(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
以下、本発明に係る診断システム及び冷凍サイクル装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷凍サイクル装置1を示す模式図である。
図1に示すように、冷凍サイクル装置1は、圧縮機3と、インバータ4と、制御部5と、モータ電流センサ6と、診断システム2とを備えている。圧縮機3は、例えば低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。圧縮機3の内部には、モータ3aが設けられており、モータ3aは圧縮機3の圧縮機構を回転駆動する。ここで、本実施の形態1では、モータ3aが三相六極の場合について例示する。また、圧縮機3は、インバータ4によって駆動するインバータ圧縮機である。ここで、本実施の形態1では、圧縮機3が、センサを有しないセンサレスインバータ圧縮機である場合について例示する。なお、圧縮機3は、センサを有するインバータ圧縮機であってもよい。
【0010】
インバータ4は、三相の交流電源7から供給された交流電力を、モータ3aの駆動に適した交流電力に変換する。ここで、モータ3aに流れる電流として、モータ電流と、トルク成分のq軸電流とが挙げられる。制御部5は、インバータ4のスイッチング動作等を制御するものであり、これにより、圧縮機3の回転数等を制御する。制御部5は、例えばCPUとメモリとから構成されている。モータ電流センサ6は、インバータ4からモータ3aに供給されるモータ電流を検出する装置である。なお、インバータ4と制御部5と診断システム2とは、別個に設けられてもよいし、一体的に設けられてもよい。
【0011】
図2は、時間と圧縮機3の回転数との関係を示すグラフである。
図2において、横軸は時間[sec]であり、縦軸は圧縮機3の回転数[rps]である。
図2に示すように、圧縮機3の起動時、圧縮機3の回転数は、時間に比例して上昇する。
【0012】
図3は、時間とモータ電流の実効値との関係を示すグラフである。
図3において、横軸は時間[sec]であり、縦軸はモータ電流の実効値[A]である。
図3に示すように、モータ電流の実効値は、起動直後に急上昇し、その後下降して例えば30[A]といった所定値になるとその所定値を維持する。
【0013】
図4は、圧縮機3のU相電流の周波数分析結果を示すグラフである。
図4において、横軸は周波数[Hz]であり、縦軸はレベル[dB]である。圧縮機3の異常を判定する手段として、圧縮機3のモータ3aに流れるモータ電流の電流波形を周波数分析することが知られている。
図4は、圧縮機3の正常時において、圧縮機3の回転数が30[rps]のときの周波数分析結果を示すグラフである。モータ3aは、前述の如く、三相六極である。この場合、インバータ4の周波数finvは、finv[Hz]=3×fcomp[rps]となる。この式からわかるとおり、圧縮機3の回転トルク変動は、finv±fcompの周波数成分の値に影響を及ぼす。
【0014】
図5は、軸受損傷時の圧縮機3のU相電流の周波数分析結果を示すグラフである。
図5において、横軸は周波数[Hz]であり、縦軸はレベル[dB]である。次に、圧縮機3の軸受が損傷している場合の周波数分析結果について説明する。
図5は、圧縮機3の軸受が損傷している場合において、圧縮機3の回転数が20[rps]のときの周波数分析結果を示すグラフである。圧縮機3の軸受が損傷すると、圧縮機3の一回転中の回転トルク変動に異常が生じる。この場合、
図5に示すように、finv±fcompの周波数帯の周波数成分が増加して、グラフがブロードとなる。
【0015】
図6は、オイルホワール時の圧縮機3のU相電流の周波数分析結果を示すグラフである。
図6において、横軸は周波数[Hz]であり、縦軸はレベル[dB]である。次に、オイルホワールが発生している場合の周波数分析結果について説明する。
図6は、圧縮機3内のすべり軸受に流体的な異常であるオイルホワールが生じている場合において、圧縮機3の回転数が10[rps]のときの周波数分析結果を示すグラフである。オイルホワールが発生すると、潤滑油が軸周速の0.3倍〜0.5倍の速度で軸受の隙間に流れることによって、軸受に流体的な加振力が生じる。これにより、
図6に示すように、振動加速度波形及びq軸電流の周波数分析では、圧縮機3の回転周波数の0.3倍〜0.5倍の成分値が上昇する場合がある。また、
図5に示すように、U相電流では、(finv±0.3×fcomp)〜(finv±0.5×fcomp)が上昇する場合がある。
【0016】
なお、オイルホワールよりも大きな乱れであるオイルウィップが生じると、軸系の振動も同時に発生する複雑な振動が発生する。このため、振動加速度波形及びq軸電流の周波数成分において、圧縮機3の回転周波数の0.3倍〜0.9倍の成分値(0.3×fcomp〜0.9×fcomp)が上昇する。また、軸の共振周波数の0.4倍〜0.5倍の成分値(0.4×fs0〜0.5×fs0)が上昇し、回転数によらないfu0が上昇する。U相電流では、(finv±0.3×fcomp)〜(finv±0.9×fcomp)、及び、(finv±(1/3)×0.4×fs0〜finv±(1/3)×0.5×fs0)が上昇する。
【0017】
図7は、圧縮機3の軸受の異常の判定結果を示す図である。上記のような特性を鑑み、圧縮機3の軸受の異常を解析しようとすると、考えられる判定結果は、0:正常、1:油不足傾向、2:金属接触発生、3:トルク上昇ありとなる。これらの判定結果は、損傷と潤滑との関係によって、軸受における故障前兆の挙動が揺らぐ。このため、周波数成分の値が、正常の範囲に収まることもあれば異常の値を示すこともある。例えば、圧縮機3の内部の判定結果の組み合わせは、
図7のようになる。
図7に示すように、圧縮機3の内部の判定結果の組み合わせは、多数存在し、単一の周波数成分の値のみで、圧縮機3の内部の状態を判断することは困難である。
【0018】
図8は、本発明の実施の形態1に係る診断システム2を示す機能ブロック図である。本実施の形態1に係る診断システム2は、上記の課題を鑑みて、回転数の上昇に併せて、サンプリング区間毎の周波数分析の結果の複数の要素を、一枚の画像に集約することによって、周波数成分の値の挙動を把握し、圧縮機3の内部の状態を判断する。
図8に示すように、診断システム2は、区画手段11と、算出手段12と、配置手段13と、判定手段14と、発報手段15と、学習手段16とを備えている。診断システム2は、例えばCPUとメモリとから構成されている。
【0019】
図9は、本発明の実施の形態1に係る時間とモータ電流との関係を示すグラフである。
図9において、横軸は時間[sec]であり、縦軸はモータ電流[A]である。
図9に示すように、区画手段11は、圧縮機3の動作時間をサンプリング区間(S1、S2、S3、S4、S5・・・)毎に区切るものである。
【0020】
図10は、本発明の実施の形態1に係るマッピングの過程を示す模式図である。
図10において、左欄の5個のグラフは、
図9に示す波形をサンプリング区間毎に周波数分析した結果であり、横軸が周波数[Hz]であり、縦軸がレベル[dB]である。
図10において、左欄の5個のグラフは、それぞれ、サンプリング区間S1、S2、S3、S4、S5の周波数成分である。
図10の左欄に示すように、算出手段12は、区画手段11によって区切られたサンプリング区間毎の圧縮機3動作時の物理量の周波数成分を算出するものである。本実施の形態1では、圧縮機3動作時の物理量として、モータ電流の値の場合について例示しているが、q軸電流の値でもよいし、振動量でもよい。ここで、モータ電流は、モータ電流センサ6によって検出される。
【0021】
図10において、中央欄の5個のグラフは、
図10の左欄の5個のグラフについて、レベル[dB]を複数段階毎に着色して一本の帯状にしたものである。
図10の中央欄に示すように、配置手段13は、各周波数成分を複数段階毎に着色する機能を有する。
【0022】
図10において、右欄のグラフは、
図10の中央欄の5個のグラフを、反時計回りに90°回転して並べたものであり、横軸が時間[sec]であり、縦軸が周波数[Hz]である。
図10の右欄に示すように、配置手段13は、算出手段12によって算出された周波数成分を時系列毎に並べて、マッピングされた成分パターンを作成するものである。成分パターンは、例えば2次元平面である。本実施の形態1では、配置手段13は、各周波数成分を複数段階毎に着色した帯状グラフを時系列毎に並べている。なお、配置手段13は、周波数成分を数値のまま、時系列毎に並べてもよい。この場合、周波数成分を着色する工程を減らすことができる。一方、周波数成分が着色されることによって、成分パターンがグラフィカルとなり、診断システム2は、圧縮機3の内部の状態をより細かく判断することが可能となる。また、成分パターンが表示部に表示される場合、作業者の視認性が向上する。
【0023】
判定手段14は、配置手段13によって作製された成分パターンと基準パターンとの差分を判定するものである。ここで、基準パターンとは、診断システム2に予め記憶されたものである。診断システム2には、基準パターンとして、想定される不具合のパターンが記憶されている。
【0024】
図11は、本発明の実施の形態1に係る成分パターンを示す図である。
図11は、圧縮機3が正常である場合の成分パターンである。
図11に示すように、成分パターンは、時間経過毎に周波数が増加していく。また、
図11において、レベルはグレースケールで表示されており、白色に近いほどレベルが低く、黒色に近いほどレベルが高い。ここで、
図11において高いレベルを示す線分は、
図4のグラフのピーク値である。また、
図11において高いレベルを示す線分を挟む低いレベルを示す2個の線分は、
図4のグラフのピーク値の両側に隣接する小ピーク値である。
【0025】
図12は、本発明の実施の形態1に係る領域毎に分けられた成分パターンを示す図である。
図12に示すように、判定手段14は、全てのサンプリング区間を、サンプリング区間よりも長い領域毎に分け、各領域の成分パターンと、領域毎に設定された基準パターンとの差分を判定するものである。本実施の形態1では、領域は3つであり、時間経過毎に第1の領域、第2の領域及び第3の領域と呼称する。判定手段14は、第1の領域、第2の領域及び第3の領域のそれぞれにおいて、基準パターンとの差分を判定する。
【0026】
発報手段15は、判定手段14によって判定された成分パターンと基準パターンとの差分が閾値を超えた場合、発報するものである。ここで、閾値は、複数段階毎に設定されており、発報手段15は、差分が各閾値を超えた場合、それぞれ異なる発報を行うものである。発報の種類は、例えば圧縮機3の故障の危険度によって分けられている。発報の種類は、「正常:圧縮機3に問題なし」、「危険度小:リスクはあるが現状問題なし」、「危険度中:リスクがあり将来的に問題が発生する可能性あり」、「危険度大:直ちに対処する必要あり」のように分けられる。以下、
図13〜
図17を用いて、発報の種類を説明する。
【0027】
図13〜
図17は、本発明の実施の形態1に係る成分パターンを示す図である。
図13では、圧縮機3の起動直後の立ち上がり期間において、レベルが高くなっている領域が多い。これは、圧縮機3の立ち上がり期間において、摩擦抵抗に異変が生じている可能性があることを示しており、
図13は、
図5の軸受損傷時における成分パターンである。
図13のように圧縮機3の回転初期に軸振れが生じている場合、軸受が損傷している可能性がある。ただ、
図13では、圧縮機3の回転数が安定して軸受に十分な給油が行われたと考えられる例えば2[sec]以降は、レベルが高い領域が減っている。このため、
図13のような分析パターンは、軸受の損傷により軸受耐力が低下して故障リスクは高まっているものの、運転中に油膜が切れなければ、圧縮機3の性能及び動作に問題はないと判断される。従って、
図13における発報の種類は、「危険度小」である。なお、
図13は、第1の領域における総レベルが高く、第2の領域における総レベルが低く、第3の領域における総レベルが低い。これにより、立ち上がり期間における摩擦抵抗の異変と判断される。
【0028】
図14では、圧縮機3の回転数の増速時の期間において、レベルが高くなっている領域が多い。これは、圧縮機3の増速時において、摩擦抵抗に異変が生じている可能性があることを示している。この場合は、増速時に摩擦抵抗が生じているが、圧縮機3の立ち上がり期間における摩擦抵抗は少ないため、故障リスクは高まっているものの、現状では、圧縮機3の性能及び動作への影響が著しく大きいとは判断することができない。従って、
図14における発報の種類は、「危険度中」である。なお、
図14では、第1の領域における総レベルが低く、第2の領域における総レベルが高く、第3の領域における総レベルが高い。これにより、増速時における摩擦抵抗の異変と判断される。
【0029】
図15では、圧縮機3の回転数の全域において、レベルが高くなっている領域が多い。これは、圧縮機3において、常時、異変が生じていることを示している。この場合は、圧縮機3に対し、直ちに何らかの対処が必要となると考えられ、例えば制御部5が圧縮機3の回転数を下げたり、圧縮機3を停止させたりする必要がある。従って、
図15における発報の種類は、「危険度大」である。なお、
図15では、第1の領域における総レベルが高く、第2の領域における総レベルが高く、第3の領域における総レベルが高い。これにより、常時異変が生じていると判断される。
【0030】
図16では、
図11の正常時に比べて、圧縮機3の立ち上がり期間において、レベルが高くなっている領域が若干増加している。これは、圧縮機3の立ち上がり期間において、潤滑油の潤滑不良が生じている可能性があることを示しており、
図16は、
図6のオイルホワール時における成分パターンである。この場合、圧縮機3の回転数が安定して軸受に十分な給油が行われたと考えられる例えば2[sec]以降は、レベルが高い領域が減っている。このため、
図16のような分析パターンは、初期の潤滑不良に過ぎず、圧縮機3の異常ではないと判断される。従って、
図16における発報の種類は、「危険度小」又は「正常」である。なお、
図16では、第1の領域における総レベルが若干高く、第2の領域における総レベルが低く、第3の領域における総レベルが低い。これにより、立ち上がり期間における潤滑不良と判断される。
【0031】
図17では、圧縮機3の立ち上がり期間において、レベルが高くなっている領域が、
図16よりも多く
図13よりも少ない。これは、圧縮機3の立ち上がり期間において、金属の接触が生じている可能性があることを示している。この場合、圧縮機3の回転数が安定して軸受に十分な給油が行われたと考えられる例えば2[sec]以降は、レベルが高い領域が減っている。このため、
図17のような分析パターンは、初期の金属接触に過ぎず、圧縮機3の異常ではないと判断される。従って、
図17における発報の種類は、「危険度小」又は「正常」である。なお、
図17では、第1の領域における総レベルが若干高く、第2の領域における総レベルが低く、第3の領域における総レベルが低い。これにより、立ち上がり期間における金属の接触と判断される。
【0032】
ここで、
図8に示すように、学習手段16は、配置手段13によって作成された成分パターンを記憶し、基準パターンを実際の成分パターンに近づけるものである。学習手段16は、配置手段13が作成した成分パターンを記憶して基準パターンを補正することを繰り返すことによって、基準パターンの正確性を向上させる。
【0033】
図18は、本発明の実施の形態1に係る診断システム2の動作を示すフローチャートである。次に、診断システム2の動作について説明する。
図18に示すように、診断システム2において、区画手段11は、圧縮機3の動作時間をサンプリング区間毎に区切る(ステップST1)。次に、算出手段12は、サンプリング区間毎の圧縮機3動作時の物理量の周波数性成分を算出する(ステップST2)。本実施の形態1では、圧縮機3動作時の物理量は、モータ電流である。そして、配置手段13は、周波数成分を時系列毎に並べて成分パターンを作成する(ステップST3)。
【0034】
その後、判定手段14は、成分パターンと基準パターンとの差分を判定する(ステップST4)。その際、判定手段14は、第1の領域、第2の領域及び第3の領域のそれぞれにおいて、それぞれの基準パターンとの差分を判定する。差分が閾値以下の場合(ステップST4のNo)、制御フローは、ステップST1に戻る。一方、差分が閾値を超えた場合(ステップST4のYES)、発報手段15が発報する(ステップST5)。その際、発報手段15は、差分が各閾値を超えた場合、それぞれ異なる発報を行う。その後、学習手段16は、成分パターンを記憶し、基準パターンを実際の成分パターンに近づける(ステップST6)。学習された基準パターンは、次回の成分パターンの判定に使用される。
【0035】
本実施の形態1によれば、サンプリング区間毎の圧縮機3動作時の物理量の周波数成分が時系列毎に並べられてマッピングされた成分パターンと基準パターンとを比較する。このため、本来正常である圧縮機3が一瞬だけ異なる挙動を示した場合等には、異常と判断されない。従って、圧縮機3の異常の誤判断を抑制することができる。
【0036】
圧縮機3の起動時は、すべり軸受といった摺動部への給油が不十分のため、摺動部に油膜が形成されていないことが多いと考えられる。これは、油膜切れによって、摺動部に損傷が発生する可能性が高いことを意味する。本実施の形態1は、マッピングされた成分パターンによる判定を行っているため、損傷の発生が起こり易い時期を含めた全体的な異常判定を行うことができる。従って、故障の前兆を早期に発見することができる。また、潤滑状態と、摺動部の表面形状と、電流及び振動とは、密接に関係している。このため、起動時のみの電流値を用いて圧縮機3の状態を判定することは困難である。そこで、本実施の形態1では、圧縮機3の回転数が0[rps]から所定の回転数[rps]に至るまでの時間全体における電流の挙動を判定している。これにより、摺動部の状態を高精度に判定することができる。
【0037】
また、従来、圧縮機の起動時の振動波形又は電流波形を周波数分析して圧縮機の異常を判定する技術が知られている。しかし、この従来技術は、製造不良に基づいた特徴量を用いて圧縮機の異常を判定しているため、市場に据え付けられた冷凍空調機器に生じる運転に伴う異常を検知することはできない。
【0038】
なお、本実施の形態1では、圧縮機3が、センサを有しないセンサレスインバータ圧縮機である場合について例示する。センサレスインバータ圧縮機の場合、回転数が0[rps]から起動する際、回転子の位置が定まっていない。このため、インバータ4は、回転数が安定するまで、毎回同じ制御でモータ3aを駆動する。本実施の形態1では、毎回行われる同じ制御を、振動検査におけるスイープ試験の振動子のように利用して、振動又は電流の挙動を周波数分析し、圧縮機3の状態を診断する。振動及び電流は、圧縮機3の潤滑状態と摩擦抵抗とに相関性がある。この2つの物理量に対し周波数分析を行うことによって、
図3のような電流値の時系列変化では検知することができない故障の前兆を検知する。損傷と潤滑との組み合わせによって、特徴量の算出結果が変動する。従って、本実施の形態1では、特徴量を用いた一定時間の振る舞いを画像データに集約して、圧縮機3の状態を判定する。なお、本実施の形態1は、センサを有する圧縮機3に適用することも可能である。また、本実施の形態1の診断システム2は、通常運転時に動作してもよいし、別個に設けられた故障を検知する故障検知モードといった際に動作してもよい。