IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ブラザー工業株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-画像形成装置 図1
  • 特開-画像形成装置 図2
  • 特開-画像形成装置 図3
  • 特開-画像形成装置 図4
  • 特開-画像形成装置 図5
  • 特開-画像形成装置 図6
  • 特開-画像形成装置 図7
  • 特開-画像形成装置 図8
  • 特開-画像形成装置 図9
  • 特開-画像形成装置 図10
  • 特開-画像形成装置 図11
  • 特開-画像形成装置 図12
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022106114
(43)【公開日】2022-07-19
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/18 20060101AFI20220711BHJP
   G03G 15/08 20060101ALI20220711BHJP
【FI】
G03G21/18 103
G03G21/18 114
G03G21/18 139
G03G15/08 366
G03G15/08 348B
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021000872
(22)【出願日】2021-01-06
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103517
【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 寛之
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 正吾
(72)【発明者】
【氏名】田口 和奈
【テーマコード(参考)】
2H077
2H171
【Fターム(参考)】
2H077AA02
2H077AA09
2H077AA35
2H077AB02
2H077AB03
2H077AB04
2H077AB12
2H077AB14
2H077AC02
2H077AD06
2H077AD13
2H077CA11
2H171FA02
2H171FA09
2H171FA13
2H171GA04
2H171GA11
2H171JA23
2H171JA27
2H171JA29
2H171JA31
2H171JA38
2H171JA39
2H171JA43
2H171JA46
2H171KA16
2H171QA04
2H171QA24
2H171QB03
2H171QB15
2H171QB18
2H171QB32
2H171QB35
2H171QB36
2H171QB52
2H171SA11
2H171SA14
2H171SA18
2H171SA19
2H171SA22
2H171SA26
2H171WA07
2H171WA08
2H171WA23
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、転写装置が感光ドラムの上に位置する構成において、トナーカートリッジをドラムユニットと分けて交換できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、ドラムユニット4Kと、トナーカートリッジ5Kと、転写装置とを備える。ドラムユニット4Kは、感光ドラム41Kと、現像ローラ43Kと、アジテータ45Kと、現像筐体46Kとを有する。現像筐体46Kは、開口4631を有する。開口4631は、アジテータ45Kを収容する第1現像室461と、第1現像室461の上方に位置し、現像ローラ43Kを収容する第2現像室462とを連通する。アジテータ45Kは、シャフト451と羽根452とを備える。アジテータ45Kが回転した場合、羽根452の第2端4522は、鉛直方向において開口4631の高さに達する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体筐体と、
前記本体筐体に装着可能なドラムユニットであって、
感光ドラムと、
現像ローラと、
供給ローラと、
アジテータと、
前記アジテータを収容する第1現像室と、前記第1現像室の上方に位置するとともに、前記現像ローラと前記供給ローラとを収容する第2現像室と、を連通する開口を有する壁を含む現像筐体と、
を有するドラムユニットと、
前記現像筐体の前記第1現像室に供給されるトナーを収容可能なトナーカートリッジであって、前記本体筐体に装着可能なトナーカートリッジと、
前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された状態で前記感光ドラムの上に位置し、前記感光ドラム上のトナーをシートに転写する転写装置と、
を備え、
前記アジテータは、
前記現像筐体に回転可能に支持されるシャフトと、
前記シャフトともに回転可能な羽根であって、前記シャフトに固定される第1端と、前記第1端から離れて位置する第2端とを有する羽根と、を備え、
前記アジテータが回転した場合、前記羽根の前記第2端は、鉛直方向において前記開口の高さに達する、画像形成装置。
【請求項2】
前記感光ドラムは、第1方向に延びる軸について回転可能であり、
前記第1現像室は、
前記第1方向における一方に位置する第1側壁と、
前記第1方向における他方に位置する第2側壁と、
前記第1側壁と前記第2側壁とを連結する連結壁であって、前記トナーカートリッジからトナーを受け入れる受入口を有する連結壁と、を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記受入口は、前記第1方向における前記連結壁の中央に位置する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記トナーカートリッジは、
前記トナーカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で、前記現像筐体の前記第1現像室に対して、前記第1方向と交差する第2方向に並ぶ第1部分と、
前記トナーカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で、前記ドラムユニットに対して前記第1方向に並ぶ第2部分と、を有する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2部分の容量は、前記第1部分の容量よりも大きい、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1部分は、前記トナーカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で、前記受入口と通じる供給口を有する、請求項4または請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記トナーカートリッジは、前記供給口を閉じるトナー閉位置と、前記供給口が開くトナー開位置との間を移動可能なトナーシャッタをさらに備える、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ドラムユニットは、前記受入口を閉じる現像閉位置と、前記受入口が開く現像開位置との間を移動可能な現像シャッタをさらに備える、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記トナーカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で、前記トナーシャッタは、前記現像シャッタに連動して移動し、
前記現像シャッタが前記現像閉位置に位置した状態で、前記トナーシャッタは、前記トナー閉位置に位置し、
前記現像シャッタが前記現像開位置に位置した状態で、前記トナーシャッタは、前記トナー開位置に位置する、請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記トナーカートリッジは、前記本体筐体に対して前記第1方向に沿って装着可能であり、
前記トナーカートリッジの装着方向において、前記第2部分は、前記第1部分に対して上流側に位置する、請求項9に記載の画像形成装置。
【請求項11】
前記トナーカートリッジは、前記現像シャッタを操作する操作レバーであって、前記第2部分に支持される操作レバーを有する、請求項10に記載の画像形成装置。
【請求項12】
前記トナーカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で、前記操作レバーは、前記現像シャッタに接続され、前記トナーシャッタは、前記現像シャッタに接続される、請求項11に記載の画像形成装置。
【請求項13】
前記トナーカートリッジは、前記第1部分内に配置されるスクリューオーガであって、前記第1方向にトナーを送るスクリューオーガをさらに備える、請求項4から請求項12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項14】
前記ドラムユニットは、前記現像筐体を前記感光ドラムに対して移動可能に支持するドラムフレームをさらに備える、請求項4から請求項13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項15】
前記第1部分は、前記トナーカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で、前記受入口と通じる供給口を有し、
前記ドラムフレームは、前記トナーカートリッジが前記本体筐体に装着された状態で、前記第1部分を受け入れる受入部であって、前記受入口と前記供給口とを連通する連通口を有する受入部を備える、請求項14に記載の画像形成装置。
【請求項16】
前記ドラムユニットは、前記受入口を囲むクッション部材であって、前記現像筐体と前記受入部との間に位置し、前記現像筐体が前記感光ドラムに対して移動することを許容するクッション部材をさらに備える、請求項15に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置は、本体筐体と、プロセスカートリッジと、転写装置とを備える。プロセスカートリッジは、感光ドラムと、現像装置とを備える。転写装置は、プロセスカートリッジが本体筐体に装着された状態で、感光ドラムの上に位置する。現像装置は、現像筐体と、現像ローラと、アジテータとを備える。現像筐体は、現像ローラが配置される現像室と、トナーが収容されるトナー収容室とを有する。プロセスカートリッジが本体筐体に装着された状態で、トナー収容室は、現像室よりも下に位置する。アジテータは、トナー収容室内に位置し、トナー収容室から現像室にトナーを搬送する(下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008-170951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているような画像形成装置では、トナー収容室内のトナー残量が少なくなった場合、感光ドラムの交換の必要はなくても、感光ドラムを含むプロセスカートリッジ全体を交換しなければならない。このような画像形成装置では、使用コストの低減を図りにくい。
【0005】
そこで、本開示の目的は、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、転写装置が感光ドラムの上に位置する構成において、トナーカートリッジをドラムユニットと分けて交換できる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の画像形成装置は、本体筐体と、ドラムユニットと、トナーカートリッジと、転写装置とを備える。
【0007】
ドラムユニットは、本体筐体に装着可能である。ドラムユニットは、感光ドラムと、現像ローラと、供給ローラと、アジテータと、現像筐体とを有する。現像筐体は、壁を含む。壁は、開口を有する。開口は、第1現像室と第2現像室とを連通する。第1現像室は、アジテータを収容する。第2現像室は、第1現像室の上方に位置する。第2現像室は、現像ローラと供給ローラとを収容する。
【0008】
トナーカートリッジは、本体筐体に装着可能である。トナーカートリッジは、トナーを収容可能である。トナーは、現像筐体の第1現像室に供給される。
【0009】
転写装置は、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で感光ドラムの上に位置する。転写装置は、感光ドラム上のトナーをシートに転写する。
【0010】
アジテータは、シャフトと、羽根とを備える。シャフトは、現像筐体に回転可能に支持される。羽根は、シャフトともに回転可能である。羽根は、第1端と、第2端とを有する。羽根の第1端は、シャフトに固定される。羽根の第2端は、第1端から離れて位置する。アジテータが回転した場合、羽根の第2端は、鉛直方向において開口の高さに達する。
【0011】
このような構成によれば、トナーを収容するトナーカートリッジを、感光ドラムを備えるドラムユニットと分けて交換できる。
【0012】
また、第1現像室に収容されるアジテータが回転した場合、羽根の第2端が鉛直方向において開口の高さに達する。そのため、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、現像ローラと供給ローラとを収容する第2現像室が、第1現像室の上方に位置していても、アジテータが、開口を通して、第1現像室から第2現像室にトナーを供給できる。
【0013】
(2)感光ドラムは、軸について回転可能であってもよい。軸は、第1方向に延びる。第1現像室は、第1側壁と、第2側壁と、連結壁とを有してもよい。第1側壁は、第1方向における一方に位置する。第2側壁は、第1方向における他方に位置する。連結壁は、第1側壁と第2側壁とを連結する。連結壁は、受入口を有してもよい。受入口は、トナーカートリッジからトナーを受け入れる。
【0014】
(3)受入口は、第1方向における連結壁の中央に位置してもよい。
【0015】
(4)トナーカートリッジは、第1部分と、第2部分とを有してもよい。トナーカートリッジの第1部分は、トナーカートリッジが本体筐体に装着された状態で、現像筐体の第1現像室に対して、第2方向に並ぶ。第2方向は、第1方向と交差する。トナーカートリッジの第2部分は、トナーカートリッジが本体筐体に装着された状態で、ドラムユニットに対して第1方向に並ぶ。
【0016】
このような構成によれば、第2方向における画像形成装置の小型化を図ることができながら、トナーカートリッジの大容量化を図ることができる。
【0017】
(5)第2部分の容量は、第1部分の容量よりも大きくてもよい。
【0018】
(6)第1部分は、供給口を有してもよい。供給口は、トナーカートリッジが本体筐体に装着された状態で、受入口と通じる。
【0019】
(7)トナーカートリッジは、トナーシャッタをさらに備えてもよい。トナーシャッタは、トナー閉位置とトナー開位置との間を移動可能である。トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタは、供給口を閉じる。トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、供給口は、開く。
【0020】
このような構成によれば、トナーシャッタがトナー閉位置に位置する状態で、トナーカートリッジを本体筐体から取り外すことにより、トナーカートリッジからトナーが漏れることを抑制できる。
【0021】
(8)ドラムユニットは、現像シャッタをさらに備えてもよい。現像シャッタは、現像閉位置と現像開位置との間を移動可能である。現像シャッタが現像閉位置に位置する状態で、現像シャッタは、受入口を閉じる。現像シャッタが現像開位置に位置する状態で、受入口は開く。
【0022】
このような構成によれば、現像シャッタが現像閉位置に位置する状態で、トナーカートリッジを本体筐体から取り外すことにより、ドラムユニットからトナーが漏れることを抑制できる。
【0023】
(9)トナーカートリッジが本体筐体に装着された状態で、トナーシャッタは、現像シャッタに連動して移動してもよい。この場合、現像シャッタが現像閉位置に位置した状態で、トナーシャッタは、トナー閉位置に位置する。現像シャッタが現像開位置に位置した状態で、トナーシャッタは、トナー開位置に位置する。
【0024】
(10)トナーカートリッジは、本体筐体に対して第1方向に沿って装着可能であってもよい。トナーカートリッジの装着方向において、第2部分は、第1部分に対して上流側に位置する。
【0025】
(11)トナーカートリッジは、操作レバーを有してもよい。操作レバーは、現像シャッタを操作する。操作レバーは、第2部分に支持されてもよい。
【0026】
このような構成によれば、操作レバーの操作性の向上を図ることができる。
【0027】
(12)トナーカートリッジが本体筐体に装着された状態で、操作レバーは、現像シャッタに接続され、トナーシャッタは、現像シャッタに接続されてもよい。
【0028】
このような構成によれば、操作レバーを操作することによって、トナーシャッタおよび現像シャッタを一括して移動させることができる。
【0029】
(13)トナーカートリッジは、スクリューオーガをさらに備えてもよい。スクリューオーガは、第1部分内に配置される。スクリューオーガは、第1方向にトナーを送る。
【0030】
(14)ドラムユニットは、ドラムフレームをさらに備えてもよい。ドラムフレームは、現像筐体を感光ドラムに対して移動可能に支持してもよい。
【0031】
このような構成によれば、感光ドラムに対する現像ローラの接触状態の変動を抑制することができる。
【0032】
(15)第1部分は、供給口を有してもよい。供給口は、トナーカートリッジが本体筐体に装着された状態で、受入口と通じる。ドラムフレームは、受入部を備えてもよい。受入部は、トナーカートリッジが本体筐体に装着された状態で、第1部分を受け入れる。受入部は、連通口を有する。連通口は、受入口と供給口とを連通する。
【0033】
このような構成によれば、トナーを、供給口、連通口および受入口を通して、第1現像室に供給することができる。
【0034】
(16)ドラムユニットは、クッション部材をさらに備えてもよい。クッション部材は、受入口を囲む。クッション部材は、現像筐体と受入部との間に位置し、現像筐体が感光ドラムに対して移動することを許容してもよい。
【0035】
このような構成によれば、現像筐体が感光ドラムに対して移動することを許容できながら、現像筐体と受入部との間からトナーが漏れることを抑制できる。
【発明の効果】
【0036】
本開示の画像形成装置によれば、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、転写装置が感光ドラムの上に位置する構成において、トナーカートリッジをドラムユニットと分けて交換できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
図1図1は、画像形成装置の概略構成図である。
図2図2は、図1に示すドラムユニットの拡大図であって、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態を示す。
図3図3は、図1に示すドラムユニットの拡大図であって、現像シャッタが現像閉位置に位置し、トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態を示す。
図4図4は、図2に示すドラムユニットの斜視図であって、現像筐体を除いた状態を示す。
図5図5は、図4に示すドラムユニットの斜視断面図を示す。
図6図6は、図4に示すドラムユニットの側面図であって、現像シャッタが現像開位置に位置した状態を示す。
図7図7は、図4に示すドラムユニットの側面図であって、現像シャッタが現像閉位置に位置した状態を示す。
図8図8は、図2に示す現像筐体の正面図である。
図9図9は、図2に示すトナーカートリッジの斜視図を示す。
図10図10は、図3に示すトナーカートリッジおよびドラムユニットのA-A断面図である。
図11図11は、図9に示すトナーカートリッジの一方の側面図を示す。
図12図12は、図9に示すトナーカートリッジの他方の側面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0038】
1.画像形成装置1
図1および図2を参照して、画像形成装置1について説明する。
【0039】
図1に示すように、画像形成装置1は、本体筐体2と、シートカセット3と、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kと、4つのトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、転写装置7と、定着装置8とを備える。
【0040】
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シートカセット3と、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kと、4つのトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5Kと、露光装置6と、転写装置7と、定着装置8とを収容する。
【0041】
1.2 シートカセット3
シートカセット3は、シートSを収容可能である。シートカセット3内のシートSは、二次転写ローラ73に向かって搬送される。二次転写ローラ73については後で説明する。
【0042】
1.3 4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4K
4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kは、本体筐体2に装着可能である。4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kは、互いに同じ構成を有する。そのため、以下では、ドラムユニット4Kを詳細に説明して、ドラムユニット4Y、4M、4Cの説明を省略する。
【0043】
1.3.1 ドラムユニット4K
図2に示すように、ドラムユニット4Kは、感光ドラム41Kと、帯電装置47Kと、現像ローラ43Kと、供給ローラ44Kと、層厚規制ブレード400Kとを備える。
【0044】
感光ドラム41Kは、第1方向に延びる。感光ドラム41Kは、円筒形状を有する。感光ドラム41Kは、軸411について回転可能である。軸411は、第1方向に延びる。
【0045】
帯電装置47Kは、感光ドラム41Kの周面を帯電させる。帯電装置47Kは、具体的には、帯電ローラである。なお、帯電装置47Kは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
【0046】
現像ローラ43Kは、感光ドラム41Kにトナーを供給可能である。現像ローラ43Kは、第1方向に延びる。現像ローラ43Kは、現像軸431について回転可能である。現像軸431は、第1方向に延びる。本実施形態では、現像ローラ43Kは、感光ドラム41Kと接触する。現像ローラ43Kは、感光ドラム41Kから所定の間隔をあけて離れていてもよい。
【0047】
供給ローラ44Kは、現像ローラ43Kにトナーを供給する。供給ローラ44Kは、現像ローラ43Kに対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。供給ローラ44Kは、第1方向に延びる。供給ローラ44Kは、軸について回転可能である。供給ローラ44Kの軸は、第1方向に延びる。
【0048】
層厚規制ブレード400Kは、現像ローラ43Kの周面に接触することで、現像ローラ43K上のトナーの層厚を規制する。層厚規制ブレード400Kは、感光ドラム41Kと供給ローラ44Kとの間に位置し、ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で現像ローラ43Kに対して下方から接触するように配置される。層厚規制ブレード400Kは、第1方向に延びる。
【0049】
1.3.2 ドラムユニット4Y、4M、4C
図1に示すように、ドラムユニット4Yは、感光ドラム41Yと、帯電装置47Yと、現像ローラ43Yと、供給ローラ44Yと、層厚規制ブレード400Yとを備える。ドラムユニット4Mは、感光ドラム41Mと、帯電装置47Mと、現像ローラ43Mと、供給ローラ44Mと、層厚規制ブレード400Mとを備える。ドラムユニット4Cは、感光ドラム41Cと、帯電装置47Cと、現像ローラ43Cと、供給ローラ44Cと、層厚規制ブレード400Cとを備える。
【0050】
1.4 4つのトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5K
4つのトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5Kは、本体筐体2に装着可能である。より具体的には、トナーカートリッジ5Yは、ドラムユニット4Yに装着可能である。トナーカートリッジ5Yは、供給ローラ44Yに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Mは、ドラムユニット4Mに装着可能である。トナーカートリッジ5Mは、供給ローラ44Mに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Cは、ドラムユニット4Cに装着可能である。トナーカートリッジ5Cは、供給ローラ44Cに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Kは、ドラムユニット4Kに装着可能である。トナーカートリッジ5Kは、供給ローラ44Kに供給されるトナーを収容可能である。
【0051】
1.5 露光装置6
露光装置6は、4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの表面を露光可能である。露光装置6は、帯電した感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの表面を露光する光を出射する。これにより、静電潜像が、感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの表面に形成される。静電潜像には、トナーが供給される。
【0052】
露光装置6は、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kの下方に位置する。なお、下方とは、画像形成装置1を通常の使用状態に載置したときの、鉛直方向における下方である。
【0053】
露光装置6は、具体的には、レーザースキャンユニットである。なお、露光装置6は、LEDアレイであってもよい。
【0054】
1.6 転写装置7
転写装置7は、4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41K上のトナーをシートSに転写する。転写装置7は、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kに対して、露光装置6の反対側に位置する。転写装置7は、4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41Kの上に位置する。転写装置7は、中間転写ベルト71と、4つの一次転写ローラ72Y、72M、72C、72Kと、二次転写ローラ73とを備える。
【0055】
4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で、4つの感光ドラム41Y、41M、41C、41Kは、中間転写ベルト71と接触する。4つのドラムユニット4Y、4M、4C、4Kが本体筐体2に装着された状態で、中間転写ベルト71は、感光ドラム41Yと一次転写ローラ72Yとの間、感光ドラム41Mと一次転写ローラ72Mとの間、感光ドラム41Cと一次転写ローラ72Cとの間、および、感光ドラム41Kと一次転写ローラ72Kとの間を通る。
【0056】
一次転写ローラ72Yは、感光ドラム41Y上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。一次転写ローラ72Mは、感光ドラム41M上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。一次転写ローラ72Cは、感光ドラム41C上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。一次転写ローラ72Kは、感光ドラム41K上のトナーを中間転写ベルト71に転写する。
【0057】
二次転写ローラ73は、中間転写ベルト71と接触する。シートカセット3から搬送されるシートSは、中間転写ベルト71と二次転写ローラ73との間を通る。このとき、二次転写ローラ73は、中間転写ベルト71に転写されたトナーをシートSに転写する。
【0058】
1.7 定着装置8
定着装置8は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置8を通過したシートは、本体筐体2の上面に排紙される。
【0059】
2.ドラムユニット4Kの詳細
次に、図2から図8を参照して、ドラムユニット4Kの詳細について説明する。
【0060】
図2に示すように、ドラムユニット4Kは、上記した感光ドラム41Kと、上記した帯電装置47Kと、上記した現像ローラ43Kと、上記した供給ローラ44Kと、上記した層厚規制ブレード400Kとに加えて、ドラムフレーム42Kと、第1カップリング40K(図5参照)と、現像筐体46Kと、アジテータ45Kと、現像シャッタ48Kと、クッション部材49Kとを備える。
【0061】
2.1 ドラムフレーム42K
ドラムフレーム42Kは、感光ドラム41Kと、帯電装置47Kと、現像筐体46Kとを支持する。
【0062】
図4に示すように、ドラムフレーム42Kは、第1サイドフレーム421と、第2サイドフレーム422と、受入部423とを備える。
【0063】
2.1.1 第1サイドフレーム421および第2サイドフレーム422
第1サイドフレーム421は、第1方向における感光ドラム41Kの一端部を支持する。第2サイドフレーム422は、第1方向において、第1サイドフレーム421から離れている。第2サイドフレーム422は、第1方向における感光ドラム41Kの他端部を支持する。
【0064】
第1サイドフレーム421は、第2方向に延びる。第2方向は、第1方向と交差する。第1サイドフレーム421は、第1長穴4211と、第2長穴4212と、穴4213とを有する。
【0065】
第1長穴4211は、感光ドラム41Kと現像ローラ43Kとが向かい合う方向に延びる(図2参照)。第1長穴4211には、第1突起464Aが嵌る(図6参照)。第1突起464Aについては、後で説明する。
【0066】
第2長穴4212は、第2方向において、第1長穴4211に対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。第2長穴4212が延びる方向は、第1長穴4211が延びる方向と平行である。第2長穴4212には、第2突起465Aが嵌る。第2突起465Aについては、後で説明する。
【0067】
ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、穴4213は、感光ドラム41Kの下方に位置する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、穴4213には、トナーカートリッジ5Kの第1部分511が通る(図2参照)。
【0068】
また、第1サイドフレーム421は、第1ボス4214を有する。
【0069】
第1ボス4214は、現像シャッタ48Kを回動可能に支持する。第1ボス4214は、第2方向において、穴4213から離れている。ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、第1ボス4214は、第2長穴4212の下方に位置する。第1ボス4214は、円柱形状を有する。第1ボス4214は、第1サイドフレーム421の側面から第1方向に延びる。
【0070】
第2サイドフレーム422は、穴4213に代えてスリット4221(図6参照)を有すること以外は、第1サイドフレーム421と同様に説明される。そのため、第2サイドフレーム422の説明を省略する。図6に示すように、スリット4221は、受入部423の内部空間と通じる。スリット4221は、円弧状に延びる。
【0071】
2.1.2 受入部423
図2に示すように、受入部423は、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、トナーカートリッジ5Kの第1部分511を受け入れる。
【0072】
受入部423は、現像筐体46Kの第1現像室461と第2方向に向かい合う。ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、受入部423は、現像筐体46Kの第2現像室462の下方に位置する。第1現像室461および第2現像室462については、後で説明する。
【0073】
受入部423は、第1壁4232を含む。第1壁4232は、第1現像室461の連結壁4613と第2方向に向かい合う。第1壁4232は、連結壁4613の外周面に沿う円弧形状を有する。連結壁4613については、後で説明する。第1壁4232は、連通口4231を有する。言い換えれば、受入部423は、連通口4231を有する。図5に示すように、連通口4231は、第1方向における第1壁4232の中央に位置する。
【0074】
受入部423は、第1方向において、第1サイドフレーム421と第2サイドフレーム422との間に位置する。受入部423は、第1方向に延びる。第1方向における受入部423の一端部は、第1サイドフレーム421に接続される。受入部423の内部空間は、穴4213と通じる。第1方向における受入部423の他端部は、第2サイドフレーム422に接続される。受入部423の内部空間は、スリット4221と通じる(図6参照)。
【0075】
2.2 第1カップリング40K
トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、第1カップリング40Kは、スクリューオーガ54Kに駆動力を入力する。スクリューオーガ54Kについては、後で説明する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、第1カップリング40Kは、スクリューオーガ54Kの第2カップリング542と接続される。第1カップリング40Kは、第2サイドフレーム422に設けられる。第1カップリング40Kは、受入部423の内部空間に臨む。
【0076】
2.3 現像筐体46K
図2に示すように、現像筐体46Kは、第1現像室461と、第2現像室462と、壁463と、2つの第1突起464A,464B(図8参照)と、2つの第2突起465A,465B(図8参照)とを有する。
【0077】
2.3.1 第1現像室461
第1現像室461は、アジテータ45Kを収容する。第1現像室461は、第2方向において、受入部423と向かい合う。
【0078】
図8に示すように、第1現像室461は、第1側壁4611と、第2側壁4612と、連結壁4613とを有する。
【0079】
第1側壁4611は、第1方向における一方に位置する。第2側壁4612は、第1方向における他方に位置する。第2側壁4612は、第1方向において、第1側壁4611から離れている。
【0080】
連結壁4613は、第1側壁4611と第2側壁4612とを連結する。連結壁4613は、第1方向において、第1側壁4611と第2側壁4612との間に位置する。連結壁4613は、第1方向に延びる。連結壁4613は、円筒形状を有する(図2参照)。連結壁4613は、受入部423の第1壁4232と第2方向に向かい合う(図2参照)。
【0081】
連結壁4613は、受入口46131を有する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、受入口46131は、トナーカートリッジ5Kからトナーを受け入れる。受入口46131は、第1方向における連結壁4613の中央に位置する。受入口46131は、連通口4231と通じる(図2参照)。
【0082】
2.3.2 第2現像室462
ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、第2現像室462は、第1現像室461の上方に位置する(図2参照)。第2現像室462は、現像ローラ43Kと供給ローラ44Kと層厚規制ブレード400Kとを収容する(図2参照)。
【0083】
第2現像室462は、第3側壁4621と、第4側壁4622と、底壁4623(図2参照)と、上壁4624とを備える。
【0084】
第3側壁4621は、第1方向における一方に位置する。第3側壁4621は、第1側壁4611に接続される。第3側壁4621は、第1方向における現像ローラ43Kの一端部と、第1方向における供給ローラ44Kの一端部とを回転可能に支持する。
【0085】
第4側壁4622は、第1方向における他方に位置する。第4側壁4622は、第2側壁4612に接続される。第4側壁4622は、第1方向において、第3側壁4621から離れている。第4側壁4622は、第1方向における現像ローラ43Kの他端部と、第1方向における供給ローラ44Kの他端部とを回転可能に支持する。
【0086】
図2に示すように、ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、底壁4623は、現像ローラ43Kと受入部423との間に位置する。底壁4623は、第1方向において、第3側壁4621と第4側壁4622とを連結する。底壁4623は、層厚規制ブレード400Kを支持する。
【0087】
上壁4624は、現像ローラ43Kに対して底壁4623の反対側に位置する。上壁4624は、第1方向において、第3側壁4621と第4側壁4622とを連結する。
【0088】
2.3.3 壁463
壁463は、第2現像室462に対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。壁463は、第1現像室461と第2現像室462との間に位置する。壁463は、第1方向に延びる。壁463は、第1方向において、第3側壁4621と第4側壁4622とを連結する。ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、壁463の上端部は、上壁4624に対して一定の間隔があくように配置されている。ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、壁463の下端部は、底壁4623に接続される。壁463は、上壁4624との間に開口4631を形成する。開口4631は、第1現像室461と第2現像室462とを連通する。
【0089】
2.3.4 2つの第1突起464A,464B
図6および図7に示すように、第1突起464Aは、第1方向において、第3側壁4621に対して第4側壁4622の反対側に位置する(図8参照)。第1突起464Aは、第1方向に延びる。第1突起464Aは、円柱形状を有する。第1突起464Aは、現像ローラ43Kのシャフトであってもよい。
【0090】
第1突起464Aは、第1サイドフレーム421の第1長穴4211に嵌まる。第1突起464Aが第1長穴4211に嵌まった状態で、第1長穴4211は、第1長穴4211の延びる方向において遊びを有する。
【0091】
第1突起464Bは、第1方向において、第4側壁4622に対して第3側壁4621の反対側に位置する(図8参照)。図示しないが、第1突起464Bは、第2サイドフレーム422の第1長穴4211に嵌まる。第1突起464Bは、第1突起464Aと同様に説明される。そのため、第1突起464Bの説明を省略する。
【0092】
2.3.5 第2突起465A、465B
第2突起465Aは、第1方向において、第3側壁4621に対して第4側壁4622の反対側に位置する(図8参照)。第2突起465Aは、第1方向に延びる。第2突起465Aは、円柱形状を有する。
【0093】
第2突起465Aは、第1サイドフレーム421の第2長穴4212に嵌まる。第2突起465Aは、第2方向において、第1突起464Aに対して、感光ドラム41Kの反対側に位置する。第2突起465Aが第2長穴4212に嵌まった状態で、第2長穴4212は、第2長穴4212の延びる方向において遊びを有する。
【0094】
第2突起465Bは、第1方向において、第4側壁4622に対して第3側壁4621の反対側に位置する(図8参照)。図示しないが、第2突起465Bは、第2サイドフレーム422の第2長穴4212に嵌まる。第2突起465Bは、第2突起465Aと同様に説明される。そのため、第2突起465Bの説明を省略する。
【0095】
これによって、現像筐体46Kは、第1サイドフレーム421および第2サイドフレーム422に支持される。現像筐体46Kは、第1方向と交差する方向において感光ドラム41Kに対して移動可能である。詳しくは、現像筐体46Kは、現像ローラ43Kと感光ドラム41Kとが向かい合う方向において、感光ドラム41Kに対して移動可能である。言い換えれば、ドラムフレーム42Kは、現像筐体46Kを感光ドラム41Kに対して移動可能に支持する。
【0096】
また、第1突起464Aは、ばね466によって、感光ドラム41Kに向かって押されている。ばね466は、第1突起464Aに対して感光ドラム41Kの反対側に位置する。これによって、現像ローラ43Kは、感光ドラム41Kに向かって押されている。
【0097】
そのため、感光ドラム41Kに対する現像ローラ43Kの接触状態の変動を抑制することができる。
【0098】
2.4 アジテータ45K
図2に示すように、アジテータ45Kは、第1現像室461内のトナーを第2現像室462に向かって搬送できる。アジテータ45Kは、第1現像室461に回転可能に支持される。アジテータ45Kは、シャフト451と、羽根452とを備える。
【0099】
2.4.1 シャフト451
シャフト451は、現像筐体46Kの第1現像室461に回転可能に支持される。シャフト451は、第1方向に延びる。第1方向におけるシャフト451の一端部は、第1側壁4611に支持される。第1方向におけるシャフト451の他端部は、第2側壁4612に支持される。
【0100】
2.4.2 羽根452
羽根452は、シャフト451ともに回転可能である。羽根452は、可撓性を有する。羽根452は、第1端4521と、第2端4522とを有する。羽根452の第1端4521は、シャフト451に固定される。羽根452の第2端4522は、第1端4521から離れて位置する。アジテータ45Kが回転した場合、羽根452の第2端4522は、鉛直方向において開口4631の高さに達する。換言すると、羽根452の第2端4522は、開口を形成する壁463の上端よりも上方に達する。そのため、ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、現像ローラ43Kと供給ローラ44Kとを収容する第2現像室462が、第1現像室461の上方に位置していても、アジテータ45Kが、開口4631を通して、第1現像室461から第2現像室462にトナーを安定して供給できる。
【0101】
また、アジテータ45Kが回転した場合、羽根452の第2端4522は、鉛直方向において底壁4623よりも上方に達する。第2端4522が開口4631の高さに達した状態で、羽根452における第1端4521と第2端4522との間の部分が、開口4631を通る。また、羽根452は、第2端4522が開口4631の高さに達した状態で、鉛直方向の高さにおいて、供給ローラ44Kと重複する高さを有する。
【0102】
2.5 現像シャッタ48K
図2および図3に示すように、現像シャッタ48Kは、現像閉位置(図3参照)と現像開位置(図2参照)との間を移動可能である。
【0103】
現像シャッタ48Kが現像閉位置に位置する状態で、現像シャッタ48Kは、受入口46131を閉じる(図3参照)。より詳しくは、現像シャッタ48Kが現像閉位置に位置する状態で、現像シャッタ48Kは、受入口46131と通じる連通口4231を閉じる。そのため、現像シャッタ48Kが現像閉位置に位置する状態で、トナーカートリッジ5Kを本体筐体2から取り外すことにより、ドラムユニット4Kからトナーが漏れることを抑制できる。
【0104】
現像シャッタ48Kが現像開位置に位置する状態で、受入口46131は開く(図2参照)。より詳しくは、現像シャッタ48Kが現像開位置に位置する状態で、受入口46131と通じる連通口4231が開く。
【0105】
図5に示すように、現像シャッタ48Kは、ドラムフレーム42Kに回動可能に支持される。現像シャッタ48Kは、現像シャッタ本体481と、シャッタカップリング482と、第1アーム483と、図示しない第2アームと、第3アーム484と、2つのリブ485,486と、突起487とを備える。
【0106】
2.5.1 現像シャッタ本体481
図6および図7に示すように、現像シャッタ本体481は、受入部423の第1壁4232に対して、連結壁4613の反対側に位置する。現像シャッタ本体481は、第1壁4232に沿って移動可能である。現像シャッタ本体481は、第1壁4232に沿う円弧形状を有する。
【0107】
図5に示すように、現像シャッタ本体481は、第1方向に延びる。第1方向における現像シャッタ本体481の一端部は、第1サイドフレーム421の穴4213を通る。第1方向における現像シャッタ本体481の他端部は、第2サイドフレーム422のスリット4221を通る(図6参照)。
【0108】
現像シャッタ48Kが現像開位置に位置する状態で、現像シャッタ本体481は、連通口4231から離れている(図6参照)。現像シャッタ48Kが現像閉位置に位置する状態で、現像シャッタ本体481は、連通口4231と第2方向に重なる(図7参照)。
【0109】
2.5.2 シャッタカップリング482
シャッタカップリング482は、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、操作レバー53Kのレバーカップリング533に接続される。操作レバー53Kについては、後で説明する。シャッタカップリング482は、第1方向において、第1サイドフレーム421に対して第2サイドフレーム422の反対側に位置する。シャッタカップリング482は、第1環状部4821と、2つのボス4822,4823とを有する。
【0110】
第1環状部4821は、円環形状を有する。第1環状部4821には、第1サイドフレーム421の第1ボス4214が嵌る。
【0111】
2つのボス4822,4823は、第1方向において、第1環状部4821に対して第1サイドフレーム421の反対側に位置する。2つのボス4822,4823のそれぞれは、第1環状部4821から第1方向に延びる。2つのボス4822,4823のそれぞれは、円柱形状を有する。2つのボス4822,4823は、第1環状部4821の周方向に間隔を空けて配置される。
【0112】
なお、図示しないが、現像シャッタ48Kは、第2環状部をさらに備える。第2環状部は、第1方向において、第2サイドフレーム422に対して第1サイドフレーム421の反対側に位置する。第2環状部には、第2サイドフレーム422の第1ボスが嵌る。
【0113】
2.5.3 第1アーム483および第2アーム
第1アーム483は、第1方向において、第1サイドフレーム421に対して第2サイドフレーム422の反対側に位置する。第1アーム483は、第1方向における現像シャッタ本体481の一端部と、第1環状部4821とを連結する。図示しないが、第2アームは、第1方向において、第2サイドフレーム422に対して第1サイドフレーム421の反対側に位置する。第2アームは、第1方向における現像シャッタ本体481の他端部と、第2環状部とを連結する。
【0114】
2.5.4 第3アーム484
第3アーム484は、シャッタカップリング482に対して、第1アーム483の反対側に位置する。第3アーム484は、U字状を有する。第3アーム484の一端部は、シャッタカップリング482に接続される。図示しないが、第3アーム484の他端部は、第2環状部に接続される。
【0115】
2.5.5 リブ485,486
2つのリブ485,486は、現像シャッタ本体481に設けられる。2つのリブ485,486は、第1方向において、連通口4231と第2サイドフレーム422との間に位置する。2つのリブ485,486のそれぞれは、現像シャッタ本体481から第2方向に突出する。2つのリブ485,486は、現像シャッタ48Kの移動方向に互いに間隔を空けて位置する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、2つのリブ485,486の間には、トナーシャッタ52Kの突起522が嵌る。突起522については、後で説明する。
【0116】
2.5.6 突起487
突起487は、第1アーム483に設けられる。突起487は、第1方向において、第1アーム483に対して第1サイドフレーム421の反対側に位置する。突起487は、第1アーム483から第1方向に突出する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、突起487は、トナーシャッタ52Kの凹状部523に嵌る。
【0117】
2.6 クッション部材49K
図2に示すように、クッション部材49Kは、現像筐体46Kの第1現像室461と、ドラムフレーム42Kの受入部423との間に位置する。より詳しくは、クッション部材49Kは、第1現像室461の連結壁4613と、受入部423の第1壁4232との間に位置する。クッション部材49Kは、現像筐体46Kが感光ドラム41Kに対して移動することを許容する。
【0118】
クッション部材49Kは、弾力を有する材料からなる。本実施形態では、クッション部材49Kは、スポンジからなる。クッション部材49Kは、わずかに圧縮された状態で、連結壁4613と第1壁4232との間に位置する。クッション部材49Kは、連結壁4613および/または受入部423に両面テープなどで接着されていてもよい。
【0119】
現像筐体46Kが感光ドラム41Kに対して移動した場合に、クッション部材49Kは、弾性変形する。詳しくは、現像筐体46Kが感光ドラム41Kから離れる方向へ移動した場合、連結壁4613は、受入部423から離れる方向へ移動する。すると、クッション部材49Kは、圧縮状態から復元して、連結壁4613と第1壁4232との間を埋める。
【0120】
また、現像筐体46Kが感光ドラム41Kに近づく方向へ移動した場合、連結壁4613は、受入部423に近づく方向へ移動する。すると、クッション部材49Kは、連結壁4613と第1壁4232との間で圧縮される。
【0121】
クッション部材49Kは、受入口46131を囲む。クッション部材49Kは、連通口4231を囲む。クッション部材49Kは、開口491を有する。開口491は、受入口46131と連通口4231とを連通する。受入口46131を囲むクッション部材49Kが、連結壁4613と第1壁4232とに接触することにより、クッション部材49Kは、連結壁4613と受入部423との間をシールする。これにより、現像筐体46Kの連結壁4613と受入部423との間からトナーが漏れることを抑制できる。
【0122】
3.トナーカートリッジ5Kの詳細
図9に示すように、トナーカートリッジ5Kは、本体筐体2に対して第1方向に沿って装着可能である。より詳しくは、ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、トナーカートリッジ5Kは、ドラムユニット4Kに対して第1方向に沿って装着可能である。そのため、トナーを収容するトナーカートリッジ5Kを、ドラムユニット4Kと分けて交換できる。
【0123】
トナーカートリッジ5Kは、現像筐体46Kの第1現像室461に供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ5Kがドラムユニット4Kに装着された状態で、トナーカートリッジ5Kは、第1現像室461にトナーを供給可能である(図2参照)。
【0124】
トナーカートリッジ5Kは、カートリッジ筐体51Kと、スクリューオーガ54K(図10参照)と、トナーシャッタ52Kと、操作レバー53Kとを備える。
【0125】
3.1 カートリッジ筐体51K
カートリッジ筐体51Kは、トナーを収容可能である。カートリッジ筐体51Kは、第1部分511と、第2部分512とを有する。言い換えれば、トナーカートリッジ5Kは、第1部分511と、第2部分512とを有する。
【0126】
3.1.1 第1部分511
図2に示すように、トナーカートリッジ5Kの第1部分511は、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、現像筐体46Kの第1現像室461に対して、第2方向に並ぶ。トナーカートリッジ5Kがドラムユニット4Kに装着された状態で、第1部分511は、受入部423に嵌まる。トナーカートリッジ5Kがドラムユニット4Kに装着された状態で、第1部分511は、第2方向において、受入部423の第1壁4232に対して連結壁4613の反対側に位置する。
【0127】
第1部分511は、第1方向に延びる(図9参照)。第1部分511は、第2壁5112を含む。第1部分511が受入部423に嵌まった状態で、第2壁5112は、受入部423の第1壁4232と第2方向に向かい合う。第2壁5112は、第1壁4232に沿う円弧形状を有する。第2壁5112は、供給口5111を有する。言い換えれば、第1部分511は、供給口5111を有する。供給口5111は、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、連通口4231を介して、受入口46131と通じる。言い換えれば、連通口4231は、受入口46131と供給口5111とを連通する。図10に示すように、供給口5111は、第1方向における第2壁5112の中央に位置する。
【0128】
3.1.2 第2部分512
トナーカートリッジ5Kの第2部分512は、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、ドラムユニット4Kに対して第1方向に並ぶ。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、第2部分512は、第1方向において、第1サイドフレーム421に対して第2サイドフレーム422の反対側に位置し、感光ドラム41Kと並ぶ。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、第2部分512は、第1方向から見て、感光ドラム41Kと重なる。トナーカートリッジ5Kの装着方向において、第2部分512は、第1部分511に対して上流側に位置する。
【0129】
第2部分512の内部空間は、第1部分511の内部空間と通じている。第2部分512の容量は、第1部分511の容量よりも大きい。第2部分512を第1方向に投影したときの投影面積は、第1部分511を第1方向に投影したときの投影面積よりも大きい。そのため、第2方向における画像形成装置1の小型化を図ることができながら、トナーカートリッジ5Kの大容量化を図ることができる。
【0130】
図9に示すように、第2部分512の外面には、2つのレバー支持部513,514が設けられる。2つのレバー支持部513,514は、操作レバー53Kを支持する。2つのレバー支持部513,514は、第1方向に互いに間隔を空けて位置する。レバー支持部514は、第1方向において、レバー支持部513に対して第1部分511の反対側に位置する。トナーカートリッジ5Kの装着方向において、レバー支持部514は、レバー支持部513に対して上流側に位置する。
【0131】
3.2 スクリューオーガ54K
図10に示すように、スクリューオーガ54Kは、カートリッジ筐体51K内の第1方向にトナーを送る。スクリューオーガ54Kの少なくとも一部は、第1部分511内に配置される。本実施形態では、スクリューオーガ54Kは、第1部分511と第2部分512とにわたって配置されている。スクリューオーガ54Kは、オーガ本体541と、第2カップリング542とを有する。
【0132】
オーガ本体541は、第1方向に延びる。第1方向におけるオーガ本体541の一端部5411は、第1部分511の側壁に支持される。第1方向におけるオーガ本体541の他端部5412は、第1方向において一端部5411から離れて位置し、第2部分512の側壁に支持される。オーガ本体541のうち、他端部5412と供給口5111との間の部分は、トナーを、他端部5412から供給口5111に向かって送る。オーガ本体541のうち、供給口5111と一端部5411との間の部分は、トナーを、一端部5411から供給口5111に向かって送る。
【0133】
第2カップリング542は、オーガ本体541の一端部5411に設けられる。第1部分511が受入部423に嵌まった状態で、第2カップリング542は、第1カップリング40Kに接続される。これによって、第1部分511が受入部423に嵌まった状態で、スクリューオーガ54Kは、第1カップリング40Kから駆動力が入力される。
【0134】
3.3 トナーシャッタ52K
図2および図3に示すように、トナーシャッタ52Kは、トナー閉位置(図3参照)とトナー開位置(図2参照)との間を移動可能である。トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ52Kは、供給口5111を閉じる(図3参照)。そのため、トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置する状態で、トナーカートリッジ5Kを本体筐体2から取り外すことにより、トナーカートリッジ5Kから、トナーが漏れることを抑制できる。
【0135】
トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、供給口5111は、開く(図2参照)。
【0136】
また、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、トナーシャッタ52Kは、現像シャッタ48Kに連動して移動する。そのため、現像シャッタ48Kが現像閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ52Kは、トナー閉位置に位置する。現像シャッタ48Kが現像開位置に位置した状態で、トナーシャッタ52Kは、トナー開位置に位置する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着され、現像シャッタ48Kが現像開位置に位置し、トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置した状態で、供給口5111と、連通口4231と、受入口46131とは、通じる。そのため、トナーを、供給口5111、連通口4231および受入口46131を通して、トナーカートリッジ5Kの第1部分511から現像筐体46Kの第1現像室461に供給することができる。
【0137】
図9に示すように、トナーシャッタ52Kは、トナーシャッタ本体521と、突起522と、凹状部523とを備える。
【0138】
3.3.1 トナーシャッタ本体521
トナーシャッタ本体521は、第2壁5112に沿って移動可能である。トナーシャッタ本体521は、第2壁5112に沿う円弧形状を有する。
【0139】
トナーシャッタ本体521は、第1方向に延びる。トナーシャッタ52Kがトナー開位置に位置する状態で、トナーシャッタ本体521は、供給口5111から離れている(図2参照)。トナーシャッタ52Kがトナー閉位置に位置する状態で、トナーシャッタ52Kは、供給口5111と第2方向に重なる(図3参照)。
【0140】
3.3.2 突起522
突起522は、第1方向におけるトナーシャッタ本体521の一端部に設けられる。突起522は、トナーシャッタ本体521から、第1方向に突出する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、突起522は、現像シャッタ48Kの2つのリブ485,486の間に嵌まる(図5参照)。
【0141】
3.2.3 凹状部523
凹状部523は、第1方向におけるトナーシャッタ本体521の他端部に設けられる。凹状部523は、第2方向において、トナーシャッタ本体521に対して第2壁5112の反対側に位置する。凹状部523は、トナーシャッタ本体521から第2方向に突出する。トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、凹状部523は、現像シャッタ48Kの突起487を受け入れる。これによって、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、トナーシャッタ52Kは、現像シャッタ48Kに接続される。
【0142】
3.3 操作レバー53K
操作レバー53Kは、現像シャッタ48Kを操作する。操作レバー53Kは、第2部分512に支持される。より詳しくは、操作レバー53Kは、第2部分512に設けられる2つのレバー支持部513,514に支持される。そのため、操作レバー53Kが第1部分511に支持される場合と比較して、操作レバー53Kの操作性の向上を図ることができる。
【0143】
図11および図12に示すように、操作レバー53Kは、シャフト532と、ハンドル531と、レバーカップリング533とを備える。
【0144】
シャフト532は、第1方向に延びる。シャフト532は、2つのレバー支持部513,514に回転可能に支持される。
【0145】
ハンドル531は、ユーザによって操作される。ハンドル531は、第1方向において、レバー支持部514に対してレバー支持部513の反対側に位置する。ハンドル531は、シャフト532に固定される。
【0146】
レバーカップリング533は、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、シャッタカップリング482と接続される。レバーカップリング533は、第1方向において、レバー支持部513に対してレバー支持部514の反対側に位置する。レバーカップリング533は、シャフト532に固定される。レバーカップリング533は、円板形状を有する。レバーカップリング533は、2つの溝5331,5332を有する。2つの溝5331,5332は、レバーカップリング533の周方向に互いに間隔を空けて位置する。
【0147】
トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、溝5331には、現像シャッタ48Kが有するボス4822が嵌り、溝5332には、現像シャッタ48Kが有するボス4823が嵌る。
【0148】
これによって、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、操作レバー53Kは、現像シャッタ48Kに接続される。また、上記したように、トナーカートリッジ5Kが本体筐体2に装着された状態で、トナーシャッタ52Kは、現像シャッタ48Kに接続される。そのため、ユーザが、ハンドル531を持って操作レバー53Kを操作することによって、トナーシャッタ52Kおよび現像シャッタ48Kを一括して移動させることができる。
【0149】
4.作用効果
(1)図10に示すように、画像形成装置1では、トナーを収容するトナーカートリッジ5Kを、感光ドラム41Kを備えるドラムユニット4Kと分けて、本体筐体2から取り外すことができる。そのため、トナーカートリッジ5Kをドラムユニット4Kと分けて交換できる。
【0150】
また、図2に示すように、第1現像室461に収容されるアジテータ45Kが回転した場合、羽根452の第2端4522が鉛直方向において開口4631の高さに達する。そのため、ドラムユニット4Kが本体筐体2に装着された状態で、現像ローラ43Kと供給ローラ44Kとを収容する第2現像室462が、第1現像室461の上方に位置していても、アジテータ45Kが、開口4631を通して、第1現像室461から第2現像室462にトナーを安定して供給できる。
【符号の説明】
【0151】
1 画像形成装置
2 本体筐体
4 ドラムユニット
41 感光ドラム
42 ドラムフレーム
423 受入部
4231 連通口
43 現像ローラ
44 供給ローラ
45 アジテータ
451 シャフト
452 羽根
4521 第1端
4522 第2端
46 現像筐体
461 第1現像室
4611 第1側壁
4612 第2側壁
4613 連結壁
46131 受入口
462 第2現像室
463 壁
4631 開口
48 現像シャッタ
49 クッション部材
5 トナーカートリッジ
511 第1部分
5111 供給口
512 第2部分
52 トナーシャッタ
53 操作レバー
54 スクリューオーガ
7 転写装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12