(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
複数のアダプタをさらに含み、各アダプタが複数のガイドチューブの1つに関連し、および、1つのガイドチューブを動力源に連結するように構成された、請求項4に記載のキット。
ハウジングは、ガイドチューブおよびプレートの滅菌状態を維持する一方で、ガイドチューブおよびドリルビットが平面プレートに対して相対的に位置付けられることを可能にする可撓性の壁によって画定される、請求項10に記載の組合せ。
円筒形ガイドチューブ本体であって、それを通って延びる複数の針ガイド通路を画定し、ドリルビットに連結するように画定された第1端と、アダプタに連結するように画定された第2端とを有する、前記円筒形ガイドチューブ本体と、ドリルビットよりも低い融点を有する材料で形成された平面プレートを含む、生検処置中の使用のための針ガイド。
封入構造が、封入構造の他のセクションに対して相対的に少なくとも部分的に可動であり、ガイドチューブが封入構造の内部空間内にあり続ける一方で平面プレートに対して相対的に3つの軸に沿って再び位置付けられることを可能にする壁によって画定される、請求項14に記載のキット。
ドリルビットおよびガイドチューブの1つを動力源に連結するためのアダプタであって、ここでアダプタは、少なくとも部分的に封入構造の外部に配置される、前記アダプタをさらに含む、
請求項14に記載のキット。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、MRIスキャナのボア(bore)における前立腺生検のためのガイドを概念的に図示する;
【
図2】
図2は、本開示による針ガイドテンプレートを概念的に図示する;
【
図3】
図3は、本開示によるプレートに対して相対的にドリルを自動的に動かすための装置を概念的に図示する;
【
図4】
図4は、本開示によるキットおよびドリルの側面断面図を概念的に図示する;
【
図5A-E】
図5A−Eは、本開示によるカスタム針ガイドを生成するために使用される製作プロセスを概念的に図示する;
【0013】
【
図6A-C】
図6A−Cは、本開示によるキットの非滅菌ドリルと滅菌部分との間のインターフェースを概念的に図示する;
【
図7A-C】
図7A−Cは、本開示によるドリルビット構成を概念的に図示する;
【
図8A-B】
図8A−Bは、本開示によるドリルビット構成を概念的に図示する;
【
図9A-D】
図9A−Dは、本開示によるドリルビット、ガイドチューブおよび/またはアダプタの組合せの分解斜視図を概念的に図示する;
【
図10A-B】
図10A−Bは、本開示による円筒形の針ガイド側面図および斜視図を概念的に図示する;
【0014】
【
図11A-B】
図11Aは、本開示によるドリルビット、ガイドチューブおよびアダプタの組合せの分解斜視図を概念的に図示する;
図11Bは、本開示によるキットの分解斜視図を概念的に図示する;
【
図11C】
図11Cは、本開示による外側滅菌パッケージの内側に配置されるキットを概念的に図示する;
【
図12A-F】
図12A−Fは、本開示によるキットからカスタム針ガイドを生成するために使用される滅菌製作プロセスを概念的に図示する;
【
図13A-B】
図13は、本開示によるドリルビット、ガイドチューブおよび/またはアダプタキャップの組合せの分解図および側面図を概念的に図示する;
【
図14A】
図14A−Dは、それぞれ本開示によるキットの斜視図、側面図、切り取り図、および横方向図を概念的に図示する;
【
図14B】
図14A−Dは、それぞれ本開示によるキットの斜視図、側面図、切り取り図、および横方向図を概念的に図示する;
【
図14C】
図14A−Dは、それぞれ本開示によるキットの斜視図、側面図、切り取り図、および横方向図を概念的に図示する;
【
図14D】
図14A−Dは、それぞれ本開示によるキットの斜視図、側面図、切り取り図、および横方向図を概念的に図示する;
【0015】
【
図18A-H】
図18A−Hは、それによって製作機械が
図14および
図15のキットを利用してカスタム針ガイドを生成するために使用される、プロセス順序を概念的に図示する;
【
図19】
図19は、本開示による他のキットの斜視図である;および
【
図20A-F】
図20A−Fは、それによって製作機械が
図19のキットを利用してカスタム針ガイドを生成するために使用される、プロセス順序を概念的に図示する.
【0016】
詳細な説明
開示の一側面によれば、MRIスキャンに基づいてカスタマイズされた滅菌針ガイドを迅速に作り出す方法が開示される。カスタム化処置は、テンプレートを設計するために使用される術中スキャンのわずか数分後の患者がスキャナ内にいる間に実行される。製作後に部品を滅菌する時間がないため、針ガイドテンプレートは、滅菌状態の下において生成される。
【0017】
図1は、針をターゲットにガイドする、固定された患者固有のテンプレートを使用したMRIガイド経会陰アプローチのためのプロセスを概念的に図示する。開示される方法において、患者101は、その足をスターラップ(stirrups)103に固定されて、MRIスキャナ102に置かれる。患者の初期スキャン後の処置中に作り出される針ガイド104は、針アクティベータ106に取り付けられた生検針105をガイドするために使用される。針ガイドは、針105が前立腺107内の選択された場所中へ挿入されるように組み立てられる。がんを含むと疑われるMRI可視領域を正確にターゲット化することによって、開示される装置および技術は、現在の方法と比較して、生命を脅かす腫瘍を発見し、不必要に低リスクの症例を治療する機会を減らす能力を改善するだろう。
【0018】
図2は、本開示による針ガイドを概念的に図示する。針ガイドは、1以上のガイドチューブ109が埋め込まれた平坦プレート108を含む。生検針105は、ガイドチューブ109を通して会陰部中へ挿入される。ガイドチューブは、コンピュータ画面の画像上に強調表示された領域に合致するように色分けされてもよい。ガイドチューブ109は、ガイドがスキャナに装着されるときに、針の軸に対応する位置で平坦プレート108に接合される。例示的な態様において、平坦プレート108およびガイドチューブ109の両方とも、本明細書で開示される方法による針ガイドの迅速な製造のために操作され得る天然または合成樹脂などの実質的に剛性材料から作成される。
【0019】
図3を参照すると、医療処置中に滅菌針ガイドを製造するための機械200は、ドリル201と、3つの軸に沿ったステージ205に対して相対的なドリル201の動作を可能にする自動アクチュエータ202−204のシステムとを含むため、ガイドチューブ109は、ステージ上に装着されたプレート108に渡って十分な範囲で位置付けられ得、および、ドリルは、プレートに穴を作り出すために、それ自体の軸に沿って動き得る。機械200および、特に自動アクチュエータ202、203および204は、医療処置の前または最中のいずれかに撮られた画像データから得られるデータに基づいて数値制御され得る任意の数の市販のサーバーモータ作動構成要素を使用して、実施されてもよい。
【0020】
図4は、滅菌針ガイドを作り出すためのキットの例示的な実施の側面断面図を概念的に図示する。キット225は、いくつかの剛性ガイドチューブ109、例えば、熱可塑性物質で作成されたシリンダを含み、各々は、摩擦穿孔ビット110、例えば、高温プラスチックを有し、その中および滅菌トレイ206上に収容される。滅菌アダプタ210は、ドリルモータ201と、摩擦穿孔ビット110またはガイドチューブ109のいずれか上の表面211との間のインターフェースを提供するキットに包含されてもよい。滅菌アダプタの目的は、ドリルモータからの汚染物質または微生物の移送またはビットまたはガイドチューブへの関連する広がりを防止することである。滅菌アダプタは、手動でドリルモータに取り付けられてもよく、または、キットから除去され、および、自動化手段によってドリルモータに取り付けられてもよい。ビットおよびガイドは、対になって合せられ、それによってガイドチューブは、ビットに対してスピンすることができず、ガイドチューブおよびビットのいずれかがアダプタに保持されるとき、ドリルがその両方をスピンさせることを可能にする。ブランク平坦プレート108は、トレイ206に任意に取り付けられてもよく、または、別個に提供されてもよい。ガイド機構207は、自動テンプレート作成機械200においてプレートをステージ205に整列させる。
【0021】
図5A−Eは、それによって機械200が、開示されるキットからカスタムガイドを生成するために使用されるプロセス順序を概念的に図示する。上記のとおり、針ガイドの製作は、滅菌キットからガイドを作り出すための迅速で精密な機械を利用する。
図5A−Eにおける画像の例示的な順序において、同じプロセスは、モータそれ自体を動かすことによっても達成され得るが、プレートが、ドリル軸に垂直な2つの軸において動くことを想定する。
図5Aにおいて、機械は、ビット/ガイドチューブの対の1つが滅菌アダプタを備えるドリルモータの真下にあるように、プレートを動かす。
図5Bに図示されるとおり、ドリルは、下降し、ビットに取り付けられる。これは、機械的ねじ切り(threading)または電磁コレットの使用によって行われ得る。
図5Cに図示されるとおり、ドリルは、持ち上げられ、プレートは、ガイドチューブが設置されるプレート上の点の真上にドリルがあるように、動かされる。
図5Dに図示されるとおり、ドリルは、高速でスピンし、および、ビットの先端がテンプレートに接触し、摩擦熱によって局所的にプレートを溶かし始めるように下降する。
図5Eに図示されるとおり、ビットは、ガイドチューブフランジがプレート上面に当接するまで下降し続ける。ドリルは、ガイドチューブのスピンを停止し、それが摩擦によって停止することを可能にし、ガイドチューブおよびプレートの表面を加熱し、それらが溶けて一緒に融着するようにする。
図5Fに図示されるとおり、ドリルは、ビットを解放し、ビットがガイドチューブから脱落することを可能にする。プレートおよびガイドチューブは、滅菌されていない機械200またはドリルモータ201のいずれの部分にも決して接触しないことに留意されたい。
【0022】
図6A−Cは、滅菌アダプタを採用することによって、滅菌構成要素を汚染することなく、非滅菌ドリルで滅菌構成要素、例えば、ガイドチューブおよびドリルビットを操作する方法を概念的に図示する。滅菌アダプタ301または302の各々は、それぞれドリル201に摩擦係合し、ドリルに接触すると汚染され得る少なくとも第1の外面、301aまたは302a、ならびに、それぞれ滅菌のままであり、キットの滅菌構成要素に接触するように使用される第2の内面、301bまたは302bを有する。
図6A−Bに図示されるとおり、滅菌アダプタ301は、半可撓性材料の単一の一体形成片として実施されてもよく、滅菌アダプタが挿入され、その中に摩擦的に保持されるドリルビットまたはコレットの機構、例えば、空洞または内部輪郭(profile)を補完する輪郭を備えた外面を有する。態様において、滅菌アダプタの一端は、アダプタ301それ自体がドリル201に取り付けられる一方で、ガイドチューブ109の端を受け入れ、そこで摩擦的に保持するように設計された機構、例えば、空洞または内部輪郭を包含してもよい。
図6Cに図示されるとおり、1つの態様において、アダプタ302は、構成要素、例えば、ガイドチューブ109およびビット110の上に予め嵌め込まれ、および、非滅菌コレット303でドリル201に取り付けられてもよい。本明細書で開示される滅菌アダプタは、手動でドリルモータに取り付けられてもよく、または、滅菌キットから除去されて、自動化手段によってドリルモータに取り付けられてもよい。前記のとおり、態様において、滅菌キットは、キット内のガイドおよびドリルビットの組合せの各々上へ予め嵌め込まれたアダプタを包含してもよい。
【0023】
開示の他の側面によれば、多数の異なるドリルビットおよびアダプタ構成は、ガイドチューブ109をプレート108に摩擦的に溶接するために利用されてもよい。
図7A−Cおよび
図8A−Bを参照すると、多数の異なるドリルビット構成が図示される。
図7A−Cは、開示される態様を伴う使用のために適した、いくつかの略円錐形の形状のドリルビットの先端を図示する。
図7Aは、均一なテーパー状の側面を備える、略円錐形の形状を有するドリルビットの先端401を図示する。
図7Bは、少なくとも部分的に湾曲した凸状外部輪郭を有するように不均一なテーパー状の側面を備える、略円錐形の形状を有するドリルビットの先端402を図示する。
図5Cは、少なくとも部分的に湾曲した凹状外部輪郭を有するように不均一なテーパー状の側面を備える、略円錐形の形状を有するドリルビットの先端403を図示する。これらの略円錐形の形状のビットは、材料を途中で押し出し、プレート108の表面を貫通して、その中のより大きな直径を徐々に溶かす。
【0024】
図8A−Bは、開示される態様を伴う使用のために適したいくつかの略カップ形状のドリルビットの先端を図示する。
図8Aは、透視図で図示され、少なくとも部分的にその内部を通して延びる均一な直径の空洞405によって特徴づけられる、略カップ形状を有するドリルビットの先端404を図示する。
図8Bは、透視図で図示され、少なくとも部分的にその内部を通して延びるテーパー状の直径の空洞407によって特徴づけられる、略カップ形状を有するドリルビットの先端406を図示する。溶接プロセス中に、略カップ形状のドリルビット404および406は、そのそれぞれの外径に沿ってリングを溶かし、プレート108から切除された材料を捕捉し、および、かかる材料をそのそれぞれの内部空洞の内側にプラグとして保持する。
【0025】
開示の他の側面によれば、多数のアダプタおよび/またはガイドチューブおよびドリルビット構成は、ドリルビットをガイドチューブに接合するために、および、ドリルヘッドと、ドリルビットおよび/またはガイドチューブとの間の接触なしにドリルからドリルビットおよび/またはガイドチューブへトルクを伝達するために、使用されてもよい。
図9Aを参照すると、アダプタからドリルビットへのトルクの伝達を可能にするために、アダプタ410がガイドチューブ411およびドリルビット412内で受け入れ可能である構成の分解斜視図が図示される。
図9Aにおいて、アダプタ410は、そこから外へ延びるロッド410Bを有する円筒形の駆動ノブ410Aを含む。例示的な態様において、ロッド410Bは、矩形の断面輪郭を有する。ガイドチューブ411は、それを通って延びる中央通路またはルーメン411Cを画定する略円筒形の本体411Bを含む。例示的な態様において、通路411Cは、ロッド410Bの断面輪郭に類似するが、その中へのロッド410Bの挿入を可能にするように寸法決めされた断面輪郭を有する。ガイドチューブ411は、さらに、その一端にフランジ付きヘッド411Aを含む。ドリルビット412は、
図7Aのドリルビット401に似た形状であるが、その内部中へ少なくとも部分的に延びる空洞412Aを有する。例示的な態様において、空洞412Aは、ロッド410Bの断面輪郭に類似するが、その中へのロッド4100Bの挿入を可能にするように寸法決めされた断面輪郭を有する。ドリルビット412は、駆動ノブ410Aに接続されるロッド410Bへの取り付けによって駆動される。使用において、アダプタ410、ガイドチューブ411およびドリルビット412は、
図3および
図4において同様に図示されるとおり、ロッド410Bが通路411Cおよび空洞412A内に配置されて、共に予め構成されてもよい。ドリルチャックは、組立体を拾い上げるために駆動ノブ410Aをつかみ、穿孔/溶接処置を行うためにプレート108の上にドリルビット412を位置付けてもよい。ガイド411が適所に溶接された後に、ドリルチャックは、駆動ノブ410Aを逆方向に引き、ロッド410Bを除去し、および、ビット412が脱落することを可能にする。
【0026】
図9Bを参照すると、システム構成の分解斜視図が図示されており、そこでガイドチューブ413は、フランジ413Aの上方に延びる円筒形の本体413Bと、円形断面輪郭を有する通路413Cとを含み、円形断面輪郭は、その一端が、その中のドリルビット414のスタブ延伸部414Aを受け入れるように寸法決めされた矩形形状の空洞413D中へ開口する。フランジ413Aの上方に延びるガイドチューブ413Bの部分は、アダプタ301に実質的に似た、ドリルに取り付けられる、図示されないアダプタ内に受け入れ可能であり、それによってトルクは、アダプタからドリルビットへ伝達される。使用において、ガイドチューブ413およびドリルビット414は、共に予め構成されてもよい。アダプタに合せられたドリルは、組立体を拾い上げ、穿孔/溶接処置を行うためにプレート108上にドリルビット414を位置付ける。ガイド413が適所に溶接された後、アダプタを備えるドリルは、ガイドチューブ413を解放し、ビット414を手動で除去されるようにする。
【0027】
図9Cを参照すると、システム構成の分解斜視図が図示されており、そこでアダプタ415のスタブ415Cおよびドリルビット414のスタブ414Aは、アダプタからドリルビットへのトルクの伝達を可能にするように、ガイドチューブ416内に受け入れ可能である。アダプタ415は、実質的に前記のとおり実施されるが、そこから外向きに延びるロッド、例えば410Bはない。使用において、アダプタ415、ガイドチューブ416およびドリルビット414は、共に予め構成されてもよい。ドリルチャックは、組立体を拾い上げるために駆動ノブ415Aをつかみ、穿孔/溶接処置を行うためにプレート108上にドリルビット414を位置付ける。ガイド416が適所に溶接された後、ドリルチャックは、駆動ノブ415Aを逆方向に引き、ビット414が手動で除去されるようにする。
【0028】
図9Dにおいて、アダプタ418は、そこから外向きに延びる矩形のスタブ延伸部418Bおよびスタブ延伸部418Bから外向きに伸びるロッド418Cを有する、円筒形の駆動ノブ418Aを含む。例示的な態様において、ロッド418Cは、円形断面輪郭を有する。ガイドチューブ419は、それを通って延びる中央通路またはルーメン419Cを画定する略円筒形の本体419Bを含む。例示的な態様において、通路419Cは、ロッド418Cのそれに類似するが、その中のロッド418Cの挿入を可能にするように寸法決めされた円形断面輪郭を有する。ガイドチューブ419は、さらに、その一端にフランジ付きヘッド419Aを含む。ドリルビット420は、本明細書中の前記と同様に実施されてもよい。通路419Cは、その中にそれぞれドリルビット420のスタブ延伸部420Aおよびアダプタ418のスタブ延伸部418Bを受け入れるような大きさにされた、矩形形状の空洞419Dおよび419E中へ開口する。ドリルビット420は、ドリルビットにおける円形の空洞420B中に合うロッド418Bによって、ガイドチューブ419に保持される。ドリルビット420は、ガイド419への取り付けによって駆動される。使用において、アダプタ418、ガイドチューブ419、およびドリルビット430は、通路419Cおよび420B内に配置されるロッド418Cを備えて、共に予め構成されてもよい。ドリルチャックは、組立体を拾い上げるために駆動ノブ418Aをつかみ、穿孔/溶接処置を行うためにプレート108上にドリルビット420を位置付ける。ガイド419が適所に溶接された後、ドリルチャックは、駆動ノブ418Aを逆方向に引き、ロッド418Cを除去し、ビット420が脱落することを可能にする。
【0029】
開示の他の側面によれば、ガイドチューブは、複数のガイド通路を包含し、単一のガイドチューブは、単一のガイドチューブからの単一のエリアにおける複数の、クラスタ化された挿入点のためのオプションを提供する。
図10A−Bを参照すると、ガイドチューブ510は、略円筒形の本体510Aを含み、異なる断面直径を備える複数のセクションを有する。ガイドチューブ本体510Aは、さらに、それを通って延びる中央針ガイド通路またはルーメン510B、および、ルーメン510Bを囲む複数の針ガイド側通路510Cを画定する。例示的な態様において、通路510Cは、通路510Bについて均等に間隔を空けられ、通路510Cのそれぞれの中央は、通路510Bの中央から計測される円の半径上に置かれる。例示的な態様において、通路510B−Cは、ロッド511のそれに類似するが、その中のロッド511の挿入を可能にするように寸法決めされた断面輪郭を有する。ガイドチューブ510は、さらに、その一端にフランジ付きヘッド511Dを含み、円筒形の本体510Aの直径と比較して急激に増加する直径を画定する。ガイドチューブ510は、ドリルビットをガイドチューブに接合するための、および、ドリルヘッドと、ドリルビットおよび/またはガイドチューブとの間の接触なしにドリルからドリルビットおよび/またはガイドチューブへトルクを伝達するための、本明細書中に記載されるアダプタ/ガイドチューブ/ドリルビットシステムに似たドリルビットおよびアダプタと対をなしてもよい。
【0030】
図11Aを参照すると、ガイドチューブスタック515の分解斜視図は、アダプタ514、ガイドチューブ510、ロッド511およびドリルビット512を含むものとして図示される。ロッド511の対は、アダプタ514からドリルビット512へのトルクの伝達を可能にするために、ガイドチューブ510およびドリルビット512の通路510B−Cのいずれの組合せ内にも受け入れ可能である。ドリルビット512は、
図8Aのドリルビット404または
図8Bのドリルビット406に似た形状でもよいが、中央通路と、それを通って少なくとも部分的に延び、ロッド510に類似するがその中のロッド510の挿入を可能にする大きさにされた断面通路輪郭を有する少なくとも1つの中央でない通路とを有する。ドリルビット512は、ロッド511への取り付けによって駆動され、次にアダプタ514に接続される。使用において、アダプタ514、ガイドチューブ511およびドリルビット512は、
図11Bにおいて同様に図示されるとおり、通路511B−Cおよびドリルビット512の同様に対応する通路内に配置されるロッド511を備えて、ガイドチューブシステム515中へ共に予め構成されてもよい。ドリルチャックは、組立体を拾い上げるためにアダプタ514をつかみ、穿孔/溶接処置を行うためにプレート108上にドリルビット512を位置付けてもよい。ガイド510が適所に溶接された後、ドリルチャックは、本明細書中に記載される他のガイドチューブおよびドリルビット組合せを利用することに似た処置において、アダプタ514を逆方向に引き、ロッド511を除去し、ドリルビット512が脱落することを可能にする。
【0031】
図11Bは、プレート522および複数のガイドチューブスタック515が着脱可能に固定されてもよいトレイ525を含む、キット520の概念的な分解図である。例示的な態様において、トレイ525は、内部の分割された複数の空洞を画定する、略矩形の形状を有し、その1つは、そこから外向きに突出する複数のソケット525Aを画定し、および、その中にガイドチューブシステム515が着脱可能に受け入れられてもよい。態様において、アダプタキャップ514またはドリルビット512のいずれかは、ソケット525A中へ受け入れられてもよい。プレート522は、図示されるとおり、トレイ525の周囲縁部に固定するためのその周辺縁部の周りの複数のクリップを備える、略矩形の形状を有する。態様において、トレイ525は、滅菌環境におけるキット520の取扱いを補助するために、ハンドル525Bおよびハンドルカバー525Cを有してもよい。プレート522は、本明細書中に記載されるプレート108と同じ組み立ておよび機能を有してもよい。任意のフィルム526は、プレート522の表面に隣接して配置されてもよい。フィルム522は、非滅菌環境からプレート522の表面を保護するために使用される。
【0032】
態様において、ドリルビット401−404、406、412、414、420または512のいずれも、ポリアリルエーテルケトンPAEKファミリーにおける無色有機熱可塑性ポリマー、ポリエーテルエーテルケトンPEEKプラスチックで形成されてもよい。PEEKプラスチックは、高温に保持される優れた機械的および化学的耐性を備えた、半結晶性熱可塑性樹脂である。PEEKプラスチックは、いずれのドリルビットも射出成形または押出法を使用して形成され、または処理されることを可能にする他のほとんどの熱可塑性樹脂と比較して、相対的に高温の343°C/649.4°Fで溶ける。ドリルビット401−404、406、412、414、420または512のいずれもまた、アルミニウムもしくはステンレス鋼、またはプレート108よりも高い溶融温度を有し、磁気共鳴適合性であるいずれの材料で形成されてもよい。
【0033】
態様において、アダプタ410、415、420および514のいずれも、ステンレス鋼または他の剛性の滅菌可能な材料で形成されてもよい。態様において、ガイドチューブ411、413、416、419および510のいずれも、アダプタからドリルビットへトルクを伝達するのに十分な剛性だが、穿孔/溶接プロセス中にプレート207と融着するためのドリルビットよりも低い融点を有する、天然または合成樹脂を包含するがそれに限られないプラスチックで形成されてもよい。
【0034】
針ガイドを作り出すために使用されるガイド製作機械(GFM)における環境が汚染されそうであり、生成する針ガイドの汚染につながるため、針ガイドが外部環境に曝されることなく生成され得る機構の必要性が存在する。
【0035】
開示の他の側面によれば、針ガイドキット520、およびその針ガイド構成要素は、密閉された滅菌カバーに完全に包囲される。使用前に、例えば、送出および保管中に、キット520は、
図11Cに示される外側滅菌パッケージ517の内側に収容される。1つの態様において、パッケージ517は、キット520が配置され、剥離上部517Bで保持される、真空形成されたポリスチレントレイ517Aを含んでもよい。キット520は、包装後にガンマ放射線を使用して滅菌されてもよい。
【0036】
開示の他の側面によれば、針ガイドキットの内部構成要素は、製作中に外部環境から隔離される。1つの態様において、針ガイドキット530は、本明細書中に記載されるキット520と実質的に同じ構成要素を保持するが単一のスタック532のみを備えるトレイ531を含んでもよい。加えて、バッグ534は、プレート522の表面の上のトレイ531の上部縁部に渡って密閉して固定される。加えて、本明細書中の他の箇所に記載されるデカール557に似た、図示されない剥がしデカール(peel away decal)は、トレイ531の開放端上に配置されてもよく、キット530の外部環境からプレート552を隔離するのを助ける。
図12A−Bに図示されるとおり、バッグ534は、それを通してスタック532が移動可能に配置されるインターフェース536を固定する。1つの態様において、インターフェース536は、バッグ534の外面に直接に隣接して固定されたゴムシールと、ゴムシールに隣接して配置される剛性または半剛性のホルダとを含んでもよく、ゴムシールおよびホルダの両方が、その中のスタック532を移動可能に保持するための開口部を有する。バッグ534は、インターフェース536が、製作プロセス中にプレート108の表面に対して相対的に3つの軸において動かされてもよく、および、薄い可撓性のある抗菌材料から作成されてもよいように、十分に大きく寸法決めされる。このように、バッグ534は、キット530の内部が滅菌のまま、輸送および保管中にそれ自体に折り畳まれてもよい。
図12A−Fは、ガイドチューブを置くプロセス中のプレート522に対して相対的なインターフェース536の相対的位置付けを示唆するための、比較の目的のためにのみ包含される
図12B、12D、12Fとともに、キット530からカスタム針ガイドを生成するために使用される滅菌製作プロセスを概念的に図示する。
【0037】
図12A、12C、および12Eは、ガイド製作機械のコンピュータ制御されたアクチュエータを使用してプレート上の所望の場所にガイドチューブを置くためのプロセスを描く。まず、
図12Cに図示されるとおり、ドリルヘッドは、スタック532の直接上に位置付けられ、そしてドリルヘッドがスタック532のキャップ上に来るまで降下される。次に、自動チャックがアクティベートされ、キャップ、したがってスタック532全体をつかむ。
図12Eに図示されるとおり、スタック532は、ガイドチューブが置かれる場所上に再び位置付けられる。この動作は、必要に応じて全体のプレートをカバーするために2次元でもよいが、説明の目的のために
図12において1つの軸に沿ってのみ示される。ドリルがスタックの構成要素を動かす場合、バッグ534によって作り出される可撓性の滅菌バリアは、動作に対応し、したがって生成プロセスの全体に渡って密閉されたバリアのままであるように、必要に応じて3次元で変形することに留意されたい。次に、ドリルは、スピンし、スタックを降下させる。ドリルビットは、摩擦によってプレートを加熱し、それがプレートを通過するように穴を作り出す。ドリルビットは、プレート材料(ABS)の融点を十分に上回る融点を有する高温プラスチックであるPEEKで作成されてもよい。ビットの内部空洞は、穴から除去されるプラスチックのほとんどを捕捉し、移されたプラスチックの残りは、穴の周りの縁を形成する。摩擦穿孔は、従来の穿孔において生成される小さなデブリ粒子の形成をなくす。穴が作り出された後、スピンするスタック532は、ガイドチューブのフランジがプレート522に到達するまで前進し続ける。フランジとプレートとの間の摩擦は、2つの表面を共に溶接するそれぞれのプラスチックの薄い層を溶かす。穿孔、溶接、および冷却を包含するプロセス全体は、約10秒しかかからなくてもよい。ガイドチューブがプレート中に溶接されると、ドリルは、引込められる。ドリルチャックは、キャップを把持しているため、キャップおよびピンは、スタック532から引っ張られる。ドリルビットは、プレート522の下でトレイ531中へ落下する。
【0038】
図13は、他の態様である清潔な針ガイド540の製作のためのスタック542を図示する。針ガイド540が作成されるキットは、プレート544と、それぞれがビット541、ガイドチューブ543、キャップ547、およびピン548からなる1以上のスタック542とを包含する。ピン548は、キャップ547に固定され、およびビット541に圧入され、ビット541およびガイドチューブ543にトルクを伝達し得る。
【0039】
図14A−Dは、開示の他の側面による針ガイド製作キット550の組み立てを図示し、そこで針ガイドを組み立てるのに必要なキットの構成要素部品は、バリアの内側に完全に収容される。針ガイド製作プロセス中の摩擦穿孔および溶接は、密閉されたブッシングを通して作動することによって達成され、そして穴が穿孔され、ガイドチューブがバリアを横切って汚染物質を移送することなく場所中へ溶接されることを可能にする。 例示的な態様において、針ガイドキット550は、空洞を画定し、その周囲に沿って開口部を有する、実質的に円形の形状にされたベース552を含み、その中へプレート544は、摺動可能に除去されてもよい。ベース552は、カバー554で包囲され、その縁は、ラビリンスシール555を形成する。カバーから上方に突出するパネル551に力が適用されると、カバー554の回転運動が可能になる。タレット556は、ラビリンスシールを通してカバー544の上部中へ回転的に固定される。ターン556は、そこから上方に突出するタラントパネル553への力の適用によって回転されてもよい。複数のスタック542は、ドリルビットチャックまたは収集(collect)との各スタックのキャップ547の相互作用を可能にするために、ターン556の上面から上方に突出するブッシング558内に保持される。POAデカール557は、図示されるとおり、ベース552の内部内にプレート544を一時的に密閉するために、使用されてもよい。
【0040】
タレット556は、ベース552によって保持される回転カバー554に保持され、したがって誤ってタレットまたはカバーのいずれかをキットから持ち上げ、プレートを曝すことはできない。カバー544が回転すると、その周辺縁部は、ベース552の上部縁部に沿って摺動する。タレットが回転すると、その外縁は、カバーに対して摺動する。
図14Cに示されるとおり、カバー554およびタレット556の両方は、その回転を可能にする一方で、汚染物質の進入を防止するためにラビリンスシール555を使用する。ラビリンスシールは、気密ではないが、汚染物質が実質的な力なしには容易に通らない、蛇行した経路を作り出す。ガイド製作プロセス中に汚染物質から空間を密閉するために、すべての回転表面が密閉される。タレット556およびカバー554は、可動部分で回転し、固定部分に沿って摺動する可撓性のプラスチックスカートで密閉される。穿孔および摩擦溶接プロセスのためにスピンおよび摺動するキャップ547は、高い信頼性の気密シールを提供するエラストマーリング、例えばシリコーンOリング559の対で密閉される。
【0041】
清潔な環境は、タレットを通過するキャップの周りと同様に、ベース/カバーおよびカバー/タレット接合部の周りのシールの包含によって製造するオンサイトガイドの間、維持される。
図15Aに示されるシールは、ガイドの製作中に清潔なバリアを維持し、MRI室中へ輸送するためにのみ必要であることに留意されたい。
【0042】
キャップ547は、タレット556におけるシール559を通して突出するドリルビット541およびガイドチューブ543の延伸部である。ガイド製作機械(GFM)は、前の設計と同様にキャップおよびドリルをつかみ得る。キャップ547は、Oリングシールの対の中に据えられ、気密シールを維持する一方で、キャップが回転し、摺動することを可能にする。Oリングは、シリコーン、ブナニトリル、または他のエラストマーで作成されてもよい。
図3の下に示されるリングの断面は、リングが2つの表面の間で押されるときに変形する。これは、多くのシリンジで使用される摺動シールと同じタイプである。
【0043】
図16は、タレット556およびカバー554の下にあることを示唆するために透視図で図示されたプレート544に対して相対的な回転設計の運動学を概念的に図示する。2つの回転ピース、タレット556およびカバー554は、2つの仮想リンク(または線分)と同等である。リンクが等しい長さ(ビット円がカバーの中央を横切る)であり、リンク1+リンク2の長さの合計が少なくともカバー中央からカバー上の最も遠い点への距離である場合、ビットは、プレート544上のいずれの点の上にも位置付けられ得る。タレット556およびカバー554を独立に回転させることによって、ビット541のいずれも、プレート544上のいずれの点の上にも位置付けられ得、6つのガイドチューブ543をプレート544上の所望の位置に置くことを可能にする。このプロセスは、ビットを含む円がカバーの回転の中央を通過すること、および、カバー回転の中央からタレット回転の中央への距離とビット円の半径との合計が少なくともプレート中央からプレートの角への距離と同じ大きさであることを要する。
【0044】
GFM600におけるxyzトラバースは、例えば円形の経路と協調して動き得る3つのロボットステージを含む。ドリルビットおよびガイドチューブを所望の場所に位置付けるために、xyzステージ(単数、複数)は、ドリルチャックでパドル553および551を押して、
図17A−Bに示されるとおりタレット556および回転カバー554を回転させる。
図17Aにおいて、ドリルコレットは、パドル551を押し、カバー554を回転させる。
図17Bにおいて、ドリルコレットは、パドル553を押し、タレット556を回転させる。
【0045】
図18A−Hは、プロセス順序を概念的に図示し、機械600は、それによってガイドチューブ43をプレート544上の所望の場所に置くキット550からカスタム針ガイドを生成するために使用され、穿孔および溶接は、密閉されたブッシング558を通して作動することによって達成される。
図18A−Hにおける画像の例示的な順序において、カバー554およびタレット556は、360度回転することを想定する。すべてのステップは、ガイド製作機械(GFM)600におけるコンピュータ制御されたX、YおよびZアクチュエータ560、562および564のそれぞれによって実行される。
【0046】
キット550は、外側滅菌パッケージ517の内側に送られる。
図18Aに図示されるとおり、使用前に、キット517は、その包装から除去される。
図18Bに図示されるとおり、キット517は、GFM600に置かれる。
図18Cに図示されるとおり、ドリルは、カバーパドル551の横に降下され、ならびに、カバー554を回転的に動かすためにカバーパドルを、およびタレット556を回転的に動かすためにタレットパドル553を使用し、プレート544上の所望のガイド場所の上にスタック542を位置付ける。次に、ドリルチャックは、スタックの上に再び位置付けられ、および、そのキャップ547の上に降下される。そして、
図18Dに図示されるとおり、自動チャックは、アクティベートされ、キャップ547をつかむ。
図18E−Fに図示されるとおり、ドリルはビット541をスピンさせて降下する。ドリルビット541は、摩擦によってプレート544を加熱し、それがプレート544を通過するように穴を作り出す。穴が作り出された後、スピンするスタック542は、ガイドチューブ543のフランジがプレート108に到達するまで前進し続ける。フランジとプレート544との間の摩擦は、それぞれのプラスチックの薄い層を溶かす。ガイドチューブ543がプレート544中へ溶接されると、ドリルは、引込められる。チャックはキャップを把持しているため、キャップ547およびピン548は、スタック542から引かれる。ドリルビット544は、プレートの下のトレイ中へ落ちる。前述のステップは、プレート544中へ挿入される各ガイドチューブ543のために繰り返される。
【0047】
臨床使用において、キット550は、密閉された外側パッケージ517に収容されるだろう。処置の開始時に、技術者は、外側パッケージを開き、キット550を除去し、ガイド製作機械600に置くだろう。バリアは、内部構成要素の汚染を防止する。カスタム針ガイドが製作されると、キットは、機械から除去される。キットの外側は清潔でないが、バリアはまだ損なわれておらず、また、内側の構成要素は清潔である。キットは、手術室に輸送される。放射線技師がフレームにおいて針ガイドを設置し、生検を行う準備ができたら、技術者は、キット550から接着カバー557を除去し、放射線技師は、滅菌の手袋をした手で、使用のためにカスタム製作された針ガイドを除去するだろう。GFM600は、典型的にはMRI手術室に隣接した部屋に置かれるだろう。機械は、清潔だが滅菌されないで維持されるだろう。記載されるキットおよびシールの周りの主なバリアは、パッケージが開かれたときから、放射線技師がプレート544を除去するためにデカール557が剥がされるまで、針ガイド構成要素を隔離するのを助ける。
【0048】
読む者は、開示される製作プロセスが、針ガイドキットの部品を完全に包囲するバリアを包含し、摩擦穿孔および溶接が、密閉されたブッシングを通して作動することによって達成されることを理解するだろう。
【0049】
図19は、カスタム製作される針ガイドが、手術室において外側パッケージから除去されるまで、外部環境において浮遊物および表面汚染物質から完全に隔離されたままであることを可能にする可撓性バリアを備えた他のキット570を図示する。1つの態様において、針ガイドキット570は、その中の内面においてプレート574を保持するトレイ571を含んでもよい。例えば摺動可能なトラックを使用してX軸およびY軸の両方において摺動可能な上側トレイ573が、下側トレイ571の上に摺動可能に固定されている。1以上のスタック542は、前記のとおり上側トレイ573の上部に固定され、可撓性バリア575は、トレイ571および上側トレイ573の周りに配置され、スタック542のキャップ547がそこから突出することを可能にするために上部ケース573の上部に密閉される。可撓性バリア575は、製作プロセスの後にプレート574の除去を可能にするために、さらに下側トレイ571の開放端の周りに密閉される。剥がしデカール577は、製作プロセスの完了前に、下側トレイ571の開放端をカバーするために使用されてもよい。可撓性バリア575は、上側トレイ573が製作プロセス中にプレート574の表面に対して相対的にX軸およびY軸に沿って動かされてもよく、および、薄い可撓性のある抗菌材料から作成されてもよいように、十分に大きく寸法決めされる。スタック542は、キット550のブッシング558と同一のブッシングに配置される。2つの方向に並進される場合、ビット541はすべて上側トレイ573に保たれる。GFM600のxyzステージは、自動化されたチャックを使用してスタック542のキャップ547をつかみ、それらを使用して、スタックがプレート574上の所望の場所の上に来るまで上側トレイ573を動かす。
【0050】
図20A−Fは、キット570を使用してプレート574上の所望の場所にガイドチューブを置くためのプロセスを描き、簡略化のために、下側トレイ571を上側トレイ573に固定するトラックを示さない。すべてのステップは、キット530および
図12を参照した記載に実質的に似た仕方において、ガイド製作機械600におけるコンピュータ制御されたアクチュエータによって実行される。ドリルは、キャップ547の上に来るまで降下される。そして、自動チャックは、アクティベートされ、キャップ、したがってスタック542全体をつかむ。スタックは、ガイドチューブ543が置かれる場所の上に再び位置付けられる。この動作は、必要に応じて全体のプレート574をカバーするために2次元にあるが、ここでは説明の目的のために1つの軸にのみ示される。ドリルがスタックの構成要素を動かすにつれ、可撓性のある滅菌バリア575は、必要に応じて動作に対応するために変形し、したがって製作プロセスの全体に渡って密閉されたバリアのままであることに留意されたい。ドリルは、スタック542をスピンさせ、降下させる。ドリルビットは、摩擦によってプレート574を加熱し、それがプレートを通過するように穴を作り出す。穴が作り出された後、スピンするスタックは、ガイドチューブのフランジがプレートに到達するまで前進し続ける。フランジとプレートとの間の摩擦は、それぞれ上にプラスチックの薄い層を溶かす。ドリルは停止し、部品が冷却されることを可能にする。ガイドチューブは、プレート中へ摩擦溶接される。穿孔、溶接、および冷却を包含するプロセス全体は、約10秒かかる。ガイドチューブがプレート中に溶接されると、ドリルは、引込められる。チャックがキャップを把持しているため、キャップおよびピンは、スタックから引かれる。ドリルビットは、トレイ中へプレートの下に落ちる。
【0051】
他の態様において、開示される装置および技術は、前立腺がんの生検または治療を要する他のMRIガイド処置における使用のために拡張される。
【0052】
開示の真の精神および範囲から逸脱することなく、様々な構成要素の値または接続のノードの置換を包含する、本明細書で開示される装置およびプロセスへの変更が生じてもよいことは、当業者には明らかであろう。