED431による投光とPM画像とを組み合わせた段階的な演出(ステップアップ演出)を行ってもよい。ここで、例えば、PM画像が同一であっても3連LED431の投光が発生すれば有利遊技状態の当選期待度が高まるという演出としてもよい。
【0671】
さらに、3連LED431からの光の輝度が高いほど期待度が高い、点滅の速度が速いほど(点滅間隔が短いほど)期待度が高いなどとしてもよい。
【0672】
また、明るさに変化を付けたPM画像を投影しておき、比較的明るいPM画像に変化した際に合わせて3連LED431の輝度を高めて明るさを強調するなど、PM画像の明るさと3連LED431の輝度とを連動させてもよい。
【0673】
また、本実施の形態では、投光用のLED基板430の位置が固定されているが、3連LED431を可動部に備えて位置を変化可能な構成ものとしてもよい。さらに、複数のLEDからなる3連LED431のうち、固定されたLEDと、移動可能なLEDとのいずれか一方または両方を備えるものとしてもよい。このように、LEDを移動可能とする場合は、さらにPM画像との組合せによる演出のバリエーションが広がり遊技の興趣が高まる。
【0674】
上述のようにLEDを移動可能とする場合は、遊技者から見て上下方向、左右方向などの任意の方向に移動するものでもよいし、相対的な位置自体は変わらずに、その場でLEDの角度が変化可能として、スクリーンシート391b(図93参照)に対する光の投射角度を変化させて、光の見え方を変化させることで、演出を多様化させるものでもよい。
【0675】
また、本実施の形態では、スクリーンシート391b(図93参照)に至るまでに導光部材を配置していないが、透光性の導光部材を配置して、3連LED431から投射される光の進行方向を変化させるものとしてもよい。この場合の導光部材としては、3連LED431と別体で設けてもよいし、3連LED431に拡散用レンズを一体化させた付属拡散用レンズを採用して省スペース化を図ってもよい。
【0676】
なお、遊技中又は非遊技中(デモ表示画面中等)に遊技者が演出用LEDや表示画面(本実施の形態のようなプロジェクション方式のもの以外に液晶などの画面であるものも含む)などの輝度を調整できる輝度調整機能を有する遊技機の場合、前述の投光用LED(3連LED431)の輝度はPM画像と組み合わせた時の見え方が不自然にならないように輝度調整機能の影響を受けないものとすることが望ましい。
【0677】
また、輝度調整機能により設定された輝度に連動する輝度で投光用LED(3連LED431)が発光したとしても演出面で問題がない場合は、影響を受けるものとしても差し支えない。
【0678】
前述の輝度調整機能は、ホール管理者のみがホールメニューで設定できるものとしてもよいし、遊技者に対して当該機能を許可するか否かの設定をホール管理者が任意に設定可能なものであってもよい。
【0679】
また、本実施の形態の副制御基板72(図37参照)は、3連LED431及びプロジェクタ装置B2を用いて以下のような演出制御を実行することも可能である。
【0680】
すなわち、副制御基板72(図37参照)は、3連LED431を構成する複数のLEDのなかで所定箇所における1又は複数の特定LEDが、その他のLEDと異なる発光態様となる特定制御パターンを実行可能である。
【0681】
その特定制御パターンは、特定LEDとして制御されるLEDの少なくとも一部が異なる第1特定制御パターンと第2特定制御パターンとを少なくとも含み、副制御基板72(図37参照)は、プロジェクタ装置B2によってセンタースクリーン391(スクリーンシート391b)に光が投影されているときに、第1特定制御パターンを実行した後に、第2特定制御パターンを実行可能である。
【0682】
特定制御パターンとは、複数のLEDのなかで所定箇所における1又は複数のLED(以下、特定LEDという)が、それ以外のLEDと区別できる発光態様を指し、特定制御パターンを順次切り替えていくことで遊技者に発光態様の変化を感じさせる発光演出が可能となる。
【0683】
具体的には、以下の(a)から(e)に示すようなパターンが挙げられる。
(a)特定LEDが、他のLEDと比べて高輝度の発光パターン
(b)特定LEDが、他のLEDと比べて低輝度(消灯含む)の発光パターン
(c)特定LEDの発光色が、他のLEDの発光色と異なる発光パターン
(d)特定LEDが点灯又は点滅しており、他のLEDが消灯している発光パターン
(e)特定LEDが消灯しており、他のLEDが点灯又は点滅して発光パターン
【0684】
上記発光パターンのうち、任意の複数を組み合わせたパターンでもよい。例えば、特定LEDが左LED431Lであり、当該左LED431Lが高輝度かつ赤色で点滅発光し、他のLEDである中LED431Cと右LED431Rとが青色かつ低輝度で点灯発光するパターンが挙げられる。
【0685】
また、他のLEDにあたるLEDの発光態様は、他のLEDのすべてで同じである必要はなく、特定LEDと区別できる態様であればよい。例えば、特定LEDが本実施の形態の左LED431Lであり赤色発光し、その他のLEDの1つである中LED431Cが水色発光、その他のLEDのもう1つである右LED431Rが消灯というものでもよい。
【0686】
このように、特定LEDとして制御されるLEDの位置を変化させていくことで、光が所定方向に向かって進んでいくといった変化をつけた演出により興趣を高めることができる。
【0687】
例えば、特定LEDが点滅となる場合としては以下の特定制御パターンが挙げられる。
【0688】
すなわち、第1特定制御パターンとして、左LED431Lが点滅、かつ、中LED431Cと右LED431Rとが点灯するパターンが挙げられる。また、第2特定制御パターンとして、中LED431Cが点滅、かつ、左LED431Lと右LED431Rとが点灯するパターンが挙げられる。さらに、第3特定制御パターンとして、右LED431Rが点滅、かつ、左LED431Lと中LED431Cとが点灯するパターンが挙げられる。
【0689】
この場合、第1特定制御パターン、第2特定制御パターン、第3特定制御パターンの順に特定制御パターンを順次切り替えることで、点滅した領域(特定LED)が左から右に向かって進んでいくような発光演出を遊技者に視認させることができる。これらの発光演出は、同一のPM画像が投影されている間に行われるものでもよいし、PM画像の変化を伴う態様で行われるものでもよい。
【0690】
なお、特定LEDの制御態様も第1特定制御パターン、第2特定制御パターン、第3特定制御パターンで同じである必要はなく、遊技者に光の動きを感じさせることのできる態様、つまり他のLEDと比べて特徴的な発光態様であれば、途中で制御パターンを変えてもよい。
【0691】
例えば、特定LEDは、第1特定制御パターンでは点滅かつ青色、第2特定制御パターンでは点滅かつ赤色、第3特定制御パターンでは点滅かつ虹色で、他のLEDは第1特定制御パターン、第2特定制御パターン、第3特定制御パターンで消灯や低輝度白発光など特定LEDと区別可能な発光態様において適宜切り替えるものでもよい。
【0692】
内部当籤役の示唆や報知、有利遊技状態又はその前兆状態の示唆や報知、遊技状態や設定値の示唆や報知などを、これらの多彩な発光演出で行うことで遊技の興趣を高めることができる。遊技者待ちの状態(待機状態)でこうした斬新な演出を行うことで、遊技場内の遊技者の注目を集め、遊技機の稼働の促進を図ることもできる。
【0693】
また、本実施の形態では、PM画像を投影するセンタースクリーン391に対して後方から3連LED431によって光を照射可能な構成について説明したが、当該構成に第1の実施の形態で説明した、LED199Aにより光が照射可能な導光パネルの構成を組み合わせてもよい。この場合、センタースクリーン391に、第1の実施の形態の導光パネル198と同様、模様が浮かび上がるよう凹凸を形成するとともに、センタースクリーン391内に光を照射するためのLEDと、センタースクリーン391に後方から光を照射するLED(3連LED431)とを設けて、状況に応じてこれらLEDを使い分けるようにしたものであってもよい。これにより、演出バリエーションを増加させることができる。
【0694】
以上のように、本実施の形態の遊技機によれば、プロジェクタ装置B2によって投射された光が投影されるスクリーンシート391bに対して光を照射可能な3連LED431が、プロジェクタ装置B2からスクリーンシート391b、392bに向かう光の光路を遮らない位置に配置されているので、プロジェクタ装置B2によりスクリーンシート391b、392bに画像を映しつつ、3連LED431によりスクリーンシート391bに光を照射させる演出を行うことができる。これにより、プロジェクタ装置B2を用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0695】
また、本実施の形態の遊技機によれば、副制御基板72が、プロジェクタ装置B2によってスクリーンシート391b、392bに光が投影されているときに、3連LED431を構成する複数のLEDのうち、他のLEDと比べて輝度の高い発光状態のLEDを左右方向の一方向に向かって順次変化させていくよう発光態様を制御するので、スクリーンシート391bに映し出されている画像において明るく見える領域が左右方向の一方向に向かって順次変化していく演出を実行することができる。これにより、プロジェクタ装置B2を用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0696】
また、本実施の形態の遊技機によれば、3連LED431がスクリーンシート391bの上下方向の中心よりも上側に位置しているので、遊技者がスクリーンシート391bを上から見下ろすと、3連LED431の光の影響が少なくプロジェクタ装置B2によりスクリーンシート391bに映し出される画像が明瞭に見える効果があり、遊技者がスクリーンシート391bを下から見上げると、3連LED431の光の影響が大きくプロジェクタ装置B2によりスクリーンシート391bに映し出される画像が明るく見える効果がある。このため、遊技者の見る角度によってスクリーンシート391bの表示態様を変化させることができる。
【0697】
また、本実施の形態の遊技機によれば、光学ミラー174よりも上方に配置されたスクリーンシート391bに対してスクリーンシート391bの上下方向の中心よりも下方から光が投影されるので、遊技者に対して、プロジェクタ装置B2によりスクリーンシート391bに映し出される画像を視認させつつ、発光部によりスクリーンシート391bに照射される光を視認させることができる。
【0698】
また、本実施の形態の遊技機によれば、副制御基板72が、プロジェクタ装置B2によってスクリーンシート391bに光が投影されているときに、3連LED431の発光態様を変化させることによりプロジェクタ装置B2によってスクリーンシート391bに映し出される画像の視認性を変化させるので、3連LED431の発光態様とプロジェクタ装置B2によってスクリーンシート391bに映し出される画像との組合せによって様々な表示態様を実現できる。例えば、プロジェクタ装置B2によって非常に輝度の低い画像をスクリーンシート391bに映し出している状態で3連LED431を点滅させることにより、3連LED431が点灯したタイミングで一瞬だけスクリーンシート391bに映し出された画像が明瞭に見える等の演出を行うことができる。
【0699】
[その他の上記各実施の形態に係る遊技機の拡張性]
上記の各実施の形態の遊技機1では、遊技者のメダルの投入操作(すなわち、手持ちのメダルをメダル投入口DD5に対して投入する操作、あるいは、クレジットされたメダルを最大BETボタンDD8、若しくは1ベットボタンを操作して投入する操作)により遊技が開始され、遊技が終了したときにメダルの払い出しがある場合には、ホッパ機構HPが駆動してメダル払出口DD14からメダルが払い出され、あるいは、クレジットされる形態について説明したが、これに限られるものではない。
【0700】
例えば、遊技者によって遊技に必要な遊技媒体が投入され、それに基づいて遊技が行われ、その遊技の結果に基づいて特典が付与(例えば、メダルが払い出される)形態全てについて、本発明を適用することができる。すなわち、物理的な遊技者の動作によって遊技媒体が投入され(掛けられ)、遊技媒体が払い出される形態のみならず、主制御回路(主制御基板71)自体が、遊技者が保有する遊技媒体を電磁的に管理し、メダルレスで遊技を可能とするものであってもよい。また、遊技者が保有する遊技媒体を電磁的に管理するのは、主制御回路(主制御基板71)に装着され(接続され)、遊技媒体を管理する遊技媒体管理装置であってもよい。
【0701】
この場合、遊技媒体管理装置は、ROM及びRWM(あるいは、RAM)を有して、遊技機に設けられる装置であって、図示しない外部の遊技媒体取扱装置と所定のインターフェイスを介して双方向通信可能に接続されるものであり、遊技媒体の貸出動作(すなわち、遊技者が遊技媒体の投入操作を行う上で、必要な遊技媒体を提供する動作)若しくは遊技媒体の払出に係る役に入賞(当該役が成立)した場合の、遊技媒体の払出動作(すなわち、遊技者に対して遊技媒体の払出を行う上で、必要な遊技媒体を獲得させる動作)、又は遊技の用に供する遊技媒体を電磁的に記録する動作を行い得るものとすればよい。また、遊技媒体管理装置は、これら実際の遊技媒体数の管理のみならず、例えば、その遊技媒体数の管理結果に基づいて、遊技機1の前面に、保有する遊技媒体数を表示する保有遊技媒体数表示装置(不図示)を設けることとし、この保有遊技媒体数表示装置に表示される遊技媒体数を管理するものであってもよい。すなわち、遊技媒体管理装置は、遊技者が遊技の用に供することができる遊技媒体の総数を電磁的方法により記録し、表示することができるものとすればよい。
【0702】
また、この場合、遊技媒体管理装置は、遊技者が、記録された遊技媒体数を示す信号を、外部の遊技媒体取扱装置に対して自由に送信させることできる性能を有し、また、遊技者が直接操作する場合のほか、記録された遊技媒体数を減ずることができない性能を有し、また、外部の遊技媒体取扱装置との間に外部接続端子板(不図示)が設けられる場合には、その外部接続端子板を介してでなければ、遊技者が、記録された遊技媒体数を示す信号を送信できない性能を有することが望ましい。
【0703】
遊技機には上記の他、遊技者が操作可能な貸出操作手段、返却(精算)操作手段、外部接続端子板が設けられ、遊技媒体取扱装置には紙幣等の有価価値の投入口、記録媒体(例えばICカード)の挿入口、携帯端末から電子マネー等の入金を行うための非接触通信アンテナ等、その他貸出操作手段、返却操作手段等各種操作手段、遊技媒体取扱装置側外部接続端子板が設けられるようにしてもよい(いずれも不図示)。
【0704】
その際の遊技の流れとしては、例えば、遊技者が遊技媒体取扱装置に対しいずれかの方法で有価価値を入金し、上記いずれかの貸出操作手段の操作に基づいて所定数の有価価値を減算し、遊技媒体取扱装置から遊技媒体管理装置に対し減算した有価価値に対応する遊技媒体を増加させる。そして遊技者は遊技を行い、さらに遊技媒体が必要な場合には上記操作を繰り返し行う。その後遊技の結果所定数の遊技媒体を獲得し、遊技を終了する際にはいずれかの返却操作手段を操作することにより遊技媒体管理装置から遊技媒体取扱装置に対し遊技媒体数を送信し、遊技媒体取扱装置はその遊技媒体数を記録した記録媒体を排出する。遊技媒体管理装置は遊技媒体数を送信したときに自身が記憶する遊技媒体数をクリアする。遊技者は排出された記録媒体を景品交換するために景品カウンター等に持っていくか、又は他の台で記録された遊技媒体に基づいて遊技を行うために遊技台を移動する。
【0705】
なお、上記例では全遊技媒体を遊技媒体取扱装置に対して送信したが、遊技機又は遊技媒体取扱装置側で遊技者が所望する遊技媒体数のみを送信し、遊技者が所持する遊技媒体を分割して処理することとしてもよい。また、記録媒体を排出するだけに限らず、現金又は現金等価物を排出するようにしてもよいし、携帯端末等に記憶させるようにしもよい。また、遊技媒体取扱装置は遊技場の会員記録媒体を挿入可能とし、会員記録媒体に貯留して後日再遊技可能とするようにしてもよい。
【0706】
また、遊技機又は遊技媒体取扱装置において、図示しない所定の操作手段を操作することにより遊技媒体取扱装置又は遊技媒体管理装置に対し遊技媒体又は有価価値のデータ通信をロックするロック操作を実行可能としてもよい。その際にはワンタイムパスワード等遊技者にしか知りえない情報を設定することや遊技機又は遊技媒体取扱装置に設けられた撮像手段により遊技者を記憶するようにしてもよい。
【0707】
なお、この遊技媒体管理装置は、上述のように、メダルレスでのみ遊技を可能とするものであってもよいし、物理的な遊技者の動作によって遊技媒体が投入され(掛けられ)、遊技媒体が払い出される形態、及びメダルレスで遊技を可能とする形態、双方の形態で遊技を可能とするものであってもよい。この場合には、遊技媒体管理装置が、上述のセレクタやホッパ装置を直接的に制御する方式を採用することもできる。
【0708】
また、上記では、遊技媒体管理装置を、遊技機1に適用する場合について説明しているが、上述した遊技球を用いるスロットマシンや封入式遊技機においても同様に遊技媒体管理装置を設け、遊技者の遊技媒体が管理されるようにすることもできる。
【0709】
このように、上述した遊技媒体管理装置を設けることにより、遊技媒体が物理的に遊技に供される場合と比べて、遊技機内部のセレクタやホッパ装置等を減らすことができ、遊技機の原価及び製造コストを削減できるのみならず、遊技者が直接遊技媒体に接触しないようにすることもでき、遊技環境が改善し、騒音も減らすことができるとともに、装置を減らしたことにより遊技機の消費電力を減らすことにもなる。また、遊技媒体や遊技媒体の投入口や払出口を介した不正行為を防止することができる。すなわち、遊技機をとりまく種々の環境を改善することができる遊技機を提供することが可能となる。
【0710】
<発明の要旨>
(1)特開2007−29553号公報に記載の従来の遊技機では、押しボタン式スイッチの小型化を図ることについて一切考慮されていない。遊技機にあっては、押しボタン式スイッチ等の操作ユニットを遊技機の限られたスペースに収容するために、操作ユニットの小型化が求められる。
【0711】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操作ユニットの小型化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0712】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる操作ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)を有する操作ユニット(91)を備え、前記操作ボタンが、押圧体(押圧部本体97、押圧カバー98A,98B)と、前記押圧体に取付けられた被検出部材(100)と、を備えた遊技機であって、前記操作ユニットは、前記操作ボタンを収容する本体ケース(92)と、前記本体ケースに収容され、前記被検出部材を検出する検出部材(フォトセンサ105)と、発光部(LED102A)を有する基板(LED基板102)と、前記発光部からの光を前記押圧体に導く導光部材(101A)と、前記基板に設けられ、外部コネクタ(104)が接続される内部コネクタ(103)と、を備え、前記押圧体は、幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の先端部に前記被検出部材が取付けられた複数の突出部(突出部97B)を有し、前記導光部材は、前記突出部と前記被検出部材との間に隙間(112)を有するようにして前記複数の突出部の間に設置されている構成を有する。
【0713】
この構成により、押圧体は、幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の先端部に被検出部材が取付けられた複数の突出部を有し、導光部材は、突出部と被検出部材との間に隙間を有するようにして複数の突出部の間に設置されている。
【0714】
このように導光部材を複数の突出部の間に設置することにより、操作ユニットの前後方向の長さを短縮でき、操作ユニットの小型化を図ることができる。この結果、操作ユニットを遊技機の小さい空間に設置でき、遊技機の小型化を図ることができる。
【0715】
また、導光部材と突出部および被検出部材との間に形成された隙間に導光部材を保持する部材やばね等を設置する空間を確保でき、操作ユニットの前後方向の長さをより効果的に短縮できる。
【0716】
また、本発明に係る遊技機において、前記本体ケースは、前記内部コネクタに対向し、前記外部コネクタが挿通可能な開口部(95b)が形成された壁部(後カバー95)を有し、前記壁部に、前記開口部に隣接し、前記壁部の壁面(95c)から前記本体ケースの内方に窪んだ窪み部(95d)が形成されており、前記窪み部は、前記壁部の壁面から前記開口部に向けて傾斜しているのが好ましい。
【0717】
この構成により、本体ケースは、内部コネクタに対向し、外部コネクタが挿通可能な開口部が形成された壁部を有し、壁部に、開口部に隣接し、壁部の壁面から本体ケースの内方に窪んだ窪み部が形成されている。
【0718】
これにより、外部コネクタを、開口部を通して内部コネクタに着脱する場合に、開口部の近傍の窪み部に指を入れることができ、外部コネクタの着脱作業の作業性を向上できる。
【0719】
また、開口部に隣接するようにして窪み部が設けられているので、基板と開口部との距離を短くでき、基板の前後方向の寸法を小さくできる。これにより、操作ユニットの前後方向の長さをさらに短縮することができる。
【0720】
また、窪み部が壁部の壁面から開口部に向けて傾斜しているので、外部コネクタを、開口部を通して内部コネクタに着脱する場合に、外部コネクタをつまみやすいという利点がある。これにより、外部コネクタの着脱作業の作業性をさらに向上できる。
【0721】
(2)また、従来の押しボタン式スイッチは、フォトカプラが基板に取付けられており、基板が大型化してしまう上に、フォトカプラ用の基板をスイッチユニットに設ける必要がある。この結果、押しボタン式スイッチ等の操作ユニットがより一層大型化する。
【0722】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操作ユニットを小型化して遊技機に対する操作ユニットの設置スペースを少なくすることができ、小型化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0723】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる複数の停止ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)を有する操作ユニット(91)を備え、前記複数の停止ボタンが、押圧部本体(97)と、前記押圧部本体の押圧面(97a)を覆うように前記押圧部本体に取付けられ、外力が加えられる押圧カバー(98A,98B)と、被検出片(100b)を有し、前記押圧部本体に取付けられた被検出部材(100)と、を備えた遊技機(1)であって、前記操作ユニットは、前記複数の停止ボタンを収容する本体ケース(92)と、それぞれ前記本体ケースに収容され、前記検出片を検出する検出部材(フォトセンサ105)と、発光部(LED102A)を有する基板(LED102)と、前記発光部からの光を前記押圧カバーに導く導光部材(101A)と、を備え、前記押圧部本体は、前記押圧面を有する押圧部(97A)と、前記押圧部の幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の後端部に前記被検出部材が取付けられた突出部(97B)とを有し、前記導光部材は、前記突出部と前記被検出部材との間に隙間(112)を有するようにして前記突出部の間に設置されており、前記検出部材は、複数の突起部(105c,105d)を有し、前記本体ケースは、前記検出部材を締結具(ねじ96E)によって固定するための締結部(ボス部94i)と、前記突起部に嵌合し、前記検出部材を前記本体ケースに位置決めする複数の溝部(94f,94h)を有する。
【0724】
この構成により、押圧部本体は、押圧面を有する押圧部と、押圧部の幅方向の両側から後方に突出し、突出方向の先端部に被検出部材が取付けられた複数の突出部とを有し、導光部材は、突出部と被検出部材との間に隙間を有するようにして複数の突出部の間に設置されている。
【0725】
このように導光部材を複数の突出部の間に設置することにより、操作ユニットの前後方向の長さを短縮でき、操作ユニットの小型化を図ることができる。この結果、操作ユニットを遊技機の小さい空間に設置でき、遊技機の小型化を図ることができる。
【0726】
また、検出部材は、複数の突起部を有し、本体ケースは、検出部材を締結具によって固定するための締結部と、突起部に嵌合し、検出部材を本体ケースに位置決めする複数の溝部を有する。
【0727】
これにより、検出部材を本体ケースに位置決めして締結具によって本体ケースに固定できる。このため、複数の検出部材の取付作業の作業性を向上できる。また、締結具を締結部に締結することにより、複数の検出部材をまとめて本体ケースに固定できるので、検出部材を取付けるための基板を不要にできる。
【0728】
したがって、本体ケースに検出部材を取付けるための基板を収容する空間を確保することを不要にでき、操作ユニットの小型を図ることができる。この結果、操作ユニットを遊技機のより一層小さい空間に設置でき、遊技機のより一層の小型化を図ることができる。
【0729】
また、本発明に係る遊技機において、前記突起部は、前記検出部材の側面及び底面にそれぞれ設けられているのが好ましい。
【0730】
この構成により、突起部が検出部材の側面及び底面に設けられているので、検出部材を本体ケースに取付けた際に検出部材が左右方向及び上下方向にずれることを防止することができる。
【0731】
(3)また、特開2007−29553号公報に記載の従来の遊技機では、複数の操作部の形状が異なる場合に、異なる形状の操作部に応じた本体部が必要となる。このため、操作ユニットの製造コストが増大するおそれがある。
【0732】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、製造コストが増大することを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0733】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる複数の操作ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)と、前記複数の操作ボタンを収容する本体ケース(92)と、を有する操作ユニット(91)を備え、前記操作ボタンが、押圧部本体(97)と、前記押圧部本体に取付けられ、外力が加えられる押圧カバー(98)と、を有し、前記複数の操作ボタンが並んで前記本体ケースに設置される遊技機(1)であって、前記押圧部本体は、前記押圧部本体の中心部を左右に横切る仮想平面(L)に対して上下対称な形状に形成されており、前記複数の操作ボタンのそれぞれに共通の部材からなる構成を有する。
【0734】
この構成により、押圧部本体が押圧部本体の中心部を左右に横切る仮想平面に対して上下対称な形状に形成されており、複数の操作ボタンのそれぞれに共通の部材からなる。
【0735】
これにより、複数の操作ボタンそれぞれが有する押圧カバーの形状が異なる場合であっても、それら形状の異なる押圧カバーを1種類の押圧部本体に取付けることができ、押圧部本体を共通化できる。このため、押圧カバーの形状に応じた専用の押圧部本体を製造することを不要にでき、操作ユニットの製造コストを低減できる。この結果、遊技機の製造コストを低減できる。
【0736】
また、押圧部本体が上下対称な形状に形成されているので、押圧部本体を上下逆にした状態で本体ケースに組み付けても、本体ケースへの押圧部本体の取付に支障がない。このため、操作ユニットの組み立て作業の作業性を向上できる。
【0737】
また、本発明に係る遊技機において、複数の前記押圧カバーは、少なくとも2種以上の形状の押圧カバーからなるのが好ましい。
【0738】
この構成により、複数の押圧カバーの形状が異なるので、押圧カバーの意匠性を高めることができる。
【0739】
(4)特開2014−18434号公報に記載の従来の遊技機では、操作ボタンに用いられる光拡散フィルムを遊技機の機種ごとに変更するものではない。近年では、経費削減のためにリサイクル部材の開発が進んでおり、光拡散シート等の装飾部材を容易に変更できることが好ましい。
【0740】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、シート部材を押圧部本体および押圧カバーに容易に着脱でき、シート部材の変更を容易に行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0741】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる複数の操作ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)を備え、前記操作ボタンが、押圧部本体(97)と、前記押圧部本体の押圧面(97a)を覆うように前記押圧部本体に取付けられ、外力が加えられる押圧カバー(98A,98B)と、前記押圧部本体と前記押圧カバーとによって挟持されるシート部材(プリズムシート110,装飾シート111)と、を備えた遊技機(1)であって、前記押圧部本体の長手方向の両端部に第1の嵌合部(嵌合突起97b)が形成されており、前記押圧カバーの長手方向の両端部に、前記第1の嵌合部に嵌合される第2の嵌合部(嵌合溝99a)が形成されている構成を有する。
【0742】
この構成により、押圧部本体の長手方向の両端部に第1の嵌合部が形成されており、押圧カバーの長手方向の両端部に、第1の嵌合部に嵌合される第2の嵌合部が形成されている。
【0743】
これにより、押圧部本体に押圧カバーを着脱する際に、第1の嵌合部と第2の嵌合部が押圧部本体と押圧カバーの短手方向に形成されている場合に比べ、押圧カバーの長手方向に対応する部分を容易に撓ませることができ、第1の嵌合部と第2の嵌合部との嵌合を解除しやすい。このため、押圧部本体と押圧カバーの着脱作業を容易に行うことができ、シート部材を容易に変更することができる。
【0744】
また、本発明に係る遊技機において、前記シート部材には、複数の切り欠き(110a、111a)が形成されており、前記押圧カバーは、前記シート部材に形成された前記複数の切り欠きがそれぞれ係合する複数の係合部(99b)を有するのが好ましい。
【0745】
この構成により、押圧カバーが、シート部材の切り欠きが係合する係合部を有するので、押圧カバーに対してシート部材を容易に位置決めすることができ、作業性が向上する。
【0746】
(5)特開2014−18434号公報に記載の従来の遊技機では、操作ボタンに用いられる光拡散フィルムを筒部と押圧部に挟み込んでいるだけであるので、光拡散フィルムが撓むおそれがあり、光拡散フィルムを安定して筒部および押圧部と取付けることができないおそれがある。
【0747】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、シート部材が撓むことを防止して、シート部材を押圧部本体および押圧カバーに安定して取付けることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0748】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる複数の操作ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)を備え、前記操作ボタンが、押圧部本体(97)と、前記押圧部本体の押圧面(97a)を覆うように前記押圧部本体に取付けられ、外力が加えられる押圧カバー(98A,98B)と、前記押圧部本体と前記押圧カバーとによって挟持されるシート部材(プリズムシート110および装飾シート111)と、を備えた遊技機(1)であって、前記押圧面に、前記シート部材を前記押圧カバーに押し付ける複数のリブ(97g)が形成されており、前記複数のリブは、前記押圧部本体の長手方向の両端部に設けられている構成を有する。
【0749】
この構成により、押圧部本体の押圧面に、シート部材を押圧カバーに押し付ける複数のリブが形成されており、複数のリブは、押圧部本体の長手方向の両端部に設けられている。
【0750】
これにより、各リブを押圧部本体の長手方向に沿って長くすることができ、長尺なリブによってシート部材を押圧カバーに押し付けることができる。このため、シート部材が撓むことを防止でき、シート部材を押圧部本体および押圧カバーに安定して取付けることができる。この結果、シート部材による照明効果を向上できる。
【0751】
また、本発明に係る遊技機において、前記シート部材には、複数の切り欠き(110a、111a)が形成されており、前記押圧カバーは、前記シート部材に形成された前記複数の切り欠きがそれぞれ係合する複数の係合部(99b)を有するのが好ましい。
【0752】
この構成により、押圧カバーが、シート部材の切り欠きが係合する係合部を有するので、押圧カバーに対してシート部材を容易に位置決めすることができ、作業性が向上する。
【0753】
(6)特開2007−167474号公報に記載の従来の遊技機にあっては、遊技者によって鍔部を通して遊技用ボタンユニットの内部が視認されてしまい、遊技機の見栄えが悪化してしまう。
【0754】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操作ユニットの内部が遊技者に視認されることを防止して、見栄えを向上できる遊技機を提供することを目的とする。
【0755】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる操作ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)と、前記操作ボタンを収容する本体ケースと、を有する操作ユニット(91)を備えた遊技機(1)であって、前記操作ボタンが一部に透明部(押圧カバー98A,98B)を有し、前記透明部の後部外周縁にC面取り部(99c)が形成されている構成を有する。
【0756】
この構成により、操作ボタンの一部である透明部の後部外周縁にC面取り部が形成されているので、操作ボタンの透明部を介して外部から操作ユニットの内部に進入する光をC面取り部によって屈曲させるこができる。
【0757】
このため、操作ボタンの透明部から直進方向で後方に設置される内容物が遊技者によって視認されることを防止でき、遊技機の見栄えを向上できる。
【0758】
また、本発明に係る遊技機において、前記操作ボタンが、押圧部本体(97)と、前記押圧部本体の押圧面(97a)を覆うように前記押圧部本体に取付けられ、外力が加えられる押圧カバー(98A,98B)と、を有し、前記押圧カバーが前記透明部であり、前記押圧部本体が有色の部材からなり、前記C面取り部は、前記押圧部本体に対して遊技機の前後方向で重ならない位置に設けられているのが好ましい。
【0759】
この構成により、C面取り部が有色の押圧部本体と遊技機の前後方向に重ならないので、有色の押圧部本体によって遮ることのできない押圧カバーの外周部後方に設置される内容物が遊技者によって視認されることを防止できる。
【0760】
(7)特開2007−29553号公報に記載の従来の遊技機では、押しボタン式スイッチの小型化を図ることについて一切考慮されていない。遊技機にあっては、押しボタン式スイッチ等の操作ユニットを遊技機の限られたスペースに収容するために、操作ユニットの小型化が求められる。
【0761】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操作ユニットの前後方向の長さを短縮して操作ユニットが設置される空間を小さくでき、小型化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0762】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、外力が加えられる操作ボタン(ストップボタンDD7L,DD7C,DD7R)を有する操作ユニット(91)を備え、前記操作ボタンが押圧面(97a)を有する押圧体(押圧部本体97、押圧カバー98A,98B)を備えた遊技機(1)であって、前記操作ユニットは、前記操作ボタンを収容する本体ケース(92)と、前記本体ケースに収容された伸縮自在なばね(コイルスプリング106)とを有し、前記本体ケースは、前記ばねの伸縮方向の一端部を支持する本体ケース側ばね受け部(ばね受け部94d)を有し、前記押圧体は、前記ばねの伸縮方向の他端部を支持する押圧体側ばね受け部(柱状部材97C,97D)を有し、前記押圧体側ばね受け部は、前記ばねの内周形状に沿った外周曲面(97h)を有し、前記押圧面と反対側の前記押圧体の面から後方に突出した複数の柱状部材からなり、前記複数の柱状部材は、前記外周曲面により前記ばねの伸縮方向の一端部を支持するように整列されており、前記操作ボタンの後退時に、前記柱状部材の間の空間(97i,97j)に、前記操作ボタンの後方に設置された所定の部材(ボス部94b)が進入可能な構成を有する。
【0763】
この構成により、押圧体側ばね受け部は、押圧面と反対側の押圧体の面から後方に突出する複数の柱状部材からなる。複数の柱状部材は、ばねの内周形状に沿った外周曲面を有してばねの伸縮方向の一端部を支持するように整列されており、操作ボタンの後退時に、柱状部材の間の空間に、操作ボタンの後方に設置された所定の部材が進入可能となっている。
【0764】
これにより、操作ボタンの後退時に柱状部材が所定の部材に衝突することを防止でき、柱状部材と所定の部材との間の距離を短くして操作ボタンを設置できる。
【0765】
このため、操作ユニットの前後方向の長さを短縮でき、操作ユニットの小型化を図ることができる。この結果、操作ユニットを遊技機の小さい空間に設置でき、遊技機の小型化を図ることができる。
【0766】
また、本発明に係る遊技機は、前記押圧体が、押圧部本体(97)と、前記押圧部本体の押圧面を覆うように前記押圧部本体に取付けられ、外力が加えられる押圧カバー(98A,98B)と、を有し、前記押圧部本体は、押圧部本体の中心部を左右に横切る仮想平面に対して上下対称な形状に形成されており、前記所定の部材は、ねじが締結されるボス部から構成されてもよい。
【0767】
この構成により、前後方向に長いねじを使用した場合であっても、操作ユニットが遊技機の前後方向に長くなることを抑制できる。
【0768】
また、押圧部本体の中心部を左右に横切る仮想平面に対して上下対称な形状に形成することにより、押圧部本体が上下逆に本体ケースに設置された場合であっても、操作ボタンの後退時に、柱状部材の間の空間にボス部を進入させることができる。このため、操作ボタンの組み立て作業の作業性を向上できる。
【0769】
(8)特開2018−33713号公報に記載の従来のドア開閉監視スイッチは、遊技機本体とフロントドアとの隙間から不正にアクセスされるおそれがあった。
【0770】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、遊技機本体とドアの隙間からドア開閉監視スイッチに不正にアクセスされることを防止でき、ゴト行為を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0771】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機本体(キャビネットG)に開閉自在に設けられたドア(下ドア機構DD)側に設置され、前記ドアの開閉を検出するドア開閉監視スイッチ(61)と、前記遊技機本体側に設けられたスイッチカバー(当接部132A、環状壁部132B)と、を備え、前記ドア開閉監視スイッチは、往復動自在に設けられた往復動部材(プランジャ122a,122b、ノブ123)と、前記往復動部材を収容する収容体(収容部材121、カバー部材124)と、を備え、前記収容体は、前記往復動部材の先端部が外部に突出するように前記往復動部材を往復動可能に支持する支持部(筒状部124e)を有し、前記ドア開閉監視スイッチは、前記往復動部材が前記スイッチカバーに当接して前記収容体の内方に押し込まれることにより、前記ドアが閉じられたことを検出するよう構成され、前記スイッチカバーは、前記遊技機本体の側壁(右側壁GR)から前記遊技機本体の内方に延びる基台(131)と、前記基台に対向するようにして前記基台に取付けられた円筒部材(132)と、を有し、前記円筒部材は、前記往復動部材が当接可能な当接部と、前記当接部から突出し、前記ドアが閉じられた状態において前記支持部を取り囲む環状壁部と、を有し、前記環状壁部の一部は、前記側壁と反対側の前記基台の側面(131a)よりも前記遊技機本体の内方に位置している構成を有する。
【0772】
この構成により、スイッチカバーは、円筒部材を有し、円筒部材は、往復動部材が当接可能な当接部と、当接部から突出し、ドアが閉じられた状態において支持部を取り囲む環状壁部と、を有する。
【0773】
これにより、遊技機本体とドアの隙間から針金等を差し込んでドア開閉監視スイッチにアクセスしようとしても、針金等が円筒部材に遮られ、往復動部材に干渉することを防止できる。このため、ゴト行為を防止できる。
【0774】
また、円筒部材は、遊技機本体の側壁から遊技機本体の内方に延びる基台に取付けられており、円筒部材の環状壁部の一部は、遊技機本体の側壁と反対側の基台の側面よりも遊技機本体の内方に位置している。
【0775】
これにより、作業者が、基台の近傍の部品にアクセスしたときに、手等が基台に接触する前に環状壁部に接触させることができ、作業者の手等が基台に接触することを防止できる。環状壁部は、外周部が湾曲しているので、手等が接触しても手等が傷付くことを防止でき、作業者を保護できる。
【0776】
また、本発明に係る遊技機において、前記円筒部材は、前記基台に対して回動自在に取付けられているのが好ましい。
【0777】
この構成により、作業者の手等が円筒部材に接触した場合に、円筒部材が回動することにより、作業者の手等が円筒部材に接触したときの衝撃を緩和できる。このため、作業者の手等が傷付くことを防止でき、作業者をより効果的に保護できる。
【0778】
(9)特開2018−33713号公報に記載の従来のドア開閉監視スイッチは、遊技機本体とフロントドアとの隙間から不正にアクセスされるおそれがあった。
【0779】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、遊技機本体とドアの隙間からドア開閉監視スイッチに不正にアクセスされることを防止でき、ゴト行為を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0780】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機本体(キャビネットG)に開閉自在に設けられたドア(下ドア機構DD)側に設置され、前記ドアの開閉を検出するドア開閉監視スイッチ(61)と、前記遊技機本体側に設けられたスイッチカバー(基台131,円筒部材132)と、を備え、前記ドア開閉監視スイッチは、往復動自在に設けられた往復動部材(プランジャ122a,122b、ノブ123)と、前記往復動部材を収容する収容部材(121)と、前記往復動部材の先端部が外部に突出するように前記往復動部材を往復動可能に支持する支持部(筒状部124e)を有し、前記収容部材に取付けられたカバー部材(124)と、を備え、前記ドア開閉監視スイッチは、前記往復動部材がスイッチカバーに当接して前記カバー部材の内方に押し込まれることにより、前記ドアが閉じられたことを検出するよう構成され、前記スイッチカバーは、前記往復動部材が当接可能な当接部(132A)と、前記当接部から突出し、前記ドアが閉じられた状態において前記支持部を取り囲む環状壁部(132B)とを有する円筒部材(132)を含んで構成され、前記カバー部材は、前記往復動部材の往復動方向の一端部に前記収容部材に係合する係合部(124b)を有する側壁(下壁124B)と、前記側壁の前記往復動部材の往復動方向の他端部に連絡し、前記支持部を有する連絡壁(後壁124E)と、を有し、前記側壁は、前記係合部から前記往復動部材の往復動方向に沿って延びるスリット(124s)を有し、前記往復動部材は、前記連絡壁に当接可能なフランジ(123A)を有し、前記スリットは、前記ドアが閉じられた状態において前記スリットの延びる方向の先端部(124t)が前記フランジに覆われる長さに形成されている構成を有する。
【0781】
この構成により、スイッチカバーは、円筒部材を有し、円筒部材は、往復動部材が当接可能な当接部と、当接部から突出し、ドアが閉じられた状態において支持部を取り囲む環状壁部と、を有する。
【0782】
これにより、遊技機本体とドアの隙間から針金等を差し込んでドア開閉監視スイッチにアクセスしようとしても、針金等が円筒部材に遮られ、往復動部材に干渉することを防止できる。このため、ゴト行為を防止できる。
【0783】
また、往復動部材は、連絡壁に当接可能なフランジを有し、スリットは、ドアが閉じられた状態においてスリットの延びる方向の先端部がフランジに覆われる長さに形成されている。
【0784】
これにより、遊技機本体とドアの隙間からスリットを通してカバー部材の内部に針金等が差し込まれても、往復動部材を押し込む方向に移動させることができない。このため、ドア開閉監視スイッチにより、ドアが開いているにもかかわらず、ドアが閉じられた状態であるものと誤検出されることを防止でき、ゴト行為をより効果的に防止できる。
【0785】
また、本発明に係る遊技機において、前記側壁は、前記カバー部材の下壁からなるのが好ましい。
【0786】
この構成により、スリットがカバー部材の下壁に設けられることになるので、スリットがカバー部材の上壁に設けられる場合と比較してスリットに対する針金等の差し込みを困難にすることができ、ゴト行為の抑止に寄与することができる。
【0787】
(10)特開2006−122118号公報に記載のように遊技機構成部品に識別情報を表示する識別情報表示部を設けた遊技機において、特開2008−100113号公報に記載のように遊技機の前扉を複数枚の扉で構成した場合には、以下のような課題がある。
【0788】
例えば、他の扉を開けてロックを解除した後でなければ開放できない扉のように開閉に手間のかかる扉の後方空間に配置する必要のある遊技機構成部品については、識別情報表示部を確認するのに手間がかかり、製造工程の作業効率が低下するという課題がある。
【0789】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、複数の遮蔽部材によって遊技機本体の開口部を覆う遊技機であっても識別情報表示部の確認を容易に行うことができ、製造工程の作業効率が低下することを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0790】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、第1領域(上側開口部G101)及び第2領域(下側開口部G102)を有する開口部(G100)が設けられた遊技機本体(キャビネットG)と、前記第1領域を遮蔽可能な第1部材(上ドア機構UD)と、前記第2領域を遮蔽可能な第2部材(下ドア機構DD)と、前記第1領域の後方空間に配置される遊技機構成部品(表示ユニットA)と、を備え、前記遊技機構成部品は、前記第1領域の後方空間側から前記第2領域の後方空間側に向けて突出した突出部(C100)を有し、前記突出部は、前記遊技機構成部品を識別可能な識別情報が表示された識別情報表示部(501)を有し、前記第1部材が前記第1領域を遮蔽し、かつ前記第2部材が前記第2領域を遮蔽していない状態で、前記遊技機本体の外部から前記識別情報表示部を視認可能である構成を有する。
【0791】
この構成により、第1部材が第1領域を遮蔽し、かつ第2部材が第2領域を遮蔽していない状態で遊技機本体の外部から識別情報表示部を視認可能となるので、例えば遊技機の製造工程において第1領域を遮蔽した状態でも、第1領域の後方空間に配置された遊技機構成部品の識別情報を携帯端末機等によって読み取ることが可能となる。
【0792】
このため、複数の遮蔽部材によって遊技機本体の開口部を覆う遊技機であっても識別情報表示部の確認を容易に行うことができ、製造工程の作業効率が低下することを防止できる。
【0793】
また、本発明に係る遊技機において、前記遊技機構成部品は、前記第1部材の少なくとも一部に遊技の演出に関する画像を表示可能な画像表示手段(表示ユニットA)を有するのが好ましい。
【0794】
この構成により、遊技機本体の開口部の第2領域を開放するだけで画像表示手段を含む遊技機構成部品の識別情報表示部の確認を行うことができる。
【0795】
(11)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、第1領域(上側開口部G101)及び第2領域(下側開口部G102)を有する開口部(G100)が設けられた遊技機本体(キャビネットG)と、前記第1領域を遮蔽可能な第1部材(上ドア機構UD)と、前記第2領域を遮蔽可能な第2部材(下ドア機構DD)と、前記第1領域の後方空間に配置される遊技機構成部品(表示ユニットA)と、を備え、前記第1部材は、前記遊技機本体に対して着脱自在に構成されており、前記第2部材は、前記遊技機本体に対して回動自在に設けられており、前記遊技機構成部品は、前記第1領域の後方空間側から前記第2領域の後方空間側に向けて突出した突出部(C100)を有し、前記突出部は、前記遊技機構成部品を識別可能な識別情報が表示された識別情報表示部(501)を有し、前記第1部材が前記第1領域を遮蔽し、かつ前記第2部材が前記第2領域を遮蔽していない状態で、前記遊技機本体の外部から前記識別情報表示部を視認可能である構成を有する。
【0796】
この構成により、第1部材が第1領域を遮蔽し、かつ第2部材が第2領域を遮蔽していない状態で遊技機本体の外部から識別情報表示部を視認可能となるので、例えば遊技機の製造工程において第1領域を遮蔽した状態でも、第1領域の後方空間に配置された遊技機構成部品の識別情報を携帯端末機等によって読み取ることが可能となる。これにより、着脱に手間のかかる第1部材を取り外さなくても遊技機構成部品の識別情報を読み取ることが可能となる。
【0797】
このため、複数の遮蔽部材によって遊技機本体の開口部を覆う遊技機であっても識別情報表示部の確認を容易に行うことができ、製造工程の作業効率が低下することを防止できる。
【0798】
(12)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、第1領域(上側開口部G101)及び第2領域(下側開口部G102)を有する開口部(G100)が設けられた遊技機本体(キャビネットG)と、前記第1領域を遮蔽可能な第1部材(上ドア機構UD)と、前記第2領域を遮蔽可能な第2部材(下ドア機構DD)と、前記第1領域の後方空間に配置される遊技機構成部品(表示ユニットA)と、を備え、前記第1部材は、前記遊技機本体に対して着脱自在に構成されるとともに、前記第2部材が前記第2領域を遮蔽している状態では前記第1領域を開放又は前記遊技機本体からの取り外しが制限されるよう構成されており、前記遊技機構成部品は、前記第1領域の後方空間側から前記第2領域の後方空間側に向けて突出した突出部(C100)を有し、前記突出部は、前記遊技機構成部品を識別可能な識別情報が表示された識別情報表示部(501)を有し、前記第1部材が前記第1領域を遮蔽し、かつ前記第2部材が前記第2領域を遮蔽していない状態で、前記遊技機本体の外部から前記識別情報表示部を視認可能である構成を有する。
【0799】
この構成により、第1部材が第1領域を遮蔽し、かつ第2部材が第2領域を遮蔽していない状態で遊技機本体の外部から識別情報表示部を視認可能となるので、例えば遊技機の製造工程において第1領域を遮蔽した状態でも、第1領域の後方空間に配置された遊技機構成部品の識別情報を携帯端末機等によって読み取ることが可能となる。これにより、着脱に手間のかかる第1部材を取り外さなくても遊技機構成部品の識別情報を読み取ることが可能となる。
【0800】
このため、複数の遮蔽部材によって遊技機本体の開口部を覆う遊技機であっても識別情報表示部の確認を容易に行うことができ、製造工程の作業効率が低下することを防止できる。
【0801】
また、本発明に係る遊技機において、前記第2部材は、前記第2領域を遮蔽している状態にあるときに前記第1部材の前記開放又は前記取り外しを規制する規制部(550)を有するのが好ましい。
【0802】
この構成により、第2部材が第2領域を遮蔽している状態では、第2部材の規制部によって第1部材の開放又は遊技機本体からの取り外しを規制することができる。
【0803】
(13)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、第1領域(上側開口部G101)及び第2領域(下側開口部G102)を有する開口部(G100)が設けられた遊技機本体(キャビネットG)と、前記第1領域を遮蔽可能な第1部材(上ドア機構UD)と、前記第2領域を遮蔽可能な第2部材(下ドア機構DD)と、前記第1領域の後方空間に配置される遊技機構成部品(表示ユニットA)と、を備え、前記遊技機構成部品は、前記第1領域の後方空間側から前記第2領域の後方空間側に向けて突出した突出部(C100)を有し、前記突出部は、前記遊技機構成部品を識別可能な識別情報が表示された識別情報表示部(501)を有し、前記第1部材が前記第1領域を遮蔽し、かつ前記第2部材が前記第2領域を遮蔽していない状態で、前記遊技機本体の外部から前記識別情報表示部を視認可能であり、前記遊技機本体は、前記遊技機構成部品を載置可能な載置面(G11)を有する載置部(中間支持板G1)を有し、前記突出部は、前記載置面よりも下方まで突出している構成を有する。
【0804】
この構成により、第1部材が第1領域を遮蔽し、かつ第2部材が第2領域を遮蔽していない状態で遊技機本体の外部から識別情報表示部を視認可能となるので、例えば遊技機の製造工程において第1領域を遮蔽した状態でも、第1領域の後方空間に配置された遊技機構成部品の識別情報を携帯端末機等によって読み取ることが可能となる。
【0805】
このため、複数の遮蔽部材によって遊技機本体の開口部を覆う遊技機であっても識別情報表示部の確認を容易に行うことができ、製造工程の作業効率が低下することを防止できる。
【0806】
また、遊技機構成部品を載置する載置部の載置面よりも下方まで突出部が突出しているので、遊技機構成部品を載置部に載置する際には、突出部の背面側が載置部に突き当たることで突出部をストッパとして機能させることができる。また、遊技機構成部品を載置部から取り外す際には、突出部を作業者が指をかける把持部として機能させることができる。
(21)特開2004−242879号公報に記載の従来の遊技機では、下部表示パネル部に液晶表示装置を用いるため、遊技機の製造コストが増大してしまう。
【0807】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、装飾部材を容易に変更でき、遊技機の製造コストが増大することを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0808】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、装飾部材(腰部フィルム161)と、開口部(168)を有し、前記開口部を通して前記装飾部材を収容可能な収容部材(腰部ベース部材164及び腰部パネルDD18)と、前記収容部材の前記開口部を閉鎖可能で、かつ開放可能に前記開口部に着脱自在に設けられた閉鎖部材(腰部パネルカバー167)と、前記収容部材と前記閉鎖部材が固定されるベース部材(160)と、を備え、前記閉鎖部材は、前記ベース部材から前記収容部材を外すことなく前記ベース部材に対して着脱自在であり、前記閉鎖部材を前記ベース部材から取り外した状態で前記開口部を通して前記収容部材に前記装飾部材を挿入可能である構成を有する。
【0809】
この構成により、閉鎖部材をベース部材から取り外した状態で開口部を通して収容部材に装飾部材を挿入可能であるので、装飾部材を容易に変更でき、遊技機の製造コストが増大することを防止できる。
【0810】
また、本発明の遊技機において、前記装飾部材は、前記装飾部材の開口部側の端部に、前記開口部の方向に向けて突出した突出部(161A)を備えていてもよい。
【0811】
このようにすれば、装飾部材の開口部側の端部に、開口部の方向に向けて突出した突出部を備えるので、突出部を工具あるいは人の手によって把持することで、装飾部材を収容部材に対して容易に着脱することができ、装飾部材を容易に変更できる。
(22)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、プロジェクタとスクリーンとの距離を微調整する構成を有していないので、遊技機毎に液晶プロジェクタと反射ミラーの距離のばらつきが発生する。これにより、遊技機毎にスクリーンに投影される映像のばらつきが発生するおそれがある。
【0812】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、表示部材に表示される映像のばらつきが発生することを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0813】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機(1)の前面側に設けられた表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、前記光学部材及び前記プロジェクタを収容するユニット(プロジェクタ筐体C10)と、を備え、前記ユニットには、前記ユニットの背面側から前面側に向かって下方に傾斜する傾斜面(175A)を有し、前記傾斜面に前記光学部材を支持する傾斜部(ミラーホルダブラケット175)が設けられ、前記傾斜部に対する取付け位置を調整可能に前記光学部材を前記傾斜部に固定する固定部材(ネジ173a及びナット177)を備える。
【0814】
この構成により、傾斜部に対する光学部材の取付け位置を調整して光学部材を傾斜部に固定できるので、プロジェクタと光学部材との距離を遊技機毎に一定にできる。このため、表示部材に表示される映像のばらつきが発生することを防止できる。
【0815】
また、本発明に係る遊技機において、前記傾斜部は、前記ユニットの背面側及び底面側にそれぞれ設けられ、前記固定部材は、前記ユニットの背面及び底面から露出することで前記ユニットの外部から調整可能であるのが好ましい。
【0816】
この構成により、固定部材が、ユニットの背面及び底面から露出することでユニットの外部から調整可能であるので、傾斜部に対する光学部材の取付け位置を短時間で調整することができ、光学部材の取付け位置の調整作業の作業性を向上できる。
【0817】
(23)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機(1)の前面側に設けられた表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、前記光学部材及び前記プロジェクタを収容するユニット(プロジェクタ筐体C10)と、を備えた遊技機であって、前記ユニットには、前記ユニットの背面側から前面側に向かって下方に傾斜する傾斜面(175A)を有し、前記傾斜面に前記光学部材を支持する傾斜部(ミラーホルダブラケット175)が設けられ、前記傾斜部に対する取付け位置を調整可能に前記光学部材を前記傾斜部に固定する固定部材(ねじ173a及びナット177)を備え、前記固定部材の一部は、前記傾斜部から外方に突出しており、前記傾斜部に、前記傾斜部から外方に突出した前記固定部材の一部よりも外方に突出した突出部(壁部175g,175h,175i)が設けられている構成を有する。
【0818】
この構成により、傾斜部に対する光学部材の取付け位置を調整して光学部材を傾斜部に固定できるので、プロジェクタと光学部材との距離を遊技機毎に一定にできる。このため、表示部材に表示される映像のばらつきが発生することを防止できる。
【0819】
さらに、傾斜部から外方に突出した固定部材の一部よりも外方に突出した突出部が設けられているので、固定部材が他の部材と接触することを防止して、固定部材によって調整された傾斜部に対する光学部材の取付け位置が変更されることを防止できる。
【0820】
また、本発明に係る遊技機は、前記光学部材を保持する保持部材(ミラーホルダ173)を有し、前記固定部材は、前記保持部材から外方に突出するとともに、前記傾斜部を貫通して先端部が前記傾斜部から外方に突出するねじ(173a)と、前記ねじの先端部に螺合されるナット(177)と、前記保持部材と前記傾斜部との間に介装され、前記保持部材を前記傾斜部から離れる方向に付勢する付勢部材(コイルばね178)と、を備え、前記突出部は、前記ナットの周辺を覆うようにしてもよい。
【0821】
この構成により、傾斜部から外方に突出した固定部材の一部よりも外方に突出した突出部によってナットの周辺を覆うことにより、ナットが他の部材と接触することを突出部によって防止して、ナットが回転することを防止できる。このため、ナット及びねじによって調整された傾斜部に対する光学部材の取付け位置が変更されることを防止できる。
【0822】
(24)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機(1)の前面側に設けられた表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、前記光学部材及び前記プロジェクタを収容するユニット(プロジェクタ筐体C10)と、を備え、前記ユニットには、前記ユニットの背面側から前面側に向かって下方に傾斜する傾斜面(175A)を有し、前記傾斜面に前記光学部材を支持する傾斜部(ミラーホルダブラケット175)が設けられ、前記傾斜部には、前記傾斜部に対する取付け位置を調整可能に前記光学部材を前記傾斜部に固定する固定部材(ねじ173a及びナット177)が設けられ、前記ユニットの底部に前記光学部材の傾斜方向の下端部が挿入可能な溝部又は開口部(溝部176B)が形成されている構成を有する。
【0823】
この構成により、傾斜部に対する光学部材の取付け位置を調整して光学部材を傾斜部に固定できるので、プロジェクタと光学部材との距離を遊技機毎に一定にできる。このため、表示部材に表示される映像のばらつきが発生することを防止できる。
【0824】
さらに、ユニットの底部に、光学部材の傾斜方向の下端部を挿入可能な溝部又は開口部が形成されているので、光学部材をユニットの底部に近づけることできる。このため、プロジェクタと光学部材との距離を大きくすることができ、プロジェクタから光学部材を介して表示部材に投影される画像を大きくできる。この結果、視覚効果の高い画像を表示でき、遊技の興趣を向上できる。
【0825】
(25)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機(1)の前面側に設けられた表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、前記光学部材及び前記プロジェクタを収容するユニット(プロジェクタ筐体C10)と、を備えた遊技機であって、前記ユニットに設けられ、前記ユニットの背面側から前面側に向かって下方に傾斜する傾斜面(175A)を有して前記傾斜面に前記光学部材を支持する傾斜部(ミラーホルダブラケット175)と、前記傾斜部に対する取付け位置を調整可能に前記光学部材を前記傾斜部に固定する固定部材(ねじ173a及びナット177)と、前記光学部材を保持する保持部材(ミラーホルダ173)と、を備え、前記固定部材は、前記保持部材から外方に突出するとともに、前記傾斜部を貫通して先端部が前記傾斜部から外方に突出するねじ(173a)と、前記ねじの先端部に螺合されるナット(177)と、前記保持部材と前記傾斜部との間に介装され、前記保持部材を前記傾斜部から離れる方向に付勢する付勢部材(コイルばね178)と、を備え、前記傾斜面に、前記付勢部材の端部が挿入される凹部(175a〜175c)が形成されている構成を有する。
【0826】
この構成により、傾斜部に対する光学部材の取付け位置を調整して光学部材を傾斜部に固定できるので、プロジェクタと光学部材との距離を遊技機毎に一定にできる。このため、表示部材に表示される映像のばらつきが発生することを防止できる。
【0827】
さらに、傾斜面に付勢部材の端部が挿入される凹部が形成されているので、付勢部材が凹部に挿入される分だけ保持部材と傾斜部との間の距離を短くでき、光学部材をユニットの底部に近づけることできる。
【0828】
このため、プロジェクタと光学部材との距離を大きくすることができ、プロジェクタから光学部材を介して表示部材に投影される画像を大きくできる。この結果、視覚効果の高い画像を表示でき、遊技の興趣を向上できる。
【0829】
(26)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機(1)の前面側に設けられた表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、前記光学部材及び前記プロジェクタを収容するユニット(プロジェクタ筐体C10)と、を備え、前記ユニットには、前記ユニットの背面側から前面側に向かって下方に傾斜する傾斜面(175A)を有し、前記傾斜面に前記光学部材を支持する傾斜部(ミラーホルダブラケット175)が設けられ、前記傾斜部の底面に、凹部(175J)または凸部が形成され、前記ユニットの底部に、前記凹部または凸部に嵌合する凸部(凸部176D)または凹部が形成されている構成を有する。
【0830】
この構成により、傾斜部の底面に、凹部または凸部が形成され、ユニットの底部に、傾斜部の底面に形成された凹部または凸部に嵌合する凸部または凹部が形成されているので、傾斜部をユニットに位置ずれすることなく取付けることができる。このため、傾斜部に対する取付け位置が調整された光学部材がユニットに対して位置ずれすることを防止できる。
【0831】
したがって、プロジェクタと光学部材との距離を遊技機毎に一定にでき、表示部材に表示される映像のばらつきが発生することを防止できる。
【0832】
(27)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、遊技機内を効率よく冷却する構造について考慮されておらず、未だ改善の余地がある。
【0833】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、遊技機内を効率よく冷却することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0834】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技可能な遊技機(1)であって、通気可能な通気部(吸気ダクト225及び排気ダクト226)を前記遊技機内に備え、前記通気部は、吸気口(204a)と排気口(204b)から前記遊技機の外部と連通しており、前記吸気口側の前記通気部の下方には、液体を収容可能な吸気側液体収容部(214)が設けられ、前記吸気口側の前記通気部の下方には、液体を収容可能な排気側液体収容部(215)が設けられ、前記吸気側液体収容部及び前記排気側液体収容部は、別体で構成されている構成を有する。
【0835】
この構成により、遊技機に、吸気口と排気口から遊技機の外部と連通する通気部が設けられるので、遊技機内を効率よく冷却できる。
【0836】
また、液体を収容可能な吸気側液体収容部及び排気側液体収容部が設けられているので、遊技機の外部から吸気部及び排気部を通して通気部に侵入した液体を吸気側液体収容部や排気側液体収容部に収容できる。このため、通気部を通して遊技機内に液体が侵入することを防止できる。これにより、遊技機内に設置される電子機器等に液体が付着することを防止できる。
【0837】
さらに、吸気側液体収容部と排気側液体収容部とが別体で構成されているので、吸気側液体収容部及び排気側液体収容部のうち、液体の収容された収容部のみを取り外すことができる。このため、液体の排出作業や収容部のメンテナンス、又は交換を効率的に行うことができる。
【0838】
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)を有するプロジェクタユニットと、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、遊技機の外部から吸気可能な吸気部(吸気口225a)と、前記遊技機の外部に排気可能な排気部(排気口226a)と、を備えた遊技機であって、前記プロジェクタユニットは、前記吸気部から吸気され、前記排気部に至る空気が通過する通気部(吸気ダクト225及び排気ダクト226)を備え、前記通気部の前記吸気部周辺の下部には、前記吸気部から侵入した液体を収容可能な吸気側液体収容部(214)が設けられ、前記通気部の前記排気部周辺の下部には、前記排気部から侵入した液体を収容可能な排気側液体収容部(215)が設けられ、前記吸気側液体収容部及び前記排気側液体収容部は、別体で構成され、それぞれ独立して前記プロジェクタユニットに対して着脱可能に取り付けられている構成を有する。
【0839】
この構成により、プロジェクタユニットが、吸気部から吸気され排気部に至る空気が通過する通気部を備えているので、吸気部から通気部に吸気された空気によってプロジェクタを冷却することができる。また、プロジェクタと熱交換された空気を、通気部から排気部を通してプロジェクタユニットから排出することができる。このため、プロジェクタを効率よく冷却できる。
【0840】
また、別体で構成された吸気側液体収容部及び排気側液体収容部がプロジェクタユニットに着脱可能に取り付けられているので、遊技機の外部から吸気部や排気部を通して吸気部に侵入した液体を吸気側液体収容部や排気側液体収容部に収容できる。このため、通気部を通してプロジェクタユニットの内部に液体が侵入することを防止できる。これにより、プロジェクタや光学部材等に液体が付着することを防止でき、映像の表示性能が悪化することを防止できる。
【0841】
さらに、吸気側液体収容部及び排気側液体収容部がそれぞれ独立してプロジェクタユニットに対して着脱可能であるので、吸気側液体収容部及び排気側液体収容部のうち、液体の収容された収容部のみを取り外すことができる。このため、液体の排出作業や収容部のメンテナンス、又は交換を効率的に行うことができる。
【0842】
(28)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、遊技機の内部を効率よく冷却する構造について考慮されておらず、未だ改善の余地がある。
【0843】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、遊技機の内部を効率よく冷却することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0844】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技可能な遊技機(1)であって、通気可能な通気部(吸気ダクト225及び排気ダクト226)を前記遊技機内に備え、前記通気部は、通気口(吸気口225a及び排気口226a)から前記遊技機の外部と連通しており、前記通気口の下方には、液体を収容可能な液体収容部(吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215)が設けられ、前記液体収容部には、前記液体収容部の所定の壁部(後壁214b、215b)から外方に突出する樋部(214C、215C)が形成されている構成を有する。
【0845】
この構成により、遊技機に、通気口から遊技機の外部と連通する通気部が設けられるので、遊技機の内部を効率よく冷却できる。
【0846】
また、液体を収容可能な液体収容部を有するので、遊技機の外部から通気口を通して通気部に侵入した液体を液体収容部に収容できる。このため、通気部を通して遊技機の内部に液体が侵入することを防止できる。これにより、遊技機の内部に設置される電装部品等に液体が付着することを防止できる。
【0847】
さらに、液体収容部に、液体収容部の所定の壁部から外方に突出する樋部が形成されているので、液体収容部に収容しきれなくなった液体を、樋部を通して外部に排出できる。
【0848】
このとき、樋部が外方に突出しているので、樋部を通して排出される液体を、液体収容部の直下に配置された電装部品等から避けるように指向させることができる。これにより、電装部品が液体に晒されることを防止して、電装部品を保護できる。
【0849】
さらに、液体収容部を傾けるだけで、液体収容部に収容された液体を、樋部を介して外部に排出できるので、液体の排出作業を効率的に行うことができる。
【0850】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)を有するプロジェクタユニットと、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、前記プロジェクタユニットを収容する筐体(プロジェクタ筐体C10)と、を備えた遊技機であって、前記プロジェクタユニットには、遊技機の外部と連通し、前記プロジェクタユニットの内部を通気する通気ダクト(吸気ダクト225及び排気ダクト226)が設けられ、前記通気ダクトの下部には、液体を収容する液体収容部(吸気側液体収容部214及び排気側液体収容部215)が設けられ、前記液体収容部には、前記液体収容部の所定の壁部(後壁214b、215b)から外方に突出する樋部(214C、215C)が形成されている構成を有する。
【0851】
この構成により、プロジェクタユニットに、遊技機の外部と連通する通気ダクトが設けられるので、遊技機の内部、特にプロジェクタユニットを効率よく冷却できる。
【0852】
また、液体を収容可能な液体収容部を有するので、遊技機の外部から通気ダクトに侵入した液体を液体収容部に収容できる。このため、通気ダクトを通してプロジェクタユニットの内部に液体が侵入することを防止できる。これにより、遊技機の内部に設置される電装部品等に液体が付着することを防止できる。
【0853】
さらに、液体収容部に、液体収容部の所定の壁部から外方に突出する樋部が形成されているので、液体収容部に収容しきれなくなった液体を、樋部を通して外部に排出できる。
【0854】
このとき、樋部が外方に突出しているので、樋部を通して排出される液体を、液体収容部の直下に配置された電装部品等から避けるように指向させることができる。これにより、電装部品が液体に晒されることを防止して、電装部品を保護できる。
【0855】
さらに、液体収容部を傾けるだけで、液体収容部に収容された液体を、樋部を介して外部に排出できるので、液体の排出作業を効率的に行うことができる。
【0856】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)と、前記表示部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)を有するプロジェクタユニットと、前記プロジェクタから投射された光を前記表示部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、前記表示部材及び前記プロジェクタユニットを収容する筐体(プロジェクタ筐体C10)と、を備えた遊技機であって、前記プロジェクタユニットには、遊技機の外部と連通し、前記プロジェクタユニットの内部を通気する通気ダクト(吸気ダクト225及び排気ダクト226)が設けられ、前記通気ダクトは、吸気ダクト(225)と排気ダクト(226)から構成されており、前記吸気ダクトの下部には、液体を収容する吸気側液体収容部(吸気側液体収容部214)が設けられ、前記排気ダクトの下部には、液体を収容する排気側液体収容部(排気側液体収容部215)が設けられ、前記吸気側液体収容部には、前記吸気側液体収容部の背面側から外方に突出する吸気側樋部(樋部214C)が形成されており、前記排気側液体収容部には、前記排気側液体収容部の背面側から外方に突出する排気側樋部(樋部215C)が形成されている構成を有する。
【0857】
この構成により、プロジェクタユニットに吸気ダクトと排気ダクトとが設けられているので、吸気ダクトから導入された空気によってプロジェクタを冷却することができる。また、プロジェクタと熱交換された空気を、排気ダクトを通してプロジェクタユニットから排出することができる。このため、プロジェクタを効率よく冷却できる。
【0858】
また、吸気ダクト及び排気ダクトの下部に、それぞれ吸気側液体収容部及び排気側液体収容部が設けられているので、遊技機の外部から吸気ダクトや排気ダクトに向けて侵入した液体を吸気側液体収容部や排気側液体収容部に収容できる。このため、吸気ダクト及び排気ダクトを通してプロジェクタユニットの内部に液体が侵入することを防止できる。これにより、プロジェクタや光学部材等に液体が付着することを防止でき、映像の表示性能が悪化することを防止できる。
【0859】
また、吸気側液体収容部及び排気側液体収容部のそれぞれに、背面側から外方に突出する吸気側樋部及び排気側樋部が形成されているので、吸気側液体収容部又は排気側液体収容部に収容しきれなくなった液体を吸気側樋部又は排気側樋部を通して外部に排出できる。
【0860】
このとき、吸気側樋部及び排気側樋部がそれぞれ外方に突出しているので、これら樋部を通して排出される液体を、プロジェクタユニットの直下に配置された電装部品等から避けるように指向させることができる。これにより、電装部品が液体に晒されることを防止して、電装部品を保護できる。
【0861】
さらに、プロジェクタユニットを傾けるだけで、吸気側液体収容部及び排気側液体収容部に収容された液体を吸気側樋部及び排気側樋部を介して外部に排出できるので、液体の排出作業を効率的に行うことができる。
【0862】
(29)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、液晶プロジェクタから反射ミラーを介してスクリーンに映像を投影することに加えて、さらに、斬新な演出を行うことまで考慮されておらず、改良の余地がある。
【0863】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる遊技機を提供することを目的とする。
【0864】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光源(LED199A)と、前記光源から照射される光が端部に入射されたときに、模様(198a)を視認可能となる導光部材(導光パネル198)と、前記導光部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタから投射された光を前記導光部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、を備え、前記導光部材の模様が視認可能となる状態において、前記プロジェクタから前記模様と関連する画像(目玉画像241、242)を前記導光部材に投影する演出を実行可能である構成を有する。
【0865】
この構成により、導光部材の模様が視認可能となる状態において、プロジェクタから導光部材の模様と関連する画像を導光部材に投影する演出を実行可能であるので、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0866】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光源(LED199A)と、前記光源から照射される光が端部に入射されたときに、模様(198a)を視認可能となる導光部材(導光パネル198)と、前記導光部材と重畳する位置に設けられた被投影部材(センタスクリーンシート195)と、前記被投影部材に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタから投射された光を前記被投影部材に導く光学部材(光学ミラー174)と、を備え、前記導光部材の模様が視認可能となる状態において、前記プロジェクタから前記模様と関連する画像(目玉画像241、242)を前記被投影部材に投影する演出を実行可能である構成を有する。
【0867】
この構成により、導光部材の模様が視認可能となる状態において、プロジェクタから導光部材の模様と関連する画像を被投影部材に投影する演出を実行可能であるので、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0868】
これに加えて、導光部材と重畳する位置に被投影部材が設けられるので、被投影部材に投影された映像を、導光部材を通して遊技者に視認可能とすることにより、導光部材の模様と画像による斬新、でかつ多彩な演出を実行でき、遊技の興趣をより効果的に向上できる。
【0869】
また、本発明に係る遊技機において、前記導光部材は、前記模様の一部に特定領域(198b)を有し、前記プロジェクタから投射された光により前記特定領域を介して視認可能となる画像を第1の表示態様から第2の表示態様に変化させる演出を実行可能であるのが好ましい。
【0870】
この構成により、導光部材の特定領域を介して視認可能となる画像を第1の表示態様から第2の表示態様に変化させる演出を実行可能であるので、導光部材の模様と画像の変化による斬新、でかつ多彩な演出を実行でき、遊技の興趣をより効果的に向上できる。
【0871】
(30)特開2014−180422号公報に記載の従来の遊技機では、端部から入射された光が意図しない方向に漏れる可能性があり、演出効果が低下するおそれがある。
【0872】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、導光部材に入射された光が意図しない方向に漏れることを防止して、演出効果が低下することを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0873】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光源(LED199A)と、前記光源から照射される光が入射される入射部(突出部198A)を端部に有し、前記入射部から入射された光によって所定の識別表示(模様198a)が前面から視認可能となる導光部材(導光パネル198)を備えた遊技機であって、前記導光部材は、前記入射部と異なる端部に、前記導光部材から遊技機の後方に向かって折り曲げられた折り曲げ部(198B、198C)が形成されている構成を有する。
【0874】
この構成により、導光部材が、入射部と異なる端部に、導光部材から遊技機の後方に向かって折り曲げられた折り曲げ部を有するので、導光部材に入射された光を、折り曲げ部から遊技者に視認され難い後方に導くことができ、導光部材の端部から前方あるいは側方に光が漏れることを防止できる。これにより、導光部材に入射された光が意図しない方向に漏れることを防止して、演出効果が低下することを防止できる。
【0875】
また、本発明に係る遊技機は、前記導光部材の後方に前記導光部材に向かって光を照射する発光部材(プロジェクタ装置B2)が設置されており、前記導光部材の前面に装飾部(マジックミラー200)が設けられており、前記装飾部は、前記発光部材から光が前記導光部材に照射されないときには外方からの光が前方に反射して見え、かつ前記発光部材から光が前記導光部材に照射されたときには前方から前記導光部材の後方側が視認可能となるよう構成され、前記導光部材に所定の識別表示(模様198a)が視認可能となったときに、前記装飾部は、外方からの光が前方に反射して見える演出を実行可能であってもよい。
【0876】
この構成により、光源から導光部材に光が入射され、所定の識別表示が視認可能な演出を実行する場合に、導光部材の後方を視認困難とすることもできる。このため、光源から導光部材に光を入射したときに所定の識別表示のみを視認可能とする演出を実行することができる。
【0877】
(31)特開2008−206709号公報に記載の従来の遊技機では、複数のシートが連続して設けられ場合に、シートの境目が視認されてしまい、遊技機の見栄えが悪化するおそれがある。
【0878】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、シートの境目を遊技者から視認困難とすることができ、見栄えを向上できる遊技機を提供することを目的とする。
【0879】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、第1のシート(サブスクリーンシート196A、196B)と、前記第1のシートに隣接して設けられた第2のシート(センタスクリーンシート195)とを有する遊技機であって、前記第1のシートの縁部と前記第1のシートの縁部に隣接する前記第2のシートの縁部とに跨がるようにして、前記第1のシートと前記第2のシートの前方に装飾部材(197)を設け、前記装飾部材によって前記第1のシートの縁部と前記第2のシートの縁部とを前方から視認困難とした構成を有する。
【0880】
この構成により、第1のシートの縁部と第1のシートの縁部に隣接する第2のシートの縁部とに跨がるようにして、第1のシートと第2のシートの前方に装飾部材を設け、装飾部材によって第1のシートの縁部と第2のシートの縁部とを前方から視認困難としたので、シートの境目を遊技者から視認困難とすることができ、遊技機の見栄えを向上できる。
【0881】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、第1のシート(サブスクリーンシート196A、196B)と、前記第1のシートに隣接して設けられた第2のシート(センタスクリーンシート195)と、前記第1のシート及び前記第2のシートに画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記第1のシートの縁部と前記第1のシートの縁部に隣接する前記第2のシートの縁部とに跨がるようにして、前記第1のシートと前記第2のシートの前方に設けられた装飾部材(197)と、を備え、前記装飾部材は、開口部(197A)を有し、前記第1のシートと前記第2のシートとにそれぞれ異なる画像を表示し、前記第2のシートに表示される画像が前記開口部を通して遊技者に視認可能である構成を有する。
【0882】
この構成により、第1のシートの縁部と第1のシートの縁部に隣接する第2のシートの縁部とに跨がるようにして、第1のシートと第2のシートの前方に装飾部材を設けたので、シートの境目を遊技者から視認困難とすることができ、遊技者の見栄えを向上できる。
【0883】
また、本発明に係る遊技機は、第1のシートと第2のシートとにそれぞれ異なる画像を表示し、開口部を通して第2のシートに表示される画像を遊技者に視認させることができるので、第1のシート及び第2のシートを用いた多彩な演出を実行できる。
【0884】
(32)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、液晶プロジェクタから反射ミラーを介してスクリーンに映像を投影することに加えて、さらに、斬新な演出を行うことまで考慮されておらず、改良の余地がある。
【0885】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、プロジェクタを用いた斬新な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる遊技機を提供することを目的とする。
【0886】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機(1)の前面側に設けられたスクリーン(メインスクリーン182)と、前記スクリーンの裏面に設けられた投影用シート(183)と、前記スクリーンおよび前記投影用シートの背面から画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、を備えた遊技機であって、前記スクリーンは、透光性を有し、かつ所定の色を有することにより前記スクリーンを通過する光の明度を低下可能な構成を有する。
【0887】
この構成により、スクリーンが透光性を有し、かつ所定の色を有することによりスクリーンを通過する光の明度を低下可能なため、スクリーンを通して遊技者に視認される画像を明瞭に表示できる。この結果、プロジェクタを用いた斬新な演出を実行できる。
【0888】
(33)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、液晶プロジェクタ等のような放熱する電子機器を冷却する構造について考慮されておらず、未だ改善の余地がある。
【0889】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、電子機器を冷却することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0890】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、開口部(上側開口部G101)を有する遊技機本体(キャビネットG)と、前記開口部の少なくとも一部を閉鎖又は開放可能な開閉部材(上ドア機構UD)と、を備え、前記遊技機本体は、電子機器(プロジェクタ装置B2)と、前記電子機器を冷却する空気を流通させる本体側通気部(209)と、を有し、前記開閉部材は、通気孔(吸気口204a及び排気口204b)と、前記通気孔に連通する開閉部材側通気部(吸気ダクト206及び排気ダクト207)と、を有し、前記開閉部材が前記遊技機本体の前記開口部を閉鎖した状態のとき、前記本体側通気部と前記開閉部材側通気部とが連通している構成を有する。
【0891】
この構成により、開閉部材が、通気孔と、その通気孔に連通する開閉部材側通気部とを有し、開閉部材が遊技機本体の開口部を閉鎖した際に開閉部材側通気部が遊技機本体に設けられた本体側通気部と連通するので、通気孔から開閉部材側通気部及び本体側通気部を介して遊技機本体に取り入れられた空気によって電子機器を冷却することができる。
【0892】
さらに、開閉部材の連通孔と連通する通気部が遊技機本体側に設けられている場合には、機種毎に異なる装飾の開閉部材を同一の遊技機本体に用いる際に遊技機本体側に設けられた側通気部の配置に合わせるように開閉部材の装飾や通気孔の位置を設計しなければならず、設計の自由度がなかった。あるいは、機種毎に異なる装飾の開閉部材に合わせて、機種毎に遊技機本体側の通気部の配置を変更しなければならず、遊技機本体を共通化することが困難であった。
【0893】
これに対して、本発明に係る遊技機は、開閉部材側通気部が遊技機本体側ではなく開閉部材側に設けられているので、機種毎に遊技機本体を共通化できるとともに、開閉部材の設計の自由度を向上させることができる。
【0894】
また、本発明に係る遊技機は、前記電子機器が、所定の映像を投射可能なプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)から構成されるのが好ましい。
【0895】
このようにすれば、通気孔から開閉部材側通気部および本体側通気部を介して遊技機本体に取り入れられた空気によってプロジェクタを冷却できる。
【0896】
(34)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、液晶プロジェクタ等のような放熱する電子機器が収容されている遊技機本体の内部を冷却する構造について考慮されておらず、未だ改善の余地がある。
【0897】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、遊技機本体の内部を冷却することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0898】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機本体(キャビネットG)と、前記遊技機本体の内部を通気する通気部(吸気ダクト206及び排気ダクト207)と、前記通気部に連通し、前記遊技機本体の内部と外部との間で空気を流通可能な通気孔(吸気口204a及び排気口204b)とを備えた遊技機であって、前記通気部と前記通気孔との間の間隙が小さくなるよう、前記通気部と前記通気孔とが連通する領域の近傍に緩衝部材(ゴムパッキン212、213)が設けられている構成を有する。
【0899】
この構成により、遊技機本体が、通気部と、通気部に連通し、遊技機本体の内部と外部との間で空気を流通可能な通気孔とを備えているので、遊技機本体の内部に設けられた電子機器等を容易に冷却することができる。
【0900】
また、通気部と通気孔とが連通する領域の近傍に緩衝部材が設けられているので、通気部と通気孔が連通する領域を緩衝部材によって密閉することができる。このため、通気部を流通する空気が外部に漏れることを防止して、電子機器等の冷却効率が悪化することを防止できる。
【0901】
また、通気孔を介して通気部に液体が侵入した場合に、通気部を流れる液体が通気部と通気孔が連通する領域から漏れることを防止でき、電子機器等に液体が付着することを防止できる。
【0902】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、開口部(上側開口部G101)を有する遊技機本体(キャビネットG)と、前記開口部の少なくとも一部を閉鎖又は開放可能な開閉部材(上ドア機構UD)と、を備え、前記遊技機本体は、電子機器(プロジェクタ装置B2)と、前記電子機器を冷却する空気を流通させる本体側通気部(209)と、を有し、前記開閉部材は、通気孔(吸気口204a及び排気口204b)と、前記通気孔に連通する開閉部材側通気部(吸気ダクト206及び排気ダクト207)と、を有し、前記開閉部材が前記遊技機本体の前記開口部を閉鎖した状態のとき、前記本体側通気部と前記開閉部材側通気部とが連通し、前記通気部と前記通気孔との間の間隙が小さくなるよう、前記通気部と前記通気孔とが連通する領域の近傍に緩衝部材(ゴムパッキン212、213)が設けられている構成を有する。
【0903】
この構成により、開閉部材が通気孔と、通気孔と連通する開閉部材側通気部とを有し、遊技機本体に設けられた本体側通気部と開閉部材側通気部とが連通するので、通気孔から開閉部材側通気部および本体側通気部を介して遊技機本体に取り入れられた空気によって電子機器を冷却することができる。
【0904】
また、遊技機本体側に通気孔を形成する場合には装飾等の位置に応じて遊技機の機種毎に通気孔の位置を変更しなければならないのに対し、開閉部材側に通気孔と開閉部材側通気部を形成すれば、遊技機本体を共通化することができ、遊技機本体の設計の自由度を向上できる。
【0905】
さらに、通気孔と開閉部材側通気部とが連通する領域の近傍に緩衝部材が設けられているので、通気孔と開閉部材側通気部が連通する領域を緩衝部材によって密閉することができる。このため、開閉部材側通気部を流通する空気が外部に漏れることを防止して、電子部品等の冷却効率が悪化することを防止できる。
【0906】
また、通気孔を介して開閉部材側通気部に液体が侵入した場合に、開閉部材側通気部を流れる液体が開閉部材側通気部と通気孔が連通する領域から漏れることを防止でき、電子機器等に液体が付着することを防止できる。
【0907】
(35)特開2005−34610号公報に記載の従来の遊技機では、遊技機の機種毎にスピーカの大きさや配置等が異なる場合があるため、遊技機の機種毎にスピーカを収容する専用の収容部を設計し、製造する必要があり、遊技機の製造コストが増大する。
【0908】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、スピーカの設置の自由度を向上でき、製造コストを低減できる遊技機を提供することを目的とする。
【0909】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、スピーカ(191A、191B)と、前記スピーカを収容する収容空間(192A、192B)を有する収容部材(上側フレーム部185)と、前記収容空間に設置される遮蔽部材(193A、193B)と、を備え、前記遮蔽部材は、前記スピーカの側方の所定の空間(中央空間192C)を塞ぐ位置に設置されている構成を有する。
【0910】
この構成により、遮蔽部材が、収容空間に設置されたスピーカの側方の所定の空間を塞ぐ位置に設置されているので、同一の収容部材を用いて、遮蔽部材の位置を変更したり、遮蔽部材を取り外したりすることにより、収容空間に設置されるスピーカの配置を変更できる。また、遮蔽部材を取り外して収容空間を大きく取ることで、大型なスピーカを収容空間に設置できる。
【0911】
このため、同一の収容部材を用いてスピーカの設置の自由度を向上でき、遊技機の製造コストを低減できる。
【0912】
また、収容空間が所定空間を挟んで2つ設けられ、2つの収容空間にそれぞれスピーカを設置する場合には、スピーカの側方に遮蔽部材を設置して遮蔽部材を対向させることにより、スピーカから出力する音が干渉して共鳴することを防止でき、スピーカの出力性能が悪化することを防止できる。
【0913】
また、収容空間の空スペースを遮蔽部材が占有するので、収容部材内の隙間が減り、ゴト対策につながる。
【0914】
また、本発明に係る遊技機は、表示部材(メインスクリーン182及び投影用シート183)に画像を表示するための光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)を有し、前記遮蔽部材は、前記プロジェクタから投射される光の少なくとも一部を遮蔽可能であるのが好ましい。
【0915】
スピーカの色がプロジェクタから投影される光を反射させる色であると、プロジェクタから投射された画像を表示部材に高精度に表示できないおそれがあるので、プロジェクタから投影される光を反射し難い色のスピーカを用いなければならず、スピーカの汎用性が低下する。
【0916】
本発明のように、遮蔽部材をスピーカの側方に設置すれば、遮蔽部材の色を、プロジェクタから投影される光を例えば反射しない色や、適度に反射可能な色にすることで、スピーカの種類を変更することなく、プロジェクタから投射された画像を表示部材に綺麗に表示でき、画像の表示性能を向上できる。これに加えて、スピーカの汎用性が低下することを防止できる。
【0917】
(36)特開2007−117411号公報に記載の従来の遊技機では、ブラックライトを用いても、遊技機の筐体の側面からの発光態様が視認し難いと、遊技場において台選びをしている遊技者に対して遊技機への興味を十分に引きつけることができない。
【0918】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、遊技者の興味を引きつける効果的な照明演出を行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0919】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光を照射可能な発光部(LED203A)と、前記発光部から照射された光を遊技機(1)の前方に導く導光部(導光部材202)と、第1の壁部(188A)と、前記第1の壁部に対して遊技機の幅方向外側に設置される第2の壁部(188B)と、を備え、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間には、前記発光部から照射され前記導光部によって導かれた光の少なくとも一部が遊技者に視認可能となるよう所定の空間(空間188C)が形成されており、前記第2の壁部の前記遊技機の前方側の先端には、前記第1の壁部の前記遊技機の前方側の先端よりも前記遊技機の後方側に凹んだ凹部(188E)が形成されており、前記発光部から照射された光の少なくとも一部が前記凹部を通じて前記遊技機の側方から視認可能である構成を有する。
【0920】
この構成により、第2の壁部の遊技機の前方側の先端には、第1の壁部の遊技機の前方側の先端よりも遊技機の後方側に凹んだ凹部が形成されており、発光部から照射された光の少なくとも一部が凹部を通じて遊技機の側方から視認可能であるので、発光部から導光部を通して第1の壁部と第2の壁部の間の所定の空間に導かれた光を第2の壁部の凹部を介して際立たせることができる。
【0921】
このため、遊技場で台選びをしている遊技者の興味を引き付ける効果的な照明演出を行うことができる。
【0922】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、遊技機(1)の前方に光を照射可能な発光部(LED203A)と、第1の壁部(188A)と、前記第1の壁部に対して遊技機の幅方向側方に設置される第2の壁部(188B)と、を備え、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間には、前記発光部から照射された光の少なくとも一部が遊技者に視認可能となるよう所定の空間(空間188C)が形成されており、前記第2の壁部の前記遊技機の前方側の先端には、前記第1の壁部の前記遊技機の前方側の先端よりも前記遊技機の後方側に凹んだ凹部(188E)が形成されており、前記発光部から照射された光の少なくとも一部が前記凹部を通じて前記遊技機の側方から視認可能である構成を有する。
【0923】
この構成により、第2の壁部の遊技機の前方側の先端には、第1の壁部の遊技機の前方側の先端よりも遊技機の後方側に凹んだ凹部が形成されており、発光部から照射された光の少なくとも一部が凹部を通じて遊技機の側方から視認可能であるので、発光部から第1の壁部と第2の壁部の間の所定の空間に導かれた光を第2の壁部の凹部を介して際立たせることができる。
【0924】
このため、遊技場で台選びをしている遊技者の興味を引きつける効果的な照明演出を行うことができる。
【0925】
(37)特開平6−35066号公報に記載の従来の遊技機では、液晶プロジェクタから反射ミラーを介してスクリーンに映像を投影することに加えて、さらに、斬新な演出を行うことまで考慮されておらず、改良の余地がある。
【0926】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる遊技機を提供することを目的とする。
【0927】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部(スクリーンシート391b、392b)と、前記被投影部に対して光を照射可能な発光部(3連LED431)と、前記発光部の発光態様を制御可能な発光制御手段(副制御基板72)と、を備え、前記発光部は、前記プロジェクタから前記被投影部に向かう光の光路を遮らない位置に配置されている構成を有する。
【0928】
この構成により、プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部に対して光を照射可能な発光部が、プロジェクタから被投影部に向かう光の光路を遮らない位置に配置されているので、プロジェクタにより被投影部に画像を映しつつ、発光部により被投影部に光を照射させる演出を行うことができる。これにより、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0929】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部(スクリーンシート391b、392b)と、前記被投影部の背面側に設けられ前記被投影部に対して光を照射可能な発光部(3連LED431)と、前記発光部の発光態様を制御可能な発光制御手段(副制御基板72)と、を備え、前記プロジェクタによって投射された光は前記被投影部の背面側から前記被投影部に至る構成を有する。
【0930】
この構成により、プロジェクタにより被投影部に画像を映しつつ、発光部により被投影部に光を照射させる演出を行うことができる。これにより、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0931】
(38)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部(スクリーンシート391b、392b)と、前記被投影部に対して光を照射可能な複数の発光部(3連LED431)と、前記複数の発光部の発光態様を制御可能な発光制御手段(副制御基板72)と、を備え、前記複数の発光部は、前記プロジェクタから前記被投影部に向かう光の光路を遮らない位置で所定方向(左右方向)に沿って並んで配置されており、前記発光制御手段は、前記プロジェクタによって前記被投影部に光が投影されているときに、前記複数の発光部のうち、他の発光部と比べて輝度の高い発光状態の発光部を前記所定方向の一方向に向かって順次変化させていくよう発光態様を制御する構成を有する。
【0932】
この構成により、プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部に対して光を照射可能な発光部が、プロジェクタから被投影部に向かう光の光路を遮らない位置に配置されているので、プロジェクタにより被投影部に画像を映しつつ、発光部により被投影部に光を照射させる演出を行うことができる。
【0933】
また、発光制御手段が、プロジェクタによって被投影部に光が投影されているときに、複数の発光部のうち、他の発光部と比べて輝度の高い発光状態の発光部を所定方向の一方向に向かって順次変化させていくよう発光態様を制御するので、被投影部に映し出されている画像において明るく見える領域が所定方向の一方向に向かって順次変化していく演出を実行することができる。これにより、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0934】
上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部(スクリーンシート391b、392b)と、前記被投影部に対して光を照射可能な複数の発光部(3連LED431)と、前記複数の発光部の発光態様を制御可能な発光制御手段(副制御基板72)と、を備え、前記発光制御手段は、前記複数の発光部のなかで所定箇所における1又は複数の特定発光部が、その他の発光部と異なる発光態様となる特定制御パターンを実行可能であり、前記特定制御パターンは、前記特定発光部として制御される発光部の少なくとも一部が異なる第1特定制御パターンと第2特定制御パターンとを少なくとも含み、前記発光制御手段は、前記プロジェクタによって前記被投影部に光が投影されているときに、前記第1特定制御パターンを実行した後に、前記第2特定制御パターンを実行可能である構成を有する。
【0935】
この構成により、プロジェクタにより被投影部に画像を映しつつ、発光部により被投影部に光を照射させる演出を行うことができる。
【0936】
また、発光制御手段が、複数の発光部のなかで所定箇所における1又は複数の特定発光部がその他の発光部と異なる発光態様となる特定制御パターンを実行可能であり、プロジェクタによって被投影部に光が投影されているときに、第1特定制御パターンを実行した後に、第2特定制御パターンを実行可能である。これにより、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0937】
(39)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタよりも前方に配置され、前記プロジェクタによって投射された光が後方から投影される被投影部(スクリーンシート391b、392b)と、前記プロジェクタから前記被投影部に向かう光の光路を遮らない位置に配置され、前記被投影部に対して後方から光を照射可能な発光部(3連LED431)と、前記発光部の発光態様を制御可能な発光制御手段(副制御基板72)と、を備え、前記発光部が前記被投影部の上下方向の中心よりも上側に位置している構成を有する。
【0938】
この構成により、プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部に対して光を照射可能な発光部が、プロジェクタから被投影部に向かう光の光路を遮らない位置に配置されているので、プロジェクタにより被投影部に画像を映しつつ、発光部により被投影部に光を照射させる演出を行うことができる。これにより、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0939】
また、発光部が被投影部の上下方向の中心よりも上側に位置しているので、遊技者が被投影部を上から見下ろすと、発光部の光の影響が少なくプロジェクタにより被投影部に映し出される画像が明瞭に見える効果があり、遊技者が被投影部を下から見上げると、発光部の光の影響が大きくプロジェクタにより被投影部に映し出される画像が明るく見える効果がある。このため、遊技者の見る角度によって被投影部の表示態様を変化させることができる。
【0940】
また、本発明に係る遊技機は、前記プロジェクタから投射された光を前記被投影部に導く光学部材(光学ミラー174)を備え、前記被投影部は、前記被投影部の上下方向の中心よりも下方から光を投影されるように前記光学部材よりも上方に配置されているのが好ましい。
【0941】
このようにすれば、光学部材よりも上方に配置された被投影部に対して被投影部の上下方向の中心よりも下方から光が投影されるので、遊技者に対して、プロジェクタにより被投影部に映し出される画像を視認させつつ、発光部により被投影部に照射される光を視認させることができる。
【0942】
(40)上記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、光を投射するプロジェクタ(プロジェクタ装置B2)と、前記プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部(スクリーンシート391b、392b)と、前記被投影部に対して光を照射可能な発光部(3連LED431)と、前記発光部の発光態様を制御可能な発光制御手段(副制御基板72)と、を備え、前記発光部は、前記プロジェクタから前記被投影部に向かう光の光路を遮らない位置に配置されており、前記発光制御手段は、前記プロジェクタによって前記被投影部に光が投影されているときに、前記発光部の発光態様を変化させることにより前記プロジェクタによって前記被投影部に映し出される画像の視認性を変化させる構成を有する。
【0943】
この構成により、プロジェクタによって投射された光が投影される被投影部に対して光を照射可能な発光部が、プロジェクタから被投影部に向かう光の光路を遮らない位置に配置されているので、プロジェクタにより被投影部に画像を映しつつ、発光部により被投影部に光を照射させる演出を行うことができる。これにより、プロジェクタを用いた斬新で、かつ多彩な演出を行うことができ、遊技の興趣を向上できる。
【0944】
また、発光制御手段が、プロジェクタによって被投影部に光が投影されているときに、発光部の発光態様を変化させることによりプロジェクタによって被投影部に映し出される画像の視認性を変化させるので、発光部の発光態様とプロジェクタによって被投影部に映し出される画像との組合せによって様々な表示態様を実現できる。例えば、プロジェクタによって非常に輝度の低い画像を被投影部に映し出している状態で発光部を点滅させることにより、発光部が点灯したタイミングで一瞬だけ被投影部に映し出された画像が明瞭に見える等の演出を行うことができる。
【0945】
[応用例]
上記各実施の形態及び上記各種変形例では、遊技機としてスロットマシンを例に挙げ説明したが、本発明はこれに限定されない。上述した本発明の各種技術は、他の遊技機にも適用可能であり、例えば、弾球遊技機、ゲーミングマシン、封入式遊技機、及びパチンコ遊技機等の各種遊技機に適用することもできる。
【符号の説明】
【0946】
1 遊技機
61 ドア開閉監視スイッチ
91 操作ユニット
92 本体ケース
93C 中央開口部
93L 左側開口部
93R 右側開口部
94b ボス部(所定の部材)
94d ばね受け部(本体ケース側ばね受け部)
94f,94h 溝部
94i ボス部(締結部)
95 後カバー(壁部)
95b 開口部
95c 壁面
95d 窪み部
96E ねじ(締結具)
97 押圧部本体(押圧体)
97A 押圧部
97B 突出部
97C,97D 柱状部材(押圧体側ばね受け部)
97a 押圧面
97b 嵌合突起(第1の嵌合部)
97g リブ
97h 外周曲面
97i,97j 空間
98A,98B 押圧カバー(押圧体)
99a 嵌合溝(第2の嵌合部)
99c C面取り部
100 被検出部材
100b 被検出片
101A 導光部材
102 LED基板(基板)
102A LED(発光部)
103 内部コネクタ
104 外部コネクタ
105 フォトセンサ(検出部材)
105c,105d 突起部
106 コイルスプリング(ばね)
110 プリズムシート(シート部材)
111 装飾シート(シート部材)
112 隙間
121 収容部材(収容体)
122a,122b プランジャ(往復動部材)
122A,122B ドア開閉監視スイッチ本体
123 ノブ(往復動部材)
124 カバー部材(収容体)
124A 上壁(側壁)
124B 下壁(側壁)
124E 後壁(連絡壁)
124b 係合部
124e 筒状部
124s スリット
124t 先端部(スリットの先端部)
131 基台
131a 側面(基台の側面)
132 円筒部材
132A 当接部(スイッチカバー)
132B 環状壁部(スイッチカバー)
501 識別情報表示部
550 規制部
A 表示ユニット(遊技機構成部品、画像表示手段)
UD 上ドア機構(第1部材)
DD 下ドア機構(ドア、第2部材)
DD7L,DD7C,DD7R ストップボタン(操作ボタン)
G キャビネット(遊技機本体)
G1 中間支持板(載置部)
G11 載置面
G100 開口部
G101 上側開口部(第1領域)
G102 下側開口部(第2領域)
GR 右側壁(側壁)
O 押圧部本体の中心部
L 仮想平面
C100 突出部
図1
図2
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