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特開2022-107557鞍乗り型車両用ナビゲーションシステム
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  • 特開-鞍乗り型車両用ナビゲーションシステム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022107557
(43)【公開日】2022-07-22
(54)【発明の名称】鞍乗り型車両用ナビゲーションシステム
(51)【国際特許分類】
   G01C 21/36 20060101AFI20220714BHJP
   G16Y 40/60 20200101ALI20220714BHJP
【FI】
G01C21/36
G16Y40/60
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021002477
(22)【出願日】2021-01-09
(71)【出願人】
【識別番号】520119253
【氏名又は名称】吉原 和男
(72)【発明者】
【氏名】吉原 和男
【テーマコード(参考)】
2F129
【Fターム(参考)】
2F129AA03
2F129AA20
2F129CC16
2F129CC17
(57)【要約】
【課題】鞍乗り型車両の運行に適した情報を提供し、路面状況の悪い路面を走行する際に、車両の電子制御モードを効率的に切替えること。
【解決手段】
IoT端末上で動作し、目的地までの経路情報に、降水(降雪)確率、路面状況、推奨される服装の情報を付与して提供、IoT端末を対応している車両とUSBケーブルで接続すると、車両の電子制御に介入する機能を備えるナビゲーションシステム、並びに低μ路走行用の電子制御モードの切替えスイッチを有する車両を提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
GPS機能を備えたIoT端末にインストールされ、現在地の座標を取得して現在置を地図上に表示するアプリケーションを備え、
目的地や経由地を指定すると、目的地への移動経路の候補を算出する機能を備え、
経路上の降雨(降雪)情報、予測通過時間から、移動経路の降雨(降雪)確率を推定する機能を備え、
前記降雨(降雪)情報と、天候、気温、湿度から、予測通過時間における路面状況を推定する機能を備え、
前記降雨(降雪)情報、天候、気温、湿度から、車両タイプに応じて推奨される服装を推定する機能を備え、
目的地への移動経路をユーザーに提示する際に、降雨(降雪)確率、路面状況、推奨される服装を提示する機能を備える
ことを特徴とするナビゲーションシステム。
【請求項2】
前記アプリケーションは、ユーザーがIoT端末のカメラで撮影した画像のアップロードを受け付ける機能を備え、
画像から、道路状況に問題があると判断した場合は、その情報を位置座標に付与し、システムを利用中、かつ当該位置座標を通過する可能性の高いユーザーに対して、道路状況を通知する機能を備え、
位置座標が付与されていない画像のアップロードを拒否する機能を備え、
位置座標が近似する画像を同一のフォルダに保存したり、同一のタグを付与する事で画僧を整理する機能を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【請求項3】
前記アプリケーションがインストールされたIoT端末が、USBケーブルを介して接続された車両と通信を行う機能を備え、
ユーザーの走行履歴、交通状況、気温、推定される路面状況、位置座標に予め定められた条件に基づき、車両の電子制御を特定のモードに変更する指示を出す機能を備え、
車両は所定の電子制御モードに切り替える機能を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【請求項4】
前記車両は制御切替スイッチを備え、
前記制御切替スイッチを押す事で、ナビゲーションシステムが変更した電子制御モードをユーザーがキャンセル出来る機能を備え、
前記制御切替スイッチは、前記アプリケーションがインストールされたIoT端末がUSBケーブルで車両に接続されていない場合、及びアプリケーションがインストールされたIoT端末がUSBケーブルで車両に接続されているが、電子制御の切替え機能が無効になっている、もしくは対応していない場合には、低μ路用の電子制御モードのOn/Offを切替える機能を備える
ことを特徴とする車両。
【請求項5】
走行履歴を含むユーザーデータは、前記アプリケーションがインストールされているIoT端末ごとに保存され、ユーザーが指定した「走行距離」「日数」「日付」に応じて、走行履歴、天候からユーザーの好みにあった目的地と移動経路を推奨する機能を備え、
IoT端末を交換する場合には、パスワードを指定のメールアドレスに送信、パスワードが入力されたIoT端末に、走行履歴を含むユーザーデータを引き継ぐ機能を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【請求項6】
前記アプリケーションがインストールされたIoT端末を、車両の販売店等に設置されたICリーダーに読み込ませると、システムに保存されているユーザーデータのうち、販売員が顧客対応をするにあたって有用な情報である走行履歴のサマリー等が、ICリーダーに接続されているIoT端末に保存される機能を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両用の情報提供機能を備え、スマートフォン等のIoT端末上で動作するアプリケーションを含む、ナビゲーションシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
GPSを利用した高精度なナビゲーションサービス、並びに詳細な降雨情報を含めた天候情報を提供する天気予報サービスがスマートフォン上で提供され、マイクロフォンにより収集した路面状況をもとに、車両の駆動制御を提供(下記特許文献1)することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-163921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2輪車をはじめとする鞍乗り型の車両は4輪車と比較した場合、降雨(降雪)、低い気温、濡れた路面、未舗装路の走行が不得意であり、これらの状況は運転者にとってストレスとなるが、一般に普及しているスマートフォン上で動作するナビゲーションサービスでは、目的地に至る経路の天候、路面状況と言った情報は提供されないと言う課題がある。
【0005】
ユーザーの走行データが、スマートフォン上でナビゲーションサービスを提供する会社に占有されていると言う課題があるが、GNSSセンサーを用いたナビゲーションサービスを車両に搭載すると、車両価格が高騰するため、スマートフォン上で提供されるナビゲーションサービスからユーザーを奪う事は難しい。
【0006】
現在、2輪車の需要が高い国は、未舗装路の割合が高く、低μ路走行用の電子制御モードに簡単に切り替えられる事が望ましいが、市販されている2輪車の電子制御モードは複数用意されているため、切替えが煩雑という課題がある。
【0007】
IoT端末上で動作し、目的地までの経路情報に、降水(降雪)確率、路面状況、推奨される服装の情報を付与して提供、前記IoT端末を対応している車両とUSBケーブルで接続すると、車両の電子制御に介入する機能を備えるナビゲーションシステム、並びに低μ路走行用の電子制御モードの切替えスイッチを有する車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明における第一の観点としてのナビゲーションシステムは、
GPS機能を備えたIoT端末にインストールされ、現在地の座標を取得して現在地を地図上に表示する機能を備え、
目的地や経由地を指定すると、目的地への移動経路の候補を算出する機能を備え、
経路上の降雨(降雪)情報、予測通過時間から、移動経路の降雨(降雪)確率を推定する機能を備え、
前記降雨(降雪)情報と、天候、気温、湿度から、予測通過時間における路面状況を推定する機能を備え、
前記降雨(降雪)情報、天候、気温、湿度から、車両タイプに応じて推奨される服装を推定する機能を備え、
目的地への移動経路をユーザーに提示する際に、降雨(降雪)確率、路面状況、推奨される服装を提示する機能を備える
ことを特徴とする。
【0009】
より好適には、
前記アプリケーションは、ユーザーがIoT端末のカメラで撮影した画像のアップロードを受け付ける機能を備え、
画像から、道路状況に問題があると判断した場合は、その情報を位置座標に付与し、システムを利用中、かつ当該位置座標を通過するユーザーに対して、道路状況を通知する機能を備え、
位置座標が付与されていない画像のアップロードを拒否する機能を備え、
位置座標が近似する画像を同一のフォルダに保存したり、同一のタグを付与する事で画僧を整理する機能を備える
ことを特徴とする。
【0010】
より好適には、
前記アプリケーションがインストールされたIoT端末が、USBケーブルを介して接続された車両と通信を行う機能を備え、
ユーザーの走行履歴、交通状況、気温、推定される路面状況、位置座標に予め定められた条件に基づき、車両の電子制御を特定のモードに変更する指示を出す機能を備え、
車両は所定の電子制御モードに切り替える機能を備える
ことを特徴とする。
【0011】
より好適には、
前記車両は制御切替えスイッチを備え、
前記制御切替えスイッチを押す事で、ナビゲーションシステムが変更した電子制御モードをユーザーがキャンセル出来る機能を備え、
前記制御切替えスイッチは、前記アプリケーションがインストールされたIoT端末がUSBケーブルで車両に接続されていない場合、及びアプリケーションがインストールされたIoT端末がUSBケーブルで車両に接続されているが、電子制御の切替え機能が無効になっている、もしくは対応していない場合には、低μ路用の電子制御モードのOn/Offを切替える機能を備える
ことを特徴とする。
【0012】
より好適には、
走行履歴を含むユーザーデータは、アプリケーションがインストールされているIoT端末ごとに保存され、ユーザーが指定した「走行距離」「日数」「日付」に応じて、走行履歴、天候からユーザーの好みにあった目的地と移動経路を推奨する機能を備え、
IoT端末を交換する場合には、パスワードを指定のメールアドレスに送信、パスワードが入力されたIoT端末に、走行履歴を含むユーザーデータを引き継ぐ機能を備える
ことを特徴とする。
【0013】
より好適には、
前記アプリケーションがインストールされたIoT端末を、車両の販売店等に設置されたICリーダーに読み込ませると、システムに保存されているユーザーデータのうち、販売員が顧客対応をするにあたって有用な情報となる走行履歴のサマリー等が、ICリーダーに接続されているIoT端末に保存される機能を備える
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る鞍乗り型車両用ナビゲーションシステムによれば、鞍乗り型の車両に最適なナビゲーションシステムを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施例におけるナビゲーションシステムを説明する概略図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係るナビゲーションシステムについて、実施例にて図面を用いて説明する。実施例では、鞍乗り型車両と記述しているが、搭乗者が車外に露出する、もしくは空調が備わっていない車両全般に適用可能である。
【実施例0017】
図1は、ナビゲーションシステムを説明する概略図である。図1に示すように、ナビゲーションシステムは、経路推定手段A1、天候情報取得手段A2、路面状況推定手段A3、服装推定手段A4、ユーザープロファイルDBA5、位置座標DBA6、画像判定手段A7、制御モード推定手段A8、交通状況取得手段A9、パスワード生成手段A10、アプリケーションB1、制御切替スイッチC4、ICリーダーFを備えている。
【0018】
アプリケーションB1は、位置座標取得手段B2を備えたIoT端末Bにインストールされ、位置座標取得手段B2により取得した位置座標をもとに、現在地を地図上に表示する機能を備え、前記アプリケーションB1に入力された目的地と経由地から経路推定手段A1により候補となる移動経路を算出、天候情報取得手段A2により、天候情報提供サービスDから経路上の降雨(降雪)情報を取得、予測通過時間をふまえて、候補となる移動経路の降雨(降雪)確率を推定する。
【0019】
天候情報取得手段A2によって天候情報提供サービスDから、降雨(降雪)情報、天候、気温、湿度を取得、路面状況推定手段A3により、予測通過時間の路面状況を推定する。
【0020】
鞍乗り型車両の搭乗者は走行風にさらされ、空調もないため、外気温の影響を大きく受けるため、天候取得手段A2によって天候情報提供サービスDから、降雨(降雪)情報、天候、気温、湿度を取得、ユーザーが登録した車両タイプを考慮し服装推定手段A4により、推奨される服装を推定、候補となる経路情報に降雨(降雪)確率、路面状況、推奨される服装の情報を付与して提供する。
【0021】
推奨される服装は一例として、夏用メッシュジャケット、夏用メッシュジャケット+防風インナー、3シーズン用ジャケット、冬用ジャケットor3シーズン用ジャケット+インナーダウンの4種類に分類され、車両タイプは一例として、フルカウル、アドベンチャー(アッパーカウル付きのネイキッド含む)、ネイキッドの3種類に分類される。
【0022】
降雨(降雪)情報とは、未来の降雨(降雪)確率及び、過去及び現在の降水(降雪)量を組み合わせた情報となる。
【0023】
車両タイプはユーザーがアプリケーションB1上で指定し、指定した内容がユーザプロファイルDBA5に保存されることが望ましい。
アプリケーションB1に対応した車両CとIoT端末BがUSBケーブルで接続された場合に、アプリケーションB1が車種を識別する情報を取得、ユーザプロファイルDBA5に保存される事が望ましいが、ユーザーが車両をカスタマイズしているケースがある事をふまえ、服装推定に用いる車両タイプは、ユーザが指定した車両タイプを用いるものとする。
【0024】
未舗装路では、道路に轍や陥没が発生し易く、舗装路であっても、冬季は凍結する場合がある。
鞍乗り型車両の代表例である二輪車は、轍や陥没、凍結の影響を受け易いため、ユーザーがIoT端末BのカメラB3で撮影した画像のアップロードを受け付け、その画像を確認し路面状況が危険であると判断した場合には、その情報を位置座標DBA6に登録、当該位置座標を通過するユーザーに道路状況を通知する。
【0025】
位置座標DBA6に道路状況を登録する際に正確な位置座標が必要となるため、画像判定手段A7により、位置座標が付与されていない画像のアップロードを拒否、位置座標が近似する画像データを同一のフォルダにまとめて保管、もしくは位置座標が近似する画像に同一のタグを付与してまとめる等の機能を有する事が望ましい。
【0026】
また、特定の天候条件において特定の位置座標で高確率で発生する轍、陥没、凍結等に関しては、天候情報取得手段A2により、天候情報提供サービスDから天候情報を取得、路面状況推定手段B3により、状況を推定、轍や陥没、凍結等の発生が予見される場合には、その情報を位置情報DBA6に登録、該当する位置座標を通過するユーザーに道路状況を通知する事が望ましい。
【0027】
アプリケーションB1がインストールされたIoT端末Bが、USBケーブルを介してナビゲーションシステムに対応した車両Cと接続された場合、制御モード推定手段A8によって生成された電子制御モードの変更指示がアプリケーションB1を介して、車両Cに伝えられ、電子制御切替手段C3を介して、電子制御モードを所定のモードに変更する。
【0028】
また、車両Cには、制御切替スイッチC4が備えられ、制御切替スイッチC4を押す事で、ナビゲーションシステムが変更した電子制御モードを、ユーザーがキャンセル出来ることが望ましい。
【0029】
制御モード推定手段A8は、天候情報取得手段A2により取得された天候情報、路面状況推定手段A3により推定された路面状況、ユーザープロファイルDBA5に保存された、走行区間に応じた移動速度、位置座標DBA6に記録されている位置座標の走行区間種別、交通状況取得手段A9より得られた交通状況の情報をもとに、制御モードを判定する。
【0030】
前記走行区間種別の一例としては、高速道路/市街地/ワインディング/未舗装路と言った様に分類される。
【0031】
電子制御モードとはブレーキ、トラクションコントロール、スロットルレスポンス、電子制御サスペンションの制御モードを示す。
【0032】
車両の電子制御モードは、アプリケーションB1がインストールされたIoT端末Bと車両CがUSBケーブルで接続されていなくとも、制御切替スイッチC4を押す事で、低μ路用の電子制御モードのOn/Offを切替え出来ることが望ましい。
これは代表的な鞍乗り型車両である2輪車の需要が高い国は、道路の未舗装率が高いため、低μ路用の電子制御モードのOn/Offをボタンを一度押すだけで、切り替える事が出来る事が望ましいためである。
【0033】
一般的な車両の電子制御モードは、複数用意されているため、制御モードを変更する際には「スイッチ長押し」「スイッチの上下で制御モードを選択」「スイッチを押して制御モードを決定」等の操作を行わなければならず、操作が煩雑である。
【0034】
低μ路とは、未舗装路/濡れた路面/積雪路/凍結路等を示す。
【0035】
ユーザーの走行履歴は、ユーザープロファイルDBA5に、アプリケーションB1をインストールしているIoT端末Bごとに保存され、アプリケーションB1に「移動距離」と「移動日数」を入力すると、季節、天候、走行履歴に応じて推奨される目的地と移動経路が提示される。
【0036】
目的地と移動経路の検索方法について一例を説明すると、主要なツーリングスポットを目的地として位置座標DBA6に登録、登録する際に、季節に応じて異なるインデックスを登録する。ユーザーが移動距離、移動日数、移動日を入力し、検索を実行すると、季節に応じたインデックスから、条件に合致する目的地を抽出、天候情報取得手段A2により天候情報を取得、天候の良い順に目的地を表示、ユーザーが天候を含む目的地の情報を確認、任意の目的地を選択し「経路検索」を実行、過去の走行履歴(高速道路、ワインディングの走行率、移動速度区分等)から、ユーザーの好みに合う経路を推奨する。
【0037】
ユーザープロファイルDBA5に保存される情報は、アプリケーションB1がインストールされたIoT端末Bに紐づけて保存されるため、IoT端末を交換する場合、ユーザープロファイルDBA5のデータを新たなIoT端末Bに引き継ぐ必要がある。
アプリケーションB1でIoT端末交換用のパスワードを要求すると、パスワード生成手段A10がパスワードを生成し指定のメールアドレスに送信、前記パスワードが入力された新たなIoT端末BにユーザープロファイルDBA5の内容が引き継がれる。
【0038】
アプリケーションB1がインストールされたIoT端末Bを2輪車販売店に設置された、ICリーダーFで読み込ませると、ユーザープロファイルDBA5に保存されている情報のうち、走行履歴のサマリー等の販売員が顧客対応をするにあたって有用な情報が、ICリーダーFと接続されたIoT端末に連携される。
走行履歴のサマリーとは、高速道路/ワインディング/市街地/未舗装路等の走行区分の走行率、各走行区分における移動速度区分となるが、移動速度区分は、実際の平均移動速度を示すものではない。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、鞍乗り型車両用のナビゲーションシステムとして好適である。
【符号の説明】
【0040】
A ナビゲーションシステム
A1 経路推定手段
A2 天候情報取得手段
A3 路面状況推定手段
A4 服装推定手段
A5 ユーザープロファイルDB
A6 位置座標DB
A7 画像判定手段
A8 制御モード推定手段
A9 交通状況取得手段
A10 パスワード生成手段
B IoT端末
B1 アプリケーション
B2 位置座標取得手段
B3 カメラ
B4 USB接続手段
B5 通信手段
C 車両
C1 USB接続手段
C2 電子制御手段
C3 電子制御切替え手段
C4 制御切替えスイッチ
D 天候情報提供サービス
E 交通情報提供サービス
F ICリーダー
図1