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特開2022-104531発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022104531
(43)【公開日】2022-07-08
(54)【発明の名称】発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20220701BHJP
   B64G 1/10 20060101ALI20220701BHJP
   B64G 3/00 20060101ALI20220701BHJP
【FI】
G06Q30/02
B64G1/10 300
B64G3/00
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021166181
(22)【出願日】2021-10-08
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-12-22
(31)【優先権主張番号】10-2020-0184777
(32)【優先日】2020-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】521211505
【氏名又は名称】コンテック カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】CONTEC CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.22-201,169-84 Gwahak-ro,Yuseong-Gu,Daejeon 34133,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】イ、ソン ヒ
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB01
(57)【要約】
【課題】発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法を提供すること。
【解決手段】プラットフォーム提供装置は、発射体の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格及びペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバから受信するように構成された通信部、及び応用分野ごとのプラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出するよう構成されたプロセッサを含め、衛星、発射体、衛星及び地上国に対する諸元分析等による価格算定が可能である。
【選択図】図3

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発射体-衛星-地上局-SI(Satellite Image)を活用したプラットフォーム提供装置において、
発射体(launch vehicle)の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格及びペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバから受信するよう構成された通信部;及び、
応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出するよう構成されたプロセッサを含み、
上記プロセッサは、
衛星諸元、ペイロード特性、空間解像度及び衛星個数、軌道に関する衛星情報を第2サーバから上記通信部により取得し、
衛星画像の解像度、衛星画像の単位面積当たりの価格、衛星画像の種類及び衛星画像の特定地域を含むか否かと割合に関する衛星画像情報を第3サーバから上記通信部を通じて取得し、
衛星画像の応用分野に関する情報を受信し、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出する
ことを特徴とする発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置。
【請求項2】
上記プロセッサは、
上記発射体の重さによる配送価格、上記衛星の大きさおよび重さによる配送価格、配送可能地域の有無および配送のための最終目的地による発射体の配送費用を算出し、上記発射体の配送時の保険込みおよび保険額に基づき、上記発射体の配送費用を算出し、
上記発射体の配送コストに基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格・提供期間に応じた加入費・支援方法に関する情報を算出する
請求項1に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置。
【請求項3】
上記プロセッサは、
衛星の軌道維持に係る保険、衛星運送保険価格、再保険のための海外協力企業の現状及び衛星又は発射体の相続(heritage)の有無による価格決定に関する保険及び価格決定情報を第4サーバから上記通信部により取得し、
上記の保険や価格決定情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格や提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出する
請求項1に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置。
【請求項4】
上記プロセッサは、
応用分野別プラットフォームサービスを提供しようとする衛星画像活用企業が運用する端末から希望価格範囲及び希望スペックに関する情報を上記通信部を通じて受信し、
上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星及び特定衛星画像の種類及び諸元を選択する
請求項1に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置。
【請求項5】
上記プロセッサは、
上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択し、
上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択 - 上記特定衛星の諸元は動作周波数、スループットを含む
請求項4に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置。
【請求項6】
上記プロセッサは、
上記希望スペック、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択し、
上記希望スペックに基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択 - 上記特定発射体の諸元は液体、固体、ハイブリッドを含む推進体の種類を含み、上記特定衛星の諸元は大陸別訪問周期情報をさらに含む
請求項4に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置。
【請求項7】
上記プロセッサは、
上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、光信号を利用して衛星を追跡するかどうかを判断し、
上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定の衛星から光信号及びRF信号に該当する第1信号及び第2信号を全て受信し、衛星から送信されたデータをデコードするよう制御する
請求項4に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置。
【請求項8】
発射体-衛星-地上局-SI(Satellite Image)を活用したプラットフォームの提供方法において、
上記方法は地上局と接続された端末により行われ、
発射体(launch vehicle)の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格およびペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバから獲得する発射体情報の獲得過程;
衛星諸元、ペイロード特性、空間解像度及び衛星個数、軌道に関する衛星情報を第2サーバから獲得する衛星情報獲得過程;
衛星画像の解像度、衛星画像の単位面積あたりの価格、衛星画像の種類及び衛星画像の特定地域を含むか否かと割合に関する衛星画像情報を第3サーバから取得する衛星画像情報の取得過程;及び、
衛星画像の応用分野に関する情報を受信し、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、応用分野ごとのプラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出するプラットフォームサービス価格/支援方法算出過程を含む
ことを特徴とする発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法。
【請求項9】
上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程の以前に、
上記発射体の重さによる配送価格、上記衛星の大きさ及び重さによる配送価格、配送可能地域の有無及び配送のための最終目的地による発射体の配送費用を算出する配送費用算出過程を加え、
上記配送費用算出過程において、上記発射体の配送時保険付および保険額に基づき、上記発射体の配送費用を算出し、
上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程において、上記発射体の配送費用に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格や提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出する
請求項8に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法。
【請求項10】
上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程の以前に、
衛星の軌道維持に関連する保険、衛星運送保険価格、再保険のための海外協力企業の現状及び衛星又は発射体の相続(heritage)の有無による価格決定に関する保険及び価格決定情報を第4サーバから獲得する保険及び価格決定情報の獲得過程を含み、
上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程で、上記保険及び価格決定情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出する
請求項8に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法。
【請求項11】
上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程の以前に、
応用分野別プラットフォームサービスを提供しようとする衛星画像活用業者が運用する端末から希望価格範囲及び希望スペックに関する情報を獲得する希望価格範囲/スペック情報獲得過程;及び、
上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類及び諸元を選択する発射体衛星の種類及び諸元選択過程を含み、
上記の発射体/衛星の種類及び諸元の選択過程において、
上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択し、
上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択 - 上記特定衛星の諸元は動作周波数、スループットを含む
請求項8に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法。
【請求項12】
上記プラットフォームサービス/価格支援方法算出過程の以前に、
衛星画像活用業者が運用する端末から受信された希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、光信号を利用して衛星を追跡するかどうかを判断する光信号基盤衛星追跡の是非の判断過程;及び、
上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定の衛星から光信号及び衛星信号に該当する第1信号及び第2信号を全て受信し、衛星から送信されたデータをデコードするよう制御するハイブリッドデコード制御過程を更に含む
請求項8に記載の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラットフォーム提供装置に関するものである。より詳細には、発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法に関することである。
【背景技術】
【0002】
人工衛星(artificial satellite)は、地球周辺を所定の円または楕円軌道に沿って飛行移動できる物体を意味する。人工衛星は、衛星発射体(launch vehicle)に搭載された後打ち上げられ、宇宙空間上の所定の軌道に進入して、軌道内であらかじめ定義された各種動作を遂行することができる。人工衛星は、軌道に沿って地球周辺を回転しながら、地上の複数の通信/電子装置(例えば、衛星アンテナ及びこれに接続されたセットトップボックス等)等と相互にデータのやりとりや、地表面等を観測する機能を行う。
【0003】
最近、地球周辺には、およそ1600個程度の人工衛星が運用されており、宇宙市場の開拓が政府主導から民間主導に変化するにつれ、地球周辺の人工衛星の個数はさらに増加すると判断されている。
【0004】
しかし、このような衛星を利用した衛星画像提供サービスを提供するために、衛星、発射体、衛星及び地上局に対する諸元分析等による価格算定のための具体的な方法が示されていないという問題点がある。また、応用分野と価格算定範囲内で様々な品質別にカスタマイズされた衛星画像基盤サービスについては、具体的な方法が全く示されていないという問題点がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法を提供することである。
また、本発明の目的は、衛星画像サービスを提供するため、衛星、発射体、衛星及び地上局に対する諸元分析等による価格算定のための具体的な手法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するために、発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置が提供される。プラットフォーム提供装置は、発射体(launch vehicle)の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格及びペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバから受信するように構成された通信部;及び応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出するよう構成されたプロセッサを含め、衛星、発射体、衛星及び地上国に対する諸元分析等による価格算定が可能である。
【0007】
この実施例によると、上記プロセッサは、衛星諸元、ペイロード特性、空間解像度及び衛星個数、軌道に関する衛星情報を第2サーバから上記通信部によって入手し、衛星画像の解像度、衛星画像の単位面積あたりの価格、衛星画像の種類及び衛星画像画像の特定地域を含むかどうかと、比率に関する衛星画像情報を、第3サーバから上記通信部により取得し、衛星画像の応用分野に関する情報を受信し、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出することができる。
【0008】
この実施例によると、上記のプロセッサは、上記発射体の重さに応じた配送価格、上記衛星の大きさ及び重量に応じた配送価格、配送可能地域の有無並びに配送のための最終目的地による発射体の配送費用を算出し、上記発射体の配送時の保険込みの有無及び保険額に基づいて、上記発射体の配送費用を算出し、上記発射体の配送費用に加えて、応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費並びに支援方法に関する情報を算出することができる。
【0009】
この実施例によれば、上記プロセッサは衛星の軌道維持に係る保険、衛星輸送保険価格、再保険のための海外協力会社の現状および衛星または発射体の相続(heritage)の有無による価格決定に関する保険および価格決定情報を第4サーバから上記通信部により獲得し、上記保険および価格決定情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格および提供期間に応じた加入費および支援方法に関する情報を算出することができる。
【0010】
この実施例によると、上記プロセッサは、応用分野ごとにプラットフォームサービスを提供しようとする衛星画像活用業者が運用する端末から希望価格範囲及び希望スペックに関する情報を上記通信部から受信し、上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星及び特定位相画像の種類及び諸元を選択できる。
【0011】
この実施例によると、上記プロセッサは、上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択し、上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択 - 上記特定衛星の諸元は動作周波数、スループットを含む - ことができる。
【0012】
実施例によれば、上記プロセッサは、上記希望スペック、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択し、上記希望スペックに基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択 - 上記特定発射体の諸元は液体、固体、ハイブリッドを含む推進体の種類を含み、上記特定衛星の諸元は大陸ごとの訪問周期情報を含むことができる。
【0013】
実施例によれば、上記プロセッサは、上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、光信号を利用して衛星を追跡するかどうかを判断し、上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定衛星から光信号及びRF信号に該当する第1信号及び第2信号を全て受信し、衛星から送信されたデータをデコードするように制御することができる。
【0014】
本発明の異なった様相による発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法が提供される。上記の方法は、地上局又は地上局と連結された端末によって遂行され、上記の方法は、発射体(launch vehicle)の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格及びペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバから獲得する発射体情報獲得過程;衛星の諸元、ペイロード特性、空間解像度及び衛星個数、軌道に関する衛星情報を第2サーバから獲得する衛星情報の入手過程;衛星画像の解像度、衛星画像の単位面積あたりの価格、衛星画像の種類及び衛星映像の特定地域を含むか否かと割合に関する衛星画像情報を第3サーバから獲得する衛星画像情報の取得過程;及び衛星画像の応用分野に関する情報を受信し、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出するプラットフォームサービスの価格/支援方法の算出過程を含む。
【0015】
実施例によると、上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程の以前に、上記発射体の重さに応じた配送価格、上記衛星の大きさおよび重さに応じた配送価格、配送可能地域の有無および配送のための最終目的地に応じた発射体の配送費用を算出する配送費用算出過程をさらに含むことができる。上記の配送費用算出過程において、上記発射体の配送時保険付かどうか及び保険額に基づき、上記発射体の配送費用を算出し、上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程で、上記発射体の配送費用に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出することができる。
【0016】
この実施例によると、上記プラットフォームサービス価格支援/方法算出過程の以前に、衛星の軌道維持に係る保険、衛星輸送保険価格、再保険のための海外協力会社の現状および衛星または発射体の相続(heritage)の有無による価格決定に関する保険および価格決定情報を第4サーバから獲得する保険および価格決定情報獲得過程をさらに含むことができる。上記プラットフォームサービス価格/支援方法の算出過程において、上記保険や価格決定情報に基づき、応用分野ごとのプラットフォームサービスの価格や提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出することができる。
【0017】
この実施例によれば、前記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程の以前に、応用分野別のプラットフォームサービスを提供しようとする衛星画像の活用企業が運用する端末から希望価格範囲及び希望スペックに関する情報を獲得する希望価格範囲/スペック情報獲得過程;及び上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報並びに上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類及び諸元を選択する発射体/衛星の種類及び諸元選択の過程を含むことができる。
【0018】
この実施例によれば、上記発射体/衛星種類及び諸元選択過程において、上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択し、上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択 - 上記特定衛星の諸元は動作周波数、スループットを含む - ことができる。
【0019】
この実施例によれば、上記プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程の以前に、衛星画像の活用企業が運用する端末から受信した希望価格の範囲、上記の発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報と上記の応用分野に関する情報に基づいて、光信号を用いて衛星を追跡するかどうかを判断する光信号基盤衛星追跡の可否を判断する過程;及び上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定衛星から光信号及び衛星信号に該当する第1信号及び第2信号の両方を受信し、衛星から送信されたデータをデコードするように制御するハイブリッドデコード制御の過程を更に含むことができる。
【発明の効果】
【0020】
上述の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法によると、衛星画像提供サービスを提供するため、衛星、発射体、衛星及び地上局に対する諸元分析等による価格算定のための具体的な手法を提供可能である。
【0021】
上述の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法によると、応用分野や価格算定範囲内で、様々な品質別にカスタマイズされた衛星画像基盤サービスに対する具体的な方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明による発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置の構成図を示す。
図2】本発明による複数の衛星関連産業に携わる業者で運営するサーバ(又は端末)間のインタフェース構成を示す。
図3】本発明に基づく発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法を行うための各サーバ又は装置で提供可能な主な公開データを示す。
図4】本発明による発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法の流れ図を示す。
図5】本発明によるプラットフォームサービスの価格/支援方法の算出過程以前に行われる様々なプロセスを示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下の明細書全体において同一参照符号は、特段の事情がない限り、同一構成要素をいう。以下において用いられる「部」が付加された用語は、ソフトウェア又はハードウェアで実装されることがあり、その実施例によっては、「部」が一つの部品として実装されることや、一つの「部」が複数の部品で実装されることも可能である。
【0024】
明細書全体である部分が他の部分と連結されているとする時、これは、ある部分と違う部分によって物理的連結を意味することもでき、または電気的に連結されたことを意味することもできる。なお、ある部分が異なる部分を含むとしたとき、これは、特に反対の記載がない限り、別の部分以外の別の部分を除外するものではなく,設計者の選択によって別の部分をさらに含むことができることを意味する。
【0025】
第1や第2などの用語は、一の部分を他の部分から区別するために用いられるものであって、特に記載がない以上これらが順次的な表現を意味するものではない。なお、単数の表現は文脈上明らかに例外がない限り、複数の表現を含むことができる。
【0026】
以下、本発明による発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法について詳細に説明すると以下のようになる。これに関連して、図1は、本発明による発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置の構成図を示す。一方、図2は、本発明による複数の衛星関連産業に携わる業者で運営するサーバ(又は端末)間のインタフェース構成を示す。
【0027】
図1を参照すると、プラットフォーム提供装置(1000)は通信部(1100)及びプロセッサ(1200)を含むように構成される。プラットフォーム提供装置(1000)は保存部(1300)をさらに含めることができる。
【0028】
図1及び図2を参照すると、発射体業者が運営する第1サーバ(1510)及び衛星所有業者が所有する第2サーバ(1520)と通信部(1100)は通信可能につながり得る。一例として、プラットフォーム提供装置(1000)は衛星画像活用業者が運用する装置であり得るが、これに限定されるものではなく、応用によって様々な変更が可能である。他の例として、プラットフォーム提供装置(1000)は衛星画像販売業者が運用する装置であるかもしれない。もう一つの例として、プラットフォーム提供装置(1000)は、図2に並ぶ複数の業者間で行える衛星基盤サービスを希望価格の範囲内で生成することを制御することができる。
【0029】
図3は、本発明に基づく発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法を行うための各サーバ又は装置で提供可能な主な公開データを示す。図2及び図3を参照すると、第1サーバ(1510)は、発射体諸元、発射日、Kgあたりの発射価格、ペイロード可能な重さ、発射体推進体の種類(液体、固体、ハイブリッド)、発射成功回数(Heritage)等を公開データとして提供できる。第2サーバ(1520)は衛星の諸元、ペイロードの特性(光学orSAR)、空間解像度、衛星の個数や軌道、大陸別訪問周期などを公開データとして提供できる。また、第2サーバ(1520)は通信衛星かどうかなど衛星の運用形態やスループットに関する情報も公開データとして提供できる。
【0030】
一方、衛星画像販売業者が運用する第3サーバ(1530)は、衛星の解像度、衛星画像の価格(USD/Km2)、衛星画像の種類及び衛星画像を持っている主要地域に関する情報を公開データとして提供できる。これにより、衛星画像活用企業が運営するプラットフォーム提供装置(1000)は、産業的応用分野(都市、農村、漁村、山林)、各応用分野別プラットフォームサービスの価格及び衛星画像プラットフォーム提供期間(年間)による加入費及び支援形態を公開データとして提供できる。
【0031】
一方、特殊配送業者が運用するサーバ(1550)は、発射体の重さによる配送価格、衛星の大きさや重さによる配送価格、主要配送可能地域、配送(Door to Door)のための基準(最終目的地基準)や配送時の保険が含まれているかどうかなどを公開データとして提供できる。他の例として、前述した情報の一部はプラットフォーム提供措置(1000)がこれを算出し、特殊配送業者が運用するサーバ(1550)で提供することもできる。一方、保険会社が運用する第4サーバ(1540)は、衛星の軌道保険、衛星運送保険価格、国内の場合、保険のための海外協力会社の現状や加入条件(衛星や発射体のヘリテージの可否による価格決定)などに関する情報を公開データとして提供できる。
【0032】
前述した様々な形の公開データを用いて、プラットフォーム提供装置(1000)は、応用分野ごとのプラットフォームサービスの価格や提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出することができる。これに関連して、通信部(1100)は発射体(launch vehicle)の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格及びペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバ(1510)から受信することから構成される。
【0033】
これに関連して、通信部(1100)は様々なサーバと繋がる有線無線の通信手段で構成されることができる。したがって、通信部(1100)は衛星通信リンクなしに構成されることがある。プラットフォーム提供装置(1000)が地球局レベルで実装されると、通信部(1100)はサーバと通信のための有線/無線の通信手段以外に別途衛星通信部を具備することも可能である。したがって、応用によってプラットフォーム提供装置(1000)は、衛星通信を行いながら衛星画像基盤のプラットフォーム提供方法を行うこともできる。他の例として、プラットフォーム提供装置(1000)は、衛星通信機能のない端末でも、他のサーバを介して受信された公開データにより衛星画像基盤のプラットフォーム提供方法を行うことができる。
【0034】
通信部(1100)は、発射体(launch vehicle)の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格及びペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバから受信することができる。プロセッサー(1200)は、応用分野ごとのプラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出するよう構成されることがある。このため、プロセッサ(1200)は衛星の諸元、ペイロード特性、空間解像度及び衛星個数、軌道に関する衛星情報を第2サーバから通信部によって取得することができる。プロセッサー(1200)は、衛星画像の解像度、衛星画像の単位面積あたりの価格、衛星画像の種類及び衛星画像の特定地域を含むかどうかと、比率に関する衛星画像情報を第3サーバから通信部を通じて獲得できる。
【0035】
したがって、プロセッサ(1200)は、衛星画像の応用分野に関する情報を受信し、発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費及び支援方法に関する情報を算出することができる。
【0036】
一方、プロセッサー(1200)は、発射体の重さによる配送価格、上記衛星の大きさや重さによる配送価格、配送可能地域の有無や配送のための最終目的地による発射体の配送費用を算出して、上記の発射体の配送時に保険に含まれるかどうかや保険額に基盤し、上記の発射体の配送費用を算出することができる。
【0037】
プロセッサー(1200)は、上記の発射体の配送費用にもっと基盤して、応用分野別プラットフォームサービスの価格および提供期間による加入費および支援方法に関する情報を算出することができる。これと関連して、メモリ(1300)は、前述した公開データや算出された費用及び制約事項と関連した情報を保存するように構成される。
【0038】
一方、プロセッサ(1200)は、衛星の軌道維持に係る保険、衛星運送保険価格、保険のための海外協力会社の現状及び衛星又は発射体の相続(heritage)の有無による価格決定に関する保険及び価格決定情報を第4サーバから通信部により取得できる。ここで、発射体が相続(heritage)するかどうかは、発射体を直接所有する方式以外に、所有者から賃貸、貸与などの形で一定期間内に使用権限があるかどうかを示すことができる。プロセッサー(1200)は、保険や価格決定情報に基づき、応用分野別プラットフォームサービスの価格や提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出することができる。
【0039】
プロセッサー(1200)は、応用分野ごとのプラットフォームサービスを提供しようとする衛星画像活用業者が運用する端末から、希望価格範囲や希望スペックに関する情報を通信部から受信できる。プロセッサー(1200)は、希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星及び特定衛星画像の種類及び諸元を選択することができる。
【0040】
一方、プロセッサー(1200)は、希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択することができる。プロセッサー(1200)は、希望価格の範囲内の最大価格に基づいて、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択することができる。特定衛星の諸元は動作周波数、スループットを含めることができるが、その他に他の情報をさらに含めることができる。
【0041】
一方、プロセッサ(1200)は、希望スペック、上記衛星情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択することができる。プロセッサー(1200)は希望スペックに基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択することができる。特定発射体の諸元は液体、固体、ハイブリッドを含む推進体の種類を含み、特定衛星の諸元は大陸別訪問周期情報をさらに含むことができる。
【0042】
以上では、本発明の一形態に応じたプラットフォーム提供装置について説明した。以下では、本発明のもう一つの様相に応じたプラットフォームの提供方法について説明する。これに関連して、前述のすべての技術的特徴、動作及び構成等が、以下のプラットフォームの提供方法に適用され得る。
【0043】
図4に、本発明による発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォームの提供方法の流れ図を示す。図1ないし図4を参照すると、プラットフォームの提供方法において、上記の方法は地上局又は地上局と接続された端末により遂行されることができる。図1ないし図4を参照すると、プラットフォームの提供方法は、発射体情報獲得過程(S100)、衛星情報獲得過程(S200)、衛星画像情報獲得過程(S300)及びプラットフォームサービス価格支援/方法算出過程(S400)を含むように構成される。 これに関連して、多数の情報獲得プロセス(S100 ないし S300)の手順はこれに限定されるものではなく、応用によって様々に変更されるか、あるいは二つ以上の過程が同時に行われることがある。
【0044】
発射体情報獲得過程(S100)において、発射体(launch vehicle)の諸元、発射日、単位重量あたりの発射価格及びペイロード可能重量に関する発射体情報を第1サーバから獲得する。衛星情報獲得過程(S200)において、衛星の諸元、ペイロード特性、空間解像度及び衛星個数、軌道に関する衛星情報を第2サーバから獲得する。 衛星画像情報獲得過程(S300)において、衛星画像の解像度、衛星画像の単位面積あたりの価格、衛星画像の種類及び衛星画像の特定地域を含むか否かと割合に関する衛星画像情報を第3サーバから獲得する。
【0045】
プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程(S400)において、衛星画像の応用分野に関する情報を受信し、上記発射体情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、応用分野別のプラットフォームサービスの価格及び提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出することができる。
【0046】
一方、図5では、本発明によるプラットフォームサービスの価格支援方法の算出以前に行われる様々なプロセスを示す。図4 及び図5 を参照すると、プラットフォームサービス価格支援方法算出過程(S400)の以前に、配送費用算出過程(S310)が遂行されることがある。配送費用算出過程(S310)から、発射体の重さによる配送価格、上記衛星の大きさ及び重さによる配送価格、配送可能地域の有無及び配送のための最終目的地による発射体の配送費用を算出することができる。配送費用算出過程(S310)より、発射体の配送時保険付かどうか、および保険額に基づき、上記発射体の配送費用を算出することができる。これにより、プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程(S400)において、発射体の配送コストに基づき、応用分野ごとのプラットフォームサービスの価格や提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出することができる。
【0047】
一方、プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程(S400)の前に、保険および価格決定情報獲得過程(S320)が遂行される可能性がある。保険及び価格決定情報獲得過程(S320)において、衛星の軌道維持に係る保険、衛星運送保険価格、再保険のための海外協力会社の現状及び衛星又は発射体の相続(heritage)可否による価格決定に関する保険及び価格決定情報を第4サーバから獲得することができる。 これにより、プラットフォームサービス価格支援方法算出過程(S400)において、保険や価格決定情報に基づき、応用分野ごとのプラットフォームサービスの価格や提供期間に応じた加入費や支援方法に関する情報を算出することができる。
【0048】
一方、プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程(S400)の以前に、希望価格範囲スペック情報獲得過程(S330)および発射体/衛星種類および諸元選択過程(S340)を含めることができる。希望価格範囲/スペック情報獲得過程(S330)において、応用分野別プラットフォームサービスを提供しようとする衛星画像活用業者が運用する端末から希望価格範囲及び希望スペックに関する情報を獲得する。発射体/衛星種類及び諸元選択過程(S340)において、上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類及び諸元を選択する。
【0049】
具体的には、発射体/衛星種類及び諸元選択過程(S340)において、上記希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、特定発射体、特定衛星の種類を選択する。また、発射体/衛星種類及び諸元選択過程(S340)において、上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定発射体の諸元及び特定衛星の諸元を選択することができる。この場合、特定衛星の諸元は動作周波数、スループットを含むことができる。
【0050】
一方、プラットフォームサービス価格/支援方法算出過程(S400)の以前に、光信号ベースの衛星追跡可否の判断過程(S350)及びハイブリッドデコード制御過程(S360)が含まれる。光信号基盤衛星追跡の可否を判断する過程(S350)において、衛星画像活用業者が運用する端末から受信された希望価格範囲、上記発射体情報、上記衛星画像情報及び上記応用分野に関する情報に基づき、光信号を用いて衛星を追跡するかどうかを判断することができる。ハイブリッドデコード制御過程(S360)において、上記希望価格範囲内の最大価格に基づき、特定衛星から光信号及び衛星信号に該当する第1信号及び第2信号を全て受信し、衛星から送信されたデータをデコードするよう制御することができる。一方、光信号を用いたハイブリッド方式を使用しないと判断されれば、ハイブリッドデコード制御プロセス(S360)なしにプラットフォームサービス価格サポート方法/算出プロセス(S400)を行うことができる。
【0051】
以上では、発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法について説明した。上述の実施例に基づく発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法の技術的効果は以下の通りである。
【0052】
上述の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法によると、衛星画像提供サービスを提供するため、衛星、発射体、衛星及び地上局に対する諸元分析等による価格算定のための具体的な手法を提供可能である。
【0053】
上述の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法によると、応用分野や価格算定範囲内で、様々な品質別にカスタマイズされた衛星画像基盤サービスに対する具体的な手法を提供することができる。
【0054】
上述の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供装置及び方法によると、応用分野や価格算定範囲内で、様々な品質別にカスタマイズされた衛星画像基盤サービスに対する具体的な手法を提供することができる。
【0055】
上述の実施例に沿った発射体-衛星-地上局-SI を活用したプラットフォームの提供方法は、コンピュータ装置によって駆動できるプログラムの形で実装されることがある。ここでプログラムは、プログラム命令、データファイル及びデータ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。プログラムは機械語コードや高度な言語コードを用いて設計・製作されたものであることができる。プログラムは上述のプラットフォームの提供方法を実現するために特別に設計されたものでもあり、コンピュータソフトウェア分野において通常の技術者に対して起工されて使用可能な各種関数や定義を利用して実装されたものでもある。また、ここでコンピュータ装置は、プログラムの機能を実現可能にするプロセッサやメモリなどを含めて実装されたものであり、必要に応じて通信装置をさらに含むこともできる。
【0056】
上述の発射体-衛星-地上局-SIを活用したプラットフォーム提供方法を具現化するためのプログラムは、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録されることがある。コンピュータにより読み取り可能な記録媒体は、例えば、ハードディスクやフロッピーディスクのような磁気ディスク保存媒体、磁気テープ、コンパクトディスクやDVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気-光記録媒体及びローム、ラム又はフラッシュメモリなどの半導体保存装置など電子計算機等の呼び出しに応じて実行される特定のプログラムを保存可能な多様な種類の装置を含むことができる。
【0057】
以上、発射体-衛星-地上局-SI を活用したプラットフォームの提供方法及び装置の様々な実施例について説明したが、プラットフォームの提供方法及び装置は、単に上述の実施例に限定されるものではない。当該技術分野において通常の知見を有する者が上述の実施例を基に修正・変形して実装可能な様々な装置や手法についても、上述の装置及び手法の一例となり得る。例えば、説明された技術が、説明方法と異なる手順で行われたり、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの要素が説明されたところと異なる形で結合または組み合わせられたり、他の構成要素や均等物によって置き換えられたとしても、衛星画像を用いたサービス提供方法及び装置の実施例となりうる。

図1
図2
図3
図4
図5