【実施例】
【0020】
実施例
実施例1 直接圧縮のための製剤
第一級アミノ基を有する活性DPP IVインヒビター成分及びステアリン酸マグネシウムを除いた他の全ての賦形剤を高剪断力のブレンダー中でブレンドする。このプレミックスを1mmふるいを通してふるいにかける。ステアリン酸マグネシウムを添加した後、プレミックスをフリーフォールブレンダー中でブレンドし、最終ブレンドを製造する。最終ブレンドを適切な打錠機を用いて錠剤に圧縮する。以下の組成物を得ることができる。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
実施例2: 直接圧縮のための他の製剤
第一級アミノ基を有する活性DPP IVインヒビター成分とステアリン酸マグネシウムを除く他の全ての賦形剤を、高剪断力のブレンダー中でブレンドする。このプレミックスを1mmふるいを通してふるいにかける。ステアリン酸マグネシウムを添加した後、プレミックスをフリーフォールブレンダー中でブレンドして、最終ブレンドを製造する。最終ブレンドを、適切な打錠機を用いて錠剤に圧縮する。以下の組成を得ることができる:
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
実施例3− 錠剤
コポビドンを室温で精製水中に溶解させ、造粒液体を製造する。第一級アミノ基を有する活性DPP IVインヒビター成分、マンニトール及びアルファ化したデンプンの一部を、適切なミキサー中でブレンドし、プレミックスを製造する。プレミックスを造粒液体で湿らせ、次いで造粒する。湿った粒を任意で1.6-3.0mmのメッシュサイズを有するふるいを通してふるいにかけても良い。乾燥における2-5%の質量減少に対応する残留水分含量になるまで粒を55℃の適切な乾燥機中で乾燥する。乾燥した粒を、1.0mmのメッシュサイズを有するふるいをとおしてふるいにかける。粒を適切なミキサー中でアルファ化したデンプンの一部とブレンドする。細かくするために1.0mmふるいを通した後に、ステアリン酸マグネシウムをこのブレンドに添加する。次いで、最終ブレンドを適切なミキサー中で最終ブレンドすることにより製造し、錠剤に圧縮する。以下の錠剤組成物を得ることができる:
【0027】
【表5】
【0028】
実施例4−被覆錠剤
コポビドンを室温で精製水中に溶解させ、造粒液体を製造する。第一級アミノ基を有する活性DPP IVインヒビター成分、マンニトール、アルファ化したデンプン及びトウモロコシデンプンを適切なミキサー中でブレンドし、プレミックスを製造する。プレミックスを造粒液体で湿らせて、次いで高剪断力のミキサーを用いて造粒する。湿った粒を任意で、1.6-3.0mmのメッシュサイズを有するふるいを通してふるいにかける。粒を約60℃の流動床乾燥機中で、2-4%の乾燥値の質量減少が得られるまで乾燥する。最終ブレンドを錠剤コアに圧縮する。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、タルク、二酸化チタン及び酸化鉄を、室温で適切なミキサー中で精製水中で懸濁し、コーティング懸濁液を製造する。錠剤コアをコーティング懸濁液を用いて、約3%質量が増加するまで被覆して、フィルム被覆錠剤を製造する。以下の錠剤組成物を得ることができる:
【0029】
【表6】
【0030】
実施例5−錠剤
コポビドンを室温で精製水中に溶解させ、造粒液体を製造する。第一級アミノ基を有する活性DPP IVインヒビター成分、マンニトール及びアルファ化したデンプンを適切なミキサー中でブレンドし、プレミックスを製造する。プレミックスを造粒液体で湿らせて、次いで造粒する。湿った粒を任意で適切なふるいを通してふるいにかけても良い。粒を約50℃の適切な乾燥機中で3-5%の乾燥値の質量減少が得られるまで乾燥する。乾燥した粒を、1.0mmのメッシュサイズを有するふるいを通してふるいにかける。
ステアリン酸マグネシウムを1.0mmふるいに通し、粒に添加する。次いで、最終ブレンドを、適切なブレンダー中で最終ブレンドする事により製造し、最終ブレンドを錠剤に圧縮する。以下の錠剤組成物を得ることができる:
【0031】
【表7】
【0032】
実施例6−錠剤のバリエーション
コポビドンを室温で精製水中に溶解させ、造粒液体を製造する。第一級アミノ基を有する活性DPP IVインヒビター成分、マンニトールの一部、アルファ化したデンプン及びトウモロコシデンプンを、適切なミキサー中でブレンドし、プレミックスを製造する。プレミックスを造粒液体で湿らせ次いで造粒する。湿った粒を適切なふるいを通してふるいにかける。1-4%の乾燥値の質量減少が得られるまで、粒を約60℃の内部大気温度の流動床乾燥機中で乾燥する。乾燥した粒を、1.0mmメッシュサイズを有するふるいを通してふるいにかける。
ステアリン酸マグネシウムを細かくするためにふるいに押し通して、粒に添加する。更に、賦形剤の残りの部分をこの工程で錠剤の外側に添加する。次いで、最終ブレンドを、適切なブレンダー中で最終ブレンドすることにより製造し、錠剤コアに圧縮する。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、タルク、二酸化チタン及び酸化鉄を、室温で適切なミキサー中で精製水中で懸濁し、コーティング懸濁液を製造する。錠剤コアをコーティング懸濁液を用いて、約3%質量が増加するまで被覆して、フィルム被覆錠剤を製造する。以下の錠剤組成物のバリエーションを得ることができる:
【0033】
実施例6.1- 錠剤の外側に賦形剤を有する製剤のバリエーション
【表8】
【0034】
実施例6.2−付加的な錠剤の外側の錠剤分解物質を有する製剤のバリエーション
【0035】
実施例6.3−高投与量の製剤D
【表9】
【0036】
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕
活性成分としてアミノ基を有するDPP IVインヒビター化合物又はその塩、第一の希釈剤、第二の希釈剤、結合剤、錠剤分解物質及び滑剤を含む医薬組成物。
〔2〕
付加的な錠剤分解物質を含む、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔3〕
付加的な流動促進剤を含む、〔1〕又は〔2〕に記載の医薬組成物。
〔4〕
希釈剤が、セルロースパウダー、第二カルシウムホスフェート無水物、第二カルシウムホスフェート二水和物、エリスリトール、置換度の低いヒドロキシプロピルセルロース、マンニトール、アルファ化したデンプン又はキシリトールである、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔5〕
滑剤がタルク、ポリエチレングリコール、ベヘン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、水素化したキャスター油又はステアリン酸マグネシウムである、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔6〕
結合剤が、コポビドン(ビニルピロリドンと他のビニル誘導体のコポリマー)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)又はポリビニルピロリドン(ポビドン)である、〔2〕に記載の医薬組成物。
〔7〕
錠剤分解物質がトウモロコシデンプンである、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔8〕
付加的な錠剤分解物質がクロスポビドンである、〔2〕に記載の医薬組成物。
〔9〕
任意の流動促進剤がコロイダル二酸化ケイ素である、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔10〕
第一の希釈剤がマンニトールであり、第二の希釈剤がアルファ化したデンプンであり、結合剤がコポビドンであり、錠剤分解物質がトウモロコシデンプンであり、及び滑剤がステアリン酸マグネシウムである、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔11〕
0.5-20% 活性成分、
40-88% 希釈剤1、
3-40% 希釈剤2
1-5% 結合剤、
5-15% 錠剤分解物質、及び
0.1-4% 滑剤
を含んだ、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔12〕
0.5-7% 活性成分、
50-75% 希釈剤1、
5-15% 希釈剤2
2-4% 結合剤、
8-12% 錠剤分解物質、及び
0.5-2% 滑剤
を含んだ〔1〕に記載の医薬組成物。
〔13〕
カプセル、錠剤又はフィルム被覆錠剤の投与形態にある、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔14〕
2-4%のフィルムコートを含む、〔13〕に記載の医薬組成物。
〔15〕
フィルムコートが、フィルム形成剤、可塑剤、流動促進剤及び任意で1以上の顔料を含む、〔1〕に記載の医薬組成物。
〔16〕
フィルムコートが、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ポリエチレングリコール(PEG)、タルク、二酸化チタン及び酸化鉄を含む、〔15〕に記載の医薬組成物。
〔17〕
以下の工程を含んだ〔1〕に記載の医薬組成物の調製方法:
a.結合剤を溶媒に溶解させて造粒液体を製造する工程;
b.DPP IVインヒビター、希釈剤及び錠剤分解物質をブレンドして、プレミックスを製造する工程;
c.プレミックスを造粒液体で湿らせ、次いで湿らせたプレミックスを造粒する工程;
d.少なくとも1.0mmのメッシュサイズを有するふるいを通して造粒したプレミックスをふるいにかけても良い任意の工程;
e.1-5%の範囲の乾燥値における所望の質量減少が得られるまで、約40-75℃で粒を乾燥する工程;
f.少なくとも0.6mmのメッシュサイズを有するふるいを通して乾燥した粒をふるいにかける工程;
g.粒に滑剤を添加して最終ブレンドを行う工程。
〔18〕
更に以下を含む、〔17〕に記載の方法:
h.最終ブレンドを錠剤コアに圧縮する行程;
i.コーティング懸濁液を調製する工程;
j.錠剤コアをコーティング懸濁液を用いて約2-4%質量が増加するまでコーティングし、フィルム被覆錠剤を製造する工程。
〔19〕
賦形剤の一部を、工程gの最終ブレンドの前に錠剤の外側に添加する、〔17〕に記載の方法。
〔20〕
工程a−eで製造された粒を、ワンポット高剪断力造粒法で生成し次いでワンポット造粒機中で乾燥する、〔17〕に記載の方法。
【0037】
本発明のさらなる別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕活性成分として、
・1-[(4-メチル-キナゾリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-(3-(R)-アミノ-ピペリジン-1-イル)キサンチン、
・1-[([1,5]ナフチリジン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、
・1-[(キナゾリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、
・2-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-3-(ブタ-2-イニル)-5-(4-メチル-キナゾリン-2-イルメチル)-3,5-ジヒドロ-イミダゾ[4,5-d]ピリダジン-4-オン、
・1-[(4-メチル-キナゾリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-[(2-アミノ-2-メチル-プロピル)-メチルアミノ]-キサンチン、
・1-[(3-シアノ-キノリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、
・1-(2-シアノ-ベンジル)-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、
・1-[(4-メチル-キナゾリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-[(S)-(2-アミノ-プロピル)-メチルアミノ]-キサンチン、
・1-[(3-シアノ-ピリジン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、
・1-[(4-メチル-ピリミジン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、
・1-[(4,6-ジメチル-ピリミジン-2-イル)-メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、及び
・1-[(キノキサリン-6-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-((R)-3-アミノ-ピペリジン-1-イル)-キサンチン、
から選択されるDPP IVインヒビター化合物又はその塩、第一の希釈剤、第二の希釈剤、結合剤、錠剤分解物質及び滑剤を含む医薬組成物であって、前記DPP IVインヒビターが0.5mg〜10mgの量で存在し、及び、前記希釈剤が、セルロースパウダー、第二カルシウムホスフェート無水物、第二カルシウムホスフェート二水和物、エリスリトール、置換度の低いヒドロキシプロピルセルロース、マンニトール、アルファ化したデンプン及びキシリトールから選択され、但し前記医薬組成物は、DPP IVインヒビター化合物又はその塩と、マンニトールである第一の希釈剤、アルファ化したデンプンである第二の希釈剤、コポビドンである結合剤、トウモロコシデンプンである錠剤分解物質及びステアリン酸マグネシウムである滑剤とを共に含むものではない、医薬組成物。
〔2〕付加的な錠剤分解物質を含む、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔3〕付加的な流動促進剤を含む、前記〔1〕又は〔2〕に記載の医薬組成物。
〔4〕希釈剤が、エリスリトール、置換度の低いヒドロキシプロピルセルロース、マンニトール、アルファ化したデンプン及びキシリトールから選択される、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔5〕滑剤がタルク、ポリエチレングリコール、ベヘン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、水素化したキャスター油又はステアリン酸マグネシウムである、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔6〕結合剤が、コポビドン(ビニルピロリドンと他のビニル誘導体のコポリマー)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)又はポリビニルピロリドン(ポビドン)である、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔7〕錠剤分解物質がトウモロコシデンプンである、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔8〕付加的な錠剤分解物質がクロスポビドンである、前記〔2〕に記載の医薬組成物。
〔9〕任意の流動促進剤がコロイダル二酸化ケイ素である、前記〔3〕に記載の医薬組成物。
〔10〕第一の希釈剤がマンニトールであり、及び第二の希釈剤がアルファ化したデンプンである、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔11〕
0.5-20% 活性成分、
40-88% 希釈剤1、
3-40% 希釈剤2
1-5% 結合剤、
5-15% 錠剤分解物質、及び
0.1-4% 滑剤
を含む、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔12〕
0.5-7% 活性成分、
50-75% 希釈剤1、
5-15% 希釈剤2
2-4% 結合剤、
8-12% 錠剤分解物質、及び
0.5-2% 滑剤
を含む、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔13〕カプセル、錠剤又はフィルム被覆錠剤の投与形態にある、前記〔1〕に記載の医薬組成物。
〔14〕2-4%のフィルムコートを含む、前記〔13〕に記載の医薬組成物。
〔15〕フィルムコートが、フィルム形成剤、可塑剤、流動促進剤及び任意で1以上の顔料を含む、前記〔14〕に記載の医薬組成物。
〔16〕フィルムコートが、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ポリエチレングリコール(PEG)、タルク、二酸化チタン及び酸化鉄を含む、前記〔15〕に記載の医薬組成物。
〔17〕以下の工程を含んだ前記〔1〕に記載の医薬組成物の調製方法:
a.結合剤を溶媒に溶解させて造粒液体を製造する工程;
b.DPP IVインヒビター、希釈剤及び錠剤分解物質をブレンドして、プレミックスを製造する工程;
c.プレミックスを造粒液体で湿らせ、次いで湿らせたプレミックスを造粒する工程;
d.少なくとも1.0mmのメッシュサイズを有するふるいを通して造粒したプレミックスをふるいにかけても良い任意の工程;
e.1-5%の範囲の乾燥値における所望の質量減少が得られるまで、約40-75℃で粒を乾燥する工程;
f.少なくとも0.6mmのメッシュサイズを有するふるいを通して乾燥した粒をふるいにかける工程;
g.粒に滑剤を添加して最終ブレンドを行う工程。
〔18〕更に以下を含む、前記〔17〕に記載の方法:
h.最終ブレンドを錠剤コアに圧縮する行程;
i.コーティング懸濁液を調製する工程;
j.錠剤コアをコーティング懸濁液を用いて約2-4%質量が増加するまでコーティングし、フィルム被覆錠剤を製造する工程。
〔19〕賦形剤の一部を、工程gの最終ブレンドの前に錠剤の外側に添加する、前記〔17〕に記載の方法。
〔20〕工程a−eで製造された粒を、ワンポット高剪断力造粒法で生成し次いでワンポット造粒機中で乾燥する、前記〔17〕に記載の方法。
〔21〕前記結合剤が、コポビドン(ビニルピロリドンと他のビニル誘導体のコポリマー)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、アルファ化したデンプン、及び置換度の低いヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC)から選択され、前記錠剤分解物質が、トウモロコシデンプン、クロスポビドン、置換度の低いヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC)及びアルファ化したデンプンから選択され、及び/又は、前記滑剤が、タルク、ポリエチレングリコール、ベヘン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、水素化したキャスター油及びステアリン酸マグネシウムから選択される、前記〔1〕〜〔16〕のいずれかに記載の医薬組成物。
〔22〕前記DPP IVインヒビターが、1-[(4-メチル-キナゾリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-(3-(R)-アミノ-ピペリジン-1-イル)キサンチンである、前記〔1〕〜〔16〕及び〔21〕のいずれかに記載の医薬組成物。
〔23〕前記結合剤が、コポビドン(ビニルピロリドンと他のビニル誘導体のコポリマー)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ポリビニルピロリドン(ポビドン)、アルファ化したデンプン、及び置換度の低いヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC)から選択され、前記錠剤分解物質が、トウモロコシデンプン、クロスポビドン、置換度の低いヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC)及びアルファ化したデンプンから選択され、及び/又は、前記滑剤が、タルク、ポリエチレングリコール、ベヘン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、水素化したキャスター油及びステアリン酸マグネシウムから選択される、前記〔17〕〜〔20〕のいずれかに記載の方法。
〔24〕前記DPP IVインヒビターが、1-[(4-メチル-キナゾリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-(3-(R)-アミノ-ピペリジン-1-イル)キサンチンである、前記〔17〕〜〔20〕及び〔23〕のいずれかに記載の方法。
〔25〕前記DPP IVインヒビターが、0.5mg、1mg、2.5mg、5mg又は10mgの量で存在する、前記〔1〕〜〔16〕、〔21〕及び〔22〕のいずれかに記載の医薬組成物。
〔26〕前記DPP IVインヒビターが、0.5mg、1mg、2.5mg、5mg又は10mgの量で存在する、前記〔17〕〜〔20〕、〔23〕及び〔24〕のいずれかに記載の方法。