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特開2022-108779バイオメタンガス生成装置と利用技術
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022108779
(43)【公開日】2022-07-27
(54)【発明の名称】バイオメタンガス生成装置と利用技術
(51)【国際特許分類】
   C10L 3/08 20060101AFI20220720BHJP
   C07C 1/12 20060101ALI20220720BHJP
   C07C 9/04 20060101ALI20220720BHJP
【FI】
C10L3/08
C07C1/12
C07C9/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021003900
(22)【出願日】2021-01-14
(71)【出願人】
【識別番号】520009378
【氏名又は名称】オイルレスエナジー株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】315000124
【氏名又は名称】株式会社エコプラナ
(71)【出願人】
【識別番号】712006743
【氏名又は名称】宇野 薫
(72)【発明者】
【氏名】宇野 薫
【テーマコード(参考)】
4H006
【Fターム(参考)】
4H006AA02
4H006AB44
4H006AC11
4H006BE20
4H006BE41
(57)【要約】
【課題】本発明、有機物や有機廃棄物のメタンガス発酵や化石自然メタンガスの精製工程を一切経ない方法で、簡易に人工的合成メタンガスを生成する技術と簡易に利用できる利用方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係るメタンガス生成技術と利用方法は、過酸化水素水とエタノールの分子融合のメタンガス予備的液体を精製する添加剤が必要である。その添加剤は本発明者の需要な組成分として守秘する。又メタンガスの燃焼生成工程における科学反応は、圧力と温度帯の技術によって可能になるが、本発明者の開発触媒によって簡易にメタンガスが発生できる物を利用する事を特徴とする。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明方法は、ボイラーや燃焼機器での利用におけるバーナーコーン内での、燃焼方法の技術と過酸化水素水を含む水液との組み合わせによって出来る特徴とする技術方法。
【請求項2】
本発明は、エタノールから水を主体とする液体と組み合わせによって、メタンガスを生成をする事を特徴とする技術。
【請求項3】
本発明のメタンガス化に生成するまでの工程の中間点において、非メタンガスの状態で利用までメタンガスにさせない特徴とする技術。
【請求項4】
本発明のメタンガス化の化3の最終工程を得る事で、その利用範囲を応用する事でメタンガスを循環再生利用する特徴とする技術。
【請求項5】
前記発明のメタンガス化の流体は、バイオマス燃料を特徴とし、その液体を維持するメタンガス化予備液体燃料とその機器装置方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、石油資源を利用することなく、バイオ燃料を機器配管内で化学反応によるメタンガス発生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、メタンガスは天然ガス以外からの入手は、有機物等の廃棄物の発酵によって生成されている。この従来の生成方法では大掛かりな設備下で集積時間と集積設備によって可能であり、コストと時間に多大な問題があった。かつメタンガスの輸送と利用には危険が伴う為に複雑な管理と利用技術が生じている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013-075273
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
メタンガスを発酵生成する発明は種々提案されている。
特許文献1のように、通常はメタンガスを発酵する媒体となる有機物の家畜の糞や食料の腐食発酵からのメタンガスの採取が基本が殆どである。 本発明は、有機物の発酵による対象物の媒体依存の発酵による生成を、科学的物理反応方法によって段階的にメタンガスを生成させる事を特徴とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題の有機物から発酵による方法を削減するために、既に市場に存在するバイオエタノールに過酸化水素水を混合させる事で、メタンガスに必要な分子組成の基盤を備える事を特徴とする。
【0006】
上記の過酸化水素水(分子組成H3O2-)は、水親性のエタノールにラジカル反応して酸素を放出しやすくなるその為に、同過酸化水素水にエチレングリコール等の化学添加剤を同液体に混和させて、比重の違うエタノールと分子融和混合を十二分にさせる事で、メタンガスの発酵による生成プロセスを省く事を特徴とする。
【0007】
上記の液体は、下記に化学式で説明するがこのバイオエタノールを燃焼利用技術によって、メタンガスが生成されることが特徴である。この特徴はメタンガスの気化損失と利用用途の利便性が保てる効果が有る。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果は、メタンガスの利用用途全般にガス備蓄設備が一切不要となり、ガス気化のロスやガス漏れの事故が一切起きない効果と、本発明のメタンガス化液体の輸送なので、場所と設備利用の用途が幅広く利用できる効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を化学式に基づいて詳細に説明する。尚化学式におけるメタンガス化燃焼利用までの液体から気体化燃焼変化までは、ラジカルに化学反応が起きるものであり化学反応のある一点を指すものではなく、機器製造の工程の様に、メタンガス化とその最終の燃焼利用までの一連を、説明するもで、有る一部だけの証明で無いことを留意されてたい。
【0010】
実施例を説明する前に、本発明者は、過酸化水素水に必要な水分子のクラスターを微細化する水処理方法(国際公開番号WO/2015/145563)を、メタンガス化燃料に必要な過酸化水素水の水のクラスターを微細化する水処理方法が前提とする。
【実施例0011】
実施例は、次の工程で発明の技術とする。先ずは実際の利用バーナーコーンでのメタンガス化生成のメカニズムを説明する。第一に、メタンガス化液体燃料を同バーナー燃焼コーンの第一燃焼の段階で、三工程による燃焼によってメタンガス化とその燃焼利用方法の組み合わせでメタンガス化の発明を説明する。
【0012】
化1は、エタノールのと過酸化水素水を低温反応温度を触媒を利用して、二酸化炭素と水素の燃焼ガス化の化学反応式である。
【0013】
化2は、上記の二酸化炭素ガスに上記で発生させた水素ガスを高温高圧下をバーナーコーン燃焼室で化学反応させる事で、サバティエ反応が起きる。この反応によって本発明の目的媒体であるメタンガスと水性ガスを生成する事が出来る。
【0014】
化3は、発明媒体のメタンガスを同上の燃焼室で高温雰囲気化によって、メタンガスと水性ガスが水性ガス反応シフトがラジカル反応をすることで、最も燃焼効率の理想的な再サバティエ反応が出来る化学反応式である。
【化1】
【化2】
【化3】
【産業上の利用可能性】
【0015】
本発明に係るメタンガス化技術と、ホテル・温泉・ボイラーを燃焼媒体の熱量エネルギーを必要とする加熱設備に新たな設備を変更することなく、直ちに利用する事が出来る。
【0016】
本発明に係る技術と本発明者の過酸化水素水の機器を併用すれば、バイオマス発電等のディーゼルガス化エンジンのバイオマス燃料にも利用できる。
【符号の説明】
【0017】
化1は、発明のメタンガス生成の工程段階の予備的、準備の為の化学反応式である。
【0018】
化2は、発明のメタンガス生成の工程段階に必要なサバティエ反応に必要な分子組成の工程を証明する化学反応式である。
【0019】
化3は、発明のメタンガス生成とその正規の利用方法工程段階の効率効果を証明している化学反応式である。