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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022102993
(43)【公開日】2022-07-07
(54)【発明の名称】飛沫防止パーティション。
(51)【国際特許分類】
   A47B 13/00 20060101AFI20220630BHJP
   G09B 15/00 20060101ALI20220630BHJP
   E04B 2/74 20060101ALI20220630BHJP
   A47B 17/00 20060101ALI20220630BHJP
   A47G 5/00 20060101ALI20220630BHJP
【FI】
A47B13/00 Z
G09B15/00 Z
E04B2/74 561H
A47B17/00 Z
A47G5/00 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020220078
(22)【出願日】2020-12-25
(71)【出願人】
【識別番号】520293140
【氏名又は名称】矢代 美智子
(72)【発明者】
【氏名】矢代 隆将
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053NP00
3B053NQ09
3B053NQ10
3B053SE10
(57)【要約】
【課題】 新型コロナウイルスが蔓延し、発声を伴う詩吟に制約が課されている。感染を防止し安心して詩吟の練習に励むようにするため、詩吟の訓練の場で、飛沫のまき散らしを抑制する必要がある。詩吟教室を対象に、組み立て分解が容易で持ち運び可能なパーティションの実現が喫緊の課題である。
【解決手段】基盤は、両端に貫通孔のある縦板と、中央に貫通孔を有し、両側に縦板と同一の厚みの脚部を有する2個の横板を、貫通孔の位置を併せて横板が上になるように配置した構造である。支持棒は、貫通孔よりやや小さめの断面の棒で、一端にフックが位置変更可能なように取り付けたものである。飛沫防止用の隔壁は、透明なシートを剛性のある丸棒に密着しないよう取り付けて、取り付け部分が横方向に曲がらぬようにした構造のものである。基盤に支持棒を挿入し、更に隔壁を取り付けることにより、組立、分解が容易で運搬も可能なパーティションを実現した。
【選択図】図20
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1個の貫通孔を設置面に垂直に設けた基盤部と、該貫通孔に挿入可能で、一端に垂直方向に移動可能なフックを少なくとも1個備えた棒を少なくとも1個備えた支持部と、片側の全体にわたって、少なくとも1個の剛性のある、吊り下げ用の紐を備えた物体を密着に固定するか、又は密着させずに断続的に固定するかして有するフィルム状透明シートの隔壁部と、を有し、該基盤部の該貫通孔に該支持部の該棒を挿入し、該隔壁部のフィルム状透明シートを該支持部の該棒の該フックに装着することを特徴とする飛沫防止パーティション。
【請求項2】
基盤部は、少なくとも一方は自己の厚さと同じ厚さの板を一部重ね合わせた構造の部品と他方は重なりの無い板の部品、との2個の部品を、重ね合わせた部分が下側になるように2個の部品を上下の面を向かい合わせて重ね、該重ね合わせた部分に少なくとも1個の貫通孔を設置面に垂直に設けたことを特徴とする請求項1に記載の飛沫防止パーティション。
【請求項3】
基盤部は、同じ厚さの2個の板を上下の面を向かい合わせて一部を重ね合わせて一体化し、重なり合わない部分にそれぞれ少なくとも1個ずつの設置面に垂直な貫通孔を有する部品を、一方の部品の下側の部分にある貫通孔の位置を、他方の部品の上側の部分にある貫通孔の位置に合わせて配置した構造の部分を少なくとも1ヶ所有することを特徴とする請求項1に記載の飛沫防止パーティション。
【請求項4】
支持部は、前記基盤部の有する貫通孔にクリアランスをもって挿入できる長い棒状の物体で、長手方向の一端近傍に少なくとも1個の孔を設け、紐の片端に結び目又は該孔より大きい別の物体を取り付けた該紐を該孔に通し、該紐の端部にフックを取り付け、紐の長さで垂直方向の位置変更を可能にした棒状の物体を、該基盤部の全ての貫通孔に挿入したことを特徴とする請求項1~請求項3に記載の飛沫防止パーティション。
【請求項5】
隔壁部は、吊り下げ用の紐を有する全体に剛性がフィルム状透明シートの隔壁Aか、又は少なくとも片側に帯状の剛性部分を密着して備え、該剛性部分に吊り下げ用の紐を有するフィルム状透明シートの隔壁Bか、吊り下げ用の紐を有するか、又は有しない剛性のある棒状の物体を密着させずに一様に少なくとも1ヶ所有するフィルム状透明シートの隔壁Cか、からなることを特徴とする請求項1~請求項4に記載の飛沫防止パーティション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、詩吟講座の教場に於いて、テーブルに設置して好適な飛沫防止パーティションに関するものである。
【背景技術】
【0002】
本発明に関係が有りそうなものは、特許文献1の飛沫防止パーティション、特許文献2、特許文献3の卓上やマージャン用であるが、本発明との直接のかかわりは無い。
【0003】
特許文献4は、剛直性の材料を用いており安価ではなく、特許文献5は構造が複雑で高価である。また、特許文献6は、重量感があり簡単に分解できず、隔壁が袋状で本発明のものとは異質で、経済性にも欠けているものである。
【0004】
従って、安価で簡易に作製でき詩吟講座の教場で、高齢者を含む多くの受講者が身近で簡単に利用できるものは見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実登3228226
【特許文献2】実登3228344
【特許文献3】実登3228300
【特許文献4】特開2020-172852
【特許文献5】特許6773869
【特許文献6】実登3227488
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
新型コロナウイルスが蔓延し、詩吟のように発声を伴う行為に制約が課されている。日本文化の伝統を継承する意味でも、感染を防止し安心して詩吟の練習に励むようにすることは非常に重要である。詩吟の訓練の場で、飛沫のまき散らしを抑制する必要がある。
【0007】
詩吟教室では、講師を中心に「コ」の字の配列に受講者が並んで席に着き稽古をする。講師は向かい合う受講者が2列になるため、2方向をプロテクトする必要がある。受講者は隣どうしプロテクトする必要がある。
【0008】
生涯学習として詩吟に取り組む場合、公的な施設を利用する。教場は決められた時間空間で行われるので、その都度設定する必要がある。時間が限られるので、組み立て、分解が容易で持ち運び可能であることも必須である。さらに、安価に作製できることも重要で、これら条件を満たすパーティションの開発が喫緊の課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、基盤、支柱及び隔壁を独立したパーツとして部品化し、組み立て分解、運搬が容易で且つ安価な材料で製作可能なパーティションの実現を目指すものである。
【0011】
基盤部は、細い板で軽量化を図り、2個を重ねて2次元に広げて安定化を図り、重なり部分に貫通孔を設け、該貫通孔への支持棒の挿入のみで組立・分解をすることで操作を容易にし、分解して並列に並べコンパクトにすることで運搬も容易なものとする。
【0012】
支持部は、前項記載の貫通孔の水平断面の形状と同一の形状で寸法が該貫通孔の寸法に満たない断面で該貫通孔に差し込んだとき他の支持なしに自立できかつ抜き差し可能な棒で、一端にフックが位置変更可能なように取り付けたものとする。
【0013】
隔壁部は、飛沫防止用にフィルム状透明シートを用いる。全体に剛性にあるシートAは嵩張って折りたためず、運搬に難はあるが、メンテナンスが楽なメリットもある。
【0014】
柔軟性のあるシートの片側に剛性のある部分を帯状に有するシートB、又は剛性のある物体にシートの片側全部を剛性のある物体とシートの両者が密着しないように不連続に取り付けたシートCが、運搬も含めて使用できる。
【0015】
シートCでは、片側に等間隔に孔を設け、各孔にはループ状に紐を取り付ける。紐のループに剛性のある横棒を1本そのまま、又は、2~3分割して、直列に並べて、引き通して隔壁部とする。
【0016】
剛性のある横棒を分割した場合、「ハ」の字型又は「コ」の字型にすることができ2方向の飛沫防止が可能になる。
【0017】
基盤部の組立・分解は、貫通孔の中心を合わせて支持棒を挿入して組立、抜き取って分解することで行う。
【0018】
隔壁部の支持棒への取り付けは、隔壁部に取り付けた取り付け用の紐で掛け軸を吊るすように、フックに紐を掛けるか、剛性のある横棒を直接フックに洗濯竿を掛けるように掛けて取り付ける。
【発明の効果】
【0019】
本発明のパーティションは、基盤部、支持部及び隔壁部をパーツとして部品化し、指し込みや引っ掛けで組み立てられ、分解して容易にコンパクトにまとめられ運搬も容易である。市販の木工用機材で容易に作成できるので、経済性も高く、大きなメリットを有している。
【0020】
隔壁部が、上から見て「ヘ」の字、「ハ」の字又は「コ」の字の形に設置され、2方向の飛沫防止ができ指導者を中心に受講者が「コ」の字に配列する詩吟講座の教室で指導者を飛沫から効果的に守れる大きな効果がある。
【0021】
従って、詩吟講座の教場で新型コロナ飛沫対策に有効に機能し、問題の解決に役立つ。また、詩吟講座を安全に実施でき、地域のコミュニケーションの拡大にも寄与するものと確信する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】パーティションの基盤部の基本構造の説明図である。
図2】本発明に関わる基盤部のパーツの説明図である。
図3】基盤のパーツに取り付ける脚部の板の説明図である。
図4】脚部のあるパーツの説明図である。
図5】第一の実施例で用いる最も単純な構造の基盤部の組立図である。
図6】第一の実施例で用いる基盤部の組立図である。
図7】上下に段差のある基盤ユニットの構成部品の説明図である。
図8】上下に段差のある基盤ユニットの説明図である。
図9】第二の実施例で用いる三角型の基盤部の説明図である。
図10】第二の実施例で用いる基盤部の制約条件の説明に用いる図である。
図11】支持棒上部の取り付けフックの説明図である。
図12】貫通孔と支柱の間隙の説明図である。
図13】全部又は一部に剛性のあるシートの隔壁部の説明図である。
図14】横棒にシートを密着させずに固定した隔壁部の説明図である。
図15】分割した横棒にシートを密着させずに固定した隔壁部の説明図である。
図16】平板基盤の1支柱型のパーティションの説明図である。
図17】平板基盤の2支柱型のパーティションの説明図である。
図18】第一の実施例の仕切り型のパーティションの説明図である。
図19】第二の実施例(横棒2分割)の説明図である。
図20】第二の実施例(横棒3分割)の説明図である。
図21】教場での使用状況の説明図である。
図22】使用後、分解して部品ごとにまとめた図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1(a)は、単一幅広の厚さtの平板Pに、平板の厚さtにほぼ等しい大きさの直径dの円柱を平板Pから切除した円筒形の貫通孔Hを1個、設けた基盤部を示す図である。基本的にはこれで十分なパーティションの基盤としての機能を有しているが、実用的には不安定さが予想される。
【0024】
図1(b)は、この不安定さを除去するために、平板Pに前記貫通孔Hを2個設けたもの示す図である。不安定性は改善できるものと考えられる。しかし、パーティションの数が増えると、基盤の大きさや重さが問題となる。以下、改善に向けた取り組みを述べる。
【0025】
図2(a)は、縦方向の長さl 幅w、厚さtの細長い、各面が矩形の平板の中央に、前記貫通孔を1個設けた部品Aを示す図である。図2(b)は、縦方向の長さl 幅w、厚さtの細長い各面が矩形の平板の縦方向の両端近傍に、前記貫通孔をそれぞれ1個設けた部品Bを示す図である。
【0026】
図3は、前記部品Aと部品Bとを組み合わせると、上側の部品が一点設置で不安定となるので、これを解消するための平板の脚部Fを示す図である。lは脚部Fの縦の長さ、wは脚部Fの横の長さ、tは脚部Fの厚さである。ここでは縦横の面を矩形にしているが、円や三角、その他の図形でよい。tに寸法の制約条件はあるが後で記す。
【0027】
図4は、部品Aの縦方向の両端下部に部品Fを取り付けた部品Cを示す図である。Hは部品Aの貫通孔である。wとwは部品をスマートにするために同じ寸法にしてあるが異なっていても問題はない。lは部品Aの縦寸法である。
【0028】
は、脚部Fの縦寸法で、2個の脚部Fの間に入る部品の厚さと同じ寸法にしておく必要がある。即ち、部品Aと組み合わせるときはt同じ大きさ、部品Bと組み合わせるときはtBと同じ大きさにしておく必要があるということである。
【0029】
PFはlからlの2倍の長さを減じた寸法で、2個の脚部Fの間に入る部品の幅より大きくしておく必要がある。即ち、部品Aと組み合わせるときはwよりも大きく、部品Bと組み合わせるときはwよりも大きくしておく必要があるということである。
【0030】
図5は、部品Aと部品Cとをクロスに組み合わせた基盤部Iを示す図である。Hは重ね合わせ部にある貫通孔、Fは脚部、tは部品Aの板の厚さ、tは脚部Fの部品の厚さで、ここではtに等しい大きさである。これで、脚部Fの下面と部品Aの下面が同一面上にあり、設置したとき安定に水平が維持される。
【0031】
図6(a)は、1個の部品Bに2個の部品Cを上側に置き、「H」の字型に組み合わせた基盤部IIを示す図である。Hは重ね合わせ部にある貫通孔、Fは脚部、tは部品Bの板の厚さ、tは脚部Fの部品の厚さで、ここではtに等しい大きさである。これで、脚部Fの下面と部品Bの下面が同一面上にあり、設置したとき安定に水平が維持される。
【0032】
図6(b)は、1個の部品Bに2個の部品Aを下側に置き、「H」の字型に組み合わせた基盤部IIIを示す図である。Hは重ね合わせ部にある貫通孔である。この場合は、2個の部品Aを下側の面は同一平面上にあり、このままで設置したとき安定に水平が維持される。
【0033】
図7(a)は、縦方向の端部近傍に貫通孔Hを有する縦方向の長さがlの板Dを示す図である。板Dは基盤のどこで使うかによってlの大きさを変える。図7(b)は、縦方向の端部近傍に貫通孔Hを有する縦方向の長さがlの板Uを示す図である。板Uは、結合を主たる役割とするので、板Uの縦方向の長さlは板Dの縦方向の長さlよりも短く、基盤のどこで使うかによって変えることはなく一定の長さである。
【0034】
図8は、前記の板Dと板Uとを貫通孔が互いに離れるように接着又はねじ止めで一体化した部品Eを示す図である。Hは下側の板にある貫通孔、Hは上側の板にある貫通孔である。lは板Dの縦方向の長さである。lは板Uの縦方向の長さである。
【0035】
図9は、3個のうち少なくとも2個は板Dの長さが同じか又は異なる3個の部品E、部品E、部品Eを以下に述べる方法で三角形状に組み合わせた基盤IVを示す図である。
【0036】
部品Eは下側の板Dと上側の板Uとからなる。部品Eは下側の板Dと上側の板Uとからなる。部品Eは下側の板Dと上側の板Uとからなる。
【0037】
12は、部品Eの上側の板Uとの貫通孔と部品Eの下側の板の貫通孔の重なりの位置を示す。H23は、部品Eの上側の板Uとの貫通孔と部品Eの下側の板Dの貫通孔の重なりの位置を示す。H31は、部品Eの上側の板Uとの貫通孔と部品Eの下側の板Dの貫通孔の重なりの位置を示す。
【0038】
図10は、部品Eと部品Eの結合部付近を上から見た図である。破線塗りつぶし部分は下側の板である。部品Eと部品Eは、貫通孔の中心を軸として回転できるが、板同士が互いに接近するとある角度で下側の板同士がぶつかり合う。先ず、上側の板に対して、貫通孔の位置と角度との関係を求め、設計の指針を得る。
【0039】
、Uは、それぞれ部品Eの下側及び上側の板である。D、Uは、それぞれ部品Eの下側及び上側の板である。
【0040】
線LC1、線LC2は、それぞれ部品E、部品Eの縦方向の中心線である。線LS1、線LS2は、それぞれ部品E、部品Eのそれぞれ相手の部品に近い内側の縦方向の側線である。
【0041】
線LED1は、部品Eの下側の板Dの終端部の横線及びその延長である。線LEU2は、部品Eの上側の板Uの終端部の横線及びその延長である。
【0042】
点PH12は、部品Eの中心線LC1と部品Eの中心線LC2の交点で、部品Eの上側の板Uとの貫通孔と部品Eの下側の板Dの貫通孔との共通の貫通孔の位置である。点PS12は、部品E、部品Eのそれぞれ相手の部品に近い内側の縦方向の側線の交点である。
【0043】
角θC12は、部品Eの中心線LC1と部品Eの中心線LC2とがなす角度である。
角θE12は、部品Eの下側の板Dの終端部の横線LED1及びその延長と部品Eの上側の板Uの終端部の横線LEU2及びその延長とがなす角度である。
【0044】
点PCD1は、部品Eの上側の板Uの終端部の横線LEU2と部品Eの中心線LC1との交点である。点PCU2は、部品Eの下側の板Dの終端部の横線LED1の延長線と部品Eの中心線LC2との交点である。
【0045】
点PED1は、部品Eの下側の板Dの終端部の横線LEU1と部品Eの中心線LC1との交点である。点PEU2は、部品Eの上側の板Uの終端部の横線LEU2部品Eの中心線LC2との交点である。
【0046】
幅wHD1は、点PS12と点PED1間の長さで部品Eの下側の板Dの横幅の半分の長さである。幅wHU2は、点PS12と点PEU2間の長さで部品Eの上側の板Uの横幅の半分の長さである。
【0047】
は、上側の板Uの貫通孔の中心点PH12から下側の板Dの端までの長さ(上側の板の貫通孔の位置決め用の寸法)である。bは、下側の板Dの貫通孔の中心PH12から上側の板Uの端までの長さ(下側の板の貫通孔の位置決め用の寸法)である。これらの値は、以下のようにして求める。
【0048】
点PH12、点PED1及び点PCU2の作る直角三角形に於いて、点PH12の頂角θC12の正接(tan)は点PH12と点PED1との間の長さ(a)と点PED1と点PCU2との間の長さとの比で与えられる。
【0049】
点PED1と点PCU2との間の長さは、点PED1と点PS12の間の長さ(wHD1)と点PS12の点PCU2、の間の長さ(lDS)との和で与えられる。
tanθC12=(wHD1+lDS)/(a
=(wHD1+lDS)/(tanθC12) (1)
【0050】
点PEU2、点PS12及び点PCU2の作る直角三角形の頂点PS12の頂角θC12の余弦(cos)は点PCU2と点PS12との間の長さ(lDS)と点PEU2と点PS12との間の長さ(wHU2)との比で与えられる。
cosθE12=(wHU2)/(lDS
DS=(wHU2)/(cosθE12) (2)
【0051】
(1)式、(2)式より(3)式が導かれる
(a)={wHD1+(wHU2)/(cosθE12)}/(tanθC12) (3)
【0052】
点PH12、点PED1及び点PCU2の作る直角三角形と、点PEU2、点PS12及び点PCU2の作る直角三角形とは、点PCU2を共有しているので、点PH12の頂角θ12と点PS12の頂角θE12とは等しい。二つの角度を下側の板がぶつかる場合の角度とみて改めてθに統一する。
θC12=θE12=θ
【0053】
(3)式を(4)式に改める。
={wHD1+(wHU2)/(cosθ}/(tanθ) (4)
【0054】
以上述べてきたことから、部品Eの上側の板の貫通孔の位置は、下側の板の端から(5)式を満たす(a)だけ離れた位置に設ければよい。
>{wHD1+(wHU2)/(cosθ)}/(tanθ) (5)
【0055】
次に、下側の板に対して、貫通孔の位置と角度との関係を求める。
【0056】
点PH12、点PED1、及び点PCU2の作る直角三角形と点PH12、点PCD1及び点PEU2の作る直角三角形は点PH12、点PS12及を結ぶ線に対して対称である。
【0057】
(5)式に対して、aをbに、wHD1をwHU2に、wHU2をwHD1に、θをθに置き換えることにより、下側の板についての関係式(6)が導かれる。
>{wHU2+(wHD1)/(cosθ)}/(tanθ) (6)
【0058】
但し、下側の板の長さは、上側の板の長さに比べて長いので、上側の板ほど神経を使わなくてよいと考えられる。
【0059】
部品E、部品E、部品E、をこの順番に結合して三角形の基盤部を作る場合の下側の板の端からの上側の板の貫通孔の位置a、a、a、を以下にまとめて置く。
>{(wD1/2)+(wU2/2)/(cosθD12)}/(tanθD12) (7)
>{(wD2/2)+(wU3/2)/(cosθD23)}/(tanθD23) (8)
>{(wD3/2)+(wU1/2)/(cosθD31)}/(tanθD31) (9)
但し、wD1、wD2、wD3はそれぞれ部品E、部品E、部品Eの下側の板の幅の長さである。wU1、wU2、wU3はそれぞれ部品E、部品E、部品Eの上側の板の幅の長さである。
【0060】
図11は、支持部Sの円形断面の支持棒の上端近傍を模擬的に示した図である。Hは、支持棒の上端付近に設けた前後に貫通した孔である。フックFSをMRFの点で取り付けた紐RSをこの孔に通し、抜けを防ぐためにストッパーMREを取り付ける。MREは、紐の結び目でもよい。紐の長さを変えることにより、フックの垂直方向の位置を変えられる。
【0061】
図12(a)は、支持部の下部近傍の断面を模擬的に示した図である。Aは基盤部の板、Hは基盤部にある円形の貫通孔で、円の直径はdである。Sは、支持部の下部近傍の円形の断面ある。円の直径はdである。
【0062】
>dである。クリアランス(d-d)は、支持棒の貫通孔への抜き差しが容易で、支持棒の自立に寄与する程度の大きさである。
【0063】
図12(b)は、矩形断面の貫通孔と支持棒の場合を模擬的に示した図である。Aは基盤部の板、Hは、基盤部にある矩形の貫通孔である。l、wは、貫通孔の断面の縦横の寸法である。Sは、基盤部にある矩形の支持棒の断面で、l、wは、支持棒の断面の縦横の寸法である。
【0064】
>l、w>wである。縦横のクリアランス(l-l)、(w-w)は、支持棒の貫通孔への抜き差しが容易で、支持棒の自立に寄与する程度の大きさである。
【0065】
図13(a)は、全体に剛直性のあるフィルム状の透明なシートGを用いた隔壁で、シートGの上部の両端近傍に孔Hを設け、その孔に紐Rを引き通した構造の隔壁部Wを示す図である。
【0066】
図13(b)は、上側に、帯状に剛直部Gを設けた柔軟な透明シートを用いた隔壁で、シートGの該剛直部Gの両端近傍に孔Hをそれぞれ1個ずつ合計2個設け、その孔に紐Rを引き通した構造の隔壁部Wを示す図である。
【0067】
隔壁部W、隔壁部Wは、ともに1個の支持棒に吊り下げることができ、最もシンプルなパーティションが実現できる。但し、不安定さがあり、実用的には問題があるものと考えられる。
【0068】
図14(a)は、全体に柔軟なフィルム状の透明なシートGを用いた隔壁を示す図である。フィルム状透明シートには、片側に等間隔に孔HEGを設け、各孔にはループ状に紐REGを取り付ける。紐REGのループに剛性のある横棒SY1を1本、引き通して隔壁部Wとしたものである。
【0069】
棒を直接フックに掛けられるので、掛ける位置に自由度がある。但し、最低2個の支持棒を必要とする。安定性は十分保証される。
【0070】
図14(b)は、隔壁部Wと剛性のある横棒Sに吊り下げ用の紐Rをとりつけたものを示す図である。Hは横棒Sの両端に設けた孔Hの一つを示す。HEGは、シートの上側に、等間隔に設けた孔である。REGは、各孔にそれぞれループ状に引き通した紐である。Rは吊り下げようの紐で、Mは抜け防止用のストッパーで、紐Rの結び目でもよい。
【0071】
図15(a)は、全体に柔軟なフィルム状の透明なシートGを用いた隔壁を示す図である。フィルム状透明シートには、片側に等間隔に孔HEGを設け、各孔にはループ状に紐REGを取り付ける。紐REGのループに剛性のある横棒SY2を2本、直列に引き通して隔壁部Wとしたものである。
【0072】
剛性のある横棒SY2が2本なので、支持棒のフックに直接掛けて「ヘ」の字型にすることができ2方向の飛沫防止が可能になる。
【0073】
図15(b)は、全体に柔軟なフィルム状の透明なシートGを用いた隔壁を示す図である。フィルム状透明シートには、片側に等間隔に孔HEGを設け、各孔にはループ状に紐EGを取り付ける。紐REGのループに剛性のある横棒SY3を3本、直列に引き通して隔壁部Wとしたものである。
【0074】
剛性のある横棒SY3が3本なので、支持棒のフックに紐を使って掛けて「ハ」の字型又は「コ」の字型にすることができ2方向の飛沫防止が可能になる。
【0075】
図16は、基盤部が平板P、支持部が円形断面の支持棒SC、隔壁部が上側に帯状の剛直部Gを有するフィルム状透明シートGを用いた仕切り型のパーティションPT-1を示す図である。Hは貫通孔、Hは剛直部に紐を取り付ける孔、Rは支持棒のフックに取り付けるための紐である。
【0076】
図17は、基盤部が平板P、支持部が円形断面の支持棒S、隔壁部が[0068]~[0069]に記載の隔壁部Wを用いた仕切り型のパーティションPT-2を示す図である。Pは基盤部の平板、Hは平板の基盤部に設けてある貫通孔、Sは、貫通孔に挿入された円形断面の支持棒、Wは剛性のある横棒に支持されたフィルム状の透明なシートの隔壁である。
【0077】
パーティションPT-1、パーティションPT-2は、基盤部がともに平板で、数纏まると嵩張りや重さが問題になり詩吟用としては最適なものとは言えない。
【0078】
図18は、基盤部が[0031]に記載の基盤部II、支持部が円形断面の支持棒S、隔壁部が[0068]~[0069]に記載の隔壁部Wを用いた本発明の第1の実施例の仕切り型のパーティションPT-3を示す図である。
【0079】
Hは基盤部IIの部品の重なり部に設けてある貫通孔、Sは貫通孔に挿入された円形断面の支持棒、Fは支持棒上端近傍のフック、SY1は剛性のある横棒、Wは剛性のある横棒に支持されたフィルム状の透明なシートの隔壁である。
【0080】
基盤部IIは「H」の字型で2次元に広がりを持ち支持棒の垂直の自立の安定化に寄与している。隔壁部Wは、剛性のある横棒とフィルム状の透明なシートとが間隔を持って固定されているので、設定に自由度があり、隔壁部Wの重心が「H」の字型のなかにあれば垂直に保持され飛沫防止に十分機能する。
【0081】
図19は、基盤部が[0034]~[0037]に記載の基盤部IV、支持部が円形断面の支持棒S、隔壁部が[0073]~[0074]に記載の隔壁部Wを用いた囲い型のパーティションPT-4を示す図である。
【0082】
Hは基盤部IVの部品の重なり部に設けてある貫通孔、Sは、貫通孔に挿入された円形断面の支持棒、Fは支持棒上端近傍のフック、SY2は剛性のある2本の横棒、Wは剛性のある横棒に支持されたフィルム状の透明なシートの隔壁である。
【0083】
支持棒に直接掛けられた隔壁部は、「ヘ」の字型で、2方向からの飛沫を防止できる。詩吟講座の講師用に適した構造である。
【0084】
図20は、基盤部が[0034]~[0037]に記載の基盤部IV、支持部が円形断面の支持棒S、隔壁部が[0073]~[0074]に記載の隔壁部Wを用いた囲い型のパーティションPT-4を示す図である。
【0085】
12は、基盤部IVの複合部品E、複合部品Eの重なり部に設けてある貫通孔、H23は、基盤部IVの複合部品E、複合部品Eの重なり部に設けてある貫通孔、H31は、基盤部IVの複合部品E、複合部品Eの重なり部に設けてある貫通孔である。
【0086】
C12は、重なり部に設けてある貫通孔H12に挿入した支持棒、SC23は、重なり部に設けてある貫通孔H23に挿入した支持棒、SC31は、重なり部に設けてある貫通孔H31に挿入した支持棒である。
【0087】
は支持棒のフックに取り付けるための紐、Fは支持棒上端近傍のフック、SY3は剛性のある3本の横棒、Wは剛性のある横棒に支持されたフィルム状の透明なシートの隔壁である。
【0088】
基盤部IVは、複合部品Enの下側の部品Dの長さを調整することにより奥行きの長さを邪魔にならぬ様選択することができるので、問題はない。
【0089】
支持棒に剛性のある3本の横棒に取り付けられている吊り下げようの紐で掛けられた隔壁部は、「コ」の字型ト「ハ」の字型の間で、2方向からの飛沫を防止できる。詩吟講座の講師用に適した構造である。
【0090】
中央の支持棒SC12は、詩吟講座では講師を中心に「コ」の字型に着席しているので、講師の正面の位置には受講者は着席しないので、これも問題はない。
【0091】
図21は、本発明の実施例による2種類のパーティションを用いて詩吟講座を行っている状態を模擬的に示す図である。TA1が受講者のテーブル、TA2が講師のテーブル、Kが詩吟の講師、Jが受講者、PT-3が受講者どうしの間に設置された仕切り型のパーティション、PT-4が囲い型のパーティションで講師用である。
【0092】
、E及びEはPT-4の複合部品で、Gはフィルム状の透明なシートである。DR1は、受講者から講師に向かう飛沫の進行方向を示す矢印で、DR2は、講師から受講者に向かう飛沫の進行方向を示す矢印である。
【0093】
パーティションPT-4の隔壁が飛沫をブロックする位置にあることがわかる。シートGがそれぞれの進行を遮断するようになっていることがこの図からわかる。
【0094】
図22は、本発明のパーティションを使用後、各部品に分解してまとめた状態を示す図である。B-Sは支持棒Sをまとめた物である。B-Aは貫通孔が1個の横板の部品Aをまとめた物である。B-Bは貫通孔が2個ある縦板の部品Bをまとめた物である。B-Wは、隔壁部をまとめて巻き取った状態で、フレキシブルなフィルム状透視シートであるからできることである。
【0095】
第1の実施例を以下に記す。横幅、厚さ及び長さがそれぞれ24mm、14mm、910mmの寸法の板を、図3に示す脚部用に長さl:25mmを4個、図2(a)に示す横板A用にl:150mmを2個、図2(b)に示す縦板B用にl:510mmを1個に分割する。
【0096】
2個の横板にはそれぞれ中央に10.5mmφの貫通孔を、縦板には両端からそれぞれ20mm離れた位置を中心に10.5mmφの貫通孔を設ける。
【0097】
図4に示すように、(2個の)横板Aにはそれぞれ両端に脚部の板Fを形状に沿って板の縦長さ面にはみ出さぬように接着した。
【0098】
図11に示す支持棒は、直径10mmφ、長さ910mmの丸棒である。片端から20mm離れた位置に3mmφの孔をあけ、伝票つづり紐を通し、片端を結んで抜けないようにした。紐のもう片端には、棒から100mmの長さ離れた位置にフックFを取り付けた。結び目MREの位置を変えることにより長さを調整することができる。
【0099】
図14に示す飛沫感染防止用の隔壁は、縦670mm、横700mm、厚さ0.15mmのフィルム状の透明プラスチックシートで、シートの片側の端から10mm離れた線上に5mmφの孔HEGを85mm間隔に設け、各穴にリング状に紐REGを通し、紐のリング部分に直径10mmφ長さ900mmの丸棒SY1を通して横方向に曲がらぬようにしたものである。
【0100】
縦板の各貫通孔に2個の横板の貫通孔の位置を合わせ、2本の支持棒を垂直になるように挿入し、隔壁を隔壁に取り付けた丸棒で支持棒に着けたフックに掛けてパーティションとした。受講生の間に置くことで、受講生間の距離を縮小することができる。
【0101】
第2の実施例を以下に記す。横幅、厚さ及び長さの寸法がそれぞれ24mm、14mm、及び1820mmの板から、図7(a)に示す下側の板D用に長さlが580mmを1個、440mmを2個、図7(b)に示す上側の板U用に長さlが120mmを3個となるように分割する。
【0102】
全6個には、片端から20mmの位置を中心に10.5mmφの貫通孔を設ける。上側3個の板U、U及びUを下側3個の板D、D及びDの貫通孔のない側どうしを、横長さ面を向かい合わせて長さ方向が60mm重なるように接着する。
【0103】
支持棒は、第1の実施例で用いたものと同じ構造であるが、フックの位置を孔から40mmと短くした。
【0104】
隔壁は基本的には第1の実施例で用いたものと同じである。縦670mm、横700mm、厚さ0.15mmのフィルム状の透明プラスチックシートで、シートの片側の端から10mm離れた線上に5mmφの孔HEGを85mm間隔に設け、各穴にリング状に紐REGを通し、紐のリング部分に直径10mmφ長さ600mmの丸棒SY3を通して横方向に曲がらぬようにしたものである。
【0105】
長さ600mmの丸棒3本の孔には紐を通して、紐が抜けないようにするため両端に結び目を作った。棒と棒の間の隔壁は自由に曲げられるが、各棒の部分は横方向に曲がらぬようにしたものである。
【0106】
図9に示すように、長さが580mmのユニットEを上側の板Uがついているほうを右にして置き、長さが440mmのユニットEの下側の板Dの貫通孔を長さが580mmのユニットEの上側の板Uの貫通孔H12に合わせ、図11に示す支持棒を挿入する。
【0107】
長さが580mmのユニットEの左側に、長さが440mmのもう一つのユニットEの上側の板Uの貫通孔H31を長さが580mmのユニットEの下側の板Dの貫通孔H31に合わせ図11に示す支持棒を挿入する。
【0108】
長さが440mmの二つのユニットE、Eについて、一方のユニットの下側の板の貫通孔をもう一方のユニットの上側の板の貫通孔に合わせ支持棒を挿入する。
【0109】
こうして得られた3本の支持棒の各フックに、隔壁を3本の丸棒に取り付けた紐に掛けてパーティションを完成させる(図20参照)。前と左右の3方向をガードするので詩吟教室では講師用である。
【0110】
3個のユニットが形成する基盤は直角二等辺三角形で、三辺のなす角度は90度、45度及び45度である。(7)式~(9)式を検証する。図10に示す板の幅wD1、wD2、wU1、wU2はすべて24mmである。tanθ=tanθ=tan45°=1、cosθ=cosθ=cos45°=1/(2^0.5)=0.707、wD1=wU1=wD2=wU2=24(mm)
【0111】
a=60-20=40>1・{24/2+24/(2・0.707)}=28.97
b=60-20=40>1・{24/2+24/(2・0.707)}=28.97
以上各ユニットの長さ120mmの上側の板が60mmを下側の板に接着しても、この三角形の基盤を作製するのに支障はない。
【0112】
この状態にすることで、運搬が容易になり詩吟講座で有効にパーティションを使って安心して稽古に励めることは非常に重要なことであると思われる。
【符号の説明】
【0113】
A :貫通孔を1個有する細長い板の部品
B :貫通孔を2個有する細長い板の部品
B-S:円断面の支持棒の束
B-A :貫通孔を1個有する細長い板の部品の束
B-B :貫通孔を2個有する細長い板の部品の束
B-W:隔壁部Wの束
C :貫通孔を1個と両側に脚部Fを有する細長い板の複合部品
D :片端に1個の貫通孔を有する複合部品Eの下側用の板
:複合部品Eの下側の板
:複合部品Eの下側の板
:複合部品Eの下側の板
E :下側の板Dと上側の板Uを一体化した複合部品
:DとUを組み合わせた複合部品
:DとUを組み合わせた複合部品
:DとUを組み合わせた複合部品
F :板Aの厚さと同じ厚さを有する脚部
:支柱に取り付けた吊り下げ用のフック
:全体に剛性のある透明シート
:片側に帯状の剛性のある部分を備えたフィルム状透明シート
:柔軟性のあるフィルム状透明シート
:シートの上端側にある帯状の剛性のある部分
H :貫通孔を示す記号
:部品Dの貫通孔
:部品Uの貫通孔
12:複合部品Eと複合部品Eの共通の貫通孔
23:複合部品Eと複合部品Eの共通の貫通孔
31:複合部品Eと複合部品Eの共通の貫通孔
:シートの紐の取り付け点の位置
:支柱上端に設けた吊り下げ用の紐を通す孔
EG:シートの片側に等間隔に明けた孔
:剛性のある横棒に設けた吊り下げ紐を通す孔
L :線を示す記号
C1:下側の板D、上側の板Uの長手方向の中央線
C2:下側の板D、上側の板Uの長手方向の中央線
ED1:下側の板Dの板U側の終端の線及びその延長線
EU2:上側の板Uの板D側の終端の線及びその延長線
S1:下側の板Dの下側の板D側の側線
S2:上側の板Uの上側の板U側の側線
M :紐の結び目
RF:支柱に取り付けた紐とフックの取り付け部
RE:支柱に取り付けた紐の片側の終端の結び目(ストッパー)
:剛性のある横棒に取り付けた吊り下げ紐の片側の終端の結び目(ストッパー)
P :点を示す記号
:貫通孔を1個有する板
:貫通孔を2個有する板
H12:Eの中央線LC1とEの中央線LC2の交点で貫通孔の中心
CU2:線LC1と線LEU2との交点
CD1:線LC2と線LED1との交点
S12:側線LS1と側瀬LS2との交点
ED1:下側の板D1の上側の板U1側の終端の中央点
EU2:上側の板U2の下側の板D2側の終端の中央点
PT-1:一支柱パーティション
PT-2:二支柱パーティション
PT-3:仕切り型パーティション
PT-4:囲い型パーティション(「ヘ」の字)
PT-5:囲い型パーティション(「コ」の字)
R :紐を示す記号
:シートに取り付けた吊り下げ用の紐
:支柱に取り付けたフック用の紐
EG:シートの片側に等間隔に明けた孔に通したループ状の紐
S :支持棒を示す記号
:円断面の支柱
C23:パーティションPT-5のE、Eの交点の支柱
:矩形断面の支柱
:剛性のある横棒
Y1:剛性のある分割なしの横棒
Y2:剛性のある2分割した横棒
Y3:剛性のある3分割した横棒
A1:受講者のテーブル
A2:受講者のテーブル
U :片端に1個の貫通孔を有する複合部品Eの上側用の板
:複合部品Eの上側の板
:複合部品Eの上側の板
:複合部品Eの上側の板
:シートGに吊り下げ用の紐を取り付けた隔壁部
:シートGに吊り下げ用の紐を取り付けた隔壁部
:シートGの片側に密着させずに剛性のある横棒を取り付けた隔壁部
:Wの隔壁部で横棒が2分割である隔壁部
:Wの隔壁部で横棒が3分割である隔壁部
:上側の板Uの貫通孔の中心点PH12から下側の板Dの端までの長さ(上側の板の貫通孔の位置決め用)
:下側の板Dの貫通孔の中心PH12から上側の板Uの端までの長さ(下側の板の貫通孔の位置決め用)
d :直径
:円断面の貫通孔の直径
:円断面の支柱の直径
l :縦方向の長さを示す記号
:部品Aの縦の長さ
:下側の板の縦の長さ(複合部品E毎に異なる長さ)
:矩形断面の貫通孔の縦の長さ
:支柱の矩形断面の縦の長さ
PF:複合部品Cの脚部間の離隔長さ
:上側の板の縦の長さ(全ての複合部品Eで同じ長さ)
DS2:点PCU2と点PS12との間の長さ
US1:点PCD1と点PS12との間の長さ
t :厚さ方向の長さを示す記号
:貫通孔を1個有する部品Aの板の厚さ
:貫通孔を2個有する部品Bの板の厚さ
:脚部Fの板の厚さ
w :横方向の長さを示す記号
:矩形断面の貫通孔の横の長さ
:支柱の矩形断面の横の長さ
HD1:点PS12と点PED1間の長さ(下側の板Dの幅の半分の長さ)
HU2:点PS12と点PEU2間の長さ(上側の板Uの幅の半分の長さ)
D1:部品Eの下側の板Dの幅の長さ
U1:部品Eの上側の板Uの幅の長さ
D2:部品Eの下側の板Dの幅の長さ
U2:部品Eの上側の板Uの幅の長さ
I :A、C各1個をクロスに組み合わせた基盤
II :B1個、C2個をクロスに組み合わせた基盤
III:B1個、A2個をクロスに組み合わせた基盤
IV :A2個をストレートに組み合わせた基盤
θ :角度を示す記号
θC12:中心線LC1と中心線LC2のなす角度
θE12:Dの終端の横線LED1とUの終端の横線LEU2のなす角度
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22