(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2の補強用繊維を有する連続材料の供給物を個別シートに切断するステップは、前記第1の補強用繊維上に前記複数のシートを配置するコンベヤに近接して実行される、請求項2に記載の方法。
前記第2の補強用繊維を有する連続材料は幅を有し、前記第2の補強用繊維を有する連続材料の供給物を個別シートに切断するステップは、前記連続材料の前記幅を維持しながら、製造される前記ライナの直径に基づいて前記個別シートの長さを変更するステップをさらに含む、請求項2から4の何れか1項に記載の方法。
前記折り畳まれた複数のシート上に、前記第1の方向に延びる複数の連続的な第3の補強用繊維を供給するステップをさらに含む、請求項1から6の何れか1項に記載の方法。
前記移動中の第1の補強用繊維上に前記複数のシートを配置するステップは、前記複数のシートの各々をこの複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートと少なくとも部分的に重ね合わせるステップをさらに含む、請求項1から8の何れか1項に記載の方法。
前記移動中の第1の補強用繊維上に前記複数のシートを配置するステップは、コンベヤを用いて前記第1の補強用繊維上に前記複数のシートを移動させながら前記コンベヤを前記機械方向に移動させるステップをさらに含む、請求項1から9の何れか1項に記載の方法。
さらに、複数のシートを閉じた形に折り畳むための折り畳みステーションと、第1の機械方向に延びる連続的な第1の補強用繊維の第2の供給部とを備え、この第2の供給部は、前記シートが前記閉じた形に折り畳まれた後に、前記複数のシート上に連続的な第1の補強用繊維を配置するように位置付けられる、請求項11又は12に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の一般的発明概念は多くの異なる形の実施形態を受け入れることができるが、本開示は本発明の一般的発明概念の原理の例示としてみなすべきものであるという了解の下、図面には本発明の特定の実施形態を示し、本明細書ではこれらについて詳細に説明する。従って、本発明の一般的発明概念は、本明細書に示す特定の実施形態に限定されるものではない。
【0016】
別途定義していない限り、本明細書で使用する用語は、本発明の一般的発明概念を含む技術分野における当業者が一般に理解している意味と同じ意味を有する。本明細書で使用する専門用語は、本発明の一般的発明概念の例示的な実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明の一般的発明概念を限定するものではない。本発明の一般的発明概念及び添付の特許請求の範囲の記載において使用する単数形の「a、an(英文不定冠詞)」及び「the(英文定冠詞)」は、文脈において別途明確に示していない限り複数形も含むように意図される。
【0017】
本出願では、配管補強用補修ライナの様々な例示的な形成方法及び装置について説明する。例示的な実施形態では、この方法が、単一幅の補強用織物を用いて異なる直径のライナを製造できる修正された折り畳み過程を利用する。
【0018】
図2に、管修復用ライナ200の例示的な実施形態の断面を示す。ライナ200は、様々な方法で構成することができる。例えば、異なる実施形態は、異なる材料を含み、異なる直径及び厚みを有し、使用する材料の数及び層の数が異なることができる。
図2の例示的な実施形態には、ライナ200を、外径OD及び厚みTの環状断面を有するものとして示す。しかしながら、ライナ200は硬化前には柔軟であり、従って保管のために概ね平らに折り畳み、或いは管に挿入するために小さな断面に潰すことができる。また、ライナ200の外径ODは、管への挿入後に拡大することもできる。
【0019】
例示的な実施形態では、ライナ200が、外側箔層202と、1又は2以上の第1の補強材層204と、複数の第2の補強材層206と、内側箔層208とを含む。
【0020】
外側箔層202は、第1の補強材を第2の補強材に対して適所に保持し、ライナ200の含浸後の樹脂の漏れを防ぐように構成される。外側箔層202は、UV光硬化性樹脂の早期硬化を防ぐように樹脂を日光/UV光から保護することもできる。外側箔層202は、様々な方法で構成することができる。例えば、ライナ200の異なる実施形態では、外側箔層202に使用される材料のタイプ及び数が異なることができる。第1の補強材を第2の補強材に対して適所に保持して樹脂の漏れを防ぐことができるあらゆる材料を使用することができる。外側箔層202に適した材料としては、以下に限定するわけではないが、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン又はポリエステルのうちの1つ又は2つ以上が挙げられる。例示的な実施形態では、外側箔層202が、スチレンバリアとして機能するポリアミド層と、外側箔層202を溶接する能力を高めるポリエチレン層とを含む。
【0021】
図示のように、外側箔層202は、第1の半分209と、第1の半分に対向する第2の半分210とを有する。第1の半分209及び第2の半分210は、管などの閉じた形状を形成するようにそれぞれの縁部に沿って互いに接合される。第1の半分209及び第2の半分210は、例えば熱溶接、超音波結合、接着及びテープ留めなどのいずれかの好適な方法で接合することができる。
【0022】
第1の補強材204は、外側箔層202から半径方向内側に位置する。第1の補強材204は、ライナ200の長手方向の補強支持を行うように構成される。第1の補強材204は、様々な方法で構成することができる。例えば、異なる実施形態では、第1の補強材204に使用される材料のタイプ及び数が異なることができる。CIPPライナでの使用に適した、ライナ200の長手方向補強を行うことができるあらゆる材料を使用することができる。いくつかの実施形態では、第1の補強材204が複数の補強用繊維であり、又は織物などの別の材料に組み込まれた補強用繊維を含むことができる。好適な第1の補強材204としては、以下に限定するわけではないが、T−30ガラスなどのガラス繊維ロービング、織布、不織布、編地又は縫合布とすることができるガラス繊維織物、ガラス繊維マット、又はその他の補強用繊維、或いは繊維含有材料のうちの1つ又は2つ以上が挙げられる。補強用繊維は、あらゆるタイプの有機繊維又は合成繊維とすることができる。いくつかの例示的な実施形態では、補強用繊維が、ガラス、炭素、ポリエステル、ポリオレフィン、ナイロン、アラミド、ポリ(硫化フェニレン)、ポリスルホン(PS)、ポリエーテルスルホン(PE)、ポリアクリロニトリル(PAN)、炭化珪素(SiC)及び窒化硼素などのうちのいずれか1つ又は2つ以上を含む。いくつかの例示的な実施形態では、この織物(又は層)を、複数の異なるタイプの繊維を含むハイブリッド織物(又は層)とすることができる。
【0023】
例示的な実施形態では、第1の補強材204が、ライナ200の長手方向軸Aに概ね平行な長手方向に配向された複数のガラス長繊維を含む。第1の補強材204のガラス繊維は、ライナ200の円周回りに概ね均一に分布することができる。しかしながら、他の実施形態では、第1の補強材204のガラス繊維が均一に分布しないこともできる。ライナ200の異なる実施形態では、第1の補強材204のガラス繊維の数が異なることができる。例えば、大きな外径ODを有するライナ200は、小さな外径ODを有するライナよりも多くのガラスの繊維を有することができる。
【0024】
第2の補強材206は、第1の補強材204から半径方向内側に配置される。第2の補強材206は、ライナ200の半径方向の補強支持を行うように構成される。第2の補強材206は、様々な方法で構成することができる。例えば、異なる実施形態では、第2の補強材206に使用される材料のタイプ及び数が異なることができる。CIPPライナでの使用に適した、ライナ200の半径方向の補強を行うことができるあらゆる材料を使用することができる。第2の補強材206に適した材料としては、以下に限定するわけではないが、T−30ガラスなどのガラス繊維ロービング、織布、不織布、編地又は縫合布とすることができるガラス繊維織物、ガラス繊維マット、又はその他の補強用繊維、或いは繊維含有材料のうちの1つ又は2つ以上が挙げられる。
【0025】
第2の補強材206は、補強用繊維を含むことができる。第2の補強材206は、所望の構造品質をもたらすのに適したあらゆるタイプの繊維を含むことができる。補強用繊維は、あらゆるタイプの有機繊維又は合成繊維とすることができる。いくつかの例示的な実施形態では、補強用繊維が、ガラス、炭素、ポリエステル、ポリオレフィン、ナイロン、アラミド、ポリ(硫化フェニレン)、ポリスルホン(PS)、ポリエーテルスルホン(PE)、ポリアクリロニトリル(PAN)、炭化珪素(SiC)及び窒化硼素などのうちのいずれか1つ又は2つ以上を含む。いくつかの例示的な実施形態では、この織物(又は層)を、複数の異なるタイプの繊維を含むハイブリッド織物(又は層)とすることができる。
【0026】
例示的な実施形態では、第2の補強材206が、指向性ガラス長繊維のシートを含む。しかしながら、他の実施形態では、第2の補強材206が、非長繊維、テープ、或いは切断された織物又はマットを含むこともできる。ガラス繊維は、ライナ200の長手方向軸Aに垂直又はほぼ垂直な方向に配向され、従ってライナの半径方向の補強を行う。例示的な実施形態では、形成されたライナ200が、ライナの長さに沿って配向された長繊維と、ライナの長さに対して実質的に垂直に配向された長繊維とを有する。
【0027】
図示の例示的な実施形態では、ライナ200が、第2の補強材層206の第1の層212と、第2の補強材206の第2の層214とを含む。しかしながら、他の実施形態では、ライナ200が、2つよりも多くの又は少ない第2の補強材206の層を含むこともできる。例えば、第2の補強材206の層の数を変更することによってライナ厚Tを修正することができる。さらに厚いライナ200が望ましい場合には、より多くの第2の補強材206の層を使用することができ、逆もまた同様である。
【0028】
図示のように、第2の補強材206の第1の層212は、第1の縁部216と、第1の縁部216に対向する第2の縁部218とを有する。ライナ200を折り畳み過程で形成する際には、第1の縁部216を第2の縁部218に重ね合わせて、第1及び第2の縁部216、218が互いに摺動できるようにする。ライナ200は、第1及び第2の縁部216、218が互いに摺動できることによって、修復される管の内径の形状に一致するように拡大することができる。
【0029】
同様に、第2の補強材206の第2の層214は、第1の縁部220と、第1の縁部220に対向する第2の縁部222とを有する。ライナ200を折り畳み過程で形成する際には、第1の縁部220を第2の縁部222に重ね合わせて、第1及び第2の縁部220、222が互いに摺動できるようにする。
【0030】
内側箔層208は、樹脂の漏れを防ぐとともに滑らかな内面をもたらすように構成される。内側箔層208は、スチレンバリアの役割を果たすこともできる。さらに、いくつかの実施形態では、内側箔層208を、内側箔層を通過したUV光による樹脂の硬化を可能にするように構成することもできる。内側箔層208は、様々な方法で構成することができる。例えば、異なる実施形態では、内側箔層208に使用される材料のタイプ及び数が異なることができる。樹脂の漏れを防いで滑らかな内面をもたらすと同時に、場合によってはUV光による樹脂の硬化を可能にしながらスチレン蒸気バリアをもたらすことができるあらゆる材料を使用することができる。内側箔層208に適した材料としては、以下に限定するわけではないが、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン又はポリエステルのうちの1つ又は2つ以上が挙げられる。例示的な実施形態では、内側箔層208と外側箔層202とが同じ材料である。しかしながら、他の実施形態では、内側箔層208と外側箔層202とが異なる材料を含むこともできる。
【0031】
図3に、管修復用ライナ200を製造する装置300の例示的な実施形態を示す。装置300は、搬送システム302を含む。搬送システム302は、様々な方法で構成することができる。例えば、ライナ200を形成するために使用される外側及び内側箔層202、208、第1の補強材204及び第2の補強材206などの材料の層の支持及び移動を行うことができるあらゆるシステムを使用することができる。搬送システム302は、例えば1又は2以上の従来のベルトコンベヤを含むことができる。ただし、あらゆる好適なコンベヤを使用することができる。図示の実施形態では、搬送システム302が、第1のコンベヤ304及び第2のコンベヤ306を含む。いくつかの実施形態では、搬送システム302が、2つよりも多くの又は少ないコンベヤを含むことができる。
【0032】
第1のコンベヤ304は、第1の端部310と、第2の端部312と、第1のコンベヤ304の上面316に沿って機械方向Bに移動する連続ベルト314とを有する。同様に、第2のコンベヤ306は、第1の端部320と、第2の端部322と、第2のコンベヤ306の上面326に沿って機械方向Bに移動する連続ベルト324とを有する。例示的な実施形態では、第1のコンベヤ304の第2の端部312が第2のコンベヤ306の第1の端部320に隣接するように、第1のコンベヤ304及び第2のコンベヤ306の端部同士が中心長手方向軸Cに沿って位置合わせされる。この結果、第1のコンベヤ304の上面316上を機械方向Bに搬送された材料は、第2のコンベヤ306の上面326上に移送されて、第2のコンベヤ306によって機械方向Bに搬送されるようになる。
【0033】
装置300は、連続的な外側箔202の第1のロール330を含むことができる。連続的な外側箔202の第1のロール330は、外側箔層202が第1のコンベヤ304の上面316上に供給され又は引き出されて機械方向Bに移動するように、第1のコンベヤ304の第1の端部310に近接して配置される。図示の実施形態では、連続的な外側箔202の第1のロール330が、第1のコンベヤ304の第1の端部310の下方に配置される。しかしながら、他の実施形態では、第1のロール330を、第1のコンベヤ304の上面316上への外側箔層202の供給又は引き出しを可能にするあらゆる好適な位置に配置することができる。第1のコンベヤ304の上面316上の外側箔層202は、
図2に示すライナ200の外側箔層202の第1の半分209としての役割を果たす。外側箔層202の第1の半分209は、幅W
1を有する。
【0034】
装置300は、第1の補強材204の第1の供給部を含むことができる。第1の補強材204の第1の供給部は、様々な方法で構成することができる。ライナ200の長手方向の補強を行う形で第1のコンベヤ304上に第1の補強材204の連続供給を行うことができるあらゆる構成を使用することができる。例示的な実施形態では、第1の補強材204の供給部が、巻かれたガラス繊維のクリール330又はラックを含む。
【0035】
クリール330は、クリール330から繊維ガイド332を通じてガイドローラ333の下方に複数のガラス繊維が引き出されるように構成される。繊維ガイド332は、複数のガラス繊維を整列させて、概ね平行な繊維334の平らな層にする。概ね平行な繊維334の平らな層は、第1のコンベヤ304の上面316上の外側箔202上に定置される。概ね平行な繊維334の平らな層は、幅W
2を有する。
【0036】
装置300は、可動式側部コンベヤシステム340を含む。可動式側部コンベヤシステム340は、第2の補強材206の層を所定の反復的配向で第1の補強材204上に定置させるように設計される。可動式コンベヤシステム340は、様々な方法で構成することができる。第2の補強材の層を所定の反復的配向で第1の補強材204上に定置できるあらゆる構成を使用することができる。
【0037】
図3及び
図4を参照すると、例示的な実施形態では、可動式側部コンベヤシステム340が、移動台車344に取り付けられた側部コンベヤ342を含む。側部コンベヤ342は、第1の端部346と、第2の端部348と、中心長手方向軸D(
図3)に沿って延びる連続ベルト350とを含む。
図3に示すように、連続ベルト350は、側部コンベヤ342の上面352に沿って、中心長手方向軸Dと実質的に平行であって第1のコンベヤ304の機械方向Bに対して実質的に垂直な機械方向Eに移動する。側部コンベヤ342の第2の端部348は、第2の端部348を通って側部コンベヤ342から離れた材料が第1のコンベヤ304のベルト314の上面316に載るように位置付けられる。
【0038】
可動式側部コンベヤシステム340は、台車344によって運ばれる連続的な第2の補強材206のロール354又はその他の好適な供給部を含む。ロール354は幅W
3(
図3)を有し、第2の補強材206がベルト350上に引き出され又は供給されて側部コンベヤ342の上面352に沿って機械方向Eに移動するように、側部コンベヤ342の第1の端部346に近接して位置付けられる。図示の実施形態では、ロール354が、側部コンベヤ342の第1の端部346の上方に位置する。しかしながら、他の実施形態では、ロール354を、ベルト350上への第2の補強材206の引き出し又は供給を可能にするあらゆる好適な位置に配置することができる。
【0039】
上述したように、例示的な実施形態では、第2の補強材206が指向性ガラス長繊維を含む。第2の補強材206のロール354は、ガラス繊維が中心長手方向軸D及び機械方向Eと実質的に平行に配向されるように構成される。
【0040】
図4を参照すると、可動式側部コンベヤシステム340がカッター356を含む。カッター356は、連続的な第2の補強材206を、長さLを有する第2の補強材206の個別シート358に切断するように設計され、連続的な第2の補強材206を所望の時点で反復的に切断するようにプログラム又は構成することができる。カッター356は、様々な方法で構成することができる。連続的な第2の補強材206を所望の時点で個別の長さに反復的に切断できるあらゆる装置を使用することができる。
【0041】
例示的な実施形態では、カッター356が、側部コンベヤ342の第1の端部346に近接して配置された刃を含む。カッター356は、第2の補強材206の幅W
3全体を同時に切断できるように、第2の補強材206の幅W
3(
図3)全体にわたって垂直に延びることができる。
【0042】
カッター356は、あらゆる好適な方法で制御することができる。例えば、コントローラ360を、側部コンベヤシステム340の動作を制御するようにプログラムすることができる。例えば、カッター356、側部コンベヤ342及び移動台車344のうちの1つ又は2つ以上にコントローラ360を関連付けて、カッターの作動、側部コンベヤの速度及び台車の動きを制御するようにプログラムすることができる。従って、コントローラ360は、適切な時点でカッター356を作動させて、それぞれが所定の長さを有する第2の補強材206の個別シート358を形成することができる。さらに、コントローラ360のプログラムは、さらに大きな又は小さな直径を有するライナを製造するために、第2の補強材206の個別シート358の長さLを容易に修正するように構成することもできる。例えば、コントローラ360は、異なる長さLを有する個別シート358を製造するように、カッターの作動時点又は側部コンベヤ342の速度を変更することができる。このようにして、コントローラとカッターの構成は、製造されるライナの直径に基づいて個別シート358の長さを変更することができる。
【0043】
移動台車344は、第1のコンベヤ304の機械方向Bに対して機械方向Eを実質的に垂直に保ちながら、搬送システム302の中心長手方向軸Cと平行に側部コンベヤ342を動かすことができる。移動台車344は、第1のコンベヤ304のベルト314の速度に等しい速度で搬送システム302の中心長手方向軸Cと平行に移動することができる。このようにして、第1の補強材204の繊維に対して補強用繊維を実質的に垂直に保った状態で、第2の端部348を通じて側部コンベヤ342から排出された第2の補強材206の個別シート358を第1のコンベヤ304上に定置させることができる。
【0044】
図3及び
図5に示すように、可動式コンベヤシステム340は、複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートに複数の個別シート358の各々が少なくとも部分的に横向きに重なり合うように第1のコンベヤ304上に個別シート358を定置させることができる。例えば、単純にするために複数の個別シート358のうちの2つのみを示す
図5を参照すると、第2の補強材の第1の個別シート502は、第1の縁部504と、第1の縁部504に対向して第1の縁部504に実質的に平行な第2の縁部506と、第1の縁部504と第2の縁部506との間にこれらの縁部と実質的に垂直に延びる第3の縁部508と、第3の縁部508に対向して第1の縁部504と第2の縁部506との間にこれらの縁部と実質的に垂直に延びる第4の縁部510とを含む。同様に、第2の補強材の第2の個別シート512は、第1の縁部514と、第1の縁部514に対向して第1の縁部514に実質的に平行な第2の縁部516と、第1の縁部514と第2の縁部516との間にこれらの縁部と実質的に垂直に延びる第3の縁部518と、第3の縁部518に対向して第1の縁部514と第2の縁部516との間にこれらの縁部と実質的に垂直に延びる第4の縁部520とを含む。
【0045】
図5に示すように、第2の個別シート512は、第2の個別シート512の第3の縁部518が第1の個別シート502の第3の縁部508から距離X1だけオフセットされるように、第1の個別シート502の上部を少なくとも部分的に覆って配置することができる。また、第2の個別シート512は、第2の個別シート512の第2の縁部516が第1の個別シート502の第2の縁部506から距離Y1だけオフセットされるように、第1の個別シート502の上部を少なくとも部分的に覆って配置することができる。異なる実施形態では、距離X1及びY1が異なることができる。例えば、厚いライナではオフセット距離X1を小さくし、薄いライナでは大きくすることができる。さらに、距離Y1はゼロとすることも、或いは異なる直径のライナに合わせて調整することもできる。例えば、直径の大きなライナでは距離Y1を大きくすることができる。
【0046】
いくつかの例示的な実施形態では、装置300が、側部コンベヤシステム340と同様の1又は2以上のさらなる可動式側部コンベヤシステム(図示せず)を含むことができる。1又は2以上のさらなる側部コンベヤシステムは、側部コンベヤシステム340と協働して第2の補強材206の個別シート358を第1のコンベヤ304上に配置することができる。例えば、側部コンベヤシステム340及びさらなる側部コンベヤシステム(図示せず)は、第1のコンベヤ304上に第2の補強材206の個別シート358を交互に配置することができる。
【0047】
さらなる側部コンベヤシステム(図示せず)は、第1のコンベヤ304の同側において側部コンベヤシステム340の隣に配置することができる。両側部コンベヤシステムは、互いに一体となって動くようにプログラムすることができる。さらなる側部コンベヤシステム(図示せず)は、第1のコンベヤ304の反対側に第1の側部コンベヤシステム340として配置して、側部コンベヤシステム340と協働するようにプログラムすることもできる。
【0048】
図3を参照すると、装置300は、連続的な内側箔208の第1のロール374を含むことができる。連続的な内側箔208の第1のロール374は、側部コンベヤ342の下流に配置され、第1のコンベヤ304の中心の上方に回転可能に支持される。内側箔208の第1のロール374は、第1のコンベヤ304の上面316上の第2の補強材206の個別シート358上に内側箔208の層が供給され又は引き出されて機械方向Bに移動するように構成される。内側箔208は、幅W
4を有する。
【0049】
第1のコンベヤ304の第2の端部312に近接して折り畳みステーション376が存在する。折り畳みステーション376は、第2の補強材206の個別シート358を、例えば
図2に関して上述したような個別シートの縁部同士が重なり合う閉じた形の構成に折り畳むように設計される。閉じた形の構成は、例えば扁平管形状、又は対向する縁部同士が重なり合って閉じた形を形成するようにシートがシート自体に折り畳まれることによって生じるいずれかの形状とすることができる。
【0050】
折り畳みステーション376は、様々な異なる方法で構成することができる。個別シート358を閉じた形の構成378に折り畳むことができるあらゆる装置又はプロセスを使用することができる。例えば、いくつかの実施形態では、折り畳み過程を手動で行うことができる。他の実施形態では、折り畳み機構(図示せず)を使用して個別シートの縁部を重ね合わせて機械的に折り畳むことができる。
【0051】
図示の実施形態では、第2のコンベヤ306の第1の端部320が、第1のコンベヤ304の第2の端部312に隣接して位置する。第2のコンベヤ306の使用は、例えば外側箔層202の第1の半分209を適用するための別の場所をもたらす。具体的に言えば、第1のコンベヤ304の第1の端部310に隣接して配置される連続的な外側箔202の第1のロール330と同様に、第2のコンベヤ306の上面326上の第1及び第2の補強材204、206の下側に外側箔層202が供給され又は引き出されて機械方向Bに移動するように、第2のコンベヤ306の第1の端部320に近接して連続的な外側箔202の別のロール380を配置することができる。図示の実施形態では、連続的な外側箔202の別のロール380が、第2のコンベヤ306の第1の端部320の下方に配置される。しかしながら、他の実施形態では、別のロール380を、上面326上への外側箔層202の供給又は引き出しを可能にするあらゆる好適な位置に配置することができる。
【0052】
装置300は、連続的な第1の補強材204の第2の供給部を含むことができる。連続的な第1の補強材204の第2の供給部は、様々な方法で構成することができる。第2の補強材206の折り畳まれた構成378上に長手方向の補強を行う形で連続的な第1の補強材204の供給物を配置できるあらゆる構成を使用することができる。例示的な実施形態では、第1の補強材204の第2の供給部が、第1の補強材の第1の供給部と実質的に同様に配置される。第2の供給部は、巻かれたT−30ガラス繊維のクリール384又はラックを含む。
【0053】
クリール384は、クリール384から繊維ガイド(図示せず)を通じてガイドローラ386の下方に複数のT−30ガラス繊維が引き出されるように構成される。繊維ガイド(図示せず)は、複数のT−30ガラス繊維を整列させて、概ね平行な繊維388の平らな層にする。概ね平行な繊維388の平らな層は、第2の補強材206の折り畳み構成378上に定置される。概ね平行な繊維388の平らな層は、幅W
5を有する。
【0054】
装置300は、連続的な外側箔202の第2のロール390を含むことができる。連続的な外側箔202の第2のロール390は、クリール384の下流の第2のコンベヤ306の上面326上に外側箔層202が供給され又は引き出されて機械方向Bに移動するように、第2のコンベヤ306の上面326の上方に配置される。第2のロール390からの外側箔層202は、ライナ200(
図2)の外側箔層202の第2の半分210としての役割を果たす。外側箔層202の第2の半分210は、幅W
6を有する。
【0055】
連続的な外側箔202の第2のロール390に近接して密封ステーション392が存在する。
図2及び
図3を参照すると、密封ステーション396は、ライナ200の側縁部394、396に沿って外側箔202の第2の半分210に外側箔202の第1の半分209を取り付けるように設計される。密封ステーション392は、様々な異なる方法で構成することができる。ライナ200の側縁部394、396に沿って外側箔202の第2の半分210に外側箔202の第1の半分209を取り付けることができるあらゆる装置又はプロセスを使用することができる。外側箔202の第1の半分209及び外側箔202の第2の半分210は、例えばヒートシール、結合、テープ留め又は接着などのいずれかの好適な方法で側縁部394、396に沿って取り付けることができる。
【0056】
図6は、ライナ200の例示的な形成方法600のフロー図である。例示的な方法600は、2又は3以上の連続材料を組み合わせて連続的なライナを形成するという点で連続的なものである。方法600は、第1の方向に延びる複数の連続的な第1の補強用繊維を供給するステップ602と、第1の方向が機械方向に平行であるように第1の補強用繊維を機械方向に移動させるステップ604とを含む。この方法は、第2の方向に延びる第2の補強用繊維を有する材料の複数のシートを供給するステップ606も含む。第1の材料が機械方向に移動している間に、第2の方向が第1の方向に対して実質的に垂直であるように、移動中の第1の補強用繊維上に複数の第2の材料シートを配置する(608)。複数のシートの各々は、複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートに部分的に機械方向に重なり合うこともできる。
【0057】
移動中の第1の補強用繊維上に複数の第2の材料シートを配置した後に、これらの複数のシートを閉じた形に折り畳む(610)。例えば、複数の第2の材料シートの各々の対向する長手方向縁部を縁部同士が重なり合うように各シートの中心に向けて折り畳み、扁平管などの閉じた形を形成する。
図5を参照して分かるように、一例として、第1の縁部506及び第1の個別シート502の第2の縁部504は、縁部同士が重なり合って閉じた形を形成するように、第1の個別シート502の各々の中心に向けて折り畳まれる。従って、個別シートは第2の方向に、又は第2の方向と平行に折り畳まれる。
【0058】
第1の方向の補強用繊維を有するさらなる連続的な第1の材料を供給して、閉じた形の上部に配置することができる。この製造工程中には、内側箔層を、閉じた形の内面を形成するように配置することができ、外側箔層を、第1の材料及び第2の材料を取り囲むように配置することができる。
【0059】
図7は、異なる直径を有する2又は3以上のライナの例示的な形成方法700のフロー図である。
図7の方法700は、
図6のライナ形成方法600と実質的に同様とすることができる。しかしながら、第1のライナとは異なる直径を有する第2のライナを形成するために、第2の補強材の個別シートの長さを変更する。例えば、第1のライナよりも大きな又は小さな直径のライナを形成するために、第2の補強材の個別シートの長さをそれぞれ増減させる。例示的な方法700は、2又は3以上の連続的な材料を組み合わせて連続的なライナを形成するという点で連続的なものである。
【0060】
具体的に言えば、方法700は、第1の方向に延びる複数の連続的な第1の補強用繊維を供給することによって、第1の直径を有する第1のライナを形成するステップ702と、第1の方向が機械方向に平行であるように第1の補強用繊維を機械方向に移動させるステップ704とを含む。方法700は、第2の方向に延びる第2の補強用繊維を有する第1の幅の連続材料の供給物を供給するステップ706も含む。次に、連続材料の供給物を、概ね等しい第1の長さを有する連続材料の個別シートに切断する(708)。第1の材料が機械方向に移動している間に、第2の方向が第1の方向に実質的に垂直であるように、移動中の第1の補強用繊維上に複数の切断された第2の材料シートを配置する(710)。複数のシートの各々は、複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートに部分的に機械方向に重なり合うこともできる。
【0061】
移動中の第1の補強用繊維上に複数の第2の材料シートを配置した後に、これらの複数のシートを閉じた形に折り畳む(712)。例えば、複数の第2の材料シートの各々の対向する長手方向縁部を縁部同士が重なり合うように各シートの中心に向けて折り畳み、扁平管などの閉じた形を形成する。第1の方向の補強用繊維を有するさらなる連続的な第1の材料を供給して、閉じた形の上部に配置することができる。この製造工程中には、内側箔層を、閉じた形の内面を形成するように配置することができ、外側箔層を、第1の材料及び第2の材料を取り囲むように配置することができる。
【0062】
第2の直径を有する第2のライナを形成するためにこれらのステップを繰り返すが、連続材料の供給物を複数の概ね等しい長さの連続材料の個別シートに切断する際に、これらの個別シートを第1の長さとは異なる第2の長さに切断する。このようにして、第2の長さを有する個別シートを閉じた形に折り畳んでライナを形成すると、これらのライナは、第1の長さを有する個別シートから形成されたライナとは異なる直径を有するようになる。従って、異なる直径を有するライナを製造するために個別シートの幅を変更しない。代わりに、材料を折り畳んだ時にライナの所望の直径が得られるように個別シートの長さを適合させる。
【0063】
具体的に言えば、方法700は、第1の方向に延びる複数の連続的な第1の補強用繊維を供給することによって、第2の直径を有する第1のライナを形成するステップ714と、第1の方向が機械方向に平行であるように第1の補強用繊維を機械方向に移動させるステップ716とをさらに含む。方法700は、第2の方向に延びる第2の補強用繊維を有する第1の幅の連続材料の供給物を供給するステップ718も含む。次に、連続材料の供給物を、概ね等しい第2の長さを有する連続材料の個別シートに切断する(720)。第1の材料が機械方向に移動している間に、第2の方向が第1の方向に対して実質的に垂直であるように、移動中の第1の補強用繊維上に複数の切断された第2の材料シートを配置する(722)。複数のシートの各々は、複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートに部分的に機械方向に重なり合うこともできる。移動中の第1の補強用繊維上に複数の第2の材料シートを配置した後に、これらの複数のシートを閉じた形に折り畳む(724)。
【0064】
方法のいくつかの実施形態では、第1のライナとは異なる直径を有するライナを作製する際に、外側箔層の幅W
1、W
6、第1の補強用繊維の平らな層の幅W
2、W
5、及び内側箔層の幅W
4を修正することもできる。しかしながら、他の実施形態では、外側箔層及び内側箔層の幅、並びに第1の補強用繊維の平らな層を修正する必要はない。
【0065】
(他の変形例)
以下、配管補強用ライナの製造方法及び装置の例示的な実施形態の他の変形例を示す。
【0066】
[A] 配管補強用ライナの製造方法であって、第1の方向に延びる複数の連続的な第1の補強用繊維を供給するステップと、第1の方向が機械方向と平行であるように第1の補強用繊維を機械方向に移動させるステップと、第2の方向に延びる第2の補強用繊維を有する材料の複数のシートを供給するステップと、第2の方向が第1の方向と実質的に垂直であるように移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するステップと、複数のシートを閉じた形に折り畳むステップと、を含む方法。
【0067】
[B] 複数のシートを供給するステップは、第2の補強用繊維を有する連続材料の供給物を個別シートに切断するステップをさらに含む、[A]に記載の方法。
【0068】
[C] 第2の補強用繊維を有する連続材料の供給物を個別シートに切断するステップは、第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するコンベヤに近接して実行される、[B]に記載の方法、
【0069】
[D] 第2の補強用繊維を有する連続材料の供給物及びコンベヤは、機械方向と平行に移動可能な移動台車に取り付けられる、[C]に記載の方法。
【0070】
[E] 第2の補強用繊維を有する連続材料は幅を有し、第2の補強用繊維を有する連続材料の供給物を個別シートに切断するステップは、連続材料の幅を維持しながら、製造されるライナの直径に基づいて個別シートの長さを変更するステップをさらに含む、[B又はC]に記載の方法。
【0071】
[G] 連続的な第1の補強用繊維は、ガラス繊維である、[A〜E]のいずれか1つに記載の方法。
【0072】
[H] 折り畳まれた複数のシート上に、第1の方向に延びる複数の連続的な第3の補強用繊維を供給するステップをさらに含む、[A〜G]のいずれか1つに記載の方法。
【0073】
[I] 複数のシートを折り畳む前に、複数のシート上に連続的な箔層を供給するステップをさらに含む、[A〜H]のいずれか1つに記載の方法。
【0074】
[J] 第2の補強用繊維は、指向性ガラス長繊維である、[A〜I]のいずれか1つに記載の方法。
【0075】
[K] 移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するステップは、複数のシートの各々を複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートと少なくとも部分的に重ね合わせるステップをさらに含む、[A〜J]のいずれか1つに記載の方法。
【0076】
[L] 移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するステップは、コンベヤを用いて第1の補強用繊維上に複数のシートを移動させながらコンベヤを機械方向に移動させるステップをさらに含む、[A〜K]のいずれか1つに記載の方法。
【0077】
[M] 第1の補強用繊維は、機械方向に第1の速度で移動し、コンベヤは、実質的に同じ速度で移動する、[A〜L]のいずれか1つに記載の方法。
【0078】
[N] 異なる直径を有する配管補強用ライナの製造方法であって、(a)第1の方向に延びる連続的な第1の補強用繊維の層を供給し、第1の方向が機械方向と平行であるように第1の補強用繊維を機械方向に移動させ、第2の方向に延びる第2の補強用繊維を有する第1の幅の連続材料の供給物を供給し、連続材料の、第1の長さを有する複数の等しい長さの個別シートを切断し、第2の方向が第1の方向と実質的に垂直であるように、移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置して、複数のシートの各々が複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートと少なくとも部分的に重なり合うようにし、複数のシートを閉じた形に折り畳んで、第1の直径を有する第1のライナを形成する、ことによって第1の直径を有する第1のライナを形成するステップと、(b)第1の方向に延びる連続的な第1の補強用繊維の層を供給し、第1の方向が機械方向と平行であるように第1の補強用繊維を機械方向に移動させ、第2の方向に延びる第2の補強用繊維を有する第1の幅の連続材料の供給物を供給し、連続材料の、第1の長さとは異なる第2の長さを有する複数の等しい長さの個別シートを切断し、第2の方向が第1の方向と実質的に垂直であるように、移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置し、複数のシートを閉じた形に折り畳んで、第2の直径を有する第2のライナを形成する、ことによって第2の直径を有する第2のライナを形成するステップと、を含む方法。
【0079】
[O] 連続材料の複数の等しい長さの個別シートを切断するステップは、第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するコンベヤに近接して実行される、[N]に記載の方法、
【0080】
[P] 第2の補強用繊維を有する連続材料の供給物及びコンベヤは、機械方向と平行に移動可能な移動台車に取り付けられる、[O]に記載の方法。
【0081】
[Q] 第2の補強用繊維を有する連続材料を複数の等しい長さの個別シートに切断する、移動台車に取り付けられたカッターをさらに備える、[P]に記載の方法。
【0082】
[R] 連続的な第1の補強用繊維は、ガラス繊維である、[N〜Q]のいずれか1つに記載の方法。
【0083】
[S] 複数のシートを折り畳む前に、複数のシート上に連続的な箔層を供給するステップをさらに含む、[N〜R]のいずれか1つに記載の方法。
【0084】
[T] 第2の補強用繊維は、指向性ガラス長繊維である、[N〜S]のいずれか1つに記載の方法。
【0085】
[U] 移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するステップは、複数のシートの各々を複数のシートのうちの1又は2以上の隣接するシートと少なくとも部分的に重ね合わせるステップをさらに含む、[N〜T]のいずれか1つに記載の方法。
【0086】
[V] 移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するステップは、コンベヤを用いて第1の補強用繊維上に複数のシートを配置するステップと、移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置しながらコンベヤを機械方向に移動させるステップとをさらに含む、[N〜U]のいずれか1つに記載の方法。
【0087】
[W] 第1の補強用繊維は、機械方向に第1の速度で移動し、コンベヤは、実質的に同じ速度で移動する、[N〜V]のいずれか1つに記載の方法。
【0088】
[X] 配管補強用ライナの製造装置であって、第1の機械方向に移動する連続的な第1の補強用繊維の供給部と、連続的な第1の補強用繊維を第1の機械方向に移動できるコンベヤベルトを有する第1のコンベヤと、第1のコンベヤに対して移動可能な側部コンベヤシステムと、を備え、側部コンベヤシステムは、第1の機械方向に垂直な第2の機械方向に延びる第2の補強用繊維を有する連続的な第2の補強材の供給部と、第2の補強材を第2の機械方向に移動できるコンベヤベルトを有する側部コンベヤと、連続的な第2の補強材を第2の補強材の個別シートに切断するカッターと、を含み、側部コンベヤは、第2の補強用繊維が第1の補強用繊維と実質的に垂直であるように第1のコンベヤ上の連続的な第1の補強材上に個別シートを配置する、装置。
【0089】
[Y] 側部コンベヤシステムは、移動中の第1の補強用繊維上に複数のシートを配置しながら第1の機械方向に移動する、[X]に記載の装置。
【0090】
[Z] 第1のコンベヤは、第1の補強用繊維を第1の機械方向に第1の速度で移動させ、側部コンベヤシステムは、機械方向に実質的に同じ速度で移動する、[Y]に記載の装置。
【0091】
[AA] 連続的な第1の補強用繊維は、ガラス繊維である、[X〜Z]のいずれか1つに記載の装置。
【0092】
[BB] 複数のシートを閉じた形に折り畳むための折り畳みステーションをさらに備える、[X〜AA]のいずれか1つに記載の装置。
【0093】
[CC] 第1の機械方向に延びる連続的な第1の補強用繊維の第2の供給部をさらに備え、第2の供給部は、シートが閉じた形に折り畳まれた後に、複数のシート上に連続的な第1の補強用繊維を配置するように位置付けられる、[X〜BB]のいずれか1つに記載の装置。
【0094】
[DD] 側部コンベヤシステムを制御するコントローラをさらに備え、コントローラは、製造されるライナの直径に基づいて個別シートの長さを変更するように適合される、[X〜CC]のいずれか1つに記載の装置。
【0095】
本明細書では、本発明の一般的発明概念の様々な態様、概念及び特徴を様々な例示的な実施形態の文脈で図示し説明したが、これらの様々な態様、概念及び特徴は、多くの別の実施形態で個別に、又は様々な組み合わせ及びその部分的組み合わせで使用することもできる。本明細書で明確に除外していない限り、全てのこのような組み合わせ及び部分的組み合わせも一般的発明概念の範囲に含まれるように意図される。さらに、本明細書では、本発明の様々な態様、概念及び特徴についての(別の材料、構造、構成、方法、回路、装置及びコンポーネント、ソフトウェア、ハードウェア、制御ロジック、形態、適合及び機能などについての代替例などの)様々な別の実施形態を説明していることもあるが、このような説明は、現在知られているものであるか、それとも後で開発されるものであるかにかかわらず、利用可能な別の実施形態の完全な又は徹底的なリストであることを意図するものではない。当業者であれば、たとえ本明細書においてこのような実施形態を明確に開示していなくても、一般的発明概念の範囲に含まれるさらなる実施形態及び用途に本発明の態様、概念又は特徴のうちの1つ又は2つ以上を容易に導入することができる。また、たとえ本明細書において本発明のいくつかの態様、概念又は特徴を好ましい構成又は方法として説明している場合であっても、このような説明は、明確に示していない限りこのような特徴が必須又は必要であることを示唆するものではない。さらに、本開示の理解に役立つように例示的又は代表的な値及び範囲を含めていることもあるが、このような値及び範囲については限定的な意味で解釈すべきではなく、明確に示している場合にのみ臨界値又は臨界範囲であることように意図される。さらに、本明細書では、様々な態様、概念及び特徴を独創的なもの又は本発明の一部を成すものとして明確に識別していることもあるが、このような識別は完全なものではなく、むしろそのようなもの又は特定の発明の一部であると明確に識別することなく本明細書に完全に記載した本発明の態様、概念及び特徴も存在し得る。例示的な方法又はプロセスの説明は、全ての場合に必要なものとして全てのステップを含めることに限定されるものではなく、ステップの提示順についても、明確に示していない限り必須又は必要なものとして解釈すべきではない。