(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022101858
(43)【公開日】2022-07-07
(54)【発明の名称】車両の照明装置
(51)【国際特許分類】
B60Q 11/00 20060101AFI20220630BHJP
B60Q 1/38 20060101ALI20220630BHJP
B60Q 1/34 20060101ALI20220630BHJP
【FI】
B60Q11/00 610D
B60Q1/38 B
B60Q1/34 A
B60Q11/00 625A
B60Q11/00 635A
B60Q11/00 640A
B60Q11/00 650H
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020216208
(22)【出願日】2020-12-25
(71)【出願人】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100120514
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 雅人
(72)【発明者】
【氏名】林田 隆憲
【テーマコード(参考)】
3K339
【Fターム(参考)】
3K339AA22
3K339AA25
3K339AA38
3K339BA05
3K339BA11
3K339BA23
3K339BA28
3K339CA12
3K339DA01
3K339EA06
3K339EA09
3K339GB09
3K339GB21
3K339JA02
3K339JA04
3K339JA12
3K339JA13
3K339JA16
3K339JA18
3K339JA21
3K339JA22
3K339JA26
3K339KA11
3K339KA19
3K339KA20
3K339KA38
3K339KA39
3K339MC41
3K339MC70
3K339MC77
(57)【要約】
【課題】回路構成が煩雑になるなどの不具合を適切に回避しつつ、断線またはこれ以外の故障を適切に検出可能な機能を備えた車両の照明装置を提供する。
【解決手段】複数の第1の光源Laおよびその駆動回路2aを有する第1の照明部Baと、この第1の照明部Baに設けられた故障検出部10と、複数の第2の光源Lbおよびその駆動回路2bを有する第2の照明部Bbと、を備えており、第1および第2の照明部Ba,Bbは、信号線8cを介して互いに接続され、第1の照明部BaがECU3から点灯指示を受けたときには、複数の第1および第2の光源La,Lbは、互いに関連した所定のタイミングで点灯駆動する一方、複数の第2の光源Lbの点灯駆動時には、それらの実際の点灯駆動状況に対応する対応信号Sbが第1の照明部Baに送出され、故障検出部10は第2の照明部Bbにおける断線またはこれ以外の故障の有無を判断する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の第1の光源およびその駆動回路を有する第1の照明部と、
この第1の照明部に設けられ、かつ前記第1の照明部に断線またはこれ以外の故障がある場合に、その旨を検出して所定のECUに察知させることが可能な故障検出部と、
前記複数の第1の光源とは別の複数の第2の光源およびその駆動回路を有する第2の照明部と、
を備えており、
前記第1および第2の照明部は、信号線を介して互いに接続され、前記第1の照明部が前記ECUから所定の点灯指示を受けたときには、前記複数の第1および第2の光源は、互いに関連した所定のタイミングで点灯駆動するように構成されている一方、
前記複数の第2の光源の点灯駆動制御時においては、前記複数の第2の光源の実際の点灯駆動状況に対応する対応信号が、前記第2の照明部から前記第1の照明部に送出されることにより、前記故障検出部は、前記対応信号に基づいて前記第2の照明部における断線またはこれ以外の故障の有無を判断可能な構成とされていることを特徴とする、車両の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シーケンシャルターンランプ装置などの車両の照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両の照明装置の具体例として、特許文献1に記載されたものがある。
同文献に記載された車両の照明装置は、いずれも光源として、LEDなどの複数の発光素子を用いたターンランプなどの照明装置である。特許文献1に記載された車両の照明装置においては、複数の発光素子およびこれを点灯駆動させるための回路に断線が発生した際に、その旨を検出して、その旨の信号を所定のECU(Electronic Control Unit)に送出可能な断線検出機能が具備されている。前記ECUは、前記の信号を受信すると、ターンランプの点滅周期を通常時の点滅周期よりも短くする制御を実行する。このような構成によれば、照明装置に断線が発生したことを、車両の運転者に的確に察知させることができる。
【0003】
前記したような車両の照明装置としては、複数の照明部を組み合わせることにより、1つの照明装置を構築する場合がある。具体例を挙げると、たとえば特許文献2においては、シーケンシャルターンランプとしての1つの照明装置が、車両の車体側に設けられた固定側照明部(第1の照明部)と、車両のバックドアに設けられた可動側照明部(第2の照明部)とを組み合わせることにより構成されている。
【0004】
このような構成の照明装置の場合、複数の照明部のそれぞれには、発光素子駆動回路の断線検出機能(故障検出機能)を具備させることが要請される。ただし、そのような要請に的確に応え得る手段は、従来において提案されていない実情であった。
前記した場合において、複数の照明部のそれぞれに断線検出回路を設け、かつこの断線検出回路を車両のECUと配線接続したのでは、照明装置全体の構造が煩雑となる。さらには、照明装置との接続を図るためのECUのポート数を多くする必要も生じることとなり、照明装置全体のコストが高価となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004-9825号公報
【特許文献2】国際公開WO2018/229942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、回路構成が煩雑になるなどの不具合を適切に回避しつつ、断線またはこれ以外の故障を適切に検出可能な機能を備えた車両の照明装置を提供することを、その課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本発明により提供される車両の照明装置は、複数の第1の光源およびその駆動回路を有する第1の照明部と、この第1の照明部に設けられ、かつ前記第1の照明部に断線またはこれ以外の故障がある場合に、その旨を検出して所定のECUに察知させることが可能な故障検出部と、前記複数の第1の光源とは別の複数の第2の光源およびその駆動回路を有する第2の照明部と、を備えており、前記第1および第2の照明部は、信号線を介して互
いに接続され、前記第1の照明部が前記ECUから所定の点灯指示を受けたときには、前記複数の第1および第2の光源は、互いに関連した所定のタイミングで点灯駆動するように構成されている一方、前記複数の第2の光源の点灯駆動制御時においては、前記複数の第2の光源の実際の点灯駆動状況に対応する対応信号が、前記第2の照明部から前記第1の照明部に送出されることにより、前記故障検出部は、前記対応信号に基づいて前記第2の照明部における断線またはこれ以外の故障の有無を判断可能な構成とされていることを特徴としている。
【0009】
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、本発明の車両の照明装置は、第1および第2の照明部が組み合わされた構成とされており、たとえば第1の照明部が車両の車体に設けられ、かつ第2の照明部が、第1の照明部に隣接するようにして車両のドアに設けられるといった態様で用いることが可能である。ここで、ECUから第1の照明部に所定の点灯指示信号が送信された際には、複数の第1および第2の光源を互いに関連した所定のタイミングで点灯駆動させることが可能であるばかりか、第1の照明部に設けられている故障検出部は、第2の照明部の断線またはこれ以外の故障をも検出可能とされている。したがって、第1および第2の照明部のそれぞれに故障検出部を設けて、これらからECUに対して故障検出の旨を察知させる場合と比較すると、全体の回路構成を簡素することが可能である。また、車両の照明装置とECUとを接続するためのECUのポート数を少なくすることもできる。したがって、装置全体のコストが高価になることを、適切に防止または抑制することが可能である。
【0010】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明に係る車両の照明装置を備えた車両の一例を示す概略背面図である。
【
図2】本発明に係る車両の照明装置の一例の概略構成を示すブロック図である。
【
図3】
図2に示す車両の照明装置の要部を示す説明図である。
【
図4】(a)~(g)は、点灯指示信号およびこれに対応するLED光源の点灯駆動状態の例を示すタイムチャートである。
【
図5】(a),(b)は、駆動回路におけるスイッチ素子のH,Lと検出電圧信号との関係を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0013】
図1および
図2に示す車両の照明装置Aa,Ab(以下、単に照明装置Aa,Ab)は、車両4の後部の左右に設けられたシーケンシャルターンランプ装置として構成されている。照明装置Aa,Abは、後述する第1および第2のLED光源La,Lbが、左右対称の配置関係にあり、基本的な構成は同一である。このため、2つの照明装置Aa,Abの互いに対応する要素には同一の符号を付すこととし、以降においては、右側の照明装置Aaについて説明し、左側の照明装置Abの説明は適宜省略する。
【0014】
照明装置Aaは、
図2に示すように、第1および第2の照明部Ba,Bbを備えている。第1の照明部Baは、車両4の車体40に設けられた固定照明部であるのに対し、第2の照明部Bbは、車両4の後部開口部の開閉動作が可能なバックドア41(またはトランクリッド)に設けられた可動照明部である。
【0015】
第1の照明部Baは、複数の第1のLED光源La、その駆動回路2a、および故障検出部10を有する照明用制御部1aを備えている。第1のLED光源Laは、本発明でい
う第1の光源の例に相当し、
図3に示すように、本実施形態では、便宜的にLED光源La1~La9が具備されているものとする。
第2の照明部Bbは、複数の第2のLED光源Lb、その駆動回路2b、および照明用制御部1bを備えている。第2のLED光源Lbは、本発明でいう第2の光源の例に相当し、
図3に示すように、本実施形態では、便宜的にLED光源Lb1~Lb9が具備されているものとする。
故障検出部10は、後述するように、第1の照明部Baに加えて、第2の照明部Bbの断線検出機能を備えている。照明用制御部1bには、故障検出部10は具備されていない。また、照明用制御部1a,1bどうしは、信号線8c(相互監視線)を介して配線接続されている。
【0016】
2つの照明用制御部1a,1bは、分岐状の信号線8a(ハーネス)を介してECU3と接続されており、ECU3から2つの照明用制御部1a,1bに対して第1および第2の照明部Ba,Bbの点灯指示が可能とされている。照明用制御部1aは、信号線8b(ハーネス)を利用してECU3と接続されているが、この信号線8bは、後述するように、断線の有無をECU3に察知させるためのものである。
ECU3は、たとえば車両4のインストルメントパネルの内側などに設けられたいわゆるボディECUであり、マイクロコンピュータなどを用いて構成されている。
【0017】
複数の第1および第2のLED光源La,Lbは、
図1に示すように、車両4の後部において、略水平に並ぶように設けられており、これらが点灯駆動される際には、車幅方向中央部寄りの部分から車幅方向外方側に向けて順次点灯していくように制御される。したがって、複数の第2のLED光源Lbが順次点灯駆動した後に、これに引き続いて複数の第1のLED光源Laが順次点灯していくこととなる。
【0018】
図3に示すように、第1の照明部Baの駆動回路2aは、たとえば駆動電圧Vdが印加される配線部20aに、複数の第1のLED光源Laが直列に接続され、かつこれらに対応して複数のスイッチ素子Qが設けられた構成である。複数のスイッチ素子Qは、シフトレジスタ21からの信号によりオン・オフ切り替え可能である。複数のスイッチ素子Qの全てがオンの状態において、第1のLED光源La1に対応するスイッチ素子Qがオフにされると、第1のLED光源La1が点灯状態となる。その後に、第1のLED光源La2に対応するスイッチ素子Qがオフにされると、第1のLED光源La2が点灯状態となり、以下同様である。
【0019】
第2の照明部Bbの駆動回路2bは、前記した駆動回路2aと同様な構成であり、駆動電圧Vdが印加される配線部20bに、複数の第2のLED光源Lbが直列接続されている。これらに対応して設けられたスイッチ素子Q、およびシフトレジスタ21を利用して、複数の第2のLED光源Lbを順次点灯させていくことが可能である。
【0020】
照明用制御部1a,1bは、第1および第2の照明部Ba,Bbのそれぞれの駆動制御を担当しており、信号線8c(相互監視線)を介して互いに接続されている。車両4の運転者によってウインカ・レバーが操作されると、ECU3から所定の点灯指示信号S1が照明用制御部1a,1bに送信されるが、この場合、これらの照明用制御部1a,1bは協働し、複数の第2のLED光源Lb、および複数の第1のLED光源Laをこれらの順序で点灯させる制御を実行する。
【0021】
この点をより具体的に説明すると、前記点灯指示信号S1は、たとえば
図4(a)に示すような波形の信号とされる。照明用制御部1a,1bが、点灯指示信号S1を受信すると、同図(b)~(g)に示すように、複数の第2のLED光源Lb1~Lb9が所定の時間差Tで順序点灯駆動されてから、複数の第1のLED光源La1~La9が順次点灯
駆動される。点灯指示信号S1が継続している限り、前記した一連の動作は繰り返される。
【0022】
図3において、駆動回路2a,2bには、断線検出用の配線部22a,22bが設けられ、これらの配線部22a,22bから照明用制御部1a,1bの所定のポートに検出電圧信号Sa,Sbがそれぞれ入力するように構成されている。検出電圧信号Sa,Sbは、第1および第2のLED光源La,Lbに断線が生じた場合に、Lレベルとなる信号である。より具体的に説明すると、
図5(a)に示すように、スイッチ素子Qがオン(Lレベル)・オフ(Hレベル)される場合、同図(b)に示すように、検出電圧信号Sa(Sb)もそれに対応した電圧の変化となるが、第1および第2のLED光源La,Lbのいずれかに断線があると、スイッチ素子Qがオフである際の電圧が、Lレベルのままとなる。このことに基づき、断線が発生した旨を判断することが可能である。
【0023】
前記した断線の有無に関する判断は、故障検出部10が実行するが、既述したように、故障検出部10は、照明用制御部1aのみに具備され、照明用制御部1bには具備されていない。配線部22bから照明用制御部1bに入力した検出電圧信号Sbは、信号線8cを介して照明用制御部1aに送出され、故障検出部10に入力される。故障検出部10は、駆動回路2a,2bの双方の断線検出が可能である。
検出電圧信号Sbは、本発明でいう「複数の第2の光源の実際の点灯駆動状況に対応する対応信号」の一例に相当する。
【0024】
駆動回路2a,2bに断線が生じていない正常時においては、照明用制御部1aからECU3に対し、たとえば
図4(a)に示した点灯指示信号S1を反転させた逆位相の信号が、信号線8b(ハーネス)を介して送出されている。これに対し、駆動回路2a,2bのいずれかに断線があると判断された場合には、照明用制御部1aからECU3に送出される信号は、Lレベルが継続した信号とされる。ECU3は、そのようなLレベルの信号を受けた場合には、駆動回路2a,2bのいずれかに断線が生じていると判断し、その旨を運転者に察知させるべく、いわゆるハイフラッシャ状態を設定するなどのテルテール動作を生じさせる。
【0025】
次に、前記した照明装置Aaの作用について説明する。
【0026】
照明装置Aaは、第1および第2の照明部Ba,Bbが組み合わされており、第1の照明部Baは、車両4の車体に適切に設けることができる一方、第2の照明部Bbは、第1の照明部Baに隣接するようにして車両4のバックドア41に適切に設けることが可能である。また、照明用制御部1a,1bは、信号線8cを介して互いに接続されており、相互監視が可能であるため、ECU3から所定の点灯指示信号S1を受信したときには、複数の第1および第2のLED光源La,Lbを互いに関連させ、所望のタイミングで適切に点灯駆動させることが可能である。ここで、前記した検出電圧信号Saは、複数の第1のLED光源Laの1通りの点灯駆動が完了した旨の信号として用いるとともに、検出電圧信号Sbは、複数の第2のLED光源Lbの1通りの点灯駆動が完了した旨の信号として用いることが可能である。したがって、それらの信号Sa,Sbを照明用制御部1a,1bの相互間でやりとりすることにより、第1および第2のLED光源La,Lbのそれぞれの点灯開始タイミングを適切に制御することが可能である。
【0027】
故障検出部10は、第1の照明部Baのみに設けられているが、既述したように、第1の照明部Baのみならず、第2の照明部Bbの断線をも検出可能である。このため、第1および第2の照明部Ba,Bbのそれぞれに故障検出部10を設ける場合と比較すると、全体の構成を簡易にすることが可能である。また、断線の有無をECU3に察知させるための信号線8bは、第1の照明部Ba側にのみ接続すればよく、第2の照明部Bb側に接
続する必要はないため、ECU3のポート数、および信号線を数が多くならないようにすることも可能である。したがって、照明装置Aaの全体のコストが高価になることを適切に防止または抑制することが可能である。
前記した照明装置Aaの作用は、他方の照明装置Abについても同様に得られる。
【0028】
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両の照明装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
【0029】
上述の実施形態においては、本発明でいう「複数の第2の光源の実際の点灯駆動状況に対応する対応信号」として、複数の第2の光源が接続された配線部に、配線部22bの一端を接続し、検出電圧信号Sbを得るようにしているが、本発明はこれに限定されない。複数の第2の光源の実際の点灯駆動状況に対応する対応信号を取り出すための手段としては、種々の手段を採用することが可能である。
【0030】
上述の実施形態においては、故障検出部が断線を検出する仕様とされているが、断線に代えて、または加えて、断線以外の故障(たとえば、電気的短絡)を検出可能な構成とすることもできる。
【0031】
上述の実施形態においては、第1および第2の照明部がそれぞれ車体およびバックドアに設けられているが、本発明においては、第1および第2の照明部が設けられる具体的な位置は限定されない。
また、本発明に係る車両の照明装置は、シーケンシャルターンランプ装置に限定されず、たとえば単なる点滅方式の照明装置とすることもできる。さらに、ターンランプ装置とは別の照明装置(たとえばデイライト装置など)として構成することもできる。シーケンシャル方式とする場合、第1および第2の光源を1つずつ点灯させることに代えて、複数ずつ点灯させることもできる。
第1および第2の照明部に加え、これら以外の照明部(第3の照明部など)をさらに備えた構成とすることも可能である。
光源としては、LED光源以外の光源を用いることが可能である。複数の光源(第1および第2の光源)は、直列接続に代えて、並列接続としてもよいことは勿論である。
【符号の説明】
【0032】
Aa,Ab 車両の照明装置
Ba,Bb 第1および第2の照明部
La,Lb 第1および第2のLED光源(第1および第2の光源)
Sb 検出電圧信号(対応信号)
1a 照明用制御部
10 故障検出部
2a,2b 駆動回路
3 ECU
4 車両
8c 信号線