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▶ 金城 良彦の特許一覧

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  • 特開-ウェイト付クランクアーム 図1
  • 特開-ウェイト付クランクアーム 図2
  • 特開-ウェイト付クランクアーム 図3
  • 特開-ウェイト付クランクアーム 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022101417
(43)【公開日】2022-07-06
(54)【発明の名称】ウェイト付クランクアーム
(51)【国際特許分類】
   B62M 1/36 20130101AFI20220628BHJP
   B62M 3/00 20060101ALI20220628BHJP
【FI】
B62M1/36
B62M3/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020220088
(22)【出願日】2020-12-17
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-06-27
(71)【出願人】
【識別番号】521045818
【氏名又は名称】金城 良彦
(72)【発明者】
【氏名】金城 良彦
(57)【要約】
【課題】自転車の発進時の漕ぎ出し負荷を移動式ウェイト付タイミングベルトを使い漕ぐ力をアシストすることを提供する。
【解決手段】自転車ペダルの軸を一体化したペダル(1)とタイミングプーリー(2・3・4)を使いタイミングベルトを掛けクランクが1回転した時にペダル側プーリー(2)も1回転することでベルトを回転させる動力が生まれウェイト付タイミングベルト(9)がクランクアームの角度によってウェイトの位置と回転周期を一定に移動することで漕ぐ時の負荷を軽減することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自転車のペダル軸を一体化させたペダル(1)と別体のタイミングプーリー(2)をクランクアーム(6)のペダル取付部に挟み込む形でペダル(1)とタイミングプーリー(2)を連結させて回転できるように固定してクランクが1回転するとペダル側プーリー(2)も1回転することを特徴とするプーリー付ペダル装置
【請求項2】
請求項1に記載のプーリー付ペダルを使いクランクアームのペダル取付部が楕円形になっておりベルト調整ができるようにしてタイミングプーリー(2)とタイミングプーリー(3)をタイミングベルトでつなぎウェイト付タイミングベルト(9)が回転することによって自転車の漕ぎ出し時と戻り時でウェイトの位置が可変することを特徴とする装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車の漕ぎ出し負荷をウェイト付ベルトを回転させて運転者の脚力をアシストする事に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の自転車は、発進時に脚力に負荷がかかるため変速ギアを使い発進を軽くしたりギア自体を小さな物にしたりして漕ぎ出し負荷を軽減するように構成されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】特開2013-86535(P2013-86535A)
【非特許文献2】特開2010-076512(P2010-76512A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の自転車は、変速や小型のギアを使うと軽く回転するがその分多く回転させなければ進まないが上記のテコの原理では、クランクアームの長さが変わると漕ぎにくくなりまた一定の動きの重りでは、左右の漕ぎ出し時に常にどちらかに負荷がかかる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するために従来のペダルは、ペダル本体の軸が回転していたが本発明は、ペダル軸がペダルと一体式にする事でペダル(1)とプーリー(2)が連結して回転する動力を利用してウェイト付ベルトを動かしてクランクアームの角度の変化と同じにウェイトの位置が変わることで左右のペダルを漕ぎ出す時に常に適正な位置でウエイトが移動できるため右側ペダルを漕ぎ出す時は、クランクアーム先端にウエイトが移動して左側ペダルのクランクアームではクランク軸側にウェイトが移動する。
【発明の効果】
【0006】
電動自転車ほどの効果は無いがペダルとプーリーを連結する事によって従来にない回転運動が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 右クランクアームとプーリー
図2】 右クランクアーム分解図
図3】 左クランクアーム分解図
図4】 上から見た時の左右クランクアームとプーリー
【発明を実施するための形態】
【0008】
図2に示すようにタイミングベルト(8)は回転周期を一致させタイミングベルト(9)はそれにウエイトが固定されていてベルトテンショナー(7)で調整ができる。
【0009】
またプーリーとベルトを交換してチェーン駆動にすればベルト駆動よりも幅を狭めることができる。
【0010】
図1に示すようにペダル(1)とプーリー(2)を連結させて回転できるようにしてプーリー(3)は大・小2段プーリーになっており常にプーリー(2)からの動力で回転することができプーリー(4)は常に自由回転ができるように固定する。
【0011】
図1に示すようにプーリー(2)とプーリー(3)の小側にタイミングベルトを掛けプーリー(3)の大側とプーリー(4)にウェイト付タイミングベルトを掛けることによってペダル(1)が回転するとベルトが動くことができる。
【符号の説明】
【0012】
1 無回転ペダル
2 タイミングプーリー大
3 2段タイミングプーリー
4 タイミングプーリー小
5 クランクギア
6 クランクアーム
7 ベアリング付テンショナー
8 タイミングベルト
9 ウェイト付タイミングベルト
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2021-11-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項 】
ペダル軸を一体化させたペダル(1)と別体のタイミングプーリー(2)をクランクアーム(6)のペダル取付部にベアリング(7)を挟み込む形でペダル(1)とタイミングプーリ(2)を運結させてペダル軸(1)に自由回転するタイミングプーリ(4)を固定してクランク軸が1回転した時にタイミングプーリー(2)も1回転する事からプーリー(2)2段プーリー小側(3)をベルト(8)でつなぎプーリー(4)と2段プーリー大側(3)にウェイト付タイミングベルト(9)をつなぎ(8)(9)が回転しベルト(9)のウェイトが自転車の漕ぎ出し時にはクランクアーム先端に移動して戻り時にはクランクアーム軸の方にウェイトが移動する事を特徴とする装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
図2に示すようにタイミングベルト(8)は回転周期を一致させタイミングベルト(9)はベルトにウェイトが固定されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
ペダル軸1体式ペダル
2 タイミングプーリー大
3 2段タイミングプーリー
4 タイミングプーリー小
5 クランクギァ
6 クランクアーム
ベアリング
8 タイミングベルト
9 ウェイト付タイミングベルト
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2022-04-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペダル軸を一体化させたペダル(1)と別体のタイミングプーリー(2)をクランクアーム(6)のペダル取付部にベアリング(7)を挟み込む形でペダル(1)とタイミングプーリー(2)を連結させてペダル軸(1)に自由回転するプーリー(4)を固定してクランク軸が1回転した時にタイミングプーリー(2)も1回転する事からタイミングプーリー(2)2段プーリー小側(3)をベルト(8)でつなぎプーリー(4)と2段プーリー大側(3)にウェイト付タイミングベルト(9)をつなぎベルト(8)とウェイト付タイミングベルト(9)が回転しウェイト付タイミングベルト(9)のウェイトが自転車の漕ぎ出し時にはクランクアーム先端に移動して戻り時にはクランクアーム軸の方にウェイトが移動する事を特徴とする装置