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  • 特開-組立式ルーレット 図1
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  • 特開-組立式ルーレット 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022101421
(43)【公開日】2022-07-06
(54)【発明の名称】組立式ルーレット
(51)【国際特許分類】
   A63H 33/00 20060101AFI20220629BHJP
【FI】
A63H33/00 303A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021024158
(22)【出願日】2021-02-18
【出願変更の表示】U 2020005587の変更
【原出願日】2020-12-24
(71)【出願人】
【識別番号】503440945
【氏名又は名称】株式会社紙宇宙
(74)【代理人】
【識別番号】110003063
【氏名又は名称】特許業務法人牛木国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100063819
【氏名又は名称】牛木 理一
(72)【発明者】
【氏名】村上 貴子
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150CA25
2C150DA39
2C150DK17
2C150FB04
2C150FB30
(57)【要約】
【課題】 本発明は、幼児や児童などの子供が簡単に組み立てて使用することができるルーレットに関するものである。
【解決手段】 本発明に係る物品は、回転中央孔部に軸部材Bを嵌挿した状態のものを台座部材Cの任意位置に取り付けているものであり、回転部材Aの中心部には軸部材が挿入されているのである。前記回転部材の回転中央孔部には軸部材を差し込み、前記軸部材に取付けた回転部材は台座部材の任意位置に取付けられるようにする。
【選択図】 図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転部材の回転中央孔部に軸部材を嵌挿した状態のものを、台座部材の任意位置に取り付けるように成ることを特徴とする組立式ルーレット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、幼児や児童などの子供が簡単に組み立てて使用することができるルーレットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
「ルーレット」と一般に称する遊具は、回転する円盤に球をころがしたり、又は円盤状の棒を回して、止まった位置によって勝負する遊具であるところ、このような用具に関する物品は公知の特許文献の中には見当たらないが、類似する物品分野としては、次のような考案が印刷会社によって実用新案登録出願されていた。しかしながら、これは本発明とはその目的,機能及び効果において全く異なるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭57-46416号公報
【0004】
多角形箱と称するこの考案は、前後板4,2、側板3,5及び貼着片1から成るケース状箱において、前後板4,2の上下左右側部に斜折曲線bを設けることによって中央折線dを有する三角隅部cを形成し、側板3,5の中央部に斜折曲線bと連通する2本の横折曲線eを設け、かつ前後板4,2の上下端の中央部に蓋6、舌片7或いは凸片8を連設し、側板5の上下端に係止片9を連設して成る多角形箱であり、また回転板11を前板4の中心部に回動自在に軸着して成る多角形箱である。
【0005】
したがって、この公知文献における考案は、実質的には本発明が目的とするところとは別異の目的及び効果を有するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、幼児等の子供でも簡単に組み立てて使用することができるルーレットを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、回転部材の回転中央孔部に軸部材を嵌挿した状態のものを、台座部材の任意位置に取り付けるように成るものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明にあっては、台座部材の所定箇所に設けた回転中央孔部に軸部材を挿入して取り付けることによって回転部材が自在に回転することができるから、子供は自由に遊ぶことができるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】回転部材の正面図
図2】軸部材の正面図
図3】台座部材の正面図
図4】台座部材上の回転部材と軸部材との関係を示した正面図
図5図4に示した各部材を一体に設置した使用例を示した正面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る物品は、回転部材の回転中央孔部に軸部材を嵌挿した状態のものを台座部材の任意位置に取り付けているものである。
【0011】
前記回転部材の回転中央孔部には軸部材を差し込み、その軸部材に取付けた回転部材は台座部材の任意位置に取付けられるようにする。
【実施例0012】
本発明に係る物品の構成部材は、次の三部材から成る。
【0013】
Aは回転部材であり、その中の1は回転操作部で、子供はこの部分を持って回転操作をする。2は回転中央孔部で、これは前記回転部材Aの中心部にあり、ここは後記軸部材Bが挿入される箇所となる。
【0014】
Bは軸部材であり、その中のb1の2か所を山折りにする。
【0015】
a部の4か所は山折りして、この4か所とも前記回転中央孔部2に上方より差込み、差込み後は下方において元の形状に戻すようにするのである。
【0016】
b2の2か所は谷折りする。
【0017】
これによって、前記回転中央孔部2に接し、回転時には円滑に作動する。
【0018】
c1及びc2の2か所を山折りする。その後は、両面接着テープにより、両山折り部を並列に接着する。
【0019】
Cは台座部材であり、前記軸部材Bに取り付けた回転部材Aは、軸部材Bの山折り部c1とc2に取り付けられた両面接着テープの片面にて台座部材Cの任意位置に取付けられるようにする。
【符号の説明】
【0020】
A 回転部材
B 軸部材
C 台座部材
1 回転操作部
2 回転中央孔部
図1
図2
図3
図4
図5