特許第6987368号(P6987368)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6987368
(24)【登録日】2021年12月3日
(45)【発行日】2021年12月22日
(54)【発明の名称】介護移乗補助台
(51)【国際特許分類】
   A61G 7/14 20060101AFI20211213BHJP
【FI】
   A61G7/14
【請求項の数】2
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2020-116740(P2020-116740)
(22)【出願日】2020年7月7日
【審査請求日】2020年7月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】510339418
【氏名又は名称】芝 正夫
(72)【発明者】
【氏名】芝 正夫
【審査官】 望月 寛
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−130590(JP,A)
【文献】 特開平05−184629(JP,A)
【文献】 米国特許第05539941(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61G 7/14
A61G 7/053
A61G 7/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
門型の一対の縦横支柱の縦支柱の下部にキャスターを設けて、縦支柱をそれぞれ縦支柱補強材で支えて、取り付け取り外しが可能な胴体載台(胴体受け基部、胴体受け、頭受け、脚受け)を縦支柱に取り付け重度の要介護者をベッド上から胴体載台へ移乗して、ベッドと要介護者を乗せた補助台との間に一定の空間を設けてスリングシートなどの吊り具を挿入してその上に要介護者を移乗してベッド上に仰向けにして、横支柱の上部に電動ホイスト用ベース板を据えてベース板の下部にローラーを用いて横支柱の上部を左右に移動可能にして、電動ホイストにて介護者が要介護者をスリングシートで吊り上げ吊り下げして車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレとベッド間の移乗をできるようにしたことを特徴とする介護移乗補助台。
【請求項2】
介護移乗補助台の伸縮自在の横支柱をベッドの脇へ伸ばして、胴体載台を縦支柱に取り付け、横支柱を縮小してベッド上で要介護者をベッドの昇降装置を利用して胴体載台に移乗してベッドと補助台の間にスリングシートなどの吊り具を挿入して、要介護者をベッドのスリングシートの上に移して、再びベッドの脇へ横支柱を伸ばして胴体載台を取り外して空いたスペースを利用して車椅子などを移動して電動ホイストにて、介護者が要介護者をスリングシートで吊り上げ吊り下げして車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレとベッド間の移乗をできるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の介護移乗補助台。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、重度の要介護者のための介護における、スリングシート取り付け、ベッドと車椅子などとの移乗を支援する補助台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に要介護者の方々は、高齢化が進むにつれて足腰の筋力低下、病気や障害等により自力で日常生活を送ることが困難になります。
重度の要介護者を介助支援するために、介護清拭オムツ替え補助台(特許文献1 特開2012−130590号公報)あるいは、介護用吊り装置(特許文献2 特開2000−157580号公報)のような先行技術が公開されています。
特許文献1は従来の方式にはないアイデアがあり労力も軽減されるという利点があります。特許文献2は構造が簡単で脱着が容易な吊り具が車椅子などに便利に利用されて、要介護者を支援される介護者の労力を減らすための工夫が行われている。
今後も高齢化社会の進行に伴い要介護者の数は増加し、要介護度に応じた介護者の作業は一層荷重な労力になります。荷重な労力を可能な限り軽減する補助台や補助機器、など介護者の介護疲れを減少することができて、安全性が高く、使いやすくて移動しやすい介護機器が望まれている。
【0003】
要介護度の高い要介護者の段階に至ると、介護作業の疲れを減らし介護者また要介護者を保護するため、荷重な労力となる作業を支援する必要があります。
ベッド上の重度の要介護者は日常生活において、ベッドと車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレへの移乗また作業後のベッドへの移乗などに全面的な介助が必要であります。また介護機器を利用する介護者にとっても要介護者をベッド上で介護用リフトを使用するための準備、スリングシート着脱などをさせてあげるように支援することは更なる難しい問題が付随しています。
【0004】
本発明の目的は係る介護作業上の問題を解決し、補助台を手軽に使用ができて要介護者に安心感を与えて、重度の要介護者のための介護が容易で安全な移乗補助台を提供することに有る。
【0005】
本発明は、介護のための昇降装置付のベッドと組み合わせ、ベッド上で重度の要介護者であっても、スリングシート着脱、車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレへの移乗などをさせてあげられるようにすることができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2012−130590号公報
【特許文献2】特開2000−157580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
解決しようとする問題点は、重度の要介護者を抱えて日常生活を補助し、スリングシート着脱、ベッドと車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレ間の移乗などを補助することは、複数の介護者の協力無しには重労働である。本発明の課題は、介護者の単独の力では要介護者の体重を持ち上げて、スリングシート着脱、車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレへの移乗などをすることはできない点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、介護者が単独で、要介護者のためにスリングシート着脱、車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレへの移乗などの補助作業を可能とするため、ベッド上の要介護者を昇降装置付きベッドで垂直な方向に持ち上げて胴体載台上に移乗させてベッドと補助台との間に一定の空間を設けて、スリングシートなどの吊り具を挿入して電動ホイストにてスリングシート(要介護者)を吊り上げ下げして車椅子などに移乗して介護することを主要な特徴とする。
補助台の胴体載台は胴体受けを胴体受け基部に、胴体受けに頭受け及び脚受けをそれぞれに蝶番で取り付けたものである。
横支柱に縦支柱補強材で補強した縦支柱を取り付けて、縦支柱の下部にキャスターを設けて支柱を支えるようにした補助台において、取り付け取り外しが可能な胴体載台を縦支柱に取り付け、介護者が一人であってもベッドから要介護者を胴体載台上に移乗させて、介護移乗補助台の使用を可能とする。
解決手段としては胴体載台を水平にすることにより昇降装置付きベッドを利用してベッドと胴体載台の間に作業空間を確保してスリングシートなどの吊り具を挿入して、要介護者をその上に移乗してベッド上に仰向けにして、伸縮自在の横支柱を伸長して胴体載台を取り外して、ベッド脇に確保した空間に車椅子などを移動して電動ホイストにてスリングシート(要介護者)を吊り上げ下げして、要介護者を車椅子などに移乗して介護作業をできるようにしたことを特徴とする介護移乗補助台。
【発明の効果】
【0009】
本発明の補助台は、昇降装置の操作によってベッドの高さを胴体載台の下側に接するまで上昇させて、要介護者をベッド上から胴体載台に移乗させる。その後ベッドを下げてベッドと補助台との間に一定の空間を確保して、スリングシートなどを挿入して要介護者をその上に移乗してベッド上に移して、伸縮自在の横支柱を伸長して胴体載台を取り外し、ベッド脇に確保した空間に車椅子などを移動して、電動ホイストにてスリングシートを吊り上げ下げして要介護者を車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレに移乗させられるという利点がある。



【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は補助台の実施方法を示した斜形図の説明図である。(実施例1)
図2図2は補助台の実施方法を示した背面図の説明図である。(実施例1)
図3図3は補助台の実施方法を示した側面図の説明図である。(実施例1)
図4図4は補助台の実施方法を示した平面図の説明図である。(実施例1)
図5図5は補助台の実施方法を示した胴体載台の説明図である。(実施例1)。
図6図6は補助台の実施方法を示した断面AA、断面BB、断面CCの説明図である。(実施例1)
図7図7は補助台の実施における、補助台の移動の順番を矢印により示した平面図の説明図である。(実施例1)
図8図8は補助台の実施における、補助台の横支柱の伸長の平面図の説明図である。(実施例1)。
図9図9は補助台の実施における、補助台の横支柱の伸長の背面図の説明図である。(実施例1)。
図10図10は補助台の実施における、縦支柱及び胴体載台の拡大図である。縦支柱への胴体載台の取り付け取り外しが可能であることを示す説明図である。(実施例1)
図11図11は補助台の実施における、縦支柱に胴体載台を取り付けて、ベッド上に仰臥する要介護者を足元から見た背面図の説明図である。(実施例1)
図12図12は補助台の実施における、補助台の横支柱の伸縮自在の構造の説明図である。(実施例1)。
図13図13は補助台の実施における、ベッド上の要介護者を足元から見て右側に90度回転させた側臥状態で、補助台の横支柱を縮小して昇降装置にて要介護者を胴体載台の高さに位置させた説明図ある。(実施例1)
図14図14は補助台の実施における、要介護者を足元から見て左側に90度回転した仰臥状態から更に左に90度回転した側臥状態の説明図である。(実施例1)
図15図15は補助台の実施における、ベッドを下げて胴体載台の下側に空間を形成した状態の説明図である。この空間を利用してスリングシートなどを挿入する。(実施例1)。
図16図16は補助台の実施における、ベッドを胴体載台の下側に接するまで上昇させて、要介護者を回転させてベッド上に側臥させた状態の説明図である。(実施例1)
図17図17は補助台の実施における、ベッドを下げて要介護者が胴体載台から離れた状態の説明図である。(実施例1)
図18図18は補助台の実施における、ベッド上のスリングシートの上に要介護者が足元から見て仰臥状態で、補助台の横支柱を伸長して胴体載台を外した状態の説明図ある。(実施例1)
図19図19は補助台の実施における、車椅子をベッドの脇に配置している状態の説明図である。(実施例1)
図20図20は補助台の実施における、仰臥状態の要介護者をスリングシートで吊り上げしている状態の説明図である。(実施例1)
図21図21は補助台の実施における、要介護者をスリングシートで吊り上げて、車椅子に移乗している状態の説明図である。(実施例1)
図22図22は補助台の実施における、要介護者を車椅子に移乗してスリングシートの吊り上げ部を外した状態の説明図である。(実施例1)
【発明を実施するための形態】
【0011】
介護者は要介護者をベッドの上から補助台の上へ移乗させて、胴体載台とベッドの間に一定の空間を設けてスリングシートを挿入して、その後要介護者をベッド上のスリングシート上に移して仰臥状態にして、要介護者をスリングシートで電動ホイストを使って吊り上げ吊り下げして車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレに移乗させる。
【実施例1】
【0012】
図1は、本発明介護移乗補助台の1実施例の構成を示す斜形図であって、1〜15は、図2〜6と同様である。
符号については各部の名称を説明すれば、1は縦支柱、2は横支柱、3はブレーキ付き自在キャスター、4は 電動ホイスト ベース板、5は電動ホイスト、
6はローラー 、7は 縦支柱補強材、8はベッド 、9はハンガー 、10は胴体載台、11はウレタンスポンジ、12は合成板材、13は角鋼管、14は丸鋼管、15は合皮レザーである。
【0013】
図6の実施例は図5の補助台の断面AA,断面BB,断面CCにより、胴体載台の構造を示すものであり、胴体載台10は、補強材10−1、胴体受け基部10−2、胴体受け10−3、脚受け10−4,及び頭受け10−5から構成される。胴体載台は縦支柱1に取り付け取り外しが可能である。胴体載台は図6に示した断面BBにおいて説明すれば、角鋼管13と丸鋼管14を設けて、其の上に合成板材12及び合成板材12の上にウレタンスポンジ11、合皮レザー15が敷かれていて、要介護者を角鋼管13、丸鋼管14に直接接触させないように保護している。このようにして胴体受け10−3、脚受け10−4、及び頭受け10−5を構成する。それぞれに蝶番10−6で回動するように取り付けているので、胴体載台の各部を折り畳める機能は胴体載台を収納時、スペースを広く使えるように役立たせるものである。
【0014】
図7〜8は、本発明介護移乗補助台をベッドの上に移動させて、横支柱をベッド脇に伸長する介護手順を示す平面図である。
【0015】
介護移乗補助台の実施例は、縦支柱の下部にブレーキ付き自在キャスター3を有する縦支柱1に横支柱2を設けて、縦支柱補強材7で補強している。
図9は横支柱を伸長して縦支柱に胴体載台を取り付けるスペースを確保した状態である。
【0016】
図5並びに図10に示されている胴体載台について説明する。補強材10−1、胴体受け基部10−2を連結して補強し縦支柱に取り付け取り外しを可能にして、胴体受け基部に胴体受け10−3、胴体受けに脚受け10−4と頭受け10−5のそれぞれを蝶番10−6で取り付けてなる胴体載台においてそれぞれ蝶番で開閉可能に胴体受け基部に取り付けてある。
【0017】
図11は介護者が胴体載台を縦支柱に取り付けベッド上の要介護者を胴体載台に移乗しようとする状態である。
【0018】
図12に基づいて、補助台の横支柱の伸縮自在の構造について説明する。図12に示した如く横支柱を矢印の左側に移動する時、スプリングプランジャーはプランジャー位置決め穴に固定されて横支柱が伸長される。横支柱を矢印の右側に移動すると横支柱は短縮して図12のように元の位置に戻る。
【0019】
図13に示したように、ベッド上で要介護者を足元から見て右側に半回転して側臥させて、補助台の横支柱を縮小してベッド上に側臥している要介護者を、昇降装置を操作して上方向に移動させて、要介護者を胴体載台の高さに位置させる。
【0020】
図14に基づいて、介護者が要介護者を胴体載台へ載せる手順について説明する。図14に示した如く、要介護者を90度回転して仰臥状態にして、更に仰臥した要介護者を半回転させて要介護者を側臥させる。
【0021】
図15に示した如く、ベッドの昇降装置を操作して下げて、胴体載台の下側に空間を形成する。この空間を利用してスリングシートなどを挿入することができる。
要介護者が胴体載台からベッド上に降りられる場合には、図16〜図18のように介護者は、前記の使用手順と逆の手順を行うことでベッド上のスリングシート上に要介護者を仰臥させることができる。図18〜19に示すようにその後横支柱を伸長して、胴体載台を取り外してスペースを確保して車椅子をベッドの脇へ設置する。
【0022】
図20はスリングシート上の要介護者を電動ホイストのハンガーにて吊り上げている状態である。
【0023】
図21は要介護者を電動ホイストで吊り上げて車椅子に移乗している状態を示している。電動ホイスト用ベース板の下部に取り付けたローラーを利用して電動ホイストが横支柱の上部を左右に移動可能にしている。
【0024】
図22に示した如く介護者は要介護者を車椅子に移乗して、要介護者は車椅子を利用した介護を受ける。要介護者を車椅子からベッドに戻す際は、これまでの逆の手順により要介護者をベッドに移乗させる。介護者はこのような補助台の使用手順を経て、介護の労力を軽減して要介護者への丁寧な介護支援をすることができる。
また図7〜8の逆の手順で補助台をベッドのそばに収納できる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
重度の要介護者を介護する労力を軽減するために、複数の介護者が互いに協力扶助すること無しに、スリングシート着脱、車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレへの移乗などをすることも出来なかった。しかし、本発明の補助台により、ベッドの脇に横支柱を伸長して胴体載台を取り付けて再び横支柱を縮小して、要介護者を胴体載台に移乗してベッド上面と胴体載台との間に形成される空間を利用してスリングシートなどを挿入し、要介護者をベッド上のスリングシート上に移して、また横支柱を伸長して胴体載台を取り外し確保した空間を利用して車椅子などを移動して、介護者は要介護者を実施例の電動ホイストによるスリングシート吊り上げ吊り下げにより、車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレとベッド間の移乗を行う用途にも適用できる。
【符号の説明】
【0026】
1 縦支柱
2 横支柱
3 ブレーキ付き自在キャスター
4 電動ホイスト ベース板
5 電動ホイスト
6 ローラー
7 縦支柱補強材
8 ベッド
9 ハンガー
10 胴体載台
10−1 補強材
10−2 胴体受け基部
10−3 胴体受け
10−4 脚受け
10−5 頭受け
10−6 蝶番
11 ウレタンスポンジ
12 合成板材
13 角鋼管
14 丸鋼管
15 合皮レザー




【要約】      (修正有)
【課題】重度の要介護者をベッド上から胴体載台に移乗させて、その後要介護者をベッド上に移して、車椅子などを移動して電動ホイストにて、介護者が要介護者を吊り上げ下げして車椅子への移乗をさせる介護移乗補助台を提供する。
【解決手段】介護移乗補助台の縦支柱1の下部にキャスター3を設けて、横支柱2を取り付け、縦支柱を縦支柱補強材7で補助して、胴体受け基部、胴体受け、脚受け、頭受けを蝶番で取り付けた胴体載台において、要介護者をベッド8から胴体載台上に移乗して要介護者とベッドの間に一定の空間を設けてスリングシートなどを挿入して、その上に要介護者を移乗してベッド上に仰向けにして、伸縮自在の横支柱を伸長して確保した空間に車椅子などを移動して電動ホイスト5にて要介護者をスリングシートで吊り上げ下げして介護者による車椅子、ストレッチャー、ポータブルトイレなどへの移乗をさせることが出来るようにした。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22